タイトル | : 地方村の魔女の家へと届けられた一通の手紙 |
記事No | : 3147 |
投稿日 | : 2006/12/18(Mon) 23:12 |
投稿者 | : フェン・メイフォン |
(「はい、犬肉姐さんからお手紙だよ」…と言う言葉と共に、薄汚れたブラティリア少女が持ってきた手紙。 その手紙の内容は、以下の様なモノだった)
まずは、ご心配をおかけして申し訳ありませんと前置きをおきつつ… 私ことフェン・メイフォンは一応は無事に一命を取り留めております。
腕と足を失いはしましたが、それ以外に目立った傷は火傷程度で、火傷により失われた体力も日々取り戻せている次第です。 恐らく、義手や義足さえ手に入れば普段どおりの日常に戻れるでしょう。 ただ、腕と足が無いので当面の間は、村の見回りや収穫の手伝いが出来ないのが少し申し訳無くも感じており… 出来れば、農家の方達にも、迷惑を掛けてしまい申し訳ありませんと伝えて頂ければ幸いです。
それと、これはちょっとしたお願いなのですが… もし、お見舞いに向かう事があれば、村の方に預けた私の荷物を一式持って来て貰えませんでしょうか? 何分、其方の方に殆どの所持品を置いた侭ですので、なにとぞ宜しくお願いします。
それでは、其方がお見舞いに来られた時か、無事に退院した時にでもまた。
馮 美紅
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