名前・今はなき飼い主からもらった名前『たま』 猫にとってそれは特別なものである。
外見・化けるほどの時を生きてはいるが、人の目にはそうは映るまい。 腹は白く、それ以外の箇所は白髪混じりの虎模様。 やや細身で小柄で、瞳の色は濃い山吹色。 尻尾は短く、二股に分かれているが、普段は一本に見えるように化けている。(ある程度の感覚があれば看破可能) 猫の中では美人の方らしい。
中身・基本的に猫の其れである。 怠惰で気紛れ。人に媚びを売る程度のあざとさはある。 とはいえ、心を許すことは滅多にないだろう。 元飼い猫で老猫だが、化けたことにより、身体的にも肉体的にも、其処らの若猫より余程上である。 知能の方は御察し。長く生きているとはいえ所詮猫のそれである。
出処・アマウラの良いところの家の娘に拾われたのが、猫がまだ目も空いていない頃。 親猫は死んだか産み捨てたか、数刻立たずに死ぬところを、娘に助けられた。 それから、心優しき娘と過ごしたのが十数年。 道行くもの全てが振り向くような美人に成長した娘は、ある日突然通り魔に殺される。 元々成りかけていた老猫は、恨みでもって化け猫へと成り果てる。 それから娘の敵を探し、さ迷いてたどり着くはヴェイトスの街。 だがしかし、なんということだろう、既に憎き通り魔は、人間共の法とやらによって裁かれたあとだった。 存在意義も恨みを晴らす相手も失った化け猫は、ただの一つの化け物として、今日もヴェイトスの片隅で生きるのである。
特技・人間語を話すことができる。 ヴェイトス共通語と、トキノミヤコ語。 勿論、普段は動物語を使っている。
趣味・説明不要。
日常経験 2 戦闘経験 0
雑記・乱入歓迎。絡みづらいキャラではありますが。(汗 あまり難しく考えず、楽しめたらと思っています。 宜しくお願いします。 |
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