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タイトル天才画家エイブラハムの世界(04/23追記)
記事No7920
投稿日: 2010/04/19(Mon) 21:10
投稿者EM
※04/23に「予め絵画に描き込む」に関するルールを追加しました。
「色に選ばれた5人」の記事に書き込ませて頂いたので、両方の参加枠の方はお手数ですが確認をお願いします。

また、参加される方はわかる範囲で結構ですので、出現時間帯を書いておくと、
お互い乱入しやすくなるかもしれません。待ち合わせ掲示板も活用してください。

※04/20に絵画の世界での取得物に関する追記をしました。
※04/20に絵画の中は外からどんな風に見えるのかを追記しました。
申し訳ありません。投稿量オーバーになってしまったので、
色に選ばれた5人の詳細を、参加者募集記事の方に移しました…!

貴族や金持ちなど上流階級の一部で注目を集めていた天才画家、エイブラハムが病気を患い21歳でこの世を去った時、
彼を知る者は誰もがその若い才能と、これから生み出される筈であった数々の名作が失われたことを惜しんだ。

エイブラハムをパトロンとして支援していた貴族は、彼の追悼の意味も含めてエイブラハムが残した作品の展示会を行った。
特に彼が死ぬ間際に残したこの世の地獄を描いたという5枚の絵画と、天国を描いた1枚の絵画が人気を呼んだ。

展示会は好評のまま無事に終わる筈であった。
――行方不明者が出るまでは。

「この絵は呪われている!」
エイブラハムの評判を聞きつけ展示会を見に行った高位のマジックユーザーが、
地獄を描いた5枚の絵画に呪術的なトラップが仕掛けられていることに気付いたのだ。
この絵を見て何らかの感動や驚き、共感を覚えた者は、その絵の中に取り込まれてしまうというのだ!
展示会は直ちに中断されたが、既に展示会を見に行ったまま戻らないという捜索願が自警団に出された後であった。
そして地獄を描いた5枚の絵画の中に、その哀れな犠牲者の姿がはっきりと描かれていたのだ。

「あなたは不幸にも」
その展示会を見に行き、そして絵に取り込まれてしまった。
展示会を見に行った時の服装のままだが、持っていたはずの道具も無く、
或いは仮に魔術の心得があったとしても、それを使用することが出来ないのだ。
あなたはその状態で、恐ろしい地獄を描いた絵画の世界のなかで生き抜かなければならない。

「エイブラハムが残した5つの塗料」
直ちに救出方法を探すために彼の自宅を調査したマジックユーザーが、
6枚の絵画を描くに使用したと思われる、5種の魔法の塗料とメモを発見した。
メモによれば、この塗料で絵画に直接書き込んだものはそれが絵画の世界の中で実体化するということだ。
例えば赤の塗料で炎を描けば、それが絵画の中で実際の炎となってあらわれるのだ。

また、絵画の世界から脱出するには、絵画の世界を生き抜き、最後に天界へとたどり着けば良いらしい。

この塗料で描いたものは、犠牲者が絵画の世界で生き抜く心強い助けとなるだろう。
ただし、塗料を扱えるのは一つの色につき一人までで、
また誰でも良いというわけではなく、塗料がその扱えるものを選ぶというのだ。
自警団は各ギルドと協力して、直ちに色を扱える者達を探し始めた。


【イベントについて】

まず、このイベントは「絵画の世界に迷い込んでしまった者達」と、「色に選ばれた5人」の二つの募集枠に分けられます。

絵画に迷い込んでしまった者達は、絵画の世界から生きて脱出するのが目的です。

塗料に選ばれた者たちは、絵画の中に迷い込んでしまった者達を助ける、様々なものを絵画に書き込みます。
何らかの危機に直面している参加者のところに乱入し、実際に描き込むロールをしてください。

イベント期間はおよそ一ヶ月を予定しています。


【「絵画の世界に迷い込んでしまった者達」枠について】

絵画の世界の中には、展示会を見に行った時の服しか持ち込めません。
武器やその他の道具類は、全て現実世界の絵の前に落ちてしまっています。
また、魔法の類を使用することができません。それ以外の技術などは同じように使うことができます。

※04/20追記-------------------------------------------------
現実世界で色を使って描いたことによって手に入れたものは一日で消えてしまいますが、
もともと絵画の世界にあったものは、次の地獄にも持ち越すことが出来ます。但し、現実世界に戻るときはそれらは全て失われます。

また、外套や義手義足の類もその時身につけていれば、絵画の世界に持ち込むことができます。
最初から身につけていたものは、絵画の世界の中で失ったり壊したりしてしまっても、現実世界に戻るときは元通りになっています。

ですが、街の中を歩くような格好(普段着)で絵画の世界に取り込まれるのが自然だと思いますので、鎧や盾などの防具類は不可とさせて頂きます。
------------------------------------------------------------

絵画の中では現実世界と同じように怪我、死、空腹、渇き、病気が存在します。
仮に絵画の世界の中で死亡した場合、死体は現実世界に戻ってきます。
絵画の世界はかなり劣悪な環境ですが、生きて帰りさえすれば、その間に負った怪我などは脱出の時に回復します。
また、一度だけ死から復活することができます。死の体験は恐ろしい程の苦痛でしょうが。

脱出には、5つの地獄を全て巡る必要があります。詳細については「絵画の世界」の記事で確認してください。
(巡る順番は参加者様の方で自由に選んで頂いて構いません)。

この地獄には他の地獄に通じる「門」が存在し、それを潜ることで次の地獄に進めます。
門は乱数判定にチェックを付け発言し、表示される数値が65以上だった場合に発見できます。
また、「色に選ばれた5人」枠の参加者が描く門を潜ることでも移動することができます。
この判定は一日に一回しか行うことができません。
また、地獄によってはその判定で65以下のぞろ目が出た場合、アクシデントに見舞われます(詳しくは「絵画の世界」の記事を参照してください)。

そうして地獄を巡る事で、最終的に天国の世界に行くことができ、生還することができます。
参加者同士の協力も可ですが、お互いが別々の絵画に居る場合は協力し合うことはできません。

戦闘職やサバイバル知識のあるPCが有利となりますが、一般PCの方の参加も大歓迎です。

「色に選ばれた5人」枠に参加したPCの協力の有無又は内容によって、難易度は大きく変化するでしょう。
基本的に支援無しでは生還が難しいような場所がありますが、
PL様の時間の都合でどうしても支援できないという場合もあるかと思いますので、
その場合はある程度柔軟に対応して頂いて構いません。

一ヶ月で脱出できなかった場合は、何らかの救済処置を取りたいと思います。

募集枠は5人です。
参加される方は、「@炎獄」のように名前の後ろに現在PCが居る地獄の名称を付けてロールしてください。


【その他】

塗料でアシストする側は絵画の中で起こったことを全て把握することができますが、
絵画の中に閉じ込められた者たちは、外でアシストしている者の存在や、周りの誰かの状況を知りません。
(ですが、気付くことが出来る切っ掛けはあるでしょう)。

勿論、お互いの声も届きません。


【乱入について】

それぞれの絵画に対応したモンスターや、或いは「切り立った崖」などの物理的な障害などで乱入した頂いた方には、
一度につきPL日常経験ポイント1/7を、通常手に入るPL経験点にプラスして差し上げます。
(物理的な障害で乱入する際の★の数は、柔軟に決めて頂いて構いません)


【まとめ】

・「絵画の世界に迷い込んでしまった者達」枠
期間:一ヶ月を予定。または絵画の世界から脱出するまで。
募集人数:5人 参加資格:特に無し
報酬:金銭報酬無し、経験点1点、死亡した場合はPL経験値1点
ロール回数:5回を越す場合は、それ以降一度ロールする毎に戦闘経験ポイント1/10
ロール場所:フリースペースF1〜F4(フリースペースFの低級、中級、上級の区切りに関係なくロールして頂いて構いません)

・「色に選ばれた5人」枠
期間:一ヶ月を予定。または全員を絵画の世界から生還させるまで。
募集人数:5人 参加資格:特に無し
報酬:金銭報酬5万、日常経験経験ポイント4/7点
ロール回数:定めません
ロール場所:フリースペースF1〜F4(戦闘区域になりますが、実際にはヴェイトス市内の安全な場所に居る設定になります)

質問などありましたら私書箱【hiruda】までご連絡ください。

タイトル絵画の世界に迷い込んでしまった者達
記事No7921
投稿日: 2010/04/19(Mon) 21:11
投稿者EM
「絵画の世界に迷い込んでしまった者達」の枠に参加を希望される方は、この記事に返信をお願いします。

タイトル―――…あれ?
記事No7924
投稿日: 2010/04/20(Tue) 00:43
投稿者ソレディー
( 紅鱗騎士団随員ソレディー・カモシレーヌは、同じく随員の少年とお使いに来た帰り、ふと目に入ったその展示会を覗いて行こうと言い出した。
  絵画に特別興味があるわけではないけれど、上流階級向けの新聞でそれなりに取り上げられていたのを覚えていたし、わざわざ足を運ぶほどでなくても、そこにあるのなら見てみたい。
  寄り道しないでさっさと帰ろうと渋る少年の腕を掴み 『文化です!』 と押し切って、ぱぱっと済ませますからと何やら失礼なことを口走りながら、子どもっぽい歓声など上げつつ会場を流していった。

  ―――その足がふと 『まっくらな森』 の前で止まる。

  馴染みのある森とはもっと明るくて、生命の彩りに溢れたものだ。
  けれど、何度か踏み込んだことがある常世の森の内側は特別で、こんな印象を抱いている。 それを、思い出す。

  これを描いた画家は、あれを見たのだろうか。
  まるで目の当たりにしたかのように良く描けていると思うけれど、暗闇の向こうに潜む何かの息遣いまで感じる、このプレッシャーは何だろう。
  …実物でさえ、これほど恐ろしげではなかったような―――

  ―――何が、画家に 『森』 をこれほどまで不気味なものとして描かせたのだろう。
  もしかして、森で暮らしていましたと私が言うとき、それを聞いた街の人が思い描くのは、これなのだろうか。
  母の故郷は、一般的に、このように捉えられてしまうものなのだろうか。 )



( 先を歩いていた少年が早くしろと振り返ったときには、ハンドバッグを残して、ソレディー・カモシレーヌは消えていた。 )

タイトル12歳の「お七煉獄」
記事No7925
投稿日: 2010/04/20(Tue) 01:18
投稿者最上煌耀
(そのアマウラらしい和装―― それも、少々古色蒼然とした裃姿の ――11、12歳の小娘は招待客では決してなかッた。
展示会のチケットも持ッていなかッたし、何より風体も年齢も、上流会で行う画家追悼会にはあまりにも場違いだッた。
迷い込ンだのだ。帰路に迷ッて当ても無く街をさまよううち白いドレスとタキシードの背の高い人波にどッと飲まれて。
ぺたンと座り込ンだ子供を見咎めて、貴婦人が眉を潜めて扇を口元で覆い、召使いがクスクス笑う。
係員がネコでも摘まむように襟首をつかまえて、早々に放り出そうとした、そのとき、)
(童女の瞳に、ふと映ッた絵は、一面の踊る炎だッた、)

(胡桃色の髪をした童女は、その鮮血のごとき地獄絵に自失然と昔の記憶を思いだす。
そう言えば、故郷にいたころ浄瑠璃人形を見に行ッたとき、煉獄の場面を描いた無残劇があッたッけ。
恋に焦がれた娘が八百屋町に火を放ち、背景はさながら地獄のようにやッぱり真ッ赤に変わッた。
生きながら焼かれて死ンで行く町人たちは、希代と讃えられる人形遣いの手の上で、亡者のようにもがいていた。
―――あの頃は、みな幸福だッたのに、)
(家族が地獄を味わいながら死ンだのかと思ッた。見事な画風が瞳を焼く。引ッ張られた襟の痛みに、訳も解らず乾いた頬に涙が溢れた、)
(出口から放り出される刹那、童女は歯を食いしばッて呟く、罰が受けられるなら、)
(受けられるなら、)




「――― わたしも、お前たちの、世界に連れてッ て、」




(係員はふと手が異様に軽くなッた事を感じよう。引き寄せてみれば、ただ空虚を掴ンだ感触だけを取り残して、)
(顔を上げれば、)
(溶岩流を茫然と見つめる裃姿の童女が後ろ姿で描き出されていた。)
(係員は殆ど中身のない風呂敷包みを落として改めて確信した、)

(――この絵は、呪われている。そして人を呼び込むンだ、)



(PL:参加表明のご挨拶が遅れまして、粗相のご無礼を申し上げます。
実に初級PCの生命を掛けた一般職参加と相成りました。PLもPCも不束者ですが、お暫くの間、宜しくお願い申し上げます。)

タイトル承認
記事No7926
投稿日: 2010/04/20(Tue) 20:20
投稿者EM
二人が迷い込んだ先は、紛れも無い地獄である。
彼女らは、その地獄を行きぬかなければならない。
その細い腕で。 その細い足で。

--------------------------------------------
EM

参加表明有難うございます。
拙いEMではありますが、イベント期間中宜しくお願いいたします。

タイトル濁ッた現世は美しくッて、
記事No7946
投稿日: 2010/05/20(Thu) 18:48
投稿者最上煌耀
(忽然と絵画の前に現れてへたッた小さな娘に魔術師ギルドは一時騒然となろうか。
その様子は酷くやつれてこそいるものの、服装も容姿も失踪したと思われる直前と寸分変わりがなかったンだから、)
(自警団員やギルド職員が走り回るなか、中央病院に搬送される用意が整う前、
憔悴しきッた身体に毛布を巻き付けた童女は“絵画”の方を振り返ろう。暗い森。煉獄。砂漠。雪山。暗黒街。そして天国。
このなかで死ンだひとがいたンだと思ッた。このなかで一人ぼッちでいるひとがいたンだと知ッた。
神様からも家族からも見捨てられた、癇癪持ちで傲慢で意地ッぱりな、青白く痩せた男が、)

(童女は忙しい声が飛び交うなか、「天国」の額縁にソッと指を添えてみよう。
地獄の絵を描いて笑ッてた男。ひとが苦しむのを見て踊ッてるような冷酷な男。そのために命を落とした人さえいる。
そンなに世界が不平等なら、狭くて寂しい絵のなかに宿ッていないで浄土へ上ッて、神様のこと詰ればよかッたのに、)


(やがて童女は係員に急かされて歩き出すだろう。
もう一度だけ振り返ッて絵画を見て、唇を硬いへの字に引き結ンで傲然と前を向く。
どンなに綺麗な世界より、わたしはこの街の方が好き。
地獄より辛い苦しみばッかり待ち受けているとしても、大切な人がまだ居てくれる、この怖くて淀ンだ世界の方が好き、)


(歩き始めると涙が足元に滴り落ちる。ほろ ほろ ほろ ほろ、)




さよなら、エイブラハム、




………………………………………………………………………………
:イベント記録:
4/23『炎獄』を通過
4/28『灼熱の砂漠』に停留(ミニーさん、アルマさんのご協力)
4/30『灼熱の砂漠』に停留(アルマさんのご協力)
5/3『灼熱の砂漠』を通過(ディーバさん、キャシーさんのご協力・銀嶺さんとご遭遇)
5/5『混沌の街』を通過(ディーバさんのご協力)
5/7『まっくらな森』に停留(アルスさんのご協力)
5/12『まっくらな森』を通過(アルマさん、ディーバさんのご協力)
5/18『極寒の山』を通過
5/19『天国』通過 イベントクリアー

合計8(『天国』を入れれば9)ロール
………………………………………………………………………………

(PL:改めましてこの度は大変お世話になりました。
至らないイベント運びで赤面する事しきりですが、
細やかにお心配り戴きまして誠にありがとうございました。)

タイトル魂の在り処
記事No7931
投稿日: 2010/04/23(Fri) 00:13
投稿者銀嶺
( 上流貴族の令嬢の護衛として雇われ、一定の距離を保ち続けた。漆黒色の燕尾服を着通した銀髪長躯。
  令嬢が令嬢だから護衛を引き受けた訳でない。美術や芸術に込められた想いを感じ取ろうとするのが好きだ。
  永遠に等しく、形を残す事が出来る。人間の限られた人生を、物という形に残せるのだから。ある種の尊敬を抱いた。 )

 ――… 『極寒の山』 。

( 真っ先に連想したのは、己の名前である銀嶺だった。雪が積み重なり、白銀色に輝きだす高山。
  弱肉強食の言葉を象徴するのに相応しい世界だ。弱き者の命を凍て尽くし、強き者の命は熱を宿らせる。
  銀嶺が生まれた場所であり、存在の意義であり、仲間の墓場であった。二度と思い出せぬ過去だったが…。 )

 ――… 眼前に広がる、息絶えた白い大地が童心を燻らせる。

( 滅んだ故郷と重ねたが、まったくの別物だと頭では理解を成していた。
  其れでも絵画に魅入られてしまい、意識が完全に飲み込まれてしまった。
  同時にこの世界から銀嶺という長躯青年の存在は、確かに消えてしまった。 )


 ――… この事実に気付いた令嬢は悲鳴を上げた。


( 駆け付けた黒服達と係員達。動揺の色を隠せなかった。
  其れは、吹き荒れる吹雪の中で青年は腕を広げて嗤っていた。
  過酷な環境に浮かべるのは絶望にも等しい、筈なのに喜んでいた。 )

タイトル承認
記事No7932
投稿日: 2010/04/23(Fri) 00:33
投稿者EM
あなたが迷い込んだ先は、紛れも無い地獄である。
その極寒地獄を含めたあらゆる地獄をあなたは生き延びなければならないのだ。
さあ、抗うのだ。生にしがみ付く様は美しい。

--------------------------------------------
EM

参加表明有難うございます。
拙いEMではありますが、イベント期間中宜しくお願いいたします。

タイトル神の災難
記事No7935
投稿日: 2010/05/01(Sat) 17:21
投稿者No name
ふわり、ふわり。
浮雲のように世界を漂う名も無き神は、賑やかしさに誘われて展示会へとやってきた。

好奇心が猫を殺すとはよく言ったもの、物見高きが災いするのは、人間ばかりとは限らない。

乾燥と疫病の神が心惹かれて魅入ったは、『灼熱の砂漠』

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
参加希望

タイトル承認
記事No7936
投稿日: 2010/05/01(Sat) 21:31
投稿者EM
砂ばかりの世界で、神は一体何をみるのか。
神は天国にたどり着けるのか。

こうして、神の地獄巡りは始まった。

--------------------------------------------
EM

参加表明有難うございます。
拙いEMではありますが、イベント期間中宜しくお願いいたします。

タイトルNo name様へ、参加に関して
記事No7938
投稿日: 2010/05/01(Sat) 22:14
投稿者EM
このイベントの性質上、絵画の中に居るということが気付けないと
関わりを持つ上で難しくなってしまう部分がありますので、
「実体が無い」という種族特性も絵画の中で封じられるものとした方が良いかな、と考えました。
(勿論、絵画の中で暑さ寒さなどの物理的干渉も受けるものとします)。

後から付け足す形になって申し訳ありませんが、宜しくお願い致します…!

タイトルRe: No name様へ、参加に関して
記事No7940
投稿日: 2010/05/01(Sat) 22:45
投稿者No name
了解しました、生身の人間相当の生物として行動しようと思います

タイトル色に選ばれた5人
記事No7922
投稿日: 2010/04/19(Mon) 21:12
投稿者EM
「色に選ばれた5人」の枠に参加を希望される方は、
希望の色を書いてこの記事に返信をお願いします。


【「色に選ばれた5人」枠について】

色は赤、黄、青、白、茶の五種類です。
色に選ばれた〜とありますが、参加制限は特にありません。
先着順にお好きな色から選んで参加してください。その人を色が選んだ相手として扱います。
(突然自警団の人に呼び止められ、筆を渡されます。すると絵の具がきらきらと光だし、協力を求められるでしょう。
或いは、行方不明になったのがあなたの知り合いならば事情を説明され、あなたは協力を申し出るかもしれません)。

赤ならば赤を基調とした、青ならば青を基調としたものを絵画に書き込めます(火であったり、水であったり)。
ただし、書き込めるものには条件があります。

・一日に付き2つしか書き込めない。
・書き込んだものは一日経過すると消える。
・同じものは二度書き込めない
(一度火を描いたら、二度と火は描けない。但し、火であっても例えば茶と協力して薪を付けたし、「焚き火」とした場合は別のものとする。
同じただの火でも、赤と黄色が協力してリアルな火を表現できたら、それもまた別のものとする。)

また、これらの色は混ぜ合わせることで新たな色を作り出すことができます。
別々の色を持ったPC同士が同じチャットルームでロールをすることで、色の掛け合わせができます。

青+黄色=緑 青+赤=紫 赤+黄=茶 青+黄色+赤=黒
これは一例です。他にも様々な組み合わせがあることでしょう。

絵画の世界に迷い込んだ者達を次の地獄へと移動させることが出来る「門」を描くことができますが、
これは無制限ではなく、一つの色につき一度きりしか描くことができません。
混ぜ合わせて作った色では描くことが出来ないので、実質5つしか門は描けません。
使いどころを良く見極める必要があるでしょう。

描き込む時は、例えば火なら描き込む本人が「これは火である」と
念じることで火として実体化するので、絵の上手い下手は関係ありません。
描き込む本人が強くイメージすればある程度どんなものでも実体化させることができます。
ですが本人がイメージできなければ、どんなものであってもそれは形にはなりません。
例えば白い炎などはイメージしにくいでしょう。また、文字はそれ単体だけでは形になりません。

アイデアとアドリブが求められます。
他の「色に選ばれた5人」の参加者との相談も重要になるでしょう。
参加される方は、「@赤」のように名前の後ろに担当する色を付けてロールしてください。
名前の色を変えるのもいいかもしれません。

※04/20追記-------------------------------------------------
外からみると、絵画の中の世界は絵がリアルに動いているようにも見えます。
場面もそれに合わせて変化していきます。
例えば絵画の中に閉じ込められたPCが、現れた怪物の存在に気付いていなかったとしても、
外からアシストするPCにはその全てを把握することができます。
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※04/23追記-------------------------------------------------
予め絵の中に描き込んでおくことで、その描き込んだものを絵画の世界に迷い込んだ人が後から入手することが出来ます。
但し書き込んでから24時間経過すると消えてしまいますし、同じものを二度描き込めない、
一日に二つまでしか描けないという制約は受けます。また、どの地獄に描いておくのかを明確にしてください。
絵画の世界に迷い込んだ人は、それを拾うなどするロールをすることで入手することが出来ます。
当然先着順ですし、他の地獄に居た場合は入手できません。
極力同じチャットルームで入手するのがわかりやすくてよいかもしれません。
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タイトルやっぱり有名な人の絵は見たいじゃない?
記事No7927
投稿日: 2010/04/21(Wed) 01:45
投稿者キャシー


確かに、あたしは水彩画ばっかり描いてるし、そんなに目が肥えてるわけじゃないけど。
若くして死んだ天才画家の遺作! なんて言われたら、絵描きの端くれの風上に間借りしてる身としては、ね。

それに、ほら、綺麗なものが見たかったからさ。


でも、意気揚々と展覧会場に向かったら、あろうことか絵の展示は急遽取り止めなんだって!
そりゃ、こんな服じゃ――街の洋服ってかわいいの多いけど、高いんだよね――入っても追い出されるかもだけど。
入れるかどうか挑戦するチャンスさえ無いってのはあんまりじゃない?
もちろん、呪いの絵なんて仰々しいモノには近づきたくないけどさ。
無理は承知でアドベンチャラー!ってわけで、危険とかは問題じゃないし。

一回きり見せてくれれば、それであたしは満足するから、お願いだから、ねね、いいでしょう?

なんて、しつこく食い下がってたら本当にペイッと摘みだされてしまった。


だけど世の中ってさ、なんかこう、上手くできてるんだよね。びっくりだ。
あたしが悪態をついてると、向こうから自警団の人が走ってきたんだけど、
何故だか知らないけど、あたしの目の前に絵筆を差し出してきてさ。
つい、こう、反射的に掴んじゃったんだけど、そうしたら――……。

あ、うん、もちろんさ、大変な情況なのはわかってるつもり。
でも、こんな凄い絵に一筆入れられる……ってさ。
物凄く――とっても、最高に――貴重な体験だと思うんだ。

一生涯に一度あるかないか、っていうか、多分無いようなビッグチャンス。
しかも「選ばれた」って響きが耳に心地良いし、おまけに助けを求めてる人がいるのなら!

ここはもう、あたしがやるっきゃないんじゃない?

**********************************************
アドベンチャラーLV1 キャサリン・ベイツが絵筆に選ばれたようです……というわけで、参加を希望です。
色に関しましては、できれば赤色を頂ければ、と。

それでは、どうか宜しくお願い致します。

タイトル赤色での承認
記事No7928
投稿日: 2010/04/21(Wed) 21:02
投稿者EM
今は色の導きとやらに頼るしか方法は無い。
何の変哲もない赤の塗料は、絵画に迷い込んだ者たちの道を照らす炎の赤となるのか。
それとも、流れる血の赤となるのか――。

--------------------------------------------
EM

参加表明有難うございます。
イベント期間中宜しくお願いいたします。

タイトルふむー?
記事No7929
投稿日: 2010/04/22(Thu) 01:42
投稿者アルマ
えー、今日私はなんとかさんという絵描きの人の絵画を見に来たのですがー
私の知らぬ間に貴方の手に合う筆を探しまSHOW!になっていたようですわねー♪(あっはっはー)

…(きゅ)
…(ぎゅ)
…(わし)(ぺかー)

あたり!もう一本!
…え?なに?選ばれた?
で、この筆で、絵に吸い込まれた人を助ける?
この筆で、書き込んだものを利用して?
……皆さんお薬はほどほどに♪

いやいや、冗談ですよ冗談。解ってます解ってます。
どーんと泥の大船に乗った気分で♪(あはははははー♪)

――――――――――――――――――――――――――――

かくして「何で筆はこんな奴を選ぶんだ…」という周りの溜息を他所に
細めた目蓋に瞳をうっすら隠した女が、青い筆を右手に持ち絵画の前に立つのだった。
サンドイッチ片手に(緊張感はそこらの倉庫に転がってる。多分)

と言うわけで、青色での参加を希望いたします。

タイトル青色での承認
記事No7930
投稿日: 2010/04/22(Thu) 21:24
投稿者EM
今は色の導きとやらに頼るしかない。
晴れ渡る空の青となるか、死者のくすんだ肌の色となるかは、
あなたにゆだねられたのだ。

--------------------------------------------
EM

参加表明有難うございます。
イベント期間中宜しくお願いいたします。

タイトルなんであたしなの。
記事No7933
投稿日: 2010/04/23(Fri) 01:22
投稿者ミニー
 展示場から外され、魔術関連のギルドで保管される事になった絵の
調査員の一人としてディアボロスから派遣された召喚師、ミルドレッド・アスキス。
絵なんて大して興味無いし、何だか気持ち悪いし、だいたい召喚術とは
どう見たって関係なさそうな絵だった。欠伸が止まらないったらない。

 それが

  なんでか。


…えっと。絵心とか無いんだけど。いやほんとう凄いよあたし。悪い意味で。

黄色い絵の具のチューブを片手に、そう呟いていた。

タイトル黄色での承認
記事No7934
投稿日: 2010/04/23(Fri) 20:13
投稿者EM
黄色は金貨とか、黄金とか、そういう高価な物の色に使われることが多い。
彼らに必要なのは金貨でも黄金でもない。
しかし、それと同じぐらい価値のあるものを描く必要があるのだ。

--------------------------------------------
EM

参加表明有難うございます。
イベント期間中宜しくお願いいたします。

タイトル遅れて見つかった色
記事No7937
投稿日: 2010/05/01(Sat) 21:46
投稿者ディーバ
(買い物のために商業地区を歩いていると、自警団員に呼び止められたメイドもどき。言われるままに筆に触れると絵の具が光った。)

え…僕…ですか? そんな、重要なお役目、僕にはとても…え、あ、ちょ…!

(僕よりも他にもっと適した方が…なんて往生際の悪い事を言っていた奴隷だが、事情を説明された上に絵画を見せられれば黙って頷いた。
何故自分なのかは解らないが、今のところ、この白の絵の具が選んだのが自分しかいないのならば、やるしかないだろう。)

承知致しまし、た。やらせて頂きます…!

(そう決めた時、絵画の中に主人の知人である少女の姿を見つけて絶句した。)

----------
PL:白の絵の具で参加希望です。よろしくお願い致します。
そして質問なのですが、参加者のNo name様は精神体のPCですが、絵画の中でも見る人の「感覚」次第で見えたり見えなかったりするのでしょうか。
No name様のロールを見れば判明する事かもしれませんが、種族特性は「絵画の中で使用できない魔法の類」に該当するのでしょうか。

タイトル白色での承認
記事No7939
投稿日: 2010/05/01(Sat) 22:16
投稿者EM
白。この色だけは、混ぜ合わせで作ることが出来ぬ色。
そしてあらゆる色と混ざり合うことができるのだ。
あなたの手に、その白は託された。

--------------------------------------------
EM

参加表明有難うございます。
イベント期間中宜しくお願いいたします。

ご質問に関してですが、No name様への承認のレスに新たに書き足す形でお答えさせて頂きました。

タイトル奴隷から出た提案?
記事No7943
投稿日: 2010/05/05(Wed) 02:16
投稿者ディーバ
( 白の絵の具に選ばれたメイドもどきが、ある日の帰宅前に。 )

あの……絵画に取り込まれてしまった方々、の…ご家族って、どうしてらっしゃるのでしょう、か…。
あちらから、は見えないようですけれども…無事な姿が見れるかもしれません、し。面会、とかって……
あれ、なんか変なこと言ってますよね…僕……。いえ、ちょっと思っただけなん、です…。

( エイブラハムらしき人物が呪詛らしき言葉を吐いた事やその内容を、まだハッキリとは知らぬ奴隷。
色々とズレているかもしれない発言をして、帰宅の途についた。 )

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PL:呪いの絵画の現在地は、展示会が開催されていた場所のままなのでしょうか。
イベントに参加しているPCだけでなく、絵画に取り込まれたPCの関係者PCや自警団PC、新聞記者やその他一般PCなどが
情報を交換や取得できる場所があれば、イベントに直接参加されていない方のロールのスパイスにもなっていいのではないかと思いました。
思いつきに近いので色々穴があるかもしれませんが、ちょっと提案としてー。

タイトルなるほど
記事No7944
投稿日: 2010/05/05(Wed) 21:01
投稿者自警団員
確かに、迷い込んだ者達の関係者からすれば安否を確認したいと思うだろう。
苦しんでいるところを見せるのは辛いかもしれないが…。

本人が希望すれば、絵画が置かれている部屋まで案内しよう。



EMより

現在、絵画は魔術師ギルドの広い一室に安置されているとします。
ですので、関係者PCやその他のPCなどが、魔術師ギルドを訪れて情報の交換や取得を行うことが出来ます。
フリースペースF1〜4で起きた出来事や、絵画の中の様子などを知るのに活用してください。
場所はギルド地区かフリースペース1〜3を使用してください。

ただし、フリースペースF1〜4でのロールは、イベント参加者のみとさせて頂こうと思います。

タイトルし、鎮まれ…っ
記事No7941
投稿日: 2010/05/04(Tue) 21:58
投稿者アルス
よくわからないまま別室に連れられて、
差し出された絵筆を触れた途端…僕の右腕は不思議な光を放ちだした…!


「く、くっ!鎮まれ!僕の右腕っっ!!!
その力はまだ使うのは早い!!皆逃げてっっっ!!
…ぇ?
筆が光ってるだけ?
ふ、この力は導かれし者の…
(以下延々と中二病っぽい説明)
ぅ?
とりあえず人助け?
いいですとも!」


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というわけで自称”勇者”アルス、参戦希望です!

タイトル茶色での承認
記事No7942
投稿日: 2010/05/04(Tue) 22:16
投稿者EM
勇者に託された最後の色は、茶色だった。
これで世界を救うことはできないが、
絵の中に迷い込んだ人たちを助けることはできるだろう。

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EM

参加表明有難うございます。
イベント期間中宜しくお願いいたします。

タイトル絵画の世界
記事No7923
投稿日: 2010/04/19(Mon) 23:57
投稿者EM
こちらが絵画の世界の詳細になります。
ロールの描写の参考にしてください。

・まっくらな森
常世の森をイメージした絵だといわれています。昼が存在せず、木々が空を覆い森の中は暗闇に閉ざされています。
また、起伏の激しく方向感覚を狂わせる森が延々と続いています。辺りには獣の気配が。
切り立った崖や急斜面などもあり、移動には細心の注意を払う必要があります。運がよければ水場に辿りつくことも出来るでしょう。

他にも毒草や毒キノコなどの害のある植物も生えていますが、中には薬草に使えたり、食料にすることが出来るものも。
通りかかった生物を捕食するような危険な植物も出現するので、注意してください。
サバイバル知識のあるPCは、これらを発見することができるでしょう。
★3〜★4の様々なモンスターが出現します。

・炎獄
紅の悪魔、ヴァイオレートが開いた魔界をイメージした絵だといわれています。
至る所にマグマの奔流が流れ、時折地面を割ってマグマが噴出します。
一日一回の判定の際65以下でゾロ目が出た場合、近くで突然マグマが噴出し襲い掛かってくるでしょう。
空は赤く染まり、有翼の悪魔が群れをなして飛んでいます。
どうやら島のようで、周囲はマグマの海に囲まれています。島は3日もあれば一周できる程の広さです。
ごつごつとした岩場が延々と続いており、対岸の遠くには悪魔の城らしきものが。
起伏が激しく歩きにくい地形ではありますが、島の中央にどこからでも見える巨大な岩が聳え立っているので、それが目印になるでしょう。

また、島の至る所に強酸を吐き出すウツボカズラのような形をした植物が生えています。近くを通りかかる時は注意しましょう。
★5〜★6の悪魔が出現します。

・極寒の山
クリスティアの近くにある大雪山をイメージした絵だといわれています。
常に猛吹雪が吹き荒れる極寒の地となっています。
寒さを凌ぐ手段が無ければ、そこに居るだけでやがて命は尽きるでしょう。

猛吹雪の為視界は非情に悪いですが、運がよければ洞窟を見つけられるかもしれません。
また、ところどころに木々も生えています。
落ちたらとてもではありませんが助かりそうにも無い高さの崖などもあります。
それ以外にも深い溝などがあり、足元には注意する必要があります。
ここも起伏があり、踏破するのは困難でしょう。

一日一回の判定の際65以下でゾロ目が出た場合、突然雪崩が襲い掛かってくるでしょう。
雪女や雪男など、★3〜★4の様々なモンスターが出現します。

・灼熱の砂漠
砂漠地帯をイメージした絵だと言われています。
熱砂が延々と続き、街はおろかオアシス一つありません。
灼熱地獄はじりじりとあなたの体力を奪っていくでしょう。
また、夜は打って変わって酷く冷えます。
(昼間なのか夜なのか、どちらでもお好きな方をどうぞ)。

途中にサボテンやワジ(涸れ川)があり、流砂に巻き込まれることもあります。
一日一回の判定の際65以下でゾロ目が出た場合、砂嵐に見舞われます。
★3〜★4の様々なモンスターが出現します。

・混沌の街
暗黒街をイメージした絵だと言われています。
エイブラハムは、人が住む街こそ地獄だとでもいいたいようです。
環境自体は普通の街と変わりませんが、狂った暴徒達が徘徊し、襲い掛かってきます。
街の外に出ようとするとバリケードを築いた騎士達に行く手を阻まれ、引き返すように警告してきます。
警告に従わなければ、彼らは容赦なく襲い掛かってきます。

空は雲で覆われ、薄暗い陰鬱とした雰囲気を漂わせています。
街並みはどれも壊れかけており、廃墟が立ち並んでいます。時折悲鳴が聞こえてくるでしょう。
町の至るところで殺されてつるし上げられた死体がぶら下がっています。
街の中央には時計塔が聳え立っていますが、壊れてしまっているのか時計の針は動きません。
★3〜★4の暴徒が出現します。

・天国
花が咲き乱れ、空が晴れ渡る祝福に満ち溢れた楽園。
ここで全ての傷と疲れを癒し、現実世界に帰ることができます。

タイトルイベント期限について
記事No7945
投稿日: 2010/05/18(Tue) 21:58
投稿者EM
中々EMとして乱入できなくて申し訳ありません。

イベント期限は5/23日までとさせて頂きます。
それまでに脱出できなかった場合は、
何らかの救済処置をとらせて頂こうと思います。

タイトルイベント終了
記事No7947
投稿日: 2010/05/24(Mon) 20:35
投稿者EM
エイブラハムの日記より

ふざけている。
あの藪医者め、俺の命はもう長くはないだと。
ようやく俺の才能が認められ、これから全世界にその名を轟かせようというのに!

どうして俺がこんな目にあわなければならないのだ。
どうして俺が苦しんで、他の無能な連中は生きることができるんだ。
こんなのは間違っている。

俺の父親は病で苦しむ俺では家を継ぐことはできないと、関心を示さなかった。
内心ではさっさと死んでくれた方が面倒が無くていいと思っていたに違いない。
こんな病弱な身体に産んだ母親だってそうだ!
心配そうな言葉をかけるだけで、一体他に何をしてくれたというのだ。
他の連中も似たり寄ったりだ。

奴らを見返すために、俺は必死に絵を描いてきたのに。
神はどこまでも俺の邪魔をしたいらしい。

このままでは済まさない。
俺を馬鹿にした連中に復讐してやる。

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調査にあたったマジックユーザーより

エイブラハムは病に侵された事を呪い、理不尽な恨みを撒き散らす為にあの絵を描いたようだ。
エイブラハムは「絵の世界の中に入る」というエンターテイメントの実現の為に
魔術の研究を行っており、今回はその技術を悪用したのだろう。

とんでもない話だ。詳細は確認できないが、絵画の世界で死亡した者もいるとか――。
(No nameへの捜索願は出されておらず、絵の世界で死亡した場合は遺体は戻ってくるが、
名も無き神の遺体がどうなったのかはわからない。戻ってきたのならば、丁重に葬られるだろう。)

しかし、「絵画に心を惹かれた時に」という条件付けや、
最終的に天国に辿りつく事ができれば助かるという、脱出の方法を用意していたことを考えると、
ただの逆恨みだけという話ではなかったのかもしれんな。
いや、今となってはどうでもいいことだが。

絵画は今後誰かが中に迷い込まないように封印をかけ、
魔術師ギルドに保管されることになった。
この絵が人を絵の中に招き入れることはもう無いだろう。

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EMより

No name様はキャラ死亡時の経験値として、PL経験値1点をお受け取りください。
銀嶺様はまだ途中ということで、申し訳ありませんが報酬は戦闘経験ポイント6/10とさせて頂きます。
絵画の世界からは脱出できたという形にして頂いて構いません。

その他の方々は、規定の報酬をお受け取りください。

それでは、イベントの参加お疲れ様でした。
拙いEMでしたが、また何かのイベントでご一緒させて頂ければと思います。