ニューイヤーオブザデッド

クリスマスイヴに起きた、まさかのゾンビ発生。人々は嫌な顔をするものの
墓地から遠いところに住んでいる人たちからすれば笑い話。
近隣住民も不安そうに戸締りをするものの、次々と集まってくる騎士や傭兵、エクソシスト
達の姿に、さほど深刻な事態にはならないだろう、と見守っていた。

そう、朝を迎える前に墓地外苑まで撤退して来るまでは……。

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★概容★
ヴェイトス市内の墓地で発生した大規模なゾンビ化現象。ゾンビの身体能力は新人冒険者
でも２、３体は相手にできる程度の能力ながら、じわじわと発生範囲を拡大し
また、浄化した後も再び汚染されていきゾンビの発生が再開するという現象にヴェイトス市民は
悩まされます。
自体を重く見た各機関の懸命な努力により、墓地の周囲は堅固な防衛線が張られ、直接墓地
からのゾンビの大量流出は避けられましたが、日がたつにつれ、ゾンビの発生地点が飛び地
のように市内各所に発生し始めます

墓地の警戒と防衛に多数の人出が割かれるなか、奴隷ギルドやコロセウム、暗黒街やスラム、そして
葬祭場などでもゾンビ化が確認され、病院等重要施設の警戒にも人員を奪われ
市民生活に影を落とすヴェイトス市内で予防、初期鎮圧、原因の究明などを行うイベントです。


★目的★

参加者の目的は主に以下になります。
・遺体のゾンビ化防止、密閉、隔離など予防措置
・乞食の死体のゾンビ化、疫病の隔離施設でのゾンビ発生、等発生したゾンビの武力による鎮圧
・ゾンビ化現象の原因の探求
・巻き込まれ型（一般のヴェイトス市民等）
等です。各自、事件への関与の形やスタンスなどをイベント参加時に宣言ください

★本イベントにおけるゾンビの設定★
身体能力：力：2〜3(まれに4)
素早さ：1
　　　　　タフネス：2〜7
　　　　　感覚：3
　　　　・痛覚はなく疲れも知りませんが、腐敗度や遺体の損傷具合によっては用意に破壊できます
・移動速度は、時速２〜６キロメートル。走りません
　　　　　　視力は弱く、数メートル先でうずくまるだけでも気づかれませんが、嗅覚と聴覚が優れており
　　　　　　生者を餌食とするために刺激のある方向に移動を続けます。
　

発生：今回発生するゾンビは、遺体に低級の死霊がとりついた歩く屍、です。生前の記憶等はあ
　　　りません。
　　　遺体に死霊が取り付き、ゾンビ化します。新鮮な遺体であればあるほど元の身体能力に近い身体能力
　　　を持ちますが、体の動かし方などがぎこちないため走ったり、ドアノブを回すなどの器用なことはできません。
　　　白骨化した遺体も、長時間かければ、腐土や蟲などから仮初の肉体を作り上げ、復活します。
　　　墓地で大量発生したのはこのタイプで、タールのような肌をもち、最も身体能力が低いです。

　　　　
感染：ウィルスのように感染することはありませんし、噛まれただけで死亡、ゾンビ化が確定するわけではありません。
　　　ゾンビからの攻撃を受けた場合、負傷や傷からの感染症等で体力が低下すると以下の症状が出ます。
　　　・意識の混濁、断続的な記憶の一時的消失　　　
　　　・周囲への攻撃衝動
　　　・後述の「汚染地域」への誘導（そこでそのまま死亡した場合、憑依されゾンビ化する可能性が高いです）

★「汚染地域」★
「汚染地域」とは本イベントでゾンビが発生しやすい状態になった区域を指します。
墓地はイベント期間常時汚染地域、となります。度重なる浄化でも、一定時間沈静化するだけの状態です。
墓地以外の汚染地域は、日によってまちまちな地点に発生します。墓地以外は浄化すれば再発することはありませんが
放置すれば、その汚染地域も拡大していきます。

★「発生原因」★
「主因」
この事件の原因となったのは、ヴェイトス市郊外にある百年以上前に作られたカタコンベ、及びその下の鍾乳洞になります。
かつて邪教徒がここを拠点に、邪神召喚の儀式を行いました。鍾乳洞にあるガス溜まりを利用した生贄の儀式は、邪神の
召喚にこそ失敗したものの、邪教徒の死後もガス溜まりの祭壇は機能をし続け、わずかずつ、穴に落ちた生き物たちの命を
糧に暗黒魔力を貯めこんでいきました。

百年分の魔力は儀式で消費されることなく、地下の魔術的な道筋、東洋でいう龍脈を伝い、ヴェイトス市内の奥深くに静かに
溜まっていき、最終的に墓地にあふれ出し、今回の事件が発生しました。

「サブバッテリーの存在」

実は、墓地からほんの数ブロックの古い民家の地下に、一人の魔術師が生き人形を作るための工房が存在します。
魔術師は存命のまま、大陸に一時的に行っており不在、妻の生き人形を作るための設備が備え付けられた地下工房には、相当量
の暗黒魔力が流れ込み、充満しています。郊外の祭壇を発見、処理した後も暫くは怪異は止みません。

★「参加方法」★
ギルドメンバーとして、または個人として事件の収拾、或いは治安維持をするPCは掲示板に、参加経緯や所属ギルドなど記載の
上、宣言してください。

また、宣言していないＰＣも、巻き込まれ方の市民と同様の参加をお待ちしています。

巻き込まれ方の市民は宣言は必要ありません。
参加制限は、宣言PCはPL毎に一名。宣言なしのキャラとの重複は問題ありません。

★「報酬」★
　・宣言した参加者：イベント終了時にPL経験点１
　　ロールごとに5回まで日常ポイント3

　・宣言無しの参加者は、１PC毎にロール3回まで、日常ポイント3

　・NPC乱入者には、1回ごとにバトルポイント3

　金銭報酬は、宣言した参加者のみ、3万エンが支払われます。

★「ロール時」★
　名前末尾に＠NYDとつけてロールをお願いします。

特別な汚染地域の発生、イベントの進行があったさい、こちらでアナウンスします。

★奴隷ギルドでゾンビが発生しました。
　処分した奴隷、檻の中で自然死していた奴隷がゾンビ化し、職員たちは退避。相当数の奴隷たちが取り残されていますが、檻のおかげで今のところ被害の拡大は防がれています。周辺も固められ、現在これ以上拡大することはないでしょう。
　奴隷ギルドに入れば、助けを求める奴隷たちの叫び声が聞こえてくるでしょう。

★墓地以外の場所でも、ゾンビ化現象が初めて確認され、この現象が飛び地することが周知されました。

奴隷ギルドの浄化は進み、暗黒魔力は順調に減少しています。
収束は間もないでしょう。

複数機関から、市街地でランダムにゾンビ化現象が報告されています。
葬式場や病死した浮浪者などが起き上がっていますが、継続して汚染されているわけではなく、わずかに漏れた暗黒魔力の影響のようです。

1/19日より、スラム各所でゾンビ化現象が確認されています。

スラムと呼ばれる地域は、明確な境界線や壁はないため、封鎖には
手を焼いている状態です。

暗黒街側に、対策本部が設置されており、土地の名士たちの協力
で設備機材は整っています。

なるべく広く巡回しながら、外周から住民の安全確認や重病人の
搬出、ゾンビの処理などを行っていますが、すでにスラム住民は不安
によるパニック寸前です。

感染性の風邪の保菌者も多く、収容先も決まっていない現在、基本的に
住民の移動には制限をかけるスタンスを本部は取っていますが
全員を監視できるはずもなく、当てががあるものもないものも徐々にスラムからの
脱出をするものが増えてきています。

汚染度は墓地に次ぐ規模であり、拡大が懸念されています

参加PC様から質問がありましたので、明記します。
　・悪霊に効果のあるあらゆる宗教の奇跡や特殊能力で、悪霊を祓えば、損壊なしにゾンビを停止させられます。

　・頭部の破壊。あくまでシンボリックなもので、脳をどこまで破壊すれば停止するかはあいまいです。
　　原型がなくなるほどの破壊や、胴の切断などでも、しばらくすれば悪霊は死滅します。

　・要は除霊or人の形を失う、が大まかな目安ですので、自由な解釈で運用してくださってかまいません。
　

ヴェイトス市街地はあちこちで汚染とゾンビ化が散発し
依然として予断を許さない状況ですが、地方村近郊でも
ゾンビ化現象が報告されています。

ただし、市内とは違い、地方村での発生は、一定の方角の地方村
に限られています。

上記の内容より噂としては小さなものですが、その地方には地下祭檀があるといううわさも市内に届いています。

各ギルドの努力により、ヴェイトス市街地に流入する暗黒魔力の方向
が特定され、結界によりゾンビ化現象が緩和されました。

しかし、魔力をせき止めたせいで発生源である地下祭壇周辺に大量の魔力があふれ出し

ゾンビ化現象にあらがうすべのない地方村が複数個所壊滅し
大量のゾンビが徘徊する地域になっています。

まずは、ゾンビの排除と、発生源の発見が必要となるでしょう。

こちらに返信する形で参加申請をお願いします

オレ達魔女はなぁーッ、
こういう事件があるたびに白い目で見られるんだよ！
魔女の仕業じゃないか、ってな！

てやんでえ！誰が好きこのんで腐乱死体なんて操るかよ！ベラボーめ！
ラングフォード私設魔女傭兵会社が、
そういうのとは対極の位置にあると証明する為にッ！
オレはここにいる！！

ブリッツ・イエローケーキ！
ゾンビも目が覚めるような電撃を食らわせにきた！

調査員として参加します

忍者たるこの煉慈は、ヴェイトスの民を安んぜしめんが為、
朱鷺の都より海を渡ってきた！
奴ばらめらが何であるかは知らぬ。が、問わぬ。
　街中に物の怪が出るとあらば、退治は拙者に任されよ！