蒼の少女にも読めるように、できるだけ難しい字を減らして書いた手紙。

宝石店ジェネミから返事が届いたわ。
貴女のコアを隠すための装飾品だから、寸法を測るために私と一緒に店まで来てもらうことになるけれど、いいかしら？

夜の間で、メリアの都合のつく時間帯を教えてちょうだい。
私は21時〜25時までが空いているけれど、先方とも時間の調整が必要ですものね。

コアのカモフラージュができれば、貴女が自由に外を出歩ける日も近づくわよ。

おそくなって　ごめん　なさい

だいじょうぶ　なのは　２５にちの

よるの１１じごろになりそう・・・です。

25日の夜11時ごろね。わかったわ。
場合によっては店を訪れる日にちがずれるかもしれないから、
念のためにもう少し先の予定も教えてもらえないかしら。

はい

そのあとも

あまりよふかし、できないのです　けれど

おなじくらいの　じかん　なら、

まいにちだいじょぶ、です。

10月の2日か4日にジェネミへ伺うことになったわ。
時間は23時でもいいけれど、早く行けるのならそれに越したことはないわね。

いずれにしても、メリアの都合に合わせてくれればいいから、出来るだけ早めに返事をちょうだい。
待っているわね。

はい。

それじゃぁ。

２日の９じごろ、なら。

だいじょぶ、です。

１０月２日の２１時に、宝石店ジェネミへ行きましょう。
きっと、いい品を作ってくれるわよ。
楽しみね。