◆----ストレッツについて----◆ 魔界の最下級デーモン。 デーモンという枠組みの中でも、特に戦いに特化した戦闘種族として知られている。
魔界の王クロゥアーテに仕える悪魔だったが、 人間との戦争の際に主が討ち取られ、以降は誰に仕えることもしていない。 クロゥアーテに仕えていたとは言っても、 主は恐らく自分のような使い捨ての最下級デーモンの存在なんぞ知らなかっただろうし、 ストレッツ本人も忠誠心があったわけではない。
ストレッツはクロゥアーテが討ち取られた後、今度は自分がトップにのし上がろうと考え、 ヴァイオレートが開いた門を通りヴェイトスにやってきた。 ここで力をつけ、いずれは魔界に戻り魔界を征服しようと企んでいるのだ。
◆----性格----◆ 魔界において、特にストレッツの種族においては 純粋に力の強いものが上に立つことが出来る。 その為、ストレッツの価値観もそれに順ずる。 非常に好戦的だが、敵わない思ったときには素早く逃げに転じる。
仲間意識はあり、同じ悪魔に対しては一定の譲歩を見せる事もある。 が、基本的には性格は悪魔らしいものである。 傲慢でプライドも高いが、自分より強い相手には頭を垂れることもある。
◆----容姿----◆ 完全な人間型のデーモン。角も翼も尻尾も生えていない。 しかし、肌は灰色で明らかに普通の人間でない事はわかる。 髪、瞳共に黒く、髪は無造作に立てている。 体つきは逞しく、服装も粗野なものを身につける事が多い。
◆----種族特性----◆ 悪魔の中には人型では無かったり、武器を扱う知能が無かったりする者も多く、 武具の安定した供給があったわけでも無いので、自身の爪や角、牙で戦うものが多かった。 そういった理由から、ストレッツには戦いの際に武器を扱うという概念が乏しい。
見た目は人間とほぼ同じであるが、 神、悪魔、天使、パプテス系列の聖職者、魔女は 無条件でストレッツが悪魔である事を見破ることが出来る。
悪魔であるが故に、相手との契約に応じる事が出来る。
◆----能力----◆ 【爪】 自身の爪を伸ばし、武器とする事が出来る。硬さは鉄と同等。 折れるか砕けるかする事もあるが、一月程で再生する。
【スキャナー】 1ターンの間相手を視認する事によって任意に発動。 相手の実力を数値化して測定することが出来る。 目視できれば複数の対象を同時に測定する事も可能。 自分より強い外敵がうようよしている魔界において、 ストレッツが生き延びる為に重要な能力となった。
測定できるのは相手の力、素早さ、タフネスの合計の数値のみ。 あくまで合計値であって、力がどのくらい、 素早さがどのくらいといった細かい部分の測定は出来ない。 また、相手が魔術等の技術を使用した際に、更に精神力の数値が上乗せされる。 他にも、力、素早さ、タフネスを底上げする能力を相手が使った場合にも、 合計数値が上昇したように測定される。
その他のステータスや、戦闘技能、戦闘経験などについては測定できない。 武具を身につける事による数値の変動は無い。
そして、ストレッツ自身はこの能力に頼りすぎている感がある。 ストレッツの成長によって、スキャナーの感度は上がっていく。
◆----収入、生活、仕事----◆ ギルドには所属せずフリーの傭兵として働いている。 基本的に客は暗黒街の住人やアウトロー連中。 密売の護衛や襲撃、賭場の用心棒、物件の占有など、チンピラ紛いのケチな仕事をする事が多い。 それによって月7万〜9万の収入を得ているが、彼自身は金に対して執着がある訳ではない。 酒代などに消費し、月2万残る。
一応スラムに安いアパートは借りているが、住まいはあまり一定ではない。 酒場で朝を迎えることもあれば、傭兵仲間の家や悪魔たちが屯している場所で夜を過ごすこともある。
◆----出会い----◆ バイ・チャンフォン、ペセル、オリヴィア、(カイン、アイゼンリッター)、シャーリー、凛々
◆----持ち物、お金、経験----◆ 革鎧 革製グラブ(指先の部分が露出している)
10万エン(普段持ち歩いているのは2万)
日常 5/7 戦闘 6/10
力+1
<能力限界> 低級(力:7 素早さ:7 タフネス:7 感覚:7 知力:7 集中力:7 精神力:7 器用さ:4)
私書id:strets |
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