さァさァ、お立会い。これから語るは見るも無残、語るも無残な男の話でさァ。
彼は片田舎で生まれ育った。 暮らしは貧しく、日々を細々と生きる日々。 それでも彼は幸せだった。 愛する家族、素朴だが愛らしい恋人。 ゆっくりとした幸せの日々に、終わりなど無かった。無い筈であった。
夜半、彼は家族の悲鳴に目を覚ます。 無頼の者達が、不条理を振りかざして幸せを奪いにやってきたのであった。 家族は殺された。命からがら逃げ延びたが、その先で見たのは幾人もの蛮族に犯され抜く恋人の姿であった。 恋人はもう狂う直前であり、自らを犯す男を恋人と錯覚することでなんとか精神を護っているようだった。 雄たけびとともに恋人を組み敷く男に彼は襲いかかったが、哀れ返り討ち。 最後に見たのは娼婦のように見知らぬ男に腰を振る、恋人の姿だった。
そして彼は目覚める。 マフィア子飼いのネクロマンサーの術によって、肉を纏ったドラゴントゥースウォーリアとして。生あるものへの憎しみを糧に、彼は自我をもったまま新生したのだ。
彼は今までの名前を捨て、黒衣とだけ名乗る。黒い衣に憎しみを隠して、今日も彼は嗤い続ける。世界の全てを嗤い続ける。
!!Danger!! 彼の者、生きる者に害を成す者である。 彼の嗤いに耳を貸すことなく、憎しみに呑まれることなく、
ただ滅するべし。
種族特性:アンデッドであるため痛みを感じない。
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現在麻薬密売中。乱入・既知・SATUGAIなど歓迎。 というのも、ロールの練習を兼ねたイベント「monster surprised you!!」用の敵キャラ予定だったのです。 説明欄に文字を入れる方法が分からなかったため結局このような扱いに。 練習相手のモンスターとでも思い、お付き合いくださればと思います。 何かご意見など御座いましたら私書箱「rept」までご一報ください。
(力:5 素早さ:4 タフネス:4 感覚:5 知力:2 集中力:3 精神力:2 器用さ:7) |
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