『妾を使ってたもれ……のう?」
【名前】 コンル=オペリ(凍った女の子)
凍てついた刀に宿った付喪神/“魔剣”“氷刀”
【容姿】 腰まで伸ばしたきめ細やかな白髪と透き通るような白い肌に黒い瞳。出てる所は出て引っ込む所は引っ込んだ魅力的な体型。 艶やかな娼婦のような雰囲気の女性。一見すればその種族は典型的な雪女のように見られる。 服装はだらしなく着崩した薄手の肌襦袢一枚の格好。常にカタナを肌身離さず持ち歩きそれ以外の装飾品は一切なし。
本来の姿は常に持ち歩いている刀剣であり、それを運ぶ手段として人の姿を形取っている。
・刀剣時 青塗鞘太刀拵の直刃の太刀。優れた切れ味を誇り名刀としての評価は高い。 居合いに適した刀剣であり、刃は薄くその為若干強度に少しの不安がある。丁々発止の打ち合いは苦手とする。
刀自体が常に冷気を帯びており、鞘に納めている間も絶えず寒々しい空気を放つ。 抜刀すれば刀身それ自体が薄い氷に覆われている事に気付ける。その為多少の刃毀れは自らで自己修復可能。 触れるだけでも軽く凍傷を起こしかねないので、使用者も肌を晒している格好をしていると霜焼けなんかを起こす困った刀。使用には厳重な注意を。
【性格】 刀でいる時も人の姿でいる時もその本質は全く同じ性格。 主人に一途で恐ろしく嫉妬深く、自分以上に好意を抱く誰かを決して許さない。 その一途な思いも従順という意味からは遠く、こうあるべきだという自分勝手な主人像を押しつけようとする。 また心中願望もあり最終的には主人を殺して自分一人の物にしようと目論む。
人である時は間延びしてゆっくりとした喋り方だが、刀の時は機械的な調子ではっきりと喋る。 それは基本的に処理の関係の都合。人の機能を保つ為に色々と忙しいため、言語、身体機能が遅れている関係上。
秩序という言葉から遠く離れた存在。人の持つ倫理観は当てにならない。 現在は主人である銀嶺の居る場所に逗留。人の姿を気紛れに取る。
・人の感情“嫉妬”に支配された魔剣。 呪いが掛けられており、この刀の所持者に強烈な“嫉妬”の感情を増幅させる。 相手に好意を抱いていればいる程にそれへの独占欲が強まっていき、果てには対象を殺害して自分一人の物にしようとする。 呪いには高い精神力があれば抵抗可能。最も強く嫉妬の感情が強まりやすいのは人間であり、悪魔などといった人外の種族は若干呪いへの抵抗力が高い。どれほどの影響を受けるかは相手PC様準拠。 端的に言えば所有者を半強制的にヤンデレにする傍迷惑極まりない氷刀。
【能力】 人化の術は付喪神としての特性。身体能力は極めて低く、自分自身が刀を振り回す事はとにかく不得手。 氷刀である為に種族・雪女の特徴を非常に色濃く投影する。その為夏場などは少し歩いただけでへばってへたりこむ虚弱体質。
人の姿を形作るのに1T必要。また人の姿から刀に意識を戻すのには2T必要。 戻るのには集中力が必要であり、その間に何らかの妨害を受ければ失敗し再び2Tのやり直し。
人の姿でいた時に極端に大きな損傷をすると『死亡』する。 その場合は氷刀の全能力・呪いは失われ、コンル=オペリはただの名刀となる。
氷刀の特性として冷気をある程度自在に操る事ができ、この所有者である主人もまた魔剣と同様に属性魔法を施行する事が出来るようになる。 自在に使いこなすにはそれなりの修練が必要であるが、氷刀自身のバックアップがある場合は比較的本人に負担が掛かることなく魔法を使用可能。 ただし現在は諸事情により力をある程度失っている状態であり、いくつかの取得している筈の魔法を使用する事は出来ない。
『 冷気操作・雪女の加護 』 常時強制発動。 刀剣の周りが常に凍て付いた空気に覆われている。夏でも涼しく冬は寒々しい。 抜き放てば周囲の温度が若干下がり、そのまま1T、2Tと集中を続けていけばいくほどよりその傾向は強まる。現在は3Tまでの冷気の強さが限界。 また氷刀に主人として認められた者は気持ち程度の冷気に対しての耐性と、前述の嫉妬の呪いを強制的に得る。
『 氷剣精製 』 1T詠唱 自らの手元に鋭い氷の刃を生み出し、それを弾丸のように射出して相手に突き刺す。 氷剣が走る速度は詠唱者の(知力+集中力+精神力)÷3程の素早さ準拠。 また地面に氷刀を突き刺す事で直接相手の真下から氷の刃を生やすようにする事も可能。 この場合の必要詠唱は2T。その代わり手元で生み出すよりも大きな氷の刃となる。
『 妖氷楯 』 2T詠唱 自らの眼前に氷壁を生み出し相手からの攻撃への盾とする。 氷壁の強度は詠唱者の(知力+集中力+精神力)÷3程の力の持ち主が素手の全力で殴り付ければ砕け散る程度の強度。 また詠唱Tを1T踏み倒す事も可能。その場合は本来の強度の半分程の脆さとなる。
【性趣向】 元々が剣である為に興味はさほどない。 しかし雪女と同質の体である為に性交をする事は可能。その際にはくれぐれも凍傷に注意を。
【財産】
所持金 0
本体そのものが切れ味に不足なき名刀であり、尚且つ所有者が一定のレベルの魔法を自在に扱える事からマジックアイテムとしての評価も高い。 氷刀・コンル=オペリの金銭的価値は200万とされる。
食事を取る必要はなく支出は0。 体を動かす為の力は基本的に妖気でまかなっているため、一日に3〜4時間程度の間だけ肉体を作るぐらいならば自給自足する事が出来る。 ただし主人不在で能力を使った場合には他者から生命力を奪う必要が出てくる事もある。
【記録】 5/24 愉快なお子と出会う。妾は雨など気にしないのだがのう。 5/29 お子の友人。ふふっ、愛らしいじゃあないか。 6/02 アハハハハっ、邪魔じゃ邪魔じゃ!汝の存在は!! 6/04 大事に……使ってたもれ……のう? 6/10 緩やかに歩いていこうか。時間はたっぷりとある故にな。 6/12 上手く使ってもらう事を……期待してしまおうかのう…… 6/27 満ちたる望月は雲間に隠れて。……ふむ。そういえば名を聞きそびれた。
【出会い】 アルス オウル (マガツヒ) 銀嶺 (ミア) (チエリ) (チエリ) 【経験値】
精神力+1
2/7 0/10 |
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