| 『 どこからきて、どこへゆくのか―― 』
■素性 ヴェイトス大学の国際経済学科(現在ビジネス学科)の生徒。 ニヒト・オックスフォード。良くも悪くも愛称なし。 出身も過去も不透明、成績は良くも悪くも凡人。 ―――、ただひとつの噂を取り除けば。 望んだり求めれば、彼は暴力を振舞うことも身体を委ねることもする。 それ以上でも、それ以下でも、なんでもない。彼は必要とされることが喜びであり義務と考える。
というのが、表向き。
実際はヴェイトス市の貴族の三男に当たる人物。 完璧主義であり排他的な家系ながら、経済方面には秀でた。 長男は親の理想通りに完璧に育ちきり、保険の次男も同様であった。 三男だけは才能も恵まれず、愛ですら与えられず、独立の形で捨てられた。 世間的には死人となり、新しい名前と住処を与えられ、天涯孤独の身となった。
これらが、裏向きの真実。
■容姿 金髪碧眼、長身痩躯、典型的なホワイティア。 良くも悪くも特徴がなく、端正的な顔立ちである。 目付きや雰囲気は、彫刻や石造のような無機質さがある。
ヘアースタイルはウルフヘアーで、左目を覆い隠す。 滑らかな触りで、ワックスを使うこともない。
8頭身でいながら、四肢の長さも一回り長い。 筋肉質は白筋(瞬発力)が大半を占める。
■内面 夢も目標もなく、堕落的に生きるモノのなにか。 生まれつき痛覚が欠損しており、自他の痛みを学ばなかった。 また愛も知らなければ、感情への理解も圧倒的に欠落している。
自分の存在意義が分からず、周囲から求められることに依存している。 ただ、何を求めているのか、何を欲しがっているのかはなんとなく理解する。 流されるがまま、求められるがまま、過ごしてゆく過程で能力にも平凡なそれに。
ただ、他者の人生や価値観を聞くことには興味を持つ。 人間とは何か?何のために生きるのか?それらを聞きたがる。
■特性(体質や能力など
『無痛覚』(マイナス特性) 生まれつき痛覚のみ、欠損している。 痛みを知らず、恐怖、注意力や警戒心が欠落している。 それ故に他者の痛みや苦しみへの理解が、より遠いものとなった。 痛覚とは別に快楽的(性行為)や味覚や触覚などは大体感じる程度。
力のリミッターの概念がなく、極限まで肉体を酷使することが出来るのはメリットが大きい。 怪我や病気の把握が出来ず、回復や治療もかなり手遅れになるデメリットも大きい。 通常より治療期間や治療金額が倍近く跳ね上がる可能性も否めない。
■所持品、財産
収入は毎月20万yen程、実家より仕送りを受けている。 食費、生活費や衣服費などでも10万前後は余るが、やっぱり何も残らない。 (身の回りで困ってる人に譲ったり、求められたら金を出してしまったりする)
何も無い月は、5万yen近くは余ることもあり、貯金に回している。
財産は4LDKの庭付き物件(100万yen妥当)が商業地区の近くにある。 必要最低限の家具や生活品でも、20万前後で品揃えしてある。 彼自身が個性も趣味もなく、生活観の欠片も見えない。 庭も手入れも何もされておらず、風流も何も無い。
現金は10万yenほど。
■覚書
日常 1/7 戦闘 0/10
†2015† 5.7 ヴェイトス大学。グウェンとの出会い。悪印象を与えた模様。何も求めなかった人で、気になる存在の一人。
|
|