皆に平等を 平等な不幸せを
7つの大罪【嫉妬】(Envy)を司る罪魔。 GM様より許可を頂いた悪役限定キャラです。
名:翠桜(スオウ) それ以上は不明
スリーサイズ 71/54/78
◆外見
爬虫類のような金色の瞳と褐色の肌を持つ少女 背中まで伸びる長い髪は銀色 光の加減で緑色を帯びる
背からは二枚の翼のように草木が生え、 肩・両腕・両足から蔓が延びる
くすんだ桃色に染まる巫女服でスレンダーな体を包む 靴と腕輪は木製
衣服はすべて罪魔の能力により作成しているため、破損してもすぐに修復可能 下着は身に着けていない
◆性質「嫉妬」
人々の才能・財力・権力が平等でない以上、沸き起こる感情 他者が持つものを羨み・妬む心より生まれ出る 弱者ほどその傾向が強く、強く傲慢であるほどその傾向は弱い
その嫉妬を司る罪魔は、今を平穏無事に過す者、特に不幸を知らず満ち足りた生活を送る者に対して非常に攻撃的 一方で今を不幸に過ごすものに対しては寛容 個体で強い力を有し、傲慢な者は苦手としている
平穏を妬み、不幸を撒き散らす存在である
◆特徴
己の血肉を大地、他者の血肉を養分として千を超える植物を育てる者 血肉と共にある植物は罪魔の意思に従い動く(範囲約2〜3メートル) 肉体と植物は共生の関係にあり、単純な欠損に対しては高い再生能力を持つ 植物体が無事であれば心臓を貫かれても生存する事が可能 (骨折であれば6時間ほどで回復する)
体を流れる体液も植物のエキスが濃縮されているため毒素の形成が可能であるはずだが、 本人に薬学の知識が無いため有効活用はされていない
この罪魔は万人が抱く嫉妬を糧とし、植物の如く大地を通じて周囲の欲望を吸い上げる為、 相対する者が多いほど能力を強大にする特徴を持つ 数を頼りに挑んではならない
神聖とされる植物も身に宿す為、聖水は効果がない
灼熱の魔界で育った植物の為、炎は表面を焦がすだけである
一方で共生関係にある植物が失われた場合、戦闘能力は激減する
この罪魔の植物の弱点は以下の通り
・-20度以下の冷気 ・海水等の高濃度の塩分 ・硫酸、生石灰等の乾燥剤
また、トキノミヤコなどで用いられる清め塩を用いた浄化も弱点とする
これら特徴を見極め、対処することが出来るかは人間の努力次第
◆能力 この罪魔の特殊能力には、すべて自分以外の参加PCが多いほど能力は強化される性質を持つ
『 子供だもん 』 Darkness Children. ( ダークネス・チルドレン ) 幾つかの蔓を編み込み、戦闘スタイルを切り替える。 呼吸と変わらず、生態そのものなので時間は掛からない。
全身また一部のみ、無数の蔓と樹木で編み込む事が出来る。 蔓や樹木へのダメージはあっても、本体へダメージは行き届かない。 人間で言えば、爪の白い部分(不要な部分)を切るのと変わらないため。
龍の姿、鬼や虎、等の多種多様な形質変化で攻撃パターンは無限である。
初期段階では、4メートル級の巨躯を誇る。 参加PCが1人につき、50センチずつ巨大化する。
『 皆で遊ぼうよ 』 Game Time.( ゲーム・タイム ) 辺り一帯(チャットルーム全体)が有効範囲とし、食虫草の召喚を行う。
・万力草(ヴァイス・フラワー)は、鋭い棘で対象を絞め殺す。 ・砲弾草(キャノン・フラワー)は、硬い砲丸で対象を撃ち出す。 ・鉄鞭草(ウィップ・フラワー)は、鉄と同様の鞭で対象を切り裂く。
上記の三種類を、1ターンで2〜3匹と召喚が可能である。 参加PCの数に応じて、何匹でも何十匹でも可能となる。 即ち数による暴力は、無価値で無意味と成す凶悪な能力のひとつ。
『 踊ってみてよ 』 Paradise dancing.( パラダイス・ダンシング ) 真っ白な霧を、大量に噴出す凶悪な植物を召喚する。 二種類のパターンがある。【密集】と【拡散】の二つである。 有効の範囲はいずれも20メートル前後とする。 体力・精神の状態によっては症状への抵抗が可能である。
【密集】 対象1人を、あらゆる知覚の麻痺・撹乱を行う。 密集では強烈な芳香で、相手の脳に作用する。
記憶の中から忌み嫌う要素を、無理やり引き出す。 精神的外傷のダメージを上乗せし、様々な症状を起こす。 其れは、自滅や発狂、精神的な死や肉体的なショック死など。
【拡散】 全体を対象とし、知覚的な情報を遮断させる。 方向感覚や距離感など、五感の全てを麻痺させる。
即ち、集団やグループの連携を突き崩す凶悪な能力。
上記の二パターン。 1ターンの時間を用いており、3ターンで消えてしまう。 其れか、植物の破壊や何かしらの対抗策が必要とする。
『 アタシのものだからね 』 The world Envy. ( ザ・ワールド・エンヴィー ) 邪悪な樹木を大地に縫いつけ、大地そのものを穢す。 大地の生命が息絶えていき、辺り一帯の自然物が腐敗する。
又、大地そのものが我が物の領域と化するものである。 荒廃した大地、彷徨える樹海、心身を呑み込む沼地など。
樹木を破壊すれば、何もかも死んだ大地に戻る。 有効の範囲は25メートル前後とし、何本でも可能。
『 これからも、ずっと遊べるね♪ 』 Let's play together. ( レッツ・プレイ・トーモロゥー ) 此の罪魔の究極で最悪な特別な能力。 絡め取る欲望の種を対象の体内へ植えつける。
罪魔に共感した共犯者へのご褒美。 対象の体内に種子を植え付けること。
罪魔が滅びるまで半永久的に効果が持続する。
種子は嫉妬を糧に育ち続け、思考や思想を歪ませる。 強烈な感情であれば、肉体的な影響を及ぼす様になる。
最終的な段階は、種族変更へ繋がる事になる。 其の場合は、下僕の証として、植物が身体に生える。
◆背後設定
元は大地を守護する蛇神に仕える巫女だった 蛇神に守護された土地は実りの多い豊穣の土地であった そんな豊穣の土地があるとなればいつまでも放って置かれる事は無く、侵略者に襲撃されることになる 抵抗むなしく土地を奪われ、人権を奪われ、巫女も奴隷のように虐げられる日々が始まった
蛇神もまた、悪鬼とされ辛うじて生き延びることが出来る程度の水と食料しか得ることができなかった 民の侵略者の持つ力への恨みや妬みといった怨念を浴び続けながら徐々に衰弱していった蛇神は、 死の間際に巫女へ自らの血肉を喰らえば侵略者を滅ぼすことが出来るほどの力が得られることを告げる
その言葉通り、蛇神の血肉を喰らった巫女は怨念と神の肉と混じりあい、魔として生まれ変わった その力を振るい、瞬く間に侵略者を滅ぼした巫女だったが、その身を焦がす怨念はそれだけでは収まらなかった わが身に降りかかった不幸を知らず、安穏と暮らす者にも同じ苦しみを 邪念に従うまま、他の土地を襲い始めた巫女を民は恐れ、魔界へと追放した
劣悪な魔界の環境の中、穏やかな土地に残った民を妬み、 平穏に生きるものたちを妬み、 そして生き残るために魔を喰らい、力を得ていく巫女はいつしか罪魔となっていた
“憤怒の魔王”が熾した“紅い雨”で、人間界との結びつきが強まったのを感じた罪魔は自らの力で“門”をこじ開けた 結果、人間界に出現することはできたが思った以上に消耗は激しかった 続いて、感じたのは先に出現していた罪魔の力 特に天敵と成りうるアズールの存在を感じた罪魔はあえてその懐に飛び込むことで身の安全を確保することにした 彼女に頼みごとをすることは屈辱であったが、いつかはその座から引きずり下ろすという野心を胸に秘め、 彼女の配下に加わった 肉体は大地へと帰っても罪魔となったその魂は滅びることなく、 妬みを抱える人が潰えぬ限りは長き時の果てにまた肉体を得るであろう存在
◆財産
◆記録
◆連絡先 【suigyoku】
◆備考 |
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