タイトル | : 天才画家エイブラハムの世界(04/23追記) |
記事No | : 7920 |
投稿日 | : 2010/04/19(Mon) 21:10 |
投稿者 | : EM |
※04/23に「予め絵画に描き込む」に関するルールを追加しました。 「色に選ばれた5人」の記事に書き込ませて頂いたので、両方の参加枠の方はお手数ですが確認をお願いします。
また、参加される方はわかる範囲で結構ですので、出現時間帯を書いておくと、 お互い乱入しやすくなるかもしれません。待ち合わせ掲示板も活用してください。
※04/20に絵画の世界での取得物に関する追記をしました。 ※04/20に絵画の中は外からどんな風に見えるのかを追記しました。 申し訳ありません。投稿量オーバーになってしまったので、 色に選ばれた5人の詳細を、参加者募集記事の方に移しました…!
貴族や金持ちなど上流階級の一部で注目を集めていた天才画家、エイブラハムが病気を患い21歳でこの世を去った時、 彼を知る者は誰もがその若い才能と、これから生み出される筈であった数々の名作が失われたことを惜しんだ。
エイブラハムをパトロンとして支援していた貴族は、彼の追悼の意味も含めてエイブラハムが残した作品の展示会を行った。 特に彼が死ぬ間際に残したこの世の地獄を描いたという5枚の絵画と、天国を描いた1枚の絵画が人気を呼んだ。
展示会は好評のまま無事に終わる筈であった。 ――行方不明者が出るまでは。
「この絵は呪われている!」 エイブラハムの評判を聞きつけ展示会を見に行った高位のマジックユーザーが、 地獄を描いた5枚の絵画に呪術的なトラップが仕掛けられていることに気付いたのだ。 この絵を見て何らかの感動や驚き、共感を覚えた者は、その絵の中に取り込まれてしまうというのだ! 展示会は直ちに中断されたが、既に展示会を見に行ったまま戻らないという捜索願が自警団に出された後であった。 そして地獄を描いた5枚の絵画の中に、その哀れな犠牲者の姿がはっきりと描かれていたのだ。
「あなたは不幸にも」 その展示会を見に行き、そして絵に取り込まれてしまった。 展示会を見に行った時の服装のままだが、持っていたはずの道具も無く、 或いは仮に魔術の心得があったとしても、それを使用することが出来ないのだ。 あなたはその状態で、恐ろしい地獄を描いた絵画の世界のなかで生き抜かなければならない。
「エイブラハムが残した5つの塗料」 直ちに救出方法を探すために彼の自宅を調査したマジックユーザーが、 6枚の絵画を描くに使用したと思われる、5種の魔法の塗料とメモを発見した。 メモによれば、この塗料で絵画に直接書き込んだものはそれが絵画の世界の中で実体化するということだ。 例えば赤の塗料で炎を描けば、それが絵画の中で実際の炎となってあらわれるのだ。
また、絵画の世界から脱出するには、絵画の世界を生き抜き、最後に天界へとたどり着けば良いらしい。
この塗料で描いたものは、犠牲者が絵画の世界で生き抜く心強い助けとなるだろう。 ただし、塗料を扱えるのは一つの色につき一人までで、 また誰でも良いというわけではなく、塗料がその扱えるものを選ぶというのだ。 自警団は各ギルドと協力して、直ちに色を扱える者達を探し始めた。
【イベントについて】
まず、このイベントは「絵画の世界に迷い込んでしまった者達」と、「色に選ばれた5人」の二つの募集枠に分けられます。
絵画に迷い込んでしまった者達は、絵画の世界から生きて脱出するのが目的です。
塗料に選ばれた者たちは、絵画の中に迷い込んでしまった者達を助ける、様々なものを絵画に書き込みます。 何らかの危機に直面している参加者のところに乱入し、実際に描き込むロールをしてください。
イベント期間はおよそ一ヶ月を予定しています。
【「絵画の世界に迷い込んでしまった者達」枠について】
絵画の世界の中には、展示会を見に行った時の服しか持ち込めません。 武器やその他の道具類は、全て現実世界の絵の前に落ちてしまっています。 また、魔法の類を使用することができません。それ以外の技術などは同じように使うことができます。
※04/20追記------------------------------------------------- 現実世界で色を使って描いたことによって手に入れたものは一日で消えてしまいますが、 もともと絵画の世界にあったものは、次の地獄にも持ち越すことが出来ます。但し、現実世界に戻るときはそれらは全て失われます。
また、外套や義手義足の類もその時身につけていれば、絵画の世界に持ち込むことができます。 最初から身につけていたものは、絵画の世界の中で失ったり壊したりしてしまっても、現実世界に戻るときは元通りになっています。
ですが、街の中を歩くような格好(普段着)で絵画の世界に取り込まれるのが自然だと思いますので、鎧や盾などの防具類は不可とさせて頂きます。 ------------------------------------------------------------
絵画の中では現実世界と同じように怪我、死、空腹、渇き、病気が存在します。 仮に絵画の世界の中で死亡した場合、死体は現実世界に戻ってきます。 絵画の世界はかなり劣悪な環境ですが、生きて帰りさえすれば、その間に負った怪我などは脱出の時に回復します。 また、一度だけ死から復活することができます。死の体験は恐ろしい程の苦痛でしょうが。
脱出には、5つの地獄を全て巡る必要があります。詳細については「絵画の世界」の記事で確認してください。 (巡る順番は参加者様の方で自由に選んで頂いて構いません)。
この地獄には他の地獄に通じる「門」が存在し、それを潜ることで次の地獄に進めます。 門は乱数判定にチェックを付け発言し、表示される数値が65以上だった場合に発見できます。 また、「色に選ばれた5人」枠の参加者が描く門を潜ることでも移動することができます。 この判定は一日に一回しか行うことができません。 また、地獄によってはその判定で65以下のぞろ目が出た場合、アクシデントに見舞われます(詳しくは「絵画の世界」の記事を参照してください)。
そうして地獄を巡る事で、最終的に天国の世界に行くことができ、生還することができます。 参加者同士の協力も可ですが、お互いが別々の絵画に居る場合は協力し合うことはできません。
戦闘職やサバイバル知識のあるPCが有利となりますが、一般PCの方の参加も大歓迎です。
「色に選ばれた5人」枠に参加したPCの協力の有無又は内容によって、難易度は大きく変化するでしょう。 基本的に支援無しでは生還が難しいような場所がありますが、 PL様の時間の都合でどうしても支援できないという場合もあるかと思いますので、 その場合はある程度柔軟に対応して頂いて構いません。
一ヶ月で脱出できなかった場合は、何らかの救済処置を取りたいと思います。
募集枠は5人です。 参加される方は、「@炎獄」のように名前の後ろに現在PCが居る地獄の名称を付けてロールしてください。
【その他】
塗料でアシストする側は絵画の中で起こったことを全て把握することができますが、 絵画の中に閉じ込められた者たちは、外でアシストしている者の存在や、周りの誰かの状況を知りません。 (ですが、気付くことが出来る切っ掛けはあるでしょう)。
勿論、お互いの声も届きません。
【乱入について】
それぞれの絵画に対応したモンスターや、或いは「切り立った崖」などの物理的な障害などで乱入した頂いた方には、 一度につきPL日常経験ポイント1/7を、通常手に入るPL経験点にプラスして差し上げます。 (物理的な障害で乱入する際の★の数は、柔軟に決めて頂いて構いません)
【まとめ】
・「絵画の世界に迷い込んでしまった者達」枠 期間:一ヶ月を予定。または絵画の世界から脱出するまで。 募集人数:5人 参加資格:特に無し 報酬:金銭報酬無し、経験点1点、死亡した場合はPL経験値1点 ロール回数:5回を越す場合は、それ以降一度ロールする毎に戦闘経験ポイント1/10 ロール場所:フリースペースF1〜F4(フリースペースFの低級、中級、上級の区切りに関係なくロールして頂いて構いません)
・「色に選ばれた5人」枠 期間:一ヶ月を予定。または全員を絵画の世界から生還させるまで。 募集人数:5人 参加資格:特に無し 報酬:金銭報酬5万、日常経験経験ポイント4/7点 ロール回数:定めません ロール場所:フリースペースF1〜F4(戦闘区域になりますが、実際にはヴェイトス市内の安全な場所に居る設定になります)
質問などありましたら私書箱【hiruda】までご連絡ください。
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