ジル、そしてラフィスへ
　月の雫にて彼女を見付けた
　少し話し合う必要があると思うので、可能ならば来て欲しい

　俺は、今週の火水土以外で２１時以降ならば恐らく都合は合わせられると思う。

私の方は今週中であるならばどの日時でも皆様に合わせることが出来るため
他の方々の都合に合わせたいと思っております。

承知。
当方、4月3日を過ぎなければ基本的に何時でも合わせられる物也。
以上。

(　小さいメモ用紙には、それだけ書かれ。　)

話すことは、もう、無い。

―――――――
PL：アイシーPCをジルPCが殺害してしまったため、PCが望んで再会するような状況は無いかと思い書かして頂きました。
ジルがアイシーを殺害したということは、月の滴の店主からも確認が取れますので、そのことを知るかどうかは皆様方の判断にお任せします。

　少し、事情を尋ねたく思うので、ラフィスさまだけでも訪れられぬものか、伺いたい。
　明後日２２時頃は如何だろうか？
　その頃になれば若も幾らか落ち着くと思われるので、都合が宜しいならば御越し頂きたく願う。

　尚、アイシー・ルー嬢は月の雫にて死去なさられたとの事。
　宿の者に事情を尋ねても『奴隷を処罰した』と言う事情しか分からず、若については酷く取り乱しており事情を聞く事叶わず。
　其方についても事情を尋ねたいので、何卒宜しくをお願い致す所存である。
　また遺品があるならば、所持して頂きたい。

（老執事の手で届けられた、その手紙は、淡々とした…感情を押し殺した文字で事実を語るだろう）

訪問の件は理解致しました。
私に判る事も其方と大差無いとは思いますが、それでも宜しければ其方の提示した日時に出向かせて頂きます。

アイシー・ルーの死亡の件につきましては、当方でも確認致しました。
一応遺品と呼べそうな物は捜して見ます。余り期待しないで置いて下さいと位は言わせて頂きますが。

それでは、くれぐれも御自愛の程をとルフシュ卿にもお伝え下さい。
――― ラフィスアルバ=テスタメント=コードウェル

(　かっちりと、少しだけ角ばった文字からは ――― 恐らく、感情と呼べる物は読み取れない、だろう。　)