タイトル | : リリル・クロウゼルに縁ある者達へ(4/7追記) |
記事No | : 3609 |
投稿日 | : 2008/04/06(Sun) 13:17 |
投稿者 | : アレックス |
あなたが"Alessandra M Clemente"と署名され、蝋で封印されたその封書を手に取る方法には、様々なケースがあるだろう。 最も簡単な方法であれば、自宅のポストに投函されており、所属する団体を通じて手にする事もあるだろう。 もしあなたが信仰が深く、パプテス教のミサに出席する事があれば、神父やシスターから手渡される事もあろう。 長年付き従う信頼できる召使いから恭しく差し出される事もあれば、山積みされた書類の間にいつの間にか挟まっていたりもするだろう。 苦楽を共にする相棒や、飲んだくれの友人から手渡される事もあるかもしれない。 何なら、贔屓にしている娼婦との情事の最中にからかい混じりに提示されても良いだろう―― ともかく、何らかの方法でその封書はあなたの手に渡り、封を開ければ几帳面な筆致で綴られた以下のような内容の文面を目にする事ができる。 その文章はなるたけ難しい表現を使わないよう、理解しやすいよう苦心して書かれたものだが、内容を要約すれば以下の通り。
・ヴァンパイアハーフ リリル・クロウゼルの外見的特長 ・VHG"カーン"に囚われている現状。 ・現状において、想定される彼女の今後。そう遠くない未来に訪れる死。 ・彼女があなたに面会したがっていること。
また、VHGのハンターである身分を明かし
・公的な出頭要請ではなく、任意であること ・吸血鬼に情けをかけたあなた方の罪を問わないこと ・VHGの吸血鬼に対する基本的な考え方と、多少の私見。(*) ・処刑を回避する事は難しい事
などが綴られている。 これにより、リリルの置かれた状況を大まかに理解する事ができるだろう。 封書を持参し、窓口に提示すれば面会が可能になる。 無論、地下牢の檻越しであるし、ギルド員の同伴による監視付きなのはご理解いただきたい。 差し入れにも検閲がかかり、直接手渡す事はできない。 恐らく、差し入れ可能なものは衣類や血液以外の食べ物程度であろう。 要するに、VHG見学ツアーの招待券といった所だ。
最後になるが、それを手にしたあなたが如何するかまでは、神より他に知るものはないだろう。
*基本的な考え方や、アレックスの私見についてはお手数ですが、チャットや掲示板のログを参照をお願いします。 *4/7 面会は地下牢の檻越しに行われる事を追記。 ギルド員の案内とありますが、ギルド員が登録PCである必要はありません。 ですが、NPCを使ってのVHGの社会性を揺るがすようなロールや描写は、登録PCにとって迷惑になりますのでご遠慮下されば幸いです。
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