天野雨吉 27歳 独身
三流ゴシップ紙としてヴェイトス市民に広く知られる『飛天通信』の記者を務める。
小柄だが恰幅の良い体格をしている―――平たく言えば潰れ饅頭的体型だ。
黒髪・黒目の典型的トキノミヤコ系イエロティアで、髷は結っておらず、頭髪は短く刈られている。
眠たげな眼差しの柔和な顔立ちと、トレードマークの黒縁眼鏡から、実年齢より十歳以上年上に見られる事も珍しくない。
気質は穏やかで少々内向的、酒・煙草の類は苦手、口癖は『すいません』、小市民という言葉を地で行く男だ。
と言うのが、周囲の風評。
代々金で暗殺を請け負ってきた渡り忍の一家『雨烏』の当主候補。
本来家業を継ぐべき長男が早世した為に、妾の子だった彼が当主候補になったが、彼自身は家業を心から疎ましく思っており、家業を継ぐ原因となった兄、及び、十歳程の男児に対し屈折した感情を抱いている。
なお、『飛天通信』の社主兼主筆は、『雨烏』と依頼者を取り次ぐ繋ぎ役である。
服装
茶色のフロックコートに黒のスーツが仕事着。
技能
隠形術に特化した忍術を用いる。
忍術1:擬態
己を弱者・愚鈍に見せる為の立ち居振る舞いを、それが不自然に見えない程度に身に着けている。
忍術2:隠形術
忍び足や、自分の気配を消す、或いは周囲に紛らわす技術
忍術3:平常心
準備ターンと同じターン数の間、動揺・躊躇せず、殺気を発せずに行動できる。
経済
給料10万エンより社宅の使用料2万を引き、生活費を5万、残りを貯蓄に。
『雨烏』としての仕事の料金は別に支払われる。
貯蓄 12万エン
日常4 |
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