「油断するな。迷わず殺れ。武器を離すな。ドラゴンには手を出すな」
−ストリートにおける警句 ジャック“スリンガー”ストレイト−
■外見 灰色の髪。黒眼。鷲鼻。こけた頬。長身痩躯。隻腕。 左腕の半ばより先が欠損している。 最近の流行からすると古臭い格好をした、イエロティアの老人。 若干ホワイティアの血が混ざっており、アマウラ人にしては極めて背が高い。
着物の上に、Vinotique製のインバネスコート、革靴といった和洋折衷の服装を好むが、 洋装の上にダスターコートを着込んだりしている事もある。 襟巻きをつけている事が多く、更に気分次第で山高帽やフェドーラを被る事も。 全体の印象は、ダイムノベルに出てくる古臭いギャング、といったところ。
シガーケースやオイルマッチも、コートや靴と同じくVinotique製のものを愛用。 煙草はアマウラ産銘柄の「あやめ」を好み、本来は煙管用だが、紙巻にして吸っている。
■ジャック“スリンガー”ストレイト (1545- ) アマウラ系移民の末裔。漢字名では一文字 一郎。 表向きはアマウラ系娼舘『Dandelion』の経営者だが、 その実、ヴェイトス市内戦後の1560年代に活躍していた殺し屋である。 素早く巧みに投石紐を操ることから“スリンガー”の通称で知られている。
魔族襲撃、その後の混乱期に発生した抗争を経た後、1586年に引退を決意。 現役時代に入手し、表稼業として営んでいた『Dandelion』の経営に専念するも、 昔馴染みの“元締め”からの頼みを断りきれず“仕事”に復帰した。 それ以降、“仕事”を請けては殺しに手を染めるようになりつつある。
もはや古臭いといわれても仕方無い、一種独特の信念に基いて行動するアウトロウ。 見た目どおりの老人で、投擲の速さも何処まで通用するかはわからない。
だが、それは些細な問題だ。
重要なのは生き様(スタイル)を貫く事なのだから。
そして先ごろ、魔女ギルド内部の抗争に介入し、左腕と引換にドラゴンゾンビを葬った。
――貫いた生き様(スタイル)は実像を凌ぐ。そうだろう、バディ?
■娼舘『Dandelion』 淫売窟にあるアマウラ風の娼舘。看板には筆文字で『蒲公英』と併記。 いわゆる遊女屋であり、太夫や花魁などと呼ばれる女性達が詰めているが、 酒や食事だけを楽しむ事も可能で、それ目当てに訪れる客も存在する。 その為、外装・内装や調度品は、アマウラ料亭風にになっている。 遊女の格に応じて、部屋は松・竹・梅の三種類にわかれており、 それぞれが娼婦ギルドにおける1級、2級、3級娼婦に該当。 基本価格は一晩、松:5万エン、竹:2万エン、梅:1万エンである。
■装備 ・投石紐(スリング) 文字通りの品。玉石に巻きつけて、投擲する。 鎧の上からでも打撃を与え、骨を折る事も可能。 投石という事で侮られる事もあるが、殺傷力は高い。 石に巻いた状態で、袖口、帯、コート内側に合計六個所持。 その他、玉石を詰めた袋を携行する。
■財産 娼舘『Dandelion』:100万エン 衣服家具その他生活用品:30万エン 貯蓄:31万5千エン
■収入 25万エン 生活費等を差し引くと残額10万エンだが、 基本的に貯蓄するなどの必要がなければ、 交流費や遊女達へのサービス等で使い切ってしまう。
■経験値 日常:0/7 戦闘:1/10
■無法者の戒律 0. 油断するな 迷わず殺れ 武器を離すな ドラゴンには手を出すな 1. 常にどこへでも赴き、危険に直面する準備をしておけ 2. 挑戦を受けなければ全てを失う時がある 3. 顧客には常に礼儀正しくあれ 4. 常に礼儀を心がけろ 特に獲物に対しては 5. 縄を解く前には武器を取り上げろ 6. 傷を負わせたら殺せ 見逃せば自分が殺される 7. 決して自分に注意を促すな 8. 決して不満を口にするな 9. 決して他人を信用するな 10. 情愛にとらわれるな 11. 死は生の糧である 12. 手順を変えろ 型にはまると罠にはまる 13. 取引でありのままの真実を話す奴はいない 14. 武器と標的の間に立つな 15. 危険な時ほどよく狙え 16. 想像力こそが最も重要な武器だ 17. 好意を与えるのも投資のうちだ 18. うまくいきすぎることには用心しろ 19. 常に一番怖いと思うことをやれ 20. 殺しは覚えたらやめられない
管理人様より許可を頂いた年齢補正PCです
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