オルガPLより

マフィアのボス暗殺という、最初がアドリブの思いつきにも関わらず、
色々な人がそのネタに乗ってくださってとても恐縮です。
折角なので、ここで一度状況を整理した上で、
イベントとしてスレッドを立てさせて頂きました。
ご都合な展開などもございますが、ご了承ください。

今回、依頼Aと依頼Bという二種類のイベントを立てました。
参加していただける方は、どちらかのスレッドに返信をお願い致します。

このイベントでは暗黒街やスラムだけではなく、
戦闘禁止区域を除く全ての場所で戦闘が発生する可能性があります。
また、このイベントはステラPL様の許可を頂いております。
ありがとうございます。

このイベントに対し何かご質問などありましたら、
私書箱[hiruda]までどうぞ。

◆依頼A(報酬：15万、戦闘経験ポイント5/10)
名前：スターダスト　性別：女
身長：150cm程度　身体的特徴：白い肌、長い銀髪、赤目
潜伏先：暗黒街、スラム、淫売窟など

スターダストは、既にマフィアのボス殺害の容疑で指名手配されていいます。
その条件は「必ず生きたままつれてくること」。
しかしそれにも関わらず、殺害に及ぼうとする者が現れたら、
スターダストを護衛しながら相手を撃退し、捕縛してほしいのです。

大体想像つくかもしれませんが、スターダストは敵をおびき寄せる”撒き餌”です。
但し、それ以上は知らないほうがお互いのためでしょう。

スターダストに接触した上で護衛するか、それとも接触せずに護衛するか、方法はお任せします。
しかし、依頼の目的や内容をスターダストに話す事は禁止します。
敵側にこちらの意図がばれるような迂闊な動きも控えてください。


※:EMより
イベント期間中、ステラPCの捜索とその護衛のロールを行ってください。
ステラPCに乱入するのも良いですし、乱入しなくとも「離れた場所で護衛している」という描写を行っても構いません。
また、依頼Bに参加するPCとの戦闘の可能性があります。

尚、ロールの必要回数は特に定めないものとします。

一度接触したが、中々すばしっこそうなお嬢ちゃんじゃないか。
追いかけるのは大変そうだが、嫌いじゃないんでな。

それにこっちの方が筋が通っていそうだしな。

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ＰＬ：参加表明です。よろしくおねがいします。

既にスターダストに対して何度かの襲撃が行われています。
今のところ何とか凌いでいるようですが、いつまでもつかわかりません。

あなたの活躍に期待します。

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EM:参加表明ありがとうございます。
このまま誰も来なかったらどうしようかと思っていたところでした！

◆依頼B(報酬：25万、戦闘経験ポイント10/10)
名前：スターダスト　性別：女
身長：150cm程度　身体的特徴：白い肌、長い銀髪、赤目
潜伏先：暗黒街、スラム、淫売窟など

スターダストは、既にマフィアのボス殺害の容疑で指名手配されている。
その条件は「必ず生きたままつれてくること」。
お前の仕事はそうやって捕縛に躍起になる連中に混じり、
この女を殺害することだ。手段は選ぶな。最後に殺してくれるなら、この女に何してもいいぞ。

依頼の目的や詳細について知ろうとするなんて程、お前も死にたがりではないだろう？

幾ら相手が指名手配中であり、裏側の人間であったとしても、
殺害を目撃されれば自警団や騎士団などに捕まる可能性はある。
自分の尻は自分で拭くこと、いいな？


※:EMより
イベント期間中、スターダスト(ステラ)PCの捜索と攻撃のロールを行ってください。
依頼Aに参加するPCとの戦闘の可能性があります。

この依頼を請けるPCは
・スターダストを混乱に乗じて殺害しろと依頼された。
・依頼主は「しぶり腹のアルク」という男である(マフィアのボス暗殺を企てた中の一人です)。
という情報を与えられるので、捕縛されたときに活用してください。

EMもNPCとして依頼Bの方に参加しますので、依頼主の名前を吐くのはNPCに任せ、
不利と判断すれば逃走しても構いません。

依頼Bを請け負ったNPCとして乱入して頂いた方には、
一度につき、PL戦闘経験ポイント1/10を何度でも得られます。
ただし、その場合は依頼主の名前は知らなかったという風に描写してください。

善悪の無いマフィア同士のいざこざではありますが、依頼Bの方を「敵側」と位置づけさせて頂きます。
敵側だからといって、何をされても文句は言えないという事は決してありません。
相手への配慮とリスペクトを！お互い楽しいロールにしましょう。

依頼Bに参加応募が無かった場合でも、EMが頑張ります。
依頼A同様、ロールの必要回数は特に定めないものとします。

◆最終解決
イベントの期間は6月末までとします。
それまでにイベントが解決しなかった場合、最後にイベントを発生させて終わりにしたいと思います。
日時などは調整していきたいと思います。


◆事件のおおまかな概要(メタ視点含む)
ヴェイトス中央病院に入院していた、とあるマフィアのボスが何者かによって暗殺されました。
護衛も一緒に殺されていた事から、顔見知りの組織内部の裏切り者の犯行か、
或いはボスに容易に近づくことが出来た病院関係者が、
組織の裏切り者の指示によって犯行に及んだものと思われます。

その後、鍵の掛けられていた犯行現場の病室に、
スターダスト(ステラ)と名乗る偽の看護師が現れました
スターダストは何者かに調査を依頼されていたことをほのめかしますが、残念ながらそこで取り逃がしてしまいます。

オルガはスターダストこそ犯人に繋がる重要な人物として、人相書きと共に指名手配します。
しかしスターダストは、フレッタから「今回の事件について調査している者を調査して欲しい」という依頼を請けていただけでした。
フレッタもまた、別の依頼人から仲介役としてその仕事をフレッタに紹介しただけだったのです。

スターダストは依頼主であるフレッタの所に戻り、状況を報告します。
事態を重く見たフレッタは、スターダストに暫く潜伏するように言います。
その後オルガはフレッタのところにやってきて、スターダストが犯人側とは何の関係もないことを知りました。

仮にフレッタに調査の依頼したのが、マフィアのボスを暗殺した犯人であるなら、
スターダストにを捕まえようとする連中に混じり、彼女を殺すことで
犯人の所在を有耶無耶にしようとするのではと考えました。
そこで逆にスターダストを餌に、連中の尻尾を掴もうというのです。

スターダストを追いかけるフリをしながら彼女を守り、
暗殺者を炙り出すのが目的です。

5/31 暗黒街
　　『瑪瑙の鍵』にてフレッタに報告
　　 事態を理解し、逃走開始

6/1 暗黒街
　　自宅事務所がチンピラに家探しされる
　　煤と接触　交戦して切り抜ける

6/2 淫売窟
　　暗黒街から一定の距離を保って逃走する方針を固める

6/3 淫売窟
　　目撃情報を得て追跡してきたチンピラから逃走
　　ヤーナと接触　食料や着替えなどの支援を受ける
　　（黒地にピンクのワンピース、麦わら帽子）

6/4 暗黒街（変装中）
　　変装した状態で暗黒街に帰還
　　以後、時折変装する事で追跡者の撹乱を始める

6/5 スラム
　　今までとは異なる殺意を持った追跡者と遭遇
　　フレッタが隠蔽に失敗したのではと考えはじめる

6/7 暗黒街
　　逃走中、廃屋に潜伏
　　男の子、スズメと接触
　　密室で交戦し男の子を結果的に殺害
　　右腕を骨折する

6/8 スラム（変装中）
　　露天市にて食料と古着を購入
　　腕を骨折している事、大量に衣服を購入した事などは
　　記憶されてるかも？

6/9 暗黒街
　　普段とちょっと雰囲気を変えた服装で活動
　　ジェーンと接触　彼女の診療所で治療を受ける
　　ホテルチェルシーにて一泊

6/10 暗黒街（変装中）
　　 ガーリック三兄弟、マルギット、ジェーンと接触
　　　看護婦に変装した状態でチェルシーより逃走

6/14 スラム
　　　ジャスティス　ミックスの男と接触
　　　ミックスの男に襲われるも、ジャスティスの協力で逃走
　　　暗黒街教会にて一泊

6/17 スラム
　　　スラムにて聴きこみ調査を開始
　　　埃だらけのブランド物の靴を履いたアウトローを探している様子
　　　（病院にあった足跡の主である）




………………逃走中………………


※ステラの逃走経路情報です
　追跡側PC、NPC様のロールに活用ください
　ただし、これらの情報はメタ的なものも含んでいます
　追跡者側が全て把握できているわけではないので注意願います

マルギットはステラを襲撃した大男を捕まえる事に成功した。
その時点で依頼は達成となり、報酬15万エンと戦闘経験ポイント5/10を得るだろう。
ステラは戦闘経験ポイント10/10を受け取ると良い。

そこから先の尋問はあなたの仕事には含まれていないが、
尋問するなり拷問するなりすれば、ステラ殺害は「しぶり腹のアルク」というマフィアが
命じたことだとわかるが――　あえて知りすぎる道を選ぶのかどうかは、あなたの判断に委ねられる。

ホテル「チェルシー」の妖怪婆は、あなたがその大男を捕らえた事をどこからか知り、
そいつを引き渡す代わりに先日のチェルシー襲撃事件のオトシマエをつけさせることを考えているようだ。
今頃、法外な額の請求書が相手に届いていることだろう。
最終的にその大男は、マルギットに捕獲を依頼した者に引き渡される筈だ。

ステラへの襲撃はぱたりと止み、指名手配もすぐさま取り下げられた。
まるで何事も無かったかのように、平穏が戻ってきたのだ。
もっとも、今回の件で少し有名になってしまったかもしれないが。

スターダスト事件は、これで一応の決着を見る。
勿論、裏切り者への制裁はこれからだが。

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EMより
ソロのロールをもとにして行わせて頂いたイベントでしたが、
関連ロールをしてくださった方々、ありがとうございました。
各々のアドリブ任せに進行し、一部纏まりが無い部分、わかり難い部分もあったかと思います。
また、展開が強引であった部分もあったかと…。
それらはEMとしての今後の課題にしたいと思います。
その中でも、少しでもロールのネタになったのなら幸いです。

NPCなどで乱入して頂いた方は、規定の経験ポイントをお受け取りください。

尚、NPCとはいえホテル「チェルシー」の設定を利用させて頂いております。
関連PC様にはこの場をお借りしてお詫び申し上げます。