邪其禍津卑(Phenomenon of Conceptual Idea "Yasomagatuhi")
それはあなたの暗い妄想を肯定し それはあなたの卑怯な言い訳を肯定し それはあなたの背中をつうとひとつ押すだけ
その姿は隣人 その姿は黒猫 その姿は裏路地 その姿は誰も居ないこの部屋
◆概念(Idea) 何らかの形を取る時の器の肉体性能は漠然と☆2 個との対話という概念がない。自我という概念がない。 ロールはどちらかというと「風景描写」のような形をとる。 その場全体がマガツヒであったり、そこにいる誰かの言葉がマガツヒ であったり、降り注ぐ雨がマガツヒであったり、その日はマガツヒであったり。 基本的に風景描写のように展開しますが、マガツヒに遭遇 (意思が挫かれる、誘惑に負ける、悪意が芽生える、不安に苛まれる、 恐ろしい目に遭う、などのロール)をご希望の方はいつでも乱入ご歓迎します。
◆視認(Vision) マガツヒは確たる姿を持たないがマガツヒを感じ取る 事はできる。不吉な予感であったり、漠然としたビジョンであったり、 起きている現象から間接的に存在を感じ取ったり人によって様々。
・感覚7以上 漠然と凶兆を感じる事ができる。「いやな予感」程度。
・感覚10以上 何かよくない物からの干渉を直感できる。
・感覚16以上(ボーナス含む) マガツヒの概念を理解できる。実在を確信できる。
ボーナス種族(+2) <神族、神霊>に属するもの、死神、悪魔、妖怪、神獣、幻獣、動物
ボーナス職業(+2/+1) 聖女、僧侶、陰陽士、巫女、神官、エクソシスト、イタコ、死出の門番(+2) 魔女、仙人、精霊使い、精霊戦士、尼(+1) ※仕事技術で更に/玄人級+1、偉人級+2、英雄級+3、伝説級+4
ボーナス特技/趣味(+2/+1) 感覚、占い、神学、宗教学、あらゆる魔術
◆依代(Sacrifice's) 稀に人間に取り憑き、ヒトの視点から観測を続けるようになった。 ヒト無くしてマガツヒは無く、マガツヒは常にヒトの傍らに立つ。 よりヒトの禍津卑たらんとすべく、禍津卑は観測する。 ヒトとマガツヒは宇宙と薬缶程構造が異なり、ヒトの中に マガツヒが宿る事自体に多大な無理が生じる。 大抵の場合、作動状態に支障をきたし、構造が噛み合わず、 骨や内臓に多大な負担をかけ、眼球や口や腕や足が本来想定 された通りの機能を果たさずに自壊してしまう。 稀に(幸か不幸か)適合力の高いヒト素体もあるが、数カ月 保持すれば余程良い部類。最終的にはばらばらに爆ぜるか、 脳が機能を停止するか、回線が絡まったように出鱈目な繋がり 方をして修復不能になる。 マガツヒの本質に近いのか、主に十から十四程度のアマウラ人 女児が依り代に選ばれ易い。 依り代になった女児はよりマガツヒに適合するよう最適化が 行われ、徐々に容姿が変わっていく。(画像参照)
なお、依り代はマガツヒそのものではなく、依り代の破壊は マガツヒの死には全く繋がらない。操り人形である。 マガツヒに肉体という概念は無く、肉体の死は訪れない。 依り代を破壊する事によって一時的に追い払う事くらいは出来るが、 滅殺を試みるならば先ず、神霊を傷つける方法を探すべきだろう。
◆呪詛(Curse) 別紙参照のこと。
◆相対(Encount) ・お祓いや聖句等でマガツヒを追い祓う事はできます。 ・大聖堂や神殿、神社仏閣等には近づくことができません。 ・マガツヒの囁きには意志の強さ(精神力)で対抗する事ができます。 ・異常に強力な風に見えますが、能力値相当の強制力しかありません。 ・肉体を持たない為、精神力をタフネスとして扱います。 ・PCの心理や思考にまで関与する描写は致しません。
◆拡大(Expansion) 日常経験:1/7(23) 戦闘経験:☆☆(1) 素早さ+5、感覚+1、知力+6、精神力+7 中級PC死亡経験値10点使用 素早さ+3、知力+4、集中力+4 (知力限界突破2) 保留経験値1
◆縁(Relations) アウレリカ:宝石商の悪魔 カイン:仮面の演者 ネッビェ:傍観する悪魔 トート:死出の門番 ハニィ:勘の良い蟲娘 艶子:決断を迫られる傭兵 アクセラレーター:憤る吸血鬼 サンク:対に或る物 園内一花:戯れる巫女 カルミラ:黄泉の亜種 だいだら:古い地祇の末裔 コンル:蝦夷神威 オルガ:享楽者 エスメラルダ:盲た蛇 フィリーネ:驢馬を引く娘 アリシア:雨に濡れる女 竜華樹:九十九 ツカサ:未熟な陰陽師 ステラ:卑し鼠 藍音:祓い屋の女 メメント・モリ:未熟な忌祷師
◆顕現(Manifest)
自然神/中級 (力:13 素早さ:9 タフネス:6 感覚:8 知力:12 集中力:7 精神力:15 器用さ:10)
◆祈祷(Post-office box) "maga"へ |
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