穢された大聖堂 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > Bradleyさんが入室されました。 『pdPbwpEnfnXoT』 [Thu 13 Aug 2015 05:19:19]
お知らせ > カルミラさんが退室されました。 『ところで――明日から何処に住めばいいのかしら。』 [Wed 31 Jul 2013 00:06:47]
カルミラ > ・・・・帰って来たら、あれに言ってやりましょう。 轢くな、って。(あの程度でシミと消えるなら大半は襲撃用に作成した有象無象だ。 食料たる人間が減る可能性を考えれば痛くはないが、どこか憐憫を感じなくも無い。 カルミラは同属たる吸血鬼には、上下の隔てなく優しいのだった。) [Wed 31 Jul 2013 00:04:19]
お知らせ > フランさんが退室されました。 『( ダイナミック行ってきます。目指すは市内に流れる川の上流だ。 )』 [Tue 30 Jul 2013 23:59:18]
フラン > ( どぉおぉん、ずごごご!という音と共にさっきの棺桶が元の道を通って戻ってくる。途中で別の吸血鬼を轢いたらしく、新たな血痕が残ってる。蓋を開いて中に入ると、またずごごごと壁を破壊しながら外に出て行った! ) [Tue 30 Jul 2013 23:58:59]
カルミラ > 間が悪い事この上ないわ。 執拗に私達を狙うのは・・・嫉妬、故かしら。(パプテスの世界観にありながら、怖れてはいないのだ。 一度この世界を我が物にした高揚は、奇跡の前でもきえない。)  忘れるも何も消えてしまったのだから―― (フランの心酔は吸血鬼に、というより、寧ろ自分に捧げられていることは理解している。 それ自体は悪い気分では無いので嗜める言葉も精彩を欠くが、どこか危ういのだ。 随所に見える棘もその若さゆえか、あるいは。)ばんぱい・・・がっつ?  まぁ、耐え忍ぶ事に関しては、永遠の倦怠に耐えてきた種族に一日の長があるわね。 人の歩みはその貪欲。 いずれは夜空も飛ぶのでしょう―― さかしまに堕ちる危険なんて、気にも留めないとすれば ね。(人が分を弁えないなら、その風呂にもきっと土足で入ってくるだろう。  幻視しうるあらゆる未来の為に、これからが決戦だ。) ええ、いずれまた―― その時をまっているわ。 (その心地よい柔らかさを守るように反対の掌でそっと覆って、フランの出発を見送ろう。 此方も備え、そして動く時だ。彼女が威力を発揮し、人々がはじめの恐怖を覚えた、そのときにこそ。) [Tue 30 Jul 2013 23:50:40]
フラン > …どうやら、この世界に招かれざる客が来たようね。それは神様の意思かしら?そうでしょうね、私たちを叩きのめす為なら、神様は何だってするのだから。 駄目よ、カルミラ。ただ尽くすだけなら犬にも出来る。そこに必要なのは互いの信頼―― その子は所詮、あなたに縋っていたにすぎない。忘れてしまいなさい。 ( 辛辣な言葉で切って捨てる。 ) 進化するのがヒトの強みね。肉体ではなく、魂の進化よ。 ふふ、良いわカルミラ。そして素敵よ。不屈の精神は、人間だけのものじゃない。ヴァンパイア・ガッツの見せ所よ。根性見せれば、意外となんとかなるのよ。私がまだ大学生だったころ、うっかり明日が課題の提出日だったことを忘れていて、でも根性で一晩かけてなんとか―― まあ、どうでもいいことね。 …人間だった頃、川で遊んだことがあるんだけど―― 人間も溺れたら死ぬのにどうして泳ぎたがるのかしらね?自分でも不思議。きっとあらゆる場所を踏破したがるのね。魚の真似事なんて。 ( おっきなお風呂でカルミラに手を持ってもらって、必死にバタ足する未来が見えた。 ) それじゃあ、行ってくるわ。また逢いましょう。 ( カルミラの手にキスを一つ落とす。 ) [Tue 30 Jul 2013 23:30:33]
カルミラ > 効果的に運用できる人間が残っていたのが失敗・・・それとも表れた、のかしら。   ・・・あら、よく尽くしてくれている子も”居た”のよ?(過去形で ある。 それが砲撃の成果か、カルミラの価値観の変動かは――まぁ、想像に任せるとしよう。) そんなものかしら。 あの女王は兎も角、他は家畜の有様だった。 誰かが変えたのよ。 狗を勇者に。 豚を狩人に。(沈む感情は対照的か。 カルミラもまた、”来訪者”たちの存在を徐々に意識し始めているのだ。 ただし、それは敵として立ち塞がる想定外の障害、となる。) ――おとうさまの時と同じように、私の胸元まで迫るのならば――フラン、貴女のいう通りにしるのが正解でしょうね。(何れにせよ避けるべき戦いだが、そのか細い肩には意地と重責が乗っている。 カルミラにしてみれば、刹那的な思想ははしかのようなものだ。彼女をして、それを超えさせしめる義務を感じているが――吸血鬼としての矜持もまた、其処にある。 脅かされれば逃げはすまい。) ・・・運命は、諸共に。 けれど私達は、どうやら死なないわ。(手を紡ぎ、胸合わせての作戦会議。踊るように抱くように、吸血姫は流血を語る。) ・・・水に入ったら火傷をするじゃない。 汚水なら尚更嫌だけれど―― そうね、綺麗なお風呂を用意できたら、二人で文献を漁りましょう? 泳ぎの。(そもそも泳ごう、と考える吸血鬼は殆ど居ないのだ。 流水は天敵であるし、澱んだ水は不潔の極み。 カルミラとて例に漏れずのカナヅチである。代替案も用意するが、この世界に二人分の血風呂を用意するには血液以外の入手難度がやや高いか。) [Tue 30 Jul 2013 23:18:50]
フラン > 掘り出した―― なるほど、かつての軍が残した遺産というわけね。 ( この時代に生きるためには、そうした過去の遺産を求める必要もある。 ) 愚かなことね。”主だったもの”なんて、ここにしかいないのに。そして私たちもそう思うべきよ。他の吸血鬼なんて、所詮はただの動く屍。知性のないグールと変わらないのだから。 ( フランベルジュ自体は、カルミラと自分以外の吸血鬼をあてにはしてないようだ。 ) ああ…ッ それにしても―― やはり素晴らしいわね、人類。彼らがこのまま朽ち果てていくだけの存在だとは、思っていなかったわ。必ず反撃の狼煙をあげると信じていたのよ。 ( 恍惚の表情と共に身を捩らせる。 ) それでこそ吸血鬼の敵よ!その飽くなき生への執着!感動的!見届けましょう、カルミラ。私たちはその挑戦を受ける義務があるッ。私たちの心臓に杭を突きたて滅ぼすのか!それとも皆死んでしまって、私たちを乾きで滅ぼすのか! 安心して頂戴、死ぬときは一緒よカルミラ。 ( 彼女の手を取って恋人繋ぎ。穴は開いたままなのに。 フランベルジュは少しおかしいだけでなく、かなり退廃的で終末的な思想を持っているようだ。 ) ふふ、頼まれたわ。あの川をブラッドプールにした挙句、そこで犬掻きをしてやるわ。ところでカルミラ、あなた泳ぎは出来て?私はできないから教えて欲しいんだけど…。 ( 吸血鬼―― カナヅチが多そうである。 ) [Tue 30 Jul 2013 22:58:11]
カルミラ > 誰かが掘り出したのですって。 余計な事を、と思ったけれど・・・(単純に人が栄える事自体は歓迎するが、それが吸血鬼を圧倒するレベルでは立ち行かない。 カルミラがこの終末で取得したのは為政者としてのバランス感覚。 武器と食料は有用で済んだが、大砲とゴーレムはそれを超えてたわけだ。) 主だった者は先立っての襲撃で殺されてしまった、という事も、勘定に入れているのでしょう―― 勝利は美酒よ。 酔えば分別を失う。(怖れずとも、障るものではなかっただろうに、と憤るのだ。  まぁ事実として、”夜会”に招集を掛けた所で生き残りは渋るだろう。 今一度、その権勢を見せ付けない限り”大した事無い”には違いない。) ・・・・美辞麗句も、貴女の口からだといつもより少し嬉しいわね? 其処の壁に穴が無ければよかったのに。 (休眠の倦怠から復活に到るギャップがそうさせているのだろうか? 持ち上げられるには慣れたものだが、どこか普段と違うこそばゆさに身悶える。) かみさまの正しき采配で失われた川が戻れば、私達は自由さえ失う―― 頼んだわ。 私は ”もうひとつの拠所”を彼らから奪う・・・いえ、取り戻さないと。 [Tue 30 Jul 2013 22:45:27]
フラン > ふ… あなたが大変な時だというのに、ぐっすり眠っていたことは謝るわ。 大砲――この時代に、まだそんなものが残っていたなんてね。銃ですら随分と見かけなくなったのに。 ( ただの鉛弾は吸血鬼に通用しないが、それが大きければ話は別だ。棺桶はあれだ…多分使い間とかフランの能力とかそんなところだろう。 ) あなた一人など恐れるものではない――言いかえれば、他の吸血鬼なんて大したことは無いと見抜かれているのね。そしてそれは、残念ながら間違いではないわ。 ( そしてカルミラに自信が戻ったようだ。 ) フッ…カルミラ。その花のような笑顔こそ、あなたに相応しいものだわ。 ( どうでもいいがこのフラン、かなり性格が元よりおかしくなってるようである。 ) 銀と、魔法…更に天井を崩すことによる日光。私たちの弱点は彼らは良く知っている。けれど、私たちもまた人間の弱点を良く知っているわ…。 ――彼らの食料の源である、川。水源。私の能力で、これらを汚染するの。 [Tue 30 Jul 2013 22:31:19]
カルミラ > (例の勇者以外でこんな大それた真似をする輩を――)久々に見たから、とても新鮮だったのよ。(動揺を取り繕う方法として覚えたのがこの口撃である。 あまり火力は無い。)大砲、といったかしら。 巨大な弾丸のカタマリを投げ込む機械だそうだけど、威力は”見ての通り”。 昼間とはいえ、これも不覚というのかしら?(おあいこ、という事で責められない様にしておこうという試みだ。 その一方であの棺おけは使い魔か何かなのだろうか、と少し気になるというか圧倒される。 退出いただけるならちょっと安心した表情を見せかねないな。) ・・・そうか。 そうね。 なんということかしら・・・・あなたの事を忘れてしまうなんて。(存在を、ではなく、戦力を、とも少し違う。  いつか何処かで語ったる、優秀な副官の不在、についてた。 側に居るべき者を失ったまま、一人走り続けてきた。) 今の人間は銀と魔法で武装し、恐れを知らぬ、無数の群れよ。 彼らは”私一人など怖れるものでもない”とたかを括っているのでしょうね。 だからこそ―― (そして活力溢れる宣言を聞くに至り、カルミラ・アイレンベルクにあの表情が戻ってきた。) ―― ありがとう、フラン! 真の盟友よ、あなたこそが!!(会心の笑みが。 机から飛び降り向かい合う。 余裕の復活と供に、周囲の色彩も元の豪奢なつくりを取り戻すか。 空いた穴は流石に塞げないが。) [Tue 30 Jul 2013 22:21:48]
フラン > あら…ほんの少し眠っていただけで、私の顔を忘れてしまったのかしら。 ( でも私が誰だかちゃんとわかってる。こういう時のカルミラはアレだ、動揺しているのだ。 ) 人間相手に不覚を取り、つけられた傷も眠りによって完全に治癒したわ。けれども――暫く見ないうちに、この大聖堂も随分と酷い攻撃を受けたようね。壁が破れているじゃない。 ( 破ったのはフランであるが。 ) フフ… 言わなくてもいいわ、カルミラ。何が起きているかは眠りの最中にあっても把握している。人間相手にてこずっているようね? あなたの元に集う吸血鬼も、所詮は有象無象の輩…。ほんの少しバランスが崩れるだけで、あっという間に体制は崩れてしまう。でも安心して、このフランベルジュ・フランドール。親友を―― ( カッ ) 助けに来たわ! ( バァ――ン! ) ( ばたぁん、と棺桶の蓋が閉じられ、空のままずごごごと元の場所に戻っていった。 ) [Tue 30 Jul 2013 22:03:48]
カルミラ > (カルミラが弱気な言葉を漏らすのは、大半が誰も見ていないところでだけだ。 嘗ては野心を起こした吸血貴族たちが制御不能になる事を怖れて、いまは、ただ士気の喪失を怖れてのこと。 自身の言動を真とする程度には吸血鬼は強い。強いが――争いらしい争いを知らぬ吸血鬼たちには、現状に対し過度の動揺や楽観など、危険な感情を抱く者もいるのだ。) 私が首を取れば事足りるのだろうけれど――― ・・・?!(つってもその音が響いた時、一番動揺を顔に表していたのはカルミラだ! 驚きのあまり結界も解れ、ボロ部屋と化したその壁をぶち破るのは血濡れの棺 桶 ?) ・・・・・・ どちらさま、 フラン。(カルミラは徹底的に動揺している! 挨拶の間、体が着座姿勢から全く完全に一ミリも動いていないのはその混乱の度合いを表すには丁度良い。 あの良く変わる表情も、今は何の情報も伝えられないような呆然としたありさまである。 悪徳吸血鬼の首を取るなら恐らく千載一遇のチャンスだ!) たしか・・・このところは眠りの途にあったと聞いてはいたけれど―― (そして現状を伝えがたく、うゅ と言葉に詰まる。) [Tue 30 Jul 2013 21:53:58]
フラン > ――おそよう、カルミラ。 ( ダイナミックバッドモーニングである。ここ暫く棺桶で眠りについていた、フランベルジュ・フランドールの目覚めだ。 ) [Tue 30 Jul 2013 21:40:55]
破壊音 > ( ――再度この大聖堂に砲弾の雨が降ったのか?吸血鬼は天から降り注ぐあらゆるものに対して弱い。どぉん、どぉん、どぉん、どぉん、という音がどんどん近づいてくる。そして、この城の主がいる部屋の壁をブチ破り―― 垂直に立った状態の棺おけが突っ込んできた。隣の部屋に居たらしい下級吸血鬼がそいつに巻き込まれ、潰れたトマトみたいに棺おけの蓋に張り付いてしまっている。そして机の上に座るカルミラの目の前で制止すると、ばぁぁぁんと蓋が開いた。 ) [Tue 30 Jul 2013 21:40:10]
お知らせ > 破壊音さんが来ました。 『 どぉぉん、という音。そして振動。 』 [Tue 30 Jul 2013 21:35:03]
カルミラ > (吸血鬼たちにより聖性を破壊され、大砲によって物理的にも損壊した大聖堂。 辛うじて保たれていた嘗ての威光は最早無く、廃墟と呼ぶに相応しい形状だ。 嘗ては此処を住処としていた吸血鬼も多かったが、件の砲撃により屋根の大半が破壊された結果、夜会の集会以外で此処を使う吸血鬼の数も相当に減ってしまった。 減少した数の半数以上は、焼けた鉄と無慈悲なる陽光にその身を砕かれた、襲撃当時の犠牲者なのだが。) アイレンベルクが居城の完全再現もすでに叶わず―― ”夜会”ももはや虚栄の王 といった所ね。(比較的無事な部屋の、机の上にはしたなく腰掛けて、盟主は静かにその足を揺らす。) [Tue 30 Jul 2013 21:31:10]
お知らせ > カルミラさんが入室されました。 『嘗て大聖堂だった場所にて。』 [Tue 30 Jul 2013 21:22:30]
お知らせ > 弥生さんが退室されました。 『放てッ!( 号令と共に吸血鬼の拠点を破壊し尽くす為の砲撃が開始された。 )』 [Wed 24 Jul 2013 07:54:59]
弥生 > ヴェイトスの子らよ! この作戦は人類の敵を駆逐し、我々の生存圏を取り戻す戦いの狼煙となるだろう。 もはや吸血鬼を恐れ、忍び寄る牙におびえる事は無い! 我々は絶望と悲しみの海から産まれ出でて、戦友達の作った血の池で涙で編んだ鎖を引き、悲しみで鍛えられた軍刀を振るう! どこかのだれかの未来のために地に希望を! 天に夢を取り戻すのだ!( ここではない遠いどこかの世界のマーチの一節を引用してこの作戦に挑む者達を鼓舞し、発射準備の合図に手を掲げる。 ) [Wed 24 Jul 2013 07:54:51]
弥生 > ( これは、ヴェイトス市奪還作戦の一歩を踏み出すための鬨の声。 人類の敵を駆逐し、自分達の街を取り戻すための―― 古きものを破壊し、新たなるヴェイトス市のための一歩を踏み出す為の象徴的な作戦だ。 ヴェイトス市の夜に君臨し、一方的に搾取する側として支配階級として振舞う吸血鬼に、雨の降らぬ地の無慈悲に照りつける太陽の光とともに砲弾と瓦礫を浴びせるのだ! それと同時に、自分達が本気で街を取り戻すつもりである事を示し、自分達と敵対するのなら一体どうなるのかという事をこの街の勢力全てに見せ付ける事になる。 )( 大和弥生は視線が集まる中、一歩前へ踏み出す ) [Wed 24 Jul 2013 07:54:40]
弥生 > ( 血族のクリスティーナとの対談の後、急ぎ準備が整えられた大聖堂を砲撃する作戦。 血族から派遣された砲術の指南役とヴェイトス市の旗のもと、集まった有志の中に存在した、大砲の取り扱いに覚えのある船乗りらを中心に作戦は進められ「夜会」の拠点と化している大聖堂に対して保有する全ての大砲が向けられている。 反撃に備えてバトルゴーレムも配置されている。 朝日が十分に昇った事を確認し、観測手より合図が送られる。 手旗信号で各砲座に合図が行き渡り、破壊する部分により担当を分けて配置されたすべての砲座から準備完了の合図が返れば、発射の号令を待つばかりとなった。 ) [Wed 24 Jul 2013 07:54:31]
お知らせ > 弥生さんが入室されました。 『( 並ぶ大砲 )』 [Wed 24 Jul 2013 07:54:24]
お知らせ > カルミラさんが帰りました。 『其れは第二の崩壊となるや否や。』 [Sun 14 Jul 2013 15:53:54]
カルミラ > 嘗て異国の本に聞いた”漁夫の利”とやらに成るならよし――けれど、狗の血は好みに合わないわ。 牧場が荒らされる前に、”血族”にはその名に相応しい貢献を捧げるよう 改めて意を伝えましょう。(食の快楽を第一とする刹那的な同胞が多い中で、もっとも人間に肯定的であるとされる吸血鬼、カルミラ・アイレンベルクの出した結論=夜会の決定は、最終的にこういった形に相成った。 血族の統治に安住の地を求める人間にとっては不幸この上ないかもしれないが、街を見渡し、そして少し考えれば判る事。)(広間に皆を集め、二階より盟主の名を以ってその意向を宣言した時。 新たな動乱が微かな安息をも飲み込もうと蠢き始める。) [Sun 14 Jul 2013 15:53:16]
カルミラ > とはいえそれで本当に酒が進むのかしら。 狼狩りの名手の名は?(「バルトロッツィ!」「忌々しい銀の娘!!」 血袋40あまりを抱える集落を得んと欲した夜会の尖兵に、毅然たる銃弾をぶち込んでくれた連中の名だ。 野蛮極まりない筒より射出された銀の粒により不死を謳った吸血鬼が一人命を落とし、夜会は高く伸びた鼻を圧し折られた格好となった。 恐らくは備蓄されているであろう銀弾の脅威からいまだ襲撃も報復も侭ならないとなれば、声に篭る悪意は高い。 敵の敵はこの終末にあっては、敵の敵すら味方、とは言いがたいようだ。 いかに利を得るべきか。 赤いワイングラスを片手に姿ばかりは瀟洒でも、取り留めなき論議は獣を滲み出す。) [Sun 14 Jul 2013 15:52:16]
カルミラ > (長の溜息に目もくれぬすばらしき忠誠心。カルミラがその能力を持って再現するアイレンベルク城での憩いと社交なくば、きっと会議への参加も覚束なかったに違いない。 そしてそれとて限度がある。捧げられる血がなければ、この豪奢な部屋も朽ちかけた聖堂跡に逆戻りしてしまうのだ。優先順位こそ前後するが、夜会の食材を無節操に殺し食らう人狼の排除はいつかはせねばならぬ事。 頭が傷を負ったというニュースはその導火線に火をつけた。) ・・・・”勇猛な同志を持って嬉しいわ。”(いいだしっぺちゃんとやれよ? と暗に釘を指せば、微かな笑いが集中する。 獣の牙を苦手とする吸血鬼も多いが、事に至っては今笑った連中も手勢を出してもらおう。) [Sun 14 Jul 2013 15:47:23]
カルミラ > (5人の頂点、5つの氏族。 それぞれに勢力を抱える為数ばかりは多いが、小間使いや奴隷、血袋などは戦力とは呼べまい。 僅かなりとも能を示す輩は恐らく、それぞれの氏族について5指に満たないだろう。無論、聖性で武装すらことすら許されぬ衰えた人間にとっては末端の吸血鬼でさえも脅威となるため、最大級勢力とされているのだが。)こんな時に”目”が壊されたのが痛い。 悪戯の犯人、庭に迷い込んだ人間に関しては――(「瑣末でございましょう。 懸念の抹消を第一義とするべきかと」 なんて、長の物言いだって平気で遮ってくる連中だ。血袋の確保はカルミラにとって頭の痛い問題だったが、昨今の夜会面子の関心は、暗黒街を中心に勢力を増しつつある人狼の跋扈に向けられている。) [Sun 14 Jul 2013 15:41:33]
カルミラ > (夜会を取り巻く環境は、つきつめれば全てが嘘だ。 大聖堂の礼拝所を侵食した結界が形作る、赤色の広間。 長方形の机を挟んで左右に4人の有力者が座し、カルミラ・アイレンベルクは扉を対面にして佇む。 古来より偶数の議事は悪手。互いが互いを牽制しつつ硬直し、気まぐれに似せた議長権限で誘導する――そんなスタイルを確立したのは、つまり”夜会”が一枚岩ではない事を表す。)・・・ではその話、間違いないのね? 愉快なことだけれど。(取り交わされるは雑談にも似た統制のない会話。 取り留めのない話題の中から懸案を抜き出し、最後に指針を示す。 それだけで成り立ってしまう会議とも呼べない会議で、しかし吸血鬼はこの夜を支配できていたのだ。 世界を奪ったというより、貰い受けた というべきかもしれないが、吸血鬼は簒奪者の王を気取った。) [Sun 14 Jul 2013 15:35:03]
お知らせ > カルミラさんが来ました。 『其処は虚構のシロ。』 [Sun 14 Jul 2013 15:32:19]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『空気が埃っぽくて苦しい――その理由は正門を出て直ぐに分かった』 [Mon 8 Jul 2013 01:21:16]
お知らせ > 監視者さんが帰りました。 『(戦闘経験★3とともに、新しい世界を貴女に。)』 [Mon 8 Jul 2013 01:16:05]
監視者 > (騒ぐ以前に、敵対的な反応をする怪生物が大聖堂に巣食っている、ということ自体が、貴女の恐ろしい予想を肯定する要素となるだろう。そして今一度感じるといい。貴女の命を助け、繋ぎ、拠点となるべき聖性の地は消失したのだと。 此処はもはや安全ではなく、第二、第三のコイツが、或いは別の化物が現れないとも限らない場所だ。)(幸いというか、今は追加の気配は無いが――人を探しに移動するなら、例え傷が痛んでも、ほんの少しだけ急いだ方がいいかもしれない。) [Mon 8 Jul 2013 01:15:57]
セレス > 汝が生まれし所へ戻れRedi ad locum unde ortus es!! ( 目の前で崩れ落ちる奇怪な生物を確かめながら十字を切り、それが無害になるのを確かめる―――あちこち打ったし最後の攻撃も結構痛かった。 出血は無いし、骨とかは大丈夫そうだけど後でちょっと腫れたりするかもしれないのが怖い。 ) ……誰か、アレッサンドラ様! 司祭様!! ( 個々に立ち止まっている理由は無い。 当初の予定通り宿舎を確かめようとして開けた扉の中の―――中庭以上にあからさまな破壊の跡、人死にの痕に血の気が引く。 これだけ騒いで誰も出て来ない時点で―――絶望的か―――何処か人がいる所を探さないと。 ) ( 生き残って残っているのなら。 ) [Mon 8 Jul 2013 01:09:48]
監視者 > (奇襲で優位を得た”監視者”だが、今度は自分が未知の脅威に直面する番だった。 素振りで振り回される剣先さえも、致命的な傷害になる。光の往来を掻い潜り伸びた肉鞭は、半数が切断されている事も相俟って大きな損害を与えられず―― 其の侭腕に絡みつく事すら不可能となった。 幾ら能力があっても纏まりない行動は成果を出し辛い。 このあたりも、先ほどのセレスと逆の立場か。)(攻撃される側にとっては、超高速かつ防御不能の文字通りの一閃。  過ぎ去った後には剣の軌道に接触した部位が消滅し、斜めに両断された”監視者だったもの”が呆然と立ち尽くすのみだ。 然しそれもわずかな間。傷口から始まった崩壊が全身を蝕み、嘗ての聖域を汚す魔物は跡形も残さず消失していく――) [Mon 8 Jul 2013 01:00:37]
セレス > ( 力が湧き上がり、慢性的に悪い体の具合がスッと軽くなるのを感じる―――そういえばもう随分と前の事になるけれど、初めて聖剣を抜いた時のような異常な高揚感が無い。 程良く心が安定している。 自由になった脚でゆっくりと立ち上がり、果物ナイフよりも軽い聖剣を2、3振ってみる。 光の帯は撓るように幾らか遅れて、しかししっかりと長剣の柄から垂直1mの位置に円盤が落ち付くようになっている。 ) Quando io "trovo la felicita."Ma io desidero che io "trovo la felicita" a tutte le persone. ( 幸あれと、唯、全ての人に幸あれと願います ) Percio, Dio, per favore accomodi uso la mia vita. ( 天にまします我が主よ、どうか私のこの身を御使い下さい ) Io esercito questa posizione. ( この身を尽くし ) Io gli do tutti di me. ( 有らん限りを捧げ ) うんッ!!! ( やはりあの時のような異常な身体能力の向上も見られない。 攻撃を視るとか避けるとか大凡そういう技術を持たない聖女認定は反射的両腕で触手の鞭が顔の辺りに当たるのを防いで小さく苦痛の声を上げる。 もっと実戦経験を多く積めばこういう時の対応も覚えるかもしれないが―――。 ) 我が名において汝に命ず。悪魔よ、去れIn nomine meo tibi jubeo. Diabole, abi!! ( 痛みに顔を顰めながら一歩踏み出して長剣を斜めに振り下ろす単純な動作―――ただし重さ500g程の長剣を、だ。 )  [Mon 8 Jul 2013 00:47:29]
監視者 > (致命的な”攻撃”に値する行為を一切してこなかった――つまりは、セレスを無力無抵抗の簡単な獲物と看做していた眼球の化け物が始めて状況の変化を感じ取ったのは、この時代に最早途絶えてしまった祝詞の、そこに篭められた意味を感じ取ったからだろうか。 極めつけの聖性にして純粋な精神攻撃であるそれに、邪な魔力で作られた使い魔が触れればどうなるか。) ―――!!(悲鳴を上げる機能は無いが、それに相当する苦悶のダンスが見れるはずだ。 刀身に接触していた血管触手は瞬時に切断。落ちた先端は赤い霧状になって崩れ消えてしまった。)(武器と右腕の自由を確保した貴女に対し、”監視者”も殺意を持って敵対に出る。 残った触手すべてを搦めて太い肉の縄と化し、貴女の首に撃ちつけようと振り上げるッ) [Mon 8 Jul 2013 00:30:13]
セレス > ( あー、今何年何月くらいなんだろう―――そんな呑気な事を酸欠気味の脳で考える。 きっと結構長いこと寝てたんだろうし、そりゃあ疲れる筈だ。 バタバタするのをやめてふーふーと肩で息をしながら一旦落ち付いて、言葉が通じる感じじゃない事、これからエスカレートして行きそうな感じに交渉を断念―――聖典は―――“聖典概念”は未だ私に力を貸してくれるだろうか? どういう経緯かは分からないけれど、目覚めたときには握りしめていたのだ。 その運命を信じよう。 ) 新たなる聖典概念、X(christos:主の)-O(ortho:起源する)-WAS(Warrant:正統なるもの)!! カイ・オ・ヴァス、目覚めよWake up!!! ( その言葉共に右手に握る金色の柄に意識を込める―――あの時―――聖剣戦争の時程の圧倒的な力の流れは感じられないが、確かに聖剣は生きている! ) ( シュパァン、と音を立てて柄の先に嵌っていた円盤が飛び出し、光が奔る! 空中に対空したままの円盤と、握った柄の間に1m程の長さの光の刀身が現れたのだ。 肉を斬らず魂を斬る、これこそ聖典概念の本体である。 柄は入れ物に過ぎない。 ) [Mon 8 Jul 2013 00:17:43]
監視者 > (友好・敵対を論ずる以前に生物として異質な相手、口も耳もないのだから、言葉が通じない&帰ってこないのは仕方ないかもしれない。 監視対象→獲物が抵抗すれば、撒きついて動作を封じに掛かるだろう。 吸血鬼の居城に侵入した者を絡め取り、主の嘲笑と牙に晒す事が、この化物の存在意義なのだ。)(その任務に向いた体を与えられてはいるが、体格ではやや負けているため、滅茶苦茶に暴れるセレスの動きを完全に封じるのにはやや手こずるか。 新たな触手を伸ばしてその太股に絡めるも、腕の側を締め上げていた側の拘束が緩む時間が生まれてしまう――) [Sun 7 Jul 2013 23:55:58]
セレス > ( 駄目だ、誰かの助けを待つんじゃない、私が助けに来たんだった―――あちこち打ちつけた痛みはあるけど、幸い聖教会のマントと革の聖衣が擦過傷からは身を守ってくれている。 見た目ほど致命的な攻撃をされているわけでも無く―――この見た事も無い奇妙な生物(?)がどういうものなのか落ちついて考える程度の余裕は持てた。 何にせよ友好的じゃないのは流石に分かるし、今なんとなく命の危機を感じるのは正解だと信じたい。 挨拶をしない人は疑え、って修道院で言われた事があったっけ。 ) あの、こんばんは! どういったご用件でしょうかっ。 放して頂けませんかっ? ( 出来るだけ友好的にコンタクトをとりつつ腕と脚は力いっぱいばたばたさせてみる。 あ、息上がりそう。 血の気引いてきた。 ) [Sun 7 Jul 2013 23:40:10]
監視者 > (例え秀でた能力を有していても、場数を踏んでいなければ奇襲への対処は難しいか。 そいつは倒れた貴女の二の腕と胴体を触手でぐるり巻き取ると、それを支えに眼球型の本体を貴女に近づける。 丁度姿勢的には圧し掛かっているようにも見えるかもしれないが、即座に致命的な攻撃をする様子はなく―― しかし頭髪から顔、首から胴へと、まるで貴女の身体を検査するかのように、その視線を這わせてゆく。 絡みつかれてこそ居るものの両手以外はほぼ自由、今のところ痛みもない。様子を見てもいいが時間は経過する。事態打開の為に動いてもいいが、もしかしたら動作に何らかの反応するかもしれない。 そんな状態だ。) [Sun 7 Jul 2013 23:31:58]
セレス > ―…あっ!! ( あまりにこの場に相応しくないそれを理解するのにほんの1、2秒のタイムロスがあった。 そしてその形状を理解した瞬間、それは咄嗟に身を縮めた私のマント越しの上腕の辺りにぶつかって地面に落ちる―――未だ鈍っておぼつかない足がもつれてたたらを踏み、ぺたんとお尻から落ちる―――じゃらら、と音がして背中の鎖が石畳に拡がった。 ) あ、えっ…誰か――ああっ!! ( こういう時、戦う事を生業にしている人間は即座に自分が取るべき姿勢や武器の選択、心構えなんかが出来るんだろう。 私はあたふたと意味の無い声を上げながら現状に混乱し、まず最初に誰か助けてくれる人を探した。 そう、常に私の傍には誰かしらのそういう人が居たのだ。 ) ( だが今日に限ってはその誰かは即座に答えず、此方に向かって来る触手を阻む人は居なかった。 ) [Sun 7 Jul 2013 23:21:03]
監視者 > (今が昼間であれば、その姿を見落とす事もなかっただろうが―― 運が悪いのも神の加護が途絶えたが故だろうか。建物からは光が感じられず、闇に乗じてそいつは貴女の視線の高さまで、建物を伝って降りてくる。 そして触手を束ね、縮め、バネのように圧迫すると――壁から貴女に向けて、飛び掛った! やや距離もあるしさほど精密な跳躍ともいえない為、命中してもよろめく程度、対した威力ではないが……問題は当たるなり近くに落ちるなりした後。 その不気味な触手を伸ばし、絡み付こうとしてくるのだ!!) [Sun 7 Jul 2013 23:09:54]
セレス > ( 物知らずだ物知らずだと言われる私でも流石に分かる程度にその建物は荒れていて、中庭の植物は手入れが行き届いているといは言い難い。 夜間とはいえこの建物ならば、お堂の大シャンデリアの1000本を超える蝋燭の灯が届かないわけが無い。 今私を照らしているのは、星灯りだけだった。 ―――そこだけでも変わりの無い姿をしている事が救いだ。 ) ( 立っていても仕方が無い―――この建物がどうなっているのか見て回って、人を探そう。 アレッサンドラ様や大聖堂の司祭様、私のお供の聖教会の遣いの皆、誰か居ないだろうか? 曖昧な記憶を頼りに中庭から宿舎に向かおうとした時、何かが視界の隅で声も無く動いた気がした。 それをはっきりと目が捉えて認識するのに時間がかかる―――既に移動しているかもしれない。 ) [Sun 7 Jul 2013 23:01:18]
監視者 > (神にあらずして頭上より見下ろすその視点。 大聖堂の屋根の上より敷地を監視するのは、この建物の現在の主である吸血鬼達が監視のために配置した存在だ。 貴女がたてた物音と、新鮮な声に惹かれるように、中庭を見下ろす屋根の上から地上に向けてゆらり身を躍らせる。)―――。 (闇に乗じて見分け辛いが、動く姿に気がつきさえすればその異常性を察するのは簡単だろう。 頭ほどもある巨大な眼球を模した本体から、伸びる無数の赤黒い触手。 視神経のようにも見えるそれらを石壁に這わせ、ずるりずるりと微かながら不気味な音を立てて降りてくる。 這い進むような移動なのでやや時間はあるが、このままであれば落着予定位置は貴女の真横の建物沿いとなるか。) [Sun 7 Jul 2013 22:52:28]
お知らせ > 監視者さんが入室されました。 『(祝福なき聖堂の地は、しかし誰かに見られている。)』 [Sun 7 Jul 2013 22:39:12]
セレス > ふんっ…もっ…ふっ!!! …すごい重い! ( そして辿り着いた行き止まりは、僅かに光が漏れる天井―――多分なにか重い金属の蓋みたいななにか。 数cm浮かす事が出来るから施錠はされてないみたいだけど、これが兎に角重い。 何度か両手で持ち上げようとして挫折して、ひと休みした後にこう、背中を押しつけてぐっとおんぶみたいな姿勢で膝で勢いをつけて押し上げる―――久しぶりに起きたと思ったら踏み台昇降からのスクワットというハードトレーニングでリハビリが待っていた。 その甲斐あってかどうにか蓋は押し上がり、ずずずと私の背中(のマント)を滑ってバタンと落ちた。 ) ―――あ、よかった夜だ。 外の新鮮な空k―――えっふ!! うぇーっふ!!! けっふ!! ( 酷い埃っぽさと生臭い匂いだ。 暫しそうして噎せ続け、ようやく落ち着いて周囲を見渡す―――枯れた草に囲まれた其処は石壁に囲まれた中庭のような所で、暫らく見渡しながら外に出る。 ) ( 何となく覚えのある風景。 ) ( 多分ここは ) ( 大聖堂―――だった所だ。 ) ( 今はその定義からも外れ、存在の意義も失っている。 ここに神の祝福は感じられない。 手元に聖典が無ければ私は立ち上がれなかっただろう。 ) [Sun 7 Jul 2013 22:26:53]
セレス > ( 誰かが私を必要とし、呼んだのだ。 それはいつも通りの事だし、その為に私は生かされている。 生きている上で明確な役割を求められているという事は幸せな事だ。 特に私みたいな、人の輪の中で同じように生きられない、子を産み育てることも出来ない人間にとっては―――救いですらある。 だからこれから起こる事が例え苦痛に満ちた困難な事でも、私は勇気を持って成す事が出来るのだ。 ) ( ――うっすらと階段に輪郭が与えられ始める。 微かにでも光源があるという事だ。 昔から地下での暮らしが長いから経験的に分かるけれど、急に強い光を見てはいけない。 少しずつ目を慣らしながら進もう。 ) [Sun 7 Jul 2013 22:08:08]
セレス > ( 空気が埃臭い気がした。 それに私の匂い―――私の部屋の匂いがしない。 横にごろんと転がってから手を着いてゆっくりと体を起こして深呼吸―――そこでようやくゆっくりと目を開けてこする。 灯りが無いのか、景色は変わらぬ闇―――手探りであちこち触ってみると、いつものように鎖で繋がれている様子も無い。 石壁の部屋にベッドが一つ、家具らしい木の机回すか何かが一つ二つ――錆臭い鉄の扉が一つ。 押しても引いても開かなかったから、力いっぱい押したり引いたり叩いたりしたらようやく少しズレて、ズズズ、と砂をこする様な音を立てて開き、からんと何か足元の物にぶつかった。 やっぱり手探りで触ってみると、トレーと器、コップ。 でもスプーンもフォークも無く、何も入っていない。 いや、何かがこびりついている? 手袋に覆われた指先でちょっと触って舐めてみると、口の中がしおしおとなって物凄くきゅっとして目尻に涙が溜まる味がした。 ) かっ…あの、誰か居ませんかー? ここって何処でしたっけー? ( 咽喉が思ったよりカラカラで、頼りない声が虚しく響く。 音が上に向かって反響している――地下だ。 躓いた先が階段になっている。 何度かそうして呼びかけたけれど誰も返事をしないし、ゆっくりと階段を登ることにした。 ) ( 本当は何となくわかっている――寝起きで現実感が無く、数多視た沢山の夢の中でそれもいっしょくたになっていて―――でも明確に別のものだという確証が今、掌の中に収まっている。 ) ( 不思議と具合がいいのは多分、ここにこの聖典があるからだ。 どうして私が握っているのかは分からないけれど。 ) [Sun 7 Jul 2013 21:59:50]
セレス > ( 視界はぼんやりとして酷く気だるいけれど、慢性的に私を苦しめる内側からの圧力が不思議とそれほど感じられない。 ―――じわじわと覚醒する意識の中で、胸の所で両手で握られた剣の柄のようなものを確かめる。 随分と久しぶりに触る気がする―――最後に見たのはアレッサンドラ様を聖教会にお招きした時の事だ。 ) ―――…あ、鳴った。 ( 試しに少し両手を動かしてみると、右の肘がぺき、と音を立てた。 別に怪我とかではなく。 よくストレッチするとそこが鳴るのだ。 あと膝とか。 ちょっと気持ちいい。 ) ( 久しぶりに身体を動かすから、ゆっくりと一つずつ関節と筋肉を慣らしながら頭の中を整理する。 最期の記憶は何処だっただろうか―――長い夢を何度も繰り返し見ていた所為で何処からが現実でどこまでが夢なのか―――逆か、何処までが現実でどこからが夢なのかが曖昧だ。 一番最後にアレッサンドラ様の顔を見た気がする―――職務でヴェイトス市に赴いた時だ。 ) ( あの件がどうなったのか私は知らない。 覚えていないのか、見ていないのか、それすら分からない。 ) [Sun 7 Jul 2013 21:42:13]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『-大聖堂/司祭以下立ち入り禁止区画/地下壕-』 [Sun 7 Jul 2013 21:31:56]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『衆どじょはゆっくりと教会を後に舌』 [Sat 6 Jul 2013 05:49:57]
お知らせ > カルミラ@NPCさんが退室されました。 『その時はそのつもり と看做す事にしましょうか。』 [Sat 6 Jul 2013 03:42:31]
カルミラ@NPC > (んむ、とゆっくり頷く。 傅かれる事に慣れきったような姿は、カルミラの今の地位と立場を現すものだ。 少なくとも一匹や二匹の主に向けられるものじゃない、ってのは見れば判るか。) 放浪の果てに・・・益獣らしい暮らしぶりを思い立つ事を期待しているわ。 それまで、此処に立ち入るようであれば―― [Sat 6 Jul 2013 03:40:37]
お知らせ > 吸血鬼さんが退室されました。 『 それでも届かぬ祈りを捧げるがいい。 』 [Sat 6 Jul 2013 03:38:37]
吸血鬼 > は…ははーッ ( そういって吸血鬼は頭を垂れた。 ) ( 聖水。…そう、もはやそれを手に入れることは困難だ。銀の武器や十字架も、吸血鬼と戦うときに武器となるものはもう手に入らないのだ。つられて吹き出すだろう、本当に何にも知らないのかと。 ) 貴重な水を聖水などにしようという者も、いないでしょうな。数日でもこの街をうろつけば、自分の置かれている状況がわかるでしょう。 ( もっとも、運が悪ければ一日と持たないかもしれないが。 ) さあな、シスター。大方この世界が終わるのを見届けるよう、神がお前に言ったのだろう。既に神の後光はこの地には降り注いでいないがな!十字を切るものも、祈りを捧げるものもッ。 [Sat 6 Jul 2013 02:56:40]
カルミラ@NPC > 勇名への畏怖ゆえの失言、ということにして置いてあげるわ。(自身へ忠誠や愛情を捧げて来る対象に激甘であることも、優秀な部下が育たない一因であろう。) 貴女・・・本当に覚えてないの? ”レイジ”の氾濫とかアングリマーラとの・・・・ それに今や吸血鬼に聖水を向ける命知らずなど・・・ っぷふふ  ああそうだわ! 聖水! ねぇ貴方! 聖水って今何処で手に入るのかしら!(自らに対する侮辱にさえ、哄笑をもって応じることが出来るほど、人類と吸血鬼には徹底的な差が生まれてしまっているのだ。 お前も笑ってやれ、とばかり、傍らの男吸血鬼を撒きこんで。) ・・・私達の餌食となる以外に人の使命があって? 噛み合わないから、一度常識を矯正していらっしゃいな。(向けられた指先は、ジャスティスの眉間を示す。 正確にはその背後、大聖堂の出口を。 世界は変わった。 かわらないのは、緊張から一転面白くて仕方ない、といった風の笑顔を向けてくる、カルミラの表情くらいだ。) [Sat 6 Jul 2013 02:42:56]
ジャスティス > ミドルクラスだろうと、2、3対は滅ぼして見せるわよ。 (死にもの狂いならね……と笑う) 衰退した……あなたが私に聖水かけられて泣いてたころから、ずいぶん経ったのかしら? (構えを解き、腕組みしながら、物憂げに天井をちらり見上げる) ……さて、私にそんなところで何をしろっていうのか……ねぇ、あなたはどう思う? (こちらからも一歩歩み寄って……一応吸血鬼の男にも、ちらりと視線を送る。その際勢力はいかほどのものだろうか) [Sat 6 Jul 2013 02:31:28]
吸血鬼 > ? ? ? ( このシスターは何を言っているのだ。私に呼ばれてだの、自分はさっさと退場だの、おかしくなってしまったのか。もっとも、この世の中では無理も無いが。そしてこのシスターが益獣になることなんてありえない話なのだ。しかし一時休戦する必要があるというなら…。 ) うぐ…ッ も、申し訳ありません…。何としても敵を殲滅せんと考えた挙句、つい…。 ( カルミラにそれを指摘されると、男は黙ってしまう。 ) ( そう、人類は衰退したのだ。ここにいた聖職者どもは殆どが教会の前に磔にされ、火あぶりにされた。修道女は一人残らず牙の辱めを受けた。ここが神の根城であった時代は、とっくに過ぎ去ってしまったのだ。 ) [Sat 6 Jul 2013 02:26:00]
カルミラ@NPC > きっと死に物狂いで暴れるのでしょうね・・・・ 忠誠は嬉しいけれど、今度から思慮を身に着けなさい? 口に出さなければ、密かに囲めたのよ。(最早我等の時間。 帰った後にでも提言すればよかったのだ。 副官の不在はこの時代でさえ心の痛い問題らしい。) 墓穴に居る間に記憶でもなくしたのかしら。 ――まぁ、簡単に言うならこうよ。 ”人間は衰退しました。”(警戒するジャスティスに対し、優位に立つ心算でもあるのだろう。 ゆっくりと一歩、距離を近付けながら現状を教えてやる。) 灯りは消え、集いは絶えました。  狂乱と恐ろしい病が、人々を蝕みました。 そして、ついに―― 夜は私達の世界になりました。  此処だって、もう貴方たちのものではないのよ? [Sat 6 Jul 2013 02:19:12]
ジャスティス > いやねぇ……なんか私もよくわからないんだけど、私に呼ばれてね……まー自分はさっさと自分で退場したくせに、私に何をさせる気なのかしら……それにしても、イイわね…………全力で挑めそうなのは久しぶりよ。 (今なら全身全霊で立ち向かうべき相手だろう……そう思いながら微笑みすら浮かべて) ……まぁ、今夜は私から、どうこうしようってつもりはないわ、一応……ね。詳しく話を聞かせてくれるなら、益獣にもなろうってくらいの気持ちよ。 (さすがにカルミラに加えてミドルクラスでも出てきたらたまらない。さりげなく周囲を見渡して) [Sat 6 Jul 2013 02:08:01]
吸血鬼 > し、シスター…ジャスティス。 ( 英雄の名が意味を成さなくなった時代であっても、聞き覚えのある名前に戦慄する。吸血鬼狩りに来たのか、生きているとは思っていなかったが。 ) もしこやつが本当にシスター・ジャスティスならば。カルミラ様!仲間を呼び寄せこいつを排除するべきです。そう命令を下してくださいッ ( が、吼えるものではないと諭され吸血鬼は一度口を噤む。 ) [Sat 6 Jul 2013 02:04:31]
カルミラ@NPC > この男に聞いたでしょう? 寧ろそのままお返しするわ、シスター・ジャスティス。 黄昏時とはいえ不意も打たず、真正面から堂々と。 どうやって黄泉還ったかは知らないけれど、一度煉獄に落ちた程度では魂の色は変わらないのかしら?(一度でも敵対したことがあれば、カルミラが抱えているもの――別にこのトランクでなくても、手に持ったものはすべて!――が、凶悪な鈍器に変わりうることは知っている筈だ。 互いに武器らしからぬ武器を構えたまま、意思の疎通は始まる。) 言ったわ。 吼えるものではないと―― この人間は豚ではない。 私にとっても害獣の類型よ。(そして調子付く吸血鬼を、振り向きもせずに諌めた。一動作を間違えれば大事に至る緊張感を、多分この男吸血鬼以外はみんなもっている。) [Sat 6 Jul 2013 02:00:49]
ジャスティス > ……あなたならまだ話は分からないでもないのだけどね……何であなたたちがここにいるのよ。 (修道女も疑うことなく認めるしその吸血鬼。何度か矛先を交えたしその吸血鬼の鋭い相貌を正面から受け止めながら、右手に力をたたえたまま、カルミラに問いかける。) [Sat 6 Jul 2013 01:50:47]
吸血鬼 > ( 殺されるッ!この自分が、人間相手に!しかも、素手でッ!きっとこいつは突然変異を起こしたのだ。ずるずると足を摺りながら少しでも離れようとするが、相手はそれより何倍も早く歩み寄ってきた。そして自らの人生の幕引きを、その拳に握り締め―― その時ッ! ) おおお… カルミラ様!カルミラ・アイレンベルク様! ( 高貴な血を引くエルダー種、そしてそのカリスマ性。従わぬ吸血鬼も多いが、この下等吸血鬼はカルミラが自分に死ねというのなら、喜んで太陽の下に我が身を晒すほどの忠誠があった。 ) クハーッ!貴様はお終いだ人間! [Sat 6 Jul 2013 01:48:57]
カルミラ@NPC > (声の主は、言葉と共に大聖堂内部に生じた赤い霧の蟠り。 空間から染み出すように生じた其れはゆらゆらと揺れながら徐々に集い、とどめに赴かんとするシスター・ジャスティスの眼前に立ち塞がるように密集する。 密度が増すにつれその中に輪郭が生まれ――) 醜く暴れるのも、無様に吼えるのも。 ・・・・今が何時だと思っているの?(見覚えのある姿を其処に出現させるだろう。 因縁ある吸血姫は、世界が滅びようがその有様を変えることなく存在していたわけだ。 赤いドレスに右手のトランク。 真紅の瞳が、ジャスティスを真正面から睨みつける。) [Sat 6 Jul 2013 01:44:09]
お知らせ > カルミラさんが来ました。 『―― そこまでよ。(救済の声は、敵はおろか守るべきものをも遮るように。)』 [Sat 6 Jul 2013 01:34:51]
ジャスティス > (東洋の気功の使い手か、人間の生命力を見ることが出来さえすれば、その右手にただならぬ量の生命力が込められていくのがわかるだろう。力を込めた右手を握りしめながら、その姿を追う修道女は、吸血鬼の叫びに顔をしかめる) カルミラぁ? (異様な早足で距離を詰め、租s令嬢の抵抗がなければ、その体に容赦なく自身の”奇跡”を叩きこもうとするだろう) [Sat 6 Jul 2013 01:32:57]
吸血鬼 > カルミラ様あぁぁぁ――ッ!! ( 吸血鬼は叫びながら、建物の奥へと這って移動しようとする。 ) [Sat 6 Jul 2013 01:30:36]
吸血鬼 > ( 失礼 )えっ。 ( 吸血鬼は――驚愕する暇もなかった。ただ相手の体がぎゅるんと…捩れたのか?逃げようとしたと感じることも出来なかったが、胴に相手の足がめり込んだのを満たし、その感触も会った。そして衝撃―― 信じられない事に、自分は地面と平行にすっ飛んだのだ。そして積み上げられていた廃材につっこんだ。 ) あ…… が……ッ! ( 信じられない。相手は人間か。吸血鬼の自分より、はるかに強い。ばきぼきに折れた骨が胸から飛び出し、絶望に目を丸くする。 ) か…… [Sat 6 Jul 2013 01:30:25]
吸血鬼 > !? ( 思ったより素早い。というかこいつ今、どう避けたんだ?視界から消えたのと、金属音が微かになったのは気付いた。ずざざっ、と着地しくるりと振り返る。 ) ははッ、狩りのし甲斐がありそうなシスターだぜっ! やっぱり余所者のようだなあ!この大聖堂は、既に!血で穢れたのだ! ( 武装はしているが所詮女。素早いのならまずはその動きを止めんと、相手に向かっていき体当たりを食らわそうとする! ) [Sat 6 Jul 2013 01:29:52]
ジャスティス > 穢れ……たああぁ!? (信じられない言葉に、抑えがたい衝動的な怒りが吹き上がる。突進してくる相手にふいに背を向け逃げようと……したと思ったのなら、その動体視力は褒められるべきだろう。次の瞬間には、一切容赦のない後ろ回し蹴りが吸血鬼の胴を襲う) [Sat 6 Jul 2013 01:25:44]
吸血鬼 > !? ( 思ったより素早い。というかこいつ今、どう避けたんだ?視界から消えたのと、金属音が微かになったのは気付いた。ずざざっ、と着地しくるりと振り返る。 ) ははッ、狩りのし甲斐がありそうなシスターだぜっ! やっぱり余所者のようだなあ!この大聖堂は、既に!血で穢れたのだ! ( 武装はしているが所詮女。素早いのならまずはその動きを止めんと、相手に向かっていき体当たりを食らわそうとする! ) [Sat 6 Jul 2013 01:19:35]
ジャスティス > (とっさに前方に地面を転がり、金属音を立てながら、その攻撃を回避する) ちょ、ちょっとまって、話を聞いて……なんで、大聖堂にあなたみたいなのがいるの!? (両手に力を込める余裕もなく、立ち上がり相手に向き合いながら必死に呼びかける。気が付くだろうか?その体がハリネズミのように重武装なことが) [Sat 6 Jul 2013 01:13:27]
吸血鬼 > ( シスターに生き残りが居るとは思わなかったが、ひょっとしたら他所から来た人間なのかもしれない。この島の事情をしらないような。もっとも”他所”なんて場所がこの世に存在するのかどうかわからないが。 ) 絶望にィ〜ッ!身体を竦ませ悲鳴をあげ、自分の運命を呪うのはもう慣れただろう!これが最後だ、安心して死ねェ!! ( 吸血鬼は石畳を蹴り、駆け、跳躍した。狙うは修道女の首!文字通り牙を剥き、噛み付きにいくッ! ) [Sat 6 Jul 2013 01:11:25]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sat 6 Jul 2013 01:10:15]
ジャスティス > ……まさか……。 (ヴァンパイアに驚愕したのではない、ヴァンパイアがこの大聖堂にいることに、戦慄した。見たところ、さほど上等な夜族とも思えない……それが、なぜこの聖域で……さすがの修道女も一瞬視界が停止し、棒立ちで接近するヴァンパイアを見つめている。一見恐怖ですくんでいるようにしか見えないだろう。その女は、この時代に修道女の服装をしていた。) [Sat 6 Jul 2013 01:08:10]
吸血鬼 > ( 明らかに人間の身体能力とは掛け離れた行動だった。天井から吊るされた蜀台から床へと降り立ち、ジャスティスの前に現れる。男の姿だ、牙の生えた男の姿。 ) ( あああああ”、と不気味な声を漏らすとその男は赤い目を光らせながら立ち上がり、ゆったりと近づいていく。 ) 生きた人間の血の臭いがするゥ…オレの獲物だァ…。 ( 他の奴らに見つかれば、横取りされる可能性がある。ここが危険な場所だとわかっていて近づいたのか、それとも吸血鬼とやりあうつもりで来たのかはわからないが。 ) [Sat 6 Jul 2013 01:04:39]
お知らせ > 吸血鬼さんが入室されました。 『 石畳の上に降り立つ音。 』 [Sat 6 Jul 2013 00:59:12]
ジャスティス > …………。(自分の荒い呼吸だけがひたすら聞こえる。外から入ってくる太陽光も徐々に弱まり、フラスコ画もよく見えなくなってきている……カンテラ、どこかにないか…………。そんなことを考えながら、暗く埃っぽい礼拝堂内部をゆっくりと歩きまわる。この埃のつもりよう……数日でこうなるものでもない……いったい、どういうことだ?) [Sat 6 Jul 2013 00:56:58]
ジャスティス > …… (しばし放心して、ただ風が草を揺らす音を聞き続ける……いったいどれくらいの時間がたったのか……ふとあることに気付く) あれ? (自分の声がやけに新鮮に聞こえる、そうだ、物音一つしない。決して人通りがすくなあいわけではない。それどころか大聖堂の敷地に添うように存在する大通りは日ごろからにぎわっているはずだあまりにも、静かすぎる) テトス様!? マリア!? (さっきまで一緒に倉庫を片づけていたはずの二人の名前を呼びながら、跳ね上がるようにして周囲を駆け回り始める) [Sat 6 Jul 2013 00:43:27]
ジャスティス > ……は? (たっぷり二周程回って周囲を見渡し、状況を把握しようと努めた結果、ようやく口から漏れたのはそんな情けない声だった) ……戦えって……あたし。ここ、どこよ? (大聖堂?まさか。見なれた形式であるだけに、逆に認めることもできず、だんだんと彩度を失っていく庭をぼんやりと眺め、やがてその場にへたり込む) 悪夢? [Sat 6 Jul 2013 00:37:53]
ジャスティス > (自分の首つり死体。これほど悪趣味な白昼夢は見たことがない。自分の死体からのメッセージに、頷いた次の瞬間修道女は荒れ果てた中庭に立っていた……) !? (荒廃した中庭は、つい一瞬前までたっていた底と同じ場所とは思えず、あわてて周囲を見渡す。夕焼けで真っ赤に焼けた庭にはがれきと、人骨がまばらに転がり……夕焼け?) …… (何もかもが自分の認識とは違っていた。バカみたいに口をあけながら、見慣れた渡り廊下の彫刻に目を止める) なんだ?何がどうなっている?今は昼だったはずだし、大聖堂はまるで廃墟。それどころか、安らぎとは真逆の、殺気交じりの不穏な気配さえ漂わせている [Sat 6 Jul 2013 00:34:52]
ジャスティス > () [Sat 6 Jul 2013 00:31:00]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『PM5:00』 [Sat 6 Jul 2013 00:30:39]
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