ヴェイトス地方村 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 煉慈@NYDさんが帰りました。 『(切っ先はぴたり喉下へ。 そこから先はたやすかろ?)』 [Thu 2 Mar 2017 01:32:46]
煉慈@NYD > (もっとも個々がどんなに弱くても、ゾンビの恐ろしさは数とその恐れを知らぬ性質なのだが。  土くれと不明肉の混合体らしき頭部にクナイをつきたて、介錯とする。 頭蓋骨のないそれに刃は易々と沈み込み−−貫通してがちんと音を立てた。) 失態――  否。(五月蝿い男がこうも黙っているのはフラストレーションがたまるのか。つい口に出してしまった。 そして、出したあとで気がついた。) ・・・僥倖!(クナイの先を弾いたのがただの石ではなく、人の手の加わった粗雑な石畳であったと。) [Thu 2 Mar 2017 01:30:44]
煉慈@NYD > (よしんば鉢合わせ、あるいはやむを得ぬという事態に遭遇しても、相手が1や2であればどうと言う事もない。人は慣れるものだ。この騒動開始よりこの方、彼が仕留めた屍人の数も、そろそろ数えるのも嫌になる値に上る。狙う場所、壊し方もわきまえたものだ。 性に合わぬな と何度となく呟いたものだが。)(一旦やり過ごした直後物陰より躍り出、擦れ違いざまに首を切り落として即座に位置を変える。 その挙動は少なくとも、普段の彼の大立ち周りよりはるかに様になっていた。) ・・・。(一度周囲を大雑把に確認してから、火種よりの微かな灯りを取り出して、首実検。 ゾンビの構成肉体は墓場で最初に出会ったものに似る。そのはずだ。この土地では新鮮な遺体など望むべくもない。) [Thu 2 Mar 2017 01:21:45]
煉慈@NYD > (火のないところに煙は立たぬと云う。まして町をのみこまんばかりの騒動だ。 天然由来で起こるには、聊か普通を超えている。 「必ず”ある”」そう心中でつぶやきながら何者かの気配をやり過ごし、同時に僅かな視界・光量を駆使して周囲を確認する。 斯様の地獄を現出させるに至った原因か、その手がかり一つでも探し出せれば、とたんに解決策はシンプルになるのだ。)(何も見つからないときは、地に伏せて耳を澄ましてみるのも一手。素人丸出しの擦れるような音が”向かってくる方向”など感じられれば、其方に歩を進めるのは良い選択肢となろう。) [Thu 2 Mar 2017 01:09:43]
煉慈@NYD > (ただしこの洞窟にいまだ相当数のゾンビが蠢いているとすれば、それらにとってもこの忍者は厄介な存在となるやもしれない。 彼が苦心して維持する隠密状態は、取りも直さずゾンビたちにその存在を知覚されない為にある。凡庸な屍人どもより静かで、低く、機を見るに敏。暗黒の魔力が支配する天然自然の洞窟において、人が地の利を得ているのだ!)(ふうぅ と小さな吐息すら、吹き込む風の音に似る。 岩陰に隠れ、窪地に潜み、点々と道しるべを残しながら、”捜索”は続く。 彼は探している。 彼らはみなそうだろう。ここにあるはずの、ここにあるべきでない何かを見つけねばならぬ。) [Thu 2 Mar 2017 00:58:29]
煉慈@NYD > (無論彼とて忍者であり、暗がりを恐れるようなヤワな修練は積んでいない。ただ視覚と運動を制限されていることは事実で、さらに敵は質は兎も角量的に未知数。情報不足の潜入など命をベットした博打とさして変わらない。十分に働くには、決して強制されたものには持ち得ない鋼の意志力が不可欠・・・いやさ、最低条件だ。そういう連中でも、プレッシャーを感じる仕事だということ。)(いつもの口上や挑発も封印で、極力音を消して洞窟をゆく。幸いというか、中にゾンビが鮨詰めという事はなかったが、点々と残してきた松明や火種意外に光乏しい世界だ。数秒後、同じ状態とは限らない。) [Thu 2 Mar 2017 00:48:50]
煉慈@NYD > (元凶を推定しても、其処に至る道にはいまだ困難が残る。特定された捜索地点は地下洞窟、入り口は狭く、内部もまたある程度行動や装備が制限され得る場所となろう。 市内の自浄作用では手に負えまいとついに組織の出番がきたが、騎馬や航空戦力はその力を発揮できない。 となれば、個人の武芸と小回りに秀でる者をまずは送り込み、状況に応じて増援やら支援やら、という方法がまずは試されるのではないだろうか。) ――。(先遣部隊は志願兵であることが要求される。理由は今洞窟の闇に潜みつつ、慎重に移動を試みている忍者を見れば明らかだ。 その顔に浮かぶ疲労の程を。) [Thu 2 Mar 2017 00:37:45]
お知らせ > 煉慈@NYDさんが入室されました。 『屍人殺手 -Zombie Slayer-』 [Thu 2 Mar 2017 00:24:58]
お知らせ > NYDEM@NYDさんが帰りました。 [Thu 23 Feb 2017 22:28:16]
NYDEM@NYD > (念のため、可能な限り、野営地周辺に結界を張りながら、シーフとレンジャー数名が洞窟の探索に向かったが……入口はかなり狭く、とても大荷物を持ってはいるわけにはいかないらしい。しかもほぼ腹這いで出入りする必要があるらしく、もしも内部にはゾンビがいるとすれば、最悪脱出の際、全員脱出できないかもしれない、とシーフは顔を曇らせながら報告した。だがいずれにせよ、ようやく元凶に切っ先を突き付けた形になる。開けない夜はない。増員を待ち、地下の探索に向かうことになるだろう) [Thu 23 Feb 2017 22:28:10]
NYDEM@NYD > (異変に気付いたのは、追ってきたゾンビたちを一通りしんがりの軽騎兵が駆逐し終わったころだった。前方には新手のゾンビは現れず……随伴していたエクソシストやハラエのまじないや達は、口をそろえ、吸われている、と魔力の方向が完全に変わっていると口にした……なんにせよ、ゾンビが沸かないのであれば好都合である。資材で、床と地面にそれなりの段差を設けた仮設の陣地を作り始める……。生き残りの住民たちの話では、どうやらこの辺りに地下への洞窟、というよりは壁面の割れ目のような空間があるらしい。迷信深い村の者たちは、時折肝試しに来る子供たちを除き、近づこうともしない場所だ。まずはそこを探索するための野営地を設置する) [Thu 23 Feb 2017 22:15:26]
NYDEM@NYD > (ある程度、市内は沈静化し、戦力にも余裕ができたヴェイトス市の連合部隊は、三つの犠牲となった地方村の中心にあたりを付け、進軍を開始していた。 状況の開始は午前から始まっていた。陽動の騎馬隊が該当地域周辺で派手に音を立てながら走り回り、ゾンビたちを誘導しながら、徐々に戦闘しながら離脱していく。何のことはない、単純な反応のゾンビたちを誘導し、ゾンビが少なくなったところを歩兵部隊が侵入し、人知を構築する。そんな手筈であった。駄馬には資材も積まれ、かなり大規模である。むろん全部のゾンビが場を離れたわけでもなく、また戻ってくるゾンビ、湧き出すゾンビもおり、容易なことではなかったが……) [Thu 23 Feb 2017 21:56:32]
お知らせ > NYDEM@NYDさんが来ました。 [Thu 23 Feb 2017 21:38:59]
お知らせ > ジークさんが退室されました。 『やるときゃ頭を思いっきり吹っ飛ばすんだよ! ( 馬車から降りてパーティに乱入だ )』 [Sun 12 Feb 2017 00:17:37]
ジーク > ( 顔に似合わない考え事を中断したのは、出っ歯で痩せてて臆病者のニックだ。 ) なんだい、人が考え事しているときに。 ( 大きな声にびくっと身体を震わせながら、ニックはそういえば、と切り出した。 ) なに、なんだって地下墓地? 村の墓地じゃないのかい? ( ニック曰く、この近くには地下墓地があって、そこの骨になっちまった死体がなんか土や蟲でめかし込んでやってきてんじゃないか。ってことらしい。 近くの村が出来るよりもずっと前からあった古い地下墓地らしく、地元の人間も殆ど存在を忘れているんじゃないかって話らしい。 この男も、意外なことを知っているもんだ。 ) でも、被害が酷いのは街中だってのに、なんだってこんな外れの方の地下墓地まで影響をうけてんだい。 まったくわけが分からないもんさね。 ( また一つ考え事が出来たところで、馬を走らせていた御者が叫んだ。「前のほうで奴らパーティしてますぜ!」そんな気の利いた言い方はいらないってんだ。 ) しょうがないねぇ、あたしらも飛び入りで混ぜてもらおうじゃないか [Sun 12 Feb 2017 00:16:48]
ジーク > やれやれさね。 ( 荷物には木箱に押し込んで布をかぶせておいて正解だ。蟲の汁やら血やらがついた食い物は遠慮したいからねぇ。 ) 奴らが走ってこなくて本当によかったよ、ったく。 ( 広いし夜とはいえ、あたりを見渡すことも出来るし奇襲を喰らうことがないのは街中よりマシといったところか。 それにしたって、死んだ人間って感じがしないゾンビ共はどっから来ているんだい。 ) バケモノかと思えば、頭をふっ飛ばしてみりゃ中身は人間の骨だったしねぇ。 ( 周囲を警戒しながらも、ふと気になったことについて考える。 この近くの村にある墓地とかの死体なら、もうちっとばかり衣服があったり、多少の肉が付いているもんだが、蹴散らしたのは殆ど骨に土くれや蟲共が固まったようなのだ。ゾンビっていうより、普通にバケモノだわな。 ) [Sun 12 Feb 2017 00:10:23]
ジーク > ( 護衛とはいっても、今のところ大変なことになっているのは墓地やスラム、暗黒街とかの死体の山盛りだくさんな場所ばっかりだから、街から外れた場所にいく馬車をがっちりと護衛する必要もないわけだったんだが。 ) 思ったより涌いてくるじゃないか。 ( 行きで1回、そして今さっきの帰りで1回、道にゾンビ共が群がっていたわけだ。 馬が怯えちまって突っ切れないから、今さっき降りて蹴散らしたといったところだ。 だから、今手に持った武器についた血はゾンビ共のものってわけになるんだが。 ) 血っつーか、蟲や土くればっかりじゃないか。 死んだ人間の身体が動き出すとかじゃなかったのかい? ( 引き連れてきた護衛の男、出っ歯が特徴のやせこけた男のニックに聞いても、「知りませんよそんなこたぁ!」なんてあんまり余裕のない声色で帰ってきた。 コイツは臆病だからなぁ、斥候としちゃその臆病さが上手い方向に働いているんだが、こういうのには向いていないね。 こんなのをつれてくるくらいには、まともなのは街の方の仕事に借り出されているわけだが。 ) [Sat 11 Feb 2017 23:57:17]
ジーク > ( 荷馬車の中には、積荷としての地方村から買い付けている牛乳や卵、芋やらの食料と手にメイスやウォーハンマーといった武器を手に持った人間が数人。 ジークリット・ウラ・ギセラ・ヴォーヴェライトこと、このあたしもその中の一人ってわけだ。 ) スラムや暗黒街も酷いって聞いたけどねぇ、こっちの方もそれなりじゃないか ( ため息混じりに愚痴るのは、今の状況についてである。街中にゾンビ共が溢れ始めてからかなりの期間がたっているが、その間も人間ってのは腹も経るし金も稼がなきゃいけないわけで、うちも客は少なくなったとはいえ食料の調達はしなきゃいけないわけだ。 だが、さすがに無防備な状態で輸送をするわけにもいかないってんで、こうして暇で、多少はマシな腕を持っている連中を護衛につけているってわけさ。 人数が足りないし、買い付け先との話もあるから、あたしも多少の武装をしているわけではあるが。 ) [Sat 11 Feb 2017 23:44:47]
お知らせ > ジークさんが入室されました。 『揺れる荷馬車』 [Sat 11 Feb 2017 23:20:23]
お知らせ > さんが退室されました。 『うお高え!怖え!あははははは!!(※たのしそう)』 [Thu 27 Oct 2016 00:16:24]
お知らせ > ジークさんが帰りました。 『食後にはしっかりとツインタワーによる巨大トーテムをやらされたとか』 [Thu 27 Oct 2016 00:15:16]
ジーク > 秋らしい気持ちのいい日だから、外で昼寝でもしているんじゃないのかい? ( 日の当たる気持ちのいい日時計の公園とかでな。 ) 仮想が難しいってんなら、別にそれっぽいもの被るだけでもいいさ。 この時期はうちでも貸衣装を用意するからね。困ったらそれを使いな。 ( なかには気合を入れて仮装する奴もいるから、案外リアルアマウラモンスターやゴーストでもいけるかもしれないけれど。 ポピュラーなカボチャの被り物やら吸血鬼のメイク道具とかもあるから自由に使うといい。 )( 荷運びで身体を使ったから腹は減っている。たらふく食おうじゃないか。 ) [Thu 27 Oct 2016 00:14:01]
> 今日もどうせ暇だから連れて来ようと思ったら家に居なくってつかまんなかったんですよねー。暇なのに。 ( 何処行ったんだか、と暇前提で首を傾げる。 傭兵なんて争い事が無いと暇なんだからなんか副業探しなって言ってんだけどねぇ。 というかこういうバイトこそ傭兵向けだと思うし。 力仕事とか大工仕事とかさ。 姉ちゃんはバカじゃないがアホなので将来が心配だ。 ) ゴーストとかモンスター…難しい…おーい、そっち器足りないから持ってきてー。 ( 腸詰を既に一つ摘まみながら思案。 パーントゥかボゼか或いは柳幽霊か―――お国を離れるならチョンチョンかピシャーチャか。 グロ系しか思い浮かばないんだが。 ) [Thu 27 Oct 2016 00:06:23]
お知らせ > ジークさんが来ました。 [Thu 27 Oct 2016 00:06:00]
ジーク > 中々に手ごわそうな使い魔ばっかりなこって。 ( ガキがすぐに懐くってことは根っこからいい奴ってわけだ。 ) あー、お前の姉ちゃんはこの間チラっと見たが、見た目は本当よく似ていたねぇ。 ヴェイトス市に出てきているアマウラ人は確かに辛気臭さからは離れているような連中ばっかりだわな。 ま、あたしとしてはランみたいな奴の方がいいねぇ。 ( 顔以外のところとかもな。その巨大な収穫物とか。 気が強くて、活発な奴が多い。あたしが遭ったことあるのはそういうのばっかりだ。 ) そうかい、じゃあ適当に楽しみな。ゴーストとかモンスターとかの仮装をしてな、こう言うわけだ。 TRICK or TREAT、まぁ、お菓子くれなきゃ悪戯するぞ。ってなこと言いながら色んなところで美味いもんもらえばいいさね。 ( ガキにせがまれたらちゃんと菓子をくれてやるんだぞ。とは言っておくが。 )( さっきまでカボチャをくり貫いていた場所にはテーブルが用意されて、パンプキンパイにカボチャのスープ。他にはうちが持ってきた腸詰とかも並んで、ちょっとしたパーティ状態だ。 ) [Wed 26 Oct 2016 23:53:05]
> ( そもそもケベス祭からして国を出る前に最後に見た祭りだったりして。 トキノミヤコの伝統みたいに語っちゃっているが。 鈴宮蘭、頭は使わないしすぐなんでも茶化すが、与えられた仕事を給料分こなす事に関しては定評があるのである! 給料分以上働かせようとすると直ぐに姿を消すが。 ようするに使う側がちゃんと使えば有用な人材というわけだ。 ) 使い魔みたいなもんですわ。 祭り本番で街に放って根こそぎ菓子を奪いつくしてくれるわァー!! ( ワァーと子供達が同調する。 多分単純に、子供が安心する顔と声と振舞いなのだろう。 当人がそれ程何もしていなくても子供の方から寄ってくるような。 こういうのはまあ、生まれつきだ。 特に容姿は。 ) いろんなところ歩いて来たけどトキノミヤコが一番爺婆臭いっていうか辛気臭いっていうか自閉症っぽい? 特に女は大人しくしてろって煩かったし、あ、でもあたしと姉ちゃんは全然ッ参考になんないっスから。 ( もっとこう、小さくて大人しくてなんつーの? と要領を得ない説明を。 そもそも国を出てくるミヤコ女なんてみんなそうだろう。 異物だから出てくるのだ。 ) っしゃー、ご飯―――あー、似たようなのは無かったかな…トワンにも無かったし? ( そもそも幽霊の造形として始めて見るパターンだ。 フォーウン、リャルオス、ガンディアなんかじゃまずそもそもこの手の奴はガチで怖い悪霊っていうか畸形っぽいグロ系ばっかだし。 ) [Wed 26 Oct 2016 23:36:50]
お知らせ > ジークさんが入室されました。 [Wed 26 Oct 2016 23:36:47]
ジーク > ( 色んなところを渡り歩いてきただけあって、こういう時に実に頼もしい。 見た目とノリはああだが、仕事はしっかりするし、手は抜かない。 出来る娘だよ。ありゃ。 ) お前はガキの扱いが上手いじゃないの・・・。 ( 全部きっかりちゃんと仕事したら、やってやるからしっかり働けよ! ガキ共を味方に付けられちまったら、もうダメさね。 一度だけだからな!と念入りに念押ししておこう。 ) 何だい、そりゃ。老後の爺さんみたいな祭りは。 ( うちでもやってみるか?菓子じゃつまらないから、適当に腸詰とかにして、お茶はないからそこはエールかワインあたりでいいだろ。 え、全然違う?細けぇことはいいんだよ。 ) 仮装するところはうちらの祭りと似ているけど、何だか荒っぽいねぇ。 何かの訓練みたいじゃないか。  ( あれか。喧嘩祭りみたいなものだろ。一日中気の済むまで殴り合ってすっきりするやつ。 素手と素手でのガチンコでやるって祭りがあるってのは聞いたことがある。 )( 運んでいるカボチャは粗方荷馬車に積み終わったといったところか。 ) そろそろパイとスープが出来るぞ。やるのはそれを食ってからだ。 ( 食い終わる頃には忘れていてくれるとありがたいんだがね。 ガキってのはこういうことの記憶力だけはやけに良いから困るんだ。 ) しかし、つーことはランよ。 このハロウィンって奴は初めてか。 ( ガンディアとかそっちの方ではそういったことはないだろうしな。 ) [Wed 26 Oct 2016 23:20:26]
> はーい! まだ全然大丈夫っすー! ( 水車とか桶とかもなんか所々傷んでたし暇があったら後で板切れでも切っておこう。 この手の仕事は何処行ってもだいたいあるから何度かやっている。 下を向く作業得意じゃないけど。 見えないから。 ) え〜? みんな私がジーク姐さんの上に乗っかるの見たいよなぁ? なー? ( 嫌なアジテーターである。 ガキっていうのはこういう言い方されると大体皆で賛同する生き物だ。 案の定、である。 ) んー、向こうはこの時期静かなもんでねぇ…夏は賑やかなんだけど多分今頃ならあれ、満月を見ながらお茶飲んでお菓子食べてのんびり過ごすみたいな。 秋にわいわい祭りする所とかもあるけどね! ケベス祭とか。 ( ありゃ凄かった、と海を渡る前に立ち寄ったとある辺境の国のお祭りについて語る。 燃え盛るシダの山を守る白装束のトウバと、そこに突入しようとする奇怪な面を着けたケベスが争うエキサイティンなお祭りである。 詳しくは各々調べたし。 ) [Wed 26 Oct 2016 23:05:58]
ジーク > おう、運び込んだ後は屋根の修理とかそういうのも待ってるからな。 ( あれも大概に元気だ。あいつの日々の仕事と夜の声でも聴いてりゃ、体力あることは分かるが。 あたしの方はそこまで見ないな。なんでだ?筋肉に目が行くか。そうか。 ) お前は肩車対象外だぞ。見張り櫓にでもなるつもりかい。 ( さぞ見ごたえのあるタワーが出来上がったことだろう。 案外その上に乗りたいという男児はいそうだが。 ) なぁ、ランよ。お前さんの方ではこういう行事ごとってなかったのかい? そっちにもいるんだろ?ゴーストみたいなそういうの。 ( ヨーカイ。だったか。向こうの方は祭り好きだって聞くしねぇ。 ) [Wed 26 Oct 2016 22:52:00]
> ( 激しい運動で乳の筋が切れる事もあるという怖い話を聞いたので乳下紐(正しい名前をしらない)の導入を検討したい所。 あれ意味あんの? さて。 ) あ、はーいそろそろ運びます〜? ( 左右の小脇にチビガキを抱えたままぴょんぴょん跳ねたりグルグル回ったりしていた乳がようやく動きを止めた。 数人の男児がガン見しているが気にしない。 オスってだいたい何処行ってもこんな感じだしね! ガンディアなんてもっと露骨だった。 ) よし、運ぶよお前たちー。 わーい肩車だー!! ( 巨女と巨女が縦に積み上げられるトーテムポールのようなものが期待される。 それはそれで見応えがありそうなオブジェクトだが。 ともあれ子供達を伴って再び駆け出す無駄なバイタリティである。 これが若さだ! ) [Wed 26 Oct 2016 22:43:38]
ジーク > ( 稲穂以外を揺らすな。収穫物みたいなサイズのものをな。 子供の教育に悪・・・いとかはなさそうなのが不思議なところだ。 ガキ共完全に同類感覚だ。 ) おい、ランよ。ガキんちょ共の相手も程々にして置けよ、と思ったが出来上がっている数はそれなり、か。 ( 中身をくり貫かれてくり貫いた人ごとの個性の出ているジャックオーランタンがごろごろと転がっている。今転がっている分はうちが持って変える分といったところだ。 ) そら、ガキ共。 座ってばかりってのもつまらんだろ。出来上がったカボチャ飾りを荷馬車に運んでおくれ。 運んでくれたら肩車とかしてやっから。 ( 村の男衆よりもでかい女の肩車は結構人気である。 仕事に行っている父親たちは複雑な気持ちになるかもしれないが。 )( ガキ共には16歳児含む。である。 ) [Wed 26 Oct 2016 22:32:34]
> ( 長閑な田舎の長閑な収穫の風景。 稲穂が揺れ蜻蛉が舞う昼下がりにふざけて駆け回る子供達――――の中にダイナミックに上下に揺れる物体をバウンドさせながら混じる16歳児の姿あり。 いやあれは子供達の世話をしているんですよ。 単調な作業に飽きて近づいてくるガキどもと遊びだしたわけでは決して決してない。 荷運びとか力仕事なんかを手伝える人手として連れてこられたバイト、鈴宮蘭である。 アングリマーラでちょっと初の仕事をして遊んで帰ってきた所、声がかかって丁度良く。 )  [Wed 26 Oct 2016 22:23:18]
お知らせ > さんが来ました。 『わはははははは!!!(走り回るガキの中に一際デカいのが一つ混ざる』 [Wed 26 Oct 2016 22:14:17]
ジーク > ( くり貫かれたカボチャの中身は後でパンプキンパイとかスープにして振舞ってくれるらしい。 今手伝いに来てくれている子供たちは母親による強制お手伝いに加えて、このパイとスープが目当てだ。 ) それに店でもな、こういう飾りつけとかすると大人でも何か楽しくなってくるってもんさね。 ( ついでに財布もゆるくなったり、喧嘩が多くなったりもする。 前者は大歓迎。後者はお菓子の変わりに拳骨くれてやるってとこだ。 ) ―――っと、どうだ。中々悪くない出来栄えじゃないかい? ( 顔をくり貫き終わったカボチャを近くの子供に見せ付けてやるが、うちの母ちゃんの方が上手いよ。なんて抜かしやがる。 かわいくないねぇ。いや、ここで母ちゃん引き合いに出すのを考えるとかわいいか。 ) おぉ、そうかい。そいつにゃ勝てないねぇ。 [Wed 26 Oct 2016 22:08:55]
お知らせ > ジークさんが来ました。 [Wed 26 Oct 2016 22:00:08]
ジーク > ( 隣で同じようにカボチャをくり貫いていた、村で一番声がでかいって評判の奥さんに「あんたはもうもらう側じゃなくて、あげる側でしょうに!」なんて言われてしまった。そんなことは分かってるってんだ。 )( ここは地方村のひとつで、この時期になるとカボチャを分けてもらいにやってくるわけだ。 使い道は当然お祭りのアレに使うわけで、うちの宿でもこの時期にあると飾り付けをしたり頻繁には来ないがガキ共に菓子をくれてやったりしているわけだ。 ) 毎日同じことをずーっとやってたら飽きちまうしな、こういうお祭りごとってのはあたしは好きなんだよ。 ( 引退して街のなかで過ごし始めたときはさぞ退屈かとも思ったが、こういうお祭りごとがあったりして飽きないもんだ。 店に来る客たちを見ていても面白い連中がこれまた多いから良い。 )( カボチャは地方村から、仮装の為の衣装も知り合いの服屋に借りる手筈は整っている。 お菓子も店でも作るが全部ってわけには行かない。その辺の注文も終わって後は受け取るくらいってなもんだ。 ) [Wed 26 Oct 2016 21:53:01]
ジーク > ( まだ太陽が頭の上に昇っている。そんな時間のことだ。 )( 夏も終り、空気もどことなく乾いてきて、日の光の暖かさも心地よい具合な秋空の下、子供に老人、村の女衆たちがせっせと作業をしている。 ) なんつーか、この時期は幾つになっても楽しくなってくるよなぁ。 ( そのなかに混ざって男と見間違う程に体格の女がいた。 座り込んだまま、カボチャを抱え込んで、片手に握られたナイフを突き立てて手際よく決められた形に型抜きをしていた。 )( 目、鼻、口の形にくり貫かれたカボチャはまさにお話のなかに出てくるジャックオーランタンだ。 この島じゃ普通に本物も出てくることもあるが、それは置いておこう。 ) [Wed 26 Oct 2016 21:40:16]
お知らせ > ジークさんが来ました。 『昼下がり』 [Wed 26 Oct 2016 21:25:00]
お知らせ > グウェンさんが退室されました。 『先の見えない未来に折れずキリバナ少女は進む。』 [Fri 6 May 2016 04:01:11]
お知らせ > テレサさんが退室されました。 『(今で精一杯なんだから、未来を嘆く暇なんてない。 女の子ってそんなもんだ。)』 [Fri 6 May 2016 03:58:44]
グウェン > 最後の武器?(何だかんだ少女のグウェンには何が女としての武器なのか理解していないのだろう。小首を傾げつつ)うん、それだけが無くなってもきっとバレないよね。(本来存在しない巻数に偽装されていた本の所在は。まぁ、そもそもこの建物が解体された時に中の書物がどうなるのかすら分かっていない。一応は証拠として自警団が預かる可能性が高そうだが、正しく全巻揃っている本に疑いを掛ける物は無く盗まれた事すら気づかれなさそうか。)うん、それじゃすぐに此処から逃げよう。(宿を取る事も考えていたが今の状態では長居するよりもすぐに立ち去った方が良さそうだろう。来た時は後々の事を考えて馬車を使ったがテレサが飛べるのならそれで逃げ帰るのが一番だろうし。)おやつ…そうだね。戻ったら食べよう。出来たら…特製クッキーもね?(冗談か本気かそんな事を口にしながら二人で建物の外へと出ようか。ヴェイトスに戻った後の事はその時考えよう。) [Fri 6 May 2016 03:55:20]
テレサ > その意気その意気。最後の武器は、私なんかに使うもんじゃないね!(ちなみに自分は涙を上手く使えない が。)ん、そういう事なら盗ってっちゃえ。どーせ此処の連中じゃ、”読めない”ンだからさ!(やけに積極的に賛成した。=ある程度の興味があるのか。 テレサに持ち帰らせるよりは平和な結末が待っているだろう。)準備が出来たらサッと此処を離れるよ? おやつの時間もあることだし、ね!(村から脱出してしまうのが一番安全だろうか。魔女であるところのテレサにとっては、箒一本あれば馬車を待つ必要だってないのだ。) [Fri 6 May 2016 03:44:42]
グウェン > (あまり化粧気の無いグウェンだからかテレサの言葉に妙に納得するだろう。それはグウェンが無意識にテレサが本質的にそれを体現していることに気付いたからかもしれない。)そうだね。どんな事でも目指して見ないと分かんないし、一つ上の女か。まずはそれを目指してみようかな。(何となくアーサーくんに初めて会って叱られた時の様な感覚を思い出す。あの時と違って今は励まされているんだけど、何故か同じように世界が開けた様な感覚を感じていて。貴女が心をへし折らなかった事で少女はまた再び立ち上がる事が出来たようだ。うん、確かにもう戻らないとだね(テレサに撤収を促されればグウェンも素直に従おうか。一応、今ならと言うか普通に臭いと言ってもきっと怒らないのでたまに指摘するのも良いだろう。まぁ、かなりへこみはしそうだが。)此処を出る前に…その本は私が持って帰る。もしかすると何か使うことがあるかもしれないから。それに…誰かがそれを読んで万が一私みたいな人を増やそうとして欲しくないし。(不法侵入の挙句に窃盗とかかなりアレだがグウェンとしては見つけたそれをそのままにはしたくなかったようである。まぁ、貴女が持ち帰ると言えば渋々ながらも拒否はしないかもしれないが。) [Fri 6 May 2016 03:35:32]
テレサ > ま、お化粧みたいなもんだよね。 乳がなきゃ詰め物するし肌が荒れたら上から塗っちゃうのが女の子ってこった。(その理論を別人化レベルで実践した果てが今目の前に居るテレサであるからして、ある種の説得力があったのかもしれない。)おう。  戻れない、ってだけで、目指しても構わないンだからね。 一つ上の女ンなってみせにゃ損だと私は、思う!(あ、良かった、なんとかなった。 って感じの顔になってしまったけど、ひとまずは乗り切った、か?ここでグウェンを打ちのめせば膨大な魔力が手に入ったわけだが、後味の悪い力を使いたくない、って思うだけの分別はまだ残っているようだ。) そういう意味じゃ大先輩みたいなもんだな、私は。 いつでも構わないけどさ――そろそろバレるよ?(女の子にくせぇ! とは言えぬ。 悪い匂いの分類じゃないからまだいやな感情はおきないけど、大凡隠密行動には向かない状況だぞ。)まず出よう。 此処に用はなくなったんだし―― 例の二人が第二ラウンドに夢中なうちにね? [Fri 6 May 2016 03:16:23]
グウェン > (悪魔からすれば知っていてもそれに答える理由はなかったのだろう。それを求める契約をしなければ応じないのが契約した悪魔なのだから。)(伸ばした手は掴まれない。しかし、その体が受け止められるのであれば自然と貴女に抱きつく様な形になりそうか。顔は貴方の胸に埋められ腕は回るだろう。テレサの言葉が聞こえてくる。とても耳触りに良い言葉の羅列。事態を解決も好転もできない言葉。それでもグウェンは泣きながら、嗚咽を洩らしながら聞き続ける。すぐに元通りなんて事は無いが少しずつ落ち着いてはきたのか貴女に回した腕を離し)ありがとう、お姉ちゃん。やっぱり、お姉ちゃんと一緒で、良かった。(鼻を拭きながら泣いた事で酷い状態になっている顔にぎこちない笑みを浮かべつつ貴女にそんな言葉を告げよう。)もう戻れないって、ショックだったけど、お姉ちゃんが居てくれたから、少し大丈夫になった。きっと戻っても大丈夫。多分、お姉ちゃんに色々と聞くかもしれないけど。(落ち着いたとはいえまだ上手く言葉に出来ないのだろう。グウェンは改めて貴女に抱きつこうとするか。少なくとも貴女の言葉はグウェンの心を落ち着けさせ、アドバイスは少女に小さいながらも希望を持たせたようである。)(ちなみに本人は気づいていないが感情の昂りにより悪臭と言っても支障の無いレベルで柑橘類臭くなっている。) [Fri 6 May 2016 03:03:25]
テレサ > 恨むぜ・・・クッソ意地悪先生。(テレサの契約した悪魔は”結論教示者”。全ての出来事の真実を知るという。ならばこの状況に至ることを知っていたはずだが、特に助言はなかったようだ。) ・・・私は魔女だからさ。 話半分で聞いとけね。そうするかは自分で決めりゃ良いし、そーするかは勝手だ・・・こういうとホントクソだな私って。(無用な前置きは緊張からの深呼吸みたいなものだ。テレサは伸ばされた手を取らない。取る資格がない。変わりにグウェンを胸元に抱き寄せるみたいにして、何とか元気付けようとする。)コレが事実なら、簡単じゃないかもしれない――でもさ、全部があっぱらぱーになった訳じゃないじゃんよ。今日死んじゃうわけじゃないし、明日枯れるわけでもないし・・・ なんとかすりゃ海にも入れるかもしれないし。好きな奴できたらアレ食わしちゃえばいいし! ちなみ私の彼氏なんか人間じゃねーよ? ハラワタが石でできてんだってさ!(喋りだせれば、徐々に調子よく言葉は出てくる。 耳に気持ちのいい言葉だけは並べられる。)ああ脱線したな・・・今すぐ理想の通りになれないなら、その間はなんとか取り繕うしかない。(言葉を聴いて、頷いて泣いてやれれば、きっと少しは落ち着いただろうに。そのアドバイスが真に響くかどうかもわからないけど。) [Fri 6 May 2016 02:37:46]
グウェン > (グウェンはテレサの様に心を許せる相手と出会い、今の住居に住み始めてからこのままで良いかもしれないと思う事もあったが人に戻る事を完全に諦めた事は無かった。漠然とではあるがいずれは元に戻る日が来てキリバナであった時を懐かしむのだろうとグウェンは思っていた。しかし、現実は無常であり非常であった。)お姉ちゃん、私は頑張れば元に戻れるのかな…。(本があった場所に視線を落したままグウェンは尋ねる。先ほどまでの空気から一変。寒くないはずの部屋に重く冷たい気配が漂う。祭囃子が微かに聞こえる。顔見知りの少女の嬌声が微かに聞こえる。しかし、どの音も耳には残らず流れていく。グウェンは泣きそうな顔でテレサを見た。)ねぇ、お姉ちゃん。私ね、この身体になったからお姉ちゃんと出会えた事は良かったと思うよ。だけどね、私ね、ずっとこの体でいたいとは思ってなかったんだ。知ってた?元の身体に戻ったらさ、お姉ちゃんと一緒に海に行ったりね、もしかしたら好きな人と一緒に一緒に…(キリバナでも出来る事は山ほどある。しかし、キリバナでは出来ない小さな日常もある。グウェンはそんな日常をたまに夢想していた。しかし、その全てが拒否された時、グウェンの中にあった何かが音を立てて壊れた。)ねぇ、お姉ちゃん、私はどうすれば良いの?どうしたら良いの?(気付けば大粒の涙が頬を流れていた。だけどもグウェンは気にせずあなたに縋りつくようにくず折れながら手を伸ばすだろう。) [Fri 6 May 2016 02:10:05]
テレサ > (コレが日常での潜入だともっとピリピリしたものになっていただろう。 お祭りムードのまま行為は進む。 知らないことは幸せだ。ここに居る全ての人間が、知らないことで平穏を保っている。)(知恵の実は我が手にあり。女の左手に這う蛇は、はたしてそれをイヴに差し示すよう促した。) ・・・人生やりゃできるもんよ。(数十秒の後、このセリフを後悔する事となる。 テレサが本を一人に読ませるなんてありえない。 覗き込むさ。)・・・これって。(持続する”呪い”ではなく、魔術としては一過性の”変質”だったということか? 服は脱げば脱げるが、焼かれたクッキーは小麦粉に戻ることはない、と そういうことか?)(――それは厳密には種としてのキリバナですらないのかも? どうして良いか分からないで呆としている所に、本が返された。)その・・・ グウェン――・・・(もはや無力となった本を抱えたまま、辛うじて名前を呼ぶことができた。) [Fri 6 May 2016 01:49:48]
グウェン > (テレサが見つけた本にはグウェンが掛けられた魔術の全てが書かれている。要約すれば通常であればグウェンが掛けられた魔術は封印した神格と同化する事で現人神を生み出す為の魔術を改悪する事で作られたものであり、その神性を意図的に広く薄く撒き散らす様に調整する事で大量のキリバナを作る事が出来る物であると書かれてあって。そして元となった魔術の本質同様、それは他者を貶める為の呪いではなく人をより高みへと昇華させる福音であるとも書かれてあるだろう。さらにご丁寧にも治療により回復するものでも無ければ、呪いの様に術者に返す事や別の受け皿へと移す事が出来ない事まで追記されていた。また手記の最後には魔術師がこの魔術の使用に際して同胞と意見が対立したものの自身はこれを強行した後に国外に逃亡するつもりであり、自身が残したこれを読んだ同胞の意思が変わり動揺の儀式を遂行し自身の意思を継ぐ事を願うと締められているだろう。)(全てを読んだグウェンは掛けた張本人が残した手記を見て理解したのだ、自分に掛けられたものを解く方法が無い事に。) [Fri 6 May 2016 01:32:33]
グウェン > (目立ち難いからと祭りの日を選んだのだが、どうやらその選択は想像以上に良い結果を生んだ様である。)…ちょっとね。(グウェンも敬虔では無いがそれなりに信仰心あるパプテス教徒であった為にやはり思うことがあったのだろう。本人が知らない所で少なからずの共通点であったり思うことがあったりとするが、恐らく互いがそれを知る日は来ないのだろう。)明るいかー。うーん、何となく大学の教授みたいな感じになりそうな気が…あ、何か見つかった?(何となく自分が師事する教授とかの顔が浮かびつつ。人前に出られれば大学の講師、出られないと書籍というのも乱暴な区分けではあるが。そして何やら目ぼしい物をテレサが見つければ小走りで近づき)都合よく見つからないと思ってたけど、やっぱり探してみるものだね。(早速テレサが見つけた本を読ませてもらおうか。ただ、テレサがその本を先にグウェンだけに読ませるのであればその表情が徐々に険しくなり)…。(全てを読み終えると本を返した。とても弱弱しい力でだ。) [Fri 6 May 2016 01:28:13]
テレサ > (総合して、お祭りで目の前を離れていたのは本当に行幸ってところだ。流石のテレサも其処までの効果を想定してクッキーを作ったりはしていない。)木の実の爆弾があるところじゃちょーっと不謹慎な例えだったかな?(原型のテレサは敬虔なパプテス教徒のおっぱいのうすい純朴田舎少女である。最早知るものは誰も居ないし、好転を本人が望むまい。こうした過去からグウェンの事件への思い入れが生じていたという背景話。)大学みたいに発表会でもあれば、もっと明るい連中になってただろうね!私達魔女とかその成れの果てみたいな―― ヘイ!ビンゴ!(世間話は中断だ。少し大きい声が出てしまったが、魔術作用が始まった時点でグウェンを見切り手招きだ。) こりゃ魔素(エーテル とか発音するアレ)によるあぶり出し・・・って奴?自警団のミナサンじゃわかンないだろーよーこれ。(魔女術側に傾いてるテレサには、原理の理解でもギリギリ、って感じのレベルだろう。 魔術の全容が載ってるか否か、事件の動向も含めて、詳細に関してはじっくり読まないとちと難しいのではないか―― とりま、全てはグウェンに見せてからだ。) [Fri 6 May 2016 01:09:24]
グウェン > (貴女が違和感からその本を手に取り観察するのならばその本が実際には存在しない巻数の物であり、また微かではあるが魔力を帯びている事に気付けそうか。そして長く放置されていた為か、はたまた魔女の貴女が触れた為か。本に掛かっていた魔法は効力を失ってしまったのだろう。開いた瞬間はそれっぽい事が書かれてあったページの文字がのたうち回るミミズの様に動き出しその並びを位置を形を変えて本来の姿へと変えていく。時間にして数秒の変化。それが終わり貴女に見せる本来の姿はある魔術師の手記であって。そして具体的な内容はエコテロリストの同胞との意見の対立とグウェンをキリバナに変えた魔術に関する記述だ。) [Fri 6 May 2016 00:58:40]
グウェン > (板が剥がれた事と中に人が入った形跡の二つがあれば誰かの侵入を許した事がバレそうなものだが、入られた理由が村の少女と盛ってましたとなれば報告しづらいだろうし万が一発覚してもそれが露見する可能性は低いか。少なくとも自分達は知らぬ存ぜぬを通せば大丈夫だろうし、祭りなのでスリルを求める為に若い村民が使ったと思われる可能性があるかもしれない。)知恵の実か…そうだね。(少し複雑な表情でテレサの言葉に頷こうか。テレサが触った場合の変化は不明だが、少なくとも好転的な結果は望めなさそうである。)んー、やっぱり目に付いて欲しいんじゃないかな?自分の発見を広めたいみたいな。(言われてみると意外と主張の強い呪術書のことに自分も周囲を探しつつ答えて。魔術の探究者っていうのは自己完結しているように思えて意外に答え合わせと言うか情報の共有がしたいのかもしれない。単に自慢したいだけかもしれないが。)あー、確かにそう思われちゃうかな。(考えてみると問題行動起こす魔女と良いとこのお嬢さんであれば自分が何を言ってもテレサが疑われるだろうなという事に気付く。世の中はレッテル貼りではないが、心象の悪い物に対して勝手な想像や憶測をするものだから仕方ないのだが少し複雑な表情を浮かべるか。) [Fri 6 May 2016 00:51:26]
テレサ > (板を外した時にクギごと抜いたようだ。  つまり、脱出時は戻せない。自然と壊れたふりしとくのが賢明だろう。) あくどい事なら何でも助太刀しちゃう気分だ。 といっても、最後に知恵の実を齧るのはそっちの仕事だよ?(あくまで手助けくらいしか出来ないからだ。魔術学科の端くれとして簡単な知識くらいはあるから、特徴的な書物やアイテムは見逃さないだろうけど。・・・流石に危ないものは警戒するか。)(すでに魔術で変容しているテレサがそれを食らったらどうなるか分からない。) ほいほい。 ・・・呪術書って大抵見た目で主張してくるンだよなぁ。 寂しい奴が書いてるんだろかーって思わない?(お、いい明かり、なんて喜ぶぞ。 実のところ、暗くしてからの光源については何も考えてなかったらしい。)そして半裸のおねぇさんを強引に誘った娘の称号を手にする? ま、疑われるのは魔女のほうさ。(魔女術の書物などは開いてみるが、系統の偏り繭を顰めては「なんだこりゃ」と言って閉じる、を繰り返すことになるだろうか。件の書物にも手を伸ばすが―― それにとどまらず、報告前に中身をのぞいてしまうのがテレサの性質だ。)何だこりゃ。(本を開くたびにそれしか言ってないが、果たして内容は?) [Fri 6 May 2016 00:34:36]
グウェン > (ローブで壁の穴を隠す姿に板を戻すのは難しいのかな?なんて思いつつも口にはせず)うん、早く探しちゃおう。あ、きっとテロに関係のある物は持って行ったと思うけど、私の身体に掛かった呪いみたいな魔術的な本は残ってる可能性があるかもしれないしそういった本を探してくれないかな?あとは…前に話したとは思うけど、万が一変な石の付いた果物とかを見つけても私みたいになるから触らないでね。(中に足を踏み入れたグウェンは貴女に探す物に関しての指示を伝えるだろう。それとは触ってはいけない物がある事も。)…見つかったら私が強引に誘ったっていうよ。(そして探し出す前にそんな事を言って笑うと詠唱句を口ずさみ部屋を照らす小さな光を生み出そうか。ぶっちゃけいざとなったら本気でそう言い張るつもりだ。)(二人の視界に入る背表紙の大半は植物やキリバナに関しての物である事を示すタイトルが書かれているだろう。稀に神樹と呼ばれる様な物に関しての書籍や薬学や魔女の魔術に関する物もある。そしてその中で貴女は一冊の本を見た時に違和感を覚えるだろう。それを手に取るかは貴女次第だ。) [Fri 6 May 2016 00:21:06]
グウェン > ふふ、本当すごいよ。お姉ちゃんが居てくれたからすごい助かってる。(テレサのお調子者的な反応を見てもグウェンは素直に褒める。実際、やってる事の凄さもあるが言葉の通り助かっているし感謝しているのだ。一応、左手の刺青には気付いたが今は深く尋ねず)確か自警団の人が調査してからずっと人が入らないようにしてたらしいからね。まぁ、あの事件の後からはそもそも人の出入りがなくなってたらしいけどね。(テレサと同様に軽く咳き込みつつグウェンは説明するだろう。)(グウェンが聞いた限りではある連続放火事件によるとばっちりから偶然この建物が環境テロリスト集団「ラヴフォレスト」の拠点の一つだったという事が発覚したものの、自警団が調査の為に建物内部の様子を探った段階で明らかに人の出入りが暫く無い状態だったらしいとか。一応、2つの問題に関わった場所という事もあって自警団員が念の為に様子を見ているらしいが、流石にそろそろこのままにしておくのも不味かろうという事で建物の解体が計画されているという。) [Fri 6 May 2016 00:15:53]
テレサ > これ、私しか出来ないんだからね! もっと称えても良いし、称えてもいい。(選択肢になってないが、前半は実は事実だ。 取り寄せの魔術は召喚術では初歩とされるが、本来は膨大な消耗を必要とするもの。闇の中で鈍く光る左手の刺青がその秘訣だが、今は関係ない話か。)けっふ。 酷いなこりゃ。(埃に軽く咽る。言葉は状況に対する文句であるとともに、どうしても”進入自体は隠せない”って事が確定したことに対する嘆きだ。) ・・・要するにとりあえず目立たなきゃ良いんだよね?(よっこいせ、となんか田舎くさい掛け声と共に、着ているローブを脱ぎさって壁の穴に引っ掛け、穴を覆う。 それでもある程度は漏れるけど。) コレでよしだ。 急いでやっちゃおう。 万が一バレたら面白い誤解されるよ?(なんせ下着姿みたいなもんだからね。 性的魅力に溢れるが無個性・・・つまり男性的理想像をしているので、逮捕でもされれば色々と問題になる可能性は多いゾ。) [Fri 6 May 2016 00:01:05]
グウェン > (流石に分別は付いているので食べる状況でしか特製クッキーを食べるつもりはないようである。一瞬、今回の事が無事に終わったら祝勝的な感じで食べてやろうかと思ったけど、色々と問題があったら不味いので自重する事にしたとか。きっと戻ったら淫売窟のどこかのお店に行きたいとかのたまうぞ。)終わった?おぉ、やっぱりお姉ちゃんってすごいね。(見てないので何が起きたかは分からないがいつの間にか板が動かされているのを見ると目を見開く勢いで驚こう。自分が扱う魔法とはベクトルが全く違う魔法と言うのはやはり新鮮と言うか不思議な物に見えるのだろう。)あ、うん。入ろう。(起きた出来事に少し驚いていたせいでテレサが先に入って行ってしまった為に後から追う形で自分も中に入ろう。)(二人が足を踏み入れた建物の中は薄っすらと埃が積もりしばらく人の出入りが無かった事を示しているだろう。また自警団による調査があった為か本棚にあったであろう本は全て床であったり机の上に置かれている。人の気配は当然無い。)あっ、灯りはどうしよ?壁がそのままじゃ光が漏れそうだし…。(真っ暗な建物の中で探索する訳にもいかないので魔法で部屋を照らそうとしたところで入ってきた穴に気付いた。) [Thu 5 May 2016 23:46:23]
テレサ > 女の子はちょこちょこ謎があるものよ? 私くらいになるともうナゾのかたまりってもんで。(疑えばきりがないが、テレサはやっぱり魔女なのだ。)・・・何度かそれで食いつないだこと、あるなぁ。間違って食べないように分けてあるよ流石にね。 ・・・何?食べたいの?(ちなみに製作者だからってその影響から逃れる事は出来ないのだ。食べていい状況で、ね?)(別件逮捕されかねないからね?) 『frugativi et appellavi! 地の底にてある様が、地の上にてもそうありますよう!』(こうして自分の血で印をつけた物体を、テレサは自由に手元に取り寄せることが出来る。起こる現象は地味なれど、非常に便利な魔法だ。 小道具の取り寄せのほか、対象から離れて唱えることで扉や鍵などの障害物をずらしてしまったり、外してしまったり。 少し汚しただけで、問題の板はそっと地面に横たえられる結果となる。) ・・・あらあら立て付けが悪かったみたいだね。 昨日は風がつよかったからなー?(昨日の天気など知らぬ。能天気に板を踏みつけにしてキメ、しかる後に入室を促そう。 ちなみに一瞬でも躊躇すると先に入っちゃうぞ。) [Thu 5 May 2016 23:32:21]
グウェン > (お祭りの日で無ければ高確率で不審者として発見されていそうなタッグというのは中々にアレである。普段のテレサを見ているせいで先輩もちゃんと目立たない様に抑えているなとグウェンは錯覚しているようだが。)んー、気になるなぁ…。(この先輩魔女は往々にして予想を飛び越える行動を行うが、どうやら今回もグウェンがしないだろうと思っていた事を堂々とやってのけたらしい。まぁ、グウェンとしては色々と気になるも今はそれを掘り下げる必要が無いと判断したのかそれ以上は何も言わないだろう。)え?食べられるの?あー、そう言えばなんか見たことある感じ。…特性クッキーとかも入ってるの?(よくよく見ればそういった物があったななんて思い出したようである。ちなみに後で食べるし特製クッキーが入ってると聞くとちょっと嬉しそうにするぞ。)やっぱりこっちからか。あ、うん、分かった。(魔法的な知識があるグウェンはテレサの意図を理解したのかテレサが視界に入らないように気をつけながら周囲を窺う。儀式と言うのは術者以外が見てはいけないと言う制約がある物もあるので周囲を窺う視線は自然と険しくなる。) [Thu 5 May 2016 23:12:05]
テレサ > (それでもテレサのどこにでも居る魔女装束に比べたら不信感は2割減だろう。 ピンクのストライプは自重して、儀式用ローブじみた黒基調の格好をしている。 肌に張り付くので無駄に扇情的だが。) んー? 内緒にしとこっかなー。(凛々やカインを嵌めた際の薬の発展系であるし、知り合いが”主な”犠牲者になるが・・・ヒント「お菓子作りのお願いは毎年来る」) かわいいだろうー。 コトが上手くいったら中身を二人で食べよっか。(くす玉状になっており、御菓子で満たされているんだとか。判断力を持つその使い魔は、頼まれるとこくりと頷く高知能。) ・・・うーん。 そしたら板だねやっぱりな。 ちょっと待って。周り見てて。(板の前まで戻ると、小さなナイフを取り出して指を近付ける。)・・・いてて。コレ毎回いやなんだよなー。(犯罪者の拠点で魔女が奇妙な流血(指先ちょっと)の儀式・・・・この瞬間が一番見られちゃ困るところだ。) [Thu 5 May 2016 23:01:01]
グウェン > (描写が抜けていたがグウェンの格好は傍目から見るとこの季節にしてはかなりの厚着であり頭もフードなどでしっかりと被っている。それは単純に臭いが漏れないようにする為であるが、傍目から見ればちょとした不審者である。そして自警団と少女のカップルがどうなるかはまた別の話である。グウェンとしては押したつもりだがどう転ぶかは未来のみぞ知る。)人体実験って一体誰に…まさか大学の人とかに?(物が物なので人体実験と聞くとちょっと心配そうに尋ね様か。流石にテレサでも知り合い以外には配らなさそうな代物な気もするが、何故か無差別に配ったとか言う図が浮かんだらしい。ほら、知り合いに使って副作用とか出たら怖いし。)あ、お姉ちゃんの使い魔?ちゃんと見ててねピニャータちゃん。(自分達が放れてても監視を引き継いでくれればより安心であろう。)確か扉に鍵穴があったと思うから扉には鍵が掛かってると思う。(腐ってもテロリストの拠点であるためか防犯はしっかりしているといった所なのだろう。流石に閂の様な物までは付いていないが、それでも無理に開けるのならば痕跡は残りそうか。) [Thu 5 May 2016 22:44:34]
テレサ > (ちょっとエッチしたくらいでブッ壊れるような恋なら最初からしなければいいのだ――最近の彼女の信念である。 縺れ込んだ後にそっちに集中してもらう効果も期待できるし、お菓子が何か変だった と味や気分で気付く鋭い輩は少ないのでこれでひと安心。流石にシチュエーションで疑われたらダメだが、上手くやったぞ女の子。)そりゃーもう人体実験してるからねー。あとは若い二人にお任せだーんふふふふ♪ ピニャータ、実況。(帽子の中からひょこりと顔をだし、飛び降りた黒猫型のぬいぐるみが、監視を引き継ぐことになる。 ラブポーションの作成のみならず、こういう潜入工作さえも経験者。その気になれば鍵や封鎖を突破もできる。) あとを残すのは避けよっか。 このっくらいの板ならそっと外せるけど・・・正面、どうなってたっけ?(ただ鍵や蝶番を取り除いたりすると余計にあとが残る。悩みどころだ。 現場の正面、一応確認促そうか。) [Thu 5 May 2016 22:23:23]
グウェン > (ちなみに目的の建物はカップルが居た方向とは真逆、距離は同じ位の処にあるのですぐに辿り着く。そしてグウェンは建物の側面、壁に放火事件の際に付いた焦げ跡と未だ補修しきれていないのだろう明らかに異質な板が貼ってある場所にくれば)えっと、此処からなら入れそうだと思うんだけど…此処から入るとこの板が割れそうな気もするしちゃんと前から入った方が良いのかな?。(そう言うと少し痛んだ板の端の緩くなっている部分を軽く動かしつつ尋ねよう。自分一人であればここを使わざるを得なかったがテレサが一緒なら正面から入る事も可能だと考えたらしい。ちなみに事前に相談した時は様子を見て決めるという判断になったとか。) [Thu 5 May 2016 22:14:50]
グウェン > (情事に及ぶ少女が口に銜えたのはグウェンの先輩である魔女が作ったクッキー。勿論、単なる美味しいクッキーと言ったはずもなく色々と昂る物が隠し味に入った特製の物。視線の先にいる少女には自身の本当の目的を隠した上で効果だけを説明し恋路の後押しという形で渡したのだが、どうやら自分が描いた筋書きに沿う様に使ってくれたようである。)(クッキーに含まれていた薬の効果に加えて雰囲気が後押ししたのか少し戸惑っていたような男も相手の意思を受け応えるように身体を求め返し…そう待たずに周囲には祭囃子にくぐもった嬌声が混じり始めることになるだろう。もしかすると不要であったかもしれないが、押す手は一つより二つあった方が確実だろう。それ前進の一歩か踏み外しの一歩かは別として。)とりあえずあの様子なら暫く大丈夫そうかな?それにしてもお姉ちゃん特製クッキーってすごいね…。(潜入する上で最大の壁であった存在の排除に成功した事を確認したグウェンはすぐ近くで同じように覗き見しているであろうテレサに対してそう口にしつつ目的の建物の方へと向かうか。) [Thu 5 May 2016 22:09:08]
テレサ > いざって時には意外と手段を選ばないものよ?(声を殺してんふふと笑うのは、いつもより少ーしだけ派手さを減じた格好の魔女。 少々の雑音なら祭囃子が掻き消してくれる、悪戯には御誂え向きの状況だろうか。お膳立てなどしなくても、お祭りとえっちはセット販売みたいなもんなんだけど―― ) なんせ私への「お菓子作り」のお願い、毎年来るんだからね! ・・・で、どう? 最後まで見てく?(テレサ本人は様子を余り確認しない。 自分の「作品」に自信があるからだろう。 グウェンの肩に顎のっけるみたいに後ろから顔出して、方針確認とか。) [Thu 5 May 2016 22:02:27]
お知らせ > テレサさんが入室されました。 『女の子っていうのは――』 [Thu 5 May 2016 21:45:47]
グウェン > (ヴェイトスから馬車で1時間程の場所にある地方村。そこは決して大きい村では無いが一日に数本の駅馬車が停まるくらいには栄えているような場所である。また今は村の名産品である羊毛を得る為に行う羊の毛刈りが終わった事を祝う収穫祭ならぬ毛刈り祭りが行われている真っ最中であった。)(そんな祭りに賑わう村の片隅の木陰で今まさに情事に及ばんとしている人影が二つ。よく見れば片方はこの村の少女、もう一方は特徴的な青いコートを着ている事から自警団員である事が分かりそうか。少女は近くに置いてあったバスケットから何かを取り出し口に銜えると男にしなだれるように身体を寄せ…)はー、あの子って意外とやるんだなぁ…。え、あれまさか口移ししてるの!?(そんな情事の場から少し離れた近くの建物の影。灯りのないそこからこっそりとその光景を覗く少女は小声で驚いて。) [Thu 5 May 2016 21:39:39]
お知らせ > グウェンさんが入室されました。 『遠くから祭囃子が響く中』 [Thu 5 May 2016 21:31:29]
お知らせ > グウェンさんが退室されました。 『翌日、考えを巡らせながら駅馬車で戻るだろう。』 [Fri 23 Oct 2015 00:54:12]
グウェン > (此処に来る前に考えていたように直接接触して行動に移すべきか、それとも何かしら手が無いかと考えていた所)ん…?(不意に窓の下の方から扉が開かれる音が聞こえて。その音に何気なく視線を向けると続けて女性の声が聞こえる。)誰だろ?(視線の先にあったのは灯りとそれを手にした女性の人影。確かこの宿の従業員だったろうか?人影は早足で先ほどまで見ていた自警団員の所へと向かうと手に持っていた何かを渡し一言二言交わしたようなところで宿へと戻り中へと入る。時間的に恐らくは夜警への差し入れだろうか?ただ、グウェンにとってはその内容よりも夜警の人物と接触したという事、そしてその差し入れを持って行った人物の性別に思うことがあったのか)もしかしたら…とりあえず聞いてみてかな?。(静かに窓を閉めて部屋を出れば、戻ってきたばかりの従業員に偶然を装い話しかけるべく階段を降りるだろう。) [Fri 23 Oct 2015 00:54:06]
グウェン > (グウェンはその事件の被害者であり潜入する理由も中に自分の体の変容に関しての調査だが正面から交渉して通れるとは流石に思っておらず。その為に今回の様に少し手の込んだ方法で潜入しようとしている。ただ、それは仮にも此処ではない地方村の地主である父親や家族に迷惑を掛けないようにする必要もあるように思え)あの人の名前をどうやって聞くかな…。(此処に来るまでは別に自分の正体がバレても問題ないだろうと思っていたのだが、より現場で考えをめぐらせるとなるだけ自分が関わったという痕跡や証拠は残したくなくなって。テレサに媚薬入りのクッキーの製作を頼んだ時は名案だと思ったのだが、より安全策を取るとなると想像以上に難易度が高いことに今更気付く。まぁ、だからと言って今更計画を中止する事は無いのだけども。) [Fri 23 Oct 2015 00:41:26]
グウェン > (自警団員が立つのはいくらか前に放火事件に巻き込まれる形で一部が焼け落ちた家の前。それは一見しただけでは何の変哲も無い普通の家だが、実は過去に街全体が賑わうお祭りに爆破テロを仕掛けたテロリスト達の隠れ家であって。と言っても、放火事件の一件もあり注目を受けた事でテロリストからは恐らく放棄されているだろうが。ただ、捜査や調査の類は終わってもまだ野次馬の類がチラホラと居るのか警備されている。そして少女が計画するのはそんな場所への潜入。)んー、とりあえずノートを書く時には問題なさそうだけど…。(グウェンは自分が思い描いている計画の懸念材料が一つ消えた事に安堵しながらも次の考えをめぐらせて。) [Fri 23 Oct 2015 00:26:42]
グウェン > (どんな事でもそれに対しての下準備をしておいた方が問題なく進みやすい物である。そしてとある地方村の小さな宿屋二階の一室。その部屋を借りたキリバナの少女も今まさにある計画の下準備を行っていた。)お昼の時は見えるか心配だったけど灯りがあるからちゃんと見えそうだね。(少女は星と月の明かり以外に照らす物の無い部屋の窓から少しだけ頭を出して。そして幾らか離れた場所に置かれた灯りの傍に立つ青いコートを着た一つの人影を観察するように見ながら呟く。) [Fri 23 Oct 2015 00:15:04]
お知らせ > グウェンさんが来ました。 『下準備』 [Fri 23 Oct 2015 00:08:49]
お知らせ > アイリさんが退室されました。 『これは…野性味の溢れる濃厚な味わいだ!!』 [Sun 27 Sep 2015 03:12:06]
アイリ > ―――これはすごい。 では戴きます。 ( そんな話をしている内にアリア藩チャーシュー麺が届く。 麺を覆い隠すほどのチャーシューに大きめに刻んだ大蒜、ニラ、玉葱。 麺は中太麺でボリュームは普通サイズを注文した御者の物ですら相当の物だ。 肉体資本である私、ひいては騎士ならば大盛りで完食出来て当然であるが―――トレボーニウスは替え玉2回くらいは行くだろう。 トレボーニウスの騎士団に入ったジゼル・シャリオはそろそろあれを真似てみせるくらいには成長しないものだろうか。 ) ( さて、麺が伸びてしまう。 熱いうちに頂かなくては。 ) [Sun 27 Sep 2015 03:10:38]
アイリ > ―――宿泊? 寝泊りも出来るのですか? ああ…確かにそれは――― ( ここまで馬車を乗り継いで片道4時間。 アリア藩チャーシュー麺(大)1,000yenに対し、旅費が往復3,000yen程かかる計算である。 今から少し休憩して即帰るとなると厳しいのは確か―――だが。 ) いえ、明日の午前中からの軍…会議に間に合わせたい。 食後暫く休んで帰ります。 ( 御者ともそういう旅程で話をしてある。 馬車で眠れば問題ないだろう。 食後ゆっくりと涼しい地方の自然の中で休むという魅力的な提案だが――――仕事に支障を来たすような趣味であってはならない。 それでは、それこそ、何の愁いも無く疚しいこと無く楽しむ事などできなくなってしまう。 ) [Sun 27 Sep 2015 02:52:47]
アイリ > ( 綺麗とは言い難い、街道沿いの騎士団詰所の様な建物の中にアマウラ風の座敷席が幾つか、椅子のカウンター席が6。 ぼんやりとした橙色の灯かりに照らされた壁には乱雑な手書きの張り紙が何枚か張ってある。 「自家製味噌500yen」「お持ち帰りアリア藩(麺二玉入り)500yen」「醤油だれ(小)200(大)500」 こういうのもあるのか。 先に出された水をちびちびと含みながら店内を観察する最中、御者や給仕の女性との会話に時折混ざりながら過ごす。 素性の話を控えてただ、噂に聞いて是非一度来てみたかった、という旨だけに留めつつ。 なにも疚しい所など無いが、話すべき事でもない。 何より私は絶品ラーメンを楽しみに来たのだ。 私の話をしに来たのではない。 ) [Sun 27 Sep 2015 02:38:02]
外套姿 > ( 信じられないような山奥の僻地に御者御用達の絶品ラーメン屋があるという噂を聞いて辿り着いたのがここ、アリア藩ラーメン平八である。 こんな僻地にもかかわらず、ピーク時には10人もの行列が店外に出来る事もあるとかいう俄かには信じられない話であったが、既に香る醤油大蒜系の濃厚な香りが噂の真実味を帯び、期待に胸が高鳴る。 店内に入ると若い女性の二人が出迎え、厨房ではご年配の女性が笑顔で会釈をしている。 こんな時間だからか他に今の所客の姿は無く、流石に失礼だと感じて私はフードを下ろして外套を脱いだ。 どのみちこれから体温が上がるのだ。 スープはピリ辛系だという話なのだから。 ) ――――私はアリア藩チャーシュー麺を。 ( 何はともあれ…食だ! ) [Sun 27 Sep 2015 02:24:09]
外套姿 > ―――いえ、入りましょう。 その為に此処まで来たのですから。 ( 僅かな休暇を利用して、人の伝手を当たってようやく辿り着いたのだ。 周囲の人間に悟られぬよう細心の注意を払い、不在を訝しがられぬよう偽の情報を流し、余計な邪魔が入らぬよう入念に準備を整えた。 今日この日の為だけにだ。 この御者も全く縁もゆかりも無かった人物だったが、人から人へと仲介を経て、志を同じくする者として非常に快く今日の日程を空けてくれた人物だ。 既に何度かここを訪れている彼の足取りは非常に頼もしい。 ) そう、ここが… ( 「アリア藩ラーメン平八」 木造の小さな小屋の様な建物の入り口にはそう、力強い筆文字で大きな看板に描かれていた。 ) [Sun 27 Sep 2015 02:09:42]
外套姿 > ( ヴェイトス市中心区画市街地から遥か遠く、ちょっとした山道を登っていくような緑深い僻地―――野菜畑と林業、僅かな観光業で成り立つ小さな村の更にその外れ、村の家々からも離れた参道の途中にその灯かりはある。 いったい誰か何のためにこんな所にと不思議に思うが、どうやら案内を買って出てくれた個人馬車の御者によると、村の更に奥にある二つ目の村に行く途中の道で、自分たちの様な荷運び屋駅馬車の御者、或いは個人の旅人なんかが途中で立ち寄る為の休憩所が原型だったという。 こんな僻地に縁のない人間からしたら知る由も無いような所だが、ある時期から彼ら御者仲間たちの間で噂になり、知る人ぞ知る所となったのだという―――――。 ) まさか本当にこんな所にこんなものが存在するとは―――存在できるとは。 ( 闇の中、小さな馬車が狭い道の脇の、停留場とも言えないような草の生えたスペースに停まる。 フードを被り直して外套の前を閉じて外へ出ると、流石にそろそろ肌寒くなってきている。 季節的な物なのか、少し標高が高いからか―――どちらもか。 ) [Sun 27 Sep 2015 02:01:10]
お知らせ > 外套姿さんが入室されました。 『 辺境の山村に一つポツンと燈る… 』 [Sun 27 Sep 2015 01:49:20]
お知らせ > ロリータさんが帰りました。 [Sat 29 Aug 2015 15:54:24]
お知らせ > アーサーさんが退室されました。 『後になって「昼間のロリータはどうしたんだろう?」なんてちょっと気にはなったりするのだ』 [Sat 29 Aug 2015 14:35:41]
ロリータ > ………。 ( 失敗した…。何これ超難しい。あ、目瞑ったからか…。鼻を押さえながら、涙目なのは痛みのせいだけじゃない。 ) ごめんなさい、バランスを崩したわ…。 ( 私のバカ。大バカ。超バカ。ウルトラ…バカ。 ) ( すちゃ、と眼鏡を正す。さあ…楽しいお時間はおしまいだ。だが、私は決して諦めたわけではない。失敗に終わってしまったが、次こそは…。一度は踏み出せた一歩だ。また踏み出せるはず。 ) ええ、是非…また遊びにきて。 ( アーサーのことで頭が一杯で注意を払えなかったが、フォーウンの文字で書かれた手紙という収穫はあった。何が書かれているかで、また違った展開を見せるかもしれない。本当は、何もわからないのが一番なのかもしれないけど――。 ) [Sat 29 Aug 2015 14:32:41]
アーサー > 何の文面だか誤魔化せるといいんだけど…ティアンの小説の一部だとか、偶然拾ったものだとか? ( まぁ大学の先生がたまたまこの村に関係ある人って事はそうそうないと思うけど。 大学の先生、最近ちょっと信用できないからなぁ…お父さんも含めて変な人ばっかりだ。 ) そうだね、市に戻って調べて、またそのうち―――他の休みとかにでもお邪魔していいかな? 今度はちゃんとお邪魔する準備して来るよ? ( 今回、お土産とか何にも無かったし。 その代わり大学でのロリータの赤裸々な日常話を披露する事は出来たけど。 みんな興味津々だったし。 ) ちょっと埃っぽいし外の空気を吸いたいね―――今何時くらむぎゃぁ!? え、なに?なに??? ( 急にロリータが早口になったと思うと視界が暗くなって何か硬い物―――ロリータの鼻かなにかが私の鼻に激突してものすごい激痛に襲われる!! 鼻って凄い痛いのだ…少し高い所にかけておいたハンガーがころっと落ちてきて当たるだけで超痛い――――それに近い痛みに悶えながら何事かと。 弓矢でも飛んできたのかっていう急なアクションだった! ) [Sat 29 Aug 2015 14:26:49]
ロリータ > ア、アサー。 ( 噛んだ。ロリータは突然目を瞑りながらアーサー・ヴィンの唇を奪いに行った!それは暴挙!薄暗い上に目を瞑っちゃあ、命中率は低そうだ。後先?きっと美味しいだろう。 ) [Sat 29 Aug 2015 14:14:07]
ロリータ > 知り合いはいないけどまあ―― 大学なら調べられるわ。先生にもイエロティアの人は居るし。 ( 突然、翻訳してくださいって渡すのもびっくりされそうだが。内容が不穏なものなら、さらにびっくりされそうだ。 ) もしミリーさんの両親がこれを見ていたら、怪しんだと思う。でもこんなの噂にもなってないから――。 ( 私たちがこの情報の第一発見者だろうか? 自分の死後や行方不明になった際に、自動的に恥ずかしい所有物を抹消してくれる魔法があれば…。 ) 返すのも、きっとゆっくりでいいんじゃないかな…もう誰も所有者はいないんだし。 あ…うん、大丈夫…。 ( 全然大丈夫じゃないわ。あなたがこんなにいけずな人だなんて知らなかった。もういいわ、そっちがその気なら…っていうかその気じゃないなら私にも考えがある。女の方からするなんてはしたないって思ってたけどヴェイトス市じゃ女が強いのよ。そう聞いている。ああ、あなたのほうが背が低いんだった。でも、あなたが悪いのよ! ) [Sat 29 Aug 2015 14:13:02]
アーサー > あんまり詳しくないんだけど何かの小説とかで読んだ事が――――イエロティアの知り合いとかいる? 辞書で調べて大雑把には分かるだろうけど、ほら、言い回しってあるじゃない。 “鍋が薬缶を黒いという”みたいな。 ( アマウラ的に言うと「目くそ鼻くそを笑う」である。 直訳で見逃しが無いとは限らない。 ) そうだね、ミリーさん宛て…の可能性が高いよねぇ。 御両親にラブレター読まれた上に他の手紙と一緒に保管されてるんじゃなかったら。 ( 酷い仕打ちである。 急に家から姿を消すと君もそんな目にあうかもしれないぞ!気を付けろ! 誰と話しているのだ。 ) うーん…後で返しに来ればいいかな? あ、でも辞書なり人に調べて貰うなりするとまた村に戻ってくる事になっちゃうよね…大丈夫? もう戻ろうか? 結構いろいろ調べたけど思ったほど収穫もないし。 ( 疲れたのかな? それとも飽きちゃっただろうか、と不意にロリータの態度にまた違和感を感じて顔を覗き込む。 覗き込むっていうか見上げる。 大丈夫? と。 ) [Sat 29 Aug 2015 14:00:48]
ロリータ > あー…フォーウンかアマウラか、似た文字を使うんだっけ。 ( 見ていて肩が凝りそうな文字だ。角というのはどうも威圧的だが、短い単語に限ってはちょっとかっこいいと思える部分もある。一部の人の間では、タトゥーにするのが流行ってる。 ) ( あぶく銭とか。 ) …………。 ( 近い近い近い。アーサーの体温や香りや息遣いが間近で感じられる。男って大抵クサいけど、アーサーはなんだかいい匂いがするんだよね。私はもう、心臓がはちきれそうだ。 ) な、内容もちょっと…書き写すには長いしね。こ、ここにあるのは送られてきた手紙ってことだよね?フォーウンとかアマウラの人…か。それ以上に、ミリーさんはこれを読めたんだね。 ( 読めると思ったから送られてきたんだと思うし。それは少し意外だ。こんな文字、大学で専攻してるか文化に馴染みがなければわからない筈だ。もともとの識字率だって怪しいのだから。 ) 持って帰っちゃえば? ( アーサーが近くにいるせいで、ロリータはうわずった声でそんなことを言ってしまった。 ) [Sat 29 Aug 2015 13:46:18]
アーサー > そっか…流石に大した理由も無くちょぉっと聞きにくいなぁ。 どういう人が住んでるか、くらいは調べられそうだけど。 ( たまたま後から来た人が空き家を買っただけかもしれないけど、元々村に居た人が大した理由も無く新たにそこに住むような「理由の分からない事」があったら気を付けよう。 あらゆる事に「理由」は必ずあるのだ。 ) んんー? なぁに? …この文字ってフォーウンかな?アマウラかな? 流石に読めないや…辞書でも無いと。 ( 恋文の内容の情熱的な文面に対するリアクションの薄いこと。 むしろ文章中に暗号とか裏の意図とかないか、裏面に全く別のヒントが無いかとか調べ始める始末―――その際もロリータに肩をくっつけて頭をゆらゆら揺らしながらである。 これはあれ、気心知れた同性の友達に対するスキンシップの類だ。 男子相手には絶対やらない類の。 ) これ気になるな…メモしてもいいけど同じ書き方を再現できるかなぁ。 ( フォーウン文字を見た通りメモ帳に書き写して果たして同じ文字が書けるだろうか? ものすごく複雑だ。 ) [Sat 29 Aug 2015 13:35:42]
ロリータ > ( 直線と角が多用された文字。日常的に使用するスペルとは明らかに異なった文体。突然目に飛び込んできた異様さは、まるで呪いの文章にも見えるかもしれない。だが、見たことはある。何と書いてあるかわからないが、確かに見た。フォーウンの字で書かれた手紙だ。強い筆圧から、書き手の情念のようなものも感じられる。 ) [Sat 29 Aug 2015 13:27:03]
ロリータ > …そういえば、住んでた家ってのは聞かないなあ。うん…そうかも、ここみたいに廃墟になってるわけじゃないのかも?例えば、もう別の誰か住んでたりとか。 ( ここは廃墟っていうわかりやすい状態だから、誰もが知っている。しかしまだ廃墟になっておらず使われている家なら、こちらから聞いたりしない限りは教えてもらえないかもしれない。 ) ( アーサーから感じられる知的な香りと、気遣い。心配り。しかしこういう話題というか、状態になると―― 脈が無い。それは「他に彼の好奇心を刺激しているような状態」だからだとロリータは思っていた。今みたいな―― 何かを調べている時だ。でも、それにしたって…。 ) アーサー…あのね。 ( 久しぶりに、最初に出会った時の不機嫌そうでおっかないロリータ・ヘイズが顔を覗かせたが、密着した状態というのがそれを宥めてしまった。これが彼なりのアプローチなのかしら、なんていう勘違いすら。ロリータとて、経験の浅い奴なのだ。 ) え、えっと。わかんない、フツーに廃材の下にあった。き、気付かずに放り出したのかな? ( 何せ、よく見てなかったのだ。だからロリータからすれば……”隠れてしまっていた”感じだ。 ) ( さて、手紙の内容は他愛の無いものだ。文字も紙もかなり劣化しているが、断片的にもその内容を拾うことが出来る。やはりコステロとの恋文が中心だが、内容は見ているほうが恥ずかしくなるような詩的な言い回しが多様されている。二人ともそういうのが好きだったんだろう。だが、その中で明らかに異質なものが一枚。 ) [Sat 29 Aug 2015 13:26:40]
アーサー > ( 遠まわしに「あの外れにある家はどうしたんですか?」なんて聞き方をしたらどうだろう? お喋りそうな人は聞いても居ない事情を口にするかもしれないし、よそ者がそういう話をしていると聞いて慌てて顔を見せる誰かも居るかもしれない。 ロリータに迷惑をかけるといけないし、手としてはちょっと危険なんだけど。 どうしても足りない情報があるならその時は考えよう。 ) やっぱりちょっと曖昧な人だな―――そっちは此処みたいに廃墟になってないのかな。 御家族居ないんなら。 ( 身寄りが無い人。 周囲の目が無い人。 空白の多い人。 当事者だけに気にはなる。 案外コステロって人のパーツを埋めるだけで色々見えてきそうなんだけど。 ) ( さてロリータ・ヘイズはもう少し目の前のちんちくりんな19歳児をよく観察した方がいいかもしれない。 なにせ今までも暗くてひと気のない所で二人きりになる機会は多かったし、そういう時の反応の無さ具合とか、色気のある話に対するリアクションの無さとか、そこいらへんを突っつかない限りそもそもその意図を気付いて貰えすらしないのだから。 アーサー事プルネラ・リプセットの主観が一時的に男性を演じている女性である限り。 それと、精神年齢のバランスが非常に子供っぽい時と冷静なときとアンバランスであったりとかも。 ) …何だろう。 人が触った跡が無いな…これどういう風に置いてあった? 隠れる感じ? 隠す感じ? ( 意図的に隠された物だろうか? 肩を押して歩いて来た延長上でロリータと密着したまま手紙をかさかさと無遠慮に広げ始める。 知的好奇心が遠慮とか良識とかを吹き飛ばすタイプである。 ) [Sat 29 Aug 2015 13:10:04]
ロリータ > ( 大人は子供に余計な話はしないものだ。したところで理解するわけでもなし、そういう悪い影響がありそうな話は自然と避けられる。子供もそれを察し、自分から聞いたりしなくなる。今はどうか―― 聞けば答えてくれる人もいるかもしれない。 ) どうだろ―― でも、理由もなく他所から移り住んできたりはしないと思うし。コステロって人に親が居ないのも、何というか――「その両親に不幸があって」みたいなニュアンスで語られてた感じだと思うから。昔から住んでいたんじゃないかな。 ( どうしてもこのあたりになると、かなり情報が曖昧になる。これにはロリータの推測まで付与されるのだ。 ) あ…。 ( またしても、ロリータ・ヘイズの勇敢な試みは失敗に終わったのだ。このまま勢いあまって押し倒されるのならば話は別だが、そんなんじゃないし、後ろにあるのはベッドじゃなく廃材だ。 ) ( 廃材の中に落ちていたのは宝石箱のような大きさの木箱だ。宝石箱のような装飾は一切無いが、造りが頑丈でまだ使えそうだ。鍵もかかっていない―― かかっていたら、あなたはまた別の心配と共に、手持ちの鍵を試してみなければならない羽目になっただろうが。中を開ければ出てくるのは手紙の束だ! ) [Sat 29 Aug 2015 12:54:52]
アーサー > まぁ、子供のロリータに聞かせる意味が無い話だってあったのかもしれないしねぇ…今なら聞けるのかなぁ? ( 埃の積もった床や机何かを手で払い、片膝ついて机の裏側とか鏡の裏側に至るまであれこれ触りまくる。 心理的に人が何かを隠す場所、安直な人ならここ、慎重な人ならここ、と当事者の感覚を想像しながらあれこれと。 何もないなら何もなかったんだ。 必ずここで何かあったとは思ってない。 大したことのない理由で二人で街に行ったっきり村とは関係ない理由で帰ってこないのかもしれない。 すぐ戻るつもりだったけど何らかの理由で戻れなくなってしまったとか。 それはそれで事件だけど、この家、この村とはまた別件だ。 ) コステロさんって人もこの村に昔から? そっちの家はどうなってるんだろう? ( 村の人たちにこの話を蒸し返すのはまだ早い。 何の理由も根拠も無く好奇心で首を突っ込んでいるだけなんだから。 聞けたらそりゃあ早いんだろうけど、私はただの学生だ。 自警団員とか探偵とか肩書きがあれば別だけど。 ああ、少年探偵アーサー・ヴィンだったっけね…名前だけ偶然。 お父さんのせいで。 ) えー? いないとも限らないよぉ、こう、例えばそこの―――んっ、あれ、なんだろ? ( 床の下とかに、と冗談でも言おうと思ったらロリータの肩越しに見えた何か。 間近に迫ったロリータが進路を遮っていたからその肩を押してバックさせながら目的の物体に一直線である。 色気のない社交ダンスのようだ。 ) [Sat 29 Aug 2015 12:42:24]
ロリータ > 余計なことに首を突っ込むのはよくないって思ったのかもね。…ということは、何らかのトラブルを予感してた人がいたってことかしら。 ( まあ、駆け落ち説がそれなりに有力だったとはいえ行方不明になっているんだ。何かあったのかと思うのが人間か。 ) 屋根裏部屋があるのが普通だけど―― 屋根、壊れちゃってるし。コステロさんもねえ、両親がいなくて独りで住んでたってことぐらいしか私も――。 ( 廃材置き場を、行儀悪く足で除けて調べたりする。棘とか刺さったらいやだし、変な虫だっていそうじゃないか。調べ方としては良くないが。 ) …。 ( やけに活き活きとしているアーサー。こんな離れに二人きり。ロリータ・ヘイズはハプニングを期待していた。 ) …ねえ、アーサー。ここには私たちしかいないよ、その…。 ( どうしてこんな所の存在を教えたんだ、二人っきりになるためじゃないか?アーサーだって、知っててOKしたんじゃないか。ロリータはアーサーへと歩みを進め、身体を近づけさせ。 ) ( そしてロリータの肩越し、ロリータが蹴っ飛ばして崩れた廃材の山に埋もれた何か―― 小さな木箱が見えた。朽ち果てそうな木材の中、やけに形がしっかりと残っているものだ。 ) [Sat 29 Aug 2015 12:23:53]
アーサー > そっか…失踪直後はまだ何年かご両親が住んでたんだもんね。 かと言ってご両親が亡くなってから昔の事件の事で立ち入ったりは―――誰もしてないのかな。 ( 全く誰も入った事がないって事は無いかもしれないけど。 家主が居なくなった家を村の責任者とか近所の人とかが見るくらいはあったかもしれない。 そういう痕跡と、そうじゃない痕跡―――明らかに別の意図がありそうな跡はないだろうか? この廃材みたいなのは? どうしてここだけ整理したんだろう? 誰がどのタイミングで? ) ここ平屋だよね? 屋根裏部屋とか地下室とかはどうなんだろう―――あとは…コステロって人の素性が曖昧なんだよね… ( 口には出さないけど「先生」もだ。 ロリータが信頼を置く外からの人間だけど、私からしたら少し目立つキャストだ。 好感の持てる人というのは好感を持たせるような努力なり意図なりを持つ人でもある。 よく言えば周囲に気を配ってる人で、悪く言えば周囲を警戒している人。 ) ( 割と普段のんびりぼんやりしている事の多いアーサー・ヴィンが機敏で生き生き、且つ饒舌になっている。 そっちはどう? なんてロリータの肩越しに覗き込んでみたり。 やはりこういう事が好きなのだ。 他人の意図や思惑の絡むパズルのようなものが。 ) [Sat 29 Aug 2015 12:09:56]
ロリータ > ( ミリーが行方不明になった後も、両親がここに住んでいたのだ。両親が他界するまで好奇心に駆られた誰かが家の中を調べることはなかっただろう。目に付くのは今にも壊れそうなクローゼットやら机やら。扉が壊れていて、開かずとも中身が空だと見てわかる。部屋の隅に木材の破片が積み重なった、廃材置き場みたいなものがある。家の中を簡単に片付けようとして、部屋の隅に纏めたみたいな。 ) [Sat 29 Aug 2015 11:56:46]
ロリータ > ううん…多分だけど、誰も調べてない。はっきりしない部分もあるし、当時事件性を疑ってた人がどれだけいたか。疑っていたとしても、わざわざ調べようと思った人がどれだけいたか。 ( ここには自警団や騎士団といった自治組織が無い。全く無いわけではないが、それこそ消防団といったレベルのものしかない。はっきりと殺人事件だとわかれば、市から誰か派遣してもらって調査してもらうことも出来ただろう。でも、最終的に駆け落ちなのかそれとも事件に巻き込まれたのかはっきりしないままだったのだ。 ) 行方不明になったっていう――ミリーって人の両親が個人的に誰かに頼んだかもしれないけど、それだって付近の林を捜索したとかその程度じゃないかなあ。 ( アーサーのような人を歓迎してくれるとはいえ、地方村というのは基本閉鎖的な場所だ。 ) [Sat 29 Aug 2015 11:56:35]
アーサー > ( 私はこの村の事情や風習、ここに住んでいた人達の素性や実際に見た印象なんかを知らない。 大雑把に話に聞いただけだし、自分の目を通していない情報って言うのはまず話者や関係者の主観や立場で見え方が違っているものだ。 ロリータが意識してそういうことをしていなくても、長くこの村に住んでいて村の人達や風習の影響を受けているロリータと私では感覚にズレがあって当然だし。 だからまず、実際に目で見て感じた事や違和感、矛盾点が無いか―――或いはそんなものは最初からなくて、事件性もミステリーも存在しないという証明をする為の材料を探す事だ。 どうしてこの立地なんだろう? どうして誰も手を付けないんだろう? 屋内に何か特徴的な物は? ロリータには何も感じなくても私には何か感じるようなことは? ) うん―――何かあったとしてももう無くなっちゃってるかもねぇ…当時も色々調べたんだっけ? 地元の人が。 ( 確かロリータの「先生」と呼ぶ人が言った言葉――「恐ろしい事が起こった」って。 それだけが何か違和感を残す。 ) [Sat 29 Aug 2015 11:44:06]
お知らせ > アーサーさんが入室されました。 『先ずは観察。』 [Sat 29 Aug 2015 11:33:10]
ロリータ > ( 屋根は落ち、壁は崩れ、盗む人もいなさそうな朽ちた家具が散乱している。台所と寝るスペースが一緒になった、区切られていない空間だ。田舎の平屋なんてこんなもの――。でも、こういった廃屋が村の外れにあるのは何故か?多分、偶然なんだろう。生活圏の中心に近ければ、誰かが管理したり掃除したり、あるいは新たに住むか――取り壊して新しい家を建てたりするものだ。 ) 変な臭い。 ( 腐った木の臭いとか、埃の臭いだとかそういう。 ――ここにはミリーという女性が、両親と共に住んでいた。ミリーはコステロという名前の村の男性と交際していたが、ある日ミリーとコステロは行方を晦ませてしまう。駆け落ちしたのではという話だったが、ミリーの両親は二人の結婚を祝福していたのだ。その両親も、娘の行方を知ることがないまま死んだ。それ以来、この家は放置されている。 ) 結構前の話だけあって―― 何もなさそうだけど。 [Sat 29 Aug 2015 11:30:28]
お知らせ > ロリータさんが入室されました。 『 村の外れにある廃屋。 』 [Sat 29 Aug 2015 11:21:27]
お知らせ > アーサーさんが帰りました。 『 行くなら行くで出入りしてる所を人に見られない時間とかに―― 』 [Fri 24 Jul 2015 00:57:38]
お知らせ > ロリータさんが退室されました。 『 …私たち、いつになったら次のステップに進めるんだろう。なんて事をふと思う。 』 [Fri 24 Jul 2015 00:54:23]
ロリータ > ( アーサーの先生に対する捉え方には無理も無いと言えよう。全く知らない人物という事に加え、先生だとか教授だとか言う人種に嫌な思いをしているのであるし。 また、行方不明になった二人の事についても、ロリータが提供できる情報が少ない。 ) まあ、むやみに立ち入っていいような場所じゃ無いだろうけど、村から離れてるからバレないだろうし、子供がたまに探検しに入ってるって聞いたことがあるよ。 ( あれ、それってバレてるんじゃあ。彼の要望には可能な限り応えたいのだ。でもね、ロリータ。それは愛とは呼べないのよ。尽くすじゃあね。 ) イエロティアの人たちにとっては、ひじきは何か特別なものなのかもしれないわ。文化のギャップね。 ( そうして人種というのは、互いに間違った理解を深めていくのだ。 ) [Fri 24 Jul 2015 00:52:39]
アーサー > ( ロリータの「先生」に対する信用は厚いようだ。 村の人たちも聞く限りでは好印象を持っているんだろう。 当人を見た事が無くて、村の外から覗き込んでいる私にとっては未知のキャスト―――手放しに信用する根拠がないグレーな人のように聞こえる。 評判がすごくいい人っていうのは時々、不自然なものだ。 行動や言動が目を引く、人とは違う、っていう事でもあるから。 それに比べて失踪した二人についての個性がまだ弱い―――二人についてはセットでの大まかな情報でしかなく、個々の複雑な人間の中身の部分がまるで見えなかった。 やっぱり家とか持ち物とかを見てそこから人物像を固めていかないと――― ) えっ、でも大丈夫なの? ご家族は残ってないんだっけか―――でも何年も経ってるんだし… ( ちょっと嬉しそうな声色ですらある。 なにせ自分や家族が直接危害を加えられたわけでもない話だから、この件は純粋に悪趣味な好奇心から首を突っ込んでいる事になる。 自警団でも探偵でもないんだから褒められた話じゃあない―――けど、ロリータには自分の事を「スコット教授に呼ばれて来た謎の少年探偵」みたいな存在だと仄めかしてたのだ。 うわぁ、首を突っ込める動機があるなぁ。 ) そもそも「ひじきが入ってる」はセールスポイントとしてどうかと思うね――――。 ( わぁ、ひじきが!とはならないと思う。 多分。 ) [Fri 24 Jul 2015 00:45:23]
ロリータ > ( その辺りは、ホワイティアの鼻が天狗のように長いに違いないとか―― イエロティアも同じようなことを考えているのかもしれない。これは偏見になるかもしれないが、イエロティアはその言葉で括りきれないほど多種多様な人間が居る気がする。もっと突っ込んでいえば、変人が多い。その点、善悪は別としてホワイティアはそんなに差が無いと思う。 ) 先生は都会で仕事をしていたけど、隠居してきたんですって。色んな人の相談にも乗っていたし、トラブルが発生すればその仲裁もしていた。井戸や川の水を綺麗に保つように言ったり。…今考えてみると、凄く不思議な人ね。あんなに聡明な人はそうは居ない。 ――村は平和だけど、それでも人が固まって住む以上は問題も起きるからね…。やっぱり何か、あったんでしょうね。 ( アーサー。ねえ、アーサー。私はあなたの事が好きだけど、あえて危険に身を投じる必要は無いのよ? ) …今度、その廃屋に行ってみる? ( けれども私は彼に甘いので、そういう提案をしてしまうんだ。一人で調べるより、私も一緒のほうが何かと変に思われずに済むだろう。 ) …ま、まあ、失敗はつきものよ。固定観念が無いから、自由な発想が出来るんだし…。 ( 食べてみようという好奇心はわかない。 ) [Fri 24 Jul 2015 00:32:41]
アーサー > ( 子供の頃は本当、イエロティアってどれくらい黄色いんだろうとか、ブラティリアって目玉とか舌とかまでみんな真っ黒なんだろうかとか、そもそも「人間種」の括りですら想像してなかった。 それくらい王国にはホワイティア以外の人間種がめったに来ないのだ。 王都辺りはまだ商人とか来るんだろうけど。 ) 二人がどういう人物だったかも気になるね―――その先生っていう人はどういう素性なんだろう? 二人との関係とか―――ロリータが小さかったから大人が教えなかった事とかもありそうだなぁ。 ( 亡くなったという先生の家とか失踪した二人の家を調べてみたり、遺族親族の話なんかを聞いたらもう少し情報が増えるだろうか? 当時その辺を調べた人とかちゃんと居たんだろうか? こういう所だし、あんまり専門的な調査をしてないかも知れない。 ) あ、僕この間「ひじきとクリームチーズのサンドイッチ」を食べてみたよ…味は兎も角なんか、こう、見た目とかね… ( アマウラ人は何でもアレンジする、という最近の認識。あんまり親しいアマウラ系とか居ないけど。 ) [Fri 24 Jul 2015 00:20:37]
ロリータ > そうなんだ。何だか、不思議ね。元々は同じ国の血筋だったのに、何か理由があって国を出て―― ここでまた会うなんて。 ( 運命なんて馬鹿にしてたけど、限定的に良しとした。自分がフェアリン系かどうかなんていう確証もなかったが、良しとした。 ) え、えっと。 ( 提供した話題がお気に召したようだ。それは良いのだが、突然の質問に私は懸命に記憶を辿らなくてはならない。何せ子供の頃だ。 ) 元々人の出入りが少ない村だから―― 時々、狼や熊が出ることはあったけど、近づいちゃいけない場所っていうのは村の誰もが知っているし。山狩りとかもしたみたいだけど、何も見つからなくて…。 ( 人攫いにあった。獣に襲われた。やっぱり何か理由があって駆け落ちした。理由は色々あるし、可能性としてはどれもありうる。けれどもはっきりした事はわからないままだ。 ) あ、でも…。そういえば、先生が――。あ、私が小さい頃に読み書きを教えてくれた人がいるんだけどね。もう亡くなってしまったけど。 「とても恐ろしいことが起きた」とだけ、言ったのを覚えているわ。――先生は何か知っていたのかしらねえ。 ( 行方不明になった理由がわからない内から、そう言っていたのだ。 ) 変な食べ物は…まあ、外れじゃあないと思う。文化がぶつかり合うところは、そういう感じになるんだって。その中から「ストロベリーダイフク」みたいな奇跡が生まれるのよ。 [Fri 24 Jul 2015 00:09:07]
アーサー > ああ、やっぱりそうなんだ。 村の人の名前とか標準語のアクセントとかもそうだから―――あ、僕の家もルーツはフェアリン系みたい。 生まれも育ちも両親もクリスティアだけどねー。 ( まぁ王国はフェアリン系とグングスニク系が殆どだけど。 向こうは人間同士の戦争と疫病の流行りが酷いって言うし、ちょっと行くのは怖そうだ。 ) ―――え、なにそれ。 その頃、他に何もなかった? 村の外から誰か来たとか、誰か出て行ったとか、森の方で何か野生動物がどうとか、あとは…天気とか…それぐらい前だとヴェイトス市って何があったっけ…僕多分ヴェイトス市ってイエロティアとブラティリアがいっぱいいて変な食べ物ばっかり食べてる所だと思ってたよ。 ( 割とぼんやりと言葉少なに空なんかを見上げていたアーサーが妙に話題に食いついた。 気を使って「静かでいい所だね」みたいな感じに振る舞っているが、疑問と謎に飢えていたのである。 脳細胞がぐるぐる動き出すような話に。 あ、食べ物は本当に美味しいよ? ) [Thu 23 Jul 2015 23:57:01]
ロリータ > …あ。村の外れにね、廃屋があるの。私の子供の頃の話なんだけどね―― ( そう言ってロリータは、行方不明になったミリーとコステロという二人の人物の話をする。色気の無い話題だが、まあ。 ) [Thu 23 Jul 2015 23:45:56]
ロリータ > え?うーん…そうね。 ( ロリータはこう見えて、一応知識階級になる。読み書きが出来ないという人が大半を占めるこの時代に、大学に通っているというのはとても凄いことだ。そしてアーサーとの付き合いもそれなりに。だから、彼が「私はここで生まれ育ったから違う」とか、そういう答えを求めているんじゃないってことはわかった。――なんて言うが、ロリータはアーサーという人間が、気弱そうな外見に似合わず時として聡明な話題を提供する人物だと知っているのである。頭のいい女でなければふさわしくないわね、というのが内心だ。 ) 父はヴェイトス市で生まれ育った人よ。でも、母は確かに他の国からの移民だと言っていたわ。子供の頃、両親に連れられてね。ただ、あまり母にとって良い思い出ではないみたい。詳しくは聞かなかったけれど、宗教的な対立が激化して、更に黒死病まで猛威を振るって――ここに逃れてきたみたい。 ( どんな人間でも、歳を重ねた者のルーツを辿れば意外な発見と驚きがあるものだ。本当にフェアリンから逃れてきたのなら、どうしてこんな遠くへきたのか。 ) そうね…。 ( 彼はいつもの様子と変わらない。もはや自然な形なのだ。私はドギマギしているが。さて、彼が何か―― 楽しいことを求めている。色々思いつくが、いきなりは流石に…。まだ早いのではないか? ) [Thu 23 Jul 2015 23:45:35]
アーサー > あ、うん、ロリータってフェアリン系だっけ? ( 丁度考えて居た時にその人そのものが現れて、一言目からかみ合わない感じの言葉を返した。 独りで歩いてたのはロリータがご家族とあれこれ用事があったみたいだからで、こっちに来てからは基本的にずっと一緒だ。 地方だと結構ローカルルールとかあるし、一緒の方がそりゃあ心強いし。 ) 用事はもういいの? 今日はどうしようか。 ( 距離の近さにドギマギするような様子も無く、アーサー・ヴィンは足をぷらぷらさせながらいつも通りの口調で首を傾げる。 どうしようか、もなにも此方から提案できそうな事が何もないくらいこの辺の事が分からないんだけど。 ) [Thu 23 Jul 2015 23:27:32]
ロリータ > ――何をしているの? ( 彼が何をしているかは何でもいい。どうでもいいのではなく、何でもいい。彼との時間を共有できればそれでいいのだ。ロリータ・ヘイズは幸せだった。勇気を出して彼をここに誘ってよかった。その喜びはじわじわと増していき、その心も身体も満たす。彼と同じものを見るのだ、彼と同じ話題を持つのだ、彼と同じ食事をして、同じことを感じるのだ。それだけで幸せだった。 ) ( アーサーが考えていることなんて想像もせず、ロリータは彼のところにやってくる。何も言わずに彼の隣に座るぐらいに、ロリータは図々しくなっていた。お返し一つするにもあれこれ理由をつけていた女が、だ。 ) [Thu 23 Jul 2015 23:16:40]
お知らせ > ロリータさんが入室されました。 『 アーサー。 』 [Thu 23 Jul 2015 23:08:48]
アーサー > …危ない人間見たいだなぁ。 ( 屋根の付いた井戸の傍のベンチに座って日陰に入り、視線はぽつぽつと並ぶ家の形とか大きさとか位置関係とか、村の形を成すオブジェクトがそのようにそうである理由を考察する方向に向かっている。 理由が無い事、意味が無い物事なんて存在しない。 「面倒臭いから適当にそこら辺に建てた」とか「とにかくデカイ家にしてみた」ですら其処にはそう考えた誰かの意図や人格が存在する。 井戸を掘ったら水が出て、人が集まるから屋根をつけてベンチを置き、皆そこに来るからそこを広場にして集会場を作り、利便性の高い距離に誰かが家を建て、隣近所に人が居た方が協力し合えるからすぐ隣にも家が建ち、その横にその横にと家がどんどん建ち、皆が通るからそこに道が整備されて行く。 あんまり裕福な村じゃないようだけど、どういった人達が移住してきた辺りなんだろう? 人種や文化の偏りからもその辺は想像できるか―――いくら人種や宗教に寛容なヴェイトス市でも、人間は価値観の近いもの同士で集まる物だ。 ヘイズ、ヘイズ…ロリータ・ヘイズ…フェアリン系の名前だろうか。 比較的新しい感じの響きだ。 あんまり血筋の話なんかしたこと無かったっけ。 ) [Thu 23 Jul 2015 22:57:15]
アーサー > ( 故郷のヘイズリーも雪深い田舎の方だったけれど、流石にここまで何もないわけでもなかった。 都会の喧騒から離れてこういう所で暫く過ごすのもいい休暇になるか―――と思っていたんだけど。 ) ――案外そうでもないのかなぁ。 ( 自分の事をマイペースで派手な所も無い、田舎向けの人間だと分析していたんだけど―――何だろう、ひどく手持無沙汰で無目的で、どうしていいか少しわからない。 家に居た頃は家の手伝いをしたり好きな本を読んだりして過ごしていたけれど、何もしないで休むというのが案外できない性格なのだろうか? ここには人が足りない。 喧騒が足りない。 目を引くサインが足りない。 気になる事が無い。 目も耳も鼻も刺激を求めて情報を探っているのに、ただただぽつんと放り出されていた。 ) ( アーサー・ヴィンは人間と、人間が齎すトラブルが好きなのだ。 其処に起こる複雑怪奇な心理の絡み合いや、想像を超えて来る人間の行動、衝動を視て、探って、考えるのが大好きなのだ。 ) [Thu 23 Jul 2015 22:45:02]
アーサー > ( 都市部からの来客―――それも村の期待を背負ってヴェイトス市大学で勉強に励んでいるロリータ・ヘイズが連れて来た人間というだけで多くの人の関心を集めたらしく、遠くから眺められたり直接声をかけられてあれこれと聞かれたり、暫くは何処に居ても落ち着かない時間が続いた。 それもまぁ、それ程すごい理由で来たわけでも無ければ有名人というわけでもなし、二日目の昼過ぎには落ち着いて、ぽつんと静かな時間が訪れる。 何があるでもないけれど何か催しとかで人が集まるとしたらここ、という広場の辺りまで散策に出てきて独り、無音の時間を過ごす。 空は良く晴れていて人影は無く、時間が止まったみたいに静かだった。 ) [Thu 23 Jul 2015 22:35:37]
お知らせ > アーサーさんが入室されました。 『 中央広場/比較的穏やかな昼 』 [Thu 23 Jul 2015 22:29:34]
お知らせ > ロリータさんが退室されました。 『 月日と共に忘れ去られようとしている、どこにでもある話だ。 』 [Thu 23 Jul 2015 14:35:17]
ロリータ > ( さて、平和なこの村であるが。それでも時折不気味な事件が起こる。村の外れに崩れかけた平屋の廃屋がある。そこにはミリーという女性が住んでいて、同じ村に住むコステロという男性と恋仲だった。コステロに身よりはいなかったが、ミリーの両親は二人が結婚するのも良いと思っていた。…その二人が、ある日突然行方を晦ませたのだ。男女が突然姿を消す―― そう聞いて駆け落ちを連想する。でも、ミリーの両親は二人が結婚することを拒んだわけではなかった。暫く二人の行方を探し回ったが、結局見つからなかった。ミリーの両親は突然娘がいなくなったショックからか父親が死に、程なくして母親も死んだ。こうしてその家に住むものは居なくなり、廃屋となった。 ) ( 二人の行方は知れないままだ。これも、私がまだ幼い子供の頃の話――。 ) [Thu 23 Jul 2015 14:34:53]
ロリータ > ( 村人達の生活は貧しい。しかし、食べるものがあるから飢えに苦しむことは少ない。勿論、それも農作物がダメにならなければの話だ。不作が続いて餓死者が出たこともある。こんな農村ではあるが、不思議と―― 他の周辺の村に比べ、衛生観念が整っている。ヴェイトス市内の人たちほどではないが、入浴や水を浴びる習慣がある。手と顔をきちんと洗う。下着をきちんと変える。川に不衛生なものを破棄せず、汚物は決まった場所に処理する。他の村でもこれらを実践しているところはあるだろうが、私たちはもう少し前からそうしていた。私が子供の頃―― ヴェイトス市から一人の識者が移り住んできたのだ。彼は村人達に多くのことを教え、私は彼から文字の読み書きを学んだ。彼がいなければ、私はいまだにこの村に住み、農業の手伝いをしていただろう。その識者も数年前に亡くなった。村人の多くが彼の死を悲しんだ。 ) [Thu 23 Jul 2015 14:20:20]
ロリータ > ( 村の中央には催しものや話し合いが行われる広場がある。時折行商人がやってきては、都会の珍しい品物に若い娘達がはしゃぐ。もっとも、都会派の私にとってはどれも見慣れたものだ。そう、都会に住む私は同年代の娘等にとってはちょっとした憧れになっているのだ。――といっても、彼女等とは子供の頃からの付き合いだし、友達だ。でももう、結婚して子供が生まれるって娘もいるのはびっくり。そりゃそうよね、もうそういう年齢なんだ。私の婚期は遅れるだろうな。 ) [Thu 23 Jul 2015 14:02:24]
ロリータ > ( 村――と呼ぶ他無い。地方村と括られる一帯で、特別に村の名前があるわけではない。この辺りの有力者の名前をとってクロステルの村と呼ばれることがあるが、彼の家はここからとても遠い。主要な農産物は豆と小麦、大麦、ライ麦――休耕地を設けそこで放牧を行う、特に珍しくも無い三圃式農業だ。春に蒔かれた大麦が青々と広がる一方、昨年に蒔かれたライ麦が収穫期を迎えている。――大麦とライ麦、両者の違いを知ってる?ライ麦は大麦より味が劣るけど、より過酷な環境に耐えるのだ。特に天候が不安定なこのヴェイトス市では、畑が水浸しになって作物が腐ってしまうこともある。 ) ( 畑の風景が広がる。夏の空は雲ひとつなく、遠くから牛の鳴き声と、家畜の臭いが漂う。田舎の臭いだ。 ) [Thu 23 Jul 2015 13:56:37]
お知らせ > ロリータさんが入室されました。 『 私の村。 』 [Thu 23 Jul 2015 13:38:42]
お知らせ > ロリータさんが帰りました。 『 そう、何も起こらないなんてことある筈無い…。何か起こしてみせる。 』 [Fri 17 Jul 2015 14:14:51]
ロリータ > ( 時として一方的な敵意というものもある――。しかし、ロリータ・ヘイズの気持ちが伏せられたままでは、アーサーはその理由を知る由もないだろう! ) あ、ありがと…がんばるわ。ア、アーサーはそりゃあ…。 ( ――白魔術師の助手なんてどうだろう?奥さんのほうがメインになるのはあれだけど、私も彼もそういうのは気にしないタイプだと思うし。 最初は正直、単純に稼ぎたいからだと思った。今は――癒し手として人の助けになりたい、とも思う。あとは実力がついてくればだが、アーサーと関わるようになって、少しずつ力もついてきた。その理由を考えると赤くなってしまうのだが。――というより、私の治療法方については家族も村の人にも話していない。ああいう形で適正を示すとは思ってなかったからだ。 ) ( 19歳の声に皆驚きを隠せない!歳を知っている私ですら改めて驚きを感じるぐらいだ。 ) ( さて、アーサーは何日かこっちに滞在することになる。これはそう、チャンスなんだ。もう少し勇気を出すだけでいい。 ) [Fri 17 Jul 2015 14:14:18]
お知らせ > アーサーさんが退室されました。 『さて、少年探偵が地方村に来て何も起こらないなんて事があるのだろうか?』 [Fri 17 Jul 2015 14:05:28]
アーサー > ( ここで偽物少年探偵アーサー・ヴィンは洞察する。 どうもロリータはグウェンの話になると時々硬い反応を見せる事がある。 知る限り、二人が険悪になったり明らかな対立をするような所を見た事が無いし、グウェンの側からロリータに対してそういう反応も見た事が無い。 これは何か裏で私の知らない事があるんだろうか? 注意深く見ておこう。 ) 何だか忙しくなりそうだね―――まぁでも、白魔術医なんて格好良いし、すごくいいと思うよ。 応援する。 僕はどうなる事やらだね…偽造学生証で卒業したらしたでややこしい二重戸籍が作れそうだけど。 ( そうそう、正直市に来る前はなぁんにも特に将来的な事は考えてなかった。 大学生になるとも思ってなかったし、ただの本が好きないち女子として何処かでアルバイトでもしながらその内誰かと結婚とかして、家族を持って普通にお婆ちゃんいなるものだとばっかり。 未来の想像なんか出来たもんじゃあない。 ) おわっと…は、はじめまして―――え? うん、ああ、えっと―――いちお、19歳? 身長は…どれくらいだろう…まだ伸びてる途中?(※願望) あ、お姉さんについての話ならそれはもうたくさん―――― ( 自分から逸れる話なら饒舌にもなるってものだ。 一番親しくしてる友達の事だし、まぁあれこれと日常の逸話を語り出すだろう。 止められるまで。 ) [Fri 17 Jul 2015 14:04:03]
ロリータ > そ、そうなんだ…ふーん…。 ( その話は耳にしていた。だから今回アーサーを招いたのは、それに対抗した形でもある。後か先かなんて、関係ない。 だが、油断してはならない。アーサーの魅力に気付く女は中々いないだろう。だが、ゼロではない。グウェンは気付いたのだ。だから、負けない。 ) そっか――いずれ会って見たいわ。 ( この発言は勇気ではない。私はアーサーの母のチェックを受けなければならない身なのだ――。礼儀、身嗜み、気遣い、全てを試されるのだ。 ) 暫くは中央病院勤めになるでしょうね。いずれはこっちにも診療所を構えたいと思ってるけど、中央病院と往復になると思う。 ( 現代でもよくある、週に一日二日は大きな病院の方で診察するというシステムのあれだ。もっとも、それも無事に卒業できればだが。 ) 性格はまるっきり逆だけど――。 ( 姉妹仲は良さそうであった。外から家の中に入るまで、ロリータ妹の質問の嵐を受けるだろう。歳とか、身長とか、どういう関係なのかとか、大学での姉の様子はどうですかとか。ロリータが止めに入るまで。 家に入れば、ロリータの両親が暖かく迎えてくれる。少し過ぎたが昼食時だ―― おなかが空いたでしょうと、料理をご馳走してくれるだろう。 ) [Fri 17 Jul 2015 13:46:55]
アーサー > そういえば前に雨が酷かった時にグウェンの家にもお邪魔させてもらったけど、穏やかでいい親御さんだったね―――身体の事で色々大変みたいだけど、雰囲気悪くなくって良かった。 ( ここで空気を読まない 他の女の家にもお呼ばれしたよ 発言である。 れっきとした女子である所のプルネラ・リプセットから見れば二人とも同性のお友達なのだ。 男らしく振る舞おうと気を付けてはいても、どうしても異性として接する感覚が抜け落ちる。 ) そうだねぇ…色々落ち着いたらみんな呼びたいな。 お母さんは―――うーん、普通の専業主婦…? 今はちょっと親戚の所に、ね。 ( お父さんと私の関係については少し暈したままだったか―――そうするとお母さんの話もし辛くなる。 いっそロリータには洗いざらい話してしまうのもありかって思うんだけど。 今の所「スコット・リプセット教授が呼びつけた謎の少年探偵」という事になっているのだ―――お父さんのせいで。 何故少年設定にした…。 ) なんかちょっとした人気者みたい―――将来はこっちで白魔術の研究とか続けるのかな? 街と行き来できない距離じゃないけど。 ( 地方に白魔術医が居るのは悪くない事だ。 近隣の村からも人が来るかもしれないし、孤立なんかした時に頼られるだろう。 市内でも貴重な人材をギルドが放っておくかは別として。 ) テンション? あ、あぁ――――元気そうな子だ。 似てるねぇ。 ( すごい子来た。 すごい子と微妙な歓迎とも威嚇とも取れる雰囲気の犬の姿―――仲良くできるといいんだけど。 ) [Fri 17 Jul 2015 13:30:36]
ロリータ > ( テレサは兎も角、グウェンは要注意だ!もしかしたらアーサーを狙っているかもしれない。テレサは奔放そうに見えるが、私の気持ちを知っているし、そこは一歩引いてくれる娘だ。そして勿論、こんな田舎村ではあるがこれはアーサーとの夏休みなのだ…。他の人に邪魔はされたくないっ。 ) そっか…。私もたまに雪かきを手伝ったことはあるけど、クリスティアの比では無いんでしょうね。いつか、あなたの故郷にも行ってみたいわ。 ( これぞロリータの勇気だ。身体が熱いのは夏のせいだけじゃない。 ) アーサーのお母さんは、えっと―― ( 彼のお父さんの事は少し聞いているけれど、お母さんの事はあまり聞いてない。 ) えっ。そ、そう?ま、まあ…この辺りの人たちはみんな子供の頃から知ってるから…。 ( 白魔術師を目指して大学で勉強しているってのは、村の皆が知っていることだ。ちょっとアレだが、村の出世頭みたいな。いずれはこっちで診療院を開くことを期待されてたりするんだろう。 ) …。 ( 村人の質問にむぅ、と唸る。確かにちょっと女の子っぽいところはあるが。 ) ちょっとテンションのおかしな妹だけど…まあ、許してあげて。 ( そうしているうちに家が見えてきた。ロリータと見知らぬ人の姿に、犬は尻尾を振りながら威嚇する。外で両親の手伝いをしていた――ロリータに割と似た娘が、大きな声で家にむかって「おねーちゃんが帰ってきたよ!」というのだ。アーサーの姿を見て、超ニヤニヤしている。 ) [Fri 17 Jul 2015 13:11:40]
お知らせ > ロリータさんが来ました。 [Fri 17 Jul 2015 12:58:18]
アーサー > ( 他の子達―――最近少し話す機会が増えたグウェンやちょっと奇抜だけど面白いテレサなんかもお誘いしたらいいんじゃないかなって思ったんだけど、なんかそういう流れにならなかったというか、まぁロリータの家だし私が誘うわけにもって感じで今回は独りだ。 みんなでのんびり田舎でバカンス的なのもいいなって思うんだけど――― ) わた…僕の家も結構地方だったから―――お父さんはヴェイトス市に来ちゃってたし、僕とお母さんとで雪かきとか大変だったし。 暑いのと寒いのだったらまだ暑い方がいい気がする。 ( お母さんは無事だろうか? 連絡の取りようが無いのがもどかしいけれど、先んじて手を打ってくれたお父さんが私の事だけしか手配しなかったとも思えない。 今は無事を祈ろう。 何かしら理由をつけて一度クリスティアに戻ってみるのも検討したい。 ) ―――学校でもそれくらい皆に挨拶すればいいのに。 なんかちょっと新鮮だよ。 ( 鞄一つ分の荷物を抱えて肩にかけながらロリータの後に続く。 着替えと筆記具―――それから、件の鍵束が入っている。 手元に置いてない間に盗みにでも入られたら唯一の手がかりが失われてしまうし、この鍵束はいつ何処で出番がある物なのかはっきり分かっていないのだ。 大学内の鍵は大抵見たと思うけど、未だに大半が使う所が分からないままになっている。 ) 犬の話って前に聞いた気が―――あ、妹さんとか居るんだ。 それは初耳かも。 ( 「なんだ、隣のは彼氏か?」の代わりに「君はぼっちゃん?おじょうさん?」とは聞かれた。 お嬢さんだけど残念ながら今はぼっちゃんです。 ) [Fri 17 Jul 2015 12:55:35]
ロリータ > ( 私は時々、自分でも信じられないような勇気を見せる。突然、自分の実家に招いてみたりとか――。大抵の場合…というか、アーサーの場合。…というか、こんな勇気を発揮するのはアーサー相手だけなのだが…とにかく。大抵の場合、言ってしまってから「何言ってるんだ私」と後悔するのだが、その提案は快く受け入れられる。とても嬉しかった。まあ、今回はあくまで友人としてだが。しかし、ただの友人として収まる話では無い筈、なのだ。 ) 本当に何も無いところよ。夜は真っ暗だし、何でも自分たちでやらなくちゃいけないし。 ( 首元を緩めるアーサーには何故か男性らしい魅力はなく、しかし何故かそちらに視点が行く。何故だ。そうこうしているうちに馬車は停まる。また、馬車の停留所から少し歩くのだ―― その間、すれ違う人がロリータに挨拶し、ロリータもそれに応じる。大学では中々見られない、ナチュラルで貴重でややフレンドリーなロリータ・ハローだ。これが大学でも出来ればもっと友人は多かっただろう。「なんだ、隣のは彼氏か?」という質問を私は期待していたし、「何いってるのよ」という反応で誤魔化そうと心に決めていた。ここで「そうよ」って言っちゃうとほら…逆に引かれるかもしれないし。 ) …家に着いたら、何か飲み物をだすわ。そういえば、家族構成とか話す機会あったっけ――。父と、母と、妹がいるの。あと犬。 [Fri 17 Jul 2015 12:39:17]
アーサー > ( ヴェイトス市に来てからこっち、ずっと大学とか図書館とか商業地区とか、いかにも都会的な所ばっかりでそういえばこういう風景も久しぶりな気がする―――尤も、故郷のヘイズリーも田舎だったけど、クリスティア王国自体がだいたい常に曇ってて寒くて、こんなに暑くて青い空はそう見る事も無かった。 こっちの方が湿度も高くて汗ばむのは未だに慣れない―――少しネクタイを緩めてシャツのボタンを上から二つ外して風を通す。 ) うん、大丈夫大丈夫、誘ってくれてありがとうね。 市内って四方に壁が見えるばっかりの所でちょっとこういう景色も見たいなって思ってたところ。 ( 少し早い夏休みみたいな感じだ。 あれこれと懸案はあるんだけど、手札も無い状態で毎日うんうんと唸ってるばっかりじゃ流石に疲れてしまう。 急な話でびっくりしたけど、ロリータからのお誘いは嬉しかった。 こっちで出来た友達の中でもロリータは特にこうして私を気に掛けてくれる。 色々巻き込んじゃったっていうのは申し訳ないと思うんだけど―――。 ) [Fri 17 Jul 2015 12:26:45]
お知らせ > アーサーさんが来ました。 『 いい天気だ 』 [Fri 17 Jul 2015 12:16:38]
ロリータ > ( ヴェイトス市より地方村に向かう馬車が、一週間に一度だけ出る。ロリータ・ヘイズはその性格のせいで中々友達が出来なくて、寂しい大学生活を送っていた。気にしていないそぶりを見せてはいたものの、時折寂しくなっては家族の元に帰る。もっともそれは、小額ではあるが家に仕送りのお金を届ける為でもあった。自分の家はとても貧しく、農作物のお陰で何とか食うには困らないものの、援助を必要とする。 しかし最近、家に帰る頻度が少しだけ少なくなっている。 ) …お尻大丈夫?もう少しで着くから。 ( すわり心地の良いとは言えない馬車に揺られながら、ロリータはそう伝える。ヴェイトス市を出発してから既に3時間が経過していた。気温も高く、馬車の中は快適とはいい難い。どうしてもじっとりと汗をにじませてしまう。それでも、何人か他の客が途中下車していって―― 幾らかましにはなったか。空は青く晴れ上がり、青々とした畑が遠くまで続く。時折すれ違うのは、皆農作業をしている人ばかりだ。 ) ( 今日、私は。アーサーを家にお招きしたのだ。 ) [Fri 17 Jul 2015 12:15:17]
お知らせ > ロリータさんが入室されました。 『 揺れる馬車。 』 [Fri 17 Jul 2015 12:05:13]
お知らせ > グウェンさんが退室されました。 『伝えた情報が取っ掛かりになるか否か。それが分かるのはもう少し先の話。』 [Mon 16 Feb 2015 00:40:09]
グウェン > (ちなみにグウェンがアーサーに伝えたのは馬車の停留所でジェナ教授らしい人物が目立たない様にしながら駅馬車に乗っていたと言う情報。それは陰謀を裏付ける確定的な情報では無いしその行き先も不明な物なのだが、捜査の手がかりが全くない現状においては無いよりマシなものであろう。もしアーサーが情報を元に調査をするのならばグウェンが見たジェナ教授に似た人物がとある地方村の方面へと向かう駅馬車に乗っている姿を見たという情報を得られそうか。またその辺りの噂を聞くのなら何年か前に家主が死んで無人となった家に家主の幽霊が戻って住み着いていると言う与太話めいた噂も聞けるかもしれないか。) [Mon 16 Feb 2015 00:39:51]
グウェン > (簡単な食事に替えの服と一晩の寝床、それと街に戻る為の足と普通に考えれば雨を凌がせる為に用意したにしては十分過ぎる持て成し。しかし、グウェン的にはやはり来てくれた友人であり恩人が実家に来たのにそれだけしか出来なかったという風に思ったのだろう。今回の一件が一段落したらパーティーとは言わないが実家に招いてちょっとしたお祝いをしようとか考えながら戻る為の準備を続ける。) [Mon 16 Feb 2015 00:29:24]
グウェン > アーサー君、家族の皆からも良い人って風に見られてたみたいだしもしかしたら、、なんて事は無いか。(続けてアーサーを家族に紹介した時の事を思い出すとその時の反応や様子から歳の割には少し幼い妄想を浮べて、、、少しして否定しつつ笑う。色々とぶっ飛んだ性癖を開花させて同性の先輩を篭絡したいと思うほどに成長した少女の言動としては不似合いな物に聞こえるが、グウェンの仲にはまだお嬢様育ち故の幼い乙女のような部分も大きく残っているようである。むしろお嬢様育ちだからこそ純粋さを残しつつも強い支配欲を開花させれた可能性もあるが。)まぁ、今回は急な事だったから伝えたい事だけ伝えてのんびりと出来なかったし、今度はちゃんと誘って持て成さないといけないな。(講義等もあって一泊はしたもののすぐに帰らざるを得なかったであろう友人の事を思う。) [Mon 16 Feb 2015 00:18:42]
グウェン > (暫くして本の選別が終わったのだろう。何冊かを持って来た鞄に詰めると)これで大丈夫そうかな。それにしても、こっちに戻る所でアーサー君と会うなんて何かの運命なのかなぁ。(実家への帰省の道中で天候と予想外のアクシデントによって困っていた様子のアーサーと遭遇。その際に同伴していた使用人であるシーナの配慮によって一緒に此処に来る事になって。丁度アーサーと何らかの形で合えないかなと思っていた矢先であった為にその邂逅と帰省への同伴はグウェンとしても嬉しい事だったのかその表情は少し頬が緩んでいるだろう。) [Sun 15 Feb 2015 23:57:39]
グウェン > (と言っても、ニワトコストリート292にある部屋ではない実家にある自分の部屋。)えっと、これは…あっちに持っていく程の物じゃないかな?(机の上に置いた何冊かの本の内容を簡単に確認している少女は一人そんな言葉を口にして。)(両親からの半ば強制的な帰省の指示を受けて実家に戻ってきたグウェンは久方ぶりに戻ってきた自分の部屋で実家から今の住処に持ち出す本の選別をしていた。)(ちなみに今のグウェンはいつもよりもちょっとばかり華やかな服を着ている。何だかんだ言っても一応はお嬢様なので実家に居る時は家族や使用人によってちゃんと着飾らされているようだ。) [Sun 15 Feb 2015 23:37:54]
お知らせ > グウェンさんが入室されました。 『自室にて』 [Sun 15 Feb 2015 23:27:32]
お知らせ > ククルゥさんが退室されました。 『いつまで続くんだ ( 根の壁を作り終えれば土嚢を積む作業に加わろう )』 [Tue 18 Feb 2014 02:24:36]
ククルゥ > ( 街の中心部の方では妙な事件があったせいか、騎士団の動員数も豪雨のときよりも心なしか少ない気はする。 だからこそ、他の動ける者たちが動いている。 魔女傭兵もその一つといったところだ。 ) 響け 成長の音 ( 手を当てた場所を中心に大きな蔦、木の根が土の中で伸びる様を早送りするように広がっていく。 広がろうとする川の流れを押さえ込むように広がり、壁を作り出していく。 )( もちろん、これだけで川の岸すべてを防げるわけじゃない。 あくまでも土嚢のつみなおしが間に合っていない場所への応急処置だ。 この蔦とて永遠ではない。むしろ、そう長く持つものでもない。この成長は本来にはない速度なのだ。 ) [Tue 18 Feb 2014 02:18:22]
ククルゥ > ( この雨だ。土嚢を積んで対処している村は多い。だが、男手の少ない村では間に合わなくなることもある。 今ここがそれだ。 ) やるか ( 本来、川が荒れ狂えばそれを鎮め、雨を降らせるものに懇願するものだが、生憎この地の精霊は知らぬ。 地はどこまでも続き、天はすべてを覆ってはいるが、その場所その場所で何かを為しているのはそこの精霊たちだ。 それらを無視して天に願うことはできない。 ) 故にただ治まるのを待つだけというわけだな ( 種を足元に落として、その場にしゃがみこみ、両手をぬかるんだ大地にそっと当てる。 人工物を壊すのに蔦や根を使っていた。だが、壊すだけの力ではない。元々は生み出し、そのいる場所を守るものである。 それがこの新しい術の一つ。 )( 『繁茂』 消費3。残り2。 ) [Tue 18 Feb 2014 02:00:59]
ククルゥ > ( それとも何かの怒りか。 ) わからんな この地に住まうのが何かは ( 長い長い、いつまでも降り続けるのではないかと思うよな雨の中、ぬかるむ大地の感触を感じながら、激しい流れを見せる川を前にしている。 )( 豪雨と呼ばれるものではないが、長く降る雨はそれと変わらない。 長い雨の時期にはまだ早いはずなのだが、現に長雨は続いている。 ) [Tue 18 Feb 2014 01:45:22]
お知らせ > ククルゥさんが入室されました。 『これは何かの前触れか』 [Tue 18 Feb 2014 01:36:56]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが退室されました。 『(大人しい荷馬はどこかで止まってくれて、大事には至らない。)』 [Wed 3 Jul 2013 00:58:38]
NP4771@アンジュー村 > ――っい…たあ… (慣れないかなと期待するけれどちょっと嫌な部位への刺激。一応当て布はしてあるのだけれど、そんなにクッション詰められるほどガバガバでも意味無いだろうし、難しいところ。…村の男の子に悪戯されて以来、セクシャルな目には遭っていない。遭ってからでは遅いから、もう慣れた貞操帯は選ばせてくれても自主的に付けそうだけど、こんな時は煩わしく思う。顔を顰めて、振動から逃げるように腰を浮かせた。――鐙の上に立ち上がる、立ち乗り。当然用心しながら動くものの、歩いている馬の上でそれをするのは初心者には厳しかった。というか立つだけならできるのだけど…変に手綱を引いてしまったり。よろけて鐙が横方向へ広がって、股裂きを避けようと慌てて脚を閉じたら、馬を蹴ってしまったり。) ――ぅわっ!? (頭を後ろに引かれながら腹を蹴られた馬は、混乱していなないた。前足を持ち上げて――立ち上がった馬の上から、シナナイは落とされてしまう。またぞろ強かに尻餅をついて…それで済んでいるのが毎度幸いだけれど、今回は荷馬が駆け出してしまった。) ――え…? (一瞬固まって。) …わっ!?わ、わーっ!!ちょっとっ!!ちょっと待ってー!? (それはマズイと、慌てて追いかける。しかし荷馬とはいえ馬。走れば結構早く、止まってくれなければ距離は広がる一方だった。) [Wed 3 Jul 2013 00:19:11]
NP4771@アンジュー村 > (何度か乗せてもらえば慣れたけど、馬の上下動が意外と大きいのには驚いた。そして、少し困った。…貞操帯が――もちろんそれはジャンさんが作らせたのだし機能的にできているのだろうけど、簡単に壊せるような薄いものではもちろん用を成さないわけで。馬に跨ると、股間を厚みのある金属で圧迫されてしまう。ちょっとくらいなら何でもないが、あんまり続けていると痛くなってくる。) [Tue 2 Jul 2013 23:41:50]
NP4771@アンジュー村 > (出店はおろか見に行く事もできなかったよと、村で借りた荷馬に鞍の上から話しかけた。セイギさんは見物できたかなあと思う。…せっかく命を拾ったのだから、出鼻は挫かれたかもしれないけれど、楽しめるといいなと思う。) (――どこへ行くでもなく、NP4771ことシナナイはアンジュー村の周辺を馬で流していた。ジャンさんに乗馬を覚えたいと言ったら、村で貸してもらう許可を頂いたので、その練習。最低限の扱いを教わって、後は例によって図書館で本を読み、まだ走り回らせるのは無理だけど、まったり進めるくらいならできるようになっている。) [Tue 2 Jul 2013 23:28:51]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが入室されました。 『…お祭り、終わっちゃったんだ。』 [Tue 2 Jul 2013 23:22:12]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが帰りました。 『(いざやれるとなれば、私だって奴隷がお店?と二の足を踏みそうだから。)』 [Sun 23 Jun 2013 00:21:58]
NP4771@アンジュー村 > (お祭りなら、やっぱりお皿じゃなくて串が欲しいなと思う。落っことしたりした時の切なさは異常だから串にお皿を付けるような形に落ち着きそうで、だったら初めから一口サイズに切り分けてお皿に盛れば良いじゃないって話になるのは分かる、大いに賛成なんだけど。でも、ちょっとくらい食べ難くても串に突き刺してワイルドに味付けされているものにかじり付くあの感覚が縁日。文化的にヴェイトスとは相容れないかもしれないが、射的と金魚すくいはやりたいとかそんな。お面600円って売れるんですか?と戸惑うけれど、お面の無い縁日はどこか寂しい。――染み付いた故郷の感覚を思い出してしんみり。深呼吸して気を取り直したら、コンポートを小皿に取り分けてジャンさんとセイギさんに持って行こうか。セイギさんはまだ居ればだけれど、そうするとアジサイ祭りの事なんかも知らないかもしれないので、ついでにお話してみよう。お店はさておき、覗いて来ても良いんじゃないかなって。) [Sun 23 Jun 2013 00:14:07]
NP4771@アンジュー村 > (――アンジーさんがしてくれるんじゃないかな!と電波ゆんゆん発しつつ。でも今ならセイギさんにも手伝ってもらえるし、うちでも何か、と思わなくはない。…いやそれとも、セイギさんは全快して黒竜館を発っただろうか。それならそれで良し、息災であれ、地方村まで拉致ったせいでそのまま表舞台から消えてしまうなんてやってはならない事なので、どんな形でも冒険はこれからだ!と頑張っていてくれたら良いなと思う。いやだから打ち切りじゃなくて。) [Sat 22 Jun 2013 23:54:14]
NP4771@アンジュー村 > (ボンバのコンポート、略して何にしよう。考えてみるけれど、ボンパイエを越えるインパクトは得られそうに無い。アンジーさんが食べさせてくれたボンバパイを思い出しつつ、ジャム未満の果実のシロップ煮を口に運んだ。) ――うん。 (普通に美味しいんじゃないかな、と頷く黒竜館の台所。通いの使用人が帰った後にしては珍しく灯りをつけて、館内に甘ったるい匂いを漂わせている。もちろんきっとジャンさんの許可は得て、ボンバの調理法を試しているところ。コンポートにしてしまえば甘味が足りなかったりしても誤魔化せるから、食べごろのを使ってしまうのは勿体無いかなと首を傾げる。…それに、お祭りで出すにはちょっと違う感。出店の話なんて何もできていないけど、りんご飴ならぬボンバ飴をやってみてはどうかと思いついたのが良いアイディアな気がして、なんとなく引き摺っていた。私ができなくてもアンジーさんが [Sat 22 Jun 2013 23:48:10]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが来ました。 『(とりあえずコンポートを作ってみた。)』 [Sat 22 Jun 2013 23:37:20]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが退室されました。 『(でもりんご飴の食べ難さは異常。本当にやるとなったら、中身はまた考えようか。)』 [Thu 13 Jun 2013 23:49:09]
NP4771@アンジュー村 > (そういえば、アンジーさんが作ってみたボンバパイ、名付けて 『ボンパイエ』 をご馳走になった事は、ジャンさんにお話してたっけ。リンゴと同じように使えるのなら調理法は幅広いだろうし、何よりかなり滋養に良いというのはポイント高いはず。認知さえされれば需要も高まると思うのだけど…あまり人気が出て大企業が大量生産に乗り出したりすると、逆にアンジュー村が苦しくなってしまうだろうか。…特産、と言うくらいで、この土地の条件が特にボンバに適していて、他での栽培は難しいのかもしれないが。) …。 (手紙を送り主で分類し、レターボックスに立てて主人の部屋へ持って行く。ノックして、返事を待ってから、居ても居なくても机の端に置いて行こう。) [Thu 13 Jun 2013 23:33:34]
NP4771@アンジュー村 > (場所は黒竜館エントランス。いつものように貴族の従者然とした服装で、この日主人に届いた手紙をジャンル分けしながら、傍らに避けた自分で街から持って来たチラシに目を落とす。お祭りの出店募集、といえばヤクザが絡んでいそうでおっかなくもあるけれど、見たところ不穏なものは感じられない。…詐欺師に見える詐欺師はいないわけで、素人の私がビラを見て分かる裏なんて無いのだろうけども、いざとなればジャンさんは領主様だし。――そもそも私が出しゃばるまでもなく村の人が持って行くんじゃないかとも思うけれど…どうかなあ、と漠然と考えた。そんなに 『やりたい!』 っていう感じでもないが、ふと思いついてみると、案外イイんじゃないかなあ。機会があれば、ジャンさんに話してみようか。私がお店出すのでなくても、何しろボンバの知名度が低い気がするので、村人の誰も持って行っていないなら、アピールしてみるべきそうするべき。) [Thu 13 Jun 2013 23:17:40]
NP4771@アンジュー村 > ――アジサイとは関係無いけど… (ボンバの実をアッピルするチャンスなんじゃないかなと思う。セイギさんはまだ黒竜館に居るだろうか?本調子でないにしても月末までここに留め置くというのは長いかもしれないけれど、何ならお祭り当日だけでも、ヴェイトス市に慣れる意味で一緒にお店とか出せないかなと思う。かなりの無茶振りな気はするが、セイギさんはお礼ができないと気にしていたようだし、何か手伝ってもらえれば楽になるんじゃないかな、とか。…いややっぱり、ただ私がお祭りに行きたいだけか。) 調理器具まではだめだけど、屋台は貸してくれるし… (あまりにも売れなければ赤字を出してしまうけれど、店舗募集の広告は出店者に優しい内容を提示していた。NP4771の感覚としては、お祭りの屋台というのはご祝儀価格で買ってもらえる有利な立場。焼きりんごならぬ焼きボンバとか、りんご飴ならぬボンバ飴でも売れば、悪くても赤字にはならないのではないかと思う。) [Thu 13 Jun 2013 23:05:05]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが入室されました。 『(お祭りがあるそうですよ?)』 [Thu 13 Jun 2013 22:52:47]
お知らせ > セイギさんが退室されました。 『錬金術かぁ。鷲鼻のおばあさんとかかな。』 [Wed 12 Jun 2013 23:42:33]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが退室されました。 『 彼の前途に幸あれ。 』 [Wed 12 Jun 2013 23:41:39]
セイギ > どういう島なんでしょうね……。 (感慨深く呟いて) また、ヴェイトスらしい名称ですね、ルナティックですか……ええ、わかりました。じゃあ、落ち着いたら、お礼も兼ねて、またお邪魔させてもらってもいいでしょうか。なにかお土産話の一つもできるように頑張ってみます。 (そういって屈託なく笑顔を見せて絵) [Wed 12 Jun 2013 23:30:55]
ジャン・ラダム > ああ、ヴェイトスには何でもある。雪山、砂漠、海、密林……。面白いぞ、此処は。(そうして、ジャン・ラダムは静かに立ち上がった。腰に佩いた古劔のベルトが擦れ、がちゃりと音を立てる。)うむ。わしの知り合いが、「Lunatic」という錬金工房を営んでおってな。錬金術の材料ともなると、何やかや、人里では手に入らぬ珍妙なものばかりが必要になるらしい。(なりたての冒険者にとっては、駄賃を稼ぐにちょうど良い仕事があるだろう。よしんば無くとも、男手のいる作業もあろう。先達て村を訪れたアンジーという少女は、見るからに華奢であったから。)そうかね? まあ、無理せぬ程度に、な。時折、シナナイとも話してやってくれ。あれは年の近い者と話す機会が少ない。 [Wed 12 Jun 2013 23:27:57]
セイギ > まぁ……古い剣、なんでしょうね。常識的に考えれば。 (そりゃそうだと自分で苦笑して) 勇者!? ほんと、言っては失礼かもしれませんが、変な島ですね。このヴェイトス島は。砂漠も雪山もあるとか? (そして、紹介状といわれれば目を輝かせて) ぜひお願いします!正直、無事についても下手すれば路上生活だったんですから、どんな仕事でも構いません……あ、それと、たいしたことはできませんが、せめてお礼に薪割りでも、何でも、大したことはできませんがお礼をさせてください。 (本当にありがとうございます。と深く頭を下げる) [Wed 12 Jun 2013 23:17:22]
ジャン・ラダム > 何のことはない。昔の豪族が振るったとかいう、赤錆て折れかけた鉄剣だったがね。(華々しくした成功した冒険談もあれば、このようにどうしようもない落ちもある。ジャン・ラダムは自分の幾つかある思い出話の一つを披露して、それから笑った。唇の端を持ち上げた、微かな笑みだ。)やはり成功した冒険者というものは、概してその辺りに収まるものだな……なるほど。 ふむ。気にする事はない。私も大昔、田舎から宛もなく身一つで飛び出したものだ。初めから肩書きも経歴もついてくる人間は少ない。……ああ、ヴェイトス市には最近、勇者の末裔がやってきたそうだが。(そしてジャン・ラダムは、かつての探索者は一瞬黙り込んだ。何処まで彼に手を差し伸べるか否か。手取り足取り? そんな甘やかされた冒険家などいるものか。)クドゥルチ君といったか。良ければ、わしが紹介状を用立てよう。無論、あくまで紹介するだけだ。仕事を請け負えるかどうかは君次第だが、どうかね? [Wed 12 Jun 2013 23:09:59]
セイギ > はは……伝説、ですか。 (ちょっと想像できなくて、必死に思い浮かべながら笑う) 実はは両親も冒険者だったそうです。この島で結婚したとか。今は父も地方領主をやっています。もっと粗末な屋敷ですけど……。 (どことなく親しみを覚えて、ラダムを見上げる) ……いえ、とにもかくにも生活基盤を作りたくて……武者修行の旅、といえば聞こえはいいのですが、ある日わけもわからず家を放りだされたもので……こんな選別送り付けられて。 (心底困ったような顔で、サイドテーブルの上の小さな靴のキーホルダーに視線を落とす。どうやら本革で、靴底には、"Cry & Law"と掘られていて) ははは、正直、こんな説明じゃ、不審人物ですよね。 ……はぁ。 (ずっしりと重い溜息を吐いて) [Wed 12 Jun 2013 22:59:53]
ジャン・ラダム > うむ。伝説の剣なぞを見つけても、重石になるのならばと捨てた事もある。(ジャン・ラダムは微かに笑った。探索行に赴く度に過去の経験を忘れていると馬鹿にされたものだが、そういう訳でも無い。着実に積み上げてきたものは幾許かある。)まあ、詳しい事は騎士団に話してくれ。 …………ふむ。いや、異国だ。沈んだ国だと聞いている。(そして、ジャン・ラダムはふと思った。自分はあの娘の名前を知らないのだ。一度だけ目を閉じ、そして開く。)ヴェイトス市ならば、此処から東に橋を越えて進むと良い。街道沿いにな。徒歩でも直にヴェイトス市が見えてくるだろう。 ヴェイトス市には、何を探して? [Wed 12 Jun 2013 22:55:30]
セイギ > はは……ラダムさんも、昔は? (相手の手はなるべく見ないようにしながら、うっすらとほほ笑んで尋ねて) あー……アラシで流されて、歩をたたんでもどんどん陸に近づいて行って……思いっきり衝撃が来たんで、座礁かな……大体の場所しかわかりませんが……。 (まるで孫を見るように目を細める領主の顔に不思議そうにしながら、彼女のことに関して聞いてみて) 変わった、名前ですね、ティエン人ですか? (イエロティアは正直区別がつかない) ……あ、そういえば。いつまでもお世話になっているのも申し訳ないんですが、実は右も左もわからなくて……ヴェイトス市、について、教えていただけませんか? [Wed 12 Jun 2013 22:46:25]
ジャン・ラダム > うむ。ま、気にする事は無い。探索行を続ける内、漂流の二度三度は誰しもが経験する。まずは命が助かった事を、喜ぶことだ。(若き冒険家の船出と呼ぶには災難であったろうが、ジャン・ラダムは平然とした口調で告げた。百の旅路で百回とも平穏無事に終わるのであれば、そもそも冒険などという言葉は生まれまい。その事をジャン・ラダムは良く知っている。)とはいえ、他の乗客や遭難の状況などは確認せねばならん。おいおい、騎士団の者が事情を伺いに来るだろうから、話を整理しておくと良い。(応じて、ジャン・ラダム。右手で顎を撫でながら、どこか嬉しそうに独眼を細めた。)そうか、シナナイからか。あの娘、あれで気の利く……というより気を回す性質だ。何か入用なものがあれば、アレに言うと良い。 [Wed 12 Jun 2013 22:41:45]
セイギ > (頭一つ、とまではいかないが長身の老人。今は年相応に細くなってはいるが、昔はさぞ屈強な男性だったのだろう。ちょっと眉毛が不安そうに八の字になりながらも、相手の名乗りに慌てて返答して) あっ……すみません、こちらから名乗るべきなのに。えと、僕はセイギス・クドゥルチ、と申します。 グングニルからの船旅の途中で、遭難しました。 (育ちのよさそうな顔つきの青年は、相手のいたわる言葉に礼を言って) ええ、もうそろそろ動けそうです。食事から、服から世話をしてもらって……。ラダムさんのお話は、あの召使の女の子から、うかがっています。 [Wed 12 Jun 2013 22:34:44]
ジャン・ラダム > (隻眼、隻腕の男は、読める者さえいなくなった古文字が刻まれた塚山出土の古劔の柄頭に手を乗せて、静かに貴方の前に立っている。かつては"ごろんぼう"紛いの冒険者であったとはいえ、数十年を経て随分と衰えた事がわかるだろう。ジャン・ラダムは老人だ。紛うこと無く。)お初にお目にかかる。わしはジャン・ラダム。ジャン・ラダム・ド・ラ・アンジュー。アンジュー辺境伯。つまり、この村の領主だ。(一礼をすると、ジャン・ラダムは部屋備え付けの椅子にゆっくりと腰を下ろした。年月を経た木の椅子が、老人の体躯と劔の重さに、ぎいと微かに音を立てる。)如何かな、身体の具合は。難破されたと聞いたが、随分な災難に遭われた様子だ。 [Wed 12 Jun 2013 22:26:47]
セイギ > …… (ぽけ、と肩に届く、栗色の髪をあちこちに跳ねさせながら、青年はぼんやりと上半身を起こしたまま、カンテラに映し出された室内を何をするでもなしに眺めていた。体はだるく、頭はすっきりしない。けれどもこれは運動不足のせいではないだろうか、と考えるくらいには回復してきていて) っ……どうぞ。 (男性の声に、遂に主との面会だと気付き、少しだけ声が固くなる) [Wed 12 Jun 2013 22:15:41]
お知らせ > セイギさんが入室されました。 [Wed 12 Jun 2013 22:13:37]
ジャン・ラダム > (自室で政務にあたっていたジャン・ラダムは、少女奴隷からの報告を聞いてそうかと頷いた。そしてその晩の仕事を終わらせ、翌日も自らの領主としての責務を終えた後、彼は腰に剣を佩いて若者に宛てがった部屋へと向かうのだった。ジャン・ラダムは自分が、もはや己の好き勝手に振舞って良い立場で無い事は自覚している。あの旅人を助けた事は義務であり、彼から船の遭難について詳しく聞く事も領主の務めではあったが、個人的な会話はそうではない。公私混同は許されざる行為だ。)…………さて。(黒竜館の内装は、ジャン・ラダムが元々そこまで調度品にこだわらない――幾つかの例外はある。そして内一つの調達をシナナイに命じたわけであるが――のもあって、本来の役割をこそ尊重している。分厚い部屋のドアがそうだ。ジャン・ラダムは一本の腕で戸をニ、三度叩くと、ゆっくりと部屋の中へと入った。)失礼する。 [Wed 12 Jun 2013 22:03:30]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが入室されました。 『 目覚めた、という報せが届いた。 』 [Wed 12 Jun 2013 21:50:19]
お知らせ > セイギさんが退室されました。 『剣かぁ……。少女が奴隷とは気づかないまま、ため息をついた』 [Mon 10 Jun 2013 01:04:53]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが帰りました。 『(まずは必要な事を伝えて。耳に入るだろうけれど、ジャンにセイギが目覚めたと報告しておく。)』 [Mon 10 Jun 2013 01:03:06]
NP4771@アンジュー村 > …使えるようになって来い、という事ですか。 (それにしたって武者修行へ出すのなら、基礎くらい身に付けさせてはどうかとセイギのお父さんに思うけど。事情があるのだろうしそれは言わない。ただ、大変ですねと苦笑い。) …もし剣を修めようと思っているのなら―― (私はジャンさんに教わっていますと、身近な先生をつい紹介したくなる。出しゃばり過ぎかもしれないけれど二人が話した時のため、何かの縁なのだし、繋ぐだけは繋いでおこう。) ジャンさんは、かなりの使い手だったそうです。今は、片腕を失われていますが… (…放任主義なのに武者修行に放り出して、助けを求めるなというのは、お父様はぶっちゃけセイギさんを追い出したのではないかと思ってしまうけど。それは、私には判断できない話。ただ、後でスープと一緒にレターセットを持って来よう。) ――はい。お待ちください。…あ、私は――シナナイと、申します。 (『科内』、とかそんなイントネーションで名乗って、少しもじもじした。セイギさんとはまだ少しの間?あるいはもっと?一緒に過ごす事になるかもしれないのだし、奴隷と言っておくべきかとも思うけど、今はまだ。…言いそびれて、無意識にやや丈の長いベストの裾を握った。一見貴族の従者然としたこの女の格好は、実はベストを捲くるとズボンが凄まじくローライズで、下腹部に刻まれた奴隷の印と、貞操帯が見えるようになっている。注意して過ごす分には露出しないが、何かと裾を押さえる癖が付いてしまった。) [Mon 10 Jun 2013 01:02:03]
セイギ > ……やっぱり物騒だな……別に、領主の息子だからって、冒険者の息子だからって、剣が使えるわけでもないんだぜ?僕は。 (なーんて愚痴を言って) うぅん……普段は放任主義だったんだけどな……助けを求める頼りは黙殺する、とは言ってたけど……ま、嫌味と文句くらいは書いて送っとくか…… (どうやら順調に軽口が叩けるくらいには回復しているようで) ああ、頼む……えぇと、そういえば、君の名前、聞いてたかな。 [Mon 10 Jun 2013 00:49:34]
お知らせ > セイギさんが来ました。 [Mon 10 Jun 2013 00:47:30]
NP4771@アンジュー村 > …おっかない所だと聞きますね。でも、それでまるっきり無秩序になってしまっては、今まで国が残っていないような気もします。難しい状態をどうやって上手いこと回しているのか…気軽に旅行できる土地ではないでしょうけど、気になりませんか? (怖い物見たさで、と冗談めかす。…自分には旅行など望めないけれど、いやジャンさんならあるいはと思わなくもないが…セイギさんは行きたければ行かれるんだなという思いが、そんな事を言わせたのかもしれない。…大陸、という言葉はスルーした。どこの出身だとか、そんな風に話を続けず。――怖い島?) …そう、ですね。人身売買が公認ですし、島の覇権争いも、ただの小康状態といいます。常世の森には手を付けられない原生生物が棲んでいて、それでなくても、ヴェイトス市は何かと事件が多いみたいですし… (いつの間にかベッドサイドに椅子でも持って来てお話している感じか。…武者修行には良いかもしれませんねと、ややぎこちなく微笑んだ。) …クドゥルチさん。セイギスさんでしたか。厳しい、お父様ですね…。――あっ!でも、それじゃあ、きっと心配なさっています。船が、難破してしまったのでしょう?無事を知らせてあげてください。 (お手紙を書くべきそうするべき。) おかわりは、同じものが良いですか?スープもありますけど… (後でと言わず、持って来ますよ?と椅子を立つ。) [Mon 10 Jun 2013 00:29:30]
セイギ > ぞっとするね。(亜人が暮らす国。想像して思わず素直な感想が漏れる) ……へぇ。君も大陸の出身か。話で聞く限りは、かなり怖いところみたいだけど、この島。 (なんとなく、親近感を持って尋ねる) ああ、セイギス・クドゥルチって言うのが本名……あぁ……まぁ僕も、武者修行のようなものかな。父親も領主で、いきなり最低限の荷物渡されて、放りだされたようなものだけど……へんなアクセサリーと余計なものをおまけにさ。 冒険者か……なんか、うちの親父そっくりだな (苦虫をかみつぶしたようにして) ごちそうさま……後でいいから、同じものをもう少しもらえるかな。 [Mon 10 Jun 2013 00:13:15]
NP4771@アンジュー村 > よかった。ガッツリ食べたくなっても、まだしばらくはお腹に優しいものしかダメです。でもすぐに回復するそうなので、心配しないで。 (どうぞどうぞと食べるのを促して、足りなければスープでも持って来よう。この状況で、その辺りは作り置きがあるだろうし。) …実は私も海の向こうの出身で、こちらへ来てからほんの数ヶ月なんです。アングリマーラへ行った事もありませんし、よくは知らないのですが…ブラリティアだけでなく、亜人…という言い方で良いのでしょうか。ライカニアやインセクティアや、複雑な種族が共存している国と聞きました。 (アンジュー村の位置については、後で地図を持って来ますと言う。ヴェイトス市から西へ進み橋を越えるというのが、そういえば川を跨いでいるのか、街道を跨いでいるのか…) ――主もセイギさんが目を覚まされるのを楽しみにしておりました。災難に遭われたのですよね?謝礼を求めるような方では…ないと、思いますので、あまり心配なさらないで。何かお願いというか、面白がって注文をするかもしれませんけど、とても優しい人です。でも、筋は通す人だと思います。…元冒険者だと聞きました。セイギさんは――お名前、セイギさんでよろしかったですか?…船が、難破したとおっしゃっていましたけど… (何があった、何をしに島へ来たのだろうと、今度はこちらが質問を。) [Mon 10 Jun 2013 00:04:05]
セイギ > ああ……とにかく食べないと、って気はする。あんまり食欲ないけど……これなら。 (酸味のある果汁は、のど越しがよかった) アングリマーラ。ああ、ブラティリアの国、だっけ? (確か、ヴェイトス市の北に位置したはず……結構、移動したんだな、と頭の中の地図を確認して驚いて) 北、ってことかな、ヴェイトス市の……ああ、クリスティア。 (ちょっと安心したように、肩の力を抜く) ミスター・ジャン・ラダム。ぜひ、まともに動けるようになったら、お礼を言わないと……とはいえ、お礼できるようなものもないし……領主さまは、どんな人? (怖い人じゃないといいな、なんて思いながら) [Sun 9 Jun 2013 23:47:29]
NP4771@アンジュー村 > はい。どういたしまして。私は、シナナイと申します。…そう、ですね。ええと―― (ここで働いている人です、と頷いて…どこから話したものかと視線をさ迷わせた。とりあえず…) えっと、はい。ボンバというリンゴみたいな果物を、摩り下ろしたものです。滋養に良いんですよ。食べられそうですか? (食べられそうなら、と。椀と匙をすすめよう。) この村の特産なんです。ここは、ヴェイトス市とアングリマーラの国境…と言って分かりますか?ヴェイトス市の西の外れです。アンジュー村という、国境警備隊の酒保を担う村で、領地としてはクリスティアに属する飛び地なのですが…ここはその領主の住まいです。領主が私の主で、ジャン・ラダムと申します。正式にはジャン・ラダム・ド・ラ・アンジュー、アンジュー辺境伯です。 (順を追って説明しようとするけれど、ぺらぺら。うつむき気味な青年になるべく明るいイントネーションで説明しようとするが、空回っているかもしれない。) [Sun 9 Jun 2013 23:31:09]
セイギ > ……… (束ねていない髪を邪魔そうに書き上げながら、ちょっと困ったようにうつむき加減にドアが開くのを見守るセイギ) ああ……えぇと、おかげさまで。もう、死ぬって感じはしない。 この前はありがとう。えぇと、きみはこのお屋敷で働いてる人? (召使?と質問するのも品がないと思い、そういって尋ねて) えっと、ここはヴェイトス市? ……それは……果物? (質問ばかりになってしまうが、右も左もわからない状況、多めに見てもらえればうれしい) [Sun 9 Jun 2013 23:13:18]
NP4771@アンジュー村 > …。 あ。失礼、します。 (やや戸惑うような間を開けてしまってから、ドアを開く。はっきり覚醒した状態で顔を合わせるのは初めてか。貴族の従者然としたパンツルックの女が顔を出し、どこかはにかむように、ほっとした笑みを零した。) …良かった。持ち直しましたね。お医者様のお話では、もう心配無いそうです。…体力は、まだ戻らないでしょうけど…おかしなところは、ありませんか? (力が入らないとかだるいくらいなら、そんなものだろうけど。特に異常は無いかと聞きながら、サイドテーブルにトレイを置いた。大き目のお椀を満たしているのは、ボンバというアンジュー村の特産果実を摩り下ろしたもの。リンゴ的なその果物は滋養強壮に効くとされ、甘酸っぱい匂いを放っている。…それとセットで小鉢と匙と多めのナプキンが乗っているのは、まだ懇々と眠っていた場合に多少無理矢理でも流し込むためだろう。必要無さそうなものは、そそくさとどけよう。) [Sun 9 Jun 2013 23:04:38]
セイギ > ……ああ、どうぞ。起きてます。 (かなり力を取り戻した声で、下着姿で上半身を起こし、髪を整える。この声はきっと自分を拾い上げたイエロティアの少女だろう……) [Sun 9 Jun 2013 22:53:34]
NP4771@アンジュー村 > (方針了解して、NP4771ことシナナイはほっとした。あまり咎められるとは思っていなかったけれど、それでも連れて帰っちゃうのは軽率だという思いがあって。しばらく申し訳無さそうにしていたが、セイギの容態が峠を越えて、意識を取り戻し、衰弱が原因で死ぬ心配は無いとなると、終わり良ければ全て良しという事にして気を取り直す。) ――失礼します。シナナイです。 (微かにドアを叩いて、小さく声をかける。返事が無くても拒否されなければ開けるつもりの、起こさないよう遠慮したノック。) [Sun 9 Jun 2013 22:49:48]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが入室されました。 『(――ジャンさん、分かりました。)』 [Sun 9 Jun 2013 22:41:46]
セイギ > …… (裕福そうな家でよかった……手厚い介護も受けることが出来たし、これで貧しい家に運び来られていたら、お礼の一つもできない身では心苦しすぎる……それにしても) なんて説明したもんかなぁ。 (無一文の好み、もう数日保護を求めたいところだが、まさかストレートに、正義の味方になってこい、と家を叩きだされたとは言えない。そんなこと言って、頭のおかしい奴だと思われるのはいくら何でも屈辱だ) [Sun 9 Jun 2013 22:24:45]
セイギ > (ぼんやりと室内を照らすランプのシェードをぼんやりと眺めながら、良い家に引き取られたのだと考える。少なくとも実家よりは立派だ。実家は領主とは名ばかりの質素な作りだったから……) あー、あのイエロティアが……領主とか家族、ってことはないよな。いくらヴェイトス市でも。 (自分を見下ろす少女の顔を思い出しながら、まぁたとえ小間使いか何かだとしても、礼を言わねばならない、くらいには考えていて) [Sun 9 Jun 2013 22:04:47]
セイギ > (清潔なシーツ、風雨から身を守る壁と屋根、布団、清潔な下着、サイドボードに置かれた水差しには、清潔な水がたたえられている) …… (夢のようだ。ココは天国だろうか。一週間前には日常でしかなかったが、地獄のような遭難を超えた今となっては、まるで天国のように感じられる) [Sun 9 Jun 2013 21:53:47]
お知らせ > セイギさんが入室されました。 『ようやく体に体温が戻った』 [Sun 9 Jun 2013 21:51:19]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが帰りました。 [Sun 9 Jun 2013 21:39:39]
ジャン・ラダム > (この若人、まだそう経験のある者とは思えないが。いずれ目が覚めたら話をしてみたいものだと思う。ジャン・ラダムはゆっくりと踵を返して、部屋を後にした。やらなければならない事は多い。そういえば、何処ぞの勇者の血筋が旅立ったという話も聞いたが、勇者であろうと探索者であろうと、冒険者であればそこに優劣もあるまい。) [Sun 9 Jun 2013 21:39:33]
ジャン・ラダム > (しっかりとした木の扉を隻腕で叩き、それからジャン・ラダムは静かに部屋へと入った。窓辺に設えた寝台の上で、まだ青年は眠っているようだ。セイギと言ったか。服装はグングスニク風で、持ち物は短刀と細々した旅行具。いずれも小さな雑嚢に収められ、青年の枕元に置かれてある。老いた冒険者は若き冒険者を見下ろし、かすかに隻眼を細め、笑った。)運の良い奴め。ま、ゆっくりと身を休めると良い。ヴェイトス島では、そうそう落ち着ける暇なぞないのだからな。(教会の神父や村の老婆など医術の心得があるものに診てもらうよう頼んではある。あくまでも老人の経験則だが、死ぬ事はあるまい。)身の回りの世話は、シナナイに任せるとしよう。拾ってきたのだし、何よりもあの娘は良く働く。 [Sun 9 Jun 2013 21:15:18]
ジャン・ラダム > (ジャン・ラダムは、元冒険者である。幾度かの探索行と危険な務めを果たし、戦争を経て領主となった男である。それ故に一般の貴族よりも教養が欠け、また彼らとは些か異なる見識を持っている。そしてジャン・ラダムは貴族的傲慢さこそ嫌ってはいたものの、各々の経験に優劣はなく、また共通する重要な責務についても認識していた。力ある者、立場のある者、人の上に立つ者の義務。それは少なくとも、行き倒れた旅人を見捨てるという行為からは程遠いものだ。)……ひとまず、騎士団駐屯地への早馬を走らせて報せておかねばな。(腰に塚山出土の古劔を佩いたジャン・ラダムは、黒竜館の廊下を歩きながら呟いた。目指しているのは一番上等な、邸の中で最も日当たりの良い客室である。ジャン・ラダムは大昔、旅人であった。理由はそれで十分であろう。) [Sun 9 Jun 2013 20:58:58]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが来ました。 [Sun 9 Jun 2013 20:47:33]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが退室されました。 『(――ジャンさん、どうしましょう?)』 [Sun 9 Jun 2013 01:59:55]
NP4771@アンジュー村 > (…もしかしたら、セイギさんの背中に刺青を見つけたのを、不安に感じているのかもしれない。ホワイティアの人は割と普通に刺青を入れると認識しているけれど、NP4771の育った文化圏では、刺青にちょっとヤクザなイメージがあって。ヤクザ者だったら行き倒れを助けないのかと言われると、そんな事は無いが。危ない人だったらどうしよう、という不安も少し。…寝顔は、そんな風には見えないが。とにかく…) [Sun 9 Jun 2013 01:59:44]
NP4771@アンジュー村 > (そんなわけで夜ともなると、館には領主のジャンさんと、その奴隷のシナナイと、あなたの三人になってしまうかもしれない。――衰弱しきって動けない人って、やっぱりオムツとかになるのかな。排泄されなかったりするのかもしれないけれど…泥だらけだった身体は一度拭いておかないと感染症なんかも怖いし、一度は身体の隅々まで確認してお世話するのに、オムツ交換も今更。) (――まだ生きているのを確認して、NP4771は眠るセイギの元を離れた。良い事をしているとは思うけれど、もう少し上手いやり方があったのではないかと思う。ここまで連れて来る筋合いではないし、病院や大聖堂で引き受けてくれないのなら玄関先に置いて行きますよ!くらいの強気に出れば良かったのかなとも思うけれど、どこも意地悪で引き受けてくれなかったわけではないと思うと、そんな押し付け合いみたいになるのは申し訳ない気がした。…でも、だからって、と深い溜息。) …うーんン… (引き受けてもらえなかったのには、セイギさんに必要なのが医療的な処置よりも加療という事情もあるのかもしれないけれど、それにしたって素人の私が面倒見られる事なんてたかが知れているし、犬猫助けるみたいな感覚で自分でやろうとして、セイギさんに万一の事があったらどうするのか。…ジャンさんに頼れば大丈夫と思ってしまっているが、行き倒れを片っ端から助けるのかというと、たぶんそんな事出来ないわけで。見捨てるなんていう選択肢はありえなかったけれど、これで良かったのかなあ、とは思ってしまう。) [Sun 9 Jun 2013 01:55:34]
NP4771@アンジュー村 > (『ヴェイトス市から西方に向かって街道を何十マイルか進むと、やがてカラ河の支流にかかった石橋が見えてくる。その橋を越えた先がアンジュー村だ。秋口に紅い実をつける果樹園が広がり、こじんまりとした農園では牛や豚がのんびりと草を喰む、典型的な地方村の一つ。だが通りがかった旅人が少し聡ければ、開拓地帯の外れにしては大きな酒場や雑貨店が軒を連ねており、道路がきちんと舗装されている事に気づくだろう。理由は村の西側に広がる防塁が教えてくれる。この先はマウーラ藩国。怪物の暮らす異教徒の土地。当然、村を出て少し進めばクリスティア王国騎士団の駐屯地も見えてくる。戦に備える騎士たちの為に、アンジュー村は便宜を図っているのだ。そのアンジュー村の外れにある小さな丘の上に、石造りの館が立っている。黒々とした堅固な姿から誰ともなく「黒竜館」と呼ばれるその建物こそ、ジャン・ラダム・ド・ラ・アンジュー、アンジュー辺境伯ジャン・ラダムの館だった。とはいえ仰々しい名前ほどの大きさではない為、使用人も数名、村から通う者で事足りるのだが。』) [Sun 9 Jun 2013 01:36:15]
NP4771@アンジュー村 > (奴隷にできるのは、勝手にお屋敷へ運んで来るところまで。あとはジャンさんの判断になってしまうので、丸投げ申し訳ないですが、セイギさんは待ち合わせ掲示板なりログなりで処遇が決まるのをちょっとお待ちください。2,3日経っても連絡つけられない場合は、暫定 『客間に寝かされている』 という事で問題ないと思いますが…そのアンジュー村がどういうロケーションかというと、以下抜粋。) [Sun 9 Jun 2013 01:36:03]
NP4771@アンジュー村 > (『…なんでかそういう事になっちゃいましたごめんなさい』 と小さくなりながら帰って来て、主人にご報告。この奴隷の行動に対する評価はさておき、ジャンさんなら衰弱しきった青年を放り出すような真似はしないんじゃないかなと思う。どうでしょう。) (彼について分かっているのは、セイギという名で、先日難破したグングニクスからの船に乗り合わせていたのではないかという事だけ。それなのに保護したのは海岸からはだいぶ離れた街道だったけれど、それは執念で歩いて来たか、あるいは誰かに運ばれたか。服や荷物を検めればもう少し分かる事があるかもしれないけれど、とりあえずは目覚めるの待ちか。幸い目立った外傷は無いようなので、あとはセイギさんの体力次第。点滴なんて無いし、温かくしてジュースやスープを流し込むくらいしか出来ない。あるいは、そういう状況に対応できる魔術治療もあるかもしれないけれど。) [Sun 9 Jun 2013 01:25:54]
NP4771@アンジュー村 > (――本人に下心は無いけれど、一言で表すときっとそんな状態。) (昨夜、お使いに出されていたNP4771ことシナナイは、帰りの乗合馬車で行き倒れているホワイティアの青年を見つけた。当初は乗り合わせた人や御者と協力して介抱し、街道警備の詰め所なり病院なり、それがダメでも大聖堂へ送り届ければ助けられるのではないかと考えていたけれど、間が悪かったり運が悪かったり奇跡的な巡り会わせで 『引き取り先』 が見つからず、応急手当を施してもらった後は各所をたらい回しに。…それでも自警団の詰め所前にそっと横たえておいたりすれば面倒見てくれたかもしれないが、そんな捨てるような真似が出来ずに右往左往するうちに、乗り合わせた人達は一人また一人と手を引いてしまった。そして最終的には、話の流れで 『貴族の従者』 と名乗っていたNP4771が一時身柄を引き受けてはどうかという事になり、NOと言えなかった次第。) [Sun 9 Jun 2013 01:12:27]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが来ました。 『(奴隷が若い男を連れ込んだ。)』 [Sun 9 Jun 2013 01:00:44]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが帰りました。 『(幸い馬は逃げたりしなかったけど…なんとなく悪く思って、引いて帰った。)』 [Sat 1 Jun 2013 00:08:08]
NP4771@アンジュー村 > ――っうわ!っと、とっ… (はしっと手綱で身体を支えてしまって、変な方向に顔を向かされる馬。一度降りれば良いのにずり落ちたところからよじ登ろうとして、変に力が入り、たまりかねた馬がいなないた。ぶるんと身体を振るわれてしまうと、登ろうとしていた不安定な姿勢であっさり振り落とされてしまう。) ――っあ痛! (元々落ちかけていて落下のダメージは大した事無いが、尻餅ついてみると、目の前で馬が足踏みしている様というのはおっかない。あせあせ、地べたを這いずって離れよう。) [Fri 31 May 2013 23:58:15]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが入室されました。 『ね、ね、もういいかな?そろそろ、進んで… (声をかけようと身を乗り出して、ずり落ちる。)』 [Fri 31 May 2013 23:52:04]
NP4771@アンジュー村 > (言葉の通じない生き物を扱うのは、スチームエンジンを動かすのとは違う。思い通りになどいかず、さぞ難しいだろうと思っていたけれど、調教された馬でそんな事はなく。道草込みでまったり歩くのに乗っかっているだけだけど、『なんだ簡単じゃない』 というちょっとした自信と油断。走らせるなんてとんでもないが…もうちょっと早くてもいいかなと、ぽふっと、教わった通り足でお腹を蹴ってみた。――が、変わらずのっそのっそ歩くだけ。あれ?あれ?と困っていたら、手綱を緩めてしまって、馬は立ち止まり草を食み始める。…顔を上げさせないといけないのは理解しているけれど、でも急ぎの用があるわけじゃないし、予定外に乗せてもらっているんだし、食べたいならちょっとくらい食べさせてあげないとかわいそうかな、なんて考えてしまう。おろおろ。) [Fri 31 May 2013 23:44:01]
NP4771@アンジュー村 > (――のはきっと、まだ明るい時間か。ジャンさんから 『借りて良いよ』 と言われた事をお伝えして、村で荷馬を借りて乗る。とても大人しい馬だそうで、簡単に手綱捌きのルールを教えてもらうだけで、なんとなく動いてもらう事ができた。おっかなびっくり自信無さそうな命令は、馬を戸惑わせたり、あるいは言う事聞かなくさせてしまうかもしれないけれど、今はまだ。村の周りをのんびり巡る。) [Fri 31 May 2013 23:25:15]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが入室されました。 『(馬に、乗せてもらう。)』 [Fri 31 May 2013 23:19:19]
お知らせ > アンジーさんが退室されました。 『帰るときには師匠へのお土産くらい買っておこう』 [Tue 21 May 2013 01:43:38]
アンジー > ( 昔から家に居るときはお姉ちゃん達がいたから、一番下の私は可愛い可愛いとか言われるだけだったけど、久しぶりの自分よりも年下の子を見て、ちょっと嬉しいのだ。 お化粧したいとか聞けば、かーわーいーいー。なんてうきうきしてしまう。 ) えー、ナナイちゃんそのままでも十分可愛いのにー。 ( 奴隷とか知らないまま、他愛のない会話をしながら屋敷に向かっていく。 五月蝿く言う師匠もいないし、なんかちょっとした休暇を貰っちゃった気分。 案外師匠はこれも含めて考えてたとか…?いや、ないない。 ) [Tue 21 May 2013 01:41:37]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが退室されました。 『(そんな話をしながら、館へ。お客様のいる夜は、いつもより明るかった。)』 [Tue 21 May 2013 01:34:23]
NP4771@アンジュー村 > (ジャンさんが好きに注文出して良いと言ってくれたのは嬉しかったけれど、馬をちょっと暴れさせてしまって――それに、NP4771には悩みがあった。奴隷になってからこっち、解放されていた悩みなのだけど…お化粧、何歳から始めましたか?) ――も、申し訳ありませんでしたっ! ごめんね… (最初は馬上の女の人へ、次はお馬に。馬が落ち着くのを思考停止して待ってから、べっこりと頭を下げた。…気にしていない様子に救われる。ジャンさん的にも…今のはセーフかなとちらっちら。) …あ、ありがとうございます。アンジーさん。 …あ、あの私、母は二十歳になるまで使うなって言う人で… (NP4771のお母さんは、化粧とは肌の衰えを隠すもの、衰える前から隠してどうするか、という意識を持っている人だった。とはいえフォーマルな席ではちょっとくらいした方が良い…というかしたい気がするし、この土地は故郷よりも大人びている気がする。幼く見えるアンジーさんも薄化粧だろうけれど、どの辺から始めたら良いでしょう、と。ジャンさんが見守る傍ら、こっそり聞いてみる。) [Tue 21 May 2013 01:32:25]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが退室されました。 『 思えば、歳をとったものだ。 』 [Tue 21 May 2013 01:24:34]
ジャン・ラダム > (下生えを踏みしめて進みながら、ジャン・ラダムはちらりと独眼で二人の様子を伺った。問題なく会話は続いているようだ。今後ともこうなってくれれば良いだろうにと、ジャン・ラダムは思う。人と人の縁は貴重な財産だ。件の工房を営む錬金術師はともかくとしても、ジャン・ラダムは自分の先が見えている事を自覚しているが、まだまだ二人の娘たちの行末が見果てぬ事もわかっている。願わくば、これが双方にとって良い縁となる出会いであれば良いのだが。)…………ふむ。(客人を案内するように先行しながら、ジャン・ラダムは顎を撫でた。) [Tue 21 May 2013 01:24:10]
アンジー > どうどう…ほーら、落ち着いてぇ ( 若い馬みたいに人を振り落とす程に暴れるわけではないけど、普段と違う動きをする馬にはさすがにびっくりした。 知らない人だからびっくりしちゃったのかな? 私が初めて引こうとしたときも、こんな感じだったかもしれない。 ) あっと、大丈夫ですよ。 ちょっと驚いちゃっただけかもしれませんし…私も最初はあんなだったし。 ( よーしよしと荷台から降りて馬を撫でながら、あははと笑いながらいえいえー、なんて手を振ったりして。 若い馬だったら、ちょっと大変だったかも。 ) あ、ごめんなさいっ。 自己紹介してもらったのに、私ってば! えと、アンジェリカ・フォルキットです。アンジーでいいですよ。 ( 長い名前って得意じゃないし、自分の名前でも他の人の名前でも、だって覚え難いし途中で噛みそうだし。 ) 大体の日用品なら作れますから、お気軽にどうぞっ。 ( 難しいものも、師匠に頼めばやってくれるかもしれないし。 それに何か師匠とジャンさん知り合いみたいだし。ジャンさんうちの工房の名前知ってたから。 師匠が子供か私みたいに弟子だった頃の知り合いとかかな。 今度聞いてみようかな。 ) [Tue 21 May 2013 01:17:06]
NP4771@アンジュー村 > (科内、とかそんなイントネーション。縮めてあだ名にしてもらえるのは新鮮で、つい微笑んだ。同い年くらいだろうか、親近感沸いてしまうけど、テストっぽい雰囲気に雑談は控えよう。でも…) ありがとうございます。 あの、失礼ですが、お名前は―― (馬を引こうとしつつ、聞いてみた。自分で引くと言ってくれるのにはそれじゃあお任せ…して失礼はないですか?とジャンさんをチラ見しようとするけれど、そこで嘶く馬。馬上の悲鳴。) ――はわっ!? わっ、わ、あのっ、私! ご、ごめ… おお落ち着い―― (どうどうと馬をなだめようとするけれど、えっと、抱き締めればいいのかな?『ほら、怖くない…』 ってああいやでも私が怖い!間近で暴れる馬の躍動感ったら。) ――っは、はいぃ! (オロオロしているところにジャンさんの助け舟。とりあえず離れます、とホールドアップして後ろへ下がる。) [Tue 21 May 2013 01:04:19]
ジャン・ラダム > (もう随分と昔、未だジャン・ラダムが若く、探索行に赴いていた頃、幾度か錬金術工房の世話になったことがある。当時応対した人物が彼女の師匠か、或いは師匠の師匠かは定かではないにしても、こうして領主となった今も縁は続いている。ジャン・ラダムは豊富にコネクションを持つような貴族ではないが、人の繋がりもまた貴重な財産である事に変わりはない。)うむ。シナナイ。身だしなみを整えるのに必要なものがあれば、彼女に注文を出せ。石鹸だの香水だの何だの、入用ならば拵えて貰うと良い。そういった物には疎い故、そこに関してはお前に任せる。(年頃の娘ともなれば、色々と必要だということは、若いころの同行者との付き合いで大凡理解している。いや、把握しているが理解はしていないか。そう拘るものでも無いだろうと、ジャン・ラダムは思っている。 と――……)……シナナイ。深呼吸をしろ。無理だと思うならば手を離せ。 すまぬな、錬金術師殿。 まだ未熟な娘故、どうか許して頂きたい。 [Tue 21 May 2013 00:52:47]
アンジー > じゃあ、お言葉に甘えて…。 ( 師匠も別にすぐ帰ってこなくていいぞー。なんてぶっきら棒に言ってたし。 突然帰ってきたと思ったら、納品代わりに行って来いとかすぐに帰って来なくてもいいとか、無茶苦茶なんだから。 ) しなない? じゃあ、ナナイちゃんだねー。 ( なんかお孫さんみたいな歳の子だ。 でも、勤めてることは違うんだ。 んー、まいっか。 変わった名前だけど可愛いなぁ。呼びにくい名前を勝手に呼びやすく略しちゃうのは悪い癖。 よく怒られる。 ) あ、馬は私が引っ張るからd――― ( 私も馬の扱いが上手い。ってほどじゃないけど、運搬に使っているのは大人しい馬だし、人間にも慣れているんだけど ) ―――ひあああっ! ( 馬には感情が伝わりやすいと良く言うけれど、緊張しているのが伝わったか、それともたまたま虫の居所が悪かったか、馬が身体を逸らすように少し暴れ初めてたっ。 ) [Tue 21 May 2013 00:40:59]
NP4771@アンジュー村 > …? (じっと見られると、微妙にそわそわベストの前を押さえた。風やおじぎの拍子に見えてしまったかもしれないが、ズボンが変態ちっくにローライズなのは、一応ベストに隠れてる。一応。) ――。 (…そういえば、出入りの業者さんなんかは把握していない。ジャンさんのお仕事にはあまり関わっていないけれど、ジャンさん不在なら従者の私がという事になるのだろうし、覚えておいた方が良いのかなとか――ぼんやりしていたら、あ、挨拶?ジャンさんの促す調子がちょっと 『違う』 のは分かる。いやでも、ジャンさんの立場は本人が名乗っているし、私の立場と名前もジャンさんが。『えぬぴーよんなななないち』 と奴隷としての名を名乗れば良いのかと思うけれど、奴隷と紹介されていないのにそれは余計な気がする。私が嬉しくないし…などと考える僅かな間。) ――せ、先月より、勤めております。どうぞお見知りおきください。 (勤めさせて頂いております?でもお客様にとってジャンさんは私の身内だし…いやだけど私は奴隷で…それによろしくお願いしますでは近い?かな?などなど――思考はぐるぐるさせるのだけれど、挨拶は無難というか削りに削ったものになってしまった。ややぎこちなく微笑んで。) ご案内致します。 (先に立って、館へ招こうか。馬の扱い方はよく分からない。先に立って馬を引こうとするけれど、ちょっと、うかがう姿勢。緊張が馬に伝わるかもしれない。) [Tue 21 May 2013 00:25:35]
お知らせ > アンジーさんが入室されました。 [Tue 21 May 2013 00:08:01]
ジャン・ラダム > ああ。錬金工房というと、ルナティックの方かね。これはこれはヴェイトス市から遠路はるばる、良く来てくだすった。 もしも宿がまだのようでしたら、館へと泊まって頂きたい。(ジャン・ラダムは「はて」と顎を撫でて思案した後、頷いて応じた。 アンジュー村の収入の多くは、近隣にある駐屯地の騎士たちを持て成すことで成り立っている。 一方、村で生産できるのは食料品とせいぜい衣服程度であるから、必然的に石鹸だの香水だのといった錬金術師でなければ作れぬ生活日用品は外注となる。)此方はシナナイ、わしの下婢だ。挨拶を。(そして挨拶を「しろ」ではなく「してみせろ」というように、ジャン・ラダムは傍らの娘を促した。礼儀作法は躾けていない。どれほどの力量があるかを試す意味合いも込めてだ。) [Tue 21 May 2013 00:06:54]
アンジー > ( 荷馬車が近くまで来て、ようやく立っている二人の姿が見えてきた。 遠目からは分からなかったけど、何か偉い人とその従者さん? そんな感じに見える。 ) あ、えっと…錬金工房の者ですけど…じゃん・らだむらど――― ( あわっ、この人まさに偉い人だった。 そして、名前が…長い! ) ―――ジャンさん! ( 何度か詰まりながら、結局ここに行き着いたといわんばかりに元気よく名前を呼んでから ) 頼まれた品をお届けにきましたー ( 師匠からのおつかいで、日用品とか注文されていたものの納品だ。 石鹸とかそういう錬金術師が作る日用品。 師匠が自分で行けばいいのに、師匠ってば「あんな田舎の方行くの面倒くさい」なんていうんだもん。 こんなに長閑で気持ちいい場所なのに。 )( 後ろに一歩下がった女の子。ついじーっと見てしまう。 従者とかなんだろうけど、別に怪しいとかじゃなくて。 あんなに短いの恥ずかしくないのかな。とかそんな平凡なことを考えているだけ。 ) [Mon 20 May 2013 23:53:18]
NP4771@アンジュー村 > (NP4771の服装は、従者然としたもの。上質なパンツルックにベストを着て…今はロープがかけられたり緩衝材が巻かれたりした木の前で、長めの木剣を持っていた。祖父から手解きを受ける孫の図っぽいけれど、ホワイティアの主人にイエロティアの従者。色素は違う。…ところでこの服装、奴隷印が下腹部の下の下、秘所のすぐ上にあり、必要とあらばそれを見せないといけない都合、ズボンは物凄く限界までローライズで、そこに隠し切れない貞操帯も着けている。ベストの裾が長いので普通にしていれば見えないが、ブラウスにもズボンに入れるだけの丈が無く…捲れてしまうと色々とマズイけれど、今はまだ。) ――え?あ、そんな、専用だとか良い馬なんてもちろん… (『騎馬』というと騎士のために訓練された馬だろうか。どういった馬か判断できなかったけれど、専用である必要は無いし、立派なので練習したいわけでもない。お許しさえ頂ければ、あとは手解きして頂ければと頷く。どうやら教わるような事でも無いようで、あとは村の人にお願いすれば少しずつ覚えられるか。――そして絵について。…お使いは早く済ませなければと思っていたけれど、どうやら逆に急いてしまったよう。引き続きと言われると、やっぱり困るけど、ではゆっくり探しますと頷いておく。…でも本当どうしよう。ゆっくりでいいか。…などと話していたのはさておき。) ――こんにちは。 (あるいはこんばんは。都合の良い方で、主人が挨拶するのなら一歩引いておじぎのみ。) [Mon 20 May 2013 23:43:00]
ジャン・ラダム > そうだ。馬の件に関してだが、騎馬を用意するわけにもいかん。希望があれば当座は、手空きの荷馬を借りて跨ることだ。それと……(朝帰りについては頼んだのが此方であり、かつ「帰ってきた」以上、「あまり遅くなるな」と伝えるに留めている。まるで年頃の娘を持ったような気分だが、ジャン・ラダムはそれが感傷に過ぎない事もわかっている。奴隷を家族扱いするのは、些か残酷なことだ。)……あの絵だが。悪くはないが、些かな。塔の方は迫力もあろうし、ヴェイトス島の風景を描いたものも的確ではあるのだが、もう少し色々見てから決めることだ。ヴェイトス市も広い。(つまり結論はまだ保留、という事で、引き続き捜索せよとの命令だ。買ったことそのものは悪くないが、あれで決まりではないぞ、と。ジャン・ラダムはそう告げて、新たな人物の方へぐるりと隻眼を向けた。村の者ではない。)ああ、うむ。 その通り。 わしがジャン・ラダム・ド・ラ・アンジュー。 ここの主だ。 どういった御用件かな? [Mon 20 May 2013 23:35:31]
アンジー > ( がたごと。声は馬車の車輪の音と共にやってくる。 二人の居る近くを通る道に荷物を載せた屋根なしの馬車がいる。その荷台に荷物と一緒にひょっこりと乗っているのが私です。 ) あのーっ、お屋敷の人ですかー? ( まだ少し遠めで人が二人居るくらいしか見えていない。 おじいちゃんと女の子? うん、そのくらいは分かる。師匠は眼鏡使っているけど、私は目は悪くないし。 )( 今回は別に遊びに来たわけではないのです。お仕事なのです。 地方村は長閑で休みの日とかにお弁当もって遊びに行くのもいいんだけどね。 ) [Mon 20 May 2013 23:26:41]
NP4771@アンジュー村 > ――ご主人様。…ハイ、ありがとうございます。 (声をかけられると、立ち上がって礼をした。運動着を与えられていればそれを着ているけれど、普段の格好で剣を振るう必要がある?かもしれない?のだから、そのままか。…仮にジャンさんに両腕があったなら、NP4771は左手でも剣を振るおうとはしなかったかもしれない。『右手が使えなくなってしまったらどうしよう』 というのは、この師だからこその意識だろう。なので珍しく 『ご機嫌損ねてないですか?』 というようなうかがう素振りを見せずに、左手でも使えるようにしますと頷いた。…問題無さそうで、安心。朝帰りや絵についても、問題無かっただろうか。お客さんがいらしてそんな話はまた今度かもしれないが。) ――あら。 (村の人が来たのかなと、声の方へ顔を向けた。) [Mon 20 May 2013 23:24:28]
お知らせ > アンジーさんが来ました。 『こーんにちわー』 [Mon 20 May 2013 23:20:30]
ジャン・ラダム > 良い塩梅だな。(ジャン・ラダムは、あえて下生えを踏んで音を立てながら近づき、ハッキリと声に出して告げた。別段、従者や奴隷なぞに気を遣う必要もないだろうが、逆にわざわざ十代の娘を驚かせて喜ぶような趣味も無い。 帯剣し、外套を羽織った常通りの様子。 とはいえここ少しの間は"蟻の巣"絡みで動いていたから、きちんと話すほどの間も無かったのだが。)そのまま励むと良い。腕が二本とも使えれば、いざという時にも役に立つ。(ゆっくりと頷き、此方は一本だけの腕で顎を撫でた。口調こそ平素のままだが、褒めていると受け取っても問題無いだろう。少なくとも、咎め立てている様子はまったく無い。) [Mon 20 May 2013 23:16:28]
NP4771@アンジュー村 > (意識して身体を鍛えるのが人生初という娘。そういう事している人がいるのは知っていても、自分の身体を鍛えて成果を実感できるのは新鮮で――特に、『いやに伸びが早い』 というのもあるだろう。仮に一極集中してしまえばあっという間に人間の限界に到達してしまうスペック。楽しくないわけがなく、今の所挫折の気配は無い。) [Mon 20 May 2013 23:13:08]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが入室されました。 [Mon 20 May 2013 23:11:16]
NP4771@アンジュー村 > …。 (汗を拭って一休み。地面から張り出した根に腰掛けて、タコのできつつある掌を擦る。あんまり硬くなったりたくましくなったりしてしまうと、ちょっと複雑なものがなくはないけれど。いきなりタニシの集団登校みたいな手にはならないだろうし、ちょっとくらいは嬉しくもあった。) [Mon 20 May 2013 23:04:44]
NP4771@アンジュー村 > (刀身を左手で支えようとする構え方は変わっていないものの、木剣ならどうにか片手で扱えていた。左手は沿えるだけ。型は 『牡牛』 と 『猪』、基本と切り返しの二種類のみだけど、オリジナル剣術で一つ一つ教わるのが大変でしたら、もしかしたらもうちょっと教わっているかもしれない。いずれにせよ教えられた事には忠実に。型の中で色々工夫する事はあるけれど、勝手な構えで適当に打ったりはしなかった。) ―――っふー… (右手と左手、両方で振るうけれど、やっぱり利き手じゃないと全然違う。握力や柔軟性なんかはそんなに違わないはずなのに。…左手1セットを終えて、差があるものなんだなと少しシビれる手を振った。) [Mon 20 May 2013 23:00:08]
NP4771@アンジュー村 > (アンジュー村の領主の館。黒竜館から少し離れた木立ちで、館の従者が緩衝材を巻き付けた木を木剣で打っている。動かない物を叩いても素振りと変わらないかもしれないけれど、自分で止めるのとは感覚違うだろうし、何かを打つ衝撃にも馴染んでおかないといけないんじゃないかなとか、そんな。バスッ ボスッ と音はまだまだ柔らかいけれど、動きのキレみたいなものはだいぶ安定しただろう。) (――誰も来ないでしょうけど、誰が来てもおかしくない場所ですよ、一応。) [Mon 20 May 2013 22:46:45]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが来ました。 『(藁か何かを巻いた木を、打つ。)』 [Mon 20 May 2013 22:38:09]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが帰りました。 『(…そもそも、栞が最初の方に挟まっていただけで、ジャンさんが挫折したとは限らない。)』 [Fri 17 May 2013 18:45:29]
NP4771@アンジュー村 > ―――ッンー! (与えられている部屋で書き物をしていたNP4771は、薄暗くなっている部屋から夕暮れの窓に目をやって、ぐーっと伸びをした。…治水工事についてまとめられた本を、更に要約しているところ。技術屋とはいえ畑違いの専門書を読むのには苦労するが、そういったものに向き合うスタイルだけは確立している。時間はかかるけれど時間さえかければどうにかなる事を知っていて、早々に挫折したりはしないだろう。主人がこういったジャンルの本に手をつけて、でも途中で投げたらしいと読み取っての行動だけれど――こうしてまとめたものを、ジャンさんに見せるかと言うと、悩むところ。ジャンさんは嫌な顔したりしないと思うけど、でもそれって 『私学士ですからー』 みたいに鼻にかけてる感じしないかなって。) [Fri 17 May 2013 18:44:16]
NP4771@アンジュー村 > (生活に慣れてくると 『休日無し』 というのが地味にしんどいけれど、逆に一日もらっても時間を持て余すかもしれないし、ヴェイトス市へのお使いなどが良い気晴らしになっていた。今の所、奴隷だと発覚するのは稀で、難癖をつけられた事も無い。すぐに奴隷の印が見えてしまう服装には気を遣うけれど、怯えはだんだんと薄れて、今では図書館の常連さん。) (――でもまだ、自分の趣味の小説なんかを借りて来るのは遠慮している。借りて来た本をジャンさんがチェックするのなら、NP4771が選ぶのは生活の知恵とか、トレーニングの方法とか、ヴェイトス島の歴史・文化についてがほとんどだ。…その中に時折、土木技術に関する専門書とか、ヴェイトス市の法律、特に奴隷制について書かれたものが混じる。奴隷制についての知識を仕入れようなんて、ジャンさんは良く思わないかもしれないと思うけど…常識的には必要な事。その知識を 『わきまえる』 ために使うのか、あるいは何とか奴隷の身分から脱しようとするのに使うかで、意味合いがだいぶ変わってくるだけで。…NP4771が単純に奴隷制を知っておきたがっているのはもちろん、その本を図書館で覗くだけに留めず借りて来るのには、ジャンさんを試すという意味合いも、ちょっとはあるのかもしれない。) [Fri 17 May 2013 18:34:40]
NP4771@アンジュー村 > (そんな補足・修正はさておき。NP4771はつつがなく日々を過ごしている。村民との関係はまだぎこちないけれど、だいたいどんな所が人手を欲しがっているかは把握したし、毎日顔を出すのはその辺りに絞って、後は適当に 『他にもあれば声をかけてください』 と言って済ませておく。お屋敷にだって雑務はあるし、ジャンさんから特に言いつけられているのは体力作り。あとは本でも読めば、一日はなんとなく過ぎていく。) [Fri 17 May 2013 18:13:08]
NP4771@アンジュー村 > (――主人と奴隷が同じ浴室ってアリエナイかもしれない。広いお屋敷ですし。食卓だって主人と使用人のそれは別。ましてや奴隷なんてもう。なのでお風呂はどこか別の、与えられた所で済ませているでしょう。奴隷はもちろん、ジャンさんだってそもそもお湯張らないかもしれないっていう。) [Fri 17 May 2013 18:04:59]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが入室されました。 『(もとい!)』 [Fri 17 May 2013 17:59:50]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが退室されました。 『(特にミスも無く、一日終了。)』 [Fri 17 May 2013 00:02:56]
NP4771@アンジュー村 > (何せジャンさんは片腕無いし。お風呂なんかは人手があった方が気持ち良いんじゃないかと思う。もちろん今までは一人で入っていたのだから、洗い布やスポンジをどこかに固定して、一人で出来るようになっているのだろうけど。…照れさえ無ければ、申し出た方が良いんだろうなと思う。ジャンさんは私を大事にしてくれるけれど奴隷とわきまえているし、必要なら言うだろうから、もしかしたらそこまで気を回すのはかえっておせっかいで。ひょっとしたら裸見られるの嫌な人かもしれないじゃないとも思うけど。…でもやっぱり、私が女だからそこは遠慮しているのかな、とも思う。) …。 (頂くお風呂は当然ご主人様の残り湯。ちゃんとお掃除してから出ます。でもその前に陰部に剃刀滑らせて、変態っぽくなかろうかと溜息ついた。…あ、でも、文化圏によってはワキと同じく、お股の方も処理するのが普通なんですって?水着になる時なんかは気をつけるのだし、案外私の周りでも剃るのが普通だったのかもしれない。そんなお話した事なかった。) …。 (もう、友人達とそんな話をする事は無いんだなと、しんみりした。いや仮に顔を合わせられたって、この話はできなさそうだけど。) [Thu 16 May 2013 23:51:59]
NP4771@アンジュー村 > (もの凄まじく介入し辛い状況と思いますけれど、一人の所なんていつスポットライトが当たっても良いセオリー。外で何かあったり、入浴後にご主人様が呼びつけたりするのなら、場面転換してしまうプロセスを希望します。いえ、入って来てもいいんですけどね?ジャンさん来なさそうだけど。) …。 (…ていうか、むしろ、私がジャンさんに 『お背中お流し致しましょうか』 なんて気遣いを見せるべきなんじゃないかとか。なかなか実行に移せない案件を思いながら、浴室で無駄毛処理なう。) [Thu 16 May 2013 23:40:20]
NP4771@アンジュー村 > (具体的に言うと陰毛剃ってしまったりベビーパウダーまぶしたりですね。…そんなに気にするの?って思わなくもないけれど、気にしないと危ないらしい。奴隷が単独行動取る事もある都合、与えられている貞操帯は着けたままトイレが出来るようなモデルだろうけれど、これがけっこう不衛生という話で。感染症で死んだりする事もあるとか。錬金術的抗菌作用とかあるかもしれないけれど、用心のため清潔に努めて、トイレは一回一回が長くなってしまっていた。――でも今はお風呂タイム。) [Thu 16 May 2013 23:34:15]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが入室されました。 『(…困る、ので。できるだけの事をしておく。)』 [Thu 16 May 2013 23:28:24]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが退室されました。 『(…貞操帯が蒸れて、困る。)』 [Thu 9 May 2013 23:49:43]
NP4771@アンジュー村 > (そんなわけで、ギチギチとロープを軋ませながら、木の枝を滑車に見立てて土嚢を持ち上げる筋トレなう。) ――なッ… なァッ! はっ… はっ… はっち…ぃ! っふきゅー…きゅ、きゅふっ!! じゅ、じゅーっ!じゅ うらぁッ! ――ぃいッた…!痛い!キツイ! (ドシンとずだ袋を地面に落として、ひーひー言いながら腕を振る。『10回反復するのが限界の重量』 を目安に自作したのだから、当然の反応。これが軽く出来るようになったら、また同じ状態になるまで重量を上げる。そういう聞くだに辛そうなトレーニング方法があるそうで。…渾身の力を振り絞る運動を何度か続けた後。汗だくになって、一休みーと地面に張り出した木の根に腰掛ける。普段は地面に座るのとか嫌う都会人だけれど、今なら、苦手な虫もちょっとは我慢できる感じ。) [Thu 9 May 2013 23:31:06]
NP4771@アンジュー村 > (中庭を練習場所にしていたけれど、少しでもトラブルを招くため――もとい、『木』 が欲しくて、屋敷の裏手から少し行った所にある、野良の立ち木を練習場所にしている。…その木にはちょっと可愛そうな事だけど、自分のためにトレーニング機器作らせてくださいなんて贅沢だし、ロープとかずだ袋とか、必要最低限の材料を頂いてあとは工夫した。ロープを頑丈そうな木の枝に引っ掛けて、片側に土を詰めたずだ袋を結び付ければ、特定の動作に負荷をかけて反復練習する事ができる。都合の良い枝を見つけるのがちょっと難儀だけれど、一度見つけてしまえば、あとはちょっと削ってロープ引っ掛ける所を作らせてもらったりすれば、NP4771が練習するくらいでは、早々壊れたりしないだろう。) [Thu 9 May 2013 23:15:14]
NP4771@アンジュー村 > (意識してやった事無いし、やり方なんて分からないけれど、図書館を与えられた学士は強かった。素人が本を読んだだけで出来る事なんてたかが知れているけれど、それでも先人の経験や創意工夫をまとめてくれた書物があれば、独りで試行錯誤するよりずっとスムーズに事が運ぶ。NP4771にはこれといった特技も、趣味さえ無いけれど、学習のスタイルだけはある程度確立していて――それにやった事が無いだけで、素養はあったのだろう。たった一月半ほどの自主トレで体力はバランス良く上がり、パワー・スピード・タフネスともに、日頃から体を使っている人の水準に近付きつつあった。) [Thu 9 May 2013 23:05:12]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが入室されました。 『(体を鍛える。)』 [Thu 9 May 2013 22:55:34]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが帰りました。 『(朝帰りを咎められても咎められなくても、乗馬を教えて頂けませんかと聞いてみる。)』 [Tue 7 May 2013 01:38:42]
NP4771@アンジュー村 > (どの絵をどこに飾るかはジャンさん次第。ひょっとしたら地雷踏んでいたり、お気に召さなかったりするかもしれないけれど、これにてお買い物完了。街へ使いに出す度にしばらく帰って来ない日が続いたが、平常運転に戻るだろう。…もちろん、戻さなくても、いい。) [Tue 7 May 2013 01:37:49]
NP4771@アンジュー村 > (…皆、どうしてるかなとしんみりしてしまうけど――もう一枚は、そんな暗さの何も無い風景画。ヴェイトス島の多様性に富み過ぎた土地柄を描いたようで、一見トンデモないけれどこれが現実。ただ実際と違うのは…それをNP4771は知らないけれど…どこもかしこも、明るく描かれている。アングリマーラも、常世の森も、絵の統一感のためかもしれないけれど、暗く描いた方が似合いそうな場所も、さんさんと降り注ぐ柔らかな光に照らされていた。そしてポイントは、大パノラマの手前。高地の果樹園に立ちそんな風景を眺める女性が、小さく小さく描き込まれている。…ジャンさんのモザイク画を残してパーティーを去ったという女の人がその後どうなったか、詳しい話は知らないけれど、思いを馳せてはいたんじゃないかなと、夢を見ていた。) [Tue 7 May 2013 01:36:16]
NP4771@アンジュー村 > (ようやく絵を買って帰った日、朝帰りになってしまったのはさておいて、NP4771がしたためたのは2枚だった。路上で苦学生っぽい青年から買った方は、画商がおまけしてくれた事にする。本当は偶然にも値引き交渉に成功して、浮いたお金で後に見かけたもう一枚を買ってしまったのだけど。気に入っているのは、後で買った風景画の方。) (繰り返しになるけれど、一枚は塔の絵。嵐の下で崩れる塔と、その周りで右往左往する人々が描かれている。天を目指した人間の傲慢さを諌めるようなテーマが、ジャンさんはアンジュー村をこんな風にだけはしないだろうなと思わせて、この屋敷に似合う気がした。決して、ジャンさんに対して 『傲慢さにご用心』 なんて言うつもりは無いので、誤解されないと良いなと思う。皮肉るところがあるとすれば――この絵が、私の故郷に似ている事くらい。) [Tue 7 May 2013 01:15:55]
NP4771@アンジュー村 > (ファルケンラス家のアリシア・レイカート様にお会いしましたよ!とご報告。ジャンさんにしてみれば 『誰?』 って感じだろうけど、絵を探して芸術家のギルドか何かへ行った時に、一緒に探してくれた。アリシアさんが候補に挙げた絵は高くて買えなかったし、どういった立場の人かもよく分からないのだけれど、とにかく上流階級の人みたいだったので、知ってますか?と確認する感じ。) [Tue 7 May 2013 00:44:27]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが来ました。 『(――で。)』 [Tue 7 May 2013 00:34:51]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが退室されました。 『(そして言い訳がましく、付け加えるように)手酌するのも、難儀だ。(だから付き合え、と。)』 [Wed 24 Apr 2013 01:18:56]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが帰りました。 『(難題に、悩む…!)』 [Wed 24 Apr 2013 01:18:44]
ジャン・ラダム > ……む。そうだな。(どんな物がと問われて、ジャン・ラダムは思案するように顎を撫でた。自分の好み。ちらりと遠くへ目を向ければ、ここからでも館の黒い影が見て取れる。その姿を眺め、一度頷いた。)あまり、派手は物は好かぬな。 が、まあ、それ以外はあまり考えた事も無い。 ……うむ。シナナイに任せよう。(偏屈な年寄りの我侭、と言っても良いのやもしれぬ。自分と、あの屋敷と、そしてシナナイに似つかわしいものを選んで来いというのだから。そして歩き出したジャン・ラダムは、奴隷の遠慮がちな言葉に、静かに一言応じた。)無論だ。 [Wed 24 Apr 2013 01:17:42]
NP4771@アンジュー村 > はい。 (無理無理、と頷くのもどうかと思うけれど、もちろんできませんと素直に。まだ意識も中途半端だけれど、それにしたって成長は早いはず。) ――あ。あ、ほんとう。そう、ですね… 私が胸を刺される前にそれができれば。 (なるほど、と思う。思うけど…出来る気が全くしない。ふむふむ頷く表情は、複雑そうだ。) …はい、ありがとうございます。猪、でしたね。牡牛と一緒に練習しておきます。 (振り上げなければならないこちらは、牡牛より手にキツそうだ。受けに間に合うかなあ、と腕をかくかく揺らす。) …そ、そうは言いましても代わりなんて―― は、はい… あの、ご主人様は、どんなのが、お好きですか? (参考になるような装飾品が少ないので、せめて趣味を聞いておこう。自分で考えるにしても、これはお金が動くから。) …はい、ありがとうございました。 では、私は―― (もう少し走ってから帰ります、とやる気アピールするところかもしれないけれど…ボンバ酒?これはお誘いかなと一拍間を置いて。) ――わ、私も、ご相伴に…? (あずかってもいいですかって、遠慮がちに、でも嬉しそうに、一緒に帰ろう。) [Wed 24 Apr 2013 01:12:07]
ジャン・ラダム > 非力な相手を見れば相手も油断する。……まあ、その辺りの駆け引きは、おいおい、だな。一度になんでもできるように、というのは夢物語だ。(なにせまだまだ棒振りを始めたばかり。これで人を斬るにも斬られるにも躊躇が無いとなれば、それこそ天禀があるというもの。ジャン・ラダムは即座に部屋にとってかえして、騎士団なりへと紹介状を書いたに違いない。が、そうでないなら、地道に続けていくより無い。)うむ、だがな、シナナイ。 逆にお前がそこで手首を捻って切先を返し、腕を上げて切先を落とせば、此方の手が切られるわけだ。(無論、刃を滑らせて此方は鍔元で受ける、なども色々できるが、応用はいずれまた。簡単にそう告げて、ひとまずは指導終了、というところだ。)前も言うたが、些か未練がましいとも思っていた。これも良い機会だ。某か、ヴェイトス市で見繕うようにな。(そう言って、ジャン・ラダムは頷いた。修理もできようが、壊れた事に変わりは無い。)……しかし動くと喉が乾くな……わしはそろそろ戻るが、どうする、シナナイ。 ボンバ酒を井戸で冷やしてあるぞ。 [Wed 24 Apr 2013 01:00:37]
NP4771@アンジュー村 > …でも、私力ありません、ってアピールするみたいなものですよね。 (自分で始めた構えだけれど、話していてそう思う。でも、力が無いのは事実なんだから、対処するのは悪い事じゃない、とも思う。…ようするに、まだあんまり戦う自覚とか無くて、相手が手強いと判断して引いてくれるのが第一だった。篭手も重いんだろうなあ、なんて考えつつ。) ――わひっ!? (ゆっくりだけど、剣が振り上げられるとそれだけで迫力に怯む。寸前ですっかり腰の引けた剣が、ジャンさんの剣とぶつかって。――あ、と思ったら胸元に切っ先。顎先に刃。…これで死んじゃうのか、としんみりした。) この場合私は、牡牛の、引きながら切り返すので―― でもあれも…ご主人様の剣にここまで入り込まれていると、やり難いですね。 (切っ先の円運動から斬撃を繰り出す牡牛は、突きを絡め取る事もできるだろうけれど…間に合わないだろうなあ、とシナナイ感覚。とりあえず、今は猪だけ覚えておきますと頷いた。) ――え。あの…でも、それは… (壊した絵の代わり、と言われても。甘酸っぱくもほろ苦い?思い出話を聞かせてくれたモザイク画には、あの代わりになるようなものが思いつかなかった。それは難しいのでは、ともごもご。) …しゅ、修理ーとかは、できるのでしょうか? [Wed 24 Apr 2013 00:50:10]
ジャン・ラダム > 大昔、アングリマーラの剣士が片手剣をそんな風に振っていたのを思い出して、工夫したものだからな。まあ、膂力がついたら、篭手なりつけるのも良かろう。二本あるのに、活かせぬのも勿体無い。(シナナイの推測は正解だと、老いた冒険者は認めた。これは片手半剣――両手持ちの剣を、どうにか片手片目で扱う為に工夫された剣術、剣技である。だが、ジャン・ラダムには出来ぬ事も、彼女ならば出来る。とすれば、だ。)だからお前に教える意味がある。(短く呟き、ジャン・ラダムは踏み込みつつ、剣を持った腕を捻りながら振り上げた。腕の動きだけをみれば、左上へとアッパーを放つような形だ。無論、剣を握っているのだから、それはシナナイの木剣とかち合い、防ぎ、)……自然、無防備な相手の胸元へと切先が向く。そのまま身を屈めれば突きに、(そっと切先で胸に触れる。そこからゆっくりと手首を返せば、)このように、首も狙える。(剣の先端でなでるように、そっとシナナイの顎先に触れ、慎重な手つきで剣を引いた。)雄牛の型からの流れも、始めたばかりにしては悪く無い。そのまま続ける事だ。(そして大きく息を吐き、ジャン・ラダムは古劔を腰の鞘へと納めた。素早く実戦で繰り出せるかどうか。鈍ったままでは難しいものだ。)うむ。先日の絵だ。……ああ、怯えずとも良い。済んだ事だからな。だが、それはそれとして、かわりがいる。わかるかね? [Wed 24 Apr 2013 00:29:10]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが入室されました。 [Wed 24 Apr 2013 00:22:01]
NP4771@アンジュー村 > …あ、分かっちゃいますか。端っこ持っているだけだと、重くって…それに柄を両手で持とうとすると、どうしても窮屈なんです。 (バストサイズのせいばかりではないだろう。だろう。右手を上にすると、右手を引いた構えの更に後ろへ左手を持って行かねばならず、ちょっと無理な気が。逆に左手を上にして柄を持てば持てない事は無いが、右利きには振り難くなってしまう。これは慣れかもしれないけれど。本来片手の型なんですかと、首を傾げた。『悪くない』 ではほっとするだけ、喜べないし、良くはないのかなと思うと笑顔も引っ込める。刃を受け取める話には、そんなどこぞの剣豪みたいな事、と…自分の細っこい指を頼りなげに見つめた。) ――は、はい。 (打って来いと言われると、緊張する。間違ってもジャンさんに手傷負わせるなんて事は無いだろうけれど、反撃にびっくりさせられてしまいそうで。シン、と一呼吸置いてから――) ――っえぃやッ! (ぐっと踏み込み、切っ先を回転させる。上へ弧を描いた剣は、ジャンの左上へ振り下ろされた。一応何度も繰り返すだけは繰り返していたらしく、動作はスムーズ。実効性はともかく、舞台で格好良く見えそうな動き方は、がんばって真似ようとしたのが伺える。) (前後する装飾品の話には 『のうなった、といいますと?』 と怯えを見せた。いや、怯えるような覚えは無いのだけれど、つまり、『私盗っていませんよ?』 って。) [Wed 24 Apr 2013 00:13:58]
ジャン・ラダム > ……うむ。悪くは無い。無論、腕一本で支えられるようになった上でなら、の話だが。(シナナイの構えを矯めつ眇めつ眺めると、ジャン・ラダムは頷いて応じた。悪くはないと。遠回しな褒め言葉だ。もっと鍛えねばならないぞと付け加えるのも忘れない。)刃というのは置いただけでは斬れぬ。引かねばな。故に相手の刃を握って……指で挟んで受けるのも、定石の一つにある。覚えておくと良い。(言いながら、ジャン・ラダムは腰の剣を抜き、一見して無造作にだらりと腕を垂らしただけの構えを取る。ただし右足を軽く後ろに引き、少し腰を落とした、ちょうど走りだす直前のような体勢だ。)猪の構え、という。ゆっくりと打ちかかってきなさい。この時の手を教える。(そうして静かに息を吸って、吐いた。彼女の動きを見る為でもある。)……うむ。装飾品がのうなってしまったからな。お前にかわりを見繕ってもらおうと思うておる。 [Wed 24 Apr 2013 00:01:42]
NP4771@アンジュー村 > ――は、はい。ありがとうござます。 (二度目で笑顔から気まずさが消えた。正当な罰としての鞭打ちをそんなに引きずるわけもなく…ただ、一度でも怒りを覚えたという事実は多少問題だけれど…今はほっと微笑んだ。) …はい、何でしょう? (お仕事?またお使いかな、と深く息をして呼吸整えながら、ジャンさんを見る。話ながらで良さそうな空気なら、そのうち木剣を構えよう。教えられた牡牛の構えを取る。半身に構えて、投球モーションのように引いた右手で切っ先を前に向けるよう剣を持ち、左手は――無理に柄を握らず、刀身の中ほどを前腕で支えるように、身体の前へ置いた。…左腕に関しては、教師に無いものだから勝手な判断。真剣では自分の腕を傷つけかねないけれど、『これでいいですか?』 って、遠慮がちに。) [Tue 23 Apr 2013 23:48:44]
ジャン・ラダム > 良くやっている。始めから大剣を振り回せる者はおらぬとも。ガリアの街道は一日で作られたものではない……という言葉もある。わしも実際に目にした事は無いがな。(ましてや、目前の娘はまだ若く、剣をまともに振るった事も無いのだ。一朝一夕で手練の剣士にできるなどと思うほど、ジャン・ラダムは愚かではない。と同時に、剣闘士なぞを買わなかった辺り、この奴隷に期待を抱いていることの証左でもあった。)どれ、少し息を整えたら、剣を見てみようかね。落ち着いたら木剣を構えてみなさい。(寄りかかっていた柱から身を起こしながら、ジャン・ラダムはふと思いついたように言葉を続けた。)それとひとつ、お前に頼もうと思うていた仕事があるのだ。 [Tue 23 Apr 2013 23:37:05]
NP4771@アンジュー村 > ―――えっ!?あれ!? (対して、まだ視力が衰えるようなことはないはずの娘も、声をかけられるまで櫓の下にいる人物に気付かなかった。いつも通りご挨拶だけしてそそくさと通り過ぎようとするが、主人にびっくり、足を止める。…褒めてもらって、やや気まずそうな笑顔。でもジャンさんの鞭を気にしているわけじゃない。がんばっているけれど、まだまだ全然なんだろうなあ、と思うのだ。騎士団が近いために戦士をよく見るし、奴隷ギルドの訓練所で一手交えた原人は軽いトラウマ。男の人にはどうやったって勝てないんじゃないかなあ、という思いは拭いがたい。) ――は、はい。この間まで、一つ前の物見で休憩だったんですよ。ちょっとだけ、楽になりました。 (こんばんはーと、主人と見張りの兵士に笑顔で、汗を拭おう。…NP4771は、基本的に素直だ。平和な国が上手く育てたようで実に奴隷向きというか…人として当たり前の事なのかもしれないけれど、干し果物をただの親切として普通に感謝する。ただ、相手を甘いと見るかどうかではなく…どうしようもなく 『甘えてしまう』 のはあるか。見知らぬ土地で唯一頼れる、それでいて私の生殺与奪の権利を持っている人だもの。) [Tue 23 Apr 2013 23:26:13]
ジャン・ラダム > (物見櫓の下、柱に寄りかかるようにして立っていた片腕の領主ジャン・ラダムは見張りの「来ましたよ」という言葉に目を細めて、ようやく駆けて来るシナナイの姿を認める事ができた。歳を経て勘働きこそ冴えるようにはなったが、肉体的な衰えばかりは如何ともし難い。剣を数度も振れば息が切れる身の上を思えばこそ、息を弾ませて快調な様子で駆けて来る少女の姿は、何処か眩しくも思えた。)精が出るな、シナナイ。(改めて奴隷にそう声をかける。ジャン・ラダムに、先日の鞭打ちを気にした素振りは無い。とはいえ、あくまでも外見だけだ。ここ数日、シナナイの食事には干した果物が添えられている。この男からの気遣いとみるか、甘さと見るかは受け取り手次第だろうが。)欠かさず鍛錬を行なっているようだな。何よりだ。(そう言って、ジャン・ラダムは満足そうに頷くのだった。) [Tue 23 Apr 2013 23:14:07]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが入室されました。 『精が出るな。』 [Tue 23 Apr 2013 23:08:07]
NP4771@アンジュー村 > (とはいえ、今は気にしていない。寂しさに任せて納得しているはずの体罰に腹を立てたけれど、魅篭さんの 『今夜は寝かせない』 発言をオカズに一日中ゴロゴロと自慰していたら、気が済みました。背中痛かったけど変なクセになりそうかも。…何してんのって感じだけれど、晩生なNP4771はそういったお誘いを受けたことがない。本でしか知らない艶っぽい台詞に同性でもドキドキしたし――そしてこれもやっぱり私は奴隷だから。そういう優しい言葉に、心底ほっとしてしまう。…あれ?優しい?…うん、まあ、とにかくそんな感じ。もしかしたら奴隷人生初の休日がそんな使い方だったけれど、そもそもが療養目的なのでノーカンで。) ――あ、よし。 (――息を弾ませながら駆けて来て、目印の物見やぐら?に辿り着くまでの疲労感が以前に比べて和らいでいる事に、喜んだ。真面目なトレーニングとか初めてで、やると本当に体力付くんだって、密かな感動。) [Tue 23 Apr 2013 23:02:58]
NP4771@アンジュー村 > (村でのお仕事はなんとなく貰い難くなってしまったけれど、それでもお仕事ありませんかと聞きに行くのは欠かさないし、お仕事が全くもらえなくなったわけじゃない。お屋敷の手伝いは普通にあるし、あとは本分?である体力づくりと、思いついたスキマの家事や、休憩時間として本を読んだりしていれば一日は終わる。NP4771は、無難に真面目に務めている。ジャンさんから初めて鞭で打たれた次の日は、やっぱり背中痛いですと不貞腐れるように部屋に篭って自慰してたけど、その翌日からはすっかり元の調子だった。) …。 (ジャンさんの大切な物を壊してしまったのはよく分かる。罰らしい罰を与えられて、救われたような気持ちになっているのも分かる。けれど――NP4771が頼れるのは、その主人だけで。奴隷である私の事を一応守ってくれて、理不尽な意地悪をされない事に心を許してきたところだし、ちょっとした気遣いや優しさを見せてくれることを 『当てにする』 ようにもなってきたところ。甘えが出たところに思い出話なんかしてくれて、距離が縮まったと思ったところで初めての鞭打ちだったから、ちょっとショックだった。ひょっとしたらジャンさんは、自分の娘でも同じようにしたのかもしれないけれど。NP4771は体罰が犯罪の国に育って、全然耐性が無い。…奴隷という立場をわきまえるために、気を引き締めるきっかけにはなっただろうけど――本人は、寂しかった。) [Tue 23 Apr 2013 22:44:32]
NP4771@アンジュー村 > (テイクツー…!アンジュー村の西に広がる防塁を辿って、駆ける。NP4771は貴族の従者風な衣装を与えられているけれど、こんな時は何かもう少しラフな運動着か、あるいは普段着のままか。護身用というわけでもないけれど、これまた与えられた木剣を邪魔そうに持っていた。) (距離の目安が実に分かり易いので選んだマラソンコース。元は屋敷から村にかけてを往復し、それぞれの周囲を回っていたのが、村でちょっとしたトラブルを起こしたせいもあり、すっかりこちらで落ち着いてしまった。村の人も気にしない人は気にしないのだろうけど、何せ村民数十人の小さな村。結束はそれなりだろうし、NP4771は新参者の、ずっと独り身を通していた?領主が買って来た奴隷。跡継ぎでも産ませる気じゃなかろうかとか、あれこれ噂されてもきっとしょうがない。あるいは、もっと信頼関係あるかもしれないけれど。) [Tue 23 Apr 2013 22:32:08]
NP4771@アンジュー村 > (アンジュー村の西に広がる防塁を辿って、駆ける。NP4771距離の目安が実に分かり易いので選んだマラソンコース。 [Tue 23 Apr 2013 22:22:58]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが入室されました。 『(防塁に沿って走る。)』 [Tue 23 Apr 2013 22:19:19]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが退室されました。 『(部屋を出る間際に「いずれお前の来歴も聞かねばな」と、貴女の主人は呟いた。)』 [Sun 21 Apr 2013 03:41:07]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが帰りました。 『(主人に対して少し、甘えがあるのかもしれない。)』 [Sun 21 Apr 2013 03:40:35]
NP4771@アンジュー村 > (ジャンさんは文句無しに良い主人だろう。奴隷を奴隷として扱える。家族だなどとのたまわないし、かと言っておもちゃにしたりもしない。育ててくれようとするし、きちんと尽くせば遺言に解放について一筆加えてくれる日がくるかもしれない。…NP4771は、それを理解する。ありがたいと思う。けれど、この時、鞭打たれて間もない瞬間の感情は――) ――ぃ…いえ、奴隷、ですから。 (声に、ほんの少し、怒りが滲む。…ジャンさんの言う事はよく分かる。すっきり筋が通っていると思う。そうなんだけどでも痛いんだよ!) …はい。 (安静にしていて良いと言ってくれる主人に、奴隷だからがんばりますよと不貞腐れたような事を言ってしまった。その事実を早速後ろめたく思いながら、大きなミミズ腫れの背中を衣服で覆ったら、失礼しますと言葉少なに部屋を出た。) [Sun 21 Apr 2013 03:39:44]
ジャン・ラダム > …………。(鞭打ちは終わり、ジャン・ラダムは息を吐いた。崩折れる娘の背を見て、大丈夫かと気遣う事も言わず、鞭を放り出して杯に残った最後の酒を飲み干した。自分も酒を呑む必要があった。素面で一方的に暴力を振るうのは、理由があっても好ましい事ではない。が、やる必要はあった。)……誰でも失敗する。(だからハッキリと、告げておかなければなるまい。)失敗はする。わしはそれを許す。……が、「許されるから失敗しても良い」「罰があるから隠そう」となって貰うのは、違う。故に、これで終いだ。(それはシナナイの失敗を必要以上に咎める事は無いという意思表示であり、この件についてこれ以上責める事は無いという許しの言葉であり、間違えれば罰がるという宣言でもあった。鞭打ちで一番重要なのは、された本人がその事を忘れないという、一点にある。)痛みが酷ければ、明日は安静にしていて宜しい。……良く休め。 [Sun 21 Apr 2013 03:28:08]
NP4771@アンジュー村 > (NP4771は、だいぶ緩んでいる。自分が奴隷だという認識に変わりはないけれど、とにかくその立場が生命の危機に直結するという感覚は、特にお屋敷にいる間は薄れるようになっていた。だからきっと、罰は必要。これで引き締められる、けれど――ジャンさんは優しいから。優しかったから…シナナイは、少し…少しだけ、『こんな事しなくてもいいじゃないですか』 と思ってしまった。大事な物を壊したのはもちろん。罰を与えられるのももちろん。でも鞭じゃなくたって良いんじゃないかなあと思ってしまう。誰もいないんだから見せしめにもならないし、ぶたなくたって、ぶたなくたって――)  ――ッ゛! ――っひッ!  …?  ――ぃぎッ!  ――ぎゃっ!  (打たれる度に肩を跳ねさせ、背を反らせ、一歩前へ逃げるようにたたらを踏んだ。脱いだ衣類をすがるように抱きしめて、五度目でついに膝をついた。…膝と股関節を深く曲げると、ほとんどズボンを脱いでいるよう。尾てい骨まで露になってしまうけど、構う余裕もなく荒く息をつく。ちょっと泣いて、抱いていた衣類で適当に顔を拭った。) [Sun 21 Apr 2013 03:20:38]
ジャン・ラダム > ふたつ! ……みっつ!(二度、三度。風切る音と肉打つ音は鋭く大きい。それは恐怖心を煽るためでもあり、元より苦痛を与えるためではないとはいえ罰ではあるから、加減はしてもニ、三日は腫れと痛みが残るようにという意図はあった。 奴隷ギルド出荷前に調教されているとはいっても、過酷な環境から脱すれば、大なり小なり人は緩むからだ。 自分もそうだとジャン・ラダムは知っている。)…………。(一泊を置く。自分と奴隷の呼吸を整える為だが、悟られてはいけない。シナナイを油断させる為でもあるからだ。そして不意討ち気味に一度。)よっつ! …………いつつ!(そして最後は今までよりもより強く、鞭を打った。) [Sun 21 Apr 2013 03:09:24]
NP4771@アンジュー村 > (私なら、好きだった人にはせめて好きだったって知っていて欲しいと思う。だったら告白しろっていうのはもっともなんだけど…もごもごと差し出がましい事を言って――もういないのかと、頷いた。それにジャンさんの言葉は、その女の人と結ばれる事が 『心にも無かった』 のは否定している。) …すみませんでした。もし私なら覚えていて欲しいなって、つい――ご主人様が身分とかそういうの、考えた事があったなら、良かった…。 (その人を選択しなかったのはしょうがなし。けれど絵は、ずっとお屋敷にあって。…それを壊しちゃったのかあ、と胸の内で深い深いため息をついた。) …っは、はい…! (でも鞭は嫌だ!今回は受けるのを納得しているけれど、奴隷になってから知った鞭の味は強烈な恐怖とともにある。純粋な痛みに加えて、とにかく『怖い』。ぶるぶる震えながら、きつく口を引き結ぶ。ぎゅっと目を瞑り、手を握り―――) ―――ッ! (あ、そんなに痛くない?と少しほっとするけれど…怖いものは怖い。五回だしジャンさんも手加減してくれそうだし、ガクガク震えるだけで耐えられるが。) [Sun 21 Apr 2013 03:01:54]
ジャン・ラダム > ……わしは貧乏な農家の出で嫡男でもないし、冒険者といえば聞こえは良くとも、ようは"ごろんぼ"。相手は少なくとも「親が結婚相手を決める」娘だったからな。それに、もう、いない。(ジャン・ラダムは曖昧に、それだけを答えた。はっきりとした言葉では無いし、はっきりと告げる気も無いのだろう。とうの昔に終わった話だと、ジャン・ラダムはそう思っている。)舌を噛まぬよう気をつけろ。五度だ。ゆくぞ? (乗馬鞭で人を打てば、皮は裂けて肉が弾け、生涯傷跡が残る。幾度か潜り込んだアングリマーラで見て聞いて、ジャン・ラダムは良く知っていた。一方、人を打つための鞭であれば、そう酷い事にはならない。その痛みにしたところで、酒を飲んでいれば多少なりとも和らぐものだ。でなければ、わざわざ酒を薦めたりもしない。ジャン・ラダムには覚えがあった。)……ひとつ!(ひゅっと風を切って教鞭が走り、ぴしゃりとシナナイの白い背を打った。必要なのは苦痛ではなく、罰だ。その上でようやく『許す』事が許されるのだ。) [Sun 21 Apr 2013 02:47:08]
NP4771@アンジュー村 > …えっと。 (うん、うん。その女の人とその後どうなったのかはよく分かりました。分かりましたけど、あれ?あっるぇー?…と、お酒が回ったわけではないけれど、シナナイ項垂れた。そこ、なんか、実は人生の一大分岐点だったんじゃ。) …ひ、引き止め、なかったんですか…? (いや聞き過ぎだと思うんだけどこれだけは、その人と同じ女として、せめてさあ…!) っていうか!その人がご主人様をその、あけすけに言いましてお慕いしていたなんて事は、ありませんでしたか?ありましたよね? (断固否定する材料が無いと、それはクサイぞと思う。今更どうしようもなくっても気付けと思う。いや私の勘違いかもしれないのだけれど…もし仮に私が思っている通りだったら、ジャンさん酷い。何年経っていようと、せめて気付けと私は思う。) …。 (―――で。なんか、今までで一番距離感縮まったような気がしたのだけれど、そうでした、罰でしたね。…そして教鞭だから痛い事はしないかなと思っていたら、今度こそ痛いのキタ。) …は、はい。 (くっ!とお酒を煽って、立ち上がる。背中を向けて、ベストやブラウスを脱いだ。下着も一応、外しておこうか。痛んだら嫌だし。…背中より、ローライズのズボンが臀裂見えそうで恥ずかしい。脱いだ衣類は身体の前で抱いたまま。) [Sun 21 Apr 2013 02:33:33]
ジャン・ラダム > ふむ。……まあ、性格だけ見れば、奴は女らしいとは言えんかったが。(淑やかに振舞おうとはしていたし、実際振る舞えたのだろうが。モザイク画の一件といい、相手の都合なぞ考えずに行動することが多かったものだと思う。盃を煽って卓に置き、髭についた滴を指先で拭った。)何日もしない内に、親の決めた相手と結婚するとかで故郷に帰った。 次に会ったのは……わしがこの様になって引退する段になって、褒章として辺境伯の位をやろうという式典だったな。 冒険者に憧れて家出した王族の娘だと知ったのも、その時だ。(もっとも、とジャン・ラダムは思う。結局、あの娘が冒険者を辞めたから自分は戦争に行って、そして引退したのだろうと。腕を失ったのは都合の良い言い訳だったのやもしれぬ、と。それをそのまま口にするには、ジャン・ラダムは歳をとったし、感傷的になり過ぎていた。)……良いと言うている。いつになく長話をしたな。 罰……というても軽いものだが。立ち上がり、シャツを脱いで、背を向けなさい。(何処か気恥ずかしそうにつぶやくと、ジャン・ラダムは誤魔化すように教鞭をとって椅子から立ちあがった。酔うと口が軽くなっていけない。) [Sun 21 Apr 2013 02:19:16]
NP4771@アンジュー村 > …は?え…なぜって、それは…そのシーンでこう、相手が男の人だと――い、いえ!構わないのですが!構わないのですが、やっぱり女の人かなあ、と… (全然答えになってないような気がするが。薔薇でも私は平気ですと両手振ったりしつつ、そりゃあそうでしょうと言う。そして嫌な予感。お酒のせいって事もないだろうけれど、ジャンさんが普通にしてくれて、少しこちらも口が軽くなる。) …あ、あの、ところで、その方とは――? (まさかモザイク作ってもらっただけって事はあるまいなと、嫌な予感。作ってもらっておいて、この調子で何も感じなかったんじゃあるまいなと、嫌な予感。) …そんな高貴な方でも、冒険をするんですね。 ( ではジャンさんのお生まれは?その方との馴れ初めは?色々聞きたくなってくるけれど、収集つかなくなりそうなので、保留で。保留で。) …ありがとうございます。 (許す言葉に、お詫びでなくお礼を言った。) [Sun 21 Apr 2013 02:09:02]
ジャン・ラダム > ……? なぜわかった?(珍しく、ジャン・ラダムは驚いた顔をした。はて、うっかりそんな事を口走っただろうか。この老いた冒険者がそういった機微に疎いのは、ここしばらくの生活で貴女も気付いている事だろう。その一方、ジャン・ラダムには奴隷が悟った事が心底から意外だったようだ。話の合間に、自分も酒を啜って、頷いた。)まあ、そうだ。女だった。弓使いで、わしより一回りも若いし腕も上手くもない癖して、やたら良い弓を持っとった。 ……後で知ったが、それも道理でな。 クリスティアの貴族、王家の庶子の血筋を引いた娘だった。わしと違って、根っからのな。(まるで物語にでも出てきそうな来歴の奴だったとジャン・ラダムは呟き、それからその割には気位ばかり高くて我侭だったが、と笑った。そして盃を卓上に置くと、気にするなと奴隷に向かって軽く手を振る。)構わん。……しくじらん奴はおらんし、壊れぬ物も無い。それにあれから三十年以上だ。些か、未練が過ぎる。 [Sun 21 Apr 2013 02:01:34]
NP4771@アンジュー村 > …。 女の人、ですね。 (その人との関係は知らないけれど、それはそれは…思った以上に大変なものでしたと、しょんぼりした。 『あれ、でも、それじゃあだいぶお若いうちに冒険はお止めになったんですね』 とか言いたいけれど…!残念ながらおしゃべりできる雰囲気ではなく、というか私がダメで。…その人の事、好きだったのかなあ、そりゃ好きでしたよねえ、とちらっちらっ。) …。 (教鞭…教鞭?鞭打ちできるような形状だと怯えるけれど、とりあえず、気にしつつも杯を受けよう。あ、あ、お注ぎしますとオロオロ手を出すけれど、やってくれたのでありがとうございます。というか…) …すみません。本当に…大事な物を―― (立ったまま頂くのも失礼っぽいけれど、椅子は座れる環境であれば失礼して…固くなりながら、ちびちびお酒で唇濡らす。) [Sun 21 Apr 2013 01:52:31]
ジャン・ラダム > あれはな。昔の仲間がわしに寄越したものだ。(ジャン・ラダムは部屋に入るとシナナイに背を向けて戸棚を探りながら、そんな風に口を開いた。)まあ、そろそろ冒険なんぞというのも止めようか……と話していた頃だったか。奴が部屋に押しかけてきてな。何だと聞いたらえらい真剣な顔で「黙ってじっとしていろ」というし、下手に動こうものなら「じっとしていろ」と怒鳴る。(小さな酒壷と盃を2つ。そして鞭……教鞭を取り出し、卓上に並べた。酒壷から注がれる仄白い液体は、甘酸っぱいボンバ酒である。アンジュー村で暮らす内、貴女も幾度か口にした事があるやもしれぬ。そして、そのうちの片方をシナナイに勧めると、ジャン・ラダムは椅子に腰を下ろした。)何をやってるのかと思うていたら、あの絵を作っておったわけだ。 [Sun 21 Apr 2013 01:42:50]
NP4771@アンジュー村 > …は、はい。 (安心しろと言われれば、それはもうこの上もなく。でも人様の大事な物?を壊して平気でいられるほど、NP4771は人間やめていなかった。罰と言われると怖いけれど、何かのお仕事だろうし喜んでやらせて頂きます。) はい!まことに申し訳ありませんでした。 (もちろんもちろんと、頷くようにおじぎをぺこぺこ。あの絵はジャンさんですか?ご自分でお作りに?とか聞きたい気もするが、自分から積極的に話せる状況でなく。小さくなりながらついて行く。なお服装は、ふらふらしているからには頂いた従者のそれで。) [Sun 21 Apr 2013 01:31:47]
ジャン・ラダム > ………………。(ジャン・ラダムは、あわあわと慌てるシナナイを黙って見据えた。うろたえて挙動不審になる姿を、まるで小動物か何かのようだと思う。それを見て悦びを覚えるほどジャン・ラダムは諧謔的な人物ではないが、しかし必要な事は行う人間でもあった。)……しくじる事は、誰にでもある。それを殊更に咎め立てるつもりはないから、安心することだ、シナナイ。だが、罰は与えるぞ。失態を何事も無く許すのは、誰の為にもならん。(それは周囲の人間というより、罪人にとってだ。罪があり、罰があるからこそ、許しもある。ジャン・ラダムは踵をかえし、今さっき閉じたばかりの自室を開けた。)そのままで良いから、ついて来るように。 [Sun 21 Apr 2013 01:26:00]
NP4771@アンジュー村 > ―――!? (あ、ドアが開いた。盗み聞きできるような距離ではなく…だからこそドアが開くのに気付かなかったのだけれど、中途半端に近付いていて逃げ場無し。オロオロしていたら何か言いかけるジャンさん。いけない事している所を見つかったみたいで、びくー!と固まる。帯剣しているのを見ると 『打ち首ですねわかります』 って、妄想働かせあわわと泣きそうになるが。…どうした?) ―――…あ、あ、あの、ご用が、おありにならっしゃるんじゃないかな、と。そのう… (NP4771が呼ばれてもないのに現れて、ご用はありませんかと聞いて回るのは、屋敷や村で珍しい事じゃないけれど。時間的に、今はおかしいか。…大丈夫ですかと聞くのも適当でない気がして、うろたえながら、ごにょごにょ。) [Sun 21 Apr 2013 01:10:38]
ジャン・ラダム > (ガチャリとジャン・ラダムの部屋のドアが開いたのは、まさにその時だった。アンジュー村の領主である彼の姿は平素と変わらず、強いて言えば帯剣していない事くらいが普段との差だった。戸を閉め、少し眉間を揉みほぐした彼は歩き出そうと向きを変えて。そこでようやく、視界に入った貴女の姿に気がついたようだ。)…………。(何かを言おうと口を開き、閉じ、それから再びジャン・ラダムは口を開く。)……どうした、シナナイ。そんなところで。 [Sun 21 Apr 2013 01:03:03]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが入室されました。 [Sun 21 Apr 2013 01:00:34]
NP4771@アンジュー村 > (何がってお隣で進行していた状況を。何の話かって…さておき。とにかく、悪気はありませんでしたごめんなさい。) …。 (で。…大丈夫かなあ、と粗相をした奴隷はそわそわしていた。掃除中に落としてしまったシロモノをよく見れば、隻眼の若者。ジャンさんっぽい気がする。婦人の肖像だったりするよりまだマシだけれど、いずれにせよ壊しちゃいけない物の上位にランクインするのは間違いないような。こう、火事になったらこれは優先して持ち出すレベルですよねっていう。青くなって、やっぱり接着剤で修復しようかと再検討したけれど…無理!素直にごめんなさいしたら許してくれた?っぽく音沙汰無いのだけれど、単純に落ち込ませてやしないか気が気じゃない。自画像大好きなんていうナルシさんじゃないとは思うけど、そう言う問題じゃなくて。) …。 (書斎の前…まで行くと気付かれそうなので、その手前くらいの廊下でそわそわ。) [Sun 21 Apr 2013 00:58:23]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが来ました。 『(見逃してました…!)』 [Sun 21 Apr 2013 00:50:49]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが退室されました。 『( もう、何十年も前に終わった物語だ。 )』 [Sun 21 Apr 2013 00:24:44]
ジャン・ラダム > (賢者は死に、盗賊は商売を始め、あの娘が結婚するとかで故郷に帰り、ジャン・ラダムは戦場に赴いて腕を失った。それで終い。) [Sun 21 Apr 2013 00:24:26]
ジャン・ラダム > …………口やかましくて落ち着きのない癖をして、妙に手先の器用な娘だったな。あいつは。(地上の何処にもいない作り手の事を、ジャン・ラダムは呟いた。喧嘩ばかりしていたように思う。事あるごとに自分とあいつが罵り合い、賢者のやつにやり込められ、盗賊が取りなして来る。あの頃は辛く苦しい事ばかりだったハズなのだが。おかしなもので数十年を経て人生の終わりが見えてくるようになると、あらゆる思い出が人生を照らしてくれるようにジャン・ラダムには感じられた。)…………。ふん。(指先で弄んでいた硝子片に鼻を鳴らすと、ジャン・ラダムはそれを机の上に放った。やはり自分は歳をとった。どうしようもない程に。) [Sun 21 Apr 2013 00:19:40]
ジャン・ラダム > (ジャン・ラダムの住まう黒竜館。装飾品らしい装飾品は無く、せいぜいかつて主人が冒険者として探索行に赴いた際の品が飾られている程度だが、その中にあって異質なのが、そのモザイク画だった。貴族の館に置く肖像画としては余りに拙い出来栄えで、しかし冒険者の持ち物としては不釣り合いに高価なのだ。使われている素材は貝殻などではなく、全て硝子。色とりどりの硝子片など、そう安々とは手に入らない。現代でさえそうなのだ。数十年前――――ジャン・ラダムの腕が二本揃っていた頃、彼が若き隻眼の冒険者だった頃であれば、その価値は如何程なのか。)……………………。(硝子を指先でつまみ、蝋燭の炎に透かして見やる。だが、もはや金貨を何百枚と積もうが、このモザイク画は手に入らないのだ。) [Sun 21 Apr 2013 00:07:15]
ジャン・ラダム > ………………。(ジャン・ラダムの書斎。椅子に腰を下ろしたかつての冒険者は、机の上に置かれた割れたモザイク画を眺めていた。蝋燭の仄かな灯りで照らしだされたその絵は、落ちた時に割れ砕け、破片も細かく散らばってしまっている。元々、細かいものを集めて描くものだ。いつだったか、あの賢者が口にしていた事を思い出す。古代の英雄の船を修繕し続け、全ての部品が入れ替わっても、それは『英雄の船』と呼べるのかどうか。修復はできようが、それは最早『オリジナル』とはいえまい。)…………。(ジャン・ラダムは深く息を吐いた。砕けたモザイク画は、隻眼の若者を描いた肖像画であった。) [Sun 21 Apr 2013 00:01:36]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが入室されました。 『 モザイク画 』 [Sat 20 Apr 2013 23:52:51]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが退室されました。 『(思い出の品だったりしませんように。)』 [Sat 20 Apr 2013 02:36:43]
NP4771@アンジュー村 > (床に落ち、バキンだかガシャンだか、良い音立てて壊れる壁掛け。それは鹿の頭的な剥製かもしれないし、盾や、絵かもしれない。…壊れ方は、接着剤使えば誤魔化せるかな、というレベル。ちょっと魔が差すけれど――でも、それはバレた時の方が怖い。事故はあるものだしジャンさんなら許してくれるんじゃないかなと、最近ちょっとずつ甘くなってきている認識で当てにしながら、正直にごめんなさいする事にした。) [Sat 20 Apr 2013 02:35:47]
NP4771@アンジュー村 > (…ジャンさんは大怪我しているけれど、強い人だから大丈夫なのだろうと思っておくことにした。ジャンさんと二人きりは寂しいけれど、変な人が来て、教会の子供達みたいな事になったら困るし。軽いトラウマ。) …よいしょ。 (綺麗にした壁に、壁掛けを戻そうとして―――) ――っ! (手が、滑った。) [Sat 20 Apr 2013 02:30:54]
NP4771@アンジュー村 > (昼でもそうだけれど夜になると特に、寂しいお屋敷だなと思う。調度品が地味目とかそういう話ではなくて――通いの使用人が帰ってしまうと、私とジャンさんの二人きり。失礼になったら困るのでなかなか聞けないけれど、これって普通なのだろうか。) …。 (こういうお屋敷には、せめて執事の一人くらい住み込んでいるイメージがある。黒竜館なんて呼ばれていれば、衛兵なんかがいても良いんじゃないか。…まあ、今のところ泥棒もなく、いなくても何も困らないのだけれど――それにしても、領主が兵隊を持っていない、というのは珍しい気がする。…常識として別棟に兵舎があったりしたらごめんなさい。) (アンジュー村との関係は良好なようで、税の取立てで困るような事は無さそうだけど、盗賊団なんかが襲って来たらどうするのか。すぐ近くに騎士団駐屯地があるし、そこと仲良くしてさえいれば問題無いのだろうけど、騎士団の指揮権が領主にあるわけじゃないと聞いた気がする。…そうるするとジャンさんは、自分の兵隊が欲しくならないのかなと思う。現状いらないわけだけど…いや、それなら、いらないのか。子孫のいないジャンさんが、国境領を欲しがる人に『場所空けて!』と刺客送られたりしやしないか、私が心配しているだけで。 [Sat 20 Apr 2013 02:17:48]
NP4771@アンジュー村 > (あまりテキパキとはしていないけれど、仕事は丁寧。主婦の知恵本から仕入れた知識で、防カビ液とか作る地味なマメさも持っている。もう通いの使用人達は帰った時間。ジャンさんは書斎だろうか。とりあえず今日はこの部屋まで終わらせようと思っている応接間を念入りにお掃除。お掃除。ありったけのまごころーってほどでもないけれど。) …。 (脚立に登って壁掛けの裏なんかを拭き取って、NP4771は一休み。高いところから部屋を見回した。) [Sat 20 Apr 2013 02:06:07]
NP4771@アンジュー村 > (非がどちらにあるにせよ、村民とトラブルを起こした奴隷は、元々持て余されていた感があるのに、もっと仕事を与えられなくなった。元々奴隷がいなくても回っていたお屋敷、村、労働力があって困る事はないけれど、専任で配置されているわけではないし、教える手間や主の地位を考えるとちょっと扱い辛い感じか。最近のNP4771は、もちろん村を回ってお仕事探すのは欠かさないけれど、その頻度を少し落としてお屋敷の仕事や、走り込みなんかに使っている。今は―――壁から天井から、そこまでするのかって吹き掃除の最中だ。そこまでするのかって関心してもらえるかもしれないけれど、そこまでするのかっていうような所しか残っていないとも言える。でも、やらないよりはやった方が良い仕事。やれば綺麗になる掃除には、達成感があった。) [Sat 20 Apr 2013 01:56:12]
NP4771@アンジュー村 > (だから何って感じだけれど。よろしくお伝えくださいと、あと、社交辞令でなく本当に、顔を合わせたがっているようにも見えました、とか。…そしてNP4771は、日常に戻る。) [Sat 20 Apr 2013 01:49:58]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが来ました。 『(――というわけで、魅篭さんに会いましたよ!とご報告。)』 [Sat 20 Apr 2013 01:47:57]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが退室されました。 『神ならぬ身の老人に、わかるはずもなかった。』 [Mon 8 Apr 2013 22:12:40]
ジャン・ラダム > 冷えてきたな。(吹き抜ける風は、もう夜の寒さを纏いつつある。ジャン・ラダムは静かに顎を撫でると、片腕で肩にかけた外套を寄せた。ゆっくりと踵を返し、暗闇のなか点々と明かりの灯ったアンジュー村へと戻っていく。駄賃を握らせて使いを命じた奴隷がどう動くか……) [Mon 8 Apr 2013 22:12:22]
ジャン・ラダム > (返却する本は三冊あった。まずジャン・ラダムが後ろ盾となっている芸術家の記した十四行詩詩集。そしてネーデルランドという、冠水の多い国の技術者が著した治水に関する書物。いずれも栞が前の方に挟まっており、ジャン・ラダムが一応手をつけたものの理解できずに投げ出したのが明らかだった。一方、ヴェイトス島初期入植者の記した開拓日誌はきちんと最後まで丁寧に読まれたらしく、栞が挟まっているのも本の末尾だ。アンジュー村は辛うじて平穏無事に運営されているとはいえ、ジャン・ラダムにとっても開拓作業は未だ手探りなのだろう。) [Mon 8 Apr 2013 22:08:23]
ジャン・ラダム > (先だって友人である商人、かつての身軽な斥候姿が見る影も無いほどに肥え太った友人に頼んだ図書館の利用許可証は、既にジャン・ラダムの手元にある。あの男は好色で欲望に素直だが、友人を裏切るような事だけはしない。でなければ商人としても大成しないだろう。それは今回も証明されていた。)確か、幾つか本があったな。(あの娘に返却するよう命じよう。そして許可証を渡し、幾冊か借りてきても構わないと告げるのだ。駄賃も幾許か渡しておく。果たしてあの奴隷は、主の元に戻ってくるか否か。NP4771に課せられているのは首輪ではなく貞操帯。刻印さえ上手く隠せば、ヴェイトス市の雑踏に紛れて逃げようと思えばできるだろう。あの聡い娘が、その後の展望もなく衝動的に動くというのはジャン・ラダムには考えにくかったが。)試して見る価値はある。(いずれにせよ、奴隷ギルドで購入を決意した時、既に賽は投げられたのだ。進むよりほかに無い。) [Mon 8 Apr 2013 21:58:48]
ジャン・ラダム > (シナナイと名付けた奴隷がアンジュー村に来てしばらくになる。今のところ彼女は従順であるようにジャン・ラダムには思えた。だが、悪童らの悪戯がきっかけで、あの奴隷には仕事が与えられていない。それ自体は既に『終わった』事であるから、ジャン・ラダムは『これから』を考えねばならなかった。冒険者であった彼は、領主や貴族としての考えが上手くは無かったが、だからこそあの娘を愛玩動物か何かのように扱う気もなかった。奴隷とは働く者の立場であるハズだ。)……………………。(風が吹き、実りつつあるボンバの香りをジャン・ラダムのもとへと運んだ。騎士団の行軍にも耐えられるよう整備された街道は、遠くヴェイトス市へと続いている。かすんだ目を幾ら細めても、この島一番の都の姿は見えない。五年……いや、十年前ならばまだ見えただろうか。)使いを頼むか。(あの娘。何処まで信用できるか、試してみるのも一興かもしれない。) [Mon 8 Apr 2013 21:50:43]
ジャン・ラダム > (腰に剣を佩いたジャン・ラダムが、ぶらぶらとアンジュー村とヴェイトス市をつなぐ街道辺りまで歩いてきたのは、特に何がしかの用事があるわけでもなかった。村の様子を見て回るついでに、少し身体を動かそうかと思ったのだ。かつては剣匠などと呼ばれていたジャン・ラダムであったが、引退して久しい。老齢に達した今、若かりし頃の業は衰え、腕は萎えつつある。腰に下げた剣が重いと感じたなら、もう頃合いだろう。そうなったら領主としての責務を返上し、死出の旅に赴こうかともジャン・ラダムは思っている。技量こそ鈍ったが、好奇心や冒険心というものは、不思議と変わらないものだ。)…………が、それも勤めがあるからだな。(さわさわと春の風にそよぐ草むらを見渡しながら、老いた冒険者は静かに呟いた。) [Mon 8 Apr 2013 21:44:42]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが入室されました。 [Mon 8 Apr 2013 21:39:05]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが退室されました。 『(後ろ盾は嬉しいが、では剣で解決できるかというと、現実味が無い。)』 [Mon 8 Apr 2013 00:02:49]
NP4771@アンジュー村 > (教わっているのは片手持ちなのだからその通りやれば良いのかもしれないが、この型を私の身長でやるのに、あまり短い剣は使えない。そして長さに比例して剣は重くなる。つまり、ちょっとやそっと鍛えたくらいでは、両手持ちでないと剣を支えられないのではないかという不安があった。) ―――! (ぶん!と一応風を切って振るわれた剣は、両手持ちしていても止めるところでブレるブレる。) …。 (努めて他の事を考えないように、剣の事で頭を一杯にして素振りを続けるけれど、やがて疲れて汗を拭うような時には――で、私はこれで人を叩いたり切ったりできるのかなと、そんなところまで意識を引き戻して、ジンジンする手をじっと見た。…あ、マメできてる。) [Sun 7 Apr 2013 23:52:17]
NP4771@アンジュー村 > 両手―― (牡牛の構え、とジャンさんは言っていた。教えられた型を両手でやってみようとして苦心中。まず基本は、左を前にした投球フォームに、切っ先を前に向けて剣を握らせる感じ。空いた手で盾を持っても、剣を持っても良いと言っていたけれど、右手で柄の上側を持ってしまうと、この形で左手を柄尻に持って来るの難しいような。投球フォームを後ろへ引かず胸の前まで持ってくれば柄は握れるが、バストサイズのせいもあるのか半身に構えて頭上で弧を描こうとすると、どちらにしても窮屈な気がする。) [Sun 7 Apr 2013 23:43:50]
NP4771@アンジュー村 > (木剣を与えられてから、NP4771は暇さえあればそれを振るいに中庭へ出ていた。と言っても2,3日の話だけれど、お仕事見つけられずにウロウロする、なんとなく心細い時間をこうやってお茶濁している感じ。でも真面目に取り組んではいるし、何よりちょっと嬉しそうだった。…木剣を与えられたのはつまり、ジャンさんが事前にそう言っていたように、『ある程度の問題は自分で何とかしろ』という事だと思うけれど、『自分で何とかして良い』範囲に、生死に関わらないトラブルも含まれると考えられるのは、何と言うかほっとする。直接確認した訳ではないので何とも言えないけれど、奉仕を迫られるだけーみたいな状況に抵抗しても、それによって引き起こされた問題の責任を、少なくともジャンさんは私に問わないのではないかと思えるから。…もちろん、可能な限り事を荒立てないのは大前提だけど。奴隷は極端な話、主人さえ押さえておけば安泰。気分一つで転がるものだとしても。) [Sun 7 Apr 2013 23:31:31]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが来ました。 『(黒竜館の中庭で。)』 [Sun 7 Apr 2013 23:23:13]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが帰りました。 『(雑念追い払うように、一心に剣を振っていた。)』 [Sat 6 Apr 2013 00:14:39]
NP4771@アンジュー村 > ――引き、戻せないな。がんばろ… (今はまだ、振り下ろした剣を止めるのも覚束ない。仮にジャンさんが持っているような剣を全力で振り下ろしたら、地面にぶつかるまで止められないだろう。剣なのだから、切断するために力が必要なのはもちろんだけど。まず大事なのは振り上げる力、引き戻す力――) [Sat 6 Apr 2013 00:13:38]
NP4771@アンジュー村 > …あ、あ、こうか。回すの途中で止めちゃえば、左から右へも――でも本命は右から左。助走っていうか、遠心力が好きなんだ。 (ぶつぶつ独り言を零すのは、動作の描写を省くためではない。…ない。頭の中だけで考えるには未知の分野で、思考にはっきりした形を欲しがっているのだろう。…教えられた一つの型を、たまに崩して他の動き方を試しつつ、基本的には繰り返し繰り返し、貰った木剣で再現してみている。…最初は、ろくに再現できていなかったが。繰り返すうちに、だんだんと再現に近付いてきていた。一目見ただけで人の動きを覚える事なんて出来ないけれど、基本の動かし方を教われば、後はキモを自分で考えて近づける。最適化の行き着く先に、そんなに幅なんて無いのだろうから。) [Sat 6 Apr 2013 00:06:49]
NP4771@アンジュー村 > (ジャンさんどうして結婚しなかったのかな。死んじゃったら、領主ってどうなるのかな。というか、私は?奴隷ギルドに戻るんだっけ?) ――あれ。合ってる?これ、んー…? (取り留めの無い事を考えながら、剣を振る。教えてもらった型の名前は、牡牛と言ったっけ。ジャンさんは自分で名付けたみたいに言っていたし我流剣法なのかもしれないが、中段というか正眼の構えしか知らない私に、有名な?『牙突』の予備動作みたいな構えはユニークに思える。しかも、この形から突くのではなく切るというのだから。) ――あれ、やっぱり…右から左にしか、切れない? [Fri 5 Apr 2013 23:58:50]
NP4771@アンジュー村 > (…でも、それだけなのかなとも思う。) …いやいや。 (だけって言うけど。自分で思ったんだけど。『体力つけろ』という単純なオーダーが実は時間のかかる事。仕事を探すついでに走る、のではなくて…そういう計画立てた事無いけれど、トレーニングメニュー的なものを自分で考えて、アスリートっぽい生活をすべきなのだろうかと首を傾げた。) [Fri 5 Apr 2013 23:52:10]
NP4771@アンジュー村 > (奴隷の方に、主人からのお咎めは無かったか。であれば、ちょっと顔を出し難いけれど、NP4771は勇気を出して、次の日も教会に出かけて行った。怯えて引っ込むよりも、後ろ盾があるんだぞと前に出た方が、嫌がらせというか悪戯というかが続かないような気がして――でも、教会の管理者に『しばらく時間を空けた方が良いんじゃないか』とやんわり言われ、結局先生の真似事は続けられなくなってしまったけれど。) ――ていうか私、外ばっかり? (手の空いている時間。お屋敷の中庭で素振りをしながら、今更のようにジャンさんの身の回りのお世話とかは手が足りているのだろうかと不思議に思う。文字通りジャンさんの手は一つだし、使用人は皆通いだし。もちろん細々したお手伝いを言いつけられる事はあるだろうけれど、村もお屋敷も、平常運転するだけなら私はいらないんだなとよく思う。そこは私がまだ仕事できないからで、人手が一つ増えるのは何であれ助かる事だろうけど――そもそも初めにジャンさんから、私の役割は教えられている。) [Fri 5 Apr 2013 23:47:00]
NP4771@アンジュー村 > (NP4771はその事について何も話さなかったが、これからの生活に不安を抱えてレイプ目していれば、誰かがなんとなく勘ぐり、なんとなく事実に辿り着いてしまうのが小さな村。少年は汚れたパンツを自分で洗ったけれど、ママンの目を盗むために洗剤を使えず臭いが残り、結局洗濯しようとした母親に気付かれたとかそんな。だから、ジャンの耳に入っても不思議は無い。) (それを受けてジャンの取った行動は、きっと良い塩梅。放置はしないとアピールした上で奴隷を過剰に保護しようともしない。少年達はまた何かしでかすかもしれないけれど、少なくとも村の反感を買ったりはしなかったろう。――何も手が打たれなければ。『うちのベイビーの純潔が汚された!』と少年の母親バーサーク、夫に『領主様に奴隷の首を切ってもらってよ』と迫る。それを受けて少年の父親は『クレームは俺に任せろー』と家を飛び出すが、向かうのは領主ではなく奴隷の所。『俺にもご奉仕してくれたらカカアをなだめて領主にも内緒にしといてやるぜーげへへ』…みたいなこの親にしてあの子ありという流れになったかもしれないが、回避された。) [Fri 5 Apr 2013 23:23:07]
NP4771@アンジュー村 > (少年のパンツを汚したのは、嘔吐の方でした。いえ下痢の方でもいいんですけど飛ばし過ぎかなって。そんな意識が雲の上にあるとかないとか。いずれにせよ――NP4771は、大した事をされなかった。色気の無い話だけれど、まず脱がせたところで鳥肌びっしり。寒さや嫌悪感、恐怖心もあって当然だけれど、エロ同人みたいに上手くいかない事に少年達はさぞガッカリしただろう。すればいいけれど。…それでも、貞操帯はまあしょうがないとして、せっかく脱がせたのだから何かしなきゃ損だと少年達は奮い立ち。お口と胸で奉仕を迫った。でも、極上の快楽を期待していたのに、不慣れな上に心底嫌々な奉仕は自慰の方が気持ち良いくらい。こんなはずでは無かったと現実に絶望した少年が、奴隷の頭引っ掴み自分でゴツンゴツン動かしたところ、あろう事か奴隷がもどしてしまった。嘔吐してしまった。しばらく前に食べた昼食を。――そうなればもう、完全に萎えて。汚ねー使えねーメンドくせーとその日はお開きに。) [Fri 5 Apr 2013 23:04:38]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが入室されました。 『(【吐瀉】 嘔吐、下痢のこと。)』 [Fri 5 Apr 2013 22:49:16]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが退室されました。 『 素振りをしろと、ジャン・ラダムは奴隷へと言伝た。 』 [Thu 4 Apr 2013 22:43:24]
ジャン・ラダム > (一刀では切れなかった。半ばまで食い込んだ剣を強引に腕力で引き抜くと、思いの他に勢いがつき、ジャン・ラダムは思わずたたらを踏んだ。顔をしかめて、剣を握り直し、もう一振り。べきりと枝は折れ、薄皮一枚を頼りにだらりと木から垂れ下がった。ジャン・ラダムは剣を腰の鞘に納めると、乱暴な手つきで枝をむしりとる。)……。(これを片腕で削り、整え、長くとった根本のところに布を巻きつければ木剣まがいの粗雑な杖ができる。ジャン・ラダムはそれを、シナナイの部屋へと届けさせた。ジャン・ラダムは棒振りばかりに生涯を賭した男であるから、こういった時に取るべき行動も単純明快なのだった。) [Thu 4 Apr 2013 22:42:58]
ジャン・ラダム > 無論、それで終わるわけもないか。(ジャン・ラダムはそれほど楽観的には考えていなかった。一時は大人しくなったとしても、抑えこまれた分だけ余計に鬱憤を溜めて、悪童は再び反発する。その矛先は、己より立場が弱い奴隷、シナナイへ向かうだろう事は想像に難くない。彼には良くわかっていた。なぜなら、かつてはジャン・ラダムも悪童だったからだ。冒険者なぞ、そういった手合いの最たるものだろう。)……さて。(呼吸を整えた彼は剣を地面に突き刺し、顎を撫でながら思案すると、考えを改めた様子で再び剣を抜いた。ズカズカと足を向けた先は、庭の植木である。こぶりな枝が一本わきに伸びており、剣の切っ先を押し当てて軽く枝のしなり具合を確かめると、ジャン・ラダムは枝へ無造作に刃を叩きつけた。) [Thu 4 Apr 2013 22:36:14]
ジャン・ラダム > (そういった事を吹聴をする気は、ジャン・ラダムには無かった。それがいらぬ期待を抱かせる結果に繋がったのだろう。だが、だからといって特段ジャン・ラダムは、昨日教会へ居残っていた子らを問い質す事も、罰する事も、ましてや自分の考えを伝える事もなかった。ただ彼は教会を立ち去った後に子供達の家をまわり、その家の子らに『肥料として村中の家畜の糞尿を集める』という罰を命じただけだった。本来、他人の奴隷を害した場合、その価格の半分が妥当な賠償金であるという。だがジャン・ラダムはシナナイが何をされたのかは知らない。彼女からも何も聞いてない。子どもたちは「奴隷が嘘をついた」「服を汚した」と言っていた。故に、これで良いのだ。理由はどうあれ『領主の所有する家畜=奴隷に悪戯をした』事の仕置としては、ささやかな罰で済む。それで終わりだった。) [Thu 4 Apr 2013 22:31:18]
ジャン・ラダム > (ジャン・ラダムは右足を踏み出すとともに剣を振るい、そして微かに首を傾げた。何か得心がいかなかったのか、彼もう二度、三度ばかり剣を素振りすると、大きく息を吐いた。額には汗が滲んでいる。片手半剣は一般的な片手剣に比べると重い。ましてや、片腕の老人にとっては尚更だ。年を取ったと思う。物理的にではなく比喩的な意味でだが、視野が狭まっている。昔なら気づいただろうことにも気づけなくなったし、振る舞いも愚かだったのかもしれぬ。)年を取ったな、ジャン・ラダム。(ジャン・ラダムは小さく呟いた。彼は辺境伯ラダム家を、自分一代限りで終わらせるつもりでいたのだ。) [Thu 4 Apr 2013 22:28:09]
ジャン・ラダム > (彼はそうかと頷いただけであった。使用人から昨日のシナナイの様子を伝えられた後の事である。昼過ぎに「教会に行く」と外出して夕刻頃に戻ってきたジャン・ラダムは、愛剣を腰に佩いて庭先に出た。川を越えて吹き抜ける風は涼やかで、春先の心地好さを孕んでいる。その穏やかな空気を切り裂くように、彼はすらりと古剣を引き抜いた。読める者の滅んだ文字が刻まれた劔を、重さを確かめるように軽く揺らすと、ゆっくり半身に構え、肩口まで引き上げる。左半身と切っ先を前方に向けた構えは、先日あの奴隷にも教えたものであった。) [Thu 4 Apr 2013 22:24:53]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが来ました。 [Thu 4 Apr 2013 22:23:31]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが帰りました。 『(どうなったかはフェードアウト。少年のパンツを吐瀉物で汚し、それがどう影響するかは――)』 [Thu 4 Apr 2013 00:54:48]
NP4771@アンジュー村 > (――D・V・D!D・V・D!!) (それが無茶な要求だと、主人もそう判断してくれるだろうと、NP4771は分かっていた。けれど嘘をついたのは事実。些細なものだと思いたいが、少なくとも胸に手を当てればそう自覚する節はある。万に一つくらいは、ジャンが奴隷の方に非があると考える可能性もあるのではないかと思う。――そして本人にとっても意外な事だったけど、ここで重要なのが、貞操帯を着けているという事。物理的に性交渉は不可能で…それなら、見せれば諦めるだろうし、それで溜飲を下げてくれるなら、少しくらい付き合うのが正解かもしれないと思ってしまった。) [Thu 4 Apr 2013 00:52:17]
NP4771@アンジュー村 > (『養子にしてくださいとか!?自分から!?そんっな厚かましい事言えるわけねーでしょ!?うっわー!やっぱりこいつうっわー!マジでタっちゃんの失脚狙ってるわマジで!女怖いわー!』 『とにかくまず謝罪だよォ!心をこめてよォ!誠意を示せよォ!』 『何?何?テメェ何人の手掴んじゃってんの!?奴隷が人間様に気安く触ってんじゃねぇよ!頭とかさあ!うざいわー!うっざいわー!』) ――ご、ごめんなさい。申し訳、ありませんでした…もう、触りませんから… (『ごめんで済めば領主は要らねぇんだよぉぉぉっ!?』 『良いけどね!?良いですけどねっ!?奴隷が嘘教えましたーってチクっても良いけですけどね!?』 『嘘はやべーなー』 『奴隷が嘘はやべーなー』 『火あぶりじゃね?』 『斬首っしょー?』 『とりあえず脱げよ』) [Thu 4 Apr 2013 00:33:07]
NP4771@アンジュー村 > (『だいたい何ナンだよお前よぉ!マジうっぜーわマジないわァァァ!何しに来たのマジで?マジで領主様の子とか産むわけマジで?奴隷の子は奴隷なんじゃねーのマジで?領主の遺産はどうなんだよぉぉぉぉぉぉ!?』) ――っご、ごめんなさい!ごめっ…そんなっ、知りません!子供って、何…ジャンさんはぜんぜ―― (『タっちゃんはなあ、ウチ一番の秀才なんだよォ?九九とか言えんだよォ!これから領主様がタっちゃん養子にしてよォ!タっちゃんが次期領主でよォ!そうすりゃ俺だって――何だっけ?大臣?なんかそういう、偉いのになんだよォ!うちのパパもママもみんなそう言ってんだよォ!』) ――そ、それはジャンさんに直接お話したほぐッ! (痣になるほどではないけれど机に押し付けられる顔。髪を引っ張られて痛みから逃れるようについていったら、上半身が机に乗り出し脚が引っ掛かった。…難癖の趣旨は理解したけれど、つい、髪を掴む手に手をかけてしまう。) [Thu 4 Apr 2013 00:15:39]
NP4771@アンジュー村 > (『え、え、ナンて言ったのソイツ?』 『やっぱ嘘ついた?』 『ああ、やっべーわ。奴隷はお手伝いするヒトーとか言っちゃってんのマジないわ』 『マジでー!ヒトじゃねーっつーのっマジで!』 『ッヒャア!ツグナイはしてもらわねーとなー!?』) …は? (…ああ夢か、と思う。さっきまでは、ほんの一瞬前までは、どこまでものどかな農村の読み書き教室だった。それが急に、スラムの路地裏になったような感覚。この子達がこんな顔でこんな話し方をするなんて、想像だにしていなかった。だから――) (『は?じゃネェェェんだヨォォォ!?ごめんなさい!はッ!?ゴメンナサイはっ!?』) ――ひぐっ!? (ぐいと髪を引っ張られ、すぐ頭を机に押し付けられる。子供の力。どうにかならない事は無いかもしれないけれど、咄嗟に体が動かない。) (『オイオイ顔はよしなだよ。ボディにしなボディにってやつ。』 『うひひひいひひひいひボディになァ!』) [Thu 4 Apr 2013 00:02:27]
NP4771@アンジュー村 > (子供達がほとんど帰った後、向学心のありそうな男の子だけが何人か居残っていて、それに付き合う形。終われば何か仕事が無いかと探しに行くけれど、具体的にこれと決まっていないので、求められればいくらでも付き合ってあげられる。教会を預かる人も用事があると言って出かけてしまったのが少し寂しいが…信頼されているのかなと思うと、ちょっと嬉しい。盗られるような物も無いし、本当にただ用事があるので、どうとも思わず出かけただけかもしれないけれど。) (『ねーシナナイ先生、ドレイってなーにー?』) …え? (それじゃあそろそろお開きにというところで、男の子の一人が無邪気に聞いてきた。他の子は、後片付けや戸締りをしてくれている。…一瞬ドキリとするけれど、知らないものを知りたがるのは自然な事。むしろこういう事を構えずに聞いてくれるのが良い事だと思い直し――少し、答え方を考えた。) …えっと、ね。奴隷っていうのは、皆の、お手伝いをする人…かな? (別に嘘はついていない。でも、つい笑顔で答えてしまうのは、あまり正確でないからか。ごめんねと思いつつも、そう思っておいて欲しくって――) (『――ハァ?』) …は? (悪意たっぷりに。唇を歪めて聞き返してくる男の子に、冷たいものが背筋をすべり落ちた。教会の扉は閉ざされ、カーテンは引かれている。) [Wed 3 Apr 2013 23:46:36]
NP4771@アンジュー村 > (NP4771の生活は、少しずつ軌道に乗ってきている。午前中はお屋敷に通いの使用人達のお手伝い。午後は屋敷や村で仕事が無いか聞いて回り…『何かありませんか』とアバウトに聞いても急に仕事なんてあんまり無いもので、割と間が持たない感じがしていたのだけれど、その中に教会で教師役をする時間ができて気持ち的には楽になった。ジャンさんの言いつけ通り移動は駆け足、なのであんまり手の空いている時間が続くと、自分のさじ加減でする運動とはいえけっこうキツイ。それに――) …。 (子供の相手をするのは良い。相手が大人だと、ふとした拍子にどうしても自分が奴隷だという事を考えなくてはいけないけれど、子供相手にはそんな気遣いがあまり無い。一応時間で区切って授業しているものの、救われる時間にはつい長居をしてしまう。今日も、そうだった。) [Wed 3 Apr 2013 23:32:51]
NP4771@アンジュー村 > (今回の長雨で――なんて言うと終わったみたい?昨日も大雨だったし、まだまだこれからなのかもしれないけれど――どこかの地方村では山崩れだか崖崩れだかが起き、道が塞がれて大変だったって。村の名前を聞いても所在は分からなかったけど、魔女傭兵団とかいう人達が派手に開通させたというのを、村人が熱っぽく噂しているのを聞いた。奴隷ギルドで会った雷の女の子がそこの社員とは知らないが、何だか夢があって、というか物語のようで、良いなと思う。私が奴隷になったのもいい加減物語だけれど、そういうのじゃなくて、こう、罪が無いというか、ハッピーエンドが良いというか。…悪魔がどうとかそんなのは知らない話。) …うん、そう。よくできました。 (まだ10に満たなそうな男の子。正解した笑顔が可愛くて、頭を撫でた。) [Wed 3 Apr 2013 23:23:51]
NP4771@アンジュー村 > (そんな意味ではないかもしれないけれど、もじってみて良い名前だなと思う。言霊でもないし、1週間と少し村で過ごしただけで、国境に位置し軍隊の酒保を担う村の苦労も何も知らないけれど、一見してのどかな農村にはそんな名前が似合う気がした。立派な防塁は、それがある為に危険という面もあるだろうけれど、いざという時堅牢な建物が身近にあるというのは、何か安心だし。) ――あっ、はいはい。ごめんなさい。 (アンジュー村の小さな教会で、読み書きを教える時間。窓の外をぼんやり眺めていたら、文字を教えている子から声がかかっていた。どれどれーと教材を覗き込む。まったりと平和な時間。) [Wed 3 Apr 2013 23:12:44]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが来ました。 『(安住村、あるいはandyou村。)』 [Wed 3 Apr 2013 22:58:18]
お知らせ > クロゼットさんが退室されました。 『お陰で村人無事出産、っていう最初の成功談があるだけに、無茶もしてしまいそうで怖いね!』 [Wed 3 Apr 2013 03:12:51]
お知らせ > ラティーシャさんが退室されました。 『 これが突発的に起きた「ラングフォード合体魔法実験ブーム」の先駆けになるのはまた別の話 』 [Wed 3 Apr 2013 03:07:36]
クロゼット > 対象の中・・・大破に成功しました。 穿孔した弾頭からの衝撃は、固形目標に対し有効です、と結論します。(シルエットが崩壊しているので最早確認の必要すらないが、景気付けも兼ねて敢えて 成功です、と言葉にした。)改めてラティーシャさま、ブリッツさま―― おつかれさまでした と寝顔を観察しつつ慰労します。(振り向けば人影はひとつ。 尻餅を付くような姿勢のままのラティーシャと、倒れ付したブリッツ。特にブリッツは体毛と状態から、エネルギー枯渇状態に陥っているのは明確だ。)了解、補助円陣の動力を充填します。 ブリッツさまは――本格的に休まれた方が良いか と。(道に転がしておくのも問題だし、休憩できる場所に運ぶことにしよう。電力の枯渇した今は、仕事中より割合安心して触ることが出来るのだ。ひと段落して、休憩も終わるころには、ダウンした機能も再び使えるはず。) ラティーシャさまも、無理をなさらぬように と提案します。(箒飛行中にふらふらしたら洒落にならない。 無表情ながら、視線の往復がちょっと心配そうに。) [Wed 3 Apr 2013 03:00:38]
ラティーシャ > ( 貧血に似た気持ちの悪い寒気と体内を大急ぎで不足した何かが駆け回っているような感覚に暫し目をつぶって座り込み、ゆっくりと深呼吸を繰り返す。 光量が予想以上に激しかったのに加え、これは一度撃ったら即座に動けるものじゃなさそうだ。 今後とも利用する可能性があるなら、前もって練習するべきだろう。 ) ( 数分間? はっきりとは分からないが結構長い時間そうして座っていると、大きな歓声と沢山の足音、拍手のような物が聞こえて来る。 闇に目が慣れて来た頃にそっと目を開くと―――――。 ) これ…( 大きく深呼吸 ) 成功…? ( 大岩は三つに割れ、一つは人が登れるくらいの高さに、一つは道具を使えなくても数人で動かせるくらいに、もう一つ―――上半分は、地面に落ちた後一回転して転がったらしく、道の先の拓けた場所に転がっていた。 ) クロゼット、少し休んだらすぐ街に飛ぶから準備しておいて―――ブリッツ大丈夫…!?  [Wed 3 Apr 2013 02:49:09]
お知らせ > ブリッツさんが帰りました。 『 でも意識を手放す瞬間、確信はあった。三人が力を合わせた結果が、どうなったのか。 』 [Wed 3 Apr 2013 02:43:11]
ブリッツ > …………ッ!! ( すとん、と膝が折れそうになる。ここまで一度に大量の魔力を消耗した経験が無いのだ。尖った髪がはらりと寝て、存外普通の髪型になる。 ) ……… はー。 ( 溜息のような、そうでないような呼吸を一つ。息をしたというより肺の中の空気を押し出したかのような。そいつを漏らすと、こてんと横に倒れた。限界を超えた魔力の消耗の前に、肉体は気絶を選んだのだ。もっとも効率的なエネルギー確保の手段として――。 ) [Wed 3 Apr 2013 02:39:43]
クロゼット > (自らも砲を持つクロゼットも、此処までのエネルギーを制御・放出したことはない。単純計算で各々の3倍ともなれば、硬石の肌身を持つ自身でも僅かの戦慄を覚えるほどだ。 柔肌の二人の負担は幾許か。懸念はすれど、其処を補助することだけは出来はしない――今はただ、維持と観測に全機能を注ぐのみ―― ) ・・・・呪文補助円陣、起動臨界点。収束を開始 します。(支えるように広げていた両手を下ろし、投光の光量も減少して、魔方陣はただの円形へと変じゆっくりと消失していく。前の二人に比してはただ立っていただけのような作業だが、一度に大量の魔力変動があるこの補助は、クロゼットにとってもそれなりに過酷のようだ。任意による終了ではなく、一時負荷による停止となった。)おつかれさま、でした。 ・・・効果検証を開始しますか?(それでも恐らくは疲労の淵にあるであろう二人より先に、岩の方に動き出すことができるはず。2人と1機の力の集合、さて、効果の程は―― ) [Wed 3 Apr 2013 02:35:50]
ラティーシャ > ( 前々から漠然とした構想があったブリッツとの合体砲に、クロゼットのスキルを上乗せしたもの――練習した事も無いぶっつけ本番だけど、上手く回っているように見える。 眩し過ぎるのと、酷く熱い事、消耗が激しい事は欠点だし使いどころは限られるけれど。 ) シュート―――マキシマムシュート――――――ッ!!!! ( ガォン、ガォォンと聞いた事も無い様な発砲音と共に視界が、五感が霞み熱で覆われる。 後ろに大きく踏ん張った左踵が土に減り込んで、前に出した右足が勢いを支えきれず浮かび上がった。 ) ん、ぐうっ!!! ( 閃光が収まると同時に大きく後ろに姿勢を崩す―――圧倒的な眩しさの後に訪れる宵闇に、再び視界は閉ざされた。 ) [Wed 3 Apr 2013 02:18:32]
ブリッツ > ( 凄い衝撃。凄い轟音。そして―― 凄い消耗。放った後の、がくんと体の力が抜ける感覚が凄い。そりゃそうだ、何度も言うがフルパワーなのだ。 ) だが、まだまだッ! ( もう一度さっきと同じ出力を発揮!だが、一回目で電撃の流れのコツを少し掴んだ。今度はただ流し込むだけではなく、自身の中である程度調整した状態で銃に注ぐ。そうすればラティーシャが電撃集束に割くリソースが減り、より威力を向上させることが出来るはずだ。でも間は空けないほうがいい。時間の経過はそれ自体が三人の消耗に繋がる。轟音の中でもクロゼットの音声が乱れるのを聞く。 ) 周囲に散ったエーテルを最大限再集束だッ!もう一度ォ、Sprking!! ( 電撃が走り、再度ラティーシャの砲へと集束――ッ!! ) いいぞラティーシャ!いけぇ――ッ!! [Wed 3 Apr 2013 02:10:09]
クロゼット > (ラティーシャの制御によって電撃の放射が安定すれば、魔方陣への干渉も防がれよう。 後方に立つクロゼットもまた然りだ。電撃に弱いとされるも、初期の少々の漏電くらいは許容量。) クロゼットは安定しています――どう ぞ。(魔力を供給する、と書けば簡単だが、クロゼットにとって魔力は血液であり体力、生命力そのものだ。 大規模な術をサポートすれば、相応の消費がまっている。ノイズじみた僅かな発声機能の乱れはそのためだが、姿勢と円陣の維持は崩さない。)弾着を確 認、次 弾を、どうぞ 。(射撃に際しては、バイザー上のパーツ越しにも純白が押し寄せる。 目を焼かんばかりのそれを予備知識なしに直視すれば、ヒトであれば目を覆い体を丸めてしまうもの。 しかし極限環境下でのサポートはクロゼットに託された使命だ。裏切ることはない。呼び掛けに応える。円陣の発光はいよいよ輝きを増し、供給はいまだ十分!!) [Wed 3 Apr 2013 02:05:41]
ラティーシャ > ( このサイズの黄金銃を使う事は滅多にない。 威力、射程、弾速、何処を取っても最高だけど、弾数の少なさと取り回しの悪さの関係でまず乱戦では使えないし、集団行動に向かない。 第二次メア島戦で狙撃に使ったけれど、あの時私は皆の遥か後方100mも離れた距離で独り闇に潜んでいた。 今回のようなターゲットはこれを使うのが最適だろう。 動かない、一撃の威力が重要、ときたら。 ) んんんんんんっ!! 痛たたたたっ…集れーッ!! ( 強い光に作業員たちが皆、此方を注目している。 そんな事に気を取られている暇も無く掌にばちばちと漏れた雷が弾け、それを一本に纏める為に―――適当な言葉が無いけれど、こう、束ねる? 結わえる? そんなイメージで集束する。 背後からクロゼットが送る力の波が、今まで扱ったことも無い様な大きなエネルギーを黄金銃に注ぎ込んでいる。 砲身がブレそうになるのをぐっと脇と胸で抑え込んで握りしめた。 ) SHOOOOOOOT!!!! ( 視界が真っ白に染まって音が飛んだ。 誰か大勢が遠くで声を上げている。 続く衝撃。 ) あと2連続で使いきるよ!!  [Wed 3 Apr 2013 01:52:15]
ブリッツ > ( あの大きさの長銃の召還を見るのは初めてだ。それは長銃っていうより、そう―― 砲だ。ラティーシャの反対側に周り、両腕を砲身と平行になるように構える。そして、クロゼットは魔法陣を展開した。力強い波動を髪先で感じ、ぞわりと腹の底から何かが走る。鳥肌が立つ。喉が渇く。漲るのを感じる。 ) 雷神様の加護ぞある!! ( 最大マックスパワーの電撃ッ!ブリッツの髪は四方八方に向けて尖り、全身の電撃をその両手から、銃へと伝える。脳の神経を基点とするその電流は、全身の筋肉細胞を一つ一つ直列に繋ぐかのようにすることで、何倍にも膨れ上がるッ!ブリッツとその一族はその術を本能で理解しているのだッ!マックスパワーはコントロールが難しいが、ラティーシャが集束してくれるのならば、思い切り注ぐことが出来るッ! ) うががががあが――ッ!撃てぇぇぇラティーシャぁぁぁッ!!! ( 自分への感電!しかしそれは電力が最大である証! ) [Wed 3 Apr 2013 01:41:46]
クロゼット > (狙撃地点の指定が済めば、クロゼットはすぐさま準備に入る。 無駄に魔力を食う螺旋式穿孔鎚をパージ。内蔵魔力の伝達は、両肩の投光機めいたパーツに注がれ始める。夜間警戒灯のかわり程度に用いていたそれは、本来は地面や空中に魔方陣を投射するための装置なのだ。射線を遮らぬよう自らはラティーシャ&ブリッツの後方に位置取ることになる。) ターゲット、オン・ステージ ――呪文補助円陣 Mana booster 起動します。(クロゼットの動力を魔術師の力として供給するこの装置、魔術の行使を補助・負担を軽減するだけでなく、威力を引き上げるためにも有効だ。 投光を開始すれば、魔方陣は輝く円形の舞台の如く足元に展開し、二人の姿を闇より照らし出す。) 魔方陣形成、安定しています。 いつでも どうぞ。 [Wed 3 Apr 2013 01:34:06]
ラティーシャ > 真ん中付近の少し折れて罅が入ってる辺りを狙えば―――ありがとう、それじゃ急ごうかっ。 ( ようはあまりにも塊が大き過ぎてビクとも動かせないのが問題なわけで。 人手があれば動かせるくらいまで砕けさえすれば一先ずいいのだ。 不確かな確率でもうじうじしている時間が惜しい。 駄目なら駄目で次のプランに移る―――社長もヴィヴィアンもそうしてる。 二人の同意が得られれば、さっき大まかに目星をつけたポイントから数歩後ろ辺りを射撃ポイントに選ぶ。 ) 超越の魔女トランスツェンデラの名に於いてIn the name of Transcendence witch Transzender 契約召喚を履行するI perform a contract summons. 序列第8番地獄の公爵Duke of hell of the eighth rank バルバトス公爵より借り受けるborrows it from Duke Barbatos 優雅に来たれCome to my hand Are gracefuly その名はバルバトスの黄金銃The name is a "Golden Gun of Barbatos" !! ( 普段滅多に使わない、自分の身長よりも長い巨大な金色の長銃が掲げた手に握られ、ゆっくりと重さを腕に伝える。 右脇に抱え込むようにして重心を後ろに下げ、右足を斜め前、左足を後ろに大きく開いて構える。 ) 補助円陣お願い!! ブリッツは反対側を支えて黄金銃に魔力を送って! 電撃も 私が 集束させる!! [Wed 3 Apr 2013 01:20:48]
ブリッツ > ………。 ( ラティーシャの口から出てきたのは――不確定要素の付きまとうものだった。オレはもっと、確実で的確で、ああそれならば7〜8割方は大丈夫だろうって言えるものが出てくるのを想定してた。だってラティーシャはオレなんかよりずっと頭が良いし、凄い。先輩任せのオレが何を偉そうにって思うかもしれない。 ) ……………。 ( クロゼットは計画に賛同した。ゴーレムらしく、可能性と確率を考えてのことか。確かに失敗してもラティーシャの飛行でっていう展開にはもっていける。けど……。けど。 …オレはちょっとの間の沈黙のあと、子供みたいににかーっと歯を見せて笑った。何でかって?”面白い”って思ったからだ。面白いってのは大事なことだ。 ) やったろうじゃん。 ( ばちちッ、と両掌に帯電させる。 ) [Wed 3 Apr 2013 01:07:52]
クロゼット > (判断は出来ないが、提案に対する回答には一定の確度がある。二人を交互に見た後、やや考えるように沈黙し――) ―― 成果は不確実ですが、衝撃力は高まると予想します。 実質、医師運搬プランを実行するため、初動が失敗しても人的損失は皆無、若しくは極めて軽微と評価します。(医者を連れて来る速度に関しては最速だろうか。それに術後が悪くても、病院への搬送の際には岩の破壊が有利に働きうる。)ネガティブ要因は、魔力枯渇による作業遅滞の可能性を示唆 ――クロゼットは、計画に同意を宣言します。(自身に対案もない上、止める理由もなし。賛同の意思を伝えると、あとはくるり向き直ってブリッツの判断を待つ。全員の協力と、意思の合致が不可欠な方法だ。) [Wed 3 Apr 2013 01:03:59]
ラティーシャ > あのね、多分私の黄金銃を最大威力で撃っても全然威力足りないと思うんだ。 弾数も3発しかないし、「面」じゃなくて「点」に近い形だし―――それでね、クロゼットに威力を補助して貰った上でブリッツの電撃を弾丸に乗せられないかなーって。 その状態で3発撃ってみて、成否は兎も角、二度目の補助円陣で私の飛行速度を上げて貰うっていう―――3人ともそれで今日の魔力使いきっちゃうと思うけど。 私が街に戻って、待機してる誰かにお医者さんを連れて来て貰う感じで。 これなら両立もできるかなって。 ( かなり「できれば」だらけの不確かなプランである。 上手く行かなければただ3人纏めて魔力が底尽きるだけの。 保険も残せないし、もっといい案があったらそっちに跳びつきたいくらいだ。 ) [Wed 3 Apr 2013 00:48:03]
ブリッツ > ( 草とか土とかつけながらラティーシャの近くへとやってくる。残念ながら、ラングフォードがフルメンバーのフルパワーを発揮できるチャンスってのは早々無い。その場に居合わせた数名で状況を打破することが求められる。その各個人の能力を活かして――。 ) お?試してみたいこと?…何か思いついたんだな。やるぜ! ( クロゼットの呪文補助円陣。その名の通り、魔術を行使する際の補助となる力場を展開する術だ。魔力を高めて、何かするつもりなんだ。でもオレ、ちーっとは自分で頭つかうクセつけないとな…。でも今は横であーだこーだ騒いでラティーシャを混乱させるのは駄目だ。 ) [Wed 3 Apr 2013 00:38:46]
クロゼット > (反対側から軽々と迂回してくるブリッツをバイザー越しの視線が捉え追いかける。 その間クロゼットは棒立ちであるが、今回の一軒の緊急性および重要性を、評価はしていても”感じて”は居ないが故の落ち着きかもしれない。 クロゼットがもし産気づいた妊婦であるならば、休眠して個体数を増やすタイミングを延期すれば良いのだ。) ラティーシャさまの指示に対し、クロゼットは全機能を稼動することを確約します。(故にこそ、女所帯のP.W.M.Cメンバーの判断には従う必要を感じるだろう。自身よりも人間にとって適切な回答を期待して。)補助対象によりますが、最大出力であれば連続使用は2回が限度となります。(現在の魔力残量だと、コストにすれば6程度。専念すれば十分ながら、他の機能と同時使用するとしたらやや苦しい そんな所か。) [Wed 3 Apr 2013 00:32:52]
ラティーシャ > もっと頭数が居れば分散する事も出来るけど―――ここに一人とか残っても多分大したこと出来ないし―――ええっと… ( 街まで戻って産婆さんを手配して大急ぎで連れて来て…いや、戻ってその旨を連絡したら別の待機メンバーに復路を交代して貰えば飛行コストが尽きても大丈夫か。 飛ぶなら一番速い私が飛ぶべきだけど、破壊の起点に黄金銃が使い易いのも確かで―――。 ) ちょ、ちょっと待って、えっと…あ、そうだ、クロゼット、「呪文補助円陣」ってどれくらい使える? 連続で二回とか大丈夫? それとブリッツ、前から少し試してみたかった事があるんだけど―――この3人だと丁度いい具合にカチっと嵌りそう。 [Wed 3 Apr 2013 00:24:06]
ブリッツ > おおっと! ( 灰に! ) 任せろやい、この程度! ( ぺッ、ぺッ。と自分の手に唾をつけると迂回するように野山に分け入る。空は飛べないが土に足がついてるなら大抵の地形は!ひょいひょいというわけには行かないが、それほど時間は掛からずラティーシャの側に迂回していけるだろう。 ) 村から馬車を出すなら、それはすぐに用意できるって!この土砂、吹っ飛ばせるのか?そんなだどかーん!とやっちゃった方が馬車も通れて撤去作業も捗って一石二鳥だけど――。 ( そうして大まかに道を確保して、馬車が到着するまでの細かな瓦礫の撤去をクロゼットがやる形か。こういう時、ヴィヴィアンや社長がいたらってのはブリッツもすぐに考えてしまう。でもこの場にはいないんだ。いや…リーダーが居なくなるとすぐに「どうしよう?」って言ってまごついちゃうのがオレの、オレ達の悪い癖だ。 ) ラティーシャ!都合のいい時だけ後輩になるわけじゃないけど、ラティーシャの指示はヴィヴィアンに負けないぐらい的確だって思ってる!それに従うッ!オレとクロゼットはそれの達成に死力を尽くすぜッ!なあクロゼット! ( 丸投げって言わないでおくれよ、それが一番的確なんだ! ) [Wed 3 Apr 2013 00:13:16]
クロゼット > 的確である とは評価できます。(なるほど判った――共通語よりもクロゼット達の通達システムに近いようだ。)伝達を要請し到達までに通路を確保、または医師そのものを運搬が可能です。 妊婦の飛行は、体感温度を鑑みて得策ではありません と判断します。(意見は大体ラティーシャと同じになってしまう。 どちらを取るにせよサポートが可能だが、使役される対象である以上決断を下す、という機能は著しく低い。 無意識のうちに どうしますか?と尋ねてしまうのだ。) 確実性を第一とするのであれば、医師搬送となりますが―― (全体の効率では逆、か。) [Wed 3 Apr 2013 00:01:53]
ラティーシャ > 言いたい事はわかったけど呪文みたいだよ! ( ささやき!えいしょう!いのり!ねんじろ! ) そう言う時の為の私達なんだろうけど――― ( 既に破壊プランを考え始めていたタイミングだ。 中断して飛んで戻る事は出来るけど、そうするともう往復する分で魔力が底尽きて破壊は明日に持ち越し―――すると道の開通がまた1日遅れて…今ここで破壊できるならその方がむしろ早いんじゃ…こういう決定をするのは苦手だ。 いつもならヴィヴィアンや社長が決めてくれるのに。 ) ブリッツ、とりあえずこっち来れる?  [Tue 2 Apr 2013 23:51:15]
ブリッツ > ( ラティーシャとクロゼットだ!良かった、居た! ) 村!女性、子供…医者!産気! ( あああああ落ち着けブリッツ。報告は簡潔にわかりやすくっていつも怒られているだろ!んぐ、と息を呑んで。でもまあ、付き合い長いからな。多分今のでも伝わるかもしれないがっ! ) 村の女の人が急に産気付いちゃったんだ!村の唯一のお医者さんとか、妊婦を見れるような人が今は街の外に出ててーッ! ( そのお医者さん達は戻れない状況にあるってことだ。撤去作業終了の見通しも立ってないし、何よりこんな時間。近くで撤去が終わるのを待ってくれてるとは思えないし、どこにいるのかも。 ) 村の馬車じゃ野山に入るのは無理だし、でも箒でってのも危ない!?ど、どうしよう! [Tue 2 Apr 2013 23:45:00]
クロゼット > (攻撃力というものを、対生物での殺傷力と対物体への破壊力の二種類に分類すると、鈍重ながら剣呑な破壊装置をもつクロゼットは後者に優れるとされる。だからモノをどかしたい、壊したいに応じては真っ先に派遣される存在だ。当然、こういう工事現場にも適応するのだが――)通常動作では苦戦必須と判断します。(ラティーシャが方策を練っている間も岩と格闘しているものの―― 巨大岩石はクロゼットの螺旋式穿孔鎚どりるあーむをもっても、容易くは破壊できない様子。掘削力を集中させるべき先端が、硬い表面で滑ってしまうのだ。) ・・・何事でしょうか と、作業中断の口実とします。(反対側からの声かけに気付けば、一旦動作をとめる。駆動音が声を遮らないように、という配慮だ。) [Tue 2 Apr 2013 23:43:45]
ラティーシャ > ( どのあたりに陣取れば良いか、何処を狙って撃つべきか―――いい位置を探して右に左にうろうろしていれば甲高い誰かの声。 ブリッツかな。 ) はーい! どうしたのー? ( この上で更にトラブル? あんまり大きい声の出ないなりに声を張り上げてその声に返事を返す。 ) [Tue 2 Apr 2013 23:34:32]
お知らせ > クロゼットさんが来ました。 『重機にして、動力。』 [Tue 2 Apr 2013 23:32:02]
ブリッツ > ( 空を飛べなくても、オレにだってやれることはある。力仕事はヴェロニカやクロゼットほどじゃあないけど出来るし、炊き出しだってやれるんだぜ。魔女の歩法インスパイアを使えば崩落地点を乗り越えられるかもしれないが、まあ――そこは他の仲魔の後ろに乗っけてって貰っている。そんなわけで、オレは孤立した村側の方から魔女の歩法インスパイアを使って大急ぎで走ってきた。ずざざッ、と急ブレーキをかけ頭上を見上げる。やっぱり撤去は全然進んでない。 ) 誰か、誰かいるかい!空を飛べる―― ヴィヴィアンでも、ラティーシャでも、クロゼットでもいいッ!大変だ!いたら返事してくれーッ! [Tue 2 Apr 2013 23:27:58]
ラティーシャ > ( 私、ラティーシャ・リンドは飛行部隊、破壊部隊どちらでも参加できる都合、現地での判断を任された。 ―――予想以上の大きさと危険なバランスで斜めに崖に引っ掛かるようにして大岩が土砂に突き刺さっている。 重さを想定する限り土砂を抜けて地面にめり込んでいる可能性も高い。 ) ―――うーん、やっぱり近付くと危ないし遠くから何度か撃った方がいいかなぁ。 ( 安全な距離からの一発一発の破壊力を考えたら、私の黄金銃を最高レベルで召喚して撃つべきか―――ただ、長銃モードは弾数があまり用意できないのがネック。 更に言うならその威力も、あそこまで大きなものを破壊できるかは疑問だ。 ) [Tue 2 Apr 2013 23:23:20]
お知らせ > ブリッツさんが来ました。 『 大変だ、大変だぁ。 』 [Tue 2 Apr 2013 23:21:05]
ラティーシャ > ( 現場は左右を高い崖に挟まれた狭い道で、大岩は古い古い断崖が風化して派手に崩れ落ちた物らしく、直径5、6mはある硬そうな四角い塊。 一緒に流れ落ちた土砂の山に斜めに突き刺さるように落ちて半分割れている。 下側が幾らか緩い土砂に埋もれているのが厄介で、梃子を用意するにも設置が困難なようだ。 現在、地道に土砂の撤去は続いているがその土を棄てるのに丁度良いスペースも無くそれがより一層作業の進行を妨げている。 厄介な事にこの道以外にその村へのルートは野山を分け入るくらいしか無いそうだ。 ) [Tue 2 Apr 2013 22:55:06]
ラティーシャ > ( ギルド地区にオフィスを構えるラングフォード私設魔女傭兵団――通称ラングフォードP.W.M.Cに依頼が入ったのが半日前―――今日のお昼頃のこと。 手の空いている数人のメンバーが招集され、とある地方村へと続く山道へ派遣される事になった。 少し前の長雨で大きな落石と土砂で道が塞がれていたらしく、4、5日連絡が取れない状態が続いているとのこと。 近隣の村からも手を借りて土砂の撤去が続いているものの、肝心の大岩が何人がかりでも撤去できず、流通や人の行き来にも影響が出始めているらしく、飛行可能なメンバーによる村への連絡、運搬、可能そうなら大岩の撤去への参加が主な要請になる。 時刻は23時前。 晴れてはいるけれど、少し肌寒い。 現場には炊き出しの仮説拠点が設けられ、今も関係者が20人前後各々の仕事をしている。 ) [Tue 2 Apr 2013 22:47:29]
お知らせ > ラティーシャさんが来ました。 『-崩落現場-』 [Tue 2 Apr 2013 22:37:22]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが帰りました。 『(自己評価ネガティブなNP4771も、初日は上手くできたような気がしていた。)』 [Sun 31 Mar 2013 23:53:22]
NP4771@アンジュー村 > (NP4771は押しの強い性格ではない。むしろ弱腰過ぎて問題になる事がありそうだけれど、奴隷としてはそれくらいで丁度良かった。子供に対してもそれは変わらず。普段よりちょっと楽しそうだけれど、やんわり根気強く教える姿勢は、保護者参観なんかがあれば『もっとテキパキ教えてくれ』とクレーム付くかもしれないが、そもそも教育方針も何もファジーな空間。一緒に教える教会の管理者などは、これでこの村の教育が少しはマシになるかもしれないと、希望さえ持ったかもしれない。…まだこの時は。) [Sun 31 Mar 2013 23:44:43]
NP4771@アンジュー村 > (教会で教えているのは基礎の読み書き。大人でも出来ない人がいそうだけれど、とりあえず今日は子供しかいなかった。…どの子もまだ体が出来上がっておらず、『労働力としてあまり期待できないうちは、遊ばせておくより文字を習わせようか』という学問に消極的な姿勢が透けて見えるよう。初日のNP4771が勘違いしているだけかもしれないけれど、村は実際そこそこ忙しそうだ。…野良仕事のいろはも知らないNP4771は、好きに使える労働力とはいえ領主の持ち物だし、教えれば覚えるが村人の方に『教えるのがメンドイ』なんて意識があったりして、『元学士サマなら子供達の相手でもしていて』となったけど。) (そうして、何事もなく授業が始まる。使い古された教材を使って、能力の異なる複数の子供を見て回る教会の人は確かに手が足らなそうだった。初めは見学していたNP4771も、すぐに少しずつ手伝い始める。) [Sun 31 Mar 2013 23:38:22]
NP4771@アンジュー村 > (用事の無い時に立ち止まらない?…もとい、用事のある時に、立ち止まって考え事なんかしない。) ――ジャン・ラダム様の奴隷で、シナナイと申します。 (『えぬぴーよんなななないち』という名前は好きじゃない。『死なない』なんて妙だけど悪い言葉じゃないし、『科内』とか変換すれば苗字っぽいし、村人に対しては一通り『品番』を名乗ったはずだけれど、あっという間に省略するようになっていた。それで問題無い。今のところちゃんと商品番号を名乗れと迫られた事がなく、せっかく奴隷の印も一目では見えないようにしてもらっているので、やんわり誤魔化すのは悪いことじゃないよねと、自分の判断でそうしてしまっている。) [Sun 31 Mar 2013 23:20:49]
NP4771@アンジュー村 > (今日が私の先生記念日。――NP4771は、その日読み書き教室が開かれる時間に、嬉しそうに村の教会へ出かけて行った。教育実習どころか家庭教師の経験も無いけれど、小学生…あるいは幼稚園生?くらいを教えるのに知識の不足はないと思う。教えるコツとかは分かっていないだろうけど、人生で説明上手ねって褒めてもらえた事が何度かあるので、きっと大丈夫。そういえば、子供の頃に将来の夢はと聞かれ、学校の先生と答えていた時期があったっけ。) …。 (将来の夢、か…と奴隷の身の上についてふと考えてしまうフレーズを反芻するけれど、それはごく短い時間。用事の無い時に目のハイライトを消してじっと考え込むような事は無い。――教会の扉を叩いて、牧師だか神父だか、神殿を預かる人に挨拶をした。) [Sun 31 Mar 2013 23:12:51]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが来ました。 『(ジャンさんが先生をしても良いって言ったから。)』 [Sun 31 Mar 2013 23:04:05]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが帰りました。 『(木の枝を拾って、素振りしながら屋敷へ帰る。)』 [Sat 30 Mar 2013 02:01:42]
NP4771@アンジュー村 > (意地悪な神様はそれが不満で、子供をけしかける。かも。気分で風邪を引かせたみたいに、取り止めになるかもしれないが。特に他の神様が介入すれば、どうとでもコロコロ変わる運命だが――) ――ふふ… (NP4771は、気を取り直して嬉しそうに笑った。教会の鐘が鳴ったから。) …。 (このアンジュー村には学校が無い。小さな教会で読み書きを教える程度で、数学や物理などノータッチ。それを教える時間は無く、意味も認められないかもしれないが、実用十分に読み書きができるNP4771は、あまり役に立てそうにない分野にも『お手伝いはいりませんか』と声をかけまくっているうちに、暇なら教会で教えてみないかと声をかけられていた。我が子というか自分が奴隷にものを教わる事を快く思わない人もあるだろうし、決定はこれから、主人であるジャン・ラダムが下す事だけれど。教会で先生、っていうキャラクターイメージ?が何か嬉しくて、本人うふふ。) [Sat 30 Mar 2013 02:00:00]
NP4771@アンジュー村 > (今は、ずっとこのままでいられれば良いなと思わなくも無い、幸せな環境だと、本人はそう思っている。貞操帯にはいつまで経っても慣れないけれど…風邪を引けば毛布を足してくれて、滋養のある物を食べさせてくれる。飼い犬にもそうするだろうと言われればそうなのだけど、奴隷でなくても犬より粗末に扱われる人間のなんと多い事か。『所有者の気分次第で殺しても良い』と社会が認める身分であったとしても、ジャンさんは無闇に私を傷つけないし、剣を教えてくれると言うし…数日を過ごして、奴隷ギルドの檻の中で感じていた焦燥感は薄れていた。買われて来た当初こそ、奴隷ギルドに帰りたいとか、せめて女の人に買われていればとか――あの、雷の女の子が買ってくれていれば――なんて考えたけど。今、NP4771に不満は無い。) [Sat 30 Mar 2013 01:44:59]
NP4771@アンジュー村 > (良い事かもしれない。辛気臭く泣いて過ごしたり、奴隷制に怒っても現実は変わらないのだから。中身がどうあれ笑っていられるのは、今は良い事。ただし――NP4771は、やがてどこかで判断を改めるかもしれない。冷静になって考えてみれば、雷の女の子が言っていたように、『こんなの絶対おかしい』と。染み付いてしまっている利己的さで、奴隷がいかに割りの合わない『職業』であるかを認識するのは難しくないのだから。) …あーあ―― (一人きりになると零せる嘆息。今はただ哀しみを帯びて吐き出されるだけのため息が、押し殺した怒気を孕むのは、きっと難しくない。) [Sat 30 Mar 2013 01:34:18]
NP4771@アンジュー村 > (…なので。奴隷ギルドによる調教を受けていない事もあり、生活に慣れれば慣れるほどNP4771は自然体になっていく。明るくはしゃぐような性格ではないけれど、辛気臭くも張り詰めてもいない。おっとり微笑んで、まるで村人のような顔をしてそこに居る。それは精神力の高さもあるだろうけれど、もしかしたら現実の認識不足。知識として奴隷がどういうものかを理解していても、現状では優しい現実が知識の方を否定してくれる。…あるいは否定しないまでも、一時的に忘れさせてくれる。) (誰の物であれ奴隷は奴隷だが、領主の犬に悪さをする村民はそういない。陰口は聞こえないし、ちょっとした意地悪をされる事はあるかもしれないけれど――それこそ、自分が奴隷だと思えば『ちょっとした意地悪』など、意地悪のうちにも入らなかった。) [Sat 30 Mar 2013 01:26:12]
NP4771@アンジュー村 > (国の乗っている大地が揺れ、海へ沈んで行くというどうしようもない天災に見舞われて、地獄を見たNP4771は、自分が奴隷である事を受け入れてしまっている。というか――自分がもう死に体だと思っている節がある。『一度死んだ身だと思えば、どんな人生でも平気』という理屈。今その瞬間に与えられる苦痛は理屈だけでは受け入れ難いけれど、苦痛を感じていない時には、そう言い聞かせる事で平成を保って来た。もういつ死んでも良いけれど、まだ生きているから死ぬまでは世界を見ていよう、という達観した心持。身一つになった自分は聖人になれるのではないか、なんて夢も見るけれど、投げやりな聖人もあったもの。) [Sat 30 Mar 2013 01:12:33]
NP4771@アンジュー村 > (しばらく具合悪そうにしていたNP4771は、しかし本格的に寝込む事は無く、持ち堪えて快方に向かいつつある。本人も『やればできるんですね』と何やら感激している辺り、寝込まずに回復へ持ち込めるとは思っていなかったのかもしれない。せめて寝込むまでがんばろう、という努力の仕方で。…それを助けてくれたのは、きっとボンバの実。美味しくて滋養強壮に効くとなればさぞ人気ありそうだけど、あまり大々的には売り出してないんですっけ?)   (息が上がると咳き込んでしまうので、今日はまだ歩きで、でも村までお使いに行って来た帰り道。…夕暮れの村を眺めて、NP4771は天気と同じく晴れやかだった顔を、ほんのりとしんみりさせた。) [Sat 30 Mar 2013 01:02:28]
NP4771@アンジュー村 > (土地的な意味でも今は無き祖国の空は、灰色に濁っていた。雨は黒く、地面は塗り固められて、まるでチキンレースのように競って天空を目指す塔が乱立していた。隣の塔より一階でも高く。大地が沈んだのはその重みに耐え切れなくなったか、あるいはいよいよ神様にバベられたのかもしれない。言葉を分けられはしなかったけれど結果を見れば、私達が母国語を使う機会はもう無いだろう。…そういえば、どうしてヴェイトス島共用語を使えるのか。 …。 …世界語に近いものがあるんじゃないかな。エスペラント的な。) [Sat 30 Mar 2013 00:53:52]
NP4771@アンジュー村 > (早っ!何のために風邪引いたの!?ってなりそうだけれど、寝込んでもつまらない。それが世界の選択である。)  ――晴 れ たー!っふごっほ、けほほっ…  (熱が引いても痛めた喉の治りが遅い。村を見渡せるお屋敷近くの丘の上、空を仰いで両腕をいっぱいに広げた女は、むせるように咳き込んで背中を丸めた。しばらく苦しそうにしてから、再びさも嬉しそうに空を仰ぐ。) [Sat 30 Mar 2013 00:47:11]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが来ました。 『(治りました。風邪。)』 [Sat 30 Mar 2013 00:42:11]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが退室されました。 『(ちらりと見上げた顔がそんなだったので、しばらく目を逸らしていた。)』 [Thu 28 Mar 2013 01:39:09]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが退室されました。 『(カチンと剣が鞘に納まった時、ジャン・ラダムは微かに寂しげな表情を浮かべていた。)』 [Thu 28 Mar 2013 01:30:38]
NP4771@アンジュー村 > わ。 (大きな刃物が振り回されて、思わず声が出た。真剣見るのが初めてなんて事は無いけれど、ジャンさんの容姿もそうだし、片腕で大きな剣が振り回されるのは、私の知っている剣道とは違う迫力がある。…取り回しが利かないのではないかと、一度はそう思った型だけど、実際に動かされるのを見ればそれで良いのだと納得。息を呑んで見守って、頭上で翻る剣が止まると、改めて感嘆の声を漏らした。) お、おおー…手首、凄いですね。でも短い剣でそのやり方はできないし――が、がんばります。 (私にできるかなあ、と言いそうになって。できなきゃいけないのだと、口を噤んだ。) はい。――あ… (鞘を、と言われてどうぞと指し出しかけるが…無理ですね。一人の時は足でも使うか鞘をどこかに固定しておいたのだろうかと考えて…ここでようやく、主人の障害を気の毒に思った。堂々としているものだから意識していなかったのもあるし――どこかで、奴隷制のもと私を買ったこの人も、一線向こう側にいる存在だと割り切っていたのかもしれない。) …失礼します。 (跪くと、ややおっかなびっくり刀身に触れて、切っ先を鞘の口にあてがった。するりと押し込んで、上へ上へ。…ジャンさんはどうやって右手を洗うのだろう。シンクの側面にタオルでも置けばいいのか、などと考えながら、刀身の文字を追う。) [Thu 28 Mar 2013 01:27:14]
ジャン・ラダム > 力の無い内に剣を振ると筋を痛める。いずれ木剣を用意しよう。(構えを崩さぬまま、ちらりとシナナイへ独眼で一瞥を向けて、ジャン・ラダムは言った。無理に真似をせずに見ておけ、という事か。元よりそう口が立つ方でも無いのやもしれぬ。こうして型を見せるのも、口で教えるのは己の性分では無理だと判断したからだった。)……ぬッ。(短く声を発しながら、ジャン・ラダムは切り込んだ。 手首を返し、ちょうど頭上で弧を描くように切っ先を回して勢いをつけ、右足で踏み込みつつ外側から振り下ろす。そして相手の肩口と思わしき場所で、ピタリと刃を止めた。)……ここから、後ろに下がる。(右足を引き戻しながら、切っ先を下ろしつつ頭の左側を通るような形で再び振りかぶり、左足を後ろに踏み込むと同時に、また剣を振るう。)進みながら斬り、下がりながら斬る。基本の教練だ。頭で描いておくと良い。(そして、大きく息を吐く。嫌になるなとジャン・ラダムは呟いた。未練がましく片手半剣などという重い剣を持っているから、素振り程度で息が上がるのだ。)……鞘を。(大きく肩で息をして呼吸を整えると、ジャン・ラダムはシナナイを促した。床に向けた切っ先を差し向ける。納めろと言っているのだ。) [Thu 28 Mar 2013 01:09:40]
NP4771@アンジュー村 > (蛇足失礼、方針転換は教え方でしたか。ジャンの独白をNP4771は知らず、剣を教わるのは覚悟の上。どこまで出来るか分からないが、せめて一生懸命聞いていようと思う。が―― 構えを見て、真似できるかなあと気まずそうな顔をした。とりあえず今の私の腕力では、なんか持ってるだけで疲れてしまいそうな形。正眼とか上段とかそういう次元じゃないんですねと目を瞬いた。) …。 (その形だと、下に向かって突くくらいしか出来る事がなくなってしまうのではないかと思うけど、それは自分の筋力と、ろくに知らない剣のイメージでの話。余計な口は聞かずにジャンの姿勢を観察して…真似ても良いのかなと、手元に残っていた鞘を、両手で同じように持ってみようかなと、もじもじ。それとも、何もしないで聞いていた方が良いですかって、どちらでも良さそうなアイコンタクト。そろそろジャンさんが変な気難し屋でない事は分かってきているけれど、まだ奴隷としての怯えはある。) [Thu 28 Mar 2013 00:56:28]
ジャン・ラダム > うむ。当人は旅の呪い師と言うておったが、あれはただの薬師だな。口は妙に達者で、儂らは上手く動かされたものだが。(今になって考えてみると、奴は詐欺師だったのやもしれないとジャン・ラダムは思う。だが何にせよ、連絡先もわからない別れたきりの古い友人の事は、気兼ねなく話せるというものだ。それは単なる思い出話以上でも、またそれ以下でもないのだから。)良い返事だ。見ての通り、儂は片腕だ。本来なら両手で握り威力を上げるか、或いは空いた手に盾を持つべきなのだろう。が、そうもいかぬ。故に些か工夫した。(淡々と語るジャン・ラダムの口調は、教師のそれに近いものがあった。妻も無く子も無いジャン・ラダムにとって、シナナイに剣の手解きをするのは一時の気の迷いかもしれない。が、少なくとも今この瞬間、ジャン・ラダムは真剣だった。)まず、このように構える。(左足を前に出し、右足を引く。そして→腕は、ちょうどボールを投げるように肩の上へと引き上げられた。違うのは剣を握った手を、手首で内側にひねるようにし、切っ先を前に向けているという点だが。)儂は牡牛の構えと呼んでおる。 [Thu 28 Mar 2013 00:45:00]
NP4771@アンジュー村 > …へえ、賢者。昔の仲間というと、旅――というか、冒険の? (賢者って、つまり何を担うのだろうとふと疑問に思うけど、相談役か。人体がからくりと言うのには、そうでしょうねと頷ける。) 定まった決まりの上でしか動けない、という意味では、そうでしょうね。骨の形や筋肉に引っ張られる仕組みを知らなくても、腕は動かせますけど。 (出入りの使用人達から剣豪だったとか007だったとか聞かされて、ジャンさんの過去には興味がある。お話してくれるのかなと、ちょっと表情明るくして鞘を握っていた。…奴隷としては、最も重要なのは、彼に家族がいないらしい、という点なのだけど。先進文明国の出身らしく利己的に考え出すには、まだ余裕が無さ過ぎる。――刀身があらわになると、また少し緊張した。ところで…思わせ振りだったり無神経だったりするかもしれないト書きを気にする事はありません。だいぶ思いつきでしか書いていませんので、つまり――NP4771は、家族がいないというジャンが、自分に剣を教えると言ったのを、嬉しく思っている。家族ごっこを始めたところで奴隷は奴隷、だとしても。少しは、娘成分的なものがあるのかなとか。…それなら、仮にも貴族なのだから養子でも取れば良いのに、それをしなかったところに、ジャンさんの寂しさも思う。) …さ、さあ、それは何とも―― でも、がんばります。 (剣は、幸せになる技能ではないかもしれないし、他に適正があるかもしれないけれど、そんなのは何をやっても同じ事。実際誰にも買われなければ奴隷ギルドは剣闘士として育てかねなかったし、そんなスカスカな運命よりは、片目と片腕を失った剣士からその特技を受け継ぐのは、何とロマンのある事か。もちろんジャンが別の適正を引き出そうとするのなら、それで構わない。ただ、ジャンが惑わされずにしたい事をできれば、それが一番良いというだけで。)  [Thu 28 Mar 2013 00:31:39]
ジャン・ラダム > 昔の仲間に、一時だけだが賢者とか自称しとる奴が加わった事があってな。儂はそいつの話は良くわからんかったが、奴に言わせると人間というのは、精密な"からくり"のようなものなのだそうだ。(剣を取りに行くシナナイを眺めながら、どこか懐かしげに語るジャン・ラダム。彼は生まれながらの貴族でもなければ、騎士でもない。ただの冒険者であった。)よし、そのまま鞘を持っておれ。(そう彼女に言いつけて、ジャン・ラダムは剣をズラリと引き抜いた。もはや読める者とていない古代の文字が刻まれた劔は、かつて探索行の折り、大昔の王か何かの墳墓にて見つけたものだ。これを手に小鬼だの野盗だのを追い回し、洞窟や遺跡の宝物に目を輝かせていた頃は、誰かに剣を教えるなどという事は終ぞ考えなかった。若かったのだ。では年を経てからはどうか。やはり誰かに教えた事はない。ただ一人で竜を撃ち殺す若騎士がいるというのに、なぜわざわざ片腕の老いぼれに教えを請わねばならないのか。故に、ジャン・ラダムは思案したのだ。)シナナイ、お前は機械仕掛けを学んでおったそうだな。ならば、人の動きを見て学ぶ方が、自分で動くより剣の覚えも早いやもしれぬ。 [Thu 28 Mar 2013 00:11:00]
NP4771@アンジュー村 > (思考する習慣は持っている。ただその時の癖として、深読みし過ぎるというか、いささか夢見がちな、ぶっちゃけ妄想癖があるのも否めない。エロいの然り、ジャンが奴隷の仕事について話した時に、クライムなところまで可能性を考えたのも然り。幸か不幸か後者は正解だったようだけど、勘違いする事だってあるだろう。) …そ、それはもう!がんばります… (自ら鞭で打たれたい?もちろんそんな事は無い。妄想してしまう時はそんな未来を楽しみにする節もあるかもしれないけれど、実際にそんな未来が訪れたらかなり全力で嫌がるはずだ。本物の鞭が、とりあえずエロい!とか浸っている余裕無いくらい痛いのはもう知っている。風を切る音なんかトラウマだし、コクコク頷いて――) …匂いと一緒に覚えるんだーっていう、お洒落な人もいますよね。 (私はあれは、アロマに気を取られちゃってダメだったけど。枯れた声で言葉を重ねるのは、試験勉強とかしていた頃の生活を懐かしんでいるのかもしれない。言われれば剣を取りに行き…刃物を渡す時は持ち手を相手側にと教わっているけれど、これは長い。どうしようか一瞬考えて、ジャンさんの右腕で受け取り易そうな横向きにして、渡そう。剣って意外と重いんだ、などと思いながら、人伝に聞いたジャンさんの事を考える。) [Thu 28 Mar 2013 00:02:14]
ジャン・ラダム > (こういう所だ。ジャン・ラダムは思う。まだシナナイと接している時間は短いが、此方の思考を探るような一瞬の間が幾度かあった。こればかりは勘働きだが、奴隷ギルドの見立て以上にこの奴隷は敏いのではないだろうか。薄暗い坑道の奥で、屑石と見紛うばかりだった宝石の原石を見出した時にも、ジャン・ラダムはこのような印象を覚えたものだ。片方だけの腕で顎を撫で、頷いた。とはいえ、こうして彼女時折一人で何やら百面相する時に何を考えているのかはわからない。蝋燭がどうかしたのだろうか? 不可思議に思いながらも、ジャン・ラダムは赤い蝋燭の炎を吹き消した。)真面目に取り組む事だ。奴隷になったからとて、自ら鞭で撃たれたいわけでもあるまい。(ジャン・ラダムについては、領民に聞けば教えてくれるだろう。詳細はわからないまでも、功績を立てて貴族になった平民出の元冒険者というのは、郷里自慢には調度良い。なにせ小さな村で、他に自慢できるのはボンバの実くらいのものだから。)普通にか。そうか。(片目を閉じて思案したジャン・ラダムは、回転椅子を軋ませながら立ち上がり、静かに口を開いた。)儂の剣を此方へ。 [Wed 27 Mar 2013 23:48:18]
NP4771@アンジュー村 > …はい。 (ジャンさんがそうしようと思わない限り他に行く予定も無いので、骨を埋めさせて頂く所存ーとか言えば印象良くなるのではないかと思うけれど、まるっきりおべっかでは無いが、ジャンさんはそういう下心のある・ありそうな言葉を好まないような気がする。短く答えて、言葉を重ねる代わりに微笑んだ。) ――は、はい。それはもう。…皆さん、さすが、力持ちですね。男の人達だから、そういうものなのかもしれませんけど。 (村の若い衆の事。土木っぽい現場で働いたのは人生初体験で、間近で隆起する筋肉にどきどきしていてたのは内緒の話。体力つけるの、風邪が治ったらがんばりますと頷いた。) …。 (赤い蝋燭、といえばやっぱりあれですよね。体調管理できてないお仕置きだーとか言って私に垂らすんですよね!…なんて、ちょっと身構えたけど、あ、封印。そうですか。一人で緊張したり、ほっとしたりしている。) …ええと、まだご挨拶しただけですが、皆さん優しそうな方で―― (問題無いと思います、と。実際いきなり罵倒されたり無茶な要求されたりというような事は無かったし…ハードル低いが、奴隷としては多くを望めない。ところで、そんな村民あるいはお屋敷に出入りする使用人から、ジャンさんの家族構成や、プロフにあるような噂話を聞いている事にしてもいいですか?) ――はい?私は…普通に、単語帳作ったり、書き取りしたり。あと音読したり、試験の時だけでなくずっと使いそうなものは、替え歌作ったりしましたよ。 (ジャンさん何か覚えるのに苦労しているのかな、と思う。) [Wed 27 Mar 2013 23:30:02]
ジャン・ラダム > いや、構わん。状況が大きく変われば、そういう事もあるだろう。落ちつけたと思えたならば良い。(元来、ジャン・ラダムは冒険者である。そういう意味において一般的な貴族からすれば常識知らずの変わり者と思われる一方、彼らとは異なった見識を持ってもいる。長い探索の中で、体調を崩す事もあった。それを本人の失態と咎めるわけにもいくまい。)だが、次からは気をつけろ。自分の体調管理も勤めの内なのだからな。(差し出された蝋燭を片手で受け取り、火をつけ、丸めた羊皮紙に蝋を垂らす。 それが冷めて固まり切らぬ内に印章を押し付けて、封印するのだ。)村の者とはどうだ。上手くやれそうか?(アンジュー村の住民は、何処にでもいる平凡な村人たちだ。奴隷こそ見慣れぬ存在かもしれないが、珍しいというわけではない。NP4771が年若い娘であることから好意的に見る目もあれば、奴隷だからと蔑む者もいる。ただ領主の所有物であるという事で、直接的に害を及ぼされる事はないだろうが。)それと、シナナイ。お前は確か学士だったと言ったな。物を覚える時はどうしていた? [Wed 27 Mar 2013 23:16:21]
NP4771@アンジュー村 > (ゴージャスよりはシックが好きです。奴隷の趣味など聞かれないかもしれないけれど、NP4771はそんなセンスを好ましく思う。ついでに、男の子だな、とも。ハイとお返事して、言われるままに蝋燭を持って行こう。) …あ、ありがとうございます――じゃなくて、申し訳、ありません…?今まで大丈夫だったのですが、腰を落ち着けられたからでしょうか。 (でも平気なんですけどね、と。風邪の具合を気遣ってくれたのだと思い、酷い人に買われなかった安心感で気の緩みが出たのかもーなんて答えるが、『ここへ来られて良かった』というつもりで言ったのだとしても、気の緩みはよろしくないかもしれない。まごついて…挨拶周りの状況などを報告しよう。とりあえず、村を一回りはして来た感じ。土嚢積みなんかもあって、お屋敷に奴隷が来たとは認知されただろう。ところで、村民の奴隷に対する態度はどんなものか、指定ありますか?) (そんな話をしながら、蝋燭を持って行く。) [Wed 27 Mar 2013 23:01:21]
ジャン・ラダム > (ジャン・ラダムの書斎は、一般に貴族の私室と聞いて連想するほど華美なものではない。装飾らしいものといえば腰に履いている愛剣を置く為の台くらいのもので、それ以外の家具は木製の、実用的なものばかりが置いてある。それはNP4771へと用意された衣服に関しても同じであり、豪華ではないにしても動きやすさを重視した上等なもの、おおよそ数万yenほどのもので、ジャン・ラダムの趣味を伺わせるものだった。)そこの戸棚の、上から二段目の抽斗に蝋燭が入っておるだろう。赤いものを持ってくるように。(指示を出しながら、ジャン・ラダムは独眼で改めてNP4771の身体を観察する。昨日の土嚢運びを考えるに、筋肉をつけたり、動かしたりする事に支障は無いようだが。)具合はどうだね。 [Wed 27 Mar 2013 22:53:30]
NP4771@アンジュー村 > はい、失礼しまふ。 (ずずっと鼻を啜って扉を開くNP4771。鼻と口を覆うように布巾を巻いている。あんまり意味無いだろうけれど、全く無くはない。ジャンさんにうつしでもしたら大変っぽいので――別に風邪を引いていなくてもそうしそうだけれど、入室して丁寧に扉を閉じると、そのままの場所で待つ姿勢。若干辛そうではあるけれど、すぐにひっくり返るような事はなさそう。衣服はしつらえてもらった、従者っぽい服装で…ところで与えられた衣服は、価格的にどの程度のものですか?細かくなく総計でも、品質の目安というか。) [Wed 27 Mar 2013 22:43:48]
ジャン・ラダム > (書簡の内容は振り続ける雨による影響、川の水量、どの道がぬかるんでいるかなどの報告書だ。同じものが二通あり、片方はヴェイトス市のクリスティア騎士団へ、もう片方は今は商売人となった冒険仲間へと宛ててある。ヴェイトス島では長雨は日常茶飯事であり、この程度は些細な事、それこそ慣れた指揮官や商売人なら予測してしかるべきだが、だとしてもきちんと報告するのは自分の義務であり、友人への義理だとジャン・ラダムは考えていた。)ふむ。そうだな。……幾つかある。入りたまえ。鍵はかかっておらん。(扉越しにも聞こえるかすれた声に、ジャン・ラダムは淡々と応じた。そして、かすかに回転椅子を軋ませながら戸口の方へと身体を向ける。) [Wed 27 Mar 2013 22:36:20]
NP4771@アンジュー村 > (何してるのかってお仕事ですよ。厳密に言えばお仕事探し。風邪を引いたって仕事はあります。動けるのなら、働かねばならぬ社畜脳。) シナナイです、お手伝いする事はありますかー? (やや枯れた声で、ドアの向こうにいるのはNP4771。『えぬぴーよんなななないち』では長いので、ジャンさんがそう呼んでくれた『シナナイ』と、初対面でなければそう名乗る事にした。死なない、では妙に聞こえるけれど、科内とか変換すれば苗字っぽい。) [Wed 27 Mar 2013 22:31:35]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが入室されました。 『(ノックノックノック)失礼しまーす。』 [Wed 27 Mar 2013 22:27:39]
ジャン・ラダム > (方針を変えるべきやもしれない。ジャン・ラダムはそう思う。あの奴隷、精神面は目を見張るものがある。国が滅び、奴隷に貶されたにも関わらず、当初こそ怯えた様子はあったものの、昨夜も明るく振舞っていたという。智恵や機転も良く回るようだ。此方の様子を良く観察しているような節もある。だが身体面ではどうか。遠くを見通す事ができず、土嚢を運ぶのに苦労し、一日雨の中で過ごしただけで容易く風邪を引いてしまった。今まさにペンを走らせている羊皮紙、この書簡をヴェイトス市まで届けさせようと考えていたが、少なくとも今回は止めた方が良いだろう。)方針を変えるべきだな。(羽ペンをインク壺に挿してから、改めてジャン・ラダムは口にする。無論、体は鍛えさせ続けるつもりであったが、優れた面を活かしてやった方が良かろう。) [Wed 27 Mar 2013 22:19:41]
ジャン・ラダム > (風邪を引いた。無論、ジャン・ラダムではない。奴隷のNP4771の事である。書斎でその報せを聞いたジャン・ラダムは、振り向きもせず机に向かったまま、そうかと短く答えた。そしてややあって、再び口を開いた。)毛布を一枚余分に充てがってやれ。それと食事にはチーズと、干したボンバの実を加えるように。(チーズにボンバ。どちらもこの村で作られたものだ。掌に乗る程度の小さな林檎といったボンバの実は甘酸っぱく、栄養が多い。消化も良いので、体調が悪い時などには好まれる品であった。畏まりましたと答えた後、しばらくしても主人から追加の指示が無かった為、通いの使用人は軽く一礼をしてから書斎を辞した。) [Wed 27 Mar 2013 22:11:36]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが入室されました。 [Wed 27 Mar 2013 22:10:37]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが帰りました。 『(案外元気じゃないかって?いえいえ、寝て起きたら風邪を引いていた。)』 [Wed 27 Mar 2013 00:41:08]
NP4771@アンジュー村 > (些細な事とはいえ、剣士として育てようとすると、今後それらが何かに影響するかもしれない。今は本人も誰もそんな事気にしていないし、何をさせようとしたって何らかの問題は顔を出すけれど。) …。 (貞操帯の違和感にもじもじしながら立ち上がり、少し作業に戻ってすぐ休む。…これが終わったら皆さんに、あんまり働けなかったお仕置きだーとか言われてあんな事やそんな事――と妄想するがそんな事もどんな事もなく。) [Wed 27 Mar 2013 00:39:59]
NP4771@アンジュー村 > (何にせよ、一日二日の事。これで何を判断される事も無いかもしれないけれど…ひょんな事から、NP4771について分かる事がいくつか。それはジャンが自分で気づいたのかもしれないし、使用人から聞いたのかもしれないが、今でなくともいつかは分かる。――NP4771は、あまり目が良くないようだ。裸眼で日常生活に支障は無いけれど、どうも遠くが農村の水準よりは見えていないらしい。そして、駆け足の後やこうした運動の後、息を整えるのが少し遅かったり、よく咳き込んでいる。それはただの運動不足かもしれないし、奴隷ギルドの診断どおり、病名が付くような不調ではないのだが。) [Wed 27 Mar 2013 00:33:49]
NP4771@アンジュー村 > (自分があまり役に立っていないのはよく分かる。屋敷や村のお仕事を手伝いますよと声をかけるのも、私がいなくたって出来るところに、私が『教えてください』と割って入っているようなものだ。人手があって感謝される事もあるけれど、家事でも何でもその家の流儀ってあるし、今はまだ役立たず。早く覚えないといけないなと思う。なので、せめて肉体労働では一番疲れようと思ったのだけど――いや、疲れているのは間違い無いか。体力が低くて働きに見合わないだけで。) …。 (しとしと雨を浴びながら、こんなにがんばったんだから食事抜きじゃありませんよねと思う。台所に裸で寝るというのも何だか哀しいし、がんばってはいるのだが。) [Wed 27 Mar 2013 00:24:34]
NP4771@アンジュー村 > (――アンジュー村へやって来てから、NP4771がした事は多くない。まずは屋敷に出入りの使用人達に仕事はありませんかと尋ねながらの挨拶周り。それが間に合ってくると、村へ出かけて同じように挨拶周り。言いつけ通り、移動はなるべく駆け足で。…最初は『奴隷です』なんて挨拶したらナニされちゃうんだろうとドキドキしていたけれど、エロ同人みたいにはならなかった。領主の奴隷なのだから当然か。別に期待なんか全然してませんけどむしろほっとしてますけど、奴隷と言っても本当にそんなに酷い扱い受けるわけじゃないんだなと思っていたらサプライズ。ご主人様がオーダーメイドの服と一緒に貞操帯をくださいました。またか!とちょっと落ち込んでいたら、長雨が怖いので土嚢積むよーという話になって、今日一日はずっとそのお手伝い。) [Wed 27 Mar 2013 00:17:38]
NP4771@アンジュー村 > (ぶっちゃけ多少邪魔。息の合ったバケツリレーが出来るはずのところに、リズムを乱す者が一人混じってるようなもので。いない方が良いなんて言うのは可哀想なんだけど、強いて言えばそうかなっていう。――あるいはこの村が奴隷に『慣れて』いれば、さっさと蹴り出されるかもしれない。それをされないのはひとえに領主の奴隷だからかもしれないけれど、どちらにせよ今はまだ隅っこに仕事を与えられていて…それも限界になりつつあった。積み上げようとした土嚢を持ち上げきれなくて取り落としたところで、もういいから休憩しろと声がかかる。そう言われるのは何度目か。何回かは固辞したのだけれど今回はその元気もなくて、すみませんと頭を下げるとふらふらと現場を離れ、空いていた荷車に腰掛けたら二輪の台車は傾き滑り落ちた。平時ならこんなミスしない…と思いたいけれど、とにかく、限界。) あー… (ぜひーと辛そうに息をついて、もう今更濡れるのも構わず雨模様の空を仰ぎ、えへーと口を笑みの形にした。) 綺麗な水だあ… (実際のところどんなものかは分からないけれど、少なくとも、黒く濁っていたりはしない。) [Wed 27 Mar 2013 00:07:28]
NP4771@アンジュー村 > (ヴェイトス地方村・アンジュー村。雨の中、先日領主に買われて来た奴隷の娘は雨具を着て、村の若者に混じって堤を築いていた。…と言っても即席の土嚢積みで、先進文明国出身の意識では『なぜ治水工事に取り掛からないのか』となってしまうのだけど、そこはそれ、ここが国境という事情もあるのかもしれない。いずれにせよ、批判的な事は口にしない。大雨の度にこうして来たであろう土嚢積みや、それでも被害を被ってしまって復旧するのにかかった労力を考えれば、おそらく似たような状況の近隣の村々と協力して川そのものに手を加えてしまった方が良かったのではないか、なんて、何も知らずに言える事じゃない。お金だってかかるだろうし。) …つ、次、いきまふ!っふひー… (えいやこらせっせと動き回りその働きは男以上――なんて事になるわけがなく。危なっかしくよたよた働く奴隷に、村の男衆はどうしたものかなと顔を見合わせた。) [Tue 26 Mar 2013 23:55:01]
お知らせ > NP4771@アンジュー村さんが来ました。 『よいしょーい!』 [Tue 26 Mar 2013 23:45:12]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが退室されました。 『(冷えてきた。屋敷に戻ったら、シチューでも温めさせよう。)』 [Mon 25 Mar 2013 23:35:24]
ジャン・ラダム > (ややあって河べりから村の方へと登ったジャン・、ブーツにこびり付いた泥を道路の敷石に擦り付けて落とすと、遥か北方、カラ河の上流の方へと目を向けた。水煙と分厚い雨雲によって遮られている為に判別はつかなかったが、彼はそれが快晴であっても同じ事だと理解していた。ただひとつ残された瞳は衰え、昔ほど見通す事ができなくなっている。それは歳を積み重ねれば、否応なしにわかる事だった。)よし。まだ問題は無いだろうが、村の若い連中を呼んで土嚢を積ませる。どうせ酒場で屯っておるだろう。それから、念のためだが、早馬の用意をな。いざ氾濫ともなれば、騎士団にも伝達せねばなるまい。あちらも忙しくなるだろうから、応援を頼むわけにはいかんがな。(そして淡々とした口調で、ジャン・ラダムは指示を飛ばした。) [Mon 25 Mar 2013 23:16:54]
ジャン・ラダム > (腰に佩いた長剣の柄頭に手を乗せながら、ジャン・ラダムは思案する。念の為に村の若い衆を呼んで、土嚢を積ませておこうか。何事も用心に越した事はない。油断して落し穴にかかって死んだ奴は何人もいる。それは落し穴に気づかなかったせいかというと、そうではない。皆「あるだろう」とは思っていた。ただ、自分がそれに引っかかるとは思わなかっただけだ。)……そうだ。後で錠前屋を呼んでおくか。(ふとジャン・ラダムは思いついたように零した。あのNP4771という奴隷には貞操帯をつけさせようと。アングリマーラの連中が船の漕手どもにつけさせる手枷や足枷、首枷といった、これみよがしなものは嫌いだが、奴隷であるという事を忘れられては困る。) [Mon 25 Mar 2013 22:53:27]
ジャン・ラダム > (雨が降り続いている。雨というのは無ければ困るし、ありすぎても困る。天の恵みといえば聞こえは良いが、結局は天の気まぐれに過ぎない。アンジュー村は農村である。暮らしていくには適度な雨こそが必要だった。)水量も増えてきているな。まだ問題は無いようだが。(頭から羽織った外套に水滴が弾ける中、カラ河の支流を臨むジャン・ラダムは静かに口を開いた。昨晩の豪雨から続いて、今日も雨。河の傍にあるアンジュー村にとって、これはあまり良い事態とは言えなかった。一度河が氾濫をおこせば、このように小さな村など一溜りもないのだから。) [Mon 25 Mar 2013 22:37:26]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが来ました。 [Mon 25 Mar 2013 22:31:05]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが帰りました。 [Sun 24 Mar 2013 22:50:44]
お知らせ > ジャン・ラダムさんが入室されました。 [Sun 24 Mar 2013 22:50:20]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 [Sun 17 Mar 2013 23:49:00]
マガツヒ > ( 揚羽蝶、揚羽蝶、藍と黯の揚羽蝶、とうわ言を繰り返す身元不明の患者が病院に担ぎ込まれた辺りで―――。 ) [Sun 17 Mar 2013 23:48:58]
マガツヒ > ( 奥まった山の中にある辺鄙な村だ。 行き来するものも少なく、穀物類と山菜を時折市内に運んで物々交換しているような寒村。 ―――それでもいずれ誰かが気付くかもしれない。 あの村からの音沙汰がまるで無い事に。 ) [Sun 17 Mar 2013 23:46:58]
マガツヒ > ( 村は全滅しない程度に繰り返し繰り返し小さな小さな、時には大きなアクシデントに見舞われ続け、一月も経たずに荒れ果てている。 教会は真っ先に複数の不幸に見舞われ機能を失い、助けを求めて神籬を出ようとしたうちの1人が運悪く崖から落ちて死に、1人が激しい嘔吐感を訴えて倒れた後意識を取り戻さず、1人がそれっきり戻ってきていない。 ) ( 廃人の様に力を失い倒れた神父様はうわごとのようになにか、邪悪そのものの降臨をほのめかすが、それは村の何処にも居ないようで凡てを見渡す所から覗き込んでいるのだと言う。 ) [Sun 17 Mar 2013 23:42:53]
マガツヒ > ( 何の悪意も無くよそわれたスープにたまたま毒キノコが混じっている確率、尖った石が丁度足裏に転がり込んで来て勢いよく踏み抜く確率、草刈り鎌が錆びていて引っかかって間違って隣の人間の眼球に突きささる確率、ふざけて遊んでいたらお母さんを殺してしまう確率、ちょっと気を利かせて発した一言が誰かの人生を台無しにしてしまう確率、隣人が抱えた問題が突然自分にまで及ぶ確率、隕石がいま、今日、ここに落ちてくる確率。 ) ( 全部十倍だ。 ) ( それが嫌という程わかった世界で誰が何かを行おうなどと試みるだろうか? ) [Sun 17 Mar 2013 23:34:42]
マガツヒ > ( 何度も繰り返してきた貴方の技術が些細なミスで失敗する確率も、運悪く何かの誤解で誰かが貴方を狙っている確率も、或いは本当に唯の偶然で誰でもいいから狙っている通り魔が其処に現れる確率も、無関係な流れ弾が貴方に当たる確率も、偶然物が落ちてくる確率も、たまたまこのタイミングで貴方が握った道具が壊れる確率も、踏み込んだその足場ががらがらと崩れ落ちる確率も、壊れた馬車が突っ込んでくる確率も、貴方がずっと勘違いしていた事をたまたま今まで誰も指摘して来なかった為に今このタイミングで大きなミスをしてしまう確率も、貴方の大切な仲間が実はついさっきあなたを裏切ることを決めた確率も、ここぞという時の為に取っておいた取っておきの策があて外れな確率も、凡て万に一つではなく千に一つ。 10倍の確率でそれら一斉に貴方に向けられるのだ。 ) [Sun 17 Mar 2013 23:27:31]
マガツヒ > ( 「万に一つ」が「千に一つ」になると言えば分かり易いだろうか? 万に一つくらいの確率でしか起こらないような不運、不幸、普通有り得ないようなミスやありえない確率の出来事が千回に一回くらいは起きてしまう―――それが邪其禍津卑之神籬(ヤソマガツヒノヒモロギ)と呼ばれる結界、或いは移動神殿である。 ) ( 或いは貴方は、たかだかその程度の変化なら、と安心するだろうか? ) ( あらゆる全ての不運不和不幸が等しく凡て千に一つの確率で襲いかかって来るというのは恐ろしい事だ。 ) [Sun 17 Mar 2013 23:20:43]
マガツヒ > ( 世界が藍と黯で覆われていた。 広大な牧草地帯から村外れの森まで、それどころか家屋も、風車も、教会も、見渡す限り皆一様に揚羽模様に覆われていた。 家々の灯は消えて黙り込み、ただ静かに風の薙ぐ音だけが聞こえている。 ) ( この村の何処かにマガツヒが棲み付いてから幾許―――生かさず殺さず唯、其処に鎮座している―――或いは薄く広く漂っているだけだが、ただそれだけで村一つが恐怖と絶望に沈み込んだ。 ) [Sun 17 Mar 2013 23:09:03]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『-神籬-』 [Sun 17 Mar 2013 22:59:30]
お知らせ > ナタリーさんが退室されました。 『 街から離れると今何時なのかもわからなくなっちゃうんだな 』 [Mon 18 Feb 2013 01:48:30]
ナタリー > ( 嫌だなぁ。 ) ( 湿ったにおいのするベッドに倒れて窓を揺らす雨音を聞きながら灯りを消す。 何なんだろうなこの仕事―――お給料が内容の割に破格の感じだったからやっているけれど、時々酷く自分が周囲から認知されていないみたいな錯覚を覚える。 僅かな不安と考えたくもないもっと先の事、もう会えない人達、空回り感―――嫌な夢を見そうで息が詰まる。 こんな所じゃあ気分転換するものすら無いのに。 ) [Mon 18 Feb 2013 01:48:14]
ナタリー > ( つい先日、珍しく上司(教会の人とか墓地の管理人とかではなく私個人を雇ってる人達である)が現れて、急にこの仕事を押し付けて行ったのだ。 大事な話がある幽霊の人が誰にも見つけれ貰えず彷徨っている、とかで―――お話を聞くのはいいんですけど、なんとその場所自体が上司達にも完全に特定できないとかそんな嫌な話だった。 ) …死体探しをしろと。 ( この無駄に広大な上に静かすぎて寂しい村で。 こんなに雨が降り続いてるのに。 しかも独りで。 ) ( ああいえ何でも無いんです、とその時は話を誤魔化して、「各地の墓地、霊園の衛生と環境の視察、ついでに暫らく都会から離れて休養」とかいう尤もそうな理由をつけて何日か滞在する旨を伝えると、ふぅん…?みたいな感じの半分微妙なリアクションが返って来た。 そりゃそうだ。 ) [Mon 18 Feb 2013 01:23:54]
ナタリー > ( 私は独りで居る事に苦痛を感じるようなタイプではないけれど、だからといって別に人と関わるのが嫌いというわけでもない。 商業地区の人混みは時々煩わしいけれど、あそこから人がいなくなったらそれはそれで寂しいと思うだろう。 半分くらいでもいいけど。 ) ( 宿と言っても酒場の二階に数部屋だけある空き部屋みたいな所で、昼間の馬車で訪れた時はまさか来客があるとは思っていなかったらしく、慌てて掃除をしている所、一階で遅めの昼食を摂りながら地元の人達と話していた。 こんな所に娘さん一人で何の用事だね? なんていう風に。 ふふふ、まだまだ娘さんと言われていい歳ですよ。 ) [Mon 18 Feb 2013 00:41:41]
ナタリー > ( 雨は当分止みそうにない。 流石にこんな何も無い僻地でこの寒くて暗いのに外に出る用事なんてあるわけはないけれど、寒さ、暗さ、単調な雨音に見知らぬ土地の宿に独り、陰鬱な気分がよりいっそう重たくなってくる。 帰りたい。 帰って部屋を暖かくしてココアでも淹れて、誰にも干渉されない自分の部屋に籠って本を読むなり何か執筆するなり泥のように眠るなりしたい。 結局独り? そうですけど。 慣れ親しんだ自分の部屋で他人を気にしないで独りなのだ。 全然違うのである。 ) [Mon 18 Feb 2013 00:23:51]
お知らせ > ナタリーさんが来ました。 『-とある地方村-』 [Mon 18 Feb 2013 00:07:25]
お知らせ > アルシアさんが帰りました。 『そして、出来上がるのは無実の男の死』 [Tue 9 Oct 2012 02:30:18]
アルシア > ( 寒くなってきた頃だ。 水をかぶせられるのは辛いだろう。 でも、私はちっとも辛くない。私はこれが終われば温かいスープと温かいベッドが待っているのだから。 )( 結局のところ男の答えは変わらなかった。 たださっきよりかは必死に知らないことを訴え続けているが。 ) そうですか、では覚えておいてください。私は大聖堂の聖女認定を受けたアルシア・アンダーソン。 聖女アルシア・アンダーソンです。 ( 私は丁寧に刷り込むように男に私の尊い名前を教えてやった。 すると男は必死に媚び諂うように、思い出した!なんて大きな声を出して、知っている知っていると何度も言いながら、私の名前を呼び始める。 ) ―――貴方、私は神に愛された者ですよ? 私がもっとも嫌うのは嘘偽りです。 ( それが嘘だ。 ) この者に仕置きを。 あとは朝まで死なないように見張っておいてください。 私はそろそろ宿に戻って寝ます。 明日は村人たちに高らかに宣言をしなければいけませんから。 ( 悪魔崇拝者は、アルシア・アンダーソンの手によって炙り出され、私が神への愛を解くことで自ら自白させたと! )( これで手に入れるのは偽聖女は村人からの声。 司祭は男の財産だ。 ) [Tue 9 Oct 2012 02:30:04]
アルシア > ( この村に着てから、意図的に名前は伏せていた。 本来ならば伏せていても、私の名前は知れ渡っているはずなのだけれど、けしからんことに村人は全員私のただのシスターかなにかと思っていたようだ。 本当ならば、村ごと罰を与えられなければならないところだが、私はとても慈悲深い。 許してやった。 慈悲深く許してやったのだ! )( だが、この男はどう答えようとも許される未来はない。 そういう筋書きなのだ。 だからこそ、それまでの過程を存分に楽しむ。これは私の崇高な趣味の一つだ。 必要なことは真実ではない。 真実は神に愛された私が決めるのだ。 ) まぁ ( 男は尼さんのことなんて一々おぼえているわけが無いだろう。とかそんなことを吐き出した。 ) いけないわ。 この方きっと喉が渇いて意識が朦朧としているんだわ。 ( お水を飲ませて差し上げて、と隣にいる男に視線を送る。 隣にいた男はそう来るのが分かっていたかのように水の入った桶を持ってきて、椅子に縛られている男の頭の上からそれを思いっきり浴びせかける。 ) ―――では、もう一度聞きます。 私のことはご存知ですよね? ( 私は自分の名が知れ渡り、敬われるのが大好きだ。 その羨望の眼差しと尊敬の言葉に耳を傾けるのがたまらなく好きだ。 田畑を耕さ無くてもいい暮らし。人に蔑まれない暮らし。 なんて素敵なんでしょう。 ) [Tue 9 Oct 2012 02:22:09]
アルシア > 私が誰だか、分かりますか? ( 思う限りの慈愛に満ち溢れていそうな表情を浮かべて、男に聞く。 薄い慈愛の笑顔の下には慈愛などとは程遠い、自分が一番大切な自愛の顔がある。 ) [Tue 9 Oct 2012 02:11:34]
アルシア > ( ここにきている人間全てはそのことを承知している。 3人とも司祭の息の掛かった人間だ。 ) そもそも良く考えてください。 私達が罪のない人間を貶めると思いますか? ( 司祭に話を聞いたとき、私は喜んでこの話に飛びついた。 村にいる嫌われている男を一人罰してこいとのことだったのだ。 その男は無実だとか私には何も関係ない。 他の平民から見て、私が悪魔崇拝者を罰して、人々の信仰と生活を守った。この事実が手に入るのだ。 こんなに美味しい話はない。 しかも、結果は決まっているのならなお更だった。 ) そうですね。では、一つ問いましょう。 貴方が本当に神を愛しているならば答えられるはずです。 ( コホンと咳払いをして、少し男の方へ歩み寄って ) [Tue 9 Oct 2012 02:10:27]
アルシア > ( 椅子に縛られている男は、この村の男だ。 顔には暴行を受けた形跡がある。 男がこんなことになる経緯は非常に簡単だった。男は村の中では嫌われている男だった。だが、金はある。あまり豊かな村ではない故に、その金があることを男はよく自慢げに話して、他の村人を見下していた。 )( ある日から男の周りで奇妙なことが起こり始めたのだ。 鶏や犬の死体が出てくるようになり、男の周りの家の壁には奇妙な紋様が落書きされるようになったのだ。 村人は男のことを悪魔崇拝者だの何だのと騒ぎ立てて、大聖堂に話を持ってきたのだ。 そして、それに関して真偽を確かめて場合によればしかるべき処置をするということでやってきたのだ。 ) 皆、貴方の周りで奇妙なことが起こると言っているのですよ? 我々だって、子供のお使いで来ているわけではないのです。 ただの悪戯ならば、ここに来る事だってないのですよ? ( 男は無実だった。 他の村人が総出で男を悪魔崇拝者にでっちあげたというのが事の真相だ。 安っぽい陳腐な話だが、問題はこの話を受けた人間がよろしくなかったということだ。 )( 話を受けたのは、アルシア・アンダーソンを偽の聖女にでっち上げた司祭の男だ。 比較的穏健な人間の多い大聖堂の中で、少々過激な男だ。 )( この話の陳腐な内容も承知の上で人を送った。 目当ては男の財産だ。 ) [Tue 9 Oct 2012 02:03:29]
アルシア > ( 村の中といっても、村では端の方にあるもう使われなくなったような小さな小屋だ。 )( 誰も使わなくなった小屋に明かりが灯っている。入り口には刀剣を腰にぶら下げた男が一人立って、何か不審なものが近づいてこないか見張っているようだ。 ) 強情な方ですね。 ( 小屋の中には三人の人間がいる。 一人は椅子に縛り付けられ、残りの二人はその一人と対面するような形で立っている。 言葉を発したのは立っている二人のうちの一人。 カソックに身を包んだ女だ。 ) 嘘偽りは貴方の為になりません。 ( 作りなれた柔らかな笑みを浮かべて喋っている女。 なんの奇跡を起こす力も持たない偽物の聖女。 アルシア・アンダーソンだ。 ) [Tue 9 Oct 2012 01:52:23]
お知らせ > アルシアさんが来ました。 『村にある小屋の中』 [Tue 9 Oct 2012 01:44:16]
お知らせ > マガツヒさんが帰りました。 『喚嘶煩耶 申為哉如何也』 [Mon 1 Oct 2012 02:07:35]
マガツヒ > ( その闇を纏ったような黒い姿が尾を引く様にゆっくりと輪の中を進むと、じわじわと神々が脇に退く。 訪れた「それ」は広大な規模を持つ「それ」の極僅か、欠片のようなものでしかないが―――触れる事が災いである事には変わりない。 それは神々であれ何者であれ、自我を持つ全ての物に言える事。 耶其禍津卑とは須らく全ての自我の中に薄く広く広がる巨大なものなのだ。 ) [Mon 1 Oct 2012 01:59:24]
マガツヒ > ( 万物の相互作用と穏やかな調和で構成される世界の中にぽつりと黒い痕を拡げる異物―――忌。穢。不毛。枯渇。虚。拒。墟。 ―――忌み嫌われる全ての言葉を総じてもそれを形容しきれない物。 この世で唯一祀られる処を持たぬ物。 凡そ此の場に相応しい物ではないにも関わらず、此の場の誰も止める事は出来ない―――何故なら其れもまた、紛れもない八百万の神に含まれる物だからだ。 ) [Mon 1 Oct 2012 01:27:09]
闇夜に篝火 > ( ―――万物に宿る神々が、湯に浸かり盃を傾けアマウラ系の信仰特有の穏やかで賑やかな酒宴を愉しむその場に、僅かな揺ぎと静寂が訪れる―――音が止み、気配が偏り、霊格の低い物から先に蜘蛛の子の様にざざざと気配を散らす。 ) ( 招かれざる客が来た。 ) [Mon 1 Oct 2012 01:16:38]
闇夜に篝火 > ( 何処とも知れぬその場所は、朧な時間の朧な所、現世と永世の狭間の世界。 ぼんやりと其処に在り、或いは何処にも実在しない夢幻。 人が迷い込んだとして、その光景を正確に見る事が出来るかどうか―――全く理解する事が出来ないか、なにかもやのようなものが蠢いているようにしか見えないか、知らぬ間に返されて居るか――――返されたらむしろ運が良いか。 下手に彼らの興味をひいたり怒りを買ったり、良く見えてしまうよりは。 ) [Mon 1 Oct 2012 00:55:43]
闇夜に篝火 > ( それとも若しかしたら貴方は「そちら側」にも通じる何方様か―――場を設けるべく働く物の怪か精霊か、或いはもっと下賤な下僕の類か―――若しかして八百万に通ずる御方であらせられるか。 それならば話は違う。 本日の宴の場は此処に御座います。 湯に浸かり酒を呑み歌い踊り日頃の疲れを癒すべく、どうぞ何方様も御越し下さいませ―――。 ) [Mon 1 Oct 2012 00:22:09]
闇夜に篝火 > ( もしあなたがただの人間だったならば、遠くぼんやりと小さく揺れるその篝火に気付いてはいけない。 あんな処に人が住んでいるわけはないと気付ける程度に土地勘があるのなら、或いはそういうものの存在に敏感な種族であるならば、無暗に近づいたりはしないだろう。 世の中には畏れ多くそうおいそれと近付いてはならない場所というのがあるのだ。 それでも覗いて見たいと足を踏み入れる輩が跡を絶たないというのも事実ではあるが―――。 ) [Mon 1 Oct 2012 00:14:58]
お知らせ > 闇夜に篝火さんが来ました。 『-何処とも知れぬ処-』 [Mon 1 Oct 2012 00:00:59]
お知らせ > 民家さんが退室されました。 『娘は、両親がどうなっているか。 知る術は今はない。』 [Tue 10 Jul 2012 23:08:47]
民家 > ( 娘もあの少年が連れ去ってしまったんじゃないか。そう思えてくる。 娘が自分で決めたことならば良いと思っていたはずなのに、頭の中に浮かんでくるのは不幸になる娘のことばかりだ。 母さんも、娘がいなくなってからというもの、身体の調子を壊して、横になりがちだ。 顔色が悪く、余計に家の中が暗く感じた。 身体が重い。 どんなに気持ちが沈もうとも、明日もまた生きるために働かなくてはいけない。 最近はなぜ、こんなにも働いているのか分からなくもなってきた。 それでも、働かなくてはいけない。 止めてしまったら、何もかもが全部終わってしまうんじゃないか。 そう思えたから。 ) [Tue 10 Jul 2012 23:08:22]
民家 > ( 娘がいなくなってから、家畜は鶏が数羽死んだ。 雨が長く続けば、たまにあることなのだ。 だが、それすらも娘がいなくなってしまったから、そういう事になったんじゃないかと思うようになってしまっている。 )( 一時期、共に食卓を囲んだ少年。 思えば、彼が始まりだったんじゃないか。 今まで何も平穏だった生活が一変したのは、あの少年が来てからだったんじゃないのか? )( 悪い少年ではなかった。なかったはずなのに、今は良いことが思い出せない。 何か黒いものが胸のうちに止まっているような、そんな気持ちの悪さだ。 ) [Tue 10 Jul 2012 23:02:31]
民家 > ( しかし、この家にはその幸せは無かった。 )( この家には父親と母親、そして一人娘が住んでいた。 だが、その娘はもう家にはいなかった。 )( 本来は家族の団欒があるべき、居間では、父親が疲れの溜まった表情を浮かべて、椅子に座っていた。  )( 娘がいなくなってから、どれ程の時間が経っただろう。最初は心配することはないと言っていたし、街にいる知り合いに見かけたら教えてくれと頼んだりもした。 だが、今はそうする元気すら無かった。 )( もう娘は帰ってこないんじゃないか。そう思ってしまうのだ。 だけど、それは口には出せない。口に出したら、崩れ落ちてもう立て直せない気がしたからだ。 ) [Tue 10 Jul 2012 22:56:08]
民家 > ( 地方村にある一軒の民家。 裕福には見えない言ってしまえば貧乏という言葉が一番しっくり来る。そんな家だ。 )( 決して大きくない家には納屋がある。家畜を育てて、生計を立てている家だ。 この地方村では、そうやって生計を立てている家は多い。 )( しかし、お金がそれほど無くとも、どの家も賑わいを持っていた。 食べられるだけの稼ぎ、冬を凌ぐことができて、毎日を暮らすことが出来る稼ぎがあれば、家族の団欒という幸せだけでも十分だった。 ) [Tue 10 Jul 2012 22:47:20]
お知らせ > 民家さんが入室されました。 『静かだった』 [Tue 10 Jul 2012 22:43:06]
お知らせ > mqgymgmさんが来ました。 『fCoGQOiniH』 [Sat 30 Jun 2012 07:25:19]
お知らせ > アルシアさんが帰りました。 『終わったら、とっとと服を脱ぎ散らかして寝るのだ』 [Sun 3 Jun 2012 23:46:51]
アルシア > さて、手早く見回りなんて終わらせて、私達もベッドに入りましょう。 ( 離れず付いて来いと指示して、歩く速さを早めていく。 元々何も変な噂の立っていない村なのだから、こんな一々私が見回りをしなくたっていいのだ。 せいぜい噂があったとしても、何見張り代わりに飼っている犬がよく吼えるとか、そういう程度なのだ。 ) まったく、これだから寂れたところは ( また独り言が漏れてくる ) [Sun 3 Jun 2012 23:40:45]
アルシア > ( 悪い夢は、暗黒回廊での出来事だ。 戻ってきてからというもの、聖女セレスとはあっていない。 別に避けていたわけじゃない。それに私は悪いことは何もしていない。聖女セレスだって、ちゃんと戻ってこれているのだし、ほら、誰も傷ついていないし、悪い奴なんていない。 ) そんなことよりっ ( 話の流れを切るために話題を変える。 変なところで勘繰られたくない。別にこいつらにばれたところで、私の立場が危ういとかそういうことは無いけど、万が一がある。 ) なんですか、この村は。 覚えてますか?私がここに来たときに会った子供。 おねーさん誰?だなんてっ! ( この聖女のアルシア・アンダーソンを知らないなんて、これだから田舎は嫌なのだ。 偽聖女の中では、自分の知名度は相当高いものだと思って疑わないのだ。 実際はそんなことはない。 )( その子供だって、胸のうちで、散々罵倒して蹴飛ばしてやったけれど、それを実行するなんてことはしていない。 私はなんてお優しい聖女様なのだろう。 笑顔で、自己紹介をしてやったのだ。 あの子供も私の優しさを肌で感じたことだろう。 ) [Sun 3 Jun 2012 23:26:10]
アルシア > ( 私がこうして、綺麗な足を使って地道に歩いている間にも、あの司祭は綺麗な部屋の綺麗なベッドで綺麗な毛布に包まって、綺麗に寝ているに違いない。 ) まったく! 納得いかない! 私は聖女なのですよ?本当はもっと大事にされて、こう…ひらひら〜っと手を振って笑顔を振りまいたりする仕事をするべきでしょう?! ( 護衛の男二人は、司祭の手の人間だ。 別に聖女を被る必要は無い。 いや、私は間違うことなき、神に愛されて愛されて愛されて、まだまだ愛されて仕方の無い聖女なのだけれど。 )( 護衛二人は、知りませんよ。と流すように応える。いつものことなのだ。 ) まぁ、なんというか良いんですけどね。 こうして私の顔を暫く見ないでいれば、聖女セレスも悪い夢のことは忘れるでしょうし… ( 護衛が、悪い夢?と聞いて来たから、咳払いをして、なんでもない。と言っておく。 ) [Sun 3 Jun 2012 23:13:21]
アルシア > ( 凄い! 私は凄いのだ。言うなれば、特別ということだ。 吸血鬼を滅し、巨大な悪魔の腕をもぎ取り、ヴェイトス市の危機を救った者でもあるのだ。 正確に言ったら、勝手に悪魔が腕をもいで、それでもって、立ち向かった者達の仲に私がいたというだけなのだが。 そんな些細なことはどうでもよいのだ。 ) そんな私が何故こんなちまちまとしたことを… ( 松明を持った二人の護衛を連れて、自分はランタンを持ち、寂れた村の中を歩いている。 )( 地方の村は街よりも不安というのが色濃く出るものだ。 それを拭い去り、そしてありがたられるようにと私が巡礼のように地方の村々を回っている。 そして、やることは夜の見回りなのだ。 まったくやっていられない! ) [Sun 3 Jun 2012 23:06:03]
お知らせ > アルシアさんが入室されました。 『私は』 [Sun 3 Jun 2012 22:57:27]
お知らせ > 夏鈴さんが退室されました。 『(彼の寵愛を独占したがってるただの猫でしかないのだろう。愛してる、なんて絶対言わない…)』 [Sun 13 May 2012 17:36:57]
夏鈴 > (そうしてこんな悩みも、彼にあって、彼に抱きしめられて、彼の「もの」の一つとして扱われてる間は、忘れてしまう自分は、どうしようもなく彼の奴隷でしかないのであろう。 付き合いが長くなれば長くなればど、アリ地獄のように深みへと落ちていくような。それが嫌なのに、それが嫌でもない自分もいて…。だけどそこにある意味望んで堕ちていく自分は結局…) [Sun 13 May 2012 17:36:07]
夏鈴 > (奴隷として生き続けたいのかと聞かれたら、即答でそんなことはないといい切る自信はある。でも、それ以上に…。認めたくはないけれど、彼に、好意をよせてしまっている、自分がいる…。 頭を振って、そんなことはない、と何度否定しようとも、心が、そして、嫌という程重ね合わせた身体が、彼のぬくもりの心地よさを否定させてはくれない…) むぅ。なんか悔しい… (自分ばっかりこんなに悩んでいて。というか、悩みの内容がだんだん、解放云々から彼への思慕の思いに代わってきている点に気づき、不快気に眉根を寄せた。) なんか、ずるい… (彼はいつもそういう男だ。女たらしでどうしようもないやつで、でも優しくて、でもあったかくて、でもドスケベで…、あぁもう…、腹立たしい。) [Sun 13 May 2012 17:30:26]
夏鈴 > (買われてから、そうこれまでに貯めてきたお金も。解放資金を越える金額になった) たま・・・ちゃったんだよね・・・・ (でも、どうしよう。自分は解放されたいのだろうか。解放されて今後どう生きていけばいいというのか。そこに、迷いや不安を感じる。一人になるには、あまりにもここは居心地が良すぎるのだ。…何点かに目をつぶれば) わからない、な。わかんない… (部屋で何度も、お金を数え直しては同じ問題にぶつかる。ツライ、苦しい。これはなぜなのだろう…、と。いっそのこと)  お金ルードが取り上げてくれたらいいのに… (そうしたら、もう悩まなくて済む。そうしたら、ルードに噛みついて、約束違うじゃない!みたいなやりとりして、そうやって・・・そうやって・・・どうしたいんだろう…今のままでいたいのかな、いや、でも…) [Sun 13 May 2012 17:23:55]
夏鈴 > [ [Sun 13 May 2012 17:19:16]
夏鈴 > (東屋へとつけば、椅子へとよじ登り、外に出るときにもってきた少し砂埃まみれになった毛布で自らの体をくるむ。のんびりとした時間を怠惰に過ごせるというのは何とも贅沢な話だ。それもこれも、主人である彼のおかげではあるわけで。こういう時は本当に良い主人にひきとってもらえたものだ、と思う。とはいえ、絶対そんなことは本人の前では言えないし、言わないけど。・・・だって、見返りとかなんとか言いながら、体を求められたりするし…。そこまで考えて思わず赤面する。こんな時間から何を考えているの、自分!みたいな)  ふぁ〜・・・ (それを誤魔化すようにあくびをし、軽く握った手の付け根のあたりで顔をなでつける) [Sun 13 May 2012 16:50:55]
夏鈴 > (穏やかな陽気の頃というものは喧噪にまみれにくいこの地方が本当に素晴らしい場所であると実感する瞬間でもある。 今の時間日差しはかげってこそいるが外で過ごす分にはこれ位がちょうどいいとも言える。東屋へと続く道を歩く猫の髪を優しく風がさらうのがなんとも心地よい) [Sun 13 May 2012 16:31:02]
お知らせ > 夏鈴さんが来ました。 『(のんびりとした時間)』 [Sun 13 May 2012 16:26:49]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『  狼傭兵のお話は、これにてお終い…。私は泣いていい。 』 [Thu 26 Jan 2012 23:24:46]
艶子 > ( …しかしその後、私は牛を一頭食い殺されたことを責められるのだった。この世は嘘つきであったり、正直者であったり、そういった事は全く関係なく理不尽なものなのだ。 ) [Thu 26 Jan 2012 23:23:02]
艶子 > ( 狼達は、私が牛や羊みたいに一筋縄ではいかない相手だと悟ったのか反転し、逃げ出した。彼らとて、無駄に怪我を負うリスクは負いたくない筈だ。 ) うおおおおおおお――ッ!!私の勝ちだアァァ―――ッ!! ( 剣を高く掲げ、勝ち鬨をあげる。まるで竜退治に成功したかのような吼え方だ。 ) はぁ…はぁ…。し、しかしこれ大丈夫なんだろうな…。噛まれてウェアウルフになったりしないだろうな? ( そういう話を聞いた事がある。とにかく、きちんとした医者に見せるべきだろう。そこでようやく騒ぎを聞きつけた村人達が向かってくるのが見えたのだ。やれやれ、遅いぞ全く。 ) …あの少年は一発ぶん殴ろう。思い切りじゃないけど、それぐらいするべきだ。 ( ともあれ、これで一応のノルマは果たしたか。元はといえばこの少年が悪いのであって、私達傭兵は悪くない。たった一人で狼を追い払ったのだ。しかも、こうも痛めつけてやれば暫くは近づかないだろう。私は感謝されていい。 ) [Thu 26 Jan 2012 23:21:29]
艶子 > クッソ…クッソ…こ、こうなったらやってやる…!私は狼より強ェ!!チェストォォォォ――!! ( 私は気合と共に樹の中腹から飛び掛り、狼に一刀両断の一太刀を喰らわせる!ぎゃん、とかきゃん、とかそんな声で狼は鳴いて死んだ。問題はここからだ!彼らは見事なコンビネーションで一斉に飛び掛り、私の喉や腹、腕を狙って噛み付きにくる。しかし、返す太刀で切れるのは一匹だけだ。私は地面に押し倒された。迫る噛み付きをガントレットで防ぐが、足に鋭い痛みが走った。もう一匹に足を噛まれた!! ) がうっっっ!! ( 私はガントレットに喰らいつく狼の鼻に噛み付いて、ぎゃいんって言わせてやった。犬の鼻はとても敏感らしい。どうだこの野郎!私が噛みつきなんてしないって思ってたか!?ついでに足に噛み付いている奴にもキックだ!どうだ参ったか!! ) い…いでぇ……。 ( 私は足に怪我を負いながらも狼を追い払う。 ) [Thu 26 Jan 2012 23:11:38]
艶子 > ( 走って追いかけては、追い回されて逃げ惑う。豪天寺艶子のクセに情けない?ばかやろー!相手は何匹も居るんだぞ!それに今回の仕事は治療費出ないんだよッ!どうかこの狼どもに一対一で戦う武士道精神を教えてやってくれ!騎士道精神でもいい!金は払う!! ) うあっ!ケツを噛まれた!! ( 怪我はしなかったが、尻が丸出しである。しかし私は牛達への襲撃をやめさせ、彼ら全員の注意をこちらにひきつけることが出来た。そして木の上に昇り、周りを囲まれ吼えられる状態である。しかし、これでいい。少年が仲間を連れて来てくれれば、狼は逃げる筈だ。しかし…。 ) ( 少年は泣きながら一人で戻ってきた。誰も自分の話しを信じてくれなかったって…。 ) ( この時、私はちょっと絶望した。 ) お、お前が…お前がいつも嘘ばっかり吐くから…!! ( そのしっぺ返しを少年が喰らうのならいい。因果応報、自業自得だ。でも、なんで私!? ) [Thu 26 Jan 2012 22:55:03]
艶子 > ウアアアアアアア本当に狼来てるじゃね――か―――ッ!! ( そして、5分ぐらいしてのんびりと少年の所に向かった私の言葉がそれである。逃げ惑う牛とそれを追う狼の群れの姿があった。既に一頭が食い殺され、狼達は次の獲物を追い回す。少年は柵の外で泣き叫び、どうして誰も来てくれないんだって喚く。泣いても仕方ない。私は慌てて柵を乗り越え、抜刀した。だが、狼を舐めてはいけない。一対一ならまだしも彼らは集団で襲ってくるのだ。彼らからすれば、私なんてちょっと食べるところが少ない肉ぐらいにしか思わないかもしれない。 ) おいっ!急いで他の連中を呼んで来い!私一人じゃどうにもならんぞ!! ( こっちも数を集めれば、彼らは逃げる筈だ。 ) [Thu 26 Jan 2012 22:48:33]
艶子 > なあ、おい…一応行ったほうが良くないか? ( と、私は一応言った。何故って、私達は金を貰ってここに来てるからだ。これが仕事なのだ。絶対嘘だろうけど見回りはしなくちゃならないんだ。しかし彼らは「行きたいならあんた一人で行け」って、冷たい反応をする。…私はいっちゃあ何だが、彼らの気持ちは良くわかる気がする。私は渋々立ち上がり、歩いて声のする方に向かった。少年の声を聞いても村人達も誰も反応せず、顔を出すことも無い。…私が言って、今日こそは少年を叱ろう。そういう事をしていると信頼をなくすぞ、って。叱らず、声を荒げず、大人な豪天寺艶子をみせてあげるのである。 ) [Thu 26 Jan 2012 22:44:00]
艶子 > ( …私が数名の傭兵と共に警備する事になった地方村に、そう言って村人達を脅かす少年が居た。狼は家畜で生計を立てている人たちにとっては天敵で、背後でウェアウルフが暗躍しているなんていう話もある。家畜ならまだしも、時には人も襲うのだ。私達はそんな狼達の被害から村と家畜を守る為に雇われたのだが―― 少年の悪戯に毎度付き合わされ、武器を持って駆けつけてもげらげらと笑い転げる少年が居るだけ。村の大人たちや傭兵が捕まえて尻でも引っ叩いてやろうとしたが、すばしっこい奴で中々捕まえられなかった。いつしか少年の悪戯に誰も反応しなくなり、外から聞こえてきた少年の声に、私達は誰一人立ち上がらなかった。 ) ………。 ( …実は私は立ち上がろうとしたのだが、他の誰もが立ち上がらなかったのでつい立ち上がるのをやめてしまったのだ。回りの目を気にするアマウラ人気質がこんなところで出た。 ) [Thu 26 Jan 2012 22:36:41]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 狼が出たぞー!! 』 [Thu 26 Jan 2012 22:29:28]
お知らせ > オリヴィアさんが帰りました。 『とりあえず、戻ってから、ですね(ついでに上層部にもお礼をせねばなりませんし?)』 [Tue 24 Jan 2012 01:36:51]
オリヴィア > ……早いうちに、過ちに気付いてくれればいいのですけども(この周囲の村への洪水対策の応急処置が済めば、市に帰るとしまして…私はまだいいのですが、アイリーンお嬢様は悩みの種でしょう)叱ってあげないと、だめでしょうか…(当人の資質の問題になってしまいますと、手のうちようもありませんが…さてさて) [Tue 24 Jan 2012 01:35:32]
オリヴィア > (取り繕って、へつらって、それで騎士と言う立場を得ようとするのは、はっきりと言えば下衆のする事でありますが…)騎士になる事、が最終目的になっていたのでは…困るのですけれどもね(勉強の成果が、そういう小賢しい方向に向いてしまうのは残念だと思います…) [Tue 24 Jan 2012 01:29:11]
オリヴィア > (ところで、難民状態になった村人を一時受け入れする場所などの交渉に一度市へ戻ったのですが…んー、なにやら仕事以外で妙な情報が入ってきたのですが…)……しょせん、ヴェイティアンはヴェイティアン、でしたか(なにやらどこぞの新年会にて酷い出し物があったそうで…。一応、一時教育係として関わった事を知っている者から一言注進がありまして…困ったように笑うしかなかったです) [Tue 24 Jan 2012 01:22:48]
オリヴィア > (とりあえず、上流で流れが滞って一気に下流に流れ込む事態を避けれれば、被害は抑えられるとは思いますが…)…とりあえず、あとは村の周囲の堤防の補強をしておきましょう(応急処置以上の事はできませんが…、できる限りはしておきましょう) [Tue 24 Jan 2012 01:16:57]
オリヴィア > (どーんっ!と腹に響く音が周囲の木々を揺らせば、流れを塞ぐ障害も吹き飛びまして…)できれば、川幅を広げるなり、ため池を作るなり、流れを作り変えて洪水が起きにくいようにしたいのですけれども…(そこまで、我々が主導で行う事でもないので、打診されたらと言ったところですが…) [Tue 24 Jan 2012 01:11:36]
オリヴィア > (村人の避難が済んでいる間に、大規模に対策をしましょうと言う事で…村の上流の方で、土砂ダムなどの対策も兼ねまして…)…よろしいですかー? …発破ぁ(号令と共に、樽につめられた火薬へ伸びる導火線へ火がつけられまして…。耳を塞いで口を少し開けまして…) [Tue 24 Jan 2012 01:09:39]
お知らせ > オリヴィアさんが来ました。 『いつまた大雨が降るかわかりませんので…』 [Tue 24 Jan 2012 01:06:20]
お知らせ > オリヴィアさんが帰りました。 『(難民受け入れの為の対応もせねばなりません…そちらは交渉も重ねる必要があるでしょう…)』 [Thu 19 Jan 2012 21:54:56]
オリヴィア > (現に、大雨対策はしていませんでしたし、良かれと思って仕組んだ訓練では、ジゼルを追い詰める事になってしまったわけですし…ここ最近、だらしなさが目立つ自分に喝をいれる為にも、頑張らないと色々申し訳ありませんし)…上流の様子は?(流木とかで水が堰き止められているような状態でしたら、どうにかして対応しないと大変な事になりますし…斥候に出てもらったのですが、まだそこまでではないようです。でも、長く続くようでしたらここらへんの一帯全部避難してもらうしかなくなってしまいそうですが…) [Thu 19 Jan 2012 21:52:36]
オリヴィア > (出発前に頭に入れておいた地図と現在の状況を比較しまして、決壊しても街道を塞がず人里に被害が出ないように立てた計画に修正を加えつつ…、一部決壊させて水の勢いを削ぐ必要も出手来るでしょうし、避難活動も並行して…)……中々、うまく行かないものですね(しばらく現場に立つよりも、執務室に篭っていることが多かったのですが、現場を離れすぎてしまえば、必要としている、されているものもわからなくなってしまう可能性もありますし、まだまだ引っ込むには早いと言ったところでしょう) [Thu 19 Jan 2012 21:48:40]
オリヴィア > (大雪対策と計画はしていたのですが、現実は長雨と言う見積もりの誤りもありまして、色々後手に回った感は否めません)適宜休憩をお願いします。体を温め、備えてください(しかし、困りました。水の流れをずらして決壊を防ぎたいのですが、この長雨ですっかり水かさが増えて、溺れたらそのまま…と言う事態です) [Thu 19 Jan 2012 21:44:04]
オリヴィア > (僅かな止み間はあったようですが、降り続く雨にこれ以上の被害を出さないように避難誘導と、土嚢による決壊阻止の作業が続いております。問題は、批難したところで、いつ戻れるのか、そして村が無事であるか、それを計り知る事は神ならぬ身ですから、できはしませんが…)…とにかく、命があれば、再起もできますから…(ふぅ、とため息を一つ。すっかり体は冷え切っております。火は絶やさないようにしていますが、こうも続けば、様々なものが必要とされ、消費されていきます) [Thu 19 Jan 2012 21:37:31]
お知らせ > オリヴィアさんが来ました。 『もう、応急処置と言うレベルはとうに越えておりますが…』 [Thu 19 Jan 2012 21:34:54]
お知らせ > アイリさんが退室されました。 『 受け流す様にして滑らせ、軌道を逸らしながら跳ね退けた 』 [Sun 15 Jan 2012 01:14:44]
アイリ > ( 然し酷い雨だ――――もう何日振り続けているだろう? 一度降り出すとなかなか止まないのがヴェイトス市の雨だというが、厄介な物だ。 視界を歪める雨粒に目を細め、次の作業に移ろうとした時――――さっきとは別の倒木を引き上げていた一団から不穏な叫び声が上がる。 ロープの左右のバランスが悪い! そう気付いた瞬間駆け出し、木が倒れて転がるであろう先に炊き出しをする従者達のキャンプがある事を確認し、加速する。 予測通りの位置に倒れた木が土砂と泥水で滑りながら転がる先に先回りしてスコップを両手で構え――――。 )  [Sun 15 Jan 2012 01:13:52]
アイリ > ( 人命救助を込みの善意の作業ではあるし、流通を止めない為の商業的都合もある。 戦争が無い間の騎士団をただの訓練と警邏だけしている組織として腐らせておくのは無駄であるという判断もある。 そして、あくまでクリスティア王国からの派兵であるヴェイトス市駐留騎士団の存在を、市に好意的に受け入れられるようにと言うアピールも勿論込められている。 これはこれで重要な仕事なのだ。 損得を差っぴいても、日々身体を鍛えて過ごす一団がここで出てこない理由は無かろうと思うが。 ) 交代要員、準備はまだか! 此方は既に2時間作業を続けている!! そろそろ火に当たらせてやれ!! [Sun 15 Jan 2012 00:55:23]
アイリ > ( 一見して一団を騎士団と認識するのは難しい。 雨泥にまみれた作業服のような格好に、申し訳程度に家紋のあしらわれた外套を被っていたり、資材を運ぶ馬車に騎士団のフラッグが備え付けられていたりする程度だ。 それこそこんな場所に鎧かぶとを纏ってこれ見よがしに騎士であるぞとアピールする方が、いかにもパフォーマンス的であるが。 ) トレボーニウスに伝えなさい、資材が足りない! 集められるだけの土嚢と、道を塞ぐ土砂を掻き出す道具と人員を寄越すようにと!! ( 雨水と泥をびっしょりと吸った外套を纏い白い息を吐きながら、アイリーンがスコップを手に取る。 脇に簡単な水路を作らなければ。 横から水を逃がさないとまた此処が雪崩れかねない。 ) [Sun 15 Jan 2012 00:37:37]
アイリ > ( 止まない雨音の中、アイリーン・アルベントの号令と共に騎士達の雄叫びに似た声が一斉に上がる。 地方村へ向かう街道に向かって倒れ込んだ大木がゆっくりと起き上がり、張り巡らされたロープが撓りながらぎりぎりと音を立てている。 ) 一旦脇に下ろせ! 河川の土嚢作業はどうか!! 急げよ!! ( 遅い時間に辺境に続く道に派遣されたのはクリスティア王国騎士団の幾つかの団から召集された数十人からなる一団。 余りに長く続く雨に、ついに河川の一部が氾濫して土砂災害を招いたのだ。 死傷者の数は不明、市内への一本道を塞がれた一部の村が孤立状態に入って2日目になるという。 倒木と土砂の撤去作業、及び河川の次の氾濫に対する応急処理作業を今夜中に出来るだけ進めなければならない。 ) [Sun 15 Jan 2012 00:24:40]
お知らせ > アイリさんが来ました。 『引けーッ!!』 [Sun 15 Jan 2012 00:17:12]
お知らせ > アリシアさんが帰りました。 『 これから私がするべきことは――― 』 [Wed 4 Jan 2012 00:46:03]
アリシア > ( フィリーネの家の前に到着した私は、届け物を取り扱っている所に彼女から預かったお金の入っている袋を詰め込んだ。これで私のやることはおしまい。直接顔を合わせて渡すのは無理。だってフィリーネの家族だし。ああいう顔をしておいて、ひょっとしたら私の姿を見かけたらグッサリとかっていうのも有り得るかもしれないじゃないか。何せあの娘の親だもの。恐いわよ。 ) [Wed 4 Jan 2012 00:33:58]
アリシア > ( 真っ先に思いついたのは引っ掛け。本当に私がちゃんと彼女のために何かをしたい、と考えているのかを試そうとしている。 )( ………こっちの可能性は少なそう。あの場で思いついたものという雰囲気だったし、何より裕福でない彼女の環境で私にそういうのを仕掛けるのはちょっと危なすぎる。だから純粋にあれは頼みごとだったんだと思う。 ) ( それなら家に戻れない、それか顔を合わせづらい事情が何かあるということなんだけど――― ) [Wed 4 Jan 2012 00:12:19]
アリシア > ( 懐にはフィリーネから預かった袋が入っている。その中身を確認した私は、そこから銀貨を1枚程度は拝借しておいた。だってこっちの方に足を運ぶのだってタダじゃないのだし。それにフィリーネも両親とは会えない事情があるから私に頼んだのだもの。それならお金の数を確認する術も無いはずだし、バレるわけも無い。何の問題も無かった。 ) ……………あれ。 ( ふと自分で考えを纏めていた思考の内容に疑問が過ぎった。――――あ、ううん。当然それはお金とかのことじゃなくて。それはどうでもいい。じゃなくて ) ( ――――どうしてわざわざ私に頼むのだろうか。自分の家にお金を入れる程度のことなんて、自分自身でやればいいだろうに。 ) [Wed 4 Jan 2012 00:00:58]
アリシア > ( こうして届けるのが遅くなったのは、私自身が忙しかったから。向こうの言葉では師走だなんて言うらしいけれど、走るっていう言葉がある事に納得が出来るぐらいに慌しく働かされた。 ) ( 向かう先はフィリーネの家だ。―――やらかした身としてはそこに足を運ぶのは気が重くなって仕方が無いけれども。その当の本人に頼まれたこと。それならちゃんとやってやろう。 ) [Tue 3 Jan 2012 23:50:04]
お知らせ > アリシアさんが入室されました。 『 悪意があった訳でも、迷いがあった訳でもない 』 [Tue 3 Jan 2012 23:43:12]
お知らせ > アルシアさんが帰りました。 『―――絶対に安全になってからだぞ?』 [Wed 14 Dec 2011 20:53:01]
アルシア > ( 周囲に人気が無くなって、大きく深呼吸をする。 ) ――――おいっ、お前! ( 村人を散らしてきた護衛の男を呼び止める。 ) ほ、本当に大丈夫なのだろうな! 吸血鬼の居場所は分かっているんだろうな…? 目星をつけているんだろうな! ( 男は、大丈夫ですよ。 貴女、聖女でしょう? ならば、何も問題ないのではないですか。 ) ば、馬鹿者! 奇跡とは気安く行うことではないのだ! とにかくだ。早く終わらせるんだぞ…絶対だからな。殺したら私を呼べ。 ( いいな!と念を押して男に言う。 この護衛の男。私を全然敬っていないではないか。 司祭をこいつらをちゃんと教育しているのか! )( こんな村を早く去って、街に戻りたい。 私を敬う一般市民、温かい食事と温かいベッド。 それが今日の私の居場所は冷たいベッドに粗末な食事だ。 聖女たる私に何たる仕打ちなのだ。 ) [Wed 14 Dec 2011 20:49:43]
アルシア > ( だから、こんな所早くおさらばしたいのだ! ) 次の朝には、吸血鬼は滅され、この村に安らぎが訪れるであろう! 私にはその光景が見える! ( だが、私はやらねばならない。 私は神に選ばれた。他のただの平民共とは違うのだ。 特別な人間なのだ。 ) 今日は皆、部屋の戸締りをして、早く寝るのだ! さすれば、私の奇跡によって不安の夜は終わる! ( 村人は半信半疑が半分、私の溢れる慈愛に見惚れるものが半分よりちょっと少なめ、よく理解していない奴が残りだ。 )( 一通り、喋り終われば、脇にいた護衛二人に視線を送って、村人達を散らせ、家の中に入るように促させる。 ) [Wed 14 Dec 2011 20:40:08]
アルシア > ( 司祭様の指示でやってきた村は、吸血鬼が出たと噂される村だった。 ) 皆の不安を取り除くため、私は来た! ( 吸血鬼?冗談じゃない! なんで、こんな危険な場所に私が来なければいけないのだ。 あの司祭め、何が安全な場所で存在をアピールすればいい、だ! 私をこんな危ないところに送って…! しかも、護衛は二人だなんて。 ) 私には吸血鬼を見つけ、そして滅する力がある。 ( 嘘だ。 )( あの司祭め…! 過激派だか何だか知らないが、私をこんなところに送っていいと思うなよ! 私は聖女なのだぞ! 神に愛されているのだぞ! ) [Wed 14 Dec 2011 20:30:42]
アルシア > ( 心の中で何度目か分からないくらいに言った言葉を、高らかに言った。 )( 街とは少し離れた地方の村にいる。かつて私が暮らしていたような何も無い辺鄙な村だ。 ) 私はパプテス認定の聖女、アルシア・アンダーソンだ。 ( 村の中央広場で、火を焚いて、両サイドを教会から派遣された護衛に固めさせながら、声を大にして言う。 周囲には村人達が集まっている。 私はその集まった愚民衆を木箱を台にして、上から見下ろしながら喋っている。 ) [Wed 14 Dec 2011 20:21:47]
お知らせ > アルシアさんが入室されました。 『(ひれ伏せ、愚民共!)』 [Wed 14 Dec 2011 20:08:59]
お知らせ > カルミラさんが帰りました。 『ささやかで、だけど贅沢な――  夜色の理想郷、建国の前祝い か。』 [Mon 14 Nov 2011 02:54:16]
お知らせ > ミーシャさんが帰りました。 『( 享楽の時間。ああ――なんて――― )』 [Mon 14 Nov 2011 02:44:55]
ミーシャ > ( 基本的にはフランさんに懐く少女の図であるのだけれど、時々こうして上下関係が入れ替わったり。―――上と下といっても、ソッチの話では無い。断じて無い! ) そ、そうですよ。これも一種の吸血鬼らしさなんです。 ( 明らかに間違っているのだが。まあ誰しもが都合のいいように物事を解釈するものなのである。 ) え? ( その要求は―――その、全然有りだ。先ほどのえ、とは違う。恥ずかしさと、そして不意に訪れた悦びに対する呟き。 ) ――――そうですね。ハイ。仕方が無いことです。分かりました。 ( 先ほどのカルミラほどあからさまでは無いけれども。それでもその取り繕った言葉とは裏腹に、期待と悦びの混じった同意を。ああ―――それもフランさんと一緒にだなんて―――― ) [Mon 14 Nov 2011 02:44:20]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『 そうして神様も目を覆いたくなるような、吸血鬼の宴が始まる。 』 [Mon 14 Nov 2011 02:27:22]
フラン > …そうね。考える時間も無く選択したことを「正しかったのだ」と後から思うしかないのかもしれない。 ( いけない。このままではいけない。別にミーシャを支配したいわけじゃないけど、支配されるままだとこう…年上としての立場が…。 ) そ、そうかもしれないわね…。吸血鬼らしさ、は色々あるものよ。…多分。 ( 同性愛だのなんだのと、私は都合の良いように解釈しているかもしれないが…! ) …。 ( ミーシャと同じ事を考えている。カルミラに対し魅力を感じているのは事実だ。私達が普段しているような戯れを、カルミラと共に行う?彼女が興味を示してくれれば。と―― そう思っていたら。 ) ! ( カルミラからの要求に、一度目を丸くして―― 頬を赤らめ、僅かに身を捩らせる。 ) …仕方ないものね。私達はあなたにお願いをしたのだから―― それに応えるべき。そうよね、ミーシャ? ( この場合、私達が吸われる側だけど。いずれ、いつか、機会があったら。そこからの足掛かりを期待してしまう気持ちもあるし、単純にカルミラに血を捧げることの恥じらい、悦びもある。 ) ――それでは、寝室の支度をしてこなければ、ね。灯りを落とした環境でなければ、恥ずかしいもの。 ( あくまで血を捧げるのみではあるが、私にとっては肌を重ねるに等しい。それも、ミーシャと共にだ。 今宵、私達はカルミラに頂かれてしまうのだ。 ) [Mon 14 Nov 2011 02:20:13]
カルミラ > どちらが良いか如何すべきか。 ”考えればわかる事”というのは――そのまま”考える時間もない事”なのね。(家族も、葛藤も、最初から吸血鬼であるカルミラには理解できない感情だ。想像による補完で薄っぺらな同情しか出来ないのは、やや悔しい。) ヒエラルキーの乱高下が著しい二人だこと  ・・・・ぎ、逆に吸血鬼らしいのかしら?(立場で競ってるのか。 永劫を生きるエルダークラスの吸血鬼には、暇潰しの娯楽として勝負事を好むものも多いとか聞いた事があるが――とか無理矢理なこじつけ。  え、嫉妬?お父様は沢山娶ってたしそんな感情わからない。) ・・・こんなことを言うと失礼だけれど、貴女達から吸血鬼を教わる日が来るなんて思ってもみなかったわ。 ますますもって躊躇われるわね。(オイ丸呑みだぞどうするんだ。励まないと、とか言ってるぞ。) それを言われると弱いのよ―― せめて悔いの起らない選択にして見せるわ。(それ(恩義)とこれ(領地)とは――と言おうとして止めた。 一度承った以上、名誉とその名にかけてやり遂げるだけだ。誓いは破れない。二人分の地雷踏んでも破れない。 前払いで報酬も請求することだし、ね!)  ―――あなたの血。(吸血鬼としては余り品の良い請求ではないが、一度手を染めてしまうと歯止めは利かなくなるものなのだ。 僅かでも構わない。”生まれ変わった”彼女らの味、是非確かめてみたいと思わないか。) [Mon 14 Nov 2011 02:06:58]
ミーシャ > ―――――そうです、ね。 ( 言う機会はいくらでもあった。けれど怖かったから言えなかった―――ああ、駄目だ。これは口にしてはいけないこと。ただフランさんを悲しませるだけの自分への慰めにしかならない言葉。ならただこの言葉は胸の内だけに秘めておこう。 ) え?あれ? ( カルチャーショック受けられた事に逆に目を丸くする。最近あまりにもいちゃいちゃしすぎてたせいで、そこらへんの常識感覚が麻痺してきてた……! )( 最初の出会いとか、うっかり餌になりそうなぐらいだったし。 )  どうしたんですかフランさん?別に謝らなくてもいいんですよ?  ( その後に何をするかは保障しないけどな!とその視線が雄弁に語っていた。基本的には謙虚だけれども、こういうところでは独占欲は結構強いのであった。 ) ――――ありがとうございます!カルミラさん! ( 頼もしい言葉。入りたての夜の住人にとって、それはどれ程にありがたい言葉か――――ああ、けど思いっきり表情に出てるカルミラさんは確かに可愛い。フランさんがそそられる、っていうのも何となくわかるぐらいに。こう―――機会があったら、こう―――― ) [Mon 14 Nov 2011 01:56:43]
フラン > 自分の家族にはいえないのが普通よ。…私も、まだお父様とお母様になんの説明もしていないもの。 ( 近く、VHGはクリスティアの私の家族にも手を伸ばすだろう。そうなる前に私の手で始末してしまうのも選択肢だ。全て終わってしまう前に、私の手で新しく始めるのだ。私も両親と一緒に居たい。 ) 優しさ半分。人としての死を全うできる彼らを妬む気持ち半分、よ。だからもし彼らが私を恨んだとしても―― 仕方の無いこと。私も今の自分を受け入れるのには時間がかかったわ。 ( 夫婦が復活したら、とりあえずお話はするつもりだけど。 ) ごめんなさいミーシャさん。 ( 今度は私が彼女をさんづけで呼ぶ番でした。ミーシャったら…いつの間にこんな目ができるようになったのッ!思わず目が泳ぐ。 ) あ、あら…ごめんなさいカルミラ。驚かせてしまったわね。でも、人間の世界では稀に見られることで、その――。そう!同性愛は神に対する冒涜でもあるの。だからとっても、なに、吸血鬼的なのよ! ( と言って誤魔化す。 ) ――これでも野心を振り絞ったつもりなのよ?義理や恩を忘れるのは、あなたの血に対する冒涜だとも思ったのよ。それに…友達でしょう? ( これもまた人間的か。あと300年もすれば私ももっと変われるだろう。でも変わりたくないな、その辺りは。 ) ―――。 ( 私はその約束に、ゆっくりと呼吸をして頷いた。安堵である。他でもないカルミラ=アイレンベルクがそう言ったのだ。だが、こうして庇護を求めるばかりではいけない。親友なのだから、私もまた彼女の血を受けたものとしてのカリスマ性を身につけよう。 ) 報酬?勿論よ、カルミラ。でも、どんな報酬がいいのかしら…。 [Mon 14 Nov 2011 01:38:56]
カルミラ > あいッ――わ、私の嗅覚も鈍ったのかしら。 うみなんてわたるものじゃないわ。(かるちゃーしょっく!軽く棒読みになってる。  吸血鬼だってなー! 伴侶には大抵魅力的な異性をだなー!)・・・本質っぽいのだもの。(本音ぽろり。 自分で言っておいて、ミーシャに呼び捨てられる自分がどーも想像できなかったのだ。 第一印象ってあるよね。) 別れは寂しいものよ。 彼等も、物分りが良いとよいのだけれど。(血を授かる栄誉を受けながら、不遜にも ”還った”途端に刃を向けてくる人間も居ないではない。 フランに悲しい思いをさせて欲しくはないが、と少し心配顔。)あの教会の刺客に狩場を分取られなければ今頃は―― そう励まされたら、励まざる得ないわね。(おのれジャスティスからいい笑顔へ。今日も変わらず、感情の推移が素早い。)  ・・・ふう。 それなりに生きた心算なのだけれど、野心の足りない吸血鬼というのをはじめて見たわ。 その義理立てが人間だと言われるのよ。 あと其処のジト目も。(何をいうか大歓迎だ! むしろ迷惑、とかいう発想こそがもう困惑の元。 眩しい物は片端から手に入れ、嫌いな者は主観に因って排除したいと思うのが普通なのに、何でこー謙虚なんだろう。  それが純粋な好意に裏付けられてるなら本当に嬉しいけど、もうちょっと我侭でもいいと思う。) ・・・まぁ、仕方ないわね。 その申し出――謹んで受けさせていただくわ。(言葉は嫌々ながらっぽいが、もの凄く満たされた微笑みである。やった?! マジ?最高! 友! ッて顔に書いたままで。) アイレンベルクの名とカルミラの誇りにかけて―― 千年の庇護と栄華を此処に約束する。   ・・・けれど、欲を出すならほんの少しだけ、”報酬”が欲しい所かしら。 [Mon 14 Nov 2011 01:24:57]
ミーシャ > え?えっと……うーん……? ( いつかはそれも、って言われて。けどいわれるとおり、フランさんにでさえ私はさんって付けて呼んでいるし。最初の頃からそう呼び続けていたものだから、今更フランだなんて呼ぶのも恥ずかしいというか改まってっていうか。―――そのいつか、っていうのはフランさんからさんが取れた後だ、っていうのは間違いないところ。 ) さ、さんびゃく……! ( 同じ台詞がハモった。特に私は短命種であったし、中々その感覚は掴み辛い。 ) ――――ハイ。いつか、いつかって。……それで後回しにし続けてきたのは、私。 ( お母さんにだけは―――ちゃんと伝えておきたかった。けれど言い出すのが怖くて。結局言えなくて。 ) フランさんはお優しいですよね。 ( 愛し合うもの達が別れるのは不幸だ。けれどいつかは老いか病か、それとも刃か。そのいずれかが間を引き裂く。ならばせめて、その老いと病の可能性は消し去ろうじゃないか。 ) ――――え?たち、って、私も? ( 無理です、無理無理、と私は真っ先に首を振ろう。吸血鬼になって精神的に変質した部分もあり、倫理観が変わり、我は強くなった。だけどそれでも私はまだ人の上に立てる性格じゃない……!それこそあと300年くらいしたら、のお話。 ) ( じーっっ、とそそられているフランさんに冷ややかな視線を浴びせておく。笑顔だけれど、目はあまり笑ってない。 ) [Mon 14 Nov 2011 01:06:55]
フラン > ふふ。まだ私にも「さん」で呼ぶぐらいだものね。もう愛し合っている仲だし、呼び捨てにしてもいいのよ? ( でもまあ、おねーさん振りたいのは良くわかる。 ) さ、さんびゃく…! ( でもそれにはびっくり。さんびゃくとか、元人間の感覚では中々出てこない。やはり私はまだまだだ。 ) そうね――。でも、予測できたことならば、もっと準備をするべきだった。あまりにも突然だったから。ミーシャ、ごめんね。 ( どんな準備を出来たのかという疑問はある。だが、こうなる可能性を知っておきながら、心のどこかでそうならない事を願い、甘い予測をした結果でもある。 ) ふふふ、一応私の恩師なのだけれどね。老いや病で別れてしまうぐらいなら、と思って二人を吸血鬼にしたの。 …忘れないで。私が眷属を増やす力を得たのも、カルミラのお陰なのだから。きっとあなたもすぐに力を取り戻せるわ。 ( 慰めではない、事実だと思う。 ) え? ( カルミラの反応にフランはきょとんとする。 ) ――あなたは親友よ。立場はどこまで行っても対等だと思っているわ。もっとも、あなたを支配するというその響きにだけは少しそそられてしまうけどね。 ( おっと、ミーシャの側だ。これ以上はやめておこう。 ) ただ、他の吸血鬼はそうは思わないでしょう。夜を歩き始めて日の浅い私より、アイレンベルクの名にカリスマ性を見出す。私はミーシャとの居場所と、親友であるあなたへの協力がしたいだけ。あなたの血を受けたからわかるわ。私にはあなたがいるべき場所が見える。 …そ、それとも…迷惑、かな…。 ( ちょっと自信なさげに。 ) [Mon 14 Nov 2011 00:52:59]
カルミラ >  さん。 ・・・そうね、その位が相応しいと思うの。  いつかは、それも取れるかしら?(様はくすぐったいけれど、まだちょっとおねーさん振りたい、という気持ちはあったりする。 にこり笑って頷いた。)300年くらいしたら。(でも侮ってる。)  ・・・余り良くない事だけれど、偶には結果論も必要よ・・・・私に突きつけられていた最大の脅威たちは、清廉が過ぎて死んだとこの子に聞いたわ。(使い魔の蝙蝠(?)はいまは羽を休め、ボール上になって床に転がっていたりする―― 無理矢理連れ出さなければ今頃辱めの果てに灰になってただろう。 間違いじゃない。と首を振った。) ・・・・あまり上等な器ではなさそうだけれど、其れにしては見事なものだわ。 嫉妬してしまいそう。(己の牙は眷属を作る力を失って久しい。この二人、素質だけなら或いは――自分たち生粋の吸血鬼を上回るモノがあるのではなだろーか・・・嬉しいやら、ちと複雑な表情にならざる得ない。) 誰も見ていないとは思うけれど、私も来てしまった事だし、ね。 ―――国、か。 この街を治めていた祖は、皆死んでしまった。闇は野放しに。人は野放しに。 神様とやらが居るなら、硫黄の鍋を返されるのも時間の問題・・・(フランの提案は、まさに自分の理想とするところだ。紅茶で一拍したタイミングで、現状を憂う言葉。 家畜を見る視点だが、その憂いは本物だ。) だからもし貴女が、その国を以ってこの街の夜を統べるなら、私は――― は。  ――?!(・・・え、私?といった感じの顔である。 話の流れ的に私がやるから手を貸して! みたいな流れだと思っていたが、よもやこんな提案が来るとは。) ・・・自分の玉座が、欲しくはないの? フラン。 貴女なら、貴女たちなら、あるいは私を―― [Mon 14 Nov 2011 00:36:42]
ミーシャ > わかりました。気をつけますね。カルミラ、さん。 ( 見え隠れする本音に少し見た目相応の可愛さを感じてしまったけれども。 ) フランさん、無理やりだなんて、そんな――― ( ―――確かに、唐突で強引で無かったといえば、それは違うとも言い切れないが。心の準備もあったし、色々と名残惜しかった点も確かにある。―――けれどそれは、全部仕方が無かったこと。いつかはその日が来るとわかっていたんだから。 ) ( ゆっくりと紅茶の香りを味わいながら、フランさんの考えに改めて耳を傾ける。高貴な血の持ち主。一つの国の主であるのならば、その血は尊ければ尊い程に良い。今は私もその理屈に良く納得している。 ) [Mon 14 Nov 2011 00:19:57]
フラン > 私は自ら望んでやったことだけれど、ミーシャの場合は私が無理矢理連れ出してしまった。だからね、カルミラ。私はこの娘を守りたい。 ( 相手は親友だ、隠し事は無しにしよう。 ) ごめんなさい。とりあえず逃げる場所がここしか無かったの。――ここの元の住人は、地下室で復活を待っているは。ほら。 ( 耳を澄ませば、地下から時折呻き声が聞こえてくる。 ) ええ。これで晴れて、吸血鬼になれたわ。 ( 紅茶を二人に差し出して、私も席につこう。 ) そうね、暫くはここに。でも、いずれVHGの手はここまで伸びる。虱潰しに探し出せば、時間の問題よ。さて、カルミラ。私はそこで、国を一つつくりたいの。吸血鬼の国よ。国と呼べるほど規模は大きくないかもしれないけど、吸血鬼のテリトリーのようなものね。私とこの娘が安心して暮らせるような。 私達はもう神様の国に入れないのだから、自分達で理想郷をつくるしかない。そう思うの。 ( 紅茶に口をつける。悪くない。 ) カルミラ。あなたには、その国の主になって貰いたい。私では駄目なの。カルミラ=アイレンベルクでなければ。 [Mon 14 Nov 2011 00:06:29]
カルミラ > (きっと最初は深い意味があったのだろうし、それを遵守する限りトラブルを避ける程度の効能はあるのだろうけれど、ね。) お蔭で良い経験が出来たわ―― 次からは、街中に隠棲してもらいたい所ね。(アイレンベルクの女は弱音を吐かないが、言葉のはしはしに見え隠れする位はあるだろう。 荷物のトランクは部屋の隅に置かせていただくか。普段軽々と持ってはいるが、室内ではちょっと悪目立ちする大きさだ。) 呼び難いようなら良いけれど、私が勘違いしてしまいそうだから ね?(この二人を前にするとついつい油断が出てしまうこともあるが、それも今日までかもしれない。 フランから聞いた”現状”とその変化。想像が付かぬが――きっと自身が城を追われた夜に匹敵する劇的 なのだろう。) ――そう。 ・・・・人の言う、吸血鬼というものに、なったのね。 本当の意味での、私達の一族に。(席にあって飲み物を待ちながら。自発的なら心底嬉しく思うが、VHGが動いたなら窮地においてやむなく、とも想像できる。力になれることがあれば、恩を返したい所だ。) 少し窮屈ではあったけれど、見納めともなると寂しいわ。・・・なら、暫くは此処に居るのかしら。 [Sun 13 Nov 2011 23:56:39]
ミーシャ > ( 不安はあるけれども。それはフランさんの言葉を聞くだけで和らいでくれる。 )( 愛しています。世界中の、誰よりも。 ) あ。 ( うっかり。こうなんていうか、様付けするのが似合う相手だから、ついそう呼んでしまうのである。いけないいけない。謙虚過ぎるのはあまり美点では無いのに。 ) そういう風に言われると、照れてしまいますけど、嬉しい。 ( 少女もまたその肉体も精神も、ハッキリと吸血鬼らしい吸血鬼になっているけれども。それでも身に纏った空気の違いといえば、フランさんと比する事は出来ない。 ) [Sun 13 Nov 2011 23:42:31]
フラン > 離すものですか。…絶対に…。 ( 後ろめたさでこの娘と一緒にいるわけではない。愛しているのだ。世界の誰よりも愛している。だから離さないのだ。 ) ( 案外、人間の世界でも似たようなルールがある。何故そうするのかわからないけど、みんながそうしているし大人にもそう教えられたからそうしている、と。 ) ………。 ( 多分独り言が聞こえたのだろう、フランはくすりと笑った。 ) こんな所に来てもらってごめんなさいね。 あら、そう?二人のお陰よ。二人の協力が無かったら、私は変われなかったでしょうね。 ( 礼儀正しいミーシャを何故か誇らしく思ってしまうのは、私が彼女を吸血鬼にしたからか。そんな事を言いながら中へ。そしてひとまずは囲んで座れる席のもとへ案内しよう。 ) カルミラ。私、とうとう人間の社会から決別したの。じきにVHGの追ってがくるし、大学の私の部屋は荒らされるでしょうね。だから、もうあそこには行っては駄目よ? ( 二人に席を勧めて、そして一度失礼してから、紅茶を淹れに行こうか。 )  [Sun 13 Nov 2011 23:32:01]
カルミラ > (招かれねば入れない。 何故そのルールが構築されたのかは、当の吸血鬼ですら知らない。だけど皆呼吸をするようにその習慣を維持しているし、家柄の良い吸血鬼はマナーだと信じて疑わないことだろう。 名乗りを上げない来訪者は、光源を所持しないことによって無言の内にその正体を告げる。吸血鬼禍は音も無く出現し、目撃者もないのが常なのだ。) 集団亡命を指揮したパプテスの聖人は、こんな気持ちだったのかしら。 おしりがいたい―― (正確にはラエの偉人らしいが。馬車行軍がだいぶ堪えたのか、読み齧った経典の区別が付いていない。 扉の反対側の気配を感じれば流石にしゃんとするけれど、独り言、聞かれたかな?) ・・・少し、久し振りね。 フラン、ミーシャ。 早速だけどお邪魔させてもらうわ。(様付けはもういらないのに。 なんて呟く様はそれでも楽しげだ。 ”友人”たちへの挨拶の最中、違和感を感じるまでは。) ―――少し、良い空気を纏うようになったのね。(二人ともだが――主にフランのほうか。 自然と凝視してしまう。) [Sun 13 Nov 2011 23:25:39]
ミーシャ > ( ―――ちょっと、それもやっぱりいいかも、なんてその意地悪な考え方に同意してしまいそうにもなったりするのは取り合えず置いておこう。 ) ハイ、フランさん。 ………離さないで、くださいね。 ( ただ守られるだけの存在にはなりたくないけれども。だけども私が力無い弱者なのは事実で。胸の内にはまだまだ払拭できない不安が渦巻いている。 ) こんばんわ、カルミラ様。ようこそおいでくださいました。 ( フランの傍にいる少女はぺこりと丁寧に頭を下げる。―――元から他人に対しては丁寧な対応をするけれど、その傾向が余計顕著に現れてくるのはその相手の雰囲気のせいか。 ) [Sun 13 Nov 2011 23:12:04]
フラン > ( ミーシャの匂い。幼い生娘の匂い。花の匂い。そして、私の匂いがする。 ――肌を重ねているところをカルミラに見せたら、びっくりして気絶しちゃうかしら、などと意地悪なことを考えながら。 ) 今はいいの。こうなってしまったのは、私のせいだから。…でも、これからは力を貸してね、ミーシャ。私にはあなたが必要なの。 ( ただ守られるだけの存在は、彼女にとっても不服だろう。私達は手を取り合って生きていくのだ。 ――と、そこでノックの音。私はミーシャに小さく頷くと、身体を離して玄関へと歩く。招かれなければ家には入れないというのが吸血鬼のルールだが、さて。この家の所有者は誰になるのだろう。奪ったのだから、今は私でいいか。 がちゃりと鍵を開けて、扉を開く。そして笑顔を向けよう。 ) こんばんは、カルミラ。待っていたわ。さあ、”中へどうぞ。” ( そうして、彼女を中へと招こう。 ) [Sun 13 Nov 2011 22:59:26]
カルミラ > (荷物を抱えた娘が、馬車から降りる。 軽く跳ねるようなやんちゃ娘式両足着地だが、不思議と下品な音は無かった。旅装束らしき服はそれでも分類が贅沢品で、田舎の親戚を訪ねた良い所の娘、といったイメージだろうか。 夜道は暗いと諭す御者に気遣い無要と素っ気無く応え――それでも灯りは準備していた。 視界から馬車の姿が消えれば即座に消してしまうとはいえ、人に溶け込む工夫は順調に身についているようだ。) ・・・・あんなに揺れるなんて。(幌の上にでも乗るのだったわ。 なんて呟く吸血姫カルミラは、地面を走る馬車に乗るのは生まれてこの方初めてである。馬は飛ぶものだと思っていたようだ。)  さて――間違えたら事ね。 何処のどの家だったかしら。(使い魔の蝙蝠(?)の情報と、簡単な説明はあったが……箱入りにとって人工物の足りない地形はやや居心地が悪いらしい。 移動は早足。 ほどなくして、軽いノックが来訪を知らせる筈だ。) [Sun 13 Nov 2011 22:53:31]
お知らせ > カルミラさんが来ました。 『頼れる存在の筈の其れは、しかし恥かいた場所から逃げるように。』 [Sun 13 Nov 2011 22:44:31]
ミーシャ > ( そういう意味ではそれはもう、それはもうステキな事なのだけれども。即物的?刹那性にさえ悦びを見出せないような生き方に、一体何の意味があるというのだろうか。 ) ( フランさんの匂い。抱きしめられた私は彼女を見上げて―――ああ、いけない。これから来る方は尊い血の方。怪しい気分になるのは駄目である。危ない危ない。 ) ハイ。何度かお話した事は。 ……フランさんたちに、こういうの全部任せっぱなしですね。 ( こうして身を潜める先も、これからの指針も。今の私は全てを彼女にゆだねてしまっていて。その点を少し申し訳なく思ってしまう。 ) [Sun 13 Nov 2011 22:44:26]
フラン > あら、ありがとうミーシャ。 ( そういって、彼女から受け取ろう。――私はこの娘から色んなものを奪ってしまった。その奪われたものと、私が与えられるものは果たしてつりあうのだろうか。私はあらゆる犠牲を払ってでも、与えるつもりだ。――でも、与えるだけが愛ではない。彼女を母親から、社会から、神様の祝福のもとから奪ったことに暗い悦びを感じているのも事実。 ――まあ、そう悪いことばかりでもない。例えば、好きな時、好きなだけ、肌を重ねられるようになった。誰かの目を気にする事無く。 ) ………。 ( 私は紅茶を受け取ってから、無言でミーシャの身体を抱きしめた。 ) もうすぐ、私の友人が尋ねてくるから。…あなたも会ったことはあるのよね。きっと私達の力になってくれるわ。 [Sun 13 Nov 2011 22:30:12]
ミーシャ > 紅茶はこっちですよフランさん。 ( それを手渡した少女もまたずっと前にその祝福を与えられた一人。失う物は少なくなかった。けれど得れた物も掛け替えが無かった。それらを天秤に掛けて、傾いたほうを私は自分の意思で選んだはずで―――― ) ( だから私は、この選択に何も後悔はしていない。ずっとずっと。傍にいる、って決めたんだから。 ) [Sun 13 Nov 2011 22:25:43]
お知らせ > ミーシャさんが来ました。 『 はい、どうぞ。 』 [Sun 13 Nov 2011 22:22:51]
フラン > ( ――地下室より、時折二人分の呻き声が聞こえてくるようになった。私の寵愛を受けた夫婦が復活しかけているのだろう。愛し合いながらも老いか病でどちらかが先に死んでしまう不幸よりは、新たな誕生と共に二人で永遠を生きるほうがずっと幸せに決まっている。 ――さて、私は台所の戸棚をあけ、お茶を探す。他人の家ではこういう時に不便だ。今晩は来客が来る予定なのだが…。 ) 困ったな、どこに仕舞ってるんだろう。 ( ぱたん、と戸棚を閉じた。 もともと人付き合いが少ない家だったのか、今の所付近の住民が尋ねてくることはない。疑われずには済んでいるはずだ。 ) [Sun 13 Nov 2011 22:19:12]
お知らせ > フランさんが入室されました。 『 潜伏先の家にて。 』 [Sun 13 Nov 2011 22:14:09]
お知らせ > ヤルピコ@売春クラブさんが退室されました。 『何故だろう、不思議と涙がこぼれたのは』 [Wed 9 Nov 2011 23:05:20]
ヤルピコ@売春クラブ > ( 女は、感謝って言う概念を持たない生物だ。 男が何かしてやっても、何か買ってやっても、その場ではありがとうだの嬉しいだのおべんちゃらを言うが、心の中ではその位して当然だと思っている生物だ。 しかし、男はそんな女に喜んで貰うために身を削って奉仕する生物だ。  馬鹿ばかり、馬鹿ばかりだ。 俺はその事を悟ったのだ。 ) ( 煙草をふかして、空を見上げた。 東の空に輝くオリオンが静かに俺を見下ろしている。 )  [Wed 9 Nov 2011 23:04:49]
ヤルピコ@売春クラブ > ( 俺が今日は何を釣ろうかなとか考えながら歩いていくと、後ろで歩いている女の子の声が聞こえてきた。 その時の会話を聞かなければ、俺はもっと別の考え方で生きていたかもしれない。  ) ( 山で俺が文句を言った女の子が、オレを見ながらこう言った。 『あいつ、この間私に手伝えとかいったのよ。 木の実くらい黙って取りなさいよ、男の癖に。』 周りの女は笑いながら最低だの男の癖にだのと相槌を打った。 女の子は、して貰った事に感謝なんかしない生物だったんだ。 ) ( もちろん、俺はお兄ちゃんにその事を伝えた。 だが、お兄ちゃんはその事を信じず、俺がいくら止めろといっても女の子に優しくするのを止めなかった。 ) ( それから何年かたって、お兄ちゃんは近所の女の子と付き合い始めた。  俺はやめとけって言ったのに、お兄ちゃんはその女に入れ込んでやれプレゼントだの、やれ食事だのと貢ぎ捲くった。 その結果は、三股かけられて捨てられるという最悪の結果だ。 多分、その時だ。 俺が真実を悟ったのは。 ) [Wed 9 Nov 2011 22:55:30]
ヤルピコ@売春クラブ > ( その時、俺はお兄ちゃんをかっこいいと思ったんだ。 俺も女には優しくしてやろう、お兄ちゃんみたいになろうって思ったんだ。 ) ( それから何日かたったある日、俺はお兄ちゃんにくっついて魚釣りをしにいった。  俺はお兄ちゃんの近くに居たかったんで、年下のガキから離れて列の最後尾の方に並んでついていった。 俺の前にはお兄ちゃんがいて、後ろには女の子の集団がいた。 ) [Wed 9 Nov 2011 22:33:07]
ヤルピコ@売春クラブ > ( ある秋の事だった。 俺はいつものようにお兄ちゃんにくっついて、他のガキどもと近所の裏山に探検ゴッコに繰り出した。   山には色々な木の実が生っていて、木登りの得意な連中は上って木の実を取り出した。 上れない奴も、下でそれを受け取ったり、肩車をして実を採ったりしていた。 ) ( 俺は木登りが得意だったから、上でもいだ実を下の連中に渡してやっていたが、その時、一緒についてきた女の子達が手伝うでもなく談笑しているのに気がついた。   だから俺は女の子たちに、手伝ってくれよって言った。  しかし、女の子達は服が汚れちゃうから嫌だとか抜かして、一向に手伝おうとしない。  俺は腹を立てて、お兄ちゃんにその事を言いつけた。  しかし、お兄ちゃんはそんなオレをなだめてこういった。 『 男なら、女の子には優しくしてやれ。 困ってたら助けてやるんだ。 』 ) [Wed 9 Nov 2011 22:21:15]
ヤルピコ@売春クラブ > ( 最初にその事に気が付いたのは、俺を可愛がってくれた年上の遊び仲間を見ていた時だったと思う。  そいつは、近所のガキの纏め役みたいな奴で、気の優しい奴だったと思う。 釣りだの探検ゴッコだので大勢でワイワイ繰り出す時には、年の離れたガキどもに前を歩かせて転んだりはぐれたりしないように気を使ってくれたし、どこに行きたいかとか何を釣りたいとか、そんな意見もちゃんと聞いてくれた。 だから、俺や年下のガキどもは、お兄ちゃんなんて呼んで良く懐いていた。 ) [Wed 9 Nov 2011 21:57:30]
ヤルピコ@売春クラブ > ( 男も女も馬鹿ばかり。 馬鹿ばかりだ。  懐から煙草を取り出し、廊下に置いてあるAndoとかいうトキノミヤコ製のオリエンタルランタンの火で火種を採りながら、俺は考えた。 いつからだろう、俺がそんな事を考えるようになったのは。 ) ( 男も女も馬鹿ばかり。 俺がその事をはっきり自覚したのはいくつだったか。 少なくとも、十歳になる前には確信していたと思う。 少し、記憶を遡ってみよう。 ) [Wed 9 Nov 2011 21:45:52]
ヤルピコ@売春クラブ > ( 11月に入り、季節は秋から冬に変わりつつある。  風はどんどん冷たくなり、夜ともなれば息が白く煙る時もある。 恐らく来月には雪が降り始めるんだろう。 こうして窓辺から夜空を見上げれば、東の空に輝くオリオン座が見える。 もう、冬が来る。 ) ( 数人の仲間と共同で借りている地方村の家屋。 金に困ってたかる相手を探してるビッチと、もてないくせに風俗はかっこ悪いだのセックスは好きな女としかやらないとかいってる小金持ちのボンボンを引き合わせる慈善事業の為に借りたその借家は、辺りに人気がない事と景色が良いと言う点のみについて、最高のロケーションだと断言できる。  渡り廊下に取り付けられた小窓から夜空を見上げ、センチメンタルな気分に浸っている俺のような繊細で高尚な人間は仲間内には俺しかいないが、周りにオレと同じ知的水準を求めるのが間違いなのだろう。 何しろ、今日ここに来ている俺の他の連中と来たら、お楽しみ中の部屋の前で聞き耳を立てて猥談に耽るような連中だ。 ) [Wed 9 Nov 2011 21:37:38]
お知らせ > ヤルピコ@売春クラブさんが来ました。 『もうすぐ冬が来る』 [Wed 9 Nov 2011 21:12:12]
お知らせ > フランさんが退室されました。 『( こんな時だからこそ希望を持とう。吸血鬼とは、失意や絶望の先になるものなのだから。 )』 [Fri 4 Nov 2011 23:44:02]
フラン > ( 私は、私の生涯の伴侶を求める。強い絆で結ばれた友を求める。だがそれは、永遠を生きるという事が絶望的なまでに孤独であることを知っているからだ。私はこれから数十年、数百年と生きていくのだろう。仮にVHGに討たれたとしても、その魂は消えうせ無となる。何故なら、既に神の国に入ることを許されないからだ。ならば私は、吸血鬼たちの国をつくろう。彼らの魂を救済する世界をつくろう。途方もない時間がかかるだろうけど、幸いなことに時間だけは無限にある。 ) 神様。あなたの世界は、あまりに生きづらい。 ( そうでしょう、バルザック先生。どうしてあなたのような方が、病気で倒れなければならないのですか。 ) [Fri 4 Nov 2011 23:40:54]
フラン > ( ――それと、エリエッタにも。 ) ( あの辺りに住んでいる?スラムに住んでいる。前に聞いた彼女の家はスラムなんかじゃなかった筈だ。引っ越したのだろうか。わざわざあんなところに?捜査をしているって言ってたから、一時的にそこに住んでいるのだろうか。私と話をする機会を作りたいだなんて、一体どういうつもりだろう。罠?そんなわかりやすい罠を用意するだろうか。まあいい、どのみち会いに行くつもりなのだから。 ) ………。 ( 私は今一度、既に死んだ恩師の姿を見る。私が殺したのだ。 ) [Fri 4 Nov 2011 23:34:34]
フラン > ( 年寄りの血って酷く不味いのね。もうすぐ尽きようとしている命の味だからかしら。 病のせいですっかりやせ細り、その面影が殆ど残らないバルザック先生を前にそう思う。先生の首もとと、私の口元は血で汚れていた。老夫婦二人の人としての命は既に尽き、後は復活を待つばかりだ。錯乱して暴れられても困るので、このあと二人の死体を地下室にでも運ぼう。暫くはここが私とミーシャの住まいになる。だが、あくまで一時的だ。 ) ………。 はやく、カルミラに会わなければ。 ( 時間は余りない。根城にするにはこの地方村はあまりに市に近すぎる。もっと西へ行こう。点在する村の一つを訪れ、そこを掌握するのだ。或いは北か。古城を根城にするのも良いかもしれない。――それにはカルミラの力がいる。VHGに付け入られる隙を作る前に、地盤を作るのだ。 ) [Fri 4 Nov 2011 23:19:15]
フラン > ( 20時間後。 ) [Fri 4 Nov 2011 23:19:05]
フラン > 私には、まだまだバルザック先生には教壇に立って頂きたかった。本当に残念です――。 ( 老婦人は――妻は恐らくわかっているのだろう。夫の死が近いことを。ここ最近は意識も朦朧とし、会話も成り立たなかったそうだ。辛うじて妻のことはわかるが、まだ立てた頃は「講義に行かなければ」と身支度をし始めることもあったそうだ。老婦人はそんなことを語りながら、ハンカチで目元を拭う。 ) …もし。 ( かちゃり、とカップを置いて私は切り出す。 ) バルザック先生の病を、もしかしたら治せるかもしれない。 …今日は、その為に来たんです。 ( ――老婦人は、最初は目を瞬かせるだけだった。そして「何をいっているのこの娘は」と呆れたような反応を見せたが、フランベルジュの目は真剣だった。そういう類の冗談を言う娘ではないことは良く知っているのだ。 ) 嘘ではありません。私は、先生を助けることができます。 ( 身を僅かに前に乗り出し、私は言った。 ) [Fri 4 Nov 2011 23:09:37]
フラン > あの娘ですか?ミーシャといって、とても賢い子なんです。次の大学の入学試験を受けるつもりのようです。あの娘ならきっと大学に入れるでしょう。 ( フランベルジュは、在学中の恩師のもとを尋ねていた。数年前に体調を崩して以来は隠居し、こうして妻と二人で地方村でひっそりと過ごしている。しかしもうそれほど長くは無さそうだ。 ) ふふ、そうですね。私の担当する学科に入ってくれればいいのですけど、彼女には彼女の夢があるでしょうし。私もすぐに講師として生徒の前に立てるわけではないですから。暫くはヴィクトル先生の助手として頑張ることになると思います。 ――ええ!ヴィクトル先生はご健在ですとも。たまにはバルザック先生のところに顔を出してはどうかと言ってみるのですけど、あれも中々頑固者でして。 ( などといって、笑いあう。その二人の先生は友人と言うか腐れ縁というか―― まあ、そういう関係だったのだ。 ) [Fri 4 Nov 2011 22:53:05]
フラン > はい、本当に―― お世話になりました。お陰様で無事に単位が取れまして、来春には卒業になります。 ――ええ、はい。卒業後はそのまま大学の講師に。 ( ミーシャを伴ってスラムを後にしたフランベルジュ・フランドールは、地方村行きの馬車に乗り郊外の一軒家に来ていた。庭先で老婦人と紅茶を飲みながら、和やかにお話をする。 ) これもバルザック先生のお陰です。先生は、その後お体の具合はいかがですか――? ( と、老婦人の夫について尋ねる。婦人は少し寂しそうな顔をして、あれからずっとベッドに寝たきりになり、眠っていることが多くなったと話す。 ) [Fri 4 Nov 2011 22:46:48]
お知らせ > フランさんが来ました。 『 昼間の話。 』 [Fri 4 Nov 2011 22:39:46]
お知らせ > 翠碧さんが退室されました。 『( 一目散に、お店の方へと駆けてゆき―― 。 )』 [Mon 19 Sep 2011 21:47:34]
翠碧 >  …… !  … だ、  ダメなのです。 そんな事になってからでは、遅いのですよ!  ( おろおろと慌てはじめた少女。振り返るはご主人さまのお店の方角。 大丈夫、この距離だったら迷うことなど絶対無い。すぐそこにお店は見えているのだから。 ―― そう、思い立った少女は、 ) [Mon 19 Sep 2011 21:46:55]
翠碧 >   …  あ  (ふと、何かに思い至ったかの 如く)  でも、そしたら 濡れてしまうです。 翠碧、ディシュクさまにご用意頂いたお洋服 一着しか持ってないです。 濡れちゃったら、 ……  どうしましょう、 です。  ( ハタ、と思い至るは雨浴の末の惨状に至った ようで。 ) [Mon 19 Sep 2011 21:34:36]
翠碧 >   翠碧は、思うのです。  (ひとりのキリバナ少女が何事か、口にしており) ……  こんなどンよりお天気だったら、雨が降ってた方が良いのです。  (キリバナ特有の考え、といったところなのだろうか。――場は、ご主人さまのお店の近く、にて。)  そしたら。 翠碧、雨浴出来るのです。雨浴、 ……好きなのです よ。  ( 雨浴、… つまるところ、傘をささずに雨に打たれること、を意味する らしく。 ) [Mon 19 Sep 2011 21:30:04]
お知らせ > 翠碧さんが入室されました。 『( どンよりとした夜空を仰ぎ見て、 ) 』 [Mon 19 Sep 2011 21:26:12]
お知らせ > ロリータさんが退室されました。 『 帰ったら早速仕事を探さなくては。 』 [Tue 6 Sep 2011 21:45:38]
ロリータ > え?大丈夫だよ。学費は奨学金から出てるんだし、遊んでる暇なんて無いから使うあてもないし。…我侭言って大学行かせて貰ってるんだもの、これぐらいしなきゃ。 ( 父親と母親は、娘に大変な思いをさせている事に対し申し訳ないと思いつつも、この25万で一時は凌げ、もうすぐまたお金が入るという娘の言葉を信じ、安堵した。 ) お父さんったら、相談もせずにずっと悩んでたの?ふふ、すぐに手紙でも寄越してくれればよかったのに。 ( 家族を安心させるように余裕ぶって、お母さんが淹れてくれたお茶を啜った。 …何とかしなきゃ、何とか…。短期間で一気に稼げるような仕事―― 講義もあるし、先生のお仕事のお手伝いもしなくちゃならない。 風俗? 嫌!嫌よ、そんなの。でも…。 ) [Tue 6 Sep 2011 21:38:35]
ロリータ > ( 私は鞄を膝の上に置いて、中を探る。そして鞄の中で、本来渡すはずであった金貨15枚と銀貨10枚――計20万エンが入った革の小袋に、財布から更に5万エンを中に入れて口を閉じ、それを机の上においた。勿論、お父さんとお母さんにはバレないように。これで私の所持金は残り2万だ。 ) はい、これ。今月のね。――え?いつもより多い?大丈夫よ、ほら、手紙で書いたでしょう?メルビル先生っていう白魔術師の人が私を助手にしてくれたの。結構お給料くれるんだから――。 25万じゃまだまだ足りないけど、もうすぐまたお金が入るから、そしたら何とかぎりぎりやれるんじゃない? ( と、私は言った。…お金が入るあてなんて、無いが。 ) [Tue 6 Sep 2011 21:29:55]
ロリータ > …雨、酷かったからね…。 ( 家の中、家族と一緒にテーブルを囲んで私はぽつりと呟いた。夏の終わりに沢山降った雨のせいで、畑が水没して農作物が駄目になったのだ。近隣の農家でも同じような被害が相次いでいる。私の家は貧しく、お父さんとお母さんと妹で畑で獲れた作物を売って何とか生計を立てている。男手が一人しか居ないから大変だし、長女である私は我侭を言って大学で勉強している。仕送りはしているけれど、それでなんとかギリギリって感じだった。それが今回作物が駄目になってしまって、本当に困っている。税も納めなければならないし、今まではお金が無くとも作物があるからなんとかなる時もあったが、その作物も駄目になり、このままではやっていけないのだ。 ) [Tue 6 Sep 2011 21:24:30]
ロリータ > ( ヴェイトス市近くの地方村に実家があるといっても、馬車で片道三時間は揺られなくてはならない。だから、帰るのは決まって休日の前とか、或いは少し寂しくなった時だ。でも、8月はイベントやらなんやらで少し間が開いて、家族の顔を見ていなかった。それもようやく落ち着いたので、午前中までだった講義を終えるとそのまま馬車に乗り、私は実家へと帰って来たのだ。お父さんもお母さんも妹も、子供の頃に沢山散歩に連れて行ってやった恩を忘れていない犬も、何も変わりなく私を出迎えてくれた―― 一つのことを除いて。 ) [Tue 6 Sep 2011 21:15:09]
お知らせ > ロリータさんが来ました。 『 悪い知らせ。 』 [Tue 6 Sep 2011 21:08:49]
お知らせ > ククルゥさんが帰りました。 『風の音に紛れながら、後をつけていく』 [Fri 2 Sep 2011 00:02:08]
お知らせ > ククルゥさんが来ました。 『ヒュッ』 [Thu 1 Sep 2011 23:52:17]
お知らせ > ギミー@強化合宿さんが退室されました。 『( しかしいずれはもぎ取って、そ知らぬ顔で先に進もう。 )』 [Thu 1 Sep 2011 23:51:43]
ギミー@強化合宿 > ( 箒や袋を引っ掛けないように、几帳面に。 のろのろと目当ての枝に辿り着くと、袋の中からおそるおそる手を伸ばす。 )   ( 思った通り、綺麗な枝だ。 これで芋虫が這っていたりしたら減滅だが、幸いこのタイミングに虫はいなかった。 太さも長さも手頃で、色も良い。 硬さもうん、丁度良い。 何よりこの木は確かに感じられるほど霊格を帯びている。 …だからこそ罰が当たりやしないか、地元民に信仰されてやしないか心配なのだが、だからこそ魔女の箒を作るには申し分ないし、一本くらい。 )   ( 両手でしっかり握り締めた枝を、ぐいと引っ張った。 飛行術は十分制御されて空中に制止している。 力を入れるには問題ないはずだけれど、単純に腕力が弱くなかなか折れない。 がっさがっさと枝葉が揺れる。 ) [Thu 1 Sep 2011 23:24:38]
ギミー@強化合宿 > ( 採っても良いかしら、でも罰が当たるかしらとたっぷりもじもじして、ようやく決心。 飛行術を使ってはいけない事になっているけれど、これは例外。 それで移動するわけではないし良いだろうと、ロケーションに場違いな箒を大事そうに抱えて座り込み、留め具に大きな袋を取り付けた。 その袋の中に座り込み、箒を両手で掲げるように持つ。 )   ( 長過ぎる髪が重さを失ったように泳ぎ、だっぽりしたローブと袋が揺れて、やがて全体が持ち上がる。 箒はその形状をして流れ星に例えられるけれど、そんなイメージからすると進むべき方向を無視した垂直上昇。 勢いもなくゆっくり静かに、大きく広がる枝葉の中へ入っていった。 ) [Thu 1 Sep 2011 23:12:57]
ギミー@強化合宿 > ( そわそわし過ぎだが、さておき。 誰も居ない。 多分どこかにお目付けがいるのではないかと思うけれど、とりあえず見当たらなくて、この私がここに居てルキアの宝石を持っていたりもしないなら、ラングフォードの中に誰かの行動をリアルタイムでほぼ完全に捕捉できる人なんていないと思う。 …別に魔術を使わなくたって、ギミー・シェルターの行動を森の中で監視したければ、隠れて付いて行くだけで良いのだけれど。 なまじ魔術が使えると基本的な手段に発想が及ばず、ラティーシャの眼でも私同様、森の中は厳しいだろうと高を括って、少し気が大きくなった。 ) [Thu 1 Sep 2011 22:52:17]
ギミー@強化合宿 > ( まだ明るい時間。 これはラティーシャ、ブリッツ、ククルゥがUFOと遭遇する前の話。 …その一件で訓練が中止にならなければ後でも問題ないのだが、とにかくこの時、ギミー・シェルターことグロース・クレードル12歳はチェックポイント目指して森の中を歩いていた。 …もとい、立ち止まって巨木を見上げている。 )   ( 樹齢何年だろう。 霊木と言って差し支えなさそうな風格のある大木を見上げていたら、その先に、箒にするのに丁度良さそうな枝を見つけた。 まずは偶然落ちて来ないかしらと じー――― っと見つめることしばし。 もちろん望み薄で、見上げていることに疲れたら、生木ではしょうがないからもう諦めるところなのだけど。 でも乾かせば良いのだし、祀られている様子も無いのなら頂戴しちゃっても良いんじゃないかしらとそわそわ。 なんとなく辺りを見回してそわそわしてしまう。 ) [Thu 1 Sep 2011 22:45:07]
お知らせ > ギミー@強化合宿さんが来ました。 『( 木漏れ日の中で、その枝は燦然と輝いて見えた。 )』 [Thu 1 Sep 2011 22:31:24]
お知らせ > ブリッツさんが帰りました。 『報告の内容が骸骨に対してのものじゃなく、ラティーシャがスゴイ!ばっかりだからだ。』 [Sat 27 Aug 2011 19:24:43]
ブリッツ > とにかく、ラティーシャには今回素敵な意味で裏切られたね!今まで実力を隠してたんだ、にくい奴だよ!能ある鷹は爪を隠すって奴だナ! ( おっぱいは隠せてないけど。ヴィヴィアンもきっとラティーシャには一目置いてるんじゃないか?ヴェロニカも同期だし、彼女の実力に気付いていたかもしれない。 ) え?他に?あとはそうだなあ。…訓練中だけど、あいつに追いかけられてオレもククルゥも釘付けにされて、その判断にはしてやられたっていうか―― え? え? ( そしたらそこで急に怒られた。 ) [Sat 27 Aug 2011 19:23:43]
ブリッツ > ( ブリッツは本来凄いと思ったものに対し、素直に凄いと言ってしまう性格だ。ヴィヴィアンに対しては例外としてライヴァル意識がある為に中々そういうのは表出しないが。 ) いきなり敵に遭遇したときも、指示が早かったしさぁ。オレ、見直しちゃうなー。ククルゥにオレを回収しろって判断したのもラティーシャなんだぜ。あれが無かったらオレ、崖の前で立ち往生して敵に追いつかれてたかも。 ( ラティーシャの実力を侮っていたわけではないが、どうしても指示やその場の判断では、今までヴィヴィアンの影に隠れがちだったのも事実。あの難しい状況のスナイプを的確に決めたことも加え、ブリッツの中でラティーシャの株が鰻上りになってしまったのである。「優しい先輩」から「頼れる+スゴイ+カッコイイ+優しい先輩」になったのだ!帰ってきてからこの事を仲間に何度も何度も話し、肝心の報告の内容もコレである。 ) え?ククルゥ?…た、助かったけど…オレのぱんつとお尻を晒したままキャンプまで運んだから、知らない! ( 途中で恥ずかしくなって降ろしてくれって頼んでも、敵に追いつかれるかもしれないからって理由で下ろしてくれなかった。妥当な判断なんだけど、恥ずかしかったんだから! ) [Sat 27 Aug 2011 19:17:13]
ブリッツ > いやほんと、本当に凄かったんだよ!ぎゅっと回避行動をとった敵に対して、ラティーシャがぎゃるっと照準を合わせて、ずどんと打ち抜いたんだ!相手が死んだかどうかは確認できなかったけど、まあ頭に当たったし死んだんじゃないかな? ( これはラティーシャ、ククルゥ、ブリッツが訓練中に遭遇した、あの不気味なアンデッドとの交戦の状況を報告したものである。 ) オレ、あんまし狙撃のことは詳しくないけど、未来位置ってのを読んで撃つんだろ?ほら、発射して弾が飛んでって着弾する間も敵は動いてるんだし――かっこよかったよー。あんなに離れてて、あんなに早く動いてる敵に一発でずどん!だもの。一発だよ!? ( じゃき、とライフルを構える仕草を。 ) [Sat 27 Aug 2011 19:10:18]
お知らせ > ブリッツさんが来ました。 『 ブリッツ・イエローケーキの報告。 』 [Sat 27 Aug 2011 19:00:41]
お知らせ > ギミー@強化合宿さんが帰りました。 『( 何しろ基礎体力もないので地味になりがちだが、少しずつ鍛えられる。 )』 [Thu 25 Aug 2011 22:37:13]
ギミー@強化合宿 > ( 社長… というか、この山歩きを計画したのはククルゥ・ケツァルカンさんか。 誰にせよ年少組の体力は把握しているようで、鉈や斧で切り開かなければ進めないようなルートは指定されていない。 それでも膝まで草が生い茂っているような所もあり、マムシでも潜んでやしないかと戦々恐々だけれど、それも概ね大丈夫と判断されなければ決行しなかっただろう。 )   ( いつものだっぽりした黒ローブは街にいるときと変わらないが、その下にはきっちりプロテクター付きの戦闘服を着込んでいる。 虫に刺されたりはしないわよねとそわそわ足元気にしながら、おっかなびっくり藪の中。 大事な箒を引っ掛けて傷めないように、ランプと一緒に高く掲げながら進む。 本来なら、せっかく長い物を持っているのだからそれで足元確認しながら歩くところなのだろうけど。 ) [Thu 25 Aug 2011 22:34:41]
ギミー@強化合宿 > ( 計画通りルキアとペアかどうかはまだ分からない。 当然本人は認識しているけれど、そこにはまだスポットライトが当たっていない。 ―――せっかく飛び方を変えたのに飛ぶのは禁止。 箒を取り上げられるのだけは断固拒否したが、通信役が訓練中だからといってお目付けがいないわけもないだろう。 おそらくどこかで誰かが見てるから、ズルはできない。 魔力は節約したいところだが、星が見えなければ方位を知る術もなく、俯瞰視点を得る魔方陣で現在地とチェックポイントの位置関係を確認した。 【全部見せて(コスト-2=残り2)】 一度起動すれば延々と観測し続けることができるけれど、同じ魔術でも別の魔方陣を使おうとすると倍の魔力消費を要求される。 ここを離れて自分の位置を確認できるのはあと一度。 キャパシティの低さをもどかしく思いながら、赤黒くしっとり輝く魔方陣から足を踏み出した。 …魔方陣の光は消え、あとはランプの頼りない灯りが聳え立つ木々を照らす。 さすがにオフェンス役が探して攻撃するからね!なんていう条件は与えられておらず――― いないからと言って攻撃が無いとは限らないのだが ―――そわそわランプを動かしながら、とぼとぼ原生林に踏み出した。 始めて、という訳でもないし一応勝手は分かっているが、人に管理されていない土地は苦手だ。 のんびり森林浴するくらいなら別として。 ) [Thu 25 Aug 2011 22:06:00]
ギミー@強化合宿 > ( これはギミー・シェルターが自分の箒に例外的なオプションを取り付けてから、ルキアと共にクロゼットと戦うまでの話。 ラティーシャとブリッツ、ククルゥがUFOと遭遇する前、まだ模擬戦の中止が検討されていないタイミング。 )   ―――なんざんになるわ…   ( 曇天に遮られ星明りもない暗い夜。 チェックポイント回って来いと森の中に放り出されたギミー・シェルターことグロース・クレードル12歳は、恨めしげに呟いた。 ) [Thu 25 Aug 2011 21:42:15]
お知らせ > ギミー@強化合宿さんが来ました。 『( 幕間。 )』 [Thu 25 Aug 2011 21:36:49]
お知らせ > ホニヤンペイさんが帰りました。 『誘拐魔は敗北した』 [Thu 25 Aug 2011 04:02:32]
お知らせ > ククルゥさんが退室されました。 『ブリッツ 無事でよかったな』 [Thu 25 Aug 2011 03:58:24]
ククルゥ > ( 衝撃が来る。 バランスを崩してそのまま墜落しそうになるが、何とか持ちこたえて、そのまま真っ直ぐに飛行していく。 まずはブリッツをあれから遠ざけねばならない。 ) ブリッツ!    まぁ 形はどうあれ  大丈夫な ようだな ( 何だかえらく情けない格好になってしまっているようだが、気にはしていられない。 もう一度立て直されて、追いかけられたら振り切れるか怪しいところだ。 ) このまま 皆のところへ戻るぞ! ( あの骸骨。何者であったのか。 この森の精霊の類で無いとすると流れてきた他の地の精か? 結局、アレが何かは分からないままだが、このまま帰還しよう。 追撃を妨害するためにも、最後に閃光を放つ種を精製して、あの骸骨が落ちたところに放り投げておこう。 森の動物たちには申し訳ないが、こっちも必死なのだ。 ) [Thu 25 Aug 2011 03:56:52]
お知らせ > ブリッツさんが帰りました。 『 ここでまさかの実戦を体験することになった。敵の正体はわからないが――。 』 [Thu 25 Aug 2011 03:52:06]
ブリッツ > ( グッドスナイプだ!敵はオレから大きく逸れ、右の方に向かって行った。 ) うおおおおお―――ッ!! ( 高く跳躍したオレは、突っ込んでくるククルゥに手を伸ばす。捕まるというか、しがみ付くだ。身体のどっかが引っかかればいい。お互いに手を差し伸べあって掴むなんてスマートにゃいかない。 ) んぎっ!! ( がくん、と首が折れるような感覚と共に、オレはククルゥの箒に下からぶら下がるようにして捕まっていた。いや――箒の先がズボンの腰からケツを通って裾から出てるような感じ。ぷらんとぶら下がって、パンツと尻が見えてしまう。が、とにかく捕まった。 ) ぶ、無事だ!!あたったぞラティーシャ!奴は落ちた!だが仕留められたかはわかんない!このままいこう! ( 格好つけられる格好じゃないが、状況が状況だ。真面目に叫んだ。 ) [Thu 25 Aug 2011 03:47:06]
お知らせ > ラティーシャさんが帰りました。 『-明日からの模擬戦は中止になるかもしれない-』 [Thu 25 Aug 2011 03:46:04]
ラティーシャ > ブリッツ! ククルゥ!! ( 狙撃が成功したかは分からない。 ターゲットは森の中に入ってしまった。 構えを解いて可能な限りの速度で仲間達の方へと飛びながら、状況報告を求める通信に対して不明瞭な言葉を並べる。 ほんの1分2分の出来事だけど、わけが分からな過ぎて報告すべき内容が纏まらないのだ。 兎に角、なにか異常な物に遭遇して、交戦中であるとしか。 ) [Thu 25 Aug 2011 03:44:53]
ホニヤンペイ > ( 後方からの狙撃は、ホニヤンペイの頭蓋の側頭部を掠め、一部を削り取って突き抜ける。  夜の闇と曇天による視界の悪さが、ホニヤンペイにとって幸いしたと言うところだろう。 致命傷には遠く至らない。  けれども、問題は『強く精神にダメージを与える』と言う弾丸の特性だ。   誘拐魔ホニヤンペイは矮小な恐怖の精霊の集合体であり、その思考・精神は誘拐魔ホニヤンペイの都市伝説というルールによって統制されているに過ぎない。 それが乱されると言う事は――――。 )  ………――――!  ( 急降下は墜落へと変わり、速度を維持したまま、あらぬ方向へと突き進んでいく。  追跡対象である魔女から大きく右にそれた方向に、コントロール不能の状態で突き進んでいく形か。 ) [Thu 25 Aug 2011 03:39:11]
ククルゥ > ( 速い!だが、迷っている場合ではないようだ。 目指すは一直線にブリッツだ。 ラティーシャの攻撃で止まってくれればよいものだが、それはラティーシャを信じるしかない。 ) む! 崖か! ( ブリッツの逃げていく方向に崖が見える。 ブリッツなら飛べるだろうが、飛んであの骸骨から逃げ切れるか? そう考えていたところで ) 飛んだッ! ( ブリッツが垂直に飛んだのが見える。 今出せる最大速度でブリッツの方へと突撃していく! 手を掴めとかそういうのじゃない身体ごと受け止めてやる!それくらいの勢いだ。 丁寧に掴んでやるなんて考えていては、あの髑髏に先を越されてしまう! スピード!そして、受け止めるときの衝撃、バランスに全神経を集中させる! ) ブリッツ! 掴まれぇぇぇーー! ( 手をさし伸ばすでもなく、垂直に飛んだブリッツへと突っ込んでいく! 多少の木々の枝などそのまま押し払ってやる。 ) [Thu 25 Aug 2011 03:20:34]
ブリッツ > ( 撃て!ラティーシャ!お前の銃の威力を見せてやれ! だが、相手は警告に対し木々の中へと飛び込んだ。当てられるか!? ククルゥはオレに向かって飛んでくるが、骸骨より早くこれないかもしれない。 ) ――うっ!? ( と、逃げていたブリッツは目を丸くする。崖だ。目の前に立つ崖。といっても、それほど高くなく、10m程。魔女の歩方ならば一度に飛び越すことは出来なくとも、踏破はなんとか可能だ。だが、相手がラティーシャの弾丸をかわすことに成功していれば、その間に確実に追いつかれる。――どのみち、考えている暇は無かった。オレはその崖の前で垂直に跳躍した。 ) [Thu 25 Aug 2011 03:09:21]
ラティーシャ > ( 時間が経てば経つだけ距離は離れてしまう。 急かされるのは苦手だけど、撃つタイミングがあるとしたら今、この瞬間だけだ。 森の中に飛び込まれてしまったら、下に降りて狙い直す頃にはブリッツは敵と接触しているだろう。 ――――敵、という表現を使ってしまっていい。 ) ―――――撃つっ!! ( 急降下を始めるターゲットを追って、銃口は急角度に斜め下を向く。 しっかりと箒を抱え込んで脇を締め、ターゲットが森に入る直前を狙って引き金を引いた。 撃ちだされる弾丸は実体の無い魔力貫通弾。 模擬戦用に攻撃性を抜いた無害なエネルギー弾では無く、肉体よりも強く精神にダメージを与えるものだ。 ) [Thu 25 Aug 2011 03:06:14]
ホニヤンペイ > ( 停止はせず、追跡しながらである。 ) [Thu 25 Aug 2011 02:56:45]
ホニヤンペイ > …………!  ( 警告の声に、振り向いて声の主を確認する。 振り向くという事は、追跡の対象から目を離さざるを得ないと言う事だ。 それは逃走者にとってのアドバンテージとなりうる隙だ。 ) ( 警告の言葉と相手の位置から、遠距離からの攻撃と推測すれば、空を蹴るように直角に近い急角度で方向転換で高度を下げ、 木々の中へと飛び込もうとする。  魔女たちにとっては木々は障害物だが、誘拐魔ホニヤンペイにとって木々は障害物にはなり得ない。  ) [Thu 25 Aug 2011 02:54:49]
ククルゥ > ( 応えは帰ってこない。 この森の者ではないか。 そもそも精霊かどうかすらわかったものではない。 だが、この地の者でなければ、必要以上に控えめになることも無い。 ) 精霊以上に 面倒なものかもしれんな! ( ラティーシャの声が聞こえてくる。 あの奇妙な骸骨がブリッツの方へと向かっていくのが見える。 追いかけられるのか? ラティーシャには片手で『任せろ』と合図を送って、両手でしっかりと箒を持ち、一直線にブリッツの方へと飛んでいこう。 飛ぶことにだけ集中すれば、それなりに安定はする。 ) ブリッツ! 止まるな! ククルゥが 近くに 寄る! とにかく 走れ! ( 姿勢を低くして、できる限りスピードを上げていくが、あの骸骨…速い! ブリッツの場所は熱を近くする眼で見えている。 上手い具合に先回りして、あの骸骨よりも先にブリッツに接触しなければ! )( ブリッツを追いかけて、次第に高度を下げて行くが、骸骨はどうなっている?! ) [Thu 25 Aug 2011 02:44:46]
ブリッツ > ( ――そして、ラティーシャのククルゥへの指示が聞こえる。それを聞けばククルゥに向かっていくのが一番なんだろうが、方向転換したり止まったりすればすぐ追いつかれる。ラティーシャが警告を発するのを聞いて、オレは走行ラインを真っ直ぐに保った。そうすることで、ラティーシャの狙いを定め易くするのだ。 ) [Thu 25 Aug 2011 02:34:24]
ブリッツ > ( ククルゥは対話を試みる。ああいう手合いのものと対話する度胸は無いが、手段の一つといえば確か。だが、そのククルゥの「ゆっくり離れろ」というアドバイスに従うより早く、相手はオレに向かって突っ込んできた。 ) ひっ ( 何でオレ!?刺激したから?地面から威勢のいい声を出したが、自分に向かってくるのを見れば青ざめもする。相手が何をするつもりか知らないが、このままオレがひきつけて、オレ一人の犠牲でめでたしめでたし?オレがひきつけている間に二人とも逃げろ?そういうの、流行らない。オレがターゲットになったのなら、その状況を最大限活用しながら、三人で切り抜けるべきだ。さっきと状況は変わってない!オレは走って逃げて、上の二人が叩く!――しかし…。 ) は… ( 早いッ!恐らく、平坦なトラックで競争しても相手の方が早い。こっちは障害物を乗り越えながら行かなくてはならないのに。振り返って雷をお見舞いする余裕も無さそうだ。 ) ひッ ひッ ひッ ( 窪みを飛び越え、根を潜り、斜面を滑り、傾斜を飛び越える。魔女の歩方による運動性能は素晴らしいものといえたが、距離は詰められていくだろう。 三人で対処するべきという合理的な判断を下したブリッツであったが、早くもその心は恐怖で満たされる。振り返ることができないというのが何より恐ろしい。 ) [Thu 25 Aug 2011 02:34:04]
ラティーシャ > ( 原因のはっきりしない不快な恐怖感だ。 正体が分からないものというのは誰でも怖いものだけど、あれは何か、そういう不吉な物に見える。 どうする、逃げるにしても全員で逃げなければ―――魔力コストを使いつくした私はこれ以上の加速が出来ず、時速9km/h以上の速度を出す事が出来ない。 ククルゥが現状単独で一番速く、地上を移動するブリッツが立体機動を出来ない以上一番遅れるけど―――こういう時、一番先輩の私が考えないと! ) く、ククルゥ、ブリッツを拾って飛べる!? 援護は私が! ( 突発的な戦闘になる? 相手がまだ何者でどういう目的があるのかもわからないのに―――此方の呼び掛けに答えず、黙ってブリッツに向かって行くその行動に慌てて指示を出す。 これで合ってる筈だ。 間違いない筈だ。 ) 止まらないと、撃ちます!!! ( 最後の警告を発して、黄金の長銃を構える。 狙いをじっくり付けている余裕はないかもしれない。 眼の高さとサイトとターゲットを一直線になるように急いで照準を合わせ――――。 ) [Thu 25 Aug 2011 02:29:10]
ホニヤンペイ > ………お前ではないな。 ( 問いかける魔女に対し、誘拐魔ホニヤンペイは吹きぬける木枯らしのような寒々しい声で呟くと、マントを翻して悠然と背を向ける。 返答ではない、呟きだ。 一方的で独善的なリアクション、それは魔女に対し、コミュニケーションをとる意思は無いと言う事を明確に示すだろう。 )  ( そしておもむろに駆け出す。 逃げる魔女二人の内、地を駆ける魔女に向けて。 移動速度が速い者と遅い者、捕らえた際にその仲間により大きい影響を齎す事が出来るのはどちらかと言えば、それは勿論早い方だ。  人外の誘拐魔は、人外の理屈でもって行動方針を決定し、行動を開始する。 ) [Thu 25 Aug 2011 02:18:43]
ククルゥ > ( ククルゥ・ケツァルカンが受けている感情は恐怖ではない。 こっちを見てくる人間の骨の姿をした者。 思うことは、ただそれが何なのかということだけ。 ) 二人にも 見えているか ( 二人の言葉を聞いて、ただの幻といったものじゃないということは分かった。 見た目からして人間じゃないことは分かる。 何だ、この森の精霊か? しかし、こんな奴はこの森に入ってから一度も見ていない。 ) ブリッツ! ラティーシャ! ゆっくりと離れろ  精霊ならば あまり刺激しない方が いい ( 精霊に善悪はない。 精霊からは目を背けず、ゆっくりと距離を離そうとする。 本当に精霊なのかすら分からない。 精霊だとしても、この精霊が何の精霊か分からねば、言葉の掛けようもない。 だから、まずは問う。 ) この森に住むものか? ( 声を大きくはするが、荒げず落ち着いて問う。 刺激はしてはならない。 ) [Thu 25 Aug 2011 02:07:36]
ブリッツ > ( 一瞬だけ見た骸骨?のようなその姿はやはり不死者を連想させる。前衛として、相手をやっつける方法を考えたが、パプテス呪術を扱う魔女はいないだろう。物理的に破壊できればいいのだが。――しかし、それと同時にオレは、ラティーシャとほぼ同じ事を考えた。感じるのは恐怖だ。相手の正体や相手の脅威も何もわからないけど、そんな理屈とは関係無しに恐怖を感じた。 ) ち…ッ ( オレは地面を駆ける。向かう先はキャンプの方角へ。 ) ククルゥ!ラティーシャ!地面にゃ降りるなよ!不慣れでも空を飛ぶほうがずっと早い! ( オレは?任せろ、足の早さには自信があるんだ。 ) [Thu 25 Aug 2011 01:58:16]
ラティーシャ > ( 空を飛ぶという事自体が相当特殊なスキルであると同時に―――こんな辺境のこんな時間に、というと更に同類と遭遇する確率は低くなる。 一瞬、メンバーの誰でも無いとしたら、私の師匠に当たる村の魔女婆ちゃんである可能性も考えたけれど―――ブリッツとククルゥの、何か普通じゃない物への警戒を促す声色に、自然と模擬戦を中断する事になった。 そして、私はそれを視る。 ) ――――ルキア、ギミー! キャンプ南西の森上空地点で未確認の何かと遭遇、訓練を中断して状況を―――…駄目、これ、不味いッ…二人とも逃げて!!! ( 遠隔地で交信を続ける後方の二人に状況を通信しながら、次第に顔が青褪める。 説明できないし、説明している暇はない。 今、直ぐ、此処を離れなければ! 逃げるんだ!! あれ、怖いものだ! ) [Thu 25 Aug 2011 01:50:51]
ホニヤンペイ > ( カツリ、カツリ。 夜空を歩くその影は、現在のところ無目的に空を歩く存在でしかない。 ただ、それはあくまで現在はの話だ。  それの姿を視認した魔女達が、もしもそれに対して恐れを抱いてしまったのならば、それに目的を与える事になるのだから。 )  ( 現在、位置的に一番近いのは、同じ空中というフィールドに存在し、それの存在を視認しているククルゥか。  見ていると言うことは、見られるという事だ。 それはゆっくりと振り返り、己を指差すククルゥに向け、怪しく揺れる鬼火の瞳を向ける。 )  [Thu 25 Aug 2011 01:41:05]
ククルゥ > ( ラティーシャのスピードは決して速いものじゃない。 だが、その飛行の正確さは圧倒的だ。 こっちの不安定な飛行とは比べるまでも無い。 多分、ラングフォードはああいう飛行を求められているのだろう。 元々飛ぶ意味などなかった故郷の暮らし。 飛べるけど、別に…というのくらいだった。 でも、こっちではそうも言っていられない。 ) 外れたか ( やはり当たらない。 その気になれば、ブリッツを追いながらでもこっちをけん制できそうなほどの飛行術だ。 空と陸。挟もうと思えば、挟めるのだが。 ブリッツの攻撃が届くのか? 分からない。 )( そんな事を考えながら、ラティーシャに対する決定打がないまま、ただ追いかける状態が続こうとしていたが、 ) 空を 歩く? 馬鹿なことをいうなブリッツ! 空は飛ぶも――― ( 唐突なブリッツの叫び声にラティーシャを追撃していたスピードが緩まり、その場で滞空する。 そして、周囲を見渡せば、何か妙なものが見えてくる。 ) なんだ あれは  ラティーシャ! 見えるか? ( その空を歩く奇妙なものを指差しながら、ラティーシャに対して叫ぼう。 ) [Thu 25 Aug 2011 01:30:07]
ブリッツ > !? ( ぎくり。視界の隅に捕らえた謎の影に気付き、攻撃を中断してしまった。あれは誰だ、というより何だ。ヴェロニカでもヴィヴィアンでもクロゼットでもない。ましてや他のチビ二人でも。位置の関係で、多分ラティーシャよりはっきり見てしまったのだろう。そのまま攻撃することなく地面に落ち、受身と共に着地した。 ) ラ、ラティーシャ!ククルゥ! ( オレが二人の名前を呼ぶことは、訓練の中断に繋がる。だから叫ぶのは気が引けるのだが、仮に仲間でなかったら―― こんな場所、こんな時間だ。アンデッドやゴーストの類が出てもおかしくない。訓練はまた再開できる。 ) 何かいたぞ!味方じゃねぇ!空を歩いてた! [Thu 25 Aug 2011 01:20:46]
ブリッツ > ( このままオレ達の魔力かスタミナが消耗していけば、ラティーシャ一人で2killってことも不可能じゃない。少なくともオレはラティーシャにとって美味しい獲物でしかないのだ。時間が経てば経つほど不利になっていく。 ――オレのプランはこうだ。まず、ラティーシャはオレを完全に戦力外だって考えてる筈だ。要するに、空中に居る自分に対して有効な手段は無いだろうと――そこに付け入るのだ。走りながらでは4,5mがいいところの跳躍力だが、崖や木を蹴って三角飛びしていけば、もっと高さは出せる筈。雷矢の射程を入れれば更に5m!!届かないかもしれないが、ラティーシャはオレの動きを警戒して高度を上げる可能性がある。そうすれば、見失い易くなってオレが隠れられる可能性が出てくるかもしれない。 ) ( よし、いい感じの位置にある木を見つけた。オレはばちばちと手を擦り合わせる。この動作が「何かするつもりだ」と相手に伝えてしまうのが欠点だが仕方ない。その木直進し、跳躍―― ) ふっ! ( 更にその木を蹴って、ラティーシャの居るほうに向かって高く跳躍!度肝を抜かせてやるぜと言わんばかりに拳を握り締めたが――。 ) [Thu 25 Aug 2011 01:20:21]
ラティーシャ > ( 時速9km/hの加速は具体的に言うと先に述べた通り、ランニング速度―――飛行速度と考えると若干遅いが、運動速度と考えれば地上戦で維持する移動速度と同じくらいか、肺活量を使わない分むしろ安定して速いくらいか。 魔力消費というの、案外後々疲労が来るものだけど。 ――――二人は予定通り、私に喰いついて離れない。 ブリッツは狙われている都合、無視すれば即撃たれるし、ククルゥが離脱すればブリッツは一方的に狙われる。 その上で健在な私が野放しになるのだから、今落とさなければ後々余計にキツイという話。 私はブリッツを狙い続けるフリをしながらククルゥに注意を払い続ける―――ぎこちなくペイント弾を振り被るモーションを確認しながら、余裕を持って大きく身体を傾けてぐるんと一回転しながら回避―――― 今、誰か居た。 もう一人は誰だった? クロゼットには見えない。 一瞬視界の隅に見えた黒い影を探し、周囲を見渡す。 まさか、味方二人が早々に片付けられた? ) [Thu 25 Aug 2011 01:09:10]
ホニヤンペイ > ( ヴェイトスの夜を彷徨う者、それは魔女ばかりではない。  地を駆け、空を飛ぶ魔女達は知っているだろうか?  人から人へ、口から口へと伝わって、増え続けていく噂話の一つ………ヴェイトスの夜を彷徨う誘拐魔のお話を。 )  ( 夜色のシルクハットにタキシード、二つの眼窩に鬼火を宿し、夜風に黒のマントを翻す――――ヴェイトスの夜を彷徨う誘拐魔は、噂話に謳われる姿のままに、謳われる通りに星一つ探せない曇天の空を歩いている。  そこに意図は無い、ふらふらと、無軌道に、流されるように、魔女達の方へと近づいていく。 ) ( スルーせずに見つけてくれるとうれしい。 ) [Thu 25 Aug 2011 00:54:56]
ククルゥ > ( 蛇行して飛ぶラティーシャに狙いをつけようとするが、自身が不安定ということも重なってまったく狙いが付けられない。 ) くっ ( ギリ、と歯を鳴らす。 ラティーシャは釣り針だ。 そして、今自分がそれに食いついていることも分かる。 分かっていながらも、離れられないのだ。 釣り糸を垂らされる魚の気分だ。 下にはブリッツがいる。 このままラティーシャに狙われたら、良い的だ。 ) わかっている つもりなんだが な! ( 構えるラティーシャが見える。 その表情までは分からないが、熱を捉えている目が、ラティーシャの姿が構えている姿に変わっているのが分かる。 まだそう簡単に落とせないはずだ。 だが、手はすでにペイント玉を放り投げる! 当たるかどうかは関係ない。まずは意識をそらさせなくては! ) [Thu 25 Aug 2011 00:40:53]
お知らせ > ホニヤンペイさんが入室されました。 『夜を歩く』 [Thu 25 Aug 2011 00:32:04]
ブリッツ > ( 2vs1になったが、こちらは地上一人に不慣れな空中戦一人。足してラティーシャと釣りあうのか?オレは逃げ続けなければならず、ククルゥは追い続けなければならない。早くこの状況を打開しないと、残りの仲間が不利になる。オレが一度身を潜められれば仕切りなおし―― だが、そうはさせてくれねーよなッ! 背後からラティーシャが追いかけてくるのをちらりと見て、舌打ちする。ラティーシャにとって――いや、空を飛べる連中にとって、オレは戦力にもならない筈だ。だのに追ってくるってのは、釘付けにしたいからだ。それがわかっていても打破する方法が思いつかない。ククルゥは不慣れな飛行、不慣れな投石――どう考えたってあいつ一人じゃラティーシャに敵いっこない。せめてラティーシャにプレッシャーを与えなければならない。 ) やるっきゃねえ―― 魔女の歩方・インスパイア。 ( 走りながらコストを1払い、発動。逃げるブリッツの歩幅が少し広くなり、逃げる足も早くなる。が、最大速度で逃げでもやはり地形が障害となり、ラティーシャを振り切ることは難しいだろう。それに無闇に跳躍してはならない。着地地点を狙撃されたらアウトだ。 ) [Thu 25 Aug 2011 00:25:04]
ラティーシャ > ( ブリッツだ。 ――――さっきの戦力分析で名前が漏れた、ブリッツ。 後方支援組を除いて最も飛行戦闘を苦手とするブリッツをさっき私は自然に省いていた。 地上戦ならともかく、こういうシチュエーションになった時点で完全にアドバンテージを取ったようなものだと―――― ) ククルゥ…! ( 此方を捕捉したのなら当然の追撃だ。 でもそこまで想定しての孤立した行動でもある。 ククルゥはあえて私を追う事を選んだのではなく、明らかに3対3の戦闘で障害になる私を放置する事が出来ないのだ。 幸い、空中での制動をまだ上手くこなせていないみたいだ。 いや、幸い、じゃないのか、魔女傭兵団的には。 私はククルゥに背を向ける方向で左右に蛇行しながらブリッツを追う。 箒に身体をぺったりと寝そべらせるような形で両腕と左足を絡め、腋を締めて黄金のライフルを構える姿勢。 狙いはまだつけていない。 これはポーズだ。 私がこうしてブリッツを追い、ククルゥから逃げる限り、二人はどうしてもそこに労力を割かざるを得ない。 2対1なら私のピンチだけど、これは3対3の話。 私は囮だ。 ) [Thu 25 Aug 2011 00:16:19]
ククルゥ > ( 地上のブリッツとは逆に、此方は空中に居た。 空中に居たというよりも、地上から打ちあがった来たという方が正しいかもしれない。 ) 安定 しないッ! ( 飛び上がってきたは良いが、飛びなれている訳ではなかった。 ゴーグルを下ろして、武装はいつも通り最低限の装備だ。 ただ、今回の武器は種を用いた爆発物じゃない。 絵の具を詰めた玉みたいなもの。 そして、片手には紐のようなものがある。 武器は、投石器だ。 ただ、片手を離しての操縦、攻撃するのには両手も離さないといけないことを考えると、バランスを崩しやすい。 まだまだ練習不足なのだ。 飛行.2+身体強化.1 残りコスト1。 )( 下に居るのはブリッツか。 隠れようにも頭の上を取られていては、厳しいように見える。 それでも、この暗闇とカムフラージュで、何とかなってくれれば良いが。 鷹に狙われる鼠を案じている気分だ。 ) ラティーシャ! ( だからこそ、声を上げる。 片手で決して良いバランスを取っているとはいえないが、紐を振り回して狙いを付けながら向かっていくが、空中でなんてやったことがない。地上だって難しいのだ。 不安は尽きない。 ) [Thu 25 Aug 2011 00:05:07]
ブリッツ > ( 潜伏する技術が優れているわけではない。しかし、基本は守っていた。音を立てず、灯りには火を付けず、身を潜め―― その派手な金髪を隠すように迷彩の衣装。障害物を使いながら地上部隊、あるいは空中の敵に見つからぬように前進していたのだが。運の悪さ半分、潜伏技術の未熟さ半分で、空中にいるラティーシャと目があってしまった。見つかってないって思ってじっとしてると、多分狙い打ちされる。オレは地上を、ラティーシャと背を向けるように駆けた。森という身を隠す場所は多いけれど、そのせいで逃げる速度に制限がかかるッ! ) [Wed 24 Aug 2011 23:54:20]
お知らせ > ククルゥさんが来ました。 『飛べ!』 [Wed 24 Aug 2011 23:50:48]
お知らせ > ブリッツさんが来ました。 『 ハードラック! 』 [Wed 24 Aug 2011 23:48:46]
ラティーシャ > ( 高度は30m程度を維持。 射程距離が90mあるからと言って、7発の弾丸で確実に効果を出すのなら流石に遠い。 幸い、ラングフォードで30mの射程距離を持つ武器を持っているメンバーは居ない(筈。最近皆色々考えてるから隠し玉あったら怖いなぁ)。 怖いのは、安定性を犠牲にする代わりに飛行トップスピードが私より速いヴィヴィアンの突撃と、比較的空中戦の自由が利くクロゼット辺り―――ククルゥとヴェロニカの空中戦はまだあまり見た事が無い。 飛行速度で私に追いつこうとすれば魔力コストが犠牲になり、攻撃手段が減るというジレンマもある。 ) ――――ターゲット? 味方じゃ…ない。 うん。 ( 森を利用して隠れている敵チームを追って暫し、地上での交戦開始の通信も無し。 微かに見えた下に居る誰かが味方じゃないのを通信で確認して、更に少し高度を下げる。 ) [Wed 24 Aug 2011 23:42:05]
ラティーシャ > ( 移動速度は時速約9km/h―――長距離ランニング程度の速度までしか出せない。 視界は良好。 田舎の夜とはいえ、雨天と違ってこの程度の光量があれば灯り無しでも敵より早くターゲットを捕捉出来る筈。 ライフル型黄金銃の射程距離は90m。 装弾数は7。 ターゲットは3。 全員を独りで落とす必要はない。 私の仕事は「暗い空の上からの狙撃に注意を向け続けさせること」だ。 敵チームの編成の飛行可能メンバーはどういう組み合わせだったか―――此方のアドバンテージである射程距離に加えてこの暗闇、灯りでも燈そうものなら即座に的。 こういう戦闘になると私はめっぽう強い。 ) [Wed 24 Aug 2011 23:27:16]
お知らせ > ラティーシャさんが来ました。 『 飛行.1+鷹の眼.1+黄金銃.2 高空攻撃 』 [Wed 24 Aug 2011 23:17:41]
お知らせ > クロゼット@合宿さんが退室されました。 『(ネーミングセンスの無さがばれずに済んだ。)』 [Tue 23 Aug 2011 23:10:21]
お知らせ > ヴェロニカ@合宿さんが退室されました。 『あ、コンボ名とか考えません? ( なんて言ってたら時間制限に急かされて、走りだした。 )』 [Tue 23 Aug 2011 23:05:02]
クロゼット@合宿 > 稼動時間はあと2分ほどです。(どうしても動きが遅くなる同時行動で、しかも相手にまる見えになるという弱点もある。 囲んで攻撃するなど、工夫されれば問題だ。 手は早く打つに限るので、時間宣言で急かしてみる。) はい。  このままの陣形でお手伝い致します。  実戦の場でもこうありたいと感想します。(もぎぱきとか初期のころは色々在ったが、相性自体はいいのだ。肩に触れる硬い感触を合図に、視線は目的地の側に。 この装置、投射しながら移動できるというのが最大の特徴かもしれない。 ――防御が水増しされ、此処からは投げる側が困難な訓練だ。 はたしてどんな工夫が出てくるか?) [Tue 23 Aug 2011 23:02:49]
ヴェロニカ@合宿 > ………………おっと。( いけないいけない。うっかり勝利条件を忘れていた。指摘してくれたクロゼットに感謝。 投擲した盾をロープを手繰り寄せて手元まで戻すと、しっかりと持ちなおして軽く掲げた。 ) それじゃ、このまま敵陣までガンパレードと行きましょう。 クロゼットは頑丈ですから、私もそこまで援護防御を気にしなくてすみますし、今後ともよろしくおねがいしますね。( 何にしても、魔女傭兵団は軽装者が多いのだ。 後衛のラティや子供組はともかくとしても、前衛のヴィヴィやブリッツにしたところで「当たらなければどうという事はない」タイプであるし。 やっぱり『盾』としては、みんなを守る事を考えてしまうのだ。 その点、クロゼットなら安心して横を任せられる、というわけで――)( 盾を掲げた手で、コツンと彼女の肩を叩くと、しっかりと構えなおして敵陣に向かって歩き出した。 ) [Tue 23 Aug 2011 22:50:30]
クロゼット@合宿 > PWMCは複数ですが、現場では2〜3人の小隊行動が多いと推測します。 連携のバリエーションが一つ増えました。(ヴィヴィアン達と話し合った際にも提唱されたが、たとえ互いの能力を理解していても、現場での即席連携には限界がある。 普段からこうした協力行動を練習して、咄嗟に出来る事を増やしておいた方がいいだろう。) 此方こそ、より実戦的な状態で試す事が出来ました。 感謝を。(きゅ、と音立てて頭下げた。) そういえば、と記憶を喚起します。(そこでふと思い出したように。 唯でさえ硬い上に防御陣で飛礫被害が軽減されてるから、気楽な感じで質問できる。)・・・この練習は―― 障害物までの到達が目標ですか? [Tue 23 Aug 2011 22:44:32]
ヴェロニカ@合宿 > ( 盾が樽に激突して、ゴスゥッ!という鈍い音が響く。 まあ、もともと武器じゃない練習用の円盾だし、今の自分は倍力効果のある篭手も鎧も装着していない。 威力としてはこんなもの、だろう。 戦場で矛盾を全力でぶん投げればどうなるかは、まあ、試してみるしかないとはいえ。 ) ……おお、結構いきますね。 ( と、投げた本人も当惑顔。 素直に感心、といっても良いかもしれないが。 結構びっくりである。 実際の矢衾はもっと激しくなるだろうけど、それでも一方的にこっちからボコスコ殴れるってのは大きい。 しかも中にいるのは頑丈さが取り柄の魔女傭兵で、しかもこの光の幕は結構目立つ。 ) いざとなったら、クロゼットと一緒に突貫できますね、うん! いやあ、良い練習になりましたよ、本当。  [Tue 23 Aug 2011 22:30:55]
クロゼット@合宿 > はい。 その間に状況への対策が可能と推定します。(何らかの回復要因――二個持ってくるとか。――があれば、時間を延ばすことも可能だろう。ただし他の機能が犠牲になる事と、クロゼットの魔力的な疲弊を考慮に入れねばならない。 ようは一時凌ぎだ。)子供側には当たらないよう、障害物への投擲を要請します。(投擲モーションを邪魔せぬよう、僅かに退いて備える。 魔法陣の円形は4m、外側に行くほど効果は薄れるが、それでも石相手なら十分か。) ―――反撃が行われます と警告します。(攻め手の素人集に大事ないよう、予め宣言をかわりに行っておこう。 ――かくして投げつけた盾の軌道・威力だが、然程の変化は見られない筈だ。 ”内側から外側に緩やかに押す力”であるためだろう。 威力も其処まで上がらず、やや精密さが失われる程度となる。) 意外な結果です。 (感心したような台詞。 また一つ賢くなったし、流れによっては知らなかったってバレずに済みそうだ。) [Tue 23 Aug 2011 22:23:59]
ヴェロニカ@合宿 > 5分間ですか……。 ふぅむ。 展開しながら問題なく動けるなら、十分な時間ですね。( こうやって最前線で踏ん張る時には、とても頼りになる。 持久戦は難しいけど。 何度も頷くクロゼットに、盾を握ってる片手をグッと掲げて応じる。 今度ジュースでもおごったげよう。 感謝感謝だ、と。 ともあれ。 ) ああ、なら、思いっきり試してみましょう。 たぶんラティみたいな精密射撃とかだと難しいんでしょうが――――……( ようは力任せ、思いっきり投げつけるなら、という話。 片方の盾を掲げて、膜を越えて飛び込んでくる小石を受けつつ、先程クロゼットに掲げてみせた方の盾――の淵を握りしめた。 ロープで手首と結ばれているそれを、身体をねじって思い切り振りかぶり――――)――――FOX、1ッ!!(――――おもいっきり、敵陣めがけてぶん投げた。) [Tue 23 Aug 2011 22:11:52]
クロゼット@合宿 > 全力運転状態では約5分間の連続投光が可能です―― お褒めに預かり、光栄です。 と照れ隠しを展開します。(振り向いて観察すれば、これだ。 これなのだ。 的に何度も頷いているのが見えたかもしれない。 使われる事、評価される事は、そのために製造されたクロゼットにとって生の充足で ある。) 完全な反射にはいたりませんが移動が―― ?(質問された瞬間、クロゼットの動きが止まった。)・・・・。(沈思黙考の後。静かにしゃがみ込み、足元に転がる石をつまみ上げる。 自身でも知らなかったようだ。) ・・・さて。(今実験するか。 みたいな。) [Tue 23 Aug 2011 22:05:27]
ヴェロニカ@合宿 > ……お? おおおお? ( 隣にやってきたクロゼットが、そのまま回りこんで此方の影に入る。 別にそれ自体は特に問題なしなのだが、さして広くない視界の中で、完全に背後に入られてしまうと何をしているのかまるでわからないのが困る。 なんだろうと思っていたら――――不意に視界にカーテンがかかるようにして光が重なり、投石の勢いがかなり軽減された。 矢避けの加護。 聞いてはいたけれど、これが――) 凄いです、すごいですっ、すごいですっ!! いや、これなら文句なしに行けますよ、大丈夫です、問題ありませんっ!( 加護を通り越して石も飛んではくるけれど、先刻までと比べれば雲泥の差だ。 これで前にすすめる――と、そう考えてからふと首をかしげた。 ) ところでクロゼット。 この加護って、内側から外へ、はどうなるのですか?  [Tue 23 Aug 2011 21:57:07]
クロゼット@合宿 > (訓練が厳しいのは、訓練よりはマシだと実戦に耐えるためなのだそうだが――厳しい経験はどんなものでも人間を進化させるのだろう。ちなみに学習機能があるゴーレムも、厳しい経験で進化する。 的になってるヴェロニカに近寄れば忽ち投石を浴びるが――硬質の肌は頭さえ守れば、大被害は受けにくい。)クロゼットですよー と返答します。 それでは――(淡々とした受け答えの後、クロゼットはヴェロニカの陰に避難するように入ってしまった。横で一緒に受けてあげる では結局同じ。ちょっとした機能のお披露目を兼ねさせてもらいたいのだ。)―― 矢 避 け の 四 角 円 形 MissileProtection――(肩の上に載せられた円筒――現代風に言えば投光機のような装備は、地面に魔法陣を描画する魔法装置。 四角で囲われた円が足元から徐々に広がって、その拡大に添って、淡い光を伴う半球型のドームが形成される。) ――正常作動しました。効果は如何ですか? と念のため質問します。(円に向かって飛んできたものを、緩やかに弾く効果がある。避け様の無い弾幕も、幾らか威力が削がれよう。 看板装備だが、雨以外に用いて見せるのは初めてか。) [Tue 23 Aug 2011 21:50:09]
ヴェロニカ@合宿 > ( まあ、魔鎧を装着した上でのフルパワーなら、という理屈の上での耐久値であるから、今回のように節約を心がけていると、これが中々……骨が折れる、というより心が折れそうになる。 全身を打ち据える石は、勢いが強ければ鎧越しでも痛みを感じるし、そうでなくとも衝撃と音自体が恐怖を呼び起こす。 実戦で死ぬような目にあってなければ、とっくの昔にギブアップしてたかもしれない。 あれよりは遥かにマシと思えばこそ、だ。 そういう意味で、精神的にタフになってるのは確かではあるのだろうけれど。 ) ――――クロゼットですかー!? ( 特徴的な声に、面貌の下からちらりと目を横に向ける。 ぶっちゃけ兜と盾とで視界は悪いのだ。 盾を持つ手もちょっとしびれてきたし、手助けはありがたいのだけれど――……。 ) ――――無理、そうなら、良いです、よっ? 行けるなら、お願い――します、っと、わっ! ( いけないいけない。 ちょっと大きいの飛んで来るとよろけてしまう。 此処が踏ん張りどころ、だ。 ) [Tue 23 Aug 2011 21:35:31]
クロゼット@合宿 > (攻撃を引き受け続ける事は、非常に困難だ。ヴェロニカ・フォーグラーはその点に特化した魔女傭兵で、恐らく本気で守りに入れば時間限定でのタフさは平均的な素材のゴーレム――たとえばクロゼットとか――を凌駕するだろう。 それでも、殴られるより殴る方が楽、という絶対の真理からくるハンディは並大抵のものではない。) 良い光景ですが・・・いえ。  攻め手が多勢に過ぎる、と判断します。(少し離れた所で見ていたクロゼットはたこなぐりの様相に胸がすっとする思いだったが、そのまま眺め続けるのも支障があると判断したようだ。もぎぱき事件も、そろそろ許さないとだし。) 助勢致しますか? と提案します。(横から歩み寄ると、衝突音に負けないように少し大きな声で聞いてみよう。) [Tue 23 Aug 2011 21:29:12]
お知らせ > クロゼット@合宿さんが来ました。 『”攻撃を引き受ける”――まさに前衛の役目ではあるが。』 [Tue 23 Aug 2011 21:17:01]
ヴェロニカ@合宿 > ( 実際の戦闘ともなればそれこそウォータリアン軍の地炎砲とか、魔女傭兵団も使う魔術なんかが飛び交うから、これしきの事でへこたれてちゃいけないのだ。 ) 戦うものが勝つ、戦うものが勝つ、戦うものがかtひぎぃっ ( なんてブツブツいって気合入れてたら、思いっきり頭に投石があたって舌噛んだ。 痛い。 涙がにじむ。 とにかくだ。 )( ジリジリと前進しながら考える。 ――――これじゃあ良い的だ。 それに、今は自分しか標的がいないからみんなこっちを狙ってるけれど、実戦じゃそうもいかないし。 もっと攻撃を引き付ける事を考えないとなぁ、なんて。 ) [Tue 23 Aug 2011 21:03:42]
お知らせ > ヴェロニカ@合宿さんが入室されました。 [Tue 23 Aug 2011 21:01:06]
ヴェロニカ@合宿 > ( 燃費のかさむ魔女術無しでも戦えるように、あるいは使っても長時間戦えるように。 体力増強を兼ねた特訓だ。 とにかく今まで、盾役のくせしてまっさきに倒れる事が多いという不名誉な状況にもあるから、バッチリ鍛えたいところではある。 くちゃくちゃと口の中で、先達て制作した乾き止めの丸薬を噛みながら、気合を入れて踏ん張った。 ) っく、うぅ……ッ! ( たかが石ころとはいえ、量が多いと結構厳しい。 こちらが重装備なのもあって、衝撃に気を緩めると後ろにすっ転んでしまいそうだ。 ジリジリと盾を押し付けるようにしながら、すり足で前進していく。 ガツガツと盾の端で弾けた石が兜に当たる。 ちょっとした恐怖――面貌の隙間よりも小さな石は無いと思うけど。 ) [Tue 23 Aug 2011 20:49:41]
ヴェロニカ@合宿 > ( 構えた円盾にガツガツと投石があたって弾け飛ぶ。 石を投げているのは、十数メートルは離れたところにいる手隙の魔女傭兵たち――と、暇していた子供たちだ。 並べた樽の向こう側――敵陣と想定された場所から、ブンブンと勢い良く石ころが飛んで来る。 それを受け止めているのは、革製の全身鎧と兜、それに盾を両手に持った魔女傭兵――ヴェロニカ・フォーグラーだ。 ) こ、れは……ッ なかなか、音が響き、ますね……ッ! ( 間断なく飛んでくる石礫がガツガツと防具にぶつかって、派手な音を響かせている。 防具をきっちり着込んでいるとはいえ、当たれば痛いし、鎧の下にはアザもできるし、当り所次第ではかなり危ない――投石ってのは本当に戦争の武器になりうるのだ!――が、一応治療できる人にも控えてもらってるし、大事になることはない、はずだ。 ともあれ、せっかくの合宿だ。 陣地内の魔女傭兵には射撃の、此方は弾幕に対する耐久訓練を、というわけだ。 ) [Tue 23 Aug 2011 20:34:09]
お知らせ > ヴェロニカ@合宿さんが入室されました。 『ド ガ ガ ガ ッ!』 [Tue 23 Aug 2011 20:26:14]
お知らせ > ギミー@強化合宿さんが退室されました。 『( …結局怖くなって引き返すが。 きっと、高度の自己記録は更新しただろう。 )』 [Tue 23 Aug 2011 01:41:57]
ギミー@強化合宿 > ( 曇天に近付くにつれ気圧が下がり、気温も下がり空気は薄くなる。 突風にも煽られるけれど、遅い上に妙な拘りがあって使い勝手の悪いギミー・シェルターの飛行術が得意とするのは安定性だ。 飛ぶ箒に体でしがみつく必要はない。 箒を制御するという事は、付随する物と周囲の空間もまとめて制御するという事。 そうでなければぶら下がっているのなんて数分と維持できないし、箒だけが勢い良く動いたりしたら振り払われてしまうだろう。 停止性能だけはベクトルなどを無視する勢いで優秀。 とはいえそれほど加速できないのだからナンセンスだが、旋回性能も高い。 )   ( 環境に抗って雲を目指す。 飛べるといっても、グロース・クレードルはその壁を越えたことがなかった。 山に登れば徒歩でも到達できる高さすら、未経験。 そんなに高く飛ぶ必要無いと言ってしまえばそれまでだけど、せっかく飛べるのに、と残念に思わなくもない。 …新しい乗り方が気に入ったとはいえ、記念のようにすぐに何かをしようとするのは、それも合宿の影響だろうか。 ) [Tue 23 Aug 2011 01:39:56]
ギミー@強化合宿 > ( くどいようだけれど性能は変わらないから、これでスペック上のトップスピードが増したりもしない。 しかし思い切ってトップスピードに至るまでの加速期間は短縮されるだろうし、何よりの収穫は 『箒に手を加える』 という行動で成功した事。 この経験があれば、今は一本の箒で吊るしている袋を二本の箒で吊るす事も躊躇わない。 複数の箒を同時に扱うことができるから、エンジン単発の戦闘機を双発にするように、強引に速度を上げる事はできるかもしれない。 もっともその分コストはかかるけれど、行軍を急ぐ時に足を引っ張るくらいなら、そうするのもアリ。 選択肢が増える。 ) [Tue 23 Aug 2011 01:11:15]
ギミー@強化合宿 > ( いつものぶら下がり健康法的なだらーんとした飛び方ではなく、箒に吊るしたハンモックというか袋の中で、子カンガルーよろしく窮屈な体育座りのような姿勢で丸くなっている。 …術の負担としては余計なオプションが付いたせいでやや増しているが、安定感という点ではどちらの飛び方も大差ないはずだ。 そもそも腕力でぶら下がっていたのではないし、実質的にはこれで楽になったりしない。 両手が空くというのは大きいが、それだけのはずである。 だがしかし。 )   ( 実際にはどうであれ感覚というのは大切なもので、ギミー・シェルターは袋にすっぽり納まって吊るされているこの姿勢に、確かに安らいでいた。 どうしましょうかしらこれぱねぇ安定感だわ安産だわと有頂天。 転落のリスクもほとんど変わらないどころか、制御に一手間増えていくらかは危険になっているかもしれないのに、どんどん高度を上げていく。 ぶら下がっている自分の足元越しに遠くなる地面を見るのは怖くてどうしようもなかったけれど、これならお尻がきゅんとする程度だ。 ) [Tue 23 Aug 2011 00:59:58]
ギミー@強化合宿 > ( ―――これはギミー・シェルターことグロース・クレードル12歳が奇跡的にも自分の箒に想定外の手を加えてから少し後の事。 クロゼットがククルゥ・ケツァルカンさんにボディペイント施されて、年少組二人の相手をする事になる少し前。 )   ( テラうふふ。 )   ( 合宿の舞台であるラティーシャ・リンドさんの故郷を遥か下に肉眼で見つめて、上空高くに静止したギミー・シェルターはご満悦な笑みを零した。 ) [Tue 23 Aug 2011 00:51:10]
お知らせ > ギミー@強化合宿さんが来ました。 『( 幕間 )』 [Tue 23 Aug 2011 00:44:31]
お知らせ > ギミー@強化合宿さんが退室されました。 『( 執拗に出来栄えを気にしながら、留め具をもう一つ。 )』 [Tue 16 Aug 2011 00:14:12]
ギミー@強化合宿 > ( 神聖な箒にお尻を乗せたり跨ったりするなんて論外だ。 そこは譲れないが、むしろ皆止めるのよと思うが、それはさておき。 …ハーネスとか、ハンモックにするのはギリ、アリのような気がする。 特に、ハンモックには夢がある。 物語にはよく登場するけれど、実際に乗った事は一度もなかったハンモック。 その憧れのハンモックに、今回の合宿で乗ることができた。 民家の庭先に吊るしてあるのを じー――― っと見つめていたら寝ても良いよと言ってくれて。 乗るなり芋虫が落ちて来たので二度と乗らないと心に誓ったが、ハンモックは悪くない。 あのときめきを私の安全圏でもう一度。 ) [Tue 16 Aug 2011 00:09:32]
ギミー@強化合宿 > ( ―――それではいけないな、とさすがに思うのだ。 それが私の魔女スタイルなのだからしょうがないじゃないとも思うけれど。 そうは言ってももう少し何かないと、ぶっちゃけ役立たずになってしまう。 掃除は誰より上手いはずだし、魔女の箒だって作れるが、それでは傭兵じゃないような。 …別に、傭兵になりたいわけではないし、最初雇われた時のように家政婦するのも悪くないと思うのだけど。 何度か怪我する仲間を遠巻きにして小さくなっていて、もうあんな事はしたくないとも思う。 家政婦では、せっかくようやく上がったお給料が減ってしまうし。 )   …なんざん…   ( かくっと船をこぐ体を起こして、愛用の箒にそーっとそーっと留め具を取り付ける。 …とりあえず、一番手を加え易いのがこの飛行術周りだ。 魔方陣を使っていないかというと、これも箒に織り込んであるのだけれど。 それは使用者をギミー・シェルターに限定しないこともできる融通の効くもの。 他者の箒制作を引き受けている以上、魔女の箒としての特性を一からデザインすることもできるが、ギミー・シェルターにとってある程度完成しているのが今のデザイン。 そこをすぐに弄るのは難しいけれど… リンドさんから提案された、乗り方を変えるというのは私の気持ち次第でどうにでもなる。 ) [Mon 15 Aug 2011 23:59:53]
ギミー@強化合宿 > ( ルキアよりも広い範囲が見えるのよと年上アピールする俯瞰視点を得る魔術も、逆に広大過ぎて小隊規模の活動には無用の長物になりがちだ。 何よりショックだったのは、森の中などに入られてしまうとまるで使い物にならなくなるという事。 魔力の反応光でも上げながら上空に飛び出してくれれば一目で補足できるが、木々の下にいられると滅多な事では見つけられない。 魔力や熱源を感知したり透視したりといった便利機能の解禁はまだまだ先の話で、存命のうちにできるようになるのか怪しいレベル。 ―――他にも映像や音声を遠隔地に届けたり、他者の精神に干渉したりと実はけっこう多芸なのだが。 その全てに魔方陣の敷設を要する以上、根本的な問題点は解決されない。 ) [Mon 15 Aug 2011 23:29:06]
ギミー@強化合宿 > ( 野戦や機動戦闘には不向きなのだと言ってしまえばそれまでだが。 魔方陣の敷設を基本とする魔術は起動している間動けない。 身を守る事もままならず、安全が確保されない状況では護衛が必要になるかもしれないというフットワークの悪さ。 その分安定性は高く持続時間も長いが、同系統の後方支援要員であるルキアの方が出番が多くなるのも道理である。 私の方が多人数を同時に繋げるし、通信のために 『発声』 する必要もないのよと利点を挙げてみても、それは魔女であればこそ耐えられる他人の領域への侵害だ。 双方の精神世界を繋ぐシステムはギミー・シェルターにも同等のリスクを負わせるけれど、ホストであるというアドバンテージは揺るぎ無い。 当人にとっては面と向かって話すよりも饒舌になれるネットワークの世界だけれど、例えば魔女でもないただの戦士に音声でも映像でも直接情報を送り込んだりしたら、幻惑されてまともに戦闘などできなくなるだろう。 ) [Mon 15 Aug 2011 23:16:57]
ギミー@強化合宿 > ( 宿舎として使わせてもらっている集会所?の隅っこで、きっちり魔法陣まで敷いて文字通り 『陣取っている』 ギミー・シェルターことグロース・クレードル12歳は、どんよりどよどよ影を背負いながら呟いた。 合宿も終盤に入ってようやく当たるスポットライト。 今まで何をしていたかと言うと… もちろん皆と一緒に訓練していたのだけれど、その中味はさほど変わっていない。 虫の多い田舎暮らしにようやく慣れて来たというところ。 とりあえず蚊帳の外に出てもそわそわしなくなったが、それは成果と言えるのかどうか。 …ただ、ランダム編制の模擬戦などを繰り返しているうちに、自分の傭兵としての使い勝手の悪さは再認識させられた。 ) [Mon 15 Aug 2011 23:05:14]
お知らせ > ギミー@強化合宿さんが入室されました。 『 …なんざんになるわ。 』 [Mon 15 Aug 2011 22:54:31]
お知らせ > ルキアさんが帰りました。 『 降りしきる雨。まだ合宿は終わらない 』 [Mon 15 Aug 2011 03:20:30]
お知らせ > ヴィヴィアンさんが帰りました。 『 「私ならできる」と、その自信を瞳と両足に篭め―― 』 [Mon 15 Aug 2011 03:19:08]
お知らせ > ラティーシャさんが退室されました。 『3!!!(黄金の短銃から、閃光が奔った)』 [Mon 15 Aug 2011 03:15:48]
ラティーシャ > ( 一手足りないような違和感が付き纏う。 ルキアのナビが足りないからか、本来護衛の位置に居て欲しいブリッツが引き離されて居るからか、私がもっとアクティブな―――若しくは裏を描くような意外な策を練るべきだったか(特に私は無難な方に行きがちだから、私発の奇策は想定されて居ないと思う)。 考える暇は無い。 反省は後だ。 既にカウントは止められないし、危いタイミングだけど、既に移動を開始しているヴィヴィアンの最速ではあるが直線的な移動の先を狙って命中させられる可能性は低くも無い。 外れたとして、位置を特定されて急いで移動する必要はあるけど即座に負けるわけでもなし――― 近距離でも一番取り回しの良い短銃の弾丸は10発あるのだ。 )  [Mon 15 Aug 2011 03:15:45]
ルキア > ( 恐らく今居る面子の中で、総合的に一番安定して高いスペックを誇っているのはヴィヴィアンだろう。オレと同じく自分の実力と魔術に自信を持ち、そしてアイツは自分の力量を正しく把握している。 ) チッ―――― ( しくじった。魔術の妨害を成功させただけで、ラティーシャとの連携がドンピシャリでは無いか――――その辺りは確実にオレのミス。まったく、他人のことばっかりバカだバカだと言ってられない。 )( 妨害は成功し、ヴィヴィを遅らせることは出来た。だがしかし最善手でも無し――――さて、どうなることか。 ) [Mon 15 Aug 2011 03:06:19]
ヴィヴィアン > ―― んッ !?( 魔方陣から魔力が伝達する感覚に違和感を感じ取る。 妨害が入ッた―― ? となると、ルキアか。 現実を歪めるだけの魔力の伝達が遅延し、重力を緩和しきれない。 跳躍は想定よりも不完全なものになり、人間が跳べる範囲に留まる。 ) っとッ―― ッ! ( 舌打ちしながら地面に手を突いてやや乱れた着地、次に同時に最も手近な遮蔽物へと向かって全力で飛び込まんとする。 あの状況でピンポイントで魔術をかけられる程度には位置を知られた以上、1箇所に留まるのは危険―― 遅れて、魔力が既定まで充足するのを確認す。 【魔女の歩法、遅延によりこのターンより有効】 ) ( こちらが最も恐れている状況は「此方がスナイパーの存在と位置を認識しない状態で狙撃される」事である。 何せ、感覚強化系の術を持たない此方にはスナイパーを発見する手段が乏しい。 しかし、相手側のフォーメーション圏内が判明した今、派手なアクションを起こし「発見させ、撃たせる」事で、その弾道から相手の位置を特定する事ができる。 それが狙いだ。 ルキアの起こした魔術の遅延に、ラティーシャが即時に合わせ、的確に撃ってくるのならばそれで終わりだが―― ラティーシャの銃撃は「狙い」「撃つ」という2ステップが必要であり、狙う時間が長いほど命中率が上がる。 それを自分の能力でねじ伏せるのが勝機。 しかし、魔力の遅延は想定外。 先ほどのブラフも合わせ、どう転がるか―― ) [Mon 15 Aug 2011 02:51:28]
ラティーシャ > ( ナンチャッテーって聞こえた気がするけど今はちょっと放っとこう。 きっと後でヴィヴィアンとルキアに怒られると思うし放っとこう。 ※同時進行のフリースペース6参照のこと。 ) ――光った? 何処!? ( 闇の中、ぼんやりと一瞬、紫色の彩光が視界の隅に入った。 物音がして居た地点とずれている! 急いで銃口の方向を修正して、きゅっと身を締めて頭を低く銃を構え、ターゲットを探す。あの光り方は多分ヴィヴィアンだ。 ヴィヴィアンの銃を向けるっていう違和感を押し留めながら―――闇の中に微かな人影が動くのを見つけた。 既になんらかのアクションを開始している相手に狙いを定めている時間は少ない。 1、2、と数える間に最低限の狙いを定め、3のタイミングで撃つくらいがかけられる時間の限度だ。 ) ――――1、2… ( 大きく息を吸い込んで腋と肘にぐっと力を込めた。 ) [Mon 15 Aug 2011 02:35:12]
ルキア > ( 発動する魔術は他者の魔術の妨害。発動に必要なT数が通常から1Tだけ増やさせる、或いはそれを無視した場合には、完全な思い通りにはいかない程度に魔術は暴発をしてしまうだろう。 ) [Mon 15 Aug 2011 02:24:53]
ルキア > (………あのバカ。絶対、バカだ。 ( なんか聞こえてきた気がするけど、あまり深く考えないでおいた方がよかろう。ブリッツとクロゼットならば相性差で有利。よほどの事が無ければ撃退は可能であると思うが――――最大の問題はこちらだ。さて、引っ掛かっているのはどちらの方か。結果はすぐにわかる事になるかな。 ) ―――――――な!? ( 見つけた瞬間にカメラ目線バッチリ。偶然か、それとも気づかれてた?――――だがオレは、ルキア・フィンケルだ。そう簡単に成すがままにさせてなるものか!それがこと、対魔術の戦闘であるのならばな!! )  残念ながら、そうはいかないな  ( 位置を確認出来た。魔術を使うのを、ここから視認した―――ならば、出来るさ。 ) 『魔力の乱れ/Force Spike』 [Mon 15 Aug 2011 02:21:52]
ヴィヴィアン > ( ブリッツのものらしき声が少し距離を置いて聞こえる )―― あの莫迦・・・ ( 性格とは言え、エキサイトしすぎだ。 あんな大声上げたら場所を知らせているような物じゃないか―― 交戦確認。 相手は恐らく囮役として強行偵察に臨んだクロゼットだろう。 こういう犠牲を産む作戦はラングフォードP.W.M.Cでは好まれないが、極めて防御力が高く、頭さえ無事なら交換の効くクロゼットならではの作戦だ。 交戦を確認したという事は、想定される狙撃フォーメーションの圏内という事だ。 ) さぁて―― そっちは精々派手にやって頂戴ね。 ( さて、圏内と判れば、息を潜めるだけでなく埒を開けるべきだ。 囮に目を引いている間に能力の関係からセットになっている可能性が高いスナイパーとレーダーを仕留めるのが自分の役目―― ここは、そう、「撃たせる」か。 つう、と自分の周囲をなぞるように指を滑らせれば、軌跡に薄ぼんやりとした薄紫の魔方陣が描かれ。 ) Welcome to my fantasy zone―― Get ready ( そこに足を踏み入れ、魔方陣から足へ、足から脚へ、脚から体幹へと魔力を捻り上げるような所作とともに魔女の歩法、アクティブ。【重力を緩和して素早さm跳躍し、着地する程度の能力】発現。 ) 変わるわよ ( 見栄を切るポーズとともに、カッ!と目力込めて、魔術によって現実を捻じ曲げる。 偶然にも、ルキアの視点にカメラ目線バッチリに! そしてまずは「自分を発見させるため」跳ぶッ! ) [Mon 15 Aug 2011 02:08:00]
ラティーシャ > ( 静かに眼を開き、ピントを合わせながら再び狙撃ポイントの倒木に肘を乗せる姿勢で短銃を構える。 闇と雨と草木に遮られた視界はそれでも、さっきよりはるかに鮮明に細部を見通せる(視覚のみ感覚7+3=10相当)。 此方に変化が内限りは不必要にルキアに話しかけず、視認による策敵に集中―――指示が双方向になってはいけない。 ブリッツが別の場所で交戦して居るのなら、ルキアが指示を出し、私が交戦するのだ。 ヴィヴィアンや他のメンバーは恐らく近い。 クロゼット単独で出て来る意味なんて無いだろう。 ) ( ラティーシャの眼は自然と物音がした方向を中心に視ている。 余程の奇策か、既に此方に気付いているのでない限り大雑把にはあの辺りに誰かいる可能性が高い。 ) [Mon 15 Aug 2011 02:03:50]
ルキア > ( 考えろ。諜報戦においての現段階での最大のメリットは、お互いがお互いの情報を知っているという事である。さきほどブリッツから連絡があり、あいつは今はクロゼットと交戦中。……クロゼット単体と交戦中。つまりあいつは別行動をしているという事か。まあアレでは闇夜にまぎれるといった類が出来ないだけに仕方あるまい。 ) ( この状態で一番警戒しなければいけない相手は?それは勿論ヴィヴィアンだ。アレの性格を考えろ。人となりを知っているのが最大の利点―――― ) ………まさか、ブラフ? ( 物音がした方向に今は注意を割いている。しかしヴィヴィアンがそういった迂闊な真似をするか。勿論ミスで音を出してしまうことは有り得る。失敗の無い人間は存在しない。だがしかし―――― ) ( 物音がした方向とは別の方面へと魔術視の視点を移した。見つけられるか――――! ) [Mon 15 Aug 2011 01:52:40]
ヴィヴィアン > ( 投げた枝が木にぶつかり、ドッ、と鈍い音を響かせる―― 息を潜め、木の影に潜みながら、しばし周囲の反応を伺う。 囮に掛かれば、何かしらのアクションがある、それを見逃さないように。 ) ( そして、お互いを認識しない両陣営の二人と一人が息を殺す中、雨音だけが流れゆく。 探知をしている可能性も含めての行動だ。 あちらのチームには感覚系の術者が多い―― それを利用しての確殺を狙うだろう。 が、それはその術の欠点もつき易いという事でもある。 急激な感覚の変化は認識に負担を齎す。 遠くを見れば近くが見えなくなるし、近くを見れば遠くが見えないという具合だ。 さておき、近づいてくるような反応は無い事を確認し、物音を立てた方とは逆方向を進み、身を低く、乱立する木の影を縫うように侵攻する。 音の聞こえる範囲を想定し、移動距離は15mといった位か。 ) [Mon 15 Aug 2011 01:29:05]
ラティーシャ > これで効果時間内に見つけられなかったら、回復を待って逃げ隠れに専念すればいいんだよね。 ( この人数、この組み合わせ、このルール、という条件内でなら。 これがメア島の時のように騎士団との共同戦線だったり、場所や時間などの条件が違えば同じようにはいかなかったけれど。 ルキアが術式を開始するのなら、私も「鷹の眼.1」「黄金銃.1」の準備をしよう。 残りは盾や飛行の保険に取っておく。 バルバトス黄金銃(短銃型)の最長射程は現在45m。 この暗闇、地形、遮蔽物、雨の中でそれ以上の射程距離は要らないだろう。 ) ――――クロゼットなら見つけ易いと思う。 ( ヴィヴィアンが居る可能性の方が怖い、と本来続くが、わざわざ言う必要はないと判断して黙る。 鷹の眼の効果が始まり、急激に視界がクリアーになる副作用に暫し目を慣らしながら短銃を確かめる。 )  [Mon 15 Aug 2011 00:40:46]
ルキア > ( 遠くからなら無双。近寄られたら涙目の組み合わせではある。尤も後方支援と狙撃手の二人ならそうなるのは当然の帰結でもある。 ) ( 普段なら積極的にああだこうだと提案を口にするルキア・フィンケルではあるが、今回の訓練に関しては口を出すのは少々控えめにしてある。オレの致命的な体力不足の件もそうだが、他人に選択を委ねがちなラティなど他の皆にも何かしらの問題点はある。ならばその課題を浮き彫りにして克服をする為に働くのが今回の合宿の指針として正しかろう。 ) そうするべきだろうな。オレ達では何かあってから、では大変拙い組み合わせだ。 ( 合格、それが正解と内心で呟く様は何様か。懐に持っていたアクアマリンの宝石を取り出せば、短い詠唱を唱えて『精神の眼』を発動。幼子の眼前に画面が浮かび上がった。 ) ( 今はこの魔法石を持った自分を中心に、半径数十mを俯瞰視点で見渡すことができる。監視カメラの映像を切り替えるように、その虚空に浮かび上がった画像に指を置いて画面を幾度と無く切り替えて―――― ) ―――――― ( 雨音にまぎれたか。それとも獣の音か。あるいは他の何かか。それとも――――魔術による警戒といっても、ラティのように特別な視界を得れるわけではない。雨と夜と森と。念のためにその音がした方へとズームアップをしてみるが、魔術を駆使してもなお、それを見つけ辛いという事実は変わらないだろう。 ) [Mon 15 Aug 2011 00:26:26]
ヴィヴィアン > ( ぴったりと体にフィットしたスニーキングスーツとタクティカルベストには、動きを妨げない程度にギリースーツ風に枝や葉でカモフラージュされ、この雨では化粧も無意味と白浮きする顔は迷彩ドーランで発色を抑え、凹凸が消されている。 美しくない事この上ないが、任務に最適化するためには致し方ない。 まずは勝たねば美しくないのだ。 ) ( さて―― 普段味方であり、後方支援を受け持つラティーシャが最大の障害になるこの組分けは、新鮮かつ居心地の悪いものである。 彼女の有利は長距離による狙撃。 魔力視の能力もあるが、長期戦が想定されるこの状況では常時展開しているとは考え難い。 見晴らしの利く場所での定点狙撃を選ぶだろう―― 開けた場所は危険になる為、自然遮蔽物の多い山道や藪の中を突っ切っていくのが比較的安全となる。 ラティーシャの射線が通り難い場所をカバーする人員にも気を配らねばならないが、視界が通る範囲でしか配置できない。 お互いがカバーしあうようにある程度フォーメーションを組んでいると考えた方がいいだろう。 つまり、一人見つければ周辺にも敵が居る、って事だ。 それを打破する為には、あえて発見される必要があるだろう。 囮が有効、という事だ。 ) さて――・・・ っしょ、っと ( この状況に対する対策として、物音を立てて反応を見る、という事を行いながら進んでいる。 幸い、石や枝には事欠かない訳で―― 再び、手近にある手ごろな枝を手に取り、適当に投げ、息を潜めて―― ) [Mon 15 Aug 2011 00:13:15]
ラティーシャ > ( 私とルキアが同チームというこの編成の長所は、索敵能力に優れる事に尽きる。 ただし、限られたコスト内でやりくりするという面に於いては敵チームも同じ条件であり―――こうして、今直ぐに敵に遭遇する保証がない現状では温存するのがベターだろうか? それとも、膠着を嫌ってルキアに広範囲の索敵を頼むべきか。 他の目印が乏しい現状、このまま下れば村に続いているこの川が見える範囲に敵チームが潜んでいる可能性は高いとは思われるが――――。 ) ルキア、索敵お願いしていいかな。 敵側にヴィヴィアンが居るって考えると、奇襲が怖いかも。 こっちから先に敵を見つけないと、私とルキアじゃ接近された時勝ち目、薄いもの。 ( こういう風に提案を出すのは苦手だ。 本来私は引っ込み思案で無難な選択肢を好み、人に指示したりというのはヴィヴィアンや社長みたいな人の仕事だって思っている所がある。 でも今回その頼りのヴィヴィアンが敵側に回っているのだ。 個人的にちょっとショックである。 模擬戦が終わったらべたべたしに行こう。 ) [Mon 15 Aug 2011 00:05:12]
ルキア > ( 間に合わなかったか、と内心で肩を竦めていた。物体に記された記憶を読み取ることにより、その持ち主の動きの記録を転送する魔術。それができれば時間稼ぎの自衛程度なら出来るようになったのだが。『ぐるぐる』は効果は非常に強いが、その代わりに持続時間の短さと魔力の消費の大きさを犠牲にしている。その為の使い勝手の良い魔術の類なのだが、しかし習得することが間に合わなかった魔術の話をしても仕方が無い。人はいつだって、配られたカードでどう勝負するしか無いのだから。 ) まあな。だがお前にばかり負担を掛けるわけにはいくまい。お前ばかしは全く代わりの効かない貴重な戦力だ。なんだったら見張りはルキアが変わっても構わないぞ。魔力を使うが、この雨の中の目視のみよりもよほど確実になる。 ( 諜報活動・後方支援ならオレとギミー。他の同僚を守るのに長けているのはクロゼットとヴェロニカなどとあるが、“狙撃主”というポジションはラングフォードの中で珍しいもの。 ) ( だからこそ悩む。オレ自身の魔力は少なく、さほど余裕があるわけではない。いざという時のために魔力を温存しておくか、それともむしろ『精神の眼』を利用してより確実に周囲の警戒をしておくか――――そのどちらにすべきか、と悩んでいる状態だ。体力的な問題もあるからな。 ) [Sun 14 Aug 2011 23:51:51]
ヴィヴィアン > ( 魔女ヴィヴィアンこと、ガブリエッラ・ビアンキを単体のユニットとして見た場合の強みに、魔力を使い切った状態でも戦える事が上げられる。 魔術を用いない状態でも、単独行動による隠密潜入に対する優れた適性と、敵を撃破する事のできる格闘技術、それらを可能とする総合的に高い運動能力と判断力を持つ。 逆に欠点を上げるとするならば、有効射程の短さや守りに入った場合の手数の少なさ、部隊を支援するための技術を持たない事が上げられる。 つまり、攻める人材という事だ。 無論、このサバイバル訓練でも攻めに回っている。 )――・・・  ( 雨音が支配するフィールド、些細な匂いや物音は雨音のノイズにかき消され、降りしきる温い雨はじりじりと精神力を削っていく―― その上、対抗チームにラティーシャが要る事も、精神をすり減らす原因になっている。 接近戦ならどうにかする自信があるけれど、目視不可能な距離からの狙撃には対処不可能だ。 極力、遮蔽物を利用しながら隠密行動をしていくしかない。 コロリ、と口に含んだドロップを転がし周囲を警戒して、身を屈め小走りに苔生した木の影へ滑り込む。 ) [Sun 14 Aug 2011 23:42:08]
お知らせ > ヴィヴィアンさんが来ました。 『 魔女ヴィヴィアンの強み 』 [Sun 14 Aug 2011 23:40:58]
ラティーシャ > ( 眠くなっても自由意思で眠ることが出来ず、空腹を満たしている最中に敵に襲われる可能性が無いとは言い切れないというのはかなり精神的に堪えるものだ。 私、ラティーシャ・リンドは何処かまだ精神的に甘い所があるという自覚がある。 自分にも他人にも出来れば、リラックスして楽をさせたいと考えてしまいがちで―――正直、ストレスというのには弱いと思う。 ルキアが私達と同じペースで同じ距離を行軍するにはかなり無理をしなければならないというのも、気になっている。 他の隊員ならまだしも、ルキアは休ませるべきだ、と判断するのが良い事か悪い事か。 ) 不味いと思ったら早めに言ってね。 そのほうがきっと、後々困らないから。 [Sun 14 Aug 2011 23:36:27]
ルキア > ( なんにせよ、ある意味ではラングフォードらしい偏った能力を持つ幼子はこういった場面においては単独で役に立つことは稀である。サポートとしては優秀な面があるからこそ、誰かの傍で何かをしているのが現在の基本方針だ。うっかり一人でいるときに夜襲なんてくらって戦線離脱なんてのは泣くに泣けない。 ) そうだな、休めるときはそれはもう遠慮せずに休ませてもらうとも。ま、だがまださほど疲れてはいないさ。 ( 貧弱さをカバーする程度の精神力はある。他人に弱みをみせることを嫌うからこそ、こんな時にまで堂々と虚勢を張る。 ) [Sun 14 Aug 2011 23:27:37]
ラティーシャ > ( ラティーシャ・リンドは幸いにしてか、若しくはそういう素養があったからこそか、狙撃手に必要な集中力と、単調な時間や作業を延々コツコツと繰り返す事を苦にしない性格を備えている。 見張りをしろと言われたらその仕事の重要性を真摯に受け止め、真面目に真面目に見張るテンションを維持し続けるような。 集中している間は、雨に濡れる衣服の不快感も気にはならなかった。 ) ――――あ、休める間は休んでた方が良いよ? 暗い内にまた移動して、出来ればそのまま先制仕掛けたいし。 ( つまり、ノー。 今の所、それらしき姿は見当たらない。 視線はルキアを一瞬確かめるも、直ぐに全体を見渡すように元の方向に戻された。 ) [Sun 14 Aug 2011 23:14:29]
ルキア > ( あえて際立った欠点を一つあげるのだとしたら、それは体力やらなんやらの肉体労働の分野以外に有り得ないであろう。正直この手の類の訓練は本気でしんどい。 ) ………どうだラティ。なにか見えるか? ( 知力やら精神力やらには自信があっても、体力面に関しては年相応より更に下回っている貧弱幼女。流石にこの場において白フードの拘りを貫く余裕は無い。ラングフォードの制服を着た疲れ気味の様子の幼子は、眼下を見下ろす同僚に問い掛けた。 ) [Sun 14 Aug 2011 23:06:12]
ラティーシャ > ( 水を吸った不快な木の幹に匍匐姿勢で肘(と胸)を置いて眼下を見下ろす。 川の側を斜め下に見下ろす、見晴らしの良い場所だ。 灯りは無い。 「鷹の眼」は使用しない。 必ず使用時間内に敵を発見できるとは限らないし、魔力コストは慎重に扱いたい。 ) ( この辺りは私の故郷の村の周辺だが、正直言ってこんなに森の中に深く踏み入れた事はほぼ無い。 そもそも危険を冒してまで普段そんな事をする理由がないし、あるとしてもそれは男の人の仕事だ。 おおよそどういう気候条件と動植物の分布があって、川沿いくらいはどうなっているのかを理解している程度のイニシアチブだ。 ) ( 今の所、敵の気配は感じられない。 ) [Sun 14 Aug 2011 22:58:46]
お知らせ > ルキアさんが入室されました。 『( もしオレに大きな欠点があるとしたら――― )』 [Sun 14 Aug 2011 22:58:14]
ラティーシャ > ( ラングフォードP.W.M.C強化合宿は後半に差し掛かり、かねてからの予定通り山中のサバイバル訓練兼、突発遭遇を想定した模擬戦のスケジュールに突入している。 2チームに分けて別方向から森に入り、フラッグを取り合う短期戦。 敵部隊の殲滅を目的とした掃討戦。 フォーメーションを無視して完全にランダムに組み合わせを決めての模擬戦。 テーマを変えて繰り返し模擬戦は行われる。 期間中は緊急時以外村に戻る事は禁止され、食料は限られたレーションと現地調達。 睡眠、休息も森の中で敵に警戒しながら場所を探して取ることになる。 体力、知力、精神力、全ての要素を試される総合訓練だ。 ) [Sun 14 Aug 2011 22:49:54]
ラティーシャ > ( 場所は故郷傍の山林の中、地図上で言えば村に向けて流れる清流を西に見て村から北に5km程登った地点。 水源確保は必要だが、川沿いは視界が開けている上に目印として分かり易く、迂闊に近付き過ぎると敵兵に先に見つかる恐れがある。 幸いというべきか雨天は今日も続いていて、土色に迷彩された雨避け程度の天布の下、雨水をためながら暫し腰を降ろして休む事が出来ている。 今日も襲撃は無く、此方側からも敵を発見できていない。 ) [Sun 14 Aug 2011 22:37:02]
お知らせ > ラティーシャさんが来ました。 『 8/14 PM22:30 雨天 』 [Sun 14 Aug 2011 22:29:55]
お知らせ > ブリッツさんが帰りました。 『 そうしてオレは、どうにかその罠を形にしたのだった。 』 [Fri 12 Aug 2011 01:58:12]
ブリッツ > ( こういうのはククルゥが得意なんだろうな。あいつにやり方の一つでも聞いておくべきだったか…まあ、今更言っても仕方が無い。やっていくうちにコツを掴めるさ。 ) [Fri 12 Aug 2011 01:57:33]
ブリッツ > ( この雨では、単独でこれ以上先に進むのは危険だ。ここで一つ、ワイヤートラップを仕掛けておこう。といってもそんなに大したものじゃない。足元の高さに蔓を張って、鈴をつけておくだけだ。あと、高い位置にも張っておくと飛行で敵がやってきた場合有効かもしれない。勿論首に引っかかったりすると危ないので、ちょっと勢いよく突っ込むだけで簡単に切れてしまうような細い蔓を使うのがいいか。まあ、森の中ではそんなにスピードを出して飛べないとは思うのだが…。とりあえず、今日はこの場所の地面に設置しよう。 ) っても、こういうの初めてだからな…。上手くできるかな? ( 木の幹に撒きついていた蔓を掴み、ぐいっと力任せに引っ張る。するとぶちぶちっという音がして、中途半端な長さで切れてしまった。 ) ぐぬう。 ( 思わず唸る。暗いからやりにくい。 ) [Fri 12 Aug 2011 01:53:35]
ブリッツ > ( オレはなるべく、こうして敵の頭上にいるようにする。突然敵と遭遇しても相手はすぐには上に登ってこれないし、戦闘でも有利だ。もっとも相手も同じ事を考えてやってくるかもしれないが、それでも下にいるよりかはいい。 ) ( ラングフォードは二つの部隊に別けられ、お互い敵同士となる。それぞれ別の方角から森に入り、進軍。相手がどこにいるのか、いつ遭遇するのかもわからない。突発的に戦闘が始まるかもしれない。食料などの物資も制限され、降参の合図を出すまで助けも入らない。まさしくサバイバルなのだ。 オレは木の幹を伝って地面に降り、雨の当たらない木の窪みに入り、荷物からがさごそと地図を取り出す。小さく指先を擦り合わせると、ばちばちという微かな音と共に電撃が走り、明かりとなる。わざわざ火を起こさなくても良いのは便利だが、夜にやると目立つので隠れて行う必要がある。 ) え…っと。ここがオレ達のキャンプの場所だろ。ここまで歩いてきたんだから、その間に敵は居なかったってことだよな。 キャンプの北側はちょっとした崖があって天然の防衛ラインになるけど、飛ばれたら簡単に踏破できちゃうからな…。 ( うっかり踏み込んで足を滑らせて落ちないよう、皆には知らせておこう。 ) [Fri 12 Aug 2011 01:39:15]
ブリッツ > ( 雨は視界を奪い、聴覚を奪い、体力を奪う。そして兵隊の活動力を著しく低下させ、森の中では足元がぬかるんで危ない。待ちに待ったサバイバル訓練の開始は、まさかの雨天からの決行となる。自分の場合、雨天に調子が良くなるのが幸いか。 ) ( ブリッツは自陣のキャンプからそう遠くない場所にて、哨戒任務についていた。雨で滑りやすくなっていることに注意しながら、魔女の歩方インスパイアで木の上に昇り、少しでも視界を確保しようとする。しかし、あまり上に昇りすぎてはならない。森の上から飛行して哨戒された場合、見つかりやすくなってしまうからだ。キャンプではうっかり火を起こすこともできない。自陣の位置を把握されると厄介なのだ。相手に位置を特定されないよう、キャンプは移動するべきだ。 ) くそっ、全然見えない。 ( この暗さでは仕方が無いが。 ) [Fri 12 Aug 2011 01:28:18]
お知らせ > ブリッツさんが入室されました。 『 サバイバル。 』 [Fri 12 Aug 2011 01:18:58]
お知らせ > クロゼットさんが退室されました。 『合宿は、まだもうちょっとだけ続く。』 [Mon 8 Aug 2011 03:14:38]
クロゼット > ご指摘、ありがとうございます。 実は、既に具体案を幾つか纏めてあったと白状します。(妙に義理堅いクロゼットは自分に投資してもらうのをなんだか気恥ずかしく感じてしまうのだ! 火力の拡大は先程の空中戦等理論の実現にも繋がる。 豆鉄砲の高威力化あたりから、逐次申し立てていくとしようか。)互いの課題を見つけていくのも、集団行動の醍醐味だと認識しています――お待たせしました。(家事手伝い機能を存分に発揮したハーブティで論議を締めくくろう。 残念ながら効能は得られないが、液体なら自分も飲む事もできるのだ。)光栄です。 (なんていう顔は何時ものバイザー&無表情だが――最初より気持ち柔らかいというか嬉しげな空気を感じられるだろうか。) [Mon 8 Aug 2011 03:13:35]
お知らせ > ククルゥさんが帰りました。 『器用なものだ』 [Mon 8 Aug 2011 03:11:00]
ククルゥ > む むぅ   同じ か ( 視覚的にはまったく別の物に見えてしまうのだ。 それに匂いだ。自分が異質な場所にいる。そんな気持ちを起こさせる。 だが、それと取り払ったらどうなんだ? 考えたこともなかった。街と森、山は別の物。そう思っていた。 そう、戦いの場が平坦な場所だけではないように、その逆もあるのだ。 戦いの場が木々に囲まれているとは限らない。 メア島がそうだったではないか。 ) 課題は 多そうだ ( 子供のことだけを言ってはいられない。 組んでいた腕を戻して、一息付きながら考える。 これから何をするか。 飛行戦闘以外にも課題は山積みだ。 ) この飲み物には 感心する ( ハーブティーなるものは、故郷にはなかった。 こっちに来て初めて知ったものだが、よいものだ。 植物をよく取り入れている。 )( しかし、このお茶を入れたのがクロゼットだと考えると ) [Mon 8 Aug 2011 03:10:50]
お知らせ > ヴィヴィアンさんが帰りました。 [Mon 8 Aug 2011 03:05:45]
ヴィヴィアン > ククルゥ個人については、自分の戦術の幅や応用を意識するといいと思うわ。慣れない環境に戸惑いが見えるけど、捕らえ方次第で山野も都市も閉所戦闘も同じになるわ。慣れ親しんだ特定の状況でしか実力を発揮できないって思わないで、状況に対して自分を最適化するよう務めると幅が広がると思うわ。( 山野に拘る傾向があり、今回の合宿は張り切っているようだが、山野でしか実力を発揮できないのでは困る。自分の流儀で構わないからそれ以外の戦い方も身に着けろ、と。 ) クロゼットは状況に合わせ、必要な装備やバージョンアップの陳情をするように。 特に、攻撃手段の拡充が必要だと思うわ。( と、器用にポットに湯を注ぐ様子を眺めながら言う。 割れ物を扱える器用なゴーレムなのだ。 頑丈な体に頼りきりじゃなく、武器を使いこなせ、と。 ) 個別に言う事はそれ位かしらね―― 今後もアイデアを思いついたら誰でもいいから相談して、意見の共有を計っていきましょ?( 大勢が一つの目的に向かって進んでいく一体感は悪くない、湯で戻されたハーブが放つ清々しい匂いを感じながら、これにて一段落、とばかりに要点の筆記を終えたバインダーを閉じて ) [Mon 8 Aug 2011 03:00:12]
クロゼット > 可能な事があれば御手伝い致します、と宣伝します。(あの二人、ちょっとだけ心配なのである。 山に放り込まれて小動物とかに負けたりしないかしら。 というわけでこっちもフォローはするよ!言っておいた。) 攻撃手段の確保も急務です。 飛行組で検討会が効果的と提案します。(残念ながら飛べない子は後回しになってしまうか――系統が違う魔女術は、構成がし辛いのだ。 どうしてもというならそれこそOJTにお任せ、飛べる子とペアで砲手として振舞うなんてのが必要か。) 早速、一筋縄では行かない組み合わせを模索してみます。 サバイバル訓練は、総纏めとしての機能を期待します。(どちらも連帯感や責任感が必要な訓練である。 互いの人格的な発展もなされるだろう、とちょっと嬉しげだ。 四本指は器用にポットに湯を注ぎ、香りが飛ばぬように素早く蓋をする。 論議の1段落にあわせて、すっきり味のお茶が入る予定だよ!) より有意義な合宿になると確信します。(痛くない子は身勝手なもの。 ハードル上げても怖くない。) [Mon 8 Aug 2011 02:46:23]
ククルゥ > 二人纏めて か  いいだろう ( 救いと言えば、あの二人は術に関しては十分に出来上がっていることだ。 魔女としての術に関しては、自分より上だろう。 後は足りない体力を補うだけ、簡単な話だ。 それに場合によっては二人同じ場所に放り込んでもいい。そっちの方が要らぬ不安を出させないだろう。 )( ただ、あの二人の体力強化だけでは駄目だ。自分自身も飛行戦闘の向上といった課題が出来た。 付きっ切りでやるわけでもないから、合間を縫ってやるでも問題ないか。 何か木の棒でもあれば出来ることだ。 ) 賛成だ  この山と森の中は もってこいだ ( サバイバル訓練。 戦いの場が視界の開けた場所だけとは限らない。それに足場。これも重要だ。 足場のしっかりしていない場所は山や森の中には多くある。そこでの動き方も、大切ではないかと思う。 )( それとチームワーク。これは大切だ。これの重要さを知ったのは実戦ではない。 まだ入ったばかりの頃の模擬戦闘だ。 あの時は急遽組んだメンバーでやってボロボロで負けたのだ。この訓練で同じような結果を残すわけには行かない。 ) この地での鍛錬 まだまだ 厳しくなりそうだな ( 腕を組んだまま。 今決まったことをこれから実行していくのを想像すると、そんな感想が零れてきた。 ) [Mon 8 Aug 2011 02:36:18]
ヴィヴィアン > ギミー単独では行動を起こし難いと思うけど、ギミーは年上ぶってルキアに良い所見せたがるから、そういう部分を利用するのは悪くないと思うわ。ギミーが動けばルキアも動かざるを得ないようだし―― 良いわ。 二人の事はククルゥに任せる。 二人のスキル自体は現状でも使い物になるから、体力面を補強してやって頂戴。 投げっぱなしのスパルタも良いけれど、フォローは忘れないでね。( あの二人の関係で言えば、こんな所か。 二人とも単独ではああだこうだと言い訳がましく、腰が重いが、セットにすれば動く要因はある。 他に適任者は―― ラティーシャやヴェロニカは向いているかもしれないが、関りで言えばククルゥの方が望ましいか、と。 ) 仮想敵は魔女、飛行形モンスター、竜騎士って所でしょうね。 OK、少人数班でのOJT(On-the-Job Training)も積極的に行ってもらって構わないわ。 恐らく、サバイバル訓練もそういう形式になると思うし――( 現状で言えば、半ば師弟関係のような自分とブリッツが行っているような訓練をもっと隊全体で行うべき、という案であろう。 誰とでもチームワークを持てる事が望ましい。 ) [Mon 8 Aug 2011 02:15:16]
クロゼット > 具体性には少々欠けますが―― 一例などを。 (きゅきゅ、と首が振り向いて、視線の先には先程のデータ集。 ヴィヴィアンは飛行移動に価値を見出したが、此方は飛行以外にも魔術による長距離意思伝達、特殊な工作など、”一般人には出来ない事”を傭兵が唐突に行うという、多用性の有利に注目している。 ただ、其れが枷にもなる と思うのだ。 一人が出来る事を、他の人間は、できない。だから―― ) 能力・技能の分布を考えず、不作為に選出した2〜3人のチームで提示された課題をこなす という形式を提案します。 P.W.M.Cは技術の特化が顕著です。 相互理解と応用力が重要と判断しました。(飛べる物と飛べないもの、前線特化とサポート、とかそういう混成で現場に出る事も、メア島とかでは多かったし。) [Mon 8 Aug 2011 02:04:29]
クロゼット > では、はーぶてぃ業務を再開します。 不可思議な点があれば後に回答します。(一挙手一動作に驚くのだから、珍しがられてるのだろうか?なんて想像もするさ。 質問コーナーは番組の後でと、此方も視線を戻した。 お茶は順調に遅れる。) 空中行動は可能です が―― (飛行の可否を問われれば可能と応えられよう。 ただ、定期的な編隊飛行訓練こそ行われていたが、空中戦等となるとまた別の問題が立ち塞がる。カップを用意しながら、沈思黙考を表すかのようにバイザーの光量が落ちる。 そう空中戦となるとー――)飛行訓練の際、意識するように設定します。 仮想敵の立案が課題です。(このあたりで魔女の空軍力に敵うとすれば同じ魔女、クロゼットのようなモンスター、そして――ドラゴン。最上級は竜騎士ってところだろう。 実際に事を構えるとしたら未知の文明と技術になるのかもしれないが、セルフトレーニングの量を増やして現場は当たって砕けろになっちゃうかもだ。) [Mon 8 Aug 2011 01:57:59]
ククルゥ >        なんでもない   ( 少しの間、睨めっこが続いてから、一言だけ言って、視線をクロゼットから離す。 あれは何を象り何を祭るものなのだろう。 今度調べてみよう。 )( クロゼットの問いかけに、問題ない。とだけ答えよう。振り向かれたときに、少し目を丸くしてまた驚いているだろうけれど。 ) 簡単には 出さないがな。 ルキアはまだ分からんが ギミー あれは少し度胸をつけさせた方が いいかもしれんと思って な ( それでも、乱暴といわれれば乱暴だ。 だが、効果的だとは思っている。 危険を感じるのは自分の中の壁を突破するのには最適なものなのだ。 まぁ、継続的にやらなければならないというのには納得するが。 ) 飛べるが 闘争か ( 飛べる。移動は出来るが、それで戦えるかと聞かれれば考え込んでしまう。 腕を組んで実際に飛んでいるときの自分を思い返してみても、戦うビジョンは浮かんでこない。 ) わかった 考えておこう。 [Mon 8 Aug 2011 01:48:19]
ヴィヴィアン > 私は、飛行訓練の強化が必要だと考えてるわ。 騎士や傭兵と比較して、私達の利点は航空戦力足りえる可能性を持っている事よ。 二人とも飛行は可能ね?( と、バインダーの中のデータを確認しながら述べ ) ただ飛べるだけでもメリットはあるけれど、空中戦闘を可能にするぐらいのレベルが欲しいわ。 留意しておいて。 [Mon 8 Aug 2011 01:34:54]
ヴィヴィアン > ( 子供達の体力、と言うククルゥの言葉に僅か表情を曇らせる。 子供というのがルキア・ギミー両名の事であるのは疑いようも無い。両者は遠見や遠隔対話能力を用いてのオペレーションを担当して居るため、体力的に劣るのは致し方ないが―― 両者ともに同年代の平均以下、ルキアに至っては虚弱と言っても過言ではないレベルである。 それを除いても、魔女ヴィヴィアンは二人を魔女傭兵として認めていない。 それは能力よりも意識面での話であり、メア島戦力との戦争を経ても今だに「ラングフォードP.W.M.Cの魔女傭兵」ではなく「シンディ・ラングフォードの保護下にある子供」でしかない、と考えている。 そんな何時でも言い訳をして逃げ出せるような意識の人間を信頼する事はできない、というのが原因だ。 ) 確かにね。 でも、その方法は少し乱暴じゃないかしら? インパクトのある成功体験には繋がるかもしれないけれど、もっと継続的な基礎体力向上のアイデアが必要だわ。( もし実行したとしても、遠見などの能力を駆使して下山して終了、もう懲り懲り、って流れになるだろう、とククルゥへ。 ) ええ、基礎体力の向上については、時間の掛かる事だから今後も継続していかないとね―― ふむ・・・ 確かに、個々人の訓練だけでなく連携の強化は必要よね。 具体案があるのなら、言って見て。( クロゼットの少人数による班行動形式の訓練、というキーワードに、興味を示し、考えがあるなら述べよ、と。 ) [Mon 8 Aug 2011 01:30:22]
クロゼット > ・・・・? 御用向きがあれば。(つかわれるもの であるクロゼットは、自分に向けられる視線に敏感だ。強く意識を向けられると、つい指示を求めて其方をみてしまう事がある。 驚く顔と、「如何いたしましたか?」的な無表情が暫しにらめっこになるか。) 了解しました。ククルゥさまも、同じもので構いませんか? と一応確認します。 (きぅ、と音を立てて振り返り――回答を待つより先に準備に向かうか。 途中、その足が一度停止した。 考えるような硬直。)クロゼットは訓練全般とスケジュールを観察しています。 一部隊員の基礎体力についてはやや不足ながら、個人単位における効果は出ていると判断します。(ある意味では疲れを知らぬクロゼットなので、基礎体力に関してはきびしめ評価。 現状を暫く続けていれば、自分も含め全員それなりに鍛えられる筈 と。) ・・・少々不安ですが、名案です。 ・・・・連携意識の強化のため、少人数による班行動形式の訓練を提唱します。(ククルゥ式追い込み方に同意するが―― 一つ付け足した。 集団行動力の強化はこの合宿の最初期の動機でもあり、自らの希望でもある。) [Mon 8 Aug 2011 01:15:46]
ククルゥ > ( 魔女よりも呪術師として扱われてきた期間が長かった身としては、飛ぶことの優位についてあまり考えたことがなかった。 故郷では飛んだことの方が少ない。 人間は翼がない。それは神が人は飛ぶべきものではないと考え、飛ぶ力を分け与えなかったからだと考えている。 故郷の呪術師、街でいう魔女は、ほんの一時だけその力を借りて行使している。そう考えている。 ) 多少の無茶をする為に 来ているが あまり無茶はするな ( 矛盾しているようで、自分で言っていても少しおかしいとは思っている。 だが、今のラングフォードの若い面々では、大事な先頭に立つものだ。 戦いにおいても、それ以外においても。 それだけ、価値があるということだ。 )( 聞こえてきた特徴的な声に視線を動かせば、ラングフォード・トーテム『クロゼット』がいる。 その姿を見つけて、表情が少し驚いたように動く。 今でも、結構慣れないものだ。トーテムのようなものが動いているというものは。 ) 子供たちの体力だ 細すぎる  ククルゥの村の子供は もう少し肉が付いていた ( 訓練以前に思っていたことだ。 魔女だからと言って片付けるものも居るかもしれないが、子供とはもっと力強く育つべきだと考えている。 ラングフォードの子供。特にルキアとギミーは細すぎるのだ。 )( だから―― ) 体力のないものは 追い込んでやる必要が あるかもしれない ( 嫌でもしぶとくなる状況を作る。 筋力トレーニングや体力づくりじゃない。 もっとなりふり構わなくさせる方法だ。 例えば ) 山に放つ ( 頭に浮かんだシンプルな答えだった。 ) [Mon 8 Aug 2011 01:03:58]
ヴィヴィアン > ( 兵士である以上、基礎体力の向上やサバイバル訓練なども欠かせないが、どう足掻いたところで既存の兵力に対して量・質ともに勝てる訳がないので、部隊の特徴として打ち出したい所であるし、飛行訓練の割合を増やす必要があるだろう。 対地攻撃は勿論、航空戦力同士の戦闘も想定しておかねばならない。 ただ飛べるだけでは意味がないのだ。 )ン? ああ―― まあ、色々とね。 ありがとう、もう大丈夫よ。心配かけたわね。 じゃあ、ハーブティーをお願いするわ。( 差す影に視線を上げれば、隊の中でもっとも恵まれた体格を誇るヴェイティアンと、備品であるゴーレムの姿。 お茶酌みすると言われれば、オーダーはハーブティー。魔女ヴィヴィアンは夜にカフェインを摂らないのである。 ) 二人は、訓練について考えてる事はある?ああ、訓練に限らなくても良いわ。この合宿について考えてる事でも、この際だから言いたいことでも。( と、データの記載のある紙束を収めたバインダーを置いて、問う ) [Mon 8 Aug 2011 00:50:41]
クロゼット > (別所での仕事から帰った所なのか、一言断わった上で入り口からの登場だ。 汗も虫刺されも日焼けもないクロゼットは、夏場の外仕事でもさしたる精神的ダメージを受けないという強みがある。動くだけ疲労はするがそれも魔力回復で補える数値概念。 相変わらず平坦な声からは、連日の訓練による疲れは感じられない。) ・・・ 特徴の照合中と判断します。  集団訓練の準備でしょうか。(最重量+硬質の足の裏のせいで、歩む足音もちょっと独特だ。 バイザーに隠れた視線はまずヴィヴィアンと机に―― ) ・・・・必要があれば水分等、準備しますが。(ついでククルゥの言葉に。 軽く咳などしていたのを覚えてる。)  [Mon 8 Aug 2011 00:45:00]
ククルゥ > 考えているのだな ( バンガローの中、のっそりと大きな図体が見えるだろう。 どうにも、普段羽織っているものはヴィヴィアンは好きではないようだから、ラングフォードの制服姿だ。 )( 各々、この合宿に来て考えているようだが、その量はヴィヴィアンが頭一つ抜けている気がする。 部隊単位での運用だとかそういうことだけじゃない。 ヴィヴィアンは面倒見がいいんだろう。 よくブリッツを教育しているようだし。 ) 身体は 大丈夫なのか? 無理は しないほうがいい ( この合宿に来てヴィヴィアンの体調が崩れているという話を聞いた気がした。 表情は変えず、いつも通りの調子で訊ねよう。 )( 自分自身はここに来てから、周辺の山と森の地形把握をしていたくらいだが。 ) [Mon 8 Aug 2011 00:35:43]
お知らせ > クロゼットさんが来ました。 『失礼します と 特徴的な声音。』 [Mon 8 Aug 2011 00:32:09]
お知らせ > ククルゥさんが入室されました。 『随分と』 [Mon 8 Aug 2011 00:27:27]
ヴィヴィアン > ( 騎士達も数は少ないが竜騎士などの可能性を見出しており、数さえ揃えば航空戦力が戦争の形を変えるのは目に見えている。 が、今だ人類は軍と呼べるほどの規模の航空戦力を組織しておらず、ラングフォードP.W.M.Cが名を売るにはもってこいの材料である。 いくら魔術を駆使する魔女傭兵と言えど、正面からぶつかり合えば質、量ともに既存の兵隊に劣るのは目に見えているのだから、他には無い特徴を伸ばすべきだと考える。 ) とは言え――・・・ 訓練不足は否めない、か。( 合宿先であるラティーシャの故郷にある町役場付属のバンガローの中、バニーガールズ小隊隊員個々人のデータの書き込まれた紙束を前に、ううん、と唸る。 マトモに飛行できるのが片手で足り、戦闘機動を行えるものがそのなかでも半分以下という状態である。 これでは航空戦力と言えたものではない。 ) [Mon 8 Aug 2011 00:21:57]
ヴィヴィアン > ( さておき、魔女傭兵の有効な運用を考えた時、戦闘のプロである騎士や傭兵という職種にない特徴として飛行能力を持つ事が上げられる。 最もスタンダードで安定した飛行技能を持つラティーシャ主導で飛行訓練が行われているようにラングフォードP.W.M.Cも飛行能力の有効性は重視しているポイントである。 何故ならば、軍隊が空を飛べるメリットは、戦争の形を決定的に変える。 飛行する兵隊は地理的な制約を受けずに、どんな大部隊を何重に展開して守りを固めても頭上を通過し、守るべき重要地点に攻撃を加える事を可能にする。 それは大部隊同士でぶつかり合っての消耗戦を古い戦争として一新し、戦争の効率化を促し、戦争の短縮を促す。 何せ、空から降ってくる一発の爆弾が戦争を左右してしまうのだから。 ) [Mon 8 Aug 2011 00:03:08]
ヴィヴィアン > ( ラングフォードP.W.M.Cによる強化合宿。この合宿は個々人の能力を強化・補完するものだけに留まらず、部隊として有効的な運用を促進するものでもある。 若手を中心とした「うさぎさん小隊」こと、バニーガールズ小隊長である魔女ヴィヴィアンにとっても、戦闘員として個人の能力を伸ばすだけに留まらず、小隊指揮官として小隊の有効的な運用を立案し、実行するための能力開発の責務も存在するのである。 元々隊長職などガラではないのだが、他に適任者が居らず、憚らずに前に出る性格故に任命されるに至る。 2番手か3番手で好き勝手してるのが性にあってるのだが、任命されてしまったものは仕方ない。 ) [Sun 7 Aug 2011 23:15:28]
お知らせ > ヴィヴィアンさんが入室されました。 『 魔女傭兵の有効性 』 [Sun 7 Aug 2011 23:02:36]
お知らせ > ヴェロニカさんが退室されました。 『( とりあえず、人数分は作っておこう。 )』 [Wed 3 Aug 2011 23:37:24]
ヴェロニカ > ( 作っているものは2種類。 単純に食料としてのものと、喉の渇き止め――水分補給用のものだ。 小麦粉と豆をすりつぶした粉をベースに、この近辺で取れる野草やら魚醤やら蜂蜜やらで味付けをして、団子状に固めて日干しにする。 味は、まあ、雑だ。 保存食にそんな期待しないで欲しいが、とにかく「少量だけどお腹は膨れるよ」と、母さんは良く言っていたけれど。 )……ううん、大きさどのくらいでしたっけ。( にっちゃにっちゃと混ぜたものを、ころころと手のひらの上で転がしていく。あんまり大きくても持ち運びに困るし、とりあえず手のひら大で良いかなぁ、なんて考えながら。 割とアバウトなのは、うろ覚えの知識もあるけれど、当人が大雑把なのも大きかったりする。 ) [Wed 3 Aug 2011 22:53:09]
ヴェロニカ > ( 何をしているのかといえば、保存食作りだ。 じきにサバイバル訓練が始まるということもあって、とりあえずメンバー分、みんなに試食してもらえるようにと早速用意をはじめた次第。 もともと、フォーグラー家は代々魔鎧の召喚を伝えてきた家柄で、必然的にこういった事にたいしての備えやなんかも口頭で受け継がれているのだけど――――ううむ。 )……うろ覚えなんですよねえ、どうにも。( 手間暇をかけて何か作る、というのが子供の頃は苦手だった。今はまあ、不器用なりに、下手の横好きというか、簡単な料理を大量に山盛り作るということに関しては好きでやるようになったけれど。この訓練が終わったら、一度実家に戻って聞いてみるのも良いかもしれない。幸いにして、自分の家はヴェイトス市にある。そう難しい事じゃないだろう。 ……ともあれ。) [Wed 3 Aug 2011 22:44:50]
ヴェロニカ > ( ――――ラングフォード魔女傭兵団が間借りしてる宿舎、というかバンガローのキッチンにて。 夕食の時間は終わったというのにもかかわらず、ヴェロニカ・フォーグラーがエプロンをつけて調理器具を手に格闘していた。 まあ、それ自体は珍しいことではないのだけれど、夜食を作っているわけじゃないというのが、彼女に関して言えば滅多に無い事ではある。 )……ううーん。 こんなもんですかねぇ。 母さんの話、もうちょっとしっかり聞いておけば良かったんですが。 ( ボウルにいれた粉状の物を、何やら手でこねくり回している次第。 周囲には先日採らせてもらったのと同じ木苺やら、ハッカやら、小麦粉やら、はちみつやら、魚醤やら、この村で使われている食品が色々と置かれていた。 ) [Wed 3 Aug 2011 22:34:01]
お知らせ > ヴェロニカさんが入室されました。 『 にっちゃ にっちゃ 』 [Wed 3 Aug 2011 22:25:54]
お知らせ > ラティーシャさんが帰りました。 『―――さて、そろそろサバイバル訓練が始まる 』 [Wed 3 Aug 2011 01:52:11]
ラティーシャ > ( 今現在の飛行能力を纏めると―――ヴィヴィアン【高速飛行可、速度の加減に難あり】 ヴェロニカ【条件付き飛行可】 ブリッツ【連続跳躍による擬似的空中移動】 ククルゥ【飛行可能】 ルキア【手段無し】 ギミー【姿勢、速度に難あり】 クロゼット【ユニットによる飛行機能】 といったところ。 新人のセシルについてはまだ詳しい話は聞いていない。 あら、案外結構皆飛べる? っていう印象は―――メア島で実戦を経験した後辺りから皆、それなりに思う所が合って飛行魔法の重要性に気付いたりしてるからか。 まぁ、ブリッツとルキアに関しては一からになっちゃうけど、個人的にはギミーの独特の飛行スタイルを矯正できないかなーと思う。 だってあれ、すごい、不便そうなんだもの。 確か箒に跨る事自体を嫌がってるって話だったけど。 ) ――――吊る? ( ハーネスかなんかで。 両手も開くし、姿勢も安定するかも? ビジュアル的なヘンさ具合はどっこいだけど。 ) [Wed 3 Aug 2011 01:46:57]
ラティーシャ > ( アドバイスといっても、あまり具体的な説明をするわけじゃない。 なにせ皆既に自分の魔法を持っていて、スタイルは各々全く違った所を根幹としているのだ。 だからあんまり具体的に私の方法論を其処に捻じ込むと、全体で一つのシステム化が為されている「その人の魔法」の大系を崩しかねない。 私にできるアドバイスっていうのは、客観的に見てどうかとか、バランスとか加減とか大雑把な考え方とか、あとは、空を飛ぶ事自体のコツだったりとかその辺だけだ。 ) [Wed 3 Aug 2011 01:19:31]
ラティーシャ > ( ラティーシャを先頭に、何らかの飛行能力のある隊員は高度、速度、隊列を維持しながら編隊飛行を繰り返し、飛行と同時に「鷹の目」の魔法で夜間でも視界を確保しているラティーシャの指示に従って時には高度を上げ、時には森すれすれの低空まで降下し、上手く行かないときはアドバイスを受ける、という形を取っている。 飛行に関して全くスキルの無い隊員は先ずその基礎を先に座学で学び、飛行魔法の概念を理屈で理解した上で実践練習。 先ずは浮いてみる所から、飛行できる隊員に牽引されて実際の高度や速度を体験してみたり、まぁ、とりあえずは各々のレベルに合わせてチームを分けている。 ラティーシャやある程度の技術のある隊員がそうでない隊員の様子を見て回りつつ。 ) [Wed 3 Aug 2011 01:05:32]
ラティーシャ > ( 夜間飛行演舞、最も基本的なスタイルに近い安定した飛行能力を持つラティーシャ・リンド。 魔女傭兵団が魔女だけで構成された「魔女」傭兵団である明確なメリットの一つとしてあげられるのがこの、飛行能力である。 上空からの偵察、上空からの攻撃、上空からの補給、上空からの救難活動、上空からの戦線離脱、単純に空を飛べる部隊があると言うだけで戦場に新たな多くの選択肢が生まれる事になる。 この、ラングフォード私設魔女傭兵団、通称ラングフォードP.W.M.Cの事業が更に大きくなって飛行戦闘がメジャーになればそんな話も全くの夢物語じゃあなくなるのだろう。 ) [Wed 3 Aug 2011 00:55:20]
お知らせ > ラティーシャさんが入室されました。 『 安定飛行訓練 』 [Wed 3 Aug 2011 00:36:49]
お知らせ > クロゼットさんが退室されました。 『使い方次第で、何とかならないか? なんて。』 [Tue 2 Aug 2011 02:41:42]
クロゼット > (そうした認識に基き、クロゼットは自分も観察する。 現在の常套手段、飛行機能を生かした上空からの強襲や、逆に上空に連れ去って落すといった手口は殺傷効率には優れているが、所詮は奇策。 リスクが大きく本来頻繁には行えない。 メア島では即席で白刃を使用したが、そうした装備の支給、あるいは活用できる技術があれば―― ) ・・・・武器活用 と再度発声します。(まるで確認するように、だ。 何を忘れていたのか、搭載魔法の中には立派な”武器”があるのだった。 今までもっぱら護身用だったけど――) [Tue 2 Aug 2011 02:40:29]
クロゼット > (「汎用的で頑丈、基本は壁役だが、状況に応じてどの役割でもこになせる」 というのがクロゼットの売りであるが、「どの役割でもこなせる」には大分ムラがある。 たとえば小隊行動を 攻撃/防衛/補助 と大雑把に分けるなら、防衛と搭載魔法による独特のサポートが出来る補助はまぁまぁとして――残り一つ、相手の枚数を減らす仕事が実の所不得手だ。 戦場で最も求められる事なんだが。) クロゼット・ブリッツ・ヴェロニカ。(例えば丁度先程名前を挙げた二人組と組み、先程の小隊行動分類をあてはめると、必然的に主砲ということになるだろう。 その際、出来ないでは済まされない。) [Tue 2 Aug 2011 02:28:56]
クロゼット > (思考領域内でシミュレーションを繰り広げているのもブリッツたちとほぼ同様。 不思議な落書きはメモみたいなもんだ。 ただ、現在のクロゼットの思考は、どちらかと言えば小集団――2人から3人のペア〜小隊単位行動を想定している様子。 自分が現場で使用されるタイミングは、そうした状態が多いからだ。 人生自分ありきだ。) ・・・・。(クロゼットのボディーは無機物であるが、意思を持つが故に”雰囲気”のようなものを発する時がある。 各種組み合わせを模索するにあたり、今のクロゼットが醸している空気は不足 あるいは 不安 だ。) [Tue 2 Aug 2011 01:59:28]
クロゼット > (此処に所属してから相応の時間が過ぎ、隊員個人個人の能力・魔術の類は概ね把握している。 なので今回の合宿で新たに得るべきは、連携しての本格的な軍事行動の効率 ということになるだろう。 昨日などはブリッツやヴェロニカが位置取りや集団内での役割などを話していたのを小耳に挟んでるし、そのあたりは共通認識であると見て間違いない と思ってる。)・・・・。(時折身体を動かしたと思えば、つま先で地面に何か模様を書いて、其れを眺めてはまた動かなくなる。) [Tue 2 Aug 2011 01:55:50]
クロゼット > (勿論、観察し情報収集するだけに留まらず、断片的なそれらを統合・整理して、有益な何かを導き出す作業も欠かさない。 平たく言えば色々考える。 休憩中とか自由時間とかで、何もせずぼーっとしてる時間をみつけたら、大抵は体の機能を落として思考活動に特化している状態だ。名を呼ぶなりすれば覚醒するが、そっと落書きするならチャンスである。 いまもほら。合宿所近くの木の幹にそっと寄りかかって。) [Tue 2 Aug 2011 01:47:00]
クロゼット > (訓練の補助をしつつ堂々と見学している時もあるし、他の雑務をする過程で有益な情報を得る時もある。 それは入力を待つだけの機械ではなく、いっぱしの”生物”である事の証明だ。魔術によって作られた仮初の命ではあるが、確かに意思をもち、自我を持つ。自ら情報を欲する。)(故にクロゼットは監察する。 ・・・そういう趣味なわけではない。其々の能力や特徴を把握する事で、有事の際に十全のサポートを行う為 というまっとうな理由があるのだ。) [Tue 2 Aug 2011 01:40:09]
お知らせ > クロゼットさんが入室されました。 『クロゼットは観察する。』 [Tue 2 Aug 2011 01:38:18]
お知らせ > ヴェロニカさんが帰りました。 『 洗いっこでもしましょうか。 』 [Sun 31 Jul 2011 00:03:25]
お知らせ > ブリッツさんが退室されました。 『 そんなこんなで、二人で風呂に入りに行った。 』 [Sun 31 Jul 2011 00:02:26]
ブリッツ > ( 魔女。魔女なのだ。みんな自分の魂は先約済みで、その代償として力を得ている。オレは、自分の中に流れる雷神様の血の力で戦うけれど、死ねば雷神様の元に召される。そして天を這う雷になるのだ。――それだって、見方を帰れば雷神様に自分の魂を差し出すことが既に決まっているのと変わりは無い。 どこまで汚れるか、だ。どこまで汚いことに手を染めるか。ヴェロニカには一つの解決策があり、しかしそれに手を伸ばすのは正しくない事だ。けれど、戦いはそんな選択肢以外の道を断ち、みんなどんどんのめり込んでいく。新たな契約、新たな代償、新たな犠牲。 …そうならない為の、日々の訓練なのかもしれない。 ) そういえばそうだね。中々時間あわないっていうか―― あっ!だってヴェロニカ、食べるの遅いからだよ!だからオレの方が早くお風呂に入っちゃうんだよ! ( 食べるペースは遅くないのだが、量が多いから。 ) [Sun 31 Jul 2011 00:01:50]
ヴェロニカ > (…………魔女傭兵というのは、なかなかどうして。 そんなことを思いながらも、顔には笑顔。 少なくともそれは今は、考えなくても良い事だ。 いずれ直面するかもしれない問題ではあっても。 自分から進んで暗い気持ちになる必要性は何処にも無いのだし。)――――となると、ひとまずはお互いに、身体を鍛えましょう……ということですね。(と、笑った。 ひとまずはこれで結論だ。 そのための合宿なのだし、期間中は精一杯トレーニングするとしよう。 ……と、お風呂か。 そういえば、確かに。 汗もかいたし、休む前に身体をきれいにしたい。)……そうですね。 それじゃあ、行きましょうか。 ――――そういえば、ブリッツとはあまり一緒にお風呂入ったことありませんよね? [Sat 30 Jul 2011 23:54:44]
ブリッツ > 一番だけど―― ( マナはクリーンすぎるんじゃないかな、と思った。悪魔の契約の代償としては。 そして、そう。相手が動物ならそういうのも許されるのだろう。でも、オレ達は冒険者じゃない。傭兵だ。敵の中には人間とかが含まれるんじゃないかな。…ここからはヴェロニカが決めることだ。それを後押しすることも出来ないし、そんなことするなと言う権利もない。 ) うん、目立つのなら一番だ。帯電しながら動き回ったら、敵の目も引くだろうね。 ( コスト的にはちょっと負担だが。 ) 問題はそこからさ。敵の攻撃を掻い潜らなくちゃならない。そいつをクリアできないうちは、逆にみんなの足を引っ張ることになりそうだな。 ( そこからは身体能力がものを言う。防ぐことが出来ないのなら、避け続けるしかない。 ) ま、これも試してみるよ。実験あるのみさ! ( どっこらせ、と立ち上がった。 ) お風呂これからでしょ?オレもまだだし、一緒に行こうよ。 ( お風呂と言っても公衆浴場みたいに大きなお風呂じゃなくて、お手製の大きな樽に立って入る風呂だ。一人が身体を洗ってる間、もう一人が入る感じの。 ) [Sat 30 Jul 2011 23:42:53]
ヴェロニカ > 大源(マナ)を取り込んで小源(オド)に変換できれば、一番なんですけどね。(東洋の――なんといったか、ミリオンマンだか――術者は、霞を食べるそうだけれど。 なかなかどうにも難しい。 とはいえ――――……ブリッツの言葉はなんとなく察して、苦笑めいた顔ながらも、頷いた。)――――相手が動物なら、それもアリ、ですね。(否定はしない。 少なくとも、自分の扱っている魔鎧は、そういった性質のものなのだ。 だから、否定はしない。 肯定も……支度はないけれど。)なるほど。 ……そうですね。ヴィヴィに色々負担がかかるのは良くないですし。 ……私も少し考えてはいたのですが――――(ううん、と細い指をあご先にあててうつむき、仰向き、少し唸り、ややあってからどうにか言葉をひねり出す)――――…………敵を撹乱して、惹きつけるなら、目立つ、のが一番――ですよね?(たぶん、だけど。 うん、たぶんきっと。)……ブリッツの魔術は派手なのですから、触れなくても、こう、バチバチッとやりながら動ければ、それだけで十分な気はします。(あくまでも敵陣に飛び込んで走りまわる事ができるなら、という前提の上でだけれど) [Sat 30 Jul 2011 23:24:14]
ブリッツ > 野草とか、保存食とか、そういうのも良いけど、それってさァ―― ( ひら、と手を振る。説明したいが、良い言葉が浮んでこない。 ) 口から食べる――食べ物じゃなきゃいけないっていう縛りはあるのかな?口から食べなきゃいけないっていう。 代償としてエネルギーが必要なら、この世には幾らでもあるよ。オレの電撃だって、喰おうと思えば喰える。でも、それは味方のだから食べるわけにはいかないけど、敵――…。 ( そこまで口にして、オレは言葉を中断させる。敵の命を吸う。喰らう。或いは魂を。 …そういうのは、どうなんだろう。いいのかな。でも、傭兵は敵を殺すんだ。 ) ――なんでもない。 ( 笑って誤魔化した。勿論、保存食を食べるのは歓迎だ。味も重要だし。 ) 触れなきゃ攻撃にならないんだ。そいつは虚像相手に痛感した。しかもそれは決定打になりにくい。 ( それに、ヴィヴィアンはかく乱には行けないと考えている。可能だが、それをしてしまっては積極的なアタッカーが不在になる。 ) オレらしさはまた二の次でいいよ。目立たなくともオレに出来る、必要とされることをやっときたいのさ。 [Sat 30 Jul 2011 23:13:43]
ヴェロニカ > そうなんですよね。――――だからまあ、今度のサバイバル訓練なんかで、ククルゥやラティから食べれる野草とか聞きたいと思っていますし……。(野草。あくまでも野草だ。「自然にあるので食べれるもの」という括りだと、きっとククルゥは虫を薦めてくるだろうから。 ……いやまあ、虫を食べてでも生きなきゃならない時はあるだろうし、決して無駄じゃあないのだろうけれど!)……あとは、保存食をちょっとつくってみようかと。携帯できるような。 これなら、皆にも還元できますしね。 できたら試しに食べてもらえますか?(と、小首をかしげてブリッツの方を見つつ問うてみる。 食料問題は、自分だけの事ではないし。)…………なるほど、戦闘時の役割ですか。 ううーん……。(あまり自分は、こう、考えるのが得意ではないから、その考えの良い悪いというのは評価できないのだけれど。そこまでだと、まだ、ヴィヴィと同じ役割のような気はしなくもない。)……もう少し、ブリッツらしさが欲しいですよね。 あのビリビリとか。 触るだけで攻撃になるのって、ちょっと怖いですし。 [Sat 30 Jul 2011 22:58:42]
ブリッツ > まあそりゃあそうだけどさ。減らすことが出来ない以上は、増やす以外に無いんじゃないかな。 ( 彼女の食事量は彼女の契約に基くものだ。つまり、食事量を減らすのは難しい。となれば、喰う手段を増やす方が良い。或いは喰う手段そのものを変えるか。 ) 危機感が無いぜ、先輩!悩んで答えが出ないなら、色々試してみたらどうだろうか! ( その先に見えてくる新しい発見もあるだろう。折角の合宿なのだ、試行錯誤するにはもってこいじゃないか。 ) うん。自分のアタッカーとしての役割を考えてたんだよ。正確にはアタッカー+αの役割だな。 ヴィヴィアンにさ、最終的に自分がどういう方向に持って行きたいのか考えておけって言われたんだよ。それで…。 ( 切り株の上を指差す。 ) 身軽さを利用して、敵をかく乱したらどうかって思ったんだ。 [Sat 30 Jul 2011 22:53:05]
ヴェロニカ > んー……。現在進行形、というところですねー。 どうしたって、体動かしたり、魔術を使うと、お腹へっちゃうので。(あはは、と笑いながらも、何処か困った風に頬をかいた。 合宿に来てからまだ数日。 体質や契約に直結するため、そう簡単に解決できるような問題でも無いのが困りどころだ。)だからまあ、とりあえず魔女術を温存しつつ、何とかできるように特訓中というところでして。 ……それにあんまり悩みすぎても、答えなんかでませんしね。(とまあ、こんな具合におおらかというか、細かい事は気にしない性質なので、ブリッツの口調なんか何処に怒る要素があるのかという風。)ブリッツの方はどうですか? 何か難しそうな顔をしていましたけれど。 [Sat 30 Jul 2011 22:43:24]
ブリッツ > ふご。 ( なんて思ってると視界がタオルで覆われた。この匂いはヴェロニカだ。 ) ほっとけ!オレはヴィヴィアンから出された宿題を考えなくちゃいけないんだっ。あとうちの一族はハゲてる人少ないから大丈夫だよ! ( よいしょと状態を起こす。 ) ヴェロニカの方こそ、ご飯調達の宿題は片付いたのか? ( ヴィヴィアンやラティーシャに対して同様、センパイに対する口の聞き方ってのがなっちゃあいないが、まあ誰も気にしてないから良いだろう。 ) [Sat 30 Jul 2011 22:39:01]
ヴェロニカ > (と、寝転がったブリッツの顔めがけて、ぽーいと。 近くの小川で濡らした冷たい奴だ。 運動着――といっても、暑くて上を脱いでしまったせいで、上半身はタンクトップだけだが――に巨大な斧を杖にして、首からタオルを下げて休憩といった様子。)――――あんまり難しそうな顔をしてるとハゲちゃいますよー?(なんて言いながら、ブリッツの隣に腰を降ろさせてもらおう。斧の長柄を抱えるようにして、ぽすん、と。 魔力――というか自分の場合は「供物」――の消耗を抑えるべく、篭手をつけずに散々っぱら斧を振り回していたせいで、汗の――ハーブめいた香りが漂っている。) [Sat 30 Jul 2011 22:33:40]
お知らせ > ヴェロニカさんが来ました。 『 うりゃー。 (と濡れタオルぽーい) 』 [Sat 30 Jul 2011 22:29:10]
ブリッツ > ( オレは再び元の位置―― ラングフォードの皆を仲間とした場所に戻ってくる。集団戦になったら、敵にも必ず前衛と後衛が居る。魔法とか使わなくても、弓兵とか。前衛の頭を飛び越えて後衛に近づいちゃうような奴が居たら、きっと皆、混乱するんじゃなかろうか。掻き乱すんだ、それぞれの役割を。魔女の歩方、速さ、軽業で。でも、敵の真っ只中に入り込んだオレは、自分自身の身をどうやって守ればいいんだろう。 …倒すとか、戦うとか―― そういうんじゃなくて―― もっとこう―― 障害物だ――。敵を壁だって思えば良い。ほら、ヴィヴィアンが鍛錬所で見せてくれたあのアスレチックコースみたいなもんだと思うんだ。それに今マスターしようとしている魔法が出来るようになれば、敵の攻撃だって掻い潜れる。攻撃したっていい。敵からそれぞれ本来の役割を奪うんだ。もちろん、アタッカーとしても機能する。その辺は敵を見て切り替えれば良い。 ) ………。 ( オレはそこまで考えて、ごろんと寝転がった。 ) …そんなにうまく行くわけ無いし。 ( 言うは易く行うは難し、だ。 ) [Sat 30 Jul 2011 22:28:10]
ブリッツ > ( こうしてみると、中々強固な布陣だな。真っ向からぶつかってもヴィヴィアンにぶちっと潰されそうだし、ヴェロニカとクロゼットの壁は易々とは抜けられない。でも、さっさと抜けないとラティーシャが後ろから狙撃し放題だ。しかも側にはククルゥが待ってる。攻めても駄目、グズグズしてたらジリ貧。まあフルメンバーで遭遇するのは中々無いんだろうけど、割と優秀なんじゃないか?でもオレ抜きなのにそう感じちゃうのが面白くない。 ) むう……。 ( …後衛だな。後衛をかく乱できれば、多分前衛は二つにわかれる。敵を攻撃するのと、後衛に張り付いた敵を排除する二つだ。しかもラティーシャはオレに意識が向く。眼前に迫る敵のほうに注視すると思う。 でも、そういう状態にもってくのが大変なわけで…ヴェロニカとクロゼットの壁をそんな簡単に越えられ…越え…。 ) 越える? ( 倒すんじゃあなく。 ) [Sat 30 Jul 2011 22:15:52]
ブリッツ > ( まず、オレはアタッカーとしての役割がある。ラティーシャにアドバイスを貰って、少し離れた場所からでも攻撃できるような手段を考えてるけど、メインは至近距離での殴りあいになると思う。でも逆に敵の攻撃を防ぐ手段が乏しいから、良いのを喰らっちゃったらそれでアウト。…今のままでも役には立ってる。状況を見て殴りにいくか、前衛が崩れないように守りに入るか。そういう意味じゃ、クロゼットの役割が一番近いのかも。でも…それだといまいちぱっとしない。頑丈な分、クロゼットの方が強いし、守りの面じゃヴェロニカも居るから。その反面で積極的に殴りにいけるのがヴィヴィアン一人なんじゃないか?後方からの援護射撃もあるけど、攻撃力の面で不足してるんじゃないか? ) ………。 ( オレは切り株の反対側に座りなおし、敵から見た場合を考える。こういう布陣の敵がやってきたら、オレならまずどうする。 ) [Sat 30 Jul 2011 22:03:23]
ブリッツ > ( 前衛としてのヴィヴィアンは機動力と共に攻撃力に優れる。メア島で見せたあの巨大な拳の一撃は、凄まじい威力を誇った。ヴェロニカの役割ははっきりしている。部隊の盾だ。パワーは凄いが、自分から積極的に敵に殴りかかりに行くことはあまりないと思う、消極的前衛だ。クロゼットの利点はその頑丈さ+怪我を気にしなくて良いっていう部分だ。範囲は狭くても盾として機能するし、また逆に殴りにいってもいい。スイッチタイプと予防。 彼らを壁として、後方よりラティーシャが狙撃し火力を発揮する。壁を突破できなければ敵はこの狙撃に晒され続けることになる。ククルゥの魔法は少し特殊である。近距離〜中距離の攻撃法を持ち、本人の身体能力も高いので、前衛が欠ければ前衛に、後衛に敵が迫れば後衛にと、彼女もまたスイッチとして機能するか。 間違いはあるかもしれないが、全体のイメージとしてはこんなところ…。 ) …で、だ。 ( オレはここで、どういう働きをすりゃあいい? ヴィヴィアンに出された宿題、最終的にどういう形を完成とするかの答え。オレはそれを、部隊内での役割として設定した。それはおぼろげながらあるのだけど。 ) [Sat 30 Jul 2011 21:53:56]
ブリッツ > ( 傍らに置いたランタンの灯りに照らされ、揺らめく火にあわせ小石の影が躍る。ふらふらとその灯りに釣られてやってきた蟲が、ブリッツの身体に触れた瞬間―― ばちん!と音を立て、感電して地面に落ちた。 ) ( この尖った石はヴィヴィアン。この少し大きいのがヴェロニカ。細長いのがクロゼット。少し後方に二つのコブみたいなのがついた石がラティーシャだ…これは偶然そうなっただけで、悪意があるわけでは決して。木の欠片がククルゥ。これがラングフォードの前線のフルメンバーだ。戦況によってはこれが更に分割される。ルキアとギミーは後方支援の為、ここには含まないが。 さて。 ) [Sat 30 Jul 2011 21:38:12]
お知らせ > ブリッツさんが来ました。 『 地面に座り、切り株の上に小石を並べ。 』 [Sat 30 Jul 2011 21:31:16]
お知らせ > クロゼットさんが退室されました。 『(――あと一回だけ挑戦したら、むこうに。)→(どたーん)』 [Sat 30 Jul 2011 15:36:34]
クロゼット > (こうしたことも求められる性能向上の一環だとわかっていても、一緒に取り組める集団行動だの連携だのの訓練が待ち遠しい気持ちにもなる。 基礎をやってると焦り、実技をやってると慢心する。 人間式の教練が陥り易い暗黒面だけは、どうやら普遍的に魔法生物にも当て嵌まるようだ。) ・・・。(ふと聴覚に神経を集中すると、近くで基礎訓練してる皆の声がきこえたりもする。 かなり息上がってそうな様子から察するに、合流まで、もうちょっとか。) [Sat 30 Jul 2011 15:35:00]
クロゼット > (関節の連動は朝飯前だが、それらを制御できるかは別問題。無理な重心移動と首の回転ミスがたたって、蹴り技に失敗した素人のように、胴体を大回転させながら地面に倒れてしまった。 それでも勢いは止まらず、地面に打撃の痕を残しながら真横にごろごろと転がっていく無様と不毛の複合魔道機器。威力だけはいっちょまえなため大変危険。) ・・・・失敗です。(やっぱり無理いって掛かり稽古にも参加させてもらおうか。 なんて考えながら、近くの樹木にぶつかって停止する。 タオルでも巻いて全身ヌイグルミみたいにふんわり化すれば、無機物でも怪我なく訓練できるんじゃないかなぁ。) [Sat 30 Jul 2011 15:29:36]
クロゼット > (足や顔は正面向きに固定したまま、胴を一回転させて腕でしばく。 360度自在回転が可能なクロゼット関節の特徴を生かした攻撃動作というわけだ。 ただし未完成。石の腕は当たればげきしく痛いだろうが、テレフォンパンチである上に、コンビネーションや踏み込みの概念がないため回避が容易と指摘された事もある。) 一番逆転、二番三番四番五番回転――  1.(では同時回転数を増やしてみたらどうか、など試行錯誤して、武術の開祖が技を練るみたいに自分の動きを開発していく。 そうした中の幾つの動作が、実用に足るものか。)嗚呼先生が欲しい、と一人言を発言します。(途端、視界がぐるりと回転した。) [Sat 30 Jul 2011 15:22:46]
クロゼット > (鉱石と鉄の塊クロゼットは鋼の防御力を評価されるが、実の所近接攻撃で倒した相手の数はそう多くない。 そして倒された事は多い。 そうした過去のデータをいかした、これはクロゼットなりの格闘訓練である。 残念ながら訓練段階で非常に危険なため、人間を相手に練習する事はできないが。) ――― 関節一番二番回転。 1. 2. (手順を口頭で確認しながら、素振りを繰り返す。 体力訓練は無駄だが、”技”を覚えて行動の効率を上げる事は出来るのだ。 ちなみに一番関節とは首、二番関節は胴をあらわす。 人の形をしていないのだから、その”技”も異形のものとなる。) [Sat 30 Jul 2011 15:13:26]
クロゼット > (人類が長年培った経験に頼れない、というのは、至極効率の悪いことなのである。 他にも、ランニングや筋トレは無駄だ。これは一見有利に感じるが、その分できる訓練の幅が狭まるとしたら? さらにその間寂しいとしたら?) ふれきしぶるな生物素材の導入を検討します。(とはいうが、フレッシュゴーレムにしても無駄である。 結局人間種の途轍もなく早い成長に追いつくには、特徴の有利を前面に押し出し、それを活用する訓練でもって欠点を克服するしか手段は ない。)(だから近くの空き地で一人ぐるんぐるん回転しているのは、決してサボリではない。ないったらないぞ。) [Sat 30 Jul 2011 15:05:26]
クロゼット > (魔女技能者の集団であるP.W.M.Cだが、同時に傭兵として活動できるだけの戦闘技能への習熟も必要になる。つまり求められるスキルの幅は聖騎士・魔法騎士・龍騎士などの複合職に勝るとも劣らない。 分業による負担軽減も進んでいるが、それでも”最低限”は叩き込まれる。 魔力尽き果て武器もない、”いざって時”用の格闘術とかだ。下記のデメリットは、こういう詰め込み教育の効率において顕著に現れる――) (たとえば人間と関節構造が異なるクロゼットは、関節技が掛からないし掛けられない。 とか。よってそういう訓練の時間は、一人寂しく見学するか、一人寂しく別の命題を追及するしかないので ある。) [Sat 30 Jul 2011 15:00:46]
クロゼット > (それは大きなメリットで、例えば殴られたり蹴られたり程度では痣もできず、特殊な条件を除いては疲労もなければ病気もない。しかし、光あるところには常に影がある。 人ではない事に相応以上のデメリットがあるからこそ、中庸をもって特徴とする人間がこの島に多数種として君臨しているのだから。 それは軍事教練にでも参加してみれば――あるいは肉体酷使を好まぬのであれば、本を読んでみれば判る事だ。) ・・・。(人間種の常識から大分外れたP.W.M.Cの夏合宿においても、その例から漏れてはいない。) [Sat 30 Jul 2011 14:49:20]
お知らせ > クロゼットさんが入室されました。 『クロゼットは人間ではない。』 [Sat 30 Jul 2011 14:43:08]
お知らせ > ブリッツさんが帰りました。 『 翌日、電撃バチらせながら追いかけてたら、転んで自分が感電したとか。 』 [Fri 29 Jul 2011 01:12:08]
お知らせ > ルキアさんが帰りました。 『帰りたい……… ( これからの合宿の内容を思えば、やっぱりオレはやる気が出ん! )』 [Fri 29 Jul 2011 01:11:09]
ルキア > ( その反論の声の小ささに、悟ったように哀れみの眼差しを向けてやろう。何でそんな事に情熱を燃やしているかというと、もうただ素で性格が悪いからとしか言えない。だいぶ性格が丸くなってきたとはいえ、やっぱりルキア・フィンケルとはこういう人間なのである。 ) ハァ?何勝手に想像してるんだか。このルキアがそんなブリッツみたいなバッカみたいな真似するわけなかったし。ハイ論破論破。バッカみたい。子供じゃないかおまえー? ( 実際は思いっきり図星であったのを棚にあげまくり。そろそろバカって言ったほうがバカなんだよ、と言い出しそうになるあたり、悲しくなってくるぐらいに低レベルな争いだ。 ) ぐ…ぐぬぬ……! 襤褸雑巾のようにバテてしまって、オレの指導なんぞする暇無いほど疲れ果てろー。 ( 人を呪わば穴二つ。不吉な言葉が自分に降りかかる未来をふと思い至ってしまいながらも、そろそろこんな時間かとなれば戻って寝ることにしよう。やっぱりオレはギミーと同室なんだろう。あんまり夜更かししてるとあいつの視線がこわひ……!! ) [Fri 29 Jul 2011 01:09:42]
ブリッツ > い…!い、いー…い… ( 田舎だ。少なくともこのラティーシャの実家があるところぐらい。しかもここに比べて閉鎖的だし。 ) 田舎者じゃないよー ( なので反論の声は小さかった。まさかそんな事に大真面目に取り組まれているとは思ってもいない! ) うん。ベストよりもまずはベターだ、敵は待ってちゃくれないからな。 ( ルキアの意見は真っ当で、同意だ。無難に仕上げるのもまた必要なのである。その後、ベストに近づけていけばいい。 そしてそれはアレだ、40分しか勉強してないけど一時間勉強したと言ったり――人とはそういう生き物である。 ) この、このぉ…っ! 大怪我してもほっといたら待機命令無視して出ていきそうだから、仕方なく申し出てやったんだ!罰を受けるのを覚悟でな!はい、究極エターナル論破。 ( 段々子供の喧嘩になってきた!怪我しているのだから連れ出すべきではなかった事に罪悪感を感じていたのだが…ムキになっちゃうのだ。 ) いひひひ、今回のトレーニングは社長のお墨付きだからな。調子には乗れる時にのっておかんと! ( 普段あんまり乗れないし! ) さーて、それじゃあ明日に備えてそろそろ寝ようぜ。 ( ああ、オレはきっとまた早くからマラソンだ。今日はぐっすり寝れそうだけど。 ) [Fri 29 Jul 2011 00:56:14]
ルキア > え、田舎者じゃなかったのかお前。 ( ふ、ありえねー、と言わんばかりに小馬鹿にしたように視線を逸らして肩を竦めて。とりあえずルキア・フィンケルは、大した理由は無いがブリッツを怒らせる事に関しては常に真面目に取り組んでいる。 ) ( 具体的に何かをさせるのは難易度が高い。だからこそ、ルキア・フィンケルは単純にその道筋を歪ませるという方向性を選んだ。――――誤った指図を電気信号が受けて、反射に近い速度で思い通りに動かないか。或いはその歪みに気づいて矯正されるか。実際にこの二人の魔術が噛み合ったときにどうなるかは、やってみなければわからないか。ま、オレは元々対魔術師戦に向いている呪文が揃っているし、ある意味ではラングフォードの連中の能力に対して対抗手段を持っているのである。――――ただ単純な暴力によわっちいだけであって。 ) 或いは瞬間瞬間にその能力を、必要なときだけに発動できれば良いのだがな。――――それには精密さだけでなく、速さが必要不可欠となる。持続力を鍛えていく方向性の方が無難だよ。 ( 個人的な意見は述べておいて。ま、他人にかまけてばかりではなく、オレも自分の課題をしっかりとこなさなければな。その意味も合宿にはある。 ) ( ふっ、と自信に満ちた笑み。3回目とか、半分もあがってなかったけど数にカウントしてたのはオレだけの秘密である。 ) 馬鹿にしている意外に聞こえたのなら、ルキアの言い方が悪かった……謝罪しよう。 ぐ、ぐぬ。―――何を言うか!お、お前が仕方ないから手伝ってやるかー!的なことを言ったんだからな!!だからルキアはそれに乗っただけだ。つまり悪いのはお前だな。ほら、完全論破。 ( 実際は悪いのは自分であると認めているのだが、本人を前にして素直になれないのはひねた性格だから。 ) くっ…!こいつめ、この脳筋め!こういうときにここぞとばかり調子に乗る生意気極まりない奴め!! ( そのマラソン風景を想像すると、大変嫌な気持ちになったためにぶーぶー文句を言っておいた。 ) [Fri 29 Jul 2011 00:40:10]
お知らせ > ルキアさんが入室されました。 [Fri 29 Jul 2011 00:23:58]
ブリッツ > い、田舎者っていうな!あと迷信なんかじゃないぞっ! ぐ、ぐぬ…悔しいが、お前の言うとおりだ…。 ( 難しいのだ。例えば今みたいに手を振るぐらいならある程度簡単だが、これが戦闘中に必要な――例えば「殴る」という動作に置き換えてみると。殴るというのは単に腕を突き出すだけではない。足の踏ん張りと伸び、腰の捻り、歯の食いしばり、拳の握りと回転。そしてその拳を相手の急所目掛け真っ直ぐ突き出す狙い。その全てが複合されて「殴る」という動作になる。複雑なのだ――。だからこそ、こうして常に自分の身体に電撃を纏わせ、細かな動作の中で今説明した術を使い、慣れようとしている。 そして、ルキアの「ぐるぐる」とかなり似た性質のものである事は確かだ。そういう意味では、一番の天敵となりうる術同士である。 ) でもある程度継続できないと、戦闘じゃ役に立たないからな…。 ( そう口にするブリッツの脳裏に、虚像との戦いの苦い思い出が蘇る。この術をマスターしようと思ったのは、ヴィヴィアンからの宿題も勿論、虚像との戦いが切っ掛けとして大きい。 ) …3回か…。 ( いやでも子供にしては悪くない回数なのか? ) おっ、お前オレを馬鹿にしてるだろ!お前が「鏡ほしいよぅブリッツぅー」なんて強請らなきゃ、オレだって命令違反なんてしなかったんだぞう! ( 少し休んで元気になったらしく、言い返した!でも例えルキアに何も言われなくても命令違反はしてそうである。そしてそんな強請られかたはされていない。 ) くそう、生意気ルキアめ。こーなったらお前のトレーニング教官はこのオレが勤めてやる!後ろから電撃ばちばちさせながら強制マラソンだ!どうだ、怖いだろう! [Fri 29 Jul 2011 00:12:25]
ルキア > ( どいつもこいつもバカばかり、と鼻で笑いそうなルキア・フィンケルではあるが、一番親しいギミーからは優しい性格と思われているあたり、この幼子も同類であるのかもしれない。もっとも本人は頑として否定するだろうが。 ) 田舎者連中は迷信がお好きだと言いたいところではあるが。ひょっとしたらその可能性はある、かもしれないな。 ( ルキア・フィンケルの使う魔術である『ぐるぐる』は脳の電気信号に齟齬を生ませる魔術。――――その理論を完全に現代のように理解している訳ではなくとも、魔術的な視点からそれに近い仮説は本人の中では立てていて。だからこそパッと聞けばトンでも説に聞こえるそれを否定はしない。 ) しかし緻密さが要求される技術だからな。果たしてお前のような色々とがさつな奴に出来るだろうか。 ( からかうように笑った。――――魔術とは繊細さである。だからこそ、そういった方面の鍛錬の仕方ならば、いくらでもこの幼い経験豊かな魔女は教えることができるだろう。 ) 当然だろうな。むしろそういった類のものは、長続きさせすぎると体のほうに悪影響が出ることがある。気をつけておけ。 ―――――フワーハハハハッ!ルキアを甘く見るなブリッツ。0回だったのは過去のこと。ヴェロの奴にも教えてもらったりして、今ではなんと3回も出来るのだぞ!! ( 勝ち誇ったように言い切ったけれど、何かが間違っている。そしてその雷でバチっとを実践してみたりすると、確実に後日喧嘩の種になるのでやめておくと良い。 ) ルキアはまだ3回にはリーチかかってないけどな。 ―――――ま、もっともそういう問題でもない。ふぅ……今思い返してみると、鬱だ。つまりオレは、問題児という括りでブリッツなんかと同格扱いなんてされてしまっていたのか…………  ( ふかぶかーとため息。すごいショックを受けたような、落ち込んだみたいな。 ) [Thu 28 Jul 2011 23:55:45]
ブリッツ > ( ラングフォードは大半がイイ子ちゃん揃いで、ブリッツもそっちのタイプだ。だから、そうやっていつか打ち明けてくれることを期待しているのだ。より仲良くなれる手段として。 ) オレ達の村で古くから言われてることなんだけど…何かね、オレ達の一族に限らず人はみんな身体の内に雷神様の力を宿しているんだって。手を動かしたり、立ち上がったり、走ったり――そういうのは全部、雷神様の力が働いているんだって。電撃を流した相手が動けなくなるのは、その力を阻害するからだって。 ( 脳からの命令は、神経を通じ電気として筋肉に伝えられる。勿論そういった知識があるわけではないが、しかし雷神の血を引く一族としての経験がそれを導き出した。 ) その雷様の力を調節すれば、自分の身体を思ったように、決まったとおりに動かせる。どんな精神状態でも正確に、何より早いんだ! ( 脳からの命令を省き、反射のみで繰り出す圧倒的初動。この術については、明日にでもヴィヴィアンに相談してみるつもりだ。 ) 欠点は、まあ…長続きしないってこと。 う、うーん!腹筋一回もできないのか!?それはまずいぞ!そうだ!この術、他の人にかければ強制的に腹筋を…。 ( 多分ばちっとして痛いし筋肉が壊れそうなのでやめたほうが良さげである。 ) …今度やったらお互い不味いよな。社長の顔も三度まで。 オ、オレだってもう迷惑かけないよ! ( まあ自分の場合は既に雷電の傭兵と喧嘩したっていう前科があったわけだけども。 ) [Thu 28 Jul 2011 23:28:15]
ルキア > ( 話す時なんてくるのかな―――そう思ってしまうこともある。知らずに済む話。知らなくても良い話。――――だけどそれはルキア・フィンケルという魔女の根本に関わる問題でもあり。だからどうしようも無くなったとき、今度はいなくなったりせずに、誰かにそれを打ち明けることを選ぶのかもしれない。――――かも、しれない。 ) ―――――ほぅ。 ( ルキア・フィンケルは非常に興味深そうにそれを見つめていた。最巧の魔術師だなんて時に自負するぐらいに、魔術の精密さを重視する性格。元よりフィンケルの魔術とはそういった類の緻密な魔技だ。精神に干渉するのは非常にデリケートな分野であり、だからこそ今ブリッツがやっていることに強く興味を持つ。 ) 面白いことをする。ま、それほどに長く続けられなかったところを見るに、まさに習得のための練習中といったところか。 ( ――――新しい魔術。オレもそれを覚えねばな。『ぐるぐる』は効果が高いが燃費が悪い。もう少し自衛に向いた何かを覚えておきたいのが本音だが。 ) ふっ……。つい先日まで腹筋の一度も出来なかったオレの体力向けのメニューなど果たしてあるものか!! ( 駄目な方向で自信満々に言い切った。まあ幼子にちゃんとあった無理のないけど大変な練習メニューを組んでくれているだろうきっと。それが合理的だと、嫌なのに納得してやらなければいけないのが非常に歯噛みしたいところである。 ) わーかってるというのに。まったく……。以前のことでたっぷり迷惑を掛けたというのに、また同じ間違いをするようなバカであるはずが無いだろう。 ( オレだぞ?ブリッツじゃないんだぞ、と失礼なことを。 ) [Thu 28 Jul 2011 23:17:21]
ブリッツ > ( 言わないって事は、言いたくないんだろう。だから聞かないことにしている。あのルキアがあれだけ必死に鏡を求め、それが叶ったかと思ったら暫く行方不明だ。きっと何か――あったんだろう。いずれ話してほしいけれど。 ) う、ん…こいつはまだ、形になるかわからんのだけど…新しい術の練習中なんだ。出来るかな? 見ててね。 ( すい、と手を翳すとばちばちと音が鳴って、その手を左右に降り始める。一見大したことの無い動作だが、違和感がある。手を動かす早さ、止める位置、タイミング。全てが狂い無く一定なのだ、まるで機械のように。長く続かなくてすぐに止めてしまうけれど。 ) ははは。まあ、お前の体力を考えたメニューでやってくれると思うぜ。それに悪いことばかりでもないさ。ご飯、美味しいし…。 ( 食欲が無くなっちゃったけれど。 ) きっとギミーも一緒だな。脱走は駄目だぞ!チームなんだからっ!きっと「捕まえるまで戻ってくるな」ぐらいの責任を回りに負わされるに違いないよ! [Thu 28 Jul 2011 23:00:03]
ルキア > ( 本人にとっても言い辛い話だ。結局皆の前でごめんなさいと頭を下げたけれども、真実は語ってないんだから。 )( すとん、と言い返してくる事も無く腰を下ろすブリッツを見下ろして。ふーむ。どうやら本気で死に掛けか。………あんまり人事に言ってられないってのが憂鬱である。非常に、大変憂鬱だ。 ) ふむ。なんだかビリビリにふさわしいぐらいにビリビリしてるな。 相当大変だろうに。 ( 疲れっぱなしでもキッチリ帯電の術を行使し続けるブリッツの姿勢にため息を吐きながら、半分感心、半分呆れの眼差しをフードの奥から向けてやろう。 ) …………うっ……わー……。 欝だ。帰りたい。 本読みたい………… ( 本気で嫌そうに顔をしかめる幼子。オレはそれはもうもやしっ子だぞ。元から体力に優れていたわけじゃないけど、幼女の体になってからは年相応(よりもよっぽど虚弱だけど)だし。まあそれをする意図は理解しているけれど、だからっていってやりたくなるわけでもない。 ) [Thu 28 Jul 2011 22:49:53]
ブリッツ > ………。 ( あ、ルキアだ。どうやら無事に到着したらしい。…こいつはこいつで色々あって心配していたけれど、無事に戻ってきたのは良かったと思う。何となくタイミングを逃し、あれから鏡の件はどうなったのか聞けてないけど。 相変わらず好き勝手なことを言っているが、それに対して言い返す気力が無い…。いつもなら「誰が雑巾か!」とか言うのに。よろよろとルキアの近くまでやってくると、すとんと隣に腰を下ろした。 ) おま…あれ…何だ…。まじこれ…簡便…。 ( こうしている間にも、自分の身体に帯電させる術を行使し続けているのが奇跡なぐらいだ。これは虫取りの為だけにやってるんじゃなくて、術の練習としてやっているから――中断してしまうと意味が無くなる。 ) …明日から、覚悟したほうがいいぞ。今回、後衛の体力づくりも目標の一つみたいだからな…。 [Thu 28 Jul 2011 22:35:56]
ルキア > ( ちなみにこのちみっ子は後発組で、今日になって到着してきたのでその今朝方の訓練は知らない。まあ知ってても割とにべもない発言をしてそうな手ひどい性格ではあるが。 ) ……なんだ。襤褸雑巾かボロボロの野良猫かと思ったらビリビリか。 ( 明日は我が身かもしれーぬ。しかし今はそんなことはおいておき、相変わらずこっちにやってくる死に掛けに好き勝手に言葉を掛けてやろう。 ) [Thu 28 Jul 2011 22:30:12]
ブリッツ > ( 朝が早いとは言っても、いつもとそれ程変わらないだろうと思っていた。それがまだ日の昇らない内に起こされるとは。そして起きてすぐに長距離走と筋力トレーニングを行い、ヴェイトス市でも行っていたバランスと下肢の筋力の為のダンスのレッスン、その後は組み手。――これが午前中のメニューだと思った?いいえ、朝ごはんの前の朝練でした。 ) ………。 ( ヴィヴィアンの特別メニューをこなした後、通常の鍛錬に他のメンバーと共に参加する。幾ら前衛だからといっても、ここまでハードだとは思わなかった。余りにも疲れすぎて食欲が失せ、食べようとすると吐きそうになるぐらいだ。とはいえ、食べなければそれは体調に影響する。無理にでも食べたが。 そんな死に掛けがよろよろと足を引きずりながら、ルキアの方へやってくる。 ) [Thu 28 Jul 2011 22:16:27]
お知らせ > ブリッツさんが来ました。 『 初日からボロボロ。 』 [Thu 28 Jul 2011 22:11:09]
ルキア > 自衛か………。まったく、そんな当然のことすらも危ういとは、今のルキアは本当に恥ずかしくなってくる。 ( ――――奴に嘲笑われるのも当然のこと。ルキアは所詮アレの紛い物だ。アラン・フィンケルと呼ぶにはあまりにも似つかわしくない容姿、性格、能力。 )( ――――いかん、考えがまたドツボに嵌まる。折角空元気で無理やりに平常運転に戻しているのだ。この件に関してはあまり考えないでおいたほうが良い。 [Thu 28 Jul 2011 22:07:51]
お知らせ > ルキアさんが来ました。 [Thu 28 Jul 2011 21:54:53]
ルキア > ( 元々オレはこういった事に向いていないのだ。根本的にこの幼子の体は運動には不向きな体格をしており、その点に至ってはとにかく恨めしさしかない。 )( しかしそれでも不承不承にちゃんと参加しているのは、この合宿の目的にも一理あるという点は認めなくてはいけないからである。 ) [Thu 28 Jul 2011 21:54:43]
ルキア > サボりたい!そして、帰りたい!!! ( のっけからやる気無しの発言をしながら高笑いしているのはフードをすっぽり被ったちみっ子。 )( なんでオレは僻地に来なきゃいけないか。いや理由の諸々は説明も受けているし納得もいっているが、だからといって本人のやる気のあるなしとそれは無関係なのである。 )( まあかといってハッキリ嫌だとは、以前の不祥事の諸々があるから言えず。仕方ないからこうして人気の無いとこで愚痴を叫んでスッキリさせとく程度にしておこう。 ) [Thu 28 Jul 2011 21:41:02]
お知らせ > ルキアさんが入室されました。 『ンフゥーワハハハハッ!!』 [Thu 28 Jul 2011 21:37:25]
お知らせ > ククルゥさんが退室されました。 『まるで 血のようだな ( だが甘い )』 [Thu 28 Jul 2011 00:58:52]
お知らせ > ブリッツさんが退室されました。 『( わ、割とグロ…?ヴェロニカが食べて問題無さそうなのを見てから食べよう! )』 [Thu 28 Jul 2011 00:58:07]
お知らせ > ヴェロニカさんが帰りました。 『 血みたいな赤色ですね。(だが食べる。) 』 [Thu 28 Jul 2011 00:56:38]
お知らせ > ラティーシャさんが帰りました。 『 ひっ、予想以上に赤い! 』 [Thu 28 Jul 2011 00:56:03]
ククルゥ > 少しずつ な ( 急に危ないことをさせるつもりはないが、危ないからと温いことばかりしては、ここまで来た意味もないというところか。 まぁ、ただの何も出来ない子供ではなく、ちゃんとした魔女だし、傭兵でもあるのだ。 大丈夫だろう。 それに、怪我をするくらいが丁度いいということもある。 )( あといざとなったら、ローテーションで見張らせるというのも手といえば手。 ) どれ では 切ってみるか ( ラティーシャはお茶の準備、ヴェロニカに切るものを用意してもらって、自分が切る。 誕生ケーキの蝋燭を吹き消すような気持ちかもしれない。 吹き消したことはないが。 あとブリッツは蚊取り線香か。 演劇の木…いや、なんでもない。 ) まずは 真っ二つだ ( まな板の上に西瓜を置いて、少し押さえつけるように士ながら、包丁を当てて、少し刃が入ったら、そのままズドンと体重を掛けて真っ二つにしてしまおう。 ) 中身は 赤いのか ( 木苺のような赤さだ。 黒い点は種か? あとで採取しておこう。 ) [Thu 28 Jul 2011 00:53:30]
ブリッツ > あの二人、もやしっこだからな。ルキアは目的があれば割とガッツを見せるけど。 ( 風穴開けられても虚像の鏡を手に入れようとしていたのだ。あまり無理はさせるべきじゃなかったと、今は反省しているが。 ) キラー…名前は物騒だな。おう、甘いらしいぞ!あと結構高級品だとか。 ( そんなのが食べれるなんてラッキーだな、と思った。 ) うん、お願いするよラティーシャ。森の中での訓練も行うし、早めに慣れておいたほうが良さそうだしね。 ( その危ない夜に訓練が行われることもあるだろうから。 ) えへへ、何かこういうのいいなあ。 ( みんなで集まって美味しいものを食べるのだ。これだけでも合宿に来て良かった、なんて甘いことを考えるのだ。…訓練が本格的に始まったら、早く帰りたいと思うようになるかもしれないが。 そういえばオレだけ何も用意してない…いいんだ!オレは虫をやっつける係りだ! ) [Thu 28 Jul 2011 00:36:00]
ヴェロニカ > とりあえず天幕を張って、森の奥とかで一晩過ごす――くらいから始めても良いかもしれないですね。 ……ううん、良いですね、お魚に野菜に……。(サバイバルだから自給自足とはいえ、やっぱり、楽しみだ。 夜の森で静かにジッとしている時の感覚は、また独特のものがあったなあ、なんて。 学校の宿泊行事を思い返しながら。)きらーうぉーたーめろん……ッ! メロンという事は、皮は食べれないんでしょうね。 包丁で切ってみましょうか。(と、ラティに続いてキッチンへ。 やっぱりみんなで見てるところでバコっと切りたいのもある――というか、手に入れたククルゥが割るべきだろうと思うので、まな板と包丁を持って戻ってこよう。 wktkwktk!) [Thu 28 Jul 2011 00:27:07]
ラティーシャ > 海が遠いから塩とかちょっと、無いんだけどね。 魚醤と果実酢と、臭いの強めの香草で味付けする感じで―――あ、うーん、先ずは昼間のうちに、あんまり深くない所から見て見ようっか? 沢までならそんなに遠くないし、それで慣れてきたら危ない所も実際に見て貰って。 崖とか、沼とか、夜だともうわかんないし。 ( ブリッツもククルゥも村や森に興味を持ってくれているようでちょっと嬉しい。 田舎出身者同盟が出来るかな! ヴィヴィアンも他のみんなも好きなってくれるといいんだけど。 ) 南瓜とかみたいに真っ二つに切ってみる? あ、折角だから私、お茶淹れて来るね。 お婆ちゃん―――あ、私の祖母じゃなくて、魔女の先生に貰ったお茶っ葉があるから。 ( と、一先ず簡易キッチンの方に向かって火を入れる。 木製の素朴なカップを用意して、薬缶と水を用意して、茶葉をポットに入れて、と。 ) [Thu 28 Jul 2011 00:22:59]
ククルゥ > (  )( ブリッツの電撃。まさに森の中にはない便利なものだ。 大きい人はフィトンチッドみたいな何かを出していると思う。 多分。 ) ラティーシャ ここの森は 豊かだな。 ギミーやルキアを 放り込んでも大丈夫かも しれん ( この森ならば、食べ物なしで放り込まれても何も問題がないくらいに生きてはいけそうだ。 ラングフォードの子供たち。ギミーやルキアだって、ちょっとした保存食と一緒に放り込んでも生きていけるんじゃないのかと勝手に思った。 ) きらーうぉーたーめろん という物らしい ( 床に置いた木箱の蓋を開けると、中に納まっているのは小ぶりの西瓜。 鮮やかな色をしていて、綺麗に見える。 ) 甘いのか     甘いのか ( ブリッツ曰く甘いと聞いて、期待は膨らむ。 こんな見た目で甘いとは恐るべし西瓜。 さて、どうやって食べるか。 西瓜の表面に触れると、あまり柔らかい果実ではない過去とが分かる。 ) 丸かじりは 出来ないな [Thu 28 Jul 2011 00:16:19]
ククルゥ > ( ブリッツの電撃。まさに森の中にはない便利なものだ。 大きい人はフィトンチッドみたいな何かを出していると思う。 多分。 ) ラティーシャ ここの森は 豊かだな (   )きらーうぉーたーめろん という者らしい (  ) [Thu 28 Jul 2011 00:11:42]
ブリッツ > ( 術者本人もびっくりするのが情けない話である。 ) ここは色んなものが食べれていいなあ。街も便利っちゃあ便利だけど、やっぱり獲れたては市場じゃ中々手に入らないからね。 ( 明日は早速お魚を釣りに行こう。勿論、トレーニングに支障が無い範囲で。その時にはラティーシャに沢まで案内してもらうかな。 ) おっ?おっ? な、なになに、いきなり。えへへ、そんな風に言われたら断れないじゃない。 ( いきなりの大人気に照れる。しかし虫の駆除の為とは思ってなく、単純に頼りがいがあって悪い奴とか獣とか入ってきたらやっつけてくれるから――とか、そんな都合の良い考えを。…この村はそんなに危ないところじゃあないが。 ) 西瓜だってさ。オレも見たことはあるけど食べたことはない。でも、甘い食べ物だってのは聞いたことがあるよ! ( 早速ヴェロニカが食いついてきた。ククルゥの読みはあたったというわけだ! ) [Wed 27 Jul 2011 23:58:39]
ヴェロニカ > ううむ……。私も今日はブリッツの傍で寝たいですね。(やはり時代は防虫より殺虫ということか。ハーブ系の匂いも完全防御じゃないのが辛いところ。 確かに、始末してしまえば二度とでてこないわけで、徹底的にやるには一番なのだ。 ブリッツ超頼もしい。) ええ、今が旬だとかで、採らせてもらいました。 もうちょっとこう、食べれる木の実とか野草とかキノコとかの知識は欲しいところですね。 薬効とかなら、また別なんですけれど。――――ところで、その箱は何ですか? おいしいものですか?(そして、ヴェロニカ・フォーグラーがくいつかないわけがなかった。まる) [Wed 27 Jul 2011 23:51:21]
ラティーシャ > ――――ブリッツ、今日此処で寝ない? 入口側で。 ヴィヴィアンも喜ぶと思うの。 ( 真剣な顔で問うてみた。 何この便利な子。 一家に一台欲しい。 ブリッツ株上がりすぎだ。 ) わ、おっきい箱―――うん、この辺の森なら結構見つかるよ。 沢まで行けばお魚も取れるし、主食は魚、山菜、茸と木の実と果物! ( あとは畑でお手軽に作れるお芋と人参と玉蜀黍。 近隣の村と色々トレードしたり。 お肉は稀に鳥か猪が獲れる程度。 ) [Wed 27 Jul 2011 23:45:28]
ラティーシャ > [Wed 27 Jul 2011 23:39:31]
ククルゥ > ( ばちばちっ!と激しい音に大きな身体が少しびくんと驚いて震える。 さすがに間近で急にばちばちっ!とするとびっくりする。 ) 食っていたのなら 丁度いい ククルゥのも 食い物だ ( 脇に抱えたまま、部屋の中に入っていく。 微かに嗅いだことのあるような匂いが鼻をくすぐった気がした。 そのなんとなくな匂いの正体は部屋に入ってすぐにわかった。 )  それは 木苺か ( 飛びぬけて喜んだような声ではないけれど、平静なままのように見える表情の下でちょっとした興奮が騒ぎはじめている。 木苺は好きだ。 ) ここの 森でも見かけたが 採っていたのか ( 持ってきた木箱は、部屋の床にでもまずは置いておこう。 ) [Wed 27 Jul 2011 23:38:42]
ブリッツ > ( 似たような事をブリッツも考えていた。やはり街よりこういう場所の方が、故郷の雰囲気に似ている。 こんな事にコストを使うのはどうかと思うのだが、まあこれはこれで魔術の鍛錬になるのだ。常に一定の出力を持って、他の動作をしながら雷術を使い続けるというのが。 ) お?食べる食べる!走ったから喉渇いちゃってさァ。と、どうやら中でも何か喰ってるらしいぞ。 ( ラティーシャとヴェロニカが居るようだ。ククルゥの後に続いて中に入ろうか。 ) おっす、二人とも! ( ばちばちっ!扉を開けた瞬間に中への侵入を試みた蚊を二匹、極楽浄土に叩き込んだ。びっくり! )  [Wed 27 Jul 2011 23:29:39]
ヴェロニカ > ……おや。 これはもう、巻き込むしかなさそうですね。(というのは、野苺についての話。 残念そうな口調と裏腹に顔が笑っているのは、皆で楽しんだほうが良いに決まっているからだ。 ブリッツはバチバチッという音、ククルゥは芯のしっかりした声。 考えてみれば、ラングフォードのメンバーで特徴的じゃない人物はひとりもいない気がした。)良かったら二人も食べますかー? 結構量ありますし、おいしいですよー? (何が、とは言わない。 見てのお楽しみだ。) [Wed 27 Jul 2011 23:22:45]
ラティーシャ > 単純に、走って移動するのについて来れないっていうだけでもちょっと問題になっちゃうし―――うちも大きくなってきた感じがするし、皆でステップアップだね。 ( と、だいたい話が纏まりつつあった時、ノックされる扉。 外で誰かが話している声―――2人? ブリッツの声は直ぐわかる。 イントネーションと声の高さが特徴的なのだ。 ) はーい、どうぞーっ。 ( 今さっきまで沈みかけていた気持ちは少し持ち直している。 いつも通りの少し鼻に抜けるような間延びした声で外の二人を招き入れる。 ) [Wed 27 Jul 2011 23:19:04]
ククルゥ > ( ちょっと荷物を脇に抱えて、扉をノック。合宿地、ラティーシャの田舎。 石と鉄の多い街中と比べて、自分の生まれ故郷に近い空気がある場所だと感じる。 まだ森の奥までは入っていないが、木々も水もあるいい場所だ。 ) む? ブリッツか ( ノックしているところで、ばちんばちんと音を立てているブリッツを発見。 電気で蚊を落とす。便利な奴だ。まさに疾風迅雷。 関係ないか。 ) 遊びでは ない。 ヴェイトスの祭りで 貰ったものだ ( 抱えているものは木箱。 中に入っているのは西瓜だ。 縞模様のある面白い植物の果実だったから、これを選んだ。 食べたことはないが、美味しいらしい。 ) ブリッツも 食うか? ( ラティーシャのバンガローに行った理由は簡単だ。 ヴェロニカが居ると聞いたからだ。 食べ物のことなら、ヴェロニカを抜きにするのは悪いと思ってのこと。 ) [Wed 27 Jul 2011 23:12:57]
ブリッツ > ( 身体に電撃を纏わせたブリッツ・イエローケーキは、這い寄る虫どもを感電させて駆除する虫取り魔女として機能するのであった。飛んでブリッツに入る夏の虫である。 ) ………。 ( …個人的にはびっくりするのであまりやりたくないんだけど。さて、ヴェロニカの予想通り元気に走りこみをしてきたブリッツは汗を拭きながら側を通りかかる。ノックするククルゥの姿を見つけたのは丁度その時だ。 ) お、ククルゥだ。なんだなんだ、皆でゲームでもするのか? ( ここはラティーシャのバンガローだ。彼女、実家では寝泊りせずにこっちで寝るみたい。折角家族が側にいるんだから…とも思ったのだけど、彼女には彼女の考えがある。 ) [Wed 27 Jul 2011 23:09:18]
お知らせ > ククルゥさんが入室されました。 『ノック』 [Wed 27 Jul 2011 23:01:54]
お知らせ > ブリッツさんが来ました。 『( ばちんっ!! と弾ける音がした。 )』 [Wed 27 Jul 2011 23:01:42]
ヴェロニカ > 武器を持って前にでて殴り合え、とは言いませんけれどね。(それこそ最悪の場合、前線が総崩れになる、背後からの奇襲、いろいろな理由でギミーやルキアの前に敵が出てくる事はある。 そこで彼女たちが逃げ出してしまえば――逃げれれば、か――残された私たちは、もう、おしまいなのだ。)私も、同感です。――――壁役ですから、最後まで立っていないと。 まいどまいどまっさきに崩されてたんじゃ、意味が無いですし。(と、笑って。 あれはラティのせいというより、自分の判断ミスだし、気にしないで欲しいのだけれど――そうはいかないのも現状か。 何にせよ、燃費というか食料については、自分でも考えて改善していかないと。 基礎体力をつけて、召喚に頼らなくても良いようになれれば一番だけど――)(――――まあ、とりあえず。 ラティに元気が戻ったみたいで、それが一番、ですね。) [Wed 27 Jul 2011 22:52:50]
ラティーシャ > ――――うん、守られる事前提のうちは、ね。 ( ヴィヴィアンが時々、ギミーを指して「シンディが預かってる清掃婦」という事がある。 ヴィヴィアンはギミーを魔女「傭兵」として認めて無いから。 厳しいな、と思う反面、此処に居るからには甘えは禁物だというのも分かる。 全員が全員の命を預かっている、補い合っているからこそ、信頼出来るんだ。 ) 私ももっと強くならなきゃね。 体力とかまだまだだし、私の力不足で誰かが死んじゃうなんて嫌だもの。 ( メア島での最後の作戦の時、ヴェロニカは私をフォローしようとして怪我をしたのだ。 結果的には私は自分でシールドを張る事が出来たんだけど、それで無傷で済んだかは分からない。 もっと上手い選択肢がもっと前にあったのかもしれない。 そもそも狙われたりしないような正解が。 ) [Wed 27 Jul 2011 22:47:56]
ヴェロニカ > (もっきゅもっきゅ。 まあ、ラティとヴィヴィに挟まれてしまうと、どうしたって埋没してしまうのは否めないわけで――……。 妬み嫉み僻みの類ではないけれど。 憧れる、という感じ。)ええ。 ……まあその、毎回戦闘で迷惑をかけてる私が言うのも何なのですが。 いざというとき、ルキアとギミーに助けてもらえるのか、というのは――少し不安です。(無論、こちらだって全力で彼女達を守るし、助けるつもりではあるのだけれど。 そうでないなら、それこそ魔女傭兵団じゃなくて、スターブルームに行ったほうが、彼女たちの為になるんじゃないかとは思う。 )( ハマッてても、動物にたかられてても、いつも通りの落ち着きっぷりな気はするから不思議だ。 心配だからあとで一応様子見にいってみよう。) [Wed 27 Jul 2011 22:39:52]
ラティーシャ > ( ヴェロニカはちょっと女らしさに関して気にし過ぎかなーって思わなくもない。 ヴェロニカのスタイルというかビジュアルはそれはそれで個性の範囲だと思うし、身だしなみはちゃんとしてるんだから、おかしくないのに。 不本意にいやらしい方向で悪目立ちするよりずっといいと思うよ! ) ブリッツは走り回ってるかなー。 あ、うん。 ルキアとギミーは今度の機会に身体動かさないとね。 「後衛だから」じゃなくて―――前線が崩れたら今度はそこが前衛なんだし。 ( 特にギミー辺りはそんな事を考えて居そうな気配がある。 自分の仕事は前に出て戦う事じゃないから、って。 いざっていう時になって何も出来なくて後悔するより、今のうちに矯正しておくべきだ。 私達は魔女でも傭兵でも無く、魔女傭兵なのだ。 ) ( あ、そうそう、クロゼットは其処らへんの野生生物とコミュニケーション中とかじゃないかなぁ。 森でハマってたりしないといいけど。 ) [Wed 27 Jul 2011 22:29:52]
ヴェロニカ > (女性らしい身体つきにも、スラっとした綺麗なスタイルにも憧れるものはあるわけで。 生憎と自分はちょうど中間、平凡、並盛なものだから、羨ましくもあるわけで。 ともあれ、野苺の甘酸っぱさを楽しみつつ、頷いた。)たぶんブリッツは走りまわってるでしょうけれど、他の子たちは部屋に篭っていそうですね。 ――――魔術師がインドア派なのは、まあ、わからなくもないのですけど。(どうにも年少組、というかルキアとギミーは気にかかってしまう。ヴィヴィに言わせれば「お姉さんぶっている」という事になるのかもしれないが、合宿の趣旨を考えると、あの子達も外できっちり身体を動かしてもらわないと困る――――と、思うのだ。)(ちなみに、大自然の中でクロゼットがどう過ごしているかについては、想像してゼロコンマ2秒でほうり投げた。致命的に似合わない。) [Wed 27 Jul 2011 22:20:30]
ラティーシャ > ( よく考えたら森とか山とかに慣れてるのって私とククルゥの共通点なんだ。 まぁ私は昔からそんなに外で遊んだりしなかったし、やっぱり、こう、ククルゥと私、っていうとビジュアル的にも体格的にもやっぱり違う気がする。 どうしてあなたはそんなに脂肪が無いんですか? ) まぁでも本当、明日からは私とククルゥが先導する事になるのかな。 私の場合空飛んだり魔法で視たりって、個人的な対処法があるからそのまんまは教えられそうにないけど―――そういえば他の皆はどうしてるのかな。 ( ちょっとすっぱい野苺を一つ摘まみ、ふと。 2、3人で1つのバンガローを利用している形で、遅れて来る面々も居るという話。 当然の如くヴィヴィアンと私は同室だけど、今は社長とお話ししてるのか、酒場を覗いているのか、遅いようなら後で探しに行ってみよう。 ヴィヴィアン、今日は私が実家で過ごすと思ってると思うし。 ) [Wed 27 Jul 2011 22:13:54]
ヴェロニカ > ふぅむ……。 ククルゥなんかは詳しそうなんですけどねぇ……生憎と私は、どうにも。あまり森で遊んだこともなくて。 ラティなら、この辺りの――食べれそうな木の実や何かも、知ってそうでしたから。(聞いてみたいな、なんて。 ラティの話を聞けば、クロゼットなんかは、下手すると腐葉土に沈んでしまいそうだ、とも思う。 警戒していないわけではないけれど、フィールドワークにはあまり慣れていない。 合宿できちんと覚えておかないと、いざという時にはひどい目にあいそうだ。 なんて思いながらも、とりあえずハンカチからお皿か何かに野苺をうつしてしまおう。)皆には内緒…………というべきか、それとも皆も巻き込んでしまうべきか、ちょっと悩みますね。(なんて、笑いつつ。合宿にきたのにこっそり甘いものを摘んでる、というのも、まあ、悪くないんじゃないかな、とか。 学校での宿泊行事なんかでは、みんなこっそりお菓子を持ち込んでいたっけ。) [Wed 27 Jul 2011 22:04:47]
ラティーシャ > あ…虫もだけど、森に近付くなら昼間じゃないと危ないよ。 足元とか凄く不安定だし、方向分からなくなると大変だし。 昼間のうちに目印とか作っておくんだよ。 ( 予想以上に沈み込む足場や剥き出しの固い植物を踏み抜く事もある。 沼や崖だって、注意してないと突然現れたりする。 虫や蛇も危ない。 夕方過ぎたらもう、入った事の無い森には近付くべきじゃあない。 ) ( とは、いえ ) ―――そっか、野苺採れる季節なんだっけ。 背が低いから子供でも採れるし、昔よく食べたなぁ。 ( 折角採ってきたんだから、ちょっと2人で摘まもうか。 甘い物っていったらこの辺じゃ、果実くらいしか手に入らないし。 ) [Wed 27 Jul 2011 21:58:32]
ヴェロニカ > そうですね。 やぶ蚊や何かがこんなに多いとは思いませんでした。( といっても、ヴェロニカ・フォーグラーは身体に施された術式のせいで、体臭が変化している。ハーブにも似た香りのそれは、他の魔女たちに比べて、虫を寄せ付けづらいのかもしれない。虫に刺されたような箇所は見当たらなかった。 ――――メア島からの帰還以降、しばらくの間、年少組が色々と騒動を起こしたり、ククルゥがミスコンに出ていたりしているのに比較して、特に何かしたわけでもないから、この合宿で奮起したいな、と思いつつ、早速少しだけ動いてみたという次第。)はい、ええと……村の人が「採っても良い」と仰ってくれたので、これだけは持ってこれたんですけど。 森の中とかになると、何処に何があるやら、まるで検討がつかないですねー。(――何の話かというと、上着の中身の話。 招かれた室内で、そっとそれを広げると、ハンカチをしいた上には野苺が結構な数積まれていた。 とりあえず食料の現地収集ということで歩きまわってはみたのだけれど、という事らしい。)一人で食べるよりも、二人で、と思ったので。 ――どうでしょう?(おいしい物は皆で食べたほうが絶対に良い、というのはヴェロニカの信念である。 …………あと、ラティには元気になってもらいたいのもあるし。 辛い時とか、何かあった時は、おいしいなぁって思えればそれだけで楽になると思うのだ。) [Wed 27 Jul 2011 21:50:50]
ラティーシャ > うんっ、この辺の事なら何でも聞いて――っと、中、入ろっか。 この時期少し虫多いし。 ( おすそわけ? この村でヴェロニカからおすそ分け、って、ちょっと予想つかない。 小首を傾げて覗きこむ顔は、今さっき泣きそうになってた所を表に出すまいと努めて笑顔で。 ) ( なにげに隊員全体の様子をそれとなく見ているラティーシャ・リンドであるが、此処最近のヴェロニカの動向に目立った所は無かったと思う。 ヴィヴィアンも指摘するように、食料コストの件、あれこれ考える用になったみたいだけど―――サバイバル訓練もあるし、その辺、実際どれくらい影響するか知る機会かもしれない。 ) [Wed 27 Jul 2011 21:37:53]
ヴェロニカ > ええ、ちょっと聞きたい事がありまして。 それと――おすそ分け、ですかね。(ドアの向こうから顔を覗かせたラティに、にこりと笑いかけて、丸めた上着を見せる。どうやら中に何か包んでいるようだ。  ラングフォードPWMCの同期で、彼女とは付き合いも長い、ヴィヴィもあわせて大切な友達だ。 私はヴィヴィとラティを助けたいし、二人に助けてもらいたい。 彼女たちの事が、自分と同じくらいに大事だからで――それは他のPWMCの仲間たちだって同じなのだけれど。 ……ああ、でも、泣くところまでいってないなら、大丈夫……かな?) [Wed 27 Jul 2011 21:32:05]
ラティーシャ > ( P.W.M.Cの面々の中には会いたくても両親に会う事は適わない子も沢山居るのだ。 皆、そんな事はおくびにも出さず明るく一生懸命仕事して、遊んで、日々魔女として傭兵としての進歩に励んでいる。 私だってもう、家族に甘えたり可愛がられたり、家に帰ったらこの2年の色んな事を話したりとか、しなくたって大丈夫だ。 うん。 ) ――――ふぇ? …はぁい、おきてまーす! ( 酷く寂しくなって、ぐず、と鼻を鳴らした所で外から声。 ヴェロニカの声だ。 小さく息を吸って吐いてから、扉を開けた。 ) どうしたの? なにかあった? ( 此処は私の故郷だ。 何かあったら私に聞くのが普通だろう。 水周りの事とか、備品が足りないとか、付近の道とか。 ) [Wed 27 Jul 2011 21:24:02]
ヴェロニカ > ――――ラティ、起きてますかー?( と、バンガローの戸をノックして声をかける。 まあ、この決心が固まるまで10分近くはかかったのだけれど、声はいつも通りの呑気なものだ。 街中を離れて森の中なら涼しくもなるかと思ったけれど、やはり歩きまわると暑いもので、脱いだ上着を小脇に抱えるようにし、シャツはうでをまくり上げた格好である。 生まれも育ちも都会だった自分には、こういう田舎――というと彼女は気を悪くするかもしれないが――は初体験で、わくわくしながら迎えた合宿だったのだけれど。 ――それなのに、実家に戻ったはずの彼女がバンガローに駆け込むところを見てしまったとなれば、友達として声をかけない理由は無かった。) [Wed 27 Jul 2011 21:18:59]
お知らせ > ヴェロニカさんが来ました。 『 ノック、ノック 』 [Wed 27 Jul 2011 21:11:25]
ラティーシャ > ( 服も、髪型も、お化粧とか香水とかも皆ヴィヴィアンに教えて貰ったんだもの。 変じゃないもん。 それをお父さんとお母さんと来たら、親戚やご近所さんが帰った後、改めて席を設けて「何だその都会かぶれの奇抜な恰好は」とか、「二年でどうしたらそんなに胸が膨れるんだ」とか、散々お説教(?)である。 お説教されるような事なんて何もしてないのに。 それでちょっと反論したらお母さんが泣きそうな顔して、お父さんはもっと怒って、私もちょっと怒り返して、逃げるように出て来て今に至る。 今日くらいは実家で過ごそうかと思っていたけど、もう、いい。 今日から私も皆と一緒にここで寝起きするのだ。 作戦行動中の心算で強化合宿に臨むべきだし、もう大人なんだから。 ) [Wed 27 Jul 2011 20:58:11]
ラティーシャ > ( 魔女としての才能を見こまれて村で唯一の魔女の老婆に教えを請い、培ったスキルを世の役に立てるべくシンディ・ラングフォードにスカウトされて単身都会に出た。 そして立派に魔女として成長し、お給料も増えて自立して生活し、戦争にも参加して活躍してお金をいっぱい稼いで帰って来たのだ。 華々しく故郷に錦を飾った帰郷に両親、親戚、近所の人達、魔女のお婆ちゃん達が一堂に会し、ただいまーっ!と現れた娘に向けられた視線と言葉の数々は。 ) ( 太ったなー。 ) ( 派手な格好だねェェ! ) ( 髪の毛もじゃもじゃ! ) ふ、太ってないし! 戦争の間むしろ痩せたくらいだし! そりゃあ村に比べて街は甘い物とかお肉とか美味しい物いっぱいあるから、村を出る前よりは、そりゃあ、少しは、増える、けど―――太った? じゃなくて 太ったねぇ。 とか、凄い失礼だと思う! ( 些細な差である。 バンガローの一室、むくりと起き上がってワーと喚き散らした後にまたへこたれた。 皆あんまりだ。 ) [Wed 27 Jul 2011 20:36:09]
ラティーシャ > ( 山と森に囲まれたヴェイトス市地方村の一つ―――他の幾つかの村との物々交換的な交流以外殆どないような辺境のド田舎に、ラングフォードP.W.M.Cの面々が到着したのが昼過ぎの事。 少し遅れて来るメンバーも居るが、その大半は既に今日の馬車で到着している。 村の中央の拓けた辺りに幾つか小さな店や村で唯一の酒場があり、その中で一番高い所にある大きな建物が村役場だ。 宿屋を経営する程外からの来客もない村で、宿泊施設といったらこの役場の横に連なるバンガロー風の建物になる。 2、3人で1部屋を借りて一旦荷物を起き、今日は各々休息なり自習なり散策なり、時間を設けられている。 ) ( そんな中、故郷であるこの村の実家に一時帰宅していたラティーシャ・リンドがバンガローに戻ってくるなり膝を突き、床に突っ伏し、ぽよんとバウンドした。 ) [Wed 27 Jul 2011 20:28:19]
お知らせ > ラティーシャさんが来ました。 『 ずぅん 』 [Wed 27 Jul 2011 20:17:35]
お知らせ > 翠碧さんが帰りました。 [Tue 19 Jul 2011 20:45:14]
翠碧 > ( てくてく、―― 歩いていた少女はハタと立ち止まり。 )   えと、 ……  思い出すのです。思い出すのですよ、翠碧。ディシュクさまのおうちの方向――   ……  あッち、なのです!  (ぴしッ、) ( 佇んで思考する事暫し。 方向確かめた少女はそちらに向かい、 てくてく、 再び歩き出すのでした。 )(  買い物に出た奴隷がいつ戻って来るのかは、彼女のご主人さまのみぞ知る、という事で。 はてさて―― ?  ) [Tue 19 Jul 2011 20:45:10]
翠碧 > ( てくてく、―― 地方村の道を歩く、キリバナ少女が一人。その手には籠があり、少女は大切そうにそれを両手で抱えるようにして持っており、 )   成功なのです! 翠碧はひとりで、お買い物に成功したのです。 (如何やら籠のなかみは、ご主人さまの為のお買い物リストであった模様。) あとは、ディシュクさまのところに戻るだけ、なのですよ。  ( きゅッ と気合込めて、小さく拳握ったり。 ) [Tue 19 Jul 2011 20:37:05]
お知らせ > 翠碧さんが来ました。 [Tue 19 Jul 2011 20:33:24]
お知らせ > ヘカテ@Sponsorさんが帰りました。 『(親指、ビッ!) ――美ン味いッ!!(P,C特製美容アイス=フローズンの出来上がりッ!)』 [Wed 29 Jun 2011 01:02:20]
ヘカテ@Sponsor > (「「かッせー! かッせー!!」」)(『ワッショイ! ワッショイ!!』)(「「らッせー! らッせー!!」」)(『よいとー! よいとー!!』)(音頭と同時にフリルとドレープの裾まくり美脚を晒す艶姿。勇壮に振られる扇と乙女達の号令に合わせ左右にガッシュガッシュ横引かれる鋸刃。透き通ッた表面にガッツリ食い込みゃ、たちまち冷やッこい銀粉が周囲に雨あられと降り注ぎ、シートに山と積もッてく光景。コレなるはP,C即席演舞がいち、氷掻きの舞でぇござい! 今命名ッ!)(「「けずれー! けずれー!!」」)(『ファイツー! ファイツー!!』)(「「なつだー! なつだー!!」」)(『祭りだ! 祭りだ―!!』) ――Hey,Honey! そこらでいいだロぃ!(女は削り氷が膝上Levelになッた辺りで孔雀扇をパチンと閉じてStopの合図。片手にミルフィオリローズデザインのガラスボゥル、片手に同じくガラスシャベルを持ッて楽しげに近寄り、氷の山を一掬いしてボゥルに盛らン。ア、ペタペタッとネ、)(円錐形に固めたトコで薔薇娘ッコが1人進み出、樹脂製のチューブをサッと差し出す。フフン、コレはネ、P,Cオリジナル・コラーゲンエキス配合のローズフレーバーシロップさネ。純度100%の採り立て蜂蜜とコイツとをタップリぶッ掛けてッと。ちょぃとカロリーが高いから練乳はお好みでネ。銀のスプーンで一口お味見、シャクッ。お味は、Oh!?)(見開く真紅の猫目に固唾を飲ンで見守る娘ッコらの視線が集中する、) [Wed 29 Jun 2011 01:00:13]
ヘカテ@Sponsor > (『応ッッッ!!』)(勇ましい気合が応答が加工場を揺るがしゃ、立ちどころに色彩豊かなドレス姿が集まッて、正方形した塊の四方を取り囲み手際良く動き始める。保温布が闘牛旗のヨにバッと取り払われ、オン出たキューブ=アイスの麓で赤薔薇娘と白薔薇娘がパシパシと互いの手を組み合わしゃ「勢(せい)ッ!」、4本の腕をトランポリンに黒薔薇娘と黄薔薇娘が続けざまにジャンプして、霜を発する氷の上に危なげなく着地する。その隙に蒼薔薇女は作業具ロッカーから両引きノコギリセットを担いできて、アイスの真下にツカツカ歩むやブァとドレス蹴ッさばき、露わな腿を大きく振り上げてフル=スイングの姿勢を構えンと、おるぁッ、) Shoo―――ッッt!(グォッ!)(色ッぽい声が野太い雄叫びを発してノコギリ箱を思いッくそ投擲す。バヒュンと直線状にスッ飛ンでくノコギリを氷塊上の娘ッコ2人がキャッチして、瞬く間に箱から取り出し組み立てン。ポイと工具箱が落とされりゃぁスタンバイしてた娘ッコがすかさず受けとめる。この辺はピタリと慣れた呼吸ヨ。間を置かずサササと立方体の4面に敷かれるアルコール=シート。オゥ・ケイ、アタイのハニー達ゃ相変わらず仕事が早いワネ。2人組が鋸刃を氷にあてがえば、女は白い胸元に差した孔雀扇を抜刀宜しくスッと引き抜き、瑞々しい肢体の真横でパッと開いてみせる。Ready?) ――Go!! [Wed 29 Jun 2011 00:50:24]
ヘカテ@Sponsor > (加工場を繋ぐガラス=ドアの真鍮ノブを押せば、作業中の社員達が時間差でパパッと顔を上げ、次々に花綻ぶ笑顔でニコッとやる。P,Cの辞書にゃ『笑顔満面』の文字もあるンだ。いつ如何なる時でもBeautiful,Smileを人に向けられない娘ッコぁ、このペルセフォネーに1人だッていやしない。女も陽気に「Hi!」と手を振ッてトビキリのSmileを一ッ丁送り、ナイト=サンダルの踵をカツカツ鳴らして奥へ進む。そうすりゃやがて10畳ほどのフリー=スペースが見えりゃ、ド真ン中にドンと鎮座ましますはクリーム色調の保温布を頭ッから引ッ被ッた、直径4〜5m四方てぇ巨大なスクエア=キューブとご対面てぇ寸法ヨ。鼻歌混じりに近づいて布地越しの壁面をパンパン叩く。Oh、コリャいい冷たさだ。今夜はコイツがお目当てなのサ、) フフン、さすがアマウラ深山直送の氷塊だワネ。毎年、商品劣化の早い夏期にゃ保存に欠かせないてぇ代物だけど…、――Hey、ハニー! コイツは食用にも使えるてなぁ間違いないのかエ?(「モチロン確認済みです姐さン! 取引先のサインもありまさぁね!」) オゥ・ケイ、頼もしいやネ! そンじゃ、薔薇の花も眠る真夜中に面倒かけて悪いが、1つオッ始めるとするか! [Wed 29 Jun 2011 00:40:30]
ヘカテ@Sponsor > 後は…と、Oh! 出店の問題があッたワ、何だい何だい、コッチも空ッき空きじゃぁないサ? ッたく、腰が重いッたらないネぃ、流行りのECOも行き過ぎりゃぁつまンないのヨ!(数枚重ねの広報をペラペラ捲り、不満げなアヒル口をコミカルに尖らせてみせン。ちょいと抜き差しなンない事件続きで不景気ななぁ解るけどいつまでも辛気臭いのは好かないネ。こういッた街ぐるみのBig,Eventは街の連中全員でアゲてこうッて心意気が大事じゃぁないサ、P,Cの辞書にだッて『一致団結』の文字が欠けたこたぁ一度もないのヨ? ガツガツ乗り出してかなけりゃぁネ!) しかし、ま、出店、出店ネぃ…、Nhーッ、アタイの顔が利くコネッて言や専らブランド・セレクト・コスメ業界てぇ、とてもじゃないがテキ屋にゃ向きッこないバリエーションだしネぃ。まさかエネルギッシュな炎天下の下で、サマー=ドレスだのミュールだの持ち込ンで路上販売たぁいくめぇ、(野菜の叩き売りじゃあるまいし。やッぱりファスト=フードが定番かしラ。コッチもアイディアはあるンだけどサ、)(女は高い位置で重ねた脚を組み換え、ロココ=チェアからスックと立ち上がらン。ドレスの裾を翻し、サロンを出て製品加工場へ向かう、) [Wed 29 Jun 2011 00:30:12]
ヘカテ@Sponsor > (後は力を合わせて景気良く御輿を担ぎ出すだけサ、) Haa…n、コンテスト参加者は、大ぶン出揃ッた勘定だネぃ…、(総合コスメティックカンパニー『ペルセフォネー=コーポレーション』農場内サロンで、ナイトドレス姿の女がドレスより鮮やかなグロリアブルーの頭髪を指に一房ひッかけ軽く唸る。手にしてるなぁコンテストの最新広報だ。タイプの違うのが10人近くも挙手を示しゃぁ競技としちゃ充分成立するだろう。問題は相変わらず空席を主張する部分だ。そろそろ手を打ッときたいトコロだネぃ、)(ハーフアップに纏めたグラマラスカールを緩やかに掻き上げ、女は無更新情報欄に並ンだ「特別審査員」の項目をネイルの背中でピンと弾く、) Nhー…ッ、募集規制がそう厳しかないンだから、いのいちに集まりそうなモンだけどネぃ。かぶりつきでピチピチの水着姿を拝ンだ上、とッくり吟味して票入れるてぇVIPな立場が気恥ずかしいッてか? Ah…、マ、確かに羨ましがられ妬まれはするかもネぃ、(手の甲を唇に添えてケララと微笑。何せ限定10席の早い者勝ちだ、愛しのあのコの艶姿を特等席で楽しみやがッててなこッたい。しッかしまぁ、ソレにつけたッて募集枠がガラガラてぇのに尻込みするも何だよネ、) [Wed 29 Jun 2011 00:20:07]
ヘカテ@Sponsor > (スポンサーッてな一般的に広告塔てぇ意味に使われがちだが、ナニ平たく言や商業や個人を奨励する出資者・後援者の総称だ。勿論ボランティアや慈善事業たぁワケが違う。大枚支払う見返りにゃ相応の“お返し”ッてモンが存在して、基本的には出した資金に見合ッた待遇が用意されることと相成る。例を挙げりゃ優秀な個人に対する企業規模での融資が成立したなら、生活管理・教育管理・契約管理その他全面においてほぼ絶対的な干渉権を得られる上、スカウトやハンティングに最優先権利が与えられるてのがスタンダードな内容だ。持ちつ持たれつッてヤツさネ。じゃなけりゃ支援制度なンざとッくのトンマに廃れてるッて話ヨ。スポンサード=キャピタリズムを馬鹿にしちゃぁなンないワ、)(今回みたく商工会中心の有志グループが相手なら、ま、ぶッちゃけちまえばパトロン的な扱いと思やいいだろう。モノを出す人も貸す必要なら顔を紹介するの三点リーダーを始め、イベントに対する全面的な後ろ立てを引き受けるワケだ。こういう場合の報酬は知名度浸透性と相場が決まッているが、ローリスク=ローリターンの勝負内じゃぁ企業側としちゃ旨味タップリさネ。どう転ンでも損はないてぇモンヨ、) [Wed 29 Jun 2011 00:10:03]
お知らせ > ヘカテ@Sponsorさんが来ました。 『(サテ、ココいらでスポンサーッて単語をお浚いしよう、)』 [Wed 29 Jun 2011 00:00:06]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 [Mon 27 Jun 2011 07:03:43]
お知らせ > ルードさんが退室されました。 『( その夜はジャスティスをたっぷりと可愛がったことだろう )』 [Mon 27 Jun 2011 02:56:59]
ルード > ( 尻を擦りつけるような動きに答えながら、秘所を大きめにひらかせてやる。 湯を膣の中まで感じさせるようにさせようと指を出し入れさせていこう。 胸を転がしては再び口づけをして、舌を口内に差し入れては絡ませて口の中を愛撫させていく。 肉棒をクリトリスに擦りつけさせては秘所付近に移動させた ) ますます感じ易くなってねぇか? もう硬くなってるぜ? ( 乳首をきつくつまみ上げる ) [Mon 27 Jun 2011 01:52:43]
ジャスティス > んっ……。 (肌に感じる湯とは違う熱にため息をつきながらヒップをこすり付けるようにして。ため息吐息を二度三度と吐き、深呼吸するようにして胸を膨らませる。乳房に触れる肉体労働者らしい指先の感触に集中して、その動き一つ一つにピクリと反応しながら、時折消え入るように小さな声を上げて) [Mon 27 Jun 2011 01:44:37]
ルード > そうだな。 大分、久しぶりだ。 ( なかなか時間は取れなかったし。 ジャスティスも普段はシスターとして貞操を守っているようには振舞わないといけないし。 難しいものだ。 こういう機会は十分に楽しもう ) 此処なら大声あげても聞いてる奴なんて関係者くらいだからな。 ( 教会だと気を使うこともあるだろうが、それなりには楽しんでいるのだろうと思っている ) 首輪も付けてもらえばよかったか? ( 興奮にジャスティスの肌には硬い肉棒が触れている。 足を開いた彼女の尻がわから手を伸ばし秘所に指を這わせて撫で上げていく。 胸をゆっくりと揉みまわし。 強めにきゅぅとつまみあげては転がそう )  [Mon 27 Jun 2011 01:38:55]
ジャスティス > (相手の首筋に腕をまわしからませるようにして) のんびり……なんて言ってられなくなりそうだけど。 (唇をねっとりとなめまわし目を細める。自分を引き寄せた腕に自分の手のひらをふれさせ、心持足を開いて) ふぅ、けどほんと、久しぶり、かな? [Mon 27 Jun 2011 01:31:49]
ジャスティス > んっ……。 (瞳を閉じて唇の求めにこたえる。相手の髭のさす感触を楽しみながら、二度三度と口づけを繰り返して) んっ……んっ……。 ふぅ…… (とため息をつきながら唇を離す [Mon 27 Jun 2011 01:30:11]
ルード > ( 最初にすでにその気を見せているし拒否する様子もなかったのだ。 遠慮もなく。 ジャスティスを抱き寄せれば、今度はしっかりとジャスティスへと口づけをして、体重を預けられながら身体を軽く押さえる。 左手でジャスティスの胸をもみ始め ) そこはうまく場所を確保しねぇとな。 牛小屋を潰すなら場所は十分確保できるとおもうぜ。 ( 長く場所を取れる形で湯船を作ればいいのだ。 竜人の男の肩幅よりも広く作る必要はあるだろうが ) こうじゃねぇとなかなかのんびりした気分、とはならねぇだろうからな。 いい女とこういう風に抱き合えるのもいいところだしな? [Mon 27 Jun 2011 01:22:57]
ジャスティス > そうそう……。 (自然に抱き寄せられながら、足を延ばして二度三度と指を動かしてみる。うっとりとお風呂を楽しみながら、あらかじめこうると分かっていたのかルードさんの腕が振れても嫌がることは全くなくて) ほーんと、これくらい思い切り長く足を伸ばすことができればいいのに。 (ねー、なんてルードさんのひざの上に乗り体重を預けて) [Mon 27 Jun 2011 01:16:00]
ルード > ( 軽く身体を洗ってからこちらも湯船に入る。 毎日湯船に入るには湯を湧かす者が必要であるが、そこはあえて突っ込まないことにする。 働き手は居るだろうし ) 自宅ならたっぷり温まった後すぐにベッドに潜れるからな。 ( 自分も湯船に入れば、無防備になるジャスティスを背後からだきよせ用とする ) 足を伸ばせるくらいの広さは確保できるといいな? ( 足を伸ばして入れるかどうかでもリラックス度は結構変わってくるだろう。 あまり広すぎるとうとうとしたときに湯船に頭を突っ込んでしまうこともあるのだ )  [Mon 27 Jun 2011 01:04:13]
ジャスティス > うん、そうねー。 (笑いながらゆっくりと肩に湯を浴びせ、湯船に入っていく……) ふふーん、ありがと。 (にこやかに礼を述べながら、染み渡る暑さにほっと溜息をつく) ああ……うん、悪くない……これが毎日家で浴びれるっていうのなら。 (首回りに湯をかけ、ほっと一息。顔から力が抜けて、ぼんやりと無防備に天井を見上げて) [Mon 27 Jun 2011 00:57:54]
ルード > 身体を洗うだけにしても湯が使えるだけで大分違うからな。 ( こちらもズボンを脱いで裸になってしまおうか。 湯は丁度いい感じだ。 しっかり入るならもう少し熱いほうが好みであるが構わないか。 長く入っても問題は無さそうだ。 脱いだズボンは適当にその辺りの棚におく。 自分の所有物だからと割と無頓着である ) 相変わらずいい女だな。 ますます磨きがかかったか? ( バスタオル姿で戻ってきたジャスティスを褒めたつもりである ) [Mon 27 Jun 2011 00:37:55]
ジャスティス > そうよね、疲れたー、サウナー、ってあんまり思えないわ。 (うんうん、それはねー。のぞかれても困るし、なんて笑いながらも) まぁ裏路地通る人なんて大体決まってるしご近所の目もあるから大丈夫だと思うー。 (なんてあっけらかんとして) うん、もちろん。 (着替えもいろいろと用意してあるのだと、あっさりと了承して脱衣所に戻る。服を脱衣かごに入れれば、バスタオルを体に巻いて戻っていく)  [Mon 27 Jun 2011 00:29:59]
ルード > 蒸し風呂だと確かに身体は綺麗になるだろうが、湯に使ったときの気持よさはなかなか無いからな。 ( 苦笑。 土地が十分に確保できれば悩まない問題だろうが、そこは地方と都市部の違いだ。 こちらは裸足になれば上半身はほぼ裸であるし、後はズボンくらい ) 一応、気にはなるからな。 あんまり道路よりにはつくらないほうがいいぞ。 風呂時は結構無防備になるし、ジャスティスはいい女だから風呂に入っているときの音なんぞただ漏れだといろいろ劣情を誘いそうだしな? ( 振り返り、顔を赤らめたジャスティス。 可愛らしいというには少々失礼かもしれないが、こちらにとっては可愛らしい仕草だ。 近づけば軽く引き寄せて頭を撫でよう ) 確かに近けりゃあったまったままそのまま眠れるからな。 ついでに、此処で温まっていくか? 湯は張ってあるからな? ( そういっては軽く口づけを行おう ) [Mon 27 Jun 2011 00:20:55]
ジャスティス > まー、うちはどうせ両手を広げたら壁に両手が届きそうな感じになるでしょうしねぇ、まぁブロウンさんがはい獲れるサイズにはしないといけないんだけど。サウナとかの方が簡単でいいのかなぁ。 やっぱり遠いしねぇ、公衆浴場。いろいろと困るし雨はいやだし寒いと帰りに冷えるし……って、なんでそういうこと聞くかなぁ、と顔を赤らめて振り返る。少し拗ねたように唇をとがらせて [Mon 27 Jun 2011 00:10:54]
ルード > おう。 負担にならなきゃソッチの方がいいだろうからな。  ( 風呂場はかなり時間をかけた手作りであり、かなり頑丈に作ってある。 排水は重い石の板を持ち上げて行うようになっている。 ちょっと力があれば十分可能。 重く頑丈に作っておかないと水圧ですぐに壊れてしまうのだ。 天井は高めで斜めになっていて水蒸気を逃がしやすいように作ったつもり。 天井の掃除はけっこう大変だ ) 参考になるかはわからないけどな? しかしまた、なんで急に風呂なんぞ作る話になったのかねぇ? ( それがよくわからん、と疑問点。 一応扉は締めなおし、裸足で中にはいって眺めるジャスティスに笑みを浮かべる )  [Mon 27 Jun 2011 00:05:52]
ジャスティス > そうねぇ、ちょっと近場で探してみるわ。 (なんか、こう、どこか業者さんが預かってくれないだろうか、と首をひねって。お尻痛くない分は知った方が楽ジャン!!などと人間やめた身体能力の修道女は大げさに両手を振り回して) ふーん♪ (昔流行らしい目的で作られた場所だろうと扉を見るなり考えたものだがなれというものは怖いもので今では全く気が付きもせず、扉をくぐる) フフーフー♪ (スカート姿のまま裸足になり浴室に入っていく。天井とか排水とかどうなってるんだろうかとか嬉しそうに隅々まで見て回ろうか) [Sun 26 Jun 2011 23:55:36]
ルード > ま、もしも首尾よくちょうどいい感じに菜園を作れそうならその時に改めて牛を受け取りにくりゃいいさ。 ( 馬には慣れてしまえばどうってことはないのだが、慣れの問題だ ) 最初は大変だからな、あれ。 昔はなかなか苦労したんだぜ? ( ニヤリと笑みを浮かべる。 しっかりと鞍に捕まって固まっているジャスティスの姿を想像すれば笑みも漏れ ) おう。 構わねぇぞ。 んじゃ、こっちだな。 ( かなり重くつくってある扉をよいしょ、と開ける。 元々調教とかその辺りを考えて重いのだ。 自分とジャスティスには問題にならない重さではあるが。 入ればすぐに脱衣所。 その奥に広めの浴室をスペースに割いてある。 広く作れるのは地方村で贅沢に土地を使えるからだ ) [Sun 26 Jun 2011 23:49:40]
ジャスティス > そうねぇ……けどやっぱりなぁ、うーん、掘り返せそうな空き地が意外とアン郊外にないのよね。結構しっかり石畳で整備されているし……むむむむ。 (まぁ、少し離れたところに借りても十分だろう、なんて考えて) あー、私今乗馬の練習してるのよ。お尻いたいし高いし怖いし意外と大変。 (ふへー、なんてため息ついて) うーん、やっぱり距離がネックよねぇ………まぁ、それはそれとして、ルードさん、お風呂見せてよ! (と顔を輝かせてスイッチを切り替える) [Sun 26 Jun 2011 23:42:50]
ルード > 確かにな。 教会の権力振り回して近くの土地を手に入れた、とみえたら困るだろうしな? ( 事実はどうあれ、そう見えたら困る、という話だ。 納得したように頷く。 立ち話もなんとなく落ち着かないし東屋にでも座ってもらおうかと考える ) 近所に共同菜園でも作れりゃ良いんだけどな。 みんな適当に野菜を植えて育てて持っていくのは自由。 牛を置いておけば地面耕すにも使えるし糞を肥料に使えるからな。 ( 一応アイディアの一つは出しておこう。 牧場には空きはあるし、戻す分には全くこちらは問題ない ) 距離が結構あるからな。 馬…もしくは最低でもろばには乗れて配達できないと話にならないしな。 ( 苦笑。 それを考えるとそれなりに体力を求められるのだ。 乗馬を趣味にした近所の子ども、というのも心当たりは思い浮かばない ) そっちは一応暗黒街だしな。 女子供に足を運ばせて何かあったら困るってのはあるからな。 ( 喧嘩は弱いが見た目と単純な力には自信がある鬼だから安心して通える面もわるのだ。 ジャスティスくらい実力がある人間がそこら辺にほいほい転がっているわけもなく ) もしくはそっちから受け取りに通う、とかな。 それでも馬とか無いと時間的に辛いと思うけどな? ( 暇そうな竜人が飛んで受け取りに来る、という事でもいいかもしれないが )  [Sun 26 Jun 2011 23:28:52]
ジャスティス > うん、あんまり広くないしねぇ、においと海外にも、いろいろと困るでしょ?病気とかも怖いし……かといって街中だしねぇ。 (とため息をついて土地は借りられないし、と。) いやまぁ、借りれないこともないけど……金に物を言わせるのもこう、別にそれなければ死ぬってわけでもないしねぇ……って、どーなのかなぁそれは……まぁ私は別にいいけど。 (その発想はおかしい、とは言いつつも、今日は止まってくって言ってるし、戸あっけらかんとした感じ。別にストレスがたまっているという感じでもないが) うーん、牛乳配達のおばさんとか見たいな。近所の子供とか、一人で出歩いても大丈夫そうなことかいない?毎日お小遣いくらいならあげられるし [Sun 26 Jun 2011 23:13:23]
ルード > なるほどな。 ( 牛小屋というと近づけば結構匂いもキツイものだ。 自分のところの風呂も牛小屋と風呂とは母屋を挟むようにして配置してあり、大分距離を開けてある。 土地の確保が十分でなければ仕方が無いことだろう ) まぁ、そういう事なら仕方がねぇな。 あいつがこっちに戻ってくるなら牛乳とチーズの配達は毎日するようにしないとな? ( ジャスティスの隣に立って話を聞きながら歩いていけば自分の牧場の敷地内に移動する。 話をするだけなら東屋で十分であるが ) 私服姿って事はそういうことなんじゃねヵなってことだ。 シスター服じゃなければ一人の普通の女だろ? それに、俺は大体下半身で物を考えてるからな。 ( がはは、なんて笑おう ) そっちの教会に専門で通える奴が居ればいいんだけどな。 ( 名無花を預かって貰っているが、往復をさせるには彼女ではいろいろと辛い。 多少自分の負担が増えるが、それは仕方が無いことだと割り切るしか無いわけで ) [Sun 26 Jun 2011 23:09:06]
ジャスティス > うーん、ちょっとね、相談したいことがあって……。 (うーん、と困ったように腕を組んだ声を絞り出すが、そこまで深刻そうな様子にも見えないだろう) そうじゃなくてね…… (お風呂を裏庭に作ろうと考えていること、そして牛君の家畜小屋と一緒だとちょっと具合が悪いことなどを説明して) 断腸の思いで牧場に返そうかなぁ、って……あらあらさっそく? (なんてルードの言葉に苦笑しながらも怒る様子は全くなく) [Sun 26 Jun 2011 22:57:00]
ルード > おぅ! ジャスティスか。 こっちに来るなんて珍しいな。 どうした? ( 定期的に教会には足を運ぶことにしているがジャスティスが此方に顔を見せるのは珍しい。 此方も気がついたことを手を振って応えよう ) チーズでも切らしたか? それともいろいろ溜まってたか? ( なんてニヤリと笑みを浮かべて冗談交じりに告げようか ) [Sun 26 Jun 2011 22:47:08]
ジャスティス > んっ? (後ろから聞こえてくる声と足音に少し驚いて振り返る。獣じみた目を凝らせばそこには目的の人物が。パタパタと足音を立てながら駆け戻っていけば手を振って) ルードさん!!ちょうどよかった!! [Sun 26 Jun 2011 22:42:07]
ルード > ( 近所の家に呼び出されてはしばらく話し込んでいた男。 夜もすっかり更けて遅くなったな、と考えながら自宅である牧場を目指して歩いていた。 丁度ジャスティスの後ろから歩いていくことになる ) ふぅ。 じいさまも歳だからな。 屋根の修理なんぞもうキツイか。 ( そんな事をつぶやき、歩いている。 例の殺人事件とかここから離れた場所。 ルードの牧場がある地域は比較的平穏が続いている ) [Sun 26 Jun 2011 22:36:04]
お知らせ > ルードさんが来ました。 『( すっかり遅くなってしまったが )』 [Sun 26 Jun 2011 22:28:41]
ジャスティス > (今日はいるのかどうかわからないが、とりあえず相談してみようと、私服姿で地方損を抜け丘の上にある牧場を目指す。のんびりと歩みを進めながら、もっとちかければ、家庭菜園も牛もルードさんの土地を借りてできるのになぁ、なんて他力本願なことを真剣に考えていて。ずいぶん失礼な話である。それにしても、と教会を中心にs他質素な家並みを眺めながら、最近ずいぶん地方損で陰惨な事件がある。そういうたぐいの話をいくつか思い出しながら少し不安そうにした) [Sun 26 Jun 2011 21:56:45]
ジャスティス > (お風呂お風呂、お風呂である。家庭菜園を守るべきか牛君を守るべきか。悩みに悩んだ挙句の結果として、牛君をルードさんに返そうという結論に達した。家庭菜園は趣味の範囲である。が、牛くんの世話はといえば、なかなかの重労働、特にブロウンさんが大変である。それにお風呂を作るとなると、やはり牛舎と並ぶとあまり清潔ではないというか危ない気がして、今回の結論に至ったのだった) [Sun 26 Jun 2011 21:22:27]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sun 26 Jun 2011 21:08:03]
お知らせ > ルードさんが退室されました。 『約束を守る夏鈴をタップリとかわいがったことだろう』 [Mon 20 Jun 2011 23:48:44]
お知らせ > 夏鈴さんが帰りました。 [Mon 20 Jun 2011 23:48:16]
ルード > 寝る前にはちゃんと着替えて洗うさ。 ( 家の中で脱いで着替えたほうがいいだろう。 そういうプレイを楽しむならともかく、外でいきなり脱ぎ出すのは問題であろう ) ( 夏鈴が離れる気がなければ無理に首輪で拘束する意義も薄れるのである。 あの様子からすればそうそう離れることはなくなったのではないかと思う ) これは、一緒に出かけるときには、外してやってもいいからな? ( 代わりにチョーカーというのは、すっかり首輪をした彼女の姿を見慣れているためもあるだろう ) [Mon 20 Jun 2011 23:47:02]
夏鈴 > (つれないことを口にしつつ、お酒やらおつまみやらを持ち帰り用のバスケットに詰め込んで。そうしてなんやかんやといいながら、結局は顔を真っ赤にしてもじもじしながら男の部屋に後でこっそり約束を守りにいくのだろうけれども…) [Mon 20 Jun 2011 23:43:30]
夏鈴 > (買われて以来外したことのない首輪を外してもいいといわれるとは思ってもいなかった猫。首輪をしたままでいけば否が応でも奴隷であることは周知が可能なわけであるから、だから嫌だったのです。) だめよ。汚いし、布団とか服も汚れちゃうし…。お風呂にいかないまでも水で洗う位はしてよね…じゃないと蟻とかがよってきちゃうだろうしぃ… (一瞬、蟻にたかられているルードを想像してしまって、その気持ち悪さにしっぽが毛羽立った。) わっ・・・ (軽々と持ち上げられる体に驚きつつもほんの少しだけどきどきして。おろされれば) ありがと…。片づけ終わるころにはもう夜更けかもしれないけどねぇ…?( [Mon 20 Jun 2011 23:42:26]
ルード > ( 別にカリンを連れていっても表立って彼女が奴隷だと言うつもりは無かったのだが。 ) このくらいならほっといても大丈夫だと思うけどな。 ( どちらにしても立たせなければいけないわけで。 彼女を一度お姫様だっこしてから、立たせてあげよう ) じゃ、片付けするなら片付けして、その後は付き合ってもらうぜ? ( 約束したのだし。 ) [Mon 20 Jun 2011 23:35:23]
夏鈴 > 無理はしてないから平気だよ… ?(縁遠い世界ではあるが興味事態はある。さっきからずっと、ごねていた(?)のは、ただ、単に、奴隷という肩書の通りに、奴隷っぽい扱われ方で、奴隷として向かうという形で行かなくてならないというのであれば嫌だったというだけの話で。) そだね。さっきお酒こぼしたとこふいてないし、べたべたになっちゃってそうだし早めにお風呂にでも入って洗った方がいいと思うわ・・・? (頭を撫でられれば、耳としっぽを嬉しそうに揺らすが) 荷物あるし、それはちょっと… (直前の話題が話題でもあったから、食器類の片づけを口実に危険回避を試みてみようとする。もっとも強引に抱きかかえられればまんざらでもなさそうな雰囲気をだしてしまうのだろうけれども。) [Mon 20 Jun 2011 23:30:43]
ルード > 無理をして行くことはないからな? ( 奴隷印を隠しているとはいえ、夏鈴一人で行動させるには不安がお大きい。 彼女がカジノに出かけるときには保護者として付いていることだろう ) さて、夏場とはいえひええきたし。 家の中に入ろうぜ。 このまま、お姫様だっこして連れていこうか? ( 頭を撫でていこう )( [Mon 20 Jun 2011 23:19:39]
夏鈴 > (そういうのであれば、おとなしく頷くことだろう。今まで通り、男が好色であるのにはかわりはないが) うん、それならいくー・・・ (奴隷としてでなく、対等っぽく、或いは人として見られるのであればなんら不満はない。これがモノを見せびらかすために自分を連れて行こうとするのであれば、全力で拒否しただろうが。) [Mon 20 Jun 2011 23:14:39]
ルード > ( 迷いながらも頷いた彼女。 普段から素直ならこんな苦労は無いのだろう。 それでも夏鈴の可愛さはここから来ているのだろうと思う ) ま、そうだな。 ちゃんと夏鈴が約束を守っている間は新しい女の子奴隷は買ったりしねぇよ。 ( 名無花も教会にいってかわいがったり、ジャスティスをたまには息抜きにと誘ったりくらいはあるだろうが ) ま、そのくらいはいいだろうさ。 ( 特別カジノに執着は無い。 本当に行きたくなさそうなら無理をしていく必要は無いのだけれど )  [Mon 20 Jun 2011 23:03:02]
夏鈴 > (話されればぶるるっと身震いをし、それから髪を撫でつける) ほんとうなら、嬉しいけど… (思わず素直に本音がでたが) えっと、それは・・・ ッっ・・・ (首筋を撫でられれば思わずびくんっと体が震える) それが交換条件・・・? (眉をハの字に寄せて、瞳を頼りなく左右に揺らして頼りなさそうな表情を浮かべる。そうして暫くす迷った後、瞳をぎゅっと閉じるとそれでいい、というようにぎこちなくうなずいてみせる。) 首輪外してチョーカーにしていくなら・・・それだったら・・・ (妥協点として、そうあげて。) [Mon 20 Jun 2011 22:56:09]
ルード > ( 別に痛くはないがそろそろてを離すことにする。 あまり不満を募らせると今度は引っかかれる目に合うわけだ。 ) おう。 本当だ。 俺が約束を守ったらちゃんと夏鈴も約束を守るんだろうな? ( ニヤリと笑みをうかべて確かめるように告げた。 髪の毛を撫でるように手を伸ばす。 そのまま頭を撫でては首筋を撫でていくだろう ) 首輪だってチョーカーでもつければわからないものだしな。 別に奴隷ですって宣言するわけでもなし。 俺と一緒なら普通にしていればバレないと思うぜ? ( ルードがロリコンで危ないと言われるくらいだ ) [Mon 20 Jun 2011 22:47:37]
夏鈴 > う”−、むー・・・ (なんとからお互いの体の隙間から腕を抜き出すと、ぽかぽかとグーで握った手で空いてを叩こうか。女の知からじゃ対して痛みは与えられないが不満を表すにはそれで十分であろう) 増やさに?ほんと・・・・・・っっっ・・・(夏鈴に、と言われれば、思合わず猫耳としっぽがびんっとたった。え、あ、今もしかしてこの状態まずい!?みたいな焦りも覚えたりもする) 奴隷が、じゃなければ、むぅ… (ぶつぶつぶつ。別に彼女がかわいいとか言われたいわけではないけれども、みたいななんとも複雑だといいたそうな雰囲気で唇を尖らせる。) [Mon 20 Jun 2011 22:38:04]
ルード > ん? 俺が得するだけだ。 夏鈴がかわいいぞって自慢して優越感に浸るくらいだな。 ( どこまでそれができるかは疑問が大きいが ) [Mon 20 Jun 2011 22:34:50]
ルード > 離すわけねぇだろ? 女の子増やさねぇってことはその分、夏鈴にたっぷりとエロいことするってことだけどな? ( なんだかんだで日常生活の中でそういう事は何度かしているわけである。 抱きしめたまま頭を撫でては可愛がり続けて )  [Mon 20 Jun 2011 22:33:51]
夏鈴 > (こぼれた酒に一瞬だけ、動揺した様子を見せるがそれはそれ。これはこれ。) べ、別に拗ねてなんか・・・・・っわ!? (ふくれっつらしながら言いかけるも、強引に抱き寄せられれば抵抗するまもなく腕の中へと捕まってしまう。) はーなーせー・・・ (もがもがと、抜け出そうと最初は大暴れようとするが、なんだかんだで流されてしまっているのか抱きしめられて頭を撫でられた状態からは抜け出せず。) そんな見栄はっても誰も解くなんてしないじゃない… (そっけなく返しつつも、相手の可愛いという言葉にはほんの少しだけ機嫌も回復するようでもあり) でも、もうこれ以上女の子増やすのはダメ… (なんて、そこだけはかたくなに主張だけする。やだ、絶対、みたいな) [Mon 20 Jun 2011 22:29:46]
ルード > ( ぐい、と押された身体。 明らかにやきもちと見える行動。 押しのけられたものの少しバランスを崩して酒をこぼしたか。 ) っと。 そうスネるなよ。 夏鈴を蔑ろにしようってわけじゃねぇからな。 ( そう言ってやや強引にだきよせては頭を撫でよう。 すっかりと機嫌を悪くしたのであればなかなか機嫌は直らないだろうが ) ちゃんと着飾れば奴隷がいてもおかしくはないしな? 寧ろ三成の良い奴隷連れって事で金持ちにみられるかもな? ( 夏鈴は可愛いのだし、ちゃんとした格好をすればお嬢様でも通りそうだぜ、なんて告げようか ) [Mon 20 Jun 2011 22:21:43]
夏鈴 > (まさか気づかれているとは思っていないので、そのままつかんだ指同士をズボンを撫でるように動かしてみたりする。自分の思い通りにこっそり甘えられているのが嬉しくて、ベンチに寝そべらせていた猫のしっぽの先がはたはた椅子を叩くように揺れた。) 場違いじゃないかなぁ…? (言いっては見たいけれども、首輪のついた奴隷が行くという図になんとなく抵抗があるようで、むぅと唸る。そして、女が欲しいといえば、露骨に表情をむっとさせる) そんな商品なんか絶対でなければいいわ… (つんっと顎をあげるようにして顔を背けると唇を尖らせる。男の好色ぶりは知ってはいるが、こうして直接言われるとむっとしないではいられない。直前のご機嫌だった気分は一気に急降下したらしく、つかんでいた手を男の腕あたりに置くと体を押してのけるようなそぶりをしてみsる)  [Mon 20 Jun 2011 22:07:15]
ルード > ん? ( こっそりと近付いていることには気が付きつつも気がつかないふり。 こうして距離を探っている彼女を見るのは楽しいのだ ) 行ってみたいなら連れてくぜ? 大きな金額は出すつもりはねぇけどな。 ( ちょっと遊ばせるくらいなら良いだろう。 元々こういう所はカジノ側が勝つように出来ているものだ ) ん? ま、いい女だったり、置いそれとは手を出せないような名馬だったりな。 そういう商品なら行ってみてぇけどな? ( 人によっては豪邸だとか。 そんなのも魅力的だろう。 ) 希少種族の高級奴隷が手に入るとかちょっと魅力的だとは思うがな。 ( 今の所は夏鈴や名無花がいるし。 そこまで貪欲に求めるものではないが )  [Mon 20 Jun 2011 21:57:42]
夏鈴 > カジノ…ねぇ… (つ、と指先が相手のズボンの布地のたゆんでいるあたりに届くと、ほんの少しだけつまむ。控えめに。遠慮がちに。) うーん、名前というか単語位は聞いたことあるけれど、私には縁遠い世界かなぁっていうイメージしかないかなぁ… (今は奴隷の身であるし、それ以前も子供であったことや一般的な家庭の出自であったことからそういった娯楽にかかわる機会がなかったわけで。) む。別にないわけじゃぁないわよぅ? (チラシを差し出されば覗き込んで、読む努力だけはする。まだ、そこまでこちらの文字の解読は得意ではない猫は、暫く眉間にしわを寄せて格闘した後唇を少し尖らせた。) ルードは景品が好みのものだったらいきたいのね?どんな景品がでてほしいの…? [Mon 20 Jun 2011 21:51:21]
ルード > ん? いや、どうやら街でカジノが新装開店したらしいんだがな。 商品に魅力的な物が少ないって愚痴ってたところだ。 ( 一般向けといえばイヤリングくらいだと思っている。 一攫千金も今の所は興味はないしそうなると足を運ぶ理由も弱いのだ。 そういう一般人を取り込もうとするアイディアを考えればもっとよくなりそうだと思っている ) 夏鈴はこういうのに興味… あるわけねぇよなぁ…? ( 一応チラシは見せよう。 ) [Mon 20 Jun 2011 21:38:19]
夏鈴 > (隣といっても、ぴったりとくっつく位の位置ではない。猫が腰を下ろしたのは、ベンチにおいた自分の手を少しずつスライドさせると相手の服の裾が届く絶妙な所だ。) なぁに…? (唸る様な雰囲気でチラシを読む男に視線をむけてゆったりと首をかしげる。そうしてさりげなく手ベンチの上をわずかに相手の方へと移動させる。実はこの位置に座った時から鬼側の手を相手に気づかれないようにすこぉしずつ彼の方へとスライドしていたとかそんな相変わらず天邪鬼。そぉーっと、そぉーっと…。)  [Mon 20 Jun 2011 21:32:03]
お知らせ > 夏鈴さんが来ました。 『(主の隣に腰をかけている猫)』 [Mon 20 Jun 2011 21:22:15]
ルード > ( 今の所は行くつもりはない。 牧場の東屋。 今夜は星が見えないのが残念である。 酒をつまみつつ、チラシをランプの灯りで読んでいた。 ) ふうん。 ( 景品の内容は冒険者向きの物に偏り過ぎだという印象がある。 ただ、飾るのでも良いだろうが、上等な品が全て戦士向けの品、というのは少々頂けない気がした。 ) …一般人はお金だけ、ということかぁ? ( 単純に娯楽として楽しむには良いだろう。 牛や馬や奴隷。 そういう類の景品があっても良かったと感じる ) [Mon 20 Jun 2011 21:20:50]
お知らせ > ルードさんが来ました。 『( カジノでどうやらイベントが行われているらしいが… )』 [Mon 20 Jun 2011 21:09:29]
お知らせ > ルージュさんが帰りました。 『言われなくてもわかっています。 ( 見失わないように後をついていく。 )』 [Tue 14 Jun 2011 01:18:00]
お知らせ > ヒグラさんが退室されました。 『(そして、街を抜け、居住区の自宅へと向かう。)』 [Tue 14 Jun 2011 01:17:18]
ヒグラ > さて、此処からはルージュの嫌ってる人間の街だ。 少しだけ気合を入れて我慢してくれよ。 (はっきり、変、と言われて多少なりとも凹んだのは事実。 気をとりなおして告げて) ・・・それなら助かる。 後、おれが助けたい時にそれなら助けれるしな。 (笑みを浮かべよう。 人間はおろか。 確かにそうだろうとは思う。 それでも愚なりに前にすすめるのも人間じゃないかと考えていたりする。) しっかり着いてきてくれよ? [Tue 14 Jun 2011 01:14:51]
ルージュ > はっきり言います。変、ですわ。 ( 見ず知らずの自分のような妖剣を信用し、頼ろうといているのだ。人間を信じることなど到底できない自分には、それが変としか映らなかった。 ) …だから言ったのです。極力、と。これでも譲歩です。 ( 他の人間とは違うかも、と最初にあった際に感じたものがその譲歩に繋がっていた。それ以外の評価は他と一緒であったが。 ) 私には関係のない話です。ただ、人間は愚かだと再確認するだけです。 ( そう話していれば、いつの間にやら市街地はもう目の前であった。初めて入るヴェイトス市に思わず息を呑んでしまうだろう。 ) [Tue 14 Jun 2011 01:11:26]
ヒグラ > (竜華樹を助けているところを付かれればなかなか愉快な顔を浮かべることだろう。) そうか? そこまで変でも無いと思うけどな? (そろそろヴェイトス市の中に入る。 正門を抜けて自宅へと向かうことになるだろう。) それでも、頼れる奴がいるなら一人でも多く居たほうが良いだろう? (猫の手も借りたい状況なら喜んで手を貸すつもりなのだ。) ・・・今暮らしてる奴にそれを言うのは酷って奴だと思うけどな。 (すでに深くなった後に済んでいる人間も多くいるのだ。) たしかに、怠慢だな。 世の中には必要悪ってのもあるらしいけど、それに該当するのかもわからないし。 [Tue 14 Jun 2011 01:01:31]
ルージュ > ( ――この人間は何を言っているの? )( 我が身可愛さで慎重に、と言うのなら最初から竜華樹を助けなければいいだけの話。それを危険を冒してやっているのだから、理解には苦しみ思わず噴出してしまう。 ) …変な人間。 ( そう呟きながらも、これが竜華樹の魅力なのかと思えば納得はすぐにできるだろう。 ) ………アナタの手は極力借りません。ただの協力関係で、仲間ではないのですから。 ( 目標のための手段として利用しているだけ。人間はやはり、好きにはなれず。 ) 根が深くなる前に摘み取ってしまえば問題なかったでしょうに。それは人間たちの怠慢ですわ。 ( 腕を組みながら表情はムスっとしてしまう。主ならこんなヒドイ状況にはしなかっただろう、と考えたためだ。 ) [Tue 14 Jun 2011 00:56:02]
ヒグラ > おう。 これでも、我が身可愛さで慎重に動いているつもりだけどな。 (自分を大切に。 今の所は大切にしているつもりだ。 慎重さを重視して動いていることもある。) ありがたく忠告は受け取っておくよ。 手を借りたい時には素直に手助けを申し出ることにするから、そっちも何か手助けして欲しい時には言ってくれ。 (自分を大切にするというときはむりそうなときには手を借りることも選択肢に有るということ。) ・・・根が深すぎるからな。 個人が表面を削っても根まで届かない。 それでも、個人で表面を刈り取り続けてれば表向きは平和なんだけどな。 (一般人に被害が及ばないようにする程度はしたいと考えている。) [Tue 14 Jun 2011 00:42:42]
ルージュ > 考え方……。 ( 人それぞれとは言われたが、やはり根底にあるのは汚いものであろうと考えてしまう。それは例外なく隣にいる貴方にも視線を向けて考えてしまう。 ) ……その言葉、そっくりそのままアナタに返します。アナタが一番危険に近い場所にいるのですから。 ( もっとも、その言葉を一番伝えたいのは、竜華樹に、であったが。 ) ……その闇を晴らそうとする人間はいないのですか…? [Tue 14 Jun 2011 00:36:48]
ヒグラ > 考え方はひとそれぞれだからな。 俺のところの地元みたいに道具を相棒として扱うようなところもあれば唯の道具として使い捨てにするところもあるからな。 (オルガは後者の環境の中で育ってきたのではないだろうかという想像。 トキノミヤコは鍋もなんども修理して使いまわしたりできるだけ無駄を出さないように暮らしているものなのだ。) そういう事だ。 自分を大切にしろよ。 ルージュもな。 (竜華樹も自分を大切にして欲しいのだが) ・・・ヴェイトス市の闇ってのは結構深いからな。 (奴隷制度も存在するのだ。 闇は闇が抑えることで表には出てこないようにしている面も存在するのだろう) [Tue 14 Jun 2011 00:27:44]
ルージュ > ( 物騒で黒い存在――主ならすぐに何らかの手を打って、市民の生活のためと戦ったであろう。それなのに野放しにされている状況に、市自体にも愕然とするだろう。 )( ――人間はこれだから…。 )( 抹殺したとしても構わないだろうが、それでは事を荒立てるだけと理解する頭はある。不本意ではあったが、無言で小さく手を挙げて同意しよう。 ) フッ……そうですわね。竜華樹は底抜けの大ばか者ですからね。 ( 思わず噴出してしまう。敵である手負いの自分に妖力を渡したのだ。悲しむ姿は簡単に想像できるだろう。 ) …どちらにせよ『自称』人間の味方の竜華樹を憎む人間と言うのは…解せないわ。 [Tue 14 Jun 2011 00:21:08]
ヒグラ > そういう事。 ルージュも気を付けろよ。 迂闊に手をだそうとすればどんな目に遭うかわからないからな。 (ルージュの性格からすれば猪突猛進に突っ込んでいきかねないと思い、釘を刺す。 忠告をどこまで聞いてくれるかはわからない) そこまで言われたらな。 (そのまま諦めて傘を差し出すことを諦める。) ルージュの立場が悪くなったら竜華樹もかなしむと思うけどな。 (個人的な恨み) ・・・それはわからないな。 トラブルがあったのはカジノと竜華樹かもしれないからな。 ・・・本人から話を聞けない以上は推測しか重ねられないしな。 (そこは困ったところ。) [Tue 14 Jun 2011 00:11:09]
ルージュ > カジノのオーナー?……そういう立場ですのね。 ( カジノは昔、主が取り締まりに行ったような記憶があった。それ故どんな場所であるか、そしてオルガがどんな人間か察せた。要は、表の人間ではないと。 ) ―――?何をアナタは言っているの?身体は妖力によって作ったものです。刀身とは別なのですから、余計な心配です。アナタこそ、人間なのですから体調不良などという面倒なことも起こるでしょうに。 ( 人間の世辞の意味はわからない。ただ、自分には『紅い滴り』があるが、いい女と言われてもそれがなんの意味かは解せなかった。それ故、好意は受け取らず傘を再度戻す。 ) 私の立場はどうでもいいのです。竜華樹をこれからどうするか…それだけを考えればいいのです。 ( いらぬ心配だと、腕を組んだまま顔を背けよう。 ) 個人的な恨みだというの?……馬鹿げていますわ。 [Tue 14 Jun 2011 00:01:54]
ヒグラ > どうやらカジノのオーナーって立場らしい。 (最も「唯のカジノのオーナー」とは到底思えない。 先程も言ったが、人を殺してくれ、と金を積んで大々的に宣伝できるような立場である。 その範囲が自警団などに届いていないとしても影響力の大きさは伺える。 先日の会話の中で質問を止めたのもそこに起因する。 相手の性格もよく知らないのに初対面で脅されてそれ以上聞くのはリスクが高すぎる。 向こうからすれば遠慮無く聞けばいいのに、と思うだろう。 こっちとしては気に入らない、で賞金首になるかもしれないとビクビクしていたのだ。) そっちが平気だと分かっていてもな。 水も滴るいい女、というのも分かるがやっぱり濡れたままにさせたくはないな。 鉄は濡れたままだと錆びるだろうし。 (そして、改めて彼女も傘に入れようとするのだ。) ルージュの立場が悪くならないようには努力させてもらうさ。 (どこまで出来るかは疑問が募る。) おそらくはオルガと竜華樹の間でトラブルはあったとおもうんだがな。 (どんなトラブルが会ったかまでは知らない。) [Mon 13 Jun 2011 23:46:27]
ルージュ > ええ、おかげで黒幕の確認はできました。ところで、あのオルガという人間、街ではどういう存在ですの? ( 話は聞いていたものの、竜華樹の手配書を出したことしか結局はわかっていなかった。従者までいたのだからそれなりの権力はあるのだろうとは察したが。 ) あの時、初めて会った様子のみ見られたのですから、その後どうなるかということも想像はできやすいでしょう。情報の鮮度、確かに大切でしょうが、情報は成長もしますわ……主の受け売りですけど。 ( そう言えば、右手で口元を隠し小さく微笑む。そして、「結構」と自分のに差し掛けられた傘を貴方へと押して戻そう。自分は濡れても平気なのだから。 ) ……私の姿はあの人間には知られていません。だから、非常に不本意ですけどアナタの知り合いと通せば問題はないでしょう。 ( 先ほどとは矛盾する発言ではあったが、どうとでもとれる状況であるのには間違いない。 ) ………これだから人間は…! ( 人間への嫌悪感から奥歯を強く噛み締める。そんな人間に竜華樹は苦しめられているのだ、腹立たしさは募る。 ) [Mon 13 Jun 2011 23:34:11]
ヒグラ > あの時近くにいたのか。 それなら話は早いかな。 (このペースで歩いていれば到着まで2時間は時間がかかるだろう。 その間に出来る限りの情報交換をしておきたい。) 商人は情報も商売道具だからな。 オルガがたどり着いていれば相応の値段で売るだろうな。 だけど、ひと月か、情報が古ければそれはあまり役に立たなくなる。 そこまでの心配はしなくても良いか。 (ルージュのマークされている可能性は低そうだ、と知れれば警戒も少しは緩む。 手に持った傘はルージュも入るようにして濡れないようにする。) そこは無理に言わないさ。 そっちの方が隠密行動を取りやすいけどな。 (ルージュの意思は尊重するつもりだ。) オルガの力の及ぶ範囲は正直わからないんだよな。 だから出来る限りの警戒をするしかないんだが・・・。 (竜華樹をかくまっているという確信を得られていない以上はそこまで情報網は広くないのかもしれない、と考えているが・・・) こっちにとっては人を殺してくれ、とぽんぽん金を出せる立場、ってのがおっかないな。 [Mon 13 Jun 2011 23:19:20]
ルージュ > さて……一月は過ぎています。その商人がこの前の女と結びついていなければいいけど……言い忘れてましたけど、先日竜華樹のことを問いただしていた女との話、聞いていましたから。さっきと同じような感じで潜んでいましたから。 ( この前の女――オルガと貴方の話を聞いていれば黒幕だということがわかるだろう。街の様子は入ったことがないのでわからないが、オルガがどれだけ権力があるか――それが自分の中で危惧しているところであった。 ) 時間が掛かるのはかまいません。彼女の性根を早く叩きなおしたいので。…でも、私は誰にも握らせません。私を握っていいのは主だけですから。 ( 鋭い視線で貴方を睨む。いくら協力者とはいえ譲れない一線であった。 ) [Mon 13 Jun 2011 23:07:39]
ヒグラ > そうか。 どのくらい前のことだ? (最近でなければ問題は無いだろう。 特に賞金首になる前後に接触が会ったところを目撃されているかどうかが肝心だと考えていた。) わかった。 ちょっと時間はかかるからな。 (市内ではレイピアの姿で居てもらった方が見つからずに住むかもしれない。 彼女にそこは伝えるが身を任せてくれる気があるかどうか。) [Mon 13 Jun 2011 22:56:55]
ルージュ > わかっています、それくらい。一緒にいるところを見た人間はまずいない……いえ、いましたわ。街に行った商人がいました。 ( 思い当たったのは、初めて会った時の荷馬車の承認のこと。グレンデルが派手に幌を壊したせいで記憶に残っていたかも知れなかった。 ) ………何ですって? ( 貴方の言葉を聞き、口惜しさから思わず握る拳の力を強めて苦々しく唇を噛み締める。 ) ……情けない。そんな不甲斐無い真似をして……無様でしかありません。当然行きます。案内なさい。 ( 腹立たしさしかなかった。理由はなんであれ、あの竜華樹が不甲斐無い様になっているのを黙っていることはできなかった。 ) [Mon 13 Jun 2011 22:51:13]
ヒグラ > 後はできるだけ慎重に事を進めたい。 ルージュと竜華樹を結べる奴がどれだけいるかはわからないけどな。 一緒にいる所、みられたりしていたか? (見ていた村人が居るなら必死で探しているリストに入っているかもしれない。) ・・・無事、かどうかは判断しかねるな。 今は俺の家に刀の姿で保管してある。 出会ったときには記憶の混濁や会話能力の低下があった。 その後、刀の姿に戻ったきりだ。 単純に妖力が不足しているのか他の要因があるのか俺じゃ判断がつかない。 (応急措置として神棚に供えてお祈りをしてみている状態だ。 付喪神も神の一種であったりなりそこないであるのなら効果はあるかもしれないという素人判断だ。) 観に来るなら案内する。 市内だから少し歩いてもらうことになるけどな。 (下手に持ち歩くよりは安全だと思っていた。) [Mon 13 Jun 2011 22:38:33]
ルージュ > ……物好きね。 ( 人間の感覚は相変わらずわからない。無関心に振る舞い茂みから全身を現す。 ) それだけ隠すほど事態は深刻ということね。わかるわ。 ( ここ数日この村に来ていた、傭兵や賞金稼ぎを見ていれば物々しさを察するのは簡単である。いわば、竜華樹を追っている者全員を敵に回しているようなものなのだから。 ) 確かに。それは同意するわ。 ( 貴方に並ぶように立てば、歩調を合わせて進みだす。そして気になっていた言葉を口にする。 ) ……彼女は、無事ですの?今どこに…? [Mon 13 Jun 2011 22:29:46]
お知らせ > ルージュさんが入室されました。 [Mon 13 Jun 2011 22:22:07]
ヒグラ > こうして体感するからこそ、楽しめるものもあるのだけどな。 (風呂だとか。 こういう日に熱い風呂で身体を暖めるのは気持ちがいいものだ。) 久しぶりだな。 分かり難いメッセージだと思ったが気がついてくれて助かったよ。 (周囲に視線を巡らせ、他に人影が無いことを確認してから話しかけた。 雨の中だ。 多少の音はかき消してくれるだろう。) 歩きながら話そう。 ルージュと竜華樹を結んでくる奴はそうそう居ないとは思うが念のためだ。 (どこか人目につかず、落ち着いて話せる場所を知っていれば助かる。 ここからヴェイトス市へと移動しての市内であれば心当たりはある。 しかし、こうした地方村では心当たりがない。) [Mon 13 Jun 2011 22:21:38]
ルージュ > ( 人の姿を保つのも妖力を必要とするため、抜き身の剣の姿のまま、村の茂みの中で待ち人が来るまで休んでいた。その待ち人の声が聞こえれば、紅い滴りを刀身から垂らして人の形を作り出して、ひょっこりと茂みから頭だけを出そう。 ) 人間は不便なものね。暑い寒いと体感しなければならないなんて。 [Mon 13 Jun 2011 22:14:42]
お知らせ > ルージュさんが入室されました。 『…遅かったわね。』 [Mon 13 Jun 2011 22:09:39]
ヒグラ > (先日ルージュと出会った地方村。 今日は生憎の雨。 しかし、連絡手段は限られる相手。 来る可能性があるのならできるだけ出会っておきたいと思う。) 少し冷えてきたか? [Mon 13 Jun 2011 22:06:51]
お知らせ > ヒグラさんが来ました。 『(…雨の中歩く)』 [Mon 13 Jun 2011 22:02:59]
お知らせ > ティナさんが退室されました。 [Mon 13 Jun 2011 00:58:12]
ティナ > ( 夜、締め出しをうけた次の日に、朝いちから働けといわれたら拒否したい。が、そんな拒否権は妖精にはないだろう。 魔女がそんなに甘いわけがない。 働かざるもの食うべからず。 魔女はモットーを口にしながら、好物のクッキーを焼いてくれなくなってしまう。 ) 背に腹はかえられないの。 しかたないの。 ( ここは諦めて、この轟音の中一眠りしておこう。 明日のために、少しでも...、少しでも...。 ) [Mon 13 Jun 2011 00:58:07]
ティナ > ( 葉の端からボタボタと滴る雨粒を見て。 あした雨がやんでいたら朝露を集めろと魔女に言われるだろうか。 こないだ6月の朝露を使って、若い人に頼まれた美容液をつくるといっていた。  ) …――― びようえき…? びようえき??  ( 妖精には、ソレがどういったものか分からなかったが、 朝露を集める仕事をさせられるのだろう。 今すぐに雨はやんでほしいが、 明日その仕事はしたくはない。 ) [Mon 13 Jun 2011 00:52:24]
ティナ > ( 土の匂いに包まれながら、 手にした薬草の束を小脇においてしまおう。 ) …――――――  ( 降り続ける雨は、落ち着く気配もない。 明日は晴れるだろうかと、 雨のカーテンが揺れる夜空を眺める。 雨の日、雨の日に似合う花はアジサイか。 アジサイの花の上でのカタツムリとの世間話は結構好きだ。 それも雨の日はかなわない事だろう。 カタツムリたちは雨だろうと関係ないが、自分はずぶ濡れにはなりたくない。  ) [Mon 13 Jun 2011 00:43:01]
ティナ >  …ベルもひどいの ( こんな日だからこそ、家に入れる手段を作っておいてくれればいいのにと、湿気た羽を必死に振ってみようか。 鈴の音に似た羽音は、轟音にかき消される。 晴れた日なら、最悪煙突から進入するところだが、雨の日にはそうも行かない。 ) 町の猫にだって専用のドアがあるのになの ( はふっと、息をついて。 そびえ立つ植物の茎に背を押し付け、湿った土の上に座り込むだろう。 ) [Mon 13 Jun 2011 00:24:34]
ティナ > ( 轟音。 小さいものの世界は、雨粒が落ちる音にも眉が下がる。 妖精は自宅の庭で雨を凌ぐ様に、大きな葉の下へ避難していた。魔女は家の中で、もう床についてしまったのか...。この雨のせいもあって、自宅に戻った時には、戸も窓も締め切られていたのだ。 ) …―――― ( 夏を間近に控えての冷えきった空気は草の下にも漂っている。 大きな雨粒が地面で爆ぜるのをみながらため息を漏らすだろう。 ) [Mon 13 Jun 2011 00:13:17]
お知らせ > ティナさんが来ました。 『(大きな雨粒を避けて...)』 [Mon 13 Jun 2011 00:05:15]
お知らせ > ヒグラさんが帰りました。 『(伝言はふくすけを頼ることになるだろう)』 [Sat 11 Jun 2011 00:51:06]
ヒグラ > (少なくても、彼女の行動から新しい情報を持っていないように思える。 出会った時の行動を思い出してみれば判る。 だからこそ聞かなかった。 オルガの疑問は最もである。 裏がある。 余計なことを聞くな、そう告げたのは彼女。 脅しを掛けられからこそ深くは尋ねなかったという事に気がつくだろうか。 彼女の言うとおり警戒心は高い。 彼女が脅した直後からこちらからの疑問を口にしなくなったのだ。 男が口をつぐんだのは彼女の一言がきっかけである。 それは聞いていた周囲の人間に確かめれば判明すること。) ・・・・・・ (静かに見送る。 少なくても魔女ギルドから虚像は今後、出現することはないと宣言が出されている。 ならば鏡だったらどうするか確認しても仕方が無いだろう。 というのが男の考えだ。) さて、と、お手並み拝見、か。 (小さく小さく、呟いた。 あれが仮想敵。 一筋縄では行きそうにないのはお互い様か) [Sat 11 Jun 2011 00:49:53]
お知らせ > オルガさんが退室されました。 『( だからこそ晴れぬ。 )』 [Sat 11 Jun 2011 00:36:14]
オルガ > ( 私は歩き出す。向かう先は停めてある馬車だ。そして歩きながら、私は考える。 ) ………。 ( 男は優秀だ。洞察力もある。しかしその癖に、肝心な情報を依頼主である私に聞いてこない。最後に他に聞きたいことは無いかと尋ねたのはそのせいだ。新しい情報は無いのかとか。大事な報酬の話なのに、具体的に誰にどうやって竜華樹に確認してもらうのかとか。私が答えるか答えないかは別として、聞いてもいい。こちらが適当にはぐらかして報酬が支払われないことが彼らにとって一番重要なのに。 そしてそう、本当は虚像の仕業なのではないのかとか。死体は割れた鏡になって残るのではないか、時期的にそう考えてもなんらおかしくない。そしてそこまで考えたのなら、本当は虚像の仕業なのに、間違えて別の奴を捕まえたら問題なんじゃないの?って――あの日カジノに届けられた手紙の内容と同じことは、大体の人が疑問に思うはずだ。だから裏があると思ったのではないのか?だから死体の方法を確認したのではないのか?それとも、金さえ貰えればそんなことはどうでもいい?暗黒街ではなく、居住区に店を構える男がそんな事を考えるのか。或いは根掘り葉掘り聞くことで依頼主の機嫌を損ねると思ったのか。 ) ( そうかもしれない――そうでないかもしれない――。 ) ( 単純に優秀な男が無心でこの仕事に参加したにしては、痒いところに手が届かなすぎる。まるで聞いても大丈夫なこと、喋っても大丈夫なことを選んで口にしているようだ。こちらの説明不足に気付かず指摘してこないような男だったらこうは思わなかったのだが。 気をつけろ、あいつは馬鹿な男じゃあないぞ。 ) ( 全ては邪推。私のありもしない妄想。確信は無く、ありとあらゆるものをこじつけてしまい、霧の中を手探りで歩いているようで―― ) [Sat 11 Jun 2011 00:35:09]
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