先日、ヴェイトス市近郊の館から、大量のモンスターが逃亡した。
　この屋敷の所有者である魔術師は、魔術的に毒性を強めたこのモンスターを、犯罪行為に使用する目的で養殖していた疑いがあるため、市はこれを騎士団の協力を得て捕縛した。
　
　逃亡したモンスターに関しては、市の警備兵が警戒を強化しているが、一定数は市内にも進入したと思われる。各団体の協力の下、注意の呼びかけをしてもらいたい。

　以下はモンスターについての情報である。

　　　成体は20〜30cmほどの紫色の肉塊、各所から触手が生えてお
　　り、白目の無い単眼と厚い瞼を持っている。

　　　栄養状態によっては、最高100cm近くまで成長することもある
　　が、動きはかなり鈍重になる。また触手の量や太さは体長に
　　比例する。
　　　
　　　小動物、または大柄な生物の体液を糧とする。
　　　
　　　知能の低い動物、亜人類に寄生する場合もある。
　　　　『寄生した場合、対象は凶暴化し、本来より少し力や体
　　　　　力、性器の発達や性欲が増すが、知能はさらに下がり、
　　　　　単独行動が多くなる』

　　　毒性のある粘液を出し、向精神、発情効果がある。

　　　もし襲われても死亡に至るケースは少なく、放置されること
　　　が多い。

　　　沼地がもともとの生息地で、湿った場所を好む。


繁殖力はあまり強くないため、そのうち自然淘汰されるだろうが、しばらくは警戒が必要である。



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【エロイベントです】

たぶん久しぶりのエロイベントです。募集は三種類あります。

�@：市内の警戒員（健康な方）
�A：�@の内容に加え、市周辺のフィールドでの駆除作業、寄生されたモンスターの討伐。（戦闘職推奨）
�B：市内、街道などで偶然モンスターと遭遇する方（制限なし）

＊募集制限：�A戦闘職に限り、人数は６名迄。掲示板に表明後すぐに開始していただいて構いません。
　
　　　　　　�@、�Bに関しては表明は必要ありません。

期間：共通して四月三十日まで。

ロール内容
　　＊�@、�Aは＠淫獣討伐、�Bは＠淫獣を名前の後ろに付けてください。

�@：市内戦闘区域、準戦闘区域での警戒ロールを最低４回。他地域でのロールをしたい場合はＦＳ４を使用推奨。

�A：�@に加え、フィールドＦＳ１、荒涼の大地、街道での討伐ロール。【�A、のみＮＰＣとの戦闘結果を掲示板に報告してください、追加報酬が出ます】

�B市内戦闘区域、準戦闘区域、ＦＳ４、フィールドＦＳ１、荒涼の大地、街道でのロール。ロール内容は問いません。教われる、発見する、捕獲を試みる、等等。

報酬：�@基本無報酬のボランティア。一体捕獲するごとに謝礼金2000エン。バトルポイント３
　　　�A基本報酬１万エン（成果によって報酬が加算される）ＰＬ経験値１
　　　�Bモンスターと遭遇、又は他のイベント参加者とロールを回すごとにバトルポイント＋１

【モンスター役募集】
モンスターとして乱入してくださる方を募集しています。乱入ごとにバトルポイント１を差し上げます（４回まで）

　モンスターの出没範囲は以下

　市内準戦闘地域：☆１相当、40cm以下のモンスター。
　　　戦闘地域：上記に加え、☆２相当、40〜100cm程のモンスター。
　フィールド：上記に加え、☆２〜３相当の、寄生されたゴブリン、オークなどの亜人、動物系モンスター１〜数体


質問などありましたら、こちらに書いていただくか私書「nemunemu」まで。

最初に現れたのは、気が触れた様なピンクの頭に、カフェオレ色の肌をした混血児風味。

華奢な身体にフィットした黒いパーカーワンピに、
ヒールの高い編み上げブーツ。
Tozziのクチナシをベースにしたオリエンタルな香水の匂い――
良識ある者が見れば少し眉を顰めるような、ギラギラした、いかにも暗黒街的な娘だ。

そんな娘が「やる」と口にしたっきり、気だるそうに突っ立っている。
華奢というか、むしろ不健康な印象で、とても荒事向きには見えない。
遠まわしな口調で「冷かしなら帰れ」と言っても突っ立ったまま、仕事を求める人々の列の流れを遮って動かない。
仕方なく定型的な必要事項を問うてみれば「ジョゼ」と名乗ったっきり、また黙る。

苛立ちを抑えて質問を繰り返せば、職業なし、所属なし、家族なし、住所すらなし、とないない尽くし。
溜息も出ようという所に、辛うじて身元保証人にクリスティーナ・バルトロッツィの名前があがった。
バルトロッツィと言えば、薔薇の血族＜パレンティ・ディ・ロゼ・サングェ＞　通称サングェと呼ばれるマフィアの頭目の名だ。
さて、この住所不定無職の不良少女、いかがしたものだろう？
いい加減問答に飽きてきたのか、煙草をくれないか、と言ってきた。
それを無視して命の危険はないものの、危ない仕事だと説明をしたら以下のような答えが返ってくる。

「　殺して、いいんでしょう？　」

イカれているのは、髪の色だけではないらしい――



ジョゼ　�Aで参加希望

＊質問ですが、�Aの経験報酬はPC経験値ではなく、PL経験値なのでしょうか？

次にアマウラ風の少女が受付に訪れる。
紅白の巫女服で手には払い串を持つが、注意深く見れば懐と袖の内には、真っ黒な――それこそ西洋邪術にでも使いそうな呪符が仕込まれているのが判るだろう。
それでいて身元は陰陽寮。ハイブリッドも良い所だ。
黒髪黒眼、光を照り返さぬ瞳は虚の果てへと続く孔のような印象を受ける。
危険を警告すれどもその終了前に委細承知の一言。　動機を尋ねれば、
「同種の化物との戦闘経験がある・・・確か目は無かったが」と返答が帰ってくる。
魔術現象にも多少の心得が在るらしく、ある意味専門家と言えなくも無い　か――


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藍音です。　�Aでの参加を希望します。

二人とも、命はないとは言え、まぁ気をつけてくれよ？



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はい、PL経験値です。修正しておきます。

帰ったぞ。　目ぼしいモノもないままなのが心苦しいがな。

1スラム巡回
2暗黒街巡回
3闇黒街巡回(ｗｉｔｈじょぜ。)
4フリースペース巡回
5街外遠征/荒涼の大地
6街外遠征/外フリー1

これだけ回ったが――まぁ巡り会わせが悪かったのだろう。そうに違いない。　決してサボりではないぞ。
・・・流石の私も最後は疲れが出た。最後に事件の中心になった館に出向いた後の記憶が曖昧だな・・・あと、気のせいか体がだるい。(7　　　　/外フリー1　錫音・れっどふぉっくす)

戦果が戦果だ。報酬に関しては好きにするがいい――
以上だ。

（それに、一匹捕まえれば手土産に…いや、流石に無理け）
　なんて思案しつつ現れるのは着流し姿の少女。
　腰には刀と瓢箪を下げ、口に咥えた煙管を上下にゆらゆらと揺らめかせながら、紙面の内容をじっと眺め…

「ウチも、一枚噛ませて貰えっとゥけ？」

　腕には多少の自信あり。
　と、腰の刀を軽く一撫でするだろう。


錫音、�Aで参加希望します

壱日目…淫売窟裏手（ＦＳ４）…成果無し
二日目…ポワイ河…成果無し
三日目…市街付近（ＦＳＦ１）…寄生種群と遭遇。成果は其方に届けられたであろう寄生種の死骸（☆３）
四日目…市街と件の館との中間地点（ＦＳＦ１）…同依頼を受けた者と遭遇
五日目…件の館（ＦＳＦ１）…同依頼を受けた者と共に、寄生された人間の鎮圧

他、可能な限りの詳細と、現在入院中の病院の部屋番号等が書かれた手紙が一通
病院、斡旋所をと経由して依頼主へと届けられるだろう

もう半袖の者も居る季節の中、その男は未だにコートにマントという季節外れな格好をしていた。
逆立った赤い髪と口元のパンの耳を揺らすメガネの男は依頼書を見つめ、
しばらく考えた後に受付に声をかけた。
「まだ募集しているなら、参加させてもらおうか。店の皆に手を出されては適わんからな。
それに、久しぶりに化物相手に実戦がしたい」


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�Aでの参加を希望します。男キャラですが参加しても良いでしょうか？

ああ、よろしく頼む。
……男でも奴らは見境ないからな、気を付けな。

１日目（4/27）：市内FS4　　　　…淫獣に襲われている少年を助ける（☆無し）
２日目（4/28）：フィールドFS1　…藍音と合流、情報交換を行う
３日目（4/29）：フィールドFS1　…淫獣被害にあった錫音を介抱する
４日目（4/30）：フィールドFS1　…藍音に取り付いていた淫獣を錫音と協力して討伐する（☆３）

なお、最終日は淫獣の養殖地とされる館へ赴いたが、特に之と言った追加情報は得られなかった、と追記しておく。

以上。



提出されたレポートは極めて簡潔な内容であった。
そして男は「これ以上何も話したくない」とでも言うような顔をしていたという。


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PLより：
かなりギリギリとなってしまい、申し訳ありませんでした。
丁度４回となっていますが大丈夫でしょうか？
また、初日のロールは戦闘の内に入れて良いものか分かりませんが、一応記述しておきます。

連絡が遅れてすまなかった。
みなの報告は確認した。色々と被害が多かったようだな。
成果が余り芳しくなかったものもいるようだが、決して仕事を怠けて
いたわけではないことは報告書からもわかる。
　全員、規定の報酬を受け取ってくれ。

また、入院したものは、医者の証明書と診断書を提出してくれれば
病院の入院費用はこちらで負担する、以上だ。