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お知らせ > 大和弥生さんが退室されました。 [Sun 25 Aug 2013 13:17:35]
大和弥生 > ( 次はいかなる冒険が待ち受けるのだろうか。 大和弥生は現代で待つ自分を姉と慕うユーシャの顔を思い浮かべながら西へと旅立ち、ヴェイトス市の方へと手を振ってから門へと消えた―― ) [Sun 25 Aug 2013 13:17:20]
大和弥生 > ( 黄金の草原でレイジを発症し、悲鳴の怪物と化した大和弥生も、ルキア・フィンケルをはじめとした他の来訪者らの活躍によりレイジを完治する事となり、相容れぬ者であり最後まで敵対者として立ち塞がった吸血鬼達―― 夜会の首魁カルミラはシスター・ジャスティス倒され、人類の敵として生きるもの全てを吸血鬼とすべく水を汚染していたフランベルジュ・フランドールも何物かの手により葬られた。 人類が団結した事で圧倒的劣勢に立たされ、その本能をもって最後の一人になるまで戦おうとしてた人狼達は部族戦士の少女ナィナの呼びかけと、コロセウムの王となったトリスの説得に応じ、不可侵条約を伴う同盟で人々と手を結ぶ。 こうしてレイジの発生を発端とした事件は一先ずの収束を見た。 勇者としての大和弥生の活躍は人々が生きる希望を見出し、団結するまでに過ぎないが、この未来において人々が歴史を繋いでゆくのであればいつかレイジという試練の物語りの一遍に語られる事もあるだろう―― 来訪者はあくまで異邦人。 この時代はこの時代の者達の手に委ねられ、大和弥生という来訪者は、人々の活気に紛れ、クリスティーナ・バルトロッツィに書置き一つ残して人知れず未来を去った。 惜しむべきは、この時代で遭遇した英雄と呼べる者達が全て女性であった事か。 男性であれば子を産んでも良かったのだが―― 。 そして何よりも、己の力の及ばなさを痛感した旅であった。 それは悔しさとなり、これからの大和弥生を支える柱の一つとなろう。 レイ・シェリダンに挑める程度にならねば、彼女の献身に報いられないではないか。 ) [Sun 25 Aug 2013 13:14:48]
大和弥生 > ( この一連の事件の中、大和弥生はその宿命によって勇者たるべく行動した。 人々の死体の中から出でて暗黒の塔に至り、この時代の中核となる者達と出会い導かれながら黄金の草原へと辿り着き、そこで王になれる力を得た。 勇者はその力をもって絶望、或いは蛮勇に浸る人々に呼びかけ、ヴェイトス市の旗のもと、正義最後の砦を築く。 その軍勢は寄る辺無い人々を受け入れながら吸血鬼の城を砕き、コロセウムを降す。 そして血族と自警団も味方につけ、人類勢力を一つに纏める事に成功するのだった。 しかし、それには周囲に祭り上げられながらも復興を行うクリスティーナ・バルトロッツィの助力や、超えるべき壁として立ちはだかったコロセウムのレイ・シェリダンの献身、そのレイ・シェリダンを決闘の果てに倒したトリス・クラクハインドの協力があった。 黄金の草原へと導かれる切欠となった鉄仮面アイゼンリッターの存在も忘れてはならないだろう。 ) [Sun 25 Aug 2013 13:02:38]
大和弥生 > ( こうなるかもしれない未来、での大和弥生の冒険は、無残な遺体が積み重なる墓地から始まり、自分達の時代へと戻る門が開いているという西へと旅立つ今、終ろうとしている。 レイジによる荒廃はまだ続いており、十万の人々が暮らす大都市であったヴェイトス市の人口も激減したままだが、来訪者の活躍によってレイジの脅威は廃され、市の大部分から外敵の脅威は取り払われた。 それぞれの利害によって対立していた人類勢力も一先ずのところ同盟という形で一致団結し「これから」を目指して忙しく動き回り、クリスティーナ・バルトロッツィの主導で街の再建が始まろうとしている―― この街を覆っていた闇は、銀の剣にて払われたのだ。 )( それは絶望と悲しみの海から生まれ出でた、最弱にして最強の力。 ) [Sun 25 Aug 2013 12:59:12]
大和弥生 > ( また、その石碑の前には、大人の腰ほどの高さ、手を翳すのに丁度良い高さの石碑がもう一つ設置されている。 そこには、レイジ治療の特効薬である「始まりのレイジ」の破片が収められている。 それはレイジ治療の方法を求めて現代へと戻り、再び未来へと訪れたルキア・フィンケルの手から、悲鳴の怪物と化した大和弥生に託されたものの一部である。 レイジの感染が一応の収束に向かったとは言え、まだレイジを発症する可能性が無いとは言い切れない。 レイジ治療に繋がる記録と共に黄金の殻は石碑に収められ、未来に残される事となる―― これの設置をもって、未来においての大和弥生の使命は完了した。 ) [Sun 25 Aug 2013 12:57:39]
大和弥生 > ( ヴェイトス市、血族、コロセウム、自警団、そして人狼を表す旗が其々に立てられ、乾いた風をはらんで翻るヴェイトス市庁舎の付近、元は公園として利用されていたであろう場所に一つの大きな石碑が建てられた。 それはゴーレムの手によって削り取られ、荒廃した未来に相応しく荒々しい形をしている。 レイジによって死んだ者達の慰霊碑である。 レイジによって死んだ者達が悲鳴の怪物として蘇り、生者を祟らぬよう、そして再びレイジが猛威を振るう事の無いよう、その設置を発案した者が信奉するミコミコの教義にそって建てられた。 何時の日かレイジの狂気を発症する荒魂が鎮められ、和魂をもって利益をもたらされるよう奉られることとなる。 ) [Sun 25 Aug 2013 12:57:18]
お知らせ > 大和弥生さんが来ました。 『 慰霊碑 』 [Sun 25 Aug 2013 12:57:08]
お知らせ > マルギットさんが退室されました。 『だが、問題はない。 私は本来温厚だからな。 (後ろで笑った人狼を殴っておいた。)』 [Thu 15 Aug 2013 23:32:16]
マルギット > ( いや、これは牙と爪で戦うよりも厳しいものになるかもしれない。 居住の取り決め、両者間でのルール。向こうは生産的集団だが、こっちは非生産的集団だ。根っからの捕食者だ。何かをちまちまとするのは性に合ってない連中ばかりだ。 今こうして、真っ当な服装をして行くと言うのだって、ある程度歳をとった連中じゃないと無理だ。 若いのは身だしなみを気にしない。 まったく嘆かわしいものだ。 ) これからだ。忙しくなるのはな。 ( 血族のお嬢ちゃんとの交渉、そしてその結果を上手い具合に若い連中に飲み込ませる。 これは一仕事だ。 ) [Thu 15 Aug 2013 23:31:00]
マルギット > ( 人狼の集団はいまだ旧暗黒街中央区に留まっている。 アングリマーラへの件は食料等の充分な支援を受けなければ無理だ。 それに結局今すぐの移動はさすがに聞き分けの良くなった若い連中でも、反発するだろう。 若いのは血気盛んだ。上手く御してやらなければならない。 ) まさか、こんな形で訪れることになろうとはな。 ( 向かっている先。 そこは血族の拠点だ。 かつてはどう叩くかを考えていた場所に、戦いの目的以外で行くことになろうとは。 知性的で理性的なことを好む私としては、意外と悪くは無いんだがな。 ) [Thu 15 Aug 2013 23:20:23]
マルギット > ( 多くの予想外なことが重なった。 来訪者、だったか。アレには随分と振り回された気もする。 いや、こうして人狼団が残っていること自体もその来訪者のおかげだ。 本当だったら、我々は最後の一匹になるまで戦っていたのだ。 人狼の頭目は群れの存続を何よりも優先する。 そういう意味で感謝をしなければならない。 ) 若い連中も前よりかは落ち着きを持ったことだしな。 ( 人狼になってから、多少時間が経ったおかげか。 若い連中も少し御しやすくなった。 前までは相当脅しつけなければ不安だったが、今は大体は大人しく人間に対する手出しをやめている。 ) [Thu 15 Aug 2013 23:14:31]
マルギット > ( まったく、人狼の頭目である私がそんなものを結ぶとは一昔前では考えられなかった。 レイジで人間の社会が崩壊したのを見て、やはり人間では駄目だと動いたんだが。 結局、人間は残って私らはこうして当初の目的からすれば屈辱的と言ってもいい休戦協定なんぞする羽目になったわけだ。 ) まったく情けないねぇ。 いや、独り言だ。 ( 今は数人の人の姿をした人狼を引き連れているところだ。 私ももちろん、人の格好だ。 細かい取り決めをしにいくのに狼の姿というのもな。 ) [Thu 15 Aug 2013 23:10:16]
お知らせ > マルギットさんが来ました。 『休戦協定』 [Thu 15 Aug 2013 23:00:13]
お知らせ > トリスさんが帰りました。 [Thu 15 Aug 2013 03:08:57]
トリス > (あるいは技術が上がって装備が向上すれば、もっとマシにできるのか。 予想では最終的には真っ当な獲物を狙う狩人として平均化していく筈なのだが――― これからの長い時間の間に根付くかどうか、そしてどんな発展を見せるのかは彼ら次第だ。 任せてしまうことは心苦しいが、できるだけのノウハウと教訓を置いていこうと思う。)(たどり着いた門の周辺には、何人かの人が好奇と驚愕の目を此方に向けていた。絶好の機会。) いっちょ勝ち鬨でも上げてみようかしらね。 (特殊鳥獣狩猟者 、所謂モンスターハンター誕生の瞬間だ。) [Thu 15 Aug 2013 03:08:39]
お知らせ > トリスさんが来ました。 [Thu 15 Aug 2013 03:03:57]
お知らせ > トリスさんが入室されました。 [Thu 15 Aug 2013 02:59:47]
お知らせ > トリスさんが来ました。 [Thu 15 Aug 2013 02:59:37]
トリス > ギリギリだろうけど、そのまま市内まで運べるかしら―― 英雄の凱旋って奴よ。 インパクトぶっつけないと!(消耗した装備や人的被害の確認、得た情報からルートの再構築。 やがては狩場と得物をある程度選定できるようになる必要があるだろう。 やることはこれからが正念場だが、まずはこの施策の効果をアピールしなくてはいけない。 そして―― そうした「未来に渉る戦い」は、彼らが自発的に行うようにしなければならないのだ。 この仕事をある程度認めさせたら、自分は王を引退し、過去に戻るのだから。) 手伝うわ。 折角だから街からも人呼びましょうか!(態々呼ばなくても「なんか来た」って注目はされそうだが。 運搬車を押す面子の一人と交代し、ぐいと力をこめる。確かな手応えは、一時のものとはいえ配下たちの未来の重さか。)(獲物がクマって表現するには余りにデカイだけかもしれないが。 経験上、これ全滅しなかったの幸運なんじゃないだろうか。 次も上手く行くの?ってのはちょっと不安だね。) [Thu 15 Aug 2013 02:38:51]
トリス > (正体は市内での瓦礫除去に使っていた、木組みの台車を連結した運搬車のようだ。 荷物と得物を運ばせる為に持っていかせたわけだが、質量が3倍くらいに膨れ上がっている。 恐らくは――その上にはみ出んばかりに積み込まれた、クッソ巨大なカタマリのせい。 その周囲、まばらに人間の影が見えるに到って、王様は溜まらず駆け出した。)(足取りふらふら衣類はボロボロ、どいつもこいつも傷だらけだ。 それでも10日前まで略奪者だった連中がそれなりにカッコよく見えてしまうのは――) 良く帰った、誇らしいわ! ・・・・っていうかそれを殺ったの?! 何それクマ?(全身に槍を突き立てられ絶命した、巨大四足獣を押して来ているからだ。 あの肉がそのまま食用に回るなら、市内ではちょっと得がたい栄養素に違いない。) [Thu 15 Aug 2013 02:23:24]
トリス > (成功すれば人類の資産になるレベルだし、蛮性を満足させつつ尊敬すら得られるかもしれない。 うでっぷし一つをもって世界に立ち向かう、浪漫溢れる仕事だ。 しかし相当の狂気か覚悟を宿していない限り、後に続こうという者は居まいから――洗練と供に数を減らし、特殊な職人として定着するだろう、という見込みである。 自らも害獣狩りに参加した事があるトリス独特の発想だったらしく、最初に話を切り出したときは全員が目を丸くしたものだが――) ・・・・そろそろだ、って言って待っててもね。 一日二日は誤差ってモノなのでしょうけれど。(そういいながら半日である。 付き添いは呆れて3回交代したが、王様だけは昼からずっと待機だ。) ――!!(やがて日も沈もうかという頃、遥か遠くに此方に近付く影が見えた。) ――?!(でかい。) [Thu 15 Aug 2013 02:09:35]
トリス > (かって豊かな食料生産地であったアマウラやアングリマーラなどへの調査計画なんかもそのうち企画されるだろうし、人も増えれば生活域はやがて市外にまで及ぶ。 そうしたら危険なモンスターと鉢合わせだ。 在野の危険。圧倒的に肉が足りないという食料需要。余った暴力装置。 それらをまとめて解決するならどうする――) 食われる前に食う、とは良く言ったものだけれど。(王の提案はこうだ。 「対人から対獣 に編成し直した上で、特殊な狩人として役に立ってもらう」。 勿論体のいい追放などではなく綿密な計画に基き、巡回と帰還の予定も組んだ上での出発だ。 情報と識者を募り武装や道具なども吟味し、できるだけの現実性を与えてある。) [Thu 15 Aug 2013 01:55:33]
トリス > (コロセウムの一団を同盟に組み込む、と一言に言っても、その業務は困難を極めた。 色々な分類の人間が居た上、9割方は闘争者・略奪者としての生活を年単位で染み付かせているのだから、すんなり「明日から暴力捨てて文明化ね!」というわけには行かない。教養があり蛮性の低い連中は兵士や労働者として数の足らぬ人類にとって重要な役割を果してくれているが―― 生物を殺すことしか脳のない連中も居て、そいつらも見捨てるわけにはいかないのだ。)果たして上手く行くといいのだけれど。 資材まで借りちゃってるし、見直しも今更よね。(王様、ちょっと弱気。 報告によれば街の外は、危険なモンスターや生存競争を勝ち抜いた巨獣がいまだ徘徊してるというのだ。) [Thu 15 Aug 2013 01:47:33]
トリス > (嘗て多くの祭事に生贄が必要だったように。 祭りと喧嘩が同時にトキノミヤコの特産と湛えられるように―― 学者先生の言によると、根源的に攻撃者である人類には、定期的に血を見る必要があるのだという。 定期的というから周期があるのだろうが、その周期が極端に短い人間が、この終末世界においては簒奪者として猛威を振るったのではないだろうか。) それは戦士ですらないのよね。 連中は――私も似たようなものか。(今日の舞台は崩れかけた門の外。 数人の付き添いと供に、市街へ遠征に出た部下の帰りを待っているところだ。) [Thu 15 Aug 2013 01:40:53]
お知らせ > トリスさんが入室されました。 『流血の供物を捧げてこそ、得られる理性もある。』 [Thu 15 Aug 2013 01:36:20]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『戻ったら手紙でも書くか』 [Mon 12 Aug 2013 00:20:51]
ジャスティス > 何とかやってけそうなかんじね……人口なんて、今回のいざこざでまた減ったんだし……百人、いないかもね……。 (殺し合い。死滅しかけた人類が飽きずに殺し合いをした結果、今は一体どれだけの人間がこのヴェイトス市にいるだろうか) あの、キチガイ錬金術師は、殺しとくべきだったかなぁ。いや、背中でも流してやったほうがいいのかな。 (見つけて、彼女のおもちゃを叩き壊して、ココに連れてきてやろうか。そんなことをぼんやり考えながら前髪を掻き揚げる) もう、倒す敵もいないみたいね…… (後はマドゥーさんにお礼を言いたい、それくらいの動機しかこの修道女にはなかった) [Sun 11 Aug 2013 23:44:19]
ジャスティス > (かつて、憩いの川辺と呼ばれ、恋人同士の逢瀬や、犬の散歩。さぼりの学生の昼寝の場所として、ヴェイトス市民に親しまれていた場所。そして、わずかながら、その流れを取り戻し、かつての名前をやがて取り戻すであろう、ちいさな小川がそこにあった) ぷはあああああっ♪ (その小川の脇に人工的にほられた淀み。そこに一人の青髪の女が一糸まとわぬ姿で沐浴をしていた) [Sun 11 Aug 2013 23:29:24]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『憩いの川辺』 [Sun 11 Aug 2013 23:24:49]
お知らせ > マルギットさんが帰りました。 『何にせよ、土産はナマモノだ。早めに処理した方がいいだろう』 [Sat 10 Aug 2013 15:16:04]
マルギット > ( 恐らくあの男が仕留めた吸血鬼は、今このヴェイトスに巣食っている吸血鬼の頭だろう。 そうじゃなかったら、わざわざ私の元に心臓を届ける意味がない。 食べ物として心臓を持ってきたというなら、それはそれで中々気が利いているとも言えるが。 まぁ、違うだろう。 ) さて、こいつはどこに持っていくか。 ( コロセウムか?血族か?それとも残ったアウトロー共のところか? 一番最後はないな。 コロセウムは、確かトップが来訪者か何かだったか。これもないな。 ) 残っているのは一つか。 ( 殆ど、あのゴーレム引き連れたところは血族と合流したしな。 ) [Sat 10 Aug 2013 15:13:53]
マルギット > まったく、身軽なら付いていってやりたいくらいだよ。 ( あの男はもうヴェイトスを発ってしまったか。 わざわざコロセウムや血族じゃなくて、私のところにコレを持ってくるとは。 ) まぁ、行っちまうのは仕方がねぇな。 同胞の敵討ちまでして、手柄までこっちにくれちまうような奴だ。 この世界には不似合いだ。 ( いい男だったが、しょうがない。 手に持っていた箱を目の前のテーブルに置いて、大きくため息を吐く。 ) [Sat 10 Aug 2013 14:57:45]
マルギット > ( 暗黒街中央にある屋敷の中でも一番まともな部屋でソファに身を預けながら寛いでいた。 その手には一つの箱がある。 ) 頭目としてじゃなくて、私個人として名を名乗ってやれる男なんて、この時代にまだ残っていたとはなぁ。 ( あのガンディアの来訪者だ。 最初の出会った日、私は去り際に男に名前を言ってやった。 頭目ではなく、個人として言ってやったのだ。マルギット・フィンガー。とても久しぶりに口にした気がした。 ) しかも、次に来たときはこんな手土産をくれるとはな。 ( 今、手の上にある小箱。 昨夜、夜も明けるかどうかという時に持ってきたものだ。 中に入っているのは吸血鬼の心臓。 ロマンチックな代物とは言えないが、私にとってはありがたい贈り物だ。 ) [Sat 10 Aug 2013 14:45:50]
お知らせ > マルギットさんが入室されました。 『いい男だ』 [Sat 10 Aug 2013 14:39:02]
お知らせ > マドゥーさんが退室されました。 『そして戦士は陽光の元に…』 [Sat 10 Aug 2013 01:07:50]
マドゥー > (この後、サンナ・マドゥーは日光に晒さない限りは脈動を続けるフランの心臓をマルギット達の元に届け、ヴェイトスを旅立つ。フランベルジュの心臓をどうするかは人狼達に委ねられるが、それは戦いの終わりを示唆する証明となるかもしれない。) [Sat 10 Aug 2013 01:07:25]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『 あなたは吸血鬼の心臓と、★5を手にするだろう。そして、全ての戦いは終わった。 』 [Sat 10 Aug 2013 01:05:47]
フラン > はぁ、  はぁ   ふー ( 短く浅い呼吸を繰り返す。ああ、カルミラのことは笑えない。吸血鬼は淘汰され、次の時代を行きぬくことと許されなかった。 ) …… ふ、ふ そう…  それは、光栄ね。ガンディアの戦士。おめでとうと、言っておこうかしら。吸血鬼を代表して言うわ。 ああ、もう行ってしまうの。 ふう、 ふう、 ふふ  寂しいわ、私はもう一人ぼっち。 ( もはや私のことを覚えている人などいないのだ。しかし、彼は私のことを一生忘れない。お互い名前も何も知らないけれど。 ) ( ああ、あと数時間もすればこの世界に光が昇る。何年ぶりになるのだろう、太陽を見るのは。そして私はカルミラと同じ、この世界の塵になるのだ。 ) [Sat 10 Aug 2013 01:01:38]
マドゥー > ふぅぅ………(血液を滴らせ、脈動を続ける心臓を片手に握りながら大きく、息をつく。…もう片方の手首からはマドゥー自身の鼓動に合わせて血が噴出しているが…)………生憎と俺の武器では貴様を殺しきれん…のでな…。今まで幾人もの命を吸い続けたのかは知らんが……懺悔せよとは言わぬ、貴様は純粋に闘争に敗北したのだ。(地に落ちた刃を拾いながら淡々と語る。フランの心臓はそのまま無造作に自分の荷物袋に放り込んだ。)俺に武器を全て捨てさせたのは貴様が初めてだよ。………貴様のことは生涯覚えておこう。(そして倒れ伏すフランに無慈悲に背を向ければ、手首をきつく包帯で縛りつつ歩み去って行くだろう。)………(マドゥーは知らない、既に吸血鬼のリーダーはジャスティスに滅ぼされ、彼女が最後の吸血鬼であったことを。そして勝敗を分けた一瞬の間、それはあの化け物が、ヒトであった証明なのかもしれない…。) [Sat 10 Aug 2013 00:50:41]
フラン > ( 戦いとは数瞬の奪い合い。噛み付いたままセンチな気分に浸ったフランは、攻め入る軍勢を前に居眠りをしたに等しい。どんなに驚異的な動体視力を持っていても、化けもののような肉体を持っていても、集中力があってこそ最大の力を発揮する。 ) ぐはぁ がッ! ( 貫く刃に、フランは思わず牙を離した。しかし、刃は心臓を外れた。何故だ?失敗したのか?ならば、反撃を―― そう思った時だ。 ) ギエエエエエ―――ッ! ( あなたは、脈動を続ける冷たい心臓を掴むだろう。太い血管を力任せに引きちぎりながら、真っ黒な血を流しながら。フランの体から離れた後も、男の腕の中で心臓は動いていた。 ) は ぁっ   か、  かえし、 て… ( 弱々しく腕を伸ばすが、力なく膝が折れ、地面へと付した。尚も―― 尚も死なない脅威の肉体。しかし、心臓を奪われたことで力の大半を失ったに等しい。男の選択は正しかったのだ。フランベルジュはもう動くことさえ叶わず、このまま日光浴を待てば―― ) [Sat 10 Aug 2013 00:33:10]
マドゥー > (腕の一本はくれてやる……よもや、ここに来てこんな戦いをすることになるとは思っても居なかった。吸血鬼の牙が男の橈骨動脈を破る…同時に男は自由な腕でジャマダハルを腰溜めに構える……0距離で最大威力の突きを放つための発剄の要領だ。)………っっ…(しかし、腕から流れ込まんとしてくる、負の生命エネルギーの凄まじさ…認識が甘かった…抗らいきれん……そう脳裏に巡った瞬間……、“スキ”が生まれた)ぬえぇぇぇぃっっっ!!!(奇声に近い気合と共に渾身のジャマダハルの一撃をフランの右乳房付近にめがけて打ち込んだ。まともに防御をしないのなら、その一撃は刃を握る拳ごと背まで貫通する程の威力を見せるだろう。…なぜ直接心臓を突かなかったのか?戦士は考えうる、えげつない一撃を選択した。銀製でない刃で心臓を突いたとて、相手が死ぬ確率は薄い。ならば、直接心臓をもぎ取ってしまえば?……初撃が成功するならば、そのまま刃を捨て、フランの胸から拳を引き抜きざまに心臓をつかみ、一気に引きずり出そうとするだろう。) [Sat 10 Aug 2013 00:22:47]
フラン > おお!まるでモーセが割って見せた海のよう! ( スペクタクル!斬撃の強さを見誤っていた、まさかここまで私の腕を両断するとは――。しかし、腕と引き換えに私は男の腕に噛み付き、その牙をつきたてることが出来た。熱い血潮を感じる。生命の躍動を感じる。男の魂の強さを感じる。 ) アイレンベルクの血は、そして吸血鬼の存在はこれからも未来永劫語り継がれる。吸血鬼存続、決定!人類との戦争終わらず!さあ、ガンディアの男よ!夜の世界に堕ちるがいいッ! ( しかし、その刹那。フランベルジュの脳裏に、かつて自らの過ちからその人生の幸福の全てを奪ってしまった少女の事を思い出す。こんなタイミングで、だ。 ) ………。 ( 生じるのは間だ。しかし、それは髪の毛一本ほどの一瞬。しかし、戦士にとっては十分すぎる時間。それはあなたがニンゲンとして生きるか、吸血鬼として死ぬかの境界線の間だ。 ) [Sat 10 Aug 2013 00:07:03]
お知らせ > フランさんが来ました。 『 ばっくりと二つに割れる腕。 』 [Fri 9 Aug 2013 23:57:23]
マドゥー > くっっ!!!(相手が自らの肉体の損傷を厭わずに襲い掛かってくることは予想していた。だからこそ、末端よりの切断と言った方法を選んだのだが…コイツはそのこちらの手の内を更に読み、最も的確な方法で対処してくる。分厚い鉄板すら貫く、サンナ・マドゥーの刃は尺骨と橈骨で挟むような程度で止まりはしない…が、そのままフランの腕を拳から二枚おろしにし、上腕骨に食い込み…止まった。フランの腕の長さが、打ち込みの有効射程をすべて奪ったのだった。)……大した奴っ!(さすがのマドゥーも感嘆せざるを得ない。そして一瞬、食い込んだジャマダハルから手を離すのが遅れた。そのままフランの牙は戦士の手首辺りに食い込むだろう。動脈が流れている良い場所かもしれない。) [Fri 9 Aug 2013 23:54:40]
フラン > !? ( 吸血鬼もまた男の動きに目を見開く。 ) 驚くべき動きね―― そこまで出来るようになるまでに、費やした鍛錬の時間を思えばッ! ( そう、あらゆる領域でニンゲンは凌駕するのだ。何もかもを。時に戦闘において、化け物を。 ) だぁがしかぁーしッ! ( 迫る刃に対し、正確にそして垂直に拳を打ち込む。それは敵の動きを弾いたり、武器を破壊する為に突き出されるためのものではない。人の腕の骨、尺骨と橈骨の間にその刃を挟み、止めるためだ。筋肉と骨は厚き壁となる。自らの体の損傷を厭わない方法で防ぐ、これぞ不死者よ! ) 良いわ、素敵よニンゲン! ( だが、ジャマハダルは二対の武器。もう一方が振るわれる前にッ! ) 今からあなたの血を啜りィーっ!私のエキスとトレードするのよ!かはッ ( フランベルジュはその口を開き、止めた腕へと噛み付こうとする!これぞ吸血鬼の最大にして、最悪の脅威! ) [Fri 9 Aug 2013 23:39:32]
マドゥー > まさに知性のある魔獣といったところか。投げ返されたチャクラムをだんっと地を蹴ってかわせば、そのまま廃墟の壁の一つを蹴り、三角飛びの要領でフランの側面から斬り掛かろう!)ぬぅぅぅんっ!!(狙うは其の方向の腕!壁を蹴った運動エネルギーをそのまま斬撃に乗せる。あわよくばそのまま胴体まで切り込めれば…)…生憎吸血鬼の存在の可否を禅問答する時間はなさそうだ。出会った吸血鬼が貴様で良かったよ、俺も何も考えずに刃を振るえる!(人狼の手土産にでもなるか、などと俗なことを考えもしたが…どうやらかなりの大物の可能性がある。) [Fri 9 Aug 2013 23:25:18]
マドゥー > ………っ!?(牽制に投擲した二発のチャクラム。一発は交わされ、一発はチャクラムの弱点とも言われる中心軸を受けられた。ソレを見て戦士の目が細まる。…強い。おおよそ武術の動きとは程遠いが、生物としての本能、反射が桁違いだ。 [Fri 9 Aug 2013 23:19:21]
フラン > ( 再びフランの目が見開く。一発は首、素早いが軌道は単純。もう一発は足首。こちらも軌道自体は真っ直ぐだが、足元への攻撃は対処しにくい。何より、足を損傷することは機動性を奪われることだ。敵は強い、その損傷は致命的な結果を招くだろう。首元へと迫るチャクラム――その輪の中央に、フランは冷静に指を差し入れた。そして受け止める。 ) ………。 ( ぎゅるるるるとフランの指を中心に高速回転するチャクラム。足元へと迫るチャクラムは、そのまま地面を蹴って飛び越えた。これは避けるしかない。 ) 忌み嫌いなさいッ!吸血鬼は人類の永遠の敵ッ!戦わなければならない!その最後の、最後までッ! ( フランは受け止めたチャクラムを刃が食い込むほど強く握り、マドゥー目掛け投げ返した。マドゥーのように精密に扱えない為、それはただの鉄の塊を投げたに過ぎない。が、当たれば威力は申し分ない。それを何らかの形で対処したのなら、次には両者は接近していることだろう。 ) [Fri 9 Aug 2013 23:12:21]
マドゥー > (マドゥーの武器は聖別もされていなければ、銀製でも無い。吸血鬼相手に有効とは到底言いがたい装備だ。)………なるほど。肉を斬る事ができるのなら……死ぬまで斬ればよかろう。(向かってくるフランにチャクラムを2輪連投する。一発はまっすぐ最速でフランの首を狙い、もう一発は地を這うように足首を狙った。その一連の投擲動作から流れるように両手にジャマダハルを装備した。)本来ならば吸血鬼とて、忌み嫌う性分ではないのだが……生憎、人狼共とは協調せねばならん立場でな。(そのままチャクラムの着弾を確認する間も無く、全身してくるフランに対向するように駆け出し) [Fri 9 Aug 2013 23:04:10]
フラン > ( フランは自らの心臓の部位に、残った指でハートの形を作って見せた。 ) ここを狙わないと、中々死なないわよ私たちは。そして、ヘンルーダで銀製のチャクラムを買ってくる暇も与えないんだから。 ( そしてフランは真っ直ぐ前進していく。 ) [Fri 9 Aug 2013 22:51:51]
フラン > そう…ニンゲン。ガンディアの人はまだ食ったことが無いわ。 ( れろん、と舌で唇を舐める。 ) ふふ、物知りなのね。私もこう見えても歴史や文化には自信があるの。もっとも、今となっては過去の歴史なんてどうでも良いことなのかもしれないけどね。 ( かッ、と目を見開きその牙を露にする。 ) 御免あそばせェ!ではお前を打ち破って、アングリマーラ戦の勝利としましょう!お前の首をひが っひゅ!? ( 斜め上方という変則的な方向から迫るチャクラムを、フランベルジュは驚異的な動体視力で捕らえ、余裕を持って手を差し出し掴もうとした。だが、刃に触れその指が落ち――肩に刃がめり込む。 ) あっ 何これ!むっずかし!取れない! ( 肉に食い込んだチャクラムを、反対側の腕でぐいぐいと引っ張る。 ) フフン、でももう見切ったわ。次はちゃんとキャッチしてあげる。それに―― [Fri 9 Aug 2013 22:51:29]
マドゥー > ………人間だ。(フランというのはこの女の名だろうか。狂ったテンションの女の言葉には付き合わずに淡白に答えた。)…それは、クリスティア…いや、フェリアン辺りで流行った玉蹴りのゲームのつもりか?なるほど、あれも確かに発祥は戦地で敵兵の首を蹴ることから始まったという。…原点回帰と言う奴だな。(女をそのままの姿勢で見遣りながら男は続けた。)…だが、一つ聞き捨てならん言葉がある。…貴様がいつアングリマーラを打ち破ったのだ?吸血鬼よ!(言うが同時に男の手が手品のように翻ると、一瞬の閃光と共にチャクラムが弧を描きながら、斜め上方よりフランに向かって飛来した!) [Fri 9 Aug 2013 22:41:19]
フラン > フランが声をかける!ヴェイトスに声をかけるフラン!円陣を組んで、今散ったヴェイトス代表はっ。私たちにとっては「彼ら」ではありません。「私たち」そのものです。 ( 首をボールに見立て、走る。 ) ドリブルで上がる!ドリブルであがるッ!どうか、左足! ( めぎ、と頭部の骨が砕ける音を感じるぐらいに、思い切り蹴る。文字通り、ボールみたいに飛んでった血を撒き散らしながら転がり、男の足元に転がり止った。 ) やった!捻じ込んだ――ッ!最後はフラン!最後はフラン!アングリマーラの鉄壁のゴールをついに!ついに打ち破りました! このスポーツを始めた子供が、大人になって、また子供を産んで。ヴェイトス市に流れたのはそれだけ長い年月でしたッ! この試合を見てくださっている方々と、一人ずつ握手をして回りたい気分ですね! YAAAOHOOOOOOOO!! ( 一頻りはしゃいだあと、フランはようやく男に向き直った。 ) ノー!ヴァンパイアよ! あなたは?人狼? [Fri 9 Aug 2013 22:31:12]
マドゥー > (サンナ・マドゥーはこの世界で一旦町を離れ旅立とうとしていた。人狼族へのアングリマーラへの誘いを為した後、彼らが乗るか反るかは別として自分自身で故郷の現状を見ておきたいと思っていた。数日分の保存食をまとめて荷物にしたものを肩に掛け出歩こうとしたその矢先であった。)………(とんっとんっと…軽いとも言える音を立てて人狼の首が転がった先に男は佇む形になった。足元に転がってきたソレを見て、無言で荷を降ろす。)………陽気な歌だな。貴様は人か?(純粋な武人であるだけの男に、相手の正体を見極めるのは困難だ。だが、人で無い存在…ソレぐらいのことは感じ取れていた上での質問だ。) [Fri 9 Aug 2013 22:27:17]
お知らせ > マドゥーさんが入室されました。 『そのどちらでもない存在…』 [Fri 9 Aug 2013 22:20:33]
フラン > ( 酔うって言っても、お酒を飲んでいるわけじゃない。吸血鬼はね、何も無くても酔えるのよ。 ) あ。 ( 頭を掴んで引きずっていたのだが、首に強く噛み付いて仕留めていた為か首の損傷が激しく、ぶちりと首がもげてしまった。 ) あなたが、おーぉかみならぁー こわーくなぁーいー ( ぶん、と首を振り回す。軽くなったわ。対象となる敵の元に出向くのもいいが、フランベルジュはその吸血鬼の制約として、招かれればいかなる場所にも立ち入ることは出来ない。これは聖域破りでも踏破不可能だ。だから相手から出向いてもらう他無い。 ) ( 首を足元に放ると、スカートをちょっとたくし上げて足で踏んだ。 ) ふむ…こうだったかしら。キックオフ! ( がつん、とつま先で首を蹴って走る。ドリブルという奴ね。昔、そういうスポーツが流行ってた気がする。今も形を変えて流行っている。スポーツ苦手なんだけどね。 ) [Fri 9 Aug 2013 22:11:44]
フラン > ( 血の臭いをぷんぷんさせながら、廃墟と化した街中を人狼の死体を引きずって歩く。渇いた大地にはそいつの血が続いていた。わかりやすい挑発行為だ。これを見た人狼か、それとも吸血鬼の存在を良しとしない人間か。どちらかがやってくればいいと思っている。一つだけいえるのは、人狼の血は好みのスメルじゃない。大して美味いとも思わない熊肉を食べたような感じ。食べたこと無いけどね、熊肉。 ) あなたもぉ おーおかみにー 変わりーまぁすーかー。 ( 暢気な歌声を響かせながら、ほろ酔い気分で吸血鬼は歩く。 ) [Fri 9 Aug 2013 22:00:29]
お知らせ > フランさんが来ました。 『 狼を片手に。 』 [Fri 9 Aug 2013 21:47:42]
お知らせ > ナィナさんが退室されました。 『 断るぞ!! 』 [Tue 6 Aug 2013 23:33:04]
お知らせ > クリスティーナさんが帰りました。 『 野菜を喰え!! 』 [Tue 6 Aug 2013 23:30:40]
ナィナ > ? わかりやすいと思うぞ? (そして、そんな言いにくいのを流行らせるのはやめてあげて欲しいぞ) むー……ちょっと、ナィナ自信ないぞ? (普段からこういう雰囲気の人間と会話ってなかった気がするぞ? 来訪者として色々やってたから話通じる部分もあるけどまったく初めてだと会話の糸口すらなさそうだぞ?) むー、もう知ってるぞ。トリおいしくないぞ、イヌ痩せすぎだぞ。でも、イヌはまだ食えるぞ? そうだ、ナィナ取り方とか道具の使い方教えようかと思ってたんだぞっ(よしっ、行って来るぞっ!と、その食卓にニクを追加するべく、手伝いに行って来るぞっ! ダッシュだっ!) [Tue 6 Aug 2013 23:28:18]
クリスティーナ > うわ…嫌な言葉を流行らせて… ( 言った奴をしばらくケツキックだ。 以前はお嬢とか呼ぶ若衆をよく蹴っ飛ばしていた。 よし、この機に女王陛下を流行らそう。 ) 親しい人はだいたいそう呼びますね。 まぁ―――出来るだけ昔の私に通じるように努力して下さいな。 ( 鉄砲玉かなんかと間違えられなけりゃあいいが―――私が伝言しても通じるか怪しい所だ。 ) 帰らない奴は樽に詰めて放り込みますからま、安心して下さいな。 ああ、なんか食べてきます? 向こうの食べ物に比べりゃ酷いもんでしょうけど―――「未来のご飯は不味かった」って自慢出来ますよ? ( そんな事よりここには肉が一切ない事の方が問題かもしれないが。 再三言うが、芋とトウモロコシと小魚が主食である。 水が増えて最近はスープ類が充実したか。 ) [Tue 6 Aug 2013 23:21:52]
ナィナ > 族長いるか?で大体通じたぞ? (しばらく通称で族長と言うのが蔓延するかも知れないが、それは仕方ないぞ。あとナィナは暗黒街という区画にほとんど近寄ってないからノータッチという奇跡?) おー…くりすてぃーな………クリスでいいか? おう、ナィナはナィナだぞ。おう、何かあったらナィナ力になるぞっ。(任せるといいぞっ!と安受けあいするぞ。何か思い出したら紙に書くなりするといいぞ、と) おう、ナィナはもう少ししたら帰るぞ。他の人間も残るというなら、帰れ言ってくれると助かるぞ。おー、そうか、ならよろしく頼むぞっ!(これで良くなるといいなって願うぞっ) …えっと、他に何かあるか? ナィナはないぞ?(なければ、それじゃまたなっと言って去ってくぞっ。またなって言うのはいつもの挨拶がつい出ただけだから深くは気にしなくていいぞ) [Tue 6 Aug 2013 23:13:29]
クリスティーナ > 私の名前知らないで此処来たんか…( 珍しい生き物も居たもんだ。 こんなん居たら昔の私でも気付くんじゃないのか。 ) クリスティーナ・バルトロッツィです。 まぁ短い付き合いになるかもしれませんけど、あんたは向こうの私にも会うかもしれないですね。 なんかあったらか弱い私を宜しくお願いしますよ。 ( つくづく昔の自分に有益情報を残せないのが残念だ。 紫陽花祭りの後の儲け話ってなんか無かったか―――。 ) あんたらは帰れなくなる前にちゃんと帰りなさいな? 帰らないって言ってもおっ返しますからね。 ヤヨイが言うには獄長…じゃなくて族長は私みたいですよ? ( 市長、ね。 責任職なんてやりたかぁ無いが、適任者がやらないと録な事にならない。 さっさと後継者を育てて押しつけよう。 ) [Tue 6 Aug 2013 23:02:28]
ナィナ > おう、そうだぞ。アングリからきた人間だと言ってたぞ。 むー、でもナィナたちそろそろ戻るぞ、戻る方法わかったけど、いつまで戻れるかわからないから焦ったりするんだぞ。……おおおっ!?そうだ、そうだぞ (思いついたって感じで表情を明るくするぞ) それじゃ………なーっ!? また、名前聞いてないぞっ!?(マドゥーの時と同じパターンだぞ。伝えることばっかりで相手から聞くことすっかり忘れてたぞ)とにかく、こっちでもいつかアングリの方も元に戻してくれるって言うなら、マドゥーも安心すると思うぞ (すぐに故郷を取り戻せないとしても、ここに残ってくれる人間が約束してくれるなら安心だぞ) んー……そう、なのか? ナィナあまり気にしてなかったな。そうだな、一緒になれるといいなっ。これから良くなるといいなっ。ナィナそう願ってるぞっ (立て直せるというなら期待するぞ。ぼろぼろのマチでもどうにか元に戻ってくれることを願ってるぞ) ……トリスとヤヨイは帰れるのか? むー…、二人とも族長だから難しいか? 自警団族がコロセウム族と一緒になって自警団族の族長がまとめてくれればトリスはなんとかなるか? ヤヨイは、族長の中の族長を決めるとか確か言ってたぞ? そうすれば大丈夫か? 何とかなるか?(そこらはどうしたらいいのかと、賢そうな相手に聞いてみるぞ。ずーっとはこの世界にいるわけにもいかない事情もあるんだぞ。みんなで無事に帰るのがナィナの希望だぞ) [Tue 6 Aug 2013 22:50:43]
クリスティーナ > そのマドゥーって人も来訪者なんです? まぁようするに急ぎ過ぎなんですよ。 あたしらの祖先だってこの島に入って来て何百年もかかった開拓を今日明日やりに行こうなんて。 出来そうな時期になったら自然に誰かがやりゃあいいんじゃないです? ( ここんとこ急激に改革があったから皆、急ぎ足でどうにかしようとし過ぎなのだ。 ここからはそうじゃあないだろう。 ) 狼人側が協力的になるってんなら此方もちょっかいは出しませんよ。 昔みたいに街の暮らしに溶け込んでくれりゃあ一番ですけど、先ずはお隣さんとして住処を分けましょうって話です。 ほら、居住区だって人種で分かれてたでしょう? ( ホワイティア居住区、イエロティア居住区、ブラティリア居住区、ってな具合にだ。 文化の違いを尊重するならそれは必要な事だ。 ) ま、あんた達が来てあれこれやってくれたおかげでこれから先はゆっくり再建していけばいいって所ですよ。 その辺は素直に感謝してます。  [Tue 6 Aug 2013 22:41:03]
ナィナ > ……? つまり、集落みたいなもの、だな? なら、間違ってないはずだぞ?(??? どう違うんだ?と、集落の人間が顔見知りどころか下手すれば遠い親戚レベルの部族の人間の言う事だからな) むー? ナィナは、部族が滅びるくらいなら血を残すべきだぞって話だったんだぞ? マドゥーはマドゥーの集落を取り戻したいんじゃないかと思っているぞ? その気持ちはナィナ少しわかるぞ。でも、食い物がないのだから、それはできないぞ。十分な食い物が確保するのが先なのはナィナもわかるぞ(集落と言うのはそのためにあるんだぞ。みんなで色々食い物を取ってきて山分けしてみんなで生き抜く為に力合わせるんだぞ) マルギット達を追い出したりしないよな? なら、無理に出て行く必要はないはずだな? でも、そうするとマドゥーはどうするんだ?(むむーとちょっと考え中) [Tue 6 Aug 2013 22:30:41]
クリスティーナ > …なんか変な発音でしたけど。 あれですよ? 血の繋がった一族、みたいな。 まぁ広義の家族って意味ですけど―――まぁほんとそこはどうでもいいです。 ( 「薔薇の血族」から「血族」になったのはまぁ、余計な枠を取り払っただけの事だ。 ヤヨイなんかはもう一段階その枠を取っ払えと言うけれど、まぁそれはもう少し先の事だ。 次の世代が生まれ育って大人になる頃にでも、再びひと固まりの「ヴェイトス市」に戻ればいいだろう。 ) ああ、そうそれ。 なんだってアングリマーラなんて行くんです? まぁ行ってもいいですし、うちも要りませんけど―――あんま離れると意思疎通というか、意見交換がし辛くなるんですよね。 ( 文化的にも離れて行って、また昔と同じヴェイトス市とアングリマーラのような、相容れない別国家になるだけのような気もする。 当時私らも、藩王とか言われてもどんな奴が何考えてるのか全く分からなかったからあの国は不信な国に見えたのだ。 ) [Tue 6 Aug 2013 22:22:46]
ナィナ > ケツ族の族長だと聞いたぞ? あ、間違ってたらごめんだぞ。まだこの世界のことわかってないことばっかりだぞ。とりあえず戦わないことで、そこから先はまだわからないぞ。でも、マチの外でニクとか取ってもらえるといいな。なんとなく狩り上手そうだぞ。あと、狩りのやり方とか教えてもらえるとみんな助かりそうだぞ (ナィナもボーラとかカイリーの作り方とか使い方くらいは教えられるけれど、大きな獲物をみんなでってのは指揮したことないからわからないぞ。だから街中の野犬とか鳥は食料にできてもでっかいのは難しいぞ) そうだぞ、それだぞ。マルギット族がアングリに移るつもりなら、そのアングリはマルギット族にあげていいと思うぞ。でも今すぐ移らなくてもいいんだぞ、もう少しここの集落がまとまって食い物とか色々揃ったら、血族とかコロセウム族とかの人間も協力してアングリに行って手伝えばいいんだぞ (それこそ対等だぞ、とか。そもそも人間から狙われることがないなら出て行くこともないとは思うけど、その点はどうなんだろう?とか、クリスティーナからするとまったく脈絡のない文言が出てくるぞ) [Tue 6 Aug 2013 22:15:26]
クリスティーナ > ( なにかしらこの独特の―――そもそもどっち人? この手の話を持ってくるのは来訪者系と相場は決まってるのだが、容姿から判断し難い所だ。 ) 族長って呼ばれるの初めてですけどね…まあそれはいいでしょう。 で、連中はどうするんです? 無駄な死傷者を出さなくて済むのは願ったりかなったりですけど―――具体的な生活区分を話し合う必要がありますね。 ( 彼らがアングリマーラ方面への移住の話を持ち掛けられているという話は知らない。 これだけ人が減った世界だ。 ヴェイトス市だけでも十分棲み分けは出来るだろう。 交流を持つというのなら物々交換で彼らに食肉の確保―――狩猟を生業とするグループとして皆がこだわる「対等の立場」を確立させるというのが私個人のプランだが。 どうもレイ・シェリダンといい、狼のボスといい、あと自警団といい、私を冷血女王か何かと勘違いしている節があるが―――利益を追求するなら現状、格差を作る必要は無いのだ。 ただ厳格なルールの下、無駄な争いを無くし、等しく食料供給を行う事。 それが全体の発展にとっての最初に必要なものだ。 ) [Tue 6 Aug 2013 22:08:18]
ナィナ > (そういえば、ナィナもこんな高い建物に登ったのは初めてかも知れない。木なら結構高いの上ったけど、こんな高いところにヒトが住むのかーとか思ったけど、すぐに忘れた。とりあえず、目的の地点に到達すれば説明するぞ。説明は苦手だけど伝わると信じてっ) 違うぞ? ナィナたちはヒトの首狩ったりしないぞ? あと、話も通じるぞっ。始めましてだなっ。血族の族長でいいんだな? ナィナだぞ。マルギット達とは戦わないし、マルギットたちもニンゲン襲わないことでトリスと話がついたぞ。まず、戦わないで済んで良かったぞ(全部いっぺんに考えたり話たりとごっちゃになるぞ、まず一番最初から考えるぞ。とりあえず、休戦が決まった事を伝えるぞ。あ、ひょっとしたらトリスから停戦についての文面預かってたら出すぞ。たぶんナィナ語でどれくらい通じるか不安になったりするかも知れないからなっ) [Tue 6 Aug 2013 21:56:41]
クリスティーナ > ( うるさいなー、などと思いながらその声の調子から露骨な敵とは感じないが、変人を装った暗殺者なんて戦前から居たもんだ。 声は案外高い位置から聞こえる。 1人以上の足音と声は無い。 人狼の件が話題に上がれば幾らか興味は湧いた。 まぁ護衛は二人、此方も銃がある。 扉の真正面に立たない位置で銃を手に取れるようにして扉を開かせようか。 ) 精霊の泉って随分と懐かしい―――まるっきり蛮族じゃないですか。 まぁいいですけど…でかっ!! ( 扉越しにも声の聞こえる高さは子供のそれではないと思ったが、想像を超えてデカかった。 ) [Tue 6 Aug 2013 21:49:56]
ナィナ > (コロセウムなり、どこかでマドゥーから話を聞けば、今日はずーっとその事を考えて、とりあえず色々考えてたけどさっきの一人パイルドライバーで吹き飛んだので、一応停戦に同意した事だけ伝えて、あとは何か聞いたり話したりするなかで何か出てくればと思ったぞ。ナィナが考えるのが面倒になったわけじゃないぞ、散々考えたんだぞ。とりあえず、血族の族長はどこだ?と聞けば、4階との事は一応ここの守りの人員みたいなモノで、ヤヨイとかと知り合いだとか来訪者だとか説明すればどうにか納得してもらえると信じて、こうしてやってきたわけで…っ!) おおおっ、ここにもコレいるのかっ!? おー、すごいな、ナィナ邪魔しに来たわけじゃないぞ、マルギットは戦わないってことを伝えにきたんだぞ?(いざ乗り込まんっとしたら、立ちふさがるゴーレムに、ヤヨイのところでみたぞ、これっ!?ってな反応を見せつつ、中から声をかけられたら、そっちの方を見るぞ。扉だぞ。) ナィナだぞっ! …しょぞく? 常世の森の外側、精霊の泉の近く、龍の末裔の部族、部族長の孫娘、龍の吐息ナィナだぞっ! 用件は、話にきたぞっ! [Tue 6 Aug 2013 21:37:49]
クリスティーナ > ( しこたま頭と背中を打ち付けたものの幸い頭の方には異常は無く、多少肩に痛みが残る程度の怪我で済んだ。 一命を取り留めたヤマトヤヨイは医務室で休ませ、私と同じ程度で済んだエミリーは今もこの部屋―――4階執務室で気配を消して佇んでいる。 まぁぼーっと立ってばかりいるわけでもないのだが、幽霊のように静かに黙々と雑務を片付け、時折お茶を入れたり雑談をしたり、と。 ヤヨイを見張っていたゴーレムの内2体はこの部屋の入口を守り、残りは食糧庫見張りと農場の見回りに回した。 ―――取り急ぎの懸案の2つが片付き、ようやく先の事を考えられる時間が出来た所だ。 殺伐とした話ではなく、生産的で希望に満ちた話を。 ) なんかきた。 ( まぁそんな矢先の事であった。 猿か幼児でも迷い込んだらこんな足音と奇声が聞こえたりするもんだが。 ) 何処のどなたですー? 所属と用件を明確に述べよー! ( 扉越しに。 量産型CRZが貴女をじっと見つめ、扉の前に立ちはだかるだろう。 ) [Tue 6 Aug 2013 21:29:00]
お知らせ > クリスティーナさんが来ました。 『-なんかきた-』 [Tue 6 Aug 2013 21:20:01]
ナィナ > んー……、マルギットの言う事はわかるけど、たぶん無理だぞ。そもそもナィナがあんぐりに移ることを言ったのは、全滅する覚悟で戦って部族の血が絶えるくらいなら、残す方がいいぞと言う事だったんだぞ?(声に出して確認しないと、頭の中では限界があるぞ。紙に書いたりとかする人間がいるかも知れないが、ナィナは文字が書けないぞ。この世界にきて読み書きできないことがこんなに不便だとは思わなかったんだぞ。むしろ、これだけ荒れてたら集落と同じような生活で大丈夫かと思ったらそうでもなかったと言うことだぞ。ともあれ…、移るなら移動の為の物資と食料よこせと言うのはわからなくもないけれど、実際ナィナが砦でヤヨイにあって世話になった時も食べ物にはあまり余裕ないと言ってたからナィナは食い物は辞退して水だけちょっと貰ったから、マルギット族があっちで生活基盤を確立するまで持つ食料をくれと言うならたぶん根こそぎ持ってく必要がありそうだぞ。今すぐはそれは無理だぞ。ナィナが考えていたのはみんなで移動して途中で獲物を狩ってある程度食料まかなうつもりだったんだぞ。でっかい象とかいたらしいからな。とりあえず、マルギットとは停戦で話がまとまったぞー。ということを、こっちの血族にも伝えておく必要があるわけで…)よしっ! とりあえず、話しにいくぞっ!(ナィナが思いついたことをそのまま伝えたようなものだけど、状況も変わったし、こっちの人間が何か考えているかも知れないから、報告ついでに聞くのがいいぞ、と、いざ乗り込まんとす…っ)お邪魔するぞっ! ナィナだぞっ! [Tue 6 Aug 2013 21:18:24]
ナィナ > ……すっかり頭の中から飛んだぞ、もっかい考え直しだぞ…っ(えーと、なんだったっけ?と、もやもやしながら形になりそうだったのが全部吹き飛んだから最初からだぞ。ちなみに何でナィナがこんなところにいるかと言えば、吸血鬼の襲撃があって、その時にはまだコロセウムにいたから遠くて援軍駆けつけられなかったし、敵討ちとかでもういっかい襲撃があったりするかも知れないからこっちにきているんだぞ。ヤヨイが体調崩したとかで市庁舎にいないからナィナが留守番してもいいかもだけどナィナはそう言う今ある部族?の事はさっぱりだからいいんだぞ) [Tue 6 Aug 2013 21:10:04]
ナィナ > (あ、名前の色は間違いだぞ。今は変身してないぞ。ふつーの人間だぞ) [Tue 6 Aug 2013 21:07:58]
ナィナ > いたたたたた、余計な事しようとしたら酷い目にあったぞ…っ(血族の建物の廊下で頭を押さえてうずくまる野生児の図。どういう事かと言えば、昨日マルギットから休戦の承諾がきて喜んだものの、もう一つのコトについて考えていたんだぞ。つまりナィナが考えてマドゥーにもお願いしたアングリマーラへの集落の移動の件についてだぞ。で、今日はそれを聞いてからずーっとその事を考えて、立ったままうろうろするのも飽きたから、座って考えて、首を傾げすぎて横に寝そべる形になったから、いっその事逆立ちまですればまた何か出てくるかも知れないと、逆立ちを敢行しようとして刺された腕の痛みにバランスを崩し、一人パイルドライバー状態で冒頭に至る。まだ、目の前がチカチカするぞ) [Tue 6 Aug 2013 21:07:33]
お知らせ > ナィナさんが来ました。 『(ゴツンと言う鈍い音と、ふぎゃあっ!と言う猫にも似た悲鳴が上がり…)』 [Tue 6 Aug 2013 21:03:59]
お知らせ > マドゥーさんが帰りました。 『次の機会には、そうさせてもらおう。(ターバンの下笑みを隠し)』 [Tue 6 Aug 2013 01:05:22]
マドゥー > (交渉は概ね成立した。立ち上がる寸前、ついと軽く目線を動かし目を合わせるだろう。)…名を聞いても構わぬか?(無論、事前情報として人狼の頭領の名は聞いている。だが、男は久々に女の口から直接名を聞いておきたいと思った。) [Tue 6 Aug 2013 01:04:01]
お知らせ > マルギットさんが退室されました。 『そうだ、戻る前に一晩明かしていくか?(お前はいい男だしな。半分冗談だ。)』 [Tue 6 Aug 2013 01:02:07]
マルギット > 面白い男だな、お前は。 ( 人狼の男だって、ここまでの空気を纏っている男はそうそういない。 私達のいう野生とは違う。人外入り混じった国で生きたもの故のものなのか。 それとも別の何かか。 いい男だ。 ) いい返事を待っている。 一応これで我々は休戦、まずは血吸い共の残りを叩かせてもらおう。 奴らは水に手を付けやがったからな。 ( 昔ならいざ知らず、今この時代で水に手をつけるのがどういうことか奴らだってよく分かっているはずだ。 人間共との戦いを考えなければ、残った血吸い共をねじ伏せるのは容易のはずだ。 )( 男の考えていることは逆のことを考えている。 だが、此方にとっても水は大事なものなのだ。 あのまま放置して汚れた水を押し付けられても困る。 ) [Tue 6 Aug 2013 00:58:11]
マドゥー > (そしてヴァンパイア…かつてのアングリマーラではあれらすら共生していたのだが……いや、一度に事を急くことはあるまい。) [Tue 6 Aug 2013 00:44:01]
マドゥー > (マルギットの言葉をじぃっと聞き入りながら)そう取ってもらっても構わん。元より、現コロセウム首領の目的は単なる和平だ…それは俺が甘言を囁きかける事も無く、お主があの二人の戦士を打ち倒した時点で達せられておるのだからな。(あわよくば、と思っていた提案…やはりそうそう受け入れられるものではないか、と思うが矢先。女の顔が近づいてくる。)…………(目線はずらさぬまま、マルギットの囁きを感じる。ターバンの間から覗く男の顔は獣とは異質な野生を感じさせるかもしれない。)無論だ……掛け合ってみよう。(元は野生児が乗り気だった提案だ。直接騎士殿に話すより、アレを交えたほうがうまくいくだろう。) [Tue 6 Aug 2013 00:42:55]
マルギット > あぁ、大体は匂いでな。 ( 来訪者だということには驚きを見せない。 何人かの来訪者の匂いを嗅いできている。 こいつも似た匂いだ。 ) つまり、自分の故郷が気になるからついでに来いってか。 それは一つの集団を動かす理由にはならない。 だが、昔のアングリマーラの立ち位置は嫌いではない。 ( ふんと鼻で笑う。 一人の人間のお供で私ら全員を使うには、それ程の力も身分も魅力も感じられない。 私が独り身ならばその限りではなかったが、残念なことにそこまで身軽ではない。 だが、アングリマーラの地に興味が無いといったら嘘になる。 正確には改めて思い返してみれば、あの国も中々に面白いと思ったということだ。 ) お前は一応コロセウム・・・つまりは人間側からの使者だったな。 ならば、使者としての仕事をしてもらおうじゃないか。 ( ソファから立ち上がり、床に座る男の側まで歩み寄ろう。 一つの集団の長相手にあそこまで言う男だ。顔をしっかりと見てみたいじゃないか。 ) 移動の為の物資、食料やその他もろもろだ。 そいつを用意しろ。対等であり、お願いをしてくるならばそれ相応の物を要求するのは間違ってはあるまい? ( 男の耳元まで顔を近づけて、息が吹きかかるほど近くで囁きかけてやろう。 多少獣臭いかもしれない。人狼団にはそういったものの為の日用品がない。 その辺りも貰いたいものだな。 ) 当然、血吸い共を締め上げてからで構わん。 それには手を貸そう。 [Tue 6 Aug 2013 00:27:12]
マドゥー > (アングリマーラの話になり告げられたマルギットの言葉。それは今まで戦争をしていた勢力の一首領としては当然過ぎる主張であった。元はヴェイトスを巡っての争いだったのだ。)……お主の言い分はもっともだ。そして、これは俺だからこそ言える提案ではないかと思っている。(そこで相手を見上げるように顔を上げれば目を合わせ)…気づいておるかも知れぬが、俺は来訪者だ。元よりこの時代には死せる身。…どうやら戦争が起きる前に既に命尽きたらしい。(この時代に来た理由は把握していない。だが、ヴェイトスに安寧の兆しが見えた今、己が死したアングリマーラの地で何が起きたのか、今どうなっているのかを知らねばならぬと思っている。)そして元よりコロセウムとは何の縁も無き身、レイ・シェリダンが倒れし今、俺がこの地に留まる理由は無くなった。俺が、アングリマーラに行かねばならぬのだ。ヴェイトスが蘇るならば…かの地も蘇らねばならぬと…な。(これは提案ではない、サンナ・マドゥー個人の誘いであると。) [Tue 6 Aug 2013 00:11:31]
マルギット > 確かにそうだな。 それが無くなったら我らはただの獣だ。 ( 床に座る男をソファに腰をおろしながら眺める。 かつてのヴェイトス市で考えてもあまり見ない格好だ。 ならば、床に座るのもまたその文化と言うところか。 ) そんなことは分かっている。 分かっていないのはうちの若い連中だけさ。 ( ある程度歳を食っていたり、人間から人狼になったのではなく、元から人狼だった奴らは理解している。 我々が迫害された理由は大体は何かを喰ったとかいう話だからな。 ) ・・・・・・・アングリマーラ。 聞いたことはある。今では恐らく滅び去っただろうが、まだ荒廃していなかった頃は人間ではない連中が多くいた場所か。 ( 戦いの中でも人外の兵を見たという話は聞いた。 今ではそういう地であった。くらいの意味しか持たない場所になっているだろうが。 ) つまりあれか。 我らにこの場所を捨て、その地で暮らせと。 確かに我々ならば、今の外の危険に対しても多くが生き残ることが出来るだろうな。 ( 生物として人間よりも優っていると自負している。 厳しい環境でも充分に生きていける。その朽ちた地を復興するには適任とも言える。 だが ) それは虫が良すぎるんじゃないか? 街の外とこの街自体を考えれば、どっちに物資があるかなど一目瞭然だ。 しかも、ただその地に行くのなど、ただ尻尾を巻いて逃げているのと変わらないではないか。 ( 怒り任せに言っているわけでもなく、ただ問いかけるように、どう答えるかを期待した声色で返す。 ) [Mon 5 Aug 2013 23:56:53]
マドゥー > ふふ、本当にそうならば獣のように何も纏わねばいい筈だ。…それをせぬということは、お主は人のあり方も失ってはおらぬのだろう。(言えば、そのまま数歩部屋に入り勧められた椅子には座らずに、そのまま床に腰を下ろす)いいや、今となっては力の均衡は崩れてしまった。喰らい続ければ、人は恐怖でお主等を蹂躙しつく結果となるだろう。(もちろん、其の場合は人も相当に数を減らす結果となり、荒廃に拍車がかかるだけだ)で、その共生…なのだがな。見てのとおり、俺は元々アングリマーラの人間だ…(今の時代、ひょっとしたらアングリマーラ最後の戦士になっているのかもしれないが…)…かの地は元より、人も魔も住む土地。お主等、アングリマーラを見てみるつもりはないか?(既に滅びた魔都で再興してはどうかと…おそらくはこの提案ではもっとも説得力を持つであろう男は言った) [Mon 5 Aug 2013 23:43:20]
マルギット > あまり気にするな。 お互いそんな歳でもなければ、そんな時代でもなかろうさ。 ( 中々紳士的じゃないか。 今の時代の男には欠けている物を持っている。 実に好ましい。 それに若い連中に指示を飛ばすにはまた姿を変えなきゃいけないのだ。 最低限というかのようにガウンの前を締める程度に済ませて、男を部屋の中へと招きいれよう。 ) ―――案外物事を動かすのは、私らのように小難しく考えている奴らじゃなくて、ああいう奴なんだよ。 ( ここが元の立派な屋敷のままだったら、上等な酒と何かつまむ物くらいは用意できたかもしれないが、テーブルの上は寂しいままだ。 煙草は元々臭いが苦手というのもあるし、今じゃあれは相当な貴重品だろう。 ) 共生は私が首を縦に振っても、残りの人狼たちが黙ってはいないだろうな。 戦いが不毛、ね。私らの元々の目的からすれば不毛でもないが、積極的にやる理由はなくなるな。 今のまま、順調に進めばだが。 ( 元々は力があり、人狼に後天的になれる奴らを探し出す為にやっていたことだ。 人を食っていたのはそのついでだ。  それも一番大本を辿れば、この時代でそれ相応の戦力を手に入れるためだったがな。 人狼を増やすだけなら、別に普通に子を孕んで産めばいい。 ) [Mon 5 Aug 2013 23:30:11]
マドゥー > (人狼の後を追えば、外套を羽織る其の様子にふと其の先に起きることをさっする。それで戸惑うほど初心なはずも無いが…)時間が余っているわけではないが、着替えの時間程度は待ってもいい。(礼儀として言って置く。そのまま部屋の戸口付近で佇んだまま続けた)元より書面だけで事が済むとは思って居なかっただけの話だ。だが、あの野生児は思った以上に良い仕事をしていたようだ。俺が徒労に終わるほどにな。(相手の言葉に軽く肩をすくめて笑う。獣人達が己の面子の為に、最後の一匹になるまで戦うといった選択を選んだ場合、極力思いとどませるよう説得、譲歩案を提示するまで考えていた。が、頭領がここまでやったとなれば、むしろこのまま気を変えぬよう気を使うまでだ。)共生しろとまでは言わん。だが、大地に潤いは戻りつつある。戦いは不毛なだけだ… [Mon 5 Aug 2013 23:15:40]
マルギット > ほう、あの娘の知り合いか。 ( ならば信用してやってもいいかもしれない。 まったく、ああいうのには弱い。 いや、ああいうのに弱いというのを表に出してもいいくらいに状況が変わったというべきか。 )( 部屋に着く前辺り比較的歳をとった人間の姿をした人狼の男がガウンのような物を大きな人狼である私に羽織わせる。 自分で羽織るのはこの格好だと少し面倒でな。 だが、戻る前に羽織っておかないと何も来ていない状態になる。 私は理性的でありたいと基本的には思っている。 ) 利があるからそうしただけだ。 適当に座ってくれ。 ( ソファ近くの椅子を勧めてやろう。 自分自身はソファに腰を下ろす。 腰を下ろすのが合図のように身体は縮んで人狼の格好から人間の女の姿になるだろう。 私はこっちの格好の方が気に入っている。 ) さて、わざわざ足を運んできたのはどういうことだ? ( 相当できる男のように感じるが、交渉が決裂しそうならば手を打つ為に寄越したか。 まぁ、なんでもいい。 ) [Mon 5 Aug 2013 23:05:23]
マドゥー > 無礼を許して欲しい。俺はナィナのようなやり方は苦手でな…(言われれば獣人達の間を歩みぬけ、ひょいと中庭に降り立った)コロセウムのサンナ・マドゥーと言う。取りあえずは偉大な選択に敬意を評そう。(相手が案内すればそのまま軽く略式で会釈しつつ、着いてゆこう。) [Mon 5 Aug 2013 22:53:53]
マルギット > ( 突然に響き渡った声に全員が一斉に声のする方へと視線をやる。 若い連中はすでに唸り声をあげ、歳を喰った奴らですら警戒をしている。 ) コロセウムの人間か? ( 一部飛び掛りそうな若い連中を手で待てと指示をする。 まったく血気盛んな連中だ。 それにあれは相当な手練だな。 向かったところで若い奴では勝てんだろうよ。 ) まったく人間とはせっかちなものだな。 まぁ、いい。とりあえず降りて来い。 話すとき視線の高さを合わせるんだな。 ( こっちへ来いと手で合図をして、中庭から屋敷の中に戻っていこう。 着いてくるなら、私が使っている部屋まで案内しよう。 ) [Mon 5 Aug 2013 22:49:31]
マドゥー > (屋敷の一角、それでもその決闘の中心よりは大分外縁に位置する場所に其の男はいつの間にか佇んでいた。ここにいる集団が普通の人間達であればもっと中央にてその声を発したろうが、嗅覚の鋭い獣人達においてはこの辺りまで立ち入るのがせいぜいであったのだが…)……使者を出す必要は無い。そのために俺が来た。(中央に響くように声を張り上げる。本来であれば交渉、説得まで考慮したうえでの潜入…であったが、どうやら事態はいい方向に予想が外れたようだ。交渉するまでも無く、彼らの指導者、マルギットは一族を早々に纏め上げていたのだ。) [Mon 5 Aug 2013 22:38:42]
マルギット > ( その決定をする上で異を唱えてきた若い人狼が二匹いた。 特に最近血気盛んな奴らだったが、まさか頭目である私の決定にまで反対するのは予想外だった。 結果として決闘を行って、その二匹にはこうして死んでもらったわけだ。 頭目に異を唱えるとは死を覚悟してするものだ。 これが人狼の決まりであり、同時に人狼の頭目が長生きしない理由でもある。 こうして、異を唱えるものが出るたびに戦っていれば、命を落とす可能性は格段にあがるというものだ。 ) 返答の為の使者には歳をとったやつを行かせろ。 若い奴では何があるか分からん。 ( こうして力を示していかなければ今の若い連中は中々言うことを聞かない。 後天的になった奴らは気性が荒い奴が多いが、まったく面倒だ。 )( だが、今回は休戦する理由があるからマシだった。これが劣勢だからという理由だったら若い連中全員をねじ伏せなければならないところだった。 ) [Mon 5 Aug 2013 22:31:40]
お知らせ > マドゥーさんが来ました。 『どうやら杞憂だったようだな…』 [Mon 5 Aug 2013 22:31:01]
マルギット > ( 二匹を足蹴に立っている一匹も血まみれではあるが、自身の血ではない。 この場で行われたのは決闘である。この人狼団では、頭目の決定に異を唱えるとき、力でそれを訴える必要がある。異があるならば殺して自分が頭目になれという決まりだ。 ) 他にいないのならば決定する。 ( 口の周りについた血を舌で舐め取りながら言い放つ。 屋根の上、中庭の壁際、中庭の見える窓。 全ての場所にいる人狼たちに聞こえるように言ってやるのだ。 ) 我々人狼は人間共と休戦協定を結ぶ! いや、正確には結んでやることにした! ( 理由は送りつけられた手紙だ。 人間側から此方への休戦協定の申し出。 此方からは切り出せない話題が向こうから来たわけだ。 現状を考えれば正面からぶつかれば勝負は見えている。物資、数、武器を含めた戦闘力の差。 そのどれもが此方にとっては辛いものだ。 だが、此方から手を引くなどしたら人狼団は崩壊する。それは出来ない。 そんな矢先に出てきた申し出だ。受けない理由はない。 ) ――――あの娘の頑張りと言ったところか。 ( 周囲にいる人狼に聞こえないほどの小さい声で呟いた。 あの元気のいい娘が話をつけてきたのだろう。 そうでもなければ、勝てる戦いを向こうから取りやめようなどと言うものか。 ) [Mon 5 Aug 2013 22:17:59]
マルギット > ( 拠点となる屋敷の中庭。 中庭といえば聞こえはいいが、今は荒れ果てて、ただの広い空間がそこにあるだけだ。 華やかさの欠片もない。 ) ―――他に異を唱えるやつはいるか? ( そう周りに聞こえるように大きな声で聞いているのは大きな人狼だ。 中庭の真ん中に一匹の大きな人狼とその下に血まみれで倒れている二匹の人狼。 大きな一匹が重なるように倒れている二匹を踏みつけている。 周りには他の多くの若い人狼と中庭の四隅に比較的歳をとっている人狼がそれを見守っている状況だ。 ) [Mon 5 Aug 2013 22:04:26]
お知らせ > マルギットさんが来ました。 『屋敷中庭』 [Mon 5 Aug 2013 21:58:39]
お知らせ > ルキアさんが帰りました。 『 道化めが!それっぽく言って〆ようとするなぁ!! 』 [Mon 5 Aug 2013 04:11:11]
お知らせ > 弥生さんが帰りました。 『 大和弥生は、レイジに打ち勝つ事はできなかった。 』 [Mon 5 Aug 2013 04:10:27]
お知らせ > クリスティーナさんが退室されました。 『-生意気な子供は弄るに限る 16XX.クリスティーナ・バルトロッツィ-』 [Mon 5 Aug 2013 04:05:07]
ルキア > しかしなべて世は事も無し。泡沫の夢に浸れたのだ。二度目の眠りはやすrにゃぁ!? ( ポーズ決めながら哀悼の意を評していたらなんか引っ張られた!コケタ!受け身取れなくて頭打った!! ) ( ぬぉぉぉぉ……!と悶絶するルキア・フィンケル。何故!?何故に今やられたのだ!?特にやられるようなことを今はした記憶が無いぞオレ!! ) [Mon 5 Aug 2013 04:01:56]
弥生 > ( 吸血鬼が滅んで幻覚が失せ、血族の拠点がそのありようを取り戻した中、レイジの脅威が取り払われた大和弥生はすでに脅威ではないと認識したゴーレム達が拘束を緩め、エミリーも拘束を解くのであれば床に横たわる事になる。 ) ぅ・・・ ぅん ( その口から漏れるのは耳障りな悲鳴ではなく、歳相応の声。 時間を急ぎ巻き戻すようにレイジから回復した中、その意識の中ではまだレイジとせめぎあっているのだろうか―― 大和弥生が目覚めるにはまだ時間を要するだろう。 ) [Mon 5 Aug 2013 03:59:51]
クリスティーナ > ( ずっと場を包み込んでいた嫌な気配が遠退く―――暫し自分の身体を確かめて、大きな怪我は無い(後頭部のたんこぶ以外)のを確かめてレイピアを手放す。 鞘にしまうのも億劫だ―――部屋でお茶してたら命をかけたビーチフラッグ大会が始まったみたいな夜だった。 起き上がらずにもぞもぞと床を転がり、ルキアの尻を掴んで引っ張りながらもう一度大きく息を吐いた。 ) あー…とりあえず今日はこんな所で―――お疲れ様? こまけぇ事は明日やりましょ――――――。 ( ずるずると床にへばった。 ああ、冷たくて気持ちいい。 ) [Mon 5 Aug 2013 03:46:26]
ルキア > ―――― ( ふぅ ) 傍観者・観測者であるつもりが……。高みの見物に徹していられれば楽に済んだ話だが、まあ終わりよければということにしておこう。 ( 力を失った勇者の手を掴めば、その掌に握り込ませるようにしてその始まりのレイジを渡しておくか。 ) ( そうして干渉されていた結界が消えていく。豪華絢爛な城は崩れるようにして景色から消えていき、惑わされぬ瞳に映るのは元の建物の光景になるであろう。 ) 決着も済んだか―――。そう、怪物とは、試練の終わりに打ち倒されるものなのだよ。 ( そう、だからこの未来は知っていた。未来視をせずとも、ルキア・フィンケルの目にはこの今の光景が映っていたということさ。 ) [Mon 5 Aug 2013 03:41:28]
悲鳴の怪物 > ( ゴーレム3体及びボディーガードのエミリーによる総勢300〜400kgの圧力により、クリスティーナから引きずり放され、拘束された悲鳴の怪物―― 頭部への致命的攻撃があればこの瞬間で終っている大和弥生は、再び発光を伴う瞬間移動を試みるが―― その発光が最大限になる寸前に稲妻のように駆け寄り<<始まりのレイジ>>を押し付けるルキア ) キャアアアアアアアアアァァァァ―― ぁ  ぁ        ぁ・・・ ( 一際大きな悲鳴を上げ、光を放った全身を青白く染め、目と口から光を放つ大和弥生に押し付けられた掌から、まるで蒲公英の綿毛を吹きとばすようにその肌の青白さと光は消えうせて行き―― レイジが消え去り、悲鳴の怪物としての特徴を失った大和弥生は力を失い、糸の切れた人形のように崩れた。 )( レイジの除去に成功したのだ! ) [Mon 5 Aug 2013 03:27:55]
クリスティーナ > ( もう少しだ。 あと少しだけ待つのだ。 理性の飛んでいるヤマトヤヨイの躊躇の無い動きは恐ろしいが、それ故に賢しさに欠ける。 ゴーレム達の力を借りてならばその頭部を貫く事だって全く無理ではないだろう。 だが、あと少しだけ猶予が欲しいのだ。 折角間に合ったのだ。 こんな事に巻き込まれるようにして否応なしにこの時代に飛ばされてきた、才能あふれる勇者を救う最後のチャンスがあるとした今だけだ!! ) お前らッ…根性見せろ――――ッ!! ( ゴッ、と鈍い音がして視界が激しく揺れて息が詰まった。 誰に向けた言葉かって、全員だ。 もうほんの数秒、ルキアが走り、ヤヨイが耐え、ゴーレムが粘るのだ。 ) ( 次の瞬間、舞台から消えたと思われたメイド姿のエミリーがゴーレムの包囲に加わってヤヨイの背後から首に腕を巻きつけるようにして跳びかかった! ) [Mon 5 Aug 2013 03:12:04]
ルキア > ( 魔術師であるルキア・フィンケルは詐術を操る。そう、インチキだ。相手の記憶・経験をコピーし、その動きを再現するという行為が詐欺じみたインチキと呼ぶ以外に何だと表現すればよいのだ? ) よくやった!! ( さて、正直危険なことはあの生意気な娘に押し付けてルキアは高みの見物に終始するつもりだったのだが。仕留めるにせよ治療を試みるにせよ余裕が無い。―――果たしてどれ程の効果があるか疑問だが。 ) 即効性があれば……! ( ブリッツ・イエローケーキを模した動きは拘束することの出来た怪物の傍に素早く近付く事ができる。そうして空いた片手に持った《始まりのレイジ》を、弥生の露出している肌の部分に押しつけようか! ) [Mon 5 Aug 2013 03:09:44]
悲鳴の怪物 > ( 悲鳴の怪物と貸した弥生はその本能に従い、クリスティーナ・バルトロッツィへと飛び掛り、組み敷いて 目と口から光を放つ顔で、その顔を覗き込もうとし―― 悲鳴の怪物は、そうして視線を合わせる事その相手の精神と魂を同化し、その縁を辿って別の次元、別の時代のその犠牲者を、レイジの蔓延する時代へと呼び寄せ、苗床とする。 クリスティーナが剣を身構えても振るう事が出来ずにいるのであれば、押し倒されて後頭部と背中を打つことだろう。 ) ( が、しかし 童女の叫ぶ声に呼応したのか、与えられた任務を全うする為か、それとも司令官を守る為か、ゴーレム達は悲鳴の怪物の攻撃を阻止せんと追い縋り、人より1本足りない4本の指で長い髪を鷲掴んで悲鳴の怪物を引きずり起こす。 続くゴーレム達もそれを振り払おうともがく悲鳴の怪物の両腕や首に掴みかかって拘束し、クリスティーナから引きずり離すだろう。 だが転移の前触れである発光が始まっている。 拘束しておける時間は極僅かだ。 ) [Mon 5 Aug 2013 02:58:29]
クリスティーナ > ( クリスティーナ・バルトロッツィは同世代の一般平均的な女性に比べれば活動的で趣味程度に細剣を操る技術を持っている。 だがそれはやはり本質的な部分から見ればオマケの部分であり、本来は一番後ろでドンと構えて机から一歩も動かずに人々に影響を与える部類の人物だ。 こんな複数の問題が同時に噴き上がる様な戦いの場に居合わせた事なんて数える程もないし、ヤヨイの動きは例外的過ぎた。 全く反応出来ないままその接近を許し―――間に割って入ったメイド姿―――常日頃から風景に溶け込み、常に間近で主を守っている護衛の娘が大きく腕を振り上げ、人差し指と中指を揃えて思い切りヤヨイの眉間に向けて振り下ろす瞬間を見ているだけだった。 そのエミリーもその指を振り抜くか抜かないかのタイミングで声も無く視界の隅に跳ね飛ばされる。 一瞬のことだった。 ) [Mon 5 Aug 2013 02:44:05]
ルキア > お、往復だし……喋りすぎたし……! ( レッツ言い訳タイム。魔力節約や後日の筋肉痛が嫌で身体能力上げを使ってないので、9歳児の状態なのだ。仕方ないじゃん! ) ―――と。ようやく……! ( さて、走りを再会してやっとこさ到着したのはよろしい。よろしいのだが、通信先から聞こえてきた戦闘音通りの状況だ。これはよろしくない状況だ! ) チチィッ! おい量産クロゼット!!なんとかしてアイツをもう一度取り押さえろ!! ( ナイフを構えて《蓄積した知識》を発動させる。させるが、身体能力ではそれでもあの状態の相手には届かないであろう。なんとかしてコイツを―――! ) [Mon 5 Aug 2013 02:34:51]
悲鳴の怪物 > ( ゴーレムやクリスティーナの眼を眩ますように転移を繰り返し、行く手を遮るゴーレムを踏み越え、その勢いで引きずり倒す。 ゴーレムは100kgをゆうに超える重量を持っているが、二足歩行である以上バランスを崩してしまえば自らの重量でどんな巨体でも倒れるものだ。 恐らく、生身であればゴーレムの頑丈さと重量に推し負けるのだろうが、瞬間移動という特殊な能力と物理攻撃が通じないという特性を帯びた弥生の戦闘力は跳ね上がっている。 ) キャアアアアアアアア―――ッッ!!!( 耳障りな悲鳴を発してさらに再び発光現象を伴い、その姿が消えうせ―― たたたっと駆け寄る足音とともに、次の瞬間現れるのはレイピアを抜き身構えたクリスティーナのすぐ近く、同じく身構えていた側近エミリーが気付いた瞬間、無駄に腰の入ったボディブローと続く蹴り足でそれを蹴り飛ばし、標的である司令塔のクリスティーナに跳びかかるッ! ) [Mon 5 Aug 2013 02:26:28]
クリスティーナ > やっぱりあいつか―――ジャっ様仕事せいよ!! ( ここで金星挙げりゃあここまでの微妙さ具合帳消ししてさしあげるわ。 ヘンな情とかけて逃がしたりしたらまぁ、人類の敵として一緒に排除させてもらうが。 あいつ一匹逃すだけで相応の人間が死ぬのだから。 ) ちょ、お腹って…あほですかあんた!! ( どこが魔女「傭兵」だ! そんな何百メートルも走ってないだろうに―――なんて頭の痛いこと考えている内にゴーレムは徐々に対処され始めている。 知性なのか本能なのか、ヤヨイの動きが洗練されていく――― ) 間合いを放して牽制すればいい!! 膠着させれば――――消えた!? ( 今度は何処だ! 一瞬ヤヨイの顔が此方を確認した気がして咄嗟に腰のレイピアを抜く。 銃は駄目だ。 一発しか撃てないし弾丸では件の弱点を突けないのだ。 ) [Mon 5 Aug 2013 02:16:37]
ルキア > 犬か!この偉大なる魔術師であるオレを犬扱いするとは一体何を考えているか貴様! 殻は返してもらったぞ! ただしジャスティス本人はこの異常の大元である吸血鬼本人と決戦中だ!! ( 怒鳴って、怒鳴って、怒鳴って、走って――― ) ………お、おなか痛い……… ( 喋りながら走ったせいで息が続かなくなってきた。ちょっと一息付かさせて!ちょっとな!! ) [Mon 5 Aug 2013 02:08:53]
悲鳴の怪物 > ( 市庁舎に拠点を構えた後、ゴーレムらは弥生らと共に周辺の悲鳴の怪物を駆除している。 その対処法も学習しているのだ。 とはいえ、時間を稼げ、という指令の為、遅延戦闘を行っており有効打―― 頭部への致命的攻撃を与える事なく任務にあたっている。 しかし、悲鳴の怪物と貸した大和弥生も、対人間外戦闘については優れたセンスと専門性を持つ戦士だ。 自分の損傷を省みない攻撃の応酬の中、ゴーレムの性能を見極めつつある。 つまり、自分の肉体で有効な打撃を与えられないと見るや、転移でゴーレムの同士討ちを誘い、さらに掴んだゴーレムを優れた身体能力を駆使して振り回し、他のゴーレムにぶつけるなど、その特性を武器にし始めたのだ。 さらには、指揮をしているクリスティーナに標準をあわせ出し、発光と共にその姿を消した! ) [Mon 5 Aug 2013 02:05:54]
クリスティーナ > ( 落ちついて見ればゴーレムが思った以上に役に立っている。 時間稼ぎとしては十分な仕事ぶりだ―――…今ここで無為に私やエミリーが参加するべきじゃあない。 ミイラ取りがミイラになりかねないし、ゴーレムだからこそ相性が良いのだ。 ヤヨイから武器を預かっておいたのも良かったのだろう。 あとは本当に時間と運の勝負になる。 なんらかのアクシデントで「殻」が手に入らないのなら、その時は私が手を下そう。 約束したのだし。 ) もうっ…遅い!! 殻の方はどうなんです!? ダッシュ! おまわり! まて! いや待たなくていい!! RunRunRun&Run!! [Mon 5 Aug 2013 01:54:46]
ルキア > このオレだからこそ!この尋常じゃない場であっても定められた目的地に微塵も迷う可能性も無く辿り着けるのだぞ!? もっと敬い崇め奉るがいいこの天才をだ! ( キャンキャン通信先に吼えているルキア・フィンケル。まあしかし迷わないといっても到着にはあと2Tは掛かるか。《転移》してしまうより、室内なら流石に走ったほうが早い。 ) ( ゼェー、ハァー )( ただしバテるが。 ) [Mon 5 Aug 2013 01:51:36]
お知らせ > ルキアさんが来ました。 『 大体だな――― 』 [Mon 5 Aug 2013 01:47:58]
悲鳴の怪物 > ( 既にゴーレムの指揮権はクリスティーナに譲渡されており、そうでなくてもゴーレムは大和弥生を「倒すべき敵」と認識しただろう。 追いかけるゴーレム達が命に従って追い縋り、その体重をもってクリスティーナを追う悲鳴の怪物の行動を封じ、手足の2、3本へし折ってせんとするも、へし折られた手足は次の瞬間には元へと戻り、発光を伴う瞬間移動で逃れ、素手で乱闘を始める。 しかし、鉄のゴーレムは素手で相手をするには硬すぎ、組み付いて関節を取ろうにも人体とは異なり自由に回転するため通じず、顔を覗き込もうとすれば他の者がアシストしてそれを防ぐ、お互いに有効打を与えられない泥仕合となろうか。 ) [Mon 5 Aug 2013 01:39:37]
クリスティーナ > ( 最早呼びかけすら効果が無いのか? 言葉を話すのが困難になり始めた事でも、此方の言葉に対して態度で示すような素振りくらいはあったのに―――こうなる前に見切りをつけてヤヨイの頭に剣を突き立てるべきだったのか? そうする事がこの先、皆の未来の為の最善策だったのか? 一晩眠って冷静になった私ならそう言い切って断行したかもしれない。 思っていたより進行が速過ぎて、ギリギリを見誤ったのだ。 ) ゴーレム達! 時間を稼げ!! エミリー、こっち!! ( あの状態のレイジにはもはや物理的な攻撃が効かなくなると聞いた。 ゴーレムには文字通り取り押さえる事も出来ず注意を引いて時間を稼ぐだけしか期待できない。 ) 小動物!! ジャっ様まだ!? 此方は一階! レイジが色々ヤバイ!! [Mon 5 Aug 2013 01:29:05]
悲鳴の怪物 > ( 次の瞬間、牢の外の通路としての空間―― 屋敷側から降りてきたクリスティーナから見て奥の空間に青白い光源が産まれる。 それは青白く発光する長い髪の長身の女、大和弥生の姿だ。 それが、牢をゆするクリスティーナをゆっくりと振り返る。 だが、狂気に充ちた瞳からは光が漏れ、ギャグボールのとれた口からも動揺に光が漏れている。 )( 大和弥生は、ついに研究日誌に載る事のなかったレイジの第五段階 ―― 発光を伴う瞬間移動を備え、相手の顔を覗き込む事で精神干渉を行って対象の魂と精神を吸収し、物質と精神の中間の存在として物理的な攻撃を受け付けない状態 ――  神からの試練などとお為ごかしされた精神の病、レイジに呑まれ、悲鳴の怪物へと成り果てた!! ) キャアアアアアアアアアアアアアッッ!! ( 取り押さえようと取り囲むゴーレムの前、その姿は甲高い悲鳴を伴う発光と共に掻き消え、駆け出したクリスティーナを追う足音だけが迫る! ) [Mon 5 Aug 2013 01:17:42]
クリスティーナ > 何もこんなタイミングで限界なんて馬鹿げてるでしょうに!! こらッ、応えろ!! 勇者!! ( 此方にまともな反応を返さないヤヨイに呼びかけ続け、銃底で鉄格子を叩く。 上から迫るプレッシャーも相俟ってそのヤヨイの姿は指が震える程恐ろしい―――幾つかの報告にあった通りの症状だ。 何も知らなかったころ、私達はあれを怪物と呼び、恐れたのだ。 ) ―――…此処は不味い!! ( 完全にレイジと化したらそれこそ周囲に感染を拡げるかもしれないが、ここで私とエミリーとゴーレムで囲めば無力化出来るようなものか? そも、ゴーレムがどこまで役に立ってくれるか―――あれが件のレイジの転移なら、とにかく一度上に戻った方がいい。 ここは暗過ぎるし、助けが来る可能性が絶望的だ。 私はエミリーを伴って踵を返し、元来た階段の方へと急ぐ。 ) [Mon 5 Aug 2013 01:10:28]
弥生 > う゛ゥ゛ゥ ゥ ァ ッッ!!!( 平素からは考えられないような獣のような声を上げ、長い髪を振り乱し、戒めを引き千切らんと悶える弥生の肌は青白く発光している。 クリスティーナのかける声も耳に届いては居ない様子で、長い髪も相まってその姿は半透明でこそないものの、絵巻に描かれる幽霊の姿そのものだ。 そして、拘束の下、弥生の体が発光する―― レイジに見られる発光現象だ。 危険を察したゴーレム達が臨戦態勢をとる。 クリスティーナ・バルトロッツィは見たことがあるだろうか? レイジが転移する瞬間を。 あるいは知識として持っているだろうか ) ( こうしている間にも発光は強まり、そして―― 大和弥生の姿は戒めを残し、牢の中から消え失せた。 ) [Mon 5 Aug 2013 01:02:55]
クリスティーナ > ( 私は戦闘の専門家じゃない。 鼓舞して士気を上げ、格好付けてみせるのは私の仕事だが実際の現場指揮は経験の多い元傭兵やコロセウムの人間に任せてある。 そんな事よりこっちを放っていてレイジの再来なんて話になったら人類総崩れも大袈裟な話じゃあない。 最後の階段を駆け下り、最後の5段をジャンプして飛ばす。 煉瓦造りの真っ暗な通路には積み上げられた資材や保存食の箱が並び、その向こうに鉄格子のはまった牢獄が続いている。 ) ヤマトヤヨイ!! 気をしっかり持ちなさい!! レイジの治療方が届いたんですよッ!! ちょっとしたら届く筈なんですから―――― ( 最後に様子を見た時よりさらに悪化している。 ほとんど対話が通じなくなった辺りからあまり近付いていなかったが、もう本当に時間が無いんじゃないのか。 ) [Mon 5 Aug 2013 00:55:12]
弥生 > ( 上階での異変は、やがて血族の拠点全体を覆う規模になろうと言う所か。 吸血鬼カルミラが幻覚の結界を展開し、ガッリア系マフィア「薔薇の血族」の領地を侵していく。 文字通り空気が変わるような違和感がカルミラを中心に広がり、この地下にも恐慌の声が聞こえる。 これでも人間側は吸血鬼の襲撃には備えていたのだ、十字架を打ち立て、十字路に塩を盛り、扉と言う扉に馬蹄をぶら下げ―― それでもなお侵入してきたのだろう。 戦いに望むべく銃を取り、配置につく喧騒の中、市庁舎やコロセウムへと敵の襲撃を知らせる空砲の音も聞こえる。 同盟関係による安全保障、救援の要請だ。 各拠点の防衛戦力を残し、援軍が到着するまでいかほどか―― そんな状況の中、違和感は地下牢にも届き、弥生を見張るゴーレム達がバイザーに光を宿し、半数が出撃する。 隠し扉を押し開けたクリスティーナと鉢合わせするだろう。 そんな中、通路の奥から光と声―― 唸り声のようにも聞こえるそれは、ギャグボールをかませた大和弥生のものだ ) [Mon 5 Aug 2013 00:45:32]
クリスティーナ > ( 心当たりがあるとしたら―――まぁ私を狙おうって輩は山程居そうだが、そんな中でこういうねちっこい芸当が出来るのはあいつか――――この間顔真っ赤にして泣きながら帰ったあいつか! ) 悔しい! 犬小屋間に合わなかった!! ( 1階を抜けて廊下を走り、周囲を確認してから隠し扉を押し開け、そんな言葉を吐くのは黙っているとプレッシャーに負けそうだからだ。 ) [Mon 5 Aug 2013 00:32:54]
お知らせ > 弥生さんが来ました。 『 一方、血族の拠点地下―― 』 [Mon 5 Aug 2013 00:29:56]
クリスティーナ > ( 下の階に降りるに従って不快感は強く、血の気が引いて来る―――自分の現状とは関係なく理由の無い感情を引き起こされるというのは何とも気持ちの悪いこと―――ちぐはぐで整理の付かない思考が指針をブレさせてしまいそうだ。 シスター・ジャスティスを探しながら正体不明の危機を警戒し、地下を目指す―――が、二階に降りたくないと、出来るだけ遠回りしたいとも思う。 ) …ッ!! ( 一つ呼吸を整えて、嫌いな食べ物でも飲み込む様な気持で一気に階段を駆け降りる。 本当はシスターを探して声を上げたかったが、逃げるように黙って通り過ぎたのだ―――此処は私の家だぞ? この屈辱感は何だ!! ) [Mon 5 Aug 2013 00:25:56]
お知らせ > ルキアさんが帰りました。 『( さて、此度の騒動の中心は――― )』 [Mon 5 Aug 2013 00:14:30]
クリスティーナ > ( 基本的な状況を外れた時もお腹らへんにトゥーキックを喰らわすという事だ。 大丈夫! いい子にしてりゃあ! ) 本当魔法ってのは好き放題ですね…お勉強しとけばよかった!! あ、そうだあんた過去に帰ったら昔の私に助言して魔法勉強させてくれません? 大学で経済学取ってる今より可憐でおしとやかで虫も殺せ無さそうな美少女がそれですから!! ( 永久に見つける事は出来ないだろう。 さておき、その宝石を受け取れば、ざわざわと不快感の這い上がる心を抑えてる気後は逆方向へと向かう―――階段を跳ぶように降りて行くすぐ後ろにはメイド姿の護衛、エミリーも一緒だ。 ) [Mon 5 Aug 2013 00:13:22]
ルキア > おい、この状況。おい。 ( 世間の目が無いんだけど!あれ、オレひょっとしてメイドの奴がいなかったらサッカーボールされてた? ) まだまだ悪化していくぞコレは?了解だ―――その前にコレも持っておけ。何かあったらルキアに伝えろ。離れていようがこのオレの偉大な魔術によって会話可能だ。 ( 魔法石の1つを彼女に渡すとしよう。さて、原因はどこか―――それとシスター・ジャスティスの居場所。二手に分かれながらも更に《精神の目》を利用してサクッと見つけ出してしまおう。 ) [Mon 5 Aug 2013 00:03:22]
クリスティーナ > いやですね、子供に暴力なんて振るいませんよ基本的には。 世間の目があるんですから。 ( 不安要素しかないフォローである。 ) これ、不味いんじゃないです? 私かなり気持ち悪いんですけど―――…パニック? それは不味い…ちょっと私、地下見て来ますからジャ様掴まえて殻寄越せって私が言ってるって伝えてくださいな! ついでに持ってきて貰えるとなお良いんですけど!! ( 魔法に詳しくはないが、これが具体的にどう不味いかは分かる。 住人たちへの悪影響もそうだが、地下までこれが届いた時、既に限界近いヤマトヤヨイがいよいよもって耐えきれなくなるかもしれない。 二手に分かれて部屋を出て、手当たり次第探すべきか! ) [Sun 4 Aug 2013 23:58:11]
ルキア > ………貴様結構短気だな。もう少し本気の割合多かったろ。 ( 目が絶対本気だったぞ。結構危ない性格してるのだなコイツ。まあかといってルキア・フィンケルに遠慮という文字は似つかわしくない。言いたいことを言わせてもらおう。 ) オレだって元より関わりが深かったわけではない。件の「殻」を預けたのだって、過去にあれを持ち込むのは拙いという事とそこまで重要な代物だったと予測が出来なかったから軽く考えていたというだけに過ぎぬ。 ( ……危ないと思ったら埋めろとか言ったっけ。ひょっとしてそうされたらこっちの世界の住人結構困りそうだ。 )( 頭を使うのがオレの仕事。足を使う仕事はこいつの手の物にやらせようかとのんびりしていようかと思ったのだが―――ふむ。 ) 義理を果たすだけのつもりが巻き込まれたか? ふふっ、しかしこれほどの大規模な精神への干渉……。やるじゃあないかあ。何者かは知らぬが、賞賛と感嘆の言葉を送りたい気分で一杯だ。 ( ルキア・フィンケルは笑っている。しかし笑いながらも目には若干の憤怒の色がある。このオレの崇高なる精神に干渉しようとするなど生意気なっ。 ) ―――いや、しかし少し拙いかコレは?なまじ人が多いだけに、早期に解決せねばパニックになりかねん。 ( なるほど。この精神干渉は、時間が経つごとに効果が高くなっていくタイプか。ルキア程にもなれば違和感やら悪寒やら苛立ちやらで済むが、果たして有象無象の一般凡人となると効果はどうかな?ちっ、してやってくれる。 ) [Sun 4 Aug 2013 23:46:51]
クリスティーナ > 直接的な暴力の前では言論なんざ無力だって思い知らせてぇ――…はいはい、大丈夫ですよ。 4割くらいは冗談ですから。 ( 部屋の隅で影のように佇んでいたメイド姿がゆらりと動き自己主張する。 アレは有能だが時々その 直接的な暴力 を行使してでも私を諌めようとする悪癖があるのだ。 ) あのシスターモドキは自由過ぎやしませんかね…心当たりありません? 戦前の生き物同士のお約束とかで。 ( まだ敷地内に居りゃあいいが、それにしたって広い土地なのだ。 屋敷だけでも相当広いし、農場と水路が作れるくらい庭園は広い。 あちこち聞いて回るしかないか。 ) …なんです? ( 魔法とかオカルトにはとんと疎いクリスティーナにも、突如訪れる理由の無い恐怖に違和感を覚える事くらいは出来る。 思考の流れを遮るように唐突に湧いた感覚だ。 周囲を見渡しながらマスケットを手に取る―――。 ) …緊急事態ですかね!! [Sun 4 Aug 2013 23:29:19]
ルキア > ――――なんだ? この感覚は。 ( 悪寒。背筋に走る戦慄。そのように表現すればよいのだろうか。ああ、恐怖という言葉は使ってやらないが。展開された《結界》を肌で察知させられれば、懐から出した魔法石を指で弾きながらこちらも立ち上がろう。 ) [Sun 4 Aug 2013 23:19:28]
ルキア > 優しいのはいいことじゃないかあるるかん。しかし悪いの目かそれとも頭―――倍返しされたいのならやってみろ?このオレがこんな世界に放り出されても生き残れる程度の魔術を行使できる天才だという事を忘れるなよ。 ( すいません。不良品だからそのスイッチないんです。お互いに引くことというのを知らない性格だから煽り合いが終わらない……! ) さて、こちらとしても確かに感謝の言葉は口にしておかねばなるまい。貴様のその英断のお陰でオレ達が助けられたというのは揺るぐ事の無い事実だ。 ( ―――ま、このオレには関係が無く余裕だったことだがな。ふはははっ。ただ保護を求めた場所が違っただけなのにふんぞり返る幼女の図。 ) ほう?ならば間に合った、と言うべきか。まあひょっとしたら既に手遅れでこの辺りを徘徊しているのかもしれないが。 ( アレは末期になると押さえつけておけないからなと面白がるように口にする。ルキア・フィンケルにとってこちらの事情は所詮は対岸の火事だ。 ) [Sun 4 Aug 2013 23:17:19]
クリスティーナ > あらあら、お腹でも空いてるんでちゅか〜? お姉さん優しいからまだ怒らないけど昔からクソッ生意気な子供とサッカーボールの区別がつかないんですよね? ( 5mくらい宙を舞ってみます? と続く。 大人気無い大人と大人の会話である。 だってイラッとしたんだもの。 大人しくなるスイッチどこです? ) まぁ、此方としても非常にタイムリーな情報を頂きましたしその点は本当にお礼を言いますよ。 だから早い段階であんた達を保護したり衣食住を提供したりしてあげた私にも感謝なさいな。 じゃなきゃ何人か死んでましたよ? ( 最初に現れたジャスティス、トリス、ヤヨイ辺り。 さて、そう、そのヤヨイだ。 ) ジャっ様ならまたふらっと現れてさっきご飯強請って来ましたから其処らへんに居ると思うんですけど―――急いでその「殻」を回収しないと。 実は今、居るんですよねうちに感染者。 結構末期の。 ( 下に、と床を指さして立ち上がる。 ってもあの青髪何処行った。 ) [Sun 4 Aug 2013 23:01:11]
ルキア > 偉そうな事だな。まあ砂上の楼閣の主を演ずるには妥当な態度か。道中が道化であろうとも、最後の勝利者になれれば終幕としては上等だ。 ( 出されたお茶に口を付けさせてもらう小動物。もとい魔女。ルキア・フィンケルは過去の図書室において見つけ出した―――ああ、そう。そう実に傑作な内容だった―――レイジの書の情報を携えて未来へと再びやってきていた。 )( さて、この現代においての勢力図をまとめた場合、この情報を提供しておくのは誰かにするべきかといえば、目の前にいるこのクソ生意気な女であるという結論にオレは達したわけだ。 ) 生憎と現物はその事情で持ち帰れはしなかったし、少々縁がある代物なのでもとよりそちらに渡すつもりも無かったが。書かれていた部分の要点の写しだ。ありがたく感謝し受け取っておけ。 ( 偉そうだ、なんて言っているがよほどこの幼子の方が尊大な態度だ。まあなにせ事態を解決するのに持ってこいの情報を持って帰ってきたのだから―――いや、別に間違いなくそのような事が無かったとしてもこの態度は不変だ。 ) しかし肝心の「始まりのレイジ」だが、手に入れたのは確かにオレだが手元には今無いのだ。昔に帰る前にシスター・ジャスティスの奴に預けてしまったからな。  [Sun 4 Aug 2013 22:41:33]
お知らせ > ルキアさんが来ました。 『( 小動物が誰かはさておき )』 [Sun 4 Aug 2013 22:33:25]
クリスティーナ > ( 元、アゴスティーノ・バルトロッツィ―――私の親父の部屋に来客を招き、お茶を振舞ってソファの対面に座る。 茶菓子くらい用意したかったが、少し前まで過去に戻っていた人間に振舞うには気恥しいような粗末な物しか出せないのでやめた。 砂糖も小麦粉もバターも卵も無いのだ。 勿論フルーツもカカオも代用の甘味料もない。 もう長いこと甘い物を口にしていない気がする―――残念ながら過去から此方側にお土産を持ち込む事は出来なかったようだが。 正直、それが出来るのなら可能な限りの物的支援をお願いしている所だし、残念でならない。 また、此方側の人間を過去に向かわせることもできない。 当然それが出来れば集団移民と化していた所だが―――若い頃の私の前に顔出すのもなんか嫌なのでまぁ良しとする。 私は絶対私と喧嘩するだろうし。 ) さて―――話はだいたい分かりました。 上手く行けばこちらとしても一安心って所ですけど。 ( 対面に座る小動物に向けて感謝の言葉(?)を述べて安堵の息を吐く。 ここ数日で一番の懸案事項に解決の糸口が見えたのだ。 ) [Sun 4 Aug 2013 22:32:02]
お知らせ > クリスティーナさんが来ました。 『 -執務室/来訪者の帰還- 』 [Sun 4 Aug 2013 22:20:41]
お知らせ > 弥生さんが帰りました。 『 豚のような悲鳴を上げた 』 [Sun 4 Aug 2013 22:06:36]
弥生 > ( 朦朧とした意識の中、思うのは里に残してきた家族の事、共に旅する筈だったユーシャの事、果たせなかった使命の事、この未来の行く末―― どれもぼんやりとした像のまま消えて行く。 この時代の私も、こうして死んでいったのだろうか。 私の行いで、誰かに勇気を与える事が出来ただろうか。 この病に打ち勝つ力が私にはあるのだろうか。 地面から染み出した水がぴちゃりと石の床に落ち、暗がりから鼠が此方を見つめている。 )( びくり、大和弥生の体は大きく痙攣し ) [Sun 4 Aug 2013 22:06:15]
弥生 > ( 大和弥生のレイジは、中央病院跡で発見されたレイジに関する研究日誌に在った第三段階を経過し、既に第四段階を迎え始めている。 この先どうなっていくのは未知数だが、来訪者達が遭遇したような怪物になっていく事は間違いないだろう。 ここではないヴェイトス市、この荒廃した時代から見れば過去にあたるヴェイトス市の図書館で消失を免れたレイジの書に書かれた、転移の能力を身に着け、物理的な障害を物ともしない第五段階に至るまでに残された時間はそう多くはない。 無論、治療法が間に合わない場合には躊躇わずに頭部を破壊するよう強くクリスティーナに伝えてある。 ) ( 理性を失っている間に戒めを引き千切らんと暴れ、疲労と痛みが蓄積された体はぐったりと項垂れ、噛まされたギャグボールからは力ない呻き声共に、よだれが伝い、石の床にぴちゃりと落ちた。 牢の外を駆け抜けてゆくのは鼠だろうか―― ) [Sun 4 Aug 2013 22:00:41]
弥生 > ( レイジの進行により、日を追うごとに弥生は理性を保てる時間が短くなり、今や理性の在る時間の方が短くなってしまっている。 少し前には話をする事も出来たが、レイジによって破壊的な言動を見せては残された理性でそれを否定するような状態になり、ついにはまともな応対が望めなくなってやたらと喚き散らすものだからギャグボールを噛まされている。 既に肌が青白く変色をし始めており、立派な悲鳴の怪物まで後一歩という有様だ。 それでも、レイジに抵抗するような素振りを見せており、レイジ治療の情報が探されているという一縷の希望に懸けて、生存が許されている状況。 さらに病状が進み、発光を伴っての転移をし始め拘束が不可能になれば、もう討伐するしかないだろう。 ) [Sun 4 Aug 2013 21:44:13]
弥生 > ( 血族の屋敷の地下に、シェルターであり、緊急時に外へ脱出する為の地下通路である太い柱を立てレンガで補強された空間がある。 そこには倉庫のほか、地下牢なども備えられており、大和弥生はそこに鎖で繋がれていた。 この処置は、レイジへの罹患を告げたクリスティーナとの対談のあと、双方の合意によって行われたものだ。 ナィナによりレイジの治療法が探されている事が伝えられたが、その到来を待つ間にも病状は悪化して行き、理性を失って悲鳴の怪物化することは明らかであったため、枷を付けられた上で五体を壁に鎖で繋がれている。 血族が弥生を殺害したような疑いを避けるために、トリスにもこの情報は伝えられ、弥生は血族のクリスティーナ・バルトロッツィとコロセウムのトリス・クラクハインドに市内を任せ、再び調査と悲鳴の怪物討伐の為にゴーレムを伴って市外に出た事になっている。 実際には、そのゴーレムはこの場所で弥生を監視し、何らかの手段で牢を脱出した場合に取り押さえる事になっている。 ) [Sun 4 Aug 2013 21:32:21]
お知らせ > 弥生さんが入室されました。 『 血族の拠点 地下 』 [Sun 4 Aug 2013 21:29:48]
お知らせ > マルギットさんが帰りました。 『ナィナが走り去るのを見てから、遠吠えを放とう。 手を出すな。という意味の遠吠えを。』 [Thu 1 Aug 2013 00:40:32]
お知らせ > ナィナさんが帰りました。 『( でも、その悲しさを振り切るように吼え声を上げたっていいはずだぞ )』 [Thu 1 Aug 2013 00:39:17]
ナィナ > …っ…ぅ…、ナィナには、それしかできないから、ぜったい、どうにかするぞ (嗚咽交じりだけど、頭に手の重さを感じれば、見上げる格好で、少し落ち着けば、一方的に約束するんだぞ。よく知らなくても知ってるんだぞ、どうあれ、ヒトが死ぬのはやだぞ。しかも助かる道だってあるのにだからなおさらだぞ) ……っ(これ以上はいるとまた泣きそうだぞ。ナィナは戦士だぞ、マルギットも族長として決めた事だぞ、それに、ナィナはこの世界とは違う人間だぞ、だから、これでいいんだぞ、と言い聞かせて、振り返らず走るぞ) [Thu 1 Aug 2013 00:38:41]
マルギット > お前達、妙な匂いの連中は面白いことをいうな。 ―――っと、おいおい。泣くな。 ( 世界だとかよく分からないことをいう奴らだ。 だが、泣かれては敵わん。私は子供っぽい奴に泣かれるのには弱いんだよ。 今の世界じゃ、そんな子供を見かけることすら少ないがな。 ) まったく泣くやつを見たのは久しぶりだ。 お前の言っていた案は一応考えておいてやるから、泣くな。 まったく、よく知った間柄でもねぇってのに。 ( ソファから立ち上がって、泣いているナィナの頭に手を置いてやろう。 子供をあやす要領だ。こういう風にするのも久しぶりだ。 ) 久しぶりに珍しいものが見れた。感謝しておくよ。 じゃあな。 ( 立ち去るナィナは味方じゃない。 だが、敵でもない。ただ見送るだけだ。 ああいう話をするのはもう無いだろうな。 向こうから話し合いが申し込まれる可能性は低いだろうし、こっちからは申し入れたくても、申し入れた途端集団が瓦解する。 結局やるしかない。せめて負けた後にナィナの言っていた元アングリマーラの方へ行けるだけの数が残っていればいいがな。 ) [Thu 1 Aug 2013 00:28:10]
ナィナ > ……うー……(もう倒す為の準備整えてるぞとか、生きるが負けた事にはならないぞとか、死んだらそれで終わりで取り返すとかできないんだぞとか、色々言いたい事があるけれど、決めた事にナィナがこれ以上言っても仕方ないし、たぶん翻らないぞ。ニンゲンの使いに唆されて意見変えたとかになるだろう事はわかるぞ。わかるけど、言葉の変わりに涙が出てくるぞ) ナィナ、ぜったいに、こんな悲しい世界にならないようにするぞ、ぜったいだぞ。約束、するぞ…っ (ルキアは変わらないと言ったけど、ナィナが知ってる時代は、絶対こんな風にならないようにするぞと約束するぞ。ナィナはそれ以外どうすることもできないぞ。悔しくて悲しくて泣きながらそう言うぞ。この世界のマルギットは救えなくても、ナィナが知ってる時代のなら、こんな悲しいことにならなくて済むようにするぞ、と) もう、たぶん、会えないと、思うぞ…。ナィナは、マルギットと戦うのに手を貸すのはやだぞ。だから、これでお別れだぞ。 ありがとうなっ、ナィナたちはマルギットのお陰で助かったんだぞ。それだけは、かわらないぞっ (ぐしぐしと涙をぬぐって笑おうとするけど、ダメだぞ涙止まらないぞ。でも、ありがとうの気持ちだけは伝えるぞっ) それじゃ……なっ (またな、とも言えないぞ。立ち上がって、出て行くぞ) [Thu 1 Aug 2013 00:13:14]
マルギット > そうか、あれが血族のお嬢ちゃんじゃなければ、いくらか話す価値はあるか。 ( 腹に何か抱え込んだ奴の言っている事は信用できない。しかもアレだけ人を纏めるのに長けた人間だ。 そういう奴のいうことを鵜呑みにするのは危険すぎる。 本来ならば、そういう奴と対話を可能とするだけの戦力があったのだがな。 力で勝っていれば、いくらか謀られてもねじ伏せてやることが出来る。 ) 聞かれれば、当然勝つつもりだと答えるしかあるまい。 ( 負けるだろう。 個々の力の差を差し引いても負けている。 少し前までだったらよかった。だが今では奴らは武器を手に入れた。数も居る。 多少の打撃は与えられるだろうが、最終的には負けるだろう。 奴らは準備を出来るだけの物資がある。 だが、此方にはすでにそれすらないのだ。数を増やすのにも今ではその元になる人間が手に入らない状態だ。 ) 対等か。 そうだな、それが最低限の譲歩できることなのかもしれないな。 ( 生き残るならば対話を。 群れ全体を生かすのもまた頭目の務めではある。 それに話し合いというのは私としては好ましい手段でもあるのだ。 他の若いのが納得しないだけでな。 ただそれでも本来は譲歩なのだ。人を見下していた立場からすれば。 ) だがな、狼の誇りを失って牙を抜かれてしまったら生きている意味などないのだ。 故に我々から話し合いを持ちかけることはできん。 奴らが望むのならば受ける。ただそれだけだ。  私として話し合いという手段は嫌いではない。私個人は、な。 ( 若い連中がどうなるかは分からない。 押さえ込むことが出来るかすらな。 ) [Wed 31 Jul 2013 23:56:21]
ナィナ > らしいぞ、ナィナはマチの外言ってたからよくわからないけど、今はあれをリーダーにしてるらしいぞ。自警団にいたのもいたぞ (ナィナの手当てとか人物参照とかで世話になったので覚えたぞ。今あの市庁舎のところでみんないるぞ、と) そうだぞ。ナィナは急いで戻ってきたからもうひとつのマチがどうなってるかよくわからないから、あそこが安全かはまだよくわからないぞ (でも、化け物の巣窟だったらもっと酷い事になってそうだし、ナィナたちもあっちへ近づくのに問題なかったからたぶん大丈夫なんじゃないかと思っただけだぞ) んー……勝てるか? (座って考え事するマルギットにあわせるようによいしょと地面に座って、ちょっと考えたけれど、唐突に聞くぞ) マルギットはこの部族の長なのはわかるぞ。ナィナもじいちゃんが族長だぞ。だから、少しわかるぞ。でも、部族を残すのが大事だと思うぞ。勝てるならいいぞ。でも、人狼倒す準備色々整えてるぞ。マルギットの部族だから、長のマルギットが決めることだけど、ナィナは死ぬより生きていた方がいいと思うぞ。対等ならいいのか? まだ何とかなると思うぞ? ナィナも一緒に言いにいってもいいぞ(頭が悪いなりに精一杯考えたことをとりあえず並べつつ…マルギットの決定にどうこう言うことはないぞ。ただ、ナィナは死んで欲しくないと思ったから提案するだけだぞ) [Wed 31 Jul 2013 23:27:57]
マルギット > あの噂の奴か。 ( まさに今の計算外とも言える勢力状況を作り出した奴だ。 拮抗していたはずの状況をコロセウムを叩き、大聖堂を破壊して吸血鬼共の力を奪い去った。 当初は3勢力が襲撃を繰り返せばいつか疲弊して落とせるとも考えていたが、今では少しずつ削るようにちまちまとやらなきゃいけない。 しかも、血族と手を組んだらしいじゃないか。 正面から当れば勝敗は誰にでも分かるだろう。 ) 西の街、元々はアングリマーラがあった場所か。 ( また考え込むように黙り込む。 ソファ近くにあったガウンを手に取り自身の背に乗せる。 するとそれに大きさをあわせるみたいに身体が縮んで、人狼の姿から人間の格好へと戻っていくだろう。 物事を考えるにはこっちの格好の方が落ち着く。 )( さて、正直なところ現状戦いを続けて先に疲弊するのはこっちだ。 生き残りという事を考えれば、このまま戦い続けるのはまずい。 下るのが嫌だと言うなら、ナィナの言っている提案は良いといえる。 だが、 ) それはヴェイトス市を捨てて、逃げるのと同じだ。 負けたのと何ら変わらない。 いい提案というのは分かるがな。 ( ソファの手摺に肘をついて頬杖をつきながら力の抜けた弱い調子で答えよう。 纏めるべき若い狼達でもなく、争うべき敵でもないからこそ、こんなことをが言えるのだろう。 ) それにな。血族相手に尻尾巻いて逃げるなんてことしたらな、纏め上げられるものも纏め上げられないんだよ。 [Wed 31 Jul 2013 23:09:49]
ナィナ > ん、ありがとうだぞ (がっかりさせたのに、優しい言葉に笑顔を見せるぞ) 違うぞ。ナィナと同じ人間だぞ。あれだぞ、吸血鬼の家吹き飛ばしたのもそれだぞ。マチの外から色々持ってきたらしいぞ、あの武器も人形っぽいのも、食い物もそうだぞ。吸血鬼は無理だけど、人狼とはまだ一緒にやれると言ってたぞ。でもどうしても人間を襲うなら戦うしかない言ってたぞ。…んー、少なくとも、ナィナは飼われるとかそんな感じはしてなかったぞ (マチの説明をするけれど、ヴェイトス市庁舎で弥生から聞いたことの又聞きになるけれど、突如現れたような正義最後の砦を名乗るものの正体がつかめるかも知れないが…)で、ナィナ少し考えたぞ。これはナィナの考えだぞ (他の勢力どうこうとかじゃなくてと前置きして) ナィナマチの外に出たんだぞ、西の調査のところだぞ、レイジが始まったところだぞ。マチの外は、一人だと危ないかもだけどみんななら何とかなりそうだぞ。だから、西の方にあるマチの方にもいけそうだぞ (一緒になれないで、お互い数減らし続けるようなことするくらいなら、西にあるアングリマーラを人狼のマチにしたらどうだと提案するぞ) [Wed 31 Jul 2013 22:52:18]
マルギット > あまり気にするな。 ( 謝るナィナにはそのくらいの言葉は掛けておこう。 今、他の連中が出払っていて助かった。聞かれていたら面倒なことになるところだ。 )( 今の世界はこんな状況だ。厳重に閉じられた場所にあるのは食料や薬品だと思ったが、当てが外れた。 今でこそ、数が減ったからまだいいものの、これから巻き返せて勝ったとしても、増えた連中を満足させる程の物資がない。 本来は中央病院にある物資で時間を稼いで何か別の方法を考えるつもりだったが。 ) ―――血族のお嬢ちゃんがいったのか? 残念ながらな・・・はいそうですか。引き下がるわけにもいかんのだ。 ( ソファに身を預けたまま、大きく息を吐く。 それにあわせてソファが重さで悲鳴を上げる。 ) 一緒になるっていうことはな。 奴らの下で飼われろ。そういうことだろう? ( 元々人を襲い始めた理由は二つある。自身の勢力増強のため、そして増える人狼の食料確保の為だ。後者は元々は考えていなかったが、結果的にそうなったという感じではある。 こんな時代だからな。 ) [Wed 31 Jul 2013 22:41:39]
ナィナ > (期待に応えられなかったようだけど、うそつき呼ばわりされる筋合いはないぞ。そもそもナィナは嘘を言う理由がさっぱりわからないからナィナはナィナがわかるもの全部包み隠さず伝えるだけだぞ、その方が余計な頭使わなくて済むんだぞ) 食い物はないと思うぞ。あったら誰か持ってきてると思うぞ。ナィナも別の地下みたけど、そこらへんにある薬とか使いたくないぞ (何の薬かわからないというか、毒の可能性もあるぞ。と言うかそもそもそんなにもつものかもわからないぞ) むー…なんか、ごめん、だぞ (お礼のつもりだったけど、がっかりさせたようで申し訳ない気持ちになるぞ) ……ところで、まだ、戦うつもりなのか? ヒト襲わないなら、一緒になることもできるぞと、言ってたぞ (ついでに聞きたかったコトも聞いておくぞ。もし、本気でどっちかが全滅するまでする気なのか?と) [Wed 31 Jul 2013 22:25:13]
マルギット > ( ナィナの顔を睨みつけるように見るが、嘘を付いているようには見えない。 変な汗もかいていない様だし、そもそも嘘をいうような奴には思えない。私みたいな奴がそういう風に言うのはおかしいように思うかもしれないが、このトカゲみたいな奴はそう思わせるようなものを感じるんだ。 ) ―――嘘は、言っていないようだな…。 一応聞くが、薬や食料はなかったんだな? ( もう一つ嘘をついていないと思った理由は臭いだ。 大体嘘をつく奴ってのは臭いが違う。 )( そして質問は半ば答えが分かっているものだ。 こんな奴がもし食料があってみろ。持ってくるに決まっているだろう。 答えを聞けば、後ろに下がってソファに倒れこむように座り込むことになりそうだ。 ) [Wed 31 Jul 2013 22:18:15]
ナィナ > (どこの建物も似たり寄ったりだから、気にはしてないぞ。確かに市庁舎より整備されてない感じだけど、ナィナはここにきてから商業地区の廃墟でとりあえず夜露しのげればいいような生活してたから気にはしないぞ) そんなことする必要はないぞ。ナィナたちが必要なものがそれで、それを持ち出したから代わりに持ってきただけだぞ。他に何か持ってきたなんて聞いてないぞ、だから全部そのままあそこにあるぞ (見下ろされても、そのまま見上げて正面から瞳を見て答えるぞ) ナィナたちにはそれが一番大事だったんだぞ。お陰で、どうにかなりそうだぞ、それのお礼にきたんだぞ。あと、聞きたいこともあったけれど、先に他になにかあるのなら、ナィナが寄って持ってくるぞ?(何も知らない来訪者の目的はそれだけで、あとは知らないときっぱり言うぞ) [Wed 31 Jul 2013 22:07:20]
マルギット > ( 屋敷は確かに廃墟だが、この辺りの建物の中では一番マシば状態の廃墟でもある。 その屋敷の中の一番状態のまともな部屋へと案内されるだろう。 辺りの窓は全て壊れ、風が吹けばそれを感じることの出来る部屋だ。 ) どれ。 ( 人間からすれば大きいが人狼の格好では小さく感じるソファに腰を下ろして、渡された紙を爪で摘み上げるように持ちながら、その中身に目を通す。 )( さて、中央病院にあるもの。 上手い具合に現状を治めることができれば必要になってくるが、どれ程の物があったか・・・ん?これは・・・。 ) おい、なんだこれは。 ( 文面を追っていた視線が止まる。 紙を摘む手が震えているのが目に見えて分かるかもしれない。 恐怖や焦りではない。怒りによる震えだ。 ) お前、私を騙そうとしているのではないか? ( ずん。とソファから立ち上がり、大きな身体で脅しつけるようにナィナを見下ろしながら、問いただそうか。 ) [Wed 31 Jul 2013 21:59:26]
ナィナ > (あの時と同じ姿の方がわかりやすいし、人と敵対してるからってのでこの姿でやってきたのだが、今のところは命拾いしたことも気づかずに、出会えたことを喜ぶぞ) 他にも、あるけれど、ナィナたちは助かったのは確かだからな。おう、いくぞっ (そのまま取り囲まれて襲われたら生きて帰れないだろうが、そんなのを気にした風もなく、ついていくぞ。屋敷に入れば、これが病院にあったので、ナィナたちが持ち出したのはこれだけだぞ、と。他に何かあったかも知れないが、ナィナたちの目的の外だから手をつけてない、周りにいた敵は倒したらしいぞと、必要ならその地下の場所も伝えるぞ) [Wed 31 Jul 2013 21:45:20]
マルギット > ( 周りに若いのがいたら、四の五の言わずに食い殺しに掛からなきゃならなかったが、幸運にも今は周りにはいない。 完全な人間と言う風に見えないからこそ、こうしてすぐに襲い掛かっていないと言うこともあるが。 ) お礼だと・・・? ( 暫し考えるような間が空いてから、あぁと思い出して。 )( そういえば、教えてやったな。 少し前ならいざ知らず、今では中央病院なんぞに感けている場合じゃなくなり、忘れていた。 ) 纏める? まぁ、いい。お前はまだ話が出来る方だったな。 話がしたければ私の屋敷に来い。 ( そう言ってから、答えも聞かずに背を向けて、移動を始める。 目的地は人狼の縄張りの中心ともいえる屋敷の廃墟だ。 )( あれが握っていたのは紙か? なんだ、物品を纏めたリストでも書かれているとでもいうのか? ) [Wed 31 Jul 2013 21:39:09]
ナィナ > (むんっ!ってな感じで、腕を組んで足を広げて仁王立ちしている竜人の姿。どう見ても、来訪者だろうが、来訪者だとしてももうちょっと、分別なり常識なりあるべきだと突込みが入りそうだが、ナィナは気にしないぞっ) ナィナはお礼にきたんだぞ。 合言葉教えてもらったから助かったぞ。 お礼にそこにあったのまとめたの持ってきたんだぞ。 あと、聞きたいこともあるんだぞ (襲われても二、三人ならどうにかなったかもだけど、そもそも喧嘩するつもりはないからな。声をかけられればそれが知った声なら手を上げて、紙握った手を振るぞ) [Wed 31 Jul 2013 21:29:24]
マルギット > ( 人狼の最後の縄張りと言っていい旧暗黒街中央区といえど、現状の戦力では分厚く守ることは不可能なのだ。 そもそも拠点を置いている縄張りといっても、何か大事なものがあるかと聞かれれば、答えはNOだ。 ただ縄張りに足を踏み入られるのを嫌う。ただそれだけの理由である。 ) 次はあったら八つ裂きと言ったはずだがな。 ( 声の主は近くの廃墟の崩れかけた屋根の上だ。 灰色毛の身体の大きな人狼がそちらを見下ろしている。 )( もう片方の胡散臭いのはいないか。 ここが全盛期のままの場所だったら、すでに数匹の人狼に襲われているところだ。 今は殆ど他の場所で人間への襲撃や情報の収集に出払っている。 ) [Wed 31 Jul 2013 21:23:12]
お知らせ > マルギットさんが来ました。 『まったく面倒な』 [Wed 31 Jul 2013 21:16:17]
ナィナ > (手当てしてもらっても、やっぱり深く剣が刺さった腕は痛いぞ。包帯巻いているから、手負いだとはわかるだろうけど、そもそもナィナは先に手を出す気はないんだぞ。もちろん襲ってきたら撃退するくらいはするぞ。腕が使えなくてもこの姿だと尻尾だって使えるんだぞ) ダメだというなら、ナィナにもわかるように理由を説明して欲しいぞっ! (すぐ動けるように座り込みはしないが、それでも梃子でも動かない風味で。頑固一徹、ストレートにお願いしに来たぞっ!) [Wed 31 Jul 2013 21:11:46]
ナィナ > 今日無理なら別の日にくるぞ。会えるまでくるからなっ! でも、早くした方がいいのは確かだぞっ!(いきなりきたら困るのはナィナも知ってるぞ。だから今日今すぐにとは言わないぞ。ナィナも別にここを荒らすつもりはないんだぞ。でも、会えるまでくるからなっ!と宣言。さすがにナィナもいきなり警戒している連中を突っ切って当人のところまで乗り込むようなムチャはしないんだぞ。そんなことしたらお互い無事にたどり着ける気はしないんだぞ。とりあえず、喧嘩しに来たわけじゃないぞっと態度で示す意味でも反応を待つんだぞ) [Wed 31 Jul 2013 21:04:29]
ナィナ > (一人でのこのこきたわけだけど、襲いかかろうと言うのなら相手になるぞ。がおーっ!とか威嚇しながら、呼ばれてもいない来訪者の登場に戸惑うかも知れないが、そんなことはナィナの知るところじゃないぞ。他にどういう風に会えば良いのかさっぱりだからなっ!) ナィナだと言えば、たぶんわかるはずだぞ。あの青髪人間と一緒に会ったぞ。その時に世話になったぞ。そのお礼にきたぞっ! 食い物は干し肉でよければあるぞっ!(手土産…と言うのは、一応自警団でさっき書いてもらったモノと、ナィナの知っているコトとか、だぞ。ナィナは情報を独占する価値は知らないぞ、でも情報を制限して部外者にするのは知ってるぞ。だから、話にきたんだぞ。ナィナの話聞いて判断するのはマルギットだぞ。話聞かないで追い返すならそれもまた判断だぞ) [Wed 31 Jul 2013 21:01:51]
ナィナ > (近づくと目立つその時計塔を目印に、途中で変身して竜人の姿でやってきた野生児。堂々と人狼の縄張りに踏み込む危険な行為も気にせず、ナィナは向こうに戻る前にやるべきことをやりにきたんだぞ) ナィナだぞっ! マルギットにお礼にきたぞっ! 喧嘩しに来たわけじゃないぞっ! 話もあるんだぞっ! (堂々と宣言するぞ。喧嘩しに来たわけじゃないぞ、合言葉を教えてもらったからこそ、ナィナたちは解決に大きく進んだんだぞ。そのお礼と、あと現状を聞いたからそれで話をしにきたんだぞ) [Wed 31 Jul 2013 20:57:20]
お知らせ > ナィナさんが来ました。 『(自警団で必要なものを受け取ったその足で、暗黒街の中央エリアまで来たぞっ!)』 [Wed 31 Jul 2013 20:52:16]
お知らせ > マルギットさんが帰りました。 『正面からの衝突を避けて確実に戦力を削っていこう ( 歯痒いがな )』 [Mon 29 Jul 2013 22:23:43]
マルギット > ( 本来は正面から力で叩き伏せてやりたいところだが、現状それも叶わず嗅覚と遠吠えを利用してゲリラ的に闘うハメになっている。 苦戦するようなら、他の勢力との一時的な同盟も考えてはいたが、もはや組める相手もいないときた。 ) いや、争いは数ではない統率力だ。 ( ゴーレムにしても、血族にしても向こうの頭さえ潰してやれば、残った連中なんぞただの烏合の衆だ。 問題はどうやって頭を獲りにいくかだが。 ) まったくこんな世界になっても、さすが人を統率していた事のある人間というわけか。 ( 規律がしっかりとしているのだろう。 そうでもなければ、ただ人が集まっただけの集団などすぐに内部から駄目になっているはずだ。 ) [Mon 29 Jul 2013 21:56:45]
マルギット > ――――チッ ( 舌打ち。 苛立ちの表情が浮かぶ。当然だ。 予定がすでに大幅に狂っている。すでに修正など利かないほど大幅にだ。 )( 本来は血族の連中やゴーレム共とコロセウムの連中、血吸い共が殴り合って消耗したところで叩こうとしていたのに、今ではまともに戦力を持っているのは我々人狼と特定の団体に所属していない襲撃者の連中くらいだ。 本来ならば、それだけでも消耗した人間共とゴーレム相手ならば何も問題なく叩けるはずだった。 だが、今では現状の戦力だけでは明らかに足りない。 ) [Mon 29 Jul 2013 21:39:31]
マルギット > ( いつかは変わると思っていたことだ。 だが想定していたよりも遥かに早いスピードで変わりつつある。 )( 旧暗黒街中央区。 人狼の縄張りであり、その拠点ともいえる壊れた屋敷がある場所だ。 見てくれはすでに廃墟といえるものだが、今では大聖堂よりは大分マシな状態といえる。 ) 手際がいいな、いや良過ぎるか。 ( 壊れた窓から外を眺めながら、言葉を零す。 ここを中心に2匹から3匹を1グループとして人狼達を行動させているが、ここの所相手の交戦する人間の質が上がっている。 )( 交戦した人間共からの話、偵察に向かわせた人狼からの話。 コロセウムのトップが落ち、大聖堂が砲撃され見るも無残な状態になったとか。 特に後者は音や見える大聖堂の状態からも分かる。 両方ともあっけない。まだ血吸い共が全て死んだというわけではないだろうが、もはやあれで戦う戦力が残されているのか? ) [Mon 29 Jul 2013 21:29:34]
お知らせ > マルギットさんが来ました。 『確実に変わりつつある』 [Mon 29 Jul 2013 21:16:51]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『( そして少女は西へと発つ )』 [Sun 28 Jul 2013 04:41:59]
ルァ > ―――― それ は 、 ( 餌として でしょう? て 、告げられた言葉に 。 ) ――― やくそく だよ 。 絶対、 だよ? ( 戻ったら また逢おうと 。  頭に残る感触がなんだかとても 温かい。 温度なんて無いハズだけれど 、 温かく感じる。 )  も、 もう泣かない もん  …。 ( いえば、 ごしごしと 目をこする。 泣いてしまった、恥ずかしい と 、 ちょっと顔を赤くさせて 。 )  ん、 わかった 。  …戻れたら、 教える。 ( 他愛のないお話 、 こういう時間は久しぶり で、 安心する 。 ) [Sun 28 Jul 2013 04:41:52]
お知らせ > ライヴィスさんが帰りました。 『( けれど着実に、レイジの症状は進ンでいく )』 [Sun 28 Jul 2013 04:35:27]
ライヴィス >  ……俺はルァが死んだら悲しいけど?  ( 小首を傾げ、さらりと告げる ) ( 其れが友人としてなのか、獲物としてなのかは、言葉には出さないけれど )  ……ン、どういたしまして。 ――――  ( 少女の問い掛けに、少しばかり間が空いた ) ( ふ、と息を吐けば、空いている手で数度軽く頭を叩いて、手を離そう )  逢えるンじゃ ないかな? 無事戻ってこれることを祈ってるよ。 泣きっ面で帰ってくるのだけは勘弁だけど。  ( くすりと意地の悪い笑み零して、そのまま少女の手を引き、歩いていこう )    … あァ、あと、ルァが過去に戻った時は、ちゃンと其の世界の俺にも名前、教えてよね。  ( そンな他愛の無いハナシでもしながら ) [Sun 28 Jul 2013 04:33:34]
ルァ > ――― 此処でなら 死んでも誰も悲しまない から、 それはそれでいいのかもい 知れないケド ね 。 ( それはきっとトテモ悲しいコトだけど。 ) ―――― アリガトー 。 ( 綺麗になった。 その言葉が聞こえれば、  赤くなってしまった瞳で へにゃりと 笑って。 ) ――― ン。   ……… 西から戻ってこれたら、  また  逢える  ……よね ? ( 治療法が見つかればいい けれど 。 見つからなくても  ――― 大丈夫だよね? と。 確認をするように。 ) ( 手を引かれるまま歩き出し つつ、  治療法を 見つけるコトも [やりたいコト] のリストに入れようと 決めた。 ) [Sun 28 Jul 2013 04:26:15]
ライヴィス >  ……まァ、そうだね。今のルァなら、あっという間に食われそうだし。  ( 食事の意味としても、性的な意味としても。 動かずにただ死ぬよりは、動いて何かしらの結果を得られる方が希望も あるだろう と、 )  ……よし、綺麗になった。  ( 袖口で拭って、こくりと一ツ頷いた ) ( 彼女が居た経験はないが、生前は妹も居たし、それ以降は子供の主だ。 慣れてるのかも、知れない ) ( また涙が流れそうだがそこは気にしない振り だ )  ……それじゃ、そろそろ行こうか? 門の辺りまでは一緒に行くよ。  ( 片方の手は、握ったままだろう。 其のまま、軽く手を引こうか ) [Sun 28 Jul 2013 04:20:03]
ルァ > ――― だって 、 此処に、 居場所ない  から、 動いてなきゃ だし  、 それに    ――― 私なんか が、 ここで長生き 出来るワケないっしょ  ? ( 他の人間に任せちゃうってのも アリだと思う。 けれど少年が言うとおり 、 このヴェイトスで生きるのには少女は 弱い。 少女自身もそれを自覚しているから 、 ただ死を待つんじゃなくって 動こうと 思ったンだろう。 ) ぅー  …… ( ごしごし 拭われる ――― なんか慣れてないか? 彼女でも いたんだろうか とか、 見当違いなことを 考えた。 ) ( 落ち着いたのか、 拭われた後に流れる涙は先程よりは少ない だろう。 )  [Sun 28 Jul 2013 04:10:01]
ライヴィス > ( 相手を、自分より弱い奴だ、と思っていれば、確かに隙は出来そうだ。 とまれ、 )  ……同じ? あァ、ヴェイトスである事に変わりは無いか、  ( 結局、其の過去が変わらなければ、此の未来が待ってるンだろう。 人間にとっては、最悪の ―― )  ……シアワセに、かァ。  ( 緩く、少女の頭を撫でながら )  やっぱり、ルァはお人好しだね。 …他にも来た人間がいるなら、任せちゃえば良いのに。  ( 人の為に危ない橋を渡ろうなンて、早々できる事じゃ無い。 零れていく涙に、一ツ息を吐いて、 )  今現在は此処の人間だろ。 この世界に居るンだから。 ほら、泣き止む。  ( 撫でていた手を離し、袖口で少女の顔をごしごしと拭わンと )  ――……  ( 彼女が泣いたのは元はと言えば自分の所為か。 ンン、と言い難そうに淀む )  [Sun 28 Jul 2013 03:57:45]
ルァ > ( 弱い と、思ってくれていたほうが何か気を抜いててくれるかもしれない  と、 思ってる 。  ――― ほら、計算と打算だよ、 だよ! 誰に言っているんだろうね。 ) 違う けど、 同じ   だ 、 よ。 ( 未来ならば、 同じだ と。  それに大切な人 との関係は 、 変わってしまう 気がする。 だから せめて、 ) ココの 人達 にも、  幸せになって ほしい  よ  。  だから、 レイジのこと 知って 、 原因を調べて 、  それ  で、  ( ぐすっと、 鼻をすすって ) 過去を 変えて 、  この未来  も、  変えたい  の  ――― ( 過去を変えても今の、このヴェイトスが変わるって可能性があるのかすら 分からないケド。 ) ( 撫ぜられれば 、 更にぼろぼろ と 涙が流れてしまって、 )  だ って、  私  、  ココのニンゲンじゃない   もん 。 ( そして 、 此処のヴェイトスにいた" 私 " は弱いから死んでしまったんだ。 ) [Sun 28 Jul 2013 03:40:25]
ライヴィス >  ……本気で襲い掛かったら、簡単に飲み干せそうだけど?  ( 困った様な、呆れた様な顔して、首を傾げる。 泣きそうな顔で言葉を紡ぐ人間の少女が、己より強いとは 思えない から )  …… ン、  ( 紡がれていく言葉と、止め処無く溢れていく涙に、僅かに眼を細める。 握られる掌が熱を持つみたいだ。 ぐ、ともう少しだけ力を籠めて )  此処は、ルァが居た世界とは 違うンだろ。 元の世界に戻れば、其の大切な人は ルァを見てるだろうし、知り合いは誰も変わったりなンかしてない。 ――戻れたら、この世界のことなンて、忘れれば良い。  ( 空いている手で少女の頭を、子供にやるみたいに、ぽんぽんと撫ぜようか )  ………… 、  ( 喉の奥が引き攣る様な感覚を覚え、一度息を吐けば )  …… さっきのは、ジョーダン。 こンなンで泣くなンて馬鹿じゃないの? 弱りすぎ。もっと気持ち強く持ってないと、此処じゃ生きてけないよ。  ( ぐしゃぐしゃと掻く様に少女の頭を撫でようか。 意地悪ッぽい貌のまま ) [Sun 28 Jul 2013 03:26:41]
ルァ > ライヴィスに 、 殺されるほど私、 弱くない モン  …… ( 殺されない自信あるもん と、 ついさっき血を吸われそうになった奴が泣きそうになりながら言っても、全然信用できないだろう が。)  だ って、  ………… 仮に、 方法見つけて、 でも、 間に合わなかったら  ―― ( 万が一、 方法が見つかったとして、 間に合わなかったら意味が無いじゃないか と。 )  ヤダ よ、 ヤダよ  …… ( ボロボロと涙を流しながら、 強く少年の手を 握って 、 ) ココで 、 知り合いに会えた けど、 皆変わっちゃって て 、  すごく 大切だった人 は、 私のこと 見てくれない  し 、   知りたくないコト  まで、 知っちゃった  し  、 ( ひくっ と 、 嗚咽が 漏れて 、 声を出して泣かないように ぎゅぅと 唇を 噛んで )   ――――    ……… ライヴィスは 、 変わってない から、   嬉しかった  のに  ……… ッ ( なんで 、  と。 )  冗談 、   って  ―― ( 冗談 て 、 本当 だよね ? 感染してるかもって、 嘘だよね  ?  ) [Sun 28 Jul 2013 03:09:33]
ライヴィス >  まァ、変えてないし。  ( 結局、お人好しだ、というイメージは変える気が無い、と。 ク、と喉の奥で笑う )   ―― ッ、  ( 離した手に、少女の体温が触れる。 驚いた様に目を開いて、 )  ……  ――  ( ぐ、と眉を寄せる )  …なら、尚更 一緒には行けない。 さっき言ったばっかじゃン。腹が減ると抑えられなくなるンだ。……目的の場所に辿り付く前に、殺す自信があるよ。  ( 泣きそうな少女の顔から眼を逸らすように、顔を横へと背け、 ) ( けれど握られた手は其のままに、少しだけ握るように力を籠める )  … ―― ルァが、治す方法見付けてきてくれれば、俺としては嬉しいンだけど ?  ( 少女へと視線を戻し、僅かに首を傾げる。 へら、と緊張感の無い笑みを浮かべて ) [Sun 28 Jul 2013 02:57:14]
ルァ > ――― それ、あんまり変わってない。 ( 言葉だけが変わったけど意味合いは変わっていない と。 ) ―――― ( 離される手を 追いかけるように少女は手を伸ばそう、 もし少年の手を取ることが出来れば  ぎゅぅ と 握ろう か。 )  やだ 。  ―――  やだ …… っ ( 研究日誌で見ただけだが、レイジは異様な病気だと 思う。  考えたくない 、 冗談なら いいと思う。 けれど ――― ) なら、 尚更  …… 一緒に 行こう? なにか分かるかも、 しれない ――、 治す方法だって分かるかも ……… ッ ( 泣きそうな瞳で  少女はそう訴え よう。 ) ( そんな簡単に治療方法が見つかったらここまで蔓延することはなかっただろうと 思えば、 西に行って治療方法が見つかる可能性は低いと 思うが。 ) [Sun 28 Jul 2013 02:45:40]
ライヴィス > じゃあ、人が良いから、か。  ( 大して意味は変わらない。納得のいかない様子の少女の顔に、ふ、と小さく笑みを零す )  ――― …、  ( 少女の心の内は解らない。 ただ、変わっていない、と言われれば、其れは種族柄過酷な状況下にいなかった為 だろう。元々の性格も傲慢で自分勝手であったし、衝動的に破壊行動をする以外は 特別変化は無いかも知れない )  ―――… だから、一緒には行かないよ。  ( 頬に掛けてた手を離して )  … 感染者が自己治癒したッつー話は聞かないし、殺されたかなンかしたのかも ね  ―― …っと、  ( 顔色の変わった少女を視界に映して、数度瞬きを )  ……あー、……  ( 暫し悩む様な間が空いて、息を吐く )  冗談、冗談。 …何となく、そンな感じがしただけ。 そンな反応されるとは思ってなかったな。  ( 僅か眉垂らし、困った様な顔 )  ( ただ、初期症状にはほぼ当て嵌まる様な事ばっかだ。 主と離れたのは、衝動的に壊したくなるのも、全部 ) [Sun 28 Jul 2013 02:36:24]
ルァ > う゛  ……  べ、別にお人よしだからじゃ、 ないもん … ( と、頬を抓られながら少女は納得いかないって 表情だ。 )  ―――― ( 意地悪な表情見れば、 なんだか 嬉しくなる。  …いや、 Mってワケじゃないよ、そういうんじゃなくて ね。 此処で会った知り合いは ―― 変わりすぎていた から。 少年はあんまり変わっていないから妙に嬉しくなったんだ。 )  ぇぇぇ … それは 困る な 。 ( 終わる前に飲み干す自信ある という言葉に、 眉を落として 。 )  確かに、私がコッチに来てから感染している人、 見てないなァ。 ( 日誌を見る限り、初期の状態では分かりづらいとあったから 気付いていないダケかもしれない が。 ) ー――― な…ッ  ( レイジに感染してるかも 、 その言葉を聞けば顔色を 変えて ) なんで  ……ッ ?! ( どうして? 気のせいじゃない? だってあんまり見かけないんでしょう? いないんでしょう? と。 ) [Sun 28 Jul 2013 02:21:50]
ライヴィス >  出会ったばっかの吸血鬼に血を与える人間がお人好しじゃないのかー、  ( ふーン?なンて小馬鹿にした様な視線を少女へと向け、其の頬を軽く抓る )  あ、ごめん、思わず。そンな顔する奴久し振りに見たから。  ( 謝罪の言葉を告げつつも、反省の色の見えない、悪戯ッこい表情浮かべ )  嫌だよ、終わる前にルァの血を飲み干す自信あるし。腹減ると理性が持たないンだよねー、  ( 少女と同様、冗談とも本気とも取れぬ声色で紡ぎながら )  ――あ? あァ、そう。 死ンでるのに感染はする。 ッつっても最近感染者を街ではあんま見掛けないけど――  ( レイジに関する研究日誌の内容を少女が紡げば、僅か目を細めて )  ……殺し方は解っても、治療法は解ってないンだ …  ン、他に?―― いや、俺はお嬢様と隠れたり、逃げる事が多かったし、あンま知らないンだよね。 夜会に居る訳でも無いし、  ( 詳しい情報は知らない、と首を振るい )  …ただ、今のルァの話を聞いてなンとなく解ったのは、俺がレイジに感染してるかもって事 かな、  ( 顎に手を当て、考える様な仕草を )  [Sun 28 Jul 2013 02:12:11]
ルァ > ぇー? お人よしじゃない モンー 。 ( 計算と打算でばっかり 動いているモン と。 周りからそうは見えなくても少女はそのつもりなn だッ )  ――― そ、 アングリマーラのほう  ―― ぁにゃ ? ( 頬を摘まれれば 驚いたように変な声を 出して。 )   いーじゃん 一緒行こうよー。 お礼に全部終わったら私の血好きなだけ吸ってもいいよ ー 。 ( なんて、 冗談だか本気だか分からない言葉を 紡いでから、  次のレイジに関することには 僅か目を 細める。 ) アンデットとか吸血鬼 ――― って、 もう死んでるのに感染するワケ ? ――― やっぱり魔術なのか な …。  中央病院で さ、 ( と、 レイジに関する研究日誌を見つけたこと と 、 その内容を簡単に話そう か。 )  ね 、 他にも何か 知ってること無い? ( 自分よりもずっとヴェイトスに いた少年。 そして吸血鬼視点からも ―― 何か無いだろうか と。 ) [Sun 28 Jul 2013 01:59:01]
ライヴィス >  無自覚か。いつか身を滅ぼすよ。  ( 呆れた様な面を隠す事も無く ) ( 少女の手を握れば、ぐ、と力を籠め 立ち上がらせようか )  ―― どういたしまして。 …西、…アングリマーラの方に?  ( 不思議そうな顔して、首を傾げる ) ( 己へと向けられたどこか緩い笑顔に、すっと指先近づけて、軽く其の頬を摘ままンとしつつ )   ……… 一緒に?冗談。 下手な事に首を突っ込む趣味は無いンだ  ( ハ、と短い笑い声零して、 )  ……ただ、 レイジの事が何か分かったら教えて欲しい かな。 ―― アレは厄介だ。 アンデッドや吸血鬼にだって感染する。 いつ悪化するかも解ンないし、今ンとこ防ぎようが無いし、ね。  ( 何か解れば、と思ったが、誘いを断っておいて都合が良すぎるか ) [Sun 28 Jul 2013 01:48:57]
ルァ > ―――― お人良しなんかじゃ、 無いよ。     ……… あぁ、 そっか。 そういう考え方もあるのかも しれないね 。 ( 生きていけないのなら 、 苦しい思いをする前に 。  確かにそういう考えもある と、 思った。 自分だったらどっちが幸せなんだろう ――? )  ――――アリガト。 ( 手を伸ばされれば、 その手を取り立ち上がろう と。 )  ―――― んと ね、 西に  … アングリマーラのほうに 行きたい の。 ( 少年が自分の血を吸う意思は今のところ無いのだと知れば 安心したようで。 へにゃっと 笑みを向け 。 )  途中までと言わず一緒に行かない?   レイジのこととか、 分かるかなって 思って ――。 ( て、 ダメ元でお誘いもしてみようッ ) [Sun 28 Jul 2013 01:37:23]
ライヴィス >   ……、ティー …いや、ルァのお人好しは、相変わらずだね。  ( 表情を緩めて小さな息を吐く )  優しい奴だったら殺してる。生きてけないッて分かってンだから、  ( 苦しい想いをさせるならいっそ一思いに、ッてやつだ。 実際どっちが優しいかどっちが幸福かなンてされた方にしか解らないだろう けど )    …… ごめン。  ( 震える手と少女の行動を視界に映して、僅かに眉を寄せ、呟く様に吐く )  ……それじゃァ、やりたいことが終わるまで、死なないように注意しときなよ。 …普通だった奴が、正気じゃなくなる事なンて普通に起こり得るンだから。  ( 座ったままの少女へ、立ち上がらせようと手を伸ばそうか )  ……  ( それに、に続く言葉は、 )  ……俺がまだ正気な内で良かったね。  ( そンな言葉だ。悪戯仕掛けた子供みたいな貌で一度笑えば、 )  ルァはどこに行くの? 途中までなら付き合うよ  ( 此の街の中まで位だったら、と緩く首を傾げようか ) [Sun 28 Jul 2013 01:31:38]
ルァ > ( 少年の言葉に、 少女は バカだなぁ と、小さく笑みを浮かべて 、 )  ソレ、 優しいって 言うんだよ 。 ( 優しくなかったら 、 その主人を襲って血を吸って殺すでしょう と。 )  ――――― ( 想定していた首筋への痛みは 、 無かった。  身を離され少女は上半身を 起こそう。 震える手で ぎゅっと 自分自身の服の裾を握って 、 )  ――― わかって ても、  むずかしい  …。 ( 信用の有無も だが、 何より ――― 別に いいかなとも 思ってしまう。 自分の命で誰かが生きれるならそれでもいいかなって。 )  ――― ただ 、 まだ やりたいコト あるから …… それ終わるまで は、 死にたくない かな …。 ( 少年が本気を出していれば少女は血を吸われていただろう。  )  ――― それに  … ? ( 声にならない言葉は、 何だったのだろうと 首を傾げて。 ) [Sun 28 Jul 2013 01:19:48]
ライヴィス >  ――――― ……  ( 少女の問いに、緩く首を振る )  ……違う。…ただ、逃げンのも、隠れるのも、無性に苛々して、留まっていらンなくて、あの子を襲ってしまいそうで……、  ( ポツポツと呟く様な声を落とす。 己は弱いンだ、優しい訳じゃァ無い )    ――――――― …  ( 少女の首筋へと近付けた牙は、ぴたりと寸前で止まる )  ( 抵抗の無いまま、押されるままに、身を離そうか )  …… 生きていきたいンなら、殺されたくないンなら、  …信用しない方が、良いよ。  ( 言葉紡ぎながら、少女の首元と肩を抑えていた手も除けようか )  …今俺が空腹だったら、遠慮なく食べてた し、其れに ――  ( 次ぐ言葉は声にならないまま、緩く立ち上がろうか ) [Sun 28 Jul 2013 01:09:13]
ルァ > ( 自分は餌で、 彼は捕食者だ と 、 認識しようとするも うまくいかない。 一度でも話してしまえば、 信用してしまえば 、 敵だと認識するのはとても 難しい。 )   ―――― ( 初めて聞く、 少年の主人の話 。  どんな主人だったんだろう って、 思う。  変わり果てたヴェイトスで 、 沢山の人間が死んでしまった、彼の主人もその1人なのか。 )  …… その子が死ぬトコロを見たくなくって 、  離れた の  ?  ( 違うかもしれない が、 なんとなく 、 そうなのかなって 思った。  ―――― そう思う程度に、 少なくとも以前少女があった少年は " 優しい " と イメージがあったから。 ) ―――ッ、 や  …… ッ ( 血を 吸われる と、 感じれば少女は左手で少年を押しのけよう と。 右手は肩を掴まれてしまっているから あまり動かせない 。   片腕 なので、 少年の手から抜けられる程の力が出せるかは不明 だ。 ) [Sun 28 Jul 2013 00:53:39]
ライヴィス > ( 伸ばした手は少女の首元を抑え、呆気無く其の場へと押し倒す。左手を少女の肩へ、右手は少女の首を抑える様な形で、彼女を見下ろそうか )  …… ルァ、  ( 彼女の名前を、確認する様に口に出す。 女みたいな名前、なンてからかいの言葉は出ない。此の体勢で初めて「彼」は「彼女」だったンだって気付いた )  俺は、主人を殺してない。… けど、もう 生きてはいないと思う。 …こンな世界に一人で生き残れるような子じゃ、無かったから。  ( 震える様な少女の声に、嘗ての主を重ねて、息がつまる様な感覚を覚える。少女の色違いの瞳から目を逸らすように、顔を背け )  ……殺す、つもりは ――  ( 無い、と続く言葉は紡がない )  ……  ( 目の前に有るのは、一応は友人なのか、餌なのか、 色ンな思考がぐるぐると巡り、苛立つ。 ぎち、と歯を噛み締めて )  ――――  … ッ、  ( 彼女の問いに、明確な返答なンて無いまま、其の首筋に思いっ切り牙を突き立てようと ) ( ただ、頭の中を巡る苛立ちの所為で、手の力は弱まっている から、安易に抜けられるだろう ) [Sun 28 Jul 2013 00:38:05]
ルァ > じゃぁ、ライヴィスの主人は 死んじゃったの?  それとも  ―――― ( 殺したの ? その言葉は 、 声には出せなかった。 言うのも、その答えを聞くのも 怖い。 )  …… ルァ だよ、 私の名前。 ( 別に名前なんて如何でもいいと思っていたし、 少年にとってもどうでもいいコトなんだろうけれど。 ) ( 触れた頬は以前と変わらず 、 冷たい。 人間では有り得ない 、 冷たさ。 ) そうなんだ、 不思議 だねー。 ( 肉まで食べるなら分かるけれど、血にも影響するのか って。 ) ( 伸ばされる片腕 、 避けるにはあまりにも 距離が近すぎた。 )  ひゃ ッ   …… ( そのまま 押し倒される 、 ぐるんと 景色が回った。 )   ――― ッ  ………  ころす の ? ( 私を 。 ) ( 声が 、 身体が 震えるのは怖い からか。 ) [Sun 28 Jul 2013 00:20:50]
ライヴィス > ――…… え、 ( 少女の言葉に、吸血鬼も驚いた様に目を開いて、 )  ……ッ、  ( 小さく舌打ちをする ) ( そう云えば、言って無かった様な気もする。此の世界じゃァ奴隷だの何だのッてのは関係無いが、余計な事を洩らしてしまった。 苛立ちを隠さぬまま、ぐしゃと髪を掻き )  ハ?あァ、そりゃそうだろうね。ティースの前で作ってた憶え無いし。  ( 其れで、あァ奴隷だったんだ納得、なンて言われた日には流石にへこむ )  ―――― …  ( 伸ばされた少女の手に一瞬警戒をするも、特に拒否することは無い。頬に触れる手は以前と変わらない温度だ )  ……そりゃァ、良いモノ食ってる人間のが美味いよ。若い女の子とかもね  ( 片腕を、少女の方へと伸ばし )  でも、ティースも美味かったな。 …他の奴に取られンのも癪だし、丁度良い機会だッ  ( 其のまま一気に首を掴んで押し倒してしまおうと ) [Sun 28 Jul 2013 00:12:28]
ルァ > ( 理由があるのか、 無いのかすら定かでは無い。 でも、 理由があるって思わなきゃ動けないから 、 ――。 )  ――― ぇ、 ライヴィスって 、 奴隷だったんだ。 ( と、少女は目を丸くしよう。 奴隷だったってコトは知らなかった。  ――― 多分聞いていないハズ だ。 ) なんか、意外  …。 ( だって奴隷にしては態度が ――― 何と言うか。 奴隷のイメージではなかった から。 )  ( 手を伸ばせば触れられる位置まで少年が近づけば、 少女はそと 、 腕を上げて少年の頬辺りに触れようと 手を伸ばそうとするだろう。  ――― 拒否されたら、 そのまま手は下ろす が。 )   ―――― 血でも、美味しいとか美味しくないとかあるの? ( その辺りの味のことは 、 全く分からない。 同じじゃないのかな? て、 思うんだけれど。 ) [Sun 28 Jul 2013 00:00:07]
ライヴィス >  俄かには信じらンない話だけど、ね。小奇麗な人間が沸いて出たッつーのは聞いてるよ。 ……どンな理由でそンな事になってンだか。  ( ハ、と小馬鹿にする様に笑みを浮かべて一ツ息を吐けば、 )  ……ハ?  ( 少女の問い掛けに訝しげな面を浮かべるも、すぐに笑みへと変わり )  ―― そりゃァ、嬉しいよ。好きな時に好きなように食事が出来て、人間が作った制度に怯える事も無くなって、奴隷ッつー立場からも解放されたンだから。  ( また一歩少女へと近付けば、手を伸ばせば触れる位にまで距離は縮まるだろうか )  あァ、でも、美味しいッて感じる奴は少なくなったし、其れに――  ( 少しばかり眼を伏せる )  まァ、イイコトばっかじゃァ 無いな。  ( 溜息を一ツ吐いた ) [Sat 27 Jul 2013 23:51:03]
ルァ > ――― ぁ、酷いなァ。 ( バカにしてンの? 言われれば困ったような表情。 そう言われても仕方の無いことだと 自覚は している。   が、 どうやら彼も小耳には挟んでいたよう だ。 話が早くて済む。 )  私以外にもいるみたい だから、 きっと何か理由はあるんだと 思うケド。 ( 告げ、 次の少年の言葉には コクンと頷いて 、 ) そ、 やりたい コト。  ……… ねェ、 ライヴィスは  …… こういう状況になって、 嬉しい? ( 吸血鬼達が飢えない、 夜の王国。  近づく少年へと、 少女はいっそ無防備な様子で首を傾げて 。 ) ( この状況でも生きている 吸血鬼 ――― そして 少年のさっきの言葉。  警戒しないといけない相手 の 筈なのに 。 ) [Sat 27 Jul 2013 23:39:48]
ライヴィス >  ………  ( 苦笑気味に語る少女の言葉に、思いっきり眉間に皺を寄せ )  ……はァ?  ( 一言 )  馬鹿にしてンの?そンな事―――  ( ある筈が無い、と言い掛けて )  ……あー、なンかそンな話、聞いたな…、  ( どっかの同族に。 小さな声で呟けば、ぐしゃりと己の髪を掻く )  ――― …やりたい事?コッチで?  ( 何を、と、首を傾げ問い、 次いだ言葉に、ふ、と表情が緩む )  そりゃァ、吸血鬼だから、ね。 真祖はどうか知らないけど、俺らみたいな半端モノは成長もしないし。  ( 言いながら、一歩少女へと近付こうか )  [Sat 27 Jul 2013 23:32:13]
ルァ > ( まさか生きてるとは思わなかった。 その言葉には 苦笑いを 返して、 ) いや、 コッチの私は生きられなかったらしい よ 。 コッチの私に呼ばれて私が来た ――― みたいなんだけど 、 よく分からないんだよ ね 。 ( それでも、よく生きていられるとは 思うけれど。 正直、 いろいろ有り過ぎて体調がいいのか悪いのか、分からない状態だ。 )  ――― 何で生きてるんだろうね?  やりたいコトがあるから … かな 。  ( この世界の誰に望まれていなくっても、愛されていなくても 、 何かしら理由をつけて 生きている のは。 )  ―― キミは全然、 変わっていないね 。 ( と 、 少年の姿に そう 一言。 ) [Sat 27 Jul 2013 23:21:43]
ライヴィス > ( 少女の姿に、僅かに眉を顰めた。 「彼」は人間であった筈なのに、以前己と会った時と何の変化も見られない。 残念ながら、吸血鬼には、少女は未だ「彼」という認識だ )  ……ン、久し振り。 まさか、ティースが生きてるとは思わなかった。  ( 口元に笑みを浮かべ、さらりと告げよう )  ……元気、…あァ、俺は元気だよ。前に比べて餌を抑える必要も無いしね。 ティースは?  ( 緩く首を傾げ )  何で生きてンの?  ( 此の世界で生きていられる人間等一部、だろう。 少女程のお人好しの人間が生き続けていられるなンて思えない と。 ) [Sat 27 Jul 2013 23:12:30]
ルァ > ( 少女の姿も以前逢った時とあまり変わっていないだろう。 ――― まぁ、少しは " 女の子らしく " なったかもしれないけれど。 …なってるって思いたい。 ) ( 目の前に飛び降りた少年を見れば 少女はじぃ と 、 少年を見つめて  ふと表情を和らげる。 ) 久しぶり、 ライヴィス 。  ――― 元気そう …かな? ( よかった 、 と。 ) ( 吸血鬼は人間の敵  ――― らしいけど、この子はどっちなんだろう? って思うけれど 、 変わりきった世界で知り合いに会えるってのはそれだけで 嬉しい。 )  [Sat 27 Jul 2013 23:05:05]
ライヴィス > ( 少女の眼が此方へと向けられれば、ハッキリと見えた少女の色違いの瞳と其の風貌。 吸血鬼は、何度か瞬きをした後、 )  ―――… ティース、  ( 少女の別の名を、小さな声で呟く )   ……、 ( 此方へと小さく降られる手。 少女も己を覚えている様だ、 ) ( 数瞬悩ンだ後、とん、と屋根の上から少女の数歩前へと、飛び降りようか ) [Sat 27 Jul 2013 22:57:16]
ルァ > ( キョロ と、 周りを見て そして目の端に廃墟の屋根の上に立つ何かが 映った。 )  ――― ? ( 敵か、 味方 か 。 じィ とその影を見れば少女の色違いの瞳は 少し大きくなって、 )  あ れ ――?  ライヴィス  … ?( 以前逢った時と変わらない姿 。  そうだ、 あの子は吸血鬼だった と思い出す。 よかった、 生きていたん だ。  ―――吸血鬼だから既に死んでるのかもしれない ケド。 )  ( どうしようかな? 考えてから 首傾げつつ小さく手を振ってみよう か。 ) [Sat 27 Jul 2013 22:50:44]
視線 > ( 以前と比べても遥かに音の無くなった此の場所には、騒がしい、と感じる程の音だった )  ( 独り言なのか、見えない誰かに話しているのか、 そンな少女の声を耳にしながら、 )  ―――  ( ふ、と小さく息を吐く )  ( 食料がこうも能天気に在るのは珍しい、 ) ( ゆるりと腰を上げたところで、少女の視線が動いた )  ――  ( 少女の視線がこちらに向くならば、 ) ( 廃屋の屋根の上に立つ己の姿が見えるだろうか。 此処の人間よりは比較的小奇麗で、過去、貴女の会った時と何ら変わりない姿だ ) [Sat 27 Jul 2013 22:46:04]
ルァ > ぅぐぅ  …… ( そのまま瓦礫と一緒に落ちて、  仰向けの状態。 ――― 瓦礫のベッド ) …… こんなベッド、 いらない 。 ( はァ と 溜息をついて立ち上がる。 結構いい音を出してしまったから 、 この場所は早々に立ち去ったほうが 良さそうだと思う。 )  ま、 まぁ …… 長いする気は 無かったし ね …ッ ( ネッ!!  と、 誰に向かってってワケじゃないけど 。 誰かに向かって。 悲しいよ、 うん、 悲しい。 ) ――― ( 積まれた瓦礫 、 必要無いとばかり に。   瓦礫の中にボロボロのクッションとぬいぐるみ らしきものを見つけて、 何とも言えない気分になった。  こういう 、生活観があったものを見るのは 心が痛くなってしまう と。 ) ( 目を逸らすように瓦礫から視線を外し、 )  ――― ? ( ふと 自分への視線を 感じて、周りを伺おう か。 ) [Sat 27 Jul 2013 22:38:51]
視線 > ( 其の視線は、崩れた瓦礫に程近い廃屋の上から貴女へと向けられる )  ――― …  ( 気配を消す事も無く、其れは貴女を見続ける。 貴女が存在に気付こうとも、気付かずとも ) [Sat 27 Jul 2013 22:37:08]
お知らせ > 視線さんが入室されました。 『( ―――… ) 』 [Sat 27 Jul 2013 22:30:51]
ルァ > ( 否、 今も暗黒街と呼ばれている か。  過去でも未来でも 、 この場所の雰囲気はヴェイトスの他の地区とは若干雰囲気が 違う。 ) ( 鬼の隠れ家の1つに、レイジに関する研究日誌を書き写したものを置いてきた 帰り。 " 彼 " はいなかったから 、逢えなかった が。 ――― 西に発つ前に 、 一度逢えればよかったのだけれ ど、 ――― 仕方が無い。 ) よーし 、 急がなきゃ ッ ( 今から急いで向かって 、 道に迷わなければ まぁ、 他の人達に追いつけるかな? どのくらいの人数が西に向かっているかは知らないけれど  ―― 。 ) ( 自警団への襲撃の件は耳に入っている、 自警団にはお世話になったから 出来れば手伝いたいところ だけれど  ――― ) ( 自分は自分の目的の為に 、 動こう 。 ) ( 瓦礫の山を上ったところ で 、 ) わゎぁッ  ( ずしゃーっ と 、 足元の瓦礫が崩れた。 ) [Sat 27 Jul 2013 22:22:49]
お知らせ > ルァさんが来ました。 『( 暗黒街と呼ばれていた場所 )』 [Sat 27 Jul 2013 22:17:44]
お知らせ > クリスティーナさんが退室されました。 『 その後暫らくエミリーにねちねち嫌味を言われた 』 [Sat 27 Jul 2013 00:34:18]
お知らせ > カルミラさんが退室されました。 『ならば之は”化物”と”人間”という相容れぬ存在様式の鬩ぎ合いか。 最終戦争、開幕はもうすぐ』 [Sat 27 Jul 2013 00:32:02]
クリスティーナ > ( ま、砲撃に関しては人手を手配して技術指南くらいはさせたけれど(火薬の扱いは素人には無理だ)それは伏せておくか。 こっちに目を向けていい事は何も無いし、勇者様恐るべし、のイメージを維持しておこう。 彼女には矢面に立って貰わなければ。 ) その物言いがあんた達が常々いつの時代でも偉そうな割に片ッ隅でブツブツ言ってんのが何でかまだ分かってないって事ですよ。 ( 個体個体の肉の強さだの何だのなんて大したことはないのだ。 人間は異常なくらい知恵を絞り、欲を剥き出しにして、徒党を組み、短い寿命故に生き急ぎ、死に急ぐ。 直ぐ死ぬ事を理解しているから伝承し、継承し、記録を残すのだ。 例えば私や勇者がその途中で命を落としたとして、それすら10年100年の目で見れば大した問題では無いのだ。 その脈々と代替わりして魂に継承されていく血脈―――血族の怖さを思い知るがいい。 ) 庭に犬小屋用意して待ってますね? あんまり遅いとこっちからお迎えに行きますからね。 ( 後で手が空いてる人に犬小屋作らせよう。 出来るだけ豪華なやつ。 私、その手の嫌味大好きなのだ。 ) [Sat 27 Jul 2013 00:22:09]
カルミラ > ・・・本当、あの勇者様は怖いわね。 できれば戦いをしたくないくらい。 先日の件も貴女はなにもしていなくて、たいほう とやらを持ち出したのは彼女でしょう? まるで・・・お父様を討ったハンターのようだわ。 少し筋肉の生えたニンゲンなんて、物の数でもなかったでしょうね。(狂笑がぴたりと止み、身体を抱くように小さくなって、感想を零す。 それは恐れのようであり、感動の様子にも似るか。 永遠を生きる吸血鬼たちは、しかし増えない。 それは時の片隅で、そういうものに討たれて消えていくからだ。) でも”あなたはちがう”。 そうでしょう?  頭数の全てが、勇者様であるはずがないなら―― もののかずではないわ。(勇者を暴力装置、血族を集団維持装置 と看做しての言葉だろう。 交渉の真似事に来たのも、未来を担う側を此方と看做したのもその判断だが、其処まで簡単な集団ではない事は、知らないし考慮に入れてない。 宣戦布告めいた言葉になってしまったが、元からその可能性は高かったのだ。 吸血鬼が、只管に奪う者であるという時点で―― ) ・・・其処に理想を見ていたあたり、私もどうかしていたの。 新しい夜会の住所はそうね。 この建物、くらいが丁度いいかしら。(闇夜に向けてふわりと跳躍。 ほつれた輪郭が、再び蝙蝠の群れとなって。) すぐにまた来るわ。 歓迎の準備をしておいて頂戴。 [Sat 27 Jul 2013 00:09:02]
クリスティーナ > ( これは酷い女の喧嘩である。 正直エミリー以外の人間が居なかったのが幸いとしか言いようが無い酷い舌戦の応報。 そもそもお互いが相手を見下している時点で対話になるわけがないのである。 ) あれ? 何で2氏族知らない内に減っちゃったんでしょうね!? まだ私らはなぁんにもしてないのに―――まぁ貴女、あの勇者様は怖えぇですよ? どうやってコロセウムの連中誑かそうかしら? なんてプラン練ってたら翌朝もう終わってんですから。 十分実感してると思いますけど―――そこに私と余所から集まった頭数が加わった時どうなるか、涙目拭ってちょっと考えてみなさいな。 ( 考えてあれこれ尽した所で此方のこれからの指針は代わりはしないが―――もう遅いのだ。 お前達が嘗ての混乱の時期、否応なしだったように。 ) なに、ちょっと前の感じに戻るだけですよ。 運良く逃げのびたらまた下水道にでも籠ればいいじゃあないですか。 あそこくらい貸してあげてもま、いいでしょう。 [Fri 26 Jul 2013 23:40:45]
カルミラ > (啖呵の全てを静かに聴いていた。 実体を得ていなかったのは幸いだっただろう。 元から血の気が薄いのを差っぴいても、まさに顔面蒼白、といった顔芸を披露しかねなかったからだ。 貴女の求める憤慨は、きっと硝子越しでも空気から伝わってくれるに違いない!)・・・・・これは迂闊だったわ! ごめんなさい! 謝らなくてはいけないわね・・・! この件に関しては”夜会”の落ち度! 夜会5氏族を代表し、盟主カルミラ・アイレンベルクが正式に謝罪します。 今は3氏族になってしまったけれど、きっと心は変わらないと思うの。(空白がたっぷり5秒、その間に窓の向うに蝙蝠たちが集い――そしてついに姿を現した。 空間にふわりと浮かぶ赤いドレス姿が、珍しく深刻そうな表情で頭を下げる。) この土地の正当なる権利を取り戻していた間に、教育を徹底しなかった罪が!負債が! ここに来て此処まで人間に増長を許してしまうなんて! なるほど引き篭もり。 なるほど自宅警備! これは陳情、いやさ苦言かしら食物からの! 諌める言葉は耳に痛いと、おとうさまの言う通りだったわ!(暴言はきっとクリスティーナに向けられたものだが、寧ろ自己の精神を安定させる為に必要だったに違いない。 頭下げてから次に上げた時には、顔に笑顔が張り付いていた。) やめ。 やめよ。 やめにいたしましょう。 『”夜会”の報復を抑止し、今一度人類にこの街を借与する事で両種族の安寧と発展を図る!』 考えてみれば、何のメリットもないのだわ! 私に!(ストッパーが壊れたみたいに、言葉数だって一気に増えた。堪えに堪えてきたものが一気に噴出したみたいに。 何もない空間を足場に、大仰な仕草も交え高らかに。) [Fri 26 Jul 2013 23:27:23]
クリスティーナ > 中途半端に言葉が通じると言ってもそんなもんでしょう? 厚かましくも人間様の住処に寄生してるんですからもうちょっとお勉強してもいいと思いますけれど。 ( エミリーが嫌な顔をしているのが視界の端に見えた。 だって口喧嘩始めるとどうしても挑発になっちゃうんですもの。 私は人が真っ赤になって悔しがる顔が大好きだ。 キレて喚くさまも大好きだ。 泣き出したりすると最高に気分がいい。 ただし私が責めている時に限っての事だ! ) 誰も出来なかった白アリ駆除をやってのけて称賛を浴びるか、白アリのボスに噴水広場で土下座でもさせるか、向こう1000年うちの畑でも耕して貰うか、それくらいの交渉は出来ますよ? 1000年じゃあっという間です? ( もう窓割ってもいいよってくらいいい笑顔である。 実際躍り込んできたらエミリーの実力を合わせても五分あるかないかだが。 ) だから―――住処ってなんです? パプテス教会大聖堂に住みついた蟻が土地所有者気取りかって言ってんですよ。 ( くっ、と鼻で笑った。 ) あんた達の選ぶ道はもうどっち向かってもおんなじなんじゃないです? さっきの3択以外になんかあったら知恵絞って交渉してごらんなさいな! [Fri 26 Jul 2013 22:59:03]
カルミラ > 人間の尺度が短すぎて、どうにも想像できないのよね。 三日分? 四日分くらいかしら・・・ 義理人情に充当すると思ったけれど残念。(皮肉であるが、事実その位の軽い認識だった、という証明でもある。 相手が人間代表なら、此方は今正に滅びの淵にある吸血鬼代表。 突っ張りあいに成ると止まらなくなりそうなので、少しプッツン機能を自重している感じである。) とても明確で心地よいくらいね。 だとすればその宣言、デメリットの多い商売はしない と受け取っても大丈夫? 或いは超がつく特大のリスクとか、回避したいところなのではないかしら。(リスクの原因については言わずとも判っている事だろう。 正義最後の砦、と名乗る連中との連携がしっかりとできているのであれば、だが。) ・・・・時に”血族”では、住処を壊されたら何を持って償いとするの? [Fri 26 Jul 2013 22:46:29]
クリスティーナ > ( 身の危険さえなければ話してみるのも一つかと思った事はあったが、バランスが傾いた今がその時か。 ―――この次があるかも怪しい所だ。 無理やりにでも押し入る様子が無いなら、長年愛用のレイピアを行儀悪く肩に担いで余裕の態度を見せよう。 半分はハッタリだが、なにせ今は私の態度が人間の態度代表にもなるのだ。 無様な所は見せられない。 ) あら、食費を滞納するからですよ? 未払い分、何年溜まってると思ってんです? 財産差し押さえの次は何だかご存じだったかしらん―――? ( 家の次は身体を売るって相場が決まってる。 なんせこつを八つ裂きにしても足りない程度のツケがもう何年も溜まっているのだ。 ) 私はね、リスクとリターン、メリットとデメリットで物を考える人間なんですよ。 メリットの無い人材は切りますし、リターンの乏しい商売もやんない主義です。 義理人情はその下ですね? [Fri 26 Jul 2013 22:32:30]
カルミラ > (突然の来訪の目的はこれか。 慌てる相手のドタバタに、ふふふ と優しげな笑い声。 蝙蝠の群れに変じているので表情こそないが、こういうときは心底楽しそうだ。) だって自宅の警備に失敗したのだもの。 食い扶持を求めて斡旋所を訪れるのは自然の成り行きだわ?(此処数年で手に入れたある種の我慢強さが、口撃を辛うじて受け流す。) アポ無しでもいいじゃない。 賠償請求をするのは本来此方なのだから・・・・ 割らないわよ、こんな綺麗なもの。 少なくとも、代わりの品が出来るようになるまでは。(そして開けなければ部屋には入れない。 いかな魔力を持とうが、今は外を飛び回るだけの伝言のようなものか。 文言には、遠巻きに人類の復権を期待するような言葉も混じる。) 本当は文句の一つも叩き付けるべきなのだろうけれど―― 今日はあなたの気持ちを確かめにきただけよ。(それだけ困っているとバレてしまうのが少し癪ね。 なんて付け足して。)狼藉の指揮を取ったあの小娘の言葉、”血族”は本当に実行する気なのかしら。 一部の妥協もなく。 [Fri 26 Jul 2013 22:21:41]
クリスティーナ > 弾丸の量産はどうです? 今が正念場ですからね、ケチらないで備蓄をガッと使っちゃいなさいな。 此処を乗り切れば楽ですよ。 ( 市内を自由に移動できるってだけで全く違う。 まずはこの東区から広げて行くとして―――公衆浴場の施設とか何とかならんだろうか? 大浴場なんて今のニーズにぴったりじゃあないですか。 いっそ新築するのもありか。 夢は広がるってもんだ。 ) ―――エミリー? ちょっ、うわ!! ( 唐突に混じる第三者の声に一瞬理解が遅れ、次の瞬間首根っこを掴まれて思い切り後ろに引っ張られていた。 思わず知り持ちを突く―――窓から離れろったってやりようもあるでしょうに。 今はそれどころじゃない? 腰を上げて暗い窓の外の姿を確認し、呆れる様な顔をした。 ) 引き籠りはどうしたんです? 今まで散々自宅警備員やっといて、今更社会復帰ですか? アポイントの無い面会はご遠慮頂いてるんですけれど―――。 ( と、話しながらつかつかと机の脇のコート掛けに無造作に吊るしてあったベルトを取り上げ、挿しっ放しのレイピアをしゃらっと音を立てて抜きベルトを捨てる。 銃なんか撃ってる暇はまぁ無いだろう。 窓? だれが開けるものか。 ) 割るんじゃあないですよ、弁償させますからね! [Fri 26 Jul 2013 22:07:04]
赤色の蝙蝠 > (そんな声が聞こえた気がするだろう。 幻聴と判断するも良し、あるいは本当に聞こえているかもしれないが、言葉の主は部屋の中には居ない。音源を探るなら、先ほど貴女が外を見ていた、窓の向こう という事になるだろうか。)(灯りに照らされ、僅かに人間の領域を取り戻した夜空に、小さな影達が舞っている。 蝙蝠。 この世界の夜空を我が物としていた動物だ――大聖堂が破壊された日の前までは。)貴女の力なら、ソレもできなくは無いでしょう? ・・・それにしても綺麗な夜ね、人の世の女王。 お話がしたくて来たのだけれど―― 此処、開けてくださる?(声は女性のもの。 大凡動物を訓練したものが発する筈のない、流暢な共通語だ。) [Fri 26 Jul 2013 21:56:33]
お知らせ > 赤色の蝙蝠さんが来ました。 『「欲しいならば、ほしいままに得れば良いじゃない」 と。』 [Fri 26 Jul 2013 21:46:31]
クリスティーナ > 勇者…勇者ヤマトヤヨイねぇ。 あれ、やっぱり全部終わったら帰っちゃうんですかね? 過去だかに。 あれ欲しいなぁ。 ( あれだけ有能なら是非とも抱き込んでしまいたい所だが―――そうはならない予感がした。 例え過去とかに帰らないにしても、アレは根底の部分で私とは全然違うし、そもそも個人の下に着くような人間ではないのだろう。 俗世から解脱してるような人間は扱い辛い―――そう言う対象として見なければ魅力的なのだが。 ) ( そんなに遠く無い内にあの連中とは今生の御別れになりそうだ。 このお祭りがひと段落ついたらきっとそうなるのだろう。 それとも過去が改変されたらこの世界はあの平和だったころの延長線上の別物にとって代わられるのだろうか? この経験や感情も全てキャンセルされて、記憶の片隅にも残らずに。 ) ( それはそれで勿体無いなぁ、とも思う。 そっちの方が断然いいに決まっているけれど。 ) [Fri 26 Jul 2013 21:40:51]
クリスティーナ > ( それにしても随分と灯りが増えたな、と思ったらどうやら新入りの中に動物の油脂で蝋燭を作る職人が居たらしい。 以前にも言ったが―――灯りを失う事で私達は文明を失ったのだ。 これは良い兆候だ。 ) 居住区と農地の拡大、新たな食糧確保の為の港や地方村への進出、敵対勢力の一掃―――その辺が終わったら今度は文化的な活動も広げますよ? いつまでも皆、不潔でみすぼらしい格好をしていたんじゃあ尊厳を取り戻すなんて実感できやしないでしょう。 ( 部屋の隅で行儀よく立っているエミリー―――神出鬼没、正体不明のボディーガードにそう告げる。 最近じゃあメイドだか執事だか話し相手だかも板について来た。 ) 人があんだけ増えれば消費も増えます。 いくら半年分の食料を確保したからって、保存食ですからねあれ。 畑で育てられるものを増やさなきゃあ。 そろそろ私もフルーツとかワインとか、恋しくなって来ましたし。 [Fri 26 Jul 2013 21:25:03]
クリスティーナ > ( 嘗てパレンティ・ディ・ロゼ・サングェ―――「薔薇の血族」と呼ばれたマフィアの本部である広大な敷地にひときわ大きく聳える屋敷の最上4階。 今ではほとんど残っていない、これすら一度割れてしまったらもう直す技術者も居ない硝子製の透明な窓から眼下に拡がる篝火を見渡す。 新たに受け入れた数十人の人々と、以前から農地を耕していた人々の姿が見える。 彼らにはこれから畑を耕し自警活動を行い、土木作業にも従事して貰う事になる。 以前から計画していたヴェイトス港区への進出にも取り掛かりたいし、その障害になる狼どもの掃討も一大行事になるだろう。 なに、此方は水と食料を十二分に得て皆活力を取り戻し、程良く士気も上がっている所だ。 勇者や元コロセウム勢、自警団側からの援護もある。 負ける要素は見当たらない―――怖いくらいに先行きは安泰だ。 同盟を組んで早々、コロセウムを落としに行った勇者にはまた驚かされたが、結果は上々―――急ぎ過ぎだとは思うが。 レイ・シェリダンとはまともに話してみても良かったのだが、その機会には恵まれなかったようだ。 なんせ目視確認できる距離に立ったら次の瞬間真っ二つにされかねなかったんだから。 ) [Fri 26 Jul 2013 21:16:23]
お知らせ > クリスティーナさんが来ました。 『-「血族」本拠地/クリスティーナ・バルトロッツィ私室-』 [Fri 26 Jul 2013 21:00:21]
お知らせ > マルギットさんが帰りました。 『人狼の今までにない量の遠吠えが木霊する』 [Tue 23 Jul 2013 22:24:00]
マルギット > ( ただ今の人狼の数だけで血族、夜会、コロセウム、新勢力の全部を叩けるわけがない。 それだけの数がいれば、とっくに行動に出ているところだ。 ) まずは血族共と自警団の腑抜け共だ! まずは奴らの肉で腹を満たす! ( どうせ、夜会もコロセウムも他の勢力だってあの物資が血族に渡るのは嫌だろうさ。 それに全員最初の段階での敵は少ない方がいい。 終わり際になれば、他は疲弊しているだろうさ。 ならば、疲弊しているところから食いつぶしていけばいい。 )( さて、夜会共が人間と手を組むとは思えねぇ。だが、コロセウムはありえる。奴らはあれでも人間だ。 さて、集まっている人狼共は戦いは力だと思っているが、考えなしに突っ込めば負ける。一直線に追いかけても狩りが成功しないようにな。 ) さぁ、でかい狩りだ! もう一度、規律の為に力を見せ付けるときだ! 遠吠えの聞こえるところに人間が安全な場所がない事を思い出させてやれ! [Tue 23 Jul 2013 22:22:31]
マルギット > ( 血族が調子付いただけだったら、そこまでの問題じゃなかった。 だが、あの人形と物資は駄目だ。もしもアレが血族の手に渡ったらどうなる? 夜会もコロセウムも叩き潰されるだろう。人狼だって例外じゃない。 ) あの妙な人形を引き連れてきた奴は今のところは私らの縄張りに首を突っ込んではこない。 だがな、もしあれと血族の連中が手を組んだらどうする? いや、あそこにある物資があればな、やる気のない自警団の腑抜け共だって食って掛かってくるようになる! ( まったく厄介なことだ。 人間共にあれが渡るのが一番まずい。当然、コロセウムだって夜会にだって渡すのは良くない。 だが、血族の連中にくれてやるのが一番不味いのだ。あそこのトップはただのリーダー気取りじゃない。 はっきり言って面倒な相手だ。 頭脳張るのに力が無いやつに力を与えたらどうなるか。誰にだって分かることだ。 ) 今まで喰われるだけの肉だった奴らが反抗してくるのを許していいのか? ( 集まった人狼共がある者は吼え、ある者は言葉で、ある者は無言の眼差しでそれを許さないことを訴えかけてくる。 ) よし、牙がぬけている奴は一人もいない。 [Tue 23 Jul 2013 22:12:52]
マルギット > ( こうして改めて群れのすべてを確認すると実感する。 かなり数が削られたということを。 集団が作り出す毛の絨毯の面積が減っている。 今ではこの中央区の縄張りを維持するのが限界だ。 ) お前らも知っての通り、血族の人間共が力をつけ始めている! 生意気にも、だ! ( ただ頭目の発する言葉に集まった人狼達は黙って耳を傾ける。 人の話を聞くときは大人しくしろ。この頭目はそういう変なところを気にするのだ。 )( 今までパワーバランスが取れていたヴェイトス市内が大きく変わろうとしている。今までただ怯えて暮らすだけだった人間共が武器を手に立ち上がった。 それにあわせるかのように襲撃者の男が自警団を叩こうとしている。 急激に成長している血族に対して、コロセウムの奴らも夜会の血吸い共も動き始めた。 ) ―――しかも、なんだ。よく分からん人間が変な人形と物資を引き連れて現れやがった。 ( 周囲に集まった人狼たちに聞こえない声で悪態をつくように呟いた。 ) [Tue 23 Jul 2013 21:59:58]
マルギット > ( 旧暗黒街中央区。 人狼達が拠点にしている屋敷の屋根に一匹の大きな人狼がいる。 そして、その屋敷の回りには屋敷を取り囲み空から見れば廃墟が作り出した路地に絨毯を敷いたように獣達がいる。 その人狼達は満月を眺める狼のように屋敷の屋根にいる一匹の人狼を見ている。 )( 屋根の上の人狼は、ここに集まっている大勢の人狼の頭目マルギット自身である。 ) 全員集まったな? ( その問いに答えるものはいない。何も回答がないというのは間違いがないという証拠だ。 そもそも、これに遅れるものなどいるわけがない。頭目の遠吠えの元に集まった群れの全てだ。 ) [Tue 23 Jul 2013 21:44:44]
お知らせ > マルギットさんが来ました。 『廃墟の屋根』 [Tue 23 Jul 2013 21:38:47]
お知らせ > ソフィア@NPCさんが退室されました。 『確定的なのは、新たな力でまた人を襲うだろ、っていうことだけ。』 [Tue 23 Jul 2013 00:56:30]
ソフィア@NPC > ――あは! あははは♪ そういえば制御してませんでしたね!! でもいいんじゃないですか!ドコだって旧人間なんて超えちゃってるんですからソレを証明しちゃうような人格でも!(兜の様な面のような――人間の骨から作られた防具の向こう、そいつの瞳と目が合えば――けたたましくも喜色に溢れ、そのように煽った。) どうせもう総入れ替えですからね! さぁ競争です♪ きょうそうっ♪  ―― んあぁはぁ♪ やっぱり比べ物になりませんよぉ!(最終戦争へと突き進む人類、それを悲観する者非難するもの。 色々の勢力の思惑が交差する中で、制御不能の狂人はいかなる効果を齎すのか。 混沌と破滅を加速させるだけか、あるいは。)  [Tue 23 Jul 2013 00:55:57]
ソフィア@NPC > (今までの肉性ゴーレムと異なり、鈍い白色をした硬質の素材に覆われた頭部。 其処に口を近づけると、流し込むような繊細さで息を吹きかける。 一瞬、単なるカタマリにすぎないそいつがふるると震えたような気がして。) くふ ふふふ ・・・・ご覧になってますか♪ 上から! こんどこそ! こんどこそ見事にやりとげましたーっ★(手にしていた殻を天に向けて掲げ、くるくると喜びの舞い。 かの調査の折に入手したものだが、この物体、詳細が一切不明だ。 ただ一つ――発見時期とレイジの罹患者発見時期がかなり近いという事を除いては。) ・・・んっ?(恐らくは傑作となったのだろう。踊り喜ぶソフィアの裏で、真っ白なゴーレムがぐいと腕を上げた。 細い首筋を、大きな掌が鷲掴みにする。)  [Tue 23 Jul 2013 00:39:40]
ソフィア@NPC > 道具と素材をたくさんくれたことには、感謝してますけど。  さて・・・安定した・・かな?(人の性悪を滲み出す世界に箱入りを投げ出し、その前に山のような死体と人類破滅の未来を突きつけた――左様の神の計らいと理解して、疲弊しきったココロは、ついにそれを天命と受け取る開花を見せたのだ。 弱くて愚かな人間を超える人間を造り、種と信仰の存続を図る。 ヴェイトス中からかき集めつつあるヘイトに比して、その思想は高潔と言っても良い。 ゴーレムたちの純白という色合いは、あるいはその無意識の表明かもしれないぞ。) こんどこそ、ですよ。 貴方は最初はきっといい線いっていたんです。万軍の主よ。(やや末端肥大のきらいはあるが、前の数体よりは遥かに人間よりのシルエット。直立する様は何かファンタジックなモチーフの彫刻のようだ。) [Tue 23 Jul 2013 00:29:52]
ソフィア@NPC > (生物は自身の同属の臭いには敏感だ。 どんな殺伐を生きたものとて、あまり好める臭いでは無いはずだが――彼女にとって自分を含めた人間は、最早遠い存在なのだろう。 狂っていると言われればその通りだが、この世界の歩みを体感しつつ観察してきたのだとしたら、無理もないはずだ。本人の言が正しければ、レイジに冒され凶暴性を増した男どもを、普段の無防備さのままに同僚としていたわけだし――そいつらの同類が世界をどうしたかも、その後ばっちり観察済みである。)「俺もう投げたからお前やってみ」、とか、無責任が過ぎますよね・・・ 腕はいいのに。(金色の殻のような奇妙な物体を、眺める癖がついたのはいつからか。 壊れかけの精神にとって、その行為は慰めとなるらしい。) [Tue 23 Jul 2013 00:19:51]
ソフィア@NPC > (もっとも、当事のソフィアが作っていたのは人のためのゴーレム。今のソフィアが作るのは人類廃絶を是とする新人類だ。 おやくだち度で雲泥の差があるだけでなく、作風さえも変わってしまっている。 ”人型を外れると大きく性能が落ちる傾向にある”・・・そんな自身の特徴を知ったうえで、視野の狭い効率ばかり追求した異形の化物を量産しては送り出す。事件発生から現在に到るまでの間に、180度人生観を変える何かがあった、という証明だ。) ・・・ふむ。釈然としないですねー。 どこか。(肉人形を作成・調整しつつ、頭脳労働の際の空腹を紛らわすのも素材たる肉だ。 ローブの前面は汚らしい染みに汚染され、しかし毎度のことながら、気にした風もない。) [Tue 23 Jul 2013 00:12:31]
ソフィア@NPC > (人類種の天敵、新人祖ソフィア。 その”工房”は一つところにはとどまらない。 ヴェイトスに殆ど存在しなくなったフレッシュゴーレムの作り手として、無限の人手と素材を占有する彼女は、その都度必要な場所に工房を立ち上げ、必要な素材は配下に回収させ運ばせているからだ。 今はギルド区の巨大な廃墟――その地下。 既に忘れ去られて久しい、あるギルドの地下実験室を間借りしている。)(街に最初の災厄が訪れた頃も、こうして実験室に居た筈だ。 もしかしたら、同じようにゴーレムを作っていたかもしれない。) [Tue 23 Jul 2013 00:03:44]
お知らせ > ソフィア@NPCさんが来ました。 『彼女の絶望、かれらのゆめ。』 [Mon 22 Jul 2013 23:59:52]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『一路病院へ』 [Sat 20 Jul 2013 03:33:12]
ジャスティス > (ああ、やっぱり同じ人間なんだ。けど、彼女が層だとしても、マルギット、人狼相手に事情を説明するのは難しいし、適当だとも思わない) ありがとう。ココにはもう近づかないわ。 (クリスティーナと一緒にいるときに、また来る、心の中でだけそう告げて) [Sat 20 Jul 2013 03:33:05]
お知らせ > ナィナさんが退室されました。 『おうっ、ありがとうなっ! せぶるらきす、せぶるらきす…よし、ナィナ覚えたぞっ!』 [Sat 20 Jul 2013 03:25:31]
お知らせ > マルギットさんが帰りました。 『くれてやるからさっさと行け。 それと「セブルラキス」だ。 ( 結局2度言った。 )』 [Sat 20 Jul 2013 03:24:24]
ナィナ > おうっ。ナィナ嘘言ってないぞっ (ナィナもこれ以上は説明しようがないんだぞ。だから、胸張って真実だと伝えるんだぞ) わかったぞ、気をつけておくぞっ。ナィナも必要なのが手に入ったからすぐ出ていくぞ。あ、これもらってってもいいか? (ナィナも人間人間とアピールしたいところだぞ。でも、狩り場を荒らしたと言われたら怒られるのも理解できるから素直にさっさと出て行くことを約束するぞ。あと一応1m程度の紐を手に聞いておくぞ。勝手に持ってくのも悪いぞ) そうなのか。おおおおっ、それは助かるぞ。 …ぜぶる? 変な名前だな? おう、悪かったぞ。ありがとうなっ、中のモノがナィナに必要のないのだったら、そっちにあげるぞっ、あと他のニンゲンにも気をつけるように言っておくぞっ(名前かどうかもわからないけれど、合言葉とかは助かるぞ。これ大事なところだと思って記憶頑張るぞ。よし、この何もない世界にしないようにナィナがんばるぞーっと気持ちを新たに装備そこらに放り投げた道具抱えて移動するぞっ) [Sat 20 Jul 2013 03:18:40]
マルギット > 「セブルラキス」だ。 分かったのなら、とっとと縄張りから出て行くんだな。 次ぎあったらお前達を八つ裂きにしないといけないんでな。 ( 鋭い爪を生やした毛に覆われた腕を見せる。 そして、顎でとっとと行けと促そう。 ) [Sat 20 Jul 2013 03:05:19]
マルギット > 昔? 何をいっているのかイマイチ分からないが、まぁいい。 ( 昔から来る? おいおい、まさか過去から来たとかそういうメルヘンなことを言っているのか? いや、しかしこいつらの匂いは確かにどこかで嗅いだことあるような懐かしい感じもする。 いや、こんな事を考えても現在の私には何も関係ないことだ。 ) 私はいらねぇよ。 ただ縄張りを歩いているうちは気をつけるんだな。若い連中は見境がない。 ( さすがに手を出すな。なんていう命令は出せない。片方は分からないが、もう片方は確実に人間だ。ならば本来見逃すことなどないのだ。 ) お前らが探しているものが何かはわからんがな、中央病院の地下にやけに厳重に守られている扉があるらしい。 ( らしい。 実際にこの目で見たことはない。昔に締め上げた奴から聞いた話だ。 そいつが居ればもう少し詳しい建物の中のこととか分かったかもしれないが、残念ながらもう手の届かないところに居る。 大分昔の私の腹の中だ。 ) 厳重って言ってもな、ただ単に合言葉とやらが必要なだけだ。 そいつをお前達に教えてやる。2度言うのは手間だからよく聞けよ? ( あそこまでいくのは骨だ。 開ける術があっても、そこまで到達するのに多くの犠牲を払っていては意味がない。 ) [Sat 20 Jul 2013 03:03:48]
ナィナ > おおおっ、聞いたことあるぞ。そうかっ、ナィナはナィナだぞっ。 ナィナたちは昔からきたらしいぞ、他にも数人いるぞ、自警団の掲示板に書いてあったぞ。レイジとかいうのでこうなったからそれの解決方法を知るために病院行こうとしたぞ。みんなそこに手がかりがあるようなこと言ってたぞ。昔のナィナに伝えたらレイジならなくなるかも知れないぞ。そう思ってるんだぞ。他には今は思い出せないぞっ(一通り説明するぞ。わかってもらえたか?とか様子を見るぞ)いらないのか? いいのか? 遠慮することないぞ? おう、知ってることがあったら教えてもらえると助かるぞ。 ナィナもまだあそこには行ったことないからさっぱりだぞ。 [Sat 20 Jul 2013 02:52:36]
ジャスティス > 私はジャスティス・ブラウニー、見ての通り、シスターよ。 (病院?へぇ、こっちも病院か。何かあるのか。過去から北者たちの間では孤立している修道女、二人の言葉い感心したように頷いて) ……へぇ、じゃあ、聞かせてもらおうかしらね。 (腕を組んで興味深そうにして) [Sat 20 Jul 2013 02:48:22]
マルギット > おいおい、尼さんよ。あまり嘗めた口を利くなよ? 丁度そっちの蜥蜴も聞きたがっているから、ちゃんと名乗らせてもらおうか。 ここら一帯を縄張りにしている人狼の頭目のマルギットだ。 分かったか?お嬢ちゃん? ( 頭目になってから特に強くなったのが見下されることへの拒絶だ。 誰も私を見下すことは許さない。私個人じゃない、頭目の血が言っているのだ。 ) こうなった原因? 今更そんなものを見つけて何になる。っと、その前にな。それ以上近づくな。 あとな、生憎ただでくれてやるような情報は・・・ ( いや、待てよ。 そうあっちの蜥蜴の奴もいっていた。面倒な化物が出ていて目的の場所まで近づけないでいたわけだ。 戦力が充分だったときですらそれで、今ではそっちに戦力を避けなくなったから撤退せざる得ない状態になっている。 それもこれも、面倒な化物共のせいだ。 なら、どうだ。化物と目の前のこいつ等。どっちが潰しやすい。 答えは簡単だな? ) 肉はいらねぇよ。 そうだな、一つ良い事を教えてやる。中央病院のことだ。 ( うまい具合にたきつけて、こいつ等があの地下にある物を表に運び出したところを襲うほうが断然被害が少なそうだ。 ) [Sat 20 Jul 2013 02:45:03]
ナィナ > ひめの→ひめいの [Sat 20 Jul 2013 02:44:01]
ナィナ > 名前。ナィナの言ってることわからないか? 名前言われたら名前言うもんだぞ? マチではそうすると聞いたぞ? そういって近づいてもわかるぞっ!(がうっ!と攻撃の間合いに入る前に吼えるぞ。怪しいぞ、これ。もう必要なものは手に入ったから逃げるのも手だぞ) おうっ、ニクでいいか? ナィナ、ニクなら少しあるぞっ! ナィナそれ以外ほとんどないからな、全部渡してもいいぞっ(※対価 紐に干し大根の要領でくくりつけたニクを掲げて)それ以外は色々やる事があるからだめだぞ。なんか病院ですごいヤバイのがいるらしいぞ。「ひめのばけものでにげたほうがいい。しぬ」よーな奴らしいぞ。だから、バケモノの退治できそうなのでナィナにわかるのを用意しようと思ったんだぞっ(ほら、これっ!と木の葉型に木を削ったものを提示するぞ。と言うかどういうばけものなのか口頭で聞いたけど情報が主にあれだから詳しくはさっぱりだぞ) [Sat 20 Jul 2013 02:32:15]
ジャスティス > おねえさんはね、世界がこうなっちゃった原因を探してるからね、お話がしたかっただけなの。ね?お姉さんあんたのものとったりしないから……落ち着いて (子供に言い聞かせるようにやさしい声色でゆっくりと、語りかけながらゆっくりと近づき、マルギットには警戒を強めて視線を送る) 縄張りに入ったことへの対価はまぁ、応相談、ということで……レイジ、黄金の畑……かな。そもそも世界がこうなった事の発端。なんでもいいから、情報をもらえるなら、しょば代に上乗せするわよ。 (おびえるふりでもしたほうがよかったかな、と思いながら冷静に変身していく姿を眺める) [Sat 20 Jul 2013 02:27:21]
マルギット > 病院、だと? ( 中央病院だと? なんでこんな連中まであそこを狙っているんだ?どこから来たかしらないが、急にぽっと出たような連中にあそこにあるもんをくれてやるわけには行かない。 ) ――話の終着点はあまり良い方向にいかない気もするが、言いたいことがあるなら言ってみな。 ( この格好じゃ、人狼といっても分からない人間は多いだろう。そういう種族だ。 あのシスターはぶら下げているものがぶら下げているもののせいか、慣れている様にも見える。 それとも身近に似たような奴がいるか。 ) 知っていようが無かろうが、こっちの縄張りに入ったこと自体はそれ相応の対価を払ってもらいたいところなんだがな。 ( 最近荒らされっ放しでな、あまり嘗められるわけにもいかないのだ。 口で言うよりも見せたほうが早いか。 両の手が人のそれから毛の生えた人狼のそれに変化していくのがまさに目の前でやってやろうじゃないか。掌だけなんて器用な真似はさすがに出来ないから、この袖の下、肘辺りまで人狼の状態に近くなっている。 ) [Sat 20 Jul 2013 02:21:28]
ナィナ > ナィナはそんな事知らないぞっ。ナィナは病院に行くのに、材料探しにここまできただけだぞっ!(ぜんぜん知らないぞ。どこからどこまでがナワバリだかさっぱりだぞ。でも商業地区は色々探し回ったけど特に何もなかったからこっちにきただけに過ぎないんだぞ。あと、そこのシスター。後からきたのは人の格好だぞ。イヌに見えるのはおかしいぞ)ナィナは名前も目的も言ったぞ、そっちはなんなんだか言う番だぞ。邪魔しなければ、ナィナは攻撃しないぞっ!(ナィナにわかるように説明すればいちいち襲い掛かることはないんだぞ) [Sat 20 Jul 2013 02:11:50]
ジャスティス > こ、こら……って、あぁ、人狼、ね。 (ちょっと警戒したように、トカゲさんとわんこさんを交互に見比べる。獣二匹とか、身の危険を感じて仕方がない) こ、こぉのバカトカゲめ……ちょっと人狼のあなた!!私は話がしたいだけで……とりあえずあなただけでも落ち着いてくれない? (空手のまま、マルギットに呼びかけて) [Sat 20 Jul 2013 02:06:38]
マルギット > ( なんだ、この二人は! 遠目で見たときは真っ当そうに見えたが、近づいてみれば一人はよく分からない竜人ってやつか? それともう一人はシスターの格好をした略奪者か? ) 面白い組み合わせだ。 だが、邪魔というならこっちの台詞だ。私の・・・人狼の縄張りで何をしている? ( 片方は人蜥蜴か。人間じゃないのならば見込みありだ。 それともう一人はアウトだな。シスター服が身に着けているようなものじゃないもんをぶら下げているじゃないか。 蜥蜴の方は喋っているがまともな会話になるのか? それとシスターもどきの方も対話できる奴なのか? おいおい、獣が2匹とか最初から牙と爪を使ったほうが早かったんじゃないか? ぱっと見た判断は自分のことを棚にあげた内容だった。 ) [Sat 20 Jul 2013 02:01:15]
ナィナ > るうぅぅぅぅううううっ、るぅ、あああっ、らうるうぅぅぅっ!(さらに増えた相手。2対1とか卑怯だぞと思うけど、ナィナだって負けてられないんだぞ。身体に吊るしてある邪魔になる道具類を置いて、ダンダンダンっと地面を踏みしめれば、その姿を竜人へと変化させるぞ。残念ながらこの野生児は知性的ではなかったようで。あと食い物は自前のニクがあるぞ、そんなのでは釣られないぞっ)誰だっ! ナィナはナィナだぞ、ナィナの邪魔したら怒るぞっ(近づくなって警告するように吼え声を上げて警戒するぞ。誰だと聞いてるんだから応えるといいんだぞ) [Sat 20 Jul 2013 01:54:04]
ジャスティス > はて……とりゃしないとりゃしない。ほらほら、グリーンピース分けたげるから、落ち着きなさい。ほらほらー、食糧よ〜。 (何だろうこの子。とってもワイルド。こちらの世界の人か?などと判断に迷いながら、そーっと近づいていくが、マルギットが現れれば、またにこやかに笑顔を浮かべる青い髪、シスター服、腰と胸に刃物を持っている。まともに考えればシスターだが、やけに装備が馴染んでいて。しかも全部銀だ) [Sat 20 Jul 2013 01:50:52]
マルギット > ( 丁度別の曲がり角に差し掛かったところで、話し声が聞こえてきた。 こんな明るい声なかなか聞けるものじゃない。 ) ―――二人、か。 ( 物陰から覗き込むようにして、合流した二人の姿を確認する。 どうするか、二人だけなら纏めてやれると踏んでいる。 あれが噂の連中なら、ここでとっ捕まえて何かしらの情報を搾り出すべきだ。 人狼団の連中は情報の収集には向いていない。夜会や人間共の血族の連中はその手のことは得意なのだろうが、我々は元々そういった姑息な手段を使わない。 叩いて潰す。力による上下関係。これが重要なのだ。 ) ――おい、そこの二人。 ( 私はな知性的なのだ。急に爪を生やして襲い掛かるほど野蛮ではない。 今の若い人狼共に出来ないことをやるのも私の役目と言うわけだ。 その一つが会話といやつさ。当然、相手が人間なら最後に行きつく先は変わらないが、今は戦力が減っているところだ。こっちに影響がなければ放っておくのも手だ。 ) [Sat 20 Jul 2013 01:47:16]
ナィナ > (この世界にきて、普通にサバイバル生活して人と出会ったのもごく最近、カラスや野犬などを狩ってその血をすすり、肉は燻製にして腰にぶら下げ、底が抜けてないだけの鍋だの必要なものを括り付け、愛用のマントは寝具代わりにそこらの廃屋で夜露をしのいで生活してきたわけで…生活だけならこの世界の人間と大差ない。ただ行動が前向きであるかどうかの違いである)……これで、いけるはずだぞっ(廃墟だのを家捜ししてたまたま保存状態が比較的いいモノを見つけ、頭上に掲げた図(ちゃらららーん)ともあれ、これで作れると思ったら、なんか後ろで動く気配があるんだぞ)だれだっ!? これは、やらないぞ。ナィナに必要なものだからなっ!(後ろから声を掛けられれば即振り返って警戒するぞ。なんだ、奪い返しにきたのか? もうこれはナィナのだぞ、ナィナが必要としてるものだから、やらないぞ、がるーっという態度である) [Sat 20 Jul 2013 01:34:18]
ジャスティス > あー、なんとなくわかるようになったわ。 (この、どこかのんきな、もしくは希望を失っていない、明るい声は……私と同じ漂流者なのだろう。クリスティーナお嬢が、一発で私の嘘を見抜いたというのもうなづけるというものだ……やがて、曲がり角を曲がれば、ナィナの背後に現れるだろう。もっとも背後といってもまだ距離はあり、不意打ちなどしかけられるほどの距離でもなく、また敵意がないことを知らせるため、自分から声をかけた) もしもし?ちょっといいかしら。 (マルギットの接近にはまだ気づいていない) [Sat 20 Jul 2013 01:30:33]
マルギット > ( 風に乗って奇妙な臭いが鼻に届く。 前に嗅いだやつとは違うが、この真新しいのか懐かしいのかよく分からない臭いだ。 ) ―――こっちか? ( 流れてくる匂いを頼りに足を進めて行く。丸腰で歩くには適さない場所だが、なに武器はすでに持っている。私にとってはこの両手足が武器であるのだから。 )( 匂いのする方へと向かっていく。二つの匂いが一箇所に集まろうとしているように感じ取れるが、前回のように大勢の人間が回りにいるわけではないはずだ。 ならば、万が一でも殺し合いに発展しても前回のような遅れは取るまい。 匂いから強さは分からない。 故にそう判断したのだ。 さて、そろそろ遭遇する辺りか。ここは廃墟とはいえ建物が多い。突然の遭遇も充分にありえる。 ) [Sat 20 Jul 2013 01:24:18]
ナィナ > (と言うわけで、病院に行こうとしたけれど、相手は実態のないお化けらしいのでその対策として、あと他の人間に自分の存在を知らせる意味でも「うなり木」を作成しようと材料を集める事にしたのである。うなり木、主にナィナたちの部族とかではチュリンガと呼ばれるモノであるが、その音は「祖霊の声で、悪霊を追い払う強力な呪力を持っている」と考えられており「精霊と交信するために成人儀礼や雨乞いなどで鳴らされる」というモノで、本来ならこれを扱えるのは成人男子に厳しく限られている。女、子どもにとっては、鳴っているそばへ近づくことも見ることもかたく禁じられたモノである)……紐を手に入れるのにこんなに苦労するとは思わなかったぞ(乾燥してからっからの紐はほぐして火種にするにはいいけれど、その木をくくりつけて振り回すとすぐ切れてしまうので紐以外にも革だのなんだのと使えそうなのを探してようやくたどりついた野生児である) [Sat 20 Jul 2013 01:16:18]
ジャスティス > (件の匂い……そのよくわからない臭いが、かすかにマルギットの鼻に届くだろう。青い髪の修道女は、何やら聞こえてくる、元気のいい女性の声に反応して、ナィナのもとへと向かっていく) [Sat 20 Jul 2013 01:11:44]
お知らせ > ナィナさんが来ました。 『おおおおっ、これ使えそうだぞっ!(その良くわからん匂いの筆頭?)』 [Sat 20 Jul 2013 01:09:00]
ジャスティス > () [Sat 20 Jul 2013 01:08:59]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sat 20 Jul 2013 01:08:38]
マルギット > ( その辺りの情報はこっちには入ってきていないが、血族の奴らを張っている若い連中から、奇妙な奴らが出入りしているという話は聞いた。この間もよく分からない臭いの奴が二人混ざっていた。 今こそ、こうして動き回れているが、服の下は今も包帯が巻かれている。動ける範囲で治りつつあるが完治には遠い。 銃弾と毒矢を受けてこの程度で済んでいるならば上等なのだろうが。 ) 後回しにするつもりだが、どうする。 ( コツリと壊れた石畳の道を歩きながら、考え込む。このご時世に散歩なんてことをする人間は少ない。だが、私はする。 できるからだ。それに今は人狼団の数も減ってしまった。私も動かなければ、カバーしきれない。 )( そこで問題になるのが良く分からん匂いの連中だ。 ) [Sat 20 Jul 2013 00:59:24]
マルギット > ( 壊れた石畳の上を歩くと変わらず壊れていなかったときのように音がなる。 そう今は靴を履いている。人の姿だ。私は元々こっちの格好の方が好きではある。 ただ、他の連中に指示を出すときは狼の方が色々と都合がいいのだ。 ) 色々と面倒なことになっているな。 ( 狼の格好っていうのは目立つものだ。逆にこうして普通の人の格好をしていると案外自由に動けるものだ。適度に襲撃者達と遭遇することはあるが、別に私の場合は問題はない。 他の連中となると人の格好のまま一瞬の隙を突かれて殺されることもある。 だから、皆人狼達は人の格好で外を出歩かない。 )( さて、面倒なことは山済みなのだ。血族の連中も以前より勢いを増してきている。コロセウムの襲撃者達は多少一方的にやられる状況から巻き返しはしたが、結局以前よりも縄張り範囲は狭くなった。 そして何よりも、病院から呼び戻した連中や周囲の偵察をやらせている連中から聞くよく分からない連中の話だ。 この世界に不釣合いなほど小奇麗で活力に満ちている連中だ。 前に嗅いだ奇妙な匂いもその連中のことというわけか。 ) [Sat 20 Jul 2013 00:47:06]
お知らせ > マルギットさんが来ました。 『コツ』 [Sat 20 Jul 2013 00:29:18]
お知らせ > ユナフェウ@旧商業地区さんが帰りました。 『生還できただけでも十分な報酬だ。』 [Fri 19 Jul 2013 03:57:00]
ユナフェウ@旧商業地区 > (偶然手に入れた情報はこの男にとってはまだその価値は分からないが、もしかすると後々で銃様な何かへと変わるのかもしれない。まぁ、自警団辺りに戻ったら思い出してその情報を確認するだろう。)(放り投げた鉈の着弾を確認するまもなく飛んでくるクラゲへと強烈な一撃を入れる!火を纏う相手への攻撃と言う事で少なからずの火傷と熱に表情が歪むが、それで攻撃を緩くするほどやわではない。地面に突き刺したクラゲもどきが動けない事を確認してから顔を上げれば)何とか行ってくれたか。(少し前に聞こえていた捨て台詞と地面に残る液体の痕跡を見て安堵の息を漏らす。ただ、その液体が血ではない何かだと言う事を考えると、ソフィアに致命傷を負わせたとは思えず。帽子の様な何かがソフィアの盾になったか、それともソフィア自身が既に人間を止めたかだが…まぁ、どちらにせよ彼女を撤退させるのに成功させたのならば目論見通りに進んでくれたと思うべきか。流石にあそこで殺傷まで望むのは虫の良すぎる話だし、鉈を紛失した事も戦いの内容を思えば仕方のない出費だ。)っつぅ。(そして戦いの緊張が解けて火傷の痛みが腕に走れば)薬は…ないから適当に処理だけ…っとその前に(床に燃え移つりそうな火を消してから簡単な応急処置をしてその場を後にしよう。) [Fri 19 Jul 2013 03:56:39]
お知らせ > ソフィア@NPCさんが帰りました。 『(奇襲であることも加味して★3進呈。 目的の食の代わりには、やや安いかもだが。)』 [Fri 19 Jul 2013 03:40:24]
ソフィア@NPC > (つまるところ幸運か不幸か、で言うなら貴方は限りなく幸運なのだ。 普遍的な不幸など、この世界では基本的な様態でしかないのだから。)つまれないですね、淘汰の理由が次々消えていきます・・・。(この時代に生き、かつ過去の記憶を鮮明に持っている人間に聞けば、ある程度の裏が取れるかもしれないが。 戦いの最中、一瞬の会話では全ての情報は伝わらないし理解もできない。) 前任の神様もそんな感じでしたから――ひっ?!(高みの見物を決め込んでいただけに、ナイフは奇襲になった。闇雲に腕を盾にするだけの防御は成立するが、其れは腕への被弾を意味する。 途端に噴出したのは着衣型隠密ゴーレムのドロドロした体液だ。 血じゃ、ない。) びっくりしましたね・・・!  もうっ。(後で結果だけ聞きますよ、と残して、入り口の外へ撤収するか。 着衣型ゴーレムをさらに一体殺された状態では、殴り合いに応じ得る拳も無い。)(一方のクラゲゴーレムだが、此方が失敗作とされた要因は一番巨大な頭部が弱点であることだ。 焼かれた程度ではたいしたこと無いが、山刀が深々と食い込めば流石に致命。しばらくびっくんびっくんと触手を波打たせていたが―― 最終的には串焼きの如き姿勢で山刀に突き刺さったまま、絶命を迎えることとなる。 ちらほら燃えていたので少々の火傷くらいはありえるが、それとて数日腫れる程度。 大したことあるまい。)  [Fri 19 Jul 2013 03:35:07]
ユナフェウ@旧商業地区 > (相手が自身を見くびり全ての戦力を仕向けられなかったのは戦いを神聖なものとする者達には名誉なのかもしれないが、生き残る事を最優先とすべき現状においてはまさに幸運と言うべきだろう。)あぁ、残念ながらその時はこっちには暫くいなくてな。(素直に答えてくれたソフィアに対して此方も全ては語らないが嘘は言わずにそう返す。自分の記憶の範囲には荒涼の大地の方でそんな事があったという情報は無いはず。もしソフィアの言う事が事実だとすれば何かしら未来の状況に関わる事なのか?何て考えたが意識は直ぐにソフィアとの戦いに向けられる。)これが人間だって?やっぱりどんな神様でもみんな残酷なもんだな!(貴女を創造主とした上でその行為への感情を素直に口にした。)(そして飛びかかるクラゲもどきに松明が突き出されるが、どうやら火はあまり有効ではないらしく引く気配は無い。むしろ直後の攻撃を受けた方がマシな反応を見せてくれるるくらいだ。)人間ならこれで死にやがれっての!(正直、引火しそうで怖いが、背に腹は変えられまいと思えば松明を足元近くに放り投げると同時、即座にもう1本の鉈を抜いてソフィアの顔目掛けて下投げのスローイングナイフの要領で投げる!そして勢いはそのままに八の字描くように体を捻れば飛んでくるクラゲもどき目掛けて脳天(?)を突き刺す様な一撃を振り下ろそうか。ゴーレムが術師を倒すと動かなくなるという保証は無いが、それでも手傷を負わせ撤退させればこれ以上の増援は来ないだろうという判断だ。そもそも2刀流を上手くこなせる程に器用ではないと言うのもあるが。) [Fri 19 Jul 2013 03:21:48]
ソフィア@NPC > (警戒色が全くないのは、ようはこの壊れた世界で警戒される側に居るってことだ。 正気であった頃に培ったフレッシュゴーレムの技術は、狂気にあって完全に開花している。 その肢体を包む分厚い衣も、あるいは、と言った所だろうが――けし掛けないのは最初に襲わせた生物に適正な淘汰を促す為。貴方を侮っているから、とも言えるだろうか。) 調査は調査ですよー。 西のほうの空が光って変だというので荒涼の大地へ ――あら、ご存じないのですか? 忘れちゃいました?(けっこう堂々とやったんですけどね、なんて律儀に回答する姿は作らなくても隙だらけだけれど、ゴーレムに襲わせて遠くから観戦、あるいは放置というスタイルだ。 付くには肉の従者を打倒するか、それとも飛び道具か。)悪趣味とはかわいそうに、それでも”ニンゲン”なんですよ? 忘れっぽいダメダメのうみその貴方の代わりに世界に配置しておきますので!(過去から来たものに対しては誤審以外のなんでもないが、流石にそうした事情は気がつくまい。 入り口に背を預けて見守る中、飛び掛った布クラゲは、ユナフェウが掲げる牽制の火に突っ込んだ。)(然し痛覚の無いゴーレムに対しては、火よりも質量武器である鉈の一撃が効果的のようだ。 布に燃え移って肉の焼ける臭いを周囲に放つソイツは、首を締め上げる前に鉈の横振りで隣の壁に打ち付けられる――然し致命傷には到らず、寧ろ意気軒高。燃え盛る傘を貴方に向けて、屈むように触手を縮め、飛び掛るためのタメを作る。 その動作、獲物を襲う前の毒蛇みたいだ。) [Fri 19 Jul 2013 02:58:58]
ユナフェウ@旧商業地区 > (全く緊迫した気配を見せないソフィアを前にして殺気立ちすらしている男の頭の中は目まぐるしく回る。とりあえず帽子から出ているそれが何なのかはよく分からないがこの手の物が1本だけしかないというのは考えづらいか?また三日月斧による一撃を当てさえすれば自身よりも小柄で細身な女性に致命傷を与える事は容易であろうが、帽子のこれと同じようなものが何本もあれば当てる事は難しいだろう。また外の野党達であればソフィアのボディーラインに打ち負かした後の展開を想像し興奮できたのだろうが、どうやらこの男はそこまではこの世界に適応していないらしい。単に女運の無さもあるが。)例のの調査?(自分の言葉に反論するように出た言葉が何となく気になったので返事が返ってくるかは分からないが尋ね返してみて。まぁ、会話の中に隙が生まれればという考えもあるのだがその期待は薄そうか。)(そして綱引きの様に巻きついた布を引いていた矢先)…。(聞こえたのは明らかに帽子らしからぬ落下音。帽子から得体の知れないものが出ている段階で嫌な予感はしてたが、まさかこれもゴーレムの類なのだろうか?何て思っていれば)カバリストってのはこんな悪趣味なもんまで作るのかい。とりあえず願いは断る!(可変する帽子、もといクラゲ的な何かが斧の柄を伝い登ってくる!ただ、そんな光景に驚くも直ぐに反撃の姿勢に移れば)失敗作は自分で処理しやがれ!(手にしていた三日月斧を床に落とすと同時、登ってくる帽子もどきに火の付いた松明を向けて牽制しつつ斧を落としたばかりの手で腰の鉈を逆手で抜きながらクラゲどきの攻撃を身を翻し避けようと。) [Fri 19 Jul 2013 02:41:18]
ソフィア@NPC > なっ―― こ、心を読まれてしまいました! 旧世代のニンゲン、侮りがたしですねー・・・(ショック! 中から出てきた人物=強奪者と断定した上で、さらに其処から強奪しようとしていた動機が消失してしまった! むむー。 とか唸ってるけどこれでもボディラインは20代半ば。この世界で豊満でいられると言う部分が、さらに妖しいかもしれないな。)遠くに離れろ、なんてつれないですねぇ。 一時期は引く手数多だったんですよ? 例のの調査の後とかそりゃもう大変で―― (布帯、ただの布にしてはパワフルだ。ぐっ と手応えを感じるくらいはパワフルだが所詮頭に載っている帽子にくっついたものなので、強く引っ張れば帽子は落ちてしまうだろう。引っ張らなくても30cm距離から退去するので地面に落ちる。ぱさりと――ではなく、どちゃりと粘性の篭った、肉の落ちるような音で。)  ・・・では離れたのでお願いしちゃいますねー。 甘いものの手持ちが無いようなので、此処で淘汰されていただけますか。(大き目の帽子の中身は、白色の肉だったのだ。 地面に落ちると帽子という姿から開放されたかのように、帯のような薄い触手を中から何本も生やし―― 傘が布、触手が肉で出来た大クラゲ のような姿を形成する。) ウエアラブル新人類、といった所で。 失敗作なんですけどね♪(絡みついた斧の柄から腕へと這い登るように、そいつは君に襲い掛かるぞ! 狙うは首筋だ! 一方のソフィアは巻き添えを避けるつもりか、一足先に外へと退去しようとするが。) [Fri 19 Jul 2013 02:19:53]
ユナフェウ@旧商業地区 > (目の前の特異な女性。今のところ明確な敵意らしいものは見えないが、だからこそその様子と相俟って妙な気持ち悪さを感じさせる貴女を見つつ)あの野郎、次会ったら今度こそ叩き斬ってやる。(チラリと浮かんだのはこの場所を教えた夢魔の事。まぁ、相手の様子を見た限りだとこの場所を教えた夢魔が用意した罠とは思えないし状況的に不可抗力なのだろうが、きっと今のユナフェウの頭の中には「イディリア殺すべし、慈悲は無い」とかそんな言葉が頭を過ぎっているかもしれない。まぁ、この環境を強かに生きる夢魔の事なのでこの時代で再会できるかは怪しいものだが。)(そしてソフィアからの名乗りに)確かカバリストって奴だったか?残念ながら此処にはあんたが食いたい甘そうな物は無かったぞ?(視線は逸らさずに作業場の方を顎でしゃくってみせて情報だけは提供しようか。そして続くソフィアの言葉に)あー、俺にとってはあまり幸運ではなさそうだがな。で、お願いってのならとりあえずこのよく分からん物を外して俺と30mくらい距離を置いてくれたら聞くだけは聞くぞ。(冗談めかした言葉ではあるがその目は本気だ。攻撃手段も特異なソフィアの手の内が単純に読めないと言うのもあるが、この手の手合いと言うのは行動そのものにも躊躇がないのでそもそも行動を予測しづらいのだ。可能ならば出口の方に寄りたいのだが柄に撒きつく布はそれなりの力があるか?) [Fri 19 Jul 2013 02:02:17]
ソフィア@NPC > (帽子・・・に見えたのが着衣型の魔法生物で、それを操っている――というよりそれが動くものに勝手に反応したわけだ。危険物を巻き取るのがその使命。  本人はまだ立ち竦んでいる状態であったが、 斧の柄に撒きついた布帯と自分の立ち居地をみて、すぐに我に返る。) おっとっと。 あんまり引っ張らないでくださいねー? はじめまして! 初対面のニンゲンさん!  ゴーレムとか人間とか作る人の ソフィア と申します。(セラ、そしてカバリストはほぼ滅び、ラエもまた途絶えた今となっては、特異な人物であり自己紹介となるだろう。) ちょっとした甘味を求めて立ち寄ったわけですが、これはどうやらラッキーだったかもしれませんね♪(粗末な杖を持っている以外ほぼ丸腰に見えるが、警戒し武装した貴方を見て楽しげにそう語る。胸の前で手をぽんと叩いて、思いつきました!って感じで――) 丁度あなたにお願いがあるんですが、良いでしょうか? 良いみたいですね♪(とっても勝手に話を進めるぞ。) [Fri 19 Jul 2013 01:47:08]
ユナフェウ@旧商業地区 > (もしかするとあるかもしれないと思って取りに来た物資が見事に無かったどころか、その場所で誰かと遭遇する自分の運の無さに頭を抱えたくなるが)えっ?(不意に聞こえたのは女性の驚く声。襲撃者だと思っていた事もあってかその予想外の声に思わず急ブレーキを掛ける様に足を止めてそちらに振り向き掛けた…がっ)おうっ!(視点の中心を貴女に向けようとする視界の端に映ったのは何だかよく分からない物体。急停止した事から足がそこに真っ直ぐ突っ込む事は無かったが、代わりに勢いの付いた三日月斧の柄の石突の辺りがその謎の布状物体に突撃するだろう。そしてその布状物体が貴女の頭の辺りから出ている事に気づけば)あんた、何者だ?(得体の知れない相手に警戒心をむき出しにして尋ねよう。) [Fri 19 Jul 2013 01:35:30]
ソフィア@NPC > (本当に持ち出されていたのか、あるいは全く突拍子も無い隠し方のお陰で見つからなかったのかは知らないが残念であったか。然し此方にはそれが判らないし、中に誰か居る、という事に気がつくのさえ、貴方が飛び出してくるタイミングを待たなければならない。 一人にして勢力、危険生物群の首魁ソフィアは、肉体的にはあまりたいしたことがない。) きゃ・・・っ!? (そして悲鳴。 貴方が飛び出してきたのが完全な不意打ちになったのか、肩を竦めてうずくまるような仕草。 走り抜けるスペースは十分にあり、それを妨害する意図も無かったが――)えっと、その―― (本人が動かずとも、その頭に載せられた帽子から伸びる布の帯のようなものが、勝手に反応したかのようにしゅるりと伸びる。 貴方の移動を妨害しようと、その足に絡みつきにゆくぞ!) [Fri 19 Jul 2013 01:24:21]
ユナフェウ@旧商業地区 > 判定忘れてたので判定orz [Fri 19 Jul 2013 01:13:54][15]
ユナフェウ@旧商業地区 > ん?ん?(一見すると特に何の変哲もない入り口付近と同じように荒らされ散らかされた作業場。ただ、そんな部屋の隅の一箇所に不自然に足音が変わる場所があるのに気づけば)ここか?(普通の床と音の変わる床とを交互に踏みしめて音が違う事を確認して。見たところ引き上げる為の取っ掛かりらしきものは無さそうに思えたが)穴、これなら上げられるか?(手近に置かれていた金属性の細い棒。恐らくは引き上げるための鉤の様な物を斧を置き代わりに手に持てば静かに引き上げる。)どうやら当りの様だが中は…。(蓋をどかした下にあるのは小さな空間。そこを覗き込めば中には…)(「判定」01〜40:既に持ち出されていたのか何も無かった、41〜90:菓子材料と思しき物が入った缶が幾つか残っていた、91〜00:缶に菓子材料は不思議な粉末に進化していた!)(そんなシュレディンガーの猫的な物資を確認していた最中)…!(まさか自分の後に誰かが来るとは思って居なかった事から不意に聞こえた近い声に思わず歯噛みして。声の質からして恐らくイディリアでは無さそうだが…声の調子からして味方という感じもなさそうである。)(斧を持ち直し男は考える。もし味方であれば問題無さそうだが、敵であれば直ぐにでも離脱した方が良さそうだが)違ったら後で謝るか。(大きく息を吐けば作業場の出口ギリギリまで静かに近づき…外へと駆け出そう!貴女が此方の挙動を察知出来ず進路を阻止しないのであれば、片手には松明、片手には三日月斧、あるのなら小脇に物資を持った人間がその目の前を走る事になるか?) [Fri 19 Jul 2013 01:13:40]
灰色の娘 > (床を踏み締める音が聞こえたのは、貴方が奥へと進んだ後のこと。 この世界では珍しいことだろうが、後から追加の来店者があったわけだ。 貴方に気がついていないのか、或いは怖れていないのか。 足音のタイミングも気まぐれに、そいつは店内を見回っている様子。今は最早空になっているであろう商品棚のあたりであり―― いずれ貴方のいる作業場にも近付くかもしれないが、それまでには暫し時間がある。)肉味も食傷なんですよね。 あまいものが何処にも残っていないなんて。(呟きは何処か暢気に、世界がズレてるかのような平和さで。) [Fri 19 Jul 2013 00:59:34]
お知らせ > 灰色の娘さんが入室されました。 『ぎしり、と。』 [Fri 19 Jul 2013 00:53:00]
ユナフェウ@旧商業地区 > (特にこれと言った気配が無いかと室内をぐるりと一瞥すれば、同時に床に違和感か何かがありそうな場所を探す。)床下って事は収納の類だとは思うが…。(イディリアが残した情報から推察するのは目的の物資がある場所。その食料がどういう流れでそこに隠される事になったとしても、恐らくはこの店が普通に店として機能していた時に実際にその食料を保存する為に使っていた場所に隠す可能性は高い。勿論、突貫工事で開けた穴にぶち込んだという可能性も0ではないのだろうけども。)確か此処は菓子の販売店だったよな。(自分の記憶を手繰り此処が何の店だったかを思い出せば)そうなると…。(あるとすれば入り口付近ではなく店の奥の方か?何て思いながら足を進める。そして奥にあった作業場の隅で何かに気づいたのか足を止めた。) [Fri 19 Jul 2013 00:50:17]
ユナフェウ@旧商業地区 > (男は気のせいかとポツリと呟けば中へと足を踏み入れ)確かあいつは床下にあるって言ってたが…この有様じゃ調べるのも中々骨が折れそうだな。(部屋の中の様子をチラッと確認すれば溜息を漏らして。どうやら自分が訪れるよりも前に何人もの先客がいたのだろう。倒れた半ば朽ちかけ棚や壊れていて元が何だったか分からない道具が床に散乱している辺り、この場所も暴動により放棄せざるを得なくなったのかもしれない。イディリアからの情報通りであればこの建物の床下に食料になりえる物があるらしいのだが、残念な事により詳しく具体的な場所を示す情報はない。勿論、情報が本当ならばこの建物と言う指定があるだけでも相当な価値はあるのだろうが。) [Fri 19 Jul 2013 00:37:05]
ユナフェウ@旧商業地区 > (男が此処に訪れたのは数日前に遭遇したイディリアと名乗った夢魔の言っていた情報が嘘か本当かを念の為に確かめる為。あの時の言葉が罠であれば交渉が決裂してから数日もそこを張っているとは考えにくいとだろうし、数日ほど自警団の警邏を手伝う中で大まかにその場所を特定できた今なら丁度タイミングが良いと思って来た訳である。)ん?(入る瞬間に何だか遠くの方から誰かの声が聞こえた気がして周囲を見渡したがそれらしき姿や気配はなく。)(まぁ、ここの探索を中断して声のした方へと進んでいれば知った少女と知らない団体の邂逅が見れたのだろうが、どうやら今回はここの探索を優先すべきと考えたのだろう。) [Fri 19 Jul 2013 00:25:33]
ユナフェウ@旧商業地区 > (そこは旧商業地区の一角。血族と呼ばれる者達が人員を集めて居る場所からはそれなりに離れた場所。そこに建つボロボロの黒い板…恐らくはケーキか何かを模していた看板だった物が掛けられている廃屋の前に男が一人立っていて。)ここだったはずだが…。(男は周囲の情景に加えて自身の記憶と自警団で聞いた情報を合わせそこが目的地である事を頭の中で確認する。) [Fri 19 Jul 2013 00:17:21]
お知らせ > ユナフェウ@旧商業地区さんが来ました。 『求人が行われている場所からは幾らか遠い場所』 [Fri 19 Jul 2013 00:11:57]
お知らせ > ルァさんが退室されました。 『( せっかく見つけた応急手当セットは、この二日間で殆ど使ってしまった )』 [Tue 16 Jul 2013 03:58:06]
ルァ > ――― 戻れるか、分からないのに 。 ( そして、ヴァリスさんはヴァリスさんなのだから、 他人として見ることなんて 出来ない 。 拒絶されても、 否定されても 、  ――― 。 ) 分かった よ 。 ( 告げられた条件は 、 彼の最大限の譲歩でも あるんだろう 。  彼のことを想うなら彼から完全に離れたほうがいいんだろう と 、 思う。 それが出来ないのは自分の弱さだ。 )  ( けれど 、 自分と同じように過去から来た人の情報を得るには今のところ自警団が一番情報が集まりそう だから 、  少し休んだからまた 自警団の本拠地へと 少女は向かうろう。 ) [Tue 16 Jul 2013 03:57:27]
お知らせ > ヴァリス@NPCさんが帰りました。 『そして、少しずつ動き出す。』 [Tue 16 Jul 2013 03:53:46]
ヴァリス@NPC > ・・・言ったろ。俺のところはお前の居場所じゃあねぇ。お前の居場所は過去の俺の元だ ( ヴァリスと見るな、そしてルァとしてみるな。似ている赤の他人ならば尚更だろう。 ) ・・・・まったく ( それでも、それ故に――求めてしまうのだろう。この子は。自分は。 ) わーったよ。仮宿ぐらいならそこの隠れ家を使っていい。だが、ちゃんと料金は頂くからな? ( 無論、払えないだろうから身体で支払ってもらうことになるだろう。もしくは病院の情報が変わりになるかもしれないが。応急キットについては、 ) てめぇの怪我はてめぇの物を使って治療するからな。足りないなら売ってやる。 ( 施しも提供もしない。だが、融通は利かす。それが最低ラインだと男は言外に語れば隠れ家の地下戸を開けるだろう。 ) [Tue 16 Jul 2013 03:51:24]
ルァ > ――― ぅ … それは辛い かも  … ( 狼からも狙われる 、 確かにそういうことになるんだろう 。 そもそも 病院にいるあの化け物をどうにかしないと 、 いけない。 ――― 何はともあれ考える時間と準備をする時間は 必要そう だ。 ) ( カルミラが去った夜の闇を見つめながら、 ぺた と少女は 座り込み 。 )  ―――― 居場所 なんて 、  ( 自警団なりに行く事だな、 告げられれば 、 唇を 噛む 。 自分の居場所はヴァリスさんの 元だけ 。 その場所が無いなら 居場所なんてドコにもない。   だから 、 自己満足でも彼の為に死ねるならって 思ってカルミラの元へ 行くのもいいと 思った。 )  ( 彼に ルァとして見て欲しくない、 彼に傷ついてほしくない。  ――― 彼に ルァとして見てほしい。 自分が傷つきたく無い。     相反する気持ちは どうしようもなくココロを蝕む。 )  [Tue 16 Jul 2013 03:46:17]
お知らせ > カルミラさんが退室されました。 『辛辣な選択を残したまま、夜は闇へ還る。』 [Tue 16 Jul 2013 03:41:13]
カルミラ > ・・・入れ知恵は感心しないわ。(男の助言にむすーっとしたり。 肉体能力的には大差ないが、容易に激昂し傘やトランクを振り回していた頃よりは、小細工を習得した分厄介な存在になった、ということか。 体の構成を血色の霧へと変え、見る間に実体を失って霧散する。 その刹那に見せた優しい笑顔は、しかし家畜への慈しみが根底にあるのだ。)群れに集うのもまた、我等夜会の利になるかもしれないわね ・・・・結果を待ってるわ。(その状態でも何故か声は響く。 最終決定権を委ねたままで霧は色を失い、彼女の気配も消失した。) [Tue 16 Jul 2013 03:40:14]
ヴァリス@NPC > 俺が動くとすれば食料か女だよ ( 耳の穴を小指でほじりながら男は吸血鬼の言葉に返す。 ) 逆に病院から成果を得たら狼共からも狙われるってことだ。よく考えろ。うまく立ち回れば狼共を病院への当て馬にできるかもしれないからな ( そんな助言を一つする。どうするかはルァが決めることだし、こっちができるのは助言程度だ。無論、「今の現状が良くなるなら」ぐらいの利益ならば動くが、病院で得られるものでの利益で現状が良くなるとは思えない。腹いっぱい飯が食えるなら話は別だが。 ) ともあれ、自警団なりなんなりに行くことだな。お前の居場所は俺のところじゃねぇよ。 ( 男はとれた耳垢をふっと飛ばす。 ) ルァナの頼みなら俺が動くと思うならお門違いだぞ ( と、早めに釘を刺しておく。 ) [Tue 16 Jul 2013 03:35:10]
ルァ > ( 土の匂い 、 地面が 変に冷たく感じる 。  まさに 踏んだり蹴ったり だ。 ――― 文字通り。 ) ――― あはッ  …… ( お前が決めろ 。 彼から告げられれば、 泣くように 少女は小さく笑って から 、  身体を半分起こしカルミラを 見る 。 ) ( ニンゲンは、たまに不思議な縁で動くでしょう?  その言葉に、色違いの瞳は細くなる 。  私を使って 彼に何かをするつもり か ? 自警団は吸血鬼を極めて警戒していたようだった。 この世界で 、 人間にとっての脅威は恐らく吸血鬼 だ。  ――― けれど、 )   ―――― 人狼 、  …病院  …… ( 重要な単語を 拾う 。  吸血鬼に " 協力 " するつもりは毛頭無いが 、 今は少しの情報が必要 だ。  )  ――― ( 時間をくれるなんて、 案外優しい なんて 。   ――― 長寿の吸血鬼だから時間はのんびりなのか?   思いながら、 赤い霧を見つめて。 ) [Tue 16 Jul 2013 03:25:50]
カルミラ > 罪を犯したのは貴方だし、頭数に入れていたのだけれどね? 命じて動く輩だと思って居なかったけれど・・・・・ほら、ニンゲンは、たまに不思議な縁で動くでしょう?(恐らくはルァの存在はイレギュラーだったのだが、都合よく使おうと考えたのだろう。 決定権を委ねさせた上で改めてヴァリスを巻き込もうとするのは、嘗てのカルミラには無かった狡猾というか強欲というか。 不変を謳いつつも、吸血鬼もまた変わらずには居られないのか。) 知りたいなら教えてあげる。 街に住み着いた人狼の群れがね。 あの病院というものに興味を持っていたようなの。 今は手を引いているようだけれど――獲物の横取りが居たらどうかしら。 私の敵も、少しは居所が分散するのではないかしら?(悪巧み、というより悪戯を思いついて楽しんでいる子供だ。 倒れたルァの前にそっとしゃがみ、現状説明くらいはしてあげる。) そんなところ。 まあ、すぐにでなくても良いのよ。ニンゲンには準備が必要なんでしょうし。(一頻り話したらすっと離れるか。 ふわりと赤い霧を纏う。 回答は待たない。行動で聞くつもり、って所か。) [Tue 16 Jul 2013 03:15:17]
ヴァリス@NPC > 随分な嫌われようで何よりだ盟主殿。 ( 皮肉気に男はそういうと少女の背中から足をどけようか。 男は少女の背中に蹴り一発、されで蹴り一発を入れた後足をどければ一歩2人から離れるだろう。 廃墟に背中を預け、腕を組む。 ) お前が決めろルァナ。 ( 男はそれだけ言うと吸血鬼のほうをちらりと見やる。 ) 自警団だろうと暗黒街だろうと吸血鬼だろうと人狼だろうと自分で決めろ。そこのカルミラ盟主殿の用は俺じゃなくてお前だとよ。 ( ああ、やっと今になって気づいたよ。遅まきで悪かったな。 こっちの隠れ家の前に待ち伏せでもしてるように現れれば勘違いしたっておかしくねぇよ。 ま、さっきの吸血鬼の命の繋がりとか血のつながりとかでわかったんだろうが。 ) 俺のスタンスは話したんだ。 勝手にしろ ( とめても無駄だろ、と。蚊帳の外なら蚊帳の外で結構。 成り行きを見るだけでも満足だ。 ) [Tue 16 Jul 2013 03:01:59]
ルァ > ぇ、 無理。 だってヴァリスさんは死んでないもん。( 俺をヴァリスとしてみるのをやめるんだな 、 告げられれば少女はそう 即答する。 自分と 彼とでは状況が違いすぎるんだ 。 自分にとってはつい先日前まで優しかった青年がちょっと年をとってやさぐれただけにしか 見えないんだから。  ――― 数年という差は あまりにも 大きい。 ) ( カルミラに、名前のことを言われれば、 ) …私には関係ある の 。 ( カルミラにとっては自分の名前が何かなんて関係無いだろう、 それは尤もだ。 自分の都合だ。 )  ―― 狼? ( 彼らを錯乱?  今のヴェイトスの状況に疎い少女は 、 狼が何を指すのか 、 ピンとこない様子で。  けれど 、さっき " 彼 " も人狼がどうのと言っていた から、 恐らく自警団やあの壁の中の人達のように 集まっている " 何か " なんだろう。 )  ―― 同じ場所? それってどういう  ――――― ( 意味? と、 聞こうとした瞬間 、 )   い゛ ッ    !!!! 〜〜〜〜ッ!!( 蹴られた、 倒された 。  しかも 、 昨日怪我した背中の傷に彼の足がモロにあたってしまい声が出ないくらいの痛みに地面に蹲る 。  じわり と 、 塞がりかけていた傷口が開いたようで服に血が 滲むだろう 。 )  ( 痛い! とか、 酷い! とか 、 宣戦布告したら私どうなるの! とか、 言いたいことは沢山あるのに 、 声が出ない。 )  [Tue 16 Jul 2013 02:49:35]
カルミラ > 肉には興味ないわ。 喉越しの芳醇さが全てを決めるの。  その感触を永遠に味わう為に、私達は貴方の先を行くわ? 「明日を生きるために」。(此方にしてみれば米俵や酒樽を蹴り倒す所業に似る。 唾棄すべき、って表現が一番似合う顔で、背に勝る相手を見下した。) 名前だってどうだっていいのよ。 「ただ、私達の明日になるのであれば、貴女の明日を脅かさない。」 そういう提案を思いついただけ。 其処の下郎が言うとおり、私達には敵が多くてね?(そして今度はルァ側に向き直って語るが、その言葉は一方的な上、ヴァリスを一時的に蚊帳の外に置くような感触。庇わせない為だろう。 より人間を残す彼女のほうが組し易いと取ったわけだ。) ・・・そうね、「狼」が良いわ。 其処に転がってる首に課せられる筈の使命の分だけ、彼らを撹乱してくれれば、それで。 自身がないならオスのほうにさせてもいいのよ。(なんて言った後に、じっと貴女の目を覗き込むぞ。) あなた――連中と同じ場所に興味があるのでしょう? 何故だかは知らないけれど。 (中央、病院。 病院の効能を余り理解していないカルミラは、何処か本で読んだかのような曖昧な発音でそう言った。) [Tue 16 Jul 2013 02:39:36]
ヴァリス@NPC > いいねぇ、そういう考えた方好きだぜ。 人間ってのは歩くタンパク質だからな。だが――飢えを凌ぐには数が足りないだろうが。 ( 男はそういうと、ルァのほうを見る。 ) だったらお前は俺をヴァリスとしてみるのをやめるんだな。そうしたら考えてやるよ ( 強く、だけど短く手の平に残る少女の体温。 青年はふっと力を抜いた笑みを一瞬だけ浮かべる。 ) ハハハハ、違いない。その祝福を呪いとも言うがな。それに――厳密には残っているし、親が死んで残りカス以外は全部抜けちまったのさ。 ( そういって、男は――前に出る少女の背中を――蹴り倒そうとしようか。できれば地面に倒れさせて足蹴にする所存! ) ヴェイトスってのは常に変革の繰り返しを行ってきた島だ。 なにか事件が起きれば解決に迫られる誰がしが現れる。そして、今回だ。 だがよぉ、それが本当に解決に繋がるとはおもえねぇ。 そもそも「何をもって解決」なのかもわからねぇ。だがよぉ――今が変わるっていう可能性よりも俺は「今を生き抜くための」方法を取りたいね。それは、盟主殿。お前も同じじゃないのかね? ( 男はそう言って苦笑いを浮かべようか。 ) 敵が多い俺が言うのもなんだが、人狼、暗黒街の奴ら、白い化け物ども。身奇麗な奴ら。身内。お前の背中は随分とナイフが突き刺しやすそうじゃないか。なあ? それに――ルァが行くっていうなら、おっと失礼。ルァナが行くっていうならお前らに宣戦布告するぜ? ( 今度こそ、守るものがなければ鬼は暴れるだけである。 ) [Tue 16 Jul 2013 02:19:36]
ルァ > ―――― ホント、 無駄にバカ強いくせに心は弱いんだか ら  …… ( ポン と 、 頭に手を置かれれば嬉しくて 笑みが零れそうになるのを 堪える。 )  …… ッ 、 ヴァリスさん…ッ、 せっかく私が " アナタのルァ " にならないようにがんばってるのに なんで " ルァ " として見ちゃってる  の…! ( それじゃダメじゃん! 全然ダメじゃん! 何の為に私は…ッ  彼の前で死んでも彼が悲しまないように、 もし過去に戻っても彼が悲しまないように、 " ルァ " を同一視してくれなくてもいいって 、  がんばってたのに…!  義理立ても何も " 私 " のことを " ルァ " って呼んでる時点で ダメダメじゃない…! ) ( 頭に置かれた彼の手を、 ぎゅっと 握ろうと しながら 。  握れたとしても すぐ離すことになるんだろうけれ ど。 )   ( 守ってくれるな 、 余計に悲しい、 苦しい。 ――― 足手まといにはなりたくない 。 それに、 彼の為に出来ることなんて 、 自分には殆ど無い から 、 )  えぇ と、 カルミラ  … ( だっけ ? と、確認をして から、 ) ――― 彼に手を出さないって約束してくれる なら 私はソッチに行く けど 、   …… ( 自分自身を落ち着かせるように 息を吐いて )   …… 私はね、 こうなってないヴェイトスから 来たみたい なんだ 。 ( どこに行くのは、 まだ分からない けど。 ショートソードから手を離し 、 一歩カルミラへ近寄ろう か。 ) あァ、  … それから、私は… ルァナ だよ。  ルァは彼が大切にしてたコの名前。 ――― 私は 、 違う。 ( 彼の前で ルァ の名を 出すな と 。 ) [Tue 16 Jul 2013 02:06:41]
カルミラ > ――それ、雌の前で格好をつけたつもりなの?  でも想像力はあるのね。 かみさまがあたえた正しい力よ、それが。(ヴァリス本体にかなわなければ、その周囲を徹底的に掃除する事で餓えと孤独に追い込む道もある。 躊躇なくそうするだろうし、それが判っているのは喜ばしい事だ。 硬直すれば交渉が出来る と、薄く笑った。) けれど――過去の、というのはどういう事なのかしら。 此処のところ、同じように小綺麗な人間の目撃談が増えているの。とても美味しそうだから、直ぐに判るのだけれど・・・・誰ぞが食糧確保のために、時間を越える儀式でも編み出したというのかしら? (この世界に侵されていない人間の空気は、吸血鬼にとっては垂涎のものだろう。 謙遜、良くないわよ? なんてルァを諭すが、構えに対しては無反応。 ある種の慢心とも取れるか。) 一度でも血の祝福を受けながら同属の誇りを捨てた男。 誰が貴方など。   ・・・でもそうね、興味の沸く話をしてくれたから考えましょう? そして聞かせて頂戴ルァ。 貴女はどこからきて、何処に行くの?(嫌悪→関心とめまぐるしく変わる心のありようも、昔と変わらない。 ルァのような存在、の情報と、活動の動機を欲する気持ちが、復讐と血への渇望を抑えているのか。)(無論、利用する為に知りたがる だけなんだけど。) [Tue 16 Jul 2013 01:58:13]
ヴァリス@NPC > ほほー、あの有名な夜会の盟主がお前だとは知らなかったわ。今度花束でも贈ってやろうか? 咲いてたらな。 あー、それとな、俺に数の脅威ってのは通じないんだわ ( 男はへらり、と笑った。相変わらず目は笑っていないがな。 ) 窮地、極地、危地、大いに結構! 俺を殺したければ、俺をほしければ、力ずくで来い! 数も暴力のうちだぜ? ( 男は笑って――、盟主の提案に男は笑う。 ) 悪いが、このルァは俺のモノでなぁ・・・。 ( ルァの頭に手をぽん、と置こうとしようか。 ) ――といっても、厳密には過去の俺の物らしいがな。未来の俺が口出すのは野暮ってもんだ。だからよぉ――、口出すぜ? ルァ、ほしいものは力ずくで奪うんだよ。いつかなんてこねぇ。汚くてもあざとくてもやってみろ。そうすれば見えてくるし、過去の俺もそう望んでたはずだぞ。 そして―― ( と、男は吸血鬼に視線を戻す。 ) 誰かが誰かの代わりになんざなれない。俺のルァは死んだし、このルァは「過去の俺のルァ」でしかねぇ。そして今の俺が唯一義理立てするとすりゃあ――過去の俺にしかねぇのよ ( 男は刀を――唾を切った刀を鞘に「チン」と戻すだろう。 ) てめぇを殺すことはわけもねぇ。だが、俺は生きてもこいつぁ死ぬだろうし、運よく生きていたとしても今度は徒党を組んだ奴らを前に死ぬだろう。そんな二度焼きはみたくないんだわ。 違っても同じ顔で同じ声で同じ性格の奴が「目の前で」死ぬところなんてよ。 ( というわけで、という風に男は居合いの構えを取ろうか。 寄らば斬る、という姿勢。 ) その提案は却下だぜ、盟主殿。我慢してこの「鬼」の血で我慢するっていうなら条件付で許可してやってもいいぜ? [Tue 16 Jul 2013 01:45:11]
ルァ > いやいや 、 私が死んでもヒナさんがいるから大丈夫かなって 、 思っていたんだよ 。 ( 思っているんだよ か 。 ヴァリスさんを好きでいてくれる人がいるなら、ヴァリスさんは大丈夫だろう と 。  ) ――― その調子で 、   ――――― ( カリンさんへの " 永遠の愛 " も忘れてくれたなら 、 私は嬉しかっただろうな って 思って、   口を噤む。 そんなコトは言うべきでないし、 自分がいかに汚いか露見するようなもの だ。 ) ( 此処の彼と話をして 、 分かってしまった。 私は死ぬまで二番で、 カリンさんの代わりで、 それ以上にはなれなかったんだ と。 )  カルミラ …?  ( 名乗る少女 、 自分は聞いたことが無い名 だ。  赤い影――カルミラを見遣りながら少女はいつでも抜けるように と、 ショートソードを手に掛けよう と。 ) ( この子を代わりに頂けるなら 、  その言葉に少女は驚いたように 色違いの眼は瞬きを して 、 )  …… そんなに美味しくないと思う よ ? ( 血を吸うならもっと血気盛んなコのほうがいいんじゃない? って。 ) [Tue 16 Jul 2013 01:32:27]
カルミラ > (古いふるい知りあいだ。 ヴァリス側からの接触こそ少ないが――この吸血鬼は常に彼の動向を監視していた。 一時とはいえ、同じ道を歩まんとした生物として。 そしていまや”夜会”に仇なすモノとして。 向うを見通せないほどに密集した霧は、ついに人型を吐き出した。 世界が滅びてなお不変、吸血鬼集団”夜会”の盟主、カルミラ・アイレンベルクの絢爛たる赤いドレスが路地裏の闇に翻る。)お褒めに預かり光栄だわ、かつての王。 けれどカルミラ・アイレンベルクは既に吸血鬼の盟主の名よ? ”夜会”の決定に基き、同胞を討ちし者に対価を求めて来たのだけれど―― 私が此処で滅びれば、残りの者達が此処に押し寄せる。(手柄欲しさにね、と付け足すあたりさほど連帯感はないようだが。) ・・・あら、可愛い子。 血の質は1段落ちといった香りだけれど、スレて居ない感じがとても良いわ。 この子を代わりに頂けるなら、今宵の事は不問にしましょうか。(にこりと笑ってルァを見る。 威嚇と不満の表情から一転、その笑顔には曇りなしだ。) 此方に利益を齎す他の選択肢があるならば、それも考えないでもないのだけれど。(で、次の瞬間には意地悪そうな仕草でもったいぶる。) [Tue 16 Jul 2013 01:28:07]
ヴァリス@NPC > 鬼を名乗るのに誰かの許可がいるのかい? それとも鬼の頭に「復讐」ってつけたやろうか? 監督でもいいぞ ( 男はそういうと、口元をにぃと歪めて虚空を見やろうか。 ) そう言うお前さんは久しぶりだなぁ――・・・・誰だっけ ( 男はそう言って、 ) ああー・・・ああー・・・あー・・・なんか前に暗黒街でいたっけかなぁ、スラムだっけか? 随分前で忘れてたわ。名前も聞いたっけか? ( 男はそう言うと刀の唾を鳴らす。幼稚な挑発を行い、にやりと笑った。 ) あー、知り合いっていうか、吸血鬼だな。しかも、霧になってたっていうとエルダーか。おめでとうエルダー。セレクトボタン(?)連打してないようで何よりだ。 ( とかなんとかメタ発言を交えつつ男は笑った。 ) よぉ、ルァよ。お前さんは俺の最期の防波堤だっていう自覚をもちゃぁ良かったんだよ。先に死んでもとかなんて言う約束なんざ守られると思うな。 相手がいるから約束なんだよ。 永遠の愛と同じでな。 ( 相手が死なない限り、永遠の愛を誓うって言葉にすりゃいいんだ、と。 ) あー、いやだねぇ、エルダー相手に隠れ家の一つがバレちまった。結構気に入ってるんだがなぁ、此処。 かくなる上はお前を殺して俺の快適な隠れ家ライフを続けられるようにするのが俺の目的になっちまったわけだが――土くれに帰る前に喋りてぇって言うなら好きなだけどうぞ ( 男は赤い影を見ながらそういった。 ) [Tue 16 Jul 2013 01:19:24]
ルァ > ソウデスネー 。 ( と、 棒読みで返そう 。 しょっぱなから肉人形で襲われるわ、 目の前にいる彼に蹴り飛ばされた上に一昼夜犯されるわ、 病院では良く分からない化け物と遭遇するわ、 自警団ではまた肉人形の襲撃にあうわ。  ――― うん、 ぼろぼろだ 。 ) ――― へェ 。  ま、 中にいるのが人間ならまぁ、 いいんだけど 。 ( 吸血鬼の住処だったら嫌だなと思って。 ) ( 彼の後について歩き出しながら 、 少女はそっと 目を伏せる 。 家族全員 ―― そうか、ヒナさんももういないの か。 )   ――――― アナタにそうなってほしく なかった ンだけど な 。 ( だから 、 自分が死んでも後悔しないで、悲しまないで、そう約束して と 、 言った 。  こんな未来になるとは思っていなかった から  ――  、 自分の予測が 甘かったんだろう 。   かと言って、自分をルァとして見て とも 言えない。 自分にとって彼はヴァリスさんだけれど 、  此処で生きていくには自分は弱すぎる 、 いつ死ぬか分からない自分は彼にとって大切な人になるのは ただ傷つけるだけ だ。 )  ( どうする? その言葉に歩みを止めて、 迷うような間 、 何かを答えようと息を吸ったところ で、 ) ―――  ッ  ( 不意に聞こえた 少女の声に身体を強張らせる 。 )  ――― 知り合い ? ( って、 彼に 聞こう か。 ) [Tue 16 Jul 2013 01:07:21]
あかいかげ。 > 誰に断って”鬼”を名乗るのかしら。 その生き様、先ほどの選択肢には入っていないものよ?(つまり本来不可能な道ということだ。 鬼として個として暮らすのならば、必ずいつか衝突を招く。衝突が”個”との戦いなら良いだろうが、力持つ集団と接触してしまったら、人は”個”ではいられないこともあるかもしれない―― ) 誰かと思えばお久し振りね、イレギュラー。 食事の邪魔をする悪癖が治っていない様でなによりだわ。(並みの知覚では気付くまいが、ヴァリスとルァの感覚ならば十分だ。  闇から染み出すように、その気配が出現したのが判る筈。 建物の入り口のあたりに蟠る赤い霧は、吸血鬼のよく取る形態の一つ。  そしてヴァリスには、聞き覚えのある声だろう。) 用事があってきたのだけれど、家に入る前に――聞いてくださる?(霧は徐々に濃度を増し、人の姿を造り始める。 少女の如きシルエットだが、少なくとも好意的な空気ではない か。) [Tue 16 Jul 2013 01:05:04]
お知らせ > あかいかげ。さんが来ました。 『くすくすと笑う声は、闇から染み出すように。』 [Tue 16 Jul 2013 00:52:58]
ヴァリス@NPC > おっと、もうボロボロで気づかなかった。それはすまなかったな ( と、男はそういって少女に笑ってみせようか。ただし――目だけは笑っていない。 ) ―――ふゥん ( 男は悲鳴をあげる化け物ねぇ、と呟いてから歩き出すだろう。向かう先は――隠れ家のあるほうだ。 ) らしぃがな。中までは知らないぜ。 ( 男はそういうと手をひらひらと振ってみせる。期待するな、と。紹介もなにもできないぞ、とも。 ) ――― ( 貴方はずっと、此処に独りでいるつもりなの? ) ・・・・フン ( 男はその質問を鼻で笑った。 ) ずっと独りだ。独りなんだよ。家族を全員亡くしたときからな。 ( 曲がり角を曲がり、廃墟が並ぶ場所に入る。 その廃墟の中の一件。地下室が先日ルァを連れ込んだ隠れ家の一つだ。男は辺りの気配を確認しながら、 ) 復讐する相手も、守りたい奴も、みんな分からなくなった。 生きているか死んでいるかもわからなくなった。 死んでいるほうが目算が高いがな。 だが――守りたい奴がいなくなっちまったのは確かだが ( 男は胸元の二つ目の遺灰がはいった首飾りを指で弾く。 ) だったら――鬼でいることしか俺にはできねぇのさ。 生きるために戦い、奪い、犯す。それだけの存在が俺だよ。 ( 男は貴方に振り返ると、 ) で、どうする? 俺の隠れ家に入るなら逃げられると思うなよ? ( その先で待っていることは――言わなくてもわかるだろう。 )  [Tue 16 Jul 2013 00:52:57]
ルァ > 酷いなぁ、 いくら私でもそんなコト言われたら傷ついちゃうよ ? ( と 、 淡々とした様子で少女はそう返して から、 )  ――― なんか、悲鳴を上げる化け物がいたよ 。  …… 本気でヤバそうだったから逃げ帰ってきた。 ( 本当に 死ぬ  かと思った。  アイツのことを知っている人がいるなら 対策が無いのかと 聞きたいところ だけれど ――― 青年の様子を見る限りは 知らないようだ 。)  …… 暗黒街のコミュニティ  … て、 もしかしてあの壁の? ( 何だろうと思っていたけれど、 コミュニティだと言われれば成程納得できる 。 )  ――――― ……… アナタはずっと 、 此処に独りでいるつもりなの? [Tue 16 Jul 2013 00:44:57]
ヴァリス@NPC > ( 俺のようにな、と男は告げてにやりと笑った。 ) [Tue 16 Jul 2013 00:38:50]
ヴァリス@NPC > バカ正直に戻ってくる奴がいるとは思わなかったがな ( と、男は返された水を一口口にする。 ) ふん、相手もバカじゃあないってことだ。 ( 男は無精髭をぞり、と撫でながら呟く。 ) ともあれ、生きて帰ってきただけでも大したものだ。 それに――わかっただろう。 お前が暮らしていた過去のヴェイトスがどれだけ平和で、楽園のような世界だったのか ( 男はそう言って自分の荷物に吸血鬼のアイテムを放り入れる。 ) お前には選択が残されているはずだ。 暗黒街のコミュニティに参加して抵抗運動と人間の復権を目指すか、自警団に参加して守備に徹して嵐が過ぎ去るのを待つか。人狼、吸血鬼に組して人間を狩る側に回るか、無法者の手先としてコロシアムで生きていくか、それとも吸血鬼や荒くれに身体を売って命を繋ぐか、だ。 ( 男は淡々と今の世界で生活している者達の生活様式を告げる。 ) 過去に戻ることを諦め、ここで暮らしていくなら身の振り方は早めに決めておいたほうがいいぞ。迷えば迷うほど、敵が増えていく。 ( [Tue 16 Jul 2013 00:38:39]
ルァ > ( 何故帰ってきた? 問われれば少女は困ったように首を傾げよう 。 ) だって、戻って来いって言ったのはアナタでしょう? ( そう 、 当然のように 返す。 何故って言われても 、 戻って来いと言われたからだ と。 )  ―――― 情報らしい情報は 持ってこれなかったけど ね 。  ( " レイジ " についてのコトとか 、 レポートとか手に入れて対策とか手に入れて颯爽と過去へ戻ってこのヴェイトスになるのを防げれば 、 とてもカッコイイんだろうけれど、  そうそううまくいくハズもない。 )  ――― ( 飲むか? 向けられた水袋を受け取ろうとして手を動かした辺りで、 ピタリと動きを止める。 )  …。 ( 一呼吸置いて から、 )  ……… いや、 ダイジョーブ。 ( 返せばゆっくりと 腕を下ろして 。 ) [Tue 16 Jul 2013 00:29:50]
ヴァリス@NPC > なぜ、帰ってきた? 中央病院に行くまで、此処に戻ってくるまでに色々な場所と、この世界の実状はわかったはずだろ? ( 男はそういって吸血鬼の胴体から獲物を手に入れていく。鉄製の小さなダガー、金貨袋、水、わずかな食料、地図、その他もろもろだ。 そして――その吸血鬼は「たったこれだけのもの」のために男に殺された。 ) それとも何か。律儀に報酬でも払いにきたのか? ( 踏み倒せばいいものを、と男は苦笑を浮かべて吸血鬼から奪った水を一口呷った。 ) お前も飲むか? ( と、水袋の口を貴方に向ける。 ) [Tue 16 Jul 2013 00:23:46]
ルァ > ―――― ( 現れる男の姿を見て 、 やっぱり と 思う 。  少女はどちらの味方をする様子も無く 、 ただ見ている だけ 。 ――― 否 、 " 彼 " の動きは早すぎて手を出す暇も 無い。 )  ( ゴロゴロと足元に転がってきた生首を見れば さすがに顔を顰めた  けれど 。  吸血鬼 だと 、 言葉も聞こえてきたからきっと吸血鬼だったんだろう 、 それなら ――― この結果になっていても 別に いい と思う。 この世界で吸血鬼は人間の " 敵 " だ。 )  ―――― 帰ってきたよ 。 ( 帰ってきたか 、 言われれば少女も短く それだけ返そう か。 ) [Tue 16 Jul 2013 00:17:33]
ヴァリス@NPC > ( そして――吸血鬼の指差す闇の中から男が1人現れた。黒いローブに身を包んだフル装備の男。手にする白刃は二刀。 ) ・・・・ ( ゆっくりと、その男の視線が吸血鬼から動きを止めた少女へと動く。そして、何事も無かったかのように吸血鬼に向き――、男の姿が掻き消えるように「動いた」。 次の瞬間――吸血鬼の首を男の刀が切り落としていた。ごろごろと転がる生首は少女の足元まで転がっていくだろう。 ) ・・・・・ ( そして、その男は刀を手にしたまま、貴方のほうへと視線を移す。 ) ・・・帰ってきたか ( 男は静かに、それだけ少女に言った。 ) [Tue 16 Jul 2013 00:12:20]
ルァ > ( 保身を 考えるのならばもう病院へは行かないほうが いいだろうと思う 。  だけれど いつまでも隠れて 、 戦って ―― そんな生活は続かない。 自警団すら 、 変な奴らに襲撃される 世界だ。   けれど 如何すればいいのか 分からない侭。 ) ――― ? ( と 、 声が 聞こえた 、 叫び声 だ。 ) ( 人間だろうか ? 思いながら少女は早歩きで路地を 進もう か 。 )   …… おに ? (  その単語に 少女はピタリと 動きを止める 。 相手から路地の先から走ってくるのなら 、  無防備とも思える格好の少女と鉢合わせることになるんだろうか ? ) [Tue 16 Jul 2013 00:04:12]
叫び声 > ( 失礼、間違えました。貴方が歩いていく先にある路地での光景にしていただけると幸いです。 ) [Tue 16 Jul 2013 00:02:39]
叫び声 > ひぃ、ひぃ・・・・! たす、助けてくれェ! ( そう、叫ぶ声が貴方にほぼ近い方角から聞こえてくるだろう。貴方がいる店の廃墟の前の路地だ。貴方がひょいと窓から目を凝らせば、月夜に必死に「何か」から逃げる男の姿が見えるだろう。 ) だ、だれかぁ! キナレス! くそ! また奴がやってくる! ( 男は叫びつつ、我武者羅に走る。だが――、男のその無茶な走りは長く持たず、石畳から飛び出た石の突起に足を突っかけて転んでしまった。 ) くそ! くそ! やっと吸血鬼になれたって言うのに! これでこの世界で生きていけると思ったのに――! ( 男は少しでも「何か」から距離をとろうとするかのように――路地の闇の向こうを血色の瞳で睨みつける。 ) なんでお前が俺たちを襲うんだよぉー! この「鬼」がぁ! [Tue 16 Jul 2013 00:01:40]
お知らせ > 叫び声さんが来ました。 『助けてくれェ・・・!』 [Mon 15 Jul 2013 23:56:50]
ルァ > ――― 。 ( 立ち上がろうとして膝を伸ばし 、 そしてまた 折る 。  浅く呼吸をする少女からは 嫌な 汗。 )  ――― 困った なァ  。 ( 元のヴェイトスで 、 家族や友人に逢いたい 。 何でもない話をして、 怖い夢なんか見ずに夜はぐっすりと 眠りたい 。 ) (  もう一度立ち上がり 、 少しばかりふらつきながら 少女が歩き出す方向は 暗黒街があった方角 だ。  " 彼 " がいるか分からないし、 情報らしい情報も取得できなかったから 呆れられてしまうかもしれない けれど 、  此処まで来たらついでに寄って行こうかな と 、 思って 。  渡そうと思っていた応急手当セットの半分も昨日の襲撃のせいで殆ど使ってしまった が、 申し訳程度の包帯は持ってきてみた  から、  これで許してくれるといいなー  なんて 、 思ったり 。 ヴァリスさんなら許してくれるだろうけれど、 彼はそんな甘くないだろうとも 思う 。 ) [Mon 15 Jul 2013 23:47:36]
ルァ > ――― あァ、 あった 。 ( 見つけたのは自分が働いていた雑貨屋 の主人が管理していた 倉庫跡。  あの主人のことだから 、 病気が蔓延したと気付いたらきっと何かしら 、 隠しておくだろうと 考えて ―― )  …… やっぱり 。 ( 床下に隠された小さな隙間に 水袋 と食料が少し 。   水袋の水は とりあえず今飲んでしまおう 。 )  ――― とりあえず水があって よかった 。 ( いつの水かってのは考えないでおこう、 お腹壊したらどうしよう? って 思うけれどまぁ ――― きっと大丈夫だ。 飲まなかったら脱水で死んでしまいかねない 。 )  お風呂、 入りたいな ァ …。 ( 無理だろうな、 無理だろう。 分かっているけど言うのはタダだ。   帰りたいなァ 、 浮かんだ言葉は 飲み込み、  代わりに涙が流れそうになってしまってゴシゴシを手で眼を 擦ろう。 )  ( この世界で安全な場所なんて ドコにも無い 、  情報を探そうにも 今ある唯一の手がかりであるヴェイトス中央病院には変な化け物がいて 、 対策も無い侭手を出すのは自殺行為 だと 思う 。   危険を承知でもう一度 行ってみるか? )  … いや 、 ダメだ  。 ( 緩く 首を振って 。 せめて誰かと一緒に ―― 。  それに、 同じように過去からこのヴェイトスに来てしまったヒトがどのくらいいるのかも 知っておきたい 。 )  ( まさに今、 自警団本拠地にその人達がいるなんて  少女は知らない。 ) [Mon 15 Jul 2013 23:26:45]
ルァ > ( 元スラム街 。 病気が蔓延したとしたら最初にダメージを受けるのはきっとこの辺りの人々だったんじゃないだろうかと 思う 。 ――― その時自分は " いない " から、ただの予想に過ぎない けれど。 )  ( 荒れ果てた場所 、 壊され燃やされたた家々の残骸  、  そんな場所で  少女は 何かを探すよう に 、 瓦礫を避ける 。 )  ――― ッ  … ( 時々顔を顰めるのは昨日の怪我が痛む からだ 。  自警団は今のヴェイトスの中では比較的 安心していられる場所 だけれど 、 水や食料をもらうワケにもいかない から 捜しに歩いてこんな場所まで 来てしまった 。 )   …… この辺り だと、 思うんだけど  な  ……… ( 殆ど原型を留めていないから 、  分からない けれど 。 )  [Mon 15 Jul 2013 23:13:49]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 [Mon 15 Jul 2013 23:08:08]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『さて、ひとまず食糧の補給に”血族”のもとへ。次は墓場だ』 [Mon 15 Jul 2013 22:34:10]
ジャスティス > ……ちょっと丈が足りない……胸も苦しい (服を着てみて、ちょっと困ったように……ナイフで胸元にスリットでも入れようか。そんなことを考えながら、接近する気配はないか屋根の上から確認して) [Mon 15 Jul 2013 22:22:49]
ジャスティス > (屋根の上に上がれば、白い十字架にそっと手をかけ、垂直に引き抜く。そこには、古びた革袋が油紙にくるまれていて。隠し財産、ではない。とある吸血鬼の遺品である。 革袋の中には、旅人向けの食器類、毛布、カンテラ、水筒、空瓶。一回り小さいシスター服と、スリング、そして、30万エン分の金貨、である) ……まさか、こんなところで役に立つとはねぇ。 [Mon 15 Jul 2013 22:21:22]
ジャスティス > (とりあえず、シスター服を崩れた壁にひっかけ、下着と靴の姿で、体をほぐし、外壁の損傷が少ない箇所を選んで、窓枠のわずかなでっぱりを足掛かりに、▽跳びの要領で跳躍を続ける。目指すは教会の屋根) [Mon 15 Jul 2013 22:16:51]
ジャスティス > (もったいない、とは思うが、ひとしきり組んだ井戸水を飲んだ後、残った水で体を清めて、最後に修道服をなるべく少ない水で洗っていく) ジャネット様の修道服、サイズあうかな…… (思い出の教会を守った、ということはある。が、実はこの教会には、あるものが埋葬されていた。略奪者たちも、その場所には気づいていないだろう。そもそも、そう簡単に行ける場所ではないのだ) [Mon 15 Jul 2013 22:03:07]
ジャスティス > っ……たく。 (ようやくはっきりと意識が覚醒し、よろよろと立ち上がる。出血はないがあちこちこすれていたい) ……井戸、毒とか入れてないでしょうね。 (埋めろ、と言ってはいたが、教会も一応無事ではあるから、メイスと引き換えに残してくれているかもしれない。そんなことを考えながら、汚れた修道服をひっつかみながら、素足のまま、というか一糸まとわぬ姿のまま井戸のある裏庭へと向かう) [Mon 15 Jul 2013 21:46:12]
ジャスティス > (レイ・シェリダン率いるコロセウムの報復。一応阻止という目的は果たしたが、散々犯しぬかれた挙句、この時代では金塊と変わらない価値のあるメイスを奪われてしまって) …… [Mon 15 Jul 2013 21:26:02]
ジャスティス > 【暗黒街:教会脇裏路地】 …… (青い髪の女。僧衣を敷物にして、一人路上に横たわっている女がいた。 まるで子供の用に体を丸め、ピクリとも動かない。いや、よくよく見ればわずかながら胸が動いている。どうやら生きてはいるようだ) …… (一瞬の覚醒と、疲労に引きずられての意識の混濁。顔といわず、体といわず、全身汚れた男の欲望の塊が白い肌に張り付き、乾きかけている。ジャスティス・ブラウニー。この教会の管理者であった女である)  [Mon 15 Jul 2013 21:11:05]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『まどろみの中』 [Mon 15 Jul 2013 21:07:30]
お知らせ > 弥生さんが帰りました。 『 完成後、大和弥生は人類の明日の為、発つ 』 [Mon 15 Jul 2013 19:18:48]
弥生 > ( かくして、銀細工を鴉羽を矢羽に利用した銀の矢20本、アイゼンリッタースーツを己の体格に合わせて改修し、女性型のヴァルキュリアスーツ(※ドイツ語に女性騎士という言葉は無い)とし、入手する。 勇者の立場の建前として、血族のみに利する訳ではない事を伝えたが、こんな世では力あるものが正義というのに異論は無い。 王とは覇者であり、未来は掴み取った者のものだ。 権力を求めるのは悪い事ではない。 権力無しにできる事は小さいのだ―― クリスティーナ・バルトロッツィが女王陛下の器足るかは、その民が決める事だろう。 ) [Mon 15 Jul 2013 19:17:54]
弥生 > ( 血族は美的感覚に優れているようで、こんな世であっても物作りに対して情熱と美学を持って取り組んでいるのが良く伺える。 甲冑のデザインに関して細かく聞かれ、服飾用語らしき良く分からない言葉で情熱的に色々と言われて困った。 さっぱり判らず大弱りの挙句、任せる、と言うと、自信に裏打ちされたつよい輝きを秘めた目をして、自分達に任せて置けば大丈夫だ、と太鼓判を押された。 参考にするとみに着けた物をいくらか持っていかれたが、少々不安だ。 )( さておき、独白形式で綴られたアイゼンリッターの手記からは、犯罪と悪を呪う言葉とともに、レイジという奇病による混乱との戦い、市内を跋扈しはじめた吸血鬼やクリーチャーとの戦い方への考察が綴られている。 単独であった為か、奇襲を重視したようでその方法やポイントなどが細かく記されているのは非常に参考になった。 吸血鬼といえど実在の存在だと記されている。 そして、何度も繰り返されるNo Disregard、No Murder、No Stagnationの文字と、彼の見てきた欲望が生み出した犠牲の数々。 ) 鋼の男だな、彼は――… ( 犯罪を憎むあまりに病的な部分も感じるが、戦い抜いた男に対し、そう賛辞を贈る。 ) [Mon 15 Jul 2013 18:33:14]
弥生 > ( 血族との利害の一致をみてそれに利する行為を行ったが、自分はロラーシャの勇者として人類全体の安寧に寄与するのが使命であり、この情報は血族のみに齎すものではない事、「黄金の草原」へ協同体の維持の為の人員を裂く必要は無く、現場の確認には己が赴く事を伝えてある―― そこに己の利用価値を見出してもらい、十分に利用してもられば良い。 落とし所は、黄金の草原の実在を血族に最初に伝える、というあたりか。 この期に及んで独占に及んで権力闘争を引き起こす事はないと願うばかりだが―― クリスティーナ・バルトロッツィはそのカリスマ性で優れた指導者の素質を秘めている。 驕った性格も、実利の算盤を弾いた上での事であるようだし、小規模のコミュニティにおいてはいい結果を残すだろう。 独裁の毒を含んでいるがこの滅び行く世界の牽引には強い光として必要な人材だろう。 優しく甘い言葉で手を取り合うだけで生き残れるほど、この世界は甘くはなかろう。 )( そんな交渉の末、血族に利した行為の対価としてか先日よりも豪華な食事を振舞われ、身を清めて休んだ後、採寸や鏃のデザイン、重量のバランスなどの相談を行った後、出来上がりを待つ間にアイゼンリッターの手記を捲っている。 ) [Mon 15 Jul 2013 18:05:29]
弥生 > ( 暗黒街に聳える塔―― 悪と戦う仮面の怪人の正義最後の砦であった時計塔から帰還した大和弥生が持ち帰った情報―― 黄金の草原に関する情報は血族<サングェ>の利害と一致し、改めて客分の扱いを受ける事となった。 仮面の怪人アイゼンリッターがヴェイトス市において名の知られた非合法自警員であった事、そして黄金の稲穂の現物があった事が情報の根拠となる。 大和弥生はその情報を血族に伝え、シーツを大きな風呂敷として持ち帰った銀製品と火炎瓶、聖水などの道具の7割を血族に寄贈する事を対価に、アイゼンリッターの甲冑を自分の体にあわせて改修する事、残った銀製品で鏃を作る事を依頼する。 幸運にも血族は皮製品や服飾に加え、銀細工の加工にも優れた技術を保有しているようだ。 ) [Mon 15 Jul 2013 17:44:42]
お知らせ > 弥生さんが来ました。 『 血族のアジト 』 [Mon 15 Jul 2013 17:26:36]
お知らせ > 弥生さんが帰りました。 『ぼうけんのしょにきろくしました。』 [Mon 15 Jul 2013 03:06:32]
弥生 > ・・・・・・無視するな ・・・殺すな ・・・立ち止まるな。( 再び呟く。 この言葉から、戦っていた相手を想像する事が出来そうだ。 殺すな、という事から、これは化け物ではないと知れる。 戦っていたのは人間なのだろう。 無視するな、これから推測されるのは、犯罪行為か――。 ここいらはヤクザの縄張りだったという。 立ち止まるな。 これは、己への戒めか―― 此処に居ない部屋の主に思いをはせながら、残された品物を検めてゆく。 手にした手記からはらりと落ちた稲穂。 ) これは・・・ ( 血族の根城で頭目のクリスティーナの口から語られた「黄金の草原」というキーワードが脳裏に蘇り、手記を捲る。 神経質そうな文字が独白形式でびっしりと書き込まれた手記から読み取れる情報こそ、今滅び行かんとする人間に必要なものだ。 銀も必要だと言っていたな――。 ) ・・・・・・ 大荷物になりそうだな。( と、部屋を見回して。 ) [Mon 15 Jul 2013 03:02:37]
お知らせ > 暗黒の塔さんが退室されました。 『》実績のロックが解除されました:勇者もょもと、暗黒の塔に至る《』 [Mon 15 Jul 2013 02:54:29]
暗黒の塔 > ( ――――黄金の種籾は、荒涼の大地奥深くの洞窟に眠っている。 ) [Mon 15 Jul 2013 02:52:16]
暗黒の塔 > ( 貴女はこのすべてを自由に使う事ができる。武器として使うことも、売り払うことも、或いは見て見ぬ振りをすることも。 そして、この砦全てを引き換えにしても足りない程の――場合によっては、だが――宝がひとつある。 それは机の上に無造作に置かれた手記だ。 栞がわりに挟まれているのは……黄金の種穂だ。 )( 手記を開けば、記述は数年前。まだヴェイトス市にレイジと呼ばれる病が充満していた頃だ。彼――非合法の自警員であったらしい――が行商人を暴漢から救った際、珍しい品だから謝礼にと渡されたものだという。それが数年たっても枯れるどころか、今も瑞々しく揺れている。甲冑の主はその重要性に気づいたものの、彼にとって注視すべきは市内の治安維持であり――そもそも、それが必要となるほどヴェイトス市が荒廃するとは、思いも依らなかったに違いない。 )( それでもその黄金の種が見つかった場所をメモしておいたのは、強迫観念めいた危機感があったからだろう。 ) [Mon 15 Jul 2013 02:51:08]
弥生 > ( きぃ、と軋みを上げてドアが開き、何年も開放されていなかったらしき埃っぽい空気が、吹き抜けの空気と交換されてゆく。 注意深く中を覗き込めば、人気は感じられない。 施錠されていたのだから当然か――。 部屋に侵入する。 ) これは――・・・ ( 室内は散らかっているが、荒らされているという雰囲気ではない。 その証拠に、廃墟では見受けられなかった銀の丁度品や食器などが乱雑に置かれている。 棚に並べられた瓶も無事だ。 壁に貼ってあるのは地図か―― )( そして、部屋の奥。 此方を見据えるように椅子に座り込んだ人影。 )――    ( いやに足音が響く板張りの床を踏み、それに近づく。 屍か――? いや、違う。 ) これは、鎧・・・か?( 埃に塗れた鉄の仮面。 私はこれを見たことがある。 )・・・・・・ ( 振り返り、地図を見る。棚を見る。 そして、鎧に見受けられるいくつもの補修された跡―― ) 戦っていたのか。( アイゼンリッターという仮面の怪人を知らぬ大和弥生は、此処を拠点に何かと戦っていた人物へと思いをはせる。 ) [Mon 15 Jul 2013 02:40:46]
暗黒の塔 > ( 無数の小型堅金で裏張りされた革製の装束。 その上を守るのは幾重もの溝を打ち込み、強度を補った極めて薄く軽量な装甲板。 全体には腐食を防ぐ魔力を込めた顔料が塗布されてある。 異常なまでに重量軽減と関節可動率を追求し、尚且つ下手な板金鎧よりも強固な防御力を持つ全身甲冑。 )( それはかつてのヴェイトスにおける先端技術ハイテクの結実であり、今となっては遺失技術ロステクの結晶。 もはやオーパーツと言っても過言ではない。 これだけの物を作る素材も、技術も、工房も、職人も、もはや地上の何処にも存在しないのだから。 )( そして、鉄仮面。 )( かつて砦の主だった騎士の、埃に塗れた無貌が、言葉も無く貴女を見つめている。 )( 今や正義最後の砦の主は、貴女だ。  [Mon 15 Jul 2013 02:23:23]
暗黒の塔 > ( 室内は――簡素なベッドと、机。壁には無数に書き込みの施された地図が貼り付けられており、周囲にはガラクタが散乱している。 扉を開けた際に埃が舞い上がる事が、数年は人が訪れていないことの証拠だ。 誰かが隠れ潜んで暮らしていたのか? 正解だ。 だが注視すれば、此処が文字通りの宝の山であるとわかるだろう。 )( 壁の地図は【現在のヴェイトス市の地図】だ。 勿論、廃墟が進行している今、多少なりとも変化はあるだろうが、移動の難易度は格段に下がるだろう。 棚にずらりと並べられた瓶。【火炎瓶】と【聖水のアンプル】だ。乱雑な字でラベルに書きつけてある。どちらも獣脂やアルコール、そして聖職者が滅んだ今となっては二度と手に入らないに違いない。これが各々10本近くある。 そして散乱したガラクタ。手に取ればわかる。【銀製品】だ。燭台、食器、アクセサリ、エトセトラエトセトラ。此処には炉が無いが、加工場所さえあれば失われて久しい銀の武器が手に入る。 )( 誰かの隠れ家だった? それは正解でもあり、間違いでもある。 ここは砦だった。 独りで滅びに立ち向かおうとして失敗した愚かな人物の砦だ。 その砦の主は――壁際に鎮座していた。 ) [Mon 15 Jul 2013 02:22:56]
弥生 > ( 随分長い時間登るのだな、とも思うが、その間にこの昇降機の動力・・・ いや時計塔の動力が地下水道の水力である事。 今現在時計塔の文字盤の部分に昇って行っている事などに気付く。 ゆっくりなのは安全の為か、それとも速度を出せるだけのエネルギーを稼げていないのか。 時折周囲を見回しながら昇っていく―― 崩れた壁面から見えるヴェイトス市と、ぽつぽつと灯る灯り。 断罪の樫の位置は―― 風にあおられぬよう気をつけなくては。 ) ( やがて ) ( 此処が終点、とばかりにガコン、という音と共に昇降機は止まり、桟橋―― そして、レバーとドア。 )・・・ 文字、か? ( 木製のドアに刻まれた文字の表面についた埃を拭って「無視するな」「殺すな」「立ち止まるな」―― 唇のみでその音をなぞる。 意思と、深い懊悩を伴うような文字、これは何だ。 何故こんな文字が時計塔に残されている。 一つ息をついて、ドアをノック。 罠に気をつけるように何度か確かめるように触れてから安全を確認すればドアノブに手をかけ、回し、壁に寄り添い、ドアの正面に立たぬようにしてドアに開け放とう。 ) [Mon 15 Jul 2013 02:21:04]
暗黒の塔 > ――――無視するな。No Disregard.――――殺すな。No Murder.――――立ち止まるな。No Stagnation. [Mon 15 Jul 2013 02:04:15]
暗黒の塔 > ( 長い――長い、どこまでも長い間、昇降機は登り続ける。 石壁がゆっくりと下に流れていく。 次第に腐敗臭が遠のいて行く事で地上に出た事に気づけるだろうし……さらに行けば、崩れかけた外壁の隙間から、遠く暗い海の中に沈むヴェイトス市が一望できるようになる。 廃墟の中、点々と灯る光は、まだ人類が生き延びている証だ。 貴女の旅立った、血族の楽園も見えるだろう。 そして――――)(ガコン)(――――止る。 最上部だろうか。 部屋の戸口だった方向には桟橋のように通路が伸び、そこにカラクリを動かすレバーが据え付けてある。帰りはこれを倒せば降りれるのだろう。そして、また扉がひとつ。ああ、ただ此方には鍵は無い。ただの木製。何の変哲もない扉だ。ただ、文字が刻まれてある。 ) [Mon 15 Jul 2013 02:04:05]
弥生 > うおッ!( 思ったより威勢の良い音に、思わず乙女らしからぬ声が出た。 それが木霊しながら地下道に響いていくのはなんともいえない気分になるが、それよりも―― ドアが開かぬ。 錆びているのか押しても引いてもビクともしないのでガチャガチャやっていれば、その感触に何か違和感を感じ、ふとした思いつきで横へスライドさせれば―― 開いたよ。 ) ・・・・・・ ( そのギミックをなんともいえないヘの字口をしながら、再度閉めて開けて。 何なんだ一体。 まあ、それはともあれ、その扉の向こうを伺いながら、そっと足を踏み入れ―― 時計塔の真下になるのだろう。 それらしきカラクリが見える。 ) ぅひッ!? ( 再度、ガキン!と大きな音に虚を突かれて変な声が出た。 周囲を見渡すが、誰も居ない。 いや、ゆっくりと歯車が動き始め、振動とともにぱらぱらと頭上から塵が落ちてきている。 一体これは何事かと見定めようとしていると―― 軋む音とともに、浮き上がる床面。 歯車が鎖を巻き上げている。 これは・・・ 昇降機か。 勇者とは、勇気のあるものだ。 それは時として蛮勇であっても、危険を冒さずして何を得られようか。 腹を括ってナイフを手にしたまま膝を着き、状態を安定させた状態で登るに任せよう。 ) [Mon 15 Jul 2013 01:53:32]
暗黒の塔 > ( 貴女が鍵を差し込み、回すと……)( ガキン! )( 大きな金属音が響いた。 貴女の不手際ではない。鍵が錆びていたわけでもない。聞こえたのは部屋の中からだ。そして、扉が横にスライドして開く。 ドアに見せかけた引き戸――此の部屋を用いていた人物は、よほど用心深いか、疑心暗鬼に駆られていたのだろう。 )( そして室内に入る/覗きこむと、何の事はない、そこは伽藍の部屋だ。 壁には歯車や機械が剥き出しになっていて、水路の水がチョロチョロと流れ込んでいる。 上を見あげれば何処までも続く暗闇。 きっと時計塔天頂部まで続いているのだろう。 時計の内部を整備点検する為の部屋に過ぎなかったのだ。 ――――だが。)( ガキン! )( 歯車が大きな音を立てて動く。ゼンマイが回り始める。ゴゴゴゴゴゴゴゴと暗黒の塔が震える。 貴女が解錠した事で、止まっていた時計が今動き出したのだ。 そして――)(ギ ギ ギ ギ ギ ギ ギ ギ)(――大きく軋む音を立てながら、部屋の木床が浮かび上がっていく。 ああ、慌てるかもしれないが、心配する事はない。 罠にしては速度が遅すぎる。 これは時計塔の機構に無理やり組み込まれた、昇降機だ。 もし乗り込むなら、判断を迷った上でも十分に余裕がある。 )( 行くか、戻るかは、自由だ。 ) [Mon 15 Jul 2013 01:37:36]
弥生 > ンッ・・・!( 力を込めて地下への入り口を塞ぐ鉄の蓋を持ち上げるのではなく、ズラし、その奥の縦穴を露出させるも―― ) 酷い臭いだな・・・ ( 蓋を外された縦穴から込み上げるのは淀んだ水の臭いと、腐敗臭。 これは酷い、と荷物から病院から頂戴してきたシーツを裂き、鼻を含めた口元を覆う。 さすがに埃っぽい臭いがするが、無いよりは気分的にマシだろう。 大きな得物が引っかかる事を危惧し、袈裟懸けから肩掛けに武器を懸け直し、肩掛け鞄を背中側に押しやって、梯子の強度を確かめながら降りていこう。 最下まで降りれば動物の気配を感じながら、目が慣れるのを待つ。 ) ( デカいな。 喰えるだろうか?などと思いながら、太腿の大振りなナイフを抜いて右手に持ち、左手で壁に触れながら進む―― ) ん・・・ これは―― 。( 闇の中浮かび上がるような矢印・・・ 白墨、チョークか? これは一体、誰の仕業か・・・。 こう暗くては出入りの痕跡を調べる事もままならない。 大人しくその矢印に従って進み、やがて、金属の扉の前に辿り着いた。 )・・・ これか?( 一先ず、扉の取っ手に触れ、開くかどうか試した後、開かないのであれば少女から託された鍵を落とさないように注意しながら取り出して鍵穴へと差しみ、開錠を試みる。 ) [Mon 15 Jul 2013 01:30:57]
暗黒の塔 > ( それは何の変哲もないただの鉄板だ。錆付き、重たいが、刀を振るう貴女ならば持ちあげられないという程でもない(ただし路面に落としたりしないよう気をつけて!)。 後は深い縦穴が続き、梯子を使って十分に降りていく事が可能だ。 降りていけば、其処は地下水道だ。 淀んだ水の臭いと、腐敗臭が漂っている。 貴女の知識に吸血鬼の弱点はあるだろうか? 時計塔という建物が略奪者を、流水が吸血鬼を、そしてこの下水の腐臭が人狼を退けてきたのだ。 まあ、汚染物質を喰って犬猫ほどにまで成長したドブネズミも番犬程度の役割を果たしたのだろう。 連中はそこかしこを徘徊している。 下水道を探索するなら気をつけなければいけない。 が、もっとも、時計塔を目指すのであればそう困難な事ではない。 地上の地形がわかっていれば五分とかからず……貴女が方向音痴でも、壁に書き込まれた古い白墨の矢印が道を示してくれる。 行き着く先は、金属の扉。 )( そして、鍵穴だ。 ) [Mon 15 Jul 2013 01:15:26]
弥生 > ( 大和弥生は地下水道への円盤蓋を指し示す影に気付く事に成功した! ) む・・・ これは、作為的なものか?( 等の周りだけ綺麗に、そして奇妙に途切れた瓦礫。 そして影が指し示す地下への入り口。 その円盤蓋に手をかけ、動かそうとするが動くだろうか。 ) [Mon 15 Jul 2013 01:08:43][3]
弥生 > ( まずは廃墟の陰から時計塔の様子を伺い、動くものが居ない事を確認すれば近づこう。 その際に瓦礫の途絶え方に違和感を覚え、時計塔の周りを一周する。 ) む・・・ ( 扉らしきものがないではないか!これは一体如何なる事か! とウムムと頭をひねるも思いつかず、素直にもう一周した所で後から塗りこめて覆い隠されたモノと思しき壁―― ここを破るか?いや、音が立ちすぎる。 ここが人狼のテリトリーであれば、それは危険だ。 )―― さて、如何したものか。( と、途方にくれる事数十分。 そうして居る時に、指し示すような影に気付くかどうか。 判定 感覚5で気付けるものとし、現在2である事から40パーセントの確率とす。 40未満で発見。 以上で発見できず。 ) [Mon 15 Jul 2013 01:06:03][30]
暗黒の塔 > ( そこは広場だった。 奇妙なことに廃墟と瓦礫とが円形に途絶え、空白の地帯が生み出されている。 その中央に聳え立つのは――――塔そのものだ。 褐色の石で築かれたその姿は、ヴェイトス市を襲った暴虐のまっただ中に晒されたにもかかわらず、未だ形を保っている。 しかしグルリと塔の袂をめぐっても、入り口らしき扉は無い。 いや、かつては在ったのだろう。 それを何者かが塗り込め、覆い隠してしまったのだ。 若干新しい――それでも数年は経っている――その壁を見つけるのは容易だ。 貴女は力ずくでその壁を破っても良い。 或いは……もしも其処で周囲を観察するのであれば。 車座の如く並ぶ周囲の崩れた建築物の影が、指し示すように1点に向かって伸びている事に気付く。 それは空白地帯の路面。 薄汚れ、錆付きながらも、しかし其処にあったからこそ損失を免れた物。 )( 地下水道への梯子を塞ぐ、円盤蓋だ。 ) [Mon 15 Jul 2013 00:24:20]
弥生 > ―― 酷い演出だ。( 足を止め、出迎える吊るされた死骸を前に呟く声は苦々しい。 この光景に人間の尊厳など、どこに見出せようか。 これも人間の一面とは言え、墓地に続きこのような有様ばかりではこの時代で人が滅ぶ日も遠くはないのだろう。 せめて降ろしてやりたいが、今は時間が惜しい。 両手を合わせ合掌し、それを死者の慰めとし、再び歩みを進める。 懐に忍ばせた鍵は、一体如何なる物か―― 。 中に入るための鍵であるのなら、何時から閉じられたままだというのだろう。 そんな事を思いながらも、やがて廃墟を抜け、瓦礫を越えてその袂まで辿り着くだろう。 そこには何が見える、何が聞こえる? ) [Mon 15 Jul 2013 00:15:48]
暗黒の塔 > ( かつては地上の灯火と、いにしえの空の煌めきに照らされていた威容も、そのどちらもが失われた今では黒々とした尖塔に過ぎない。 誰がそんな場所に近づくだろうか? 悪魔が徘徊し、人狼が跋扈し、吸血鬼が跳梁し、略奪者どもが蠢く廃墟の中を通って。 安寧を求めるにしろ、暴力を求めるにしろ、人々が立て篭る最後の楽園――奇しくも貴女は其処を後にしてきたのだ!――があるというのに。 幸いな事に、今のところは貴女に対する脅威は現れていない。 それは幸運の賜物であろうか? 或いは貴女の知恵が襲撃者のそれを上回ったのか? だが、いずれにせよ暗黒の塔へは近づきつつある。 その塔と同じく、昔日の暗黒街から変わらず此処に在る先人が――つまり貴女の頭上を通るアーチに吊るされた誰かの死骸が風に揺れ、ぎいぎいと微かに縄を軋ませた。 貴女を出迎えるかのように。 ) [Mon 15 Jul 2013 00:03:48]
お知らせ > 暗黒の塔さんが来ました。 『 顔をあげると果てしない夜闇の中、聳え立つ黒影 』 [Sun 14 Jul 2013 23:55:08]
弥生 > ( そんな道行きであるから、大道の真ん中を往く、などという真似が出来るわけもなく、一つ角を曲がるたびに、次の角を覗き込み、聞き耳を立てて小走りに走り抜ける。 そんな風にして夜闇に聳え立つ時計塔を目指していくが―― なにから付近で騒ぐ物音が聞こえる。 灯りも見える事からどうやら人間のようだが、どうにも不穏な奇声や破壊音が混ざる。 目を凝らせば、崩れかけた十字架が見えるような気がする。 )・・・ 同士討ちか? 人間同士で争っている場合ではないだろうに。( 遠吠えが聞こえない所を見ると、人狼とやりあっている訳ではなさそうだ。 ここは介入するよりも、あちらで存分に騒いで貰う事で安全を担保してもらう事にしよう、と そちらに近づく事はせず、時計塔を目指し進んでゆく。 ) [Sun 14 Jul 2013 23:53:32]
弥生 > ( こちらに来てからと言うもの、糒を唾液でふやかし、味噌を舐めて過していた自分にとって、暖かい食事と外敵の心配をしなくても良い寝床はとてもありがたかったので重ねて礼を言って水を分けて貰い、己の目的を果たす為に血族の根城を後にする。 勢力争いに手を貸すのは現状の打破に繋がるとは思えぬし、指針の定まらぬ今現在、非業の死を遂げた少女から託された鍵が己の道行きを定める羅針盤である。 そこに何があるかは知らないが、何もしないよりはマシだろう。 )( 時計塔事態は何処からでも目に入るランドマークであるため道行自体は問題無さそうだが、問題は人狼―― 昨夜の様子では友好的とは言い難い上に、敵対した事は明らかだ。 無事辿り着けるかどうか―― 。 外套を土埃に塗れさせ臭いを誤魔化す小細工を弄したが安全な道行とはいかないだろう。 ) [Sun 14 Jul 2013 23:44:22]
弥生 > ( 昨日の喧騒から一夜明けて―― 血族(サングェ)なる集団の頭目、クリスティーナ・バルトロッツィに一宿一飯の恩義を受け、ヴェイトス市の現状とそれに至るまでの出来事、主な勢力とその方向性、噂レベルの希望の話など、沢山の情報を得る事が出来た。 その見返りに「で、あんた達何物です?」という問いから根掘り葉掘り聞かれる事となった。 勇者の末裔である事と、自分の道行きについて(墓地の荒れ様や病院での体験など)を説明したが、人間―― いや、自分等の勢力を拡大しようとする彼らにとって有効な情報ではなさそうだ。 同席したトリス・クラクハインドなる女騎士も自分と同じようにこの時代に"介入"した人間であるようで、そのような者が何人か居る事、レイジと呼ばれる奇病などの事も知りえたが、それだけで此処まで荒廃するとは思えない。 己の敵を定める事が出来ないまま、会談は終わる。 ) [Sun 14 Jul 2013 23:32:10]
お知らせ > 弥生さんが入室されました。 『 >ぼうけんをする 』 [Sun 14 Jul 2013 23:18:20]
お知らせ > クリスティーナさんが退室されました。 『一つ一つの駒の動きを注意深く監視しよう』 [Sun 14 Jul 2013 22:36:22]
クリスティーナ > ( 「黄金の草原」がどの程度信憑性が高い話なのかは微妙なラインだ。 与太話と切り捨てるには幾らか根拠らしい根拠もあり、かと言って場所が特定できる程でもなし―――最優先事項として街中に人を寄越して探索しているが、良い土産話は無い。 一触即発の他グループとの争いの方が優先になるかもしれない―――そうなると保護した彼女等3人の扱いも変わってくる。 なに、こっちは貴重な食料と安全な寝床を提供する立場だ。 多少の無理は聞いて貰わなければね。 飴と鞭って言葉もあるし、要求があるならそれこそ交渉の用意もある。 ) [Sun 14 Jul 2013 22:18:42]
クリスティーナ > ( 一晩ゆっくり休ませた後、昼間の内に大雑把な事情を聞き出し、此方もシスターに与えたのと同じ程度の情報を提供した。 所謂、「血族」「夜会」「獣人」「自警団」「コロセウム」の存在と規模、所在、対立構図についてと、最近出没する「ゴーレム使いの女」や彼女等と似た「小奇麗な格好をした来訪者たち」の存在。 大きな戦争と「レイジ」による混乱、現在のヴェイトス島の様子について。 それから私達の目的である「黄金の草原」の噂。 少々詰め込み過ぎたかも知れないが、そりゃすっぽり大事な所を知らないんだからしょうがない。 ああ、勿論彼女らには十分な食料と寝床を与え、好印象を与えられるよう配慮もした。 自警団辺りに持ってかれたら勿体無い戦力であり、情報源だ。 ) [Sun 14 Jul 2013 22:11:07]
クリスティーナ > ( 「自警団」を上手く巻き込むか? 連中がこういう事に拒絶感を示すのは分かり切っているが、何も協力を要請して同盟を組む事だけが利用法じゃあない。 否応なしに巻き込んでしまえば人外どもの戦力を分散させることくらいは出来るかもしれない。 時間稼ぎ程度でもいい。 上手い策があれば手札にしたいのだが―――。 ) …ふむ。 ( それと、あの連中―――シスター・ジャスティスと同様の話をする「自分に呼ばれて過去から来た」という連中。 身元や経歴を根掘り葉掘り穿り返しても、共通点や関連性の薄い―――共謀して嘘を吐く動機の無い連中だ。 まずメリットらしいメリットがない。 彼らの言い分を裏付ける、共通した歴史に対する認識(1610年の紫陽花祭り直後で途切れる)や、身に付けているものの不自然なくらいの清潔さ―――「ヴェイトスによくある奇跡」とかほざいたのはシスターだったか。 そういや昔はそういうご都合も罷り通ったか―――通らなくなった、のか? それが現状の原因じゃないだろうな。 ) [Sun 14 Jul 2013 21:58:56]
クリスティーナ > ( 昨夜のゴタゴタで皆疲れ果てて、貴重な戦闘要員1名の死亡というダメージに見合う戦果であったかと言うと―――判断に困る。 食料と消耗品、今ではあまり手に入らない貴重な道具なんかが幾らかを得て、無法者を駆逐する事が出来た。 問題はそこからだ。 ) …まぁ、どうしたもんですかね。 ( 私室に独り籠って呟く―――以前からそのうち問題になるだろうと思っていた「獣人」との対立の本格化と、奇妙な来訪者達―――大きな動きが始まる予感がする。 吸血鬼対策に急ぎ調整を進めさせている銀の弾丸だが、獣人に効果はあるだろうか? 奇伝なんかじゃあ、狼男に銀の弾丸が効くとかなんとかいうのもあるが、大破壊の前から街中をうろうろ普通に生活していたあの連中が銀に弱いかっていうとイマイチピンと来ない。 一匹拉致ってきて実験でも出来れば分かり易いのだが―――さて、その吸血鬼…「夜会」の連中との曖昧になっている距離感も危うくなるかもしれない。 パワーバランスが僅かにズレるだけでも「血族」「夜会」「獣人」の均衡は崩れかねないのだ。 ) [Sun 14 Jul 2013 21:44:26]
お知らせ > クリスティーナさんが来ました。 『-「血族」拠点-』 [Sun 14 Jul 2013 21:36:29]
お知らせ > マルギットさんが退室されました。 『( 戦闘経験点5をどうぞ )』 [Sun 14 Jul 2013 04:10:57]
お知らせ > マルギットさんが入室されました。 [Sun 14 Jul 2013 04:10:18]
お知らせ > トリスさんが帰りました。 『対峙はわずかの間。けれどそれぞれの境遇を変え得る因子を育んだか。』 [Sun 14 Jul 2013 04:10:07]
お知らせ > マルギットさんが帰りました。 『ただ去っていくのを血走った眼で睨むことしか出来ない』 [Sun 14 Jul 2013 04:08:46]
お知らせ > 弥生さんが帰りました。 『( モョモトって? ) 勇者だ。 ( 大真面目に頷く。 )』 [Sun 14 Jul 2013 04:06:44]
お知らせ > クリスティーナさんが退室されました。 『衣食住フル完備という最高の贅沢の後――ゆっくり眠って翌日、改めて話をする事になる』 [Sun 14 Jul 2013 04:03:57]
トリス > ・・・理性的だわ。 陛下の一存に免じて、”今日はこのへんに” ってやつね。(親玉を討ち取って士気喪失で終了 ならいいが、半端に知性がある連中だ。 群れの頭目を失って捨て鉢の攻撃に出られたら、何人守れるかは定かじゃない。  遅蒔きながら理解していた。この世界では死体が敗者で生きているほうが勝利者なのだと。) というか、其方の配置じゃなかったのね。 いい腕前してたわ。(程度こそ少ないが、大混乱はこっちも同じ。 アマウラ滞在経験から和弓を見た事はあるが、後ろに吊るしたデカイ刀は知識の範囲外だ。人間切るサイズじゃねーぞ。) モョモトって何・・・かも含めて、後で聞くことになりそうね。  荷物くらいならこっちも持つわよ。(一人減ってしまった分を補えるだけの積載量と体力はある。 手も開いてるし、代わりを務めることになるか。 一度だけ振り向いてマルギットを見て――それから撤収に加わろう。)(久々の 芋。 食べずにはいられない。) [Sun 14 Jul 2013 04:00:41]
マルギット > ( 侮っていた。 人間は人狼よりも弱く、武器を扱うのもまた人間だから恐れることは無いと思っていた。 昔ならこんなことは考えなかっただろう。 獣の本能として、武器を拒絶したかったのだ。 ) ―――grrrrrrr ( 低く唸り声を上げながら、身を起こそうとするが腕の痺れが広がってきている。 撃たれた箇所も焼かれたように熱い! )( 地を這い蹲るだと? 馬鹿な、ありえん! )( 遠吠えで連絡を取り合いながら近づいてくるのが分かるが、あの連中を捕らえるのには間に合わない。 この場での頭数は減らなかったが、これは後々に人狼団の中で一騒動起こりそうだ。 ) 病院なんざ、もうどうでもいぃ・・・。 次は全員の、あたまを・・・砕いてや、る ( 撤退を始める連中を完全に立ち上がれない状態のまま、睨みつける。 いや、あと先考えずに力を振り絞れば一人くらいは喰えそうだが、今はまだ駄目だ。 全部噛み砕いてやるのには今では駄目だ。 )( 若い人狼達が走ってくる足音が聞こえる。 手傷を負った頭目の周りに集まるだけで追撃は開始しないだろう。 すでに離れたのを見てから、駆けつけた人狼に告げる。 ) 中央病院の連中を、呼び戻せ・・・ッ。 どうせ、あそこは・・・他の連中には開けん。 ( 先に奪われるのではと危惧する声にはそう言ってやる。 ) [Sun 14 Jul 2013 03:55:32]
弥生 > ( 銃弾と矢の違いは、初速と飛翔体の質量。 初速では銃に分があり、質量では矢に分がある。 加えてこの至近距離、勝らずとも劣りはしまい。 それに、毒だ。 どのような種類の毒かは医学知識がないため不明だが、毒薬なのは確からしい。 ) ( 矢は体幹から逸れ、右肩に的中した。 ) 通りがかりの者だが加勢させてもらった。 撤退に同意する。( と、さらに弓に矢を番えながら通りに出て、倒れこんだ大きな人狼に狙いを定め、周囲を警戒しながら言う。 頭を潰された者に短い黙祷を捧げ―― ) ヤマトヤヨイだ。 モョモトをやっている。 悪いが手が空いていない。 ソレ(銃)は貴重で、回収しておいたほうが良いのだろう? ( と、手の空いている者に声をかけ、クリスティーナ一味からやや距離を置いてそれに着いて行く事とする。 おいもたべたい。 ) [Sun 14 Jul 2013 03:44:39]
クリスティーナ > 3――…!? ( 引き金を引く瞬間、まるで予期していなかった方向からの狙撃―――銃じゃない。 矢だ。 うちの倉庫にも弓くらいは幾つかあるが、今回は誰も携帯していなかった―――引き金を引く瞬間、ほんの一瞬その思考が判断を遅らせる。 同時に仕掛けられたいくつもの攻撃で的がブレたのも不確定要素だ。 ) ――――これ以上の長居は危ない!! 撤収ー!!! えっと、あんた達もちょっとうち来なさい! 今日は予定外が多過ぎてもうなにがなんだかっ!! ( 件の騎士に加え、あとから姿を現した狙撃手―――やっぱり何処か違和感のある小奇麗さ―――にしてもデカい弓だこと。 イエロティアか? 先日のジャ様と同じ匂いがこの二人からはする。 居る筈の無い連中がこうも立て続けに現れるっていうのはもう無視していい事じゃあない―――詳しい話を聞かなければ。 ) 事と次第によっちゃあ芋食い放題…は遠慮して貰いたいけど芋としょぼいピクルスと煮干くらいご馳走しちゃいますし?  [Sun 14 Jul 2013 03:36:10]
トリス > 初めてで鞭剣を・・・勘のいいやつ !!(鞭状で咄嗟の撒き戻しが効かないのがこの武器の難点だ。扱い方を知らぬトリスにとって、再利用可能な飛び道具でしかない。柄から伸びた鋼線を引くことで、鞭剣は再び剣の形状を取り戻す――この再装填も、相手が倒れたからこそ出来ることだ。)仕事はした、とは言いがたい結果だけど ・・・他に伏兵が、いたのね。 油断ならない子たちで良かった。 (トドメはクリスティーナの号令に任せるか。 巻き添え&邪魔にならぬよう射線を外すと共に、獣人の足掻きと増援を同時に警戒しないといけない。 立ち居的にはややクリスティーナの隊に近い所に戻ってくる感じになるか。) [Sun 14 Jul 2013 03:26:58]
マルギット > ( 騎士が叫ぶ声が聞こえる。まったく厄介なことこの上ない! 直接見たわけじゃないが、何かが撓る音が聞こえる。 空中で無理やり姿勢を変えて、放たれた何かに絡まること自他は防ぐが、その代わりの代償だというかのように狙っていた男が放たれた弾丸は二の腕の肉を抉っていく、灰色の毛に染みのように赤い後が広がり始める。 ただすでにその手の中には男の頭が収まっている。あとは力を入れてやるだ。 ) 数がいるとさすがに、面倒だな・・・。 ( 掌の中で人の頭が潰れる感触を感じながら、周囲を見る。 改めて騎士の方を見れば、なんだ鞭みたいな剣だ。 奇妙なものを振るう奴だ! それに残りの連中は銃の装填が終わっている・・・、いやすでに発射寸前か! ) ――――ッ! ( その銃の発砲とは別の何かがあると急に鼻が告げてきた! 匂いが混じっていてわかり難かったが、まだ一人目に見えてない奴が――― ) ――――がッ!! ( ヒュッという風を切るような音が聞こえた次の瞬間に、撃たれた左肩とは逆の右の肩に何かが突き刺さる! 矢だと思ったときにはすでに遅い。銃弾と比べれば、どうと言うこともないもののはずだが、本能が叫んでいる。不味い!と。 ) こ、のてい・・・ど、でぇ!  がァァ!! ( 自分が思っているよりも腕の動きが鈍い、矢を抜いてこの場から飛び退く程度できると思ってやった一つの目の動作が重いほか鈍かった。 その出来上がった間に銃声が轟くだろう。 一発は空を切り、もう一発はわき腹を掠める。 ただ残る一発が左肩に後ろから当る! 後ろから体当たりでも受けたかのように前のめりに巨体が倒れこんだ。 )( 此方に近づいてくる遠吠えは1,2つ程度は近いが残りはまだ遠い。 ) [Sun 14 Jul 2013 03:10:11]
弥生 > ( 物陰から通りに出た事により、視覚による情報が入ってくる。 剣を持った手練らしき女が一人。 銃を持った女を中心にその手勢らしき者が数人。 この場で自分が戦うべきは、人ではなく、人を襲う化け物の方。 どちらの言い分が正しいかなどはあまり問題とはしない。 )( 目標が大きく屈み―― 跳んだ! )・・・  ッ!( あの大きさでイヌ科の身体能力を持つというのは脅威だ。 しかも速度と牙に加え、知恵を持ち、両腕を自由に使うという強みも備える。 先ほどの会話から推測されるよう、種の誇り、いや驕りが付け入る隙か。 矢避けとなる防具をつけず、道具も持っていないのなら 獣頭人身のメリットを使い切っているとは言いがたい。 )( 吼え声と銃声、無視される形になった騎士が鞭(?)を振るい人狼を打つ。 人狼が跳びかかり、取り巻きガ脚を縺れさせ、転んだ事で射線が通った! 一瞬でも動きが止まる隙あらば、毒矢を放つ! 狙いは広い面積を誇るであろう上半身だ ) [Sun 14 Jul 2013 02:58:12]
クリスティーナ > ( タタンッ、と2発の弾丸が発射された――自分の側に向かって来た敵をしっかり捕捉する前に放たれた弾丸は決してまともに急所を狙えたとは思えないものだ。 ) 逃げろっ!! 距離を――― ( 少なくともその発砲音の直後にはマルギットが仲間の一人に接近し、その掌が足をもつれさせる男の頭を捉えている―――助からないか!? 然し僅かでも速度が衰えるなら今、此方も撃つしかない。 次はこっちに跳んでこないとも限らないのだ。 ) 1、2の――― ( 発射は次のターン頭。 ) [Sun 14 Jul 2013 02:51:41]
トリス > (背後に銃がある、という認識から自然と買って出た前衛役。 壁というより柵か。 突破されず、自由な射撃を許すことが要だが―― 相手はやはり、迂回を選ぶか。)・・・この、言った側から!!(足には自身があるが単純な速力では叶うまい。 ただの騎士 であれば突破されて終りだが、トリスはそんなまっとうの結末で終わる騎士じゃあない。 飛び掛るでもなく、追い縋るでもなく―― 黒い方の剣の柄頭を、逆の手の篭手にぶつけて捻った。) 私に尻向けるかッ!!(途端、蛇腹状に分解・伸張した剣を、鞭を絡めるが如く跳躍するマルギットに向けて振るう! さしたる技能はないが、絡みつく能力は高い。体の何処にでも当たればあとは引きずり倒して動きを封じる狙いだ。不完全でも妨害になれば役目としては十分!) [Sun 14 Jul 2013 02:43:58]
マルギット > ( 遠吠えに応じる別の遠吠えが最初の遠吠えよりも圧倒的に多い。 頭目の遠吠えだ。他で物資や屍を漁っていた連中も向かってき始めるだろう。 ) ふざけるな! 弱者がァ!! ( 吼える! 嘗められて、はいそうですかと言えるほどお上品じゃない。爪が食い込むほど手を握り締めて牙をむき出しに獲物を狙う視線を今だ銃の準備をしている人間共だ。 )( 本来なら残りの人狼たちが集まってくるまで待つべきなのかもしれないが、そんなものは待っていられないし、何より私がいる狩りの場で無駄に若い人狼共の数を減らすわけにもいかない。 ) いい鉄を持っているな! だが、お前は後だ! ( 横目でじろりと騎士を睨む。 両手に握られたものは今では中々お目にかかれないものだ。 あれも中々試しがいがありそうだ。 横目で睨んだまま、屈むように力を溜めて、 )( ――――跳んだ! まずは手短の銃を持った奴だ。 ) ここで少しでも抵抗を見せた奴は全員資格があるとみなしてやるぞォ! 今は中央病院を落とすのに数が必要だからなァ!! ( 一人目は頭を握りつぶすつもりで飛び掛る! ) [Sun 14 Jul 2013 02:30:30]
弥生 > ( 遠吠えと共に奥のジンロウ。 人狼か? が仕掛けた。 自然、全員の注意はそれに向かう事だろう。 騎士が想定通り応戦し、チャンスを作ってくれればいいのだが・・・。 そう思いながら漸く物影から様子を伺い、膝を付いて下半身を安定させ 毒矢を番えたトキノミヤコ式のウルトラロングボウを引き絞り 思ったよりもデカく、大きく、脅威度を見せ付けるような人狼に対し狙いを定め―― 射線上に居る取り巻きが邪魔か。 ) [Sun 14 Jul 2013 02:25:14]
クリスティーナ > 上下なんざァ1万年昔に決まってんじゃあァないですか―――毛皮風情ッ!!! ( 正直こっちは連戦な上に生粋の戦闘訓練を受けた人間が居ない―――基本装備は銃だ。 素早さと筋力を存分に振るい、人並みの知性を持つ敵なんて厄介なものをどうしようかと思ったが―――率先して前に出る盾が居れば話は違う。 どれくらい持つかは知らないが、このアドバンテージを生かさない理由はない! 一つ声を張り上げれば、4人の部下達も各々射撃姿勢を取って狙いをつける―――あんなに速く動かれたら当たらない! 弾を込め直すのには最速でも1分はかかる。 外す事は考えちゃ駄目だ。 騎士様、ちょっとでいいからそいつ止めてくれると助かるわ。 ) [Sun 14 Jul 2013 02:17:11]
トリス > 幸せ、か。 人類普遍の考えだと思ったけれど、狼さんのお話を窺うに・・・現状少数派みたいで悲しいわ。(もはや交渉は決裂だろう。マルギットと名乗った人狼側と対峙しつつ、腰の長剣を抜き放つか。 皮鎧に篭手のみと守りは頼りないが、両手にそれぞれ構えた刃が、持ってる本人の心を強固にしてくれる。 その彩色は鋼鉄の銀光と、光なき漆黒!) 始まったら私に構わずにね。 ・・・さて、騎士を侮辱したこと、有象無象と呼んだ事。 思い知らせてやるわ!!(両手を広げるような構えのまま、真っ向から前進して獣どもの進路を限定してやろう。 此方に掛かってくるか、迂回して予測射撃の射線上に出るか、好きな方を選ぶといい!! とばかりに。) [Sun 14 Jul 2013 02:09:24]
マルギット > 棲み分け?冗談じゃない。 上と下ははっきりと決めなければはっきりとした規律が作れんだろうが。 ( もう今の世界に規律も何もない。それでも、規律やルールに拘るのは遥か昔の名残だ。 この名残を今は理性という形で理解している。 ) まぁ、いい。紳士淑女の話し合いはここまでだ。 ( 人間の上に立つべきだといって集まったのが人狼集団の始まりだ。 若い連中はどうにでもなる。だが、最初に集まった少し歳を食った奴らが承知しない。のんびりと話し合いの席など設けていたら、私の人狼団は纏め上げられない。 ) お前は試してみたい人間だ。 周りにいる有象無象はどうでもいいが、お前は両手足でも折って持ち帰るとしよう! Ahwoooooo ( 前屈を解いて、ここで初めて狼らしい遠吠えを放つ。 これが戦いの合図だというようにだ! まずは周りにいる有象無象からだ。 ギラギラと光る眼で銃を持っている周りの取り巻きに狙いを定める。 ) [Sun 14 Jul 2013 01:55:39]
弥生 > ( 聞こえてくるキーワードは不穏。 「バルトロッツィ」「人狼」「マルギット」「クリスティーナ」「女王陛下」「共存共栄」―― 交渉は決裂のようだが、そう、それで良い。 こんな荒廃した中でも、ヒトである事をやめない気概がある人物がいて安心した。 )( 毒に浸した矢を弓に番え、息を殺しまだ潜む事とする。 人狼が仕掛けるなら騎士が応じるだろう。 せっかくのアドバンテージだ 有効に使わせてもらおう。 ) [Sun 14 Jul 2013 01:44:20]
クリスティーナ > 出来れば皆で幸せになりたいんですけどねェ…こういう時代だからこそ―――他人の幸せに踏み込んで来るような輩以外、で。 ( 話し合いが通じない奴、欲望を押しつける奴、社会性を理解できない奴は早い段階で淘汰するべきだ。 ) あらら…折角友好的ムードに持ってけるかと思ったら―――そりゃこっちの台詞ですよ。 人間社会のルールとマナーを学んで共栄共存しようってんなら手を取り合う事も出来るでしょうに。 最低、棲み分けるくらいには。 ( 人狼になれ、とはまた大きく出たもんだ―――まるで獣の方が上みたいな言い分。 こりゃ、少しこっち寄りの態度を見せる自称騎士様にご活躍願おうかしらん? 胡散臭いようなら「援護射撃」して差し上げればいいし。 流れ弾に注意して頂くとして。 ) ( 物影の人物には気付く事が出来ない。 人より勘はいい方だが、人間元来、眼で世界を把握する生き物だ。 野伏に気付けるようには出来ていない。 ) [Sun 14 Jul 2013 01:37:34]
トリス > 埋め合わせ、した方がいいみたいね。(重ね重ね申し訳ない思いだ。 逃げ延びた先まで尾行して行って堂々と話を聴けば、こんなことにはならなかったと今更ながら。) ・・・混乱の中で生き延びる為に土地衆頭が生き残りを纏めた といった所かしらね。 未来の女王陛下とあらば、騎士らしくその意向に従うも吝かではないわ。(クリスティーナと名乗った集団のリーダー。口調からは、損害を出さない解決を望む空気は感じる。 それを知った上で自身の激情を表に出さぬだけの思慮はまだ残っているが――) ただし、”女王陛下の道を歩むのであれば”。(彼らの言葉に首を縦に振るというのであれば、残念ながらという事になる。 対話の予感に少し解れた緊張が、人狼頭の一言で元に戻ってしまったよ。 剣の柄を持つ手に自然と力が篭る。  つつけば破裂しそうな状態に棘3つ。 正確には4つか。) [Sun 14 Jul 2013 01:26:15]
マルギット > バルトロッツィ・・・なるほどな。これは丁度いい。 ( 知っている。かつての暗黒街にいた悪党連中だったら大体の奴らは知っているんじゃないか? まだ暗黒街が暗黒街として残っていた頃にいたマフィアのボスの娘だったか。 大分昔の記憶になる気がした。 ) 奥のよく分からん臭いをした奴はやる気のようだが? ( 顎で奥の騎士を指しながら、此方は別に荒っぽいことでも構わないのだがという意思を匂わせる。 だが、折角話をしてもいいレベルの人間がいるんだ。最低限のことは聞いておきたい。 ) 私は他の人狼共と違って知性的だ。 一応名乗ってやろう。この辺りの人狼を束ねている頭目のマルギットだ。 さて、自己紹介なんてつまらんことはこの辺でいいだろ。 ( 奥の変わった臭いの奴は戦えるようだし、どんな奴でも強ければ可能性がある人間となるだけだ。 ) 手っ取り早く用件を言ってやろう。 クリスティーナ・バルトロッツィ。人狼になれ。 お前には資格がある。 ( 確実になれるという保証はないが、そんなもの知っても知らなくても私のやることは変わらん。  )( 似た匂いだったせいか、奥に潜んでいるものの存在には気がつかない。 ) [Sun 14 Jul 2013 01:14:11]
弥生 > ( 聞き耳を立てて知る状況は、集団の指揮を取る女と、女騎士・・・ 西洋文化で言うところの武士か。 が立ち居地の違いから言い争いをしているようだ。 主導権はヤクザらしき女に方にある。 が、どうにも人を喰った物言いだ。 それに迫るのは、人間よりも大きな足音。そして人間以外の構造をしていながら無理矢理人間の言葉を喋るような違和感のある声。 遠吠えの主か。 潜んだまま静かに矢筒から1本の矢を抜き、体に巻いたハーネスに固定したポーチに入れた毒薬の蓋を開け、鏃に浸す(毒液1/5消費)。 ) [Sun 14 Jul 2013 00:58:51]
クリスティーナ > 頭が痛い状況なのかそこまで悪くないのか判断に苦しみますよこれ―――人が折角綿密に練ったプランが台無しじゃないですかあんた達。 ( こんなイレギュラーは想定してないってんです。 幾ら頭を回転させてもこれじゃあもうね。 ただ―――犬っころの方が予想外にまともに口を利くのが光明か? ) OKOK、ちょっとこれ整理しません? 私は(旧)暗黒街東区「血族」のクリスティーナ・バルトロッツィ。 人間様の味方にして未来の女王陛下ってとこです。 今のうちに取り入っておくといい事ありますよ? あー、この度は大変お騒がせして申し訳ございません? ちょっと早急に対応が必要な害虫駆除のお仕事がありまして、ね。 ( 今の所は自称騎士を撃たないつもりだが、さて―――丸く収めるの一番だが、そう上手く行くか? ) [Sun 14 Jul 2013 00:51:39]
トリス > ……やっぱり”懐かしい”なのね。 半日かけて説明しても良いけれど、眉間に食い込む鉛玉が目に浮かぶわ。(過去から来ました! ・・・恐らくは即死だろう。態度はイカレてないかもしれないが経歴は存分にイカレているので、説明に苦慮するのだ。) ・・・邪魔してしまったようね――当然か。 潔白の証明が必要なら、剣を持って果たすけれど。(幸いというか乱闘になれば寧ろ自身は危機を脱せる自身があるが、彼女らを足止めしてしまったのが心苦しい感じ。 敢えて逃げず避けずの棒立ちでクリスティーナ有利の立ち位置を取らせるは、せめてもの誠意なのだが――) で、ハズレ引いた と。 ……あと推測が間違っているわ野犬。 逃げて生き延びる騎士がこの世の何処に居るか。(公然と侮辱されれば紳士淑女の時間はそこまでだ! 腰に吊るした剣の柄に手を掛けさせていただく。 銃口の許しがあれば、直ぐにでも抜いてしまいそうだ。)(状況と目の前の敵に集中するあまり、後方に潜む存在にはまだ気がついていない。) [Sun 14 Jul 2013 00:43:17]
マルギット > ( ようやく辿り着いた。 思ったよりも遭遇が早い。おかしいな。最初の臭いは逃げていたはずだが。 ) ―――なるほど。これはこれは。 ( 暗黒街でよく目撃される人狼よりも明らかに大きな固体が目の前にいるだろう。 それが見下ろすような形で、まるで人間が考え事をするように狼の顔の下あごを指でなぞる。身体の大きさに反した丁寧な動きだ。 ) 勇ましい!だが、推測は間違っている。 逃げて生き延びた騎士となんぞ誰が組むか。 ( 一団のリーダーの奥、今の世界じゃ珍しい騎士の格好。しかも、五体満足とは尚の事珍しい。 それに視線を移してから、ふんと鼻を鳴らす。 ) 実にいい、可能性がありそうだ。 ( すぐに襲い掛かることはせず、ずしりと身体を少し前かがみになりながら、一団のリーダーの方をじっとみる。 ああいう頭を使えて、芯の太そうな奴は私はすぐには襲わないことにしている。 人を襲う理由は二つ。血肉。そして、後天的に人狼になれるかどうかを見極める。だ。 ) [Sun 14 Jul 2013 00:32:48]
弥生 > ( 闇夜に紛れ、時計塔を目指す大和弥生―― 建物の倒壊によって道が塞がれ、撤去するものも居らず道行きは遠回りせざるを得なかった。 もとよりヴェイトス市の地理に明るくない事も相まって大幅に時間をロスしている。 それでも足を止めず、歩き回って聳える時計塔を目指している折、銃声と遠吠えを聞く。 推測される状況は、戦う人間の存在。 闇夜に紛れ走る。 大声で言い合う声が聞こえ、速度を緩め 背負った弓を手にし、矢筒の蓋を外しながら、状況の把握のため物陰で聞き耳を立てよう。 位置的には暗黒街の外から来たのだからトリスの背後になる。 ) [Sun 14 Jul 2013 00:24:52]
お知らせ > 弥生さんが来ました。 『 遠吠えは狼以外も呼ぶ 』 [Sun 14 Jul 2013 00:24:09]
クリスティーナ > ―――騎士団? 懐かしい言葉ですけど、何処ほっつき歩いてたら生き残った上でそう名乗れるんです? 五体満足じゃあないですか。 ( 逃げ隠れしてた騎士がひょっこり顔出してしれっと騎士を名乗る? そんな違和感―――生憎、あそこにはコネが無かったから内情がわからない―――態度や口調はイカレた感じじゃあないけれど。 ) ッ…今度は何です!! 挟撃!? ( 騎士を名乗るコイツが囮で別方向から突っ込んでくるのが本命? それにしてはやかましいけれど―――どうする? 犬っころにしては大人しいし、何かイレギュラーが続いている? ) 散会ッ!! 固まるな!! あんたたちは向こうを狙いなさい!! ( 自分だけ騎士に狙いを定めたままゆっくりと歩み寄り、飛びかかられないくらいギリギリを維持しようと。 後から来た奴がこの騎士の仲間なら人質に出来るかもしれない。 ) [Sun 14 Jul 2013 00:14:34]
トリス > うおっ ちょ ――じ、銃!?(いかに騎士とはいえこの距離で銃を向けられると緊張感が半端無い! 思わずびたっと止まって両手を上げてしまった。)私は騎士団……の生き残り、トリス・クラクハインド。 化け物が徘徊してると聞いて探りに来たら走るあなた達に出会った という所なのだけれど・・・よければ何とドンパチやりあっていたのか、教えてもらっても良いかしら?(銃声を聞いて来たのだから、この集団でほぼ正解だと判断した。 いまは両手は上げたまま、とりあえず自己紹介と目的を。 まだ頭の中が人間なら、これで即射殺は回避できると信じておく。) ・・・あと、できれば動くのも許可して貰えると助かるわ。(物音の接近を感じれば、本能的に視線がそっちを向く→銃口気にして戻る を繰り返す事になってしまってちょっとかっこ悪いので。) [Sun 14 Jul 2013 00:05:11]
マルギット > ( 狼の姿になった時の身体が大きくなったのは前の頭目の血肉のせいだ。身体の大きさと一緒に引き継がれた根っこにある暴力的な本能が新頭目である自分にとっては厄介だった。 ) 別の臭い? ( 硝煙でもなければ、襲撃者の臭いでもない。それどころかもっと新しい匂いだ。懐かしささえ感じるのに、はっきりと真新しいと思える臭いに困惑する。 )( 困惑しながらも、その臭いの正体を知るために走る。大きな身体は闇夜に紛れて近づくには不向きで、時折転がっている瓦礫を蹴り飛ばし、押し壊しながら進んでいる。 困惑の臭いと最初の目的に臭いは幸運にも同じ方向にいる。 物を壊す音が次第に近づいてくるのが逃げる集団と新たに飛び込んできた人物にも聞こえてくるだろう。 ) [Sun 14 Jul 2013 00:01:25]
クリスティーナ > ( ここいらで道を把握しようと思うなら、頭一つ飛び出した細長い時計塔を目印に移動する事だ。 勿論時計なんざぁ動いちゃいないが、今も昔もこの界隈の目印として機能している。 ) ――――少しは離れました? ( 遠吠えは遠退き、それらしき気配も見当たらない。 此方も走り通しで肺が破裂しそうだ―――エサに飛びついてくれたのなら幸い、薬でおかしくなってくれりゃあ二度美味しい。 速度を緩めて呼吸を整えようとしたその時、全く別の方向から現れた何者かの陰に反射的に銃を上げる―――おっと人間様の言語だ。 ) フリィーズ! 質問が漠然としてるけど主語を述べよ! それと簡潔なる自己紹介と目的をさっと答えられるといい事があるかもしれない。 ( 答えた結果無言でバーン、という可能性もあるが。 ) [Sat 13 Jul 2013 23:52:55]
トリス > (喧騒、銃声、そして咆哮。 条件は十分だ。 市街崩壊の原因探求は、周辺を徘徊しているという厄介な怪物を探す度となった。 指針はあれど標なし。 姿も仕草も知識無し。 となれば、血生臭い声や音の方向へと只管歩を進めるしかないわけだ。 位置関係が崩壊し、この界隈がかつての暗黒街に相当する、という事すら判っていないが・・・それでも聴覚にしたがって。 姿を現すのは、逃走を図るクリスティーナ達の側となるか。) ・・・今度こそ、まともな人間、よね?    って、あ――ちょっと、そこの人たち! これ、どういう状況なの?(状況がつかめてない人間が走って逃げてる人に横から声を掛けるわけだから、ちょっとちぐはぐな会話にならざる得ない。走り抜けられるようなら追いかけなきゃいけないし。) [Sat 13 Jul 2013 23:46:04]
遠吠え > ( 最初に人間達の争いがあった場所に辿り着く。 先に辿り着いていた若い人狼連中がすでに撃ち殺された人間の死体を食い漁っている。 ) こりゃあ、一方的だな。 ( 場の状況、喰われている奴らの顔や持ち物を見れば、まともに争いがあったかも疑わしい。 だが、それ以上に思うことは今のこの状況だ。 若い連中は血の臭いを嗅ぐと興奮して我を失ったように本能のまま動く。まさに獣だ。 その光景が嘆かわしい。 自分自身も血の臭いに疼きを覚えているが、自制している。 ) 活きのいい連中は・・・向こうか。 ( 若い連中は殴り飛ばせば我に返るだろうが、面倒だ。 それにここにいるクズの死体を作り上げた連中はいくらか統率が取れている。 人間にしては好ましい連中だということだ。 この目で見て見たい。そう単純に思った。 )( 足が逃げる一団の方向へと向かい、若い連中をその場に残して移動を始める。 ) [Sat 13 Jul 2013 23:37:32]
お知らせ > トリスさんが来ました。 『(答えを探す騎乗なき騎士は、喧騒に惹かれて現れる。)』 [Sat 13 Jul 2013 23:35:22]
クリスティーナ > ( 連中の半端に厄介なのは幾らかでも人間的な知恵が働く獣だという事だ。 こちらには分からないような音や匂いを辿るような連中が知恵を使って来るとなると性質の悪さは倍増―――おまけに屈強? 笑えない話だ。 こっちはと覚えの位置関係だとか距離感覚なんて殆んど分からず、土地勘を頼りに「血族」の本拠地に向かうしかない。 馬が無けりゃぁ馬車なんてものが走るわけも無く、馬があったとしてもこの道の状態で果たしてまともに進めるかどうか。 ようするに、自分の脚で走るしか無いってわけだ。 ) 交戦もあり得ますよ! 弾込めときなさいな!! ただしまともにやり合わないこと!! [Sat 13 Jul 2013 23:29:19]
遠吠え > ( 最初の遠吠えに反応した数は決して多くはない。 ただ集まる集団の中に一匹だけ遠吠えもあげずに走ってきているものが一匹だけいる。 群れの頭目だ。 ) まだ銃を抱えている連中がいたか ( 他の人狼より明らかに大きな一匹は見た目に反した冷静な口調で呟く。 ただ声は人か獣かよく分からないものではあるが。 )( 何故遠吠えをあげないかというのは簡単なことだ。 全員で掛かるまでもない。それよりも他のところでしっかりと狩りの成果を挙げてもらったほうが効率的だ。 私が吠えると聞こえる範囲の連中は可能な限り答えようとしてしまう。ある意味融通が聞かなく不便だ。 )( 人間の悲鳴が聞こえる。 目的地に近かった奴が、逃げていった売人を見つけて噛みつき食い殺し始めたのだろう。 目的地が硝煙の臭いと血の臭いがした場所とはいえ、途中に獲物がいたら迷わず飛びかかる。 目的地に辿り着く連中は決して多くはなさそうだ。 1,2匹と図体の一番でかい頭目自身が到着することになるだろう。 最初の襲撃地点に辿り着くまであと1T。 最初に辿り着くであろう若い人狼連中はすぐさま屍と物資に喰らいつくだろうが。 ) [Sat 13 Jul 2013 23:19:20]
クリスティーナ > …チッ!! 運が悪いッ―――回収急げ!! 無理目な物は置いてきなさい!! 行きますよ!! ( 出来れば戦利品を全部回収して悠々凱旋したい所だったが、この展開はある程度予想できた事―――連中との距離次第、まさに運任せだった。 それでも決行したのは売人どもが油断している内に仕掛けたかったのと、資源や食糧などの戦利品が魅力的だったからだ。 ついてない―――持って行けそうな物だけ回収して即座に移動を開始しよう。 残念ながら足の速さじゃ叶わないが、硝煙と屍、残りものの資源の残るこの場を目指して来るだろう。 少しは時間を稼げる筈―――その間に出来るだけ距離を稼ごう。 ) [Sat 13 Jul 2013 23:08:39]
遠吠え > ( 硝煙の臭いと人の争う音、そして何よりも血の臭いを嗅ぎつけた人狼の遠吠えが木霊する。 一つの遠吠えを皮切りにそれに答えるように最初に聞こえた遠吠えよりもさらに遠くの方からも遠吠えが聞こえてくるだろう。 )( 旧暗黒街で人狼が一気に勢力を伸ばしていったのは、この遠吠えによる連繋もある。一匹が何かを見つけるとすぐに周囲の仲間にそれを知らせて集まってくる。 成り立ての馬鹿な狼ですら刷り込まれたかのように吠えるのだ。 )( ただ必ず全員が反応するわけじゃない。 反応するのは大体、ただ獲物を探して彷徨っている連中ばかりだ。 臭いの大本に辿り着くまであと2Tといったところだろう。 ) [Sat 13 Jul 2013 23:02:35]
クリスティーナ > 駄犬どもが湧く前に物資回収してズラかりますよ!! ( 速攻はまだ続いている。 この界隈には無暗に鼻の利く犬共が湧いて出るのだ。 これだけ派手に火薬を使って音を立てれば連中にも届いているかもしれない―――全くと言っていいほど被害はなかったが消耗はしている。 連戦は避けたい所だ。 確実に勝てる相手でもなし、リスクも多過ぎる。 ) 使えそうな物は何でも回収! クスリ以外!! 持って帰った奴は私が首を刎ねるッ!! [Sat 13 Jul 2013 22:54:35]
お知らせ > 遠吠えさんが来ました。 『  Ahwoooooo  』 [Sat 13 Jul 2013 22:53:33]
クリスティーナ > ( 私はまだ全然やる気なのだ。 ある種さっぱり綺麗に均された世界で何の因果か生き残って、ある程度の人数が食いつなげる地盤を作ってしまった―――半端に希望を与えてしまったからには。 本当に打つ手なし、お手上げ、ってなるまでは私は動き続ける。 まぁ多分死ぬ直前までって事になるんだろうけど。 そういう性分なのだ。 奪い合い騙し合い、生き残りゲームなんて別に昔からやってきた事―――環境が多少変わっただけだ。 机の上で地図と物価見ながら金勘定するのも悪くはなかったが、生来こっちの方が合うか―――猫被らなくてもいいって素敵じゃないです? ) 命乞い? 馬鹿言ってんじゃないですよ、ここらで商売始めた時点で、その前にヤクなんざ扱ってる時点で、あたしが気に食わねー時点でとっくに詰んでるっての!! ( パァン、と乾いた音がまた響き―――静かになった。 硝煙で路地が煙っている。 ) [Sat 13 Jul 2013 22:47:17]
クリスティーナ > ( 少し前からこの辺りの数少ない生存者の間でクスリが出回っているという噂があったのだ。 それがついにうちのコロニーの若い娘の様子がおかしいってんで吐かせたら、ここらで商売を始めた売人集団が居るって話で。 掃いて捨てる程人間が居た昔ならいざ知らず、生き残って五体満足な人間が貴重なこのご時世にうちの人間にまでそんな物を売り捌かれたんじゃあじわじわと壊滅しかねない―――幅利かせる前に潰して、ついでに連中が持ってる目欲しい物資を全部戴いてしまおうって話。 私は生き残るべき人材を選別する。 能力、人格、社会性、それらに問題があり、集団生活を乱すような、特に個人的な欲求を制御出来ない、動物みたいな連中はうちには要らないのだ。 無気力で生産性の無い引き籠りもうちには要らない。 まぁ、自警団の連中の事ですけど。 惰性で生きているなんて連中はあそこで慰め合いながら萎れて行けば良い。 こっちに迷惑かけない限り手も出さないし、利用できるならまぁ交流を持ったっていい。 基本的にお互いのやり方に不干渉であれば良いのだ。 今の所は。 ) 逃げた奴は放っておけ!! 逃げなかった奴は敵だ!! 撃てッ!!! [Sat 13 Jul 2013 22:36:18]
クリスティーナ > Go!! ( 号令と共に銃と爆薬を構えた精鋭たちが一斉に攻撃を開始する。 混乱を助長する為に誰かが即座に屋台の一つめがけて爆薬を放り込み、派手な音を立ててがらくたが吹き飛んだ。 発砲音と悲鳴が続く―――売人達の数は此方の倍以上、最初に確認しただけで12人―――奇襲でどれだけ無力化出来るかが勝負の決め手だ。 近接戦に入ってしまえば銃なんて再装てんしている暇はないし、もしこっちに向かって来る敵が居たら抜刀して応戦せざるを得ない――― 一人は屋根の上からの狙撃に専念し、私含む残り4人は交代で射撃と装填を繰り返す。 本当は3人体制くらいでやりたい所だが、人数の限界だ。 まともに応戦できないまま片付いてほしい所だが―――。 ) 死にたくねェ奴は荷物を置いて消え失せろ―――ッ!! あたしらのシマにゃあ薬の売人なんざぁいらねーんですよッ!!! ( 派手な炸裂音と火薬の匂い、暗闇に光るマルズ・フラッシュ。 その中であらん限り声を張り上げて此方が攻勢であると演出する。 慣れたもんで、屋根の上の狙撃手以外の全員が口々に鬨の声を上げて雰囲気を盛り上げる。 状況が混乱している間はこういうハッタリは重要だ。 ) [Sat 13 Jul 2013 22:24:36]
クリスティーナ > ( 40人規模のコロニーと言っても其処で生活している内の半分以上は非戦闘要員―――そんな甘っちょろい言葉を使ってもいざ攻め込まれれば武器を持って戦う義務を負うが―――なんにせよ非力な子供や老人、体の不自由な人間が半分以上を占める。 彼らは農地を耕す生産階級だ。 そんな彼らを守るために最低限の人数を残すとして、此方側に回せる人数は精々私を含めて5人が限度だ。 それもそう長く空ける事は出来ない。 私達が出払っているという情報が広まる前にまた直ぐに戻らなければ誰が強襲を仕掛けるか分かったものじゃない。 だからこそ、そうそう滅多にこういう作戦を決行する事は出来ないのだが―――この区画、全盛期には裏商業地区と言われるほど膨れ上がった違法マーケットの巣窟、空を覆う大きな屋根が大通り一体にかかり、所狭しと並んでいたこのエリアは通称「アーケード区画」と呼ばれていた。 この区画は大戦末期までしぶとく商売人が行き来していたのだが、「レイジ」以降の大混乱期を経て崩壊し、物資と言う物資は殆んど狩り尽くされてしまった筈だったのだが――――。 ) …気付かれてませんね? 連中の姿勢が整う前に一発ブチかましますよ? ( 物陰に隠れて全員にマスケットと爆薬の準備を促し、そっと様子を窺う。 「売人」達は一昔前の様にと言うにはほど遠いが、大通りに粗末なボロ布を敷いて陣取り、商品を並べて固まっている。 ) [Sat 13 Jul 2013 22:10:23]
お知らせ > クリスティーナさんが入室されました。 『-暗黒街/旧アーケード区画掃討-』 [Sat 13 Jul 2013 21:57:09]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『(此処に来て初めて、まともに眠った)』 [Sat 13 Jul 2013 01:14:07]
お知らせ > 少女娼婦さんが退室されました。 『( 聖女の言葉に微かに笑って、空き瓶にためた水とビスケットを分け合う事にした。 )』 [Sat 13 Jul 2013 00:34:15]
セレス > あ、すごく助かります! 元々分からない道がもっと分からなくなっていて困っていました。 ( 街を歩く事に慣れていな異時点で既に大聖堂に戻る道すら怪しい。 無計画にただ道に沿って歩いて来たのだ。 こういう場所に偶然辿り着き、そのタイミングで少女が此処に居たという巡り合わせに感謝しなければ。 久しぶりに人間らしい言葉を交わす事が出来ただけでも、自分以外に人間がいる事を確認できただけでも重たかった気持ちは幾らか晴らす事が出来た。 ) あ、はいっ、本当、何かお手伝い出来ることがあったら言ってくださいね? あ、あと―――今日はもう歩き疲れてしまいました。 出来れば此処で一晩明かす事を許してほしいのですが―――。 [Sat 13 Jul 2013 00:30:10]
少女娼婦 > (貴女の目の前にいる、吸血鬼へ血と身体を提供する淫売こそがクリスティア王国騎士の成れの果てなのだ。――まさかそんなことを言えるわけもなく。彼女の礼には、寂しさと悔しさと辛さと、そういった色々な感情のごたまぜを堪えるような表情で頷いた。)大雑把な場所なら、伝えられます。 ……あと、そうだ。 食べ物と、水ですよね。 ありますから……一緒に、行きましょう?(……いや、違うか。私は、このヒトに一緒に来て欲しいのだ。) [Sat 13 Jul 2013 00:24:04]
セレス > 吸血鬼に人狼―――大聖堂、私が目を覚ました時はそれらしき物に遭遇しませんでしたけど、すぐ出て来て運が良かったみたいですね。 ( 不穏な空気であったから急いで出て来たのだし、運ばかりでもないのだろうけれど。 この世界では教会の力も及ばなかったのか―――王国も駄目だろうか? 無事なら騎士団なり何なり送りこんで来ているだろう。 話題にも上がらないということは、そういうことか。 本当に末期的状況なのだ。 ) …とりあえず自警団、という所で情報を集めてみるしかありませんね。 ありがとうございます。 ( 他に当ても無さそうだし、行き先が一つ決まっただけいい。 少なくとも其処には対話可能な人間が居るようだし。 上げられた二つの名前に覚えはなかったが、どういう人達なのだろう? こちらも頭に入れておこう。 ) [Sat 13 Jul 2013 00:19:46]
少女娼婦 > え、と……。(少し考えこむ。自分が知っている限りの知識。必死に逃げ惑ってきたから……。)暗黒街は、危ないです。 アウトローの人たちや、人狼がいます。 何かあるって噂もありますけど……それと、大聖堂はもう、ダメです。 今では吸血鬼しかいません、から……。 あと、は……えと、そうだ。 自警団。 あそこは、まだちょっと、普通の人たちが残ってますから。セレスティア様がいるってわかれば、( ……そして、忘れちゃいけない。改めて、唾を飲んだ。 ) トリス・クラクハインド様っていう女性騎士と、あと……ルキア・フィンケルっていう女の子。 やっぱり、この街の何処かにいます。 もし会えたら、力になってくれる……かと。 [Sat 13 Jul 2013 00:07:16]
セレス > ( 漠然と全体的に見た印象が全体的に薄汚れている所為か薄暗い所為か、幸か不幸か処女の肩口のそれには気付かなかった。 日中に何度も見ていればそのうち気付くかもしれないが―――何であれ、この時代の過酷さをまだ知った風に語れる程体験していない人間に、それを責める資格はないだろう。 ) 悲鳴…? うぅん―――あとは…何処へ行くべきか、何処に行ってはいけないか、教えてください。 元々あまりこの街に詳しくはないのですけれど。 ( 「レイジ」「悲鳴」。 それ単体で今直ぐ指針に出来る言葉じゃない。 長い目で見て今後の参考には出来るかもしれないけれど―――それらしきものにぶつかった時にでも。 思ったよりも長丁場になる事も視野に入れた方が良さそうだ。 ) [Sat 13 Jul 2013 00:00:22]
少女娼婦 > (或いは――もし貴女が娘の首筋を見るのであれば。白く細い肩口に、幾つにも重なった醜いかさぶたに気づけば。娘が「奪われる側」である事は気づけるだろう。そうしてお情けに生かされている存在。家畜のようなもの。)そう、ですね。……自分の知るかぎりでは、そのレイジという病気と――(……あ、いや、一つある。何かに怯えたように――いや、事実怯えているのだが――周囲を見回した後、そっと声を潜めた。奴がまた現れるのではないかと思うと、そのことを話題にするのも怖い。だけど、うん。聖女様がいるのなら。……少し、安心できる。)…………悲鳴、です。 悲鳴だけが聞こえるんです。 ……そして、見えない何かが、襲ってきて、それで――私は、逃げたんですけど、みんな、消えてしまって……。(そう、あれがジゼル・シャリオという娘の心に致命的な損傷を与えたのだ。あの見えない怪物が――いや、あれは本当に、何だったのか……。)……わからない、んです。 ただ、あれは……"よくないもの"でした。 絶対に。 [Fri 12 Jul 2013 23:53:53]
セレス > ( 彼女は「誰かから奪ったり」する側ではなく、更に言えば安全なコミュニティに身を寄せる立ち場でも無いのだ。 誰か一人でも共に支えられる人が居ればこんなに暗い顔はしないだろうに―――。 ) 一番最初の原因がはっきりしない、という事ですか? なにかこう、漠然とでも―――魔法だとか、薬だとか、場所だとか、人物だとか。 ( 全体のイメージは見えて来たけれど、目的は相変わらず定まらない。 何処に向かうべきなのか、何をするべきなのか。 ) [Fri 12 Jul 2013 23:44:05]
少女娼婦 > ………………。(あ、ダメだ。我慢しないと。鼻の奥のツンとした痛みに、娘はグッと歯を噛み締めて上を向いた。――――人にやさしくされるなんて、久しぶりだ。此処の所それが多すぎて、なんだかもう、堰き止めてたものが溢れそうになってしまう。)……す、みません。 ……えと、はい。 ……私は、大丈夫、ですから。 うん……。(どうにかやっとそう告げて、それから、改めて聖女の方へと顔を向ける。 自分の事よりも、まずは、この人の事だ。)えと……レイジっていう、人を狂わせる病気が流行って。それはすぐに収まったんですけど、ただ……(戦争が起きて、怪物の襲撃があって、暴動があって。瞬く間にヴェイトス市は崩壊していった。その中で自分は一兵卒――騎士だけれど、言葉の綾だ――でしかなかったから、全容は把握できていないけれど。そんな風に、事のあらましを伝えよう。)だから、今はその、街は……。さっき言った、生き残りの人と、怪物、ばかりで……。 [Fri 12 Jul 2013 23:37:44]
セレス > ( やっぱり貧民街と同じ反応か―――人は満たされないから争うのだ。 それが日々の糧であったり、心の充足であったり、名誉であったり、大なり小なり。 此処までの道のりを見て来たが、何処も扉が壊され窓が割られていた。 どういう状況だったのかを物語っている。 ) 貴女の取り分を戴くのでしたら、私も何か対価を支払わなければいけませんけれど―――生憎手放せる物はあまり…お手伝い出来る事とか、あると良いのですけれど。 ( 食料は欲しい。 そりゃあ咽喉から手が出る程。 然しそれで結果として彼女を苦しめてしまっては意味が無いのだ。 一方的な搾取はいけない。 ) [Fri 12 Jul 2013 23:32:36]
少女娼婦 > えと……生きてる人はいます。 ただ――……(何と言えば良いのだろう。少しだけ思案するように俯いて。)……廃墟にいる人は、生きる事に必死で、誰かから奪ったりとか、そういうことをしている人が、多いです。 何処かで固まってる人たちは、身を守るので精一杯で、そういう人を追い返したり、してます。(秩序なんて何処にもない。略奪と暴力が横行する、このイカれた時代へようこそ、だ。あの迷宮の中で悪魔を祓った清らかな姿を覚えているからこそ、躊躇われる。 廃墟に暮らして一人で生きている自分が、どうやって糧を得ているのか、なんて。)……えっと、水とか食べ物でしたら、後でお分けできる、と思います。 もう、そんなに大したものも、無いですけど……。 [Fri 12 Jul 2013 23:23:47]
セレス > ( なんにせよまともな会話が通じる人間と遭遇出来たのは嬉しい事だ。 ここ数日の孤独感は今まで経験した事の無い新しい苦痛だった―――守られて生きていたのだな、と知るある意味いい機会ではあったけれど。 ) 他に人は? 大聖堂は酷いものでしたし、此処までまるで誰とも行き交いませんでした―――食べる物も飲む物の全く。 ( ある程度の数が残っているのなら何処かに固まって生活していると考えるのが適当だ。 彼女もそういうものに属しているのかと。 私自身、何処か活動拠点的な所が無いと持ちそうにない。 何かを成す前に死んでしまうだろう。 ) 格好? ああ、はい、特に―――本当になにも分かりませんから、少しでも何か。 貴女にとって当たり前のことでも多分、私は知りませんから。 ( 格好についての常識をこの聖女に求めてもしょうがない話。 マントの中を知らない事は幸いである。 ) [Fri 12 Jul 2013 23:17:30]
少女娼婦 > ………………ッ(ほんの僅か、目尻に滲んだものをグイッと拭い、歯を食いしばって堪える。かつての同僚、いや恩師とも言える人物に再会した時も、この見窄らしい姿で騎士を名乗った時も我慢した涙だ。 ここで流すわけにはいかなかった。 うん、と。 どうにか頷いて。 ) ……はい。 大丈夫、です。 その、こんな、格好で……すみません、けど。 ( 落ち着こう。どうにか一度深呼吸して、息を整えて。 ) 何が起きたか、ですよね。 ……ハッキリという事は、私にもわからないんです。 それでも、よろしいでしょうか? [Fri 12 Jul 2013 23:09:13]
セレス > ( 貧民街で生活する人々のようだ。 それが彼女を見た率直な感想だった。 他に比較対象が無いからそれでも彼女がここではどういう立場なのかも判断し辛いが―――続く言葉に小さく首を傾げる。 修道院の外の知り合いは限られている。 大聖堂で世話をしてくれる極数人か、アレッサンドラ様、ヴェイトス市で偶発的に知り合って言葉を交わした何人かの人々、あとはクリスティア国王陛下くらいのものだ。 逆に一方的に私を知っている人というのはもう少し多いのだろうけれど。 そう言う類の人かと思って、僅かに接触があっただけの―――当時は全身を鎧で身を包んでいた彼女に思い当らなかった。 殆んどは為す暇も無かった人だ。 ) はい、話し始めると色々と良く分からない話になりそうなんですけれど―――つい先日目を覚ましたばかりなもので。 宜しければ色々お話を聞かせて頂きたいのですけれど、ご都合宜しいですか? ( これから予定とかあったら申し訳ない、的な現代的感覚。 アポイントもなく訪れたのだから。 ) [Fri 12 Jul 2013 23:00:36]
少女娼婦 > (炎ではありえない、何処か清らかな燐光に、娘は目を細めた。大聖堂に暮らしていた貴女から見れば、薄汚れた格好に違いない。下着も替えていないようだし、身体は汗と埃、得体のしれない体液がこびり付いている。全身が微かに湿っている事から、これでも多少身だしなみを整えた後だというにも関わらず、だ。)……セレスティア? ……セレスティア様?(続いて漏らしたつぶやきには、間違いなく驚きが混じっていた。 貴女は覚えているだろうか? あるいは、憶えていても関連付ける事が難しいかもしれない。 かつて悪魔の創りだした異界の迷宮の中で、貴女とほんの一時だけ行動を共にした際、この娘は華奢な矮躯を重厚な黒鎧で覆い隠し、凛と張ったような表情をしていた。 似ても似つかないほどだ。 )……本当に、そうですか? ほんとう、に……? [Fri 12 Jul 2013 22:49:10]
セレス > ( 怪物か、或いは無法者か、という不安が半分以上はあった。 幾ら理想的な事を言っても、現実はそう甘くはないという事をここ数年で特に学んでいたし―――冷静に考えればこんな場所で独り闇の中に居るのが普通の人間だとは思っていなかったのかもしれない。 だから思いの外か細い声が、理解できる常識的な反応を変えした事が意外だった。 ) あ、はい、私、クリスティア聖教会聖女認定、セレスティアと申します。 色々と複雑な事情があってここ数年の事を知らずに居ます。 それと、ここに来て初めて遭遇した人間が貴女です。 ( はっきりと対話をするなら遠慮なく刀身をマントから取り出して相手の姿を照らそう。 姿を見てみたら怪物なんていう事は―――無かった。 私も虚弱だと言われるが、その少女も健康的とはお世辞にも言えない姿をしている。 ) [Fri 12 Jul 2013 22:44:25]
少女娼婦 > ( 小柄な体躯をした、下着姿の娘だった。 ) [Fri 12 Jul 2013 22:31:35]
水音 > …………ッ!?(突然響く明るい声に、足音の主はビクッと驚き、立ち止まった。暗がりの中から、緊張している様子が伺える。この狂った時代。何が恐ろしいかと言えば、人間が一番恐ろしい。廃墟に暮らす人々は、その事実を誰よりも知っているのだ。ごくりと、微かに唾を飲む音が聞こえた。)……………………。 こんばんは。 何処の、どなたかしら……?(貴女の目は暗闇に慣れてきただろうか? あるいはまた聖剣を灯すか? いずれにせよ、暗がりに立ち尽くす人物のシルエットは――――) [Fri 12 Jul 2013 22:31:09]
セレス > ( 此処を訪れてから遭遇したのは奇怪な目玉の怪物のみ―――「足音」という嫌に人間的な音を聞いた時、思わず嬉しくなっていっそ声をかけてしまおうかと思って――― ) すみませんっ、お邪魔してます! こんばんは! ( 元気よく声をかけた。 隠れて様子を見ようと思っていたのも忘れて。 無暗に警戒して不審な行動を取って、相手にも同じ感情を与える方が余程良くないとも思ったのだ。 思うに争い事というのは不信感から起こるものだと思うし、怖い顔をしていると思った人がにこっと笑うと実はとても素敵な人だったりする事もある。 此方から歩み寄る事も時には必要だと思うのだ。 ) [Fri 12 Jul 2013 22:27:46]
水音 > (水音は続く。確かにここは浴場だが、清らかな水の残っているような場所は少ない。そういうところは、だいたい共同体や強者が確保してしまっているのだ。であれば、そこに入れないような半端者ぐらいしか用はないのだ。)(しばらく聞き耳を立てていると、不意に水音が絶えた。続いて微かな衣擦れの音。そして、ペタペタという軽い足音。徐々に貴女の方へと近づいてくる。ただ歩調から察するに、隠れるにしても余裕はありそうだ。) [Fri 12 Jul 2013 22:22:19]
セレス > ( 此処を目指して歩いてきたわけでもない。 なにせ私はこの街の構造を知らないのだ。 大聖堂、墓地、商業地区、ごく僅かに断片的な施設の記憶はあっても、馬車以外で移動した事も無かったし、少しでも体調を安定させる為に移動中は眠っている事が多かった。 此処を見つけたのは偶然だ。 そもそも目的地らしい目的地も無く漠然と歩いているのだし。 ) ―――? ( だから此処が何の施設なのかを察した時、当然それなりの期待をすると共に―――こういう場所を生存者が見逃すとも思えないという勘繰りもあった。 私だって馬鹿じゃあない。 経験則の蓄積が足りないだけなのだ。 )( だから不意に耳に入った水音のようなものが少しご都合のような気がして、即座に飛びつこうとは思えなかった。 これでも危険な仕事だけは何度もこなしているのだ。 聖剣の放つ微かな光をマントの中に閉じ込めて、背中から垂れる4本の鎖を手で押さえて音を鳴らすのを抑える。 もう少し聞き耳を立ててみよう。 ) [Fri 12 Jul 2013 22:15:02]
水音 > (それが疲労した貴女の幻聴でないならば、確かに水の音だ。微かにだが、廃墟の奥から聞こえてくる。貴女が此処までの街でどのような景色を見てきたかはわかりかねるが、すくなくとも此処まで荒廃した都市部で入浴できるほどの余裕がある人物は少ない。いるとしても、こんな廃墟をわざわざ選ぶ者はいなかろう。貴女は水音の源を探っても良いし、探らずとも良い。だが元々そう複雑な構造の建物ではない。そう遠くない距離に何かいる事は間違いは無い。) [Fri 12 Jul 2013 22:05:57]
セレス > ( ―――此処に至るまでに口にした物―――乾燥した根菜の汚れた表面を薄く剥いた物(飲み込む事は出来たけれど二度と口にはしたくない)―――雑草を束ねて絞った苦い汁(水分補給にはなったが吐き気のする味だった)―――以上。 こんな世界で人間がどうやって生きているのだろう? 未だ一度も遭遇した事は無いし、食料も水も見当たらない。 尤も、私には理解できない形でそれらは存在するのかもしれないけれど。 私は未だ嘗て自分で料理をしたり、食材を育てたり、自分で選んで買ったりしたことが無い。 市場というところで売っているのを遠目に見た事はあるが、其処に並んでいる物が何なのかもわからなかった。 ) ( この街にも疎い。 そもそも付き人無しで外を歩いてはいけない身体だったし、分からない事は任せっきりだった。 自分で何かしようにも、それは貴女の仕事ではないと断られてしまうのだ。 ) ( 漠然とそうして生きて来た私には、突然独り放り出された世界が広過ぎた。 何処へ行って何をすればいいのかすら見当がつかない―――どうして私が招かれたのかと思う程に。 ) [Fri 12 Jul 2013 22:01:21]
お知らせ > 水音さんが入室されました。 『 パシャパシャという、微かな音 』 [Fri 12 Jul 2013 21:59:31]
セレス > ( こういう施設を大分前に見た事がある。 何と言ったか、始めてヴェイトス市を訪れて直ぐ迷子になって保護された所―――青い猫? 青猫? 確かそんな名前の施設の地下で借りた、大浴場というものだ。 広さといい構造といい、崩れかけた建物にそういった面影があった。 灯りになりそうな物が無いととても奥まで見通せそうにないけれど生憎、火もカンテラも持っていない。 ところどころ穴のあいた天井から僅かに星灯りが差し込んでいるものの、それだけでは心許無く―――仕方なく腰の聖典を抜いて、ほんの少しだけ祈りを込めて助けを求める。 柄から円盤は射出されず、薄ぼんやりとした青白い光を発している―――こんな使い方はどうかとも思うけれど、なにも敵対者を傷つける物だけが奇跡ではないだろう。 ) [Fri 12 Jul 2013 21:39:29]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『-公衆浴場跡地-』 [Fri 12 Jul 2013 21:32:49]
お知らせ > ユナフェウさんが帰りました。 『一度だけ寂しげに振り返ってから自警団の本拠へ向かうだろう。』 [Thu 11 Jul 2013 00:57:25]
ユナフェウ > (そんなポカに頭を下げつつ)武器…まぁ、少し錆びてるがこれなら使えなくもなさそうだし何も無いよりはマシか。(布に包まれたソレを切っ先が出ない様に包みなおせば、荷袋に入れて。取り扱い的に鞘も欲しかったのだが、棚の中にそれらしきものは見つからず。自分が口にしたようにあるだけでも十分マシというところか。やがて一通りの探索が終われば男は雷電を後にする。本音を言えば比較的近い場所にある他のギルドの建物の調査も行いたかったが、流石に勝手を知らぬ場所に潜り込むのは少し考えたようで。それにルァとの約束もある。)さてルァに自警団を見に行くって言ったし、次はそっちの様子を調べるかね。(エントランスの壁に「物資は期待できず、予定通り移動する。」と残せば) [Thu 11 Jul 2013 00:56:10]
ユナフェウ > (斧と松明を燃え移らない適当な場所に置きつつ棚を動かしたりしていれば)「ギャリンッ」(ある棚を動かした瞬間に嫌に硬い金属音が一つ聞こえて。)何だ?(棚を動かしたにしては明らかに異質な音に首を傾げれば音のした棚をもう一度軽く揺すってみる。直後に聞こえるのは先ほどの音を少しやわらかくしたような金属が何かと擦れるような音。)食料だと良いが…。(恐らくは金属製の筒か何かだろうか?なんて重いながら棚を開けやすい状態に動かし開けて見えたのは布に包まれたショートソードが1本。聞こえた金属音はどうやらそれと一緒に保管されていた金属の空箱に飛び出ていた切っ先が当たったのが原因のようだ。)(ちなみに判定に束と書いたが調べてみるとショートソードの値段が思ったよりも高く、取得物としてはやりすぎな感じになりそうなだったのでショートソードの本数は1本のみかつ、実用に耐えるレベルだけど少し錆びていたのでその価値は半分以下として扱う事でお願いしますとか何とか。) [Thu 11 Jul 2013 00:46:51]
ユナフェウ > 乱数押し忘れてたので改めてチェック! [Thu 11 Jul 2013 00:32:12][37]
ユナフェウ > (目にしたそれらは現代であればそれぞれに何かしらの来歴があり意味を持っていたのかもしれないが、この世界においては使えない道具に価値は無く。外れを引いた事を残念がるように眉を顰めれば視線を別の場所に向けるだろう。)しかし、これだけ荒らされてるなら逆に見落としがありそうな気もするか?(灯台元暗しと言うやつでは無いが丁寧な調査ではなく家捜しの様な捜索であれば案外見落としやまだ調べ足りないのに棚を倒したり等の不注意があるかもしれない。勿論、希望的観測と言う奴であるが、探していた奴が正気を失っていたのなら万が一の可能性はあるかもしれない。)ただ、残りの食料と水を考えると…(無駄足になるのは不味いなと、そんな独り言を言うのは無駄かと途中で止める。どの道ここまで来たのなら可能な限り探してルァに情報を残しておくべきだろうと思えば、部屋の中を物色し始め)(1〜20:物資なんてなかった、21〜40:布に包まれた少しだけ錆びたショートソード数本の束を発見した、41〜60:幸運にも1日分の保存食を発見した、61〜80:ちょっと黄ばんだ応急手当用の包帯や三角巾を発見した。、81〜99:やっぱり物資なんてなかった。00:未払いの誰かの報酬1万エンの入った小さな袋を発見した。) [Thu 11 Jul 2013 00:31:51]
ユナフェウ > (扉が開く音が鳴り止った後には何の音も続かない。警戒はそのままだがどこか安堵したかのような小さく息を吐けば、念のために周囲を確認してから松明を拾って中へと足を進める。)丁寧に閉められてたから少しくらい期待したが…流石に中は丁寧にって訳にはいかねぇよな。(備品庫の中で直ぐに確認できたのは、昔は整然と並んでいただろう倒れた棚や持ち歩くには少々サイズに問題がある朽ちそうな空の木箱。それらを踏まないようにさらに奥に進み…時折、無造作に転がっている幾つかの箱の中を覗き込んでみれば、誰かの遺品かそれとも戦利品かも分からない折れたり錆びたりしていて使い物にならなさそうな武器や新人に渡す予定だったのかもしれないギルドの認識票を発見する。) [Thu 11 Jul 2013 00:20:54]
ユナフェウ > (松明を左手に、右手に斧と荷袋を持った状態で先客が居ないか警戒しつつ進み暫く。)確か…ここだな。配置が変わってなけりゃ良いが。(幾つかの部屋を横目に進みつつ、やがて廊下の突き当たりへとたどり着けば、まるで終点を示すかのように鎮座している何かが書かれたプレートの付いた扉を前にそう呟く。埃まみれのプレートは軽く息を吹いただけでは読めなかったので、松明を持った手でその表面を拭おう。そして数年ぶりに人の目に触れた文字が「備品庫」である事を改めて確認すれば松明を近くに置いてから扉を静かに押し開けて松明の後ろに下がる。途中から惰性で開かれる扉は静かに開かれ…ちょど壁に当たって止まるか。) [Thu 11 Jul 2013 00:07:48]
ユナフェウ > (そこかしこに転がっている瓦礫などの障害物に気をつけつつエントランスから内部へと進み気づくのは、所々に血痕や剣戟だけでなく槌等による建物への破壊の痕跡…具体的に言えば交戦の形跡があったこと。一瞬、ここも暴徒に襲撃されたのか?とも思ったが、他のギルドと違って暴徒が優先的に打ち壊しに来る様には思えず。勿論、状況が状況と思えば物がありそうな場所に片っ端から手を出したり等で襲われる可能性もありそうだが、奇病の話が本当であったのならばそちらの方が原因の可能性は高そうだろう。特にお互いに武器を持っている事の多いこんな場所ななのだから。)さて、何かありそうな場所だと…備品庫かギルド長の部屋辺りか?(所属しているとは言えあまり詳しくない内部構造を思い出しながら、自分が探すものがありそうな部屋に向かおう。勿論、他に目ぼしい部屋を見つければそちらも探索するつもりではあるが。) [Wed 10 Jul 2013 23:56:36]
ユナフェウ > (男が居るのは彼が属する傭兵ギルド雷電の本拠…であった建物のエントランス。)予想はしてたが…こりゃ思った以上に厳しそうだな。(何かしらの戦いのあった廃墟…一言で現すのならばそんな言葉が適当な場所で男は一人渋い表情を浮かる。此処に来る事を決めた段階で雷電のこんな状況は予想していたのだが、やはり現実にその状況を目の当たりにしてそれをすんなり受け入れられる程にこの男の心は達観していない。勿論、自分と同じ様な境遇の少女との邂逅、そしてその少女から齎された生存者が居るという情報も持っているので心が折れる事もないのだが。) [Wed 10 Jul 2013 23:45:43]
お知らせ > ユナフェウさんが入室されました。 『傭兵ギルド雷電だった場所』 [Wed 10 Jul 2013 23:37:54]
お知らせ > マルギットさんが帰りました。 『もう一度病院に何人か送り込め。』 [Wed 10 Jul 2013 15:20:18]
マルギット > そうか。 ( 横に振られる首を見て、ただ短く言葉を漏らす。 今、人狼共を纏めているのは力によるものだ。今はまだいい。それだけで充分に纏められる。 ただこれから先増えていけばそうも言っていられない。 )( 今はまだ人を襲ってそれを喰っていれば事足りる。だがこれから先に人間がいなくなってからはどうだ? 人狼は狩猟をして生きていく生き物だ。増え続ければ狩るものがなくなるのは当然のことだ。 食料を確保しなくてはいけなかった。 )( それなりの量の食料を確保したところで、それが必要になる頃には焼け石に水だろう。 だが、このままで居るつもりなどない。残る知性と理性を使って人狼共にかつての人間と同じような社会を作らせるのだ。 その方法を考える。人間以外の食料を手に入れることで、それを考える時間を稼ぐのだ。 ) 病院の地下か。 辿り着ければあけることなど造作もないものを・・・。 ( ただそこまでには人間共もいる。他の略奪者や化物共、血吸い共の妨害だってありそうだ。 地下に厳重に閉じられている場所があるらしい。病院は一つの避難所だ。ならば、食料や水の備蓄があると考えるのが妥当ではないか。 そこを開ける術はある。今だそこまで縄張りを広げられていないのが問題だ。 ) [Wed 10 Jul 2013 15:19:46]
マルギット > ( それでも人狼集団の中だけで言えば、規律が存在する。力による規律ではあるが、そういったルールがあることがせめてもの救いだ。ただ本能に流されない為にもこれを広げるためだけに活動を続けなければならない。 そうやって膨れ上がっていく集団を纏め上げることだけが今できる唯一のことだ。 ) オイ ( 徐に誰かを呼ぶ。 その声に応じて出てきたのは一匹の人狼だ。他の荒っぽい若い奴らと違って歳を食っていて、いくらか知性的な話が出来る奴だ。 ) 中央病院に向けた奴らは戻ってきたか? ( 問いかけに廃墟の屋根にいる私を見上げながら、首を横に振る。 ) [Wed 10 Jul 2013 15:04:43]
マルギット > ( 人狼のアルファは寿命で死ぬことはないという話は聞いていた。 恐ろしく寿命が延びるのかと思っていたが、違う。 寿命が来る前に殺されるのだ。前のアルファが私に殺されたように、アルファの周りには争いが付きまとう。周りだけじゃない。頭の中にもだ。 )( 初め、残った人狼達を纏め上げてまずは人間や血吸い共と対等に渡り合えるだけの規則を持った集団にしようとしたが、結果は御覧の通りだ。 喰らい、飲んだアルファの血肉が叫ぶのだ。 理性では本能に勝てなかったのだ。 今も頭の中でどうやって血吸い共の夜会を人間共の生き残りをコロセウムのゴロツキ共を食いつぶそうかを考えてしまっているのだ。 ) [Wed 10 Jul 2013 14:51:06]
マルギット > ( 崩れかけた廃墟の屋根の上に一匹の人狼がいる。 暗黒街を中心に暴れ回っている人狼の中でも二回りほど大きな固体が乾いた風に灰色の毛を靡かせながら遠くを見ている。 )( かつては裏の人間達で溢れ返っていた場所も今ではただ瓦礫や廃墟が広がる場所でしかない。 )( 今、ここに残っているものは暴力だけだ。 あの奇病はなくなったというのに、結局のところ理不尽な暴力が残っているのだ。 そして、その一つを率いているのが私なのだ。 我ながら馬鹿げている。暴力ではなく統率の取れた力が欲しいと思ったから、前のアルファを殺したというのに。 ) 変わらんな、やっていることは。 ( 声帯も変形しているのか、人とも獣ともつかない声が漏れた。 ) [Wed 10 Jul 2013 14:41:23]
お知らせ > マルギットさんが来ました。 『旧・暗黒街』 [Wed 10 Jul 2013 14:30:21]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『…誰か生きてるんだろうか?』 [Wed 10 Jul 2013 13:36:52]
セレス > ( 痩せ細って水分の無い肌だ。 食料や水を期待するのは難しい―――小さなカバンの中身は何だかわからないがらくたばかりで、役に立ちそうな物は見つからない。 背中側の腰にベルトを通して挿してあったもの―――ぼろぼろの壊れた手斧を手に取った瞬間、ヘッドの部分が床に落ちてしまった。 柄は腐っていて直せそうにない。 …とりあえずヘッド部分はしっかりした作りの鉄で出来ている。 刃物の一つも持っていないし、とりあえず何かの時の為に持っていこう。 ) …お腹空いたな。 [Wed 10 Jul 2013 13:34:34]
セレス > ―――っ、あ、こんにち…は。 お騒がせしてすみません。 ( 少し奥まった所に壊れた瓶が並んだ棚が見えたから近付いてみると、無造作に床に座る人―――のご遺体を見つける。 まだ白骨化していないし、腐敗も進んでいない初めての人間の姿。 つい最近亡くなったようだ。 十字を切って祈りを捧げ―――少し迷った後に、荷物を調べさせて貰うことにした。 何か口に出来るものでも見つけないと、私も直ぐに彼の様になってしまう。 成すべき事を成す為に、綺麗事ばかり言っては居られないのだ。 ) ( きっと今までは誰かが私の代わりに私の眼に入らない所で、そう言う事をしてくれていたのだろうから。 ) ( 遺体を探る。 乱数判定で、0〜9なら「手斧」、10〜29なら「小瓶」、30〜59なら「乾パンと氷砂糖の缶」(100g)、60〜89なら「作業ナイフとコンパス」、90〜99なら「水筒とカンテラ」、を発見する。 さらに発言の秒数が大きければ大きいほど状態が良く、小さければ小さいほど劣化している。 ) [Wed 10 Jul 2013 13:22:06][9]
セレス > ―――疲れた。 ( 生きた人の姿一つ見かけない景色の中、半壊した建物の大きな日陰を見つけて其処で休む事にする。 周囲は―――多分安全だと思う。 おじゃまします、と小さな声で呟いてみたけれど、咽喉が渇いているせいか空気が悪いせいか、思っている以上に小さな声にしかならなかった。 ) …人が集まりそうな所。 安全そうな所。 食料がありそうな所。 …目的地、決めた方がいいのかな。 [Wed 10 Jul 2013 13:13:54]
セレス > ( 一つ、安全と食料を確保すること。 二つ、情報を集めること。 三つ―――二つ目と重なるけれど、まともな生存者を探す事。 直接目で見て得られる情報と、人から聞く事が出来る情報を纏めて、重なる部分や矛盾する部分から推察するのだ。 ) ( ―――景色に変化は起こらない。 照りつける太陽の光も辛いけれど、何となく空気も悪い気がする。 異臭もする。 具合が悪くない時は無い私だけど、吸い込むべき空気からしてこの調子だと休まるタイミングもない―――それに一昨日の夜から何も口にしていない。 修道院のパンと豆スープとは言え、其処に居れば3食与えられる環境が如何に恵まれていたかを思い知らされる。 ) ( これはキツい。 ) [Wed 10 Jul 2013 12:50:32]
セレス > ( 特徴の掴み難い景色だ。 全体的にカーキ色にくすんだ、あまり背の高くない建物の並ぶ道―――大きくも無いけれど小さくも無い程程の幅の道に、あちこち建物の瓦礫が落ちて視界を妨げる。 放り出されたままの馬車や白骨化した遺体を見る度に十字を切って祈りを捧げていたが、その回数もいい加減にキリが無くなってきて通り全体に散乱する彼ら全員に対して纏めてお祈りをする事で許して貰う。 ) ( 定石が分からないのなら考えよう。 経験則の足りない分を本で得た知識で補って、現状をよく観察して、今後の指針を考えるのだ。 一年の大半を地下に閉じこもって過ごす私は本の虫だ。 聖教会からの検閲を通らなかった物を手にする事が出来ない都合、ヴェイトス市的なものの知識が狭いのが難儀するけれど。 ) [Wed 10 Jul 2013 12:27:05]
セレス > ( 教会の外に独りで出る度に思う。 世間知らずはただそれだけで死ぬのではないかと。 ヴェイトス市の土地勘も無く、廃墟の歩き方も知らず、東西南北も時間も分からず、食料と水が足りないとどうなるのかを今現在理解し、然しながらそれらを得る方法を知らない―――ついでに言うのなら、招き呼ばれておきながら何処へ行って何をすればいいのかも知らない。 そんな有様でただ漠然と左右の脚を交互に進めてなるべく日陰を歩く―――それが私、クリスティア聖女認定セレスティアである。 陽光に弱い肌を晒さぬ様、聖教会のシンボルが刺繍されたフード付きマントを頭から被り、通気性の悪い聖衣の中に溜まる汗に顔を顰め、変化の起こらない景色に溜息を吐く―――何をどうしたらこの有様を救えるというのだろう。 ) [Wed 10 Jul 2013 12:16:28]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『-放浪/何処とも知れぬ廃墟-』 [Wed 10 Jul 2013 12:07:19]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 [Wed 10 Jul 2013 06:04:52]
お知らせ > クリスティーナさんが帰りました。 『さて、妙な展開になって来た―――シスターの監視、よろしくね。』 [Wed 10 Jul 2013 00:40:37]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『行ってきます。翌日の昼過ぎ、修道女は元気よく旅立った』 [Wed 10 Jul 2013 00:36:37]
クリスティーナ > そりゃ、食糧事情が改善すればつまんない争い事はあらかた改善しますし、死人も減るし、ついでに最初にあたしのもんだって言いきって占領すれば利権関係なんかもううっはうはじゃないですか。 ( それこそこの島の利権争い、そんな土地があるならそこを抑えたもん勝ちだ。 場所にもよるが、食糧事情が深刻なのも事実―――嘘ならう嘘で何処からどういう由来で語られるようになった話だというのか、それが分からない。 ) ま、とりあえずシスターの全裸でも観に行きますか。 その後なんか食べて寝て、詳しい話は明日にでも。 ( と、踵を返して邸に案内しよう。 粗末な食事ではあるがこの時代この街じゃあ贅沢な部類に入る食事を振舞い、邸の隅に部屋を用意しよう。 翌日、「自警団」「夜会」「獣人」「コロセウム」「ゴーレム使い」「ここ数日で見かけるようになった小奇麗な姿の人々」についての大まかに分かっている情報をシスターに与える。 病院、墓地、正門の辺りはあまり調査が進んでいないようだ。 ) [Wed 10 Jul 2013 00:35:36]
ジャスティス > むぅ……病気?激怒? それで、ここまで人が減るものですか。 (ペストのような?けど激怒、って……靴下は履いてないから、ストッキングとガーターベルトが残ることになる。安心の布面積) っ!? 生きてるんですか!? (喜色満面、レイシェリダンの生存の報に大喜びして) ……でも、そういう集団の中にいるんですか……あっちがこっちをどう思ってるのやら……。 ああ、はっきり言って、どちらも変わりません。もともと、人殺しの技で化け物を狩ってるようなものですから……とにもかくにも、今は多くを望むつもりはありません。生存と、真相の解明のためなら何でもしますよ。 (ドライな部分はとことんドライで) いや、そんな前人未到の穀倉地帯、私が見つけた後どうするんですか。 まぁ、探しますけど。とりあえず今夜の寝床と、日持ちのする食糧、少し分けてください。こちらも何か役立ちそうなものがあればもって帰りますから。あ、あと、探索した範囲、教えてください [Wed 10 Jul 2013 00:25:19]
クリスティーナ > (激怒、である。) [Wed 10 Jul 2013 00:15:55]
クリスティーナ > 語源ははっきりしてないんですよね。 なんせもう末期的な状況でしたし―――Rage(劇度)? って説も。 集団狂気みたいなもんだってのが世間の見識じゃないですかね。 ( なんせ私ゃそのレイジの時は一番安全な所に匿われて潜んでいたから殆んど現物を見ていないのだ。 ある時期を境に姿を消したようだし―――。 ) え、いいんです? 手っ取り早いですけど。 ( 冗談と知りつつ ざわっ、と一瞬ドS心が芽生え始めたが心優しい私は靴下くらい残して差し上げてもいいかな?なんて思うのだった。 ) ああ、そういやあれ、貴女の奴隷でしたっけ。 多分コロセウムですよ? うちの情報網じゃあんだけ目立つ人間が生き残ってりゃすぐ入って来ますし。 でもあそこ、大聖堂と大差ないですよ? シスターにとってバケモノ殺しと人間殺し、どっちが楽か知りませんけど。 ( 問答無用の群れが殺しに来る、って意味じゃ全く同質だ。 私から見ればどっちも根絶対象みたいなもんだ。 ) うーん…どうしようっかなぁ。 ジャ様、トラブルメーカーだからなぁ。 鉄砲玉やる代わりに衣食住の御世話してもいいんですけど。 人一人の飲み食いと安全な寝床くらい確保出来ますし。 肉ないですけど。 ( 小魚、ピクルス、芋、雑穀スープ、である。 ) あ、そうか。 じゃあ行き先決まってない救世主様、「黄金の草原」ってとこ探してもらえません? 何でも偉い学者さんが食糧危機解決の為に拵えた肥沃な土地があるって話なんですけど、どうも並の人間が分け入れる範囲には見当たらないんですよね。 [Wed 10 Jul 2013 00:15:42]
ジャスティス > レイジの反乱……って言ってたから、人命かなぁ、って思ったんだけど。違うの?私も、そんなおしゃべりしてる暇はなかったですしね……ええ、なんなら、ここで全裸になってもいいですよ。 大体……エルダークラス複数でも来ない限り、かまれたりしませんよ。プロですから。 (脱ぐといったのは冗談だとわかってくれると信じてる) とにもかくにも、食糧の確保しつつ、情報収集、ですね。事情なんてほとんど知らないんですから……知り合いがほかにもいるといいんですけど……レイ・シェリダン、消息知りません? (信用していないといわれれば、そりゃそうでしょう、と納得して) まぁ、今夜泊めてくれるんでしたら、お使い位はいきますよ。 素人の探索チームよりはよっぽど効率いいはずです。島の現状を教えてください。私が提供できるのはこの戦闘力です [Wed 10 Jul 2013 00:01:10]
クリスティーナ > ( ふむ、「レイジ」と言われてどう反応するか窺ってみたけどまぁ、矛盾は無いか。 アレに関しては私らも良く分かってない事だが―――少しだけ引っかかる表現が出た。 ) ああいうのを「反乱」って言うのかしらん? 「奇病」ではなくて? ああ、なんだ、よく大聖堂から生きて戻って―――咬まれてないでしょうね? 無自覚なウィルス爆弾なんて御免被りますよ? ( 明日の朝に皆吸血鬼、なんて笑えない最期だ。 この後すぐ全裸に剥いてボディチェックしよう。 沐浴ついでに脱がせて。 男の居ない所でやるのだけは情けだ。 ) ま、現状最優先の天敵はその大聖堂の「夜会」と、ここいらから旧スラムを主にナワバリにしてる「獣人」どもですね。 あとは商業地区からギルド地区辺りにも結構カオスなクリーチャーが出るみたいですけど。 ( 夜会、獣人、コロセウムや襲撃者についてひと通りの説明をしておこう。 昨日の報告にあった「ゴーレム使いの女」もついでにだ。 ) で、具体的にどうすんです? プランは? まるっきり信用はしてないですよ? [Tue 9 Jul 2013 23:54:48]
ジャスティス > 反乱?起こしたんですっけ? 大聖堂でカルミラ……真っ赤っかの吸血鬼娘が、言ってたのを聞いたくらいです。 わが世の春が来た、って顔してましたけど、幅聞かせてるんですか? (最終的に質問で返す形になってしまった。 産卵はしていないと、たぶんこの時代の私だったらさびしそうに答えただろ) ……そういわれるとおもばゆいですが……私はそのつもりです。クリスティーナお嬢様。私は、この島とこの街が本当に大好きなんです。 なんとしても……あきらめて滅びなんて認めたくない。 (おそらく、年に数回しかしないほど、表情は真摯で、その双眸はまっすぐクリスティーナを見つめて) [Tue 9 Jul 2013 23:45:23]
クリスティーナ > ふむ―――本人確認はだいたいOKかしらん。 あ、そうそう、最後に一つ。 「レイジ」についてどう思います? ( 分散させた質問を全て正解した。 特に天井の件は事前に調べて知れる事でも無し―――教会プレイ盛り上がったなぁ。 自分だってしてるだろうに。 産卵。 ) で? シスターは救世主なんです? 是非ともこのヴェイトス島をお救い願いたい所ですけど。 [Tue 9 Jul 2013 23:40:39]
ジャスティス > こ、恋人って……まぁ、ジョゼちゃん。 人の教会でさかってくれちゃってまぁ。さすがにもう、修道服ないですよね。 (ちょっとびっくりしたように目を丸くして) えーえー、天井ぶち抜いてくれましたよ。私自身危なかったし。 えー、オルガさんのどれいは……エスメラルダ? あははは、孕んでやんの。私が第一発見者です。 ……ブロウンさんの事?ドラゴンだって。 (むっすりと) アジサイ祭り……私からしたら、ほんの一週間前の話です。 (最後はどこかしんみりと。聞かれていないことまで付け加えながら、よどみなく答える。動かない) [Tue 9 Jul 2013 23:34:43]
クリスティーナ > ( これはまた酷い話を聞いた。 言い訳にしては酷過ぎて―――流石のジャ様でもここまで酷い嘘が通じるとは思わないだろうと思う。 いやわからんが。 馬鹿にされていると殺気立つ部下達を制し、一つテストをする事にした。 ) 質問を幾つか。 「私の恋人の名前は?」「その人と私、貴女の教会の何処を壊した?」「カジノの支配人のお気に入りの奴隷は?」「でかいトカゲの名前は?」「1610年6月、いきなり開催されたお祭りは?」はいどうぞ。 ゆっくりでもいいから。 [Tue 9 Jul 2013 23:31:02]
ジャスティス > ……ですよね。 クリスティーナさんですものね。 (嘆息して、ほんの一瞬のためらいの後、お話ししますのでもう少し時間をください、と懇願して) 奇跡です。ヴェイトスによくある奇跡。過去から、私からしたらココが未来なんですが……呼ばれまして。 私自身に。私にもこれ以上説明のしようがないのですが……まだ、この世界は終わらせない、ってことでしょう。たぶん。このまま滅びるなんて、認めてないんです、世界自身が、きっと。 (全くの憶測) 大聖堂の清掃中に呼び出されて、私もほとんど何も知らないんです。武装はいつもしてるおかげで持って来れましたが、食糧調達するまでに飢え死にしかけました。 (あー、もう打つ手なんてない) [Tue 9 Jul 2013 23:22:40]
クリスティーナ > ( 久しぶりに見る知人の姿は変わりなく―――変わってい無さ過ぎた。 歳格好から当時の衣装、装備まで覚えのあるものだ。 どれも損壊は少なく、小奇麗過ぎた。 クリスティーナ・バルトロッツィは観察する。 ) 胡散臭いですね? 比較的安全なとこって何処です? 島中探したってそうそうありませんけど―――シスター、私、嘘吐きは昔から嫌いだって知ってますよね? ( 小首を傾げて笑った顔で、無造作に銃を向ける。 反射的に全員が銃を構えた。 ) なぁんかあんた、小奇麗過ぎるんですよね。 格好が。 良く準備して来ましたってな具合に。 [Tue 9 Jul 2013 23:17:56]
ジャスティス > 助かります助かります。 (あー、とばかりに、ホット方から力を抜いて、誘導に従い、中に入っていく) 胸と腰にナイフ、あとスモールソード。 武器はそれで全部。 (自分から申告しながら、武器を相手が預かる間極力動かずにいて) まぁ、比較的安全なところにいましたからね。 護衛対象が先に死んで、やることがなくなってしまいました。 (事実を話すつもりはないのだろう、いけしゃあしゃあと嘘をついて) とにもかくにも、現状が知りたい一心でして……あまりこちらから提供できるものはありませんが。 (と、ちょっと困ったように言って) [Tue 9 Jul 2013 23:10:37]
クリスティーナ > ( あれ何なんです? みたいな事を見張りの男に聞きながら指を刺し、櫓に身を乗り出してまじまじとその来訪者を見下ろす―――暗くて見辛いが、ありゃ戦前の生き物だ。 妙に小奇麗な服装と違和感のある態度―――この時代特有の疲れを感じさせない姿勢や口調がまるでコスプレみたいに浮いて見える。 ) あんた何で生きてんです? ああまぁ生きててもいいですけどてっきり野性に返ったのかと思ってたら―――ああ、首疲れるしお入んなさいな。 ( と、即座に招きはするが、部下達に左右を固めさせて極自然に荷物を預かるみたいにしてそのメイスを取り上げさせようとする。 本物か偽物か知らないが、知り合いだからって即座に信用出来るわけでもない。 なにせ何年も行方をくらましていた上にどうもズレた匂いのする胡散臭い客だ。 ) [Tue 9 Jul 2013 23:06:31]
ジャスティス > (目に涙を浮かべながら、嬉しそうに一人で得心したように頷いて) [Tue 9 Jul 2013 23:00:04]
ジャスティス > っ!! ……はははっ♪ (そして、現れた、見覚えのある姿。きょとん、とした様子でクリスティーナの顔を眺めた後、ふいに満面の笑みを浮かべて笑い出して) あはははは……そうですよね、これくらいのこと、この街がくたばってたまるもんですか [Tue 9 Jul 2013 22:59:43]
ジャスティス > いや、だからさ……街の機能が生きてる頃の話だって……吸血鬼どもが住み着いているのも知らなかったんだし……えぇと、とりあえず、ちょっとなら食料もあるし、銀とかも持ってるし、ちょっとした取引もできなくはない。暴れたりしないし、とにかく打たないで、暗黒街の古い人を…… ね?お願い? (ちょっと媚を振りまきながらも、すこーし後ずさりながら、冷や汗を浮かべて。額の汗をぬぐいたいが、それもできやしない) [Tue 9 Jul 2013 22:58:28]
クリスティーナ > 何なんです? 上からもなんか騒いでるの聞こえましたけど―――ジャスティス教会の子なら勧誘は間に合ってますよー? 蔓信仰なんて今時流行んないですって。 ( その声と言い回しは紛れも無くクリスティーナ・バルトロッツィであり、ほどなくして豪快に櫓の上に上がって来て貴女を見下ろす姿は少し大人になっているものの、当人と認識できる範疇だ。 ) あら、懐かしい青髪。 [Tue 9 Jul 2013 22:57:45]
見張りの男 > 大聖堂〜? だったら吸血鬼の根城に帰ればいいじゃねえか――― ( シスター・ジャスティスの言動はこの時代の人間からするとどれも見当違いで、大昔の話を最近の事のように並べたてているだけだ。 ほんの数年の筈だが、彼らにしてみれば1日1ヶ月1年が気の遠くなるような長い日々だった。 ) ( 余程理由が無い限り余所者を入れないルールだ。 あからさまな危険人物では無いにしても面倒臭い狂人の類にも見える―――そんな風に男の思考が排除の方向に向かいかけた時、塀からは見えない遠くの建物の大扉が開いた。 シスターからは音と声だけが聞こえるだろう。 ) [Tue 9 Jul 2013 22:55:28]
ジャスティス > 大聖堂の特命から帰ってきて!! 知り合い探してるのよ!!情報交換が目的!! 私の教会もなんかドルーチの連中が住み着いてるし!! (かちーん、ときながらも、なるべく相手を刺激しないように気を付けて。無駄に命のかかったくじ引きをするつもりはない) 淑女殺し!! 中央区のシスタージャスティス!! 広義のガンビエファミリーみたいなもの!! とにかくうたないでよ!! いくらでも待つから!! [Tue 9 Jul 2013 22:46:58]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Tue 9 Jul 2013 22:44:05]
見張りの男 > 用 件 は 何 だ って 聞いてるんだッ!! あれか、お前の青い頭はゴム毬か? お嬢の名前なんて誰だって知ってんだ! 知り合いだってんならなんか証拠見せろ! ( 見張りの男達はどうやら旧時代のシスター・ジャスティスの武勇伝をあまり知らないらしく、ジャスティスだの大聖堂だの最近の印象の悪い単語を並べたてる女に不信感を露わにしている。 仕方なく目で指示を出し、一人を館の方に向かわせはしたが。 こちらとてリーダーをぽっと現れた馬の骨の前に出すわけにはいかないのだ。 ) [Tue 9 Jul 2013 22:42:40]
ジャスティス > ちがーう! カルミラ何かの下僕になってたまるかっての! ジャスティスが来た!て伝えて! 顔見りゃ分かるから! 武器外すから! 中央区に住んでた人いない!? (ここまで来て撃たれてたまるものか。極力見張りを刺激しないよう注意し、相手の許可がなければ、武器を外すこともせず、ただ指示に従うだろう。) [Tue 9 Jul 2013 22:31:36]
見張りの男 > ( 「血族」は水源を有している、というのと同じくらい知れ渡った話―――「血族」は大量の銃器と火薬を保有しているという話も嘘では無い。 ただその、こまめにメンテナンスしなければ直ぐに照準が狂ってしまうような銃を整備したり、黒色火薬をと弾丸を安定生産したりできる資材と技術の基盤は薄く正直チラつかせて抑止力に使うのが主であり、彼らも普段はなるべく銃を使わないようにしていた。 ) 止まれ!! それから両手を上げて用件を言え!! 物乞いか? 此処がお嬢のシマと知っての事だろうな! ( 3人の男達が一斉に姿を現し、シスターに銃を向ける。 シスターなんて肩書きも衣装も全く意味をなさないし、大聖堂なんて言葉にも何のありがたみも無い。 教会はなにも救わなかったのだから。 ) 大聖堂? 吸血鬼か!! [Tue 9 Jul 2013 22:25:33]
ジャスティス > っ……。 煌々と周囲を照らすかがり火をめざし進む。その先がクリスティーナの邸宅であることは覚えていた。) 大聖堂の、ジャスティス・ブラウニーです! ってももうないけど!? (敢えて姿をさらして声を張り上げる。) クリスティーナさん、もしかしている? まさかここまでドルーチの連中じゃないでしょうね! [Tue 9 Jul 2013 22:16:07]
ジャスティス > っ……。 煌々と周囲を照らすかがり火をめざし進む。その先がクリスティーナの邸宅であることは覚えていた。) 大聖堂の、ジャスティス・ブラウニーです! ってももうないけど!? (敢えて姿をさらして声を張り上げる。) クリスティーナさん、もしかしている? まさかここまでドルーチの連中じゃないでしょうね! [Tue 9 Jul 2013 22:15:52]
見張りの男 > おい、誰か居るぞ…こっち来い! ( 男はまだ人影が少し離れている内に声をひそめてもう二人の交代要員を呼び寄せて櫓に集め、身を隠すようにして3人で銃を構える。 そうそうおかしな奴ではない限り、貴重な弾丸を発砲はしないが。 ) [Tue 9 Jul 2013 22:10:47]
クリスティーナ > ( 邸の外は真っ暗闇だが、塀の内側と外側には等間隔に数メートルおきに大きな松明が焚かれている。 灯りとしては勿論、ここから先は私有地だという目印――若しくは警告として。 眼下の人影は流石にこの距離ではクリスティーナの視界には収まっても気付ける程ではなかったが、塀を交代で見張る櫓は敷地の格方向に設置され、動く人影を見張りの男が直ぐに発見した。 ) [Tue 9 Jul 2013 22:07:29]
ジャスティス > (クリスティーナの視界の片隅、二階建ての屋根の上をぶらぶら歩く人影があった。常識的に考えれば、まともな人間ではあるまい。僧衣を着てはいるが、この闇のなかで判別が着くかどうか。ただ、青く染め上げた髪だけが闇夜に浮かび上がっている。もし館に光源があれば指向性を持って、なければ偶然に屋敷に近づいてくる。 [Tue 9 Jul 2013 21:59:14]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『屋根の上』 [Tue 9 Jul 2013 21:49:44]
クリスティーナ > ( 「黄金の草原」の情報も相変わらず届かない。 それが実在するのなら、その内容から考えても旧地方村の方面か、下手をすると市外―――妖精の森やポワイ川方面か、或いは(旧)憩いの川辺を遡った水源の近くにあると思うのだが―――見落としがあるのか? 地下下水は今どうなっているのだろう。 危険な生物の巣窟になっていそうで下手に近付けず、未だ手をつけられずに居るが―――遅々として打開策の見つからないまま水源や食料の枯渇に脅える日々は気持ちいい物では無い。 私はまだ未来を見限ってはいないのだ。 ) ―――焦るな焦るな。 余所に比べりゃあうちは大分いい方なんだから。 ( デスクから立ち上がり一つ伸びをして、窓辺から暗黒街を見渡す。 4階建ての最上階から見渡す景色は何処までも闇が続いていて、かつて暗黒街の道標になっていた高い高い時計塔のシルエットが遠くに見えている。 あの辺りがジャスティス教会だ。 ) [Tue 9 Jul 2013 21:45:04]
クリスティーナ > ( 食料と資源を求めて方々に放った調査隊が幾つか気になる話を持ち帰ってきている。 今は亡きジャスティス・ブラウニーの名ばかり残った「ジャスティス教会」でひと騒ぎあったとか、「夜会」の根城から何人かの人影が確認されたとか、嫌に小奇麗な格好をした何者かが市内の何箇所かで目撃されているとか―――私らの他にまだ石鹸と水で身体と服を洗ってる連中が居るなんて話、とんと聞かなかったが―――共通して耳に入るのは、どの目撃例も嫌に小奇麗な人間の姿を見ているという事だ。 これはどういう事だ? 詳しく調べる必要があるか―――此方から接触を試みてさっさと事情聴取でもした方が早いか。 何処か清潔で豊かな隠れコロニーでもあるってんなら早い内に情報を集めておかないと乗り遅れかねない。 共存共栄を求めるにしても、乗っ取るにしても。 ) [Tue 9 Jul 2013 21:34:45]
クリスティーナ > ( 「血族」は縄張りの中に水源を有している、というのは周知の事実だ。 高い塀と見張り台の狙撃手を恐れながらもその水を求めて縋り来る人々も少なくは無い。 彼らの全てを受け入れられるだけの余裕があればそりゃあいいが、現実は厳しいものだ。 現状増えては減り40人前後の人間が正式に仲間として此処で暮らしているが、そのくらいの人間が何とか一日に必要な水を確保できる程度の小川―――小川? 何処かから染み出して水路を流れている側溝の水を幾らか濾過したものを確保して、出来れば貯水もして、身体や衣類を洗ったりして衛生面を維持できるくらいの量だ。 これだっていつまで湧き続けるかも分からない―――なんせ市内で雨なんてもうずっと見ていないのだから。 水を生成する魔法、というのを研究していた人材も居たが、なんの対価も無く得られるものは見つからなかったし、彼女も死んでしまった。 そんなわけで―――水を求めて来る人々には相応の対価を用意して頂くか、同胞として迎えられる事を望むなら、自らの価値を示して貰う事にしている。 こう言っちゃあ厳しいかもしれないが、ただ飯喰らいを置ける余裕は無いのだ。 ) ( 私の名前はクリスティーナ・バルトロッツィ。 嘗てヴェイトス市と呼ばれたこの土地でしぶとく生き残り日々生きるしがないお山の大将だ。 こんなものを書いて果たして誰の目に留まる事があるか、意味があるかは知らないが、とりあえず死ぬまでは日々の記録を続けようと思う。 ) [Tue 9 Jul 2013 21:27:57]
お知らせ > クリスティーナさんが来ました。 『-暗黒街東区-』 [Tue 9 Jul 2013 21:14:19]
お知らせ > ルキアさんが退室されました。 『 少し泣く。 ( ちょっとくらいだ。いいだろう? )』 [Tue 9 Jul 2013 03:56:34]
ルキア > ―――ふふっ、アハハッ。 ( その腕章を見つけたときに少し笑いが零れた。ああ――ああ。その腕章とナイフを受け取り、聞こえてきたその言葉に頷いてやろう。 ) ( ただ ) [Tue 9 Jul 2013 03:55:16]
お知らせ > ブリッツさんが帰りました。 『 そしてあなたに言う。勝って、生きろと。 』 [Tue 9 Jul 2013 03:49:55]
ブリッツ > ( ラングフォード私設魔女傭兵会社。戦争と混乱の中、組織がばらばらになってしまった後―― 生き残ってしまった事を呪いながら、只管戦ってきた。守るべき仲魔を失った後、磨いた技は何の為に使っているのか。それでも何かを信じて戦ってきた。戦って、戦って、戦って―― ようやくブリッツは、報われた。 ) [Tue 9 Jul 2013 03:49:27]
ブリッツ > ( …使い古された、けれども鋭さを失わないナイフがある。それはブリッツの戦いの歴史だ。――そしてもう一つ、レッドバニーチームのリーダーの腕章がある。いつか自分がこいつをつけるんだと、皆に豪語して回っていた腕章だ。 ) ( ブリッツはそれを仲魔に託した。 ) [Tue 9 Jul 2013 03:46:17]
ルキア > ………だからお前は、バカなんだ。 ( オレにも言わせろよ、伝えたかったのに。せっかちな奴だ。次の言葉を口にする前に安らかな眠りに付きやがった。 ) じゃあなブリッツ。―――また会えるさ。 ( オレが元の世界に戻れた時にまた昔のコイツと会えるのか。それともここで死んで向こうで会うのかな。そうだな、その時に口に出す罵りの言葉でも考えておこう。 )( そしてオレは生きるためにブリッツだった奴から何かないかと漁るとするだろう―――ハハッ、浅ましいな、オレも。 )( 静かに埋葬してやれなくて、ゴメンな。 ) [Tue 9 Jul 2013 03:41:53]
ブリッツ > ( …最後の時に一緒にいてくれて本当に嬉しいよ。ありがとう。…もうオレは、皆のところに行くよ。 ) ………。 ( ――ルキアが見上げた時、ブリッツは静かに目を閉じ、安らかな眠りについていた。 ) [Tue 9 Jul 2013 03:31:49]
ルキア > ( 顔を合わせるたびに憎まれ口で―――そういう間柄に終始するのを楽しんでいた。他人をおちょくるのは面白い。孤掌鳴らし難し。1人でなく、叩けば応える奴だったから、オレはこいつを気に入っていた。関わるのが楽しかった。 ) ( いつのまにか、巻き込まれるようにして世界は変わってしまった。首を振るブリッツにそうかと頷きそれ以上の問いを重ねることはしない。 ) ――――楽しかったんだ、お前と遊んでて。 ( だからついからかって、怒らせたり張り合ったりして遊んでて―――ハハッ、ガキだなオレ。まるで子供みたいな行動だった。ありがとう、って。お礼なんて、言わなきゃいけなかったのはむしろ――― ) なあブリッツ。 ( 彼女を見上げた。泣きそうな顔なんて、オレには有り得ない。 ) [Tue 9 Jul 2013 03:24:11]
ブリッツ > ( 言いたかった言葉があった。伝えたかった思いがあった。語るべきことが沢山あった。日常はそれを薄れさせ、混乱がそれを許さず、結局―― 伝えられずに何もかもが終わってしまった。だから神様。きっとこれは、不器用で馬鹿なオレに、今までの頑張りに免じてくれたチャンスなんですね。 ) ( 弱々しい手でその小さな身体を抱きしめ、必死に意識を繋ぐ。 ) ( 問いかけに、ブリッツはゆるゆると首を振る。何も分からないのだ。ただ何かが原因で世界が少しずつ乱れていき、誰もがその渦中に飲まれていった。ただそれだけなんだ。 ) ルキ ア  おれ、  は―― … ( 沢山の想いがこみ上げてきて、それが言葉にならずに消えていく。ブリッツはふ、と肩を落とすと微笑んだ。 ) …ありがとう、ルキア…。 ( それが伝えたかった一番の気持ちだった。 ) [Tue 9 Jul 2013 03:11:12]
ルキア > ( もう助からないと知っている。知っているんだ。だからこの程度のことでざわめくな。声を荒げるな。動揺なんてしてくれるな。オレは、ルキア・フィンケルなのに。 ) オレは嘘吐きだよ。けど、これは嘘じゃない。 ( ここにいたオレは死んだのだろうか。それともこいつらを裏切ってのうのうと今も生き延びているのか。どちらにせよ馬鹿者で愚か者で情けない恥知らずだ。 血に濡れたその手を取って抱きしめられるようにその胸に身体を預けよう。冷えきった身体は失われていく命の証拠。 ) 答えてくれブリッツ。 があった。 どうしてこんな事になってしまったんだ。 ( 死に逝く相手を安らかに看取ってやる―――それが優しさだ。けれど優しさでは何も為せない。だからオレは死んでいくこいつに問わなきゃいけない。 )  [Tue 9 Jul 2013 02:59:59]
ブリッツ > ( もう自分は助からない、それは分かっていた。だが、もう良いだろう――オレはよく戦った。最後の最後まで諦めることはなかった。最後まで麗しき乙女であり続けた。想像していたより死は甘く、恐怖は無かった。 ) ………… え… 。 ( 今、何と言ったのか。 ) ………。 ( ルキア・フィンケル。そう言ったのか?オレは死の世界を彷徨っているのか、それともこれは現実なのか。その姿ははっきりと見えなかったが、その声には確かに聞き覚えがあった。 ) ( ブリッツの瞳から涙が毀れる。もう何年も何年も押し隠していた涙だ。 ) 嘘 だろう。 ( 震える手がルキアの身体を求めた。 ) [Tue 9 Jul 2013 02:46:04]
ルキア > ( 血が、くそっ、血が止まらない。真っ白なローブを鮮血が染めていく。医者は、薬は、治療は―――あるわけがない、そんなものなんて! ) ……ルキアだ。ルキア・フィンケルだよ。このバカめ。 ( 搾り出すような声で、けどハッキリと相手に届くようにオレはオレの名前を口にした。 ) バカ。バーカ。バカ。 ( 何年後の世界のオレはどういう奴だったのやら―――まあ、目の前にいるのは10に満たない年頃の姿をしていた頃のルキア・フィンケルだ。―――その目にその姿が映るかどうかはわからない。 ) [Tue 9 Jul 2013 02:40:12]
ブリッツ > う……。 ( 失血と衝撃により、痛みは酷く緩慢だった。腹の中を抉る異物感だけがやけにはっきりと感じる以外、辛さはなかった。目の前が酷く霞み、差し込んでいる筈の月明かりも見えず、世界が暗い。ああ、これで死ぬんだなという実感。 …情け無い話だ。戦いの中で仲魔は次々と倒れていき、ルーキーのオレが後回し。いつしか何の為に戦っているかもわからず、ただわからず。 ) ( このまま寝てしまおう、そう思って意識を投げ出そうとした時に誰かがオレの事を呼んだ。 ) ……だ、れ …だ? ( オレの名前を呼ぶのは。腹を押さえられる感覚、痛えよ。それに、暗くてよく見えない。 ) [Tue 9 Jul 2013 02:29:24]
ルキア > ( 魔術を解除して部屋から飛び出せば、そいつの名前を呼んで駆け寄ろう。 ) ( 血が――血が!ルキア・フィンケルはフードを脱ぎ捨てて零れ落ちる彼女の血をせきとめようとする。人狼―――は既に死んでいた。ああ、ああ。気が動転したとも。こいつにばかり目がいって、もしこの人狼がまだ健在だったらなんていう可能性など微塵も考慮していなかったとも。 ) クソッ、バカが!バカが!! ( 果たして誰に言った言葉だったのやら。 ) [Tue 9 Jul 2013 02:26:08]
ルキア > ブリッツ!! ( バン!! )( そうして目の前に見えた光景に、オレは魔術を解除して飛び出した [Tue 9 Jul 2013 02:19:25]
ブリッツ > ( 見えてきたのは、息絶えようとしているブリッツ・イエローケーキの姿であった。 ) [Tue 9 Jul 2013 02:15:10]
衝撃音 > ( ――鋭利な刃物のようなもので、真っ二つに切断された人狼が目の前に転がっている。そして壁に持たれかかるようにして倒れる人の姿も。しかし、その狼を切り裂いた筈の刃物の類は手にしてなく、素手のままだった。狼のその鋭利な爪は、相手の腹を深く深く抉り、両者の血は混ざり合う。腹を抉られたものはぐったりと俯いたまま動かず、しかし辛うじて弱々しい呼吸をくりかえす。 ) [Tue 9 Jul 2013 02:14:39]
ルキア > ( 嫌な緊張感だ。くだらない戯言を吐いたのが切っ掛けでこちらの存在がバレたりなどしたら呆れて死ぬに死ねない。派手な入室をしてきた来客だが―――動く様子は無いのか?とりあえず足音のような物は聞こえてこないようだ。 ) ( さて、『精神の目』の発動。フードを被った幼子の前に画面のような風景が浮かび上がってくる。その画面に指を添えれば、それを動かしてその音の正体を確かめるとするだろう――― ) [Tue 9 Jul 2013 02:08:22]
衝撃音 > ( 音と衝撃はそれっきりだ。何かが壁をぶち破って入ってきたことだけは確か。一度だけ聞こえた化け物のような声も無く、何かが動く気配も―― 否、息遣いが聞こえてくる。浅く小さな息遣いだ。それ以外は、危険が差し迫るという事は無い。 ) [Tue 9 Jul 2013 01:58:15]
ルキア > ( なっ――― ) ( とりあえずはと部屋の探索をしようと思ったその矢先。それらが割れる衝撃の音は部屋の中にいるこちらにまで届いてくる。 ) …………… ( 拙いなと心中で毒づく。さて、どうしたものか。対抗手段は非常に欠けている。逃げに徹するためにどのような状況かを知る為にも、まずは『精神の目』の遠視にてそこの様子を確認しようと思うのだが――― )( 魔力コストの節約の為に発動は次ターンとなる。よってまだどういう状況なのかを知る術はこのオレには無い。 ) [Tue 9 Jul 2013 01:53:12]
衝撃音 > ( 壁板の割れる音と、窓の割れる音がそれに重なり、ぱらぱらと砂が天井から零れ落ちた。衝撃があった場所の音はそこから近く、化け物のような耳障りな声が聞こえ―― 静かになった。 ) [Tue 9 Jul 2013 01:47:39]
お知らせ > 衝撃音さんが来ました。 『 どおん、と建物が揺れる。 』 [Tue 9 Jul 2013 01:44:34]
ルキア > ( 乱雑にされた箒に散りばめられた紙片。実にらしい部屋の有様だ。 ) 役に立ちそうな物を隠しておいたりした記憶は―――無いな。 ( 魔道書とか理論の羅列とか研究の論文とか、まあ趣味に走りまくりの数々はサバイバルの役に立つ代物だとは思えない。それこそケツを拭く紙程度にはなりそうだが、このオレが書き記したり選別した代物をそのようにしてしまうのは―――無いな。うむ、有り得ない。余裕があるのならこの時代のオレの知りえた理論でも漁り尽くして調べたかったが、そんな横道に逸れてたらサバイバル的に生き残れない。無念極まりない。 ) [Tue 9 Jul 2013 01:36:03]
ルキア > ( 脆くなった足場に思わず転びそうになり踏みとどまる。今更だがナイフの一本すら無いのは困り果てるな。サバイバルには必要不可欠であるし、何よりオレの魔術である運動性能のコピーにはそれを読み取る媒体が必要になる。今のままではこのガキの身体じゃ誰に襲われようとも逃げに徹するしか手段はなかろう。 ) こんっのっ……! ( 歪んで開きづらくなった扉に力を込める。自分たちの使っていた部屋だが――― )  [Tue 9 Jul 2013 01:25:53]
ルキア > ( 毒されすぎだ。1人っきりで居続けた何十年だったというのに、あのラングフォードにいたのはたかがその何分の一だったというのか。 )( あちこちが崩れ落ちて崩落の危険性もある建物の中に足を踏み入れる。手がかりを求めて?ハッ、心中ですら戯れるな。ただの未練以外の何者でもないくせに。 ) [Tue 9 Jul 2013 01:10:04]
ルキア > ( 無駄足無駄手間無駄な行為。わかりきっていたこと。 ) ……………知ってたのに。 ( 知らなかったことといえば、この光景を目の当たりにした事にショックを受けているという今の状況か。わかりきっていたことを見に来た。予想通りの結果だった。想定の範囲内であったはずなのに、どうしてこうも言葉が上手くでてこなくなるのだろうか。 ) [Tue 9 Jul 2013 00:56:35]
ルキア > ( 歩き慣れた筈の道なのに随分と様変わりしたものだ。そうしてギルド地区の跡地を歩き続けたルキア・フィンケルは、とある目的の廃墟の前に辿り着く。 ) …………知ってたさ。 ( あちこちが崩れてもはや人の住まう場所としての役割を果たしていない場所。そこはかつてラングフォード魔女傭兵団たちが集い賑やかだった建物だ。 )( 現状を考慮して、当然の結果だ。うちの連中がこの状況に大人しくしているわけもないし、かといってこの状況が巻き返せたとも思えない。そうして負けたのなら―――まあ、こうなる。当然の帰結。見るまでもなくオレはこれを知ってたさ。 ) [Tue 9 Jul 2013 00:39:39]
お知らせ > ルキアさんが入室されました。 『 予測通りの光景 』 [Tue 9 Jul 2013 00:32:38]
お知らせ > 襲撃者さんが帰りました。 『 あなたは★4と、水と食料を手に入れた。 』 [Mon 8 Jul 2013 23:45:04]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『とにかく、食事だ。』 [Mon 8 Jul 2013 23:43:57]
ジャスティス > 今は預けとくけど、とっとと逃げることね (いい加減疲労も限界だ。恨みがましく、つぶやいた後、姿を消す。回り込むか飛び道具でもなければ、追撃はかなわないだろう) [Mon 8 Jul 2013 23:43:41]
襲撃者 > ( 井戸は健在のようだ。枯れ果てつつあるのかもしれないが、教会を根城にする彼らにとって貴重な生命線というわけだ。それだけに裏手の警備もまた厳重で、武装したドルーチ達が井戸の周囲を守っている。あなたが顔を出すなら、威嚇するように武器を構えるだろう。水は貴重だし、毒でもいられらたら叶わないからだ。 ) [Mon 8 Jul 2013 23:41:00]
ジャスティス > (しっかりと荷物を漁り、水と食料を手に入れた後、念のため裏庭に回り、井戸の様子と、勝手知ったる裏口の様子を確認する……もし、裏口の防備がそれほどでもなさそうなら、メイスで打ち破り、室内での戦闘に入るかもしれない……) [Mon 8 Jul 2013 23:33:23]
襲撃者 > ( 音――恐らく彼らが耳にしたことがないレベルの高周波。ぷひゅっ、とジャスティスの周囲を囲む三人の耳と目と鼻と口から出血があった。 ) ………! ( 三人の意識は消失し、どさりと地面に崩れ落ちる。――彼らの荷物を漁るなら、二日分程度の水と食料が手に入るだろう。 ) ( あなたは教会に向かって叫ぶが、教会は堅く門を閉ざしたまま沈黙した。出て行けば倒されてしまうが、ここに篭城すれば相手も手出しは出来ない。そう踏んだようだ。 ) [Mon 8 Jul 2013 23:26:43]
ジャスティス > ………lilili……カタカタッ、iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii !! (音。としては人は気づけないであろう。高周波が襲撃者たちを襲う。激しく脳を揺さぶり倒し、薬でぐずぐずになっていく脳と嗜好の溶解を加速させる。) ……とっとと失せろ白装束!! ドアぶち破って皆殺しにされたくなきゃね!! (早々に超音波を止め、三人の様子にかかわらず、教会に向かって大声で叫ぶ) [Mon 8 Jul 2013 23:22:27]
襲撃者 > ( この時代、人を集めるのに必要なものはなんだろう?金。権力。カリスマ。武力。思想。水と食料。或いは―― ドラッグ。一部の乾燥植物の粉末から作り出したその薬で、彼らを縛り付けていた。 ) ( 飢えも渇きも無い。家族や恋人や友人を失った苦しみも忘れられ、未来への絶望も感じなくて済む。どうせ死んでしまうのなら、それが一番賢い生き方だ。 ) あぴゅああぁぁ――ッ! ( 三人は同時に襲いかかろうとするが、その声を潰すには間に合わない。前後不覚になった彼らの足は、やや覚束ないからだ。 ) [Mon 8 Jul 2013 23:17:30]
ジャスティス > ……やっぱり貴様らかぁ!! 腐れドルーチ共!! 引導渡してくれるわ!! よりによって私の教会に!! (まさか、ヴァンパイアの墓を頭上に頂いて生活しているとは本人たちも思うまい。怪しげな薬を吸引している三人を横目に、大きく息を吸う。彼らを恐怖から解放してやろうじゃないか) ィ…………ィ……ィ゛……ッ………!!! (大きく足を開き、肩をいからせ咆哮する修道女の口からは、聞き取ることのできない”声”が吐き出されようとしている。が、飛び込めば阻止することはできるかもしれない) [Mon 8 Jul 2013 23:11:42]
襲撃者 > き、貴様の教会!?馬鹿め!この教会はずっと前から我らドルーチのものだァ!盗人猛々しいとは貴様のことよ!待っていろ、今、同胞達が駆けつけてお前を―― ( ばたぁん、と正面の扉が閉まった。あなたが予想以上の強さを見せたからだ。 ) うわあああああ!そんんあぁぁぁあ!あひぃぃぃぃ! ( 退路を断たれると、三人はパニックに陥る。どうも――かなり情緒不安定のようだ。 ) 恐ろしい!ああ、恐ろしい!自分の置かれた状況が恐ろしい!耐えられない! ( 三人は懐に手を突っ込むと、それぞれが小さな包みを取り出し、中に入っていた桃色の粉末状のものを直で吸引した。 ) ああああ恐れが恐怖が抜けていくぅぅぅん。ドクが抜けてユく解放されるぅぅん ありがとう!ありがとう! ( 三人は戦う勇気を取り戻した。 こんな時代でも、幸せは追求できる。恐怖から逃避することは罪だろうか? ) [Mon 8 Jul 2013 23:05:12]
ジャスティス > ………大体、あんたら何者よ……私の教会に、なんでかってにすんじゃってるわけ。 (槍を半回転させて、しっかりと持ち直し、肩に乗せながら、胡乱な目つきで三人を睨みつけて。そうしながらも、時折ちらちらと開け放たれた扉の先の暗闇を気にして) [Mon 8 Jul 2013 22:55:35]
襲撃者 > あっ!? ( 懇親の槍の突きは、いとも簡単に捕まれ止められてしまう。それだけではない。更に強い力で押し返されるのだ。槍を装備した女は―― その筋力と実際に相対し、戦慄した。以前、化け物に槍を捕まれたことがある。化け物の恐ろしい力に恐怖したが、その時と同じ感触がするのだ。 ) きゃっ… ( その力に勝てず、溜まらず槍から手を離し女は転倒した。それを見て、背後の二人もようやくあなたの強さに気付き、足を止める。 ) なっ、何だこいつはっ。強いぞ、強い!オレ達三人でも歯が立たないなんて! [Mon 8 Jul 2013 22:51:41]
ジャスティス > っふううっ!! (二人目を回避すれば……転がるなどすれば別だろうがさすがに足も止まる。どっしりと両足を踏ん張り、とっさの判断でメイスを捨て、鋭く突いてくる即席槍の棒部分を両手でつかんで、止める。いや一歩進んで、逆に渾身の力で突き返して) [Mon 8 Jul 2013 22:47:09]
襲撃者 > うおあおッ! ( 突進してきた斧の攻撃は回避される。その攻撃を、更にメイスが襲うが身体能力ではるかに勝るあなたは続けてそれを避けるだろう。通り過ぎた二人は慌てて踏みとどまり、後ろを振り向く。 ) あああああああ!! ( そこで最後の一人だ。三人目だ。槍を構え、真っ直ぐジャスティスに突きを! ) [Mon 8 Jul 2013 22:44:11]
ジャスティス > っ、だめだこりゃ。 (顔をひきつらせながら、説得をあきらめる。これは、キチガイの顔だ。もうそれだけわかれば十分で) (一足飛びに、こちらから見て、右側に二メートルほど周り込んで回避しようとする修道女。メイスに追撃されれば、同じ軌道でまた左にステップを踏むだろう) [Mon 8 Jul 2013 22:39:26]
襲撃者 > ( ドルーチ派と関わりのある連中なのか。それともそうではないのか。それはわからない――だが、厄介な連中であることは確かだ。 ) うおおおおおオレも聖職者だ! ( 抜け駆けに先頭の一人が走りながらその斧を振るう。狙うのはジャスティスの頭だ。最初から殺すつもりの攻撃だ! ) 僕も聖職者だ! ( 更に後ろの一人はメイスを振りかぶる。先頭の攻撃が回避されたら、次のターンで続けざまの攻撃を仕掛けるつもりだ。 )  私も聖職者よッ!! ( 最後尾の一人は木製の棒の先端にナイフをつけた槍を持って突進してくる。 ) 皆聖職者だぁぁぁ――ッ! ( 話は通じそうに無い。 ) [Mon 8 Jul 2013 22:33:51]
ジャスティス > ……まさか、ドルーチ派じゃないでしょうね……っと!! まったまったまったまった!! 私聖職者!! (メイスを引き抜き左手で保持しながら、右手を突出し、突っ込んでくる白装束の男たちを制止しようとして。いや女かもしれないけど) [Mon 8 Jul 2013 22:27:47]
襲撃者 > ( ドドドオォォッ と三人の人影がその開かれた入り口から現れ、ジャスティスの方向に向かって走ってくる。それぞれが右手に武器、左手に松明を持って。それぞれが白装束に身を包んで――。 ) WAAAHHHOOOOOOOOOOO―――ッ!!神はぁぁ――ッ! WHOOOOOOOO――ッ! この絶対的刹那的最終的終末においてッ!真の聖戦!真の淘汰を開始なされたッ! YEAH! 我々優劣種はこの試練に耐え!新時代を生きるのだ――ッ! ( こんな時代でも。いや、こんな時代だからこそ。狂った宗教に縋るものも居る。目の前に現れたあなたという獲物を、刈り取るつもりだ! ) [Mon 8 Jul 2013 22:23:28]
お知らせ > 襲撃者さんが入室されました。 『 開かれる正面の扉。 』 [Mon 8 Jul 2013 22:17:12]
ジャスティス > ……ん? (何かおかしい、人の気配がある……。 (建物の陰に身を寄せ、正面から、自分の教会を観察する。明らかに、誰か人がいる。それも複数。よくよく見てみれば、窓は板が打ち付けられ補強されているし、何やら人の大衆じみた臭いも漂っている……) ……だれか、いる? (真っ先に思い浮かぶのは、奴隷のレイシェリダンと、愛人のブロウン・マサクレ……そうでなくても、近隣住民が集まっているのかもしれない、そんな希望的観測を抱いて) [Mon 8 Jul 2013 22:05:01]
ジャスティス > ………… (もー、歩くのもしんどい。だが、それでも……自分が、ずっと守ってきた教会の白い十字架が見えてくると、どこからか元気が湧いてくる) っ!? まだ建ってる!! (目を輝かせ、温存していた体力を吐き出しながら、息を堰切らせて走る。そこに食料や水があるというわけでもないのに……) [Mon 8 Jul 2013 21:51:55]
ジャスティス > あの、アホ……私がやるときは、もっとちゃんとやってやる……。 (ある種の予感を感じる。今私がここで死ねば、きっと私は、もっと前の私に同じことをするのだろう……だが少なくとも今回のように、意味不明につれてくるようなことはすまい、と固く心に誓う) ……うぅ。 (重い。30キロ近いメイスがとにかく重い。どこか物陰にでも隠して逝こうかとも思ったが、この時代黄金の塊みたいに貴重に違いない全金属製の武器である。何より使い慣れた相棒を、もし誰かに持ち去られたらと考えると、やはり背中の長物を背負ったまま歩く下かなかった) [Mon 8 Jul 2013 21:39:31]
ジャスティス > 暗黒街。 (かつて、魑魅魍魎が人の中に紛れ、吸血鬼の反乱の中心地となり、市の法から外れるが故、度重なる災厄から自衛するしかなかった場所。ある意味弱者たちがより固まってできた、一つの独立した街は、今ではひっそりと静まり返っていた) ……。 (いや、人の生活の後は、あちこちにわずかにみられる。喜ばしく思いながらも、警戒が必要な危険のシグナルともいえる……が、そろそろこの修道女にも、体力の限界が近づいてきており、警戒もおろそかになってくる。とにかく、水、水がないのだ……。ふと、自分の教会にあった井戸を思い出し、ふらふらと、時計塔を目指しながら、石畳の上を歩いていく。あるいは、死に場所を求めて移動しているのかもしれない) [Mon 8 Jul 2013 21:35:11]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『相棒が重い』 [Mon 8 Jul 2013 21:31:12]
お知らせ > クリスティーナさんが帰りました。 『逆らう奴等は皆殺しだーっ、なんつて。(※目は笑ってない)』 [Mon 8 Jul 2013 15:09:30]
クリスティーナ > それと―――ちょっかいかけて来てる「ジャスティス教会」の連中、今週中にでも潰しますよ。 主要メンバーを皆殺しにして非戦闘員を捕獲して、使え無さそうなのは「夜会」に売りましょ。 屑の集まりですし、残しとくと獣人連中に無駄な肉と戦力くれてやる事になりますからね。 ( 了解しました、とメイド―――メイドの格好をした私のボディーガードの生き残り、エミリーは音も無く部屋を出て行った。 学生時代にも彼女は誰にもその正体を悟られず、偽名を使って常に私のクラスに潜伏していた。 血族の仲間達も、誰がエミリーなのかを知る者はいない。 ) …さて、問題は山積み―――銃が駄目になった後の事も今のうちに考えとかないと。 ( 腑抜けの自警団は兎も角、夜会と獣人はいつか潰してやらないと将来的に大きな障害になる。 今、出来る限り銀を集めて銀の弾丸を鋳造させている所―――幸いと言うか、ここまで来るとうちの商売がどんだけ都合のいい組み合わせだったかが窺える。 ) ( なんせ私が担当していた商売がレストラン経営と革細工職人、シルバーアクセサリ職人の店舗オーナーだったのだから。 銀と革は腐るほど、ある。 ) [Mon 8 Jul 2013 15:08:21]
クリスティーナ > トマト、大蒜、大豆類なんかも痩せた土地で案外育つらしいんですって―――あらこれ、ガッリア料理作れって言ってるようなもんじゃあないですか。 どっかで手に入れて畑広げたいですねー。 あと港に棲みついてる連中にも上手いことパイプ作れるといいんですけど。 またやります? レストラン経営なんて。 ( 結構長い付き合いになるメイドは素っ気無い感じで「お嬢様は私が止めてもやると思いますよ」と返す。 まぁその通りだ。 なにはともあれ今一番必要なのは食料。 お腹が膨れりゃあとりあえず争いの種は減るってもんで―――吹かし芋と乾いたピクルスと小魚の干物を毎日齧ってる私らですら、毎日とりあえず二食くらい食べられてるだけ大分いい暮らしをしている方だ。 水源があるから最低限の水も確保できている。 運がいい事にウチは武器の類が基本的に山程あって、本業は硝石鉱山―――火薬の原料だ。 最低限、硫黄と硝石と木炭があれば火薬は作れる。 幸いな事に、数人の職人が居るお陰で暫らくの間は塀の外の連中に対してイニチアシブが取れているってことだ。 おなか減って無くて銃が揃ってるんですから。 ) [Mon 8 Jul 2013 14:45:29]
暗黒街東区 > ―――しょっぱっ。 ああ、でも、こういう味久しぶり…これ沢山作れそう? ( 敷地内を流れる小川で獲れた、名前も分からないショボイ小魚を使ってガルムを作ってみた。 私の一族の故郷、ロゥマ帝国で古代に作られていたという所謂、魚醤という奴―――なんせ食料は勿論、調味料らしい調味料がまるで手に入らないもんだから、畑で採れる僅かな芋とトウモロコシと人参とカブを斬って茹でるか焼くかって話で。 小麦が無いと流石に料理のバリエーションに限界もある。 葉野菜なんて育たない事育たない事。 もう少し地方村の方まで踏み込めば、或いはまだフルーツとかキノコとか香草の類も見つかるかもしれない。 そんな奥地まで行って帰ってくるだけど強行軍が今の私達にはリスキー過ぎるのが現実だけど。 ) ( そんなわけで、干からびたカブに魚醤をつけてちびちび摘まみ、部屋を掃除するメイド姿の娘に問いかける私の名はクリスティーナ・バルトロッツィ。 まぁ、かつてのお金持ち様だ。 今となっちゃあ庶民たちと一緒に鍬持って土を掘る、しがないお山の大将である。 ) [Mon 8 Jul 2013 14:31:28]
暗黒街東区 > ( 高い塀の上には槍のような形に装飾された鉄の柵がずっと続いている。 広過ぎて無駄だと思っていた広大な庭園や屋敷裏の林は今では貴重な農地であり、住人達が比較的安全に生活できる限られた世界になった。 自警団ではなくあえて「血族」に身を寄せた人間はおよそ40人。 最初から血族の関係者だった者、暗黒街に愛着のある者、自警団の生き方に賛同できなかった者、銃や火薬の知識を売り込んで来た者。 もう少し生産性を向上出来るようになればまだまだ人は増やせる。 少しずつでもいい。 5年、10年、今のペースを順調に維持できれば、すぐに100人になり直ぐに1000人にもなるだろう。 ―――どこかで必ず大きな掃除をする必要も生まれるし、規模が大きくなれば必ずトラブルメーカーが身内に現れるだろうが。 ) ( それらを片っ端から始末する為なら、私は独裁者にでもなろう。 コミュニティというのは基本いつだって権力者による独裁みたいなものだ。 ) [Mon 8 Jul 2013 14:15:49]
暗黒街東区 > ( 嘗てその地区はヴェイトス市内に於いてある種の栄華を誇り、3階建て4階建ての大きな建物や綺麗に均された石畳、魔法を利用した街灯や様々な施設が多くあった所だ。 ―――今はその面影も無く、砂埃を被った薄汚れた通りに墓標のように巨大な廃墟が並んでいる。 街灯は専門の魔法使いがいなければ維持できないものらしく、私達にそれを灯す術は無い。 或いは誰かが勉強して夜毎灯して回れば、嘗ての栄華を思い出した人々が戻って来るのだろうか? ) ( 灯りを失うという事がようするに文明を失うという事だと、私達は思い知らされたのだ。 ) [Mon 8 Jul 2013 13:56:48]
お知らせ > 暗黒街東区さんが入室されました。 『"血族"』 [Mon 8 Jul 2013 13:45:04]
お知らせ > イディリア@NPCさんが帰りました。 『そして夢の彼方へと飛んでいく。その、繰り返し。』 [Sun 7 Jul 2013 12:32:25]
イディリア@NPC > (悪夢。そう呼ぶのには支障があるかも知れない。広がっているのは荒れ果てた荒野。付近に生きている何かの気配はなく。そこには、死が広がっていた。過去から見れば悪夢。現在から見ればただの日常。そんな夢の中をイディリア・エスピオールは歩いていた。)やはり、夢に見ますのね……(物腰だけは優雅に、そして寂しげに、笑って歩く。力無き者達の夢の跡というべき場所を。ああ、また誰かが夢の中で喰われている。愉しい夢も、お陰で見せる事が困難だ。しょうがないから夢の主が喰われると言う悪夢を喰らう。夢の主に夢中な”化け物”を後ろから忍び寄って、此方に振り向いた途端に、鋭い気合を持って、睨みつける。怯ませて、恐怖ノイメージを植えつけて。弱めた所を頂く。やり方に慣れてくれば、いっそ楽なものだった。さて、悪夢が消えれば、夢の主は何時目覚めるのか解らない。ここが何処なのかも解らない以上、休む暇もなく、次の夢へと旅立たねばいけなかった。お礼を言う夢の主を無視して、瞼を閉じる。) [Sun 7 Jul 2013 12:08:18]
お知らせ > イディリア@NPCさんが入室されました。 『(ここは誰かの夢の中。)』 [Sun 7 Jul 2013 11:58:10]
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