「GR−507D3軍曹! 司令官殿、ご命令をどうぞ!」
《容姿》 空飛ぶ鋼鉄のタコ。 頭部周囲に三基のアイセンサー。脚は三本。 本体下部のバーニアにより浮遊して移動を行う。 その為、如何なる地形であっても問題としない。 ただし本体が大きい為、狭い場所などでは良く引っかかる。 カラーリングは緑。白色で大きく星印が描かれている。
《設定》 トレジャーハンターズギルドが地下迷宮5Fにて発見したカラクリ。 自称「サージェント型スーパーソルジャーユニット」。 正式名は「Government issue Robot sargent-507D3」だとか。 色々と奇妙な事を口走るが、それが真実なのか、このカラクリが発狂しているのか、 それとも製作者の気紛れによって設定されたものなのかは、全くの不明である。 一定の知性はあるとしても、録音音声を介しての意思疎通しかできない。
とはいえ一応は攻撃能力も備えている為、自称通り戦闘行動を取る事は可能。 ただし色々と難があるので、自衛可能な荷物持ち……という辺りが現実的な運用方法か。
小柄な体格であれば頭上に乗っての移動もできるかもしれない。 学者などからは分解して構造を探りたい、などの要望も多数あったが、 下手に内部構造が傷ついたりした場合、確実に修復不可能になる為、拒否されていた。
トレジャーハンターズギルドにて100万エンで販売中であったのだが、 アーデルハイド・ラングリーズ嬢によって購入された。
《搭載装備》 ・閃光銃 GR−507D3の主力武器。 2ターンに1発発射できる光学兵器。ただし威力は低い。射撃精度も悪い。 命中すると全身が痺れたような状態になる。金属は威力が伝播する。
・回転鋸 GR−507D3の保有する接近用武器。多目的装備。 丸型の鋸が高速で回転する。丸太くらいならば切断も可能。 が、いかんせんGR−507D3の白兵戦性能は劣悪である為、 敏捷な反応は望むべくもなく、戦士と切り結ぶなどの行動は困難。
・火炎砲 現状におけるGR−507D3の切り札。使用可能回数は1発。 粘性の油液に着火し、噴射する。対象は炎が文字通り体に絡みつく。 ただし燃料の補充に難あり。 アングリマーラ産の「燃える水」しか使えず、一発毎に10万エンが必要。
・偵察機能 GR−507D3は偵察任務にも対応している。具体的には写真撮影機能。 アイセンサーで捉えた映像を、静止画として専用紙にプリントアウトできる。 ただし技術的な問題が発生している為、モノクロでしか印刷できない。 また印画紙は入手困難であり、錬金術師などに作成依頼する必要がある。 1枚につき1000エン。残り枚数は10枚。
・複合球形装甲板 GR−507D3を保護する鋼鉄の外殻。 銃弾や弓矢などの攻撃を角度によって反らす構造をしており、 単純な打撃に対しては強力だが、戦槌やら斧やら剣やらの直撃には耐えられない。
・内臓ストレージ GR−507D3は必要に応じて物資の運搬も補助可能。 本体内部に最大で100kgまでの物品を問題なく収納できる。 ただし冷却装置などは無い為、食料の保存は不可能。
・ブローアップ 詳細不明。使用不可能。
《所持金》 なし
《経験値》 日常:6/7 戦闘:0/10
低級(力:10 素早さ:8 タフネス:15 感覚:3 知力:3 集中力:3 精神力:3 器用さ:1) 中級(力: 8 素早さ:6 タフネス: 7 感覚:3 知力:2 集中力:2 精神力:3 器用さ:1) 上級(力: 5 素早さ:2 タフネス: 3 感覚:2 知力:1 集中力」1 精神力:2 器用さ:1)
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