（　お会いした時に渡そう、なんて思っていたらいつの間にか時は矢のごとく流れ。
魔女は月を眺めて時の移りを確かめれば、残念そうに手紙をしたため始めた　）

　お久しぶりです。みなさんお元気でしょうか？
だいぶ遅くなってしまい申し訳ありませんが
以前のアマウラ旅行で温泉熊さんにお会いした記念に、ということで
観光協会の方からお金をいただきましたのでお送りします。
乙女、獅子、それから白夜さんにそれぞれ３万エンです。
どうぞお受け取りください。

また落ち着いたら今度は私の方から乙女たちのところに遊びに行かせていただきますね。
それでは、失礼します。

（　アップルパイ２ホールと９万エンと共に、そんな手紙が添えられて　）

(とりあえず――　とりあえず、傭兵は己の分のアップルパイだけを確保しつつ。
いっそ白夜の分は残しＭＪの分を食べてしまおうかとも迷ったが、
食べ物の恨みが強い事は良く知っていたので、止めておいた。）

ナッキーへ、ありがとうございます。
アップルパイは美味しく頂きました。

今度遊びに来る時には、私の手料理を御馳走したいと思います。

(まだまだ下手糞な字だが、頑張って書いた手紙を送る。
…故郷のお母さんに仕送りして貰うってこんな気分なのかなと、傭兵はちょっと切なくなった。)

　なきあまま　ありがとなの、びゃくやね…
　あっぷるぱい　はじめてたべたの、しゃくしゃくしてたの。
　とっても　おいしかったの…♪
　
　まま…　あそびにきてくれるの？
　そしたらね、　びゃくや　すっごくうれしいの…♪