オ・フィーリア。 かつての名は抹消されて、記録の何処にも残らぬもの。
元は天に侍りて歌を紡いでいた天使。 とある罪を犯し、邪悪として堕天の烙印を押された咎人。 罪の名は『同族喰い』。 そして、それを罪とすら知らなかった無知の罪業。
膝元まで届く黒髪。硝子球じみた黒の双眸。 肌は白くゴシック風の黒いドレスを身に纏う。 等身大の陶器人形じみた様相。黒い蝙蝠傘を携える。 背には飾り羽のような漆黒の翼。出し入れは自由。 纏うものは魔力形成。他の意匠は無理。着替えるのは可能。
所持品:銀のナイフ×2、蝙蝠傘(先端は鋭く尖っている)
能力については下記参照。
茨の災厄 捩れた聖性と宿す魔性が形を取った、魔力の象徴。 主な発動形式は掌から放つ青みを帯びた魔力弾。これ自体は衝撃弾。 魔力の形を見る目が在れば、それが幾重にも絡み合った茨の本質を持つ事が分かる。 着弾と同時に蠢く茨の群れへと変じて対象へと襲い掛かる。 魔力弾自体が外れても、茨には変ずる。 集中ターン数に応じて規模が変動増加。 具現後はある程度の操作が可能。複雑な命令を受け付ける代物では無い。 茨の形で具現させる事も可能。この場合は集中-1T(遠距離射程にならない)
0T…掌大の塊。威力低。主に牽制用。棘塗れ故に触れれば痛い程度。 1T…バスケットボール大の茨の塊。茨一つの長さは1m〜2m程度。 2T…大きさは1Tと同様。密度と力が上昇。茨としての解放時射程が上がる。 3T…触手じみた茨の群れ。それだけで人体を雁字搦めに拘束する事も可能だろう。
茨の強度と力は精神力を目安に。 一度に具現・操作可能な茨の数は精神系パラメータ準拠。 集中Tが増え威力が上がるにつれて平行操作は困難になる。 (0T、1T→3つ/2T→2つ/3T→1つ) 操作可能ターン数は集中力÷2(端数切捨て。現在3ターン) これを過ぎれば只の茨。 集中が速いのは高速詠唱の恩恵。
高速詠唱…圧縮言語、二重音声等、小技じみた事も可能。もしくは、可能とする技術。 歌う際にも使用。だからといって魔術的な付加が表立った効果として、普段の歌にある訳では無く。
茨自体は一般的には存在しない種別。 処理をすれば土に根付く事もあるが、元々が異界の代物。一般的な環境では生育困難。一週間程で枯れる模様。 花も咲く。バラに似た花からトケイソウのようなものまで、節操はあまり無い。 継続的に魔力を注ぐ事で維持する事は可能な様子。 植物自体が如何な効果を秘めるか等は全く分かっていない。本人が。
飛翔 背に具現させた翼にて飛翔可能。 翼が具現していれば集中は不要(飛び立つ為に1T程度必要) 厳密には翼で飛んでいるのでは無く、翼を媒介にした浮遊魔力を行使している。
※歌について※ 歌声に込められた魔力がそうさせるのか。 それとも秘められた異界の音階が知らずの心を揺さぶるのか。 宵闇に響く歌声を耳にすれば、微かに心を『引っ掻かれた』ような心地を感じる事もあるのだとか。 苦痛か痛痒か快楽かは、聞いたものの心次第。 今宵の夢見は如何なるものか――。 禍歌と、そう呼ばれた事もあったのだとか。 (戦闘能力とは異なりますが、基盤は特技+趣味。ロールの味付け程度にお考え下されば幸いです。歌を聞いた、噂を聞いた等ご自由にどうぞ)
以下は特性について。
一般的な「聖属性」に対しては抵抗力を持つが、それ以外の肉体的な強度等は決して強くない。 聖性を残す堕天使である為、「穢れた聖性」に弱いという矛盾の側面を持つ。 聖別された銀は然したる効果を齎さない代わり、錆銀による攻撃でダメージが倍化する。
スラムの夜に時折響く歌声の主。姿を見られた事は少なく、怪談じみている。 時折ふらりと芸能横丁に姿を現す事も。 歌い手としての評価は――聴く者次第で酷く分かれる。理由は上述。 暗黒街の幾つかの酒場で歌を饗する事も。エインヘリアル(Einherjar)管轄区域中心。(詳しくはライシン様のプロフ参照) 収入としては月7〜10万程。残るのは3、4万か。
所持金:16万エン
※財産表記は所持品を換算した場合のもの。
日常:4 戦闘:0 消費:4
成長 集中+3/力+1
邂逅 クロウァーテ/エル・ニール/ニイ/ヴァレリア/アトレー/タタンガ/(錫音)/ゾゥリズ/ツクヨミ/(アーク=フォース)/カロン/ (ジェダ)/(ステア)/ライシン
※魔界イベントにて作成された元魔界PC。現在は通常PC。 総能力値30からのスタート。魔界イベント終了につき、-5点修正済み。
私書箱「Ophelia」
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