BACK
ルビエ
Last Update:12/08/15(水) 17:05

[←Back]   [No.358]   [Next→]
URLhttp://hemit.blog.shinobi.jp/Entry/3/
3
素早さ2
タフネス2
感覚7
知力1
集中力1
精神力2
器用さ6
仕事技術プロ級
社会地位最下級
身長74p
体重19s
特技
趣味演奏
職業歌い手
種族アガー
性別男性
外見年齢不明
実年齢17歳
パートナーNPC(下述参照)
出身国トワン
経済力困窮
宗教精霊信仰
ランク低級 (総能力値:24)
画像1239121198.jpg


 ▼Comment

生まれ堕ちた時から今日までの全てが 嘲笑と悪罵で彩られても
「ありがとう」を言わない日は無かった 「ごめんなさい」を忘れた事は無かった

名前:ルビエ(Ruby)
職業:歌手(シャドーシンガー)
舞台:金糸銀糸のテープや安天鵞絨で飾り付けた華やかなステージの板張りの床の下。
客席からもスタッフからも見えない。自由に動ける範囲の半径50pの湿った地面。
すきなもの:特に人間。特に唄うこと。
きらいなもの:あんまりない。目に映るものはみんなきれい。
【容姿】
*髪*
艶も張りもないイノセントレッド。パサパサした貧相な短髪巻き毛。
前髪も襟足もサイドも不ぞろいでいい加減な切りそろえ。
*瞳*
異様に大きくぎょろついたシーラレッド。瞳孔は爬虫類の様な半月型。ほぼワニ目。カイマン系。
*肌*
蛇の生皮みたいに厭らしくヌラヌラ艶光りする、エナメルに似た質感の漆黒。
手のひら足の裏を始め常に膿のような体液が滲み出ていて、所々に鱗のような皮膚の塊りが見て取れる。
*造作*
尖った顎と一重瞼がうっとうしい陰気な顔立ち。口が頬の半ばまで裂けててノコギリ状の歯並びが続く。
口腔は真っ赤で耳はやや尖り気味。ぱっと見インプ。しゅうしゅう言う舌は全長30pと長く先端が割れている。
*体躯*
一般的なアガーとはおよそ似つかわない貧弱な体つき。腕も足も枯れ枝のように細く体躯に比べてやや長い。
手入れされない爪は伸びっぱなしで不潔っぽく、肋や頸椎の骨がくっきり浮くほど痩せ細った異躯。
*装飾*
スタッフに着用を義務付けられた金木犀の匂い袋を繋いだ首飾りと皮ベルト。
両手首両足首にも同仕様の金属製ブレスレットとアンクレット。頭部にぐるりと芦の紐を巻く。
*服装*
汗や膿の染みついた簡素な袖なしチュニックの上に頭部から全長をすっぽり覆う鼠色のブカブカローブを纏う。
体躯と合わせてコソコソ蠢く姿はドブネズミそっくりで汚らしい。裸足。歩くとべたべたと膿の足跡が付く。
*体臭*
腐った沢庵のような生臭い異臭。側まで近付かないまでも既に周囲10m前後から臭いで居場所が知れる。
その場にじっとしているだけで足の裏から膿が滲み、たちまち足元に小蠅と蛆が湧く。
*声質*
若い娘のように瑞々しい涼やかなメゾアルト。かみさまが戯れに一つだけくれた宝石。

【常備品:持ち物】
*ヴェイトス公辞典*
スタッフのくれたお古。あちこち破れてて手垢でベタベタ。
ページの糊が取れていてうっかりするとバラけるが、まだカタコトなので手放せない大切な備品。
*ヴェイトス市地図*
スタッフのくれた古地図。無いと迷う。捲るたびに膿で染みだらけになる。
随分な年代物で、暗黒街の代表などまだガンビエ氏だけしか書かれていない頃のもの。
*手袋*
スタッフなどやむを得ず人と接する時に装着を強制される病院で使う滅菌製手袋。
基本使い捨てで無くなるたびに支給されるけれど、思いやりじゃないのは確か。
*リリックカード*
いわゆる歌詞表。知力1じゃロクに覚えてらんないので必需品。
コミュニケーションとしての言葉はともかく歌っている間だけは滑らかに単語が出る様子。
*匂い袋*
装飾品としても記述されている金木犀の薫り袋。中身はディルの汗を綿に含ませた代物。
ステージの下から異臭がしないように常時完備が義務付けられている。
*某歌劇団ブロマイド*
非公式のファンクラブが発行した某歌劇団の姿絵。虎の子でこっそり購入。
特に憧れの花形女優が描かれた一枚は宝物。見つかって取り上げられないように注意している。

【パートナー】
漂流楽団“運命の人(ファム=ファータル)”
…総団長はエグベルト=マチューシャ(45)。各地民謡専門の流浪楽師団。
構成員はガンディア系ブラティリアのジプシーを始め、殆どが人間とフェイクとナチュラルの混合隊。
30人チョイの小規模型の楽師団で3分の2が楽隊・残りは歌手達。
奇術師・軽業師の類の芸人は一切いない。唄と音曲のみを売りとするストイックな楽師団。
曲目はリャルオス・ガンディア民謡を始め、グングスニク、アイバン、
ヴァーシャ、フォーウン、トキノミヤコ発祥の歌謡曲中心。
依頼されれば他の劇団や舞台の音響も務める。週1ペースで不定期に芸能横丁で公演中。
昼の部は11:00〜17:00。夜の部は18:00〜23:00。プログラム・休憩・ずれ込み等はその日次第。

ディルノルト=シモン(NPC)
…たっぷりした金髪と澄みやかな蒼い目を持つ美青年。金木犀のキリバナとフレイバーのハーフ。
舞台に相応の、煌びやかな容姿と伸びのある美声で、近頃頭角を現してきたソロシンガー。
フェミニストで礼儀正しい好青年に見られているが、実際単なるナルシスト。
「偉人級になったら誰でも自分を知っているのが普通」とか考える系統の良くいる天狗。
裾の長い幻想的な衣装を纏いリュートを爪弾いて演奏する仕様。歌は口パク。
幾ら神妙な顔をしていても、チャラついた内面的シンパシィが人を寄せるのか、
歌詞や曲調に似合わず軽薄な大学生や頭の軽そうな若い娘に人気がある。
ルビエ本人は彼に心酔していて、英雄か何かのように盲信している。

【ひととなり】
生まれる場所と種族を間違って生を受けた少年。
アガー族に相応からぬ貧相な体躯と、ホビットのような繊細で臆病な性根を持って生まれたため、
一族の中でも異常者、未熟児と嫌悪され、鼻つまみとなっていたアガーの若者。
五歳前に両親から育児放棄され、捨てられてたところを流れの楽団に拾われて12年に足が掛かる計算。
楽団は半年ほど前からヴェイトスで興業を始めている。各地民謡系の唄と楽曲専門。半分がジプシー。
頭髪と瞳の色彩から単純にRuby(ルビー)と名付けられたが、ふだん名前が呼ばれる事はない。
リュートやバルバド(竪琴)などの弦楽器の演奏が趣味で、鼠が生理的に食べられない。
気弱で大人しい。汚いもの・不潔なところにいても不服はないけれど好きじゃない。
自分よりきれいで清潔で表情ゆたかで技術の優れた、人間達のことが大好き。
唄を唄うことが好き。れんげの花も好き。ドワーフの作る銀食器も好き。硝子細工が好き。
およそ姿かたちにそぐわない清涼感ある美声持ちで、それが育て親の楽団長が目を付けた理由。
17歳の今は花形の民謡歌手ディルノルト=シモンのシャドウボーカルとして、
ステージの床の下に人知れず潜み、彼の動作に合わせて唄を響かせることが仕事。
楽団のスタッフに奴隷同然の扱いを受けながら細々と暮らしている。現在は芸能横町で活動中。
ヴェイトス市に彼の住民票は届けられてなく、実質、居住権も人民権も認められていない。
戸籍がなく、居ないモノと見なされていて、自警団もギルドも斡旋所も利用できない。
飼いごろしがいいところだが、本人は日々にイチイチ幸せ見つけてて割と満足そう。

【持ち歌】
切ないバラードから情熱的なラブソングまで歌詞は幅広いが、殆ど報われない恋の歌。
音楽は全て民謡系。元ち●せ風。声イメージもほぼ同様。
『このはな道化師』
…ディルノルトのデビューソング。繊細な少女に笑って欲しくて道化になる男の話。
男は酷く醜く嗤い者にされるけど、少女の嘲笑がふつうに嬉しいピエロの唄。
「君が傷付けられて泣いていたら 僕がしかえしをしてあげるから
少しだけでいいから微笑んで ほら君は笑うときれい 僕は―― 幸せ」
『しあわせ』
…庭師の老人が美しい姫君に「竜の鱗を持ってきたら結婚する」とからかわれ、
老人は真相を知りながら竜洞に赴いて火竜に焼き殺されてしまう悲喜劇。
「筋を削る百歩がなんぞや 肉の抉れる千歩がなんぞや 最期に賜るめくるめく願いよ
果つるまで信ず麗しの夢よ この比良坂の末 どうか想いだけ永劫に」
『祈りのうた』
…魔界戦争に行った男が、死に際に故郷の妻と子に贈る手紙の詩。最近の唄。
妻は既に見切りをつけ別の男と幸福に暮してて届いた手紙を破り捨ててしまう。
「君のもとに届くだろうか 子供に名前は付けただろうか 幸せでいてくれるだろうか
何処にいても何をしていても 二人が幸せでいるように 一つだけ いのり」
『カラヴィンカ』
…事故により声を無くした歌姫が毎日見舞いに来てくれる楽師に恋をする唄。
実は事故は楽師の根回しによるもので、歌の三節目は彼視点の哄笑に代わる。
「ああ喋りたい 喋りたいな どんな感謝でもいいから伝えたかった
貴方が心を救ってくれたんだって 貴方がいるから絶望をしないんだって」
『茉莉花のはな』
…ヴァンパイアの青年が人間の少女に花を貰う第一節から始まって、
第二節で実はヴァンパイアハンターだった少女に銀の短剣で心臓を突かれて終わる短い唄。
灰になっていく青年の眼に映る、枯れゆくジャスミンの花が最期の映像と言う顛末。
「崩れゆくまなこに映るのは 君の笑顔と茉莉花のはな
はらはら棺に注ぎゆく 美しい花 美しい君 ああ私は 幸福だ」

【財産・収入】
総財産:3万未満。基本楽団に居候でも、生活費が容赦なくガリガリ削られてく。
収入:本来は1ステージにつき10万エンだが1/9で殆どをディルやスタッフに持ってかれる。
手元に残るのは5千エンから良くて1万。文句を言えない身分。
住居:ディルノルトの所属する楽師団の簡易寮。馬屋の藁の中で寝起きしている。
飲み水も食事も配給されるが殆ど残飯。馬の方がいいもん食べてる。
【経験値】
日常:1/7:1PT
戦闘:0/10:0PT
能力限界
低級(力:6 素早さ:3 タフネス:2 感覚:8 知力:1 集中力:1 精神力:5 器用さ:10)

仕事技術…公用語については、読みは何とかこなせるけど記述作業はほぼ無理な感。
歌詞は殆ど感覚だけで唄うため、逆に臨場感溢れる出来あがり。思考中の台詞はすべて種族言葉。
社会地位…身分が奴隷じゃないだけの奴隷扱い。担当スタッフからも忌まれ嫌われ嘲られる対称。
ウサばらしの殴る蹴るは当たり前。一般的なアガーの扱いなんて大概どこもこんなものかと。

【稼動履歴】
3/8:せめてわたくしの罪の代償に、この唄を舞台へささげましょう

(*歌詞翻訳はフランス語崩れ)
【邂逅履歴】(敬称略:括弧名知らず)
(艶子)

【PL】
レス長考気味。その上長文。二項目とも救いようのない不治の病。
熟考が短くても十分前後で平身低頭。時にソロでも矢鱈長考な事が判明(死)。
ここにきて新たなる病状追加。私書も電報も致命的に間が悪いひとですよ。
「チャット更新を忘れて良く重複発言するあほも手を上げて」「(挙手)」
アガー族の特徴を良く理解していないっぽくても、あんまりしからないであげてください。
乱入・既知・アドリブ歓迎。恋愛傾向は書くまでもなく全般に不向き。
横町などではNPC名ディルノルトで入室する場合もあります。多くが舞台設置状態で
PC本人はステージの床下等、外から見えない位置に居る場合などに使用する予定です。
楽師団名が決まりました。

【私書箱:Hermit】連絡等、雑事何でも。

[←Back]   [No.358]   [Next→]
Pass:
Miniりすと v4.01