大型肉食コオロギ『リオック』のインセクティア。 リオックとは、とある南海の島に生息すると言われる、獰猛かつ食欲旺盛な性質を持つ全長80mmのコオロギと思われる昆虫の一種。 大きな顎を持ち、その巨体で獲物を押さえつけて執拗に噛み千切り食い尽くすと言われているが、詳しい生態については不明な部分が多いと言う。
そして彼は、その異国のジャングルに根城を構える『悪霊(パズス)』と呼ばれて忌み嫌われる部族の出… と、言う事を売りにして暗黒街で生計を立てているフリーの用心棒、兼、雑用役。 現状は小さな組織や酒場等を転々としながら日々を暮らしているが、自分自身の売り込みには余念が無い…だろう、多分。
ヴェイトスに渡る為に奴隷商人にわざと捕まり、ギルドに引き渡される前の日に商人の隙を突いて食い殺し、金品を強奪した上で脱走したと言う経緯を持っている為か、ギルドには商品としての登録は無いものの、幾らか「そう言う奴が居た程度の」噂になっている可能性はあるかもしれないだろうか。
彼の部族は悪魔(正確には土着の魔神や悪霊達)を信仰し、狩り(噛み殺せるモノならば種別は問わず)や呪術を行って生活している部族であり、その為か他の部族からは敵対視されて日頃から争いが絶えていない。 また、元々の昆虫達同様に凶暴で食欲旺盛な性質の持ち主で、他の部族を襲って喰らう事も多い…化け物同然の存在。
彼は、部族の大部分を構成する狩人の一人で、名前の意味は死霊。 尤も、これは特別な名前では無く、部族の長や呪術師以外は皆、自分と同じウトゥクと言う名前だったりする。
外見は、手足が二本ずつの人間的な体型だが、全身が醜い薄茶色の外骨格に覆われており、完全に人外の其れ。 足は巨体に見合って太いが、腕はそれに比べて大分細く(それでも並の人間よりはやや太い?)、また指先の形も不恰好な為か若干不器用気味(腕自体の力は力−2で、実質は4扱い)。 その代わり、顎は異様に大きく発達しており、噛み付けば細く不恰好な腕とは比べ物にならない程の力で以って肉を食い千切るだろう。 そんな異形の姿を持つが、人間的な姿に変身する事は出来ず、人間との間の生殖も不可能。 普段は、その体を外套で頭まですっぽりと覆い隠しているが、それでも異様さは隠しきれないだろうか。
彼自身の性質は、部族の特徴に違わず凶暴で食欲旺盛だが、それ以上に計算高く、見た目に似合わず野心家な一面も持つ。 勝てない勝負には勝てる手段で以って挑み、勝てる勝負にはより自分を印象付ける様な手段で勝つ事をモットーとし、自らの地位や名声を高める為には手段は選ばない。 部族の狩人や暗黒街の下っ端で一生を終る気は毛頭無く、日々大物になる時を夢見ている。 今は、基本『偉い奴には媚売って、弱い奴は(色んな意味で)食い物に』と言う感じかもしれない。
○種族特性 肉体構造が昆虫に近い事。 基本的には、人間の急所は余り急所にならず、逆に昆虫の急所が急所になる、間接部分が若干弱い等(普通に戦う相手には、流石に致命的にまで不利にはならないが、関節技と言った間接を狙う戦い方にはかなり弱いと言った具合)。 不利有利を問わず、多くの肉体的な事が昆虫の其れに順ずる、と言った具合だろう。
○部族戦闘術 腕だけでなく、体全体で相手を押さえつけて食い千切ると言う戦い方。 ナイフ等も利用するが、其れはあくまでも相手を押さえつける補助でしかなく、決め手となるのは相手の喉笛や腹等の柔らかい部分に対する噛み付き。 体で押さえつけ、相手が絶命するまで噛み殺し続ける様は、見ていて余り気持ちの良いものでは無いだろう。
所持金/月収:202.000/60.000※ ※用心棒や雑用等の仕事で得る収入。 宿は薄汚れたボロ宿の一室で、食事は死肉等も平気で口にするが、それでも他の食費と宿代を差っぴけば手元に残るのは10.000程度が良い所。
仕事等 ・福豆…終了。
収出 ・11月分の稼ぎ…10.000入。 ・12月分の稼ぎ…10.000入。 ・1月分の稼ぎ…10.000入。 ・2月分の稼ぎ…10.000入。 ・福豆の取引…27.000入。 ・副豆の報酬…50.000+5.000入。
所持品 ・大振りなナイフ(戦闘ナイフ扱い) ・灰色の外套
経験 日常:5/7(経験値/使用:1/1) 戦闘:5/10(経験値/使用:0/0)
成長記録 力+0 素早さ+0 タフネス+0 感覚+1 知力+0 集中力+0 精神+0 器用さ+0 2/21…日常満了につき、感覚+1
現状:カードの切り方は計画的に。
野望日誌 12/17 本日の売り込み:失敗 仕事請けたトコの上司との打ち合わせ中に、ちとアピールを…と、思いきや 不運(ハードラック)が落ちてきやがった。
2/21 本日の成果:限り無く低し 福豆持ってるガキと遭遇。 バックに何か居るかと思って交渉するもボウズ。 ツテなんぞそうそう転がっちゃいねェか。
2/28 本日の成果:金貨三枚 福豆持ってるピンクいチンピラと遭遇。 もう福豆に期待も出来ねェんでさっさと売っ払う事に。
3/31 本日の成果:間近で爆弾爆発しなかった事 何か、女二人居たんでからかおうとしたら爆弾だった。 今度から、相手はもっと良く見ようと思う。
7/20 本日の成果:まぁ有り? 何か妙な奴が居やがった。 色々と調子狂うが、まァ俺の名を知らしめる一歩にゃなるか。
邂逅 ・逆毛のチンピラ(サリィ)…と、思いきや、何だよイイ右持ってるじゃねェか。 ・フード姿の男(ラジー)…野次馬だが、結構腕前は良さげっぽいよなァ。ありゃ、下手に手ェ出さん方が良いかねェ? ・渡世人風の飛蝗(ハセオ)…野次馬。俺と同郷って事ァ無ェだろうが…まっ、アレだ。多分次見たら忘れねェか。 ・黒兎…ちっちぇーガキんちょ ・ピンクいチンピラ(ブロゥ)…福豆売った相手 ・聖職者(ジャスティス)…何かヤバそうな相手1 ・女(ヴァネッサ)…何かヤバそうな相手2 ・ダユウ…妙ちくりんな奴 |
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