−名前−
フローラ・エチェ (Flora・Etche)
−容姿−
鈴蘭のフェイク。(キリバナとフレイバーのあいのこ)
ごく普通の少女らしい細身の華奢なからだ。 鈴蘭の花のような透明感のある白い肌。 緩やかな波を描く薄墨色の髪を、三つ編みに。 頭から生えてしまっている長い花の茎部分も一緒に編みこんでいる。
全体的に色素が薄く、柔らかな印象。 下がり気味の細い眉、小さな唇。 ぼんやりと大きな薄墨の瞳。 困ったように微笑むくせが大人しい性格を象徴する。
足から、脹脛…ウエスト。 頭や耳元、腕、背から伸びる小さな羽などに鈴蘭が共生している。 ほのかな鈴蘭の香りも纏っているので種族看破は安易です。 本人が率先して種族を明かすことはないが、尋ねられれば隠さない。
−服装など−
ナチュラルで女性らしい服装を好む。 白く装飾の少ないワンピースや薄色の羽織もの…etc。 淡い茶色の靴、ベージュのスカートやミニドレス。 ごてごてとしたものは、あまり好きにはなれない性分。
−性格−
大人しく、控えめ。 強く出れるタイプではなく、どちらかといえば弱々しい。 マイペースでおっとり、ゆったり。 話し方もゆっくりで人当たりは良い。
ひとつのことにのめり込めるのは長所でもあるが、 集中できること、できないことが二極化している。
繊細で感性的。 考えるよりも感じよう…という性質。
−種族特性−
キリバナ×フレイバーのフェイク。 母はアマウラ鈴蘭のフレイバー、父はアイバンスズランのキリバナ。 本人が母親似なので、フレイバー優勢です。
体の部分部分から鈴蘭が共生している。 ゆえに水分補給は人間の3倍。 日光が多く必要というよりは、逆に暑すぎるほうが危険。
フレイバーの体で大分緩和されているが、 やはり心臓部分にある核を食すると、食べた者は死に至る可能性が高い。 心臓部分の核は有毒である。
−生い立ち−
父親から見てフローラには、長所が無かった。
はっきりと発言できるリーダーシップはない。 弱気で、積極性がなく、おどおどしていて…。 見栄を重視する父親は焦った。 乗馬、魔術、学問、占い、経済…何を習わせても人より秀でることがなかった。
そんな中、唯一の才能を見つけ出す。 それは音楽…歌をうたう能力だったのだ。 ある日、未熟だが透き通るような歌声を聞いた父親は、 音楽や歌の基礎を教え込んだだけで娘をヴェイトスに送り出す。
ここで売れて帰って来い。 そしてお金を送りなさい。 そうでなければ、家には入れてやらないぞ。
弱気なフローラは焦った。 しかし恐い父親には逆らえず、それに異存は無いと答えた。
−歌い手のお仕事−
まだ、路上に立ったばかり。 歌う勇気があまり無い。 人前で歌ったことなんて、家族以外にはない。
歌声は透明感があり、透き通る…まさしく鈴蘭のそれ。 技術的にはまだまだ未熟でビブラートさえ知らない。 しかし低音と高音の響きのバランスが良く耳ざわりが良い。
鈴蘭の有毒性や本人の気質が関係しているのか、 フローラの歌を聞くと、思考が緩やかになる傾向がある。 ぼんやりとした気分、優しい気分、考えたくなくなる…など。 ただ、強い効果はなく人それぞれかもしれない。
−財産や収入−
全財産:100,000yen 収入は…恐らく今の声質、技術からみて〜9万が精一杯。 家は当然、無い。 食費があまりかからないが、宿費などを引いていけば、 手元に残るのは3万〜4万だろう。
−経験値−
日常:0/7 戦闘:0/10
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