（彼に会うのは図書館かもしれないし、カフェかもしれない。酒場あるいは自宅かもしれない。共通するのは彼は貴方が椅子に座った瞬間に現れるという事だけだ。奇妙な事に、場違いな闖入者の存在を貴方以外の誰も感じ取れない。そして彼はにこやかに微笑みかけるだろう）

私の姿が見えるかね？素晴らしい！キミこそが選ばれし人間だ！
自己紹介が遅れてしまったね。私は***＝****。何？聞こえなかった？私は二度目は言わない主義だ。

さて、私の話を聞いて欲しい。

今キミが座った椅子は見た目は普通と変わらない。そう、見た目は。
だがしかし私のお気に入りなのだよ。私の憎しみや哀しみを纏って人を呪い殺す道具となってくれた。
そう、キミが今！現在！この瞬間も！その汚い尻を乗せている椅子は呪われている！

――おっと、失礼。私としたことが汚い言葉を使ってしまった。

ははは、そう悲観しないでくれたまえ。これは単なるゲームなのだから。
呪いはゆっくりとキミを蝕んでいくだろう。そう、すぐに死ぬわけではないのだ。
死の運命から逃れられればキミの勝ち。逃れられなければ私の勝ちだ。分かりやすかろう？

…さぁ、精々足掻いて生き残ってみせたまえ、人間。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
以下、本イベントの説明
期日までに４回ロールを回してください。
１回のロールにつき１回判定を行っていただきます。【判定】とロールの最後に記載し、下一桁、または下二桁の数字で判定を行ってください。

１〜３回目
末尾奇数…何もなし
末尾偶数…悪い事が起こる（病気になる、屋根から落ちる、モンスターに襲われる等）

４回目
上記判定に加え、下二桁００で即死

４回のロール中、３回偶数を出す。または４日目に００が出た時点で死亡が確定します。

特殊処理
偶数が出ても、ＰＣ（ＮＰＣ不可）が乱入する事で判定のやり直しが出来ます。
ただし、やり直しは１回のロールに付き１度に限ります。

乱入ＮＰＣについて
モンスター、天災、お助けＮＰＣ（判定のやり直しは出来ません）等で乱入して頂いた方にはＰＬ経験ポイント１（戦闘に発展した場合、ＰＬ戦闘ポイント２）が、２回まで発生します。
戦闘に参加したＰＣは乱入モンスターの強さに応じて戦闘ポイントを受け取る事ができます。
死亡が確定している場合を除いてＰＣを殺害する事はお控えください。また、周囲への影響を最低限に（他のＰＣ，ＮＰＣを襲ったりしない。建造物を破壊しない。戦闘禁止区域での戦闘を避ける等）抑えてくださいますようお願いします。

【目的】

とにかく生き残れ

【ロール】
４回
チャットルームに関して制限はありません。

【期日】
５月末日

【募集人数】
制限なし。職業や犯罪歴の制限もありません。一般職ＰＣも参加いただけます。
募集人数が多い場合募集を締め切る場合があります。

【報酬】
経験値１（日常経験ポイント７）
死亡してもＰＬ経験値１として報酬は受け取る事ができます。
死亡のために４日満了できなかった場合、ＰＬ日常ポイント６を受け取る事ができます。
元死刑囚の幽霊が引き起こした事件ですので現金報酬は出ません

以下追記
ＰＬ事情によりやむなくイベントを完遂出来なかったＰＣに対しては、日数に応じて適宜（とはいえ、満了に比べると経験ポイントはかなり減らす予定です）日常経験ポイントをお渡しすると共に、魔術師、聖職者による解呪が成功し、呪いが解けたことにして頂いて結構です。
勿論呪いは依然として身体を蝕んだままで、何時死ぬか分からない状態になる等でも構いません。

【私書】
Chair

（調べ物にと来てみた図書館、目当ての本を手に図書館の数ある椅子の中の一つに腰を下ろしたところで……）


PL
参加表明です。
菓子作り以外脳の無い男ですが、宜しくお願いします。

（その男は貴方を見てにやりと笑った）

ＥＭ
参加表明ありがとうございます。

（今もこうして生きている。
　　　それでも、己が勝ったのだという自覚は無い。）


（だが、それでも男は未だに生きている。）



１日目…[Thu 8 May 2008 22:30:48]偶数
２日目…[Wed 21 May 2008 20:38:13]奇数
３日目…[Sat 24 May 2008 23:32:42]偶数
４日目…[Sun 25 May 2008 21:40:03]奇数

（このゲームにおいては負けることも一興とはいえ、この街に住むものは中々手強いようだ。少し、苛ついた）

ＥＭ
お疲れ様でした。報酬をお受け取りください。

オゥケィ。

乗りましょう　その、勝負。

そうでなくてはおもしろくない。
さぁ、かかっておいでなさい。

ＥＭ
参加表明ありがとうございます。

（　いつの間にか己が勝者になったのだとは知らず。　ただ、怪我だけが増えた。　）
（　もしいつか、死ぬことになったら。　その時に、思うだろう。　貴方のことを　）


一日目：芸能横丁[Fri 9 May 2008 21:16:36]/偶数
二日目：図書館[Sat 10 May 2008 22:06:51]/奇数
三日目：芸能横丁[Tue 13 May 2008 00:29:11]/奇数
四日目：居住区[Wed 14 May 2008 22:31:20]/偶数




PL：イベントに参加させていただき、どうもありがとうございました。
ところで、

>椅子にかけられた呪いは依頼終了後、消滅するわけではありません。

とのことですが、椅子ではなく呪いにかけられたPCはどうなりますか？
まだ呪いの影響が残ってる、など、ネタに使うことは可能でしょうか。

（幽霊は、この世界のどこかで口惜しそうに歯噛みをしていることだろう
貴方が天寿を全うする時、もう一度会えるだろうか？）

ＥＭ
お疲れ様でした。報酬をお受け取りください。

>>椅子にかけられた呪いは依頼終了後、消滅するわけではありません。
>
> とのことですが、椅子ではなく呪いにかけられたPCはどうなりますか？
> まだ呪いの影響が残ってる、など、ネタに使うことは可能でしょうか。

依頼達成後、ＰＣに掛けられた呪いは霧散して今後一切悪影響は受けません。

（それは宿屋の一室。
　立ち上がり、戦き、怯え、後ずさり、
　そして悲鳴を上げて、子供は部屋を逃げ出した。）

ＰＬ　参加表明させていただきます。

逃げる――なるほどそういう選択もある。
だが、この私の怨嗟からは何人たりとも逃れる事はできない！

…残念だったねぇ？

ＥＭ
参加表明ありがとうございます

（　ある日　世界の片隅で　それは　消えた。　）

（　おめでとう。貴方の勝ちだ。　）

（　抗う力も無かった脆弱なイキモノは　誰も巻き込まなかったことを　誇り逝こう。　）

（だが、満足そうに目を細め、少年の最後を看取った）

ＥＭ

お疲れ様でした。死亡時の報酬をお受け取りください

んふふ、んふ。
なるほどこれは愉快だ。
私のエゴと君の呪いと、どちらが強いか確かめてみようか。


PL:参加表明です。

存分に楽しんでくれたまえ！
キミが私に屈する瞬間を楽しみにしていよう！

ＥＭ
参加表明ありがとうございます

（負け惜しみの台詞吐きながら、吸血鬼は生き意地汚く死に損なったようで。）

一日目[Sun 11 May 2008 22:25:10]偶数
二日目[Wed 14 May 2008 21:47:01]奇数
三日目[Thu 22 May 2008 21:49:15]奇数
四日目[Sat 24 May 2008 22:18:26]偶数

（貴女の姿を見て歯噛みする。ああ、殺し損なった）

ＥＭ
お疲れ様でした。報酬をお受け取りください

（依頼があると聞いて来て見れば、そこは廃屋。部屋の中心にあった椅子に座った瞬間、それが見えてしまった。）

「ようがす。その喧嘩買いやしょう。・・・釣りは高いですがねぃ！！」

（言った瞬間、立ち上がり、振り向きざまにその椅子をたたっ切った。ただ、呪いは消えることはなく・・・）

ＰＬ：参加表明します。よろしくお願いします。

…等と叫ぶとでも？ハッ！私をなめてはいけない。
そしてキミに対しては愛しい椅子を破壊された恨みも加わったぞ？

コ　ロ　シ　テ　や　ル　。

ＥＭ
参加表明ありがとうございます。

（呪いの喧嘩で得たもの、吸血鬼としての覚悟。喧嘩で失ったもの、元の声と、しばらく腕が動かないこと。勘定すると、喧嘩に負けたと言っていい。）

「・・・あっしが死んだら、迷わず斬りに行くとしやしょう。」

（声が戻っての第一声。亡霊へのツケはまだ返していないのだ。）

一回目：[Sat 10 May 2008 00:22:17]　奇数　暗黒街
二回目：[Sat 17 May 2008 23:53:48]　偶数　スラム
三回目：[Sun 25 May 2008 23:31:05]　奇数　暗黒街
四回目：[Sat 31 May 2008 23:43:04]　偶数　スラム

（だが、殺す事はできなかった。なかなか宣言どおりにはいかないものだ。
ならば早く死ねと男は口の動きだけで叫ぶ）

ＥＭ
お疲れ様でした。報酬をお受け取りください

　不快感と自分の唸り声で目を覚ました。
椅子の背凭れがいやに背中に食い込んでいる気がして
立ち上がり、大きく息を吸い込む。黴臭い所だ。

　ヴェイトス市共同墓地。市街地から中央病院の裏手に抜けて、
なだらかなスロープを描く坂道を登った先、見晴らしの良い
小高い丘の上ににある墓地だ。1000年のヴェイトス市の歴史の
中で何度も裏手の森を拓き、広がってきたある種の歴史遺産。
　私、インディアナ・ラルフォーレン考古学教授はその史跡
とも言える600年代からの墓石の調査を依頼され、ここ暫らく
この墓地に通っていた。墓守の詰め所小屋を借りて休む事も
あり、彼らの話を聞きながら一緒に食事を取る事もある。
　滅多に来客など無いこの小屋の奥から墓守が引っ張り出して
きたのがこの椅子だった。私はその薄汚れた椅子に、何か
嫌なものを感じたけれど、その理由はわからなかった。

　墓守が死んだという話を聞いたのは、4日後のことだった。

-------------------------------------------------------------
ＰＬ：
　というわけで参加希望ですが、1つEM様に質問を。
キャラクターの性格上、異変に対してただ我慢し続けるよりは、
能動的に究明、解決に乗り出すと思うのですが――呪いはなんだか
分からないまま自然消滅する以外の結末はありえないのでしょうか？
　椅子を調べる、過去の事件を調べる、魔術師などに協力を仰ぐ、
などなどあると思うのですが――（その結果解決したと思ったら
実は全然見当違いの方法で、やっぱり死ぬ、とか王道かと）

やぁ、お嬢さん。ご機嫌麗しゅう？
そしてようこそ、私の懐へ。
キミを奈落に突き落として差し上げよう。

ＥＭ
参加表明ありがとうございます。
ご質問ありがとうございます。

>異変に対してただ我慢し続けるよりは、
>能動的に究明、解決に乗り出すと思うのですが――呪いはなんだか
>分からないまま自然消滅する以外の結末はありえないのでしょうか？

事態究明、解決手段の模索については改めて後述いたします。
椅子にかけられた呪いは依頼終了後、消滅するわけではありません。
依頼終了後も、椅子に座るような事があれば呪いは掛かります。
ちなみに激しくネタバレですが、ＥＭは椅子の大多数を焼却処分し、一脚だけ美術館の天井から吊り下げて展示する、というどこかで聞いたような結末にする予定でした。
また、死者数が一定数以上の場合、上記の結末にはならず、派生イベントが発生する可能性があります。
最初にちょこっとでも書いておくべきでしたスミマセンorz


>椅子を調べる、過去の事件を調べる、魔術師などに協力を仰ぐ、
>などなどあると思うのですが――

上記をロール内で表現する事はＥＭとしましても歓迎いたします。
ただし、上記をロール中行う事によって生存の確率が上がるわけではありません。このイベントではあくまで判定結果が何より優先されます。
尚、過去の事件については後述、または乱入時に情報として提供致します。

その他疑問がありましたらどうぞご質問ください。

　なにをもって勝ちとするかは分からないが、
インディアナ・ラルフォーレンは生きている。
ヴェイトス市中央病院のベッドの上、薄く息をしながら。

1日目：奇数/商業地区
2日目：奇数/大聖堂
3日目：偶数/自警団本部
4日目：奇数/ヴェイトス中央病院

簡単に縊り殺せるほど弱った女を見下ろしながら、男は実体のない我が身を恨んだ

ＥＭ
お疲れ様でした。報酬をお受け取りください

（　つまり、どういうことかしら？

　　トレジャーハンターズギルドの地下倉庫。
　　ちょっと流通させ難い物品を保管しておくような場所で、その椅子に腰掛けたのはたまたまだった。
　　現れたやや賑やかな印象の男。　一方的になされる状況説明。
　　どう対処すべきかと、首を傾げる。　）


　　―――よく分からないんだけど、椅子に座ったから死ぬの？
　　なんだか、ずいぶん簡単ね。　ねえ、ほんとに―――

　　ちょ、ちょっと…！？

　　死にたくなければ何をしろみたいなことはっ…
　　いや聞く気なんかないけど一応さ…　ねえっ…　こら、待ちなさいって！


（　何かをしたからというわけじゃない。　強いて言えば椅子に座ったけれど、それだけで死ぬほど呪われるのか。
　　何かをさせたいわけでもなさそうで、ただ死に抗えと言う男に慌てて問い返す。

　　半信半疑だが。　後に残る、まるで夢でも見ていたような静寂が、不気味だった。　）

死にたくなければ足掻くがよい。それこそが唯一の方法だ。
――さぁ、分かったならばゲームを始めようか。

ＥＭ
参加表明ありがとうございます。

（　宣告はされたが、それらしい現象に見舞われるまで、呪いにかかったという実感は無かった。
　　だから、呪いが解けたという実感も無い。
　　一度がっちり固定されていた棚が止め具を弾き飛ばして倒れて来たように、そんなことがこれからも続くのかもしれないと思う。
　　日常の些細な事に気を配る習慣がつきそうなのは、良いことかもしれないけれど…

　　この記憶を拭ってすっかり不安から解き放たれるには、まだ時間がかかりそうだった。　）


5/8　ギルド地区：判定27。
5/11　ギルド地区：判定40。倒れるかなめ、倒れて来た棚。
5/15　ギルド地区：判定27。
5/17　ヴェイトス中央病院：判定17。

（それでも植えつけられた恐怖はまだしばらく貴女のすぐそばに）

ＥＭ
お疲れ様でした、報酬をお受け取りください

（　生まれて初めて幽霊に遭遇し、更に死の呪いを告げられた少年は。
何も言葉を返せないまま青ざめた顔で後ずさり、踵を返すと全速力で逃げていった。　）

--------------------
PL：参加表明です。
そして質問です。「【判定】とロールの最後に記載」とありますが、レスの最後ではなくロールの最後でしょうか。
ロールの最後の場合、乱入待ちをどのくらいしていいものか悩みます。

恐怖で言葉が出ないかね？
ふふふ…可愛らしい事だ。

ＥＭ
参加表明ありがとうございます

> そして質問です。「【判定】とロールの最後に記載」とありますが、レスの最後ではなくロールの最後でしょうか。
> ロールの最後の場合、乱入待ちをどのくらいしていいものか悩みます。

混乱させてしまったようで申し訳ありません。
『発言』の最後に【判定】と記載して判定していただければ判定のタイミングはいつでも構いません。

不安の心が作り出した幻は少年を追い立て、見事に死へと導いた。
馬車に轢かれたその身体は誰が見ても助かるようには見えず。
まもなく、少年は死亡した。

05/11　商業地区にて。[偶数→奇数]　ガラスで手の平を切る怪我。乱入…インディさん
05/24　鍛錬所にて。[偶数→偶数]　ボウガンの矢が左足脹脛に刺さる大怪我。乱入…フェン・メイフォンさん
05/25　中央病院にて。[偶数→偶数]　幻聴と高熱。乱入…錫音さん
05/30　FS4（居住区）にて。[偶数→偶数]　幻聴と幻覚から逃れようとして馬車に轢かれ、死亡。乱入…錫音さん

（死の理由など、大抵は後付でしかない。
ただ、貴方に限り男は告げる。
抗わなかったから死んだのだと。
逃げ続けたから死んだのだ、と）

ＥＭ
お疲れ様でした。死亡時の報酬をお受け取りください

質問等ありましたので、こちらに今回の事件について情報を開示したいと思います。
なお此方の情報は
・直接椅子を調べる
・元死刑囚について調べる
上記を行う事によって、判明します。
また、ＥＭが乱入して情報提供を行う場合もあります。

椅子について→椅子を調べる

形はさまざまで、質素だが非常に丈夫。
どうやら同一の作者が作ったようで、椅子の裏側には同じ焼き鏝が押されている。
掠れてはいるが『バーズ＝ビートテール』と読み取れるだろう。
呪いは老若男女の区別なく降りかかるようだ。
また、椅子に座った者でないと元死刑囚の姿を確認できない。
呪いが発動しない椅子もどうやらあるらしい。そしてそれは主にここ１０年間より以前に作られたものである。

元死刑囚バーズ＝ビートテールについて　→死刑囚について調べる

数年前、４年間にわたって２０人の男女を殺害、その死体で椅子を作成しており、絞首刑に処された。
紳士然とした風貌と口調の男だが、実は単なる家具職人である。主に椅子を製作していた。
今回の事件については「殺したいから殺し、作りたかったから作った」と供述している。

何故時を経て彼が目覚めてしまったのかは誰にも分からない。
ただひとつ、『彼の呪いが発動したと思われる日は彼が死んでから６年６ヶ月６日目だったのでは』という声があった事だけは記しておく。

尚、バーズ＝ビートテールの作成した『普通の椅子』はそこそこの数が出回っており、呪いに掛かった者は魔術師や聖職者の元へと殺到している。未熟な者ではどうにも出来ず、腕の立つ者は次から次に相談に来る哀れな相談者の相手でかなり忙しいという状態。
運よく協力が得られても、他の依頼者のために、一人のためにずっと付きっきりというわけにはいかないだろう。

（ほくほく顔で家に帰ってきたチンピラが座った椅子は呪いの椅子で。
やっぱあからさまの安もんなんざ買うんじゃなかったと後悔しつつ。）

………わらえねえ冗談。生き死にで洒落をつまむのは三流芸人のする事だぜ？
てか死ねクソ！ああひょっとして幽霊だからもう死んでんのかてめえ！？ざけんなボケ！！カス！！
（鼻で笑い飛ばすにはできない雰囲気。
となるとシャレにならないその内容に八つ当たりするかの如く
その呪いの椅子を苛立たしげに踏み壊す。同居人が座っちまったらもっと笑えねえし。）

（吼える貴方に、死神と化した男は微笑んで見せるだろう。にぱー）

ふむ、キミはなんとも幼稚な人間のようだ。そのように汚い言葉で威嚇する事しかできない。
器のある者はこういうときほど冷静に振舞うべきなのだよ。
分かったら、　シ　ネ　。

（元死刑囚は殺意の目で貴方の蛮行――男にとっては――を見ていた）

ＥＭ
参加表明ありがとうございます

呪いが解けたことも分からず。命の危機に瀕していたことも気づかず。

ただ苛立ちは募り、まだもう暫くは眉を顰める不機嫌な日々が続くか。

一日目　スラム　奇数
二日目　暗黒街　奇数
三日目　スラム　偶数
四日目　暗黒街　奇数

（貴方の非日常は既に日常に戻りつつある。非日常の世界から抜け出した貴方を、男は悔しそうに見送るだろう）

ＥＭ
お疲れ様でした。報酬をお受け取りください。

（　トレジャーハンターギルドの倉庫。大切な妹が出来事を話してくれた後は、「疲れているんじゃないかしら」と笑ったけれど。
何かが引っかかってしまった姉は、妹と同じ椅子に腰を下ろす。
それが真実かどうかを確かめるために。そして。目の前には派手な男が流暢に語り始める姿。
娘は驚きの表情を浮かべたも束の間、静かに口を開く。　）


ゲーム？どうしてまたそんな―――椅子に座っただけでなぜ？
というか貴方は一体何処から―――……
望みは一体なんですか？あの、聞いてます―――？！


―――爛花……。

（　強い言葉も、最後は心配そうに妹の名前を不意に呼ぶ。静寂が訪れればその体は震えていた。　）

（男は再び現れる。貴方に対して優雅に腰を折り、邂逅を喜ぶだろう）

何故？分かりきっている。私がやりたいと思ったからだ。
私がしたかったから行っているのだ、お嬢さん
理解できたら抗いたまえ。無論、全てを諦めて死と接吻を交わしても構わないがね。

ＥＭ
参加表明ありがとうございます

（病は残るまま、暫く状態は続いた。
病が治っても、暫く体と、心が重いのは出来事ゆえ。
それでも、なんとか生きているから――姉は妹に微笑みを。なんとか、今は生きている。）


1日目　商業地区　五郎丸さんと邂逅。人骨と骨で作る椅子の話。　判定:47

2日目　ギルド地区　爛花と地下倉庫へ。事故と、急に襲った病。　判定:18

3日目　ヴェイトス中央病院。判定:07


4日目　ヴェイトス中央病院。判定:30

（貴女の中に潜み続ける。絡みついたものは既にないが、貴女の抱く錯覚は時として貴女を蝕むかもしれない）

ＥＭ
お疲れ様でした。報酬をお受け取りください

(　図書館の片隅に、その椅子は鎮座していた。
他の椅子と何ら変わりないはずの、極めて質素な椅子。
今日は此処にしよう。そう考えて腰を下ろす。
そして本を開こうかというまさにその時、彼は異変に襲われる ――　)

選ばれし人間、か。
……全く以て喜ばしくない。

(　ぽつり、呟いた。　)

―――

今からでも間に合うのであれば、参加希望です。

もっと喜びたまえよ。
キミが見事に幽霊となった暁には祝いの杯を交わそうじゃないか

ＥＭ
参加表明ありがとうございます。

( ―― 青年が一人、その人生に幕を下ろした。)

一日目：図書館 [Fri 16 May 2008 00:42:22]偶数
二日目：ヴェイトス大学[Wed 21 May 2008 00:27:09]奇数
三日目：日時計の公園[Wed 28 May 2008 00:56:26]偶数
四日目：日時計の公園[Fri 30 May 2008 22:51:20]偶数/死亡

（死者としてね。彼はそう囁いた）

ＥＭ
お疲れ様でした。死亡時の報酬をお受け取りください

大多数の椅子は焼却処分され、残った椅子も物好きな貴族の美術館へと送られた。
誰も座れぬように天井付近で固定された椅子は、それでもまだ犠牲者を待っている――


ＥＭ
お疲れ様でした。
派生イベントは発生せず、イベントは終了いたします。