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マダラ
Last Update:12/01/13(金) 23:26

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4
素早さ2
タフネス2
感覚2
知力5
集中力3
精神力2
器用さ6
仕事技術プロ級
社会地位怪物
身長103cm
体重軽い
特技鍛冶
趣味刀剣いじり
職業武器職人
種族
性別女性
性趣向全部OK(受け)
外見年齢5歳
実年齢72歳
出身国ヴェイトス(アマウラ)
経済力標準
宗教先祖崇拝
ランク低級 (総能力値:26)
画像1307640180.png


 ▼Comment

【赤鬼の一族】

 朱鷺の都に住む、製鉄技術に優れた赤鬼の一族があった。彼らは古くから人間のクニと共生し、貴族達に戦争の道具を提供していた。しかし、青鬼の一族と共生する隣の敵国の攻撃を受けてしまう。青鬼の一族は銅の精錬に長けていたが、その銅は多くの毒を垂れ流すのだ。そのため青鬼の一族の国の川は汚れ、空気は淀み、森は腐っていった。青鬼の一族は新天地を求め、赤鬼の一族の国に攻め込んできたのである。

 赤鬼の一族とそのクニの者達は、多くの犠牲を出しながらも共に勇敢に戦い勝利したが、青鬼が攻め入った際に領土の中で精錬した銅の毒は、クニを荒廃させてしまう。赤鬼と人間達は新しい土地を求め各地を彷徨うが、その旅路は険しく困難であった。彼らの身体の中に残った銅の毒は、少しずつその命を奪っていき、滅ぼされた青鬼の一族の怨念は、死しても尚赤鬼達の前に現れ彼らを執拗に追い詰めていったのである。赤鬼の一族と人間達は散り散りになり、やがて一人、また一人と仲間達は倒れていった。

 長い旅路の果て、アマウラへの航路を経由してヴェイトス島に辿りついたほんの僅かな赤鬼と人間達は、ここを最後の戦いの場所とする。これ以上逃げたところで、いずれは青鬼達に呪い殺されてしまうと判断したのだ。彼らの武器は、彼ら自身が作り出した武具。それらが使われる度に、青鬼達の怨念を打ち払う力を篭めた。

 そして更に数世代。


【マダラについて】

 マダラは赤鬼と人間のハーフであり、一族の最後の生き残りである。一族に伝わる製鉄と鍛冶の技術を受け継ぎ、武具を世に出すと共に青鬼の怨念を打ち払い、子孫を残し、いつの日か一族の復興を成し遂げることを自分の使命としている。

 鬼ではあるが元々人間と共存して生きてきた一族の為、人間には友好的。人間に害をなすことは無く、寛容である。人間が好きなようだ。ただ、自分が鬼である以上は人と完全に相容れることは難しいであろうことを理解している。豪快な性格で情に厚く、無類の酒好き。酔っ払うと大抵寝てしまう。唯一、青鬼に対しては警戒心を見せる。

 青鬼の怨念を打ち払う力を篭めて武具を作り、それを人間達に売って生活している。しかし、その力もかつて自分たちと敵対した特定の青鬼の念に対してのみ発揮されるもので、使用者からすればなんのメリットもデメリットも無い。鉄や東西の武器防具の知識、技術に詳しく、アマウラ、クリスティア、アングリマーラ、フォーウンの武具を作る。但し本人の趣向はかなり変態的で、奇抜な武具、特殊な武具を好む。意欲作に手を出すのが趣味で、どんな注文でも可能な限りそれを実現しようとする。

 代金に関しては、人と共生していた頃は殆ど無償ではあったのだが、設備の投資と材料費を「人と対等となる存在になるため」として徴収している。無償の奉仕は即ち相手方に隷属することであり、そこに必ずしも信頼関係は生まれない、というのがマダラの考えである。重要なのは金を支払わせることではなく、対等の存在になることなので、金以外の手段で支払って貰っても良いと考えている。
また、特に何か使う目的が無いのに金銀財宝を収集する癖がある(鬼としての本能)。


【容姿】

 画像参照。角、赤みを帯びた肌、牙、黒い眼に赤い瞳。人目で人外だとわかる姿をしている。幼い子供の姿をしているものの、笑った顔は邪悪に見える。


【種族特性】

・人肉の味を覚えてしまうと、鬼はそれが忘れられなくなり人を襲う。その為、決して人の肉は口にしてはならない。
・働く時間は夕方から夜間が中心。
・炒った豆が弱点。豆を炒る、すなわち火で水分を追い出すことは、亡霊を追い出すことを意味する。
・ヴェイトス市に税金は納めているが、人外という事もあり社会的な地位は低く、
 様々な点で不利になる可能性はあるものの、一応市民の義務を最低限果たしていることになる。


【住まい、店】

 スラムに「一鬼夜行」という店を構えている。ボロの佇まいに看板が立てかけられており、鉄を打つ音が夜な夜な響く。過去、アマウラ系の貧困層が集まって住んでいた長屋があり、流行り病で住民の殆どが死に絶えて以来、人が寄り付かなくなり放置されている。マダラの店はその一角に建てられている。

 一部の鍛冶屋や傭兵、戦士、騎士の間ではそういう鍛冶屋がスラムにあるらしいということは知られている。鬼である以上はきちんとした場所に住居を構えることは出来ず、お互いに無用なトラブルを避ける為の配慮でもある。鬼は堂々と人里に住むべきではないのだが、仕方ない。


【技術、商品】

◆製鉄の技術、金属の理解、武具の知識
赤鬼一族に伝わる技術と、ヴェイトス市に移り住んでからの知識の積み重ねによるもの。どんな奇抜で特殊な武具でも、使用に足るようにする。

◆巨大武器
巨大な武器をつくる。扱う能力さえあれば十分に武器として機能する。特殊なものではなく、本当に大きいだけ。むしろ鬼達が扱うには普通のサイズであり、マダラの一族では普通のものであった。

重心が計算されていたり、持ち手がついていたり、肩に掛けられるようなベルトがついていたりと、持ちやすくなるような様々な工夫がなされる。

振り回すのに力、使い続けるのにタフネス、使いこなすのに器用さが普通の武器より必要だと考えてください。

◆変態武器
あまりあり得ないような奇形な武器の製造を受注する。要相談。

◆武器改造
斧やメイスなどに錘をつけて重量を増す。取っ手をつける。槍の石突に刃をつける。刃を鍛えなおし、鋭さを増すなど。要相談。

◆武具の手入れ
武器の刃を研ぎ、防具をメンテナンスする。

◆補強板金カスタマイズ
既存の鎧または盾などに新たに鉄製の板金を貼り付け、防御力を強化させる。

革鎧からプレートメイルまで、様々な防具に取り付けられる。肩鎧に首を守るように垂直に板金を貼り付ける、心臓部を守るために左肩、左胸の部分だけ強化する――など、細かい補強まで可能。ただし、当然重量は増す。掌サイズの板金一枚につき1万エン。

◆置換板金カスタマイズ
既存の鎧または盾などに使用されている板金を、他のより強固な素材のものにしたり、波打たせたりして防御力強化する。または、破損した板金を取り替える。

◆ヤマアラシはジレンマなんぞ感じない
鎧や盾にスパイクをつける。一本につき1万、全体を覆うようにスパイクをつけるのならその防具の元々の額。一から作るのであればそれに見合ったお金がかかる。あまりにスパイクの数が多いと恐らく使いづらくなるが、マダラは気にしない。

◆本日のテーマ
既存の鎧または盾などを、加工や装飾などでテーマに沿ったデザインに仕立て上げる。料金はその防具の元々の額の半分。

テーマは動物であったり、生き物であったりが中心。防具の性能は重くなって低下することはあっても、上がることはない。

また、防具へのペイントも行う。シャーク柄、アダルトな柄、家紋など。こちらは5000エンで行う。

その他細々とした仕事をスラムの住人から格安で請け負っている。

【コンパニオン】
『トキノミヤコウミウシ003型Ω』
イベント「蟲の生態」で蟲と交わり生んだ子供。
発情はしていないが、基本的な生態は親と同じで、マダラの命令に従う。
生殖能力があり、卵を産み付ける。現在は家の中で飼っている。

【出会い】
魅篭:暴虐の酒場にて。少し緩い感じのおなご。ホテル、チェルシーと関わりがある。
イオナ:怪我をしているところを介抱した、現在は店で色々手伝わせている。
ミズキ:メイドの鬼。というと怖いメイドのように聞こえるが、メイドで鬼である。

【収入、財産】
スラムに住んでいるが、収入はそれなりで経済力は標準。スラムでは珍しくギルドに所属することなく市に税を納めている。
収入:月15万、生活の金や酒代、税金などに取られ残るのは月3万程度。
・鍛冶に必要な器材一式 20万
・店として利用している住まい 25万
・財産:58万、但し治安が悪いのでどこか別の場所に保管。

【経験点】
日常 3/7
戦闘 0/10
未使用 1点

器用さ限界突破+2

低級(力:15 素早さ:7 タフネス:15 感覚:7 知力:5 集中力:7 精神力:7 器用さ:4)

・使用PL経験点(2011/6/10)
女帝 対 女教皇の仁義なき戦いEM経験点:+1
地下迷宮の地図をつくれ!EM経験点:+1
海底イベント悪役にチクPCで参加、及びPhase3で死亡:+2

【私書箱】
hiruda

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Pass:
Miniりすと v4.01