【姓名】 通称:六代目 是宗頼光 (これむね・らいこう)
本名:是宗与一看督長頼光 (これむね・よいち・かどのおさ・らいこう)
【官職】 検非違使(けびいし) 看督長(かどのおさ)
【容姿】 髪:黒髪。長く伸ばし、後頭で結った古風な髪型。
瞳:金色。『浄眼』なる、先祖からの遺伝によるもの。
肌:黄色。若干日焼けしており、屋外で働いているとわかる。
何処か朴訥とした、人好きのする顔。年若いわりに、ガッシリとした体付きをしている。
【衣装】 黒の烏帽子、朱色の狩衣、白の袴。異形の装束。 アマウラ人の目から見ても古風で奇異だが、看督長の正装である。 アマウラ、朱鷺之京の風俗に通じていれば、何者か理解できるだろう。
【詳細】 検非違使とは、都の霊的守護を担当する令外官。 看督長は検非違使の中でも、実際に怪異と対峙する官職である。
是宗家は、かつて京に現れた怪異を退けた検非違使、是宗頼光を祖とする家柄。 代々勤めを引き継いできており、与一は初代から数えて六代目の頼光にあたる。 彼は末子なのだが、頼光の条件である金の瞳、『浄眼』を持った男子が与一だけだった為、 長兄たちを退けて、彼が六代目の是宗頼光を襲名する事になった。
しかし検非違使というのは歴史ある務めだが些か古すぎる職務なのも否めず、 霊的脅威が減少傾向にある昨今、京では時代遅れになりつつある。 よって襲名したばかりの六代目、是宗与一頼光はアマウラ幕府に派遣される事となった。 さまざまな怪異に脅かされている、この国ならば未だ若輩の彼であっても、 様々な妖相手の退魔経験を積み、成長する事ができるだろうし、 その存在を腐らせず、有効に活用する事ができるのだから。 兄達への負い目もあった与一は、躊躇せずにヴェイトスへ向かい、今に至る。
性格は見た目通りのお人好し。子供好きであり、生まれが違えば寺子屋でも開いてそうな感。 決して世間知らずではないのだがヴェイトス島の事情には疎く、驚いてばかり。
尚、是宗家はヴェイトス島に屋敷を持っていない。その為、宿暮らし、旅暮しである。
【能力】 ・陰陽術 呪符の作成、行使、鳴弦が可能。 また『浄眼』により、怪異を視る事ができるかもしれない。 あくまでも可能性。使いこなせているわけではない。 東洋系限定だが妖怪、怪異の類に関する知識あり。
・速剣術 一般的な侍剣術。 特殊な技などは無い。
【装備】 ・無銘の刀 頼光襲名と共に与えられる霊刀。 ただし銘は無い。あえて呼ぶならば『六代目頼光』か。 本人の力量に合わせて成長するとされ、今の段階では刀身に目立った特徴はない。 現時点でも霊体に触れる事は可能だが、斬れない。衝撃を与え、怯ませるだけである。 拵えも未だ白木のまま。
・大弓 と言っても矢は無い。 『鳴弦』と言う、鬼や霊、妖怪を追い払う儀式をする為のもの。 弓の弦を弾く音は、そう言った怪異を追い払うのだという。 弦を弾く事で場を清め、怪異にとって嫌な音、近付きたくない音を放つ。 とはいえ今の頼光の実力では、何処まで通用するかはわからない。
・呪符:五枚 様々な模様の描かれた紙札。 集中し、十種大祓を唱えて霊体に貼りつける事で、札ごと地中に鎮める事が可能。 ただし今の頼光の力量では、即座に発動する事はできない(最低でも三発言目に発動) 更に対象に通じるどうかもわからない為、当分は修練が必要。 力を奪う程度かもしれないし、或いは通用しないかもしれない。 また道に貼りつける事で、霊的な意味での『落し穴』を設置できる。 初代頼光が編み出し、外界から飛来したモノを鎮める為に用いたとされる。 一枚作るのに一日必要。
【財産】 ・無銘の刀:六十万エン ・大弓:四十万エン ・その他雑貨:十万エン
【所持金】 ・路銀:二十万エン ・月収:十万エン、しかし支出でトントンである。
【経験値】 ・0/7 ・0/10 |
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