戦わざるを得ないのだろう。俺もお前も。
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■生い立ち 猫又と人間の間に生まれた子。祖父、祖母は猫又であるため人間の血は四分の一。 両親の代からの奴隷であり生まれた時は檻の中。ニャンともついていないが本人は割り切っている。
■容姿 二足歩行の三毛猫。尻尾は頭の高さまで伸びており二つに別れている。身長は人間の子供程度。 人間と猫又の血を引くために普通の猫よりも成長が遅く、人よりも早い。 人間に換算した時の年齢は20代後半。その為少年らしい見た目と違い声はかなり低い。 外見に人間の要素は見られずそのまま猫が大きくなって歩き回っているようなもの。肉球ぷにぷに。 レインコートのような服が着やすくお気に入りで、小さな全身をそれですっぽり包んでいる。 普段は背中に脇差を二本背負い腰には短刀を差す。
■性格 真面目な堅物。義を尊び和を重んじる。 奴隷としての分も弁えており、理不尽な仕打ちを受けても激昂するような事は殆ど無い。 またたびや猫じゃらしは好きであるけれど、その度に前後不覚になる事も多いので出来る限り控えるようにしている。
■技能 《ニャン刀流》 肉球故に日本刀を握り辛い猫の体質を克服する為に祖父が編み出した流派。 二股に別れた尻尾を使って変幻自在に刀を操る。 清獣朗の技量と筋力では尻尾で一本、両手で一本の二本が限度。 しかしこれを極めたと言われている祖父は小太刀を尻尾で二本、両手で一本、口で一本の四刀流をしていたという。
筋力不足のため現在同時に使えるのは脇差と短刀一本。これを尻尾と両手で一本ずつ持つ形になる。
《言語(動物)》 猫の言葉は聞く事も話す事も困らない。 他の動物達の言語になると片言や雰囲気だけわかるなどバラツキがある。
■財産 三級剣闘奴隷。 価格350,000。
所持金 100,000
脇差×2 柄に掴みやすい工夫が凝らされている 200,000×2 短刀 脇差と同じく掴み易い柄になっている 60,000
支出は+40,000。試合が多かった日や勝敗数などその時々により増減。 後々の事や剣刀類の買い直しも含めて出来る限り貯金するようにしている。
■経験 4/7 0/10 |
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