梓森あるかさんにイラストを描いて頂きました
【外見】
典型的な天浦美人。
黒い切れ長の瞳に、艶のある黒髪、白い肌。
髪は後ろに上げて簪と髪留めで結ってあるが、解くと長く広がる。
細い体だが肉付き良く、わりと大きめ・細め・普通。
いつも明るく、けらけらと笑っている事が多い。
着流しに一本差しを落とし込んだ浪人者の形。
白地にサイコロを散らした柄を好む。
洒落で襟巻きをつける事も。
【概要】
四五六のひふみ（しごろのひふみ）。
ヴェイトス市淫売窟の娼館を渡り歩いてその日暮らしを続ける女浪人。
何でも屋荒事屋まがいの用心棒であり、娼婦の揉め事解決を生業としている。
報酬は「口吸一回、同衾一晩、心付少々」のどれか。女子が好きだが男もいける口。
というのも彼女はキッシャーとのハーフ、つまりはフェイクである。
そのため精気が糧であり、文字通り生きるためには仕方がないというのが本音。
普通の食物も摂れないわけではないが、やはり満足行くものではないらしく、
食事として遊びとして、避妊はした上で男も女も楽しんで交わっている。
ただし娼館居続けの代金支払以外（それも渋るが）、自分から春を売る事はない。
また体の構造から酒は下戸。博打はてんで駄目。本気の口吻にもめっぽう弱い。
自称「ひふみさん」「ひふみ先生」。NGワードは「淫売」。
【特技】
・廻絽三摩流（速剣術）
天浦で細々と伝えられ続けてきた剣術流派。
抜かずに済めば良し。抜いたならば斬るべし。
打ち合いの中に活を見出すのが極意だとか。
・食事
フェイク＝ハーフキッシャーとしての食事、つまり閨での枕事全般。
中でも口吸と尺八が得意。好きなのは口吸の方。特に女子相手。
その他、仕事の無い時は娼館の雑務をやっているので家事全般それなり。
家事をするから泊めてくれ、などと女友達の寝床を借りることもしばしば。
【来歴】
本名、時頃 日文（じごろ ひふみ）。
相原将軍家書院番番頭・時頃 六峰（じごろ ろくほう）は大層な女好きであった。
彼がキッシャーの女中に手をつけ、孕ませ、そして生まれたのが日文である。
産熱で母を亡くした日文は、そのまま時頃家に引き取られる事になった。
しかし正妻である義母は嫉妬深く、日文との折り合いはすこぶる悪かった。
嫡男がいなかったこともあって腹違いの姉、朝嵐（あらし）が大事にされる一方、
虐待はされずとも「妾腹の子」「淫売の血」と義母から冷遇されて育った日文は、
次第に家へ寄り付かなくなり、剣の稽古と市井での遊びに耽るようになる。
やがて父が死に、家督を姉の朝嵐が継いだのにあわせて家を出奔。
どうせなら天浦を離れた方が良いだろうと、ヴェイトス市まで流れ着いた。
しかしそこで路銀が尽きたため、今は淫売窟の娼館で居残りを続けつつ、
何でも屋まがいの用心棒として糊口をしのぐ日々を過ごしている。
書院番である関係から時頃家は佐幕攘夷思想の派閥に属している。
番頭として親衛隊の一組八十名を預かる姉は、組の掌握と体勢維持に注力しており、
そのため日文も半ば一方的に「脱国した勤皇浪士を探れ」との指示を受けている。
姉にしてみれば妹の出国に対する名目を与えることで体面を保つのが目的だろうし、
佐幕開国思想の日文としては、仕送りをもらえぬのもあり、やる気はあまり無い様子。
【所持品】
・赤鰯
出国にあたって道場主から餞別に贈られた刀。
二尺三寸。刃の樋に朱色が差してあるのが特徴。
黒漆塗りの鞘に黒革の柄、鉄鍔という拵え。
懇意にしている研師の見立てでは十五万yenほど。
拵えが実用一辺倒なので、かえって値が落ちているらしい。
・髪留め
実母の形見。
他のものは大半が義母によって処分されてしまった。
・簪
髪留めと合わせて用いている。
洒落に見えてその実は護身用具。刃物のように研がれている。
【財産】
・収入：月に４万ないし５万程度。
なお「宵越しの金は持たない」の精神で貯蓄はほぼ無し。
娼館や女友達の家を転々として上手く凌いでいる様子。
【面識】
ケイト……同業者 またよろしく
ヤーナ……対戦者 うん、まあ、恨みっこなし……
マーガレット……共闘者 ただの娘さん、かな？
レグミア……対戦者 ごちそうさまでした
凛々……対戦者 一杯奢ってもらおう
エスメラルダ……目隠しの壺振り少女
ヴィオレッタ……賭場の客
【経験】
・日常：０/７
・戦闘：０/１０
・イベント『開催！ くっ殺シアム！』参加
日常P＋１２ ４/５
（力：9 速：6 体：9 感：15 知力：11 集中力：9 精神力：9 器用さ：10） |
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