（　まっしろい封筒の中の　円形をした、二つ折りにされたまっしろい便箋には。
クセのある　まるっこい字で、こんなことがかかれておりましたトサ。　）

リッカへ。

えーっと、お久しぶりー…とか言ってみたりして。ぇへへ。
いや、うん。あのですね、前に色々お約束とかしてたワケですが。
覚えてる、かな？
しばらく時間なくて連絡できなかったけどッ。
もし覚えてて遊んでやろーッて気になったりとかしたら、お返事が欲しいデス。
リッカの開いてる時間教えて欲しいなー。と。思うのですけども。
どうでしょう？

キヨ

（　あんまり背は高くないけど、それでもめいっぱい背伸びして。
目につくような位置に、封筒を留めた。　）

（低めな部分につけられた白いの。）
（くろっぽいのはひょィ、とそれを手にした。）

　まッちろちろすけ。

　モチ、覚えてるしィ。
　おっけー、アタシは極力アンタの都合に合わせるようにするしィ、
　夜なら大体大丈夫だけどォ。

　もし、これが間に合えば、今日でも、明日の夜でも。

　どーするゥ？

　でも、アンタからこンなの来るなンて嬉しいかもーとかァ。

　リッカ・タチバナ

（取りやすいように、低い位置へそッと）
（少しだけ頬が緩ンだ小麦色が一人。）

（　低い位置は、自分にとっちゃァ
とっても目に付きやすく、とっても取りやすくって　ありがたいデス。
それを、取って。　読んで。

持参した白いカードに、カリカリと。　）


くろやぎさんへ　（ぇ）

今日…ッてか今からはちょっと無理っぽいー。
３日なら、ＯＫＯＫ。だいじょーぶッ。
何時からがお好みですかね？

ぇへへ、わたしも早くお返事がきてうれしぃなァとか。
思いつつ。
読まずに食べないようにねッ（笑）


（　書きあがったカード、おんなじ位置に　とめといた。　）

（白い封筒を見たなら、今度は対抗するみたく、
　黒い紙を取り出して―――）
（白いインクで。）

　しろやぎちゃん。

　オッケー。
　ンじゃァー三日ねェ？
　時間はァ、ンー…22時とかでも大丈夫ー？
　遅いほうがいいとか、早いほうがいいとか、あれば言ってェー？

　アタシもあッという間に返事して、
　マジちょびッつびびッちゃったー！(笑)

　ついしん☆
　ちゃンと読んでから食べたからー、ご安心ーみたいなー？(笑)

（食べたのか。みたいな突っ込みはさておいて。
　くろっぽいのは、また同じところに。）

（　目立つその色に、そンな声。
紙を手にしたら、しばらくほけッてみつめたりとかして。

さっきとおんなじ白いカードに　）


くろやぎたん。

うぃ、その時間でも全然ＯＫ――　…
ンでも、もうちょぃと早い時間のが嬉しかったり？
そのへんはリッカの都合にお任せー。で。

ありゃ、びびらせちゃった（笑


Ｐ．Ｓ．
たッ、たべたの！？
……　じつはリッカは獣人ですか。（ぇ。


（　置かれたところにツッコんでみたりとかして。
真顔で何事か尋ねてみたりとかして。
同じところ、カードを留めて。
去る。　）

（思わず呟いた。）
（ッていうか、この辺りをうろちょろしてて遭遇しないのが
不思議ーとか言っちゃァいけない。）

　しろやぎちゃん。

　ＯＫ〜。
　其れじゃァー…なるべく早く、21時か20時頃にこれたら、なァ、
　ッてくらいのつもりで居るからー

　ガッコの授業とか、色々あッて、さー。
　マジ、チョーダルいンだけどォ（ぶつくさ、）

　ついしん☆
　冗談だッてばー、アンタこそ、
　まっちろちろすけだからッて紙食っちゃ駄目だからねーェ。

（べりり、と剥がした手紙は大事にポケットへ。
　引き換えに、また黒い紙を。）

（　そうだ、場所とか決めるの忘れてた。
リッカの手紙、手にとって眺めつつー。
そしてそれはあえてツッコまなかったところなのに…！　）

くろやぎたん

はーぃ。
んじゃぁそのくらいの時間に、…アレだ。
商業地区の、こないだ会ったあたりに。
（もしくはフリスペのどっか。）

ガッコーかァ。
たのしくないのー？　とか、まぁそのへんは実際あったときにでも。

ついしんー。
いや別に白い紙喰って白くなったわけじゃぁ…！（笑。


（　おんなじ場所。おんなじカードをはりつけて。　）