○最初に
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当イベントでは直接の死亡はありませんが、
結果的にキャラの死亡や不利益の可能性があります。
充分ご理解のうえ参加をお願いいたします。

市内を舞台としたイベントですが、危険性を伴うため
冒険依頼として扱わせて頂きます。



○序
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―――１匹の蝶が、飛んでいました。


最初に掛かったのはスラムの少年でした。
体はだるさに風邪でも引いたのかと横になりました。
手の甲に浮かんだ小さな黒いシミだけが気がかりでした。

次に掛かったのは商業地区にある食堂の娘でした。
どうも風邪を引いたようですが、仕事は休めません。
足の小さなシミが気になりましたが、忙しさにそのうち忘れてしまいました。

それからも、神父、ゴロツキ、漁師、奴隷、
街のあちこちで、ひっそりと。
一人ずつ、とある病に冒されていきました。

その本当の意味も知らずに。



○概要
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期間・・・・・本日〜１１月中旬
場所・・・・・ヴェイトス市内どこでも
報酬・・・・・金銭なし、ロール１回につき日常経験１点（通常貰えるのとは別に）
　　　　　　　万一このイベントでキャラが死亡した場合、ＰＬ経験値１点
参加期限・・・適当なタイミングで締め切ります。



○参加資格
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ヴェイティアン不可。
それ以外は基本ありません。



○イベント内容
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あなたはとある奇病に冒されます。
全身が黒ずみ、意識が混濁していきます。
ロールするごとに一度、【判定】宣言をしてください。
【判定】宣言時のタイムスタンプで、秒数の下１桁の数値ぶんだけ
病状が進行していきます。０は１０として扱います。
この数値は【侵食値】として蓄積されていきます。
参加申請時、自動的に侵食値が１になります。


侵食レベル１：侵食値１〜１０
体がだるくなる。思考が鈍る。
肌に黒いシミが浮かぶ。

侵食レベル２：侵食値１１〜２０
歩くのも、物事を考えるのも面倒くさくなる。
シミが広がる。

侵食レベル３：侵食値２１〜３０
幻覚が見える。情緒が不安定になる。
シミが広がり、全身が黒ずんでいく。
読めないものが読め、見えないものが見え出す。

侵食レベル４：侵食値３１〜４０
人間と動物の区別がつかなくなる。意識が濁る。
しばしば自分が何をしているのかが曖昧になったりする。
全身の半分が黒く染まり、皮膚越しに脈打つ赤い何かが見える。
読めないものがはっきり読める。
見えないものがはっきり見える。

侵食レベル５：侵食値４１〜６０
生き物とそれ以外の区別がよくわからない。
全身が真っ黒になり皮膚の裏側で赤い紋様が激しく脈打つ。
全ステータスが＋３ずつ上がる（７９以上にはならない）かわり、
誰かれかまわず襲い掛かるようになる。

侵食レベルＸ：侵食値６１〜
種族が「死霊」になる。
種族は「死霊」だが物理的な接触が可能で、見境なく暴れまわる。
もう元の状態には二度と戻らない。


この奇病に冒されたもの同士は、お互いが被病していることが
なんとなく判ります。
このイベントの参加者（＝患者）が同じ場所でロールした場合、
どういう理由かほんの少しだけ病状の進行が鈍ります。
判定の数値から-1されます。（しかし最低でも+1は侵食します）

この【判定】は一度参加したら、このイベントが終結するまで
止まることはありません。



○病気について
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厳密には病気ではありません。
病気ではないため、医者にも原因は判らず侵食を止める手立てはありません。
その代わり伝染性もありませんので、非参加者とロールしても伝染することはありません。
事件が解決した場合、参加者の病状は安静にしていればじきに直ります。
（ただし種族が変わってしまった場合もう戻りません）



○事件の解決について
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この事件には原因があります。
原因が排除されるか、イベント期間が過ぎた場合
自動的に事件解決となります。

○元凶について　〜見えないもの、読めないもの
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元凶は市内を飛び回っている、片羽が白、片羽が黒の蝶です。
この白黒の蝶が見境なく撒き散らす呪いが、この奇病の正体です。

この蝶はたとえ霊能力の類を持っていたとしても見えず、触れえず、
呪いに被爆したものが気配を感じるのがせいぜいです。
呪いの侵食レベルが３になると、この蝶が見え、触れれるようになります。

被爆者が増え市内に呪いが蔓延していくと、
一般人の目にも蝶が見えるようになっていきます。

ＥＭは一日に一度を目安に、街中のどこかに蝶を飛ばします。
この蝶が通った痕跡を辿れば、この蝶の正体や事件解決のための
手がかりが得られるかもしれません。

この蝶の通った痕跡を辿るには、蝶が出たあと同じ部屋に入室し
ロールをまわしてください。
（蝶が退室したあとで入室しても構いません）



○状況の深刻化
------------------------------------------------------------------------
参加者（被爆者）全員の侵食値の合計（＋α）が一定を超えると、
市内の状況が少しずつ深刻化していきます。
この合計値は【状況値】として、侵食値とは個別に扱われます。


状況レベル１：参加者２人以上、状況値４０以上
病院関係者、医者が「最近妙な病人がいるらしい」と
うわさを聞く。

状況レベル２：参加者３人以上、状況値７０以上
病院関係者の間で妙な病人についての話題が広がる。

状況レベル３：参加者４人以上、状況値１００以上
スラムを中心に死者が目立ち始める。
パプテス教会に救いを求めた被爆者が集まり始める。
一般人の目にも白黒の蝶が見えるようになる。

状況レベル４：参加者５人以上、状況値１６０以上
市全体に被爆者を見かけ、被爆者が一般人を襲う事件が発生しだす。
病院と教会には被爆者がつめ掛け、市民レベルで噂と不安が広がる。
白黒の蝶の噂が流れ出す。

状況レベル５：参加者６人以上、状況値２２０以上
街中に被爆者が溢れ、病院や教会でも対処しきれない。
被爆者が一般人を殺害する事件が多発し、自警団も対処に追われる。
そこかしこで白黒の蝶が見えるようになる。

状況レベルＸ：状況値３００以上
市外にまで被爆者が流れだし、小さな村が壊滅する。
ブラリティアやヴェイティアン等への迫害が始まり、一般市民がおびえる。
街中を大量の白黒の蝶が飛び回り、呪いを撒き散らす。



○事件の解決
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二通りの解決があります。
ひとつは事件の元凶をどうにかすること。
ふたつは刻限を過ぎるのを待つことです。

期間が過ぎれば、元凶は去り、自動的に事態は収束します。

それ以前に元凶をどうにかしようとした場合は、白黒の蝶を
追いかける必要があります。

参加者は白黒の蝶の気配を感じることができます。
蝶は見えませんが、気配でなんとなく追いかけることはできます。
EMが出す白黒の蝶の痕跡を辿ると、何かしらの幻覚を見ることになり、
解決のためのヒントが与えられます。

EMが出す白黒の蝶が入室中に乱入すると、更に鮮明な幻覚を見ることができますが、
その代わりに病状が更に進んでしまいます。（侵食判定+1回）

状況が悪化していくと、状況レベル３の時点で一般人にも白黒の蝶が見えるようになります。
EMが出す白黒の蝶を排除することにより、状況の進行を遅らせることができます。

最終的にはヒントを元に元凶をどうにかするか、
状況レベルが４以上になると出現する蝶の大元を倒せば解決となります。

疑問点がありましたらご質問下さい。
このスレッドへのレス、私書箱、どちらでも構いません。

ＥＭの私書箱は　tehu00　です。

アラタ様　　：４３
ラサート様　：２６
ルァ様　　　：５３
ヒルダ様　　：４４
スゥ様　　　：３２
グレアム様　：１５
アヤ様　　　：３１
リート様　　：３８
ドライツェ様：３８
ティエン様　：３０
ジョゼ様　　：　８
シャナ様　　：２１
------------------
白黒の蝶　　：５９


11/10：フリースペース４に本体が出現しました。
　　　追いかけても新しいフラッシュバックは特にありません。
　　　次回は本日の日付変更前後に本体が出現予定です。

11/9：暫く本体は出現しておりません。
　　　次回の出現は11/10 0:00前後になります。
　　　ＦＳに空きのない場合は適当な街中に出没します。
　　　※後入りは基本致しません

11/1：体調を崩し暫く臥せっておりました。
　　　ご迷惑をお掛けしております。
　　　本日11/1は日付変更前後に本体が出現予定です。

10/25：フリースペース４に本体が出現しました。
　　　（※追いかける場合、どこのＦＳでも構いません）
　　　　退室時の秒数が０９のため、状況値が＋９されます。
　　　　現在の状況値は４１１です。
　　　　10/26は蝶／本体の出現はありません。

10/24：白黒の蝶は飛びませんでした。
　　　　現在の状況値は４０２です。
　　　　次回は日付変更前後に本体が出現する予定です。

10/23：本日は白黒の蝶は飛びませんでした。
　　　　現在の状況値は３７０です。
　　　　次回は日付変更前後に本体が出現する確立は30％です。

10/22：本日は白黒の蝶は飛びませんでした。

10/21：フリースペース４に本体が出現しました。
　　　（※追いかける場合、ＦＳでも大学でも構いません）
　　　　退室時の秒数が２８のため、状況値が＋８されます。
　　　　現在の状況値は３５８です。
　　　　10/22は蝶／本体の出現はありません。

10/20：本日は白黒の蝶は飛びませんでした。
　　　　現在の状況値は３０２です。
　　　　次回は日付変更前後に本体が出現する予定です。

10/19：フリースペース４に本体が出現しました。
　　　（※追いかける場合、ＦＳでも居住区でも構いません）
　　　　退室時の秒数が２３のため、状況値が＋３されます。
　　　　現在の状況値は２８０です。
　　　　10/20は蝶／本体の出現はありません。

10/17・18は諸事情により蝶／本体の出現はありませんでした。
　　　　誠に申し訳ございません。

10/16：本日は白黒の蝶は飛びませんでした。
　　　　現在の状況値は２４６です。
　　　　次回は日付変更前後に本体が出現する予定です。

10/15：フリースペース４に本体が出現しました。
　　　（※追いかける場合、ＦＳでも病院でも構いません）
　　　　退室時の秒数が３５のため、状況値が＋５されます。
　　　　現在の状況値は２２１です。

10/16：本日は白黒の蝶は飛びませんでした。
　　　　現在の状況値は２０３です。

10/15：大聖堂を白黒の蝶が飛びました。
　　　　退室時の秒数が０９のため、状況値が＋９されます。
　　　　現在の状況値は１７０です。

10/14：暗黒街を白黒の蝶が飛びました。
　　　　退室時の秒数が３３のため、状況値が＋３されます。
　　　　現在の状況値は１５１です。

10/14：シャナ様の被爆を確認しました。
　　　　初期侵食値は１です。ご自愛下さいませ。

10/13：本日は白黒の蝶は飛びませんでした。
　　　　現在の状況値は１２４です。

10/13：ジョゼ様の被爆を確認しました。
　　　　初期侵食値は１です。ご自愛下さいませ。

10/12：海岸を白黒の蝶が飛びました。
　　　　退室時の秒数が５６のため、状況値が＋６されます。
　　　　現在の状況値は８６です。

10/12：ドライツェ様、ティエン様の被爆を確認しました。
　　　　初期侵食値は１です。ご自愛下さいませ。

10/11：墓地を白黒の蝶が飛びました。
　　　　退室時の秒数が１９のため、状況値が＋９されます。
　　　　現在の状況値は５５です。

10/11：アヤ様、リート様の被爆を確認しました。
　　　　初期侵食値は１です。ご自愛下さいませ。

10/10：墓地を白黒の蝶が飛びました。
　　　　退室時の秒数が０５のため、状況値が＋５されます。
　　　　現在の状況値は３４です。

10/10：グレアム様の被爆を確認しました。
　　　　初期侵食値は１です。ご自愛下さいませ。

10/10：ヒルダ様、スゥ様の被爆を確認しました。
　　　　初期侵食値は１です。ご自愛下さいませ。

10/09：憩いの川辺を白黒の蝶が飛びました。
　　　　退室時の秒数が４１のため、状況値が＋１されます。
　　　　現在の状況値は４です。

10/09：アラタ様、ラサート様、ルァ様の被爆を確認しました。
　　　　初期侵食値は１です。ご自愛下さいませ。

状況値が３００を超え、状況レベルは最大になりました。
既に白黒の蝶は夥しい数が飛びまわり、
被爆者の数も増加していくいっぽうです。
被爆していない一般人にも普通に見えますし、
人によって触れたり触れなかったりします。

病院と居住区を汚染したことにより目撃証言があがり、
今回の奇病を撒き散らしている原因が、
裸の幼子が垂れ流している白黒の蝶にあることが判りました。
被爆者であるなしにかかわらず、知っていても構いませんし
知らないままでも構いません。

黒い病人も市の内外に溢れていますが、
騎士団や自警団などの見回りにより適宜取り押さえられているため
街中を出歩いたとしても必ずしも遭遇したり襲われる
危険性があるわけではありません。

○○をすれば助かる、××の人種は病気にかからない、
などの流言飛語も流れているため、謂れのない迫害もあるかも
しれません。
実際、ヴェイティアンはこの蝶により被爆しません。

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元凶である幼子をどうにかするためには、
力ずくで排除するか、適切な方法で祓いのけるかの２通りあります。
適切な方法に関してはフラッシュバックのなかに糸口が隠されています。
力ずくで排除するためには相応の戦力が必要になるでしょう。
どちらにせよ、独力でどうにかするのは難しいかもしれません。

被爆者が以下の場所を探索した場合、以下の幻覚を見ることができます。


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10-街外れ（FS4）
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――既にフラッシュバックではない。
――其処にあるものは、幼子が生まれた理由とその生涯。
――望みも、望まれもせずにただ生まれ。
――せかいのなかで迷子になった幼子の生涯。

――――だから、幼子はそこからどこにも進めない。

※01〜09までの好きなフラッシュバックを２つ選らんで体験することができる



09-ヴェイトス大学（FS4）
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――獣とともに。
――霊とともに。
――大地に生き、大地に暮らす黒いひとびと。
――その隣で笑う自身の姿。

――――幻のなかに見る幻。はかない泡沫の夢。



08-居住区（FS4）
----------------------------------------

――黒い屍に降り注ぐ蝶。
――白い人間が黒く染まり屍に混ざる。
――悲痛に叫ぶ幼げな制止の声。
――愉悦に笑う幼げな笑い声。

――――蝶はいつまでも降り注ぐ。もう、誰の声も聞こえない。



07-中央病院（FS4）
----------------------------------------

――望まれず生まれた仔。
――迫害と排斥。
――泥を啜り、雑草を齧る。
――生への渇望と、同胞への憧憬。

――――迷い。後悔。悦び。殺意。そして、言葉にならない、酷く強い衝動。



☆06-大聖堂
----------------------------------------

――森の奥底、円形状に積まれた小石と蹲る幼子。
――まるで死と見紛うばかりの虚無。
――踏み躙られて、掻き乱される。
――銃声が響き、跳ねて転がる幼子の身体。

――――それはとても鮮明に。それはとても鮮明に。



05-暗黒街
----------------------------------------

――褐色の女。
――金髪の男。
――生臭い吐息と侮蔑の言葉。
――尊厳を踏みにじられる、屈辱。

――――泣き声。そして、それは望まれない…――



04-海岸
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――飢える。乾く。
――孤独への恐怖。
――浮遊感と落下感。
――喪われる境界線。終わる錯覚。

――――誰かの、とても優しい、呼び声。



03-スラム
----------------------------------------

――泣きじゃくる子供。
――投げつけられる石。
――傷ついた白い肌を流れ落ちる赤い鮮血。
――飢えと焦り、憧れ。

――――そして狂おしい程の、狂おしいほどの―…。



02-墓地
----------------------------------------

――積み上げられた死体の山。
――石斧と銃声。
――踏みにじられ、悲鳴が嘲笑に塗りつぶされていく。
――炎に焼かれた屍が、魂が、天へと上って。

――――白黒の蝶が、降り注ぐ。



01-憩いの川辺
----------------------------------------

――幾重に響く馬の足音。
――銃声。悲鳴。倒れ朽ちる人々の屍。
――重なり合う幼子の泣き声。
――投げつけられる石。追い立てる罵り声。

――恐怖。孤独。飢えと乾き。
――歓喜。高揚。殺意と愉悦。

――――大地の裂け目から天へと溢れ返る、埋め尽くさんばかりの白黒の蝶。

侵食値が２０を超えると、読めないものが読めるようになります。

各地に残った蝶の気配。
壁の皹、路地の隅、それは探せば簡単に見つかるようなもので、
それでも読めないものには、ただの汚れか落書きにしか見えないでしょう。


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05-街外れ（FS4）
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まず、せいいきをえがく。
ものをたべず、みずをのまず、
ねむりもせずに、みずからをしととなりあわせにおく。

あくりょうにからだをうばわれないよう、せいいきのなかで
こころをしずめ、せいれいのこえをきく。

みずからのたましいがそれいとであい、けいじをうけたとき、
おさなきけものはいちぞくのせんしとなる。



04-ヴェイトス大学（FS4）
----------------------------------------

断片的に書き殴られたイメージ。
激しい感情は抑えることを知らず、
ただただ叫ぶように―――

※まだ未体験のフラッシュバックを自由にひとつ選び体験することができる



☆03-居住区（FS4）
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それは奇妙に組み合わさった円形だった。
小石で描かれた、重なり合った三つの円の中心には
拳ほどのちいさな岩が置かれている。

飢えと孤独。死を体験するイメージ。



02-中央病院（FS4）
----------------------------------------

いろがちがうから、なかまにはいれなかった。
きらわれて、おいだされて、だけどしにたくなかった。

だから、ずっとみていた。
とおくから、ずっとみていた。

どうすれば、なかまにいれてもらえるのだろう？

ずっとみていたから、わかった。
おとなになれば、きっとなかまにいれてもらえるのだと。



01-大聖堂
----------------------------------------

じゃまをされた。
うまくいくはずだったのに。
ふみにじられて、こわされた。

だからしっぱいした。
うまくいくはずだったのに。
ころされてしまった。

しずんでいく。
うかぶように、おちるように。

だからしっぱいした。
あんなもののこえをきくはずじゃ、なかったのに。

その他の情報です。
何らかの形で質問を頂いた場合もこちらに記載させて頂きます。
質問いただいてない場合もＥＭが説明したほうがよいかな、と判断した場合はこちらに記載致します。
---------------------------------------------------


Ｑ＆Ａ
---------------------------------------------------
Ｑ３：本体に直接遭遇したら、侵食判定何回するの？

Ａ３：申し訳ありません、明記しておりませんでした。
　　　本体と直接遭遇した場合、蝶と直接遭遇した場合と同じく、
　　　侵食判定は二度発生します。
　　　明記していなかったので、以上のルールは今後適用されます。

---------------------------------------------------
Ｑ２：被爆者二人以上でロールしたら侵食値-1されるんじゃないの？

Ａ２：したくなければしなくても構いません。
　　　被爆者ご本人様が出目そのままで、というなら
　　　そのままの数値を加算して頂いて結構です。

---------------------------------------------------
Ｑ１：参加申請したあとは確認待ちが必要か？

Ａ１：被爆確認を待つ必要はありません。
　　　申請していただければ、そのままロールして頂いて構いません。




追記事項
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２、参加締め切り
参加者様が１０名を超えました。
あと５人ご参加頂くか、もしくはあと三日経過（10/15 24:00）するか、
を目処に締め切らせて頂きたいと思います。

---------------------------------------------------
１、状況値の上限底上げ
御陰様でたくさんのご参加を頂き、誠に有難く感じております。
ＥＭとしても想定外なほどのご参加を頂き、誠に申し訳ございませんが状況値の底上げをさせて頂きたく思います。
該当記事にて修正させて頂いておりますので、どうぞご確認頂けますようお願いいたします。

（　最近　身体がだるくて風邪だと思っていたんだ───　気づいたら腕に黒い斑点が出来ていた。）

───感染病・・・？

（　少年は身体を震わせて恐怖におびえてた。　）

PL:そんなわけで、イベント参加です。

薄暗い船室、ランプの明かりの中はたとペンを止める。

「くっそ、風邪引いたか…まだ事件は解決してねぇってのに…」

その気だるさを日々の疲労のせいと結論付けた海兵はとりあえずハンモックに横になった……前腕の小さな染みに気付くことなく…。


（ＰＬ:と、いうわけで参加希望です！今のところ質問はありませんが、何かありましたら随時お願いします。）

　なんだか体がだるい。 冬が近いせいだろうか？ なんて思いつつ。

　「――― 何これ ？ 」

　左の手の甲に小さなシミ。 どこかで汚したかな？　なんて、 子どもは特に気にする様子は無く。
　それが何であるか、 まだ知らぬから ――― 。


----------------------------------

　参加表明でございます。　よろしくお願い致します（ぺこり）

(ずぶ濡れになって、やっぱり風邪をひいてしまったようだ。
身体のだるさを感じながら、女はベッドに横になった。)

ついてないわね、全く。

PL:参加表明です。よろしくお願いします。

------------------------------------------------------

侵食値:44

09/10/24 ヴェイトス大学にて+10、ラサートと出会い-1。フラッシュバック09と06を体験
09/10/20 フリースペース3にて+8、ラサートと出会い-1
09/10/19 フリースペース4にて+13、ラサートと共に白黒の幼子と会う。フラッシュバック08を体験
09/10/18 海岸にて+3、アヤと出会い-1、フラッシュバック04を体験
09/10/16 暗黒街にて+9、アラタと出会い-1、フラッシュバック05を体験
09/10/12 スラムにて+2、フラッシュバック02を体験
09/10/11 芸能横丁にて+2

（なンだか身体がだるい事に気が付いた。雨の所為かな、冬だからかな、なンて思ッて、）

　ン−、もうちょッと　ねるヨー…。

（何時も通りごろごろして過ごしてた。足に出来たシミに気付かずに。）


------------------------------------------------------------------------------

【PL】　参加表明です。宜しくお願い致します。

私、グレアム・ハンバートが手の甲に滲む染みに気づいたのは、
雨粒が滝のように降り注ぐ、１０月１０日の深夜の事であった。

作家という職業柄、インクの汚れは絶えないが……。
そういった類のものでない事はすぐにわかった。

――何かが起こっている。

漠然とした予感ながらも、超常的な“何か”を感じた私は、
それが自分の身に降りかかったモノである事を理解しつつも、
事件に首を突っ込む事を決意したのである。

（ＰＬ：参加申請になります。どうか宜しくお願いします）

（　くしゅん。　）

（　左腕に本を抱えながら、配架の最中。
すん、と鼻をすすり　）

やっぱり、書庫の中は冷えるなぁ…

（　ほら、なんだか体がだるくなってきたような気もする。
疲れてるのかな？　風邪ひいちゃったかな？

上着を着てくれば良かったなんて思いながらも、
あと数冊だからと作業を再開する。

鎖骨についた黒いシミには、気付かないまま　）

（身体が、だるかった）

――いいえ、なんでもありません　よ

（けれどそんな理由で歌わないわけにはいかない）
（声はちゃんと出る。だから歌い手は歌い続けるだろう）

（首筋に浮かぶ黒いシミも、彼にはないのと同じことだ）

（スラムの衛生状態はお世辞にもいいものとは言えない。
　喉の調子が悪くても澱んだ空気のせいだと思うし、浮かんだシミも最初のうちは煤か何かだと思っていた。

　――要するに、それが異変と気づくのが少々遅かったということ。）


PL：参加表明致します。

10/13　FS4　侵食値1　（初回）
10/14　スラム　累計11　[Wed 14 Oct 2009 02:54:40]
10/16　墓地　　累計12　[Fri 16 Oct 2009 03:40:31]
10/17　川辺　　累計17　[Sat 17 Oct 2009 01:58:26]（イベント参加PC同士のロールの為、マイナス1）
10/19　スラム　累計26　[Mon 19 Oct 2009 02:48:19]
10/24　大聖堂　累計36　 [Sat 24 Oct 2009 09:44:10]（見えないものを認識）
11/02　FS4　累計38　[Mon 2 Nov 2009 22:47:42]（見えないものを認識）

（まどろむように揺れる乗り合い馬車の中。白い外套に隠れた腕に、ぽつり。浮かんだ黒い染み。）
（まだ、誰も知らない事。）


ＰＬ：参加表明させて頂きます。

閉め切った部屋に情事の残り香

覚醒は鈍く、体は重く
普段に増して不鮮明な世界――

甘い呼び声と引き寄せる腕、違和感は口づけに紛れた
戯れ合いが何時しか熱を帯び、衝動に我を忘れる頃
左胸、黒い蝶が舞い降りた

少なくともこの時は。

中央病院にて休養していた己への「出来事」。
まだ異変だと気付いていない、だから最初はただの疲れだと思った。

だが医師に問われた、背中に浮かんでいた黒いシミについて。
自分さえも知らなかった其れ、一体何なのかと問うた。

だが医師の答えは――「判らない」。

-------------------------------------------------------------
ＰＬより参加表明をさせて頂きます。

参加を締め切らせて頂きます。
たくさんのご参加、有難う御座います。

皆様、どうぞご安静に―――。

終了時期の設定を忘れておりました。
何から何まで面目次第も御座いません。

１１／１５迄を刻限とし、
それを以って本件は収束に向かわせて頂きます。

以上、皆様どうぞご自愛下さいませ。　

元凶である幼子、及びその呪いが滅びました。

空を覆いつくしていた蝶は白黒の灰となって崩れ降り注ぎ、
黒く染まっていった被爆者たちも徐々に元の生命力を取り戻していきます。

誰知ることのない路地裏での終焉でしたが、
蝶が崩れ去ったことにより呪いが終わりを迎えたことは
誰しもが知りうる事柄となるでしょう。

被爆されていた参加者の方々、お疲れ様でした。
呪いの減衰については個人差があるため、
「寝て起きたら治っていた」から
「ロールごとに乱数で減っていく」までお好みの方法で
健常な生活を取り戻してください。

色々と不手際が目立ちましたが、ご参加していただいた皆様、
関わって下さった皆様、有難う御座いました。

なお、事前に申し上げました通り報酬につきましては
追加の日常経験のみとなりますが、

「本体と出くわした」
方々には、追加で戦闘経験３点を差し上げます。

最終的に解決を果たしたティエン様には、
さらに戦闘経験を３点差し上げます。（合計で６点となります）


以上、皆様本当にお疲れ様でした。
ながらえた命を、どうか大切になさいますよう――――。