タイトル | : 事務課のジンくんへ。 |
記事No | : 3886 |
投稿日 | : 2009/05/04(Mon) 23:13 |
投稿者 | : 宮崎絢乃 |
お疲れ様。 この間の件、なんとか上には通ったんだけど――――具体案は練らないと、やっぱり駄目だと思って。 事務課と営業課で協力したいから、とりあえず私なりに考えた案だけど、ここは先輩後輩関係なく厳しく言ってくれていいから気にしないで。
(以下。仕事内容の提案がずっしり丁寧に書かれている)
提案
・「呼び込みのモデルの使用」 具体案としては→二級奴隷、一級奴隷の聞き分けの良く、何か披露できる能力(或いは外見に魅力がある、など)がある者 場所は芸能横丁や商業地区など。他にもあれば、そこも要相談で。
・「計画予算案」→ 事務課に任せたいところだけどこれは話し合いたいところ。レンタルの金額。報酬はどれくらいにするか。
・「商品教育」→よりよいレンタルができるように、まずは雑多(奴隷)の切り捨て。 (具体的には:身体破損(他に能力があるならば別。)、暴走する。訊き分けが悪い。など、諸々問題を起こしそうな奴隷を職員で見極める。)
――――相談なのだけど、吸血鬼や悪魔はどうする?問題ある種族はあまり売りだしてもどうかと思うし―――。
絢乃
(便箋でまじめに書かれた案は、試行錯誤の末のよう。―――追伸部分には、「まとまらないからデートでもどう?―――なんて、今度はおごられないんだから」 「奢ります」という勘違いをさせる文面を書いて、貴方のデスクへと置かれる封筒)
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