私書箱を作りました。
「名前」 アルケニ(そう呼称される怪物と同じという理由から付けられている。本当の名前はない。)
「この怪物の経緯」 狭い通路がある場所を主に住処とする半人半蜘蛛の怪物。インセクティアだが人間社会に適応することはなく、人間を餌として生きている。 決まった住処を持たず、餌が取れる場所を移動している。現在は冒険者が訪れるようになった地下迷宮の浅い層を住処にしている。
「怪物の身体的特徴」 蜘蛛女。上半身は青白いセミショートで眼が赤い、体つきの良い人間の女性だが、下半身は蜘蛛。高さは平均的な人間男性よりも頭一つ分高いくらい。人間部分は普通の人間サイズであり、下半身の蜘蛛の部分の大きさが原因となっている。 人間部分も完全に人間と同じではなく、背中の背骨を中心に下半身までと肩から手の先までは昆虫のような堅い甲殻に覆われており、関節部は球体のような形になっている。牙が人間よりも発達している。 蜘蛛の部分も同じように甲殻と球体関節で、蜘蛛部分の背中は堅い甲殻に守られている。ただし、お腹は柔らかい部分が剥き出しになっている。甲殻は鮮やかな黒色。 人間部分の下腹部の下辺り、ちょうど人と蜘蛛の中間辺りに女性器と尿道口がある。人との性交で精を受けることによって産卵を行うことが出来る。 この産卵は子孫を遺すためではなく、狩りの為の駒である子供を生み出す為のものである。卵は蜘蛛のお尻の先から産み落とす。お尻には糸を作り出す器官と産卵の為の器官がある。一度の産卵で5、6匹を生み出すのが限界である。 産み落とされた卵は人の赤ん坊ほどの大きさで蜘蛛と芋虫の中間のような怪物である。(この怪物は2〜3匹が集まって☆1程度) この怪物の寿命は短く、卵から孵るまでが2,3日。孵ってからは長くて1ヶ月ほどで寿命を迎える。役目としては数匹で糸で罠を作り、獲物を捕まえて親の元まで運んでくる。この子供達の寿命が尽きるまで次の産卵は行えない。一度産卵を行った場合、最低限1ヶ月は待たなくてはならない。
「怪物の習性」 獲物を見つけると積極的に遅いにいく。獲物の種類によって狩りの方法を変える。狩るのが不可能、困難になった場合は迷わずに逃走を図る。行動の基本は食欲と性欲。
「怪物の生態」 住処にしている場所の周辺で狩りする。 狩りには三パターンある。 一つ目は自身が狩場を歩き回り、直接獲物を襲う方法。 二つ目は通路などに巣を張り、獲物が掛かるのを待つ方法。 三つ目は自身が産んだ子供を使って獲物を獲ってこさせるという方法。
食事 食料は主に生き物の体液。血液、精液まですべてが糧となる。肉を食べないことも無いが、基本的には体液のみである。
種族特性 蜘蛛のお尻から糸を出し、巣を張ることが出来る。粘着性が高い。この糸は剣などの攻撃には弱いが、引き千切ろうとしたりすることに対してはそれなりの耐久性を見せる。 発達した牙からの麻痺性の毒を注入することが出来る。この毒は身体の自由を奪う為のもであるが、効果は身体に若干の痺れを与えるだけで、完全に動きを止めることはできない。毒は噛まれてすぐに吸い出せば、殆ど効果がなくなる。 唾液には媚薬成分が含まれている。食事、産卵の為に精を効率よく摂取する為に使う。口内等の粘膜から吸収させるのが一番効果がある。皮膚からでも効果があるが効き目が弱く、遅い。 暗闇でも視界は明瞭。昼夜問わずに狩りが出来る。 本物の蜘蛛に効果のあるものは大抵効果がある。 欠損した部位は腕と脚ならば再び生えてくる。ただし、それには栄養と体力を大きく消耗する。時間も掛かる。
「持ち物、所持金」
0円
「邂逅の記憶」 ザラ、(椿折)、黒兎、(ルーシー)
日常2/7 戦闘0/10 使用2
私書箱『arukeni』 |
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