『母は病気でね……美味いものを食わせてやりたい』
【容姿】ゲルマン系。しっかりした顔つきで、少量の白髪交じりの髪を短く刈上げている。長身のがっしりした体格で、背筋も伸びているが、顔は打つ向き気味で、表情が薄い。堀の深い顔の眉間には、いつも皺がよっている。無精ひげが生えていることも多い。
【服装】生成り色のズボンに、くすんだ緑色のタンクトップ。今の時期はその上に黒のハイネックセーターを着ていることが多い。更に冷え込むと、臑まである古びた皮のロングコートを着用(背中に小さな焦げ)。靴は編み上げブーツ。 仕事中は、運送員の赤い色の帽子をかぶっている。 【職業】運搬業 主に食料品関係を市場から店に運ぶ。老齢に差し掛かった個人経営の店が得意先。
【素性】 スラムの母子家庭で育った。母は針仕事や夜の仕事を兼業して子供を育てていたが、ある日から彼女は一変する。働かず、酒を飲み。そして、時には衣服に血をつけて帰ってくることもあった。母親は、悪魔にすり替わられていたのだ。 そんなことを知らない男は、ある日母親が路地裏で死体をむさぼり喰らっているところを見てしまう。衝撃を受けたが、母親に対して盲目的な愛情を持っている男は、母親は精神を病んだのだと思い、母親の行為をとがめなかった。 幸い、青年と呼ばれる年齢になっていた彼は、それまで育ててくれた恩を返すためにしゃにむに働く。そして十年近くの月日がたった。ある日家に帰ると、母親だったものが肉塊に変えられていた。そこに立っていたのは一人のエクソシスト。まだ息のある悪魔に止めを刺そうとしていたエクソシストに男は飛び掛り、くびり殺した。その事実は、教会にはばれていない。 そして男は四肢を砕かれ、頚骨を砕かれた悪魔の母を連れて、家を変え、仕事を変えた。悪魔はまだ生きており、家の地下室のベッドの上に転がっている。
*しかし、今は聖女(セレス)に母親に成り代わっていた悪魔を滅ぼされ、身を隠している。すでに仕事は首になっているだろう。
【家】台所の土間が異様に広い。よく土間の土が入れ替えられる。 ぼろぼろの家だが、地下室が寝室の下にあり、そこには体のひしゃげた母親の姿をした悪魔が転がっている。男は、その母親の元に毎晩母の好物の料理を運んで、下の世話をしている。
【武器】 武器は、普段は持っていないが、地下室には大きな鋭いフックが隠されており、二メートルほどの棒の先にくくりつけて使用する。 肉切り包丁が数本。 皮製のフルフェイスマスク。つぎはぎだらけで、血のようなしみがついている。威嚇効果があるほどおどろおどろしい外見。 【所持品】不動産(16万※借金)大八車。各種料理器具。リエイの肉
【経済力】月収0 たまに日雇い労働などで金銭を手に入れ最低限の生活を送る。 所持金二十万五千
【体調】健康
経験値 日常経験点6 戦闘経験点7 |
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