【だいだらについて】 大きな目が一つあり、鼻が無い。 髪と瞳の色は黒であり、肌の色はイエロティアと同じ。
信仰を集められれば製鉄・鍛冶の神、或いは山の神として崇められたかもしれないが、 そうはならなかった零落した妖怪の一人。或いは、元々は人の子だったのかもしれない。
「だいだら」という名は、一つ目である事から幻想一座の座長が 一つ目の巨人である「だいだらぼっち」からつけたものだが、全く大間違いという訳でもない。 現在、幻想一座は殺人事件により取り潰しになり、今はマガツヒの巫女としてイエロティア居住区にある社に住み着いている。
目は大きいが、視力は弱め。また鼻がない為臭いを感じることが出来ず、 鼻から呼吸することが出来ない為、口は半開きの事が多い。味覚もやや鈍い。
朱鷺の都からの流れ者の上、その外見のせいでまともな職に就くことは難しい。
【性格】 利己的であり、虚栄心が強く、また自分が相手より優位に立ちたいと思っている。 これは昔から虐げられてきた反動であり、マガツヒの力に縋ることで自分が強くなったと勘違いしたことによるものだ。 元々は気弱で、相手に逆らえない性格だった。
【幻想一座】 朱鷺の都からヴェイトス市の芸能横丁に渡ってきた見世物小屋。 異形を見世物にし客から金を取る商売をしている。 内容はアンダーグラウンドなものが多いが、芸能横丁はどちらかといえば華やかな印象が強いため、 大勢の人の目に付く所では見世物は行わず、小屋は横丁の外れの空き地に建てられている。 小屋は一見鮮やかな色合いの灯りで綺麗に見えるが、良く見ると今にも崩れそうであり、雰囲気は退廃的。 深夜になると不気味な呻き声が聞こえてくる。
芸能関連のギルドの許可を得ておらず、税金も納めていない。 小屋も無許可で建てられたもので、空き地は本来ヴェイトス市のものである。 その為、所属する芸人達は正式な市民権を持っておらず、立ち退きの対象でもある。 過去に他の街で役人に強制退去を命じられたこともあったが、 小屋を解体してまた別の場所に無許可で見世物小屋を再開した。
芸人たちは異形とされ世間から虐げられた者が多いが、中には人身売買で売られてきた子供たちも居る。座長だけは普通の人間である。
入場料は一回2000エン。 現在、幻想一座は取りつぶされて跡形も残っていない。
【支配下】 ・名も無き漁村 自分を虐げたこの漁村に恨みを持ち、だいだらはマガツヒに縋り復讐する。 村では魚が取れなくなり、変死者が続出し、村人達は脅えるようになった。 そこでだいだらは彼らに付け入り、「自分とマガツヒ様を崇め称えれば許してやる」と脅迫し、 金銭と食料を納めさせている。
【収入、財産、持ち物】 月収、海岸の村を脅して得る金毎月5万 財産605,000エン(12月分 +5万) 幻想一座の小屋の中に寝泊りし、食事も出ている
持ち物: 朱鷺の都風の着物、その他日用品 Tozziの銀のリング Tozziのピアス。ジョゼに貰った。
【出会い】 シャジャール:横丁であった女の人。外見からは判らないけど、私たちと同じみたい。 コノハ:公衆浴場であった翼の生えた女の人。同じ国の出身。一緒にお風呂に入った。 クリスティーナ:Tozziの店長さん(正確には店長ではなく、オーナー)。カッコイイ感じがする。 (スパイダー):大きな蜘蛛。人の言葉が判る。おっかないけれど、話せば判る蜘蛛かもしれない。 静馬 爛花:こんなに自分のことを否定されたのは初めてだ。 紅梅:街であった色っぽいお兄さん。面白いお話を聞かせてもらった。 (ジョゼ):しょっきんぐぴんくのお姉さん。いけない遊びを教えてもらった。 アルマ:元気な人。柔らかい人。不思議な人。 グレーテル:色街で私の事を買ってくれた人。甘いものを食べさせてもらった。 (No name):砂埃を目に入れられたが、だいだらからは認識できず。 (レイン・パレット):怖いけど優しい自警団のおねえさん。 マガツヒ:神様。私は恐ろしい願いをし、そしてその願いは――。 フィリーネ:まがつひ様の集会に現れた娘。まがつひ様に興味を持つ? キミ(モッキンスター):スラムで出会った怪物。まがつひ様を讃える張り紙を張らせる。 藍音:スラムであったお姉さん。マガツヒ様の前に立ちはだかるもの。
【経験】 日常経験ポイント 0/7 戦闘経験ポイント 2/10
低級(力:7 素早さ:6 タフネス:6 感覚:5 知力:8 集中力:7 精神力:7 器用さ:4)
私書:hiruda |
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