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タイトル【スレイブ・ランナー】の一場面
記事No3738
投稿日: 2008/08/11(Mon) 00:18
投稿者エリス
  …読み書きできる?


( 主からの命を受けた後、逃げ出す前の僅かな時間。
  とりあえず一見した限りでは主の眼が届かないところで、ハーフエルフが口を開いた。
  少しでも速く、一歩でも遠くに逃げなければどんな目にあわされるか分からない状況。他の六人が無視して駆け出したとしても、止められない。
  いずれにせよ時間はないから、誰かの耳に入っていればいいくらいの気持ちで一方的に続ける。 )


  協力したい。 一週間後… 大ホールの入り口の、湖の絵の前にある椅子の下で、伝言。 私はエリス。


( 容姿が知られている以上、比較的目立つ者が多いような気がする自分達が集まるのは危険かもしれないけれど、行動を共にしないまでも何かしら協力できれば生存率は上がる気がする。
  本当にそんな気がするだけで、具体的な策はないし、何を思ってそう口にしたのかきちんと説明することもできないが。
  とりあえずは別々に逃げても、一週間捕まらなかったら連絡を取り合ってはどうかと言う。
  場所が大ホールなのは、馴染みがあって、多くの人が出入りして、分かり易い場所をそこしか知らなかったから。
  エントランスに飾られていた絵の一枚が気に入っていて、その前にソファが置かれていたのを思い出し、咄嗟に言う事ができたのがそこだった。 )


( 聞かなかったかもしれない話。
  そのまま忘れられてしまうかもしれない話。 )

タイトル…同じ悲運を共にする仲間の声見耳を傾けて…
記事No3741
投稿日: 2008/08/13(Wed) 11:24
投稿者レピュナート
( 逃げ出すさい、気になるのは自分と同じ尖った耳を持つ少女…。 同じ匂いに似たものを感じながら聞こえた声に耳が動く…)

…分かったわ。 一週間後…まだ、無事で居たら「大ホール」に会いに行く…。 其れまで生きてて…。私も頑張るから…エリス。
私は「レピュナート」…。

(一週間と言う時間がどんな物か今の自分は分からなかった…。ただまた生きて同じ悲運の仲間に会えるのなら…また会って見たいと思った…その聞こえた声に言葉を掛け離れていく…。逃亡奴隷初日の話―。)
(そして…日曜日を待たずして殺された場合は…その大ホールに姿を現す事は永久にありません―。
其れにより、ランナーに殺された…あるいは事故での死亡…と考える事が出来るかも知れません…。 其れが彼女に残す最後のメッセージになるかも知れない…。 「生きる事は大変だった…」と…)

********************************
PLより。
今週の日曜日「大ホール」に向かいます。
時間などのご指定があればどうぞ…。
尚、此れは生存していればの話です。

タイトルソファーの下に貼り付けた伝言
記事No3743
投稿日: 2008/08/14(Thu) 05:04
投稿者エリス
( 大ホールのエントランス。 品良く椅子やテーブルが配置された一角に、その絵は記憶と変わらず飾ってあった。 壁面に広がる、どこかの湖畔の風景。 その下に、ソファーが置かれている。
  そのソファーの下、床との隙間。 ちょっと覗き込んだだけでは分からないが、触れてみれば裏側に、画鋲でいくつかに畳まれた紙片が貼り付けられていることに気づくだろう。
  どこかで剥がしたらしい掲示物の裏に、シンプルな文字が綴られている。 )


  追跡者は、私達を追跡できる。 だから別々に逃げていても、一人ずつ捕まると思う。 まとまればもっと見つかり易くなりそうだけど、殺せるなら、その方がいい。
  まとまって、追跡者を殺したい。 私達が減る前に三人消せれば、多分、しばらくは安全になるから。

  人のいないところで話したい。 どこかある?

  エリス


( 急いで書いたらしい文章は、それにしても拙いが。 意図は伝わっただろう。
  ここに来る人がいたとして、何を思って来たのか分からない。 ただ、逃げるだけなら一人でも良いはずだから、皆同じように考えるのではないかと思っていた。

  が。 難しいかもしれない。

  一日に二度も訪れて同じ場所に座るのは誰かの気に留まるかもしれないけども… 服は変えたから大丈夫だと言い聞かせて、偶然出会った逃亡仲間から聞いたことを書き加えに来た。 )


  レピュナートが男女のランナーを見たって。
  男は身長180cm、髪の色は黒で短髪。 女は身長150cm、髪は長めの銀髪。
  男の方は、走るの早くて強そう。 女の方は、慎重みたい。
  簡単には殺せないって、心配してる。

タイトル伝言の返事。空白の部分に書かれていた。
記事No3746
投稿日: 2008/08/15(Fri) 00:29
投稿者アダ・ナギ
僕だ。アダ・ナギ、鬼族の一人。
銀色の髪で、赤い眼をしているのが特徴。


君たち、二人が合流を出来たのを何よりも祝っているよ。
最初は協力したい気持ちで一杯だったんだけれどね…、

答えは、殺す意思を持つ君たちに協力など出来やしない。

もし相談をするんだったら、…そうだな。
商業地区から少し離れた先にある×番目の海岸が良いな。
人気も居ないし、騒動を起こさない限りは誰も駆けつけてこない。


アダ・ナギ


( 上手くもなく下手でもない。中途半端な活字であったが、普通に読めてしまうだろう。 )

タイトル君達って…
記事No3747
投稿日: 2008/08/15(Fri) 11:18
投稿者レピュナート
( 大ホールにあるソファーの下のメモを見て目を丸くする… 1週間のうちに一人の仲間が捕まった事に…。 そしてもう一つのメモを見て苦笑しながら書き込みを…)

私はレピュナート…。
恐らく、私が皆の中で一番上手く渡り歩いてると思う…。

…遂に捕獲されてしまったね…。その子がどんな運命を辿るのか私には想像もつかない…。主人の命令で「逃亡奴隷」になったけど…それが「罪」に変わりが無い…。過酷な運命を背負う事は間違い内と思う…。

それに遂にランナー3人の情報が提示されたね…
私は上に載ってる二人に追われた事があるの…。

ぺセルってランナーには見つかる前に、上手く逃げる事が出来た。
追跡されていたけれど、宿の中に逃げ込んで、上手く巻く事が出来た…でも彼女は嘘をついて周りを見方にしようとしてた策士だから注意して…。

…そして危なかったのは、バイ・チャンフォン。
彼の足はエルフの私の足よりも速かった…。
もし彼が此方に振り向追いかけてる事に気がつかなかったら私は今此処に居なかった…。
逃げ込んだ宿で上手く彼をまくことができたのが不幸中の幸い…。

私の考えでは、人が少ない所に居るよりも多い所に身を隠すほうが簡単だと思う。
人後もに紛れる事も出来るし、建物に逃げ込めばあるは逃走の可能性が高い―。
逆に何も無い所で見つかれば追われ続けやがて疲れた体はランナーに取り押さえられると思う…。私達よりも彼らは遥かに体の体調は万全だと思う。

…だから、上手く逃げ切って欲しい―。

間違っても彼らに牙を向ける事は進めません―。
だから私は、「非殺人派」。
人一人殺して立場を更に悪化させるより…上手く逃げ延びる事が懸命…。
主人も言っていたでしょう?「ゲーム」だと…。
私達は逃げ回るしかないの…。 もし最後まで追い詰められた時は…私も戦うかも知れない…。 
だって生きて居たいもの…。
自由で居たいもの…。
…奴隷なんて嫌だもの…。

…でも其れは変えられない…。「奴隷印」がある限り誰が見ても奴隷だから…。
だけど隠れて生きる事は十分に出来る…。
だから今はこのゲームに生き残る事を考えなくちゃ…。

雇われた人は戦闘に慣れた人達ばかり…だから、刃向かっちゃダメ…。
攻撃を仕掛ければ相手は全力で私達を殺しに掛かる…。そうなれば私達に「延命」なんて無理な言葉…。

エリスには口をすっぱくして何度も言ったわ…。
「相手を殺してでも生き延びるなんてダメ」って…。

盗みも殺しもダメ…此れは絶対…。 これ以上立場を悪くしないで…。

…私がお金は何とかします。 食費も衣服も買います。
私が「皆」にしてあげる事が出来る事があれば…。

…同じ悲運な運命を辿る「6人」の仲間達へ…。

※海岸…。 もし見つかったら逃げ道は無いわ…。あんな開けた場所に隠れる物が無い場所に行くのは危険です。
私達は常に危険と隣り合わせです。 ランナー以外で私達の身分を知ったもので私達を「使おう」と取り押さえる人も居るかも知れません。 ランナー以外にも危険があるという事を覚えて…

…図書館。 図書館の一番奥深く…。本棚が迷路になっている場所其処で落ち合いましょう?
そこならば上手くランナーを巻く事も出来るはず。
返事待ってます…。

タイトル違ったのか…。
記事No3748
投稿日: 2008/08/15(Fri) 12:35
投稿者アダ・ナギ
今度はレピュナート…?

ランナーの情報を教えてくれてありがとう。
生憎だが、三人の内に誰とも接触してないんだ。
大した情報は引き渡せなくてすまない。

…非殺人派。 僕と一緒だ。
無用な犯罪など犯したくは無い。

図書館だと? 危険だとは思うが…。
合流したら直ぐに別の場所に移ろう。

手短な文章で済まない。
手っ取り早く立ち去りたかったものでな。


( 昼間。人気が少ないとはいえ、同じ場所に長時間と居座れば、誰かの記憶に残ってしまう事を恐れたからだ。 )


>>PL
15〜17日(金〜日)、21:00以降なら問題はありません。
18、19、21日(月、火、木)、私情より出現は出来ません。

上記以外の日程の場合でも、夜中9〜10時以降には出現することがあります。
そちらの都合の良い日程を申してくだされば、こちらからお合わせしたいと思います。

タイトル接触したくなくても接触するものよ…?
記事No3749
投稿日: 2008/08/15(Fri) 16:29
投稿者レピュナート
( 再び訪れた大ホールのソファーの下の逃亡奴隷達の回覧板…。 其処に書かれたメモを見つければ更に書き足す―。)

私だって、会いたくなんて無かったわ…。でも其れは無理…。
彼らは其れが仕事で追い回してるんだもの…。
会わないまま1ヶ月生き延びるのはかなりの至難の業だと思うわ…。

私が図書館と言ったのも、まぁ、少し調べたい事があったから…。
三人目のランナーが「英雄」と言われるならその「記事」が何か図書館にないかと思って…。

でもどうしてそんな凄い人が…逃亡奴隷を追いかけるのか…謎です…。 ただ、一つ言えるとすれば…英雄ゆえに手抜きはしない…恐らく「死」が必ず訪れると言う事…。
彼女の情報を少しでも入手する必要性がある―。
その為の図書館でもあるの…。

今夜21:00前から私は図書館で「英雄 艶子」の情報を調べてる…。

21:00頃に図書館の一番奥の二階の角に…。

タイトル「英雄 艶子」の情報。
記事No3751
投稿日: 2008/08/16(Sat) 13:37
投稿者レピュナート
( 大ホールのソファーの下。 人知れず張られた奴隷達の掲示板…。)

先日、「英雄 艶子」の情報を探しに図書館へ行きました。
「英雄」と言うだけに、「記事」が有ると思ったからです。
其処で知り得た彼女の情報を彼女の「イメージ図」と共に、皆に伝えます。
但し、イメージ図は年月が経ってるとそれを100%信用出来ません。後は各自の判断で行動願います。

この人物は危険です。 見つけたら直ちに回避行動へ出て下さい。
「右目に眼帯をつけて居る」「短髪の女性」

此れが彼女の特徴…。今まで外を見ていて「眼帯をつけてる女性」は殆ど見受けられません。 遠目でも目立つはずです。
上手く逃げてて…。

*********************************************

アダ君へ

昨日は心配掛けてごめんね…。
でも、もう大丈夫だから…。
「ご主人様」に喜んで貰えるように確り逃げましょう?
生きてこのゲームをクリアする為に…ね?


( 手紙と一緒に封筒に入った5.000円とメモ…)
お腹が空いて手お金が無い人…此処からお金を取って何か食べてください。 私からの支援です。 レピュナートより。

タイトル書き慣れなさの滲む文字。
記事No3752
投稿日: 2008/08/17(Sun) 03:41
投稿者ウィグス
(それは短い)

読んだ。
わたしは、ウィグス。

すまないが、逃げ切るという意見も、
当然、殺すなどという意見にも肯けぬ。

皆の無事を祈る。

私を見掛けても、不用意に声は掛けないで、欲しい。

(それだけ書き残されている)
(レピュナートと名乗る者が置いた金に変化はない。必要ないものには手を出さない。人に施しを与える程、驕った事も出来ぬ。
己が身をまずは案じるだけ。それだけのこと。)

タイトル無事が分かればそれで良いの―――
記事No3753
投稿日: 2008/08/17(Sun) 10:21
投稿者レピュナート
( 一人の逃亡奴隷の安否が判明。 とりあえず安堵するものの…)

――逃げ切らないで生き残る方法なんてあるのかしら…。
そんな方法があれば教えて欲しいものよ……。

私は誰も殺さない……。
これ以上、立場を悪くしてどうするの…?
これは、アダ君と同じ意見だわ…。

勿論、見かけても声を掛けない…。
ただ、「貴女」から掛けてくれる事については私は一向に構わないから…。
…だって「仲間」ですもの…。 ―考えは違ってもね。

それとこれは重要な事。

―暫くは「淫売窟」へは近づかない事。
理由は…主人が雇った「ランナー」以外にも動きがある…。
彼らは直接関わりの無い人かもしれないけれど…。
「職務質問」と言う感じの事をされた…。
間違っても「奴隷」「逃亡奴隷」と名を出さない事。
「奴隷」と言う事を言えば、主人を聞かれ連絡として「主人」へ行くかも知れない。
…あくまで私達は主人の元から逃げた「逃亡奴隷」と言う事を忘れないでね…。

暫くは私も「淫売窟」へは近づかないから…もしかすると援助が当分出来なくなる可能性も有るから…ゴメンね…。

他の二人が無事である事を祈ります―。

レピュナートより 

タイトル( 何もなくなっている )
記事No3754
投稿日: 2008/08/18(Mon) 03:18
投稿者状況(エリス)
( 同じ場所にある同じソファーから、あるべき物がなくなっていた。
  しっかり確認すれば画鋲の跡もついているというのに、掲示物の裏紙も、硬貨の入った封筒も、何もない。
  全てはエリスが持ち去っているのだが、それを知らない者にとっては、誰が持って行ったのか、誰が何を知ったのか、何も分からないままに。 )