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タイトルバイツァ・ダスト(負けて死ね)!
記事No7243
投稿日: 2007/09/19(Wed) 16:36
投稿者ちょっとした不幸から
【事件への導入】
 予期せぬ不幸だった。
 酒場だったかもしれない。路地裏だったのかもしれない。或いは大通りだったか。
 ひょっとすると自宅の前に倒れていたのかもしれない。それはわからない。
 だが貴方が出逢ったその男は傷だらけで、とてもではないがそう長くは無いように思えた。
 貴方が事情を聞く、聞かないに関わらず、男はぜぇぜぇと苦しげに息を吐きながら告げる。
 「これを……これを、奴らに渡さないでくれ……ッ!」
 そう言って男は、貴方に何かを押し付けると、身体を引きずるようにして駆け出した。
 追われているのだろうか。そう思いながら貴方は受け取った品物を見て、そして驚いただろう。
 それは人の身体の一部だったのだ。
 ある者は右手、ある者は左足、ある者は脊髄と、それぞれに違うミイラ化した人体の部位。
 それが、男が貴方達に押し付けた品だった。
 貴方は気味悪がったかもしれない。或いは珍しいものを手に入れたと喜んだかもしれない。
 色々な感想を抱きながらも、しかし貴方はそれを手放すようなことはなかった。

 ……それが、事件の始まり。

 ふと道を歩いているとき。職場で働いているとき。眠っているときに、気付いた。
 ――誰かが見ている。
 それが何者かはわからない。
 影に日向に潜みながら、しかし誰かが貴方について来る。
 そうして貴方は理解した。これが、あの男の言う『奴ら』なのだ、と。
 降りかかる火の粉を払うか、それとも逃げ出して何処かへ潜伏するか。
 どのような選択をするのも、貴方次第だが……これだけは言える。
 『奴ら』は必ずやってくる。
 


*******************************************
 本日午後、大聖堂前に血塗れの男が倒れているのを掃除中のシスターが発見。自警団に通報した。
 男性はすぐに病院へと運ばれるも、出血多量のため、まもなく死亡。
 全身に無数の切り傷や刺し傷があり、自警団は殺人事件として調査を開始した。
 被害者はピエール・ホーキンズ(35歳)。大聖堂所属の巡回牧師であったが、
 一ヶ月前より巡回の旅に出ており、昨夜ヴェイトス市へ帰還したことがわかっている。
 巡回牧師の中には他宗教に対する密偵として派遣されることもある為、
 ピエール牧師の殺害は諜報行為に対する報復ではないか、という記者の質問に対し、
 大聖堂広報官は以下のようなコメントを寄せている。
 「ピエール牧師は非常に敬虔な信徒であり、その死は許されるべきではない」
(9月19日 ヴェイトス・シティタイムズ紙 三面記事より抜粋)
*******************************************

タイトル裏事情
記事No7244
投稿日: 2007/09/19(Wed) 16:37
投稿者ちょっとした不幸から
【裏事情】
 ピエール牧師は巡回牧師であり、大聖堂の放った密偵の一人であった。
 ヴェイトス市近隣の村落に密かに浸透していた異端宗教の内偵を進めていたが、
 その宗教の信仰の対象が、ある聖人の死体――聖遺物《不朽体》であることを突き止めた。
 しかし、その聖人の《不朽体》は大聖堂にも納められている。
 同じ聖遺物が二つも存在すれば、どちらかが偽者であるのは明白。
 そして本物は、大聖堂に納められているものでなければならない。

 密かに教団に潜入したピエール牧師は、見事《不朽体》の奪取に成功。
 幾つかの部位に切断し、それを所持したままヴェイトス市へ帰還した。
 ――だが、教団の動きはピエール牧師よりも迅速である。
 教団によって、すでに幾人もの暗殺者が雇われていたのだ。
 傭兵達によって致命傷を負ったピエール牧師は《不朽体》の部位を数人の人間に託し、
 自身は追っ手と戦いながら大聖堂に辿りつき、そして息絶えた。

 暗殺者達が受けた依頼は《不朽体》の奪還。
 次の標的は、貴方たちである。

【手にしたミイラ】
 《不朽体》と呼ばれる聖遺物の一つ。
 人の肉体を、より神の身体へと近づける力を秘めている、とされる。
 無論、真偽は定かではないが、分割された状態であっても奇妙な力を秘めていた。
 PC達は《不朽体》を所持している限り、所持した部位に関する特殊能力が発現する。
 その能力は個人によって左右され、たとえ同じ部位であっても別々の力となる。

【大聖堂】
 密かに異端宗教を殲滅する準備を進めている。
 作戦決行は十月十日。

【襲撃者たち】
 暗黒街に潜む傭兵部隊「ベルゼルガ」。
 構成員全員が人間以外の異種族であり、
 その種族特性を活かした、常人には想像できない能力を所持している。
 基本的に金以外では動かない。雇い主が壊滅すれば手を引くだろう。


【依頼内容】
 PC達には十月十日までの間、《不朽体》を護ってください。
 前述の通り《不朽物》を所持していれば特殊能力を扱えますので、
 それぞれの能力を駆使して、暗殺者達の襲撃を乗り越えてください。
 素直に《不朽体》を手渡せば見逃してもらえるかもしれませんが、
 抵抗した場合、拷問にかけられたり、殺される可能性もあります。
 或いは抵抗しなくとも、ですが。

 参加希望の方は『取得した部位』と『発現した能力』を明記して、
 書き込みをお願い致します。
 また期間中は名前の最後に「@不朽」をつけて下さい。

【募集人数】
 五、六人を目処にしております。
 多少上下する可能性はありますが、集まり次第締め切ります。

【ベルゼルガ】
 同時に「ベルゼルガ」メンバーも募集致します。
 基本的にメンバー「☆3〜5」の獣人のみですが、変り種がいても面白いかもしれません。
 またメンバーとして新規キャラクターを作成してくださった方にはPL経験点1を差し上げます。
 基本的に《不朽物》の奪取が目的ですので、それさえ手に入れれば何をしてもかまいません。
 拷問も、殺害も、その他もろもろもアリです。勿論、お相手様のNGには注意して下さい。


【報酬】
 《不朽体》を守り抜けば《不朽体》が報酬となります。
 それ以外に期間中のロール分の日常経験点を。

 「ベルゼルガ」メンバーとして乱入してくださった方には、
 1回につきPL戦闘経験値2を報酬として差し上げます(最高で3回まで)
 また「ベルゼルガ」として新規キャラを作成してくださった方には
 前述の通りPL経験点1点と、8万エンの報酬が支払われます。


【本依頼の趣旨】
 「ジョ○ョの奇妙な冒険」や「マル○ゥック・ヴェ○シティ」のような、
 能力者VS能力者なバトルロールを見たい、やりたいという(笑)
 それぞれの考えた特殊能力同士、華麗で面白いバトルを楽しみましょう。

タイトルれんらくちょう(九月二十五日)
記事No7274
投稿日: 2007/09/22(Sat) 05:57
投稿者酒場の掲示板
「ベルゼルガ」と呼ばれる集団が溜まり場としている酒場。
壁にはかつてはダーツボードでもあったのだろう、板が引っかかっていた。
今、其処にナイフで止められているのは、一枚の紙切れ。
メンバー達が思い思い、好き勝手なことを書き連ねている。



【れんらくちょう】

・ジャヴァウォック
 戦術的撤退。戦略的勝利。
 よくやった。皆に一杯奢れ。GJ。
 ”面が割れた”ので以後は情報収集に従事すること。

・スノーホワイト
 敗北。報酬減額。キセル無くす。
 詫びとして皆に一杯奢れ。←そればっかだな。
 ”ぱんつはいてない”

・六人目
 捕獲?拉致だろ。獣使い。鞭使い。
 「右腕」に注意。スライムきたこれ。

タイトルメモ
記事No7275
投稿日: 2007/09/22(Sat) 09:37
投稿者監視係
・ヴァイオリン(非EM)
ガキが突っ走ってくたばった。
手向けに一杯やってくれ。

#追記
三人目。
妙に夜目の利くやつだった。

タイトルメモ
記事No7315
投稿日: 2007/10/02(Tue) 03:48
投稿者ゲスト
・七人目
この世には二種類の馬鹿がいる。
簡単にだまされる馬鹿と、ひとの話を聞かない馬鹿だ。
説得は失敗。笑って頂戴。

・三人目
例のアレ。
今は大聖堂のエクソシストが管理してるって話。

・軍曹さん
デートのお誘い。
聞きたいことがある。

タイトル返答
記事No7318
投稿日: 2007/10/04(Thu) 16:06
投稿者軍曹
――了承。
其方の希望の日時を伝えてくれ。

タイトルメモ
記事No7322
投稿日: 2007/10/05(Fri) 03:39
投稿者レイド
・五人目
あ〜・・・「絶対」に手を出しちゃダメ!
なんてゆ〜のかな・・・相当「ヤバイ」から。多分、俺ら全員で挑まないと無理だよ。
相手を納得させられるのは「右腕」のみだと思う。

て、わけで、諦めて逃げに走るのが賢明!!

みんなそのつもりで!

(いつも綺麗なはずの字が相当ゆがんで書かれている。書いてる途中に震えてきたのだろう。全体的に「ヤバさ」が伺える感じのメモだった。)

タイトルメモ
記事No7332
投稿日: 2007/10/10(Wed) 12:33
投稿者会計屋
二人目
 例の品物を代金に、情報を買いたいとの事。
 求める情報は、暗黒街の落ち目、或いは内部分裂や崩壊寸前の組織の名前と所在地。
 それと、組織の頭領の名前。
 秘密は厳守すると言った上、更に『代金』は先払い。
 糸を繋ぐ恰好の機会でしょうから、何か手頃で適切な組織でも紹介するべきかと。
 尚、期限は一週間との事。 

タイトル追記:ストリートの傭兵部隊について
記事No7291
投稿日: 2007/09/23(Sun) 12:45
投稿者「ベルゼルガ」
【傭兵部隊】
 暗黒街。その名の通り、日の光の差さないところ。ヴェイトス市の暗部。
 其処に「ベルゼルガ」と呼ばれる組織が存在するのは、暗部の住人ならば少しは知られた話だ。
 殺し屋集団、あるいは無法者の徒党。愚連隊。ならず者。怪物たち。
 様々な評価を与えられているが、的を得た呼称は唯一つしか無い。
 即ち「ストリートの傭兵部隊」。
 彼らの顧客はアウトローや、表沙汰にできない厄介事を抱えた金持ち達。
 「金」でしか動かず、報酬さえ支払えば決して裏切らず、任務を達成する。
 対象が昨日の友であろうと躊躇わない。依頼人が昨日の敵でも裏切らない。
 そういった意味で「ベルゼルガ」は「信頼」され「信用」のある組織である。
 彼らはメンバー全員が人外の能力者であり、常人には想像できない戦術を得意とする。
 故に「ベルゼルガ」は、困難な仕事という「需要」に対して、暴力の「供給」が行えるのだ。

 彼らに課せられたルールは二つ。

 「武器を持って立ちはだかる者あれば、
  牙を持ってしてそれを討て」

 「同胞同士の殺し合いを禁ず。
  獣の群が共食いをするのは見苦しい」


【溜まり場】
 暗黒街とスラム街の境目。地下に続く階段と、其処に下げられた看板がある。
 曰く高名な魔術師に「灯火」の魔術をかけてもらったという其れは、
 かつては輝いていたのだろうけれど、今はもう点滅する程弱まり、消えかかっている。
 その掠れた文字を解読すれば「BARカンザス」と描かれているのが理解できるだろう。
 余り知られてはいないが、其処が「ベルゼルガ」の溜まり場だ。
 狭くは無いが、さほど広くもない店内。思い思いにくつろぎ、騒いでいる連中。
 その多くが人外であるというのも、頷ける話だ。
 かつてはダーツボードだったろうボロ板は、今じゃ彼ら専用の伝言板。
 いつも何枚かの紙切れが、ナイフやピンで留められている。


【PLへの連絡事項】
 「ベルゼルガ」のメンバーは、特に隠匿しない限り互いの情報を共有しています。
 メンバーが交戦した相手のデータは、ほかのメンバーにも伝わり、
 またメンバーが受けた依頼は、ほかのメンバーが手伝うことができます。
 (当たり前ですが、掲示板のイベント依頼は参加申請しなければなりませんが)

 また今回のイベントで「ベルゼルガ」が壊滅しなかった場合、
 今後再び「ベルゼルガ」関連のイベントが発生する可能性があります。
 其方に参加して頂ければ、古参メンバー(つまり今回生き残ったPC)には、
 多少ですが現金の報酬が増額される予定です。
 できれば、今後とも「ベルゼルガ」をよろしくお願いします。

 そのほか、質問などありましたらID「Berserga」まで。

タイトル質問
記事No7293
投稿日: 2007/09/23(Sun) 13:27
投稿者サリュー
質問があります。

・この部隊が動いているという事を、暗黒街関係者は知っていますか?

・メタ情報としてPCが知っていて良い情報は、どこまでですか?
※例:ベルゼルガが動いている事。まで
   自分がベルゼルガに狙われているという事まで

情報が錯綜している為、お教えいただけると幸いです。

タイトル回答
記事No7294
投稿日: 2007/09/23(Sun) 18:42
投稿者EM
はい、質問にお答えします。


暗黒街関係者は、「ベルゼルガ」が動いていると知っていてかまいません。
それに加えて
・「ベルゼルガ」という部隊が存在すること。
・メンバー全員が何らかの人外であること。
の二点は知っていてかまいません。

イベント参加者の方も上記の点について知っていてもかまいませんが、
そのターゲットが自分であることはまだ知りません。
「ベルゼルガ」に襲撃を受けるなど、第三者から教えてもらうまでは、ですが。

参考になりましたでしょうか?

タイトル自警団員は捜査中。
記事No7245
投稿日: 2007/09/19(Wed) 23:24
投稿者九栄
それがポケットに紛れこんでいたのに気付いたのは、
自宅に帰って着替える途中のことだった。

夕暮れの商業地区の雑踏でぶつかった血腥い男が、すれ違い際に
滑り込ませたのだろう。

さて、どうしたものかと悩んだ次の日、どうやらその男が
冷たくなって転がっていたようだと知った。

幸か不幸か、一応の捜査などを命じられた次第。

――妙な視線を感じる。
きっと、面倒ごとだ。
間違いなく、不幸の類だろう。


--------------

【不朽体・舌】

可視範囲内にて、意のままに音を作り出す。

・見えない場所には鳴らせない。
・二人分の声音による会話など、複雑な音を出すには
 それなりの集中を持続する必要がある。
・音の複雑さ、音量、距離等に比例して要する集中も増える。
・集中に準備ターンは必要としないが、引き換えに行動力が落ちる。
 激しい運動中に複雑な音を立てようとしても、発動に失敗する。

タイトル一人目
記事No7246
投稿日: 2007/09/20(Thu) 00:31
投稿者気配
 殺人現場を調査する貴方の姿を、何者かがじっと見ていた。
 視線を感じ、貴方が気が付いて振り向いても、すでに其処には誰もいない。

 一人目は自警団員。

タイトル日常の一幕
記事No7247
投稿日: 2007/09/20(Thu) 01:04
投稿者「ウワバミ」
仕事として引き受けようと思っていたのだが、どこへ届けてくれ、とか誰へ渡してくれ、とやら何にも言わずに去っていってしまった。
それから一日ブラついていたが、変な影があちらこちらにちらほらとし始めた。
同時刻ごろ、小瓶に入った変なモノからもその妙な能力を確認できた。
「小袖触れ合うも多少の縁・・・ってやつですかねぃ。」
一度引き受けたなら最後までやらないと・・・。

男にとっての日常の一幕が始まった。

==============================

【不朽体:脊髄の欠片】

持つ者に危機が迫った場合、持ち主の体の支配を一時的に乗っ取り、回避する行動を取ることによってそれを知らせる。

・いわゆる反射と呼ばれる類の反応。
・持ち主の体をそのまま乗っ取るということはない。が、乗っ取られている間は持ち主の意にそぐわない行動も起こす可能性がある。
・乗っ取り、危機を回避できるのは最初の一撃のみ。
・身体能力などは持ち主の能力に準じる。
・乗っ取っている間の記憶や意識は通常時と同じように残る。
・痛みや怪我なども残る。
・「乗っ取られた」後は全身に苦痛が走り、タフネスと精神が-1される。(聖人の能力を使った為の代償)
・タフネス、精神の訂正は一週間ほど続く。

10月4日訂正

タイトル二人目
記事No7254
投稿日: 2007/09/20(Thu) 23:38
投稿者気配
 二人目は、暗黒街の一人。
 ――――ヒタヒタと、見えざる足音が付きまとう。

タイトル要望
記事No7305
投稿日: 2007/09/28(Fri) 01:11
投稿者EM
《不朽体》の能力について要望があります。

発動0ターンで「見切った!見切った!見切った!」
となってしまうと、ルール上の無敵ロールになってしまいますので。

使用回数の明記や、発動前に集中しなければならない、など。
能力の弱体化をお願い致します。

タイトルRe: 要望
記事No7321
投稿日: 2007/10/04(Thu) 22:30
投稿者「ウワバミ」
注意を受け、以下の点を訂正しました。対応が遅れて申し訳ありませんでした。

・反応できるのは戦闘中、最初の一撃のみ。
・能力を使った戦闘の後、タフネス、精神にマイナス訂正が入る。
・訂正が抜けるのには約一週間かかる。

タイトル( 大聖堂からの帰り道 )
記事No7257
投稿日: 2007/09/21(Fri) 03:42
投稿者ソレディー
( 大通りの隅っこを歩いて宿に向かう、大聖堂からの帰り道。
  知らない食べ物を売っている屋台と、その前で買ってと駄々をこねる子どもに気をとられた一瞬。
  路地から飛び出して来た誰かにぶつかられ、押し倒されるように転んでしまった。
  一拍遅れて鼻をついた血のニオイに、襲われたかと胆を冷やしたけれど。 満身創痍のその人を見て、それはすぐに別の驚きに変わる。

  どうしたんだろう、動いちゃだめだ。

  身を起こしながら、『大丈夫?』 と口にすることができたかどうか。
  信じられない精神力で飛び起きたその人は、有無を言わせぬ迫力で 『奴らに渡すな』 と小さな筒状の物を押し付け、駆けて行ってしまう。
  何事かとざわめく通行人たちの中に 『奴ら』 と思しき人は見当たらず、わけもわからないままにそれだけが手元に残された。

  明日、この時間にこの場所で待っていれば良いのかな。

  翌日いくら待ってもその人は現れず、その代わり、誰かに見られているような気配を感じる。
  こんな街中で、まるで森の危険な領域を侵してしまったような。
  酷く嫌な感じがして、足早にその場を離れた。

  これから 『これ』 を、どうすればいいのだろう。 )


【不朽体:眼球(と神経で繋がる脳の一部)】

宗教的な装飾を施された筒状の容器に納められている。
ピエール・ホーキンズが切断した物ではなく、ミイラ化の過程であらかじめ摘出されていた物。
原形を留めていないかもしれないが、何れにせよ破壊せずに中身を確認することは困難で、ソレディーはそれが何であるかを知らない。

発現したのは 『注視しようとする』 ことで、あらゆるものを見通す力。
空気の流れや筋肉の動きを視力で捉え、1km先の本が読めたり、飛んでくる銃弾を視認できたりする。
深い闇にも強い光にもその視力は阻害されず、透視すら可能。
しかし情報収集に特化した能力でしかなく、運動機能はともなわない。
飛んでくる銃弾を視認しようとも、身体が反応できなければ命中は避けられない。

タイトル三人目
記事No7260
投稿日: 2007/09/21(Fri) 05:31
投稿者気配
たとえ聖堂の中でも、雑踏の中でも。
或いは銃使いの青年と会話しているときでさえ。
貴方の背後にひっそりと気配は付きまとう。

――三人目は狩人。

タイトル( 一つの不朽体は大聖堂へ )
記事No7302
投稿日: 2007/09/26(Wed) 19:02
投稿者ソレディー
( 娘はただ、預かった物を返したかった。
  ピエール・ホーキンズが無作為に選んだ一人だとは知らず、彼が自分のことを信頼してくれたのだと思えば、街で暮らす仲間としてその期待に答えたい。

  ベルゼルガのこと。 ヴァイオリンのこと。
  巻き込まれる中でピエール・ホーキンズが正しい人であったのかを疑問に思いもしたけれど、知らないながらパプテスに属しているらしい人と秤にかけてより信じられるほど、ベルゼルガは真っ当な集団ではないと思う。

  どこの誰とも知らない彼がパプテスの人=牧師らしいと聞いた翌日。
  娘は大聖堂の知り合いを訪ね、事情を知らない彼女の助言に従い預かり物を手放した。
  受け取った彼女が 『本当はどうしたか』 を見届けたわけではないけれど、おそらく分割された不朽体の一つは大聖堂に納められただろう。

  人一人を殺した責任として、自分で真相に迫ることができないのは残念だけど…
  周りの人間を危険に巻き込む可能性が高いと改めて意識すれば、止むを得ない処置。

  手にした力に魅せられず、その他の欲もかかなかった。 鈍いのだか正しいのだか分からない、ある意味では普通の娘の、普通の結末。

  ―――結末?
  大聖堂の奥、密室で交わされた話の内容を、ベルゼルガは掴めただろうか?
  入ったきり娘は表に姿を現していないが、これで終わりかどうか。
  まだ早いかもしれないけれど、とりあえず手元に不朽体は無い。 )


【*せっかく策を練っていただけそうだったのに、すみませんっ…!
  進行を早まってしまったかなーと思いつつ… どっしり構えているとピエール・ホーキンズの死んだ場所に不朽体が集まる可能性もあるということで、警戒材料になればー! orz

  期日までは関係者のつもりなのですが、期日まで自力で守り通すわけではない、もしかしたら脱落したような状態だと、報酬のロール回数分の日常経験はどうなるでしょう?】

タイトル回答
記事No7303
投稿日: 2007/09/27(Thu) 11:29
投稿者EM
ええ、当然そういう方向性もアリだろう、と思っていました。

ですので、この場合《不朽体》を手放した日までに獲得した日常経験点×2が報酬として支払われます。
また、ソレディー嬢に《不朽体》をもってこさせる為、関係者に危険が及ぶ可能性はありますが、
……まあ、さすがにおおっぴらに大聖堂に喧嘩売ったら「ベルゼルガ」は負けるでしょうしね(笑)

というわけですので、一応、期日までは@不朽をつけてロールプレイをお願い致します。

タイトル一時的な管理者
記事No7306
投稿日: 2007/09/28(Fri) 02:10
投稿者アレックス
ソレディー・カモシレーヌより預けられ、事件の概要を知る。
そして、事態が収集するまでの間【不朽体:眼】の一時的な管理者を命ぜられる。

自分で巻いた種とは言え、吸血鬼狩りの仕事に戻るのは一苦労のようだ。

部位:眼球(形状についてはソレディー・カモシレーヌの登録情報を参照)

能力
眼に映る物に関しての情報を「視る」事が出来るアナライズ能力。
対象は人物や物、現象など幅広く、まるで本を読むように知る事が出来る。

登録キャラクターに対しては名簿にある大まかな情報を知る事が出来る。
能力については15段階評価、つまり名簿そのままの数値で知る。
無論、種族などの情報も読むことができる為、人に紛れたそれ以外にとっては脅威となるだろう。
視界に捕らえていないと読み取ることはできないが、この能力の前に隠し事は不可能、という事。

*という訳で、特殊な形ですがイベント引継ぎという形で参加という事になります。
 奪われる事がなければイベントの期限である10/10までの所有です。それ以後は大聖堂に安置される事になります。

タイトル賭け事の代償
記事No7258
投稿日: 2007/09/21(Fri) 03:59
投稿者サリュー
・【Jack-o'-Lantern】の一人サリュー=サムカが、それを手にしたのは簡単な理由。

突然押し付けられた「それ」が訳有りな事は、男の慌てようから直ぐ分かる。
何らかの取引条件になる可能性は、高い。
俺としては、メリットが手に入れば問題ない。男の頼みなんて糞クラエだ。

手にした「こいつ」が、宝なのか、ゴミなのかはまだ知らないが、取り敢えずは――言われた通り、守ろうじゃないか。


■《不朽体》両足(踝から先 やたら頑丈な平箱の中に並べて保管)
・効果1/どこでも踏んで歩ける。
壁でも、屋根でも、水の上でも、空でも。
「踏みたい」と思った瞬間に発動する。

タイトル四人目
記事No7261
投稿日: 2007/09/21(Fri) 05:33
投稿者気配
 酒場の喧騒の中。ふと視線を感じるときがある。
 ふりかえっても誰もいない。
 否、酒場で無秩序に騒いでいる連中だけだ。
 だが視線は消えない。違和感か、或いは――?

 四人目はギャング。

タイトル暗黒街の酒場に貼られる記事
記事No7326
投稿日: 2007/10/07(Sun) 14:50
投稿者サリュー
暗黒街にあるにしては、良心的かつリーズナブルなお値段の酒場にて。

十年前から貼り付けてあるようなメモから、
つい最近貼り付けたばかりの真新しいメモまで混在し、
一枚の分厚い壁のようになっている伝言板に、
一枚のメモが追加される。

そのメモは、書いた者が苛立ちをぶつけるかのように、
荒い文字で、こう書き綴られている。
--------------------------------------------------------------
『 ” ミ イ ラ ”諸 君 ! 君達にお知らせしたい事がある。
  ”ミイラ取り”には以下二名の連中が関わっているぞ☆
  ミイラ取りに狙われているものは、注意すべし☆(チャラけた星マーク入り)

  信じる信じないはミイラの包帯のきれっぱし程度で構わない        』

・リュールだと断定できるような容姿詳細
 「ミイラの右腕を持っていること」
 右腕がスライムに変化し、自在に操れるようだという事
 種族がキリバナらしいこと
 喉を怪我している事
 
・ウルスだと断定できるような容姿
 サリューが見た限りの武器詳細
 
・蚊の化け物の容姿詳細
 戦闘方法等

・以上二名の死体を手に入れた場合
 一体100000yen
 連絡先→Pussy→”pumpkin”

-------------------------------------------------------------
遅すぎる情報提供は、こうして暗黒街のとある酒場で交わされる。

タイトルPLからの質問
記事No7331
投稿日: 2007/10/09(Tue) 23:19
投稿者サリュー
PL:
今更で、とっても申し訳ないのですが、
このイベントの趣旨は、不朽体を守り通すのが目的の
バトルイベントであっていますか?

凄く今更なんですが!!!!
なんだか、他の方のログを見ていると、勘違いしてたのかなーと…
念のために確認させてください。

タイトルさてはて、困った事になりましたね
記事No7262
投稿日: 2007/09/21(Fri) 06:01
投稿者アカウンタント(ベルゼルガPC)
「肝心の御品は、バラされて色んな人の手に渡っちゃいましたか。
 さて、どうやって楽してズルをして頂くべきですかねぇ…?」

 会計士と呼ばれる男は、蛇の尾を揺らし算盤をカチカチと鳴らしながら言葉を吐き出し…
 そして明け始めた空を見上げたか。


※と言う訳で、ベルゼルガメンバーPCとして参加希望します。

タイトル決まっている
記事No7263
投稿日: 2007/09/21(Fri) 08:08
投稿者軍曹
問われたメンバー達は皆、思い思いの返事をするだろう。
ある者は酒を飲みながら、ある者はカードをしながら。
その中でも一人。軍曹を名乗る男は、こう答えた。

「我々の仕事は変わらない。
 駄賃は貰った。あとはやるだけだ。
 ――違うか?」

暗がりの中で、男は鮫のように笑う。

タイトル馴染むぞッ!アハハッ!!
記事No7264
投稿日: 2007/09/21(Fri) 15:56
投稿者ヘレラ
 次があるなら相手をよく確認してから物を頼む事だ。
長細い布に包まれたモノを確かめた少女は口元を歪めて笑い、
血の匂う牧師の背中を見送った。
だいたいこんな、受け取る為の腕も無い小娘にそんな事を
頼んでしまう段階で相当錯乱していたんじゃないのか、ね。

 丁度無くしちまって難儀していたものを牧師様から頂戴して、
悪魔ガルンペェラヘレラはおもむろにソレを自分の左肘に捩じ込んだ。
天の神様のお恵みッてヤツだ。



 時折何処からか見られているな、と感じるようになったのは
その数日後の事。気にした風でもなく、少女は歩いている。

-------------------------------------------------------------------------------------------

【不屈体:左腕下腕部】
 布で包まれていたが、現在は腕を切り落とされた悪魔、ガルンペェラヘレラ
の左腕として同化。ミイラになって萎んでいた腕は水気を取り戻し、
悪魔が着ているダークブルーの衣装と同じデザインの手袋に覆われている。
(※人間擬態時は普通の少女の左腕として形を保っている)

 欠損してなお怪物の域にある悪魔が腕を取り戻すという事自体が
既に脅威であるが、この腕は悪魔の意志で自由に射出する事が出来る。
 射速は投擲槍程度、有効射程距離は約12m、発射後1ターンに4mずつ這って戻ってくる。

タイトル五人目
記事No7265
投稿日: 2007/09/21(Fri) 18:31
投稿者気配
その腕を得たときから、視線がまとわり付く。
足音もなく、気配もない。だが「見られている」と。
彼らは何処までも貴方についていく。
――たとえ悪魔であったとしても。

――そして、五人目。

タイトル※PL注
記事No7324
投稿日: 2007/10/06(Sat) 11:08
投稿者ヘレラ
 紛らわしいキャラクターで申し訳ありません。
昨夜フリースペース4にてベルゼルガのウルス様のロール中、
「ヘレラ」という名前がバッチリ出ていましたが、世間的には
「エレナ・ストーンズ」という名前の人間の魔女になりすましています。
(※名簿参照)

「エレナ」は数年前まで実在した少女で、暗黒街に1人ひっそりと住んでいましたが、
ヘレラによって殺害され、そのまま現在も名前と身分を利用されています。
過去魔女団体「スターブルーム」に在籍していた経歴もあり、戸籍上
は間違いなく「エレナ・ストーンズ」です。
 外見も矢張り名簿参照、擬態時の姿は
http://minamomemo.up.seesaa.net/image/83w838C838995CF919582CC83R83s815B.jpg
に変化しています。お手数ですが名簿の確認をよろしくお願いします。

タイトル手に入れたモノ
記事No7266
投稿日: 2007/09/21(Fri) 19:50
投稿者リュール
それはいつもの帰り道。
ぶつかった相手は男。
無表情で見つめる自分にもかまわず押し付けていった荷物。
興味半分にソレを持っていて少々後悔する自分が居た。

間違いなく厄介ごとに巻き込まれたのだと。

----------
【不朽体】
右腕全体

能力:右腕全体がスライム状に変化する。
持ち主の意思で自由に動かすことができる。
速度は持ち主の能力に依存する。
鞭のような形状変化も可能ではあるが、
体積はもともとの腕の体積から増えることは無い。

切り離して使うことはできず、切り落とされた場合、
右腕を切り落とされたことになる。あくまで体の一部。

タイトル六人目
記事No7271
投稿日: 2007/09/22(Sat) 05:45
投稿者気配
今まで出逢ったどんな獣よりも異質な気配。
何処にでもついてくる。何処までもやってくる。
つかず離れず、決して消えないその気配。

――六人目は調教師。

タイトル教会に送られてきたもの
記事No7267
投稿日: 2007/09/21(Fri) 21:06
投稿者ジャスティス
本来、それを託されたのは人のいい古物商だった。
しかし、それをねらうものの影に脅えた古物商は、とっさにとある
教会の裏庭に投げ込み逃げ去っていく。それを拾い上げたのは一人
の修道女だった。切断され干からびた頸部はまるで木のよう、高そうな布に包まれたそれ、捨てるわけにもいかず懐にしまって。
 それが、件の物品と気づくにはもう少し時間がかかるだろう。

【不朽体:喉】

・会話や交渉で、わずかばかり発言に説得力を持たせる。
・声真似、動物の声やモノの擦れる音を再現
・ハウリング・0〜3メートル前方の対象に向かって超音波を放ち脳 を揺さぶる。大きく息を吸い込む動作が必要

*人数的にアウトでしたら遠慮なくおっしゃってください。

タイトル七人目
記事No7272
投稿日: 2007/09/22(Sat) 05:47
投稿者気配
暗黒街なら変わった人々も珍しくは無い。
――だが、これは違う。
異質。異様。或いは不気味。
貴方の身体に絡みつくのは、淀んだ視線。
普通のシスターなら、さっさと襲ってしまうのだけど。
……ちょっとおっかないなと視線の主は呟いた。

――七人目は暗黒街のシスター。

タイトル素晴らしいなっ!
記事No7270
投稿日: 2007/09/22(Sat) 04:25
投稿者レイド(ベルゼルガPC)
「依頼主の品がバラけたことによって標的の数も増えるとは!これは我が人形のみならず、君たちの能力をも世間に知らしめる好機だとは思わないかな!?」

大袈裟に手を広げると、にんまりと笑って近くの仲間たちにそう大きくはない声で問いかける。

PL:ベルゼルガメンバーPCとして参加希望します。

タイトルああ、面白い
記事No7273
投稿日: 2007/09/22(Sat) 05:48
投稿者軍曹
ただ酒場の隅で酒を飲んでいた男。
――軍曹を名乗り、そう呼ばれる彼は小さく頷いた。

「面白いことだ。
 獣は、牙を使った時こそ生き甲斐を感じる。
 ――思う存分にやれば良い」

そう言って軍曹は、鮫のような笑みを浮かべた。

タイトルま、駄賃分位は働くわよ。
記事No7278
投稿日: 2007/09/22(Sat) 13:01
投稿者アサイラント(ベルゼルガPC)
「…ただし夜になってから。今は寝る。寝ます。寝させていただきます。」

真っ昼間、酒場の片隅でだらける女はそんな事をのたまって、テーブルに倒れ臥す。

※ベルゼルガのメンバーPCとして参加を希望します。

タイトルああ、それで良い。
記事No7279
投稿日: 2007/09/22(Sat) 15:46
投稿者軍曹
「寝て、食べて、それから動け。それで良い。
 別に我々とて労働中毒者というわけじゃない。
 仕事が生きがいなだけなのだからな」

そう言って、何処からか帰ってきた男は酒場の奥に腰掛ける。
――まだまだこれからだ、と薄っすら笑みを浮かべながら。

タイトル金のためならば、働こう。
記事No7283
投稿日: 2007/09/23(Sun) 00:36
投稿者ウルス(ベルゼルガPC)

「金でさえ貰えるならば、何でもやろう。
  奪い尽くして、金も貰える。強くなれる。
   断る理由などない。張り切ろうではないか。」

口許を釣り上げて、微笑する。足元には犬がいた。

PL:上に同じく、ベルゼルガPCとして参加希望します。

タイトル無論だ
記事No7284
投稿日: 2007/09/23(Sun) 01:24
投稿者軍曹
「――立ちふさがる者があれば、これを討つ。
 存分にやれば良いさ」

 何処からか帰ってきた軍曹は、そう言って静かに笑った。

タイトル一通の手紙が行き届いた。
記事No7330
投稿日: 2007/10/09(Tue) 01:21
投稿者ウルス(ベルゼルガPC)
とある酒場をベルゼルガは拠点としている。
ウルスからの手紙が届いた。メンバー全員宛てである。

字は普通だが、文字並びが変なほどご丁寧だった。

―――――――――――――――――――――――――
『     ベルゼルガの諸君。

私はリュールと共に、4人目と遭遇をした。
結果的には敗北をし、不朽体の一部を奪われる。

負傷した為に、治療に専念することにした。
それから2人目と偶然ながら遭遇をしたのだ。


2人目は荒事が好きでないらしい。
穏便的な交渉をして、解決をしたいらしい。
相手がマネーを望んだのであれば、私の金で払え。

水曜から私情により、戻って来れなくなる。
その間は私の代わりに交渉をして貰いたいのだ。
私の代わりに交渉をして成功した者は…、

…また私と話をしてから決めるとしよう。
出来れば20万か30万以下で成功してくれ。

お前達を信じている。よろしく頼むよ。


    以上、アニマーズ・ウルズ。    』

タイトル箱と溜息と
記事No7288
投稿日: 2007/09/23(Sun) 04:52
投稿者レッドフォックス
やっとこさラットマンから受けた傷も癒え、
仕事に復帰しようとスラムを歩いていたバウンサーに、その男は無理矢理気味に
拳大の箱を押し付けた。
そのまま走り去った男の姿を見つめながら、またややこしい事になった、と頭を抱える。
だが、約束は守るのがこの男。
箱は『渡さない』。それが約束。
・・・仕事への復帰は、もう少し後になりそうだ。


--------------

【不朽体:心臓】

血流及び体温操作を異常化させる事による、発炎及び耐熱能力を発現可能となる。

・発炎が可能なのはレッドフォックスの服装の都合上、左手からのみ。
 服が燃えることを気にしなければ全身から発炎出来るが、まず行わない。
・作り出した炎は塊として前方に「展開」する事は出来るが、「発射」は出来ない。
 なお、作り出せる炎は最大で直径1m程。
・発炎させるためには耐熱処理を先に行う必要があるため、1ターンの準備が必要。
・連続使用は耐熱限界を超えてしまうため不可。最低1ターンは間を挟む必要がある。
・「燃料」として使用者のカロリーを消費するため、能力を使う毎に空腹感に襲われる事になる。
 地味にレッドフォックスには死活問題。



※既に人数・受付期限オーバーの場合は遠慮無く仰ってください。

タイトル八人目――最後の一人
記事No7292
投稿日: 2007/09/23(Sun) 12:50
投稿者気配
 ――その気配は何処までもついてくる。
 スラムでも。淫売窟でも。暗黒街でも。
 だが振り返っても誰もいない。
 ――しかし気のせいではない。
 たとえ貴方が職場に復帰したとしても、
 その気配はついてくるだろうから。

 ――八人目、最後の一人はバウンサー。


*******************
これにて《不朽体》所持者は〆切とします。
皆様、参加して頂いてありがとうございました。
「ベルゼルガ」メンバーは引き続き募集中ですので、
ふるってご参加ください。

タイトル要望
記事No7304
投稿日: 2007/09/28(Fri) 01:09
投稿者EM
ええと《不朽体》の能力について、少々の要望があります。

・炎を展開できるターン数の明記

延々と展開できてしまうと、あまりにも強力になってしまいますので。
カロリーを消耗するので最大で○ターンまで、というように明記をお願いします。

タイトル敗北の先にあるもの
記事No7323
投稿日: 2007/10/05(Fri) 11:10
投稿者レッドフォックス
箱の中身は失われた。
もっとも、あれは無くなって然るべき物だったのかもしれない。

そして男には日常が戻った。
もう視線は感じない。店に行っても大丈夫だろう。

今、男の中にはハッキリとした目的がある。
「壁を乗り越える」。
その目的を得た事は、「不朽体」よりも大きな収穫だったのかもしれない。


--------------------
PLより:
不朽体消滅により、イベント途中ですが終了・・・ということで宜しいでしょうか?
あと、最後の戦闘は敗北しましたが、戦闘ポイント4は加算しても宜しいでしょうか?

タイトルバトル経験値
記事No7325
投稿日: 2007/10/06(Sat) 20:44
投稿者
あの時は有り難う御座いました。
負けても勝っても戦闘Pは入手出来ますので4Pをお納め下さい。

ルールにも

>バトル経験値は、バトルに参加した人で生き残った人全てに(敵味方関係なく)得られます。
>生き残りさえすれば、勝とうが負けようが降伏しようが犯されようが得られます。
>これは、「勝ち」のみを狙う無敵Cを防止する為でもあり、
>ロールをして負ける楽しみというものを実感していただきたい為でもあります。

とありますので勝敗は関係ありません。

通常なら戦闘後にこちらが明記すべきであった事柄
お手数をお掛けした事をお詫びします。

タイトル質問です
記事No7289
投稿日: 2007/09/23(Sun) 05:27
投稿者参加者
私書箱が無かった為に、此方に失礼いたします。

不朽体の効果の中に、幾つかオーバースペックなものが含まれているようですが、
EM様の方では、調整しないのでしょうか?

宜しくお願いいたします。

タイトル私書箱を開設しました
記事No7290
投稿日: 2007/09/23(Sun) 12:22
投稿者EM
私書箱を開設致しましたので、以降は其方の方で連絡をお願いいたします。IDは「Berserga」です。

また質問の件に関してですが、能力調整については検討中です。
EM一人の判断ですと少し不安なのもあり、参考にしたいので
宜しければどの能力がオーバースペックなのか教えて頂けないでしょうか?

タイトル遅れて来た一人
記事No7307
投稿日: 2007/09/28(Fri) 19:16
投稿者リーチ(ベルゼルガPC)
「そりゃ悪かったけどサ、誰も教えてくれなかったンだから遅刻は許してよ?ン……こいつはパス。これもダメ。………こいつに…しようかナァ??」

遅れてきた異国風の女。紙束に目を通しながら妖しく犬歯を覗かせた。

(ベルゼルガPCとしての参加希望です〜)

タイトルお願い
記事No7311
投稿日: 2007/09/29(Sat) 19:07
投稿者参加者
お伝えしたい事があります。
私書箱の設置をお願いします。

タイトルRe: お願い
記事No7312
投稿日: 2007/09/29(Sat) 19:51
投稿者リーチPL
失礼致しました。
私書箱「leech」を開設しましたのでお願いします。

タイトルRe^2: お願い
記事No7313
投稿日: 2007/09/29(Sat) 20:31
投稿者参加者
私書を送らせていただきました。
ご確認くださいー。

タイトル更に遅れた娘御一人
記事No7316
投稿日: 2007/10/02(Tue) 22:56
投稿者トネル(ベルゼルガPC)
「遅れちゃって、ごめんねぇ 遅くなった分は頑張るから、許して」 (そんな事を笑顔交じりでいう、娘が一人現れる)

 PLより
ベルゼルガPCでの参加希望です
私書籍は「spyder」です
なにとぞよろしく御願いいたします

タイトル……。
記事No7320
投稿日: 2007/10/04(Thu) 16:11
投稿者軍曹
(遅刻してきた娘を見つめるのは、少女と同じ蜘蛛の獣人。
 笑顔の彼女と違って、此方は常通りの仏頂面だった。)

ああ。……今回の仕事も、あと少しだが。
これから先にも仕事はある。
――手伝ってもらうぞ。

タイトルベルゼルガへの報告
記事No7317
投稿日: 2007/10/04(Thu) 04:29
投稿者天鼠
ベルゼルガのアジトに届けられたのは不朽体の収められた箱
開けてみると中には丁重に折り畳まれた手紙が一枚。
「テンソ」と呼ばれているベルゼルガ所属の侍から届けられた物であるらしい。

 『 我、不朽体の奪取に成功せり。
 しかし、戦闘の折損壊した不朽体、塵となりて消え消え失せたり
 之、直す事能わず。 』

侍と狙撃手の戦いは幕を閉じ
真相は二人の戦士達の胸の中だけに仕舞われた。

その後、ベルゼルガに侍は戻る事は無かったという。

こうして不朽体の一つ『心臓』は姿を消した。

タイトル「心臓」を損失
記事No7319
投稿日: 2007/10/04(Thu) 16:09
投稿者軍曹
(その箱を受け取ったのは、軍曹と呼ばれる男だった。
 常通りの無感情な顔。顔に浮かぶのは鮫の様な笑み。
 そうか、と頷いて箱を外套の内側に押し込んだ)

……これで三つ、だ。
仕事としては上々、といったところか。

タイトル――結末
記事No7333
投稿日: 2007/10/11(Thu) 18:42
投稿者とある地方の村
【一夜があけて】

 ――ブスブスと黒く焦げた材木からは、未だに煙が昇っていた。
 いや、これは果たして本当に木なのだろうか。
 或いは、殺され、焼かれた異端者の死体なのかもしれない。
 事後処理を仰せつかった教会の人員の誰もが、そんな事を思う。
 だが、口には出さない。決してだ。

 十月十日の深夜。
 この村落に巣食っていた異端者が殲滅された。
 下っ端の助祭にはまったく関係の無い話だが。
 噂だと、先日殺害された牧師の仇討ちだとか。
 まあ、それとは無関係に、単に異端者を殲滅しただけかもしれないが。
 何にせよ、下っ端には関係が無い話なのは変わりない。
 手早く調査と処理を済ませねば、仕事を終えて一心地というわけにもいかない。
 嘆息すると、彼は手元の書類を捲り、そこに書かれている項目をチェックしていく。

「…………ん、あれ?」
「どうした?」
「なあ、おい。この調査項目の”不朽体”ってなあ、何だ?
 いや、何かは知ってるが、そんなモノがここにあるのか?」
「ああ、それならな。
 ”不朽体なんて物はこの村には無かった”んだよ」
「?」
「”初めから”な。だから、そう書いておけば良い」
「……ああ、へいへい。了解しました、と」
「にしても、凄いなァ。異端者殲滅で、村一つかよ」
「ああ。……どんな連中がやったのやら」

タイトル報告書
記事No7334
投稿日: 2007/10/11(Thu) 18:51
投稿者教会関係者
【関係者以外閲覧禁止書類224B−5S】
『”不朽体”事件について』

 大聖堂側から提示する結論は以下の通りである。
 如何なる真実が潜んでいようと、これが事実となる。

 ・異端者どもが崇めていたのは”不朽体”などではない贋作であった。
  よってあの村に”不朽体”は存在しなかった。
  真の聖遺物を所持しているのは大聖堂のみである。

 ・現在、市街に流布している”不朽体”に関しては、このまま黙認すること。
  何故ならば、それらは”不朽体”などではないのだから。
  ただし、これが”不朽体”であると吹聴する者があれば、
  速やかにこれを異端者として確保し、処理を行うように。

 ・ピエール・ホーキンズ牧師は殉職者として手厚く葬ること。

 ・異端者どもの本拠地には「スナーク・ハンター」を派遣するように。

タイトル三面記事
記事No7335
投稿日: 2007/10/11(Thu) 19:01
投稿者ヴェイトス・シティタイムズ紙
昨夜遅く、ヴェイトス市近郊の”地方村”にて大規模な異端審問が行われた。
大聖堂からの発表によれば、彼らは先のピエール・ホーキンズ牧師殺人事件に関与し、
また、その他にも幾つかの殺人、失踪(或いは誘拐)事件に関わっていたとみられ、
自警団との合同調査により、多くの真相が明らかになると思われる。

彼の異端教団は数々の冒涜的で、退廃的な儀式を行っていたとされ、
この危険な集団が速やかに排除された事を、市民達は歓迎しているようだ。

今回、審問に当たったのは新設された異端審問部隊『スナークハンターズ』であり、
詳細は不明ながらも、非常に優秀な人々であるようだ。
記者の質問に対し、大聖堂広報官は次のようなコメントを寄せている。

「彼らによる迅速な解決は非常に喜ばしい。
 これからも法と秩序の守護に全力を注いで貰いたい。
 今後の彼らの活躍に期待している」

タイトル裏事情
記事No7336
投稿日: 2007/10/11(Thu) 19:10
投稿者複眼を持つ”軍曹”
――ピエール・ホーキンズ牧師の殺害に端をおいた一連の事件。
”不朽体”も”異端者”も、そして”ピエール”も。
総てが大聖堂によるプロパガンダに利用された、というだけだ。

何故、大聖堂が大っぴらに回収活動に動かなかったのか。
大聖堂に保管される”不朽体”が偽者だと知れたら不味い、という理由はあるだろう。
だが、それが”当初からの予定通り”なのだとしたら?

ストリートで闘争に用いている者の何人が、これを”不朽体”だと思う?
いや、単に戦うための道具としか認識しないだろう。
それで良いのだ。”不朽体”は、大聖堂にしか存在しないのだから。
街には”不思議な力を持つ死体の一部”がある、という噂のみ。
……少々、出来の悪い噂だがな。

”異端者”は全員処理され、”不朽体”はピエール牧師の手によって散逸した。
或いは一部が大聖堂の手に渡ったが、何の不都合も無い。
そして新設の部隊は目覚しい活躍をし、民衆の信仰も集まる。
……言う事無しだ。

”ベルゼルガ”?
ストリートのならず者部隊が、多少の小金を攫って行ったところで、
大聖堂には何の問題も発生しない。

――結局、このゲームの勝者は”大聖堂”以外には、最初からあり得なかったのだ。
***********************************
 寡黙な男は、いつになく饒舌に語ると、ギムレットを煽った。
 そうして新聞記事を広げ、スナークハンターズという単語を認めると目を細めた。
「喜べ。――――これから、もう少し楽しくなるぞ」
 ……そう言って、男は鮫のように笑った。

タイトル報酬
記事No7337
投稿日: 2007/10/11(Thu) 19:15
投稿者EM
【報酬について】
 《不朽体》を期間内、護りきった人は《不朽体》を進呈いたします。
 どうか今後も用いて、色々な事件を起こしてください(笑)
 ただし、それを”不朽体”。
 つまり本来ならば大聖堂に存在する聖遺物であることを知り、
 その事実を吹聴するようになれば…………。
 きっと貴方は☆1〜2程度の刺客に命を狙われるでしょう。

 また《不朽体》を所持して行った日常ロール分の日常経験値を参加者の全員に。
 大聖堂とかに手渡しちゃった人は、残念ですがちょっと減ってしまいますけれども。

 そしてベルゼルガのメンバーとして乱入してくださった皆さんには、
 1回につきPL戦闘経験値2を報酬として差し上げます(最高で3回まで)
 また、ベルゼルガのPCを作成してくださった人たちには
 前述の通りPL経験点1点と、8万エンの報酬が支払われます。

タイトル感想
記事No7338
投稿日: 2007/10/11(Thu) 19:22
投稿者EM
【EMの感想】

 『バイツァ・ダスト』、これにて閉幕です。
 参加してくださった皆さん、お楽しみいただけたでしょうか?

 異能者のバトルがしたい!と思ってはじめたイベントですが
 いやあ、なかなか集まらないですねえ《不朽体》(笑)
 ちょっとEMがリアルで忙しくなったのも誤算の一つでした。
 ……ううーん。もっと積極的に動くべきですね、反省点です。

 その一方でベルゼルガに魅力的なメンバーが一杯集まってくれたのは
 正直に言うと、本当に嬉しい誤算でした(笑)
 私自身も”ベルゼルガ”という組織に愛着が沸いてしまいまして、
 当初から予定していたのですが、今後ともベルゼルガ関連のイベントを起こしたいと思いますので。
 興味のある方、メンバーの皆さんにはまた参加していただけると嬉しいなあ、などと。

 一方で『スナークハンターズ』のイベントも今月末か、来月頃にはやりたいと思うので、
 其方のほうにも参加していただければ幸いです。
 やっぱり秩序側の異能者部隊もいないと盛り上がらないですしね。
 いずれ最終的には甲賀忍法帳チックなイベントに持って行きたいなあ、などと夢想しております(笑)

 ではでは、至らぬところも色々とあり、ご迷惑をおかけしたかと思いますが、
 『バイツァ・ダスト』に参加していただいた皆さん、本当に有難う御座いました。

 感想、ご意見などありましたら「Berserga」の方へ。

タイトル私書を送りました
記事No7339
投稿日: 2007/10/12(Fri) 00:01
投稿者サリューPL
イベント終了につきまして、質問があります。
私書を遅らせていただきましたので、お答えいただけると幸いです。

タイトル返信いたしました
記事No7341
投稿日: 2007/10/13(Sat) 13:33
投稿者サリューPL
ご確認お願いいたします

タイトルあげます
記事No7347
投稿日: 2007/10/19(Fri) 19:55
投稿者サリューPL
お気づきになられていらっしゃらないのかもしれませんので、あげます。
私書のお返事をだしましたので、ご確認ください

タイトル私書を送りました
記事No7340
投稿日: 2007/10/12(Fri) 02:27
投稿者参加者
>>感想、ご意見などありましたら「Berserga」の方へ。
このようにありましたので、感想を送らせて頂きました。

タイトル質問
記事No7362
投稿日: 2007/11/12(Mon) 18:52
投稿者サリューPL
ずっと私書のお返事を待っておりましたが、
お返事がいただけない為、もしかしたら気がついていらっしゃらないのかと思い、
恥ずかしながら此方に書かせていただきます。
別PCは動いていらっしゃるようなので、
この記事が上がる事で、気がついてくれることを祈ります。

--------------------------------
・質問
いくつかお尋ねしたいことはありますが、取り敢えずこれだけは
ハッキリさせていただきたいので、此方でお聞きします。

【報酬は結局、誰にどのように分配されたのでしょうか?】

イベント目的が達成できていないリュールPCが、未だに
イベント報酬を所持している事になっています。
また、ロール中にも使用されているようですし

はっきりとEM様が分配を明記してくださる事を望みます。

タイトル返答および連絡が遅れてしまい申し訳ありません
記事No7363
投稿日: 2007/11/15(Thu) 00:37
投稿者EM
何度か私書にも連絡を頂いていたようで、本当に申し訳ありません。

ええと【不朽体】の扱いですが……。
色々鑑みた結果、

・ロール中に手放した方
 (ソレディーさんや、ジャスティスさんなど)
・ベルゼルガに恭順した方
 (リュールさんなど)

は放棄、という形にさせてください。
イベント終了から大分経ってしまい、
色々と混乱させてしまうかもしれませんが……。

本当に申し訳ありませんでした。

タイトル了解致しました。
記事No7364
投稿日: 2007/11/15(Thu) 09:20
投稿者リュールPL
了解致しました。
こちらは指摘を頂いてから、所持の明言を避けさせて頂いておりましたので
特に問題はありません。

一部PLの方に迷惑をかけてしまったようで
この場を借りて謝罪させて頂きます。