宝塚系ホストクラブ。 店員は皆、男装した女性。 そんな店 【 Mille Fleur (ミルフルール)】 の新人。 テーブルマナーや接客などを教わりながら、ボーイとして働いている。
話したいホストを選ぶ時に見る似顔絵アルバムに名前は無いが 興味を持ったなら店長に尋ねれば、飲む、話す、抱くまでも、お客様のお気に召すまま。 新人はまごついてしまうけど、きっと拒みはしないだろう。
値段は、抱くなら宿泊料 \10.000 。 お話だけなら席料 \1.000 。 それに、チップ。 酒代は、酒によりけり。 \1.000 のものから \200.000 まで豊富にある。
■名前 本 名:火翼 煉理 (ひよく れんり) 源氏名:マコト
■容姿 少年と青年の中間にあるような雰囲気だけれど、まだどこかぎこちなく『男装している女性』の域を出ない。 ただ声質は地声からハスキーで、意識して少し低くするだけで無理なく少年のようになる。
惜し気もなくショートに切り落としたぬばたまの黒髪を、レモングラスの香りがする整髪料でシャギーに。 アマウラ人的な静けさのある小作りに整った顔は、薄化粧も手伝って華やぎには欠ける。 優しく微笑んでいるようで、どこか泣き出しそうな、曖昧な表情が特徴的。
『マコト』でない時、プライベートは基本的にすっぴん。 整髪料も使わないのでシャギーヘアが散らばってしまって、まるで別人のような垢抜けない印象になる。
体型はスレンダー。 細い腰、小さなお尻、平らな鳩胸。
【服装】 仕事着は男物のダークスーツ。 プライベートではポケットいっぱいのレンジャー風な服装を好む。 下着はサラシを巻く必要が無く(哀)、普通にスポーツタイプの上下。 色は黒。
【持物】 特筆すべき物はなし。
■能力 右利き。 一般教養程度に標準語とトキノミヤコ語、数学(と言うより算数)を扱う。
【演奏】 使用魔術の媒体だったらしく、幅広い楽器をそれなりの技量で使いこなす。 技術面においてはプロに及ばないものの、その演奏には奏者の魔力から魂を揺さ振る響きが宿る。 …魔術はどうしたのかって? 自滅的ハートブレイクで使用不能です。 弦楽器が得意。 好きなのはピアノ。
■性格 基本的に温厚。 …と言うより臆病。
傷付けたくない、傷付きたくない。 誰にも嫌われたくない。 誰からも好かれなくてもいいから。 独りでいい。 だけど、寂しい。
恋はしない。 できない。 私はそれが怖いから。 でも、その想いは確かに私の中にある。 燎原の火のように、全てを焼き尽くさないではいられない感情。 相手を。 相手がいなければ、自分を。 こんなもの、いらない。
だから私は、これを手放す。 『マコト』になって、誰かにあげる。
私を嫌わない人と会える場所。 本当は独りなのに、あまり寂しくならない場所。 私の火を手放せる場所。 見つけた。
【趣向】 職業柄、心構えは全部OK(リバ)だけれど攻めるのは下手。 では受けるのが上手いかと言うとやっぱり下手。
実はまだ生娘で、その辺りはぼやかしてお店に置いてもらっている。
この身も心も、もう売り物だから。 プライベートで誰かに捧げるものじゃない。
■記憶 アマウラで生まれて、アマウラで育った。 父さんも母さんも魔術士。 お爺ちゃんもお婆ちゃんも。 一族皆。 だから私も魔術士になった。 特別に思ったことはなかったけど、『火翼』の家は名門だって、皆は口を揃えて言う。 私は一人っ子で、皆が期待してくれたから、応えられるように頑張った。
好きな人が出来た。 その人も、私を好いてくれていた。 だけどその人が好きなのは皆に望まれた『火翼煉理』で、それも私だけど、私が好いて欲しいのは違う。 違うのに。 別に誰にも望まれていない『私』を、好いてもらえるかどうかなんて分からない。 知って欲しいのに、知られるのが怖い。 嫌われるのが怖い。 嫌われるくらいなら…
ヴェイトス市で魔術を学びたいと言って、家を出た。 師事する当てなんてなかったけど、初めてのわがままを皆不思議そうに許してくれた。
【近況】 3/9 FS2:ミルフルール。ラクリアさん、ベルさん(ベルナデット)、コンコンさん(レッドフォックス)と顔合わせ。≪日 0→1≫ 3/10 FS1:ミルフルール。寝ずに浴びる朝日。≪日 1→2≫ 3/11 淫売窟:ラクリアさんの落し物。それをよそに心配されてしまう私。≪日 2→3≫ 3/12 公衆浴場:煙草よりは気にならない、ブルーベリーの香り。≪日 3→4≫ 3/14 淫売窟:ミルフルール。秘める胸の内。≪日 4→5≫ 3/22 フリースペース2:ミルフルール。ベルさんとお話。無自覚。≪日 5→6≫ 3/24 フリースペース1:淫売窟寄りのとある店。ラクリアさんのお誘い、その一。≪日 6→7≫ 3/25 フリースペース1:淫売窟寄りのとある店。ラクリアさんのお誘い、その二。≪日 7→8≫ 4/15 淫売窟:ミルフルール。≪日 8→9≫ 4/22 FS2:MilleFleur。又聞きする相談の内容。≪日 9→10≫ 4/27 FS2:MilleFleur。又聞きする相談の内容、二。≪日 10→11≫ 5/23 淫売窟:MilleFleur。初めてのお客様。ディーフィールさん。≪日 11→12≫ 6/17 淫売窟:MilleFleur。上の空。≪日 12→13≫ 8/13 淫売窟:MilleFleur。戦時下のお店番。≪日 13→14≫ 8/24 憩いの川辺:酔ったラクリアさんと、ランシャオちゃんと。悩み事は夢の中へ?≪日 14→15≫ 8/26 淫売窟:MilleFleur。どうしたのか。≪日 15→16≫ 10/10 FS1:MilleFleur。お芝居の企画。ディーフィールさんと、ホストは役者という話。≪日 16→17≫ 12/27 FS3:MilleFleur。劇団の打ち上げで遊びに来たカインさんと。次回公演のチケットをもらうけれど、それはお店の。先輩達が行かないのなら、もらおうか。≪日 17→18≫
【経験】 日常ポイント:18/7 戦闘ポイント:0/10
■財産
【合計】 約 \130.000
【現金】 \30.000
【日用品他】\30.000 【仕事用品】\70.000
【月収】 テーブルマナーや接客などを教わりながら、ボーイとして働いている。 当然歩合制での売り上げは \0 であり、お給料は無い。 だけど、それではあまりにも厳しいので… お客を増やしていくまでの最低保障として \3.000 の日給をもらう。 お客様にいただく心付けの全てと、注文してくれた飲み代の三割が手取りになる。
3.000(エン)×25(日)= \75.000
淫売窟の近く、うらぶれた安アパートメントに部屋を借りて一人暮らし。 節約を心掛けているものの、スーツの洗濯代などもあって自由に使えるのは \5.000 程度。
■以下、ミルフルール店長ワイスのプロフィールより抜粋。
【ミルフルール(MilleFleur)について】
宝塚系ホスト。10代後半〜30代前半までの女性従業員。 店員は皆、男装した女性。
店の構造としてはこじんまりとしており、店の前には看板と扉が。 扉を開けると地下に続く階段がある。 その階段を下りるとミルフルールである。 (裏口は正面の扉横に細い路地が。その裏を歩くと裏口に辿り着ける)
入り口はバーのようなつくりになっているが、部屋の種類も様々。 個室や、区切ったような部屋もある。 紅い絨毯が敷かれる西洋の隠れ屋敷のような雰囲気。 バーは薄暗く、廊下の方が明るいという不思議な事実。
抱くも話すも飲むもできるが、値段が変わってくる。
[開店時間] 18時から朝の6時まで。 交代制で、18時から24時の人、24時から6時までの人。 また、フルの人もいますが。 休憩は6時間につき1時間。12時間ですと、2時間もらえます。
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