【名前】
静馬 要(しずま かなめ) 【PL近況】
絵を頂きました。 妹様へ、お待たせしました。プロフにぺちょんとしてもらえたら喜びます。
【容姿】
妹の【静馬 爛花】と一卵性の双子。瓜二つの容姿。 但し雰囲気は異なっていて、活発的な印象の妹に比べ全体的にしっとりとした容貌。 何処かミステリアスでクールな印象。 すとんと落ちる、手を加えることを知らない漆黒の艶髪が尻辺りまで。 前髪もセンターパーツ、後ろに流しており、結うことなく背中にさらさらと靡いている。 大きめの瞳は穏やかで静か。無意識な流し目が年不相応の艶っぽさを増す。 年の割には凛とした物静かな面持ちの13歳。全体的に細身で華奢な肢体。
いつも静かな表情が怒ったときは妥協を許さずきりっとした面影と非道なことを許さないまじめさが前に。 静かに浮かぶ微笑は飲料清涼水のような掴みどころの無さがあり、本心で微笑んでいるかわからないと捉えられやすい。
【服装】
丈の短い十二単。 あるいは同系色の薄い生地を何枚も重ねたような着物。 襟元や袖口、裾が段階的に色分けされて、華やいだ雰囲気になっている。
動き難くなるのを嫌う妹とは反対に、肌を見せるのを好まない。 裾は長袖でゆったりしている。 ただ、布を切らないと剣舞を舞いにくいため、奏と同じくほとんど腰の帯までスリットが入っている。 黒いスパッツを下に履いているが、妹よりも長いもので脹脛くらいまでのものを着用。
襟元などきちんと着こなすのが好きで、確り身だしなみを整えている。 身体を覆うラインはタイト。未熟さを残す体は成長途中で、服装のせいか艶っぽく見える。
街娘として見ると奇抜だが、祈祷師や呪術師・舞い手や楽師と言えば納得してもらえるだろう。 薄藍、浅葱色、瑠璃色、菫色、桔梗色などの「濃淡」な色合いを好む。 それらの薄い衣を重ねて纏う。
【持物】
武器、舞に脇差を使用。 横丁での舞いは詩舞と言い、扇子で行うことも。 とにかく刀は大切らしく手放すことが無い。 小さな荷車(リヤカー)を押して荷物を運ぶ。
イベント入手物→ 【匂い玉】3つ。鶉の卵程度。チーズの香りを放つ
【性格】 まず妹の爛花が「動」ならば、要は「静」だろう。 妹がブレーキをかけないなら、要がブレーキをかける。 それでバランスをとって二人で完璧であろうとする部分がちらほら窺える。 年の割には落ち着きがあり、礼節や学などを重んじなければという意識が強すぎるせいか、真面目で融通が利かない。 曲がったことや軟派なことを好まず、面白みが無いといわれれば其れまでの保守的な性格。 口数が少なく表情も大きなアクションはしない。 確り者な印象だが、何処か時々抜けている。 凛とした意識を持っているものの、物事を考えすぎてしまうことが邪魔をして臆病。 精神的には脆く傷つきやすい。 姉としての意識が強く、それを隠して平然としているのが常。 押しに弱く、妹には甘い。 しかし譲らないときは頑として譲ろうとしない頑固者。
空気を読もうとしすぎて頭の中では様々な事が廻っている。 冷静になれば計算の余裕が出るものの、精神的負担がかかると臆病さが前に。 それを通り越すと途端に冷淡になろうとする。 だからこそ、自分と違う考え方をしてくれる妹にいつも助けられているのかもしれない。
【趣向】
マゾヒスト。そして受身。積極的でなく、内気な性格から奥手。 マゾヒストなのは無自覚で、虐げられることが好きなわけではないが 優位に立たれるとついつい押しに弱く、従ってしまう節がある。
趣向的には全部受け。経験、男女ともに無く、生娘。
【宗教】
家はスートリア。 要は武士道を重んじる。 スートリアは馴染みで、確りがっちりという感じではない。
【能力】
右利き。剣のみ、両利きで扱える。 奏と同じく、富裕層の一般教養を備える。 奏とは異なって、歌や音楽、絵の才は人並み。 それよりも剣術や舞全般(日本舞踊全般:剣詩舞、白拍子)などに長ける。 基本的に体力はあるほうで、おてんばな行動はあまりしなかったものの、運動能力だけは劣らない。 どちらかと言うと趣味は深く狭くなほう。 主に剣術、舞、あとは食べることが好きで、好き嫌いが無い。 運動全般は教えられればの見込みが早いが多くのものに手を出してはこなかったため未経験のものも多い。 いつも多趣味な奏には驚かされるばかり。
≪速剣術≫
アマウラ流の剣術を習うものの、剣舞という点では速剣術に近い。 武器、脇差を使っての戦闘。
≪踊り≫
剣詩舞。ゆったりとしたものから、すばやさを利用した早い舞まで踊りこなす。 白拍子のような舞も。 舞うことで相手の目を惑わせ、逃れたり隙を突いたり。
≪技≫
※現在製作中です。暫しお待ちをorz※
【生い立ち】
たのしかった。 毎日毎日、思えば同じことの繰り返し。 剣舞を学び、音楽を学び、お稽古事は毎日変わらずにやってくる。 けれど、それと同じように、食事も、衣服も、愛情も 与えてもらえるものはすべて与えられていたように思う。
アマウラ商家の静馬家の双子として生まれた私たち。 厳しい規則の中でその掟を守ろうとする私は、本を読むことと剣舞、食することが好きだった。 「退屈で新鮮味がない」と、いつも飛び出していってしまう妹を 少し羨ましく思いながらも、不思議と私は其処にいた。 外に出ようというよりは、そこにじっとしているほうが楽だったのかもしれない。 私はその「退屈」さがとても心地よかったから。
もともと、いつだって新しいものに手を伸ばすのは爛花で、私は古くから与えられるものを抱える。 お互いが、いいバランスをとっていたように思う。 人と同じものを経験して、退屈と爛花に言われても実感が湧かなくて 私はそうは思わなかった。 今の当たり前の生活が大事で、今の当たり前から飛び出そうと思ったことが無かったからだと思う。 でも、私とは違うそんな妹を大事に思う気持ちは変わることなく、いつでも片割れと意識してきた。
だからこそ、私は譲る。私は留まる。いつだって『爛花』という妹に。 それでバランスが取れているなら、私は構わない。 でも、それを止められなかった私のせいで 開けてしまったあの子のせいで そう、、私たちのせいで【事件】は起きた。
確か、裳着を控えて、嫁ぎ先の話の決まったある日のこと。 もう一緒にはいられないし、家からも離れるだろうと考えていた私と焦った様子の妹。そして。 私たちはたまたま、【それ】を見つけてしまった。
それは屋敷の中にあったもので、家族も誰も口にしたことのないもの。 後からわかった話、中身は村の皆も知らないまま、一時的な保管として信頼された静馬家が預かっていたものだったという。 妹は真っ先に興味を持ったけど、私は躊躇した。 【それ】は開けてはいけないのだからと。 爛花は「ちょっと開けてみるだけ」といった。 でも、私は其れがひどく恐かった。 開けたら何が起こるかわからない。だからやめようと。 なんとなくなの。嫌な予感がした。 私が「これでいい」と感じていた当たり前が、崩れてしまうのではないかと不安だったからか それとも――その先に嫌な何かが待っていると察していたからか。 今となっては、どちらなのかもわからない。
いずれにしても、爛花は【それ】を開けてしまった。
そして――そのとき、私たちの傍にあった「当たり前」が崩れてしまった気がした。 中に入っていたのは、呪いそのもの。憑き物だった。 私に肉体、爛花に魂。何かが間違った憑き方をして、だからこそ、今思えば二人して助かっているのかもしれない。 私たちの意識がある代わりに、その憑き物を祓うのは酷く難しいという。 今は大丈夫でも、いずれはこの体がその憑き物によって支配されることを知ったとき 私の嫌な予感は間違っていなかったのだと確信したけれど、今となっては何を嘆いてももう遅い。
今まであった「当たり前」は悉く崩れていった。 私たち双子は家どころではなく、取引先ももちろんのこと、村全体を敵に回してしまった。 今まで笑ってくれた人たちも、笑ってはくれなくなって。 何人もの呪術師が「だめだ」と首を振った結果、私たちは村を追い出されることになった。
どうしてあの時、私は止められなかったのだろう。 どうしてあの時、私は湧き上がる不安をもっとわかりやすい言葉にしなかったのだろう。 なんとなく、「嫌な予感」を感じていたのにも関わらず。 泣いている妹の頭を撫でて「いいのよ」と言う事しか出来なかった。 だって、私も止められなかった。お互い様で、あの子だけが悪いわけじゃない。 すべては、二人でやったことだから。
そうして――私たちはひっそりと、田舎の親戚に預けられることになる。 知らせを聞いたとき、私は真っ先に奏と話し合った。 双子で長くいすぎたからなのか、あの子も考えは一緒だった。 「歓迎されないだろう」「されても気持ちが悪い」
それに何より。 【それ】を開けてしまったあの日から、私たちの体に明らかなる変化が起きていて その変化をどう使ったらいいのか、要領を得始めていたから。
どっちが抜け出そうと最初に言ったのかなんて覚えていない。 何も言わなかったかもしれない。
でも、私たちはこの憑き物に負けたくない。 だから、術を探そう。二人ならできる筈。 そしてできることなら、謝れるくらいの成果でも残せたら。 だって、もっと生きていたい。平凡な幸せでいいから、私はもっと、生きていたい。 もう一度、箱庭に戻りたい。二人で。
それから、一年が経った。 私たちは冒険者を気取って、それでもなんとか生きている。 ある程度の旅にも、様々な同業者にも、野党にも、少しは慣れた筈。 それだけではまだ金銭的には厳しくて、芸人の真似をするように、特技を重ね合わせた剣舞と演奏を披露してお金を稼ぐ。 でも、それも爛花と一緒だから?……それなら、悪くはない。 一緒にいることが「当たり前」で、その中で唯一残った私の「当たり前」が、壊れていないからだと思う。
だから、口にはしないけれど――本当はあまり後悔していないの。
【経験値】
・日常:6/7 ・戦闘:0/10 ・PL日常:0/7 ・PL戦闘:0/10 未使用経験値 :0 使用済み→器用さ+2、素早さ+1 ストック経験値:
各種累計 ・日常:25 ・戦闘: ・PL日常:0 ・PL戦闘:0
[イベント参加]
引越しのお手伝い→完遂済み。日常pts3と5万エン獲得 呪われた椅子。→爛花は怪我をし、要は病に倒れる。完遂済みで経験値1獲得。
リストラーンテ→1日目 べたべたにて。 【PT:3】 2日目→川辺にて。らんかと餅つきを。【PT:1】 3日目→甘味処「べたべた」お茶屋さんで試食。【PT:3】 4日目→商業地区。試作品。【PT:5】
【パートナー】
静馬爛花⇒大切な妹。片割れ。パートナー。
【お知り合い】
静馬爛花/カイン/(バイ・チャンフォン)/君影
【所持金と月収】
双子の妹 【静馬 爛花】 と共有している。 二人での財産なため、どちらかが勝手に使うことはあまりなく、持ち歩くのも1万程度。
【合計】 \532.000
【現金】 \532.000
トレジャーハンターギルドに、Dランクハンターとして登録されている。 それだけで生活していけるようなハントはできないため、横丁でも副業を。 二人でトレジャーハンターギルドの雑用をして、月に90.000エン。
芸能横丁で不定期に舞と演奏を披露して、3.000エン×10日ほど=30.000エン。 姉と一緒に借りている冒険者向けの下宿が月に20.000エン。 他に公衆浴場の利用、食事、剣・楽器の手入れなど、生活費で70.000エンがかかる。 残りの30.000エンは、もう少し余裕ができるまで貯金。
【PLより】 私書箱ID[ouka]
静馬爛花PCのパートナーキャラクターです。 設定が細かくなりすぎてしまった気もしますが、身内ロールでなく、多くの方々と絡んでいけたら。 そしてお相手してくださる皆様と一緒に楽しんでいけたらと思っています。 当然のことだとは思いますが、此処に一言。 どうぞよろしくお願いいたします。
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