ユニス・ロラ・エルネスティーヌ・アレヴィ Eunice Laura Ernestine Halevy
ロラは祖母の、エルネスティーヌは曾祖母の名であり 普段はユニス・アレヴィと自己紹介する。
◆素性 クリスティア王国を拠点とし、王国内を走る辻馬車(タクシー)、 王国⇔ヴェイトス市間を走る駅馬車(バス)などの経営を営む 大手企業「Hue Omnibus(ユー・オムニビュス)」の起業者、 ウラジミール・ユーの家に生まれた次女。 クリスティアの裕福な家庭に生まれ育つが、先天的な 魔術の才能(後述/「特技」参照)を持ち、その能力の万能性 故に同年代は勿論、腕っ節自慢だろうと大人だろうと降す 事が出来るものだと考え、事実それが出来てしまった為に 非常に歪んだ傲慢で自己中心的な少女に育つ。 幼い頃はまだ我が子可愛さもあって宥め賺し接してきた 両親も、その傲慢さがこれ以上拡大してしまう前に教育姿勢を 改めなければならないと判断したが既に遅く、厳しく接しよう とした父親の額を割る大怪我を負わせて最終的には 現地自警団総出で取り押さえられる。 現在は両親から離れたヴェイトス市大聖堂に送られ、 厳しい監視の下、修道女生活を余儀なくされている。
◆容姿と人格 ロゥマ人、グングスニク人混血種、大陸系ホワイティアの子孫。 年齢の割に発育が良く、大抵3、4歳は年上に見られがち。 詳細は画像参照。
前記の事情もあり、性格は自分勝手で気紛れ。 社会規範というものを知らないわけでも理解できないわけでも 無いが、「自分は特別だから守らなくても良い」と考えている。 窃盗、傷害、人権侵害、あらゆる犯罪行為を自分が行う 事に対して全く罪の意識がなく、下記特技との相性も相俟って 常習的な窃盗犯。特別必要な物では無くても目に入った物が 盗める状況にあれば何となく手癖で盗む。 実家での事件で初めて他人に強制されて教会に送られたが、 それを教訓にして猫を被って本性を潜める事を覚えた。 現在は表向き問題を起こさず暮らしているが、裏では頻繁に 教会を抜けだしては暗黒街等で遊び歩き、酒、煙草、薬、化粧品、 衣類、食べ物、お金、何でも教会に持ち帰って、歳の近い 修道女達を物と話術で手篭めにして手足にしている。
◆特技、趣味について ・特技/魔術 便宜上「魔術」に分類するが、厳密には何に由来する物なのかは不明。 ユニス・アレヴィには「見えない腕」がある。「見えない腕」は右手の肘辺りから 分岐していて、目で見る事は出来ない。たったそれだけの能力だが、シンプルで 恐ろしい能力。特に喧嘩と窃盗に効果を発揮し、そのパワーは本人の 「力」「素早さ」「タフネス」を基準に成長する。詠唱は存在しないし、 見えない腕が傷付く事は無い。幾らか精神力を消費するだけだ。 「見えない腕」など存在しない。その正体はユニス本人が幼い頃に それが「腕」だと認識した事によって効果範囲を限定された「念動力」である。 本来ならば腕の長さや「肘から」という部位制限、距離や障害物の 一切に制限を受けない「空間を歪める現象」だが、本人の能力に対する 解釈が間違っている為に制限を受けた状況にある。 今後、能力値の10の位が30、40、50、60、70と上昇するに連れて その制限が解除され、最終的には目視範囲を無制限に念動する能力になる。 …それまで命があればの話ではあるが。
▼追記 「腕」を「鞭」のように撓る2m程の長さにチェンジできるようになった。
・趣味/調教 「話術」や「コネクション」に近いが、飴と鞭を使い分けて上手く他人を コントロールする技術。強制ではなく飽くまで自由意思で言う事を聞いている のだ、という意識を持たせ、ユニスの為に動く事が何らかの形で自分の 利益や欲求を満たすものだと感じさせるよう誘導する。 ユニスが「如何に自分にとって特別で魅力的な人物か」を言葉や行動で 心身に植えつけるのがコツ。
◆財産と持ち物 所持金:390.000yen シスターとしての収入は無いが、衣食住に出費も無い。 時折暗黒街や商業地区で窃盗を繰り返す事でお金や物を増やしている。 そのお金を元手に更に欲しい物を買い、密かに教会に持ち込んで 若いシスター達の間で流通させる。 あまり派手にやり過ぎないよう、毎月平均10万yen程度の収入に抑える。 大抵の月は食事や遊びに浪費して手元に残るのは3、4万yen
・15cm程の金属棒×2 (現代で言う所の「クボタン」に当たる武器。腰の後ろに1、右腿に1) ・ブランド物の衣類、アクセサリーを30万yen相当 ・倉庫と寝床代わりに購入した暗黒街の隠れ家ワンルーム50万yen ・酒、煙草、薬、媚薬、化粧品、等のストック30万yen相当
◆成長 日常:1/7(8) バトル経験点:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(0) イベント経験値:0 EM経験値:1 素早さ+2、感覚+2、知力+3、器用さ+1
◆近況
◆面識 ジャスティス・ブラウニー:青毛のごr…シスター的ななにか。 いばら:爆弾オナニーという全く新しいジャンルの開祖。 黄 紅蓮:わん・わんお!と読む。いや知らない。 アラベスク:シスター・ジャスティスの所に転がり込んだ唐草模様 ステラ・カデンツァ:スラムで会った探偵。一応助けて貰った?でも服を破かれた。 (オウル):正体不明。スラムで遭遇した吸血鬼みたいななにか。 アンヘル・セリアー:大聖堂聖女認定。たよりないことこの上ない。 レイ・シェリダン:ジャスティス教会の剣闘士奴隷。達観してる感は気に食わない。 フレッタ・ビーチェ:「瑪瑙の鍵」のイケメン店主。クリプトナイト探しを依頼。
◆パートナー/家族 修道女達 既にすっかり誑かされて手足のように働くようになった若い修道女達。 窮屈で退屈な教会での暮らしに、物質的に、精神的に満たしてくれるユニス を慕う取り巻きで、特に心酔する傾向の強い数人(時期によって3〜5人程度)。 特別な能力は無く、一人一人は☆1〜2程の平凡な娘である。 仕事の肩代わりや口裏合わせ、誰でもできる簡単な御使いや工作、 人手が要る仕事などの時に利用できる。 ただし彼女らが従順であるように常に心身を満たしてやる必要があり、 また、身の危険があるようなレベルの仕事は任せられないし、教会の外で 具体的に何をしているのかまでは教えず、暗黒街等に連れて行く事は無い。 商業地区でヌルい遊びを教えてやる程度の刺激を与える事はある。
父:ウラジミール・シャルロ・クリストフ・ユー Vladimir Charlor Christophe Hue 馬車運行会社「ユー・オムニビュス」経営者、38歳。温和で誠実な紳士。 左のこめかみに数年前に出来た大きな傷がある。
母:エマ・エルネスティーヌ・ルー・アレヴィ Emma Ernestine Lou Halevy 夫を支える良妻賢母35歳。大きな事は夫が考え、細かい事は妻が片付ける。 新進気鋭の会社を忙しく盛りたてて来たが、育児が疎かだったと後悔している。 姉:アニエス・ロラ・エルネスティーヌ・アレヴィ Agnes Laura Ernestine Halevy 異常な妹を持ち常に怯えて暮らしてきた16歳。美人だが気弱で劣等感が強く、 妹が遠くに追い遣られた事に心底ほっとしているが、未だにその陰に怯え続けている。
夫婦同姓の習慣の無いガッリア=ロゥマ系ホワイティア。聖人の名から名前を 選ぶ命名法が定められている。男性は祖父、曾祖父の名を、女性は祖母、曽祖母の名を ファーストネームの後に続ける事が多いが、正式な書類等でない限りは省略される。
◆種族限界/人間 力:7 素早さ:7 タフネス:7 感覚:7 知力:12 集中力:7 精神力:7 器用さ:7
私書箱「etoire」 |
|