《さあ…術式を開始しようじゃないか!》
【名前】 メアリー・『カーネイジ』・ジェーン 皮肉な二つ名は裏社会の住人なら耳にする事が出来る。
【素性】 ホテル「チェルシー」で医療室を管理しているバンクル。額の目立つ位置にコアがあるためその種族は一目でわかる。 普段は大学で白魔術と医術に関しての講義を行う事もあり、その腕は確かであるけれども背後関係には常に黒い噂が流れている。 腕は一流、機材は二流、人格は三流との他者からの評判。血の色にうっとり。臓物にハァハァ。今日も医療室には患者の悲鳴が響き渡る。 しかし本人には悪意の欠片も無い。 座右の銘は「失敗は成功の母」。命とはとても儚く大切なものだろう?
【容姿】 金髪を長めに伸ばしており、額にはバンクルである事を示すサファイアが埋め込まれている。 時々血の痕が残る白衣を普段から着用しており、気分に寄って髪型は纏めたり変えたりと弄っている。 基本的に睡眠を取らずに作業に没頭する事が多いため、絶えず目の下にはクマが出来ており、足取りはふらふらと危なっかしい事が多い。眠気覚ましの為にと口元には何かをくわえている事が多い。
【性格】 人の命は何よりも大切なものであると考える。 科学の発展に犠牲は付きものであると考える。 例え相手の素性がなんであろう分け隔てなく依頼されれば治療を施す。 ただし相手が生命活動を維持する事が出来ればその後の事は何も考慮しない。 善意という名の余計なひと手間を治療の際にすることもしばしば。 実験の結果失われる命は、次の命を救うための必要のある犠牲だと確信している。 犠牲無くして発展した分野など、歴史を振り返るに存在しないだろう?
【能力】 《医術》 数え切れぬ程には人体にメスを入れて腑分けしてきたため、人間、異種族問わずに人体の内臓の位置に関しては博識。解体新書程度ならば執筆できる。 基本的な医療術に関して優れており、新し過ぎて受け入れられない物も含めて突飛な治療法の新案を発表する事も多々ある。 ただしその大半はまだまだ未完の域であり、それらが現実的に効果を発揮する治療法となる事はたまにしかない。
《白魔術》 荒唐無稽な新理論になりやすい原因。 『医術と同様に一般的に普及するべき技術』として白魔術を認識しており、本来才能が必要な白魔術を理論として紐解き一般に普及できるようにならないかと日夜研究を重ねている。 現在はその意味ではまだ試験中の研究段階。 医術の理論で足りない部分を、白魔術によって補うという自らの医療スタイル事態は完成しているものの、それを一般的に広めるにはどうしたものかと頭を巡らす日々。
【仕事】 《「チェルシー」》 ホテル「チェルシー」とは契約関係にある。ホテルの関係者に怪我人が出た場合、優先的且つ迅速、また最良の治療を行うようにと。あとホテル内の人間への医学的実験行為の禁止。 その代わりとしてホテルからは、望む時に護衛役を用意してもらえる手はずとなっている。正確には護衛役兼荷物持ち兼助手。
《大学・病院》 医術と白魔術に関して補助講師として生徒たちに教えたり。若手の育成には熱心な部類。 悪名があるために病院に直接勤めをしている訳ではないが、緊急時などの手が足りない時などに時々呼ばれる事も。
【財産】 所持金 120万
ホテル「チェルシー」と契約の形。依頼の質、量により前後の幅は大きいが、大体月に20万前後。 医療器具や設備維持費諸々で消費し、月の終わりに大体5万程残る。
【経験】 4/7 0/10 |
|