【名前】
ギブスン・Ｋ・デッカード
【容姿】
適当な長さで切り揃えたボサボサの金髪に、青い目、無精髭。
年中走っている為、太る心配は無い。
筋肉質で肩幅の広い、がっしりとした体躯。むしろ大男。
そんな容姿の男である。
服に拘りは無いらしく、ジャケットや背広の上から濃緑の外套が基本。
【所属】
奴隷ギルド「プロスパンダ」
【職業】
逃亡奴隷追跡処刑人
通称「ランナー」
【装備】
ダートガン １００万エン
ダート（ダーツの矢）をバネで飛ばす装備。
威力こそクロスボウと同程度だが、射程は短い。
輪胴式のため、ダーツを六発まで装填しておけるが、
一発毎に２ターンかけて、射撃準備をする必要がある。
第一引金を引くと輪胴が回転し、装填（初弾は必要なし）。
撃鉄を起こしてバネを縮め、第二引金で発射する。
反動が大きいため、両手で保持しなければならない。
力３未満の人間は射撃不可能。
力５以上ならば片手撃ちも可能。命中率は下がるが。
ダート ３０発
矢羽はなく、溝によって姿勢を保つ型。
普通に投擲することも可能。
外套のポケットに押し込んである。
トレンチコート １０万エン
塹壕戦で用いられる外套。
鎖帷子が縫い込まれている。
ラベンダーのアロマ １５００エン
安らかな眠りを得られる、らしい。
【財産】
収入１０万エン
現金３９万エン
自宅はスラム街近くのアパートメント。
家賃および生活費で５万エンが引かれる。
【住居】
スラム街近くのアパートメント。
四階建ての三階、角部屋にあたる３０１号室。
玄関入ってすぐの場所にダイニングキッチン。隣には風呂場とトイレ。
台所の奥に居間があり、ソファやテーブル、一人掛けのカウチ。
現在、ソファはイオナ専用。
右側の扉からギブスンの私室。書棚とチェスト、ベッド。
無論、水道などはないが、地下階には奴隷が交代で働いており、
そこを訪れればいつでも井戸から水を汲んで貰える。
ギブスンはガラスのボトル数本に汲んで貯蔵してある。
少々高級な物件だが、地域が地域のため、家賃は安い。
【パートナー】
イオナ
二級奴隷 ２０万エン。
元剣闘奴隷。戦闘能力有。
猟犬代わり。
【備考】
数少ない現役"ランナー"の一人。
特段、極めて優秀というわけではない。
だが、殉職者や辞職者の多い職務でありながら、
十年以上現役を勤めているという、稀有な人物でもある。
そう言った意味においては"ランナー"の才能がある男。
通常業務は逃亡奴隷の追跡、および処分。
ただし、ギルドで書類作業に従事することもある。
酒、読書を好む。煙草は嗜む程度。
クリスティア産の紙巻きを愛飲。
【詳細】
――逃亡奴隷というのは厄介な連中だ。
生き延び、糧を得る為なら何をするかわからない。
そんな輩が、今日も街の何処かに潜んでいる。
捕獲して再調教してもどうしようもない屑。
彼らをさっさと「処分」するのが、俺の仕事だ。
別段、初めからこんな仕事をしようと思ったわけじゃない。
だが――奴隷ギルドは少なくとも、手堅い職場だった。
およそ奴隷制度が破綻しない限り（或いはヘマを踏まない限り）安泰だ。
そして、そういう収入のしっかりした男に女はなびく。
ガキの考えだ。青臭くて、カビの生えそうな。
ところが、どうだ。人手不足で処刑人へと回されてみろ。
「奴隷ギルドで逃亡奴隷を殺しています」
こんな台詞を吐かれて「まあ素敵！」なんていう女はいない。
いる筈が無い。
安定した生活？ とんだジョークだ。
収入がしっかりしてるから何だってんだ。
いつ奴隷どもに殺されるかわからないのに。
だけど俺は、この仕事を辞めるつもりはない。
――少なくとも、俺が「処理」すれば、それで小銭を盗られずに済む奴がいるからだ。
その小銭が何に使われるか知らないが、奴らの腹に収まるよりマシに決まってる。
或いは、そんな小銭目当てに殺される奴が減るかもしれない。
だから俺は、今日も連中を追って、街を走り回っている。
こいつが俺の「仕事」だ。
【知人】
イオナ、パレス、絢乃、イルリヒト、ジンバルド、エル、華遊
レピュナート、フラヴィ
【経験点】
日常：０／７
戦闘：０／１０ |
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