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アズール
Last Update:11/03/27(日) 23:23

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7
素早さ13
タフネス7
感覚7
知力10
集中力12
精神力15
器用さ4
社会地位怪物
身長172cm
体重62kg
特技速剣術
趣味属性魔法
趣味2(中級から)物品収集
種族罪魔
性別両性
性趣向サド
外見年齢20代前半
実年齢不詳
出身国異界
経済力無一文
宗教悪魔崇拝
ランク中級 (総能力値:75)


 ▼Comment
Si vis pacem parabellum.
汝、平和を望むなら戦争に備えよ。

そりゃ、そうさ みんな大好きな戦争だ。

7つの大罪【傲慢】(Pride)を司る罪魔。
GM様より許可を頂いた悪役限定キャラです。

【 素性 】
 魔界の一領域である大陸から、切り離された島国を統べる“雪原の女王”として知られるアズール。
絶大なる魔力を有するアズールは、腐った魂に反する美麗な外見、優雅で威厳に富む姿である。

 其の名は「無価値」と「邪悪」、そして「反逆者」の念を。そして「蒼」が最も的確で、其れ以上に相応しい言葉は存在しない。彼女は七つの大罪の「傲慢」を司る罪魔として讃えられる。王位を冠する悪魔達は、彼女を“天壌の魔女”と呼ぶ。数多なる異名を唱えられ、様々な言い伝えが存在する。


【 詳細 】
 幾百年前より、輪廻の如きに戦争を繰り返す人間が居た。戦争の勝利は地位と名誉を与え、力の証明を成した。何時しか、英雄と呼ばれた彼ら達は、自分の力に対する過信、敗者に対する嘲笑、我こそが世界の中心、―――。平和を勝ち取る為の意欲や野望、民を守り抜く為の信念や願望、夢と流儀を貫き通す為の姿勢と希望、其れらは罪でなく人間として当たり前な感情だった。しかし人間の感情は、ごく普通で当たり前な感情でも、行き過ぎた“正義”は、人間の暗き部分を否定するものとされ、七つの大罪の傲慢と成り果てた。

 其の罪魔は、希望、野望、信念、願望、――― 歪に歪んだ欲望の権化。人間界の大陸に浸透した欲望は、戦争を繰り返す度に、英雄が生まれる度に、夢や希望が出来る度に、傲慢の種が育んでいった。時が熟した瞬間に、魔界の大陸から切り離された島国に誕生した。誕生して間もなく、一部の領域の支配を終えた。其れは一年も掛からず、急激な成長力と開発力、絶大なる魔力を持った、魔王にも等しい女王の誕生の瞬間であった。

 別大陸の魔物共や魔王を狩るか思案したが、一度は人間界に興味を示した。遡る事に、幾百年前に、数多なる大陸に次元を超えては君臨した。百を越える英雄を狩り、千を越える戦士を狩った。急激な成長を繰り返す女王に、手が終え切れなくなり人間達は最終の手段を取った。大地の命と引き換えに、女王を魔界に突き落としたのだ。死んだ大地は、人間をも巻き込み、神話や物語、言い伝えとして消え去った出来事。

 魔界の占拠した島国で、退屈な日常を送り続けた。元よりは人間や英雄の為に生まれた女王は、魔物や魔王に興味を示す事は在り得なかった。三つの内に、一つの大陸を支配する “憤怒の魔王”が熾した“紅い雨”で、人間界の存在を思い出した。自らも出陣せんと画策を繰り返すも、魔界と人間界を繋げる“門”を括れば、力が消失する事実を避けられない。――― … 新たな“門”に作り直し、人間界に具現化した。だが、人間界に君臨したのは女王だけ。そして己の欲望を起因する人間共を見極める為に魔の手が忍び寄る。次の犠牲は、ヴェイトス島だ。


【 生態 】
 人間の欲望“傲慢”より、歪に誕生した存在。特に“王”や“英雄”を冠する人間が、対してはならない危険な存在。英雄の強さが、そのまま、罪魔の強さへ与える事と罪深い同義だからだ。また心臓の破壊か英雄が滅びぬ限り、未来永劫に不老不死に、因果応報に無限回廊に存在し続ける醜悪な存在である。
 身体の構成は欲望と肉片の塊だが、意志のまま液体化する事が可能である。即ち、意味する事は、物理的な干渉を赦さずに、任意の場所へ神出鬼没の如きに現れる。其の際は攻撃も何も出来なくなるが、鉄壁に等しい柔軟性を誇る。魔術や呪術、属性魔法やパプテス呪術、其れらの類で対応する事により、身体の構成が崩れ落ち、物理的な攻撃が通る様になる。人間は、英雄は、何処まで看破しては対策が出来るかが問題である。


【 容姿 】
 其の罪魔は、深遠なる深海の様な、群青色の長髪を靡かせる。蒼白いファーロングコートを羽織り、肉感的な乳房と腰の括れ、其れらを強調するビキニを着用し、ホットパンツとロングブーツを装着する。凛とした表情には、雪女の如きに青褪めた肌色。真っ赤に塗られたルージュの肉厚な唇に、細長い睫毛と眉毛に、群青色の双眸を構える。無数の指輪と腕輪を装着し、何重ものペンダントやピアスを取り付ける。見え隠れするお臍にも、ピアスで色気を底上げしている。罪魔は色気よりもお洒落に気遣った積もりらしい。
 人間の様な振る舞いをし、飄々とした態度で、人間や英雄達に接する。其れだけなら、人間と何の差異が無かった筈だ。だが、人一倍の好奇心と戦闘意欲があり、気に入った対象であればこそ、強奪しては氷漬けにして鑑賞を嗜む悪癖で悪趣味を持つ。或いは四肢を切断し、瞳を抉り出し、奴隷の様に愛でてる一面も持つ。唯一に価値観だけ相容れず、人間や英雄と対峙する立場が必然的である。法律や規則が大好きだけれど、大好きな人間や英雄を、朽ち果てぬ様に、氷漬けにして傍に置くことの何が悪いのか未だに理解が出来ない。其れが幾百年の時が経ようとも、根本的に変わる事は無かった。



【 能力 】
 古時代より千の数だけ知識と魔術を心得ていたが、数百年に渡る英雄達との死闘の末に戦闘術が変化した。近距離から遠距離を臨機応変に対応し、対人間から対神族、或いは対全生物の戦闘術を独自で開発した。其れは、罪魔自身の力量と器量でなく、経験と戦術は数多なる英雄との死闘により学んだ事。英雄達の強さは罪魔の強さとなり、英雄の傲慢の集合体である。世間は彼女を“完全なる存在”と畏怖を込める。人間の業を心得て、人間の知識を駆使して、人間の魔術を多用して、単なる存在が軍団を匹敵する程に―――。其れが人間の英雄達の、傲慢という大罪だ。


『 歪な翼 』 Silent Assassin.
 六枚の双翼を、背筋から腰元まで生え揃う、歪んだ翼。
 不可視の力場が発生し、空中を歩くように移動する歩法。

 無音無動作による、隠密行動を完全に実現した暗殺術。
 其々の六枚の翼を器用に動かし、急な転回や回避が可能。

『 波蒼砲 』 Aurora Kanon.
 悪魔の渦巻く欲望を、全身の魔力回路で変換した。
 溜め時間を必要とせず、最低の威力で連射が可能だ。

 最低でも「5」の威力が備え、其れが「10」条も連射が可能。
 絶大な魔力を、超圧縮する形で、発射する場合は1Turn要する。

 直ぐに発射せず、“歪な翼”に6発分までの装填が可能である。

『 断罪の剣 』 Executioner.
 鋭利な指先を揃え、絶大な魔力を超圧縮し、魔力の刃を作り出す。
 又、指先を広げる事で、刃から爪の形状になり、投擲する事が出来る。

 完全凍結殲滅用呪文。物理と魔法の殺傷力を備え、汎用性が高い。
 斬り付ければ、凍傷が出来る。時間の経過と共に、凍傷が無残に広がる。

『 凍結領域 』 Absolute zero.
 氷柱を中心とした周囲一帯(50m四方形)を、絶大な魔力が包み覆う。
 急激に気温が低下し、擬似的な雪原と氷河を作り出す、強力な結界。

 凍った大地は人間の足を奪い、冷たい空気は人間の肺を痛める。
 荒れる吹雪は人間の視界を奪い、時の経過が人間の命を凍らせる。

 2Turnの時間を要する。氷柱を破壊しない限り、半永続的に持続する。
 複数の氷柱を立てた場合、連鎖と相乗の効果により、大規模に拡大する。

 突き刺した氷柱は一週間に一度と、魔力を供給しなければ、自壊してしまう。

『 罪深き狂信者 』 Desire Assimilation.
 其の罪魔の至上至極の特殊能力。
 魅惑的な欲望を、相手に注ぎ込む事。

 其の条件と方法は、下記の通り。
 相手が望んだ上で、忠誠を誓う事。
 次に体液を相手の体内に注ぎ込む事。

 罪魔が滅びない限り、半永久的に持続する。
 体液の量に応じて、相手が狂信者へ近付ける。
 思考の歪み、肉体的な変化、多ければ種族変更。

 又、無機物の場合は、操り人形の如きに使徒と化する。
 使徒の姿形や能力は様々で、最大の強さは☆3までとする。
 3体まで動かすのが限界。其の間は他の能力が上手く使えない。


【 財産 】
 無数の装身具...程度。
 後は無所持&無一文。

【 記録 】
戦闘 ... 0/10

【 連絡 】
 『Azul』

【 備考 】
 悪役推進派として、既存のPCの悪役化を主軸に動きます。
 悪役化 > 氷漬け(鑑賞) > 殺害・破壊 が罪魔の優先順位です。
 氷漬けの場合は死亡に至らず、ヴェイトス中央病院で治療を受けるか。
 又はサブイベントで、大勢の協力によって、氷漬けを解いて貰うなどです。

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Pass:
Miniりすと v4.01