【ドラゴンフライ】
これといって特徴のない、小柄な東洋人の少年。黒髪、黒目。
その正体は元紅魔忍軍のレッサーニンジャ、いわゆる下忍である。 伝令として使役されていた為、任務で拠点を離れることが多く、 幸運にも飛燕の襲撃を回避してヴェイトス市へ逃れる事ができた。
しかし生きていくためには仕事をしなければならない。
ニンジャとして育った彼だが、飛燕に所属する事は不可能なので、 フリーのニンジャ、ローニンとして汚れ仕事に手を染め、日銭を稼いでいる。
両手に短刀を握っての接近戦、アンブッシュ(不意打ち)を得意とする。 鍛錬を地道に積み重ねていることもあって、身のこなしは軽い。 「術」のような特殊能力を獲得する力量には至っていないが、 いわゆる忍術――格闘技、手裏剣、隠密、登攀、薬学など、 「ニンジャ」としての基本的な技術はひと通り体得している。
住居はスラムの襤褸屋。 身の回りには必要最低限のものだけを置いている。
所持品として、手裏剣、マキビシ、煙玉などの忍び道具一式。 少年らしいデザインをした、暗緑色のパーカーを愛用。 これはフードを被って前を閉め、面貌を装着すると忍び装束になる。 短刀2本は左右の袖に仕込まれ、バネ仕掛けで手首から飛び出す。 ワイヤーで繋がれており、状況によっては飛び道具にすることも。 その他、肌着として鎖帷子を装備している。
所持金は3万yen。 収入はピンキリだが、平均して月1万yen前後。 ただし殆どが食費と忍具の補充に使われ、貯蓄に回す余裕は無い。
尚、ドラゴンフライは「トンボ」の意。
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