（自警団に届けられた、白いコスモスの花一輪、添えられたカード。）


セインへ

　今月の４、５、６あたり・・・今日（３日）でも構いませんけれど。
そのあたりで、空いている時間がありましたらお知らせくださいな。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戒


（何の用かは、言わなくても伝わるであろう、と。
簡単に、短い文だけ綴られていて。）

（届けられたカァドを一読し、ちょっと首を傾けた。しかし、すぐに意図するところを悟り）

終業が一応２１時やから、それ以降なら今日でも大丈夫やで
場所は…寮でも？（フリー２）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セイン

（上司に見つからないように、薄っぺらい紙にしたため。己の部屋は寮の二階の一番端。それも忘れずに書き添え。巡回にかこつけて掲示板のほうに貼り付けておいた）

（掲示板の前に立ち、それを一読して。
うぅん、と。しばし悩むように見つめていたが、用意してきたカードにペンを走らせ）

僕としては　明日か明後日が好ましいのですが…
お時間とれないようでしたら、今日お伺いします。

…あと　もしよろしければ、先にお部屋にお邪魔して…台所をお借りしてもよろしいでしょう、か。


（最後の一文は少し小さめの字で控えめに添えて。
セインの許可が下りれば、寮の管理人にでも断って鍵を開けてもらうつもり。
仕事中、もう一度彼がここを通ってくれることを願いながら、彼の返事を掲示板からはがし、カードを貼り付けた。）

（この時間差で何故逢えないのだろうか、とか。それはさておき。）

堪忍な。俺明日残業確定なんや……。

部屋は…まぁ散らかってるけど入ってええよ。何だったら合鍵ずっと持っとく？

（手帳に書き付けて、その紙を破って掲示板に貼り付けた。戒のカァドはお持ち帰り）