コロセウム 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( 「 また、逢いましょう。やくそく。 」 )』 [Tue 15 Feb 2011 00:23:43]
◆メアリアン > ( ―― ひやり、と冷たい風が頬を撫ぜる。 触れていた温もりが消えて、漸く意識が現実に戻って来たかのよう。 ) …… ッ、 ぅ、 …あ …ッ…、 ( 嗚咽が零れて、上手く呼吸が出来ない。胸が締め付ける位、凄く苦しい けど、 ) ――――― 大好きよ、大好き……。 ありがとう …。 ( 誰も居なくなった路地に、一人呟く様に言葉を紡ぎ、 手の甲でゴシゴシと涙を拭う。 ) ( ゆっくりと、家のある方に足を進めて、 ) ( 不意に止め、 ) ( 彼女が居た場所を 振り返る。 ) ずっと、 …今後は、わたしが死ぬまで …ちゃんと覚えてるから、 … だから 、 ( 人と成れた 貴女へ 、 ) [Tue 15 Feb 2011 00:22:49]
◆メアリアン > ―――― … ( 一瞬浮かべられた表情の理由が解らなくて、何も言葉を紡げぬまま、 ) ( 貴女の声に 首を横に振るう。 ) お母さんで、お姉ちゃんで、…大切な家族だわ。 ( 握り締められた指先を、握り返し、 ) ( 逃げてごめんなさい。忘れようとしてごめんない。―― 謝罪は声にはせず、ただ、其の想いを込めて、握る。 ) ――― 大切な人が居なくなるのは、…悲しいわ…。 また、一緒に過ごしたい… もっと一緒に居たい… ッ…、 ( こうして、自らが壊す事無く お別れするのは、初めてかもしれない。 苦しくて、切なくて、息が出来ない程、―― 止まり掛けてた涙はまだ零れて、 ) ( 大好き、 と返してくれた声に笑顔を浮かべて、 ) … ありがとうッ… ありがとう。 ( 優しい声で、笑顔が、 崩れ、真っ白な翼になって 崩れ落ちて ―― ) ――――― ( 後の残されたのは、真っ白な彼女とは正反対の、 真っ暗な夜の闇だけ。 ) [Tue 15 Feb 2011 00:17:11]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『――― I LOVE YOU ―――』 [Tue 15 Feb 2011 00:05:24]
◆亡霊 > ―――― …、 ああ 。 ( 貴女が察してくれた。微かに寂しそうな顔をするも、直ぐに切り替えよう。 ) … メアリアン。 姉ちゃんに、母さんに、なれなくてごめんなァ…。 ( 触れる貴女の指先に、そっと絡める様に、握り締めよう。 ) ( 懐かしくて、心地よくて、切なくて。 ) ( 溢れ出る涙を、儚い指先で、拭おう。 丁寧に、優しく、優しく、愛おしく。 ) … 温もりを、優しさを、―― 思い出を。 ( ずっと伝えたかった想い。化け物は消え、悪魔は消え、残ったのは、―― アクセラレーターという偽りなき人格。 ) … やっと、普通の人間に成れたンだ。 ずっと、ずっと、望んでいた――。 友達が、恋人が、仲間が、先に老いて死ぬのを見るなンて耐えられない。 ( 貴女の服を掴んで、貴女の体温を温もりを、愛おしく抱き締める。 ) でも、… 置いて行かれる辛さを与えちまって、ごめんなぁ―― … 。 もっと一緒に居たかッたけど、限界が来たンだ。 ( 大好き。 ) 俺も、俺も、… 大好きだ。 大好き。 ( 一瞬だけ、大きく揺れ出した。 姿が一気に崩れ落ちようとしている。 ) メアリアン。 今日まで、怪物で救いようの無ェー… 俺を。 ( 満面の笑顔で浮かべる。 其の中に大粒の涙があった。 ) 愛してくれて 、 ( 愛おしく抱き締めたまま。 背中から、悪魔の羽根でなく、天使の様な翼が広がった。 ) ……… ありがとう! ( 指先の輪郭が崩れ落ち、腕が、脚が次第に崩れ落ちた。 ――― 霧でなく、翼として。 肩や首、 ――― 笑顔が翼となり、飛び散った。 ) [Tue 15 Feb 2011 00:02:45]
◆メアリアン > ――――― 、 ( 不思議そうな顔で彼女を見上げる。 ) …… だッて、殺すのは …奪うのは…、 ( 仕方無いじゃない、と紡ごうとして 止めた。 彼女の苦痛に終止符が打たれるならば、もう、必要無い言葉だと思ッて。 ) …… ごめんね… ごめんなさい…ッ…、 ( 段々と治る頻度が遅くなる彼女の腕に、僅かに指先で触れ、 ) ( 己の名を呼ぶ声が、髪に触れる指先が、 懐かしくて、心地よくて、切なくて、 ) ( 涙は止まる事無くあふれ出る。 こつン、と触れる額に 視線だけを貴女の瞳に向けて、 ) ―――― … ありがとう…。 ( 頑張って浮かべようとした笑みは、きッと歪なモノ。 ) …… ( 彼女が、其れを望むなら もう、何をする事も出来無くて、 ) ( だからただ、 ) … 夢は叶ったの…? アクセラさんは……… 幸せ? ( 触れる温度を確かめる様に、貴女の腕を強く感じ、 小さな声で問い掛ける。 こンな質問おかしいかしら? なンて、頭の片隅で 思うけれど。 ) … きゃっ……、 ( ぐしゃりと撫ぜられる髪に小さな声を上げて、 ) …… アクセラさんの事、大好きよ 私。 ( こうして髪を撫ぜてくれるのも、優しく呼んでくれる声も、抱き締めてくれる腕も、全部全部、 ) …大好きよ。 ( だから、薄れ始め消えそうな彼女に いかないで なンて云わない。云えない。 ) [Mon 14 Feb 2011 23:32:04]
◆音 > ―― 清々しいンだよ。 ( 吸血鬼になッて、多くの血を吸わずに、命を奪わずに、居られなかった。 ) もう…、 誰も殺さず、命を奪わず、――― 眠れるンだ。 ( 消え去るには、まだ早すぎる。 世界の敵で、人類の敵で、在りながら、唯一の抵抗だった。 最初こそ緩やかだったが、崩れ落ちる速度に、元に戻る速度が鈍り始めていた。 ) ――― メアリアン、 … ( 貴女の言葉が、癒してくれる。温もりを与えてくれる。 母が子を甘やかす様に、髪の毛を梳かすように撫でてやろう。 ) … ンだ。 良いンだ… 。 気にしてねェー… から、こうして現れたンだろォーが。 ( コツン、と謝り続ける貴女を叱る様に、額で軽く当てよう。 時が経る度に、気配おろか存在感が、次第に薄れ始める。 ) ――― 要らねェーよ。 世界を、人類を、敵に回してまで、――― … 生き返りたくねェ … 。 ( 死者になってまで。吸血鬼になってまで。不老不死になってまで。――― 生き返りたくない。 ) … ごく普通に、平穏に、平和に暮らしたかッた ンだ――― … けど、其の夢は … 叶ってるンだよ。 ( 貴女を力一杯に抱き締めながら、髪の毛をぐちゃぐちゃに撫でてしまおう。 ) [Mon 14 Feb 2011 23:13:27]
◆メアリアン > ( 絶対に死ンだりしないと、そンな過信をいていた。 彼女なら、誰が相手でも負けたりしないだろう、なンて そンな ―― ) …… ッ、 どうして、笑えるの…。 ( 形になッては消え、元に戻ッては また崩れる。そンな不安定で不確かで、脆くなりながらも、 ) ( 如何して彼女は笑顔で居るのだろう ―― 。 ) ……違うッ、違う…!生きてたわッ…… ちゃンと触れたもの…、死んでなんて無かった…! ( 彼女の言葉に、駄々をこねる子供の様に言葉を紡ぐ。 ボロボロと零れる涙は止まらなくて、胸が締め上げられるみたいに苦しくて、 ひくッ、ひく、と肩が揺れる。 ) ( 腕が、確かに背に回った筈なのに、 触れられない。 ) …だ ッて、…でも……、 ( 視線は地へと落ちて、宥められる様に 叩かれる背に、 ) …… ごめんなさい…。 ( 無意識に零れる、小さな声。 ) …私、たくさん助けて貰ったのに… 何も出来無くて… …逃げて…、 だから、 … ( 白く、脆く、不安定な彼女の姿を 見遣り、 ) …ねえ、私 …アクセラさんの為に何かをしたいの ッ…。 ( 復讐でも、 生贄を用意するでも、何でもするから … そンな言葉は 呟く様な小さな音で。 ) [Mon 14 Feb 2011 22:52:00]
◆音 > ( アクセラレーターは進化する。 )( 誰よりも強く、誰よりも速く、誰よりも硬く、――― 無敵に等しい。 )( 死や敗北を想像し難い存在。 )( でも死んだ。 ) あはッ、… 想いだけの身体も長くねェーかァ … 。 ( 怒りや憎しみとは、無縁の満面の笑顔。自らの片腕を動かし、指先を動かすけれど――― 霧と成る。 其れでも、想いが、形を成そうとする。 崩れては、戻るの繰り返し。 本当の本当に不安定な存在。 ) ――― 元々、死ンでた。 其れだけなンだ。 ( 貴女の頬を愛おしく、撫でては撫でよう。愛でてるように、そっと貴女を抱き寄せよう。途中で腕が崩れ落ち、元に戻すの繰り返し。 ) … 教えたら、復讐を考えンだろ? そりゃ、いけねェー… 俺の為に動くンじゃねェー … 。 ( しょうがねェー…、と貴女を抱き締めたまま、ぽんぽんと軽く叩こう。 ) [Mon 14 Feb 2011 22:36:45]
◆メアリアン > ( 彼女を探していた。 最後に逢ったのが何時だったかなンて忘れてしまったけど、 やッと逢えた。 ) ( 噂は嘘だったのか、 なンて安堵と 彼女の微笑みから 表情は若干和らぎ、 ) ……ええ、探して いたの。 私も…!話したい事も 云いたい事もいっぱいあって、 ( 云い掛けて、言葉が止まる。 彼女の姿が揺らいだ気がした。 ――片方の手で己の眼を擦り、 ) …え、 ( ぱちり、と目を瞬かせる。 ) ( 嘘を、吐いているンじゃないかと思う程、 綺麗な、真っ白の笑顔。 けれど、 ) ――――― 、 ( けれど、 ) …… ど … して …? ( 伸ばされた手は、確かに頬に触れている筈なのに、 ――何も感じない。こんなに、白が傍に在るのに、 … ) … どう、して … ?誰に …? ( そうッと彼女の手に触れよう。 ―― 彼女の姿が 水面の中に居る様に 歪む。涙が自然に湧いて出て、 ひくッ、と嗚咽が洩れる。 ) [Mon 14 Feb 2011 22:22:15]
◆音 > ( 貴女の為だけに、――― 怪物は現れた。 )( 偶然でも、奇遇でも、奇跡でも、無い。 ) ―― … 来たンだなァ。 ( 虚ろな視界が、鮮明に見出した。其処には貴女の姿があって、思わず微笑んでしまった。 ) … ああァ、 … 話してェーこと沢山あンだが…。 ( 濁り切った、穢れた白色。其れが特徴だった。今は、濁りがなく、綺麗な純白だった。大人の姿を象り、全裸に衣を纏った風貌だけれど、――― 所々不安定に揺れていた。 ) ――― いや、 … 死ンだ。 ( 貴女の心配する様子に、微笑み掛けよう。 死者の表情に相応しくない程に、清々しい笑顔で告げよう。 貴女から近付けば、片手で貴女の頬を撫でよう。触れているのに、触れていない、奇妙な感覚。けれど、温もりだけは――確かに感じていた。 ) [Mon 14 Feb 2011 22:12:23]
◆メアリアン > ――――― 、 ( 薄暗い非常口の通路を歩む。 なるべく靴音が響かぬ様に、気付かれぬ様に 無意識に、忍ぶ様に。 ) …――――― 。 ( 忘れようと思ってた。嫌な事は、過去の事は全部全部消し去ってしまおうと思っていた。 ――けれど、日常のほんの些細な事で記憶は鮮明に浮かび上がる。 ) … ( 不安と、焦りと、僅かな期待と ―― そンなもので心拍数が上がる。熱があるかのように、頬が熱い。 ) ( 通路を過ぎて、ひんやりと冷たい風が頬を撫ぜれば、 ) あ ッ …、 ( 見付けた。 ) ―― アクセラ …さん ? ( 真白な、幻影の様な、 おぼろげな姿。 ) … あの、 怪我 …してる、の …? ( 云い知れぬ不安がよぎる。 言葉を控えめに掛けながら、ゆっくり近寄ろう。 ) [Mon 14 Feb 2011 21:58:59]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 [Mon 14 Feb 2011 21:51:45]
◆音 > ( アクセラレーターに問い詰めて、誰しもが、良い人だ、なんて言わない。 決まってか、悪い奴、化け物、――― けれど。 時が経て、誰彼の頭の中から、アクセラレーターの名前が消え伏せていた。 怒りや憎しみよりも、何も無かったかのように忘れ去られる。 ) ――― 。 ( 雇われの身から始まった。次に相棒や仲間として行動した。次第に家族か何か、大切なものとなっていた。けれど、アクセラレーターが傷付いた夜に、二人は気付いたら別れていた。 ) ――― … メ、アリ… アン? ( 枯れたかのような、ハスキーな声が響き渡る。 )( メアリアンが非常口の通路を用い、路地裏に出れば、――― 白熱し、白濁し、白狂した姿があった。 余りにもおぼろげで、霧が掛かったような姿だった。 ) [Mon 14 Feb 2011 21:46:57]
◆メアリアン > ( リングの上に散らばッた人間だったモノ。職員達が後片付けをしている様子を、ただ、何か考える様に 視界に、映し、 ) …… そンなに、 前のことなのかしら…。 ( 仮に、彼女が亡くなっていたとして、 いつ頃の話だッたンだろう。最後に彼女に逢ったのはいつだったかしら。 ) ―――――― 、 ( 思考を巡らせていれば、不意に 感じる何かの気配。 勢い良く後ろを振り返れば、若い男女が怪訝そうに此方を見遣る。 ) ( 後ろじゃ無い、何処? ―― あの、霧の様な 懐かしい感じ。 歩みを、気配を感じるままに進ませて、 ) ……、 ( こつン、と足を止めたのは、非常口の 路地裏。 ) … あ 、 ( ぽつ、と洩らした声も なんだか大きく聞こえて、つい黙り込んでしまう。 ) [Mon 14 Feb 2011 21:34:48]
◆音 > ( アクセラレーターは、英雄の豪天寺艶子との死闘の末に消滅した。 ) ―――。 ( 後に、訪れるのは、代わり映えしない日常だけだ。アクセラレーターは始祖の吸血鬼にして、最低で最悪な大量殺人犯。一般市民からも疎まれ、裏の住人にも同業殺しと疎まれ、狂いに狂った―――怪物の中の怪物。 ) ――― … ? ( メアリアンの声が、アクセラレーターという単語に、反応した。 )( 其の言葉は、其の名前は、其の名称は、何なんだろう。 )( メアリアンという少女の存在を感じていた。 )( 誰にも触れられないし、誰にも見えることが叶わない。そんな存在が、―― 一般市民には感じる筈がない。だが、メアリアンにだけは感じ取る事が出来るだろう。 ――― 非常口の薄暗い路地裏に懐かしい気配が。 ) [Mon 14 Feb 2011 21:26:42]
お知らせ > 音さんが入室されました。 『( ――― … アクセラレーター … ? )』 [Mon 14 Feb 2011 21:16:52]
◆メアリアン > ( 怪訝そうに振り向く男性に、一瞬たじろぐも 一度小さく息を吐いてから、 ) あ、あの …噂で聞いた だけ、なんですが … 此処で、その、 ……、 ( 一瞬、尋ねる事に迷う。本当だったら如何しよう、なンて どうにもならない不安 から。 ) あ、あの…… アクセラレーター ッて方が、亡くなり ました …? ( 詳しい事は本当に解らない。 ――ただ、ちょッとした場所で耳にした 噂。 自分から離れたのに、そンな話を聞いたら 不安で仕方無くて、 此処まで来たのだけど、 ) ( 少し、考える様な素振りを見せた男性は、 「 そういえばそんな事も 、 」 なンて どこか曖昧な お返事。 ) ( 結構 前なのかしら? 男性には軽く礼を述べて、 人が疎らになッた 客席の前に移動する。 ) [Mon 14 Feb 2011 21:14:38]
◆メアリアン > ( 此処を訪れたのは、事の顛末を確かめたかッたから。行われている試合を、ぼンやりと何気無く眺める。 獣と人間の試合 ――やせ細った人間は既に身体中が傷だらけで息絶えそうで、そンな彼を獣は容赦無く食いちぎッて―― ) ッ、 ( 血の色に一瞬吐き気を覚え、俯く。湧き上がっていた歓声がひと際大きくなッたところを見ると、試合は終わった様。 ) ( 少しの時間の後、観客は次々と歓談をしながら帰ッてゆく。 ――中に、一人で来ただろう人を見付け、 ) あ、あのッ す、すみません…。 ( 控えめな、小さい声で 言葉を掛ける。 ) [Mon 14 Feb 2011 21:01:00]
◆メアリアン > ( 歓声の上がる客席の最後列の人の合間を、こそこそと移動するのは黒いコートの娘。 ) ―――― … ( いつもはこんな場所訪れない。ましてや、一人でなんて普段なら入る事も出来ない。 リングから聞こえる悲鳴にも似た声とか、周りの怒声とか歓声とか、 心地良い物じゃないもの。 ) …… 、 ( 一番隅ッこの席に辿り着くと、息を吐く。 リングで行われている試合もそろそろ終わりそうだ ――どちらかが死ぬような、形で。 ) [Mon 14 Feb 2011 20:53:04]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 『( ―― … こそ、 )』 [Mon 14 Feb 2011 20:45:26]
お知らせ > カルミラさんが退室されました。 『時は、無限にあるのだから。』 [Sun 9 Jan 2011 01:35:24]
◆カルミラ > (尤も礼を尽くさんとした相手が、それに相応しいスタンダードな種族だったかどうかまでは知らないし、他にこの街の主たる存在が居るかも判らない。 なんせ他の有力個体には殆ど会った事さえないんだから ――ただその権能を表に出さない存在を、独断で無視しているだけだ。) それではいずれまた、ごきげんよう。 ――念願叶えば、墓位はご用意いたしますわ?(事が済んだらくるり背を向けて、退場するとしよう。 儀礼だけじゃなく、実は自分にはっぱかける意味もあったりする。 ある種の安定を得ると、どうしても慎重にというかサボりがちにというか、まあ動きが悪くなってしまうものなのだ。それは長所にして、最大のデメリットかもしれない。 置いとけばすぐ腐る食材達と違って、此方には――) [Sun 9 Jan 2011 01:35:02]
◆カルミラ > (そのまま舞台に降り立てば、何かの演目として通用しそうな芝居がかった語り草。 唇に引かれた紅も鮮やかで、唯一の欠点たる真新しい血臭も、此処ならば問題に当たるまい。 両手を大きく広げ、夜空を観客に語りは続く。)でも安心なさって、今は堕ちたる貴方。 この街の物語は、まだまだ終わらないのだから。(新たな紡ぎ手が此処に居る と。 今はまだ、薄板の切れ端に書き連ねる落書き程度の自分だが――― いずれは街の闇を統べる存在になる。誰かの物だった土地に城を築くのだから、せめて礼は欠かさぬようにというのが本日の献花に至る意思だ。) [Sun 9 Jan 2011 01:19:39]
◆カルミラ > (ついには最前列、一段高くなった柵を前に立ち止まった。 掲げた手には、普段持ち歩く傘が無い。) 一騎打ちだったのかしら、されば相手は誰かしら。 此処があなたの玉座の間。大扉を開いて現れ出でた客人を、どんな趣向で御持て成しに?(代わりに捧げる花束は、彼女が手すがら摘んだもの。 ふわふわゆるりと宙を舞い、舞台の土に落ちていく。) まるでものがたりのように。 おとうさまもそうしたわ。 其の様に死ぬ事は、きっと”私達”の性なのね。(端だけでも聞けば、剣奴に向けられる言葉でないことは明白か。此処に眠る者がそれだけではないことを、知っているのだ。) [Sun 9 Jan 2011 01:07:39]
◆カルミラ > (つまり客席に居座るこの少女はタダの不法侵入者だが、それを注意する者もその独り言を聞くものも今の所居ない。 暗い石色が支配する空間で、其処だけが切り取ったように赤くて黒い。 上物の衣装が作る何時もの色――― いや、本日はもう一色あるようだ。 手持ちの白が鮮やかに。) 結局、会う事さえ出来なかったなんて。(ふわりと広がったスカートを揺らしながら、通路の石段をゆっくりと降りてゆく。 金色の長髪が二房、少し遅れて追随した。) おとうさまに笑われてしまうわ。 当代アイレンベルクの無作法も此処に極まった と。 [Sun 9 Jan 2011 00:56:01]
◆カルミラ > (血で血を洗う暴力ショウと爽快で滑稽な格闘喜劇。 コロセウムの演目は反する属性を持つこの二種類に分類される。 ファンを自称する輩は大抵がどちらか一方のファンであり、双方を心の底から愛する輩は希だろう。特に前者は、ある種の人間性の欠落がないと心底は楽しめない代物だし。) 寂しい所。 歓声がないだけで、まるで墓所の有様だわ。(陽が落ちた後のコロセウムは、その前者の演目を供するにはうってつけの舞台だが、本日は残念ながら試合なし、観客席も立ち見が一人在るのみだ。 聞く所によると街の戦乱が影響して、興行可能日も限定的なのだとか。) [Sun 9 Jan 2011 00:45:19]
お知らせ > カルミラさんが入室されました。 [Sun 9 Jan 2011 00:41:14]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『こうして、アクセラレーターとの戦いは終わった。夜が明ける。雲は晴れ、朝日が差し込む。』 [Sat 30 Oct 2010 04:32:01]
◆艶子 > ( VHGたちは直ちに私の腕の止血に入る。きつく締め付けられる際のその痛みが、私に生きていることを実感させる。私はその痛みに苦悶の表情を浮かべながらも、ナキアから視線を外さなかった。 ) ( ナキアは私の事を呼び、笑った。声は聞こえなかったけれど、確かに私の事を呼んだ。私はそれに応じるように、二度小さく頷くのだ。――涙が止まらない。私の戦いをしっかりと見届けてくれた母に抱きついて、甘えて、泣きたい。でも、今はまだそれは叶わないだろう。やがて担架が運ばれ、私はその上に乗せられる。 そうして運ばれていく中、私は見えなくなるまで母の方に視線を向けていた。 ) [Sat 30 Oct 2010 04:30:53]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( 貴女はよくやったと、 褒めてあげたい。 彼女も彼女の中の白にも、同様に。 )』 [Sat 30 Oct 2010 04:28:47]
◆ナキア > ( 観客席に満ちていた静寂は消えて、俄かに騒がしくなる。 戦いの終結をみてとって、VHたちが動き始めたのだろう――― ) … ( 誰もが彼女に手を差し伸べずにはいられない。 それこそ己の出番なぞ必要ないくらい、 誰もが彼女に手を伸ばしたがる。 ) ( 彼女はそれら全てと向き合い、受け止め、受け入れる。手を伸ばす。 それが良きにつけ悪しきにつけ、全てだ。 だからこそなおさら、皆手を伸ばさずにはいられない。 ) … ( 彼女に強くあることを望む声は多い、 ) ( けれど母は望まない、 どれだけ強いか知っているから、自分の前でだけは、 ) … ( 全て受け入れてしまう彼女の、 ) ( 休息する場所でありたい。 と、 ) ―――― ( そんな母の我侭さえ、あの子は受け止めてしまうから、 ) ( … それでも ) ――――― ( 泣く、泣く、 彼女の頭がふらと上がって 目があった気がした ) ( 母は小さく頷いて 笑みを深め、 ) … 乙女、 ( 彼女が呼ばぬかわり、呼び名を形にする、音にする、 ) ( 周囲にはVHたちの指示の声が飛ぶ。 まだ彼女と接触することは出来なさそうだけれど、落ち着いて顔を合わせる機会があれば、いつものように抱き締めて頭を撫でてやりたい ) [Sat 30 Oct 2010 04:24:39]
◆艶子 > ( 崩れていく。彼女の身体が崩れていく。その塵が雪のように降り注ぎ、私にはそれを止める術は無かった。ただその様子を見ているしかなかった。私は痛む身体を鞭打って上体を起こし、片手にその塵を受け止める。 ) ………っ。 ( 私の叫びはもう声にならなかった。最後の最後、アクセラレーターが私に向けたその微笑みだけが脳裏にしっかりと焼きついて。 ) …………。 ( 私はその塵を力強く、力強く――抱きしめた。 ) ……う、 うぅっ う、 ぁう… ( ぼろぼろと涙が毀れ、塵に落ちて溶けていく。溶けていく――。戦いが終われば、VHGの人達もこちらへと向かい始めるか。――顔をあげれば、そこには私の母の姿があった。涙で濡れたその顔が、余計にくしゃくしゃになる。愛する母の名前を呼ぼうとしたけれど、嗚咽ばかりが漏れて言葉にならない。 ) [Sat 30 Oct 2010 04:17:53]
◆ナキア > …… ( 小さく、長く 息をついた。 ) ( 戦いが始まった頃から顔を出していた月はもう大分傾いたことだろう、 ――――夜が明ける。 ) ――――― ( 闘技場の中に一人佇む我が子に、 母は愛おしそうに微笑んだ ) ( 彼女となったましろにも、同様に ) [Sat 30 Oct 2010 04:15:02]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『( アクセラレーターは、豪天寺艶子となった。 )』 [Sat 30 Oct 2010 04:13:34]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『 ――――― … 』 [Sat 30 Oct 2010 04:13:27]
◆アクセラレーター > ――――― …、 ( 言葉は無い。 ) … ―――――。 ( 彼女の傍に跪いたまま、彼女の手に触れたまま―――。 足の爪の先端が、塵と化する。緩やかな速度で、何も残らなくなり、生きた証ですら消える。 )( 臀部から伸びた尻尾と大剣が、硝子の様に砕け散る。 )( 背中や肩甲骨から伸びた、翼の名残といえる刃が罅割れる。 ) ―――――― ……。 ( やがて。 )( 触れられていた、右腕にも亀裂が走り掛ける。 ――― 一瞬にして塵となった。 )( 肢体が砕け散る中に、胴体や首まで、――― 頭部まで消滅の道に辿る。 そんな中に、アクセラレーターは小さく笑いかけた。 ――――― 後に残るのは、左腕の傷跡と、胸の十字の傷跡と、終焉を告げる夜明けだけ。 ) [Sat 30 Oct 2010 04:08:27]
◆艶子 > あ、 あくせら れーた…っ ま、待てよ…!――アレックスに、アレックスに頼むから!きっとお前の話を聞いてくれる、理解してくれる!吸血鬼になりかけの私がこんな風に生かしておいてもらえたんだから、きっと…! ( そうならないことは、私が良く知っていた。アレックスはそんな判断をしたりはしない。でも、そんな無責任で不確実な話をするしか、私には無かった。エリエッタはアクセラレーターの言葉に耳を傾けるなと言った。私はそれを了承したが…駄目だった。結局のところ、私はとんだ甘ちゃんなのだ。その場その場の感情で行動してしまう。何が英雄だ。これじゃエリエッタの言う通りじゃないか。 レティシアやミレイユと同じように、また一人の吸血鬼を救うことが出来なかった。 ) ばかやろう…ッ! ( 私は涙を流す。私にはもう、どうしようもなかった。 ) ( ――そしてついに、アクセラレーターの瞳の輝きは消えてしまった。 ) [Sat 30 Oct 2010 03:57:48]
◆アクセラレーター > ( 涙が溢れ出る、そんな中に、燃え盛る真紅の隻眼の光が、―――急速に失われつつあった。 )( 怪物と英雄。 )( 私たちには護るべき世界があった。 けれど。 貫く意志と護る物が違った。 )( 命懸けの戦いを繰り返し、―――色んな人の考え方や意思が掴み取れた。 けれど。 怪物や吸血鬼のアクセラレーターという存在は認められても。 アクセラレーターという存在が認められなかった。 )( 世界が敵だった。 人類が敵だった。 )( 同じ怪物でも、分かり合えなかった。 仲間は居なかった。 友達も居なかった。 ―――― 。 )( 豪天寺艶子の体細胞を復元し、不純物は吸血鬼の因子で… 破壊しよう。 ) ――― … ありじゃねぇー … よ。 お前の部下になって、下らねぇー事で喧嘩したり、肩を並べて――― … 色んなものを護りたかった。 ( けれど。 ) 私は、何も救えない。 破壊でしかないんだよ。 ( 豪天寺艶子の身体を蝕む、―――吸血鬼の因子と悪魔の粒子の全てを破壊し終えれば。 ) ―――― … 、 もう 救われ、て … いるさ。 ( 燃え盛る真っ赤な瞳は、――――消失した。 ) [Sat 30 Oct 2010 03:45:35]
◆艶子 > ………。 ( アクセラレーターは声を震えさせながら言う。大粒の涙が毀れ、私の顔に一粒落ちた。そして言うのだ。化け物になりたくなかったと。私のようになりたかったと。 私は――私は、こいつがそんな風に考えているとは思ってもいなかった。こいつは物凄い化け物で、私は物凄い英雄で、心行くまで戦いあう。でも、相手を貶したり嘲笑ったりはしない。こいつは吸血鬼で、どうしても倒さなくちゃならなくて、でも命がけの真っ向からの戦いの中ならば、心を通じ合えると思っていた。そうやって対等の目線で立ち向かうことで、こいつ自身の、何らかの救いになると思っていた。VHGやエクソシストのようなやり方ではなくて――。けれど、彼女の心はもっと複雑だったのだ。アクセラレーターが本当に望んでいたのは私との真剣勝負なんかじゃない。私はそれをわかってやれなかった。 ) アクセラ…レーター…ッ! ばか、やろう、 ふざけ――…っ ( 十字の傷が触れ合う。その瞬間、私の中で何かが起こる。形容しがたい何かが。息が詰まるような何かであり、長い時間をかけて変質したものが少しずつ戻っていくかのようであり。 私は大剣から手を離し、そのアクセラレーターの手を弱々しく掴んだ。 ) 馬鹿野郎…!こんなのって、ありかよッ!これじゃ、お前は…何も救われないじゃないか…ッ! ( ああ、崩れていく。時間が失われていく。私は―― 私は、どうしたら良いのかわからなかった。どんな言葉を語り掛ければ良いのか。 ) 生きてやる!約束どおり、お前の魂背負って生きてやる!アクセラレーター…ッ! [Sat 30 Oct 2010 03:26:32]
◆アクセラレーター > 私は、――― 私みたいな、アクセラレーターという化け物になりたくなかった。 ( 震え出す声。 溢れ出す涙は止まらない。 ) お前みたいな、英雄で、正義の塊で、誰しもが――― 世界の中心に立てる豪天寺艶子になりたかったんだッ!! 羨ましかったッ!! 妬ましかったッ!! ………ッ!! ( 声にならない悲鳴を、怒号を、張り上げようッ! )( 闇より深い闇の中で生き続けたからこそ、理想の光で正義で英雄を憧れた。闇の中の闇で、殺し合う様な、真っ暗で真っ暗な世界はウンザリしていた。 ) … 死にやがれ。 ( 悪魔の豪天寺艶子が。 吸血鬼の豪天寺艶子が。 ) …生きて、生きて、生きやがれ。 苦しんで、悲しんで、――― 生きろ。 ( 彼女の胸に傷付けた、十字の傷跡と―――掌の十字の傷跡を重ねよう。 ) … 魂を背負うからには、 ( 破壊の力を、救済の力に変えることは出来ない。 ) なぁ… ( だけれど、悪魔や吸血鬼の部分だけ破壊することは出来る。 元よりは血液を操る稀有な才能があるのだから。 ) ―― …、 ( 右腕に溜め込んだ膨大なエネルギーを、豪天寺艶子の全身血管を通しては――、不要な部分を破壊し始めよう。 ) ――――。 ( 右腕の四本爪の先端が朽ち果て、一対の角が罅割れ、―― 左肩が砕け散っていた。 ) [Sat 30 Oct 2010 03:12:10]
◆艶子 > アクセラ…。 ( 相手のその身体には亀裂が走り、崩れかけていた。ぱらぱらと崩壊する肌の表面が雨のように降り注ぐ。相手もまた、全身全霊の力を篭めて戦っていたのだ。そして深手を負い、そのダメージが蓄積していた。この私と同じように。 ) ( 右腕は振り下ろされない。それを振り下ろしさえすれば、全ては終わるのに。相手の片方だけ残った瞳を、私もまた片方だけ残った瞳で見上げていた。 ) ………っ ( 胸に十字の傷がつけられる。その痛みに一瞬息を飲んだ。私は再び相手の顔を見上げるだろう。 ) ( アクセラレーターのその胸の内に秘める想いは、一体何か。涙を流すその姿を見た時の、豪天寺艶子の胸の内に生じる想いとは一体なにか…。 ) アクセラレーター…お前、一体―― 何を…。 ( 右腕が震えだす。魔術の知識には疎いが、凝縮した力をその場に留めきれずにいるようにも見える。 ) [Sat 30 Oct 2010 02:54:18]
◆アクセラレーター > ( 力の残量が残り少ない。 豪天寺艶子との戦いで、ここまで消耗するのは――― … 生まれて初めてだった。 )( 頭部や胸部の受けた傷跡が、猛毒の様に蝕んでいた。 硝子の様に、亀裂が走り掛けている。 肌の表面が剥がれ落ち、覗かせるのは果てしない真っ暗で真っ黒な空洞だった。 ) ( 豪天寺艶子が、――魂がある、と言ってくれた時は嬉しかった。 ) ――――…痛ッ ( 私がお前を殺したのなら、お前が豪天寺艶子になるんだ!お前の魂を背負って生きてやるッ! ) ( 頭部の亀裂が広がり、真っ赤に燃える隻眼が揺れた。溜まっていた怒りと憎しみの全てを吐き出して、本能の全てを振舞って、吸血鬼の力も、悪魔の力も尽きかけていた。――― … だからこそ、埋め尽くされていた本能が薄れていき、ほんの取り戻した理性が、忘れ去られた記憶の破片を、結び付ける内に、――――彼女の吐き出した言葉が、脳裏に響き渡った。 ) ――― … お前は魂を … 、 ( 泣いている。 )( 彼女の言葉に気付いた。 ) … 泣いて、ねぇー… よ。 ( 微かに震え出す右腕。 膨大な破壊の力を、体内に留め続ける事は出来ない。 彼女の胸部を爪先で触れれば、十字の傷跡と切り刻もう。 ) [Sat 30 Oct 2010 02:46:23]
◆艶子 > ( 走馬灯って言うのを見るのはこれが始めてだ。今まで何度も死線を潜り抜け、死に掛けた回数なら山ほどあるつもりだったが、本当の意味で死を目前にするっていうのはこういう事なのか。思い起こされるのは戦いの記憶ばかり。色んな奴と戦って、勝って、負けて―― ) ………あ、 ぅ。 ( 弱々しい右腕が、傍らに落ちたツヴァイハンダーに伸びる。戦って、勝って、負けて。それから…それから、どうしたんだ。ここで終わらせるのか。今まで戦ってきた全てを。私が乗り越えてきた障害の全てを。私と戦った人達は、そんなことは望んじゃいない。私に勝ち続けてほしい、と願っている筈だ。だから私は、彼らとの戦いで大きくなった私は、彼らを称える為に自ら英雄を名乗った。彼らとの戦いがあったからこそ、自分は素晴らしく強くなれたのだという意味を篭めて、英雄を名乗った。こんなところで、費えさせるわけにはいかない。私は――。 ) ……う。 ( 右腕が、大剣の柄を掴む。…だが、ずんっっっ、という衝撃と共に敵は私の腹を踏みつけた。 ) うぎゃあぁぁぁぁ……ッ!! ( 痛みと共に私は大地に縫い付けられる。うっすらと瞳を開けると、奴は右腕を振り上げていた。――それを振り下ろしたら、もう、すべて…終わる。 ) …………? ( だが、相手は右腕を振り下ろさなかった。そして―― 泣いていた。 ) ……… どう、した… アクセラ、レーター。何を…泣いている…。 ( 掠れる声で、私は問いかける。 ) [Sat 30 Oct 2010 02:27:48]
◆アクセラレーター > ( 悉く、豪天寺艶子の器量と策略を――― … 跳ね除けた。 ) ――― アッ、 アアゥウウ …ッ!! ( ツヴァイハンダーの一撃を捻じ伏せた。直後に輝き続ける右腕の四本爪で、地面を突き刺しては無理やりに突進を食い止めた。爪を支点に、全身の刃や爪が、地面を円運動の様に切り刻んだ。 ) ガッ ―――― 、 …。 ( 寝転がる艶子の姿を捉えれば、――傍まで近付こう。左足で艶子の腹部を踏み付けた。身動きが取れないように。 )( 後は、充電完了した右腕を振舞えば―――全てが終わる。 )( だが、右腕は振り下ろされなかった。 )( 艶子が見上げれば、鉄錆の血液を、涙の様に、溢れ出していた。 )( Satan Anger 3Turn ) [Sat 30 Oct 2010 02:18:38]
◆艶子 > ( 回転しながら迫る敵と、その角。そしてツヴァイハンダーの先端が相手の頭部を捕らえたとき、私は今日何度目かの勝利の確信をする。だが、それは再び裏切られることになるのだ。次の瞬間、アクセラレーターは角の方向を変え、ツヴァイハンダーを絡め取った。それは大剣を保持していた私の身体ごと跳ね飛ばす結果となる。 浮遊感。そういえば、蔓の悪魔との戦いのときもこんな感覚を受けた。しがみ付いていた蔓から跳ね飛ばされ、私は腕を圧し折ったのだ。 ) ―――ぐぁッ!! あ……ああああああああああああ……ッ!! ( 今回跳ね飛ばされたのは、その時のように高さは無かった。だが切断した左腕を強く打ち付けてしまい、気が狂うような激痛に襲われる。がらん、と私の側で少しひん曲がったツヴァイハンダーが落ちた。 ) あ、 ああ、 ぁ …っ ぁぁ っ ( だ…駄目か…。勝てない、のか――…。私は、 ま、負け…… 死……。 ) [Sat 30 Oct 2010 02:07:21]
◆アクセラレーター > ( 攻撃も、防御も、移動も、何から何まで、全身の刃で切り刻む程の、禍々しい生体鎧を包み覆う悪しき竜。 ) ――――― 、 ( 全身から溢れ出す、感情や記憶が、―――。理性が失われつつ、力の枯渇も間も無く迎える。 )( 其れでも、怒りと憎しみが、解き放さなければ――― 気が済まない。 ) アアアァァァアァアアッァアアアアアアアア―――― ( 迎え撃とうと、身構える艶子の姿に―――。更なる回転を上げた。突き付けられるツヴァイハンダーの真っ先が、先端へ擦れ違い――― 頭部の皮膚の数ミリに触れた。途端に角の向きを無理やりに変えては、ツヴァイハンダーの刀身を一対の角で絡める形になるだろう。そのまま、足が地面を擦り付けるほどの衝撃が襲い掛かることか。 口の端が罅割れ、されど竜の如きに近付いていた。 右腕の輝きが、一向に激しくなり、―――。 )( Satan Anger 3Turn ) [Sat 30 Oct 2010 01:57:20]
◆艶子 > い……っ!! ( 何と、奴は私に向かって突進してきた。そのスピード、そのパワー、その迫力。そしてその質量も。 …とてもじゃないが、迎え撃てない。私の身体がばらばらになってしまう。武器も無事では済まないだろう。では、どうする!?こうしている間にも刻一刻と私の左腕から血が失われ続けている。少し目も霞み始めてきている。確実にダメージを与えていかないと、こいつの強靭な生命力を費やすことなどできはしない。何か――。 ) !! ( そうだ、と一つの閃き。ツヴァイハンダーは本来、騎兵を迎えうつパイクを持った槍兵達の槍を切り払う為の武器だ。長さ的にはパイクと渡り合えるのだ。パイク自体はもっと長いが、この武器も突進する騎兵を迎え撃つことが出来るのではないか!? ) ――― ( 私は地面に尻餅を付くように滑り込み、柄を地面に当て、片腕で保持し、切っ先を相手へと向ける。地面はもっとも堅牢な支えとなる筈だ。だが、剣先が相手の角に触れては吹き飛ばされてしまう。だから接近する、その刹那を捕らえ――ッ!切っ先をずらし、先端を相手の頭部へと向ける! 頭に突き刺してやるッ!! ) [Sat 30 Oct 2010 01:42:35]
◆アクセラレーター > ( 闘技場を包み覆う、聖なる結界が――― 大気が――― 大地が――― 震え出すほどの雄叫び。 )( 真っ赤に煌き続ける隻眼が、豪天寺艶子の姿を捉えた。 ) ァァアアアアアウアウゥゥウウウウアウウウアウウアアアアアアアァァア ( 吸血鬼の全ての力を燃やし、破壊の力に変えるのが魔族化。 )( 立ち向かう姿に、感情を奮い立てた。 追い討ちを仕掛ける術に、自ら疾走し始めた。臀部から伸びる大剣の真っ先を地面に突き刺し、其の反動を利用しての加速が―――更なるスピードを上げたッ! ) ッ… ァァァアァァァァァアアアアアアアアアアア――――!!! ( 滑空する形で、全身が砲弾のように回転し始め、側頭部から伸びた一対の角で、―――ツヴァイハンダーへ迎え撃とうとッ!! )( Satan Anger 2Turn ) [Sat 30 Oct 2010 01:30:58]
◆艶子 > ―――ああッ!? ( 奴の残る右腕が発光する。何だ、何をやらかそうっていうんだ!もう何が来ても驚かねーぞ、畜生めッ!! 腕の出血が激しい、早く勝負を終わらせないと。 ) うおおおおおおおお――――ッ!! ( 勇ましい雄たけびとは裏腹に、全身の筋肉に走る激痛により走る速度は遅い。だが、それでも懸命に相手に向かって走り続けた。ツヴァイハンダーの剣身の根元には、リカッソと呼ばれる刃がついていない部分がある。その部分を右手で掴み、柄を脇腹で保持することで、さながら突撃槍のように構えるのだ。狙うは奴の心臓部分。このツヴァイハンダーも祝福儀礼を受けており、これで心臓を貫けば――ッ!! ) [Sat 30 Oct 2010 01:22:01]
◆アクセラレーター > ( 誰かの命でしか、補えない不完全な肉体。 )( 若しかしたら、世界を壊すために生まれたのかも。 人類を滅ぼすために生まれたのかも。 ) ( こ■な人達が生きていて、■しい。 この人達の■む世界を壊■た■■い。 ) ( 禍々しき姿から、溢れ出すのは、――怒りと憎しみだけじゃない。希望と願望、空しさと虚しさ、そして、―――何時しか憧れた甘い夢。 其れらの想いの欠片が見え隠れする。 ) ――――― ガッ、アアアァアァァァアアアアアアァアア!!! ( 隻腕の姿で、顔を夜空へと仰いだまま、雄叫びが木霊する。 全身に迸る強烈な生体電流が、渦巻き続ける体内熱が、―――吸血鬼という力を燃やしていた。 真っ白で真っ白な、悪しき竜を連想させる悪魔の姿。 残る右腕が、薄らと発光し始める。 )( Satan Anger 1Turn ) [Sat 30 Oct 2010 01:13:57]
◆艶子 > ……へへ…。 へへ、 へへへ…っ 本当かよ、これ…。私は…悪い夢でも見てるのか? ( そしてゆっくりと相手に近づいていく。どんなに相手が強大でも、どんなに私の方が不利でも、やるしかないのだ。戦って、戦って戦って…勝つか負けるか、どちらかしかないのだ。なら勝とうぜッ!負けるよりかは何百倍もいい! 見てろよ、アレックス。エリエッタ。どうして私が英雄って呼ばれているか、今…見せてやるからよ…ッ!ジャスティス様も、レイも、アイゼンリッターも、ナッキーも…!良く見ておけよ…ッ!! ) いくぜアクセラレーターッ!私とてめえの最終戦争だッ!! ( そうして私は地面を蹴り、駆け出す!! ) [Sat 30 Oct 2010 01:07:12]
◆艶子 > …………。 ( 私は。 呆然とそれを見ていた。 二度に渡る天下無双刀の使用は、全身に疲労だけではなく激しい痛みを生じさせていた。まるで寒さに凍えるかのように手足がふるふると震える。 けれども目の前で起きている変化に、その光景に、私はその痛みを意識できずただ息を呑むしかなかった。そしてその瘴気は、確かに感じたことがある。あの魔界で、最後の戦いで―― こいつは今、吸血鬼からもっと別の何かに変貌を遂げたのだ。遠くでVHGの者たちが驚きと戸惑いの声をあげるのが聞こえる。私がこの戦いに負けたら、彼らはこいつを抑えられるだろうか。たった一人の犠牲も出さずに。 ) ………。 ( 私はよろめく足で、先程突き立てた大剣の側に寄る。自分の服になすりつけるように刀の血を拭うと、難儀しながらも腰の鞘に刀を納め―― 片腕だけで、大剣を引き抜き、それを肩に担いだ。 ) [Sat 30 Oct 2010 01:05:48]
◆アクセラレーター > ( 魔族化。 )( 始祖の吸血鬼の身体から沸き上がる、真っ黒で真っ黒な霧が纏わり付く―――。 ) ―――――――――――ッッッッ!!!! ( 身に覚えがある筈だ。 精神を蝕む瘴気を。 魔王と戦ったならば。 )( 真っ黒な霧に包まれる中、身体の輪郭が曖昧になる。だが、次の瞬間に、真っ黒な霧から飛び出た、刃の様な一対の角は前後へ伸びており、刺々しさが露になっていた。 ) ( 許さない。 )( … 許さない。 ) ――― 許サナイ。 ( 先程まで濃密な黒い霧が、始祖の吸血鬼に吸い込んでいった。肢体が悪しき竜の様に変貌し、後方へと伸びる無数の鱗は、―― 刃の煌きが放っていた。臀部から伸びるそれは、背丈の何倍もの伸びた尻尾で、其の先端は何時しか思い出させる大剣だった。 ) ア…ゥ 、 ァアアアア…ッ ( 流れるような、純白色の長髪が、空中に漂わせながら放電し始めた。持て余したエネルギーが体内で処理し切れず、溢れ出す長髪で放熱し続けていた。 ―――― そして、真っ赤で真っ赤に輝きだす双眸から、鉄錆の血液が溢れ出した。 ) [Sat 30 Oct 2010 00:56:11]
◆艶子 > ( アクセラレーターはまるで苦悩するかのような声を漏らす。この声は、以前にも聞いたことがある。こいつは孤独を訴えた。そして私はそうではないと答えた。しかし、私はアクセラレーターのその苛立ちを否定しない。言葉でそう簡単に否定できるものでは無いからだ。 ) ( 一気に肉薄し、渾身の力を篭めて刀を振り下ろす。二度目は溜めを行わずに発動できるこの技が、相手の隙を突くことに成功した。刀は吸い込まれるように頭から額、額から目を割り、そして一気に心臓近くの左胸へと到達した。その手ごたえは確かなものだった。そして勝利を確信するには十分だった。勝った。私は勝ったのだ。 ――だが。 ) ………!? ( 幾ら吸血鬼とはいえ、祝福儀礼済みの武器で頭部を破壊された者がまだ動けるなど、豪天寺艶子の予想をはるかに超えていた。心臓まで到達しなかったのか。 それだけではない。相手は何か――私の知らぬ何かに変貌しつつあった。黒い霧は霧化の能力の行使を連想させるが―― 違う。何かが違う。 ) ( 私は剣を引き抜くと、距離を取った。貴重な天下無双刀の残り時間を、距離を取ることに費やしたのだ。それ程までに異様な何かを感じさせた。 ) [Sat 30 Oct 2010 00:44:44]
◆アクセラレーター > ――― 何だと? ( 艶子の拒絶が、信じられない。 ) …… ほう。 お前もジャスティスと同じか。 ( 苛立ちが募る。 ) 怪物だから、吸血鬼だから、――― … 魂と命の持たざる者だから…ッ ( 双眸の奥に秘める真紅の色が、より色濃く増した。 ) ――― 豪天寺艶子。 ( 必死に立ち上がる様子を見遣れば、――後に遣ろうとする展開が見えた。 彼女が余りにも真っ直ぐが過ぎて――皮肉なほどに考えが読めた。 ) ――― 後出しで勝てる相手に、何の積も… ( 今度のは、予備動作や溜め動作が短くなる前に―――瞬時に発動だとッ!? )( 咄嗟の反応で一歩と後ろに下がるが、完全に避け切るには間に合わず、――― 艶子の刃が額から、左眼へ、左胸部へと――― 切り裂かれた。 ) ぐう…ッ ハッ、ッハハハ… ( 額の傷跡が、脳へ多大な痛覚を及ぼし続け。左眼の水分が蒸発し、視界の半分が急速に失い。左胸部―――心臓に近かった。如何にか、致命傷を避けられた。 ) 豪天寺艶子ォオオオオオオ―――ッッ!!! ( 感情が膨れ上がり、―――怒りと憎しみが強まる。孤独で孤高の人生を歩み続けた分だけ、寂しさと空しさがあった。 其れらの想いを剥き出しにし、始祖の吸血鬼は―――黒い霧を纏わり付いていた。 )( ――― Devil Change ――― ) [Sat 30 Oct 2010 00:34:18]
◆艶子 > チェストォォォォ―――ッ!! ( 振り上げた剣を、相手の頭上目掛けて振り下ろす!! ) [Sat 30 Oct 2010 00:18:10]
◆艶子 > …かげ…。 君影…。見ろよ、これで私はお前と一緒――。 ( 傭兵はぶつぶつと何かを呟く。歓喜の声をあげる吸血鬼とは対照的だった。 ) ( そう、私は一生治らない。相手は時間を掛ければ治る。この差は大きい……。だが、だが…っ、 だがっ、だがっ だがだがだがだがッ!この戦いの中においてはイーブンだッ!相手の腕を奪ってやったッ! ) …断る。 …アクセラレーター。私の強さは、私の価値は、人間だからこそ意味があるんだ…!人間が!ただの鍛錬だけでッ!化け物をここまで追い詰める!凌駕する! ( アイリ様も、ジャスティス様も、アレックスも、レイも―― みんなただの人間だ! ) ( 隻腕となった剣士は、ぐぐ…ッと弓を引くように右腕の刀を振り上げ、全身の筋肉を硬直させる。 ) 一日に…二度、使うのは…これが初めてだ…ッ! 身体よ持ってくれ―――ッ!!天下無双刀だ―――ッ!! ( 二度目の行使からは、溜め無しの即時発動が可能。豪天寺艶子の肉体は、再び拡張した。そして地面を蹴り、接近し―― ) [Sat 30 Oct 2010 00:17:31]
◆アクセラレーター > ( ――― … 強い。 )( だが、遣り返したッ!! 時間を掛ければ、治るが―― … 向こうは人間である限り、一生治らない。 )( 相手の左腕に食い込んだ、刃を全力で振り切った。同時に、切断された左腕の断面から、―――大量の血液が溢れ出した。 ) ――― … ッ 、 は … あはッ! あははははッ!! ( 歓喜の声を張り上げよう。溜め込んだ力、血液が失う前に、―――呪われた血を操り出そう。断たれた血管を無理やりに閉じ込め、筋肉の繊維を縫い合わせ―――微弱ながら再生が始まっていた。其れでも止血は気休め程度であり、再びダメージが負えば、塞がった傷跡は開いてしまうだろう。 ) ――― … 私と同じ、化け物になれば、助かるぞ? ( 悪魔の囁き。 ) ―― … 妹のように、恋人のように、我が子のように、愛でてやる。 ( 左腕と嘆く、艶子の姿を追い詰める為に、ほんの一押しをしようと言葉を並べ出した。 ) ―――――― … 。 ( 右手で小振りを握り締め、離れた先に鎮座する黒い鉄球を、手前に引き寄せようと。 ) [Sat 30 Oct 2010 00:05:29]
◆艶子 > ( 気合か。強い意思か。それともこの戦いを見守る皆の前で、無様な戦いを見せられないと思ったのか。それだけではない。アイゼンリッターにも語ったことだ。これこそが、私の武器なのだ。私と化け物の圧倒的な実力差を埋める、唯一無二の武器なのだ。そして化け物を倒せるのは、いつだって人間なのだ。だから負けない、負けたくない。 ) ( そして私は刀を振り切った。遠くでぼとん、と何か重たいものが落ちる音が聞こえる。奴の左腕だ。だが、それと同時に相手の刃は私の左腕に食い込み続ける。肉を、骨を断ち――やがて最後の皮一枚も断ち切ってしまった。 ) ………… ッ ( ぼとん、と私の足元に落下するように何かが落ちる。身体は軽くなり、重心が崩れ、続いて激痛。吐き気がする程の。 ) あ…… ぅ……。 ( 一歩、二歩とよろけるように後ろに引く。その歩いた軌跡を残すように、血の痕が地面に残った。 ) ……ちくしょ ……ちくしょう… わたしの …左腕…。 わたしのひだりうでぇ…。 ( それと共に――天下無双刀の持続が途切れ、筋肉が収縮する。激痛の後に襲ってきたのは全身の疲労感だった。 ) [Fri 29 Oct 2010 23:51:52]
◆アクセラレーター > ( 何故だ。 何故、退かないッ!? )( 退かなきゃ、その左腕は使い物にならなくなるんだぞッ!! )( 自らの左腕に、食い込む刃が、皮膚を焼き尽くしながら、筋肉の繊維、無数の血管が、どれもこれも鉄と同様の強度を誇る。 ) … ッ ア、 アアアッ 、 アァァアアアァァアアアアアアァアア―――――ッッッ!! ( ―――― … なのに、豪天寺艶子の器量なのか、或いは誰かの想いを乗せた力なのか、或いは恐怖を抱えながらも踏み込もうとする勇気なのだろうか。 )( 相手の刃は、左腕の隅から隅まで、焼き尽くしながら―――切断した。切断された左腕は、空中へと舞うだろう。 ) ガァアアァアァアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!! ( 遣られたら遣り返すッ!! )( 感情の爆発を、右手の小振りに乗せて―――― 艶子の左腕を、更なる力を込め、切断せんとッ! ) [Fri 29 Oct 2010 23:42:47]
◆艶子 > ( 取ったッ!! 豪天寺艶子はそう確信した。こちらのスピードに相手は対応できず、咄嗟に動けないようだ。そして私の祝福儀礼を受けた刀は相手の左腕に食い込んだ。まるで熱した鉄のように、その刀はアクセラレーターの肉を、骨を、腕を焼ききって行こうとするだろう。更に万力のような力を篭める、だが――。 ) っ!! ( アクセラレーターが右手に構えた武器を、私の左腕へと放つ。その一撃は私の左腕へと食い込み、血を噴出させ、肉を露にする。 ) ぐあああああああああッ!! ( 畜生!畜生!痛い!畜生!だが、もう引けない!ここで引いたところで私の左腕はもう使い物にならない!だから行くんだ、このまま――ッ!! ) ( 私は更に、刀へと力を篭める。相手の左腕を切断し終えるまで、負荷を加え続ける! ) うおおおおおおおおおらぁぁぁぁぁぁてめェェェ―――ぶった切れろぉぉぉ―――ッ!! [Fri 29 Oct 2010 23:31:28]
◆アクセラレーター > ( 感じる。 聞こえる。 )( 豪天寺艶子の限界が引き出されようとしているッ! ) ―――――― チッ! ( 相手へ撃ち出した鉄球が、紙一重で避けられた。 全力で撃ち出した反動から、体勢が立て直せずに、―――。 ) が…ッ !? あ… ッ ああああああぁぁぁああああ――――ッ!? ( 間に合わないッ! )( 血液による硬化も、霧化による無力化も、優れた運動神経も、――無意味だった。 )( 走馬灯が駆け巡り、艶子の刃の真っ先が、左側の一の腕に食い込む。 )( 避けられず、防げず、されるがままじゃない――ッ! ) ――― ッ、 は、 ァアアァアァァアアアア――――ッッ!! ( 右手に構えた小振りが、妖しくも輝き出して、―― 相手の左腕へと薙ぎ払いの一撃。 遅れながらの反撃だったが、持ち前のスピードが幸いして、拮抗させつつ相打ちに持ち込もうとッ! ) [Fri 29 Oct 2010 23:22:24]
◆艶子 > ( こいつをやると、服を一着台無しにしてしまう。身体のサイズが増すせいで、みちみちと音を立てて破れかけてしまうのだ。 ) ( 私は相手の咆哮と同時に顔を上げ、地面を横に蹴った。豪剣術、天下無双刀。肉体の限界を引き出し、パワーとスピードを向上させる。――迫り来る回転する鉄球を紙一重で回避し、再び地面を蹴って相手へと接近するッ! ) アアアアクセラレェェタァァ――ッ!! ( 狙うは鉄球を打ち出すために繰り出した、その左手ッ!! 下から斜め上へ切り払うように、刀を繰り出すッ!! ) ( 天下無双刀、1ターン ) [Fri 29 Oct 2010 23:10:32]
◆アクセラレーター > ( 呼吸を整え直す様子を察すれば、加速し続ける鉄球で振り下ろそうと思ったが。 )( 気配が変わった。 ) ( 一瞬の合間に、黒い鉄球が一刀両断される、という映像が脳裏に浮かび上がった。 ) ( 黒い鉄球は、加速し、加速し、加速し、―――― 艶子に撃ち出すのを止めた。 )( 其れで良いのか? )( 対等に戦える相手が見付かったんだぞ。 )( 正面から全力で振舞えたら―――、楽しいだろう。 ) … 豪天寺艶子ぉおぉおおおおぉおッ!!! ( 咆哮すれば、黒い鉄球は、手前に移動させてから、――――左手を拳に作り変えた。 其のまま、黒い鉄球を殴りだそう、更なる加速を付けた鉄球が、豪天寺艶子の胸部へと叩き込もうとッ! ) [Fri 29 Oct 2010 23:01:49]
◆艶子 > ( やべェ、喰らっちまった。ダメージは?意識ははっきりしてる。でも息が、息が出来ない。 ) は、 かっ ひゅっ、 …っ ( 落ち着け。きっと肺がびっくりしてるんだ。 ) ひゅっ ひゅっ ( 小さな呼吸を何度か繰り返す。よしいいぞ、その調子。次はもっと深く、長く。 ) ひゅーっ… ひゅーっ… ( どうにかして呼吸を繰り返すと、今度は撃たれた部位の痛みが来た。見下ろせば、胸当ての一部がへこんでいる。骨を強く打ったかもしれない。 ) ………。 ( その最中、私は相手の目を見た。 ) ( 野郎。 ) ( 今。 ) ( 「こんなものか」って思ったな? ) …………。 ( 片膝を付き、蹲ったまま―― 私は全身系を尖らせた。ちょっと早いが見せてやる。天真正示現流、天下無双ッ!! ) ( 蹲ったままの豪天寺艶子の肉体が、どくんと躍動する。 ) [Fri 29 Oct 2010 22:49:34]
◆アクセラレーター > ( 片刃剣が駄目なら―――。 もっと、もっと、力を、血液を、圧縮させるまでだ。 )( 自ら、圧し折った片刃剣は、形状を作り変えた。 更なる洗練された形状、小振りへと。 以前に増した、漆黒色の艶が現れ始め、脈動させていた。 )( アクセラレーターは進化する。 )( 人間と同じように、失敗を繰り返し、学習をし、更なる高みへと見出す。 其の結果が、片刃剣から小振りへと作り変えた。 凌げるという根拠は何処にもない。 ) ………、 ( 対アイゼンリッターの技だ。 )( 打撃と重力に特化し、相手の鎧や武器を砕く為に生み出されたもの。 )( 艶子の胸部に取り付けた防具を破壊する為に、片手を高らかと掲げれば、黒き鉄球も――― 高く高く浮かび上がり、ゆっくりと回転し始めた。 加速し、加速し、加速し、―――更なる破壊力を生み出そうと。 ) ――― … 。 ( こんなものか。 )( と、豪天寺艶子を見下す形になり、視線で語り掛けていた。 人差し指を動かすと、黒い鉄球も連動するように動き出した。 そして、―――圧し折られた刃の破片が、黒い鉄球へと吸い込まれる。 ) [Fri 29 Oct 2010 22:41:57]
◆艶子 > !! ( これは好機。祝福儀礼を受けた刀はアクセラレーターの血の剣に打ち勝った。奴の剣に亀裂を生じさせたのだ。もう一度同じ場所を打ってやれば、今度は圧し折れさせることが出来るかもしれない。すぐに次の剣を生成するだろうが、それでも一瞬の隙を生じさせることが出来る。――だが、相手は自らその剣を圧し折ったのだ。 ) な……!? ( 一気に攻めようとしていた身体が止まる。相手は再び己の血で何かを生成する。また剣かと思ったが、どうやら違う。何か球体のようなもの――が、急激に膨れ上がった!そしてそれが私に向かって放たれる! ) ………ッ! ( 飛び道具を使うとは聞いていたが、イメージしていたものと違う。私は咄嗟の出来事に対応が遅れた。一瞬遅れて横へ跳躍するも、鉄球は胸部の胸当てを打ち、バランスを崩して地面へと倒れた。 ) ……… が はっ ひ …っ ( い、息が出来ない。 ) [Fri 29 Oct 2010 22:31:40]
◆アクセラレーター > ( 殺戮でも、戦場でも、暗殺でも、戦争でも、――― … 聞き慣れた筈なのに。 )( 凄く新鮮だった。 )( 交える刃に、金属音と火花が散った。 ) ―――― … ッ? ( 亀裂が入る音。 )( 其れは、真っ黒で真っ黒な、片刃剣の腹に亀裂が入った。 )( 吸血鬼化の進行を食い止める術に、あらゆる手を施したのだろう、と想像した。 だが、亀裂の入った片刃剣を握り締めた。 ) ( 亀裂音。 ) ( 手元の片刃剣が圧し折られた。 折られた破片は、何メートルも先へと。 ) あ…、 あああぁぁあああああぁあぁぁ!! ( 艶子の積み重なった経験か―――。 )( 突き出した片手の掌から、十字の傷跡が溢れ出す――呪われた血。 掌に納まり切るほど、小さくて小さな球体だった。 だが、急激に膨らみあがり、1メートル級の鉄球と化した。 其れが艶子の胸部へと撃ち放とう。 )( Cursed Blood 2/2Turn ) [Fri 29 Oct 2010 22:21:57]
◆艶子 > ( 私たちの刃は交差する。あの聞きなれた金属音と共に火花が散り、二人の顔を一瞬照らす。だが、今回はそれだけに留まらなかった。祝福儀礼を受けた鋼鉄の刀が、呪われた血と触れ合った瞬間、激しい光と熱、そして鋼鉄を引き裂くような音を発する。 ) ぬうううううううッ!! ( それでも、パワーは相手の方が上。このまま鍔迫り合いをすれば、押し負けるのは必然。と、次の瞬間もう片方の手が私の顔へと伸びてきた。十字の傷はまるで無限の混沌を秘めた暗闇のようであり、そこから溢れる血は確実に私に害を与える。そのまま掴むのか、それとも傷口から二本目の武器を発射して私の頭を貫くのか。 ) ( 私は交差した刀と体制を引き、アクセラレーターから見て左側に一歩退く。そうすることで、鍔迫り合いと迫る片腕から離れようというのだ。 ) [Fri 29 Oct 2010 22:09:12]
◆アクセラレーター > ( 目の前に英雄が居る。 )( 何て、綺麗な構えだ。 豪天寺艶子が培った剣術の全てが、―――埋まっている。 ) は… ッ はあぁああああぁあぁあッ!! ( 同時に全速力で、敵に走り出す。 全ての力を、想いを、刃に乗せて―――。 肩目掛けに振り下ろされる敵の刃に大して、真っ黒で真っ黒な片刃剣の腹で受け止めようッ! ) ( 響き渡る、鈍い金属音。 交じり合う刃。 ) ( そして、――― 半ば接近されれば、もう片方の手が、艶子の顔を掴むように突き出すだろう。 其処に見えるのは、十字の傷跡、溢れ出す、―――真っ黒で真っ赤な、呪われた血が溢れ出していた。 ) ( Cursed Blood 1/2Turn ) [Fri 29 Oct 2010 22:01:38]
◆艶子 > ( 私は奴の呪縛から逃れる為に、密かにロザリオを握り締める。以前のように強く惹かれるようなことは無かったが――手に触れる熱が、私の意識をしっかりとさせた。そして敵は血液を媒介とし、剣を作り出す。 私は刀を顔の横に、垂直に構え、静かに呼吸した。これぞ示現流の蜻蛉と呼ばれる構えである。 ) ( 語りたい言葉は沢山あったように思える。だが、ここから先は言葉で会話することは敵わない。交じり合う刃のみが、お互いの感情を表出させてくれる。 ――私は、地面を蹴った。そして全速力で敵に向かっていく。 ) おおおおおおおッ!! ( 土を跳ねさせながら、一気にその距離を詰め――相手の肩目掛け、刀を振り下ろす!! ) [Fri 29 Oct 2010 21:53:34]
◆アクセラレーター > ( 眼前の豪天寺艶子は、妹であり、下僕であり、我が子となる――― 存在だ。 未だに吸血鬼と化せず、呪われた血を逆らおうとする。 )( 相手の姿を捉えよう。 )( 差し向けられる、敵意、熱意、決意、――― そして闘志だった。 )( 真っ赤に塗られた唇は、歪に歪みに、歪んだ。 ) ――― … ああ。 ( 抜き放される様子を見眺めながら、片手を虚空へと差し伸べた。 掌に浮かび上がる、十字の傷跡から、真っ赤で真っ黒な血液が、溢れ出し――― 艶子の持つ刀とは、正反対の剣であった。其れも片刃という、無駄を省いた直線的なフォルムである。 )( 呪われた血の第一段階の発動。 )( 手元で生成される、血の刃の行方を眺めながら―――。相手へと視線を移ろう。 ) … 長かったな。 ( 伝えたい事。 交わしたい事。 話し合いたい事。 もっと、もっと、――― … 沢山あったけれず、言葉が出て来ない。 )( 左足を一歩引いてから、獣の様に身を低く構えよう。 )( Cursed Blood 1Turn ) [Fri 29 Oct 2010 21:44:32]
◆艶子 > ( コロセウムで起きている現象については話を聞かされていた。重く圧し掛かるようなこの空気は、空を覆う雲のせいだけではないだろう。やがてその空が、異様な変化を起こし始める。黒から白へ、歪んでいく。――やがてそいつは姿を現した。私もまた、片方だけ残った瞳でアクセラレーターを見つめ返す。その片方だけの目に宿るのは敵意であり、熱意であり、決意であり――そして闘志だった。 ) ( 私は背中に背負ったツヴァイハンダーを下ろし、ベルトを外し、剣を地面に突き立てた。こうすることで、咄嗟に大剣を使えるようにするのだ。そして腰の刀を指先でなぞる。かしゅ、という音と、刀と鞘が微かにこすれあう音と共にゆっくりと刀は抜き放たれていった。その刀は月灯りの無いこの夜においても鈍い輝きを放つ。そして私は相手へと向き直った。 ) 待たせたな。覚悟はいいか。 [Fri 29 Oct 2010 21:29:16]
◆アクセラレーター > ( ――― … 始祖の吸血鬼。 アクセラレーターの意識が混濁している。 ) ―――――――――。 ( 何もしない。 其処に在るだけで、無意識に悪影響を及ぼしていた。 )( そんな中に、――― … 懐かしい気配が感じられた。 ) ( 次の瞬間。 ) ( 出て来い、アクセラレーター!お前の望み通り、豪天寺艶子が来てやったぞ! ) ―――――― ……! ( 眠りを解け。 )( 理性を解け。 )( 本能を解け。 )( 闘技場の突き抜けた天井から見える夜空が、瞬時にして異様な現象へ移り変わる。 真っ暗で真っ黒な、暗闇が、夜空が、―― 白熱し、白濁し、白狂し、穢れた白へと染め尽くされた。 )( アクセラレーターは進化する。 )( 真っ白で真っ白な、暗闇が、夜空が、歪に歪み、歪んで―――― 豪天寺艶子と対峙する場所へと集結する。 )( 肉体の輪郭を作り出す。 全裸のような、半透明のそれを。 次にドレスのような、ワンピースのような、軽快な衣類を作り出し。 肢体が鮮明に作り出される。 ―――― そっと開かれる目蓋の奥に宿るのは、殺意であり、悪意であり、戦意であり―――― … 闘志だ。 ) [Fri 29 Oct 2010 21:18:43]
◆艶子 > ( 実際に戦いが行われる広場は、観客席から見下ろすそれよりずっと広く感じた。見上げる空は暗く、月も星々も出ていない。まるでこれから起きる何かを予兆しているかのように感じられた。 円形のフィールドの壁際には等間隔に松明が灯され全体を照らしてはいたが、その客席に人の姿は見られない。唯一、一部の区画にだけVHGや関係者達が待機している。不測の事態に対応する為に。――不測の事態?いや、彼らからすれば私が勝つのも負けるのも、両方予測していることなのだろう。 ) ( 私は腰に刀を差し、背中にツヴァイハンダーを背負っている。鉄の胸当てを身につけ、両手にはガントレットが嵌められている。全て祝福が成されている。懐にあるブロウンから借りたロザリオは、アクセラレーターの呪縛から逃れるためのものだ。また、吸血鬼化の信仰を抑える為に墓地に埋められたワインを飲んだ。大した量ではないが、戦いの前の熱とあいまって身体が火照る。 私がコロセウムに入ると、パプテス呪術による結界が全体に張られた。この地から一匹たりとも吸血鬼を逃さない為だ。 ) ( 私は沈黙したままコロセウム中央まで進み、すぅ、と息を吸い――。 ) 出て来い、アクセラレーター!お前の望み通り、豪天寺艶子が来てやったぞ! ( と、叫んだ。静かなコロセウムに私の声が響き渡る。 ) [Fri 29 Oct 2010 21:10:54]
お知らせ > 白い闇さんが入室されました。 『( 大気が震える。 不可視の重圧感。 数多の殺意と悪意の衝動――― … 。 )』 [Fri 29 Oct 2010 21:05:20]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 ――曇天。 』 [Fri 29 Oct 2010 20:59:12]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 [Thu 28 Oct 2010 23:54:05]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 [Thu 28 Oct 2010 23:54:03]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『衛視も止めなさいよ……もう深く考えないことにした。』 [Thu 28 Oct 2010 23:51:18]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『聞こえたか、勝利は間もなく我がものだ!』 [Thu 28 Oct 2010 23:47:12]
◆アイゼンリッター > (ふん、と。奴隷売買を平然と口にするシスターに鼻を鳴らし、鉄仮面の男は静かに夜闇の中へと歩き出した。 そして背後に向かって淡々と口を開く)生憎と、私も大聖堂に友人がいる身だ。 真正面から堂々と入る分には問題もなかろう。 其方が騒ぐかどうかは知らないがね。(あとは明日だ。 豪天寺艶子にせよ、アクセラレーターにせよ。 目玉泥棒につながる糸が途絶えるのは厳しいものがあるが……奴は此処で討たれねばなるまい。 天を見やる。 忌々しい限りだ。 其処にいるというのに、奴には手が出せない。 だが知ったことか。 やるべき事をやるのみだ。)……敵よ、我来れり! [Thu 28 Oct 2010 23:47:03]
◆ジャスティス > レイ・シェリダンは私が購入しました。見世物よりも、有意義な生活を送ってもらうことにしました。 (教会の警備とか、子供の世話とか。レイシェリダンによろしく、との言葉には力強くうなづいて) 頼むわよー、脱がないでね。 (メイスをつえ代わりにしながらアイゼンリッターに視線を向けて) 艶子さんの精神力を信じましょう。なるべくなら手を掛けたくありません、では私も大聖堂に戻って手配を……と、アイゼンリッター、一つ言っておく。 よっぽど大事なようであれば、アレックス様なり大聖堂の人間に繋ぎは付けたげる、だから大聖堂に不法侵入はするな。あんたが考えてる以上にいろんな人間に迷惑がかかる。あたしの教会に手紙でも放り込んどきなさい。次やったらあんた、後悔する暇もないわよ。 (アレックス様への接触なら全く問題もない、最低限の協力はするから勝手なことを大聖堂に対してするなと念を押して、背を向ける) [Thu 28 Oct 2010 23:42:43]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『では、各々成すべき事を―― 神の守りあれ。( 一礼して、辞す )』 [Thu 28 Oct 2010 23:30:21]
◆アレックス > ( 明日決行、となれば急ぎの仕事になる。艶子を捕えた日から準備は行ってきたが、今日から明日にかけてはその仕上げになるだろう。書類に判子を揃えて、具体的な配備を整えなければ―― そして預かっていた艶子の刀やツーハンドソードの研ぎも終っているだろう。 防具も含めてすべてに祝福を授け、対吸血鬼用の仕様にしなくては―― また、吸血鬼化を防ぐ手段を講じなければ。 ) レイ・シェリダンを・・・?( シスタージャスティスの口から出た名前に、意外そうに。 懐かしい名前だ。 私はアレに一度命を救われている。 アレは己の分を弁えた良い闘奴だ。 ) 了解しました、レイ・シェリダンによろしく伝えてください。 艶子さんですが――・・・ 吸血鬼化は緩やかなようで、まだ半分以上人間と言っても良いでしょう。 克服させるべく免疫力の向上に努めさせていますが、どうなるかは分かりません。( 主に食事や生活習慣と言った基礎的な面で対抗策は打ってあるが、黒い血の出血という兆候も通り過ぎた豪天寺艶子の免疫力が打ち勝てるかはわからない。 元凶であるアクセラレーターを滅ぼせば治るとも限らない。むしろ治らない可能性のほうが高いと見たほうが良いだろう。 アクセラレーターを打ち倒す事が出来れば、古い文献にあった方法を試す事が出来るかもしれないが、現状甘い事は言えない。 ) カーンは「市民」からの情報提供はいつでも受け付けていますわ。ご協力に感謝いたします。 ( と、アイゼンリッターに述べる。 VHGという組織にとって、吸血鬼でないアイゼンリッターは障害となりえず、むしろ情報提供者側である。 一先ずは、そういう認識だ。 ) [Thu 28 Oct 2010 23:29:20]
◆アイゼンリッター > 自警団か。 なら、私の事も伏せたほうが良いだろう。 奴らは私が嫌いらしい。(連続殺人鬼は野放しにする癖に、などの言葉をぶつぶつと呟いた後、アレッサンドラの提案には頷いた。 ことオカルトや魔術に関しての知識や技能はない。 「殺すなかれ」とは己が己に定めた義務ではあるが……奴を捕らえた後で引き渡すVHGが殺害を決定したのだ。法の裁きの下にて、という行動理念には則っている。 いずれにせよ、アクセラレーターは此処で留めねばなるまい。 そして既に着ているというように、ケープのフードを被り、鉄仮面を隠した。 フードの暗がりから仮面の光沢が威圧的に煌く)アクセラレーターは基本的に単独行動だ。 吸血鬼同士の横の繋がりがあるとは思えない。 だが、奴とつながりのあった目玉泥棒、そして目玉泥棒と繋がりのある人物は人間を大量に操る術を持っていた。 吸血鬼だけが敵になるとは限らない。(監視の可能性を考慮したうえで、その事だけをすばやく告げた。 そして再度二人に頷いて)……私にとっての「敵」は、語った通りだ。 その中に吸血鬼や悪魔がいれば、手を貸してもらう事もあるだろう。 逆に其方が吸血鬼や悪魔を追っているなら、手を貸す事もある筈だ。 [Thu 28 Oct 2010 23:23:43]
◆ジャスティス > ……。 (アイゼンリッターの言葉にうなづきつつも、周囲の気配に関しては、せいぜい気味が悪いと言う程度で。直接的な殺気には敏感だが、聖性や魔術的な素養は皆無。なまじ耐性が強いだけに、アクセラレーターによる悪影響も自覚が薄い) まあ、そんな気もするわね。 ええと、来るのね……あのさぁ、あいつ何?って皆に聞かれるのも疲れるし、敵と勘違いする人間で手も行けないし……こう、フード付きのマントとか、きてくれない?VHっぽくさぁ。 (とアイゼンリッターに提案してみて) まあ、大聖堂側は、外部からの侵入、特にヴァンパイアの乱入への警戒を主にさせていただきます、エルダークラスの1、2体なら足止めできるでしょう、明日はレイ・シェリダンもつれてくる予定ですし。 (彼女にとっては懐かしき古巣である) まぁ、艶子さんを信じて見守るしかない、か。 [Thu 28 Oct 2010 23:15:35]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 [Thu 28 Oct 2010 23:10:11]
◆アレックス > ( 兵は巧遅よりも拙速を尊ぶと言うが、実戦型のシスタージャスティスは流石に話が早い。 ) 今日中にコロセウムを押さえます、艶子さんの状態が何時まで安定しているかも分からない。 問題が起こらなければ明日、決行しましょう。 余り大きな声では言えませんが、自警団とVHGは余り関係が良好ではありません。 お互いが目指すものの相違により対立する事もまま在ります故―― 協力を要請し、通るのであれば人払い位はお願いできれば、と考えています。( VHGとしては、ここをアクセラレーターの終焉の地とする覚悟。 情報提供で得た吸血鬼像があるとはいえ、その実態は不透明。 万全の準備を敷きたい所だ。 具体的には、作戦行動中の無関係な一般人の立ち入り禁止と、パプテス呪術による結界の展開、果し合いの結果がどうなろうともアクセラレーターを葬る所存―― だが、壁に耳あり障子に目在り、監視されているかもしれないここで内容は論議すべきではない。 自警団と関係が良好とはいえないのは治安維持を第一とする彼等と、吸血鬼を退治するために時として治安を乱すような強硬な姿勢をとらざるえないVHGという各々の主張の折り合いの悪さからくるものだ。 ) ふむ―― ありがとう。参考にさせていただきます。( と、アイゼンリッターの所見に礼を述べる。 これだけ材料が揃えばコロセウムを徴発する事はできそうだ。 ) [Thu 28 Oct 2010 23:03:23]
◆アイゼンリッター > 先も言った通りだよ、ミス・アレッサンドラ。 私は彼女が嫌いだが、それは争う理由にはならないと。 現時点で重要なことは他にある。 ――失礼をした。(微かな嘆息の後、淡々とした口調は変わらないまま、小さく頭を横に振って応じた。 重ねて言うが、もとよりこちらに敵対の意思は無いのだから。 そうして再び天を仰ぎ、頷いた)私は吸血鬼の専門家ではないので、私見になる…………率直に言えば、奴――アクセラレーターが出現する際の兆候に似ている。 異様な気配が漂い、動物がいなくなり、霧が渦巻いて、凝縮し、奴が現れる。だが、今まではすぐに実体化――というのかどうかは知らないが、肉体を構築していた。 霧も無い状態で、長期間に渡って続く場合というのは、体験したことがない。(何処まで状況を把握できているのかはわからないがね。(アクセラレーターとの対決は三度。 霧化からの実体化を見たのは二度。 それを鑑みる限りは、ということだが)無論だ。 後詰に控えるつもりでいる……実際、今の発言を聞く限り、エクソシストは足りないのだろう? 説明については其方に任せる事になるが。 [Thu 28 Oct 2010 22:51:42]
◆ジャスティス > ? その、大聖堂の人間にすごく説明しづらいと言うか……VHGの協力者だと言うことなら説明もできますが。 (すっぱりとアイゼンリッターとの問答をスル―し、二人を交互に見つめながら困ったように首をひねる) [Thu 28 Oct 2010 22:45:29]
◆ジャスティス > ……OKアレックス様、理解しました。 では警備の話をしましょう。大聖堂からも何人か僧兵は出せますが、エクソシストもだいぶん出払っておりまして、しっかりと日時が決まっていない限りは、ミドルクラスのエクソシストはなかなか連れてこれそうにないですね、周辺の警備は自警団にでも? そして一番気になるのが……アイゼンリッター、あんたも来るの [Thu 28 Oct 2010 22:44:11]
◆アレックス > アイゼンリッター、貴方はこの異様をどう見ます? シスタージャスティスもご意見をお聞かせ頂ければ幸い。( 自分はアクセラレーターに接触した事がない。アイゼンリッターの言う事を信じるなら、彼はこれまで3度アクセラレーターと接触している筈だ。 その意見は参考になるだろう。 シスタージャスティスも同じく、豪天寺艶子が吸血された時に居合わせた筈。 ) [Thu 28 Oct 2010 22:43:08]
◆アレックス > ( 険悪な雰囲気の二人を他所に、しばらく大気と聖水を混ぜるように振っていた小瓶の反応をじっと確かめる。 本来であれば、邪悪な存在に接すれば沸騰を始めるが、ごく僅かだが、反応が見受けられるように見える。 これをどう見るか―― 濃度が薄いのか。であれば、この異様はどういう事か、と考えるが―― なんとはなく耳に入ってくる会話の内容を聞く分には、それ所ではなくなりそうだ。 )・・・ 争い事なら場所を変えて頂けますか? シスタージャスティス、彼に説法は骨折り損になるでしょう。 ( 土台になっているものから違うのだから話はかみ合わない。彼には彼の、シスタージャスティスにはシスタージャスティスの信念や理念があるのだから。 ) お互いの主張を突き詰めたとしても、認め合う事がないのであれば最終的には戦争をするしかないでしょう。 あなた方は人間同士の争いを好むのですか?( あくまで、吸血鬼との戦いに身を置く自分にとっては聞くに堪えない。 それよりももっと有意義なことをすべきだ。 ) [Thu 28 Oct 2010 22:39:18]
◆アイゼンリッター > そのまま返そう。 そのメイスで殴れば人は死ぬ。 貴女の敵は須らく殺して良いものだと? なぜなら貴女は正しいからだ。(この奇妙な感覚は、アクセラレーターが前に出現したときと同じようなものだ。 奴は霧に化けて行動する。 いつ艶子が現れても良いとも言っていた。 監視しているのか。 なるほどと小さく頷いた。 これなら怪奇現象にも納得がいく)……やはり「敵よ、我来れり!」か……(頷いて立ち上がる。 シスター・ジャスティスの方へと向き直った)もしも貴女が其れを「正義」だというのならば、私は「悪」でもかまわない。 そんな「正義」は死んでいるからだ。 ――私は、己が正しいと思ったことは無い。何をやっても良いなどと考えるほうがどうかしている。 私は法律であり弁護人であり検事であり裁判官であり執行人だ。私自身にとってもだ。 私の「敵」は誰かの人生を踏みにじって嗤い、平然と生きている輩だ。 「幸せになりたいから」といって人を殺して目玉を抉る娘だ。 妄言を撒き散らしながら人を殺して回る吸血鬼だ。 私が奴らと同じく、そういった怪物になったのならば、私が私を裁く。(そして、と。 男は自らの鉄仮面に触れて言った)これは私の顔だ。 アイゼンリッターの顔だ。 私は人間ではない。 奴らは人間を恐れない。 私は奴らの恐れる『何か』であらねばならない。 ゆえに、これは私の顔だ。 [Thu 28 Oct 2010 22:34:10]
◆ジャスティス > だから私が気分で喧嘩売ってると思う、と。 けどねえ、勝手に敷地に侵入するのも、ましてや街中で火炎瓶投げるのも全部犯罪! そりゃこっちだってつかまえようとするっつうの。 どうなの? あんたね、特にあの火炎瓶、あれにはこっちも腹立ってるわけよ、人口の100%マフィアだとでも思ってんの?それとも、マフィアの喰うパン焼くパン屋も別に死んでもいいと? (もしアイゼンリッターが頷けば、アレックス様には悪いが殺しにかかろうと考えながら、それでいて軽い感じで尋ねて) ……っていうか、恥じるところがないなら、何でそんな恰好してるのよ、利点、なにかある? [Thu 28 Oct 2010 22:21:57]
◆ジャスティス > 仮面、ええとね、あなたは自分を正しいことをしている、と思ってるんでしょう、だから何をやっても許される、と [Thu 28 Oct 2010 22:16:55]
◆アイゼンリッター > (Hrmmm....と顎に手をあて、微かに声を漏らした仮面の男。 小さく肩を竦めて、ジャスティスの問いに応じる。 無機質な声は変わらずだ)シスター。 最初に言っておこう。 私は貴女が嫌いだ。 貴女の過去の業績は知っている。 だが、貴女はアクセラレーターが暴れている間、目玉泥棒が活動している間、カジノで遊び呆けていた。 その事実がある限り、私は貴女を軽蔑する。(先日、アレッサンドラに対して見せた振る舞いとは異なる態度。 この鉄仮面の男は、己の倫理観に忠実である一方、それを満たさない相手には殊更に冷たい。 多くの場合は狂人の戯言として受け流されるが、そうは思わない者は過敏に反応するだろう。 とはいえ、ここで戦う意味は何一つとしてない。 相手はともかくとして、だが。 少なくともアイゼンリッターにとって、ジャスティス・ブラウニーは好ましからざる人物ではあっても、犯罪者ではなく、同時に曲りなりにも聖職者なのだから)しかし、それは私が貴女を攻撃する理由にはならない。 敵対する理由にもだ。 私はアクセラレーターを追っていた。 艶子とも友人だ。 協力できる事はある。 同時に、協力する義務がある。 それは私が私に課した義務だ。 貴女にとっての義務は、場当たり的に気に入らない相手に喧嘩を売る事か? ならば二度と聖職者などと名乗るべきではあるまい。(そういって、周囲の検分を始めたアレッサンドラと同様、こちらもコロセウムの土を撫で、大気を嗅ぎ、空を見やる。 鉄仮面に隠れ、その表情はわからない) [Thu 28 Oct 2010 22:12:48]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Thu 28 Oct 2010 22:12:29]
◆アレックス > ( VHGの仕事とは地味なものだ。ほとんどが地道な調査と、吸血鬼がいかに有害な存在であるかをPRし、対処法を知らしめてゆくのが主な活動。 上役になればなるほど、仕事は諸々の判子の揃った必要書類を準備する事になり、本当の意味での吸血鬼退治に出る時には仕事は8割がた終っている所。 己も例に漏れず、本番前の準備に奔走している。 ) ああ、シスタージャスティス。 さすが、と言うべきですか―― ( 顔をだす修道女に、一礼し 目ざとく異変に目をつけた様子を称え―― そして、場違いな台詞に視線をやれば、そこに居るのは仮面の道化。 )――・・・・・・ よく入ってこれたものですね。 見つかればただでは済まないでしょうに。( 少々呆れた風に、それは本位ではあるまい、と。 今日は包帯と黒いケープを纏う死神風貌、それは彼のコスチュームのように感情と表情を覆い隠す。 ) シスタージャスティスがあなたに話があるようです。 捕まりたくなければうまく逃げるのですよ。( 今の所、彼は協力者である。 しかし、それについては我関せず、と身を引いて、聖水の小瓶の蓋を開け、二人を他所に検分を始め―― ) [Thu 28 Oct 2010 21:53:05]
◆ジャスティス > しかしこれは都合がいい。当日の配置の打ち合わせでも……と……アレックス様、彼もあなたが? (頬を描きながら、芝居がかった台詞を歌い上げるアイゼンリッターの姿に片眉を跳ねあげて) 大事になるようなことするんじゃない、近所の庭先歩くんじゃないんだから、この物騒なご時世、大聖堂に不法侵入者なんて物騒な話は誰も歓迎しないのよ。 っていうか……あなたは何が目的?っつかどこから入った。 (此方はまだだいぶ距離がある、側によるのは次のターンか) [Thu 28 Oct 2010 21:52:04]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Thu 28 Oct 2010 21:47:30]
◆アイゼンリッター > 聞こえたか、勝利は間もなく我がものだ! (地の底を這うように無機質な――しかし何処までも良く通る冷たい声。 影のような外套を従えて、鉄仮面の怪人がコロセウムの観客席から、アリーナへと降り立つ。 そのまま鎧の擦れる微かな金属音を纏わりつかせながら、左右に肩を揺らしながらの堂々たる足取りで、中央に立つ白いクロークの女性――アレッサンドラの下へと、アイゼンリッター/カイン・グレイホークと呼ばれる男が歩み寄る)――と、言いたいのだろうさ。 奴は派手好きだからな。 決闘の場として、こんな目立つ所を選ぶのだから。 ……ご機嫌麗しゅう、Msアレッサンドラ・クレメンテ。 そして先日は失礼した、Msジャスティス・ブラウニー。(そして同じくアレッサンドラを挟んで反対側から近づいてくる青髪のシスターの姿を認めると、黒いケープを翻し、優雅に一礼をした) [Thu 28 Oct 2010 21:44:04]
◆ジャスティス > 失礼します。 (職員に頭を下げ笑顔を向けながら、コロセウムの観客席に入っていくアレックスの姿を見かければ、近づいて行って) お疲れ様です、いやあ、大聖堂の仕事を横取りしてしまいましたよ。 (此方は一人で来たらしい、薄手のローブを羽織った完全武装の修道女は、気さくに声をかけながら大股でアレックス近づいて行く、アレクスのいる場所がステージであれば、観客席から飛び降りるだろう) [Thu 28 Oct 2010 21:40:39]
お知らせ > 低い声さんが入室されました。 『 敵よ、我来れり! 』 [Thu 28 Oct 2010 21:36:28]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Thu 28 Oct 2010 21:36:05]
◆アレックス > ( それを聞いてVHGの人員を2〜3連れ、検分に訪れた。 タイミングとしては一致しており、その異変がアクセラレーターの影響であるのならば、何も面倒な手続きを踏む必要はない。 VHGは吸血鬼を殲滅するための組織であり、吸血鬼の関わる事件に関して強い発言力を持つ。 )――・・・ ( 異変が起きてから、何人もの人間がそうしたように天井のないアリーナから覗く空を見上げる。 コロセウムの敷地に足を踏み入れてから、霊害や悪魔憑きなどに対応するために訓練された感覚に首筋がちりちりするような不快感が入力され続けている。 感覚的なものであるため断定はし難いが、恐らく「居る」のだろう。 少なくとも、事前の情報とこの所見で調査を行うだけの理由には足る。 が、それだけでは少し弱いか―― ) どういった影響が出ているのか、職員に聞き取りを。( と、随伴する人員に指示し、散ってゆくのを見送れば、再び視線は中空へ。 ) [Thu 28 Oct 2010 21:33:46]
◆アレックス > ( 普段であれば、訪れる事などないであろうこの場所、コロセウム―― アクセラレーターが豪天寺艶子との果し合いを約束した場所である。 だが、このコロセウムは奴隷ギルドが管理している市の建造物であり、何の手続きもなく私的な利用ができるかというと答えはNO。 私、アレッサンドラ・クレメンテは既に把握されているだけでも20名の死者を出し、自称英雄がいつの間にか一般にも定着するほど有名人となったイエロティア傭兵、豪天寺艶子を吸血鬼に感染させるなどした害悪吸血鬼アクセラレーター殲滅のため、ターゲットになっている艶子を利用する作戦を提案。 作戦の為にコロセウムを徴発する予算を捻出するために奔走していた―― が。 ここにきて、コロセウムの様子がおかしいと報告が入る。 数日前から空気が変わったような気配が感じられ、心身に変調をきたす者が出ているというのだ。 ) [Thu 28 Oct 2010 21:11:45]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『 怪異 』 [Thu 28 Oct 2010 21:11:34]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『( 私達は護るべき世界があった。 けれど、貫く意志や護る物が違った。 )』 [Sun 24 Oct 2010 21:27:02]
◆アクセラレーター > ( ―――― 私たちは、相容れない。 )( 豪天寺艶子との決着を終えよう。 )( 吸血鬼の望む展開である、VHGを壊滅しよう。 )( 悪魔を救う為に、聖教会も討ち滅ぼそう。 )( 邪魔する者を消してから、――― 考えよう。 )( 世界を焼き尽くして、リセットしてしまおう。 )( どんな世界にしたかったか、それは後で考えよう。 ) ( 今、集中しなければならない事は、―――豪天寺艶子との戦いだけだ。 )( 初撃はどう来るか、どう切り返すか、その後の立ち回りを何パターンも計算しよう。 あれもこれも、戦いの流れをシミュレーションに取り組んでは、何十パターンも、何百パターンも、―――。 ) [Sun 24 Oct 2010 21:26:11]
◆アクセラレーター > ( 強くなり過ぎた。 )( 暗殺や毒殺、不意打ちや集団襲撃、ありとあらゆる状況に追い込まれた。 )( それでも、何百倍も殺し返した。 )( 正面から、普通に戦ってくれるのは――― 豪天寺艶子だけだ。 )( アイゼンリッターもジャスティスもそうだろう。 )( 普通に接してくれるからこそ、――― 躊躇が生まれ、迷ってしまう。 )( こんな人達が生きていて、欲しい。 この人達の住む世界を壊したくない。 )( 綺麗事だと思う。 )( 何度か考えたことがある。 )( もし人間として生まれていたら、豪天寺艶子の部下になって笑いあったり方を並べたり、アイゼンリッターというヒーローを憧れたり、ジャスティスを意地悪したり―――。 )( そんな甘い夢を見た。 ) ( ―――だが、ありもしない。 ) ( 現実は残酷だ。 )( 人間と吸血鬼は分かり合えない。殺し合うことでしか生きられない。 ) [Sun 24 Oct 2010 21:21:00]
◆アクセラレーター > ( 本当にそれでいいのだろうか。 )( 鉄の仮面の言葉通りに、未だに迷い続けている。 )( アクセラレーターという存在が消えれば、何事も無かったように、ヴェイトス市は賑わい、世界は回り続けられる。 )( だからといって、呆気なく死んだのでは―――。 )( 己の欲望の為に、奪われた千人の命は、魂は、―――報われない。 )( その人の分まで生きるべきだろう。 )( 手を抜くのが間違いだ。 )( 学びたくもない、戦士の性分の所為だ―――。 )( 多分、これからも千人に飽き足らず、万人に及ぶ殺戮を繰り返すだろう。 )( アクセラレーターは進化する。 )( どこまで進化するのかは、誰にも分からない。 ただ、破壊と殺戮の数だけ、進化を繰り返す。 その分だけ人間のアクセラレーターが死ぬ。 )( 正面から止めてくれる人が、―――戦ってくれる人が欲しかった。 ) [Sun 24 Oct 2010 21:13:49]
◆アクセラレーター > ( 謎の少女に出会い、負の感情に飲み込まれた。 )( 多くの記憶を失い、多くの力を手に入れた。 )( 人間としての退化であり、吸血鬼としての進化であった。 )( ―――― 何かを壊したり、誰かを殺したり、それでしか出来ない。 )( 誰かの命でしか、補えない不完全な肉体。 )( 若しかしたら、世界を壊すために生まれたのかも。 人類を滅ぼすために生まれたのかも。 )( いつしか、―――そんな考え方を抱き始めた。 )( 戦争を起こそう。 )( 殺せば殺すほど、仲間が増えるなら――― … 吸血鬼の平和の為に、人間から吸血鬼に生まれ変わらせてやろう。 )( みんな人間が、吸血鬼を恐れるなら。 みんながアクセラレーターになればいい。 同じ吸血鬼になれば、恐れるもの何一つも無くなり、怯えたりする必要なんか何処にもない。 ) [Sun 24 Oct 2010 21:04:04]
◆アクセラレーター > ( 何時しかは恋人が出来ていたし。 義理の弟だって居た。 )( あの頃は何時だったか、覚えていない。 )( 確かなのは、温もりだけは覚えている。 )( 恋人と別れを告げ、弟の行方不明 ――― 。 )( 存在の価値を見出せない中、生きるのを諦めようとした。 )( そんな中に、一人の少女と出会った。 )( 一緒に過ごした生活は温かかったと思う。 )( けれど。 )( 負けてから、少女も立ち去ってしまった。 )( 気付いた。 )( ―――― 何かを壊したり、誰かを殺すことは出来ても。 ―――― 一生、何かを直したり、誰かを護ることは出来ないんだと。 )( 耐え難い真実に、理性を持つことを止めた。 ) [Sun 24 Oct 2010 20:46:14]
◆アクセラレーター > ( アクセラレーター。 )( それは本当の名前ではない。 )( 過ぎ去った過去は覚えていない。 )( 始祖の吸血鬼として目覚めてからの、三年間は潜伏し続けながら、―――生き残る術を学んだ。世間を上手く渡る方法を学んだ。 人間を怯え続ける生活は何年間も続いた。 )( ヴェイトス島に辿り着いてから、一年か二年の時が過ぎ去った。傭兵業に就いてからの生活が一変した。 )( 悪夢の三年間は終わった。 )( 裏の顔は、要人の暗殺や犯罪者の一掃など、暗い暗い仕事だった。 表では色んな人と関わり合い、イベントを通しての交流も何度かあった。 ) [Sun 24 Oct 2010 20:40:31]
◆現象 > ( すべての原因はアクセラレーターにある。 )( 存在そのものを粒子化し、分散化する事で姿が認識出来なくなる。其れの他に生体電流や体内熱が、より幅広い範囲に広める事になる。 )( 災害と呼ばれる台風や地震は、前兆として規則的な電磁が発声する。動物たちは其れを感じ取る能力があり、誰よりも先に察することで危機を逃れ続けていた。 ―――― 見えない力の正体を見破ることは出来ずとも、何かしら巨大で危険な何かがあるのだと、動物や獣人たちは感じ取っていた。その些細な変化を見逃さなかった、コロセウムの関係者も意味無く夜空へと仰いだ。 ) [Sun 24 Oct 2010 20:31:47]
◆現象 > ( 人間の眼で捉え切ることは出来ないが、確実に何かが居るのだと――― 錯覚するほど不自然な現象を引き起こしていた。 )( 闘技場から、天井の突き抜けた部分から夜空が見渡すことが出来る。これまでは猛禽類が通り過ぎたり、コロセウムの周囲に飼われている鶏や牛、愛玩用動物にも異常を引き起こしている。 )( 不自然な程、動物の姿が見えなくなり、或いは鳴き声が聞こえなくなったり、或いは威嚇の行動が見え隠れする。――― コロセウムの参加者の中の獣人にも体調を崩したり、怯え出したり、逆に荒立てる者もいる。 ) [Sun 24 Oct 2010 20:28:10]
お知らせ > 現象さんが入室されました。 『( コロセウムを包み覆う―――、見えない力 )』 [Sun 24 Oct 2010 20:18:17]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『腕だけで縄のぼりな。終わったら外に出て墓地の階段をダッシュさせるか…』 [Wed 22 Sep 2010 00:36:10]
◆レイ・シェリダン > (使った武器の回収を指示しながら…)ああ、そうそう…。自分の得物を手に入れたら、手入れは怠らねぇように、な。武器の状態をしっかり把握してねぇと…、気付かねぇうちに重い剣と摩り替えられてたなんてバカな話にもなりかねねぇから、よ(それじゃ、あとは気絶した人間を叩き起こして、トレーニングを続けさせるかと) [Wed 22 Sep 2010 00:34:53]
◆レイ・シェリダン > (1/3くらいが決着ついた段階で、そろそろ止めるかと思ったら、あああたしの得物ぶん回してるヤツは離れた場所から投げられたメイスが額に当たってKOされちまいやがったか。木製でなければ下手したら死んでたななんて思いながら)よーし、もういいぜ(地面に転がったそいつから自分の得物を回収しつつ…)ま、わかったと思うだろーが…別に、両手剣持ったから騎士様の戦い方しろってわけでも、あたしの得物を持ったからあたしの闘い方しろってわけでもねぇ。どんな得物でも、自分の闘い方できるようにしとけって話だぁな(ポールアックスの竿で肩を軽く叩きつつ。講釈としてはこんなところか) [Wed 22 Sep 2010 00:27:26]
◆レイ・シェリダン > (不慣れな得物同士で間合いもわからず難儀したり、そもそも有効な使い方も判らず戸惑っていたりと、本番じゃ見せられない姿だろうが…まぁ、早々に得物を手放して素手で殴り合ってる奴らもいるが、それじゃこの訓練の意味がねぇだろうにとか内心苦笑しつつ)…ああ、やっぱり、扱いは難しそうだぁな(自分の得物を渡されたヤツはその長さと重さのバランスに難儀して、とりあえずぶん回してはいるものの扱いきれてはいないか、と) [Wed 22 Sep 2010 00:23:38]
◆レイ・シェリダン > (両手剣・斧・槍・棒などの他にもモーニングスターもどきなど、置いてあった道具から特に奇異なのばかりチョイスしてきた)…ああ、足りなくなっちまったか? なら、こいつでいいわな。ほれ(最後の一人には自分の得物であるポールアックスを投げ寄越して…さて、みんなどう対応するかと眺めつつ) [Wed 22 Sep 2010 00:17:53]
◆レイ・シェリダン > ほれ。そら。受け取ったら二人組でやり合え。あたしがいいと言うか、相手をKOするまでな。早く倒せば早く休めるぜ(鞭とクローを渡された剣奴が顔を見合わせる中、そんな言葉でスタートを宣言して) [Wed 22 Sep 2010 00:12:39]
◆レイ・シェリダン > 本来の得物とあわせて、素手でも殴り殺せるくらいにしとくんだぁな。生き残りたければ、な。 で、だ…今日は、あたしが適当に得物を決めてやるから、それで模擬戦しな。本番で妙なモノ渡されて動揺しないで済むんだ、いい訓練だろ?(意地の悪い笑みを浮かべながら、一列に並ばせて…) [Wed 22 Sep 2010 00:09:32]
◆レイ・シェリダン > (コロセウムの武器庫からいくつか鍛錬に使えそうなものを見繕ったのを持ち込んで…剣から斧から棍棒やら、なるべく訓練用として木製とかそー言うのを選んでみたわけだが…)さて…。まずは雑多と認定されなかった分、五体満足で何かしらの取り得があるのか知らねぇが…コロセウムで好きな武器で常に闘えると思わない方がいいぜ?(自分の得物があるヤツもいるだろうが、それが常に使えると思うなと言うモノで) [Wed 22 Sep 2010 00:06:47]
◆レイ・シェリダン > (だいぶ人数は減ったものの、かといって鍛錬をサボらせるわけにもいかない。ここは剣奴を扱うギルドのような意味合いもあるのだから…)準備運動は終わりだ。これくらいでへばっているヤツはいないだろうな? 休憩がてらあたしの退屈な講義でも聞くんだな(今回は雑多共ではなく3級剣奴の連中にモノを教える事になったわけだが…まぁ、あたしのやり方をそっくり真似したところで意味は無いから手取り足取りなんざしないわけで) [Wed 22 Sep 2010 00:01:54]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『コロセウム併設の鍛錬場にて…』 [Tue 21 Sep 2010 23:58:32]
お知らせ > サラン@カミさんが退室されました。 『そっちに移動するか・・・ (と、歩き去っていった)』 [Thu 29 Jul 2010 20:54:32]
◆サラン@カミ > ・・・・・・・・・・ここは・・・ でないね・・・・・ 気配も感じられないし・・・・ (ふ、と小さく吐息を漏らす。 ここの探索を続けるのは無駄だと確信して。) 出そうなところか・・・・ スラムや、暗黒街・・・ かなぁ・・・・・ [Thu 29 Jul 2010 20:53:45]
◆サラン@カミ > とりあえず、今言っても仕方がないか。 仕事、続行、っと。 (ちょっと肩をすくめて、廻りの気配を探りながらの探索に意識をもどすことにした。 ちょっと向こう、コロセアムの中に薄ぼんやりとした明かりが見えている。 警備の人でもいるのだろう。 ) うーん、常時人がいるってことは・・・・・・・・ こんなところには アンノウンはきっと出ないって事、カナ? だよなぁ・・・・・ (立ち止まって、明かりの方を伺うと、確かにその明かりが人に遮られてかちら、ちら、と動いている様子が見て取れた) [Thu 29 Jul 2010 20:52:01]
◆サラン@カミ > (先ほど依頼者に新しい情報を確認すると、他に警備をしていた人は数回のアンノウンとのエンカウントがあった! とのことだ。 だが、ロクサーヌ嬢のカミは、まだ見つかっていないとのことで。 ) うーん、エンカウントした人に会って話を聞いておけば良かったのかなぁ・・・ (と、今思いついたこいつ。 話したいと思ってもなかなか会えず・・・色々とタイミングが悪いようで。) [Thu 29 Jul 2010 20:46:17]
◆サラン@カミ > (軽い準備がすむと カンテラをもう一度取ってまたゆっくりと歩き出した。 茂み・・・ 花壇・・・ 樹木の影・・・・ ベンチ・・・・ コロセウムの裏口だろうか?そこに通じているらしい小道・・・ 何かの「異質な」モノがないかと気を配りながら。 目に見えるモノにはとくに違和感を感じず、とくに気配もない) [Thu 29 Jul 2010 20:40:20]
◆サラン@カミ > (それでも夜風は昼間の熱気を少しずつ奪ってくれて。 涼しいとこちらが動きやすいというモノだ。) (歩いていると、髪を結んでいたひもがゆるんで来た。カンテラを足下に置いて立ち止まると、一度そのひもをほどいて、ポニーテール状に髪をあげるとしっかりと結び直した。 上の方は髪をすいているので、ぱらぱらと落ちるが気にしないことにして。 ついでに、袖ももう一度しっかりまくり上げなおし、襟もとのボタンも一つ外した 彼にしてはかなりラフなスタイルだが、動きやすい方が良いにこしたことはない) [Thu 29 Jul 2010 20:34:10]
◆サラン@カミ > (カンテラを左に下げて。右手でこめかみのあたりを掻きながら) もうちーっと晴れてれば、月明かりも期待できるんだけど・・・ (空を見上げて。 そこには厚い雲がかかっている) 今夜は、暗いな・・・・ (眉間に小さくしわを寄せ) なんかこういう天気ってどんよーーりしてて、エネミーにとっては動きやすい気もするんだよね・・・・ [Thu 29 Jul 2010 20:27:07]
◆サラン@カミ > (壁に背を向けて、通路へ移動。 足下の砂利を踏む音の他には、草むらで鳴く虫の声が聞こえるばかりで。 左手には低い茂み。) あんな茂みの中にいて、いきなり、ぎゅわば!! とか出てこられてもやだなぁ・・・・・( 自分の考えにちょっと肩をすくめて。) おーーい、何かいたら、返事してでてきなさーーーい。 (と、茂みに話しかけてみる) ・・・・なーんてな!!! 返事して出てくるのは犬猫ぐらいだよな・・・ 返事して出てくるぐらいなら、苦労しないってな! [Thu 29 Jul 2010 20:22:37]
◆サラン@カミ > ( 立ち止まって。 指を、ぱちん、と鳴らすと手に持っていたカンテラが明かりを放った。 炎がぼんやりとあたりを照らし、闇を一層際だたせていた) 暗いとこが好き、とかのモンスターなら明かりはけした方が良いのかもしれないけどねぇ・・ (左手のカンテラをそっと掲げて辺りをうかがうが、今のところ、何かの異常を発見するには至っていない) [Thu 29 Jul 2010 20:17:45]
◆サラン@カミ > この街に来て一月以上たつけど・・・ ここに来たのは初めてだなぁ・・・・ (石造りの大きなコロセウムを見上げるように。近寄って、その壁に軽く触れ。 影になったあたりなどをうかがってみる) [Thu 29 Jul 2010 20:14:36]
◆サラン@カミ > ( 平日の夕方以降、という有る意味中途半端なこの日時で。 試合のあるときのコロセウムとはうって変わって人気がない。 もちろん中へ入るわけにはいかないので、その、人気のないコロセウムの廻りを探索していると言うわけで。 手元には、明かりの付いてないカンテラ。 夜でも見える彼にはあまり必要もないモノなのだが。 何かがあったときにすぐに対応できるように、腰の剣はいつでも鞘から出せるようにしてある。) なんか出そうなところって、独特な雰囲気があるというか・・・ うん。 (左右をゆっくり見ながら。) [Thu 29 Jul 2010 20:12:33]
お知らせ > サラン@カミさんが入室されました。 『ここは、違う気もするんだけどね・・・』 [Thu 29 Jul 2010 20:08:05]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 [Sun 6 Dec 2009 07:35:58]
お知らせ > 清獣朗さんが帰りました。 [Sun 6 Dec 2009 01:56:56]
◆清獣朗 > (良く命令されること。ふさふさの喉下撫でたらぐるるるとつい鳴いちゃうのだが。) そうか。それは残念だ。 (彼女の苦笑に猫もまた苦笑い。実力者同士の戦いというのは見る側にとっては大層面白い。だが当事者達にとってはそれはもう大変なのだろうな。) ハハッ。こういう時に俺みたいに分かりやすい奴は便利なのだなと思うよ。 (さて、俺はボーナス目当て+鍛練の為に参加させてもらうとするか。) [Sun 6 Dec 2009 01:56:33]
◆レイ・シェリダン > (剣奴として闘えなくなってもOK…じゃ、本末転倒か。でも後で喉下撫ぜさせろとか)…勘弁してくれ、また肩をぶっ壊されたくねぇし、な(思い出すだけで古傷だらけの肩がうずくってもんで苦笑しながら…どっちが勝ったのかはそれで十分伝わるか。ともあれこちらはエトワールが教えるのに苦労している顔でも眺めにいくのもいいか的な気楽な気分で)そー言うこった、な。あたしも死に損なったせいでこうなったってとこだし、な。ん、覚えとくぜ。まぁあの猫どこ行った?って聞けば一発かも知れねぇけど、な(さて、あとは他にも有志がいないか聞いて回るとしようか、と) [Sun 6 Dec 2009 01:45:10]
◆清獣朗 > (つくづく猫又という身の上に感謝しなくては。等身大もふもふ。お喋りも出来るよ!) 貴女とエトワールの試合は一観客として一度見たくもあったものだ。心惜しい。 (それは猫の素直な気持ち。まあ何はともあれ全て参考に出来ないという訳でもあるまい。折角の機会。盗める物は存分に盗むとしよう。) 箴言心に刻んでおこう。何より大事なのは生き延びる事であろうからな。 (勝っている部分を押し付ける。それが出来ればあるいは――かな?可能性は低いが。) それは大変に困るな。清獣朗。名字もない。ただの清獣朗だ。 [Sun 6 Dec 2009 01:37:20]
◆レイ・シェリダン > (それでも愛玩用にも耐えれそうな気がするのは猫と言う外見ゆえかともあれ)ま、あたしも頭下げて教えてもらうとするさ。コロセウムでやりあう事もなくなったし、な(ひょっとしたらまたやりあうかも知れない相手ってのなら手の内は開かせられないだろうが…エトワールの性格からしてコロセウムに戻ってくる事はないだろうしその点の気兼ねも要らなくなったし自分も教わる側…参考にできる範囲で学ぶつもりで)ま、自分と相手の実力を計って出来る範囲で、だぁな。それに慣れときゃ生き延びれる確立もあがるってもんだぁな(どんな相手だろうと完全に相手に劣っているって事もないし、その逆もしかりってなもので、それも含めて訓練だぁな、なんて)・・・っと、そうだ、名前聞いてなかったな。あたしは、レイ。レイ・シェリダン…そっちは?聞いておかねぇと、ボーナスも渡せねぇから、よ。 [Sun 6 Dec 2009 01:21:02]
◆清獣朗 > (見た目にインパクトがあるというのはやはり救われる。平々凡々ならばあっさりと捨てられてしまうような世界なのだから。) かの名高きエトワールに教えを乞える貴重な機会だ。是非参考にしたい。………出来るのならば…だがな。 (特殊なクランクという存在の利点を存分に生かしている彼女。しかしそれ故に教えられる事とられない事が出来てしまっているのだろうなと猫は納得。) その未来を想像すると背筋が凍る。当てられればまだよいが、それが出来ずに入院となるとただ涙しか出ない。 (彼女の場合は素手であるのが相応の凶器だ。正攻法でいけるわけもなし。ボーナスの道のりは随分と険しいな。) [Sun 6 Dec 2009 01:09:19]
◆レイ・シェリダン > (その点、こちらはただの人間だ。元々アピールするような性格でもないから評価は高くはないわけで…やはりアピールできるポイントがあれば使い捨てられない事にも繋がるのだろうと)ま、何もいきなりエトワールに喧嘩を売りつけろってわけでもねぇし、な。動きを学ぶのもいいしな…もっとも、生身だったら手首だけ高速回転なんざできねぇけど、な(教えるに当たってはその点を四苦八苦してそうなイメージ。何せそれが普通に出来るのだから、仕方あるまいよ)ボーナスを狙うのもいいけど、うっかりまともに返り討ちなんざ食らうなよ? あたしの出した金がまんま入院代に消えちまうからよ(何せ、両手足が金属メイスのようなものだと…それと相対して一発でも当てれるのなら、有望だと思う。何せあたしもエトワールとやった時にゃ不意打ちも兼ねた作戦でどうにか一発当てたのが精一杯だった記憶) [Sun 6 Dec 2009 00:54:50]
◆清獣朗 > (見世物としてはそれなりに目立つこの猫は及第点なのだろう。あとはそれに実力が追い付くかだ。そうして級が上がり、自分に入る金が増えれば解放という未来が一歩現実に近付く。)(うーむと猫は悩む。)(エトワール。星の名を冠する元・有名剣奴。まず俺ごとき弱輩の輩が勝てるような相手では有り得ない。しかし別に倒せという話しではない。ただのまぐれ当たりが一発綺麗に決まればいいという話しじゃないか。これなら可能性は零ではない。……それでも限りなく低いであろうが。) そうか。それなら是非俺は参加を望む。言う通り身一つで戦う術は身に付けなければならないからな。 [Sun 6 Dec 2009 00:45:37]
◆レイ・シェリダン > (剣奴は普通の奴隷よりも特徴的なのが多い…コロセウム自体が見世物的な興行でもあるし、多種多様な種族の方が客も飽きないと言うもので…なのででかい猫、と言うか…そう言うのが存在していても別段驚いた風もなく…何せバッタの剣奴もいたくらいだ。ともあれ反応があればそっちに視線を向けて)まぁ、な。もっとも、あたしらだけでエトワールを独占はできねぇだろうから、闘える機会がなかったら運がなかったって事で諦めるしかねぇけど、な。運に自信があるってんなら、狙ってみるのもわるかぁねぇぜ? 別に倒せなんて言ってねぇしな、ラッキーヒット一発当てれればそれでいいんだし、よ(まさかそこまでエトワールも平和ボケはしてないだろうと言う予想をしつつ…まぁ、これで目を血走らせた剣奴どもに囲まれるよーな事になったらご愁傷様とかたきつけた当人は言うだろうが) [Sun 6 Dec 2009 00:32:00]
◆清獣朗 > (そこにいる剣奴の中の一人―――否、一匹。少年のような小柄な体躯の猫又は尻尾を揺らして思案する。)(一級剣奴レイ・シェリダンの言葉は正しい。いざというときの素手の技法は覚えておく事に越した事はない。いついかなる時にそんな状況に陥らないとも限らないのだ。特に俺達奴隷という身分は) (ただ―――人とは非なる姿形の俺がちゃんとそれらの技法を身に付ける事が出来るかが一抹の不安ではある。) ――――なんと。ボーナスが出るのか? (その一文にもまた惹かれた獣は首を傾げる。) [Sun 6 Dec 2009 00:24:41]
◆レイ・シェリダン > (エトワールもボランティア程度で教官するなら、正式にコロセウムで教官として登録すればいいのになとは思うが…剣奴の立場から生きて開放された実例なのだから、剣奴達のいい目標になるだろうにと思わなくもない。まぁ主人の都合もあるのだろう。解放されたとしても、すべて自由になるわけでもない…それにそうなったらあたしはお役御免になっちまうか、なんて苦笑も浮かぶってもんで)…ま、普段の鍛錬以外で、衆目に晒されながら教えを乞うてまで鍛錬追加しようってんだから、な。そーだな、エトワールと正面からやり合ってきちんとクリーンヒット当てれたら…あたしがボーナス出してやるさ、淫売窟で一晩くれぇ遊べる程度は、な(そんな形で三級剣奴達に声をかけていくわけだ。自分にゃ何のメリットもないが、しいて言えばコロセウムの為。剣奴はコロセウムの利益の為にだけ存在しているようなものだから、駒の錬度が上がるのに文句はなかろうと) [Sun 6 Dec 2009 00:20:40]
お知らせ > 清獣朗さんが入室されました。 『(興味はある)』 [Sun 6 Dec 2009 00:13:50]
◆レイ・シェリダン > (全部が全部連れて行けるわけでもないし、そもそも目星をつけた所で自分が好きに扱えるわけでもない。職員の許可を得た上で、その剣奴の意思を確認した上で参加しようと言うのだから、迷惑になるほどの大軍団にはなるまい。なにせ教官まがいの事をしているとは言え、級こそ違えど同じ剣奴なのだから)ま、強制はしないさ。余計な事を吹き込んだから死んだんだなんて化けて出られても困るし、な(それに他の連中が一人も来なくてもあたしは行くつもりだし、その方がある意味気楽なのだが…何せあたしが教えれる範囲は狭すぎて、雑多のケツを叩きながら基礎訓練を繰り返すのが関の山だし) [Sun 6 Dec 2009 00:07:31]
◆レイ・シェリダン > (ヴェイトス大学の学生が主催したサークル活動に知った名前を見かけ、丁度いい機会だしきちんと正式に素手格闘のイロハを教えてもらおうと思ったのだが…、せっかくコロセウムの剣奴もOKと言うのならついでにまとめて稽古をつけてもらうのもいいだろうと三級剣奴の中から目星をつけた者を連れて行こうというわけで)いつもいつも、得物を使わせてくれるとは限らねぇんだからよ。生き残りたかったら身一つで戦えねぇとな(ま、雑多共と違って言われるまでもない事だろうが。ちなみに雑多共はそもそもの基礎的な部分がダメだから雑多なのであって、そんな教えても身にならないのは連れて行くつもりはない) [Sat 5 Dec 2009 23:57:30]
◆レイ・シェリダン > (とは言え、街中にある騎士団などが使う鍛錬場ほど立派なものじゃない、単に開けた中庭を鍛錬スペースに用意してあると言うだけなのだが…)さぁて…、雑多共とは違うってところを見せてくれよ?(正式なラニスタとは違うのだが、最近の情勢やら事件やらで色々あって表に出る事がめっきり減ってこうして教官まがいの事をしているわけだが、今回は普段寄越されている雑多たちとは違い、まともに戦力としてカウントされている三級剣奴達と共に動いているわけで…) [Sat 5 Dec 2009 23:47:52]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『三級剣奴と共に、コロセウム併設の鍛錬場にて…』 [Sat 5 Dec 2009 23:43:19]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( 近付いてくる白黒の蝶を捉えて、席を変えた。 )』 [Sat 7 Nov 2009 01:18:10]
◆エアリー > ( だから、単純な腕力などそんなものだとロッテは言うだろう。 男と女で二分すれば素材からして不利なのだし、取っ組み合いに多少なりと強くなるよりも、知恵をつけるべきだと。 …もっともだと思うけれど、逃亡奴隷という身の上では、それでは足りない。 もちろん知恵さえあれば何とかできる気もするが、現状それを持っていないし、身に付けると行ってもそれこそどうしたものか。 …人相書きしか見ていないような者はともかく、逃亡奴隷として直に顔を合わせたことがある数人とは、再会した瞬間殺し合いだ。 奴隷ギルドの本職ランナーなどにも襲われるかもしれないし、腕力が頼みになる確率が、ロッテの比ではないと思う。 ) ( …ふと思う。 と、いうことは、ロッテは私の身の上に当たりをつけられていないのかと。 …奴隷云々という話は一緒に暮らし始めた当初よく振られていたような気がするし、その可能性を認識していないわけはないと思う。 むしろ私が 『エリス』 であることまで把握していてもおかしくはないけれど――― 忘れているのか、意識しなくなったのか。 ) [Sat 7 Nov 2009 01:09:21]
◆エアリー > ( コロセウムで語り草になっているクランクのように、両手両脚を付け替えれば強くなれるというのなら検討しよう。 けれどそんな後ろ盾はないし、クランク技術がそんなに便利なものであるなら、暗黒街などもっとクランクだらけだろう。 ) ( 地道な鍛錬を積み重ねるしかないが、これはハーフエルフだからか、体の厚みや手足の太さはさして変わらず、筋肉質にはなったように見えなくもないけれど、レイ・シェリダンなんかはあまりにも遠く、今眼下で戦っている 『大したことない』 と評する女の体格にさえ、あと一年やそこらでは届くまい。 そもそも、骨格も違うし。 ) [Sat 7 Nov 2009 00:54:58]
◆エアリー > ( メアリアンのように、良い所のお嬢様という侮り易いキーワードがあればまだいくらか自信も持てるが、基本的に敵は過大評価して、自身の能力は過小評価してしまう。 もちろん本人に自覚はないが、勝率などを考えるとき、五分以上と見ることはあまりなかった。 ) ( スズネやゴーテンジといった、化物の挙動が頭から離れない。 指を落とし、肩を深々と刺されてもなお戦えた彼女らに比べて、自分はあまりにも無力だと思う。 ) ( では、どうすれば、少しでもマシになれるのか。 いつかどこかで、いつ迎えてもおかしくなかった殺されるという結末を迎えずに済むのか。 あそこで戦わされている男女と同じく、この命を自由にできると勘違いした人間どもに一矢報いることができるのか。 ) [Sat 7 Nov 2009 00:48:01]
◆エアリー > ( あまり武器を持って戦うのが似合っていない優男が、対照的な女に追い詰められている。 この感じでは殺されるようなこともなく、適当に剥かれて犯されて終わりだろう。 男女というのを考えれば逆転しそうな気もするが、それは古い(?)考え方で、こういった需要もあるのを最近知った。 何にせよ濡れ場には興味がないし、コロセウム通いに慣れてくるとこういった見所のない戦いにはどうしても飽きがくる。 ) ( 飲み物もつまみも買わないから手持ち無沙汰で、男の甲高い悲鳴に欠伸を漏らした。 ―――とはいえ、ではあの男と殺し合って勝てるかと言ったら、分からない。 女の方とでも分からないが、こちらは見るからに鍛えられた身体をしているせいで、男とやるよりは勝率が下がるように思える。 ) [Sat 7 Nov 2009 00:36:21]
◆エアリー > ( というか、真似しようったって出来るものじゃない。 根本的に種族が違えばもちろん、同じハーフエルフだって産みの親と育ちが異なれば得手不得手はそれぞれだろう。 …競馬場よろしく椅子に乗り、背もたれに腰かけて、膝に肘をおいて頬杖ついた娘は今一つ盛り上がらない試合に溜息を零した。 ) ( 奇病の影響か、それともまだ降り出してはいない曇天のせいか、試合内容か、スタンドにひと気はまばらで、一番安い席のチケット買って入ったのは無視してよく見える場所にいられる。 見たいものかどうかはさておき、背もたれに座る必要もないくらいだけれど、ぬかるみを歩いた靴で皆が同じようなことしていれば、多少座り難くてもそうするしかない。 土の感触とか嫌いではないけれど、それと汚れるのはまた別だ。 ) [Sat 7 Nov 2009 00:23:46]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( ―――真似ではダメだ。 )』 [Sat 7 Nov 2009 00:09:30]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『結局そのままやるだけやられてほったらかしとか、奴隷の正しい使い方ってか、な』 [Thu 15 Oct 2009 23:28:57]
◆レイ・シェリダン > (そんな軽口を叩きながらも、コロセウムにある応急手当程度の簡易治療に使うベッドで押し倒される形になって…まぁ、あたしが力を入れて抵抗しているわけでもないからだが)…ま、あたし相手ならガキの心配をする必要がねぇってか? ずいぶん手間を掛けたもんだぁな…(当時その需要を満たす為に不妊処置されたわけだが、まぁ…良かったのか悪かったのかなんてぼんやりと考えながら…) [Thu 15 Oct 2009 23:26:04]
◆レイ・シェリダン > (「お前は抱くより抱かれる方が良かったよな」とか好き勝手ほざいてくれるわけだが…)そりゃあの時はそー言うのが流行ってたからだろ。別に好き好んで抱かれてたわけでもねぇしよ(流行廃りの激しいコロセウム…あたしが三級の時にゃ強そうな女が犯され鳴かされるよーなのが流行ってたのかよくそんな八百長試合や陵辱試合に回されたもんだが…)今の流行はなんだ…? 貧弱な男を嬲る方が受けがいいのかも、な(マゾ男が増えたのだろうかとか) [Thu 15 Oct 2009 23:18:13]
◆レイ・シェリダン > (「奴隷のくせにそれだけ俺に手間を掛けさせるのだから分かってるよな?」とか言われて、へいへいとそんな様子で…)付け届け…ってわけでもねぇよな…?(八百長試合とかするには顔が売れすぎた気もするし、陵辱試合も同じようなもんかと思っていたら、抱かせろとの事で)…なんだ、しばらくそんな事言わなかったから趣味が変わったかと思ったけど、よ(そー言えばこいつはそー言う奴だったとか今更ながらに…二級になって塒構えてからは顔合わす時間も減ったと言うか) [Thu 15 Oct 2009 23:13:39]
◆レイ・シェリダン > まぁ…それならそれで…焦らない事にするけど、よ…(そのうちスラムの空き家が安く出るだろうから、その中でマシなの宛がってやるとかそんな事を言われて仕方ないか、と)……幽霊とガチ勝負が必要なのは避けてくれるといいけど、よ(それはお前の知り合いに頼めとかニベもなく言われるわけだが…適任と言えば適任だが、今はちょいと使い物にならない状態だしなぁ、と) [Thu 15 Oct 2009 22:58:05]
◆レイ・シェリダン > (比較的長い時間コロセウムにいるうちにある程度お互いを知っている職員相手だから、自分で調べろとかぐぐれとか言われなくて済むわけだが、いささか呆れられたようになんぞ病気が流行ってるという事は教えてもらえて…)病気ねぇ…そりゃ遠慮したいとこだぁな…(力ずくで何とかできない相手は困るってもんで…。肌が黒くなって死ぬらしいとか…お前はどーなんだとか言われて苦笑するしかないわけだが)あいにくと、残念ながらあたしは生まれつきだしな。 [Thu 15 Oct 2009 22:47:55]
◆レイ・シェリダン > …や、あたしは塒をスラムから暗黒街の知り合いん所に厄介になってんだけど、よ…(スラムの方は今はとんと情報がなく…普段から自分が決めたルーチンワークのような生活をしているせいで、そこから外れたところの情報にはとことん疎くなってしまって) [Thu 15 Oct 2009 22:42:51]
◆レイ・シェリダン > 別に雨風凌げればどこだっていいんだけどよ…居住区に住みたいわけでもねぇし、前と同じスラムの方でもあたしは構わないんだけどよ…いつまでも宿無しってのも…?(雑多や三級などの鍛錬後の報告がてらこうして話を振ってみたが…「スラムは今はやめとけ」みたいな事を言われて怪訝そうにするわけだが) [Thu 15 Oct 2009 22:35:01]
◆レイ・シェリダン > (今年の夏は雨が強く、スラムの塒が耐え切れそうにないと判断して暗黒街にあるジャスティスの教会に塒を間借りしたのだが…ウォッシュベアーの一件以来、なんてーか…酷い有様で。こんな時に掛けていい言葉が思いつかないから尚更状況を打開できないのもあって、本来なら職員から言われるまま塒を移るつもりだったが、こちらから催促してみたわけで…) [Thu 15 Oct 2009 22:31:19]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『…ところで、あたしの塒の件はどうなってんだっけか?』 [Thu 15 Oct 2009 22:28:26]
お知らせ > ゴリアテさんが退室されました。 『──その一撃が、勝負を決める事となった。』 [Fri 4 Sep 2009 23:35:15]
◆ゴリアテ > (骨折した眼底目掛けて、膝を叩き落とした。) [Fri 4 Sep 2009 23:34:22]
◆ゴリアテ > (その、向かってくる顔面を踏み台にッ!) ( 巨人の体躯が、宙高く、舞い── ) [Fri 4 Sep 2009 23:33:45]
◆ゴリアテ > ( めしゃあああっっっ!! ) (割れた。そして砕けた。 拳から白い杭のごとき骨が突き出しているのが見える──痛みは感じぬ体質ではあるが、相手も相当に鈍感なようだ。 怯んだ様子もなく……そのままこちらを壁へと押し込むべく突進し…) [Fri 4 Sep 2009 23:32:01]
◆ゴリアテ > [Fri 4 Sep 2009 23:31:39]
◆ゴリアテ > ( 己の矜持は──) グォォオゥ……ガァァアアアアァァァッッ!! (──然に、非ずッッ!!) (全力、全開ッッ! 振り絞った一撃。 カチ上げるような拳を、三本ヅノの間、眼底目掛けて叩き込んでいき…!!) [Fri 4 Sep 2009 23:28:54]
◆ゴリアテ > (一旦、飛び退くも手。 廻り込むも手──大きく跳んで、やり過ごすも手だろう。 然し──) [Fri 4 Sep 2009 23:22:42]
◆ゴリアテ > (今回のオッズは、5:7。 此方の方が分が悪いのは、本当に久しい事だ。 ──長い休場が祟ったのかもしれない。 ともあれ。) (同様に、身を低く構えた此方に──“三本角を備えた顔(トライ・セラ・トップス)”は助走をつけて──此方を踏み潰さんと、前回、衝突したときの倍近い勢いで、此方に向かい…ッ!) [Fri 4 Sep 2009 23:20:23]
◆ゴリアテ > グ ォ ォ ォ ウ … 。 (低く、地響きのような唸りを上げながら、相手を見据え──今度は、体を低く、構えて。クラウチングスタートのように四点支持にて──前へ、突き上げるような力をしっかりと蓄えて、引き絞っていく。) [Fri 4 Sep 2009 23:13:49]
◆ゴリアテ > (相手は、角を有する、四足の巨龍。 その鎧のような面(おもて)に、身体をぶつけて──力比べを図ったが。) (互角、か。 四足の安定、重心の低さを考えると、しっかり組み合えば負けるのはこちらだろう。) [Fri 4 Sep 2009 23:09:20]
◆ゴリアテ > (足跡が刻み込まれて、砂被りの席に、土砂が飛ぶ。) [Fri 4 Sep 2009 23:06:17]
◆ゴリアテ > ( ドンッ…!!! ) (巨体と巨体がぶつかりあい、互いに吹き飛ばされぬよう、強く踏ん張るものだから──地に深く足 [Fri 4 Sep 2009 23:05:51]
◆ゴリアテ > ──グ ォォォォオォォンッ…ッ!! (咆哮を挙げながら、硬く、硬く、敷き固められたコロセウムの土塁を、蹴立てて前へと踏み出して──) [Fri 4 Sep 2009 23:04:10]
お知らせ > ゴリアテさんが入室されました。 『──山が、動いた。』 [Fri 4 Sep 2009 23:02:10]
お知らせ > バジリートさんが退室されました。 『次の日、死体処理奴隷の何人かがダウンした』 [Wed 2 Sep 2009 00:58:12]
◆バジリート > ( こいつらが腹を下して死んだとしても、今度はその死んだやつの死体を新しいやつが食うだけだろう。 そして、生き残ったやつはそれだけ頑丈で使えるということだと勝手に考えているうちに、荷台の中の肉が小さい欠片のようなものしかなくなっている。 トングを使っているからどんなものを食わせていたかは知らないし、知りたくも無いがきっと人、約2人分の肉だろう ) さぁ、もうなくなりましたよ。 せいぜい腹を壊さないようにして寝なさい ( トングを荷台の縁に引っ掛けて、今度は空になった荷台を押して部屋を出て行こう。 夜中だというのに面倒な仕事だ。 ) [Wed 2 Sep 2009 00:50:37]
◆バジリート > ( 食わせている肉が無くなれば荷台から新しい肉を摘みだして、檻の中へと突き入れる。 いつも最初は摘んだまま食わせるが結局一定のテンポで肉を檻の中へと放り込む作業となる。 ) しかし、よく食いますねぇ。 今日の肉はまた特に臭いというのに…。 ( 肉に喰らいつく奴隷を見ながらフンと鼻で笑う。 雨が降ったからかは知らないが今日の肉は普段よりも臭いがキツイ気がする。解体したやつは大丈夫だとか言っていたから、そこはすでに私が考えるようなことではないんだろうが、あまりにも単調な仕事につい意味の無いことを考えてしまうものだ。 ) まぁ、多少腐っていても大丈夫でしょう。 いつもそんなものばかりなのですからねぇ。 ( 荷台の中も少なくなってきた。 ) [Wed 2 Sep 2009 00:37:40]
◆バジリート > ( いつもは酷いくらいに動かなく、動いたとしてもゆっくりとしたイライラとするようなスピードでしか動かないような連中が、馬鹿みたいに素早い動きで檻の格子の傍まで駆け寄ってくる。 餌を待ちきれなくて待ても聞けないような馬鹿犬を髣髴させる。 ) がっついて唾を飛ばさないでください。 とても汚いので。 ( マスクの下でぼそりと呟くように毒を吐きながら、薄い鉄板を曲げて作った安物のトングで肉片を摘んで檻の中へ突き出す。 ) よく食べられるものだ…。 ( 突き出した肉にがっつく奴隷を見ながらため息と共にそんな言葉が漏れる。 ここに居るのはこういうのを食べるためにやつらなんだろうが、それでも考えられないものだ。腐っている肉もあるかもしれないが、こいつらはお構いなしだ。 その姿はまさに獣といえるだろう。 ) [Wed 2 Sep 2009 00:20:24]
◆バジリート > ( 薄暗いところで死体の肉片を運ぶなんて仕事に楽しいことなんてない。 だが、無くてもやらなくては生活が出来ないのは事実だ。 接客の仕事はどうにも失敗ばかりで続かなかったし、少しは覚えがある医療は中途半端なせいでまともな治療を絶対出来ることなんてものは無理だった。 ) この、腐臭…というのですかねぇ。 まったく気持ち悪い。 ( がらがらり。 )( 廊下の壁の途中が途切れている。部屋の入り口だ。扉は無い。 その無造作に作られた部屋へと荷台を押して入っていく。 腐臭とは違う臭いがむわっとする気がする。 ) さーーーさぁ! 食事ですよ。 餌の時間です! ( 男は顔を顰めながらマスクのせいで篭った声で部屋の中にいる奴隷どもに呼びかける。 奴隷は部屋の中を二分するようにある格子の向こうにいる。 反応が無いようなら格子を足で蹴飛ばしでもしてやろう。 ) [Tue 1 Sep 2009 23:56:03]
◆バジリート > ( 松明で照らされた廊下。 廊下といっても下は土だし、人が二人ぎりぎり通れるかくらいの狭いものだ。 ) はァ、まったく ( がらり。 )( 白いマスクで顔半分を覆って、血の痕が着いたくすんだ白い前掛けに手袋をした髪の痩せ男。その男が押しているのは荷台。積まれている物は赤黒くて虫が少しだけたかり始めようとしてる肉片だ。 ) あァ、嫌だ嫌だ。重い上に酷い臭いだ。 ( 積まれている肉片はこのコロセウムで死んだ奴隷の肉だ。 食えるものとそうではないものにしっかりと分類されている。 もちろんこの痩せ男が解体したわけではない。そんなものは専門外だ。 )( この男の今やっているは至極単純なもので、言ってしまえば『餌やり』だ。 それは食わせる奴隷がいるところまで持っていくのも仕事内容に入っている。 ) [Tue 1 Sep 2009 23:43:31]
お知らせ > バジリートさんが入室されました。 『重い』 [Tue 1 Sep 2009 23:35:18]
お知らせ > ノエルさんが帰りました。 『(”障害地形”敷設完了。まぁ これを何に使うか はやっぱり説明されなかったけれど。)』 [Mon 31 Aug 2009 00:42:55]
◆ノエル > (再び任された仕事、土台や柱になるべき太い杭の敷設に戻ろうか。 予め教えられた点に入れるのだが、一寸ぐらいずれても良いしそのほうが味があるから、とか変なことを同時に聞いた気がする。 何にせよ―――) 嫌な予感しかしないな。 これは。(このコロセウムで「新しい趣向を思いついた!」 ッてのが始まって、それが剣奴に歓迎されたことなんて殆どないのだ。 自らの首を絞める小道具を自ら製造することの、なんと気の滅入る作業だろうか―――) [Mon 31 Aug 2009 00:40:29]
◆ノエル > こんな所でまともにやれるもんか・・・・ 大立ち回りを”演じろ”って事なのかな?(闘場の中央は開いてるから、真っ向の戦いにも支障は無さそうだが、ひとたび怖気づいた奴が逃げ出せばたちまち無様な追いかけっこになりそうだ。)・・痛ッ・・・! わ、判ったやりますやりますッ・・・!(自分みたいなのが格好をつけるには丁度良いけれど――なんてサボって眺めてると、コロセウムスタッフからの檄代わりの木杭が飛んできたり。 ちなみに誰の目もない所では職員には噛み付かない程度に従順だ。) 当たり所で死んだぞアレ・・・ 自分だけ居残りで荒れてんだ。 なんてやつだ。(ぶつけた頭抑えつつ、隠れて悪態はつくけどな。) [Mon 31 Aug 2009 00:34:25]
◆ノエル > それにしても・・・(ぐるりとあたりを見回せば、自分以外にも数人の人間が作業しているのが見える。 監督のスタッフも含めれば結構な工事だ。 地面に打ち込んだ杭の上に板を括って足場のようなものを作ったり、綱でできた網を張ったり。) ……何だこれは。(自分の近くは一定の間隔・・・といっても奇妙にバラバラだが・・・に飛び地のような足場を作ってる感。 短期決戦仕様として狭くするだけなら檻でも設えれば良いのにとか、運営側の意図を理解できず暫し考え込む。) [Mon 31 Aug 2009 00:24:22]
◆ノエル > せいやっ・・・!(雨に緩んだ地面に半ば突き刺さった対象に次々と追撃が入るが―――この日のコロセウムには歓声も怒号も野次もない。 なんせ今日みたいな雨の日は客足が遠いのだ。 0の事も多い。 スタッフ側もそれを判ってて、興行自体がお休みだったり、闘場の整備や新しい設備の設置工事――丁度今やってる杭打ちみたいなの――に当てられたりする。 態々剣奴を使うのは労働力がもったいないから&鍛錬不足の輩を鍛えるためらしいが。) ・・・・・・ふざけろ。 そんなにゲン生が重要なら屋根つければいいんだ。(勿論雨の中重労働させられる奴隷側はあまり心地の良いものじゃない。 疲労した筋肉を休める時間は、雨に紛れた悪態の時間。) [Mon 31 Aug 2009 00:15:28]
◆ノエル > くぬッ・・・・!(上段から振り下ろされる打撃武器の一撃は、降りしきる雨を切り裂いて綺麗な弧を描く。 むくつけき雄どもに比しては多少筋力が足らずとも、遠心力と武器自体の重みを味方に付け、的確なポイントに打ち込まれれば効果は絶大だ。 水音を圧して響くは澄んだ打撃音、対象の頭頂に炸裂して衝撃を真下に貫き通す――!) 硬いなぁ・・・もう二〜三発いっとくべきかな?(ちなみに駄目押しとか大好きだ。 手の内で柄をくるりと回転させて、勢いを殺さすにもう一度振り上げる―― 木製に鉄の当て具をつけた大槌。 普段の大剣とは違う得物ではあるが、勝手は似たようなものだ。) [Mon 31 Aug 2009 00:13:07]
お知らせ > ノエルさんが入室されました。 『パワー+スピード+ウエイト=破壊力ッ!』 [Sun 30 Aug 2009 23:59:00]
お知らせ > バジリートさんが退室されました。 『人生うまくは出来ていないんですねぇ ( 部屋を出れば、マスクも放り捨てて )』 [Wed 26 Aug 2009 20:42:11]
◆バジリート > ( また黙々と作業に等しい診察を行っていき、最後の一人が終わる頃には額に汗を滲ませて目元に疲れを浮かばせているバジリートがいる。 ) 毎回ですが、この臭いを我慢しながらの仕事は疲れますねぇ…。 ( つけている手袋を外して近くの箱に放り捨てる。 この部屋は嫌だけれども、すぐに立ち上がる気力もない。 ) 私も販売とかだったら、こんなところに居なくても住むんですけどね。いや、まったく。 ( 大きなため息をつきながら、椅子から立ち上がり腰の辺りを2,3度叩きながらため息と愚痴のオンパレード。 人付き合いが苦手だから販売とかは無理だが、憧れはする。 相手はちゃんとした人間様だし。それ以外の仕事はきっと書類とかそういうのとの睨めっこだと想像する。 うーん、ファンタスティックな仕事環境じゃないですか。積極的に人と接すること以外は。 ) [Wed 26 Aug 2009 20:39:13]
◆バジリート > はい、しゃがんで…。 息はしないでください…。臭いんで。 ( 次の奴隷にも同じようにしゃがみ込ませて前のやつと同じ手順でやる。時折、口臭が酷すぎるやつとかには、今言ったようなことを言うが、基本的にいつも変わらない手順で進んでいく。この中で時折処分やら出るショーが変わったりするやつが出るくらいか。 ) しかし、ここは本当に酷い。 臭いも最悪だし、労働内容もあまりスマートじゃありません…。 ( 変わらぬ手順を繰り返しながら、独り言の聞こえる範囲に奴隷しかいないから、つい文句が零れ出てしまう。 このくらい言う権利はあるでしょう。と自分を肯定化しながら零れ出る文句だ。 ) ――あ、これはあまりよろしくない…。 ショーの内容を組んでいる方に報告を…。かなりの疲れが見える…。 ( 膝の上にある奴隷の資料にメモを書くような速さで書き込んで、入り口付近にいる他の職員にひらりとその紙を見せながら持っていくように言って。 ) というわけで、君は別室行きだ ( 紙を取りに来た職員に、ついでにこの奴隷を別の控え室に移すように伝える。 ここに長く置くわけにもいかないでしょう。他も駄目になるかもしれないんですから。どんなに可能性が低くともね。 ) [Wed 26 Aug 2009 20:17:37]
◆バジリート > ( 今バジリートに課せられている仕事はここに並ぶ奴隷たちの簡易健康診断。 まぁ、健康診断といっても名ばかりでショーに出したときに使い物になるかどうかの判断くらいのもの。 あまりにも体調を崩していて勝負にならないのもつまらないでしょう。 重症で治る見込みが無いなら一方的な虐殺ショーの方に回したりもするが。 ) ほら、こっちへ来なさい。 そう、そこにしゃがんで口をあけて ( 前に出てきた奴隷はガタイの良いやつだ。こういうのは一方的にやるほうに回ったり、猛獣とやりあわせたりするらしい。 バジリート自身はショーには興味は無いし。ショー自体を担当しているわけでもないから知らない。 ) んー、君は…ん。 まぁ、大丈夫でしょう…うん ( 手袋をした手で、奴隷の口の中に手を突っ込んで引っ張り出しその表面を軽く見たり、目の下を引っ張ったりして、肌の色などを見ながら膝下に置いた資料とを見比べて、何度か頷けば、部屋の端の方を指差して言ってよし、と言って。 ) はい、次。 ぱっぱと動く。ここの匂いは酷いんですから、まったく ( ため息がまた漏れる。 ) [Wed 26 Aug 2009 20:03:10]
◆バジリート > ( まだショーの始まっていない控え室の壁際に椅子を置き腰掛けているぼさぼさ白髪の不健康そうな男がいる。 ) はぁ、いつまで居ても慣れるものじゃありませんね…まったく ( ため息が漏れる。ここは酷い場所だ。 事務員の服の上から白い前掛けをして、大きなマスクで顔の半分を覆っている様はどこかの医者のようにも見える。 目の下のくまや痩せた頬があまり良い印象を与えないかもしれないが。白髪の男バジリートにとってはどうでも良いこと。 ) さぁ、端から順番にこっちへ来なさい。手間を掛けさせないでくださいよ ( 男の前に並んでいるのは、このコロセウムでショーを行う拳闘奴隷や後片付けに使うためにおいている奴隷達。どれもが三級以下のものばかりだ。いや、たまに2級も混ざっているのか。まぁ、どうでもいいか。 ) [Wed 26 Aug 2009 19:49:01]
お知らせ > バジリートさんが来ました。 『控え室』 [Wed 26 Aug 2009 19:42:25]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( 感情的になるのも一時。 この感覚を、忘れたりもできないが。 )』 [Sat 15 Aug 2009 02:28:34]
◆エアリー > ( …それが、言い訳に聞こえてしまうのだ。 生活の基礎を、本質的にロッテに依存している現状では。 それが今直ぐ崩れるものでないとしても、心細い。 何より――― ) ( 初めてコロセウムに連れて来てもらった時、ロッテはこのコールに乗っていた。 その女に、頼るしかないというのが。 ) ( 殺してやる。 こいつら全員。 ロッテも、殺してやる。 ) ? ( 頭に血が昇って、目を瞑った。 違和感。 自分の頬を水滴がつたい、一瞬虚をつかれる。 涙としか解釈のしようがないが… 悔し涙、なのだろうか。 ) ( ロッテも殺してやる。 …あの気分屋で、身勝手で、でもたまには優しかったり、一緒にいて楽しいことがないわけじゃないあいつも。 殺してやる? いつかは、奴隷の敵だから? ) ( 泣く、というのとは違うかもしれない。 ただ数滴零れた涙を、袖で拭った。 …あの女は敵だろうか。 仮想敵ではあるし、私の身元に当たりをつけている節もあるから、いつか殺さなければならないのはもちろん。 でも、おそらく当たりをつけていながら、今一応助けになってくれているのは――― ) ( ギブアンドテイクが成立し、それこそ、実は逃亡奴隷というこちらの弱い立場が安心なだけかもしれないが。 ) ( ありがたいと思わなくもないし、賭けた奴隷の応援で肩を抱かれた感触だとかを思い出すと――― ) [Sat 15 Aug 2009 02:09:59]
◆エアリー > ( 両耳を塞いだまま、少しサイズが大きいパーカーの袖を、きつく握り締める。 殺されようとしている奴隷は私だったかもしれない。 それなら、このコールは私にも向けられているものだ。 …観衆全員、あそこに立たせて殺せと言ってやりたい。 いやそれでは気が済まない。 やはり 「殺す」 と宣告し、実行する、そうでなければ。 ) ( でも、実際には。 一人殺すことさえ簡単ではなく、仮に首尾よく殺せたとしても、それで何になる。 一人や二人では話にならない。 敵は強大で、味方はいない。 逃亡奴隷という身の上で、騒ぎになるような行動を起こすのはあまりにもリスクが大きかった。 ―――ではこのまま、逃亡奴隷として、どこで迎えてもおかしくなかった最後を待つのか。 ) ( こんなものを見て、気が急いているのだと理解する冷静な部分はある。 半ば逃亡が成功している現状なら、監視下にあるよりはよほど可能性があるのだから、それこそ慎重に機会を活かさなければならないと。 ) [Sat 15 Aug 2009 01:50:24]
◆エアリー > ( 行き着く先は結局ここだ。 外から見ていると余計にそう感じられる。 その立場から逃れる術は無く、例え生き残り続けたとしても、いつかは、それ以前のどこで迎えていてもおかしくなかった最後に行き着くだけなのではないか。 戯れに使い潰されて、面白おかしく殺される。 敵の手の内で、どこまでも軽薄に。 ) ( 満足なわけがない。 …いや、諦観の極みとか、もしくは確固たる信念を持って納得しているのならそれで良いし、というかそもそも関係ないのだけれど。 良いも悪いもないのだけれど。 …満足でないとしたら、さぞ悔しかろうと思う。 共感とは呼べないかもしれないけれど、そのように想像しながら殺される剣闘奴隷を見ていると、わいている観衆が悔しく、憎らしい。 ) [Sat 15 Aug 2009 01:31:46]
◆エアリー > ( ―――そんなわけはないと思う。 ただ、少しでも生き長らえる可能性があるから、それに賭けているだけだと。 全力で歯向かったところで剣闘奴隷を剣闘奴隷たらしめている社会には適わないのだし、もしも自分があそこに立たされていたらと考えても、末端を殺して一矢報いた気になるより、少しでも命を繋ぐ方を選ぶ。 ) ( でも。 ) ( 満場の処刑コールが煩わしく、パーカーのフードを目深にかぶったまま静かに観戦していた娘は耳を塞いだ。 賭け札も飲み物も、何も手にせず見ているだけというのは珍しいかもしれないが、ただ戦いを見に来るだけという客もいるだろう。 ブランド物をぶっきらぼうに着た姿は武術を嗜むように見えず、かといって暴力を目の当たりにして何かを発散するような姿勢もないが、それが特に目立ってはいない。 ) [Sat 15 Aug 2009 01:20:29]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( ここで見世物になって死ぬ、それで満足なのだろうか。 )』 [Sat 15 Aug 2009 01:03:20]
お知らせ > 清獣朗さんが退室されました。 [Tue 11 Aug 2009 01:15:30]
◆清獣朗 > (後日。最後の勝負は両者意識不明。コロセウムの判定としては引き分けとして扱わざるを得ないと言われる。つまり3連勝ではないと。つまり今月2倍の話しも無しということであり。) (ニャンとも冴えないつまらない結果だと猫は病院のベッドの上で天井を見上げるしかなかったとさ。) [Tue 11 Aug 2009 01:15:03]
◆清獣朗 > (しかしその笑みを浮かべられたのは一瞬だった。頭上の脇差しを弾き飛ばした刹那。目の前にはフードを被った二足歩行の猫がいる。)(最初の投擲も時間差の頭上への投擲もただ近付く為だけの布石。相手の喉元へと密着する以外の狙いは最初からなかった。驚愕の表情に満ちた剣士が刀を返すよりも早く、猫は喉元へと牙を突き立て噛み ちぎる) ーーーガッ………! (しかし全て計算通りにいかないのも世の常。喉笛を噛みちぎられながらも剣士の刀は止まらず猫の背中を斜めに切り裂いた。)(猫の意識が持ったのはここまで。ここまで血を流し過ぎた事と傷の痛みにより猫は倒れ伏して動かなくなる。しかし喉笛を噛みちぎられた剣士は命を取られた。両者闘技場に倒れる冴えない終末だが結果として猫は今日も生き延びる。) [Tue 11 Aug 2009 01:09:43]
◆清獣朗 > (短期決戦。片目も見えず、疲労困憊の俺が勝つ可能性のある手などそれしかない。)(鋭く踏み込むと見せかける。見せかけ中途半端な間合いで急停止すると尻尾の短刀を横薙ぎに投げ付けた。)(剣士は意表を突かれるもそれを冷静に刀で捌いて受ける。見事。そして俺の手にあった脇差しが消え失せているのに気付いたのもまた見事。) (剣士が一刀目の投擲を防いでいる間に手に持っていた脇差しを相手の頭上へと放り投げていた。奇策奇動こそニャン刀流の動き。しかし冷静な相手にはそれを見切られる事もあるのが運命だ。)(頭上から弧を描きつつ落ちてくる脇差しを剣士は弾く。勝ったと剣士は確信の笑みを小さく浮かべる。これで相手は無手。剣士が何も持っていない相手に負ける筈もない。剣士はそう考える。) [Tue 11 Aug 2009 00:55:19]
◆清獣朗 > (姿を見せたのは裏寂れた風体の朱鷺之都の衣装を纏った剣士。生気のない瞳が印象に残る男だった。) (また嫌なものと当たった。この手の連中は怖い。希望を失った人間を相手にするのは実に怖いものなのだ。フードの下で猫はしかめっ面を作って嫌そうに溜め息を着く。) ニャン刀流、清獣朗。 いざ参る。 (それでもやるしかあるまい。フードの奥の瞳をギラつかせて猫は名乗りを挙げた。この闘技場の場に立たされた時点で自分達に戦う以外の選択肢なんて残されていない。例え鬼が出ようと蛇に当たろうと、俺が出来る事はただ戦う事のみ。それが今の俺に与えられた価値であるのだから。ただ自分に出来る事はそれしかない。) [Tue 11 Aug 2009 00:39:34]
◆清獣朗 > (右目の側が赤く染まって視界が塞がれているのが辛い。確か朱鷺之都には名門出の隻眼の有名な剣豪が居たという話しだが、未熟な今の自分にはそれは辛い世界の領域だ。)(ーーーいや。確かそういえばこのヴェイトスにも有名な片目の剣士がいたような。そんな事を考えているうちに対戦者側のゲートが三度開かれる。) さて。 鬼も蛇も出ないでくれるとありがたいのだがな。 (身体は重く疲労はピークに達している。残されたまともに動ける時間は相当に短いだろうというのは自分でもわかってしまう。) [Tue 11 Aug 2009 00:22:52]
◆清獣朗 > (携えた刀は既にその一つが遠くに弾き飛ばされている。瞼を深く切られた片目からは血が流れていて拭った程度の事では見えそうにもない。) (3連戦。それも今のところ相手は実力伯仲か僅かに格上の実績を持った相手だ。3連勝出来たらボーナスで今月の払いは倍だと言われたが、きっと連中最初っから払う気がないに決まってる。幸運含めて2連勝を達成した猫は呼吸を必死で落ち着かせながらそんなことを考えている。) [Tue 11 Aug 2009 00:10:17]
お知らせ > 清獣朗さんが来ました。 『飼い主は無理難題を仰る。』 [Tue 11 Aug 2009 00:01:27]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( 魔術。 そうなのかもしれないが、それよりももっと、自然にできそうな――― )』 [Sun 2 Aug 2009 01:09:42]
◆エアリー > ( やがて、次の試合が始まった。 大仰なアナウンスが声を張り上げることには、飢えた猛獣対身一つの人間。 何だ、ただの虐殺ショーかといささかがっかりするが、これも必死の人間が見られるには違いない。 …ふと、傍の座席で酒瓶抱えて眠っていた男性が目を覚ました。 寝惚け眼を擦りながら、起きようとしているのか独り言を呟いている。 「よく言うぜ」 「そんなに殺さない」 「じゃあ魔術師か」 ) ? ( 何を言っているのかとそちらへ目を向けるのも束の間。 見るからに凶暴そうな獣が放たれて、棒立ちになっている腰巻一つのイエロティアへ向かっていった。 ) ( 違和感に、目を見張る。 ) ( その瞬間、なんでもない細身の男が、大岩のように、あるいは滝のように、動かし難いものに変わったような錯覚を覚える。 そしてそれは錯覚ではなく――― 明らかに質量で勝っている獣の突撃を、受け止めた。 次いで大岩が土砂崩れに、滝が濁流に変わるような錯覚。 その獣が、投げ飛ばされる。 ) ―――。 ( 馴染みの観客にとっては、一種のサーカスなのだろう。 今一つ見た目の派手さに欠けるためか、ただでさえ人の少なくなった客席から、さざなみのような歓声が上がるだけだ。 けれど、そこで起きている何事かを感じ取れる娘は、目を奪われる。 これは、スズネやゴーテンジとも違う、しかしあの化け物達に匹敵する強さだと。 ) ( それに、もっと何でもない場所で似たものを見たことがあるのだ。 そこから強さは連想しなかったが、朝の公園で老若男女が集まってしていた踊り。 そこで感じた違和感と、よく似ている。 ) [Sun 2 Aug 2009 01:07:18]
◆エアリー > ( アレが締めというのも気持ちが悪い。 そろそろ帰らないと写本の内職に支障をきたすが、あと一試合だけ。 そんな風に思い、ぼんやりと待っている。 ―――そういえば、メアリアンだったか。 ロッテは結局どうするつもりなのだろう。 いや、金をせしめようとしているのだろうけど、そのやり方が分からない。 世間知らずに、詐欺の手口を考えるのは難しい。 …とはいえ、ロッテのことだから直接的な盗みや強奪ではなく、相手の方から出させるのだろうというところまでは当たりをつけているが。 ) ( いや、でも。 兄とやらが使いものにならなくて、他にいるのがその女だけなら、出ている隙を狙えばやりたい放題なのではないか。 やっぱり、分からない。 こういう時、まだロッテが必要だと改めて思うのだ。 ―――料理とか、もうちょっと上手くなった方が良いだろうか。 ロッテに食べさせてもらったのと似たようなのが作れれば良い程度に思っていたが、最近では一人で外食することもたまにあって、レパートリーを増やせなくもない気がする。 そもそも人間の味覚がよく分からないのだが、こちらが美味しく感じられなくても、何かに似た味を作るのは可能だ。 ) [Sun 2 Aug 2009 00:49:14]
◆エアリー > ( 幸いというべきか、ああいったことの経験はない。 奴隷のエルフ女と、前所有者との間に生を受けたが、前所有者が 「下賎な」 奴隷に手を出すのは例外的なことだった。 その男は自分のことを美しいと言ってはばからず、観賞用の奴隷との間に子を設けたら、どのようなものが産まれるのかを試しただけ。 どうやらお眼鏡にかなったようでこの歳まで殺されることはなかったが、求められたのは見た目だけだった。 何もさせない、口も開かなくて良いからただそこに居ろと命じられ、立ち姿や仕草の指定は極めて細かかったけれど、させられたのはそれと、運動くらいだ。 与えられた食事を摂って、皿か何かのようにされるがままに磨かれ、服を着るのもあまり自分ではしなかった。 着せ方に拘りでもあったのだろう。 ) ( 剥製にされた、自分を産んだエルフのことを思い出していた。 エルフの言葉を教わり、それで読み書きやちょっとした計算を教わったが、基本的に口を開けば恨み言ばかりだった気がする。 だからといって行動を起こすわけでもなく、ぐちぐちぐちぐち言っていた。 それでも一番近しい者で、おかげでその価値観は自分にも根付いてしまったけれど、あれが長生種のエルフということなのだろうか。 気が、長い。 いくらでも時を待つことができるから。 ―――記憶にある限りその見た目は変わらず、けれど若干の変化が見られた途端、死んでしまったが。 ) ( 曇天を見つめていて我に返ると、どうやらショーは終わったらしい。 あれがこの時間帯の目玉だったのか、疎らだった客が更に減った。 それでも別の催しに続くのか、清掃員が舞台を整えている。 ) [Sun 2 Aug 2009 00:24:28]
◆エアリー > ( 屈辱だとしても、殺されはしない、という安心感なのだろうか。 やがて追われる方は諦めた風に。 追う方はどこかほっとしたような雰囲気で締めに入る。 それを感じていないのか… あるいはそんなことはどうでもいいのか。 やられ役の女が裸に剥かれて、だらけていた場内がいくらか活気付いた。 ―――そこで、娘は目を逸らす。 前の方へ移動する観客達を、蔑むように睥睨した。 ) [Sat 1 Aug 2009 23:57:33]
◆エアリー > ( ホットパンツにタンクトップという軽装の上にパーカーを羽織り、目深に被ったフードの下で、視線はじっと剣闘士を追って離さない。 目を引く要素があるとすれば動かないことだが、それを知るには少しの間見ていなければならないか。 ) ( 負けた剣闘士が嬲られている。 今回は、どうやらそういう趣向らしい。 別に目当ての剣闘士がいるわけではないけれど、殺し合いが見たいからここにいる娘にとって、この展開は外れ。 興味深い内容ではないけれど、それでも目を離さないのは、意外と身体の大きな動きがあるからだ。 台本通りの運行だとしても、逃げる方はけっこう本気だ。 追う方も体力の消耗はあり、余裕綽々というわけにはいかない。 どちらも経験が浅いのか、こういった出し物を目当てに来ている連中からは野次が飛ぶ冗長感が漂ってしまっているけれど、これならまだ見ていられる。 どう逃げるのが良いか、どう追うのが良いか。 ) [Sat 1 Aug 2009 23:49:43]
◆エアリー > ( 家事は済ませて来ているけれど、あまり時間を割くと内職の方がお留守になるかもしれない。 それでも、ここに強くなるヒントがあると思うと、気になって仕方なかった。 一度連れて来てもらって、作法というか空気を知れば、一人でも大丈夫。 人が多いのはやはり落ち着かないが、皆戦いを見に来ているのであって、周りに誰が座っているかとかはあまり気にしない。 たまに世間話のような声をかけられることもあるけれど、無視しているとどこかへ行った。 ロッテと座った席には酒瓶握り締めて眠っている男性がいて、いくつか空けた傍の席に座る。 別にここでなくたって良いのだけれど、なんとなく足が向くのは、見易いからと、ここなら安全という妙な意識も少し。 エールやスナックは、別に好きなものでもないから省略した。 賭けるでもなく熱心に殺し合いに見入る娘というのは、珍しいだろうか? これが一般的な娯楽であれば、そう奇異なものでもなさそうだけど。 ) [Sat 1 Aug 2009 23:32:06]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( で、入り浸っている。 )』 [Sat 1 Aug 2009 23:24:32]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( でも、ロッテに対してはどうだろう。 こうして一緒に、チョコなんかつまんでると… )』 [Fri 31 Jul 2009 02:17:42]
お知らせ > ロッティさんが退室されました。 『( -エアリーに「メアリアン」に関する自分の知る話をあらかた話した- )』 [Fri 31 Jul 2009 02:16:16]
◆エアリー > …そう。 そのままか。 それで放っておかれてるなら、どうなったって、誰も気にしないのかな。 ( 当面、周辺状況は変わらないのか。 そこに違和感を抱いても、突っ込めるほど街を知らない。 都合が良過ぎるが、良いカモということで今は納得しておこう。 ) アイゼン…? ふうん。 そいつ、暗黒街で何かしてたの。 …でも、嘘があるとすれば仇っていう部分? アイゼンのことは探してるわけだから。 ( よそにアイゼンリッターが出ないのかどうかは知らないが、どういう理由で仇になったのか。 仇でないとしたら、何故探しているのか。 探している、ということがそもそも嘘かもしれないが、それではロッテとの関わり方にも意味がない。 ロッテが、逆に何かにはめられようとしているのでなければ。 ) …あ、うん。 図書館。 ………。 ( 行きたい、と頷いてから、だから表通りの店に付き合えと言うのかと渋い顔をする。 内心しょうがないかと思っていたものの、そんな風に優位に立たれるのは好きじゃない。 好きでなくたって、優位に立たれてるんだからしょうがないが。 ) ―――。 ( 遠くに野次を聞きながら、軽く死を求められている剣闘士を見つめていた。 楽になれるのも良い。 また戦えるのなら、それも良い。 どうでもいい。 ただ… 紙一重の位置に立つ者として、いつか私がこいつらに、死んじまえ… いや、殺すと言って、その通りにしてやろうと思う。 ) [Fri 31 Jul 2009 02:09:05]
◆ロッティ > 学校に行ってる風じゃなかったわね。 親戚は―――どうかしら、居るんだったら随分と放ったらかしにしてると思うけど。 ( 家の周りを嗅ぎまわった感じ、家の中にまで入ってお泊まりしてあれこれ聞いた感じ。 アレは本当に世間から孤立しているように見える。 だから目を点けた、とも言うが――――そう、少し薄気味悪いといえば悪いか。 どこか人間らしい生活感が欠落し過ぎている。 親ってのはどんな連中だったのか? ) 「お兄ちゃんの仇はアイゼンリッター」だそうよ? 多分半分くらいは嘘ね。 ( 重傷で動けないんだか、実はもう死んでいても驚かない。 全くもって――――その影を見る事が無いのだ。 寝泊まりした日もそう。 例えば出てこれないにしても、だったら随分と―――メアリアンの奴は「お兄ちゃん」を放ったらかし過ぎだった。 寝た切り老人なんてほっとくとメシも食えない、トイレにも行けない、ベッドから転げ落ちたら這いつくばって転がりっぱなしなのに。 ) あら? 何でしたっけェ――――? あと図書館にも行きたいとか何とか? ( 保護者様に気を使えよ、とばかりにいやらしい笑みを浮かべてさも面倒臭そうに息を吐いた。 ( そんな何処か呑気な空気の中、ロッティ・アレンビーは先程5.000yenほどパーにしてくれた剣闘士の処刑コールに乗って、周りの連中と一緒に親指を下に向けて囃し立てた。 死んじまえ、チキン野郎、と笑い飛ばして。 ) [Fri 31 Jul 2009 01:48:25]
◆エアリー > …学校?とかは。 親戚とか。 そいつ、そのまま放っておかれるの? 金持って、一人で。 ( もちろん、心配しているわけじゃない。 放っておかれるのなら良いが、何かしら介入して来たら、ロッテの計画?は実行できないのではないかと。 ) …そうか、兄弟がいるからか。 でも、頭数に入らないって? ( 兄とやらは成人しているのだろうか。 まあ、何にせよ今話を聞いたばかりの自分が考えることではないとも思う。 詳しい話は後でゆっくり。 食事しながらするには、すてきな話だが。 ) …こっちは好きじゃない。 ( 知ってるくせに、と抗議っぽく言うけども、ここまで連れて来てもらって頑なに拒むのも難しい。 たまにはしょうがないか。 蹴飛ばされた脚を避けながら、もうしばらく試合に見入っていよう―――。 ) ( 勝敗が決まって、殺すの殺さないのというコールが観客から上がっている。 …どうも、扇動役がいるようだが。 ) [Fri 31 Jul 2009 01:33:21]
◆ロッティ > そのまま? ( ハズレ券を放り捨てながら脚を組んで背凭れにどんと凭れ、鸚鵡返しに問い返す。 問いかけの意図が少しわからなかった。 ) 世間知らずの餓鬼なのよ。 あんな家と財産を一人でどうこうできるわけないってくらい――――兄が居るとか言ってたけど頭数には入らないと思うし。 ( その上行動は衝動的だ。 兄の復讐の為に暗黒街に独りで来るようなクレイジー。 その上相手は「アイゼンリッター」ときた。 笑うしかない。 ) 帰り、どっか食い行くわよ―――――商業地区がいいわ。 普段あんた連れてると出てこれないんだもの。 ( 八つ当たり気味にゴツいブーツでエアリーの足を軽く蹴っ飛ばし、天を仰いでそんな言葉。 ああ、雨は大丈夫そうだわ。 残りの試合で巻き返せりゃ良いけど―――ちょっと疲れた。 まぁ今日は子守だし、熱心に観戦する餓鬼をほっといてのんびり酒でも飲んでようか。 ) ( こんな時間も久しく無い。 ) ( あったっけ? ) ( ああ、昔。 ) ( あのババァに連れて来られて。 ) [Fri 31 Jul 2009 01:22:42]
◆エアリー > ―――…そういうのって、そのまま? それで普通? ( よく分からないのだが、自分が前所有者のところから処分される時、死んだ前所有者の財産を巡って、それまで見たこともないような 『家族』 が何人も出入りしていたものだ。 …その 『金持ちの餓鬼』 が無防備に発生した背後には何があるのか。 首を傾げるが、まあ、その辺りはそれこそロッテの得意分野かもしれない。 重大な見落としがある可能性も、否定できないが。 ) …馬鹿なんだ? 私は、信用とかは、されるか分からないけど。 ( させるものだと言うのだろうけど。 何にせよ予想通り、何でも好きにすれば良いというスタンス。 金持ちなんかは特に、奴隷制の恩恵を受けている。 社会丸ごと敵だが、その上で特にどうなろうと心の痛まない相手だ。 子どもでも。 ) …うん。 しなきゃならないのでなければ。 ( 逃げ道なし、ということもある。 逃亡奴隷の自分は、他よりそうなる確率が高いと思っている。 そこは、考え過ぎな節もありそうだけど、拭えないままに。 ) 賭けは? ( 五分五分じゃないの?と言いかけて止めた。 リスクは金だけ。 肉体の痛みではないから、楽しいのかもしれないと思う。 試合の行方を読むというより、運営者の思惑を読むものかもしれない。 ) …そうなんだ。 ( どっちが勝っても良い、と聞くと、いくらか表情が晴れた。 どちらを応援するでもなく、そこはどうでも良いのだが。 裏の無い殺し合いなのかと思うと、見に来た甲斐があったというか。 ) ―――でも、さっきので決まった。 もう勝てない。 ( 思わぬ反撃に腰が引けて、逆転。 身体能力的には勝敗が明らかだっただろうに。 それが痛快で、微笑んでいる。 良い気分だ。 勝ったつもりでいるのが負けるのは。 …もっとも、それでロッテは損をしてしまったみたいだけど。 ) …残念。 ( 慰めるでもなく、ただ苛立ちに同意するように、宥めるように頷いて、エールを啜る。 やっぱりからい。 ) ( 最近こういうのがけっこうあると、常連らしい客が話しているのを何気なく振り向いた。 この間もあったらしい。 勝てそうにないやられ役が、勝ったことが。 ) [Fri 31 Jul 2009 01:08:10]
◆ロッティ > ( ――――負けやがった。 チッ、と大きく舌打ちしてエアリーから手を離し、チョコレートを摘まんで不機嫌そうにエールを呷った。 ) [Fri 31 Jul 2009 00:49:38]
◆ロッティ > 説明し辛いわね――――金持ちの餓鬼よ。 親が居ない餓鬼が分不相応な金持ってるっていう――――最近妙な所で知り合ってさ。 なにも物騒な話しようってんじゃないのよ? 信用させといて損は無いじゃない。 ( かなりエグい話をしている。 金持ってて保護者の居ない餓鬼から幾らかでもせしめようっていう話だ。 知る限りエアリーはそこで「そんな事をしちゃ駄目だ」という奴じゃないし、現実的な話、金が無ければいつまででも現状維持だって事くらいわかってる筈。 ずっとあたしんちの家政婦だか小間使いだかだ。 ) ( だから、分け前くらいくれてやるからなんかの時手伝えっていう。 ) ( 悪い話じゃない筈だ。 やっぱり後で―――コロセウムから出たら「メアリアン」について細かく話をしておこう。 ギブ&テイクを好むこいつの性格上、間違ってもメアリアン側に肩入れするような事は無いだろうし。 ) 精々同じ、で勝負に出るのは馬鹿だってのよ。 絶対勝てるってンじゃない限り痛い思いするだけよ? ( ――――それは今しがたしているギャンブルにも当てはまる事だが、残念ながらロッティ・アレンビーは直接的な痛みには敏感だが、目に見えない痛手というのに鈍い。 即物的というか。 ) ッくそ…あるのよこういう試合も。 どっちが勝っても良いようなの――――客だって馬鹿じゃないから全部筋書きあるとバレんでしょ? ( 今の試合に5.000突っ込んだのだ。 固いと思ってたのに――――なんてチキン野郎だ。 ) ( この試合でロッティの賭けが当たるかを判定。 発言秒数下の桁が偶数なら勝ち、奇数なら負け。 【判定】 ) [Fri 31 Jul 2009 00:48:29]
◆エアリー > ―――どんなやつ? 何させるの。 ( そして何故会わせるのか… その時になれば話すのだろうけど、今答えるかもしれないから聞いておく。 それにしても珍しい。 ロッテから誰か紹介されるなんて。 何よりこちらが求めていないという事情もあるが。 ) ( その 『使えそうな餓鬼』 のうちに自分も入っているのだろうとは感じてる。 が、そうでなければ匿う理由なんてないし、純粋な見返りを求めない親切とやらの方をこそ疑ってかかる性格には、それくらいの方が分かり易くて丁度良かった。 ギブアンドテイク。 ワケありだけど家政婦します。 内職もするけど仕事は紹介してくださいって。 …こんな立場も、近々どうにかしなければと思う。 ―――ただ、何だろう。 こうして別の 『使えそうなやつ』 の話を聞かされると、少し、嬉しいというか、仲間というか、ロッテを近しく感じるのは何だろう。 ) …そう。 でも実際、ああいう風に戦ったとして、私はロッテともせいぜい同じくらいだと思う。 ( がちの殺し合いになってもそうだ。 知らないところで謀られたら、手も足も出ないかもしれないという危惧はある。 そんな気配はないし、現状以上に自分を有効活用できる方法はないようだから、あまり考えないようにしているが。 あながちハッタリとも言い切れない言葉。 いくらか虚飾があると感じても、その程度が半分もあるとは思えない。 ちょっと感心する反面、やはり仮想敵。 抱かれている手を居心地悪く感じたところで、しめられた? ) ―――〜っ。 …これは予定外なのかな。 がんばるね。 ( 劣勢に立たされた方が、健闘しているように見える。 これも予定のうちなのか、それとも細かな台本なんて… ないわけがないか。 金が動いてる。 ギャンブルは、胴元がもうけるためにある。 ) ( がんばるが、何もかも、支配者の掌の上だ。 我が身と重ねると、忌々しい。 ) [Fri 31 Jul 2009 00:33:58]
◆ロッティ > ――――そのうち妙な餓鬼と会わせるかも知れないわ。 慣れ合うんじゃないわよ? 「使えそう」な餓鬼だけど、あたしが「使う側」でアレは「使われる側」なんだから。 ( 表面上仲良く振る舞うのは良いけど、などと続けてこいつにできるわけないか、と肩を竦めた。 このエアリーも結局はあたしに使われる側、だが、序列はある。 コイツは物知らずだけど馬鹿じゃない。 異常なくらい慎重だ。 こういう奴にはある程度此方の手の内を見せつつ慎重に位置づけをした方が良い。 露骨に「あたしを敬え」っていうのはもう一人の餓鬼―――無暗に他人を信用する、メアリアンみたいな愚図にしか使えないやり方だ。 ) だからぁ、筋肉使って殺し合いしろってんならあたしはあんた相手でも逃げるわよ? でも何でもいいから「勝て」ってんならあんた如き何百種類の方法で負かせられるわね。 ( 半分くらいはハッタリだが、半分は本気。 見識の狭い餓鬼なんて癇癪起こしてナイフ振り回さない限り怖くはないっての。 ) …ッち、馬鹿、何でそんなの喰らうのよ!! 死ねッ!! クソっ!! ( 偉そうな態度が台無しである。 まぁ、ロッティ・アレンビーの本性はこんなものだ。 態度や言葉で自分を本来の何倍も強そうに、魅力的に、味方にしたい人材にみせかける能力ばかりが突出した。 ) [Fri 31 Jul 2009 00:17:49]
◆エアリー > 言うよ。 死ぬまで言う。 …他にもいた? 私と同じなのかな。 強くならないと、生きられない。 ロッテのところで暮らしていられるのは運が良いからで。 ロッテにとってはそんなものでも、少しでも、底上げしないと。 ( たかが知れてる強さでも、他に何もないなら、つけておくしかない。 人間社会そのものが敵という感覚は根強くて、現状それを意識する機会はあまりないけれど、少なくともこんな均衡は、自分の素性を知る数名に住まいの近くで発見されるだけで崩れると知っている。 最低限、目の前の追っ手だけは排除できなければ話にならない。 そして、いつかトップの集団に加わることができたら、復讐はそれからだ。 ) …あ。 そうか。 ありがと。 ( 肩を抱かれても、目は戦いから離さない。 だが――― 強い方を見ていた。 どうすれば強くなれるのかと、けれど、より真剣で、自分が参考にできるのは弱い方だろう。 それは、もしも運良く勝てる相手と殺し合うことになった場合でも、大切だ。 ―――半笑いは気にしない。 一緒になって笑ったりはしないが、今初めて顔を見たようなやつに、同情も何もない。 ) …そんな風に言うけど、ロッテは本当に強くないの? ( ふと、コツを掴んでいそうな言葉にそう思ってしまう。 それこそが彼女の強さだと、どこかでは気付いているはずなのだが。 ) [Fri 31 Jul 2009 00:06:18]
◆ロッティ > で、なに。 まだ「強くなりたい」とか言ってるわけあんた? 最近の餓鬼はどいつもこいつもそうなのかしらね――――殴る蹴るの強さなんてたかが知れてるわよ? ( 筋肉つけりゃ怖い物が無くなるなら誰だってそうしてる。 怖いのはそんなんじゃない。 知らない所で巡らされる思惑とか、結託する他人とか、有無を言わせない金とかそういうのだ。 こんな真正面から「殺し合え」「はじめ!」なんてのは実際に起き得ない。 ) ――――弱そうな方を参考にしなさい? 明らかに劣ってる側。 あいつら負けたら死ぬのよ? で、相手は自分より強い。 そういう時人間どうするか見とけってこと。 ( 気安くエアリーの肩に腕を回して捕まえ、耳元で半笑い。 ここでリアルっていったらあの、死ぬか自分より強い物に勝つかしか選択肢が無い連中くらいのもんだ。 ) [Thu 30 Jul 2009 23:51:38]
◆エアリー > …そう? 良いことだといいね。 ( よほど変な臭いでもさせていない限り干渉しない。 そんな風になっていると本人が意識すれば即座に引き締めそうだが、いい加減一年も一つ屋根の下で生活していれば表情や態度も緩んでくる。 気の利いたトークなんかできないのがデフォだが、変に構えたところはない、必要がないから黙るという独特な空気。 改めてエールに口をつけ、刺激に複雑そうな顔をした。 ) そう。 それじゃあ、調整されるんだ。 …見世物か。 ( 賭け。 なるほど。 でも利益が絡むということは、そういうことだ。 実力以上の要素が絡む戦い。 少し残念ではあるけれど、かといって、生の殺し合いに対する興味は変わらない。 …そのお金も要求されなかったな、と横顔をうかがう。 まあ、この後のご飯はご馳走しよう。 元々、ロッテが奢れと言ったのはそれだけの約束だったのかもしれないが。 ) …そう。 …あ、どうでもいいよ? 逃がそうとかは、思わない。 あいつらが、勝手にすれば良い。 でも、それじゃあやっぱり、本物とは違うのかな。 ( 本物の殺し合いとは。 そう言いながらも、視線は次第に戦いから離さなくなる。 賭けが成立する戦いではあるけれど、技量はそこそこか。 真剣に見つめるが、憤るような気配とか、そういったものはない。 淡白に見えて、感情を表す時にはストレートだから、たくらみなんかは本当にないのだろう。 ) [Thu 30 Jul 2009 23:42:25]
◆ロッティ > は? 良い事――――かしらねぇあれ。 微妙だわ。 ( 使えそうなネタが転がり込んできた、といえばそう。 ただまだそういう段階じゃない。 どうも餓鬼にばっかり縁があるのは頂けないが――――儲け話になりそうな件は一つ。 こいつに話すべきかどうかは今もって判断保留だ。 場合によっちゃコイツも使えるかもしれない。 あたしを頼る餓鬼がもう一人居た方が安心出来るかもしれないし? ) 賭けンのよ。 どっちが勝つかって。 最近来てなかったからちょっとデータ古いけど折角来たんだから。 ( ひら、と見せるのは試合番号と剣闘士の名前の書かれたチケットみたいなヤツ。 こいつが勝てば倍率に応じてお金が入ってくるわけだ。 そんな話をなんとも大雑把に説明してエールを呷る。 ) 殆ど奴隷だわね。 あと―――動物だの怪物だのと戦わせるのもあるけど。 いろいろやんないと客が飽きるってぇ? [Thu 30 Jul 2009 23:26:34]
◆エアリー > ( あれ、ロッテは何してるんだろう。 切符はさっき買ったけど――― ) ―――え。 ( 何かうろうろしている保護者?をそわそわ目で追っていて… 戻って来て差し出されたエール酒に、きょとんと珍しく?間抜けな顔をした。 今日のお金は私がもつと、そういう話だったような気もするが。 まあいいか。 逡巡する間を開けてから、早くも汗をかきはじめたコップを受け取った。 ) …ありがとう。 ロッテは何か、良いことがあった? ( 愛想と言われても困るよ。 置物めいた作り笑いならお手の物だが、心底価値がないと思うし、困った風に首を傾げながら、笑うような、はにかむような顔をする。 最近何かあったのか。 まあ、機嫌が悪ければ約束でも何でも、ここまで連れて来てくれたりしなかったろうけども。 一口飲んで、後についていく。 ) あと、何か買った? さっき。 ( あ、席決まってるんだ、とかそんな。 物珍しそうにしながらも、近付く人間気にしてそわそわ。 席につけば、ようやく少し落ち着くか。 まだ、見世物には集中できてない。 ) うん。 ここで戦うのは、奴隷だけ? [Thu 30 Jul 2009 23:18:05]
◆ロッティ > ( なんだこりゃ、まるで親戚の面倒でもみるおねえちゃんだ。 こんな所まで来て格好悪いこと――――そんな客観的な絵面に顔を顰め、入場券とは別の窓口で別のチケットを買いに行く。 そういや久し振りだし、最近の剣闘士は幾らか入れ替わったのか知らない名前が多い。 過去の経験から予測できる手堅そうな闘士を選び、金を預けた。 ギャンブルもここんとこご無沙汰だ。 あとは――――。 ) ほら、奢ってやるから少しは愛想振り撒きな。 ( と、エアリーに差し出すのはチリペッパーの入った辛くて冷たいエール酒。 箱で買ったチョコレートはコレにあう御摘まみ。 辛い酒に甘いチョコレート。 ) まぁ――――勝手に参考にでも何でもすればいいけどねぇ。 見世物は見世物よ? ( 酒の小さな瓶を受け取ろうが受け取るまいがさっさと歩きだし、指定された席を探して階段状の石の席を見まわす。 中段の真ん中らへんのいい所だと思うが。 ) [Thu 30 Jul 2009 23:05:56]
◆エアリー > ( 何度か、連れて来られたことがあったような気がする。 興味なかったし、ここかどうか定かではないけれど、他にこういった場所がないのならここだろう。 もっと戦っているところがよく見える、部屋のような場所だったが、高い切符を買うとそこに行かれるのだろうか。 ―――そこに、自分の所有者だとされていたような人種がいるのだろうか。 今も。 ) ( とりあえず、立ち尽くしてしまう。 というか、ここで見ていれば良いのかな、とかそんな感じで。 そこそこ人が多い周囲の状況に気もそぞろといったところだが、来たがっていただけあって、まだ流れも見えていない出し物のことは気にしてる。 ) [Thu 30 Jul 2009 22:56:30]
お知らせ > ロッティさんが来ました。 『 餓鬼の御守り 』 [Thu 30 Jul 2009 22:52:52]
◆エアリー > ( 先導してくれる相手に一枚を渡し、後にくっついてスタンドに入る。 別に作法なんかがあるわけでなし、流れに乗っているだけで良いのなら一人でも来られそうなものだけど、ここはやっぱり表通りで、出入りする人間との距離が近いのが気になってしょうがない。 …そんな感覚がロッテと一緒なら和らぐのかというと、それも変な話だけれど。 心細さはいくらかましになる気がする。 味方ということができなくても、家政婦を失わないために、ちょっとくらいなら助けてくれそうだし。 ) ( そんな風に考えてしまうのも気に入らないが。 さておき。 ホットパンツにタンクトップという軽装の上にパーカーを羽織って、夜だというのにフードを目深に被った娘は、疎らな歓声の上がるスタンドを見回してからすり鉢の底のような闘技場へ視線を落とした。 ) [Thu 30 Jul 2009 22:50:32]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( 二人分の切符を買って。 )』 [Thu 30 Jul 2009 22:38:33]
お知らせ > ノエルさんが帰りました。 『(病院送りと引き換えに、命は拾ったらしい、ってことだけ。)』 [Fri 24 Jul 2009 03:46:56]
◆ノエル > (それが出来ないハリボテの自分が今まさに笑いモノってわけだが、そんなこと意識してる暇は無かった。 怖いし。 幸い「お前が先行けよ」ムードになってる2人に漬け込んで体勢を建て直すことには成功。 左手を振り被り――我に返って走り寄ろうとする二人の顔面あたりに向けて、血濡れのマントを投げつける。) ぅあぁ ッ・・・!(重さが災いして、普段より上手く広がらなかった事を覚えてる。 ――それでも、悲鳴じみた叫びと一緒に、そこに駆け込んだ。 ) (その後の細かいことはおぼえてない。) [Fri 24 Jul 2009 03:45:42]
◆ノエル > くぁ・・・ッ・・!!(形振り構わぬ体当たり気味の突きで太股に傷を負わせ、地面に張り倒す事に成功する。 縺れて此方も倒れる事にはなるが、何とか囲みを脱したか。) はぁ ・・・あと、 二人―― 次どっちだぁ ッ―― !!(にじり寄る二人に吼えて威嚇もするが、流石に此方が限界なのは悟られたろう。 自信に満ちた言葉と裏腹に、背筋は不気味なくらい寒かった。必死に体を起こしながら、マントの止め具に手をかける。奥の手であと一人。 その後は、どうなる? 罅割れた手斧。 あれで頭をかち割られたら、いたいだろーか。よければ今すぐされんだーしたい。できないが。)連中の・・・ 居る世界、か・・・ とんでもないな。(機足の剣士や”両手斧”の顔がふと過る。碌な武装も防具もない萎縮した素人など、簡単に無力化するんだろう。。) [Fri 24 Jul 2009 03:36:14]
◆ノエル > (普段なら雄雄しく正面に斬りかかるべき所だが―― 引き気味になった右側の怪我人を容赦なく照準。 命の前じゃ演技など大事の前の小事という奴だし、お客様はこーいうのが見たかったんだろう。) ・・・恨むなよ?(せめて口調だけはカッコつけておいたけど誰の耳にも入らなかった。 それでも視線向けられた怪我人君の見せた、明らかな”ヤバイ狙われてる”って顔!――経験上、こういう顔したら御仕舞いだ。 手斧持って縮こまっても防御は期待できない訳であるから、実質これで-1人。 ちょっとだけ光が見えてきた。 ひきつりそーにくたびれた足を叱咤して、他の二人がアクションを起こす前に。 その希望に向けて、突進開始―― ) [Fri 24 Jul 2009 03:21:02]
◆ノエル > (剣奴として・・・あるいは常人と混じってすら体力不足の感がある自分が粘ってられるのは、闘い続けず、適度ににらみ合う時間を”演出”しているから。 散発的な激突の合間を縫っての休息、いわば”スタミナ配分”って奴だ。 培った演技力が武器になるとは思わなかったが―― コレも経験が生きたって事か。) ―― ぃ よし・・・!(休憩の最後に大きく一つ息をして、大剣を担ぎ直した。べっとりと衣装に一筋赤が付く。 けしかけられたのは4人程だったか、開幕と同時に物も言わずに一人シバいたのが功を奏し、今残ってるのは2.6人ってとこか―― 0.6はけが人だ。 がりり、と背後の壁に剣先が触れて―― まずは端から脱出すべきことを認識した。) [Fri 24 Jul 2009 02:59:34]
◆ノエル > (間近で触れ合えば判る、ぎらついた、血走ったその瞳。 此方を倒せれば処分を免れるとか、あるいは闘場に居る間倒した奴隷で”遊ぶ”事も許されてるのかもしれない。 振り回す大剣――刃の着いた本物の!―― の制圧力がなかったら、とっくに四方からツブされ解体されてるところだ。戦場を囲うサディスト様一同はそんな奴隷どもの必死の仕草とか、慌てる私の素の姿 をご覧になってご満悦という寸法か。) 今・・くるなよ・・・ 学ぶな―― (此方にはまだ被害らしい被害はないが、長物担いで体力の少ない此方には長期戦こそ致命的。早くも息切れ始めて呼吸を隠せなくなってきていた。 腰溜めに構えつつ、信じてもいない神に祈らずにはおれない。) [Fri 24 Jul 2009 02:32:58]
◆ノエル > (防御姿勢の整った相手にフルスイングをかますのは素人の証。 今回の相手はその程度の、恐らくは奴隷の檻からつれてこられた廃棄品寸前の連中だ。 いくら数があっても、剣姫ノエルが虚像の産物でも、現役の闘士が遅れを取る相手じゃない と。 曰く雑魚だから自由に責め殺して良いという条件だったが―――)・・・は・・・ はぁ 今のも・・危なかったな。(自分まで無双の幻想に浸ってたとは考えたくないけど、死ぬ気になった人間の群れ、がこうも”恐ろしい”とは。 開始より数分、中央で切り結んだ後は―― 弧を描くような角度で後退を強いられ、徐々に熱狂渦巻く闘場の端側に追い詰められつつある。) [Fri 24 Jul 2009 02:19:03]
◆ノエル > (自分にとって苦行として与えられることが多い”夜”の舞台も、その全てが勝ち目のない一方的なものではない――― ある程度の希望が残されることもある――理不尽なハンデなし。 八百長なし。 つまるところ今演じてるこれは、コロセウムで一般的な”まともな試合”なのだ。ただ、それが自分にとって優しさか、というと決してそういうことは、無い。) くそ、やりっ辛い・・・!(血濡れの大剣を地面に滑らせて、土煙あげながら地面を滑った。 形振り構わぬバックステップは、格好付けではなく緊急離脱の類。 自分が数秒前まで居た位置には、深々と斧が刺さっている。) [Fri 24 Jul 2009 01:59:49]
お知らせ > ノエルさんが来ました。 『台本のない活劇。』 [Fri 24 Jul 2009 01:41:59]
お知らせ > フレッシェンカさんが退室されました。 『 何にせよ、初勝利である 』 [Sun 19 Jul 2009 22:39:34]
◆フレッシェンカ > ( ただこれが当人にとって幸いな事かと言うと―――どうだろう。 今まで通りみっともなく泣きべそかいて転がされてひん剥かれて、貧相な身体を晒していた方が幸せだったかもしれない。 ) ( ラッキーストライクかもしれないが、戦って、勝てるというのを証明してしまったのだから。 ) [Sun 19 Jul 2009 22:36:35]
◆フレッシェンカ > ( フレッシェンカ・ハウザーストーンまさかの大勝利!!! そんなプロデュース側も予定していなかった事態に異常な盛り上がりがコロセウムを包み、その真ん中でその主役はぼんやりと考え事でもしているかのような顔をしていた。 あ、なんか今のすごくコツ掴んじゃった、などと数式を理解したみたいな瞬間。 すぐに繰り返し練習したい。 忘れないうちに。 こう、下から上へ勢いを逃がして、置いてくるみたいな感じでぽぉん、って。 力もそんなに要らないし、距離は今くらいのがベスト。 ) ( などと考えている内に細い手首をジャッジが捕まえて振りあげられ、大きくよろめきながら申し訳なさそうに笑ってぺこぺこと頭を四方に下げる。 ) [Sun 19 Jul 2009 22:30:03]
◆フレッシェンカ > ( 二人の距離がおよそ4m程度離れた瞬間だった。 不意にフレッシェンカが今まで見せた事の無い構え方をした。 現代で言う所のソフトボールの投手みたいなフォームで、非常に肩の力を抜いて、ぽぉんと放り出すようにして。 ) ( その瞬間誰もが今起きた事を一瞬理解し遅れた。 スローモーションのようにふわぁっと宙を舞うハンドアックス。 その実2kgはある金属塊が遠心力を伴ったそんなに遅くも無い速度で「ぶんっ」と飛んでいた。 三級剣闘士の女は「ガンッ」という音と衝撃と共に勢いよく首を捻り、その瞬間既に失神していた。 ヘッドギアを割ったハンドアックスが先に地面に落ち、直後に三級剣闘士が後頭部から倒れ落ちた。 状況を2秒ほど理解できなかったジャッジが大きな身振りでフレッシェンカの勝利を宣言した。 ) ( フレッシェンカが今まで聞いたことのないような大きな歓声だか怒声だかわけのわからない大きな声の渦が湧きあがった。 ) [Sun 19 Jul 2009 22:23:23]
◆フレッシェンカ > ( ひとつ、相手がどうしても手の届かない距離で、槍による直線的な攻撃を繰り返していたということ。 ) ( ひとつ、腕への負担をかけたくないという事と、遠心力を利用した運動しか選択肢が無かったということ。 ) ( ひとつ、ビビリのフレッシェンカでも「慣れる」ということ。 ) [Sun 19 Jul 2009 22:14:30]
◆フレッシェンカ > ( Momentary conception ―瞬間のひらめき― ) [Sun 19 Jul 2009 22:11:33]
◆フレッシェンカ > ( ぶぅんぶぅんと振り回すスタイルにも当人なりの事情とか考えがあった。 先ず根本的にフレッシェンカの細くて非力な腕では「肘と手首で制御する」ことが出来ないのだ。 だから自然と「握ったまま肩を軸に遠心力で振り回す」形になり、その為には大振りをするしかない。 大きく横に振り回しては立ち位置を移動しながら自然に勢いが収まるまで遠心力に流される。 その間は頑張って左腕の盾で身体を庇いながら足運び。 逃げたり受けたりは以前より大分上手くなってきている。 が、肝心の攻撃は大振りな上に「右から左」か「左から右」への二択。 縦に振り下ろすと横の時と違って勢いを逃がす方向が無くなって腕に負担をかけた上に、その場で立ち止まるしかないからだ。 ) [Sun 19 Jul 2009 22:08:14]
◆フレッシェンカ > ( 対戦相手は何度か酷い目にあわされている女剣闘士。 武装は似たような露出の激しいビキニアーマーだが、向こうの武器は長くてバランスの良さそうなスピアーと、あとはヘッドギア、ガントレットにバックラー、グリーブという同じスタイル。 非力な素人のフレッシェンカにとってとにかく使い難いことこの上ないハンドアックスではまるっきり手の出しようのない相手だ。 致命傷を与えない程度に虐め倒して疲れ切った所をひん剥いて遊んでお客を喜ばせる。 それが彼女の仕事。 慣れたものだ。 なにせフレッシェンカは本当にどうしようもなく非力で素人でビビリで、馬鹿の一つ覚えでぶぅんぶぅんと斧を振り回して勝手に疲れてしまうのだから。 ) [Sun 19 Jul 2009 21:59:47]
◆フレッシェンカ > ( 正直そのコンセプトにも少し限界が来ていた。 お客も少しマンネリを感じていた所だったし、プロモーターもワンパターンをどうにかしようにも、非力で根性無しで間の抜けたフレッシェンカは怒鳴りつけたり脅かしたりすればそりゃぁ言う事を聞こうとはするが、聞こうとするだけで言われたとおり出来るわけでもない。 当人は真面目にやっているが思い通りに動かないという非常に達の悪い方向でコントロールの利かない娘だった。 時々見せる妙な方向でのやる気とかポジティブシンキングが輪をかけて空回りで、やる気を出させても出させなくても似たような結果が待っているという始末。 ) ( そろそろ使い潰すなり商品価値を落としてでも新しく汚れ仕事をさせてみるか、なんていう考えがプロモーターの頭を過ぎっていた頃。 ) [Sun 19 Jul 2009 21:48:42]
◆フレッシェンカ > ( いつも通りの試合だった。 負けるのが仕事みたいな晒し者剣闘士フレッシェンカ・ハウザーストーンが演出上手な3級女剣闘士に適度に遊ばれ適度に醜態をさらし、それを固定ファン達が哂いながらも声援を飛ばす、いつも通りの。 当人達もそんな流れを何とはなしに考えていたし、泣いて転んで逃げ回って痴態を晒すのが定番だったフレッシェンカもいい加減、そういう場数が続けば「結局はそうなるにしても比較的苦しくないやりかた」なんていう後ろ向きな技術を覚えてしまっていた。 なるべく痛い思いをしない程度に。なるべく恥ずかしくないように。なるべくそういう計算がバレて怒られないように。 ) [Sun 19 Jul 2009 21:42:32]
お知らせ > フレッシェンカさんが入室されました。 『Momentary conception』 [Sun 19 Jul 2009 21:37:33]
お知らせ > アカガネさんが帰りました。 [Fri 17 Jul 2009 04:27:02]
◆アカガネ > 竜族の誇りを見せてやれ! さような矮小な人間に遅れなど取っては一族8代までの恥さらし――む? ( と、少女が首を傾げた頃、周りから微妙な視線が突き刺さる。つまるところ、今の少女は剣闘士に「死ね」と言ってるも同義で―――――ふむ ) ――その誇りを竜族が持つことをゆめゆめ忘れるな人間よ! ( おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! なんか、煽りに見えたらしい。尊大な口調もたまには役に立つものだ。さて、と。試合は見物だが、観客に紛れ込んだ役者だと思われると後々が怖い。そぅ、とアカガネは観客席から抜け出した。背後でなんかヒートアップした怒号と歓声が聞こえた気がするが――・・・気がつかなかったことにした ) [Fri 17 Jul 2009 04:25:34]
◆アカガネ > ―――ふむ、やはりああいう反骨精神があってこその人間。ああいうのが無ければ―――むっ!? ( がらっ、と続けての試合が始まればなんと剣闘士の相手は――飛竜である。そりゃ、さぞかし高価だろうが。今日一番の見世物らしく、観客の沸き具合が尋常じゃない。やれ「一撃でぶっつぶせ!」だとか「竜なんか殺しちまえ!」とかなんとか。品目へと視線を向けてみれば、 ) ――ふむ。「英雄騎士アイリーンの竜退治を再現」とな。 ( などと掲げてある。だが、少し考えればわかることだが、紅龍騎士団のアイリーンのコスプレした剣闘士が竜族と戦うというだけだろう。当然、試合の結果は竜が殺されて終わるだろうが―――、一息 ) 品目なんぞに躍らせるな痴れ者が! 貴様、竜族の誇りはどうした! わざわざこのような人間の見世物で終わるぐらいならば、華々しく敵を返り討ちにしてみせろ! ( しーん、と一瞬だけ場内が静かになった。この場で竜を応援する奴など珍しいのだろう。それも、一人の矮躯の少女となるならば尚更だ ) [Fri 17 Jul 2009 04:10:55]
◆アカガネ > ―――見れて、あれぐらいだな ( と、アカガネが少しは楽しいと思ったのはゴーレムやらキメラやらヒョドラやらと剣闘士が戦う試合だ。ああいう無謀に挑戦する人間と言うのは見ていて飽きない。血だとか死だとかエロだとかはまったくもって興味が無い。それよりも、あの無謀さと蛮勇を併せ持つ挑戦精神がアカガネの心を動かした ) ――ふむ。いいぞ。そのゴーレムの『命』に気づけ ( ふふん、と鼻を鳴らす。いつの世にも人間のそういった挑戦精神は見ていて飽きさせない。一見無謀とも見える大罪悪魔に喧嘩を売るところなど、かなりの見物であった。当時、高みの見物を決め込んでいたが ) [Fri 17 Jul 2009 04:05:05]
◆アカガネ > なんだ。ただの人間同士の試合ではないか。つまらん ( ふわぁ、と退屈そうな欠伸を洩らした銅色の少女は膝に肘を突き、つまらなそうに闘技場へと視線を落とした。それはもう、八百長だとかは見ればわかるし、真剣な試合だって結局は一方的だ。たまにあるのが――、 ) スライムと戦わせてどうする。――またエロか。見飽きたわ ( 大体、他人の性行為を見てなんとなるのか。下卑た笑みを浮かべる観客を尻目にアカガネは再び欠伸を洩らす。 ) [Fri 17 Jul 2009 04:00:07]
お知らせ > アカガネさんが入室されました。 『面白いと聞いてみてみれば――、』 [Fri 17 Jul 2009 03:56:17]
お知らせ > ヴェラさんが退室されました。 『歓声の元、闘技場へ…』 [Wed 1 Jul 2009 01:17:57]
◆ヴェラ > (さて…体も暖まってきた。時間だ)…カマワナイ。準備ハデキテイル。(ぎぃっと闘技場に続く扉が開かれ、職員に呼びかけられればすっと居住まいをただしこびりついた血液で汚れた回廊を歩いてゆこう。幾世代前の血痕か…それらをみればふつふつと熱い物がこみ上げてくるのが分かる。それは全て先人達の誇りであり生きた証だ。野蛮といわれようとも、この場には確かにそういった闘士達の魂がある。闘技場は廃れては鳴らない…) [Wed 1 Jul 2009 01:17:32]
◆ヴェラ > (酔狂な貴族から早々に身を買われてからは、めっきりと闘技場に立つ機会が減った。おそらくは後方からの手回しもあったのだろう。一年もこの場から離れていれば、自分が一般市民にでも格上げされたかのような錯覚さえ覚えた。しかし、この空気、この匂い…己の身に求めていた血が滾るの感じた。やはり闘い…ソレがなくては自分は生きていけないのだ。)ハアァァァッッッ!!!(立てかけてあった巻き藁に、竜巻のように己の拳を何度も振りつける。カーヴィングナックルと呼ぶ己の特殊打法…巻き藁がボロクズのように千切れ跳んだ。…まぁ、動く相手にこんなにうまくはいかないが) [Wed 1 Jul 2009 00:22:09]
◆ヴェラ > (物事には波と言う物があるのは知っている。ある時期においてとてつもなく流行るものがあったかと思えば、数年後にはそれは衰退している。そして気がついた頃にはまた勢いを盛り返してくる。この命を賭けた闘技場も同じだ。数年前には客足が途絶える事もなかったのが、数度の戦乱を経て疲弊した市民は用意された殺し合いを見るのをやめていた。しかし、平和が続けば次第に刺激に飢えてくるというのが人間…最近、少しずつとはいえども、この場においてかつてのような様相が見られるようになって来たようだ。)…ひゅっっ!!(血なまぐさい控え室にて円を描くように拳を振るって筋肉を暖める。なんだか随分と動いていなかった気がする。) [Wed 1 Jul 2009 00:12:56]
お知らせ > ヴェラさんが入室されました。 『地下控え室にて…』 [Wed 1 Jul 2009 00:07:47]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『それでも『剣姫』じゃなくノエルとして気持ちでぶつかっていったのは見えたと思った』 [Thu 25 Jun 2009 03:23:46]
お知らせ > ノエルさんが退室されました。 『善戦するものの最後は全裸に剥かれた挙句執拗に擽られて失神KO取られた。想いだけじゃダメだ。』 [Thu 25 Jun 2009 03:17:59]
◆レイ・シェリダン > (具体的にどんな目に合うか説明しても良かったが肩をすくめるだけにとどめた。これから闘うって奴をびびらせるのもなんだし)ああ、楽しみにしてるぜ(そう言う自信に満ちた言葉をさらっと言えるのは、ヒーローに向いているのだろうと思って)ああ、幸運を祈る(頑張ってこいなんて送り出して…) [Thu 25 Jun 2009 03:14:07]
◆ノエル > アレの倍ってどんなだ。 (想 像 不 能 。) 表現なんておんなじさ。 結果だけ。 詰らなくならないことは保障するよ。 まかせとけ。(大剣背に収めて、入り口のほうに向かうことにするか。 今夜の”傾向”は聞いてない。 でも知るものか。フルパワーでやると決めた。)じゃ、いってくる―― またね。(格好付けてしまった手前、無様な試合はしたくない気がするが。) [Thu 25 Jun 2009 03:08:01]
◆レイ・シェリダン > …きっと倍返しって落ちだぁな(自分がやられたとして考えた、結論→もっと酷い目にあう末路。頑張れ、超頑張れ)「いざって時」までにはなってやる、だろ?(なるのは自分だぜ?なんてからかうような言葉と共に笑ってみせて…)…楽しみにしてるぜ(剣を渡した時に呟くように…さて、あたしの出番はあるのやら、せっかくだからノエルの闘っている姿でもどっかで見物するかとか) [Thu 25 Jun 2009 03:01:40]
◆ノエル > 練習、しとくべきだと思う? 皆様がっかりしそうだけど。(キャラじゃねぇよ・・・!って心の底から。 普段されてることを仕返せばいいなら簡単だけど、ドン引きというか、ナ?) ・・・・・「いざって時」には成れてるといいね。 後輩もできたし、世界は平和になったって聴いた。 それでも――うん、その言葉でなんとかやっていけそうだ。(無様な敗戦の後に良く陥るこの手の不安、そして、後輩二人と出会って気づいた自分の賞味期限。 そのあたりから来る恐怖を払拭するために、ガチンコで生きてきた剣奴との邂逅が必要だったって話。 相手からすれば迷惑千万だが。)あ、助かるよ―――・・・勿論さ。 そう易々と転がってたまるか。(それは生き残る為の演技者と、演技の題目だった強剣奴の心が重なった台詞。 剣を受け取れば、支えに立ち上がるか。 素振り中の事故って事にすれば、出番も近いしそう怒られまい、とか計算しつつ。) [Thu 25 Jun 2009 02:54:05]
◆レイ・シェリダン > たまーにあるから、気をつけろってーか、な(そういうのもやってきた者曰く、と。もっとも言うまでもない事だろうが、たまに昼の方もエロ混じりになってきたら本当気をつけろとか? 蹴飛ばしたりもいだりしてしまえばいいよ、あとなんか突っ込むとか)いいぜ…相手になるぜ…っ(遠心力と剣と体重の重みのみと言った手応え…まともに武器の衝突の衝撃を受ければ、その腕にも負荷が跳ね返り…相手の手は衝撃を逃がしきれずに武器を弾いてしまうか…)…そっちも、なれるさ。その本物って奴に、よ(作られたヒーローでよしとするなら、わざわざ自分の実力をぶつけてみようなんて思わないのだろうし…、その気概があるなら、なれるさと)…簡単に死んでくれるなよ?(腕を二、三度振って自分の腕にも返って来た衝撃の余韻を振り払うようにしながら、転がった大剣をそちらに返そう。派手に響いた武器の衝突音で職員が見にくるかも知れねぇしと) [Thu 25 Jun 2009 02:46:07]
◆ノエル > あははははは・・・勝てる奴も勝てなくなるね其れ。(力強き清純派なんてそれこそ出番がなくなって今のレイシェリ的地位に堕するのか。 笑えないからこそカラ笑いもするのだ。たまにやらされてる。そんな試合。ちんこもないのにどうしろと?) いざって時のためか・・・・いざって時。 これも、そのときのためッ――(前方空転→転倒も辞さない勢いで体を折り曲げ体重毎乗っかってくるソレも、剣をホールドする腕に相応の力量がないと半ば無意味だ。 全力同士の衝突なら――) ――ッ ぎっ?!(両手から長柄を弾いて剣をふっとばすくらいできるだろう。 寧ろ前に転倒するべき重心が、斜め後方に跳ね返されてしまっている。 お陰で頭打たずに済んだが―― 尻餅&大剣は恥しいほど遠くに転がった。) ああくそ。 やっぱり凄いや。 ”本物”め―― [Thu 25 Jun 2009 02:35:38]
◆レイ・シェリダン > 次の流行が陵辱試合だ、なんてなったら笑えねぇけど、な(お互いに取って本当に笑えない冗談を一つ。まぁ自分は職員に必要とされる時にその役目を果たすまでと、観客の方を見ていない性格も問題なのかも知れず)…いざとなった時にそれを使えば相手をぶっ殺せるってくらいに、な(抜かずの宝刀でもあれば心に余裕はできると。いつかくるかも知れない処分の恐怖も少しはマシになるってもんだとか…今のうちにこっそり牙を研ぐのを勧めるとか職員には聞かせられない)腕次第か、なら精一杯努力させてもらうさ(全部自腹だが、自分で使える金があるのは万が一の時に命を繋ぐ事にもなるのは確かか)そう、らああああああっ!(こちらはその場で身体を捻り横合いから振り抜くようにして、縦の攻撃を逸らすように叩きつける。ただ、以前知り合ったアデルのように見た目とは裏腹に強力な力を持っている者もいたから、全力で叩き付けた。帰ってきた手ごたえの軽さに逆にこちらが驚くかも知れない) [Thu 25 Jun 2009 02:25:41]
◆ノエル > 流行も過去の話・・・か。 ここの所街も静かだし、絶対また需要がそっちに移る日が来ると思うけど―― 華やかさはまぁ・・・でも派手さって点では同じくらいじゃないかな?(それは「剣姫」ノエルというより演じる本人そのものの言葉か。 服の流行が繰り返すみたいに、平和になれば――「移る」と。)・・・絶対の自信に至るまでは磨くこと、かな―― 参考にする。 (寧ろそれらを一つの型とした上で、更に奥があるんじゃないかなんて深読みしてしまったりもする。) 刃抜きはしてあるから、腕次第さ。(自分の持ち物があるなんてちょっと嫉妬しちゃうな。) ふぅ ッ・・・ てえぇェイ!!(頭の上で回転させ、丁度刀身が背中に差し掛かったあたりで自らも半回転―― 丁度一本背負いするような姿勢で、剣を打ち出した―― 遠心力を味方に付けて、速度と重量を乗せた振り下ろし。 ただ一点端からは見えぬが、絶望的に、軽い。) [Thu 25 Jun 2009 02:11:26]
◆レイ・シェリダン > まぁ、そーとも言うけど、な。血みどろは流行らねぇってとこだぁな…(別に血みどろだけしかできないわけでもないが、ノエルを期待している客を満足させる自信はないってところで)華やかなのがいねぇとな、あたしのような地味なのばっかじゃますます客はいなくなっちまう(以前の派手な負けっぷりは良くも悪くもノエルの存在をアピールしたと思う。たとえ作られたヒーローであってもそこで生きている相手にとやかく言う事もなく)…生き抜くためのコツさ。一つだけでもいいから、絶対の自信のある牙を隠し持っとくこった(素振りを見てこちらが混ぜた動きに相手は気づいたか気付いてないか、簡単に死なれるのも面白くないと思ったのか言葉を重ねて。相手の誘いには、もう準備動作に入っているならびびって逃げたと思うのもなんだし、受けて立つとするかと)…やれやれ、あたしの得物は自前だってのに、な(壊さないでくれよ?なんて笑みを浮べながら軽口のような口調で…こちらは受けるために自分の身体の前でポールアックスを構えて) [Thu 25 Jun 2009 02:01:23]
◆ノエル > 芸風ってこと? ニーズが変わってきたのは確かに――こっちには救いだけどね。(少なくとも脳天にアレが刺さるのは暫く後なのだから。 ため息はふん。) ―――Ya. お姫様扱い、って事かな。 (ばれるばれない以前にご存知だなコレは、と肩すくめた。 安直なヒーローと深みのある古参って構図は確かにレイの思う通りか。) なるほど ね・・・ (こお軌跡を目で追うみたいに熱心に見学してるわけだが、その挙動は寧ろ同業というより、道場に入門した初心者のような。) ・・・良かったらちょっと試してみる?(言うが早いか、担いでた大剣を両手でくるりと回して準備動作―― 試合か練習を見たことがあれば、攻撃に移る前のタメだってのは判るか。) [Thu 25 Jun 2009 01:51:21]
◆レイ・シェリダン > どーだか、そちらが出るはずの試合に、あたしが出ても客は喜ばねぇだろうし、な(名前は覚えていなくても、戦闘スタイルや割り振られた役割的なところでは記憶しているらしく、肩をすくめて…)レイで構わないぜ。わかりゃ何でもいいし、な。ああ、ノエルな。…剣姫ノエル、か(大変だぁな、とか…相手の運用方法に関してか、そんな呟きをもらしつつ。ある意味得物の性質以外は自分と対極と言ってもいい相手か)…どーだか、あたしもその剣を受け止められるかと言われたら……、難しいだろう、な(出来ないとは言わない。再び大きく得物を振るい、その音を立てながら…見られているのがわかれば、わざとその大きな素振りの中に鋭い突きなどを交ぜながら…) [Thu 25 Jun 2009 01:35:27]
◆ノエル > そっか・・・変わって欲しい位だなぁ。 負け戦の直後だって判ってて敢えて起用するんだ、連中。(周囲に職員も居ないし、多少本音で話しても平気だと判断したか。 名を問われれば改めて正面を向き――) レイ・シェリダンが本名なんだ。 覚えておくよ。 こっちはノエル。 ノエル・E・ラトゥール。 誰かに『剣姫』なんて恥しい二つ名を付けられたけど・・・幸いだね。まだ行き渡ってないみたいだ。(こお装備・防具というよりは舞台衣装的な姿がやたら幻想的に薄明かりに浮くことだろう。 マントとか腰のひらひら(用途不明)とか過剰なくらいに。) ・・・凄いなやっぱ。 一瞬でばれそうだ。(一度担ぎはするものの何かためらわれるのか、切っ先を地に付けたまま軽く周囲を一周で間合い計るに止めよう。 練習とかも滅多に合同で行わないし、”他”を知るにはいい機会――) [Thu 25 Jun 2009 01:23:20]
◆レイ・シェリダン > ま、今日はあたしの出番はなさそうな気がするけど、な(なんだお互い長物同士か、なんて。自分は相応に動いた気がするし相手に場所を譲るべきなんだろうが、戻っても暇じゃ仕方ないと居座るつもりで)ん…ああ、正解、な。あたしは、レイ。レイ・シェリダン…『両手斧(トゥーハンド)』でも『灰色熊(グリズリー)』でも構わないけど、な(後者のニックネームは昔を知るファンが俺は昔から知ってた的にアピールする時に使われるらしいとは聞いた。とりあえず、名乗りを返しながら…相手は誰だったか、なんて)…ああ。えーと…わりぃ…名前、教えてくれよ(アデル…じゃないよな、とか小さく呟いて。得物見てどんな奴かは思い出した、が…名前が出てこないとか、あくまで戦いの要素の部分だけでしか記憶してない。ともあれ相手の大剣と自分の得物がかち合わないか間合いを計る意味で少し振り回してみるが) [Thu 25 Jun 2009 01:11:58]
◆ノエル > 残念、職員じゃないよ。 ・・・・なんだ似たようなもンか。 スペース足りるといいけどね、君の為になr―――(得物は今日も両手大剣指定、準備の為に壁際にランタンを置くまでに―― 互いの顔くらいは確認できるか。) ・・・何か聴き覚え が――えと・・・ 『両手斧(トゥーハンド)』?(日常生活の演出や試合方針の為に、同じ一級の名前その他は大雑把に職員から聞かされている。 自分と違って”相応にできる”って事だった様な――) だとしたらこっちからは気遣いも要らない かな。 OK気をつけとくよ。(得物的には似た迫力の大剣を担いで空いたスペースに入るわけだが―― 寧ろ自分の練習ほっぽって、そっちをじーっと見てるかね。) [Thu 25 Jun 2009 01:01:23]
◆レイ・シェリダン > っとと…わりぃ、出番…って、わけでもねぇ、か(いつも通り下らない考え事していた上に、それを振り払うように本気の力を込めて得物をぶん回していたのだから何もなければ気付いていた違和感にも気付けずに、何かの声と金属音にそちらの方へ声をかけて。呼び出しかと思えば向けられる上がる声は職員のものと違うのだから自己訂正気味に)ああ、いいぜ…ちぃっとあたしの得物は長いから、あんまり近づくと危ねぇけど、な(明かりの方を向いて、自分のポールアックスを肩に担いで…こちらも相手を確認しようかと) [Thu 25 Jun 2009 00:49:38]
◆ノエル > ・・・ひわっ――?!(そんな無様な驚きの声も闇に響くか。 明かりもないし、自分以外は誰も居なかろうと思っていたところでその気合――剣奴としてはきもったま小さいと言われざるを得ないが、奇襲だったのだから仕方がない。 遅れて がきん、と金属製の音が聞こえるのは 退いた拍子に背負ってる剣を壁にぶつけたからだ。) ……お、驚いた・・・ 慣れないことするもんじゃないな。 やっぱり。 (はふー、と息整えると、此方も練習のスペースに入るか。 今夜も試合がありそうだが――大抵前座は勤めない。) ・・・ご一緒いい?(こっちは小さな灯り持参。 掲げて相手確認しつつ、声だけ掛けとこう。) [Thu 25 Jun 2009 00:42:55]
お知らせ > ノエルさんが来ました。 『皮靴の音と共に。』 [Thu 25 Jun 2009 00:33:58]
◆レイ・シェリダン > (かと言って、今から奴らの壁になるかと言われればNo。そんなの冗談でしかなかろうし…コロセウムの現状からすれば『今更』だ)やっぱり、雑多共のケツを叩いているのがお似合いってか、な(結局一級闘奴と言っても、自分が出来る事なんかいくつもない。そもそも道具がそんな事を考える方がおこがましいと言うものか)そうらああああああっ!!(ぐるぐる回った考えの結論がいつも通り、諦めと自嘲に満ちたものになればそれを振り払うようにポールアックスを頭上から一閃して素振りも完了と言ったところか) [Thu 25 Jun 2009 00:33:15]
◆レイ・シェリダン > (あくまで自分はただの人間の域を出ないわけで。たまたま周りに人間以外の強者が多くそれに殺されないように、食らいついてやろうとやってたらこうなったとしか言えないわけで…)その点じゃ、今の奴らはかわいそうだぁな(自分の時はそんな連中がごろごろいたのだが、ディイ、散欠、ゴリアテ…実際に戦った相手にも色々いたわけだが…それらと比較すれば、自分は甘い方かなんて) [Thu 25 Jun 2009 00:25:57]
◆レイ・シェリダン > (そして違和感を感じたとしてもそれが何なのかまでは理解できない。もしその違和感の正体が弓を構えている敵だとしたら、たぶん防御できずに食らうだろう。何せコロセウムでは観客が入るのだから明かりをつけずに戦うなんて事はない)…ないものねだりしても仕方ねぇか(結論としてコロセウムの中だけで闘うなら夜目なんて要らない。またコロセウムの外どころか町の外へ出るなら別だろうが、その機会もそうあるわけでもなく) [Thu 25 Jun 2009 00:14:42]
◆レイ・シェリダン > (しばし夜の闇に、得物のポールアックスの風切り音が響き…その音もブレもなく、普段通りの自分である事を確認するように素振りを続け…)…夜目ってのは、鍛えて何とかなるものなのか、な(曇天の空はこの夜の闇を見通すには暗く…相手の存在をこの空間の違和感として捉える事が程度と言ったところ) [Thu 25 Jun 2009 00:06:13]
◆レイ・シェリダン > (明かりもつけずに夜の闇の中、ゆっくりと息を吸って吐いて…)誰かいるってんなら、あたしに近づいてくれるなよ?(命の保障はしねぇぜ?と一応、声に出して…うっかり近づいてきたのに気付かずに得物に引っ掛けちまったなんて洒落にならない) [Thu 25 Jun 2009 00:00:41]
◆レイ・シェリダン > (出番があろうとなかろうと、言われれば出れるようにしておくのは当然なわけで準備運動も当然してある。声掛けられて準備不足だから待ってくれなんて通用するはずもなく)…多分、出番はねぇ、な(冬と違って動き続けてないと体が冷えると言う事もなく、ただ待機しているのに飽きたと言うのが本音か) [Wed 24 Jun 2009 23:56:38]
◆レイ・シェリダン > (この闘奴の評価でまず出てくるのはそんなところで、従順である事、どうにか生き残っている事を評価する向きはあるかも知れないが、いざ使ってみようとすると現状のコロセウムには合致しない部分が多々あるわけで…)…アップしてるから、出番があんなら言ってくれよ(この夜も出番があるかはわからないが、職員にそう言って併設されている雑多共などに使われる鍛錬スペースへと足を運んで) [Wed 24 Jun 2009 23:51:59]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『曰く、「頑固者」曰く、「時代遅れ」…etcetc』 [Wed 24 Jun 2009 23:48:28]
お知らせ > ノエルさんが退室されました。 『(後で聞いた話だが、最後には観客席S席に放り込まれた、らしかった。)』 [Mon 22 Jun 2009 10:59:16]
◆ノエル > (顔が覆われたままだから、涙も加減の理由にはならない。一部の”知ってる人”限定の試合でなかったら・・・否、現状でももし周囲がみえたら羞恥のあまり死んでたかもしれない。 数分前の逆襲の意志なんてもう遠い話。) もう ゆ・・・許し ・・・う゛ぶッ!(途中で下着も剥ぎ取られ、強烈なボディブローにより奴隷の刻印が為された尻を突き出した姿勢を強要される。 突付かれたり擽られたり、投げ込まれた飲料水を頭から掛けられたりしながらの闘場散歩――家畜同然の扱いの後、息も絶え絶えなまま何処か固い床があるところに投げ出された。) 判っ・・・・た・・・から ・・・お願い だか ら もう ――― (惨めに請うてでもこれ以上の無様を止めたかったのだが―― 帰ってきたのは「あれだけ威勢が良かったのにこの様か」「泣き言とはらしくないですな」と複数人の笑い声。 顔は見えずとも、超至近距離であることだけ判った。) え・・・何? 何?!(其処から先は恥辱のあまり殆ど記憶の枠外。) [Mon 22 Jun 2009 10:58:42]
◆ノエル > (視界ゼロなのだから何をされても想定外で、堪えようと考える事すら覚束ない。 「剣姫」を演じる余裕も殆ど無くて、我が身の事ながら悲鳴は惨めに過ぎた。転がってることも許されず、手首を掴んで引き起こされ――)・・・ ぅ ひゃ?! ちょっと、やめっ・・・・! あぁぅッ!! (上着のとスカートの止め具を、順に切り取られたらしかった。 外気に触れてひやりとする胸元を庇おうとした刹那、強烈な刺激。恐らくは平手で下腹部を―― というより急所を思い切りぶったたかれたのか。 ぱぁ ン!!と快音が響いたみたい。) こんな 事 ・・・ぎぅッ!!(何か喋れば躾けるようにもう一発。 逃げ出すように数歩後退するが、手首を捕まれてるから結局逃げ切れない。)ひ・・・ ひぁ・・・ ――い゛ッ!! (腰が引けたところで、今度はむき出しの胸に貰った。 数歩歩いてはまた一発、と移動をコントロールされる。 ゆっくりと、下卑た爆笑が聞こえる方に。) [Mon 22 Jun 2009 10:51:23]
◆ノエル > (相手が此方の準備を待つほど慈悲深くないと知ったのは丁度その瞬間だった。柄ごと手を押さえられ、両手首をがっちりホールドされて持ち上げられる。 両手で柄を掴む瞬間を狙っていたのかと勘繰った時には、視界が一色に染まっていた。自らの象徴たる上着の生地色。)なっ――何?! (ぎぅ、と何かを縛るような音がしてから手が離されたが、両腕は自由が利かず万歳状態、視界は0のままだ。如何して良いかわからず立ち尽くし―― たっぷり数秒かかって、恐らく両二の腕ごと頭をマントで巻かれたのだと理解した。 カウンターで派手に打ち倒されるくらいは覚悟していたが・・・・もうナニがなんだか。) ・・・・っていうか、じょ、冗談っ・・・ ぉふっ?!(脇腹に想定外の苦痛が発生。 何か硬いもので突っつかれたんだと理解する前に体がくの字に折れ――) げぶッ―― う、ぉェ・・・…!!(途端に弛緩した腹に何かの衝撃が。 猛烈な吐き気と脱力、体を支え切れずに地面に膝を付いた。) [Mon 22 Jun 2009 10:45:11]
◆ノエル > (開始以来、深刻な一撃を受けたことは無い。 だがそれは決して幸運ではない。 ほとんどが自爆や転倒、他愛の無い痛め技の微細なダメージだが、繰り返されれば蓄積するものだ。 それこそ豊富な侮辱技のレパートリーを見せ付けるかのように次々と受ければ、体と共に心にくる。 スタミナを回復できる一瞬の停滞を、胸の奥に重く蟠る様な感覚が――震えるほどの恥辱が許してくれない。) うぅ・・・ 畜生ッ―― (勝てるかどうか、という段階は既に通り過ぎている。 寝てれば良かったものを、演技として日ごろ背負った「剣姫ノエル」の矜持が、せめて一矢報いねばと反射的に考えさせてしまった。 背を向けたまま、密かにマントの止め具を外す。) ・・・み てろ・・っ。(手繰るように手元に掻き寄せた大剣が杖代わり、地面に突き立て、それに縋る様に体を起こす。) [Mon 22 Jun 2009 10:23:18]
◆ノエル > は、 あぁ・・・ えふっ!! けふ・・・!!(唐突であった為受身が取れず、頭と胸から地面に激突したせいで一瞬の呼吸停止。 咳込むのも、息が上がりきった体には酷なダメージだ。 普段と幾分趣が違う大歓声の囃す中、痛いとか苦しいとか悔しいとか、そんな反射的思考も満足に出来ないでいた。) はっ は ッ・・・ (口元を濡らす涎も弁えず、吐息は疲れ果てた犬の様。いつまで潰れてても首が落ちる事はなかったが、其れは慈悲ではないらしい。 神をも眠る丑三つ時、篝火の照らす中で行われる試合には、八百長も――倍率10:0という対戦者との非情に過ぎる実力差はともかく――なければ、タイムアップもタップアウトもジャッジも存在しない。) [Mon 22 Jun 2009 10:14:47]
◆ノエル > (演出上聞き慣れてた音ではあるが、今回はいつもの体力温存やケレン味重視技とは些か事情が異なる。 受け流された剣に引き摺られ大きく上体が横に流れた所で、軸足を刈る類の足払いを食らったからだ。持ちやすいようにやたらと柄の延長された大剣ではあるが、やはり自分の力ではもてあます代物。 不利を補うべく重量を生かしての回転攻撃を多用するも、熟練の剣闘奴隷にとってはただの大振りだ。 力を逃がして体制を崩すくらいは容易いらしい。) うッ わ・・!? ・…あ ぶっ―― (綺麗に浮いた体は地面と平行のまま落下し、投げ捨てられたカエルみたいなうつ伏せを晒して土の上を滑った。) [Mon 22 Jun 2009 10:07:34]
お知らせ > ノエルさんが来ました。 『がりがりと大剣が地面を削る。』 [Mon 22 Jun 2009 10:02:50]
お知らせ > ノエルさんが退室されました。 [Sun 14 Jun 2009 06:10:01]
◆ノエル > (毎度勝つたびに私は幸運だ、と呟いてきたが、今日はどうだ。 明確でない決着の瞬間に戸惑い気味の客の皆さんもそうだが、清獣朗と名乗った相手のあの顔見ろ!こういうプレイの趣向なのかと思ってしまう。 恐らくこの後「強大な鉄の塊で武装した一級剣奴様が、サブウエポンの三級に遅れを取るなどと・・・」とかお叱りがあるだろう。事情を知ってる職員に。笑い顔で。 そう思うと余計腹立つ。)勝った途端になんてやつだ――言ってろっ。(逃げるような心地で、悠然と闘場を後にする――っていう難行を強いられた。) [Sun 14 Jun 2009 06:07:52]
お知らせ > 清獣朗さんが退室されました。 『清獣朗。それが俺の名だ』 [Sun 14 Jun 2009 06:03:34]
◆清獣朗 > ( 生き残るために戦う。 お互いがそうであったことは幸運か。 今日もまた―――生き延びれた。 それに大した怪我もせずに。 実に重畳。 ) 押し切れると思ったのだがな。 そう思ったからか詰めが甘くなったか。 ( その通り。 真実を知ったらそれはもう―――複雑な顔をするだろう。 その時猫はきっとにゃんとも言い難い顔をする。 ) 後に残る怪我は俺の方にはないからな。 これが俗にいう試合に負けて勝負に勝ったという奴かニャ? ( 怪我と良い態度と良いどっちが勝者でどっちが敗者なのか。 名前を問われた猫はにゃんと眉根を下げて笑う。 こっちは笑ってる。 ) [Sun 14 Jun 2009 05:58:54]
◆ノエル > (互いに生き残る事を目標としていれば、こういうときの話は早い。 命をとったり凄惨な止めを刺したりをあまり好まない「ノエル」の設定は、この場においてはすげー幸運だ。) やはり、って程でも―― 奇襲としてはいい線行ってたんじゃない? 正直勝った気がしないね・・・(恐らくはかの「剣姫」をある程度追い込んでおきながら逆襲に敗れた、そんな心境なんじゃないかと考えつつ―― 評判が嘘もいいところで、ある程度どころか完全に追い込んでたのを知ったらどんな顔をするだろうか。) ……なんせこっちの方が怪我が酷いんだ―― 後でオボエテロ猫。 ・・・・名前なんだっけ。(そんなだから、勝った側が負け犬的捨て台詞を吐くことになる。 剣を下ろして、漸く左手の傷を押さえることを許された。痛ィ。なきたい。なけない。) [Sun 14 Jun 2009 05:48:34]
◆清獣朗 > ( 俺の意識もまだ半覚醒か。 少し頭がぼやける感じがする。 )( ――――駄目か。 打ち合いになってしまうとやはり脆い。 このまま抗うのはあまりにも危険が高すぎる。 ) ――――やはり勝てぬか。 負けだ。 まいった。 ( ―――やはりとはいっても勝負事に負けた瞬間というのはとてつもなく悔しい物だ。 命までは取らないとの言葉に猫は爪を引っ込めて降伏の意思をノエルに告げる。 )( しばかれてたらやり返してた。 もうそうなってたら物凄い泥試合に発展してそうだったんだろうななんて。 ) [Sun 14 Jun 2009 05:40:03]
◆ノエル > (被った砂埃払うみたいに――実際は半ば朦朧とした脳を覚醒させるためにふるると頭振って、剣を支えに立ち上がる。 腕以外のダメージはたいしたこと無いが其れは相手も同じ筈、このまま振り被るなり喉元に突きつければ、なんとか勝ち、か。 酷い怪我してるのが此方という点でなまら納得いかない所はあるが、準備を待って真剣勝負二本目はじめー!なんて怖くて出来やしない。) 幕引きとしては派手さに欠けたけど―― ……ここまでだっ。 膝を付くなら命までは取らないっ!!(結局右腕と脇で支えた剣を相手に突きつける形を取る事にした。 降伏勧告、ほんとは勢いで2〜3発しばきたいけど逆襲されて負けそうだから止めといた。) [Sun 14 Jun 2009 05:29:42]
◆清獣朗 > ( 自分の武器の脇差二本と短刀一本はもう手元にない――――あと短刀のもう一本でも用意しておくんだったという悔悟をしている暇もそんな思考に暮れる余裕もなく。 強かに打ちつけた頭の中が回復するのには一寸の時間が必要であった。 ) ―――――ッ!! ( ようやっと覚醒したがそれは遅いか。 剣姫が大剣の柄を握り、次の動作をする頃に至ってようやくその猫科特有の爪を構えるが――――やはり遅い。 ) [Sun 14 Jun 2009 05:22:21]
◆ノエル > やられた分は……返してやった・・・!(吐いた後になって考えれば、それは「剣姫ノエル」の演技と偽らざる本心の一致した言葉だった。 両手を勢いで上向いた剣に持ってかれているので、此方も容赦なく受身無しの大転倒となるか。 肩から接地、側頭部と背中をおもいきりぶっつけた。) い・・・・・っつ!!(一般に見せる試合じゃ珍しい土塗れの苦戦だ。 上半身を起こそうとすると支えにした左腕が酷く痛む。 流血はまだ止まってない。 それでも、相手が立ち直る前に、転げた拍子に手放した武器を確保できれば――) ・・・これ、でっ。(這う様にして大剣の柄を握った時、向こうは どうか――?) [Sun 14 Jun 2009 05:12:16]
◆清獣朗 > それは然りだ。 見事な反撃で一本取られてしまったな。 ( その切り返しにぐぅの音も出ないような顔で頷く。 俺は奴隷だ。 しかし奴隷である前に猫だ。 猫は猫である事を捨てられない。 だからこんな反吐の出るような世界でもこんな態度を取ってしまうのか。 ) 驚いたっゾッ! くぅっ!! ( 咄嗟に長い尻尾は背中の脇差を抜き放つ。 大きく弾かれたが振り切った相手の隙をつけば! 脇差が握られた尻尾を横薙ぎに振り切る―――― ) ―――――カハッ……!? ( しかしそれよりも相手が体をぶつける方が早かった。 軽く小さな体は地面に押し倒されて、その時に尻尾の脇差を手放してしまい最後の武器は彼方へと行ってしまう。 )( まだ―――俺には牙と爪が残って――――地面に頭を打ち付けて思考は朦朧となる。 ) [Sun 14 Jun 2009 05:00:26]
◆ノエル > 私たちにプライバシーなんてあるかっ……!!(殊更に苛々すると言う訳でもないのだが、つい反論してしまうのは、やっぱり彼が持つ余裕というか威厳というか、どこか飄々とした雰囲気の性に違いない。 つまりは嫉妬か。 殺伐の世界でこお気楽に活きているのが――自分もそういう人種だと嘘の宣伝されているだけに、気になるわけだ。) 驚いたか・・・ ――てぁいっ!! (振り始めたら振り切ってしまうのが大剣の短所。この細腕では勢いは留められない。 体ごと半回転してしまうが相手は現状無手。 ならばとばかり、全身の勢いをそのままに体当たりに出た。 技術も何も無い咄嗟の物。 全体重を預けるような形で、肩から――というかほぼ背中から、相手の体目掛けてぶつかりに行く――) [Sun 14 Jun 2009 04:49:21]
◆清獣朗 > さてどうであろう。 それは俺のささやかな秘密という事にさせてもらおう。 ( 今日初めて猫はおどけた口調でしゃべった。 果たして何処までが演技で何処までが本音で。 もしかしたら全部本気なのかもしれない。 猫は気紛れだからにゃー。 ) ニャンと!? ( 獣は勘で次の行動を決定する。 もしも投げつけるのではなく追い打ちをかけていたら今頃――――その想定外の奥の手に猫は驚きの言葉を漏らした、がそれでもこの場は俺が有利だ。 更に前へ、前へ―――― ) ニャッ――――!? ( 攻めっ気に逸り過ぎた。 下段からの切り上げ―――拙い。 もう一つの脇差は抜いておらず尻尾は空手。 避けるのも間に合わない。 何とか短刀で受けるしか―――― ) ――――― ( パァンと短刀が弾かれる。 肉体的と肉球的な意味で剣の打ち合いになるとどうしても負けてしまう。 その切り上げは凌いだものの、両腕は短刀と一緒に上に弾かれガラ空きの胴を晒してしまうか。 ) [Sun 14 Jun 2009 04:38:28]
◆ノエル > 正直なのか奇をてらってるのか・・・・! (真剣勝負が売りだとしたら、奇抜なだけで生きてける訳ないのだ。見た目から来る違和感を信頼しなかったのは、失態。 この熱気の中、アツくならないといけない喧嘩闘争の最中で、背中の辺りに寒さを感じるのはなんでだ、なんて、脳味噌だけが妙に冷静だった。 奥の手を出すには少々早いと思いつつ、左手に力篭めて―― ) ―――掛かっ・・・てない?!(「動けない以上、突っ込んでくるならカウンターしかない」の予想は大分失敗に終わる。 飛んできたのは相手の体じゃなくて得物だけ? 跳ね上げたマントが即席の盾になるが、之はそもそも打撃武器を絡めるためのもので――鋭い得物は幾らか貫通してしまう。 ) っくァ・・・!(苦痛の声は隠せない。 立ち上がる余裕こそ出来たものの――穴の開いた布地と振り落とした脇差には、くっきりと赤の色。) ・・・賢しい、こいつめッ―― (左手を高く上げたくない、って理由もあるが――両手で構えた剣は下段も下段。 切っ先にて地面を削りつつまっすぐに。 反撃の突進を開始―― 狙いは一つ、右下段から斜めの切り上げか。) [Sun 14 Jun 2009 04:23:29]
◆清獣朗 > 正直に口を滑らせてしまうと無い。 ( ――――自信は無いけどやるしかない。 そういう環境で生まれたのだ。 ならば腹は括るしかあるまいだろう。 名高い剣姫に未熟な俺では相手にとっては不足であろうが――そこは相手に我慢してもらうとしようか。 ) 避けたか、だがまだ終わりではないぞ! ( 水面蹴りに近い要領で放った尻尾の脇差は脛を掠めるにとどまる。 次はどうするか。 片膝崩した相手に間合いを詰めるか、それとも言葉とは裏腹に様子を見るか――――― ) いけぇ!! ( 猫は唐突に尻尾を振り被るとその掴んでいた脇差を相手へと投げつけた!! 自分から得物を離す愚行。 尻尾で刀を握るという異端――――実直な物腰とは裏腹に、その戦い方は徹底的なトリックスターである。 )( フリスビーのように脇差はノエル目掛けて飛んでくる! 狙いは出鱈目だが当たればきっと多分痛い! ) [Sun 14 Jun 2009 04:09:15]
◆ノエル > 勝てなきゃ恩赦に意味ないだろうけどね。 ・・・・自信あるンだかないんだか。 どっちだ。(人生嘘だらけでも八百長でも、生き長らえるは幸運だ―― そんな気持ちを数刻前に吐いた気がするが・・・前言撤回、今日は厄日だ。今すぐ大小垂れ流して土下座したい所だが、”ノエル”の性格からして――この展開は喜んでおかねばいけない。 ちくせう。餓鬼のくせにこわいじゃないか。 その余裕ッぷり。)――うわ、なんだ!!? ・・・しっぽ?(身を屈めてくれば上段から叩き潰す予定だったが――思わぬ手段に心が出鼻挫かれた。 緊急回避的に後ろに跳び退いて、闇雲に間合いを空けようと試みる。 脇差の一撃が、脛を横から掠めた――) くそ、厄日だ。 伊達じゃない・・・!(大剣抱えての慣れない挙動に少々バランスを崩したか、方膝付いての着地。動きが封じられてしまう。 左手でマントの端を掴み、大剣を右脇に抱えるようにして――切っ先を相手に向け、迎撃姿勢を取ろう。) [Sun 14 Jun 2009 03:55:39]
◆清獣朗 > それでは祖父の血に倣い手を合わせて祈らせてもらうとしようか。 ( 猫の態度もまた余裕綽綽のようにも見える。 こちらは開き直りのようなものか。 勝てばよし。 負けて命があればよし。 猫にとってのコロセウムはただの生存競争の場である。 ) していたら後悔するぞと返したい所ではあるな。 しかし自信がないのでそれを口にする事は俺には出来ぬ。 ( 盛り上がる観客。 物騒な物を見たいからやってくる連中はやはり賑やかな事だ。 ) その時に俺の口が聞けるといいんだが―――な。 ( プレッシャーに負けて動いた? 違う、俺から動くしか戦う術はないからだ。 猫は鋭く踏み込み――――相手の間合いの外で背中の脇差を唐突に尾から伸びた長い尻尾で抜こう。 ) セェイッ!! ( そのままの勢いで地面すれすれを這いずるような姿勢になると、尻尾の脇差でノエルの足元へと振り払おうとする! 尻尾のリーチは人の手よりも長い。 が、得物の差の分を帳消しにする事はできないから、まだ相手の大剣の方が間合いは広いだろう。 )( 脇差でありながらも“斬る”というよりも“叩く”一閃だ。 当たっても切れはしないだろう。 そも尻尾で自由自在に刀を操れるほどまだ俺は上手くない。 ) [Sun 14 Jun 2009 03:39:44]
◆ノエル > あっちは私ほどニンゲン出来て無いからね。 熱心に十字切っといたらいい。(ヒートアップする客の方顎で示しつつ。 余裕たっぷりの姿はもちろんやせ我慢、この瞬間に掻っ切られないか冷や汗ものだが。) 判ってるじゃないか―――この様子なら手加減も要らないね!!(恐らくは、演技るようにも言われてないんじゃないか、なんて判断。 右肩に大剣は構えたまま―― 衣装に留めてあった右のマント留めをはずした。 自分を”知ってる”客層からの声は一ランク大きくなるか。) ――上等、名前は後で聞いてやるよ!! (リーチに十分な差がある以上、此方からは不用意に仕掛ける必要も無い。 何時でも降り被れるよう油断無く構えながら―― 少しずつ前に出てプレッシャーを掛け、相手の出方を伺おう。) [Sun 14 Jun 2009 03:23:14]
◆清獣朗 > 然りだな。 その寛大な心に感謝の意を示すのと同時に、この見世物を眺める者たちが俺を許してくれる事を祈るとしよう。 ( 少し芝居がかっている所がある性格なのか。 猫が口にする台詞は長い。 ) 身の丈にあった得物を選択するのは当然のことだ。 俺にお前のような剣はあまりにも重すぎる。 ( 挑発を受け流したのか、それとも挑発だという事に気付かなかったのか。 腰から短刀を抜きそれを両手で握ると、上段から突きかかる構えを猫は取ろう。 二股に別たれた尻尾がなびくように揺れている。 ) 『剣姫』ノエルには役不足な相手であろうが。 お相手仕る。 ( ――――大剣とドス。 間合い差は圧倒的であるが、さてどう詰めるか。 ) [Sun 14 Jun 2009 03:10:28]
◆ノエル > (相手役が登場する際に聞く音は、大抵が重そうな足音か鉄の獲物を引きずる摩擦音だ。 小さくて、軽そうで、ある意味不気味で――対戦経歴の少ないタイプの相手。 気取って挨拶でも交わすべき所だが、警戒心が、言葉より先に得物を担がせた。) ・・・要らないよ。 気にしてるのはこっちより寧ろ周りの連中だろうから。(調子に合わせて真面目に挨拶交わしたい所だが――演じてるキャラ的に合わない仕草。 ひらひらと手ェ降って謝罪を遮っておくことに。) ・・・それにしても、変わってんね。 良いの? そのヒョロいので。(寧ろ気になったのはサブウエポン三刀流? ともとれる得物たちか。 右肩に大剣構えたまま相手の方指差して、挑発とも取れるそんな言葉をかけてみる。) [Sun 14 Jun 2009 02:59:05]
◆清獣朗 > ( そんな足音を立ててゲートからやってくるのはコートで体をすっぽりと覆った少年。 背中には二本の脇差、腰には短刀を差しているのとゲートからやってきたことから、本日の対戦相手はこの少年なのだろう。 ) 待たせたな剣姫よ。 遅れてしまって真にすまない。 心からの謝罪をしよう。 ( その少年は猫であった。 ただし声は随分と低く声だけで聞くと充分な大人なようにも聞こえる。 真面目くさった調子とそのふざけた外見。 どこまでもアンバランスな風貌だ。 ) [Sun 14 Jun 2009 02:43:46]
お知らせ > 清獣朗さんが入室されました。 [Sun 14 Jun 2009 02:40:21]
お知らせ > 清獣朗さんが来ました。 『とてとてとて』 [Sun 14 Jun 2009 02:34:52]
◆ノエル > (天候は生憎の曇天なれど、闘場周囲に焚かれた篝火のおかげで視界に不自由はない。=観客席からはくっきり晒し者というわけだ。 こんな所に立ってる時点で幸せとは程遠いのかもしれないが――。 幸福という奴は基本的に比較考量。 周囲がどん底という奴隷環境にあれば、自ずと基準も変わってくるってもの。) ……。 (準備に手間取ってるのかアクシデントでもあったのか、開いたゲートを睨みつけてても中々相手は中々出てこない。 姿勢そのまま、間を持たせるべくコロセウムの職員が読み上げた”自分”のデータを、興味半分仕事半分で聞いておく。) [Sun 14 Jun 2009 02:26:26]
◆ノエル > (血を孕んだ闘場の土は次の屍を待ち望み、舞台を囲う石壁は逃走の選択肢を許さない。 剣奴が民草の慰安のためにある生贄なら、ここはそれを捧げる流血の祭壇だ。 コロセウムという施設がある、ということはこの街の誰しもがご存知だろうが、果たしてその中央におッ立つ恐怖をご理解頂いている方はどれだけいるだろうか?) ……全く幸運だな。(ブ厚い大剣を杖代わりに地面に突き立てて、”相手”の登場を待つ。 悠然と構えている演技の心算だったが――緊張に耐え切れなくなった口は、何ヶ月かぶりに偽りを交えぬ言葉を呟いていた。) [Sun 14 Jun 2009 02:08:35]
お知らせ > ノエルさんが入室されました。 『雲霞の如き群集が全周より見下ろしていた。』 [Sun 14 Jun 2009 01:57:08]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『腹蹴っ飛ばして首根っこ掴んで服引きちぎった上で、たっぷりと辱めてやるとするか、な』 [Mon 9 Mar 2009 00:27:42]
◆レイ・シェリダン > (ゲートが開けばゆっくりと入場してやる…昔は、この花道を駆け抜けテンションを高めてたものだが、今は迎え撃つような立場だろうし、その間にゆっくり対戦相手を観察できるってもんだ。僅かに混じるどよめきは、あたしが何も持たないで出てきた事か、それともあたしがこの場に出てきた事に起因するのかはわからないが。対戦相手は人間らしい、タイプとしてはあたしと同じ肉弾系か…マッチョな女同士の殴り合いを含めて絡みなんざ確かにここくらいでしか提供できねぇだろうななんと笑いながら…)さぁて…お手柔らかに頼むぜ?(冗談まじりの言葉を向けて…) [Mon 9 Mar 2009 00:24:36]
◆レイ・シェリダン > (どうやらあたしは後から入るようだ。目を瞑れば客の盛り上がりが聞こえてくる…確かに以前と比べれば寂しいものだ、それにやってる事は規模がでかいものの淫売窟でのショーとあまりかわりゃしねぇときたもんか…)やーれやれ、んじゃ…あっちでみれねぇようなモノを見せてやらねぇと駄目、か(相手はどんなものかわからねぇけどご愁傷様ってとこだ。これで、コロセウムの中に熊とか獅子とか居たら、とりあえずそれを殴り殺した上で、職員を締め上げるが。これも可能性がまったくないとは言えないなんて…まったく闘奴なんていくら強くなったとしてもゴミ虫なもんだ) [Mon 9 Mar 2009 00:17:49]
◆レイ・シェリダン > (「何か言ったか?」とか言わんばかりに振り向く相手をスルーしつつ)それじゃ、そのルールの中で好きにやらせてもらうさ(手をひらひらと振って、今日は得物なしと言う事で着の身着のままと言ったところでコロセウムの入場ゲートへ立って…まるで牢獄のような格子からかがり火で照らされたコロセウムを見るが、特に何が見えるわけでもなく…) [Mon 9 Mar 2009 00:11:27]
◆レイ・シェリダン > (条件[ロウ]はお互い素手・顔面なし・大怪我はさせるな、ときたもんだ)…これで対戦相手がエトワールだとか言ったら、殺す…(小さな声でぼそっと。今はもう自由人だからそんな事はないだろうが、ちょっと前ならそれがまったくあり得ないとは言い切れないから困ったもんだと。や、もしそーなっても言われたとおりにするだけなんだが、な) [Mon 9 Mar 2009 00:07:13]
◆レイ・シェリダン > (どうせ、エロ戦略と言うか、あの新機軸である客寄せ関係(最近また増えたらしい)の一環だろうとは思うが)好きにやっていいんだよな(ボコボコにするのがメインかとか…要望ないよな?とか確認。武器なしとか、たっぷり痛めつけてからとか、逆にまたすぐ使えるように骨折とか大怪我させるなとか、顔は殴るなとか。…実力差があればいいが、対戦相手がそれなりのファイターの場合もあるわけで無茶言うなと言わんばかりの事は、結構、ある。特にこの手のはたいていの場合、相手は陵辱の事は聞かされてないわけで) [Mon 9 Mar 2009 00:03:04]
◆レイ・シェリダン > (気を取り直しつつも肩を落として、今でこそ一級闘奴で雑多共の尻叩きやってるが、前はその手の物だってやってきたのを知らないわけでもないだろうに)今更聞くか? 何だってやるさ…ボコボコにして辱めればいいのか? それともあたしが負k(「そっちはいらね」…被せんのはやすぎだこんちくしょう) [Sun 8 Mar 2009 23:59:49]
◆レイ・シェリダン > (別に必殺コマンドではなく、語尾が伸びて下がって跳ね上がる発音を表現してみたわけだが…。試合に出ろと言われて、珍しいなと思いつつもはいの返答をしようとした直前にエロファイトできるよな?と重ねられて冒頭の発言になったわけで) [Sun 8 Mar 2009 23:56:31]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『は〜ぁ?(→↓↑↑)』 [Sun 8 Mar 2009 23:54:28]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが帰りました。 『(とりあえず試合が終わるまでは見続けたようだ。)』 [Sun 18 Jan 2009 01:10:33]
◆バイ・チャンフォン > (巨人の太い腕で掴まれた男に対抗する力は・・・なさそうだ。スピード本位ではいざ掴まれた時にピンチとなる。速さで行くなら元々からつかまれぬように動かなければならないということだろう。)終わり、か。(一方的な展開・・・巨人に掴まれた男は意識の飛ぶまで、おそらくは死ぬまで殴り続けられる。どうしようか・・・いてもいいのだが、先は分かっているわけだ・・・。) [Sun 18 Jan 2009 01:10:18]
◆バイ・チャンフォン > (一見すると巨人を男が翻弄しているように思える。現に巨人の傷はどんどん増えていっているし、出血も多量になっている。)これは、巨人が、負ける、か?(だが男の方は疲弊している。その上に巨人の振り回す腕にも何度か当たっている。男の体力はもうない。と、なると・・・)掴まれた。(後はたこ殴り・・・というわけか。) [Sun 18 Jan 2009 01:01:43]
◆バイ・チャンフォン > (今戦っているのは巨人・・・といっても2.5mほどの巨体の男と、普通の体格の男性である。巨人の方は典型的なパワータイプで足や腕を振り回すだけの単純な攻撃である。しかし、パワーも持久力も申し分なく男を簡単に追い詰められそうな気がする。男の方は軽装備で大きめのナイフ一本だけで立ち向かっている。スピードで翻弄するタイプなのだろう。巨人の拳に少しずつダメージを与えているようだ。長引けば勝てる・・・かもしれない。技と力でどちらが勝っているか・・・どうやらそんな単純な仕合になりそうだ。) [Sun 18 Jan 2009 00:39:54]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが来ました。 [Sun 18 Jan 2009 00:23:34]
◆バイ・チャンフォン > (鍛錬を終えてからか、もしくはやることがなかったので暇だったのか、気がつけばこの場へと足を運んでいた。)ふむ・・・。(歓声が耳に心地いい。戦いの中にいるようで、安全なところにいて、興奮だけは享受できる・・・まさに平和の中にいる大衆の求める娯楽だろう。)・・・なるほど。(しかし、興奮に身をゆだねられるだけでなく戦いの中で学び取れることもあるので、分析もしっかりとしているようだ。) [Sun 18 Jan 2009 00:19:51]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが来ました。 『(観客席から傍観中)』 [Sun 18 Jan 2009 00:13:39]
お知らせ > フレッシェンカさんが退室されました。 『「いっそフレッシェンカをボールにするってのは?」(二度目の欠伸のタイミングに皆振り向いた)』 [Sun 4 Jan 2009 00:38:39]
◆フレッシェンカ > ( 今日は試合も無いんだし、早く終わらないかな。 ルールとか口出し出来るほどわからないし、好きなように決めちゃってくれないかな。 そんな事を考えながら退屈まぎれに足元の砂をぐりぐり踏みながら思わず欠伸が毀れる。 なんというかやっぱり、男の子的な世界だ。 男子って結構つまらないことを細々と理屈っぽく決めたがる。 服のデザインとか香水の香りとかには無頓着なのに、不思議。 ) [Sun 4 Jan 2009 00:30:06]
◆フレッシェンカ > ( 試合でもないのにそれなりにお客さんの姿も多い。 コロセウムの指針に口出しできるとか、闘技場に直に降りられるとか、剣闘士を客席より近くで見れるとか、なにかそういうマニア的な楽しみ方があるとかなんとか。 議題そっちのけでこっちを見ている数人と目が合って、俯いて顔を伏せた。 コロセウムに居る以上、いつもの格好だ。 寒いのに。 ) [Sun 4 Jan 2009 00:16:20]
◆フレッシェンカ > ( 前にも一時期―――鼠獣人が襲ってきた直後とかにこういう球技とかの見世物が何度かあったらしい。 身内や友人が戦争で亡くなった人達も多いし、今以上に流行らなかったから、とかで。 本当、そんな事で気付くの自体遅い気もするけど――――当時奴隷とかコロセウムとか全く無関心だった私に言えた話じゃなかった。 存在自体を見て無かった。 本当に冗談抜きで家具とか空気みたいに、いちいち目に留めたりする理由が無かった。 ) [Sun 4 Jan 2009 00:04:11]
◆フレッシェンカ > ( 話し合いにはほとんど参加しないでぼんやり聴いている。 そりゃ、武器振り回して怪我させ合ったりするよりずっとよさそうだけど、それ以前にそういうの―――スポーツ、っていうの、よく、わからないし。 ルールの話も「へー」って感じで聞きながらなんとなく理解している程度。 具体的にそれが行われるとどういう感じになるのかも想像できないし、あれがいいこれがいいって盛り上がる人達みたいに勝負事とか運動が好きなわけでもない。 むしろ苦手なくらい。 ) [Sun 4 Jan 2009 00:00:30]
◆フレッシェンカ > ( 広くコロセウム中央を解放しての座談会。 剣闘士達はうしろで起立したまま。 新年早々血なまぐさい試合は無いらしく、当面は安心である。 そも、この議題も近年の―――あまり血なまぐさいのが流行らないという話とか、有望株や花形スターを簡単に使い潰さない為とかそういう理由があって。 商売をするならそういう事を考えるべきなのは何となくわかる。 これでも一応、商家の娘だった、わけ、で。 ヴェイトス島は侵略戦争が無い都合、奴隷というのはほぼ輸入か身売りに頼っているのだろうし。 余る程は居ないということ。 ) [Sat 3 Jan 2009 23:45:28]
◆フレッシェンカ > ( 新年早々コロセウムに集まっての議題はそんな話だった。 プロモーターやらコロセウムの偉い人、それどころか熱狂的なコロセウムファンまで入場を解放しての話し合い―――議題は「拳闘以外の試合形式」がメイン。 球技が適当なんじゃないかとか、刺激が足りないとか、故郷じゃこういうのが、とかあれこれと意見が飛び交い、珍しく剣闘士からの意見も募らせている。 当事者達にとって噛み合わないとか首を傾げる内容だったりすると結局ちぐはぐになってしまって損をするのはコロセウムだし、其処で剣闘士が無茶な要望を出しても無視すれば良いのだし、喋らせて損は無いという事だそうな。 ) [Sat 3 Jan 2009 23:41:57]
お知らせ > フレッシェンカさんが来ました。 『 競技ルール考察会議 』 [Sat 3 Jan 2009 23:15:09]
お知らせ > フレッシェンカさんが帰りました。 『7秒後にはひん剥かれて公開お尻スパンキングでわんわん泣く姿「…まるで成長していない!」』 [Fri 28 Nov 2008 01:04:12]
◆フレッシェンカ > ( 感性× 歓声○ ) [Fri 28 Nov 2008 00:51:56]
◆フレッシェンカ > ( わぁっ、といういつもの感性に混ざって卑猥な言葉とか罵声が聞こえる。 それももう、いつものこと。 いくら気が弱かろうが酷い目に合おうが、繰り返していればそのうち何だって慣れてくるもの。 そうですか、そんなの知りません、好きなだけそこで言っててください、と心の中で返事を返しながら聞き流した。 ただ遠くから誰だか分らない誰かに言われるくらい、なんてことない。 晒す恥はもう晒し尽くしたんだから。 ――――…今日の相手だっていつもどおり、私を怖がらせようと稚拙な脅しをかけながら乱暴な事をしようとするけど、結局大怪我させないように手加減してくるのだ。 あとは―――最後に裸に剥かれたりするのを我慢して遣り過ごせば良い、だけ。 ) …ポジティブ! ( 精一杯強気な顔を作って面を上げ、堂々と戦盆の真ん中に立って見せた。 ) [Fri 28 Nov 2008 00:51:31]
◆フレッシェンカ > そういう現状を打破する方向で頑張りたいと思うわけです。 はい。 ( 今日は変に前向きで気味が悪い、件の客寄せパンダが衛兵にそんな事を語りかけた。 勝手にすれば良いし、たぶん無理だが。 最近時々妙にポジティブなのはいい加減慣れてきて開き直ったのか、やる気の出る餌でも吊るされたのか、どっか壊れたかどれかだ。 あんな事を言っているが、相変わらずいつものバトルアックスは持ち上げて歩くのが精いっぱいみたいな感じでぶらーんと持っている…というか、運んでいるのか?それは。 的な状態で。 サイズ的には大の大人なら片手で振り回すような代物なのだが。 表情もいつもどおり辛気臭いモンだが、それはそれとして鼻息荒くやる気だけは(なぜか)あるようで。 じゃぁまぁ今日は10秒くらい立ってられるように頑張んな、と声をかけて尻を蹴っ飛ばして花道へ促した。 ) [Fri 28 Nov 2008 00:26:10]
◆フレッシェンカ > ( まぁ なにが言いたいかっていうと ) [Fri 28 Nov 2008 00:21:33]
◆フレッシェンカ > ( 徹底した見世物―――よく言えばアイドル扱い、悪く言えば動物園の珍獣。 公開される事そのものが屈辱としか言いようのないような赤裸々なプロフィールやら奴隷になるに至った経緯、それ以前の身分、ここ最近の私生活、そんなものが随時公開され、コロセウム発行紙に掲載されている。 プライベートなど欠片も無いような扱いで、日常生活は今まで通り居住区の屋敷(※コロセウム買取所有)で過ごして良いと言われているが、これも晒し者の一環。 周辺の顔馴染み住人は皆、フレッシェンカが奴隷である事を知っているし、同じ剣闘士仲間からはこの中途半端な優遇が妬みと失笑の対象になっている。 なにせ「高い商品だから出来るだけ残る傷をつけるな」とか言われるのだ。 相手にしてみればフザケンナってものだ。 命がけの試合の合間にそんな馬鹿げたみそっかすが居るなんて。 ) [Fri 28 Nov 2008 00:18:48]
◆フレッシェンカ > ( フレッシェンカ・ハウザーストーンの試合は試合といえる態を成していない。 怯えた顔をして嫌々姿を現し、叱咤されて泣きそうな顔で戦盆に上がり、斧と楯に振り回されて勝手に舞い踊った挙句、ぺちんと軽く叩かれてお尻から転がる。 立ちあがる前に危ない玩具は蹴っ飛ばされて転がっていき、丸腰になった後はお待ちかねのショータイム。 力ずくでひん剥かれて客席側を一周引き摺り回されて、卑猥な声援を浴びせかけられてまたわんわん泣いてしまう。 来客の反応は真っ二つで、その姿を楽しみにしてくるか、またいつものアレだろう?と冷ややかに眉を顰めるか。 まぁどちらにせよ、話題作りにはなっているといえばそうだが。 ) [Fri 28 Nov 2008 00:10:29]
お知らせ > フレッシェンカさんが入室されました。 『 相変わらず―――。 』 [Fri 28 Nov 2008 00:05:01]
お知らせ > ゴリアテさんが退室されました。 『──大巨人の帰還。(Ende)』 [Sun 19 Oct 2008 21:06:42]
◆ゴリアテ > (鎧戸に巻きついていた鎖を引き千切り、腕に乱雑に巻きつける。 即席の護拳をつくりあげると、対手に向かって雄叫びを上げる── ) [Sun 19 Oct 2008 21:03:12]
◆ゴリアテ > (油圧で、ゆっくり開いていく鎧戸に手を掛け、筋肉を膨らませる。 ) ──ッ…が………ゴォォォォォォオォゥゥゥ───ッッッ!! (咆哮一つ、上げながら横─一気に引き揚げた。 歓声が沸きあがる──) [Sun 19 Oct 2008 21:00:04]
◆ゴリアテ > ( [Sun 19 Oct 2008 20:58:39]
◆ゴリアテ > ( 力任せに、引き破った。 ) [Sun 19 Oct 2008 20:57:48]
◆帆布を被せた大きな塊 > 数年間、開くことの無かった“大型生物”用の鎧戸がゆっくりと開いていく──まどろっこしい。 差し込む篝火の灯りに眼を細めながら──帆布を勢いよく──) [Sun 19 Oct 2008 20:57:01]
◆帆布を被せた大きな塊 > (雑多奴隷が数人係りで、車を回し、己の乗った“せり”をあげていく。) [Sun 19 Oct 2008 20:55:11]
◆帆布を被せた大きな塊 > (『── ……ってきたね。』 ……肩で、いつものように相方が囀っている。 『──帰ってきた。 あたしらは帰ってきたんだ。』 ──大事なことなのはわかるが、3度は言い過ぎだろう。 ) [Sun 19 Oct 2008 20:52:07]
◆帆布を被せた大きな塊 > ( 辛うじて、気晴らしのため、腕脚を振り回して辺りのモノを壊さずに居られるのは──久しぶりに見る、この闘盆の“奈落”の懐かしさ故か。) [Sun 19 Oct 2008 20:50:06]
◆帆布を被せた大きな塊 > ( 戦う相手が見つからず、また、プロモーターの事業失敗から。 ヴェイトスを離れ、アングリマーラの地下闘技場に河岸を変えて──2年、ばかりか。 ) [Sun 19 Oct 2008 20:48:28]
◆帆布を被せた大きな塊 > (『万に一つも、気分を損ねて暴れだすことがないように』、と。 食事の麦粥にはたっぷりと苦い眠り草を混ぜ込んであり──そういう意味では、頗る機嫌が宜しくない。) [Sun 19 Oct 2008 20:45:55]
◆帆布を被せた大きな塊 > (薄暗い。) ……。 (眼下で、人間たちが忙しく右に左に走り回っている。) [Sun 19 Oct 2008 20:44:24]
お知らせ > 帆布を被せた大きな塊さんが入室されました。 『搬送、搬入。』 [Sun 19 Oct 2008 20:43:26]
お知らせ > フレッシェンカさんが帰りました。 『 今より悪くなければ悪くないだけ良い。 』 [Wed 15 Oct 2008 01:56:50]
◆フレッシェンカ > ( できなければ処分するか雑多に落として性欲処理用に二束三文で売り飛ばすぞ、と脅かされて小さく悲鳴を上げ、無理です、できません、と泣きごとを言う。 じゃぁ雑多だな、と言われればまた泣き喚く、の繰り返しにプロモーターが盛大に溜息を吐き、しばらくはトレーニングだ、と告げた。 試合に出ないで良いっていうだけでぱぁ、と笑顔になってしまう私は多分、馬鹿だ。 でも本当に嬉しいのだ。 あんなふうに晒されないで済むのが。 ) あ、あのっ…がんばります、からっ。 ( 飴と鞭、というものだと理解するのはもう少し先のことだ。 ) [Wed 15 Oct 2008 01:50:38]
◆フレッシェンカ > ( 控室に引き摺るように戻されて暫し。 ショックでいつまでもぐずっている私をプロモーターが叱りつける。 毎度それだけじゃ客が飽きる、とか、もう少し抵抗してみせろ、とか。 お尻が真っ赤に腫れあがってミミズ腫れになっていて、まっすぐ座る事も出来ない。 叱られている間も着る物を返してもらえず、両手で隠して俯いたまま、兎に角時間が過ぎるのを待った。 檻の中で眠ってられる時間がいま、一番マシだから。 ) [Wed 15 Oct 2008 01:35:25]
◆フレッシェンカ > もっ…やめ…ッ…ぐすっ……( ガントレットとブーツだけを残して全部剥ぎ取られ、手足を丸めて縮こまる。 それでも彼女との腕力の差は如何ともし難く、引き摺り回されて脇に抱え上げられ、客席に向けて丸出しのお尻を晒される。 真っ赤になって泣きながら足をばたつかせて抵抗すれば、鞭みたいにスナップをきかせて思いっきりお尻を叩かれた。 二回、三回、ぱぁん、ぱぁん、と派手な音を立てて叩かれ、ぐるりと客席全部に見せられて―――全部で20分くらいの見世物が、ようやく終わる。 試合時間は正味5秒程度なのに。 ) [Wed 15 Oct 2008 01:21:31]
◆フレッシェンカ > ( もの富豪の娘で女子大生。 多額の借金の返済を済ませなければならない身の上で、見世物にされる為にあえて剣闘士として登録された哀れな娘。 それが喧伝される私の素性だ。 本名フルネームで奴隷登録され、明らかに似合わない露出の激しい衣装を着せられて無様に泣き喚く姿を晒し者にされる。 見世物用だから簡単に殺されないという保証をされながらも公衆面前で全裸に剥かれて苛められて転げまわる恥辱。 まだ2回目だというのに既に絶望に打ちひしがれてわんわん泣くばかりだ。 箸より重い物を持った事がな、なんていう冗談があるが、笑えない―――筆記具と教科書以上に重いものなんて普段持ち上げる理由が無かった。 ) [Wed 15 Oct 2008 01:03:02]
◆フレッシェンカ > 無理ですからっ…本当に、もうっ…! ( 数日が過ぎた。 悪夢ならとっくに覚めても良い筈だけど、それはまだ続いている。 私―――フレッシェンカ・ハウザーストーンはまだコロセウムに居る。 2回目になる今日の試合はやっぱり長々と私のプロフィールや素性、境遇、そんなものが赤裸々に語られ、始まって3秒も経たず転ばされて腰布を剥がされて今に至る。 対戦相手のごく普通の女性剣闘士は小馬鹿にするような顔をして溜息すら吐き、素手で顔を張った。 ぱぁん、と大きな音がしてまた崩れ落ちる。 もう嫌だ、無理だって言っているのに。 できるわけないのに。 元々身体を覆う部分の少ない恥ずかしい鎧姿で股間を覆うものが無くなって、両手でそこを押えてぼろぼろ泣くことしかできない。 客席からはブーイングと歓声が半々。 どちらも結局のところ、私を笑っている。 ) [Wed 15 Oct 2008 00:41:36]
お知らせ > フレッシェンカさんが入室されました。 『 ごめんなさいっ…ごめんなさいっ…! 』 [Wed 15 Oct 2008 00:32:00]
お知らせ > フレッシェンカさんが帰りました。 『 それが、最初の一日目 』 [Fri 10 Oct 2008 23:46:52]
◆フレッシェンカ > ( わけもわからないうちに司会の男が試合の始まりをコールする。 わけもわからないうちに少年が吼えるような声を上げて、私は竦み上がった。 うねるような客席の声が感覚を麻痺させて余計に現実味がなく、両手で保持している斧が酷く重く、それまで考えていた色々な事が頭から吹っ飛んで、だいたいその辺りから記憶が曖昧になっている。 少年が飛びかかってきて、私は斧を落として簡単に転ばされて、覆いかぶさるみたいにして素手で何回も殴られて、目を閉じて顔だけ守りながら丸くなって、わけがわからなくなった頃――――胸鎧と股間を覆う薄布を剥ぎ取られた格好で私はわんわん泣いていた。 ) [Fri 10 Oct 2008 23:46:11]
◆フレッシェンカ > ( ―――ゲートから出てきたのは本当に、たぶん客席から見れば私だって「まだ体格も出来てない体の小さな男の子」だって思っただろう。 荒んだ眼をして、棍棒と楯を持った上半身裸の少年。 大男でもないし、すごい太い筋肉がついているというほどでもない。 それなのに、既になにか絶望的な差を感じてしまう。 本当にあんな人と武器を振るって戦うというのかと。 プロモーターを信じるなら、彼は私を殺さないようにしてくれる筈。 だけどその表情は殺気に満ちていて、おまけに私はちゃんと刃のついた斧を振り回さなければいけない。 何が怖いかって、自分が痛い目にあうのも勿論だけど、まともな神経をしていたら人間相手に斧を振り下ろすなんてこと、出来る筈がないっていう―――想像するだけでもう、無理だ。 ) [Fri 10 Oct 2008 23:33:29]
◆フレッシェンカ > ( そんな既に頭の中がぐちゃぐちゃな状態でも見世物は勝手に話が進み、反対側のゲートが開いた。 全然実感が湧かない。 どうすれば良いの? だって今日の今日までなにもさせられてこなかったのに。 無骨な斧だって初めて手に握った。 こんなの片手じゃ持ち上がらない。 左手の盾は小手に固定されているから両手で持ち上げろって言う事だと思う。 それでも、重い。 そんな風におたおたしている様を見下ろして、客席から次々と野次とも声援ともつかない声が浴びせられている。 がんばれ、なんて他人事だから言える事なのに――――。 ) [Fri 10 Oct 2008 23:13:29]
◆フレッシェンカ > ( ふと、立ち台の上に立った派手な衣装の男が客席に静聴を求めると、ゆっくりと声はおさまった。 コロセウムのお約束事なのかもしれない。 そして ) ――――…え? 嫌だ、やめて…そんなの関係ないでしょう…! ( 男のよく通る演技がかった声は、私のフルネーム、家柄、破産から奴隷化までの過程、さらに父の名前や私の素性すべて―――年齢、身長体重、スリーサイズ、ヴェイトス市大学に通っていたということ、何もかもを勝手に解説し始める。 そんなのは剣闘士の試合とは関係ないのに。 そこでようやく私はプロモーターの言う「見世物」というのが、私の境遇から素性から何から何まで全てを指しているという事を理解した。 真っ赤になった顔を両手で隠し、またぼろぼろとこぼれる涙を拭うと、何処からか見当違いな声援が飛んできて、それがどんどん大きくなった。 ) [Fri 10 Oct 2008 22:51:02]
◆フレッシェンカ > ―――――――ぅ、ぁ。 ( わぁっ、と―――ううん、なんだろう。 人の声のカタマリが轟音になって響いていた。 下から見上げる客席いっぱいに人と熱が蠢いていて、それが全部開いたゲートに向けられていて、其処に私が立っている。 急に冷汗が噴き出して膝から下の力が抜けて、勝手にがくがく震え出す。 まだ一歩も踏み出してないのに、そこで固まってしまった。 客席の轟音に混ざって背後から、「ほらッ、行け!」という叱責と共に背中を突き飛ばされてたたらを踏み、重たい斧と盾に振り回されるようにして前のめりに突っ伏した。 ゲートが閉じられて仕方無く起き上がると、客席の声が嘲笑に変化した気がして、改めて自分の格好に視線を下ろす。 本当にほとんど裸だ。 ただでさえ貧しい身体を晒し者にされて、あっという間に耳まで真っ赤になってくるのが分かる。 ここにいる全員に見られている。 顔を上げる事が出来ない。 ) [Fri 10 Oct 2008 22:27:39]
◆フレッシェンカ > ( 見世物をやれ、と言われているのだ。 真面目に勝つか負けるかの勝負をしてこいっていうんじゃなくて、そんな中にわざわざ素人以下の人間が混じって笑われてこい、と。 死への恐怖が幾らか薄まった所でほんの少しだけ気持が傾いた。 ) ( とりあえず、だ。 今、今日、この場を凌ぐ事だけを考えるなら。 行って、恥を晒して、我慢して、帰ってくれば。 とりあえずこれ以上男を怒らせたり、雑多奴隷にされたりする事を回避できる。 その後の事まではわからないけれど――――最低最悪な中で、一番マシな選択肢だと、思えてしまった。 ) ( それで、私はとぼとぼとゲートを歩き、コロセウムへと出る事になった。 ゲートの扉が開く時、どっどっどっどっ、と早鐘のように鳴る心音を抑えようと大きく息を吸い込んで―――。 ) [Fri 10 Oct 2008 22:13:33]
◆フレッシェンカ > ( 威圧的に顔を近づけてくるプロモーターから眼だけ反らし、鼻を鳴らす。 これが嫌だったらもっと痛くて苦しくて屈辱的な待遇で惨めな扱いをするぞ、と脅され、また泣きそうになって頬を張られた。 何日か前に見せられた、雑多奴隷というの。 食事も、寝床も、衛生管理も、そして与えられる仕事もまるで動物みたいだった。 あの中でも最低辺の仕事をさせるぞ、とよく回る口で男は脅しつける。 この境遇とどっちが良いかなんて、だって、剣闘士だ。 そりゃあ普通の奴隷よりも少しだけ扱いは良いらしいし、食事とか自由に関してはだいぶ扱いは良いって聞く。 でもそれは、武器を持って人間や獣と戦う事が前提な、わけで―――。 ) ( 男がそこでにやっと笑って囁いた。 ) ( 「大丈夫だ」 ) ( 今日の試合は八百長で、殺される事は無いと。 今日はお前の売り出しのショーだ、と。 ) [Fri 10 Oct 2008 22:01:46]
◆フレッシェンカ > ( ほんの一ヶ月前まで、私は普通の大学生だった。 家は事業で成功して成り上がったいわゆるお金持ちで―――正直、自分がそういう家で育った世間知らずの箱入りだという事くらいは自覚していたし、だからと言って、静かで優しくて温かい、普通の生活を自分から捨てる理由なんか無くって。 ただ静かに、本を読んだり勉強をしたり友達とおしゃべりをしたりしながら毎日続くのだと、思っていたのに。 ) む、り…こんな恰好―――…痛っ!! ( ほとんど裸同然の飾りみたいな鎧を無理やり着せられてまた蹲り、ぼろぼろ泣きながら嗚咽を漏らせば、首根っこを掴まれて無理やり立ち上がらさせる。 こんな鎧なのに重いと感じる時点でどうしようもない。 いつもなら図書館で取り留めもなく本を読みふけっている頃。 こんな所で何をしているんだろう。 友達はどうしているだろう。 ずっと会ってない。 ) ( こんな恰好で会えるわけがないか。 ) [Fri 10 Oct 2008 21:44:43]
◆フレッシェンカ > だっ、だからっ…本当、本当に無理です…っ!! こんな、できるわけ―――――― ( へたり込んで精一杯声を上げる私の前に、がしゃん、と一式の装備が放り出された。 コロセウム選手控室、というところに連れてこられて本当に簡単な説明を受けて、ほら、行け、と。 こんなバカな話があるわけがない。 確かに父の死後、返しきれない借金の返済に途方に暮れていた。 どうにか時間をかけて全額返します、と言ったのに。 なにもかも没収されてわけもわからないまま檻の中に放り込まれ、焼印を捺され、死んだ方がマシなんじゃないかなんて思いもしたけれど。 ) …なんで剣闘士なんですか…っ! こんなの、どう考えたって――― ( コロセウムのプロモーターだという男が私の言葉を無視して合図を出すと、槍をもった衛兵が二人がかりで私を取り押さえ、粗末な奴隷服を脱がせにかかった。 手首を握りしめて余るくらい大きな男の手と力の強さに怯え、ただ縮こまるくらいしか―――それすらも儘ならず、力づくで脚を広げさせられる。 下着も何も無い、我ながら貧相な身体をむき出しにされる。 プロモーターも衛兵達も小馬鹿にしたみたいにうすら笑いを浮かべていた。 ) [Fri 10 Oct 2008 21:31:42]
◆フレッシェンカ > ( こんな馬鹿げた事が罷り通って良いわけがない。 そう思いながら屈辱の日々をただ黙ってやり過ごして来た。 必ず誰かがこの笑えない暴挙から私を助けてくれる筈だって。 そうしたら徹底的に争ってやるんだ。 今日まで受けた不当な待遇と、吐きかけられた暴言。 そしてついに本当に焼きいれられてしまった奴隷の焼印。 全部償わせてやらないと。 欠片ほどの痕も残さずこの焼印も消させる。 白魔術治療にかかる費用だって全額出させて、大学に通えなかった時間も、衆目に晒された恥辱の日々も、全部全部。 ) ( そう思う事で今日まで耐えしのぎながら ) ( 今日という日が訪れた。 ) [Fri 10 Oct 2008 21:18:47]
お知らせ > フレッシェンカさんが入室されました。 『 何かの間違いだ 』 [Fri 10 Oct 2008 21:12:13]
お知らせ > 氷桜さんが退室されました。 『もう好きにしろ・・・・ (丁度その呟きの後に場内が沸き、アリーナに戦斧が転がった)』 [Mon 15 Sep 2008 23:52:14]
◆氷桜 > (そんな遣り取りをしていると、次の試合が始まり客の奴隷の対戦相手が門を潜りその姿を見せる) げ・・・・ (「あら・・・・」 男は落胆と驚愕の混じった声を漏らし、少女は純粋な驚きの声を出す。 ゆっくりと門から姿を現したのは) ワーム・・・・いや、蛇か (それは連勝を止めるために送り込まれた言わば刺客のようなもの。 ここを越えれば今日の勝者はあの奴隷とそれに賭けた観客達、そして負ければ勝者は主催者のみ。 レンズ越しに貴賓席を見ると飼主がなにやら怒鳴り散らし、従者が必至にそれを抑えているのが見える) ・・・・・この後の食事、お前も一緒に来てくれ (客席に深く腰を沈め、空を仰ぎながら少女にそれだけ告げると男は黙りこくり。 「承知しました・・・・が、後で服でも買っていただけませんか?」少女はそう答えると小さく微笑んだ) [Mon 15 Sep 2008 23:50:52]
◆氷桜 > (その後も客の飼っている奴隷は勝ち続け、そろそろ札に掛かった金額がやばい事になってくる、とこのまま精算しに行ってしまいたい誘惑に駆られる) ・・・・・なあクズよ (血飛沫を撒き散らし、袈裟に裂かれた対戦相手の体を眺めながら少女に声をかける) このまま精算しに言った場合、あの客への裏切りに値するだろうか? (血に塗れた戦斧を掲げ、咆哮を上げる奴隷が肩で息をしているのを見止めそわそわしながら少女の返事を待つ。) (少女は少し考えた後に「この後あの方と食事に行かれるのでしょう? 止した方がいいと思いますが」と、答えを返した。 男は気づかなかったが、少女はその時「やっぱり・・・・」と小さく呟いた) [Mon 15 Sep 2008 23:38:17]
◆氷桜 > (入り口で借りた、勿論有料でだが、オペラグラスでアリーナを挟んだ向かいのスタンドに設けられた貴賓席を眺めると、壮年の貴族が満足そうな笑みを浮かべている) いい趣味してるよ、まったく・・・・ (血生臭いのは嫌いではないが、他人が殺しあうのを眺めていると、現実感が希薄になるような気がしてあまりいい気がしない。 その理由というのが) この札が今ので5000エンか・・・・ (うーむ。 と、手の中の番号と奴隷の名前、飼主の家名の焼き付けられた木札を眺めながら唸る。 横で行儀良く座っていた少女がそれを見咎め「嵌らないで下さいよ」と冷めた目で男を見る) あ? ああうむ、大丈夫だ (ちょっと今の財産をつぎ込んだらどうなるか計算を始めていた男は少女の声に現実に引き戻された) [Mon 15 Sep 2008 23:24:27]
◆氷桜 > こうまで騒がしいとは・・・・ (戦斧の一撃と共に首が地面に転がると共に、場内に湧き上がる歓喜と罵倒の入り混じった叫びに男は眉を顰め、小声で呟く。 贔屓にしてもらっている客の飼っている奴隷が出るからという理由で観に来たのだが、もっと淡々としているものと思っていた男には結構衝撃が大きかった。 騒音的な意味で) [Mon 15 Sep 2008 23:12:21]
お知らせ > 氷桜さんが入室されました。 『(観客席で耳を覆う)』 [Mon 15 Sep 2008 23:07:50]
お知らせ > ロッティさんが退室されました。 『 時間の浪費だった。 』 [Wed 2 Jul 2008 03:17:33]
◆ロッティ > ( だからこんな女の気紛れな休日に付き合うのはよっぽどの物好きか馬鹿か、身体が目当ての男くらいのものだ。 今日はそのどれもたまたま捕まらなかったという話。 相手にすると疲れるから居留守を使ったのかもしれないし、本当にたまたま皆居なかったのかもしれないが、こういう時この女は根拠も無く前者であると疑うタイプだった。 あいつらも所詮そういう薄っぺらい連中だ、と。 いきなり今日暇だからと訪ねていく無職の女の都合に付き合わせるという事を失念している。 ) …くそ、次つまんなかったら帰るか。 [Wed 2 Jul 2008 02:54:16]
◆ロッティ > ( ロッティ・アレンビーに友達は居ない。 親ももう居ない。 悪い意味で名前が通るような嫌われ者の女だし、関わって良い事など先ず無いからだ。 いつもカリカリしていて被害妄想が強く、同性相手に露骨に陰湿な嫌がらせをする。 仕事の態度は悪くて嘘とサボリ癖が酷く、他人に仕事を押し付けたり他人の仕事を奪ったりとにかく何処に行ってもすぐクビになる。 貧しい出だというが金に汚く欲深い。男は財布、女は敵、くらいに考えているのが見え見えで、周りが仲良くしようにも―――当人が一番周囲を嫌っているのだ。 ) ( 何であたしの周りは馬鹿しか居ないんだ、と。 ) [Wed 2 Jul 2008 02:49:37]
◆ロッティ > ( 暇を持て余していた。 リャン・リーフェイに持ちかけられた仕事はまだ今日決行する日ではないし、腐れ縁の連中を呼びつけようとしたら誰も捕まりゃしない。 仕事はクビになってから探してすらいないし、1人で酒飲む気にもならなくて、それじゃ良い子はオヤスミナサイ? こんな時間に無理言わないでよって。 ) だったら財布の中身増やした方がマシったってさ―――――。 ( あー、此処も失敗した、と大きく息を吐いて安酒を煽った。 他の賭場で良いところあっただろうか? 出禁になった所が多くていい心当たりが無い。 ) [Wed 2 Jul 2008 02:34:14]
◆ロッティ > ( ロクな試合やってない。 ロッティ・アレンビーは退屈そうに頬杖をついて戦盆を見下ろし、どっちに賭けても旨みの無さそうなオッズの試合をスルーしていた。 だってどっちが強いかなんかわかんないんだもの。 見るところの無い新米剣闘士どもがオタオタと思い切りの悪いへっぴり腰で、泣きそうな顔して短剣を振り回したり振り回さなかったり。 あんまり酷いもんだからブーイングがあちこちで上がり、審判役が鞭を振るって戦いを強要している。 ) …審判の1人勝ちで良いんじゃね? ( あまりのしょっぱさに生暖かい笑いが毀れた。 マシな試合は無いのか。 興味を引くような。 ) [Wed 2 Jul 2008 02:24:59]
◆ロッティ > ( 戦争、疫病、なにかと毎年大きな被害を出すヴェイトス市に於いて、殺人ショーのニーズが落ちてきていると言われて久しい昨今。 ここ数年で身内を失った人は多いし、そういう知り合いを持つ人となるとその数倍に膨れ上がる。 それが戦死だったりすると、こういう催しを不謹慎だと声を上げる人だって出てくるという話だ。 ) ( 実際、此処暫らくコロセウム人気は停滞、花形の引退など芳しくは無い。 今どんなスターが居るかなんてコロセウムに来ない一般的な市民は知らないだろう。 ) [Wed 2 Jul 2008 02:19:34]
お知らせ > ロッティさんが入室されました。 『 客席 』 [Wed 2 Jul 2008 02:14:29]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『遅れだした人間の尻を蹴飛ばしてやって、走らせ続け…。これで準備運動は終わりと宣言してやる』 [Wed 25 Jun 2008 01:13:20]
◆レイ・シェリダン > てめぇらを覚えておくほど暇じゃねぇからな、今書いた番号がてめぇらの名だ、ありがたく思え。……返事はどうしたっ!(相手の自尊心もへし折ってやって、従順になる事を求める。奴隷は基本的にそうだと思うが、雑多連中だとどっかしら問題があって雑多だろうし、もう一度再教育しといてやる)まずはお前らでもわかる簡単なのからだ。ただ走り続ければいい、あたしがいいと言うまでずっとな。あたしがペースを作ってやるから遅れずについてこい(そう言えば、そのまま先頭を一定のペースを保って、ランニングだ。ただし、何時終わるとは言わない…延々走り続けるだけだ) [Wed 25 Jun 2008 01:10:01]
◆レイ・シェリダン > 早くしろ、いつまで待たせるつもりだ? まだ始まってもいねぇのに、なにのんびりしてやがる(遅れてる奴の髪を掴んで罵って、まだ本当に始まる前だ…あたしの目の前にいるこれらはいったいどれくらい残れるのやらと、無駄な心配をしながら)…300くらいはあっと言う間だろ? あたしはお前らの教官役をやらされる事になったレイ・シェリダンだ。あたしを殴り飛ばしたいってんなら、せいぜい生き残って強くなるんだぁな。ま、たぶん無理だろうが、せいぜいその手伝いくらいはしてやる。短い付き合いになるだろうがよろしくな(そう言いながら、雑多どもの体に識別する為に数字を書いてやる) [Wed 25 Jun 2008 01:03:51]
◆レイ・シェリダン > そら、遅れてるぞっ! そんなので生き残るつもりか? 脱落一人に付き1000回加算してやる、やれっ!(まだ名乗ってもいない。この程度で壊れられても困るが…これから死んだ方がマシなくらいにしごいてやる。自殺をしたならその檻の全員ぶっ殺す、とにもかくにも連帯責任。戦って生き延びて初めてモノが言える段階になる、それまでは道具以下だと叩き込む…昔、やられた事だけどな) [Wed 25 Jun 2008 00:53:50]
◆レイ・シェリダン > (どす、ごす…と鈍い音を響かせて、ぶち込んでやれば…何とか間に合った連中は安堵の表情やのろまを嘲るような顔を見せるが…)3人か…なら、てめぇら全部スクワット300回だ。はじめっ!(何で俺らまでと言わんばかりの目の前の連中へ声を叩きつけ、やらない奴がいれば同じく蹴飛ばしてやる) [Wed 25 Jun 2008 00:47:52]
◆レイ・シェリダン > …整列っ!(息を吸い込み、一気に叩き付けんばかりの声を向けてやる。この程度でビビッていたら話にならない…案の定動けない奴もいた)遅ぇっ!(すぐに動けなかった奴、動きが鈍かった奴の首を捕らえて『優しく』膝蹴りをぶち込んでやる。これくらいで動けなくなられても困る、もっともこの程度で動けないようなのは長生きできないと思うけどな) [Wed 25 Jun 2008 00:45:21]
◆レイ・シェリダン > (お前暇だろう?とかいきなり言われて、誰のせいでだと突っ込みを返しそうになったがそれを飲み込んで…なんて事はない、ようは「ラニスタ」の真似事をやれと言うわけだ…。まぁ、使い道としてはそんなところだろうが、勝手に前線から裏方へと引退させられた気分がしてどうも気が乗らない。しかも、目の前にいるのは明らかに雑多クラスの連中だ…これを鍛えて見せろとでも言うのだろうか、だとしたら買いかぶりすぎと言うものだ)…っかたねぇな(小さく、そう呟けば頭を切り替える、どうあれコロセウムの職員からの命令だ、逆らえるはずもない) [Wed 25 Jun 2008 00:41:08]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『(……本当に、勘弁してくれ)』 [Wed 25 Jun 2008 00:36:27]
お知らせ > オリヴィアさんが退室されました。 『そんな思考をめぐらせている間に、眼下では決着がついたようで、次の戦いのアナウンスが行われ…』 [Wed 4 Jun 2008 01:01:47]
◆オリヴィア > (まだまだ自分が指揮を執るどころか、前線に共に立てるとも思ってはいないけれども。どちらかと言えば自分の本懐は前衛をいかに支援していくか、その道筋を作りその為の準備を怠らずにやっていく事だから)…でも、だからと言って正面からは戦えませんなんて言うつもりはないですもの(今はまだ力不足でも、例えスタートが遅くても、目的に向かって進むのを目指して…) [Wed 4 Jun 2008 00:58:42]
◆オリヴィア > (ゆっくりと今の戦いの構図を頭の中で単純化して再構築する…当初の人員、その配置、武器…奴隷側の有利な点・不利な点、市民側の有利な点不利な点、どちらがどうすれば良かったのだろうか頭の中でめぐらせて…決していい趣味とは言いがたいけれども、集団戦をこういう場所から見れる機会が設けられていると言うのは比較的規模の大きいコロセウムを抱えているヴェイトスならではと言ったところだと思う) [Wed 4 Jun 2008 00:53:20]
◆オリヴィア > (奴隷側にまったく勝ち目がないのでは盛り上がらないとは言え、この反撃は予想外だったのだろう。今までの余裕の狩りの様相は何処へやら、兵士側も奴隷側も乱戦で誰が誰やらとそんな状態。同士討ちまで見せるそんな姿に場内からも歓声や失笑が漏れて…)こうなってしまったら、戦術云々でもないでしょうけど…(生き残る為に頑張った結果だからそれを悪く言う事はないけども、何か奴隷と市民の織り成す酷くどたばたしたコメディにも見えなくもなかったり) [Wed 4 Jun 2008 00:43:01]
◆オリヴィア > (楽に勝てると思っていたのか、不意の反撃で一人戦闘不能…と言うか、命に関わる怪我をしたせいで戦士側の人間に動揺が一気に広がっていくのがまるで目に見えるようで、きっと兵士側の人間も傭兵でもなんでもないただの市民にやらせていたのだろう)文字通りの「窮鼠猫を噛む?」(動揺したところに繰り返される投石に身を守るのが精一杯で浮き足立ったところに必死の反撃を受ければ、たとえ装備が立派でも中の人間が腰が引けて気圧されていては話にならないとそんなところ…) [Wed 4 Jun 2008 00:37:04]
◆オリヴィア > (ネズミ側が勝とうとするなら、もっと人員が必要だし、もっと障害物は多くないといけない。その中でなら、奴隷に与えられた粗末なショートソードにも利点があると思う…きっと奴隷を勝たせるつもりはないのだろうとはわかるけども。立てこもればブーイングが起こり出て行けば数に押しつぶされる…これではまともに生き残る事はできないだろうけれども)…あ(奴隷の一人が設置された障害物を力で動かして投げつけて、まさかそんな事をすると思ってなかった油断から、一人が直撃を受けて…きっとそれは助からないだろうと思えた) [Wed 4 Jun 2008 00:32:11]
◆オリヴィア > (今回はラットマンとの戦いがテーマらしく、それを解説する司会の声が魔法のワンドで増幅して全体に響いている。ネズミ役の奴隷は障害物に身を隠し、追い立てる戦士や騎士役達は奴隷とはまた違うのだろう、見た目や装備ではっきりと差がある。一方的な虐殺になるしかないものの、奴隷の方も障害物を生かしてどうにか抵抗してみるもののいきなり集められたような人員では連携も取れるはずもなく、殺されていく…)…どうすれば、逆転できるかな(それを残酷だとか言う前に、戦術的な部分に頭をめぐらせる…戦略的にはこんな状態で戦いになった時点で駄目だから、そこらへんは議論の余地もなく) [Wed 4 Jun 2008 00:24:12]
◆オリヴィア > (このようなところに出入りしていると言うのは、騎士としては問題ないかも知れないが実家に届いたらいい顔はされないだろうから、暗黒街の教会に出向く時のような地味で質素な服装で、立ち見ではなく少し離れた全体を見渡せる席に腰を下ろしてゆっくりと眺めている)…うーん、このままだと全滅ね(特に名の知れた剣闘奴隷が減ったせいか、最近行われているのはそれぞれの戦いをテーマにした再現と言う名の一方的ななぶりものではあるけども) [Wed 4 Jun 2008 00:17:46]
お知らせ > オリヴィアさんが入室されました。 『できる限り素性を隠して…』 [Wed 4 Jun 2008 00:13:20]
お知らせ > ルトガーさんが帰りました。 『(勝利者:ルトガー・アクード卿)』 [Fri 11 Apr 2008 01:05:28]
◆ルトガー > (訂正)(ルトガー:4 対戦相手:1)ドガァッ!!(鈍い音が競技場に響き渡る。 鎧に激突した二振りの槍が、周囲に破片を撒き散らしながら砕けた音であり――そして鎧の首元から兜の正面にかけてを歪にへこませた赤い騎士が、地面に叩き付けられた音でもあった)………………(対するルトガー・アクード卿。 愛馬の首にもたれるようにして気絶していたが、ややあって、ハッと意識を取り戻す。 勢い良く身を起こし周囲を見回せば、どうやら敵手の姿は視界に入らない。 面貌を跳ね上げて、再度確認。 顔を焼かれても視力を失ったわけではない。 状況はつかめた)おおっ! 神よ! まだ見ぬ剣の貴婦人よ! この勝利を我輩に賜ったことに感謝致します!(喜びの声を上げると共に、高らかに折れた槍を天へと突き上げた) [Fri 11 Apr 2008 01:05:15]
◆ルトガー > (ルトガー:4 対戦相手:1)ドガァッ!!(鈍い音が競技場に響き渡る。 鎧に激突した二振りの槍が、周囲に破片を撒き散らしながら砕けた音であり――そして鎧の首元から兜の正面にかけてを歪にへこませた赤い騎士が、地面に叩き付けられた音でもあった)………………(対するルトガー・アクード卿。 愛馬の首にもたれるようにして気絶していたが、ややあって、ハッと意識を取り戻す。 勢い良く身を起こし周囲を見回せば、どうやら敵手の姿は視界に入らない。 面貌を跳ね上げて、再度確認。 顔を焼かれても視力を失ったわけではない。 状況はつかめた)おおっ! 神よ! まだ見ぬ剣の貴婦人よ! この勝利を我輩に賜ったことに感謝致します!(喜びの声を上げると共に、高らかに折れた槍を天へと突き上げた) [Fri 11 Apr 2008 01:04:54]
◆ルトガー > 【対戦相手判定】 [Fri 11 Apr 2008 01:00:31]
◆ルトガー > (「では御武運を」)(馬が十分な速度を出せるよう、ある程度以上の距離を取って対峙する二人の騎士。 槍試合のルールというのは、大雑把に言えば『向かい合って馬を走らせて槍で突き合い、相手を落馬させれば勝ち』である。 無論、相手を殺すことが目的ではないから馬上槍は脆く砕けやすい素材で出来ているとはいえ、衝撃は凄まじい。一撃で気絶してしまう騎士もいるし――或いは耐え抜き、百本の槍を砕いても決着がつかぬ時もある。)ゆけぇい、テスタロッサ! ルトガー・アクード、参るっ!!(ガシリと馬上槍を掴んだ青騎士は、試合開始の旗が上るのを見るや否や、思い切り愛馬テスタロッサに拍車をかけた。 赤い鬣の駿馬は嘶きも高らかに蹄を地面にたたきつけ、雄雄しく駆け出していく。 その間に、馬上の騎士は槍を脇の金具に引っ掛け、固定。 ――後は互いにぶつかるのみ、だ)【ルトガー判定】 [Fri 11 Apr 2008 01:00:24]
◆ルトガー > (ガシャリと兜の面貌を下ろせば、視野は正面のみに限定される。それも酷く狭く縁取られているのだから、殆ど意味を為さない。馬上槍試合用に派手に装飾が施された故なのだが……まあ致し方無いと言ったところか。 対戦相手も似たような様相であるし、基本的に前に向かって突っ込むのみであるから、さほど問題にはなるまい)ぬぬぅ……名も知らぬ従者よ、あの甲冑は黒か?(「いいえ、赤に御座います」)……ぬぅ、黒騎士では無いか。 だが、こうして他の騎士を討って行けばいずれ彼奴とも……(ぶつぶつと馬上でつぶやく騎士を、コロセウム付の職員はうんざりとした表情で見上げた。 視界がゼロとなった騎士を、控え室から競技場まで誘導していくのは彼らの仕事なのだが、この青騎士なる人物、先ほどから自分のことを従者扱いして横柄に振舞っているのだ。 まあ、金に物を言わせて横暴な命令を出したりという『悪い貴族』的な事が無いからマシだが、調子を合わせるのが面倒くさいと言えば面倒くさい) [Fri 11 Apr 2008 00:46:30]
◆ルトガー > (主にトーナメントと呼ばれる騎士による武芸大会、その中の一種目である。剣や斧、或いは集団戦に比べ、騎士同士の一騎討ちという華やかで英雄的な競技内容から人気を博し、今ではそればかりが取り沙汰されるようになった。 騎士の本拠とも呼べるクリスティアでは熱心に大会が開かれているし、規模こそ違えど多数の騎士が集うヴェイトス市においても、それは例外ではない。 勿論、異種族も含めて多くの剣闘士が剣を振るうのに比べれば人気は無いのだが。 そして今日もまた、馬上槍試合が行われる)やぁやぁっ! 遠き者は風に聞け、近き者は眼でしかと見よっ! 我こそは“青騎士”ルトガー・アクード! “憂い顔の騎士”、“獅子の騎士”、“鏡の騎士”を下した猛者なるぞ! 呼びづらければロジャー・ホークウッドでも結構!(派手な装飾のある青い甲冑をまとった騎士が、馬上で名乗りを上げる。 街中でもこの格好でいるルトガー卿は、『歩く場違い』の名を欲しい侭にする狂人であるが、この時、この場においては、この装束こそが相応しかった) [Fri 11 Apr 2008 00:37:03]
お知らせ > ルトガーさんが入室されました。 『(馬上槍試合)』 [Fri 11 Apr 2008 00:30:42]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『ちゃんとリードしてくれよォ』 [Tue 8 Apr 2008 01:43:40]
◆アクセラレーター > ―――。 (少しばかり捻くれたような態度を取ったもの、そっぽ向けてしまった。僅かばかりに頷いては謝罪を受け取った。) なるか、ならないか、なンじゃなくて。 なるように努力すりゃいい。笑って上を見りゃいい。運をねじ伏せるほど強くなりゃいい。 (それですら自信満々に言い切った。笑顔が一番の力だ、と言わんばかりに。) …楽しみにしているからなァ (クスクスと涙目を見れば微笑を浮かべてしまった。頷いては彼とは反対の方向にある出口で歩き出した。) [Tue 8 Apr 2008 01:43:22]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが退室されました。 『また会うときを楽しみに去っていく』 [Tue 8 Apr 2008 01:38:48]
◆バイ・チャンフォン > いや・・・すまない。アクセラ、追い詰められる、めったに、ない、から。(いつもは相手を追い詰めているのに、今度は自分が追い詰められている。おもしろいなぁ。と思ってしまったので、謝罪の言葉を言っておいた。)運を、味方に・・・か。どうにも、ならない、ような、気もする、が。(そればっかりは自分の力ではどうにもできない。自分の力でどうしようもないことに対しては少し腹立たしかったりもした。飛んでくるハナピン、思わず鼻を押さえた。)む・・・わかった。今度から、予定、聞く。(鼻を思いっきり叩かれたので、少し涙目になっていたりするが、浮かべる微笑は変わりなかった。)では、な。・・・また、誘う。(そのときは受けてくれ、と告げた後、観客の中に混じってコロシアムの出口へと向かっていく。) [Tue 8 Apr 2008 01:36:52]
◆アクセラレーター > ……! (一発は殴っても罰は当たらないよな?と物騒な考えを抱いたもの、それでも堪えた。台無しにする積もりも無いけれど、ただ頭がパンクしてしまいそう。) 怠らなけりゃ強くなるンだ。積み重ねた時間と努力だけは絶対に裏切らねェーし、後は運を味方に付けることからだな。 (彼の師については有力な情報は得られていないもの、間違った方向に進んでいないことだけは確かだから安心して口に出さなかった。) 折角のデートで悪いンだけどよ、これから仕事なンでなァ…… (前以て予定を聞いて置けよ、と嬉しそうに微笑を浮かべながら、彼の鼻を指で弾こう。でこぴん、にならずの、はなぴん。) [Tue 8 Apr 2008 01:27:05]
◆バイ・チャンフォン > ・・・っふふ。(アクセラがうつむいて、じっと耐えている。何も言わず、少し、微笑を浮かべてその様子を見守った。)ならば、やはり、鍛錬の、継続、だな。一番の、近道、は。(今以上の身体能力と、師から教わる「気」という技術がその鍵だろうと考えた。)わかった。・・・気にしない、ことに、する。(バンバン、と叩かれれば、少し痛いなぁ。と思った。)さて・・・勝敗は、決した。我、そろそろ、戻る、が、食事、取ろう、思うが・・・アクセラ、一緒に、どう、だ?(勝敗の決した試合には、続きはないのだ。そのまま食事に行こう、とアクセラを誘うだろう。) [Tue 8 Apr 2008 01:21:36]
◆アクセラレーター > う、うう……ッ (ここなら拳を飛んでも文句を言わせないが、バイチャンの意外な一面を脳裏に過ぎれば動揺してしまい出来なかった。更に感謝など言われては尚更と出来なかった。恨めしそうに目尻を下げながらバイチャンをを見下ろしているのだった。) そうだな。人外を圧倒する身体能力に、人間と同様の知恵と技術を持ち合わせていりゃ… どんなモンスターだろぉーが勝てる。 (自信満々そうに答えた。持ち前の怪力を生かしては、人間の技術ばかりを身に付けた。対怪物としての力を得ただけのこと。) …… 、 (話し掛けても) ま、まぁ…… 気にするなよ!? (見詰めていたい、なんて死んでも吐けない。照れ臭そうに頬を薄らと赤らめては、苦し紛れに笑いながらバイチャンの背中を力強く叩いた。) [Tue 8 Apr 2008 01:07:51]
◆バイ・チャンフォン > そう、か。(硬直した彼女の光景など、めったに見られるものではない。気恥ずかしいのか、わざとらしい咳をする様子をほほえましく見つめた。)・・・ありがとう。(ねぎらいの言葉は嬉しく受け取っておこう。柔らかな笑みを浮かべ、感謝の意思を伝えておこう。こういう存在は、やはり、嬉しい。)これからの、敵には、人外が、いるとも、限ら、ない。なら、準備しておく、まで、だ。・・・傍に、いたなら、話かけても、良かった、のだが?(なぜ話しかけなかったのだろうか?と無粋ながらも疑問に思ってしまう。) [Tue 8 Apr 2008 01:00:36]
◆アクセラレーター > (話し掛けるべきか。話し掛けないで見守るか。どちらかを選択するのか考案している内に、どこからもない相手の声が聞こえた。) ……え? (相手に気付かれてしまった。相手の神妙な顔から微笑に変わってしまえば、アクセラは鉄砲でも撃たれたような表情でしか浮かべられなかった。) してねェーよ…… (視線を逸らしたまま、片手を口に当てたまま咳を零す。どれもこれもワザトらしかった。) む、そのなんだ…… 研究でもしてたんだろぉ? まあ、お疲れ様……か (気の利いたことは上手く言えずに、ぎこちない口調になってしまった。) [Tue 8 Apr 2008 00:51:41]
◆バイ・チャンフォン > 決した、か・・・。(試合の成り行きを見つめて、勝敗が決したと見るや立ち上がる。さまざまな特性があり、それにあわせていろいろな対処法を身につけなければならない。再認識できたと同時に得るものも多かったかな・・・。と思い後ろを向く。・・・そこには硬直しているアクセラの姿があった。)・・・どうした?緊張、している、わけでも、ない、だろう?(微笑を浮かべる。いつもの彼女なら高揚するだろう場所で、固まったまま動かないでいるのが、少し、おかしかったから。) [Tue 8 Apr 2008 00:42:39]
◆アクセラレーター > (罵声と暴言で満たされる空間の中で動じない精神を持ち合わせているのを分かった。影で努力するタイプだろうなァ、と内心で秘めては微笑を浮かべる。偶然とはいえ彼の新しい一面を見れて良かった。) ―――、 (壁際まで追い詰められた剣双奴隷は死に狂いもの抵抗を繰り返した。残念ながら唯の人間であることが彼の哀れさなのだろう。後は一方的な試合になろう。ワンサイドゲーム。怪物が人間を蹂躙し、嬲っては辱める行為まで発展して行くことだろう。観覧客も一斉にヒートアップした。) う……。 (バイチャンの背後に回ったもの、話し掛けるべきか迷った。試合のことよりも意外な一面を見て冷静にいられるほど精神は幼いから。しばし硬直をしてしまった。) [Tue 8 Apr 2008 00:36:40]
◆アクセラレーター > (罵声と暴言で満たされる空間の中で動じない精神を持ち合わせているのを分かった。影で努力するタイプだろうなァ、と内心で秘めては微笑を浮かべる。偶然とはいえ彼の新しい一面を見れて良かった。) ―――、 (壁際まで追い詰められた剣双奴隷は死に狂いもの抵抗を繰り返した。残念ながら唯の人間であることが彼の哀れさなのだろう。後は一方的な試合になろう。ワンサイドゲーム。怪物が人間を蹂躙し、嬲っては辱める行為まで発展して行くことだろう。観覧客も一斉にヒートアップした。) う……。 (バイチャンの背後に回ったもの、話し掛けるべきか迷った。試合のことよりも意外な一面を見て冷静にいられるほど精神は幼いから。しばし硬直をしてしまった。) [Tue 8 Apr 2008 00:36:40]
◆バイ・チャンフォン > (全くと言っていいほど動かない。座ったままじ、っとことの成り行きを見守っている。自らが目標とすることに関しては、努力を絶やすことはない。・・・そんなタイプの人間である。当然、周りの変化など気付きようもないだろう。)・・・。(硬化した腕を持つ方はどんどん相手を追い詰めて、ついには壁際にまで押さえ込んでしまう。・・・そこでようやく、後ろに近づく足音に気付くだろう。)ん・・・?(その足音に少し反応はするだろうが、まだ視線は試合の方を向いているようだ。・・・もしかしたら、この状況が一番、彼にとって危ない状況かもしれない。) [Tue 8 Apr 2008 00:27:22]
◆アクセラレーター > (バイチャンの視線は試合の中でしか映らないのだろう。この人外の試合を好んで見に来るとは、対人外の技術を編み出そうとしているのだろう。なんとなくにそう感じてしまった。) ……あ、 (神妙な顔つき。普段の彼は生活でも戦争でも笑みは絶やさずことがなかった。しかし今はどうだ、真剣な顔つきをしている姿など見たことがない。) ――――…。 (バイチャンの背後に回ろうと人込みを押し退けながらも、試合のすべてを見据えていた。人並み外れた力を持つ種族を、観覧する者は『良いぞ!化け物!』『賭けてんだ!勝ちやがれモンスター!!』など化け物呼ばわりする挙句、同情しようとする者はいない。そういう者ばかりが集まっているのだから。) [Tue 8 Apr 2008 00:20:16]
◆バイ・チャンフォン > ・・・?(聞いたことのある声を聞いた気はするが、その正体は見聞きできない。野次や罵倒、暴言の中でかき消されてしまっている。少し神妙な顔をしながら行く末を見守る。)動いた・・・。(蜘蛛のような腕を持っている方が硬化した腕で相手に殴りかかる。それでも互角、といったところだが、徐々に武器を持っている方が押されつつある。)侮れない・・・。(本当にそう思う。人並みはずれた力を持つ種族や、目にも留まらない速さで動く種族など千差万別だ。人というのは、ただ群れることで生きる道を見出し、それらの種族に対抗したのだろうが、彼は身体能力で彼らを上回りたいなぁ。と考えているのだ。) [Tue 8 Apr 2008 00:11:38]
◆アクセラレーター > (訂正 着々と効果→着々と硬化 [Tue 8 Apr 2008 00:03:50]
◆アクセラレーター > ……… (バイチャンも五感が長けていたッけ、と内心で思い直せば呟くのでさえ控えた。相手の座った席は前斜め席だったことに驚いた。) まァ… (奇妙な仮面で正体の隠した貴族や、傭兵に兵士それに一般市民まで観覧に来ては野次を飛ばしていた。こんだけ騒いでいりゃ気付きはしないだろうか。) ンぁ…? 多分、まだだろォーな (怪物や人外は武器に頼らないケースが多い。持ち得る特性だけで、知恵を搾り出しては状況を打破する技術を得ても当然だ。弾かれた腕の皮膚が、粘液を噴出しては着々と効果していった。腕そのものが、蜘蛛の一本足のようなそれを彷彿させる。) [Tue 8 Apr 2008 00:01:16]
◆バイ・チャンフォン > ・・・?(話しかけられたような気もしたが、気のせいか、と思いなおし座る。奇しくもアクセラのすぐ斜め前の席に。)ふむ・・・やはり、面妖な、種族も、多い、か。(などと呟きながら、戦いの行く末を熱心に見て、研究をしている様子。あの種族にはこうするのがいい、この種族にはこう、と頭の中でシミュレーションを行っているようだ。片方の手に刃が掠めて、武器を取り落とす。)・・・勝負、あり、か?(だが、こうであっさりと決着がつかないのが人外だ。どうでるのだろう?と一挙手一投足も見逃すまいとして、じっと行く末を見つめる。) [Mon 7 Apr 2008 23:54:20]
◆アクセラレーター > (補足:アクセラレーターがいるのは席の並べている場所ではなく、後列席より更に後ろの場所で立っていた。陰のある場所で目立ちにくいだろう。) [Mon 7 Apr 2008 23:52:51]
◆アクセラレーター > 神族や天使、妖精とか知らねェーんだが如何でもいいわな。 (興味は無い、とあっさりと切り捨てた。出会う縁ですら無さそうだから。) まァ… どっちにしろ聞けば分かるか (ヒルダに問い掛ける、という答えで決まった。それまでは何も出来ないし、下手な行動を取るわけにも行かない。別の依頼を請け負うことはしたくない。) と、バイチャン…? (相手に伝わるか微妙な大きさで呟いた。双眸を緩めてから、そっと話し掛けることもなく見守っていた。話し掛けるのはもう少し待とう。) [Mon 7 Apr 2008 23:46:50]
◆バイ・チャンフォン > (それはつまり、見て覚える、ということも必要であり、さらにはさまざまな種族の特性を知るための研究も欠かせない、ということだ。)ふむ・・・。(戦うのを見るのは好きだが、それ以上に人間外の存在に対して対策を立てることができる。なので、今日もここへと訪れる。席の間を歩きつつ、どこか適当な場所に座ろうかと辺りをキョロキョロと見回した。) [Mon 7 Apr 2008 23:44:19]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが来ました。 『日々戦い方の研鑽を積む』 [Mon 7 Apr 2008 23:42:10]
◆アクセラレーター > (時間帯によって本領発揮が出来る種族も存在する。吸血鬼は闇の眷属であり、夜間でないと本来の力を出すことが出来ないケースが多い。キリバナは光の眷属であり、太陽の下で無いと体調を崩してしまうケースもある。他にも色んな種族を存在するのは知っている。) ……悪魔だけは分からねェーんだよなァ? (体内に寄生させている悪魔“メタルイーター”の生態と特性は把握している。それ以外の悪魔の知恵はまとも持っていない。共通の弱点は聖属性の力だけだということ。) [Mon 7 Apr 2008 23:38:16]
◆アクセラレーター > (険しい表情を浮かべる少女は何時までも黙り込んでいる。衣装まで私服といえば私服なのだけれど、白色のコットンコートにミニスカートを着用しているだけ。) …… (一目で見れば、裕福な家庭の娘が変装しているような印象を与えるだろう。が、口を開けばその印象は完膚なきまで突き崩してしまうほど。) なんか違うンだよなァー (魔物や怪物の奴隷を戦わせる時間帯だ。) [Mon 7 Apr 2008 23:35:02]
お知らせ > アクセラレーターさんが来ました。 『闘技場を見眺める少女は確かにいた』 [Mon 7 Apr 2008 23:29:24]
お知らせ > マドゥーさんが帰りました。 『軽く手を挙げ…踵を返した。』 [Mon 4 Feb 2008 00:19:52]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 それじゃねっ、と大きく手を振って駆け出した。 』 [Mon 4 Feb 2008 00:17:09]
◆マドゥー > ほう、それは大したものだ。惜しいな…その試合を見逃していたとは…(心底悔しそうに言う。まともな記録媒体も無い世であれば、コロセウムの名試合など、口伝と記憶にしか残らない。)……不本意ながらも、それに近い仕事をして居るからな。軍人へ教える事も少なくない。(少なくないどころか、実際は武術師範なのだが…)………マドゥーだ。(少し間をおいて答える。大聖堂とVHGから指名手配はされているが、名までは把握されていない事を思い出し…言う。) [Mon 4 Feb 2008 00:09:45]
◆エトワール > 皆、気がついたらコロセウムから消えてたね―――コウヅには一回勝ってるんだよ私。 新人の頃。 ( 此処刺されて入院したけど、とか左の脇腹辺りをこう、前から後ろに貫通したーというゼスチュアを交えつつ。 アレは確実に格上だったし、大金星だった…なんて昔を懐かしむのも年寄り臭いか。 ) そう、なん、だ…なんかこう、独特の雰囲気があったからさ。 ( どういうんだろ、などと言葉で表現しきれないものをもどかしげにぐるぐる考えつつ。 ) うん、時々鍛錬所とかスラムとかでトレーニングしてるからその辺ででも出くわしたらね。 …っと、それじゃ私そろそろ行かなきゃ。 名前だけ、聞いて良い? ( ちょっと長居してる。 そろそろ帰らないと青猫、空けっ放しだ。 ) [Sun 3 Feb 2008 23:59:10]
◆マドゥー > ………そうだったか?あの頃は…剃髪のコウヅや、竜人ウロコ…などといった面子であったかな?(他には無腕のヘレラなどだったか…などと多少の記憶の不明瞭さははあるようだが、なんだか暦年の通っぷりをぶつぶつと披露する。昔は良かったなどとぼやく老人を連想されそうだ。)いや…軍属ではない。お主に近い、武術の追求をする類の者だ。(自分の本分は最早いかに効率よく相手を殺傷するかを目的とした戦士では無いと思っている。その思いが通る事は少ないのだが…)…ありがたい。いつか、必ずやろう。これで…な…(ぐっと素手の拳を突き出した。応じるなら軽く相手と拳の裏をこつっと合わせようとするだろう。) [Sun 3 Feb 2008 23:49:34]
◆エトワール > エイシェンってまた懐かしい――――あの頃はまだ私、コロセウムにすら居なかったよ。 ( 機械の腕と足を貰ってリハビリしながら機械骨法を教えて貰ってた頃だ。 人間同士の大規模な戦争があれっきり無いのは単純に良い事だと思う。 ) お兄さんも戦う人だよね? 何の人だろ、軍人かな。 ( だとしたらマウーラ軍人だ。 ) 殺し合いじゃなかったらいつでも手合わせするよ。 ( 面倒臭い裏心は一切無く、確定もしない約束。 機会があったらやろう、程度で良い。 だって闘う人間なんて何時何処で死んじゃうかわからないっていうのは別に、コロセウムの中ばかりじゃないから。 ) [Sun 3 Feb 2008 23:38:18]
◆マドゥー > なるほど…そういうものかも知れんな。エイシェン…だったか?前の戦争は…(何かと記憶の古い男。最近のラットマン騒動に至ってはその存在すら知らなかった。もっともヴェイトス島全土を巻き込むほどの騒動の際にはアングリマーラに当然呼び戻されている故なのだが…)ほぅ………それは朗報だ。是非にとも鍛錬場で会いたかったものだ。(この滞在期間…また会えるだろうか、とほのかな希望を胸のうちに抱く。どうやらある一線を越えると、武術家として満たされぬ事が多くなるのは誰も一緒らしい。) [Sun 3 Feb 2008 23:29:50]
◆エトワール > うん、まぁ――――暫らく前からコロセウムもあんまり盛り上がらなくなってたしさ。 主人と相談して解放してもらったんだ。 …侵略戦争でヒトが死ぬ国で闘技場なんて流行らないのかもね。 ( 植物だ、悪魔だ、鼠だ、ってここ数年で3度もの侵攻。 それに加えて日常に侵食しはじめる吸血鬼騒動。 陰惨な死の匂いがつきまとう日常にこれ以上殺伐としたものを求める人間は少ないって事。 ) 格闘技をやめた訳じゃないんだよ? っていうか私ほら、そういうのしかできないし――――折角身につけたものを忘れちゃうのも嫌だしさ、今でも毎日鍛錬欠かしてないんだ。 ( それを収入とかに結びつける術が思いつかないのが困り物だが。 青猫用心棒とか言ってもそんなに仕事が度々あるわけでなし、傭兵とかになるかっていうとそれも違うと思うし。 ) [Sun 3 Feb 2008 23:21:09]
◆マドゥー > なんと………やはり噂の方が本当であったか…(ぐっと初めて触れる機械腕を両手で握り締め、落胆したように両肩を落とした。しかも半年も前の話か…)…昔…よく通い詰めておったものでな。武術家の端くれとして、心躍ったものよ…(くるり、頭だけ振り向かせ闘技場を見下ろす。)………解放されたのなら、そこは落胆する場ではないな。…失礼した…遅いかも知れぬが…ここは賛辞の句を述べて置くべきであったな。(こちらは見る側であったが、相手は生死の保障の無い毎日を宿命付けられていた者。ようやく、普通の娘になれたと言うことなのだろう。) [Sun 3 Feb 2008 23:13:37]
◆エトワール > ( 気配、というの特別苦手だ。 目で見たり耳で聞いたりした情報以外のものの何を察するのかが根本的に理解できない。 全身に張り巡らされた魔力回路が感覚器官を根こそぎ持っていってしまったという話だが、兎に角他人の気配を察する事もできなければ、勿論消す事も出来ない。 無造作に金属の足音を立てて近付いた。 ) えっと、どうも――――半年くらい前に解放してもらってさ、もうコロセウムは引退しちゃったんだけど。 ありがと。 ( 何だか凄く驚かれた。 あはは、と照れ笑いしながら差し出された手に応えるように機械の腕を返す。 情報が古いって事は外国の人なのか、旅の帰りなのか。 そんな感想。 ) [Sun 3 Feb 2008 23:05:08]
◆マドゥー > ………?(ふと声をかけられ振り向く。気配を余程巧みに消されねば、誰かが接近してくるのには気付いていたが…目に入ってくる予想外の姿に瞬時に目を丸くした。)……まさか……エトワール…殿か?(立ち上がり、振り返ると…その特徴的な容姿、間違いない。柄にも無く鼓動を早くした。彼女の戦いぶりは昔に見たが、その機械と高度に完成された武術の合併に感嘆の声を漏らしたものだ。)…お会いできて光栄だ!…まだやめて居られなかったのだな?(ファンの多少の早とちり…側まで歩み寄れば、手を差し出すだろう) [Sun 3 Feb 2008 22:55:42]
◆エトワール > ( 面白そうな剣闘士が出てくる様子も無い。 これ以上長居しても仕方が無いかな、と考え始めて今やっている試合を見届けたら帰ろうかと――――ふと耳に入った単語。 星の娘。 ) あれ、私? Bonsoir、ムシュー? ( 独り言聞いちゃって良かったかなぁ、と思いつつ思わず挨拶。 鉄柵から少し身を乗り出して金色の腕を軽く振った。 どちらかというと昼夜問わず真っ赤に発光しっぱなしの腕のラインが赤色灯みたいに上下する感。 周囲の視線のあつまること。 ) [Sun 3 Feb 2008 22:47:20]
◆マドゥー > うぅむ……(歯痒い思い出闘技を見やる。昔は、自身があの場に飛び出していきたくなる衝動に駆られるほどの熱い物が見られた。実際に手合わせの念願がかなったのは、かつてのトップファイターの一人であった竜人の娘だけであったのだが…肩を並べて戦ったものならば他に数人居た。いずれも己に比肩…もしくは上回る腕の持ち主だったと言うに…)残念だ………殆どが行方知れずとは…。そういえば、あの星の娘も最近やめたとか聞いたな……(まさか本人が後方に居るとは知らずに独り言。そして嘆息。さほど長くヴェイトスに滞在する予定は無いが、ささやかな楽しみを奪われればそれなりに気は滅入るようだ。) [Sun 3 Feb 2008 22:39:07]
◆エトワール > ( 観客席から初めて闘技場を見た。 ああ、こんなに緊張感が無いものなんだな、っていうのが感想――――あそこで盛り上がらない試合をしている連中にしてみれば、次の瞬間命を落とす可能性だってあるのに。 もう一度あそこに戻れと言われて、自分は戻れるだろうか? 闘っている真っ最中は大丈夫だった。 殺すかも、殺されるかも、もハイになった頭じゃ笑い飛ばせた。 でも此処から見る光景が自分の死に繋がるかっていうと――――。 ) 現実味無いな。 ( 自分が温くなったのか、あの頃が狂ってたのか。 分からないけど小さく、溜息が出た。 ) ( 手前の席の男が何か手に持った羊皮紙に度々視線を落としているのを何となく視界の隅に入れながら、そんな物思い。 あの人もあんまり試合には注目してないんだろうな、なんて。 ) [Sun 3 Feb 2008 22:29:26]
◆マドゥー > (娘の少し前方の席、特に着席の少ない箇所にぽつんと褐色肌の男が座し、眉間に皺を寄せつつ、片手の羊皮紙と闘技場に視線を往復させていた。)………久しく見たと思えば……名のある闘士はほとんど居らぬではないか…(ぼやく。一年以上前にはかなりの長期間にわたりヴェイトスに滞在していた。本職はアングリマーラの密偵であったが、同志との情報のやり取りを行う場がこのコロセウムであった過去があり、密かに“通”であったのだ。)……一年見ぬ間に変わるものだな…(ふぅっと、溜息をつき、羊皮紙…現在の闘士名簿を懐に押し込む。腕組みをしつつ行われている闘技を見やるが、どこと無く退屈気である。) [Sun 3 Feb 2008 22:21:42]
◆エトワール > ( そういえば引退してからこっち、今どんな剣闘士が居るかなんて全然知らない。 昔から居る面子もだいぶ入れ替わってしまって、レイ・シェリダンくらいしか顔見知りも残ってない。 今戦ってる連中も良く知らない顔ばかりだ。 ) ―――そういや解放されてからレイにも会って無いな。 ( ちょっと思い立って様子を見に来たコロセウム。 あまり面白くない試合に集中も出来ないし、ぼんやりしていると時々来る現役時代のファンに挨拶してサイン書いて、の繰り返し。 格闘家として引退したつもりは無いけど、コロセウムにかける情熱はもう無かった。 ) [Sun 3 Feb 2008 22:14:41]
お知らせ > マドゥーさんが入室されました。 『少し離れた客席で…』 [Sun 3 Feb 2008 22:12:44]
◆エトワール > ( 夜の闘技場。 あまり客の入りが良くないのは特に目立った看板が居ない所為か、マンネリが続いているからか。 一番後ろの鉄柵に肘を置いてぼんやりとコロセウム全体を眺め回す。 客席は空席だらけだ。 ) …違うな、うん。 ( 元々国民性に合わない施設なんじゃなかろうか。 だって進んで戦争をするような血気盛んな国家でもないし、むしろ侵略の被害に遭う事多々。 否応無く戦いに巻き込まれて身内の不幸を背負う人達ばかりのはずだ。 世相を見ても比較的奴隷には優しい気がするし、ほいほい消耗して良い程供給もされていない。 そりゃあそうだ、奴隷なんて基本的に侵略戦争で増えるもの。 この国の供給はほとんど輸入に頼っている筈。 ) [Sun 3 Feb 2008 22:07:03]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 客席最後列にて 』 [Sun 3 Feb 2008 22:01:42]
お知らせ > シャリアさんが帰りました。 『でも次は負けないからね…っ!』 [Mon 7 Jan 2008 02:20:09]
◆シャリア > くそ、くそ…どうしてくれようかしらこの憤り…っ(帰ってあの二人を泣かせようか、それとも帰りが寺奴隷ギルドにでも寄って行こうか…米神に浮かんだ青筋を揉み解しても吊り上がった眦が下がるでもなく)その前に酒ね酒。どのくらい不味いのかしらねヴェイトスのは―(そのまま肩を怒らせずんずんと…) [Mon 7 Jan 2008 02:19:53]
◆シャリア > 次で…最後ー…?ぅーん…(さて、どうしようかと顎に手を当てていたらば)痛っ…ちょ、誰よ今…!(誰かにぶつかられ軽くよろめく。すぐに犯人を捜そうとするが先ほどの払い戻しなどに行く人の流れに飲まれてもう誰が誰だか)あぁっ、もぅ…っ!!ツイてないったらありゃしない…!!(親父だらけだし汗臭いしお腹すいてきたし寒いし何もかも最悪ッ!) [Mon 7 Jan 2008 01:57:50]
◆シャリア > つまんないわー…(剣闘士の闘ってるとこでも見れば少しは参考になるかと思ったんだけれど。それよりも勝敗の行方のほうに気がいってしまってコレだ。なら賭けずに大人しく見ていれば良いけれど。負けっぱなしも癪に障る)今日はまだやるのかしらーぁ?(対戦表、見上げ) [Mon 7 Jan 2008 01:42:12]
◆シャリア > どーぉ見たってあっちのほうが強そうだっのにっ(首筋から夥しい鮮血を噴出し倒れている大男。その横で勝ち名乗りを上げ観客へアピールしている2周りは小さい男。どうも人気のあるヤツらしい)全く。八百長じゃないでしょうね…(ぶつぶつと回りに聞こえるかどうかの小声で悪態をつく。見る目の無い自分を棚に上げて) [Mon 7 Jan 2008 01:33:33]
◆シャリア > (湧き上がる歓声に苛立たしげに、観客席の最上段から溜息とともにチケットをビリビリと破る。運試しのつもりの結果に不機嫌そうにその紙くずを投げ捨て) [Mon 7 Jan 2008 01:28:11]
お知らせ > シャリアさんが入室されました。 『ハズレ…』 [Mon 7 Jan 2008 01:25:39]
お知らせ > 剣 光さんが退室されました。 『(いつしか、侍も姿も消え・・・)』 [Mon 12 Nov 2007 23:29:44]
◆剣 光 > (始まらぬ試合に観客たちもそろそろ痺れを切らし始めた。席を立つもの、怒声をあげるものなどたくさんだが、自分はただ其処に腕を組んで座っているだけ)・・・・・・・(なにを思うか、ただ黙って) [Mon 12 Nov 2007 23:08:36]
◆剣 光 > (ただただ、動きを観察に着ただけのはずだった。しかしいつの間にか、この空気にのめりこんでしまい段々眉間に皺がよってくる。ぴりぴりとした空気にこの怒声。続々と、快楽に近い感覚が背筋を上がってくる。出来ることならば―――誰でもいい、戦いたい―――かもしれない。だが、ここで戦うのは少々無理があるというもの、自分は「違う」のだから)・・・・・・・仕合、始まらぬなぁ・・・(出来れば試合を見たいのだが) [Mon 12 Nov 2007 22:47:08]
◆剣 光 > (大歓声、そして熱気―――。心がうなる、値が騒ぐ。観客席で侍は腕を組み、今は試合は行われていないコロセウムを見下ろしていた。心が、うなる。血が、騒ぐ―――。ここの空気は大好きかもしれない。この戦場の空気は・・・) [Mon 12 Nov 2007 22:31:00]
お知らせ > turugi_さんが来ました。 [Mon 12 Nov 2007 22:29:25]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『血が・・・。絶え間なく流れてきて・・・。ルジェは、溺れてしまいそうになる・・・』 [Sat 3 Nov 2007 13:27:05]
◆ルジェ > (ルジェは、自身の身になにが起こっているのかわからず、混乱していた。・・・頭を抱え込んで、しばらくは動けずにいたが・・・)「チャーム、行コウカ・・・」(惚けた表情はそのままに、感情を出せない声のまま、チャームに聞こえるように、そう呟く)(心配そうなチャームはルジェの顔を見ていたが・・・。その表情は真っ青になっていた) [Sat 3 Nov 2007 13:26:29]
◆ルジェ > (血が、手の平に流れてきて・・・)「ア、ア、あアッ、・・・キャアアアッ・・・!!」(思わずルジェは叫んだ。・・・目を伏せて、再び両手を見れば、・・・血はついていなかった。)「・・・・ナ、ナンデ?」(きょとんとした様子で、手をまじまじと見る。あの血は、誰のもの?・・・ルジェ、何かしたの?・・・答えは、出なかった) [Sat 3 Nov 2007 13:23:11]
◆ルジェ > (どんっと派手にぶつけられ。)(「馬鹿野郎!」と罵倒される。・・・ルジェは、押されるままに、席にぺたんと座りこんだ。)(小点は合っていない。・・・先程の観客の罵声も聞えていたかどうか定かでなかった。軋む体のパーツの音が、耳に、響く)「カ、帰ラナクッチャ・・・。デモ、誰モイナイ・・・」(自然と、涙が流れていた。はらはらと泣いているルジェを、心配するようにチャームが頬を舐めている)(な、なに?なんだろう・・・。戦いの後・・・。こんなに激しい戦闘を見たのは久々だったけれど。昨日からの頭痛が後を引いている。・・・そして、自分がなにを呟いているのか、理解出来ないでいた)「鎖・・・。繋ガレテ・・・」(ぼうっと、人物の顔が見えてきて。「逃げなさい!」・・・声にならない声が聞えて・・・。あれは、だ、誰?) [Sat 3 Nov 2007 13:19:08]
◆ルジェ > 「・・・・血・・・・。鎖・・・」(静かに、唇がそう動いている。無意識なのか、ルジェの視線は、コロセウムの床に釘付けになったままだ)(・・・?チャームはルジェの様子がいつもと違う事に気づき、その頬を舐める・・・も、反応が返ってこない。)「・・・縛ル・・・?ダ、誰ヲ・・・」(惚けた表情のまま、ルジェは呟く。あれほどいた観客は、戦いを一つ見届けた後、次の試合まで間があることを知ると誰もが席を立ってコロセウムを後にする。ルジェは、その帰ろうとする観客に肩を当てられたまま、呆然とそのコロセウムを、血で染まった床を、見つめていた) [Sat 3 Nov 2007 13:12:36]
◆ルジェ > (一つの賭けを終え、笑いながら帰る者、舌打ちした者が帰る者で出口はごった返しているようだった。ルジェは、立ち尽くしたままだったので、帰ろうとする客に、肩がぶつかり・・・体がよろめく。)(頭の芯がぼーーっとしたように、惚けた表情になっているルジェ。肩にかけていたリュックは、片手でなんとか持っているものの、観客に押し問答されたリュックの中では居心地が悪いのか、文句をたれたような表情のチャームがひょっこり飛び出してきて、ルジェの肩にのる) [Sat 3 Nov 2007 13:08:36]
◆ルジェ > (ルジェはコロセウムに残る血の跡を見た。ずきんっと頭が痛くなるのを、必死でこらえながら)「シノ・・サン。アンナニ大キナ人ヲ持ッテ歩イテイクナンテ・・・」(ルジェには驚きが残った。血の生々しい跡が、戦いの凄まじさを物語っていて。)「・・・凄イ・・・」(他に言葉が見つからなかった。) [Sat 3 Nov 2007 12:56:46]
お知らせ > シノさんが帰りました。 『( 血生臭い催しは、まだ第一幕が下りただけだ。 )』 [Sat 3 Nov 2007 12:54:51]
◆シノ > ( 無理も無かろう。体格的にも圧倒的に負けていたし、彼女自身無名であるし。よもや巨漢より細い、それも女の膂力が勝るなど、誰が想像しえようか ―― ) ( “前回”の観客に関して言うなら、そうでもなかったようだが。 ) ( 何はともあれ、“キャプチュード”は引っ込んだ。ならば、再び次の催しが始まる事だろう ―― ) [Sat 3 Nov 2007 12:52:54]
◆ルジェ > 「・・・。解ケナクナッチャッテル?」(あれだけの俊敏な動きで、巨木を倒したその人物ではあったのだが・・・。鎖がうまくとれなくて、苦戦しているようだ)(・・・結局、解く事を諦めたのか、巨漢もろともずるずると、コロセウムの戦いの場を後にする。残るは観客からの紙吹雪のみ。)(ぎゃあぎゃあと興奮する観客の一人を捕まえて、ルジェは訊ねる)「ネエ、アノ人誰?」(腕を突然掴まれて、いかにも憮然とした表情で、ルジェを睨んで、その観客は答える)(「ちーっきしょう。もちっと持てよなー。あのデカ物。これじゃなんの為に賭けたんだか判りゃしねえ」そういって、手元にあった白い紙を破いて放り投げる。ルジェの言葉に、ぶつぶつと文句を足れながら答えた)(「ん?・・・ああ、ありゃシノだよ。細身の割りには強いってんで、なめてたんだが・・・。案外ずぶといんだな。今日の晩飯代がとんでっちまった」舌打ちしながら、そう話す)「シノ・・・サン」(ルジェはその名を繰り返した) [Sat 3 Nov 2007 12:37:21]
◆シノ > ( 元々器用な類ではなく、頭の出来も決して良いとは言えない。だから解き方が判らなくなっても、仕方ないと言えば無いのだが ―― ) ( 一通り試行錯誤 ―― と言っても只角度を変えて引っ張るだけ ―― を繰り返した後、結論付けるように呟く。 ) ―― イイや、別に。 ( 首に鎖を絡み付けた侭、首の方から背を降り、ずるずると巨漢を引っ張り退場する。引っ張って歩く速度は、常歩く速度 ―― と言っても、常歩く速度なんてろくに見せちゃ居なかったんだが ―― と何ら変わりなく。そのまま控え室まで引っ張って行くだろう。 ) ( 壊れた後の玩具なんて如何でも良い。戻ったら担当官に外してもらおう ―― 邪魔だし。 ) ( そんな事を、考えた。 ) [Sat 3 Nov 2007 12:22:35]
◆ルジェ > 「キャ、アアッ・・・アア・・・」(びりびりっと振動がきて、体を掴んでいる手に力が入る。細身の影が咆哮を上げると、その体からは想像もつかないほどに、コロセウムに声が響き渡る。やがて呼応するように観客の歓声が響いた)(血まみれになったコロセウムの床。大きな音を立てて、大木が倒れるかのようにずずーーんっと大きな音を轟かせて倒れ、そして、その巨漢の影は、やがて、動かなくなった。)「・・・コ、コレガ・・・」(あまりの久々の戦闘に、汗が吹き出るルジェ。自分はどれ程に未熟なのだろう、そう思いながら、細身の影が鎖を鳴らすたびに、体がきしむのを、ひたすら耐えていた)「・・・ン?」(巨漢の体から降りようとする影。・・・だが、鎖は首に連なったまま、離れようとしない。首が絞まるたびに、その巨漢の口からは夥しい血が吐かれて、床をますます汚していった・・・) [Sat 3 Nov 2007 12:11:12]
◆シノ > ( 背骨を砕かれた巨漢の上で、“キャプチュード”は笑う。数少ない悦楽を満たした事への喜悦が、その表情から窺い知れよう。 ) ―― ウゥオォォォォオオオオ!!! ( 獣のような、咆哮。首から鎖を外すのも忘れ、肺の中に蟠っていた空気を一気に吐き出す。観客の歓声さえ、飲み込むように。 ) ( 一頻り咆哮した後、細い人影は巨漢の背から降りる。が ―― 鎖はまだ、巨漢の首に絡まったまま。どうやら、すっかり忘れていたらしい。 ) ( ぐい、と力任せに引っ張る。巨漢の首が絞まる。力任せに引っ張る。首が絞まる。引っ張る。絞まる。……あれ? どうやって外すんだっけ、これ。 ) [Sat 3 Nov 2007 12:04:18]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 [Sat 3 Nov 2007 11:59:32]
◆ルジェ > (後ろに弓型のようにしなる巨漢の影。息の荒れも激しくなっていき・・・)(「がっ・・・、があっ・・、ぐああぁぁっーーーー!!」叫びにも似た声。とぎれとぎれになりつつあるその声に、ルジェは身震いをする。)「イッ・・・イツッ・・・」(体を抱きしめるようにして、争いの行方を見ている。)(かつて向いたことのない方角へと、ミシミシト音を立てて反り返る巨漢の影。)(「がぁっ・・・・ああががっ・・・・!!」最後まで、その叫びは観客に聞えたかどうか・・・。ばきばきばきっと骨の砕ける音がして、血を大量にはきながら、巨漢の影は奇妙な姿になり、コロセウムの床へと崩れ落ちる)「・・・・イッツ・・・ッ。ア、アレ、・・・細イ人ガ勝ッタンダ・・・」(身を細めて、痛みに耐えながら、ルジェはその勝負を見た。観客の声はより大きくなり、ルジェの鼓膜を刺激する) [Sat 3 Nov 2007 11:50:25]
◆シノ > ( 引きながら、立つ。詰る所 ―― 巨漢の背骨は、本来曲がってはならない角度まで無理矢理捻じ曲げられる。ミシミシと、骨格と軟骨が悲鳴を上げる音が、聞こえる。 ) ( コレは只の力技。身の軽さなど問題ではなく ―― 相手の事等微塵も考えて居ない事だけを証明するだけ。無茶をやらされた男の身体は、それと知れぬ形で悲鳴を上げるが ―― そんな事は、この少女には無関係。 ) ―― 五月蠅イ。黙れ。寧ろ死ネ。 ( 歪な弓形に引っ張られた巨漢の背の上で、再び呟くような声 ―― フィニッシュだ。 ) ( 頑丈そうな靴を履いた右足で、巨漢の背骨を ―― 全体重を掛け、踏み砕かん。 ) [Sat 3 Nov 2007 11:43:26]
◆ルジェ > (巨漢の影は、どうにも相手が捕まらぬと判ると、体を起こし、その細すぎる体ごとコロセウムの壁にぶつけようと体制を構える。)(まさか、その影が、背の上に立ち上がらんとしているかなど予想だにしておらず・・・)(「ぐわぁぁぁっーーーーー!!」巨漢の影は、膝をつき、手を振り上げて咆哮を上げている。手は自然と首へと・・・。鎖を振りほどかんと、必死の形相で)「・・・ナンテ、身ガ軽インダッ・・・・」(ルジェは、口を押さえながらも、その戦闘の一部始終を見ている。鎖の音がすぐ間近まで聞えてきそうで・・・)「・・・・イタッ!」(昨晩の痛みのごとく、各パーツがきしんで。・・・なにかを訴えようとしているような痛みがルジェの体中を走った)「ナ、・・・ナニ?」 [Sat 3 Nov 2007 11:32:52]
◆細身の影 > ( “キャプチュード”の試合は、基本的に殆ど組まれない。彼女は手加減や引き際と言う言葉を知らないため、必ず対戦相手を壊すか対戦相手に壊されるからだ。故に ―― 彼女の対戦相手は、必ず“死んでも良い”奴。今回も然りだ。 ) ( 勿論、そう死んでも良い奴がその辺に転がっているはずも無く。試合が組まれたのは、ざっと1年振り位か。 ) ( 鎖を締める力を強め、思い切り引き寄せながら、あろう事か巨漢の背の上に立ち上がらんと。伸ばされる手など、意にも解さぬ様子で。 ) [Sat 3 Nov 2007 11:26:04]
◆ルジェ > (「がああああぁぁっーーーーー!!」目を赤く染めながら、その巨漢の男は鎖を振り払わんと、もがいている。息がうまくできないのか、顔色さえも悪くなってきているのが、ルジェにははっきりと見てとれた)(ルジェは、拳を握りしめて、その行く末を見ている・・・)「・・・エ?ア、アノ細イ人・・・。狙ッテタノ?」(目を見開いて、その光景を目にする。咆哮を上げる影は、その力を緩めようとせず、どうにか細身のものにつかみかからんと、その大きすぎる手をのばすーーー) [Sat 3 Nov 2007 11:17:15]
◆細身の影 > ―― 死、ネ。 ( 呟く声は、周囲の罵声に掻き消されるだろう ―― ただ体格だけを見るならば、何時でも払い除けられそうに見える少女の影は、あろう事か笑いながら。巨漢に死刑宣告を下していた。 ) ( 手元の鎖が、ギリギリと。巨漢の首を締め上げる。 ) [Sat 3 Nov 2007 11:13:01]
◆ルジェ > (「・・・と、 [Sat 3 Nov 2007 11:08:55]
お知らせ > 細身の影さんが来ました。 『( ―― 細身の影は、笑っている。 )』 [Sat 3 Nov 2007 11:07:38]
◆ルジェ > (「ぐわあぁぁぁーーーーーっ!!」あまりの声の大きさに、びりびりびりっとルジェの体が震える。周囲の観客は、より興奮して「始末しろ!」などあちこちから罵声を浴びせている。)「・・・ア、アノママジャ駄目ダ・・・。」(ルジェは、唇を噛み閉めて、その行く末を見つめている。握っている拳の中は汗が出ていて。・・・目の当たりにする久々の戦闘。それは、命がけのものであり・・・・。ルジェの目は二つの影に、完全に吸い込まれていた) [Sat 3 Nov 2007 11:07:17]
◆ルジェ > (ルジェは今日は珍しく髪を下ろしている。チャームを入れたリュックは片方の肩にかけていて。・・・ルジェはコロセウムの客席から、身を乗り出すようにして、見入っている。)(一人、細身の影が動いた。咆哮を上げている明らかに体格差のありすぎるその物に跳躍しながら、首を狙って鎖をかけ、体を捻じ曲げてそのまま巨漢を後ろに引き倒した) [Sat 3 Nov 2007 11:04:17]
◆ルジェ > 「ワ、ワアァァッ・・・・!!」(人の多さに、驚くルジェ。そして、視力のよいその目で見たものは・・・。体格差のありすぎる二つの影。一人には鎖が両手にされている。もう一方は、邪気をはらんだ目をしながら、咆哮を上げていた)「ナ、ナニガオキルノ?・・・タ、戦イ?」(ルジェは胸を押さえて、その様子を見ている。観客からは容赦ない「殺せ!」という掛け声が、飛び交っていて。・・・ルジェは戸惑い気味だった) [Sat 3 Nov 2007 11:00:33]
◆ルジェ > (・・・しょうがないので、本日は久々にリュックにチャームを従えて、ヴェイトス市内を歩いている。・・・随分風も冷え込んできた。あまりの寒さにフードで顔を隠しながら)「サ、寒ーイ」(眉をしかめて、曇り空の下を歩いていると・・・)(歓声のような声が響き渡る建物に気がついた)「・・・ン?ナンダロ・・・」(ルジェはチケットを買って、中に入っていく・・・) [Sat 3 Nov 2007 10:58:14]
◆ルジェ > (昨晩遅く帰ってきたルジェに対して、チャームの視線は突き刺さるように痛かった)「・・・イヤ、アノネ、ルジェチョット考エ事ヲ・・・」(しどーろもどーろになりながら、現状を伝えようとするも、白い目で睨まれれば、なにも答えることが出来ず。頭痛を抑えたまま、あまり熟睡せずに朝を迎えてしまった) [Sat 3 Nov 2007 10:55:13]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 [Sat 3 Nov 2007 10:53:50]
お知らせ > ドレス姿の婦人さんが退室されました。 『 仮面が剥がれた瞬間、私は戦う術を失うのだ。 』 [Sun 26 Aug 2007 13:11:26]
◆ドレス姿の婦人 > ( 全く酷い目にあった。 酒場で待ち合わせをした情報屋は周囲に当たり前のように情報屋として顔を知られていて、仕事の話をしている真っ最中だと近くの席に座っていた男に簡単に暴露されてしまうような賛嘆たる有様で。 その上見知らぬ男にその事をやたらと勘繰られるわ、なにやら素性を疑われるわ酷いもので。 戦闘能力の無い自分の唯一の武器でもある変装も化粧も演技も全て看過するような何者かだったのだろうか? それともギルドの中に内通者でも居て、私の個人情報が漏れているのか。 それにしても特徴を特定できないように日頃から気を使っている分、ショックは大きい。 あの男、私の事を「お嬢ちゃん」と呼んだ。 出来るだけ大人に見える装いをしたにもかかわらず、実年齢を知っている前提のような言葉。 今後最低1年はあの酒場には近付かないし、マークされている可能性があるならこの件も誰かに引き継いでもらって身を引いたほうが良いかもしれない。 ) [Sun 26 Aug 2007 13:09:14]
◆ドレス姿の婦人 > ( 女、ヴァンパイアハンターギルド「カーン」職員、エリエッタ・嘉村はようやく仕事の話が纏って一心地ついた所。 あとは男―――情報屋と暫らくカップルらしく振舞って時間を過ごし、表に待たせている馬車でこの場を離れるだけだ。 今度こそ問題ないだろう。 ) 助かります。 無能な情報屋に引っかかって手間を掛けさせられていた所で。 ( 男は「オーベィビィそんな男はこの俺がワンパンチで追い払ってやるよ」とかオーバーリアクションでおどけて見せ、此方も自然に笑ってしまう。 この男も演技とかにかけてはなかなかやってくれる。 貴族でもなければ事業家でもない、ただの日陰者の割に伊達男風の着こなしが様になっていた。 ) [Sun 26 Aug 2007 12:47:49]
◆ドレス姿の婦人 > ( 男は貴族風ではないが、何処ぞの事業家の小金持ち風。 女は慣れた様子でコロセウムを見下ろしながら冷たいカクテルを傾ける20代半ばくらいの婦人。 囁くような小さな声で時折微笑みがら何か話していて、近くに他の観客が居ない席を選んで座っている。 間違っても「隣の席の男が聞いていた」とか「場違いな雰囲気が気になる」とか言う事は無い筈。 優雅な生活をする階級の男女が昼間から悪趣味なデートの最中といった所。 ) [Sun 26 Aug 2007 12:41:57]
◆ドレス姿の婦人 > ( 昨今の鼠騒動でコロセウムの人の入りはあまり良くないようだ。 昨年の悪魔騒動の時もそうだったが、今年は特に市内にまで騒動は及び、より間近で生々しい死臭が漂う惨劇に発展した。 家族や友人を殺された者、自身が傷付き未だ病院のベッドから起き上がれない者、人種差別に怯えて身を潜める者。 奴隷は人間ではないという暗黙の了解があるとはいえ、いったい何処の誰がわざわざこの時勢に殺人ショーを観になど来るものかという話だ。 がらんとした昼のコロセウムの客席にはぽつ、ぽつ、とそれでも訪れる観客の姿。 各々どういった身の上の人物かは知らないが、モチベーションの低い試合そのものを真面目に観戦している姿は少ないようだ。 ひさしの広いキャプリーヌを被ったアフタヌーンドレスの女はそんな風に会場を見渡しながら、隣に座る男に言った。 ) [Sun 26 Aug 2007 12:32:13]
お知らせ > ドレス姿の婦人さんが入室されました。 『 では、そのように。 』 [Sun 26 Aug 2007 12:24:36]
お知らせ > フィオさんが退室されました。 『(それでも深夜の試合はまだ終わらない)』 [Tue 3 Jul 2007 02:48:13]
◆フィオ > ぐ げ ぁあぁぁああ!! (片方の首はといえば、無防備だった左肩へと牙強く突きたてた。 顔が歪んだ。) [Tue 3 Jul 2007 02:47:57]
◆フィオ > (しゃがみ込むように相手の首下へと膝スライディングして滑り込んだ。擦れた膝は何の保護もしなかった。きっと皮がむけてしまっただろう) 阿ッ!!!!! (叫んで、片方の首へと手跳ね上げた。顎から真上へとそれを突き上げ、相手の首からは嫌な音がする) …… しまっ (だが、相手の首は二つあった) [Tue 3 Jul 2007 02:46:36]
◆フィオ > (周りから今度は首をもぎ取れとコールをかけられる。 そんなん聞こえないほどに息あがっていた。棒を離し、少しずつさがる。打ち込んだ頭には頭痛が走り、デコは赤くそまった。 相手はといえば、棒咥えたまま首を振る。打ち込まれた場所を片手でさすった) くっ…… (ふらついた。だけれど) 楽にしてやるッスよ!! (走りこんだ。 腕ぐん、と後ろへひっぱる。その首を跳ね飛ばしてやろうと) はぁあああ!! (相手も棒を吐き出して、それを構えた) [Tue 3 Jul 2007 02:43:53]
◆フィオ > (前々から話は聞いていたのだ。深夜にはこういう獣を処理する為のショーが開催されると。 それにぶち当たった) く そっ!! (片足に力いれ、膝つく形で一度尻餅から持ち直さんと棒頼りに獣を押した) 負け る かぁあああ!! (ふざけるな、と叫んだ)(獣睨みつけ、そのまま中腰まで持ち上げる。 棒は相変わらず嫌な音立てて獣の歯を受け止めた) る ぁああぁ ああああ!!! (一度両手の力抜いて、相手引き寄せた。頭を少し後ろへ下げ、そのまま相手の食らい付いている方の頭へと頭突きはなった) [Tue 3 Jul 2007 02:39:22]
◆フィオ > げっ…… (目の前にある棒に亀裂走った。相手の顎の力のほうが上回ったようだ。いよいよ体が危機を感じたか。背筋にも汗が一つ落ちていった) [Tue 3 Jul 2007 02:34:31]
◆フィオ > ( と、その瞬間である ) [Tue 3 Jul 2007 02:33:09]
◆フィオ > (それに対して棒を横へ構える。両手で押さえ、獣の口へと向けた。木よりも硬いが、決して金属でもないソレに獣の歯が、歯茎がぶち当たって嫌な音を響かせる。 尻餅ついた形でそれを乗り切らんと気合こめる) だ、誰が こんな事――!! (周りの観客からは、格闘少年の腸がぶちまけられる事を期待する声があがる。 額から冷や汗が出つつも、なげかけた言葉は相手である猛獣へ) (棒をかみきらんと、何度も噛み付き、其のたびに嫌な音と、腕の筋肉が震える感触を感じた) [Tue 3 Jul 2007 02:32:15]
◆フィオ > うああ!! やばいってコレ!! (珍しく棒を持たされていた。なぜなら) まじまじ、ありえないッスよ!! (相手が「人間」では無いから。 今回の相手は 元動物 らしい。 深夜だからと表へ出された実験物。 言うならばキメラと言おうか? ライオン頭二つついてますよ先生) ちょっ!! (避けて歩いているわ、相手の爪が飛び出た大きい手。 ぶんぶんと物を振るような、風をきるようなそれに何度目かの横へ逃げる行為。飛び交う獲物にそいつはただ歯を向けてきた) [Tue 3 Jul 2007 02:27:56]
お知らせ > フィオさんが入室されました。 『(深夜の闘技場。響くは叫び)』 [Tue 3 Jul 2007 02:19:16]
お知らせ > フォウルさんが退室されました。 『( 敵のどこを 狙うべき、 なのか。 )』 [Sat 5 May 2007 00:34:30]
◆フォウル > ( もしあれが膝への攻撃なら、もっと早く勝負はついていただろう。 関節の曲がる方向は決まっている、その逆への負荷には長くは耐えられない。 )(『何処に』『如何』ダメージを与えれば、効果的に結果を出せるか )( 頭の出来はよくないくせに、気がつけばそんな事ばかり考えていた ) ( ――即ち ) [Sat 5 May 2007 00:33:15]
◆フォウル > だからホラ、避けられるモンは避けないとダメだってェー…あーあーあー。 ( 哀れサンドバッグ状態のサムソン。 思わず身を乗り出した隣のオッサンがやったら悔しそうなのは賭けに負けそうだからか、彼には気の毒だけど勝負はこのままつきそうだ。 …それにしても、避けずに敢えて防御に甘んじ続けたのはマッチメイク――上からの指示、だったとしても。 ) [Sat 5 May 2007 00:26:36]
◆フォウル > ( ――受け止め切ってるんだけど。 ) 素手同士でああいうの、アリなんかなー…あああホラ、言わんこっちゃないっ! ( 両闘士の名前は忘れた。 便宜上アドンとサムソンと呼ぶ。 ――呼ぶったら呼ぶ。 兎も角、アドンの蹴りを「受け続けた」サムソンの外腿が赤を通り越して青黒くなっていた。 蓄積ダメージがとうとうキたんだか、動きの鈍くなった所に一発見るからに痛そうなやつがごっすー。 ) [Sat 5 May 2007 00:20:09]
◆フォウル > ( もっとも、ンな事言うと「甘い」とか「それは奇麗事でしかない」とか至極ごもっともなツッコミを受けるに違いない立場にいるんだけど。 傭兵の給料は他人の血だとか、一体どこの誰が言ったんだろう。 正しすぎて反論の余地がない )( 何でも最近のコロセウムでは、こういった気楽に見られる試合も少なくないんだとか。 ――行儀悪くストローに息を吹き込んで、両闘士の応酬を見送った。 多分互角なんだろう、互いの攻撃はキレイに受け止めきられている。 ) [Sat 5 May 2007 00:08:51]
◆フォウル > ( 果汁を水で薄めたような、安ッすいドリンクを片手に「試合」を眺めている。 ――先日の依頼報酬で纏まった金が入った。 だから、って贅沢のつもりはないんだけど――喧嘩はキライじゃない。 寧ろヤレヤレと煽る方だ ) お、いい蹴り入ったー。 ( 殺し合いからは程遠い、スポーツに近いカードを選んだ。 人の生死は見ものじゃない、と思う。 ) [Fri 4 May 2007 23:57:49]
お知らせ > フォウルさんが来ました。 『《 観客席 》』 [Fri 4 May 2007 23:51:32]
お知らせ > ヴェラ@医務室さんが帰りました。 『その後、目的のものを得るまで、しばしの時を要した…』 [Mon 30 Apr 2007 11:50:45]
◆ヴェラ@医務室 > (杖…杖が欲しいのだが…)…палкаガ…ホシイ……(杖って、なんていうのか分からない!兵士はあからさまに“はぁ?”という顔をするのみ) [Mon 30 Apr 2007 11:47:46]
◆ヴェラ@医務室 > (まずい…このままじゃとてもじゃないが、屋敷に帰るなんてことはできない。馬車を走らせるお金も無い…昨日は負けたから。せめて、杖が欲しいのだが…)……ア……アノ……(柱に縋りついたまま、背後を見遣れば、兵士に呼びかけ) [Mon 30 Apr 2007 11:41:37]
◆ヴェラ@医務室 > (どこかに、傷口を開いて骨に釘を打ち込んで、骨折の治療をしようとした医者が居たようだが…結局その部位から膿が溜まって、骨が腐って、全身に毒素が回って高熱の内に死んでしまったらしい。いくらなんでも、それはゴメンだ。)…グ…ァッ!(立ち上がると背筋から後頭部にかけての激痛…まともに座位を保持するのも一苦労。)セ…セワカケタ……帰ル…(よろ、よろっと、傍の柱にしがみつきながらも何とか立ち上がり、兵士に一礼すれば部屋から出て行き。) [Mon 30 Apr 2007 11:29:43]
◆ヴェラ@医務室 > …ウッ…クク……(顔を歪めながら、ずる、ずるっとベッドより這いずり出る。背中の痛みがほとんどメインで、四肢は良く動くようだ。まともに骨折などしたら、拳闘士としてはまったく役に立たなくなるだろう。余程、軽症でもない限り、折れた四肢は元に戻らない。) [Mon 30 Apr 2007 11:23:14]
◆ヴェラ@医務室 > (起きろっ、というがなり声に目を開けば自分が横になっているベッドを兵士が蹴っていた。)……あ…アァ……今日…ナンニチ…??っグッ…!!(身を起こそうとすると、背中の中心から後頭部にかけて激痛が走る。寝違いなどとは違う…、明らかに外傷による痛み…。)“一日しか経っていない。次の奴が来るからお前に居座られちゃ困るんだよ!”(大分聞き取れるようになった共通語に、なるほど、と納得する。手足の感覚がある、ということは背骨は折れていないらしい。) [Mon 30 Apr 2007 11:19:15]
お知らせ > ヴェラ@医務室さんが入室されました。 『乱暴に揺さぶられ…』 [Mon 30 Apr 2007 11:13:40]
お知らせ > ヴェラさんが帰りました。 『次に目を開けたのは医務室でのことだった…』 [Sun 29 Apr 2007 12:53:33]
◆ヴェラ > ぶんっっ!!!(ぎゅぅぅっと腰にベルトが食い込んだと思った瞬間、ぶちっと何かが切れた。次の瞬間、上下左右、まったく世界が分からなくなった。)(オーガが大きく振りかぶり、女を投げ捨てる。ぶちっとベルトがちぎれ、地面と水平に飛ぶ女闘士…。そのまま受身を取ることもできずに観客席を仕切る石壁に激突し…)ドチャッッ!(世界が暗転した…) [Sun 29 Apr 2007 12:52:53]
◆ヴェラ > (いける…っ!このまま、こいつの足を再起不能なまでに削り取ってやれば……!)……っっ!?(そう思った瞬間、世界が反転した。アレ?何で体勢を低くしていたはずなのに、青空が見える?自分がオーガに両手で腰をつかまれ、その頭上に持ち上げられていたとは瞬時には気づけなかった。)っっっっ???(観客から見れば、足から血を流したオーガが、拳闘士の女の腰のベルトを片手で持ち替え、砲丸投げの如く腰を沈め始めたように見えただろう。) [Sun 29 Apr 2007 12:49:35]
◆ヴェラ > (まだだ。この感触、ダメージを与えてすらない。言わば、一瞬気をそらしただけ。ならば、できうる限り、この隙に決定打を叩き込む。ぐぐっと中指を突出させるように拳を握りこめば…)フッッッ!!!(だんっと、踏み込み、その拳を弧を描くように何度も振りぬく。ザシュザシュザシュッッ!!刃を持たぬはずの拳が、オーガの下腿を幾重にも切り裂いた。ガァァァーーっと苦悶の声が頭上で上がった。) [Sun 29 Apr 2007 12:38:18]
◆ヴェラ > (こちらが駆け出すのにようやく気づいたのか、オーガがこちらを向いたのは既に数歩分の距離の間合いを残すのみとなってから!)ハァッッ!!!(だんっと跳躍し、そのまま両足で相手の顔面を蹴りつける。めきっと、重々しい感触が足首に伝わる。どさっと、地に落ち、そのまま受身をとりつつ背後に起き上がれば、わずかに上半身を傾がせた体勢の相手が目に入った。) [Sun 29 Apr 2007 12:28:16]
◆ヴェラ > (自分が当初暗殺しようとした貴族の嫌がらせだろうか?勝てるのか?あれに…。)…っっ!!(始まりの合図が成されるや否や、走った。掴まれればおしまいだ。先手必勝。汚いとなんと言われようと虚をつき…勝つっ!) [Sun 29 Apr 2007 12:17:48]
◆ヴェラ > (一瞬、かのゴリアテが出てきたのかと思ったが違った。ジャイアント…?。その知性に欠けた顔を最大限にゆがめ、唾液を撒き散らす様は…少なくともそのかなり低位に属するものに思われた。人食いのオーガと言う類か…?)………(低位だろうが何だろうが、その恐ろしいまでに浮きあがった筋肉は本物だろう。抱きしめられればそのまま絞め殺されかねない。貴族の所有物となった自分に、“殺せ”コールはかかりにくいだろうが…試合中の不慮の事故、ともなれば話は別だ。) [Sun 29 Apr 2007 12:02:11]
◆ヴェラ > (不意にわぁっと歓声が高まった。独闘を中断し、相対するゲートを見遣れば相手のシルエットが次第に陽光の下、明らかになる。)какой!?(思わず驚愕の替えをあげる。露になった相手…その身長2mはあるかと思われた巨躯を見て。) [Sun 29 Apr 2007 11:51:43]
◆ヴェラ > (先に入場したのは自分だったようだ。自分はベアナックルが基本のファイティングスタイル。拳はごつごつしてて、本当に社交界などに連れて行かれたら手など握れたものではないだろう。そんなことを考えながら、相手の登場を待ちつつ、その場で独闘(シャドー)を始める。) [Sun 29 Apr 2007 11:38:22]
◆ヴェラ > (門をくぐれば、ギラリと照りつける日光と共に耳を引き裂かんばかりの歓声に包まれた。サンジェルマン卿にこの身を買われてからしばらく闘技のマッチングは無かった。鍛錬は続けているので、体がなまっているとは感じていなかった。)………(周囲を見回せば、興奮した観客が足を踏み鳴らしつつ歓声を上げるのが分かる。別に自分に対する応援ではない。これより始まるショーに対する興奮だ。さて…今日の相手は誰だろう?) [Sun 29 Apr 2007 11:29:55]
お知らせ > ヴェラさんが入室されました。 『響き渡る歓声…』 [Sun 29 Apr 2007 11:25:06]
お知らせ > ジンさんが退室されました。 『ゲートが開くのを待つ――これもまた、奴隷の日常』 [Sun 15 Apr 2007 21:43:23]
◆ジン > (――ずん、ずん、と転がった此方へと向かってくる男。 この状態から頭に一撃見舞われれば、それで一巻の終り。 奴隷にはありがちな、あっさりとした生の終焉。 だけれど――……)……ふ、……ッ!(転がったまま、脚で地面を蹴って、体を半回転。――そのまま腕を伸ばして、剣を振るった。 ぶつり。 いやな音が一つ。 そして続いて絶叫と、地面に倒れる音。 ――アキレス腱を切られた男の、喚き声。 立ち上がって体勢を立て直した少年は、無表情に歩み寄る)………ごめん(今日は『殺せ』と言われたから。ぼそりと呟いて、少年は彼の喉笛に剣を振り下ろした。 噴出した血が、顔と、戦盆を汚す。 彼の体の痙攣が治まるのを待ってから、その鉄兜を外して被る。――血の臭いがした) [Sun 15 Apr 2007 21:40:56]
◆ジン > (――先に動いたのは男だった)―――ッ!(ぶおん、と飛来する分銅と鎖。頭に当れば頭蓋骨くらい砕けてしまうような凶器。それを……)……ふ、……ぅッ!(――鎖へと叩き付けるように剣を振るって、分銅を遠ざける。 そのまま、さらに一歩踏み込んだ。 兜の奥の瞳と視線が交わる)…………ッ!(其処を、躊躇なく盾の縁で殴りつける。――鈍い金属音。いくら兜をつけていても、衝撃までは殺せない。 よろめくように後退したところへ、すかさず連撃を放とうと接近して――)………ぐ、ぁ……ッ!?(思い切り、鳩尾に蹴りが入る。 吹き飛ばされ、転がるのは自分。 一瞬息ができなくなって、咳き込むように) [Sun 15 Apr 2007 21:30:43]
◆ジン > (じりじりと距離を詰めて行く。その間も、ぶんぶんと唸りを上げて分銅は回転を続けている。――あれで殴られたら痛いだろうなあと思ったから、少年は頭を庇うように盾を構えた。)…………っと(ある程度距離を詰めると、男は横へと歩き出す。これ以上近付けさせないつもりだろうか。 それに従って、此方も脚を動かせば、二人でにらみ合ったまま円を描くような軌道になる。 まるで犬の喧嘩のよう。――まあ、奴隷は社会的に言えば、犬とそう変わらないのだし。間違いではないのかもしれないが。 兜の奥、男がどんな顔をしているかは見えないけれど、少なくとも少年は無表情だった。 睨みあいが、しばし続く) [Sun 15 Apr 2007 21:18:22]
◆ジン > (――ガラガラと巻き取られる鎖に引き上げられ、開かれるゲート。それを横目に、ぼんやりと空を見上げる。何か見えるだろうかと期待したわけではないけれど、其処に見えた星空は綺麗だった、と思う。 あまり綺麗なものを見たことはないけれど。そういえば、昨夜の少女は綺麗、と言うのだろうか。 やっぱり、彼にはわからなかった)―――……ん。次、か……(ゲートを潜って現れたのは、兜と円盾。それと――ええと、何て言ったったけ、少年は名前を知らなかった――フレイルを手にした男。兜は欲しいなと、ぼんやり思う。血はある程度でなければ死なないけど、頭を一撃されたら死んでしまうもの)……よろしく(小さく呟く声を無視して、男は分銅を振り回しはじめた。盾を構え、手の内でグルンと剣を回転させて持ち直す) [Sun 15 Apr 2007 21:13:48]
◆ジン > (曰く、昨晩の『陵辱劇』で、少女の体を隠すようにしたのが気に入らなかったらしい。或いは、彼女が処女であったことが原因だろうか。其処までは少年にはわからない。 ただ、ギルドの職員から言われたとおり、徒手空拳で戦盆に立たされたのが三十分ほど前)………ッ! は、ぁ……(周囲には死体が三つほど。そして彼の手には剣と円盾が握り締められていた。 装備を与えられた奴隷――何人だかは聞いていない――相手の勝ち抜き戦。 最初の一人を石で殴り殺して剣を奪い、次の一人から盾を奪い、三人目を今切り倒したところ。 地面に落ちた血は、既に砂に吸い込まれてしまって脚をとられる心配は無いが、常と違い手甲無しで握り締める武具は、汗で滑りそうだ。ごし、とシャツで掌を拭って、武具を構えなおす。 四人目は、すぐに出てくるだろうから) [Sun 15 Apr 2007 21:07:30]
お知らせ > ジンさんが入室されました。 『――懲罰だと、無感情に言われた。』 [Sun 15 Apr 2007 21:02:27]
お知らせ > ジンさんが帰りました。 『――後で、彼女の控え室を訪れる少年の姿が見られたかもしれない』 [Sun 15 Apr 2007 01:22:20]
◆ジン > (――はぁ、はぁ、と荒く息を吐いて。少年もまた――その場を後にする。 ひょっとすれば――) [Sun 15 Apr 2007 01:22:02]
お知らせ > イオナさんが退室されました。 『閉幕と同時に、107は職員の手によってその場から連れ去られるだろう』 [Sun 15 Apr 2007 01:21:32]
◆イオナ > ―――― ( 何度も打ち付けられる痛みと知らない感覚。良く分からない突き上げられる感覚にマヒする。 ) ――――ッ!! いゃぁ ( びく、と震えた。二度目。 再びの知らない感覚にふるふると頭を振る。―――そして、何か熱いものが背中に掛かる。 ) ――――、 ( ぐったりと、107は地面に倒れる。アドリブ満載の演出家による暗殺者と村人達はこうして幕を閉じ、次の舞台へと殺人遊技場は姿を変えるのだろう ) [Sun 15 Apr 2007 01:19:33]
◆ジン > ……っく。あと……もう、少し……ッ(じゅぶ、じゅぶ、と。少年が腰を打ち付けるたびに、卑猥な水音が響く。 力の抜けた彼女の体を支えるように腕を回しながら、なるべく早く少女を苦しみから解放しようと――いや、それだけではない、のか。何が起きたのか、彼は気付いていないけれど、力の抜けたとたんに締め付けの良くなった彼女の其処は、とても心地良かったという、点もあって)……僕、も。――なんか、頭の中、が……(――それは絶頂に近付いていることを示すのか。少年にはわからなかったけれど。じゅぶ、じゅぶ、とさらに数度、腰を撃ちつけて――そこで、彼の男根がびくびくと震えたのを、彼女は感じるだろうか?)く、ぅ……ッ! で、る……ッ!(ずる、と最後の理性で辛うじてそれを其処から引き抜くことが出来た。震える男根の先端から、熱を持った精液を彼女の背中へと放ち――これで、この『陵辱劇』もフィナーレ、だ) [Sun 15 Apr 2007 01:13:36]
◆イオナ > ――――― ( はぁ、はぁ、と荒い息が漏れる。覆いかぶさっている以上、背中にずっと少年の体温を感じている。熱くて、暑い。 ) ――――――。まだ、な、の? ( がくがく、というよりは肉の塊のように動かなくなった107の身体。火照りだろうか、赤くなった身体に未だ締め付けの続く膣に―――。地面の染み。そこから予想できるだろうことに果たして少年が気づくかは否、だが ) ――頭、が、白く、て。 ( 永遠とも思えるほどに続く繋がり。107は痛みや快感というよりも頭の中が真っ白になっているような感じの中、ただ一心に、というよりは自動的に少年のソレを締め付けるだけの、肉壷に成り果てていた ) [Sun 15 Apr 2007 01:08:22]
◆ジン > (モノに目は不要。モノに口は不要。モノに心は不要。さもなくば長生きできない。だから、少女と少年の交わりも、極めて義務的。――でなければならない、筈だ。 少なくともモノである彼は、彼女を気遣ってはならない筈なのに。 しかし、義務的な動きの中に、何処か気遣いを感じる観客も――ひょっとしたらいたかもしれない。 彼女の体を観客から隠すように覆いかぶさりながらの、犬のような交わり。)く、ぅ……ッ!(次第に締め付けを増していく膣に、少年の食いしばった歯の間から呻きが漏れる。…………ただそれでも絶頂は近い、が、まだ遠くて。だから、それでも腰を動かしていた、が――)……ッ? ……大、丈夫……?(急に力の抜けた彼女に、驚いたように声をかけて) [Sun 15 Apr 2007 01:02:36]
◆イオナ > ( 義務的にかつ事務的に。奴隷と言うモノ同士の交わりを見る人間は何を思うのか。それこそモノが考える必要の無いことだ ) ―――ぃゃ。やっ! ――んっ! ( 痛いのか、気持ちが良いのか。わからなくなってくる。目を瞑り、水音と肌を打つ音だけが聞こえる。びりびりとした痛みが未だに残りながらも一定の痛みを超えた『何か』が頭の中で主張する ) ―――――いい、からっ ( 痛みと『わからない』物に怯え、逃げるように目を瞑り、徐々に膣がきつく絞まり、ぎゅうぎゅうと絡みつくように、吸い付くように少年のソレを締め上げた頃、 ) ―――ん。ぁ・・・・・や――ッ! ( 107の身体からぐんなりと力が抜けるだろう ) [Sun 15 Apr 2007 00:58:00]
◆ジン > …………ん。わかっ、た(彼女の悲鳴と、動きと、そして――裂け目から垂れる、赤色。それがわかっていたから、少女の望みに、少年は頷きを返し、腰を動かし始めた。なるべく痛みを与えないように気をつけながらも、何処か義務的に。なるべく早く自分が果てることができるように。そうして動きながらも、少女――107の眼を見つめたまま、だった)……その。……ごめん(ぽつり、と。口をついて出た言葉。無表情な少年の呟きだったけれど、無感情ではないことが伝わるだろうか) [Sun 15 Apr 2007 00:52:32]
◆イオナ > ( ぶつり、ぶつりと何かが切れていく感触に107は悲鳴を一度あげる。その声を演技と取るか、本物と取るかは演出家にしろ観客にしろ勝手な話しだが。ただ、少年の目にはそれが本物か演技か判断できるだろう、赤色が見えるだろう ) ―――ッ。 い、いい。 ( ふるふると首を振る ) 早く動かし、て。 ―――こんな、こと。 はや、く 終わらせ て ( 動きを止められているだけで痛かった。苦悶の表情とも羞恥の顔とも取れる表情の中で、107は締め付けあげる少年の熱の量よりもただ焼きつくような痛みに耐えていた ) [Sun 15 Apr 2007 00:48:48]
◆ジン > ……ッ! く、ぅ……ッ!(想像以上の締め付けに、彼もまた、歯を食いしばって耐えるように。――ただ、体を貫かれていく彼女よりは軽いものだろう。だから、少女から目を離さない。 交わったままの視線に、娘が何を思うかは、わからなかったけれど――。 そのまま、ゆっくりと一番奥まで、彼女の膣を蹂躙しよう。本人にそのつもりはなくとも、少女にとってはそうなってしまうから)……ん、っく。……声、出した方が、楽……だ、って(気休めにもならない、だろうけれど。一番奥まで貫いたまま、少年は動きを止める。彼女が動いても良いような常態になるまで、我慢しなくては) [Sun 15 Apr 2007 00:43:38]
◆イオナ > ――――っ ( 擦り付けられるだけでびくりと身体が震え、膣が絞まる。ぎゅ、と目を瞑る。107は少年の言葉に小さく頷き、 ) ――――いっ!! ( びくん、と身体が震えると同時に膣が絞まる。ぎゅうぎゅうと何か締め上げているのだと感じる。身体の中で何かが壊していく。ぎちぎち、と少年のソレによって何かが壊れていく。 ) ―――いた、い。 ( 虚ろになる視線。下唇を噛むようにして、少年の目を見て言う。 ) [Sun 15 Apr 2007 00:39:30]
◆ジン > …………ん(僅かに濡れている秘部。そこに、少年の男根が宛がわれる。――熱持ったそれで、軽く、そこに滴る密を絡めるようにしてこすり付ける。 此方も濡らしておいた方がきっと痛くはない、だろうと思う。 訓練所の猥談でしか聞いたことのないハンパな知識であったけれど)…………―――(彼女の視線。それに応えるように、少年は小さく頷いた。少女の体に覆いかぶさるようにするのは、少しでも視線から隠す為。――この事に関しては彼女に咎はないし、叱責を受けるのは自分だけだろう。『いくよ』と、口を動かすだけの呟き。それから、ゆっくりと、少女の体を貫いていこうか) [Sun 15 Apr 2007 00:34:43]
◆イオナ > ( ずるり、とズボンが下ろされる。下着と一緒に下ろされたズボンの下、秘所は僅かに濡れている。 ―――感じていたか、感じていなかったか。それすら107にはわからない。ただ、どちらにしてもそう言うう風に人間の身体は作られている以上、それはどうしようもないほどの性なのだから ) ―――――― ( 四つんばいになるように、いや、四つん這いどころか地面に投げ出されたように腕から力を抜く。後ろに向いた視界の中、少年の姿が見える。 ) ――――。 ( 視線で訴えかけるように。少年の目を見る。観客にしろ、演出家にしろ。物語は結末へと落ちていくその雰囲気のなか、松明の匂いと明かりだけが全てに見えた ) [Sun 15 Apr 2007 00:27:08]
◆ジン > ……うん。僕も、君と同じ、『モノ』だから。(こうして、俯いて、呟いている少女と、同じような立場である以上、主の命令には従うようにできている。それでも、だからと言って彼女を傷つけてしまいたいわけではなくて。だから――……だから。一瞬、触れるだけの口付け。 それから、やはり淡々と――ただ先ほどよりは気をつけて、彼女の胸を撫でていこうか)わかった。……それぐらいしか、できないけど(ただ、それで彼女の苦しみが少しでも軽くなるのであれば、と思う。『モノ』は感情なんて不要だ。でも、それでも。そう思ってしまったのだから仕方が無い。 片手で、彼女の下半身を未だ隠しているズボン。それを膝まで降ろしていこう。既に此方の準備はできているから、あとは、少女の方だけだ) [Sun 15 Apr 2007 00:21:24]
◆イオナ > ―――――。。いい。あり、がとう ( 唇が離れる。唾液が零れ、弾け、落ちた黒髪の中で107は小さく、小さく、呟き続ける。 ) 107は物、だから。いい。物だから、いい。嫌なこととか、無い。107に名前は無い。107が名前―――。名前が無いのは、何も感じないのと、一緒だから ( 淡々とした口調。どちらにせよ、待っている運命は同じなのだろう。『初めて敗北を知った経験浅い剣闘奴隷』はただその運命を受け入れるだけのこと。そう、皆通ってきた門なのだから ) ――――。せめて、 ( 107は笑わない。だって107は物だから ) 早く、終わらせて ( 見上げた瞳、少年とぶつけた瞳は無感動に揺れている。 ) [Sun 15 Apr 2007 00:16:19]
◆ジン > ……ん。(――それに。目尻の涙に、気がついたから。 少年はすぐに唇を離した。つ、と伝う唾液の糸を自分の腕で拭いながら、小さく彼女に囁いた。『ごめん』と。今更では、あったのだけれど――。胸への愛撫も、表面を撫でるようなそれへと変えようか。遠目には、揉んでいるのと変わらないだろうけれど)……その、やめようか? 今なら、まだ――(……多分、ここでやめれば観客はブーイングだろうけれども。或いは、『村人』達が戻ってくるのだろうか。 ――ただ、少なくとも、彼女を放置するわけにもいかない。そう思った少年は、ぎこちなく、自分が陵辱しようとしていた彼女に囁いた) [Sun 15 Apr 2007 00:11:13]
◆イオナ > 」( 舌が蹂躙されていく。口内が。唾液が。どっちがどっちなのかがわからなくなっていく。 107の胸の先端は硬くなっている。びりびりとする感覚に107は怯えるように肩を震わせる ) ――――― ( アイコンタクト。それを少年がしようとするならば、きっと気づくだろう。107の目元が僅か濡れていることに ) ――――ッ ( ぴくん、と107の体震える。ズボン越しに感じる少年のソレを感じたからだ。演出家など意識している余裕など107にはすでに無かった。ただ、『見られている』という感覚と『犯されている』という意識だけしかなかった ) ・・・・・・。ん、んぐぅ ( 絡まる舌。それに絡ませるようにして、いや、と言う風に僅かに首を振り、舌を少年の口内に押し戻そうとするような動きをするだろう。 ) [Sun 15 Apr 2007 00:03:13]
◆ジン > ……ん、んん……ッ(舌を絡めるようにしながら、少女の胸をやわやわと刺激していく。拙い愛撫であるが、どうだろうか? 観客はどんな反応をしているだろうか。 這うように逃げ出そうとする彼女に、覆いかぶさるように)……ん、んぅ……?(視線で問うのは、演技ではなく、嫌がるような気配を感じたから。『キスをやめようか?』というアイコンタクト。通じるかどうかはわからないが。 そして、彼女の腰に当っているそれは、だんだんと固くなっていくのがわかるだろうか。くぐもった声。それが届けば、『演出家』は満足するだろうか? 生憎と少年には、わからなかったけれども) [Sat 14 Apr 2007 23:57:15]
◆イオナ > ―――ん。 いゃ ( 本音を一つ漏らし、身じろぎを一つする。 ) ―――よくなっ――ッ!! んぐ ( 口を塞がれた。いやいや、とする風に首を振るが効果は無い。――――腰に、何かあたった。 ) ――――ん、んん。・・・・・・・・・・・・ ( 喋れない、と気づいたときに慌てた。逃げようとするように107は這うように逃げようとするが、それもまた無意味なことになるだろう。背中から覆いかぶさるように犯されているような形になるだろうか。どういうことが観客を盛り上げてくるのかは知らないが、それでも107はどうにか。尻に当たる感触にくぐもった声を漏らす ) [Sat 14 Apr 2007 23:52:41]
◆ジン > …そっか。じゃあ、こんな感じかな(やわやわと、今度は彼女の胸を揉むように。指先で、乳首を突いてみようか。観客は、派手なパフォーマンスを好むのだろうけれど、まあ仕方あるまい。派手な性交なんて、なかなか難しいじゃあないか? 自分はわからないけれど)良かったじゃないか、初めてが俺のような人間で……!……ええと、それなら(か細い抵抗を防ぐように、自分の体を少女に密着させて、首を伸ばす。可能なら、彼女の唇を自分の唇で塞いでしまおうと。 キスをしていれば、叫び声をあげなくてすむだろう。 そうしながら、自分の腰を、彼女のお尻にこすりつける。――この後に続かせるなら、起たせないと話しにならない。それに、こうした動きは観客を盛り上げる、らしいし) [Sat 14 Apr 2007 23:47:19]
◆イオナ > ―――別に。大丈夫 ( 指が這い回る感触にびくりと107の体が震える。 ) ―――そんなの、って!! ―――。じゃあ。いい ( 逃れようと動く。へたくそな演技。少年の肩を後ろ手に押そうとするが上手くいかない ) いやぁ! ―――――ちょっと、嫌な感じ ( ぽつり、と漏らす。晒されているのはいつものことだが ) そんな! 初めてをこんなことで―――ッ!! お願いしますから! ――――叫ぶの、咽痛い [Sat 14 Apr 2007 23:40:11]
◆ジン > ……痛かった?(問いつつも、その小さな胸の上を這い回る指の動きは止めない。先ほどよりも、多少、力を抜いたが。――ああ、しかし。叫ぶというのは良い方法だ。どうして気付かなかったんだろう)命令だろうと、お前が命を奪ったことには変わりない――多分(まあ、違っていても、臨場感があれば良いのだと言われたように思う。臨場感ってなんだろうか。まあ、あまり自分には関係の無い事柄であるし)……ん。わかった、それじゃあ、また後で(とはいえ、今はこの興行が終わっていない。背を反らせる彼女に習い、その未成熟な体躯を衆人に掲げるように持ち上げてみせる。泣き叫ぶ娘の姿と、冷静――冷酷?――な少年の姿に、興奮を覚える観客もいるだろうか。)駄目だ。償いは、お前の体でするんだな [Sat 14 Apr 2007 23:34:55]
◆イオナ > ―――んッ ( 乳房に指が這わされれば、小さく呻く。暴れようとした身体を押し付けられれば、 ) 嫌! やめて! 私はただ命令されただけなんだ! ――――。あってたっけ? ( そういう台詞であっていたのだっけ。わからない。 ) ―――じゃあ。好きにすれば、いい ( 話したいのなら話せばいい。望まれれば力の限り応えるのが奴隷であるのだから。 ) 痛い!! ( 腕を捻られ、背を反らせる。露わになった浅い起伏が衆目にさらされる。 ) そんなのって無い! 嫌!お願い許して! ( 淡々とした少年の言葉と逆に、107の言葉は叫び声だ。―――叫んでるだけだが ) [Sat 14 Apr 2007 23:26:02]
◆ジン > (――陵辱劇。少年はやはり無表情だったけれど、なるべくその光景を、ひいては彼女の――いや107の姿を、扇情的に見せるように衣服を破る。彼女と同じく、こういう『演出』には慣れていたから。露になった乳房に、いやらしく見えるよう指を這わせて行きながらも、やはり少年は呟きで呼びかける)僕も、『J−1N』も似たようなものだから。君が嫌じゃなければ(そして、彼女が本気で暴れているのでもないことを、彼もまた理解していた。それでも、その動きが無駄である事を示そうと、無理矢理に押さえ込もうとする。腕を捻って、少女を背中側から抱きしめるように。――そうして、娘の身体を見せ付ければ観客は沸くのだと、教わったことがあった。やはりこれも、演出)――――抵抗は無駄だ。お前は、負けたんだ(生憎と、台詞は淡々としたものだったけれど) [Sat 14 Apr 2007 23:19:24]
◆イオナ > 訂正です 良そう → 予想 [Sat 14 Apr 2007 23:13:49]
◆イオナ > ( 演出家のシナリオはしごく単純。全てはお膳立て。村人達は退散していき、コロシアムでこれから行われる物の良そうに場内は沸き、演出家は壇上で高らかに演説を開始する。『暗殺者を倒した傭兵は村人から暗殺者を自由にする権利を獲得した』とかなんとか。107には関係のないことだ ) ――――ぁ (ビリィッ! と服が破ける音。肩口から裂けたシャツは107の上半身を露わにする。松明で赤く照らされた黄色の肌。頬を染めたりなんてしない。だって――慣れてることだから ) ―――107は、あまり喋らない。きっと、つまらない。 ( 呟きに応える呟き。求められる演出をなぞる様に、107は身じろぎを一つし、少年から逃れようと躍起になる。―――が、それはもはや刃を合わせた間なのだから、107は理解している。少年が本気を出せば107は逃げられない ) いやぁぁあああああ!! ( 無表情に近かった107の絶叫。叫んだ後、俯き加減にして髪に隠れた顔もまた無表情。―――それはただの演出である。観客が。強いては演出家を喜ばせるための拒絶の声 ) [Sat 14 Apr 2007 23:13:15]
◆ジン > ん。……じゃあ、僕の好きにする(あとを『村人』に任せてしまうのも可能だろう。だろう、が。――しかし、それは少し嫌だった。 『優しさ』とか『哀れみ』とか言うわけではないけれど。彼女ともう少し話していたいという気持ちはあったから。 107というらしい少女を奪おうとする『村人』を睨むようにして追い払って、少年は、彼女の着衣の肩口を掴み、引き裂くようにするだろう)……ねえ。良ければ(生きてれば)また今度、控え室とかで話しても良いかな?(これから自分は彼女を陵辱する、わけだけれども。厚かましい――というのがどういう言葉かはわからない――願いかもしれないが。ぽつり、と呟くように囁いた) [Sat 14 Apr 2007 23:06:09]
◆イオナ > ―――いい。むしろ、軽いぐらい ( 107は笑わない。あまり笑わない。どういう顔をしたらいいかわからないから。 ) ――――。演出家の人、の好み。 ( ふるり、と首を僅かに振って、少年の手から逃れようと思って―――それは無理だと知る。そうしたら最初からやりなおしだから ) ―――それは、107が決めることじゃ、ない ( 奴隷に決定権など存在しない。少年が『勝者』として望むようにできるし、それが嫌なら後のことを全て『村人』に任せて殺人遊技場から出て行くことも可能だろう。 ) ―――。決められないなら、107を放り出して戻ったほうが、いいよ? ( それが一番楽なことなのだろう。それは少年の仕事が増えるだけのことだから。 時間は、あまりない。 少年が答えを出せないので居るなら、村人がきっと、107を奪うだろうから ) [Sat 14 Apr 2007 23:01:30]
◆ジン > そっか。ごめん。……僕も気をつけたんだけど(血走った奴隷の集団。その中に彼女を放り込めば……まあ、結果は想像できる。 実際、闘技場に転がっている死体は、総て彼女が作り出したわけなのだし、それを怖れ、怒りを抱く人間――いや、奴隷も多いだろう。 そして周囲の観客は、そんな惨劇を齎した『悪役』がボロボロにされるのを望んでいる、のだろう、きっと。 其処まで想像したわけじゃないけれど)多分、あの人達に酷い目にあわされる、と思う。僕が代わりにやっても良いけれど(淡々と告げて『どうする?』と今度は逆に、こちらが視線で問いかけた。それぐらいを選ぶ自由はあるだろう。そして、そうすれば手加減する程度の余裕も、あるには違いない) [Sat 14 Apr 2007 22:54:03]
◆イオナ > ―――――― ( 拷問、の二文字はわからない。体罰的な何かなのか、精神的な何かなのか。それは知らされていないし、きっと『アドリブ』というヤツなのだろう。――結果として、『死』の可能性すらあるが ) ――――痛かった ( 踏み荒らすようなサンダルの音、僅かに持ち上げられた視界の中で、血走った目をした『村人』が居る。中にはきっと、仲の良かった奴隷が殺されたものもいるのだろう ) ―――――。へーき。くらくらしただけ。口の中切った ( ぺっ、と血唾を地面に吐き出す。黒い血。―――それから、107は億劫そうに『村人』や『用心棒』を眺め、 ) ・・・・・・・ ( 青い瞳が少年を見つめる。これから107はどうなるの? と視線で問いかける ) [Sat 14 Apr 2007 22:49:31]
◆ジン > ………終わったのか?(信じられない、とは言わない。ちん、と腰に吊るした粗雑な鞘に剣を収めながら、『演出家』に確認の視線を向ける。自分は勝利したが、それで終りなのだろうか。応えは否。 『村人たちに拷問される』という結末が待っている。 それはハッピーエンドにはつきものなのだろうか。やはり少年にはわからない。ただ、それが己に課せられた役割らしい)……………(ざ、ざ、ざ、ざ。サンダルが地面を踏みして歩く足音が、立ち上がろうともがく少女の耳に届くだろうか。 勝者と敗者の、わかりやすい対比。 手を伸ばして、彼女の腕を掴み、引きずり起こそうとするだろう)――――大丈夫?(観客にも、『演出家』にも聞こえない程度の、か細い声で) [Sat 14 Apr 2007 22:41:32]
◆イオナ > ――――ん。 ( またも、短い首肯。しかし肯定でもなければ否定でもない。 ) ―――ッッ!! ( ぐがん! と脳が揺さぶられる。地面を蹴ろうとした刹那、少年からの一撃が強かに107を打ち抜いた。そのままごろごろ、と107は何度か地面を舐めながらも転がり、倒れ伏す。暗殺者は用心棒に倒されたというハッピーエンド。手を叩いて喜ぶ演出家が視界の隅に見えたが何も感慨など浮かぶはずも無い。 ) ――――。 ( ぐっ、と腕に力を込める。起き上がらなければならない。と、しかし脳を揺さぶられたダメージは思いのほか大きく、107は立ち上がれない。横倒しの視界の中で、107を殴った少年の姿がぼんやりと見えた。そのまま止めを刺すなり、足の裏で背を押し詰めようと107に抵抗する力は残ってない。だって107は負けたから。 ) [Sat 14 Apr 2007 22:36:11]
◆ジン > …………ん。君が、手を抜いてくれてたから(もしもあの投擲が、本気であったならば。自分は突貫するなんて事を思いつきもしなかっただろう。――当れば御の字、でもあった攻撃が届いたのも、突き詰めれば彼女のお陰だったから。少女の一言に対しての返答は、やはり簡単な一言だった。振りぬいた剣を引き戻しながら、彼女の動きを見やる。別段、細部までは見て取れない、けれど――)…………ッ(もしも。自分が真っ当に生まれ育っていたのならば、悩むのだろうか。過程の話だ。悩むより先に体は動くし、躊躇する気はなかった。 ただ――もしも少年の思考が介在したとすれば、一点。 剣を引き戻しながら、その反動を利用して、左手に握った盾で彼女を殴ろうとしたという、その一点。 ――何故だか、殺そうという気は、あまり起きなかった) [Sat 14 Apr 2007 22:28:35]
◆イオナ > ( 澄んだ音。予想範囲内の出来事。驚かない ) ―――――ッ!! ( 少年の装備からは予想外の素早さが発揮された。慌てて二歩目で更に距離を取ろうと考えるが、生憎とすでに少年に肉薄されている。 )( どうするか? と思考する必要は無い。投擲で狙っても恐らくは盾で防がれるだろう事は予想できたし、うまく狙って足止めをすることも『盾』の存在から不可能と判断する。では接近戦は? と自らのポテンシャルと相手の装備などから判断して、『不可』と判断する ) ――――― ( 横薙ぎの一撃。少年から放たれた一撃を107はナイフで受け止めようとした。否、受け流そうとした。―――しかし、 ) ぁ ( そもそも得物の重量が違う。それらを差し引いて受け流せるほどの技量も無い107は遥か彼方へと飛ばされたナイフを呆然と視線で―――追わない。 ) ・・・・・・・・・・・・。君は、早い、ね? ( とん、と暗殺者役は地面を蹴って一言だけを残してさらに後方へと下がろうとするだろう。片手で抑えた右手首が痛い。 ――もし、少年がそこから視認する気があるのなら107が手首を押さえていることも、または一歩踏み出して剣をさらに振るえば107の態勢を崩すことができることを知ることができるだろう ) [Sat 14 Apr 2007 22:21:51]
◆ジン > ………?(あれ、と思った。一瞬、少女が小さく頷いたように見えたのだ。――が、そんな事を気にしている時間的余裕はない。たとえ無造作であろうと何であろうと、飛来した凶器は防ぐように『教育』されている。 盾の位置をずらし、その刃を弾く。 カイン、と済んだ音が一つ。 腕は衝撃に一瞬痺れるも、彼女が一気に戦盆の中央へ動くのであれば、そのまま盾を掲げて駆け出そう)――――……ッ!(飛び道具は嫌いだった。以前、戦争ごっこに駆り出された時のようにファランクスが組めれば、とも思う。思うだけだ。無いものねだりをする気は毛頭無い。生憎、速度では劣っているが――)……ッ!!(ともあれ彼女に接近する事ができれば、盾で半身を庇いながら、右から左へ横薙ぎに剣を振るって斬りつけようとするが) [Sat 14 Apr 2007 22:09:22]
◆イオナ > ( 無論、適当に投擲した短剣である。それは少年が微妙に盾の位置を修正するだけでなんなく弾くことが可能だろう。 ) [Sat 14 Apr 2007 22:04:51]
◆イオナ > ―――――ん ( こくり、と少女は少年の挨拶に応じるように小さく頷いた。瞬間、 ) ―――フッ!! ( 息を強く吐く音と同時に少女の短剣が投擲される。松明に煌く銀閃は一条。狙いは『急所を狙わず、牽制のためにあくまで標的に向かって投げる』ことである。同時に少女は勢い良く地面を蹴って後ろへ――正確には遊技場の中央へと向かおう ) ――― ( 刹那の飛翔の中、『剣闘』実験奴隷107は思う。この戦いに『生存』するための要素として、あの少年を退けることは難しい、と。 ) [Sat 14 Apr 2007 22:04:12]
◆ジン > よろしく(ぽそり、と呟いたのは少年なりの礼儀。殺し合わなきゃならない相手であり、其処に感情が入る余地はないが、少なくとも同業者である以上、挨拶をするべきじゃあないかな、とも思う。良くはわからない。奴隷同士の戦いに合図も何もないからだ。 周囲を見やるに、倒れてる奴隷は皆ナイフが突き刺さっていた。となれば、彼女は投擲したのだろうか。 刃物を弾けるように、盾を前面に押し出した体勢で、此方も一歩、二歩、と少女に向かって距離を詰めて行く。 『演劇』であれば相手も示し合わせてくれるのだろうけれど、生憎これは劇ではない。 もっとも、少年は『演劇』なんて見たこともなかったし、それがどういう代物かなんてことも知らなかったけれど) [Sat 14 Apr 2007 21:58:08]
◆イオナ > ――――― ( 107は半身、少年へと身体を向ける。今までの使い捨ての奴隷とは一線を超えた存在であるように思える。それは『村人らしからぬ装備』である。装備などから算出される少年の役を想像し、『よーじんぼぉ』という言葉が浮かぶ。どうやら、いよいよ演出家による物語は終盤を迎えたようだ ) ―――ん。いく ( 奴隷同士に戦いの合図はいらない。少女は太股や二の腕に装着されたベルトに挟んだナイフを二本引き抜くと、それを両手に構える。一歩、二歩、と少女は少年を警戒しながら遊技場の中心へと下がっていくだろう。少女の得意とするのは武器を投擲することによる遠距離戦である。まずはアドバンテージを得るには得意の距離を取らなければ ) [Sat 14 Apr 2007 21:53:44]
◆ジン > (今回の興行について、少年は自分が何をするべきかを良く聞かされていた。 その『演出家』と名乗る人物曰く、役割があるのだという。 つまり『村を護る為に雇われた傭兵』だとか。 講談や御伽草子のように、『悪い暗殺者を倒す』ことが求められているのだという。 良くはわからない。 殺さずに勝てといわれたし、けれども自分が負けて殺されても喜ばれるのだとは思った。 けれど疑問は持たない。 片手に長剣、片手に円盾。 サンダルを履いた足で、闘技場へと一歩)――――……ッ?(まず驚いたのは、相手が少女だったということ。――同世代の女の子相手、というのは初めてだったが、それでも『そういう風に』育てられた彼は、躊躇わずに剣と盾とを構えた) [Sat 14 Apr 2007 21:47:46]
お知らせ > ジンさんが入室されました。 『――ガラガラと、ゲートが開く。』 [Sat 14 Apr 2007 21:44:19]
◆イオナ > ( 適当にコロシアムに放り込まれての戦闘。または『演出家』を名乗る人間がお金を支払って奴隷が戦う理由を『演出』する。例えば、多数の奴隷を使っての戦争ごっこ。または強姦ごっこ。騎士の一騎打ち。復讐劇。などなど。今回の役割を与えられているとするなら、奴隷No107の役割は『暗殺者』。他の奴隷は暗殺者から逃れる人間。―――演出家の段取りでは、この後暗殺者は襲われた村人達の返り討ちに合い、拷問にあう。―――拷問の内容は知らされていない。知る必要も無い ) ―――――何人、だっけ ( そのシナリオに作り物めいた物は必要ない。緊迫を欲しがる一部の観客のために、『演出家が支払えるだけの奴隷が投入される』。よって、このまま『暗殺者は村人を全員殺してお仕事を終えました』という内容でも問題は無いのかもしれない ) ――――。 ( 腕のバネを全力で使い、矢のように射出されたナイフは咽、心臓、腹、太股などに刺さる。狙いが外れれば肩だったり足だったりする。今回はきれいに咽を貫いて、貫かれた一匹の剣闘奴隷はどぉ、と地に伏した ) ――――まだ? ( 半身、振り返ってNo107は卓上遊戯の遊び人を見る。その中に存在する『演出家』。顔を真っ赤にしてなにやら職員に命令している。―――まだ、奴隷が出てくるのかもしれない ) [Sat 14 Apr 2007 21:31:56]
◆イオナ > ( 親から子へと才能はどの程度遺伝されていくのだろうか。または遺伝と言うものは実在するのだろうか。――容姿以外、才能などの事柄についてである。実在するか否かの実験を行うにあたって長期での実験を計画し、開始されたのが何時頃だっただろうか。少なくとも、奴隷ナンバー107はその実験に関わった奴隷の107匹目ということになる ) ―――――終わった ( 用途目的。剣闘。 ) 演出家が望んだお話。なんだっけ・・・・ ( 先代を遡っていけば実験プラン『戦闘能力の遺伝について』というものにカテゴライズされる。その107匹目の奴隷は冷ややかに、または安堵するように溜息を吐いた ) 戦闘終了。損傷軽微 ( 松明で煌々と照らされる殺人遊技場。生殺与奪全てを『人間』に握られた『動物』が殺しあう場所。それが此処だ ) ――――次、いく ( 目の前で転がる肉塊からナイフを引き抜き、体中の鞘に収めていく。腕や足、脇腹や肩に至るまで無数の鞘に全てが収まるわけではない。荒れた土の上で、折れてしまったナイフも多数存在した。それらになんの感慨も無いので靴裏で踏みつけ、次の獲物に向かって地面を蹴る ) [Sat 14 Apr 2007 21:21:05]
お知らせ > イオナさんが入室されました。 『( 奴隷ナンバー107 )』 [Sat 14 Apr 2007 21:19:12]
お知らせ > ラリーさんが帰りました。 『(護衛に勘付かれれば、何か?と平然とした微笑で問い返すのみ。)』 [Wed 11 Apr 2007 14:45:27]
◆ラリー > (ぼんやりと試合を眺めている内に。) …刺せ。掻っ切れ。死んで見せろ… (ドス黒いドロドロした物が、ゆっくり蓋から溢れ出るかのような、感覚。) [Wed 11 Apr 2007 14:44:42]
◆ラリー > (いい、見てく。との事。) しかし、こんな温い遊び。坊ちゃんの眼に映すには勿体無い。 もし芸能横丁がお気に召さないなら、僕が切り裂き魔ドーソンと戦った時のー… (少年は聞いてはいない。目はコロシアムで跳ねるボールと、それを運ぶ戦士達の動きを映し込んでいた。) …ち。 (どうせ聞こえない、と盛大な舌打ち。) [Wed 11 Apr 2007 14:39:56]
◆ラリー > (三日後なんて事、予め召使でも寄越せば分かってた事のはずだ。それでも、子供を家から出したかった理由がある、と。) あの化粧ババアのどこがいいのか。ジジイの考える事は分からない… ん、なに。こっちの話です。 それよりどうです、芸能横丁にでも。傭兵内の噂によれば今、フォーウンのブタザルが来ているとか。 (そこで食い歩けば、飯代も浮く。 付き添いの護衛が放つ眼光もなんのその。) [Wed 11 Apr 2007 14:30:47]
◆ラリー > (貴族だか商人だか…とにかく金持ちの子供の面倒を見ている。勿論趣味ではなく、仕事でだ。 遊びの場へのお供が手前のいかつい護衛ばかりでは気が詰まろう…というはからいらしく、傭兵でも年若い自分が雇われたというわけだ。少年従者でもはべらせてるつもりか、糞。) お目当ては三日後ですって。どうします?このまま見て行きます? (なるべく目尻を下げて、気遣うような口調で話す。自分が道化として雇われたなら、それなりに振舞うまでだ。) [Wed 11 Apr 2007 14:22:22]
◆ラリー > (そこに来れば、血が舞い上がる。臓物が流れ出る。命が一つ消える瞬間に、思わず口角が上がる場所。コロシアム。) … (…だった、はずだ。) なんだってこんな事してんでしょうねぇ。玉遊びですって、坊ちゃん。 (柵に顎を乗っけて、戦盆を見下ろす少年に話しかけた。) [Wed 11 Apr 2007 14:16:04]
お知らせ > ラリーさんが入室されました。 『はふ。 (欠伸。)』 [Wed 11 Apr 2007 14:12:58]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『 ボコォン、と派手な音と共にクレーターが広がり、爆ぜた。 』 [Tue 10 Apr 2007 23:40:04]
◆エトワール > Charge! ッせぇの―――――はぁーッ!!! ( 一際真っ赤に輝く右手を握りこみ、一歩、二歩、三歩と駆け出し―――跳躍、上体を捻る。 腰、肩、肘、の順に連動するように回転を加え、最後に機会の手首が高速回転―――――ブロンズ像の胸元にたたきつけるッ!!! ) [Tue 10 Apr 2007 23:30:45]
◆エトワール > ( 弾を捉まえて投げ返してやろうか、なんて別に射手をさせられている剣闘士にはただのとばっちりだろうからやめておく。 ちゃんと見る事が出来ればキャッチも無理じゃないとは思うけど。 いい加減にしろ、と思うくらいの弾丸を掻い潜り、どうにかこうにか大きな怪我をしないで済むと、最後に登場するのは2mはあるヒトガタのブロンズ像だ。 とりあえずこれは打ち合わせ通りでホッとした。 いきなり動き出して中に入ってるのはレイ・シェリダーンなんて面白かっこいいギミックがあったらいっそ今日こそプロモーターの馬鹿の毛を毟ろう。 残り少ない毛髪を。 ) はああぁァァッ…!! ( 距離を置いて像と正対して、顎を護る位置に左手を開いて前へ、胸と腰の間くらいの高さへ右手をやはり開いて。 両脚を大きめに開いて腰を落とし、全身を巡る魔力を右手に集中するようにコントロールし始める―――――。 ) [Tue 10 Apr 2007 23:21:24]
◆エトワール > ( 前後左右、合計8機のボゥガンを構えた戦士が距離を置いて取り囲む。 矢ではなく鉄球をセットされたソレは事前に目測可能と判断した距離まで離れてもらっているが、はっきり言って―――――。 ) …6機って言ったのに…っ。 ( 8方向からランダムに発射される鉄球を交わし、弾き、往なしてみせるというパフォーマンス。 前にも1度やらされて、義手が凹むという酷い目にあったからもう嫌だって言ったのに、ちっとも聞いてくれやしない。 こっちが少し余裕を持たせて発言してると思ってんだ。 ) …もうっ…当たると痛いんだぞこれ…ッ!! ハァッ!!! ( 回避し切れなかった一発を振り向きざまの手刀で叩き落すと、今度は正面。 仰け反れば今度は右。 死ねといわれてるんじゃなかろうか。 ) [Tue 10 Apr 2007 23:06:46]
◆エトワール > ( 前後左右、合計8機のボゥガンを構えた戦士が距離を置いて取り囲む。 矢ではなく鉄球をセットされたソレは事前に目測可能と判断した距離まで離れてもらっているが、はっきり言って―――――。 ) …6機って言ったのに…っ。 ( 8方向からランダムに発射される鉄球を交わし、弾き、往なしてみせるというパフォーマンス。 前にも1度やらされて、義手が凹むという酷い目にあったからもう嫌だって言う田 [Tue 10 Apr 2007 23:04:41]
◆エトワール > いぃやッ!! はッ!! ( 数人のアシスタントが四方から歩み寄り、金属板や鉄の棒を構えて立つ。 板の中心目掛けて掌を叩き込めば拉げて曲がり、しっかりと地面に付き立てられて上端を保持された棒に斜め上から叩き込むようなローキックを見舞えば矢張りぽっきりと圧し折れる。 並外れたパワーもあるが、痛覚も無い金属塊の手足はそれそのものが鈍器のようなものだ。 ハンマーで叩くのと同じなら、出来て当たり前。 ビジュアル的に手足に見えるだけのハッタリだ。 ) ふんッ……チェエェストォ―――――!! ( 背の高い男に高々と掲げられた板めがけて助走をつけ、大きく振り上げた鎌蹴りの踵で叩き落す。 そのまま着地すると、じゃこ、と音がして足首のサスペンションが鳴った。 最近は重さのペナルティも克服して自分の身長より高く跳べるようになった。 ) [Tue 10 Apr 2007 22:52:37]
◆エトワール > ( 殺伐とした試合の合い間合い間、殴りあう、殺し合う、に少し飽きた観客を賑わす様な催しが挟まれる事がある。 サーカスや踊り、歌などが多く、剣闘士とは無関係な芸人集団が招かれて場を賑わす。 そんな中、幾らか見た目に華やかで、知名度のある剣闘士が引っ張り出される事というのもあって―――――。 ) …はッ!! せィッ!!! ( “星の瞳(”などと呼ばれる赤毛のクランクもそんな中の一人である。 真っ赤に輝く不思議な溝のある金色の義肢をもった若い娘で、戦績も悪くは無い。 子供やご夫人受けもよく、看板として顔出しをさせておけば幾らか来客数も稼げるという便利な奴隷だ。 華やかなパレードのような生演奏の中、舞台中央で一人舞う。 ひと通りの基本形をただいつもどおりやっているだけで、特別なものではない。 なにより、実戦喧嘩格闘術である機械骨法にはあまり型だとか演舞に該当するものも無く―――やれ、というからそれっぽくやっているものの、正直これで良いのか不安である。 ) [Tue 10 Apr 2007 22:40:28]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 演舞 』 [Tue 10 Apr 2007 22:30:45]
お知らせ > サンジェルマンさんが退室されました。 『――それが、男から娘へ与える、償いの仕方。』 [Thu 29 Mar 2007 21:38:34]
◆サンジェルマン > なるほどな。――わかった。それが彼女の償いか(小さく頷く。 顔に笑みを浮かべてはいたが、しかし、不思議と其処に感情は込められていないようであった。 そして、それから娘へと向き直って、告げようか)『――君には、私の護衛を頼みたいのだよ、ヴェラ』 [Thu 29 Mar 2007 21:38:08]
お知らせ > ヴェラさんが退室されました。 『卿の元で罪を償おうと決めた…』 [Thu 29 Mar 2007 21:36:29]
◆ヴェラ > 強制的に出場しなくてはならぬということ。もっとも、貴族の所有物であるので、故意にしに至らしめるようなものはあまり出てこないだろうが…)『……できるか…分からない…けど…』(サンジェルマン卿の言葉…そして職員の何とか聞き取れる共通語…そこで気づく。あぁ、なるほど、自分は罪から自由になったのではないと。状況が変わりこそすれ、鎖でつながれたままなのだと…ならば、選択は簡単ではないか…) [Thu 29 Mar 2007 21:35:46]
◆ヴェラ > “彼女には定期的に闘技に出場してもらうノルマがあります。その際は事前に当方よりご連絡差し上げますが…拒否権は当面発生しませんので…。”(要は、闘技が一方的に組まれれば、 [Thu 29 Mar 2007 21:31:40]
◆サンジェルマン > ああ、それは承知の上だよ、君。言っただろう、と。ふむ、いや君には言っていなかったな、これは失敬。 『罪は償えるもの』と、私は言ったのだがね。 さて、その彼女に課せられたノルマとやらを教えてもらえるかな?(まくしたてる職員に対して、こちらは余裕と言った風情。 横で聞いている娘にも伝わるよう、ゆっくりと発音を確かにした共通語で語りかけよう。そして、小さく頷いて)『――君、人を護るという仕事は、経験したことがあるかね?』 [Thu 29 Mar 2007 21:27:54]
◆ヴェラ > (剣闘奴隷に対する取り扱い事項を矢継ぎ早にまくし立てた。) [Thu 29 Mar 2007 21:24:21]
◆ヴェラ > 『…!』(自分の意見をある意味真っ向から否定されれば、表情をいきようのない感情にゆがめる。つい数日前まで死すべき運命に絶望していた女を待ち受けている運命としては、あまりに怒涛なものであった。そのとき、係員が戻ってくる。)“サンジェルマン卿、彼女は確かにあなたがお買い上げになられたので、卿のお屋敷に住まわせることは可能です。ただし罪状もありますので、剣闘奴隷としてこちらより要求される出場ノルマをこなして頂かないと、責任問題となることをお忘れなく…。後は当施設における闘技において、彼女が死亡した場合、その賠償等は当方には発生しませんのでご了承を…” [Thu 29 Mar 2007 21:23:46]
◆サンジェルマン > 『ああ。君にしかできない事だよ、ヴェラ。――ヴェラ。我がクリスティーヌ。 いかんね。君は似合わないと言ったが、私にとってはクリスティーヌだ』(初めて、かもしれない。それほどの付き合いがあるわけではないが、ここまでの感情を彼女が露にするのは。 意外であり、そして喜ばしい事でもある)『君は嫌がるだろうけれどね。 私はこれでも、君を信頼しているのだよ。だから”来い”ではなく、”来て欲しい”と言っているのだから』 [Thu 29 Mar 2007 21:15:16]
お知らせ > サンジェルマンさんが来ました。 [Thu 29 Mar 2007 21:11:13]
◆ヴェラ > 『罪は償えるのだったら…尚更!』(自分はここに居るべきではないのか?表情に乏しいその顔を、なんら珍しくない同年代の女性と同様に歪めながら声を荒げてしまう。)『…お…願い…?私にできること…なのか??』(続く貴族の言葉に、落ち着きを取り戻し言う。)『ならば、こう言ってくれサンジェルマン卿…。“利用価値があるから付いて来い”と…。』(その方が、余程気が楽だ…) [Thu 29 Mar 2007 21:04:53]
◆サンジェルマン > 『ふむ。――罪は償えるものである、という認識をするべきだね、君は』(笑いながら、どこか落ち着きのない様子の彼女に対し、男に出来る限りの優しい口調で語りかけよう。 拗ねたような仕草。俯いた娘の視線は此方を向いてはいないが、それでも貴族は視線を外そうとはしなかった)『それから名誉の心配だが、君が私を心配してくれることはありがたい。……が、しかしそれに関しては、私が考える事だ。――それに、別段一時の余興というわけではないよ。君にお願いしたいこともあるのだからね』 [Thu 29 Mar 2007 20:59:57]
◆ヴェラ > 『…………』(会話の主導権は終始あちらが上。まるで“ファントム”の手の上で踊っているようだと、ぷぃと少し拗ねたように斜め下を向く。何なのだろう、こんなに私を気にかける人間が居て良いのか?こんな私に救いがあって良いのか?)『…だ…駄目だ。罪人を招くなんて、卿の名を貶めるだけだ…。一時の余興でそんな……』(サンジェルマン卿の本気は分かる。分かるからこそ類を見ない戸惑いが胸のうちを支配した。立ち上がり、落ち着き無さげに壁に向かって歩き…) [Thu 29 Mar 2007 20:52:40]
◆サンジェルマン > 『はっは。さすがに貴族の苗字を行き成り名乗るのは気後れするかね? 無理もない、無理もない。いや、当然だな。 だが、ある意味においては意外でもあったよ。いや、普通はそうなのだろうな。いやはや、すっかり忘れていた。……しかし君がそういう反応をするか。喜ばしい、いや楽しいことだ。――うん』(くっく、と笑いを噛み殺そうとするも、それも無理なようだ。仮面をつけた上からでも、この貴族が心底喜んでいるのは明白だろう。――そのまま楽しそうな表情を浮かべて、いやいやと首を左右に振った)『君が幸福であると感じてくれるのならば、私は幾らでも冗句や戯れを口にするとも。その結果、虚言癖のある男だと思われても構わない。――が、しかしだ。不幸にも、或いは幸福なことに、私は本気で言っているのさ』(一度目は冗談であっても、二度目は本気。そんな封に告げた男は、一つ頷いて)『君に私の邸に来てもらいたい、というのは本気だよ』 [Thu 29 Mar 2007 20:45:06]
◆ヴェラ > 『いや…そんな……』(冗談めかした“ファントム”の提案に、素直に戸惑いの表情が浮かんでしまう。貴族詐称は死罪に等しい。もっとも、暗殺未遂の罪状を負ったものが何を気後れするものか、といった考えもあるのだろうが…)『真意はどうであれそういってくれる人間がいるのは幸せだな。』(会って間もない、しかも天上人とも言える貴族が、戯れとはいえそのような言葉を投げかけるのは俄かに理解しがたかった。戸惑い張り付かせたまま、目線ずらして言葉を紡ぐ。)『…………卿、からかうなら私より面白い人間はいくらでもいる。』(最後の言葉、冗談にしては2度目は最早笑えない…本気でそう思うしかなかった。) [Thu 29 Mar 2007 20:37:04]
◆サンジェルマン > 『ならばサンジェルマンと名乗って貰っても、私は構わんのだがね』(彼女の出自。まあ、暗殺者から剣闘奴隷へと遷り変わった人生。幸せなものであったと予想する筈も無く。笑い声を含んだ調子でそう告げて)『そんな事をする気はないから、安心したまえよ、ヴェラ。君に死なれると私も辛い』(それは本音であったし、其処に偽りは無い。あえて付け加えるなら彼女を信じているからだ。 やがて職員が荷物を運んできてくれたのならば、彼にチップを手渡して礼を述べて)『さて。 率直に言おうか。率直に。長々と曲がりくねった言葉で説明するよりは、その方がよほど良いだろうからね。 私は、君を私の邸で暮らしてもらおうと思って、ここへ来たのだよ』 [Thu 29 Mar 2007 20:24:41]
◆ヴェラ > 『ラストネームは分からないのだから仕方が無い。』(元来両親も分からない孤児の自分、だからこそこんな場に身を落としているんだ、っとパンを齧りながら呟き。)『卿は私に、既に生きるチャンスをくれたんだ。仮に今、命を奪うと言われても逆らうことはできないよ。』(肩を竦めながら、乾燥しきったパンに充分唾液を含ませた状態で嚥下すると、返した。職員は、自分よりはるか上の身分の顧客の頼みとあらばすぐさま飛んでゆくだろうか、最低限の衛兵を残して。) [Thu 29 Mar 2007 20:16:25]
◆サンジェルマン > 『では、ヴェラ。ヴェラか。 女性のファーストネームで呼びかけることができるのは、中々に喜ばしいことだ。嬉しいことだ』(笑いながら、此方は職員が用意してくれたらしい粗雑な椅子へと腰をおろした。気分は悪くない。その言葉に、満足そうに頷いて)『ならば、今日はもう少々の自由を君に与えようと思ってね。 いや、与えるという言葉は失礼かもしれないな、返すと言うべきかもしれないがね』(そう言いながら、二、三の言伝を職員に頼もうか。隠し事をするつもりはない為、娘にもわかるよう確りとした発音で、荷物を運んでくれ、と) [Thu 29 Mar 2007 20:10:52]
◆ヴェラ > (男の声に顔を上げれば、そう続けざまに言葉を返した。) [Thu 29 Mar 2007 20:05:45]
◆ヴェラ > 『クリスティーヌって柄じゃない…そうしてもらえると助かる。』(地面に座って、匙を手に取ろうとしたとき、ドアが開きかけられた声。自分にとっての“ファントム”ことサンジェルマン卿。)『気分は悪くないよ。枷が外れただけで随分自由になった気分だ。』 [Thu 29 Mar 2007 20:05:16]
◆サンジェルマン > おいおい、君。彼女に失礼の無いようにしてくれたまえよ?(笑いを含んだ声で職員に話し掛けながら、壁際に佇むのは先日彼女の所有者となった仮面の男であった。 緑色の眼を細めるようにして女の様子を見ながらも、彼女に分かるよう母国語で語りかけようか)『気分はどうだね、私のクリスティーヌ? いや、ヴェラと名前でお呼びした方が宜しいかな?』 [Thu 29 Mar 2007 19:59:51]
お知らせ > サンジェルマンさんが来ました。 『――こんこん、とノックの音』 [Thu 29 Mar 2007 19:56:55]
◆ヴェラ > (“食事だ”…職員が盆に載せた乾いたパンと、何が入っているのか良く分からないシチューを石畳の上におきながら早口にまくし立てた。それくらいなら、何とか聞き取れる。まぁ、食事を出されたのだから聞き取れずとも、何を言っているのか想像できるのだが…。) [Thu 29 Mar 2007 19:56:24]
◆ヴェラ > (職員が持ってきた鍵を無骨な木製の手枷に差し込めば、淡白な金属音響かせ枷が外れた。緩衝などされては居ないため、木材の縁に刷られ続けた両手首の皮が剥けてしまっている。ごく浅い、体表の傷だが、こういうのが案外痛い。)……оправа драгоценного камня(自国語での呟きは職員によっては折檻の対象ともしてくるので控えていたが、自分が他人の所有物になってからは、そういった理不尽さも若干減ったような気がする。) [Thu 29 Mar 2007 19:46:35]
お知らせ > ヴェラさんが来ました。 『がちゃり…』 [Thu 29 Mar 2007 19:39:47]
お知らせ > サンジェルマンさんが退室されました。 [Tue 27 Mar 2007 00:58:41]
◆サンジェルマン > (貴族は躊躇うことなく、女の身柄を買い取る旨を、契約書にサインし、即金で10万を支払った。 良い買い物だった、と言えるだろう。――少なくとも彼女は『人を一人殺せた』のだ。たとえ暗殺に失敗した暗殺者であれど、その事実は彼女の実力を物語っている。仮面の男は、一人小さく頷いて)――さて、では此方も迎え入れる準備をせねば、ならないか(一先ずは家へ戻ろう。――其処から、だ。すべては) [Tue 27 Mar 2007 00:58:37]
お知らせ > ヴェラさんが帰りました。 『<ruby><rb>благодарность<rt>ありがとう</ruby>と一言…』 [Tue 27 Mar 2007 00:57:55]
◆ヴェラ > (貴族の顧客に対するギルド職員の対応は早い。即座に衛兵が飛んでゆけば、相応の手続きがなされるだろう。今回の場合、犯罪者であるため、すぐさまこの場より釈放、というわけには行かないだろうが、この場にて間違いなく、ヴェラは“ファントム”の所有物になったのだ。)『私は命が惜しい。だから寛容な父に感謝するよ…本当の父は知らないけれど。』(言えば、体を綺麗にしてくる、と奥へと連れて行かれる。今後、危険性が薄いと判断されれば、“ファントム”の許可と意向さえあれば外出すら許可されるだろう。死せるべき道に立たされたものの運命としては、恐ろしく幸運なものであった。) [Tue 27 Mar 2007 00:54:01]
◆サンジェルマン > 『寛容だったか、運が良かったのか、それは君が決めたまえよ。 私は幸運だったと思っているがね。 運も実力というのは、純然たる事実だよ』(そうして、貴族の男は笑って見せた。 笑みを絶やさない。仮面越しに、女を見つめる視線も、決して外そうとはしない)『ファントム――エリックは、クリスティーヌの心を好いたのだよ、レディ。だから私は君を連れ出そうとするのだ。君は、私に父親を見るのかね?』(ともあれ、相場で十万。 決して安くはない。安くは無い、が。高い買い物でもあるまい。 頷くと、男はポケットから金貨を一枚取り出して、衛兵へと放った)では、すまないが君。ギルドの職員を呼んできてはくれないかね? 彼女を買いたいと言っている者がいると。 [Tue 27 Mar 2007 00:43:10]
◆ヴェラ > 『商品……死罪しか道が無いことを考えれば、随分と寛容なのかもしれないな…』(“ファントム”の言葉を受け、合点が言ったとばかりに一人頷く。)『クリスティーヌはファントムに父親を見たからついていった。貴方は私の父代わりとでも??』(肩をすくめながら、それでもどこか腑に落ちぬ様子で冗談めかして言う。それは単に死罪を免れぬ方法など、未だ無いと思っているからにすぎぬからなのだが…)“え…えぇ、私くしでは答えかねますが…相場で10万といたしまして…彼女の罪状を差し引きしたところで…7万…いや、戦闘技能を考えれば…”(ぶつぶつと計算を始める男。実際には最初の相場、10万で取引されるだろう) [Tue 27 Mar 2007 00:37:28]
◆サンジェルマン > 『ああ。――そうか、奴隷制度については、あまり知らないようだね、君は。 言葉は悪いが、君は今、商品なのだよ。 ”執行者”との戦いで宣伝を行い、買手が現れなければ、そのままいつか死ぬ。それでも観客から儲けは出るからね。良い商売なのだろうさ』(くっく、と笑ってみせる。仮面と、格子を超えて、緑の視線で女を見よう)『オペラ座の怪人は、クリスティーヌが歌姫だったから連れ去ったのではないよ、レディ』――ああ、いかんかね? 犯罪者であろうとなかろうと、こうして奴隷となった時点で平等だ。犯罪を犯す可能性があるのに購入する気かと問うならば、その前に死罪にしたまえと私は言うね。 こうして商品と扱っているのなら、私が買ってはいけない法は無い。否、そもそも彼女の犯した罪は、即ち奴隷――『誰かに買われる』ことで償われる筈なのだから、買わねばなるまい?(一方的にまくしたてた貴族は、一転、すまなかったね、と笑顔で衛兵―職員につげて。 彼女の価格を問おうか) [Tue 27 Mar 2007 00:25:30]
◆ヴェラ > 『私を……買う…?』(この国の剣闘奴隷という身分をあまり理解していない身としては、唐突な言葉。それは、自分が死罪を免れる可能性があるということ?)『ファントムはクリスティーヌを連れ去ったけれども…歌も歌えない私を連れ出すファントムは…酔狂だな…』(顔を上げて無表情にそう言い返す。衛兵がそのやりとりを聞き、“卿、まさかこの犯罪者をお買い上げになるおつもりで?”と、目を見開き問うた。) [Tue 27 Mar 2007 00:19:20]
◆サンジェルマン > (衛兵に従い房の外へ出れば、格子越しの対話。 牢獄は良い。自分の原点。それを思い出させてくれる。怒りも、憎悪も、年を経れば愛しいものだ)『君の勝利に対してだよ、レディ。少なくとも生き延びた貴女には、次があるということだからね。喜ぶべきだと、私は思うのさ』(己に対する嘲りを含んだ女に対し、男は称賛を送る。 貴族が変なのか、自分が変なのか。 些細いな事だと、男は笑うだろうが)『さて、率直に言おう。私は、まあ長話は嫌いではないというか、むしろ好きなのだが。どうやら君は死刑という事で、あまり時間もないらしいのでね。 遠からず無茶な試合を組まれる可能性もあることだし、そうして君が死んでしまうのは、私にも耐え難い。だから、ここは手短に行こうと思うんだ』(長々と、手短に話すということをのみ語った男は、唇の端を吊り上げて笑った)『私はね、君を買いたいと思っている。いや、レディに対して買う、という言葉は使いたくないのだがね。生憎と君と私は、こうして格子越しだ。その事実を前にして愛を囁いても、あまりにも虚しいだろうからね』 [Tue 27 Mar 2007 00:02:25]
◆ヴェラ > (手枷を嵌められ、槍で小突かれながら歩くその姿は罪人そのもの。見張りの衛兵の脇を通り抜け、控え室…いや、牢獄といった方が正しいか、にたどり着けば、待っているのは先ほどの“ファントム”)『それは私の命に手向けられた花か?』(自嘲気味な笑みを浮かべ、言った。房に自分が入れば、衛兵達は“ファントム”に花束のみを残し、房の外へ出るよう促すだろう。死罪となった自分に、今日初めて会った人間がこうも固執するとは…噂には聞いていたが貴族とはやはり変わった人種だ、と思った。) [Mon 26 Mar 2007 23:56:42]
◆サンジェルマン > 『ああ、愛しのクリスティーヌ、とでも呼びましょうか、レディ?』(笑いながら、そんな冗句を投げかけて、一頻りの拍手。 死ぬことを先延ばしに――否、生き延びる事のできた者は好きだ。 己もまた生き延びた者だから。 生き延びればこそ次がある。 そういうものだと、小さく呟いた後、彼女に手枷が嵌められるのを見れば、同席していた婦人に挨拶を一つ。 そして、その場を離れて控え室へと向かおうか。途中で花束の一つでも買って行くことにしよう。 エトワールを始めとする花形剣奴へファンが贈るもの。 私は彼女のファンなのだから、問題はあるまい。 そう一人ごちて。 彼女が控え室に戻れば、其処に夜会服を着た男が花束と共に待っている) [Mon 26 Mar 2007 23:46:52]
◆ヴェラ > (生き延びた……どうやらそういうことらしい。しばし、呆然と肉塊を見下ろしていたが…ふと自身に集中的に注がれている喝采に気づいた。見上げる先に、仮面の男の姿…。)………привидение??(幽霊?ファントム??第一印象で、自分が子供の頃好きだった戯曲の主人公をふと思い出した。あの男はなぜ、こうも私を賞賛するのだろうか?運よく死ぬのを先延ばしにできただけのこの私を…。ガチャリ…血にまみれた両腕に再度枷が取り付けられた。) [Mon 26 Mar 2007 23:42:43]
◆サンジェルマン > (相手の戦力を軽く見ず、徹底的に叩き潰す――文字通り。――様。 最後にコロセウムに立つ姿が彼女の身であったことに、男は立ち上がって、惜しみない拍手を送ろう。 惜しみなく。惜しみなく。 或いは誰かを殺すという行為で、これ以上の栄光を得られる場所はないだろう、そう思わせるほどの、拍手と賛辞、賞賛の嵐。)『おめでとう、レディ。君の初勝利だ。――この後、控え室へお邪魔させてもらうよ?』(クック、と笑いながら。血濡れの娘に声をかけた) [Mon 26 Mar 2007 23:32:58]
◆ヴェラ > (軽い??あまりに見た目通りの打突の感触に一瞬戸惑いが生まれる。いや、油断してはいけない。相手は“執行人”。自分のような罪人を大衆の面前で、人々を喜ばせるように息の根を止めてみせる技能の持ち主。何を隠しているか分からない。さぁ、反撃して来い!)グシャっ!!(隠し持っているのは武器かっ!?)べきっっ!!(それともこの血に仕込み毒か!!?)めきゃっっ!!(さもなくば……)…………(気づいた時には少年の血液にまみれた己と、歓声…そして、少年だった肉塊のみが残っていた…。) [Mon 26 Mar 2007 23:30:11]
◆サンジェルマン > (これは勝利が決まっただろうか。 まあ、元より戦闘訓練を受けた暗殺者――という剣闘奴隷に対して、逃亡奴隷。逃げ出した存在だ。 精神、肉体、その総てが、彼女に分がある――まあ、万が一を期待していた者もいるに違いない、とは先に述べた通り。 奇跡の逆転劇。或いは少年に賭けていた者もいただろう。 だが、己は女が勝利する事を願っている。一撃に、拍手を送ろう)――ああ、すまないが、君。あとで彼女の控え室に案内してはもらえないかね? ああ、いえ、マダム。気に入ったのですよ、彼女のことを。『君の事を、私は気に入ったのだよ』(クック、と笑いながら、グングスニルの言葉を混ぜて、彼女への声援に代える) [Mon 26 Mar 2007 23:24:08]
◆ヴェラ > (少年の怯えを含んだ目に一瞬振り上げた拳が止まる…が…歓声の中、ふと聞こえる馴染み深い言語…。)конечно!!(誰とも知らぬが、“無論だ!”と叫びつつ、その声を気合とし拳を振りぬいた!)ゴシャッ!(鈍い音を立て、少年の鼻骨がひしゃげ、上半身が背後に大きく反り返った) [Mon 26 Mar 2007 23:19:24]
◆サンジェルマン > (鐘が鳴り、動き出す姿。 ス、と目を細める。 なるほど、生き延びる決意をしたということか。 なるほど、なるほど。なるほど。実に良い。 己の持てるもの総てを発揮すると覚悟できる者は良い。 自然、唇の端を吊り上げた。 都合の良いことに、時折彼女が上げる声は、己にも馴染みのあるモノだった。 だから――戸惑っているのも、多少は理解できた。 それでも戦おうとするのだ。 素晴らしい。惜しみない拍手を送りたい気分だ。)『――生き残りたまえよ。私は、君がそうなる事を願っている』(グングスニルの言葉で、大きく、はっきりと。彼女に声が届くように声援を――声援だろうか。受け取るものの感覚次第――送ろう。 そしてもし勝利できたなら、彼女の控え室に顔を出そうと決めるのだ) [Mon 26 Mar 2007 23:14:22]
◆ヴェラ > (鐘が鳴った。事前に教えられた合図だ。この合図から一定の時間帯、自分は“自由に”動いていいらしい。)игральная кость мальчик!!(少年に対し、威嚇の言葉を発しながらだんっと、地面を蹴り砂埃を舞い上げる。殺意を持った目線の先、受け止める少年の瞳に浮かぶは…怯え??) [Mon 26 Mar 2007 23:13:48]
◆ヴェラ > (人の命を奪うような真似をしてなんだが、自分も命は惜しい。できれば生きていたいと思う。目の前の少年に如何なる処刑技能が潜在しているのか、想像も付かなかったが……可能性があるならば、自身の持ちうるスキル全てをもってして、生き延びる活路を見出したかった。) [Mon 26 Mar 2007 23:09:57]
◆サンジェルマン > (総ては余興、ということか。 暗殺者が生き延びるも良し。それは腕の良いものが、今後も血生臭い宴を見せてくれるということだから。 或いは少年が生き延びるというのも面白いことになる。逆転劇というのは実に痛快なものだ。 そして――近頃は多少、流血沙汰、物騒な事件が身近に多かった為に忘れ去られているようだが、概してこの街の住人――特に貴族は、残酷無残なものを好む傾向にある。 それに付き合うのも吝かではない、と仮面の男は唇の端を吊り上げた)少数の特権階級と無数のマゾヒストで封建社会は成り立っていると語った人物のことをご存知かなマダム? いやいや、私にはトンと理解できないのですが、どうにもああやって自ら闘いに赴く者の姿を見る限り、やはり『そういう趣味』の方は多いようですな(心にもないことをペラペラと喋りながら、暗殺者――いや、元暗殺者と呼ぶべきか。或いはかつての同業者。 それをじっくりと眺める。腕次第。そう、腕次第だ。 それによっては、購入もやぶさかではあるまい。 社交界に――裏側から――切り込むのならば、手勢は多いにこしたことはないのだから) [Mon 26 Mar 2007 23:09:48]
お知らせ > サンジェルマンさんが入室されました。 『――その様をどこか楽しげに見つめる男』 [Mon 26 Mar 2007 23:04:58]
◆ヴェラ > (自分の罪のどこに情状酌量の余地があったのかは知らないが、随分と寛大な処遇になったものだと思う。捕縛された際に受けた傷がある程度治癒するまで治療を受けさせられ、更には処刑といっても逃れる余地がある。“執行人”に対し反撃をし、逆に返り討ちにできれば自分の死刑執行はまた次回以降に延期されるというのだ。) [Mon 26 Mar 2007 23:04:36]
◆ヴェラ > (場内に先ほどの審判員の声が、魔法が何かで拡声されて響き渡った。どうも彼の共通語は癖があって聞き取りずらい。……暗殺(自分のことだろう)……逃亡…奴隷……窃盗…といった単語が途切れ途切れに何とか理解できる程度だ。) [Mon 26 Mar 2007 22:59:03]
◆ヴェラ > невозможный…!(自分とは真反対の扉から入ってきた“執行人”を目にして思わずもれた言葉は“馬鹿な!”だった。その姿は、自分と同じく手枷をつけられた、やせ細った少年。目は落ち窪み、手枷の重み自体で歩行が難儀なものとなっているように見受けられる。) [Mon 26 Mar 2007 22:51:29]
◆ヴェラ > (公開処刑自体は自分の故郷でもあったことだし、自分の罪を考えれば至極納得できる。だが・・・執行人に対し、自分が自由に反撃してもよいとはどのような事態であろうか?)почему?(まったくもって理解できない。殺すなら、直ぐに殺せば良い。そう思っている内に、目の前に“執行人”が姿を現した。) [Mon 26 Mar 2007 22:39:44]
◆ヴェラ > (だが、この場でしなくてはならないことは事前に説明を受け、それなりに理解しているつもりだった。自分は罪人として裁きを受ける。罪状は“暗殺未遂”。無論、見に覚えはあるし、自白もした。だが、その後の動向がこの都市での妙なところ。直ぐに斬首、もしくは火にでもあぶられるのかと思ったが、どうやら大衆の面前で公開処刑されるとの事だ。) [Mon 26 Mar 2007 22:33:06]
◆ヴェラ > шумный…(煩いな…自分を四方から見下ろす群集が発する歓声に、故郷の言葉で呟いた。もっとも、自分は母国語以外にはあまり堪能では無い。共通語すら、ゆっくりと話してもらわないと良く聞き取れないことが在る。だから、今、この場の審判員らしき男が自分の枷を外しながら、何やら早口でまくし立てているのは、ほとんど理解できなかった。) [Mon 26 Mar 2007 22:26:59]
◆ヴェラ > (手枷を外されぬまま尻を思い切り蹴られれば、当然このように地面に頭からダイブすることになる。砂が口に入り込み、なんとも言えぬ不快な味が広がる。固定された両手を支点に、ゆっくり立ち上がりつつ、砂と薄く血液の混じった唾液を地面に吐き出す。自分を蹴った相手をにらめつけようとも思ったがやめた。この状態で憂さ晴らしができるはずも無い。) [Mon 26 Mar 2007 22:19:42]
お知らせ > ヴェラさんが来ました。 『ドシャッ』 [Mon 26 Mar 2007 22:16:17]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『 もう何試合か見たら帰るか―――。 』 [Wed 21 Mar 2007 01:16:39]
◆エトワール > ( 圧倒的パワーがあれば一撃で倒せる可能性も増えるし、ピンチを凌げる事もあるだろう。 スピードもそう。 でもやっぱり必要なのは「相手が何をして居るのか理解できる頭」と「状況を判断できる冷静さ」が無ければ話にならない。 結局、特化型なんて一発芸みたいなものだ。 パワーだけなら上位に食い込める自信はあるが、過信はしないようにしておこう。 精々手駒の一つ程度。 ) [Wed 21 Mar 2007 01:06:45]
◆エトワール > ほら、1、2、3っ、1、2、3っ…次辺りかな? ( かな?の直後に痛烈なカウンターが飛び出し、試合は一発で逆転した。 優勢に進めていたように見えた剣闘士、反撃のタイミングが単調過ぎた。 何度かそれが有効に働いているように仕組まれて、完全にタイミングを計られていたって話。 重要なのはやっぱり「理解力」と「冷静さ」だ。 力と速さだけじゃ勝てるのは最初の内だけ。 ) [Wed 21 Mar 2007 00:56:22]
◆エトワール > ( 試合は受け流しに徹しながらじわじわと反撃を的確に繰り出す、その剣闘士有利に進んでいたが――――。 ) なぁんか、マズそうだよね。 ( 早く決定打を打ち込まないと負けるんじゃないかって、近くで観戦している別の剣闘士に顔を向ける。 劣勢を強いられているように見える相手側、あれは――――――。 ) [Wed 21 Mar 2007 00:47:40]
◆エトワール > ( 名前も知らない剣闘士の構えと足捌きに注視しながら試合を読んでみる。 深く腰を溜める構えは安定感はあるが、フットワークが死んでしまうし蹴りには向いていない。 じっくり腰を据えて、手に持った武器に集中して戦うタイプか。 地面を磨るように足を滑らせ、斜め横に移動を繰り返して相手の嫌がるポジションを維持し続けるところは評価したい。 ) [Wed 21 Mar 2007 00:32:37]
◆エトワール > ( 今日は今のところ出番は無い。 試合の予定は無いが、急なアクシデントで予定していたマッチメイクが成立しなくなった時にでも呼び出されるかもしれないけれど。 最近の闘士を知らないし、昔馴染みもどうしてるか最近詳しくない。 たまにはこうして他人の試合なんかを観戦するのも良い勉強というか情報収集というか、役には立つだろう。 ) [Wed 21 Mar 2007 00:18:25]
◆エトワール > ( 今夜も試合は繰り広げられている。 平和的な集団球技もそれなりに人気を博していたが、コロセウム古来の闘士達の格闘が蔑ろにされているわけでもない。 特にこう、平和が続けばまた試合が見たいと言い出すのが観衆ってものみたいで。 そんな観客席をちらりと見上げれば、隅っこの目立たない所に立っていても気付く来客は居るらしく、試合そっちのけでこっちに声援を送ってきたりする。 苦笑しながら軽く手を振って、「試合見てあげてよ」というゼスチュアを込めて戦盆に視線を移した。 闘技場隅、ひさし付き観戦所にて。 流石に一般客に混じって剣闘士が上の席に上がるわけにもいかない。 ) [Wed 21 Mar 2007 00:15:09]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 観戦中 』 [Wed 21 Mar 2007 00:09:17]
お知らせ > ヴァーミリオンさんが帰りました。 『半信半疑の勝ち名乗り』 [Sun 18 Feb 2007 20:50:17]
◆ヴァーミリオン > (勝った? 勝った。 もう相手は立ってこない。 ほんとうに? たった一発で?) ・・・・・Wrestling is No・1! (今は、歓声に応えよう) [Sun 18 Feb 2007 20:49:44]
お知らせ > カンフーさんが退室されました。 『(戦闘経験値、3。)』 [Sun 18 Feb 2007 20:44:44]
◆カンフー > (審判がやや上擦った声でヴァーミリオンの勝利を宣言すると、ただの一撃で形勢を引っ繰り返したヴァーミリオンの肩に拍手と喝采、そして賭けに負けた者の罵声が雨霰と降り注いだ。) [Sun 18 Feb 2007 20:41:36]
◆カンフー > (体を固定し、自ら倒れ込むような投げ。 その威力たるや、ヴァーミリオンの体重も相俟って。) ッ。 (硬い地面で、さして打たれ強くもないフォーウン人の顔面はぶっつぶれた。 ヴァーミリオンが掴む足は脱力し、時折痙攣を繰り返すだけ。 うつ伏せの道着姿の鼻血の海を見、観客席は一瞬、静まり返り。) [Sun 18 Feb 2007 20:39:30]
◆ヴァーミリオン > ぶぁっ! (まただ。 ガードしたはずの腕が鼻に叩きつけられて、首がもげそうなほど頭が揺れる。 でも。 でも――――――) ツカマエタゾコラァァアアァアァーーーーーーーーーー!? (まだ宙にいる? ほら、手を伸ばせばもう捕まえられる。 【カンフーマスターの足を捕りに腕を伸ばす。 捕まえたなら、そのまま相手の膝を抱え込むように持ち上げて、後方へ叩きつけようと) [Sun 18 Feb 2007 20:32:52]
◆カンフー > (…はずだ。) …! (腕を交差した防御に止められて、ヴァーミリオンはまだ立っている。 彼女の腕に足を置いたままの滞空時間は、まだ終わらない!) [Sun 18 Feb 2007 20:25:30]
◆カンフー > (タッ! 八方を照らす松明の灯りに、砂埃が一筋立つ。道着姿は高く長く、跳躍した。 ヴァーミリオンの身長よりも高くから縮めた足を…勢い良く伸ばす!) ゥアタアアアアアァァァッ! (超高高度からの、体重を乗せた鷹の如き跳び蹴り。 緻密にダメージを積み重ねた相手で、これで倒れない者は居なかった。) [Sun 18 Feb 2007 20:23:48]
◆ヴァーミリオン > (いた。 いた。 いた。 いた! 見つけた! 客にアピール? 決め技? あ、走ってくる) コ イコラァァァァァアァァァァァァァァ (此処だ。 此処で受ける。 レスラーだもの! 【顔面の前でクロスアームガードの体制で、待ち受ける】) [Sun 18 Feb 2007 20:19:46]
◆カンフー > (オッズは、カンフーがやや高い。決め技の豪快さで、そこそこの知名度を持つからだ。 ワッ、観客が沸き立つ。 カンフーは間合いを取り、ヴァーミリオンへと駆け出した。それは、助走。) [Sun 18 Feb 2007 20:15:23]
◆カンフー > ( [Sun 18 Feb 2007 20:13:34]
◆カンフー > (探さなくとも、道着姿はヴァーミリオン目の前に居た。 ステップも踏まず、これから切り分けるケーキでも眺めるような眼で、泰然とヴァーミリオンを見詰めるのだ。 そろそろ仕上げと行くか。とでも、言うかのように。) フォゥゥゥゥオオゥッ! (右手を突き上げ、決め技の宣言を高らかに。) [Sun 18 Feb 2007 20:12:52]
◆ヴァーミリオン > イックゾォコラァァァアアアーーーー!? (ユノヤのビーフボウル大盛りを賭けたっていい。 来るのは左側、左側だ。 どんなアホだってわかる話だ、左目が塞がってるんだから。 相手が前に出たら後ろに下がる。 簡単だ、これで丸見えだ! ほら見―――) なっ!? (フェイント!? 突っ込んでこない・・・・・・・いや、来た!? どこだ? 探さなき―――) アッ――――― (痛い。 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。 足がもう限界だ。 立ってられない。 でも立たなきゃ。 レスラーは立たなきゃ。 でも………もう) ド コダァァァ!? クルァァァアアアアア!? (探さなきゃ、カンフーマスター。 頼むから、一発でいいから、殴らせて。) [Sun 18 Feb 2007 20:08:06]
◆カンフー > (攻撃の一発一発は、そう重くは無い。そう踏んで、前に出る者はいくらでもいる。 だがその頃には、その重くも無い攻撃で視界がふさがれているのだ。) … (タ、タ。 白い息を吐く道着姿が、一つフェイントを入れた後… ヒョイ、とヴァーミリオンの左側、内出血で腫れ上がった目蓋の中へと飛び込んだ。 その直後。) ゥアタァァァア! (ワンツー、回し蹴りのコンボを、頭へと繰り出した。 決めに入るべく、意識を削る攻撃で相手の足を止めようと。) [Sun 18 Feb 2007 19:52:05]
◆ヴァーミリオン > ぐぅっ!? (これだ。 この、ヒット&アウェイって奴。 これがたまらない。 ヤリ逃げもいいところだ。 今ので目の辺りが腫れたのか、左側がどうにも見え辛い) ニゲンノカコノヤロォォーーーー!? カカッテコイクラァァアァアァ!? (もう何度目だろうか? 叫んだって、どうせあいつは同じ事を繰り返してくる訳で。 だから、アタシとしてはもう、前に進むしかない訳で。 コレはもう、根競べだ。 アタシが倒れるか、あっちがバテるか、チキンレースと行こうじゃないか) [Sun 18 Feb 2007 19:44:10]
◆カンフー > (閃光のようなフックを放ち、着弾の確認もせずに疾風のように飛びずさる。 これが、カンフーと仇名されるフォーウン人のファイトスタイルである。 こんな退屈な戦い方の闘士が何故始末されないかと言えば、派手な決め技、を持っているから。) …フゥッ! (タッ、タッ、足を入れ替えるステップ踏んで、親指で鼻を擦った。) [Sun 18 Feb 2007 19:33:44]
◆カンフー > ( [Sun 18 Feb 2007 19:30:28]
お知らせ > カンフーさんが入室されました。 『(スパンッ。)』 [Sun 18 Feb 2007 19:29:36]
◆ヴァーミリオン > (蹴られる、殴られる。 顔も、腹も、腕も、足も、何度も何度も何度も何度も――――) マダマダァァァアアーーーーー! コイコラァァァーーー! (もうどこが痛いのかもわからなくなってきたっていうのに? 馬鹿馬鹿しくて笑うしかないが、カンフーマスターはそれすら許してくれない。 容赦なく右フック気味の一撃を顔面に叩き込もうとしている。 アタシだって女の子なんだ、顔は勘弁してくれ) [Sun 18 Feb 2007 19:22:59]
◆ヴァーミリオン > ぇぶっ!? (腹部に激痛。 込み上げる吐き気。 息が詰まる――――何をされた? 膝が笑っている。) ドシタオラーーー!? アタシヲタオシテミロクラァアァーーーー!! (何を叫んでいるんだアタシは? 自分でも良くわからない。 でもまぁ、目の前の【フォーウンから来たカンフーマスター】とか言う奴の表情からすると、きっとろくでもない事を言ったに違いない) [Sun 18 Feb 2007 19:09:06]
◆ヴァーミリオン > (口中に広がるそれを認識できたのは一瞬だった。 顔面を守るべく配置した両腕の上から炸裂した蹴りが、腕ごと鼻の頭を押し潰す。 一瞬視界が白く染まり、零れ出た涙で滲んだ。 鼻の激痛と生暖かい液体で顔が濡れる感触から察するに、どうやら鼻血が出ているようだ。 マスク越しにはわからないが、鼻骨が折れているかもしれな―――) [Sun 18 Feb 2007 18:58:36]
お知らせ > ヴァーミリオンさんが来ました。 『鉄錆の味』 [Sun 18 Feb 2007 18:46:58]
お知らせ > ゴリアテさんが帰りました。 『(今は、牙を研ぐ。)』 [Sun 11 Feb 2007 11:29:46]
◆ゴリアテ > (血の煮えるような熱い戦いを渇望して…) [Sun 11 Feb 2007 11:29:20]
◆ゴリアテ > (いつかまた、闘盆で。) [Sun 11 Feb 2007 11:29:06]
◆ゴリアテ > (巨大なコンダラ(ローラー)を牽き、均しながら──) [Sun 11 Feb 2007 11:28:53]
◆ゴリアテ > ( 闘うたびに、相手を壊す。 そんな巨人の扱いをコロセウム側でも持て余している…ということか。 ) [Sun 11 Feb 2007 11:27:51]
お知らせ > ゴリアテさんが来ました。 『(対戦相手に恵まれなくなって久しい)』 [Sun 11 Feb 2007 11:25:51]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『 直ぐに試合は再開。熱風、吹き荒れる。 』 [Mon 5 Feb 2007 01:05:01]
◆エトワール > ( 前回のように直前でノーマークの選手にボールが渡るのを恐れてか、皆で張り付いてくるような事も無く――――それなら、まぁ、とばかりにあとは誰に止められる事も無くゴール。タッチダウン。 その辺の用語はまだ未開発で曖昧。 兎に角、一点だ。 上がる歓声に応えて片腕を上げ、客席に向けて手を振った。 ) Bonsoir! Comment allez-vous? Le assistance vous remercient!! [Mon 5 Feb 2007 00:59:25]
◆エトワール > 跳ね飛ばされたくなかったら退けろ―――――ッ!!! ( 人並みはずれてはいるものの加速はそれ程でもない。 もっと素早い剣闘士は幾らでも居るし、小器用なのも居る。 ただ、強引に突き進むパワーとタフネスだけなら真っ向から勝負を張れる相手は限られている。 日頃あまり強気ではない赤毛も、此処でだけなら自信を持って声を張り上げられる。 気合を込めた声と共に更に追いすがる数人を薙ぎ払い――――。 ) [Mon 5 Feb 2007 00:43:30]
◆エトワール > ( コロセウムの広いフィールドを走る一団の中、その赤毛のクランク娘の姿は輝いている。 比喩ではなく実際、物質的に輝いていた。 ただでさえ目立つ金色の義肢に加え、その真ん中を走る真っ赤なラインは四六時中赤く輝いているという話。 寝てる時もだ。 分かり易くパッと見の動員が見込める剣闘士としてこの競技の花形に迎えられたもので、通常の試合との掛け持ちではあるが当人は結構乗り気で。 これなら知り合いも安心して招待できるとか、そんな気楽なコメントあり。 ) [Mon 5 Feb 2007 00:36:51]
◆エトワール > ( 殺伐とした殺し合いが現実に街中で繰り返される昨今、それを嫌った風潮はコロセウムにも無関係ではなく。 奴隷同士とはいえ、ヒトの形をしたものが殺し合う様は身内の、友人の、同僚の死を連想させるのだろう。 此処暫らく試行錯誤が繰り返されて催されている新しいスタイルの「試合」はそういう経緯で始まり、それなりの評価を得て続いていた。 いわゆるボールを使った団体競技で、相変わらず選手同士の過激な攻撃は禁止されていないが、少なくとも「相手を殺す事」を目的としない試合。 観客にも剣闘士にも優しい話だ。 昔ながらの殺し合いを観たいという観客も勿論居るし、それとはまた別扱いの催しではあるが。 ) [Mon 5 Feb 2007 00:31:45]
◆エトワール > ( 表面上は「パァン」と弾ける様に、そして掌越しに「ごぽ ン」と厚手の皮袋の中で液体が揺れるような感触が伝わってくる。 脚、腰、肩、肘、手首と一連の流れを経て打ち込まれた金属製の掌が、鍛え上げられた女剣闘士の腹に叩き込まれた。 軽く数センチ宙に浮く女剣闘士の脇を抜ければ、阻むものの無いフィールドが拓ける。 皮張りのウッドボールを抱えて再び駆け出した。 ) [Mon 5 Feb 2007 00:26:43]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 捻りを加えて掌底を――――振りぬくッ! 』 [Mon 5 Feb 2007 00:22:43]
お知らせ > エリスティア@バレンタインさんが帰りました。 『( そして、さらに迷う。 )』 [Sun 21 Jan 2007 13:24:25]
◆エリスティア@バレンタイン > ( 「迷える子羊は大聖堂へ」 …そんな声が聞こえた気がした。それは一瞬だったから正直妖精さんだという自信はない。けれど……確かに今、ちょっと迷ってるから。 ) きっと…神様のお導き…… ( そう、信じることにした。けれど、当面は目の前の問題を教えて欲しかったとも思う。 即ち―― コロセウムの出口。 ) 出られるかな、私。 ( ゆっくりとした動作で再び歩き始めた。今度は、左。 ) [Sun 21 Jan 2007 13:22:58]
◆エリスティア@バレンタイン > ( いろいろと探索してみようと途中で道を曲がりながら進むと、やがて少し迷ってしまったようで、首をかしげて。 ) あれ… ここ、どこ……? ( 右を見ても、左を見てももと来た道に戻るように見えた。 【判定】) [Sun 21 Jan 2007 13:18:38]
◆エリスティア@バレンタイン > 困った、の…… ( かくんっ、と滑稽に首をかしげながら呟くその様子は、傍目からはあまり困ったようには見えない。 ふと、休憩した傍をみれば、丁度通路が見えていて。 ) 一度…休憩する、の…… (グルグルと回っていても今の状況では見つからないと思ったのか、薄暗い通路をゆっくりと歩く。おそらく外に出るものだとは思うが……今は試合中、そこに人は少なく、エリスティアの表情はどこかホッとしているようにも見える。人ごみは苦手だからか、それとも何かの拍子で胸に抱いた箱の中身が潰れてしまう可能性があったからか。 ) [Sun 21 Jan 2007 13:07:35]
◆エリスティア@バレンタイン > ( 人ゴミに酔ったわけでもないが、ふわふわとした動作で歩くエリスティアは時折通行人とぶつかり、その体をよろけさせてしまう。 通行人の歩く早さと自分の歩く速さは「時間軸が違う」と思えるほどに違うもので。ここにいる人たちは気が立っている人も多いから仕方ないと言えば仕方なかった。 ) 早く、妖精を探してしまわないと… ( 小さくつぶやきながら何十分もかけて回ってみるものの、やはり其れらしいものは見えない。いや、今までも見えていなかったのだからそちらの期待は薄いか。かと言って、この大歓声ではいつものような妖精の声ではかき消されて聞こえないような気もする。 ) [Sun 21 Jan 2007 13:00:33]
◆エリスティア@バレンタイン > ( 喧騒響くフィールド。ヴェイトス市民が享楽を求めて命がけの戦いを見物する場所、コロセウム。そのような感情に乏しいエリスティアがここにくるのは初めてで、かつ、修道女姿というのは得して目立つものであった。 ) こんなところに……妖精が、いる…の……? (流石のエリスティアも首をかしげずにはいられない。元来、妖精というものは人前に出るのが恥ずかしい。だから滅多に人の前に姿を見せないのだと聞いたことがあるのに。この場所はそれとはまさに逆だった。 ) [Sun 21 Jan 2007 12:54:02]
お知らせ > エリスティア@バレンタインさんが入室されました。 『 初めてのころせうむ。 』 [Sun 21 Jan 2007 12:50:37]
お知らせ > シャリネ@バレンタインさんが帰りました。 『( どうしても、納得しきれぬけれど事実である。次回は大聖堂へと。 )』 [Fri 19 Jan 2007 15:36:04]
◆シャリネ@バレンタイン > ( もうすぐ決着も決まる。だが……その決着を、見届けてから……足を運んだ以上は、この場に……どちらかが勝利を収める、その最期まで。見届けるのが、礼儀だろうと、その場に佇んで空色の瞳は、しっかりと試合を見て。……旗が上がれば、複雑な気持ちで、俯いた。 ) [Fri 19 Jan 2007 15:34:42]
◆シャリネ@バレンタイン > ……私、何か悪いことでもしたのかな? ( きょとん、と不思議そうに呟いた。大聖堂に行って、懺悔をしたほうがいいのか、というかのように。 ) [Fri 19 Jan 2007 15:22:17]
◆シャリネ@バレンタイン > ( ……どうやら、清らかな心を持て、と、強いお告げがあるそうで。 ) ……大聖堂……? ( また行くの?と、少女は目を丸くして小さく呟いた。戸惑う声色は歓声と喧騒にまぎれる声は淡く空気に掻き消えて。 ) [Fri 19 Jan 2007 15:15:09]
◆シャリネ@バレンタイン > ( 小さく祈っても、以前の大聖堂のときのように、妖精は現れない。けども……何か、聞こえた。【判定】 ) [Fri 19 Jan 2007 15:13:08]
◆シャリネ@バレンタイン > ( 少女は、思わず片手にかけたバスケットに視線落として。―――早く終わらせてしまおう、と思った。 ) ……。 ( 両手を組めば、柔らかい空の色を閉じて、小さく祈る。 ) [Fri 19 Jan 2007 15:11:58]
◆シャリネ@バレンタイン > ( 本当に、此処へ足を運ぶのは初めてだった。 ) …………。 ( 息を呑む戦い。楽しもうと見る気持ちにはなれず、複雑な思いで、コロセウムの入り口に立っていた。空色の双眸は、複雑に戸惑うような瞳でその戦いを見遣り、僅か数秒経って、瞳逸らす。現実なのはわかるけれど……。 ) [Fri 19 Jan 2007 15:07:24]
お知らせ > シャリネ@バレンタインさんが来ました。 『 此処へ来たのは初めてだった。 』 [Fri 19 Jan 2007 15:04:28]
お知らせ > ジョニーさんが帰りました。 [Sat 13 Jan 2007 03:25:41]
お知らせ > レミーさんが帰りました。 [Sat 13 Jan 2007 03:24:30]
◆レミー > ふふ、本当にそうですわね…… (有力貴族、と言ってもクリスティアの地方の貴族、そうそう政治権力があるわけでもないし、現在は親の力に頼らずにジョニーと同じく自分の力で生活しているところ。確かに似すぎている境遇だった。) ええ、それでは、また後日。 (軽く会釈すると、通路に戻り、ゆっくりと出口へと去っていく。) [Sat 13 Jan 2007 03:23:40]
◆ジョニー > ……なんだか、似てるな、本当に(思えば、笑ってしまうけれど。没落貴族と、有力貴族、その出自の差はあれど、現在の境遇は似たようなもので。だからこそ、そういった人物と知り合えてよかった、なんて本当におもうのだが)……わかった。それじゃあ、また今度――と、それと本当に、ありがとう。 [Sat 13 Jan 2007 03:21:00]
◆レミー > ( 決まり悪そうに頬を染める彼に、くすりと微笑みながら彼の言葉に頷いた。) 問題ありませんわ。私も嗜み程度ですし…… (もともと社交的というわけでもなければ積極的にこのような場に出ることも少なく。その点でいけば同じ穴の狢といえるかもしれない。) そうですわね。わたくしも今回は思いついただけですし…… (実際はどこでも楽しそう、と答える。) さて、わたくしはそろそろ行きますわ。 (見れば何度目かの試合が終わっている。ちょうど区切りのいいところだ。) [Sat 13 Jan 2007 03:17:43]
◆ジョニー > (彼女が調子を取り戻せば、いつまでも此方が照れていても仕方が無いわけで、決まり悪そうに頬をかけば、青年は頷いた)なら、わかった――後で連絡しておくから、楽しみに、と言った感じかな(エスコートできるほどに踊りが上手いわけではないけれど、なんて笑ってみせながら、続く言葉に同感だ、と頷いて)でもまあ……良いんじゃないか? 毎回毎回、何処かの社交場でダンスの申し込み、なんて、その内飽きてしまうから……こういったほうが『面白い』と思うんだが? [Sat 13 Jan 2007 03:12:41]
◆レミー > (暫し二人で頬を朱に染めていたものの、すぐに調子を取り戻すのは流石かもしれない。) ええ、わかりましたわ……そうですわね、いつでもよろしいですわ。ジョニーの時間が空いているときに。 (ジョニーの言葉に顎を抑えるように考え込みながら…そんなことを口にした。ただし時間帯は「夜」が良いと付け加えた。) けれど……このような場所で誘いの言葉というのもおかしな話ですわね。 (そう言うと改めて辺りを見回して、笑った。) [Sat 13 Jan 2007 03:09:41]
◆ジョニー > なら、決まり――だな。ええっと、じゃあ大ホールで、舞踏会……っと(マスカレードやら色々とあるわけだが、ともあれそれが彼女のお望みならば、と頷いた。種類は後から考えれば良いのだから、と)……いつごろが良いかな? [Sat 13 Jan 2007 02:47:57]
◆ジョニー > (まあ、そう言った彼女の反応を見ていると、少々恥ずかしいことを言ったか、と此方も赤くはなっているわけで。男女が二人で頬を染めているのは、コロセウムでは、あまり見れない光景かもしれない。……まあ、それはともあれ) [Sat 13 Jan 2007 02:46:25]
◆レミー > (ジョニーのやはり同じ反応に「なら、宜しいですけど」とそれ以上深く追求はしない。「当然」だと思ってくれていることが嬉しいとか知り合えて良かった、と言われれば 「何を改って…」 と頬を染めて照れている姿を見せていた。) 舞踏会……それでもかまいませんわよ。 (そういえばジョニーも貴族出身でしたわね、と今思い出したかのように言っては笑った。最近はそういったものにも出なくなってしまったから……偶には良いかしらね、と考えていて。) [Sat 13 Jan 2007 02:43:49]
◆ジョニー > 無理は――うん、してない、かな。大丈夫だと思うぞ(その念押しも、身体面ならやはり問題はないわけで――……だからこそ、そう言って気遣ってくれる彼女の言葉が、嬉しい。精神の方は、未だ傷が残っている自分だから。偶然出会えたこの事を感謝しながら、そっか、と笑った)その「当然」だと、思ってくれてることが嬉しいね、本当――レミーと知り合えて、良かったよ(それは、心底からの言葉。 もしも出会えていなかったら。 今も、独りであの恐怖に挑まざるを得なかっただろうから)大ホール、か……舞踏会なんかは時々やってるみたいだけど(……展示や何かは、やっていただろうか? どこかで演劇が始まったという噂は聞いたが、あれは芸能横丁だった筈だし、と此方も同じく思案顔 まあ、それならばパーティに誘えばよいわけだが――彼女の反応は、どうだろう?) [Sat 13 Jan 2007 02:38:06]
◆レミー > 確かに、高い目標を持って生活すると張りが出ますけれど…… (彼のわざとらしい様子に小さくため息をつき、「あまり無理をしてはいけませんわよ?」と念を押した。) ふふっ 「相棒」 の見舞いに行くのは当然のことですわよ? (だから礼など必要ないのだと目は笑っている。が、口にすることは無かった。――少なくとも殿方に恥をかかせるようなことはしたくない。) 私の喜ぶような場所、ですの? そうですわね…… 一度大ホールに行きたいとは思っていますわ。 (けれども、今は上演や展示はしていただろうか、と首を捻る。もともと嗜み程度に見るだけであって、熱狂的なファンというわけでもない為だ。) [Sat 13 Jan 2007 02:30:49]
◆ジョニー > そうでも思って動いてないと、ね。ベッドの上に転がってるよりは、ちょっと無茶でも目的を持って動いてた方が良いんだ、俺は――あ、怪我は本当に大丈夫なんだぞ?(身体的には問題ないんだ、と――そう言って、軽く腕を曲げたり伸ばしたりして見せる。別段、怪我を隠してるわけじゃないんだと、彼女に告げて――背負う、とそう言ってくれた貴女に、青年は、少しだけ照れくさそうに、けれど真面目な口調で告げるのだ)……あの手紙、さ。本当に、助かったんだ。来てくれて、嬉しかったんだ(――何に、とは言うまい。今はまだ。いずれ――そう、いずれ、彼女にも話すだろう。 その時、どんな反応をするかは、青年にはわかrなあいけれど)――だから、期待してくれて、良いよ。というか、そうだな、うん、何かレミーの喜ぶような所に、とも思うんだが――リクエストはあるかな? [Sat 13 Jan 2007 02:24:21]
お知らせ > ジョニーさんが入室されました。 [Sat 13 Jan 2007 02:19:42]
◆レミー > 別に今日明日果たさなければならないものでもありませんし、ゆっくり治せばよろしいですのに。 (面子にこだわるのは自分もではあるが、怪我を隠してまで格好つける必要は無い……というのが彼女の意見。それをストレートに言いはしないけれど。) ふふ、気持ちだけでもありがたいですけれど……楽しみにしていますわ。 (殿方の誘いを断るほど野暮でもない。期待するような視線を向けながらクスリと笑った。) そう?それならば宜しいですけれど……無理をする必要はありませんわよ。わたくしも一緒に「背負って」差し上げますから。 (ぎこちない様子をあえて指摘はしなかった。が、変わりにそんなことを口にして。) [Sat 13 Jan 2007 02:16:02]
◆ジョニー > いや、そうも言ってられない、からなあ――……。『野望』の為にも、相棒がばったりしたままじゃ、格好つかないだろう?(そう、他意が無いのがわかっているから、笑えるのだ。彼女の微笑は、あの惨劇のイメージを払拭するのに足りる。ぎこちない表情も、少しずつ自然になっていくだろうか)ああ、そっか……うん、本当に助かったよ。あの部屋は、殺風景で参ってたんだ。今度、お礼にまた、食事にでも誘わせてくれ(実際、あの手紙は――役に立った。悪夢の内で、縋れる何か、誰かがあると、そう意識する事が出来たから)……まあ、大丈夫だよ。とりあえず、ココに来れる程度、には(そう言って、青年は少女に嘘をついた。精神面が完全にいえていれば、悪夢なぞ見るわけもない。その何処かぎこちない様子から、見破ることは可能だろう) [Sat 13 Jan 2007 02:08:27]
◆レミー > ええ、そうですわね。しばらくはゆっくりするものだと思ってましたわ。 (ジョニーの言葉ににっこりと微笑む。確かに血をイメージさせるような色かもしれないが、本人に他意はない。ただ新しく買った衣装をお披露目しているだけに過ぎないのだから。見舞いに来たのだろう?と問われれば「ええ」と軽く頷いた。) 夜中でしたし、貴方は寝ていたようですので見舞いの品を置いて帰りましたけれど……もう大丈夫ですの? (大丈夫?というのは何も身体の事だけではない。吸血鬼に襲われ負傷したとあっては精神的に参っているのではないか…… そう思っての問いかけだった。) [Sat 13 Jan 2007 02:04:07]
◆ジョニー > ……やれやれ(――それに、仮に本当に凄惨な戦いが行われていたとしても、自分はココへ来ただろう。これから先も武器を取るならば、自らのそういった事を行うのだから。 一瞬のフラッシュバック。 渇いた身体。 欠けた右腕。 壁の赤色。 首を振って、それから逃れる)――……っと、レミーか。――確かに、ここで逢うとは、思わなかった(ぎこちない笑みは、彼女の纏った紅色のドレス。似合っている。そうは感じたが、先ほどの幻影が蘇るようでもあり)……そう言えば、見舞い、ありがとうな。きてくれたんだろう? [Sat 13 Jan 2007 01:59:55]
◆レミー > ……終わりましたわね。 (二人の戦いに終止符が打たれれば小さくため息をつく。力強い剣ではあるが、確かに例の剣闘奴隷の言う通り、自分の剣の参考にはならなかった。 さて、と腰をあげると席を外し、ジョニーのいる列へとやってくる。2、3人席の前を通させてもらって……) こんばんわ、このような場所で会うなんて珍しいですわね。 (そう、彼に声を掛ける。珍しいというよりは初めて来たコロセウムで出会うのだから「奇遇」という方がしっくり来るかもしれない。) [Sat 13 Jan 2007 01:56:55]
◆ジョニー > (試合は、確かにまあ血生臭くても、其処まで『死』を意識させるものではなかった。故に――実際に『死』を意識せざるを得なかった彼は、其処まで恐れるということも無かった。もとより、多少精神的にタフだったのもあり。やがて、しばらく続いた剣戟は一方の戦士がKOされることで決着がつく。 敗者に死を、と叫ぶ観客も多少はいたが、それは行われず。 試合と試合の合間の、休憩時間。 多少の客が席を立つころあいになれば、彼女は此方へ近付いてくるだろうか?) [Sat 13 Jan 2007 01:51:39]
◆レミー > まぁ、後で覗いてみるかしら。それとも、こういったのは奴隷ギルドで見積るべきかしらね…… あら? (ふと顔を上げれば、前方の席に相棒の姿。退院早々このようなところで観戦とは、なかなか精力的ですわね、と変に感心していた。 声を掛けようにも歓声の中ではおそらく聞こえぬだろうし、近寄ろうにも他の客の邪魔になりそうなので、試合が終わるまでソッとしておく。) [Sat 13 Jan 2007 01:48:17]
◆ジョニー > (退院祝いにと、騎士団の同僚からチケットを貰った。病み上がりに血生臭いものを見せる気かと問うたところ、どうやらまあ、最近は違うのだといわれ、半信半疑で来たのだが――)……なんだ、意外と、普通じゃないか(――正直言えば、あの悪夢。未だに毎夜のように見るアレが蘇るのではないかと、思っていたが、そんな事もなくて、青年騎士はやれやれと溜息を吐いた。席順としては少女の前方の方で、気付くのなら――恐らくは、彼女の方がサキだろう) [Sat 13 Jan 2007 01:42:11]
お知らせ > ジョニーさんが入室されました。 [Sat 13 Jan 2007 01:38:49]
◆レミー > ( どうやら『試合』は終わったらしい。客席から拍手喝采が飛び交い、レミーも軽く拍手を送っていた。 そして、再び始まるは従来の「試合」。 当然斬られたり突かれたりで血が流れるものの、それでも凄惨な試合とまではいかない為、レミーでも見られるレベルの試合だ。 ) そういえば……剣闘奴隷というのは一体どれくらいするのかしらね? ( 戦い方を「盗む」ためにその試合を眺めながら思うのはそんなこと。 やはり剣の練習をするにも一人より二人のほうが効率は良いだろうから……けれど、父親の援助が無い為、そう高い買い物はできない。 ) [Sat 13 Jan 2007 01:32:59]
◆レミー > ( まぁ、それでも従来の「試合」がないわけではないし、死人は出ない競技とはいえ、殴り合いや騙し合いはアリアリのゲームではあるけれど。) 確かに……身近に「死」を感じてしまえる今は「殺し合い」などに熱狂できませんわね。 (こんなことを言ってしまえば不謹慎かもしれないが、自分を含めて貴族というものはつくづく平和ボケしていると思う。死を実感できないからこそ、殺し合いを享楽のひとつとして見れるのだ。――騎士をしている自分は流石に「娯楽」として見れないのだが。) こういった『試合』でしたら歓迎ですわね。 [Sat 13 Jan 2007 01:18:44]
◆レミー > ( 今日も熱気集まるコロセウム―― 最近、趣向が変化しつつある為か普段は来ないような客層が増えつつある。かくいうレミーもその一人だ。先日買った血のように赤いドレスを着、黒のショールを掛けた姿の彼女は、眼下に広がる『競技』を見ていた。 ) 血なまぐさい場所だと聞いていましたけれど……ずいぶんとクリーンな戦いではありませんの。 ( ルール無用の血生臭い戦いが苦手なのと、以前とある剣闘奴隷に 「コロシアムでの戦いはあまり参考にならない」 と言われたのもあり、近寄りさえしなかったのだが…… 最近「雰囲気が変わった」という噂を聞き、遣ってきた―― 確かに、その勝負は安心して見れた。) [Sat 13 Jan 2007 01:10:48]
お知らせ > レミーさんが来ました。 『お嬢様の休息。』 [Sat 13 Jan 2007 01:05:19]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『Merci appui ! (手を挙げ、素直な言葉が口を吐いた。) 』 [Wed 10 Jan 2007 02:14:29]
◆エトワール > ( 意味も無くヒトが死んでいく事件が多過ぎた。 身内や知り合いの誰かが、または友人の家族でも職場の仲間でもいい。 誰もが身近な誰かの死を連想するような時勢に、奴隷の殺し合いを楽しめる人達が減ってきたという事だろう。 暫し振るわなかった興行も幾らか話題性で持ち直すかもしれない。 なにより、剣闘士達の顔が恐怖と絶望から開放されたように輝いていて、うん、悪くないなって、思ったわけで。 これなら気の弱い青猫の人達だって招待できるかもしれない。 ) [Wed 10 Jan 2007 02:05:02]
◆エトワール > ( 決して最速の部類ではない。 足が速い剣闘士なら他に幾らでも居る。 ただ、延々走り続け、尚且つ追い縋られても薙ぎ払えるようなパワーを兼ね備えた剣闘士はそう居ない。 対抗できるだけの相手がチームに居なかったのが運のつきか、終始赤毛のクランクを止めるべくまとわりつかなければならなかった黒軍は頭数を割かれて惨敗。 最後の一点は決死の特攻をかけた黒軍数名の思惑を他所に、別ルートを走っていた選手に向けてゆるいパスが送られ――――そのままゴールに至ったというもの。 一際大きい声援に向けて皆で手を挙げ、勝利をアピール。 ) ……ッはぁ、はぁ、はァ…こういうのも…悪くは無いんじゃないのかね。 [Wed 10 Jan 2007 01:52:34]
◆エトワール > ( 正面に立ち塞がった黒い衣装の男目掛けて加速を止めず、直前でボールを抱えたまま宙に舞い上がった。 片手を男の肩に伸ばし、其処を軸にしてのハンドスプリング――――金色の義足が着地と共に火花を上げて地面を削り、観客席から大きなどよめきと声援の混じった声が届く。 残り20mといった所か。 あっという間だ。 ) [Wed 10 Jan 2007 01:40:01]
◆エトワール > ( ボールの奪い合いとはいえ、本職は殴り合いだ。 勿論相手を殴り飛ばしてはいけないというルールは無く、相変わらずそういう派手さは残っている。 ただ積極的に命の取り合いをするのが目的ではないし、選手としても心が軽いというもので。 勿論、元来のコロセウムファンの為にいつものような試合も組まれるものの、最近はこういう競技モノに引っ張り出されるようになって個人的にはだいぶ気分も楽になった。 やっぱり殺し合いは向いてない。 覚悟したつもりでも、そうだ。 ) 退かないとッ…怪我するよッ―――――!! ( 人間の範疇を超えたパワーと体力で数人の剣闘士を引き摺りながら強引に突き進み、蹴散らすように前へ進む。 このまま突撃してしまえば赤軍の勝ちだ。 ) [Wed 10 Jan 2007 01:31:00]
◆エトワール > ( コロセウムも変わる。 度重なる戦災と目を覆うような凄惨な事件が繰り返せば、やがて人々は血を求めるよりももっと平和な、娯楽性の強い催しを求めるもので。 コロセウムのグラウンドでは今、紅と黒の2種類のコスチュームを纏った剣闘士達が20人前後…現状の正確な数は分からないが、兎も角それくらいの数の剣闘士達がわらわらと出揃って、ゴムと皮で作られたボール1つを巡って競り合っていた。 誰が考案したのか、剣闘士の試合目的を殺し合いにせず、尚且つエキサイティングな模擬戦争に見立てた競技だった。 飛び出した赤側の剣闘士エトワールは金属の脚とは思えないくらいの快速で一陣を振り払って相手側の陣地に突撃をかけた。 ) 皆上がってッ!! ( 見た目のわかり易さと認知度から、チームリーダーに任命されて数試合。ようやくやり方が飲み込めて、尚且つこのある程度平和なチームバトルが楽しめてきた頃だ。 ) [Wed 10 Jan 2007 01:24:48]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 走る 走る 走る!! 』 [Wed 10 Jan 2007 01:12:54]
お知らせ > モエラさんが退室されました。 [Tue 19 Dec 2006 02:02:02]
◆モエラ > (芸能横丁で見た物語のでたらめな蛮族王みたいに、この外套が呪術道具めいた装飾に覆われる頃には、もしかしたら本当に見える位にはなってるかもしれないが―― )問題は、其れまで生きてるかって話だ。 ホントコロセウムは地獄だぜ ってな―― (自分の体に刻まれた新しい傷跡の数見るに、少しだけ辛いかもしれない。 フリーの剣奴で、此処から生きて出た奴の話など、そんなに聞かないわけだし。) [Tue 19 Dec 2006 01:59:51]
◆モエラ > (嘗て森中の自分の村にいた頃は、無駄に獣を殺せば悪霊が憑くと教わった。人もエルフもまた獣と同じ。 殺すたびに量は多くなり、最後には気が狂ってしまうのだと。 試合とはいえ、殺人に呵責を覚えなくなり始めた自分を狂気と取るならば、成る程あの教えは正しかったわけだ。)・・・・・そのうち村のばば様みたいに精霊でも見えるようになるかね。(そうして”壊れた”者は、狂気と引き換えに奇妙な力を得るとも、そういえば教わったような。) [Tue 19 Dec 2006 01:56:04]
◆モエラ > (気が付けば共に歩んできた皮の外套は、もう半ばまで飾りに覆われていた。 もちろん一人一枚とかそんなには殺してないし、殺せるほど強くは無い。全ては嘘で冗談。 ずっしりしてれば鎮魂気分にでもなれるかと思って提案を受け入れたが、飾りに塗れた外套は羽織ってみても意外と軽く、着心地も酷い位良かったので結局目論見は果たせなかった。 ただ戦績の記録表として、明日からも色々刻んだりつけたりするのだろう。) [Tue 19 Dec 2006 01:49:59]
◆モエラ > (個人所有からコロセウム付きの剣奴に戻って、始まった新しい日々はとっぷりと血の色をしていた。 刺激的な試合には出ることが少なかった分、ツケを払うみたいに危険な”夜の部”に放り込まれ続けている。 元々夜が似合う体にサディスティックな得物と態度で売ってたわけで、客も其れを望むのだとかで―― ) ・・・痛いけどナ。 選べる立場って偉大だわ ――っと、OK。ほい。(職員に使い終えた針糸手渡して、一日の業務は漸く一段落。) [Tue 19 Dec 2006 01:46:00]
◆モエラ > (正確には殺すたびに飾りを増やすのか。 返り血を拭って控え室の椅子に腰掛ければ受け取った針と糸で、仕事を済ませてく。 優雅で平和だった自分の村には、もちろんそんな伝統は無く――全ては蛮族めいたテイストを濃くするために、演出屋の考えた妄想上の風習だ。 それでも流石というか、周囲の受けは良いらしい。 視覚効果ってのは便利なものだと思う。) [Tue 19 Dec 2006 01:40:52]
お知らせ > モエラさんが来ました。 『羽飾りを増やした夜。 また一人、人を殺した。』 [Tue 19 Dec 2006 01:40:27]
お知らせ > 苔丸さんが退室されました。 『勝ち名乗り。やっぱり歓声もブーイングも特に無く』 [Thu 7 Dec 2006 04:08:02]
◆苔丸 > (大した傷じゃないけれど、紅く染まっていく身体に悲壮感募らせた太刀筋は段々と精彩を欠いていって)っつー…あちゃぁ、油断、大敵…(逆に予想だにしなかった動きでこっちも胸元切られちゃったりして)んん、んん〜…ここ、だね(ひゅん…首筋に一閃。パクリと開いた傷口から、鮮血が噴水のように。それを待っていたかのように浴び)あぁ…暖かぃい… [Thu 7 Dec 2006 04:04:58]
◆苔丸 > (痛みを感じ、がむしゃらに反撃してくる相手。別に、今日は、受けなくてもいいから。ひゅ、ひゅ…腕に、脚に、頬に)んん…もっと、もっと…! [Thu 7 Dec 2006 03:56:51]
◆苔丸 > (横薙ぎ身を屈めて交わしたところで)―隙ありぃー(す、うと脇腹に刃走らせ擦れ違う。薄く一枚。返り血数滴)〜〜っ [Thu 7 Dec 2006 03:53:33]
◆苔丸 > (気合の入った掛け声とともに斬りかかって来る相手。うん、まぁ剣闘士っていうよりは借金のカタとかそんな感…)ぅわ、っとぉ!(死に物狂いって侮れない。受け流そうと思ったら片方弾き飛ばされちゃって)…あちゃ(好機とばかりに追撃が) [Thu 7 Dec 2006 03:48:38]
◆苔丸 > (まぁいいや。負けろって言われて無いし勝ったらきっとご褒美だ)がんばろーっと(にやにやとする顔が気に入らなかったのか、相手は更に目を吊り上げてる。そして、開始の合図の鐘が打ち鳴らされて―) [Thu 7 Dec 2006 03:38:36]
◆苔丸 > (遅れて反対側から入ってくる相手。見た目は…自分と同じくらい?もうちょっと下?どこにでもありそうな片手剣を手に…辛辣な顔でこっちを睨みつけてくる)あぁ…うん。なんだろ、こっち割と悪役なのかな(きっと相手を殺したら助けてやるとかそんな感じなんだろう。ひゅ、とこっちもナイフを手に) [Thu 7 Dec 2006 03:31:04]
◆苔丸 > (時間も時間。天気も天気。季節も季節。まして名も無い低級闘奴。歓声もブーイングも特に無く)んん…今日は、何にも言われて無いし(ふつーにやればいいんだ。それでもくるくると踊るような動きで観客席に一礼するのは、染み付いたもの) [Thu 7 Dec 2006 03:22:09]
お知らせ > 苔丸さんが来ました。 『観客まばらな戦盆に』 [Thu 7 Dec 2006 03:18:24]
お知らせ > フィオさんが帰りました。 『降りて来いよ、相手するッスよ!!』 [Thu 30 Nov 2006 21:27:01]
◆フィオ > (暫くして) ……いてっ !! (何かこめかみにぶつかった。 痛みが走って、思わず其処へ触れた) (石) (飛んできたと思われる石を拾って、歯かみ締めた) 上等じゃないッスか――……。 (飛んできたと思われる方見上げた。目を細めて、 叫ぶ) [Thu 30 Nov 2006 21:26:20]
◆フィオ > (座って回り見た) 今日居るんスかね? (この時間、この日にタイミングよく現れるのか謎である。 座った状態からシャガム状態へとなって、そのままバック転) よっ っと!! (立ち上がって、構えをとってみたり、敢えて周りを挑発すつかのように睨みを飛ばした) [Thu 30 Nov 2006 21:21:23]
◆フィオ > ん (扉開いて、目の前を見てそんな声零した。 とりあえず薄暗い部屋から、その闘技場へと足を踏み出す) あれ? 今日って…… (相手が居ない。どういうことか。真ん中近くまで歩けば周りを目細めて見回した。 そして、頭を掻いて考えた) ――……乱入、試合? (客の中にたまに居るのだ。此処へ出る相手と対戦を求めるものが) (地面へぺったぁ座った) つまり、 待機ってことスカ (会場には名乗りをあげろという声が飛び交った) [Thu 30 Nov 2006 21:15:04]
◆フィオ > (鏡を割ることも無くなった、優しさにかまけて試合相手へ同情をおくことも無い。 それで満足かと聞かれたらわからないッス、なんていうだろう。 ふぅ、と息はいた) 寒くなってきたな (流石に熱気に包まれる此処では吐く息が白く染まることはなく) (「フィオ、出ろ」) 了解ッス。 (声かかればゲートくぐる為に扉前に立つのだ。一度目瞑って、とんとん、と足を動かせば扉を真っ直ぐに見つめた) [Thu 30 Nov 2006 21:10:25]
◆フィオ > (最近少しだけ吹っ切れたせいか、自分の力の加減を覚えて試合だけに集中できるようになった。 勿論魅せるようなショーとなったらまた別であるが。 単純に相手を死に追いやる格闘の心構えは出来たということ。 相手が刀や剣で来るなら骨とともにへし折るだろうし、女性ならば残念ながら手加減せずに腹部へと一撃を放つ) (単純だけどそういうこと) ――いっち にーの さん っと (体を横へとひねった。 準備だけは念入りにしとく) [Thu 30 Nov 2006 21:05:47]
◆フィオ > (足の膝をまげる屈伸。そのまま起きたところでゆっくりと腰をまっすぐにして、そして天井へと手を向ける。それは両手であり、背伸びでもあるから) (試合前の緊張をほぐそうとこうやってまた待つのだ) [Thu 30 Nov 2006 21:02:19]
お知らせ > フィオさんが入室されました。 『(大きく息を吐く)』 [Thu 30 Nov 2006 21:01:06]
お知らせ > 十蔵さんが帰りました。 『大盛況の最中に消え行く者、此処に一人―――』 [Tue 14 Nov 2006 22:49:09]
◆十蔵 > (砂地の上に広まって行く、紅。其れを見ても一度勢い付いた歓声が治まる事はない。寧ろ、奴隷達が其の鮮血を皮切りに本格的な殺し合いを始める事でより一層活性付いた。其の雰囲気に双眸を険しそうに顰めた後、唐突に侍はリングに背を向ける。)―――余興も終わっちまった…(本来の見たかったもの、其れが過ぎてしまえば用は無く。さて明日は何処に行こうかと考えながら、観客の脇を擦り抜けては浪人の耳元から喧騒は徐々に小さくなり消えて行く。また男はアマウラと同様に野宿すべき場所を探し始めた―――) [Tue 14 Nov 2006 22:48:40]
◆十蔵 > (観客の声援に後押しされるようにして試合は開始する。其の合図となるのは一人が武器を構えて奇声を発したからだった。然しながらリングで舞う奴隷達が各々に構えをとっても斬りかかるのに躊躇して、血が吹き出る事はない。其れに苛立ったのか観客の一人がリング内へとゴミを投げ込む。恐らくは賭けやら何やらをしているのだろう。其の一つのゴミから連なるように次々と投げ込まれる物質やら野次やら。一種名物化とでもしてしまった此の光景を見ては一瞬の浪人の視線は其の光景に流れ。)―――成程(こいつも聞いた通りだ。 襟から抜け出た掌が可笑しそうに口元を覆う。視線をリング内へと戻した其の時だった。大きく吹き上がる血が一箇所に広まった…。) [Tue 14 Nov 2006 21:51:53]
◆十蔵 > (互いに見合う奴隷数名、明らかに客席とリングの上では温度さが違う。悲壮に満ちた場所と歓声に満ちた場所、観客達の怒号が飛ぶ中で例外なく僅か身を乗り出した侍が大声を上げていた。)―――やっちまえ、やっちまえっ!!殺らねぇと殺られるだけだぞ、御前等!!(試合を楽しみ一般市民として何ら変りの無い台詞。男は試合の行方を見守っていた。両手を袂の奥に引っ込めながら、肩を可笑しそうに揺らせば野次か揶揄か歓声かどれとも掴み辛い心理状態の中で「まだかまだか」と欠かさずに喉から声を上げていた。) [Tue 14 Nov 2006 21:15:42]
◆十蔵 > (ヴェイトス一日目―――観光と称するべくか否か。そんな男が辿り着いて先ずやって来たのはアマウラ時代から血の気の多い連中から良く聞いていた闘技場。立ち見席の金を払い、武士の風情をした汚れた貧乏浪人は其の最前列で試合を眺めていた。剣闘奴隷達の生死を分けた殺し合い。ただの斬り合いには無い、おぞましさがある。奴隷達の悲壮に満ちた面構え、其れが生きた証拠である事を知り浪人の口元が僅かに緩んだ。) [Tue 14 Nov 2006 21:07:39]
お知らせ > 十蔵さんが入室されました。 『こいつぁ…――良いや』 [Tue 14 Nov 2006 21:03:33]
お知らせ > 瑞樹さんが退室されました。 [Sun 29 Oct 2006 18:09:18]
◆瑞樹 > ・・・さて、と(診療所に戻るかの・・・呟けば、白衣を翻し後にしようか。この部屋を・・・。) [Sun 29 Oct 2006 18:09:11]
◆瑞樹 > 所詮浮世は地獄と同じ・・・かの。(奴隷達は自らの事で手一杯・・・そして余裕のある者達は、これを娯楽としてしか捉えていないのだから・・・蜘蛛の糸すら見えやしない分、常世より酷いのかもしれない。まぁ、思うだけで変えられない自分も同じなのだろうが) ・・・ふぅ。(肺に溜った空気に・・・胸のモヤモヤを乗せるかのように・・・息を吐き出して。) [Sun 29 Oct 2006 18:00:10]
◆瑞樹 > ・・・ふぅ。(コロシアムの医務室・・・緩やかに息を吐くのは白衣の男。カリ・・・とかじる毒の枝はそのままに・・・怪我人の居ない部屋で独り。) ・・・全く。(この医務室は割合暇だと思う・・・此処に来る者の傷はそう深く無いからだ。重傷ならヴェイトス病院行きだし・・・それ以前に) ・・・今日は一人・・・だったかの。(死人であることの方が多いのだ。) [Sun 29 Oct 2006 17:50:36]
お知らせ > 瑞樹さんが来ました。 [Sun 29 Oct 2006 17:45:26]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 よし、普通に帰ろうッと。 』 [Wed 4 Oct 2006 21:58:56]
◆エトワール > ( 控え室に戻って塗れタオルで軽く身体を拭き、砂埃を拭う。 脚と腕の可動を目視で確かめ、問題なしと。 ギアをフル稼働させた右手と右足が少し熱を持っているのは毎度の事、普通にしている分には問題なしだ。 ) …さてと。 ( このまま帰って休むもよし、暫らく試合を観戦していくのもよし、流石に試合直後まで重労働を強いるほど青猫の娼婦達も鬼じゃない。 …と独白する事で媚びておく。 ) [Wed 4 Oct 2006 21:48:26]
◆エトワール > Merci appui ! Comment svp apprecier de subsistance. Bonne nuit ! ( 片手を軽く上げて客席にアピール。 派手さと華やかさを売りにしているような剣闘士はこういうサービスを怠るな、という指示のもといつの頃からかこんな具合である。 正直性に合わないが、皆それで手を振って歓声を返してくれるから良いか、と。 ちなみにアドリブは弱いからいつも先にある程度台詞を考えている。 ) Merci !! …ってて。 ( 直ぐには帰らず暫らく客席の周りをゆっくり歩いて手を振り、不意に小さく顔を顰める。 大した事無いと思っていたけど、何箇所か痛めたようだ。 感覚の無い義肢なんかも後でちゃんとチェックしておかないと、いつの間にか壊れているなんて事もある。 そうそう便利な事ばかりじゃないって話。 ) [Wed 4 Oct 2006 21:41:40]
◆エトワール > (化けた!_| ̄|○) [Wed 4 Oct 2006 21:36:35]
◆・ィ・ネ・ゥ`・ > Merci appui ! Comment svp apprィヲcier de subsistance. Bonne nuit !。。」ィ。。ニャハヨ、ノマ、イ、ニモQソヘマッ、メ憾ノ、キ。「エ、ュ、ッ・「・ヤゥ`・、ケ、。」。。メ侃ソトソ、ホナノハヨ、オネA、荀ォ、オ、ヌ箇、х鶚ハソ、ハ、鬢ウ、ヲ、、、ヲ・オゥ`・モ・ケ、マオ。、、ハ。「、ネ、、、ヲヨクハセ、ホ、筅ネ、コ、テ、ネ、ウ、、ハセ゚コマ、ヌ。「ユヨアソ猝ヨ、タ、ア、ノ、「、ウフカネネセ、゚クカ、、、ソクミ。」。。・「・ノ・・ヨ、マjトソ、タ、ォ、鬢、、ト、簪ネ、ヒフィヤ~、ネ、ォソシ、ィ、ニ、ェ、、、ニ。「、ネ。」。。、オ、テ、オ、ネメ、デz、゙、コ、「、ウフカネメ侃サ、キ、ハ、ャ、髫i、、、ニヨワ、遙「、、、ニ。「、ネメサヒイ、A、皃ソ。」。。ツモ、テ、ソウフカネ、タ、ネヒシ、テ、ニ、、、ソ、ャ。「コホケwヒ、ォヨリ、ソ、、エ篤、ハワ、ア、ニ、、、ソ、隍ヲ、タ。」。。クミメ勁ャ殪、、チxヨォ、ハ、、ォ、粃皃ヌ、チ、网、ネ・チ・ァ・テ・ッ、キ、ニ、ェ、ォ、ハ、、、ネコホИ、ャ牡、、ニ、、、、ォキヨ、ォ、鬢ハ、、。」。。ア翅、ハ、隍ヲ、ヌイサア网ハ、筅ホ。」。。」ゥ [Wed 4 Oct 2006 21:35:46]
◆エトワール > MIGHTY KICK!! ( 加速+重量+魔力=破壊力。 跳躍からの渾身の右足キックが再度インセクティアの胸元を直撃し、派手に吹っ飛ばす。 砂煙を上げて倒れた男の胸から遅れて赤い光が爆ぜるのと、赤毛の剣闘士が地面を削りながら着地するのがほぼ同時。 今日も危なげなく、娘は勝利した。 ) [Wed 4 Oct 2006 21:24:34]
◆エトワール > ( 体中に張り巡らされた魔力回路に意識を集中してその流れを把握する。 普通の人間の何処にも該当しない奇妙な器官を通してその流れを操り、赤い魔力光を宿したエネルギーを徐々に右足義足に集めていく。 突き飛ばされて転倒した男が立ち上がるまでの時間で十分。 頃合を見て駆け出す足元で、砂が焦げるような煙が上がり、火花が散る。 ) [Wed 4 Oct 2006 21:16:16]
◆エトワール > ( 唸りを上げて回転する右手の拳がインセクティアの男の胸に激突して派手な音を立てた。 感覚の無い義手から伝わる振動が肘から肩に、ぱきぱきと男の胸の繊維を破壊する感触を伝える。 動きの止まった昆虫男の腹に続けざまサイドキックで突き飛ばせば、大きな歓声がようやく耳に届く。 久しぶりにまともな試合が組まれて戦盆の真中、腰を低く落として構えた。 ) [Wed 4 Oct 2006 21:10:36]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 ッはあああああァァ―――――!!! 』 [Wed 4 Oct 2006 21:05:54]
お知らせ > シノさんが退室されました。 『( ―― その亡骸が原型を留めなくなるまで、蹴り続けたと言う。 )』 [Tue 12 Sep 2006 11:44:31]
◆シノ > ( 非常に頑丈なその靴は、立派に武器としての役目を果たすだろう。横っ面を思い切り蹴っ飛ばされた悪魔らしき何かは、存外に呆気無く向かって左方向に吹っ飛ぶ。それからのそれ≠フ行動は簡単だった。未だ体制の整わぬ悪魔モドキに馬乗りになるが早いか、その頭部に腕の円環をぶつけ始めたのだ。まるで釘に金槌を振り下ろすような動きで。常人から逸脱した腕力で振り下ろされたそれは、一撃目で血に塗れ、ニ撃目で更に多量の血に塗れ、三撃目で脳漿に塗れた。それでも振り下ろすのは止めない。止めようとしない。ただ狂笑を張り付かせ、只管に悪魔モドキを破壊する。頭がこれ以上壊せなくなった彼女は、ゆっくりと立ち上がり ―― ) [Tue 12 Sep 2006 11:44:03]
◆シノ > ( それ≠ヘ、今回が初陣だった。放って置くと只管に自傷を繰り返す現状を嘆いた職員が、相手に丁度良さそうなのを見繕ってとっ捕まえて来たのが数刻前。それからすぐにコロセウムまで搬入されて ―― 今に至る。今、目の前に居た悪魔っぽい何か(それ≠ヘ悪魔と教えられた)が、馬鹿正直にも正面から突っ込んで来た。そしてヒトの身には有り得ぬほどに鋭く伸びた爪で、それ≠引き裂こうと動く ―― が。その横っ面に、靴が減り込んだ。 ) [Tue 12 Sep 2006 11:35:59]
◆シノ > ( と言っても、違う点は勿論ある。自分はヒトの血がより色濃く出ており、相手は悪魔の血がより色濃く出ていると言うこと。目の前に立つ男には、山羊のような角が生えている。飛ぶ機能を持ち得ないほどに小さな翼も生えている。そして牙は常人のそれより遥か鋭い。 ) [Tue 12 Sep 2006 11:31:06]
お知らせ > シノさんが入室されました。 『( 相手は、自分と同属だった。 )』 [Tue 12 Sep 2006 11:28:59]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『今跳ね飛ばしたフールの血が、赤かった事なんて』 [Tue 12 Sep 2006 00:13:10]
◆レイ・シェリダン > (数瞬後にコロセウム限定で赤い雨が降り注ぐ…赤い血の雨だが)ははははははっ! あばよ、悪魔っ!(笑いながら跳ね飛ばした首を踏み潰してやる…、周りの観客もその残酷なショーに酔いしれて気付いていないが…) [Tue 12 Sep 2006 00:12:38]
◆レイ・シェリダン > (逃げるべく立ちあがったところで・・・)そう・・・らああああああああっっっ!!(容赦なく、そのポールアックスでほとんど動けないフールの首を跳ね飛ばした) [Tue 12 Sep 2006 00:09:04]
◆レイ・シェリダン > (歓声とKILLコールの混じった、狂乱がコロセウムを包む中…笑みを大きくし、倒れ伏せた相手が起き上がるのを待つ…)どうした、逃げねぇのか? だったら、死ぬだけだぜ?(さぁ、立ちあがって逃げて見せろと、相手を待ち…) [Tue 12 Sep 2006 00:08:04]
◆レイ・シェリダン > (吹き飛んだフール相手に、周りの観客からkillコールが浴びせられる…。もっともkillコールの大合唱はこの試合だけじゃないけれども)ほら・・・あたしの得物を寄越しなっ!(観客のコールに応える様に手を上げコロセウムの職員へ偉そうに命令する。すぐに『手筈通りに』自分のポールアックスが投げ寄越され、それを受け取れば大きくぶんっ!と刃音を鳴らして身構える) [Tue 12 Sep 2006 00:05:01]
◆レイ・シェリダン > (蹴りに蹲る相手の髪を掴んでやる…、胃の中のものを吐き出し苦しげなその顔を観客に見えるように上げさせて…)もう一発、食らわせてやるぜぇ、なあっ!(開いた片手で、もう一度相手の腹を抉り殴り飛ばす…髪を掴んでいた手にその髪だけ残し相手が吹き飛んでいく) [Mon 11 Sep 2006 23:57:39]
◆レイ・シェリダン > (雨で狂っているのは周り(観客)も同じか…、奴隷とは言え「人間」が、悪魔をいたぶり追い詰め殺す…そんなカタルシスを周りが求めているわけで、ならばそれに応じてやるのが闘奴の役目)は・・・っ、馬鹿がっ!(同じように追い詰めたところで、今度は拳でなく蹴りを放ち…それが深深と相手の腹にぶち当たる。鉄板で強化された靴からも闘いを生業としていない、歳相応の肉しかついていないその体の感触が足から伝わる) [Mon 11 Sep 2006 23:54:48]
◆レイ・シェリダン > (殊更大げさに、ゆっくりと相手と間合いを詰めるように大股で歩き…力をこめた手足をぶん回す。それから必死に逃げるフールを見て観客が嘲笑する)そおら、そらそらぁっ! 動き鈍くなってきたぜ? おしまいか? 悪魔野郎?(攻撃を避けられても気にしない、そのまま再び間合いを詰め、拳を振るう。普段のコロセウムで行われるよりも酷く下卑て悪趣味な闘いだが、それすら周りは喜んでいるのだからこれでいいのだろう) [Mon 11 Sep 2006 23:49:03]
◆レイ・シェリダン > (それでも観客から文句が出ないのは、相手をしているモノに悪魔の風貌が色濃く出ているからだろう。つまるところどこぞでフールがとっ捕まっての処刑試合)はははははっ! ちょこまか逃げたところで無駄だぜ。もうてめぇに帰るところは地獄だけさ、なぁっ!(武器なしの素手同士…殴り合いと言うにはパワーの差がありすぎたか、殴られ吹っ飛ばされ逃げる相手を追いかけていくそんな嬲るような闘い) [Mon 11 Sep 2006 23:43:44]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『…一方的な試合』 [Mon 11 Sep 2006 23:39:52]
お知らせ > フィオさんが帰りました。 『あんた怖いから、倒すね?』 [Sun 3 Sep 2006 13:44:38]
◆フィオ > (中央まで歩けば挑発してくる相手。騒ぐ場内の熱気は体にしみこんで、少しばかりの雨は真っ黒い部分をくすぐった) ごめんね、ごめんね (謝るが顔は感情を作れなかった) ごめんね、ごめんね (相手へ近づきつつ謝った。ゴングがなると同時に飛び掛ろう、そしてそのよく喋る口を、顎を壊してしまおう。彼はじっと構えてひたすらに欲望を思い浮かべた) ごめんね、俺チキンだから。あんた怖いから (ゴングがなった。試合開始である。少しだけその顔が笑ったように歪んだ) [Sun 3 Sep 2006 13:44:26]
◆フィオ > (苦しいね) 煩い (昔みたいにまた怖がっているだけッスかね) 煩い……。 (殺しちゃえばいいよ?)(幻聴が自分のものか分からないけれど、そんな言葉が浮かんで男の目が据わる) ――……。 (すく、立ち上がればゲートへと歩く) 試合 (セスタスをつけ、名前が場内へ響く。腕まくりをし、興奮状態にあがってくる奴隷を見据えた) [Sun 3 Sep 2006 13:38:25]
◆フィオ > (戦いたい、戦って勝どきをあげたい。負けても食らいついてやる、戦いたい戦いたい) 煩い、黙れ俺ッ (今度は耳を押さえた。脳が興奮している。馬鹿の脳みそでは分かりきれないその状態。強く頭をふってただ今は試合の合図を待つだけとなった) [Sun 3 Sep 2006 13:34:00]
◆フィオ > (街の異変は耳から聞こえた少ない情報。 戦う奴隷は前異常にも激しい戦いを求めている。 さてどうしたものか、そんな状況で呼び出されるのだから結局は見せて来いという事なのだろうか) ――気持ち悪いッスよ (両腕へと手を置いてぎゅっと体を抱きしめるように座り込む。 元々戦いたい意思があったせいかどうにもその部分が突っつかれる。息を深くはいても、何度も体を摩っても周りの歓声等で膨らむ感情は倍へとなった) [Sun 3 Sep 2006 13:30:58]
◆フィオ > (彼の胴着には赤い点がついている。異常を感じてはいたのだが、此処まで来るのに降ってきたそれは確実に髪の毛から、開いている部分から入ったようだ。 とにかく落ち着かない。こんな気分は初めてだった、高揚する感情を押さえ込むために座り込むのだが瞳が言うことを聞くわけも無く) [Sun 3 Sep 2006 13:27:42]
お知らせ > フィオさんが来ました。 『(世話しなく動く眼球)』 [Sun 3 Sep 2006 13:25:18]
お知らせ > 紅鴉さんが退室されました。 [Tue 29 Aug 2006 23:52:05]
◆紅鴉 > ( ―― … ず …る、 り ... 引き抜いたレイピアの刃は、紅に染め上げられている。刃に付いた、その血を指でなぞり取れば―― 軽く、舌で舐め取った。 ) 確かに、頂きましたよ ――。 ( その言葉は既に、『貴方』には届いていないだろうけれども。 ) [Tue 29 Aug 2006 23:52:02]
◆紅鴉 > ( それでも―― 「死にたくない」 その一心で貴方は、抗う。それを目にした鴉は、陶酔したような笑みを 冷笑に変えて ) 見苦しい真似は、お止めなさい。――尤も ……貴方が無駄に抗い、死んで逝くのを見るのも一興かも知れませんが ....ね? ( クスクス ――愉しげな笑みが零れ、貴方を嗤う。そして―― ) [Tue 29 Aug 2006 23:38:48]
◆紅鴉 > ――― 『背後』 が、ガラ空きですよ? ( ――振り返る、『貴方』の目に映るのは その背から伸びる異様なモノ。貴方の鮮血に染まったソレは、酷く美しく 鴉の眼には映って―― ) [Tue 29 Aug 2006 23:32:04]
お知らせ > 紅鴉さんが来ました。 『 羽根が 舞って―― 』 [Tue 29 Aug 2006 23:26:59]
お知らせ > リリアさんが退室されました。 『そして女は舞台から姿を消していった』 [Mon 28 Aug 2006 15:31:29]
◆リリア > (レイピアを鞘に戻してから)そろそろ帰ろうかしら……(出口の方へとゆっくりと歩いていって) [Mon 28 Aug 2006 15:31:08]
◆リリア > せめて、街の防衛などに参加させてくれれば良いのに……(溜息をついて肩をすくめる。レイピアをふるって鋭い突きを繰り出しながら)こうしていても……実戦で使えるとは限らないのよね……(レイピアを振るう手を止めて再び溜息をつく) [Mon 28 Aug 2006 15:00:19]
◆リリア > (壁から体を離して舞台の中央に立てば周囲を見渡し)誰も居ない観客席と言うのは寂しいものね……(肩をすくめて呟く。そして腰に差してあるレイピアを抜いて)このままだと腕が鈍ってしまうそうね(困ったように溜息をつく) [Mon 28 Aug 2006 14:32:38]
◆リリア > (非常事態宣言が出された街。普段であれば試合が行われているであろうこの場所においてさえ、人気は少なく話し相手もいなくてかといって奴隷ギルドに戻るのも気が引けて)本当に何をしようかしら……(溜息をついて天井を見上げる) [Mon 28 Aug 2006 14:10:19]
◆リリア > はぁ……(暗い舞台に女が一人壁に背中を預けながら溜息をつく。実際の所今日は試合が無いため此処にいる必要は無いのだがなんとなく此方に来てしまって)暇よねぇ……(呟く様に言葉を発すれば再び溜息をつき)何とかならないかしら……(ポツリと呟く。観客が少ないため試合は殆ど無く主の居ない奴隷では溜息をつくしかなく) [Mon 28 Aug 2006 13:41:09]
お知らせ > リリアさんが来ました。 『暗い舞台に女が立っている。周囲は薄暗く』 [Mon 28 Aug 2006 13:36:55]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『そんな、コロセウムのアピールは続いて…』 [Sun 27 Aug 2006 00:38:01]
◆レイ・シェリダン > (観客にもわかるくらい大きく笑い、そのポールアックスを掲げながらゆっくりと闘盆に向かう…奴隷のくせに並の市民より堂々と自信たっぷりに…どんなものがきても揺らがないようなそんな自信を見せつけて) [Sun 27 Aug 2006 00:36:15]
◆レイ・シェリダン > (そんな事を思いながら…自分の番かとゲートに立ち、口上を聞く)『蔦の悪魔を打ち倒し、屍が溢れる砦で見事アンデッドドラゴンを滅ぼした…『蔦狩り』『竜殺し』『両手斧(トゥーハンド)』…一級剣闘奴隷ッ! レイ・シェリダンッッッ!』(相変わらず魔力のワンドで増幅された語り部の声は絶好調のようだ。普段そう言われれば苦笑しか浮かべないだろうが…) [Sun 27 Aug 2006 00:32:05]
◆レイ・シェリダン > (生半な市民が武器を手にするよりは確実だろうから…コロセウムも書き入れ時と言えるかも知れない)・・・あたしを買う奴がいるかは知らねぇけど、な(ポールアックスを肩にかけ…、呼ばれるのを待ちながらそんな呟きも漏らしつつ…あいにくのこの雨の中で紹介されているものだから、先に出ていった三級奴隷はしばらく体を冷やす事になって大変だろうなとか思いつつ) [Sun 27 Aug 2006 00:27:33]
◆レイ・シェリダン > (詰るところ、個人や組織が護衛や戦力として買う時などの為に、アピールとしてお披露目の機会が出てきた…そんな話) [Sun 27 Aug 2006 00:24:34]
◆レイ・シェリダン > (街中の見まわりに関しても自警団もあるし、冒険者、傭兵連中もいる…、コロセウムが自分の所の剣奴に武装させて自由に街中をうろつかせる理由もないわけだ)昔から、だけど、な(だから『淑女』の件でも『蔦の悪魔』の時にもコロセウムが組織としてその戦力を供出した事はなかった) [Sun 27 Aug 2006 00:23:02]
◆レイ・シェリダン > (相手が軍隊ならば、単純なぶつかり合いでの削りあいなら、徒党を組ませた闘奴達を捨て駒にして敵を消耗させる事もあるだろうが、今回のようないつくるかも判らない、どんな奴がくるかもわからない、そんな中で統率も取らずに自由に闘えなんて闘奴に言った所でこれ幸いに逃亡奴隷になるだけで…) [Sun 27 Aug 2006 00:20:49]
◆レイ・シェリダン > (そもそもコロセウムは闘奴達の闘いのショーを見せるところであって、軍隊ではない) [Sun 27 Aug 2006 00:18:24]
◆レイ・シェリダン > と言ってもうちらが出て闘ったりするわけじゃねぇんだけどな…(出てきた奴隷についてのアピールと言うか前口上を述べている語り部の言葉を聞きながら、出番待ちの闘奴は小さく言葉を漏らして…) [Sun 27 Aug 2006 00:16:52]
◆レイ・シェリダン > (それでもコロセウムでは戦力をアピールするかのようにお披露目が行われている) [Sun 27 Aug 2006 00:15:11]
◆レイ・シェリダン > () [Sun 27 Aug 2006 00:15:02]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『非常事態宣言が出されれば…コロセウムも試合どころではなく…』 [Sun 27 Aug 2006 00:14:48]
お知らせ > リリアさんが退室されました。 『そして女は控え室へと姿を消しいく』 [Thu 24 Aug 2006 16:03:55]
◆リリア > (やがて、審判から試合中止の決定が下されたのを聞いて舌を打ち)仕方が無いわね。(不満の声を上げる観客席を無視して舞台を後にする) [Thu 24 Aug 2006 16:03:22]
◆リリア > (なかなか現れない対戦車に苛立ちが募り、観客席のブーイングも酷くなっていく)本当に……もう……(眉を顰めながら門に視線を向けて対戦相手が現れるのを待ち続ける。その間も指で組んだ腕を叩き続けゆっくりとその場をウロウロと動き始める) [Thu 24 Aug 2006 15:25:03]
◆リリア > 本当に遅いわね(苛立ったように指で腕を何度も叩き舌打ちをする。観客席からもブーイングの声が上がり始め、審判達もあちらこちらで相談を始めて)いつまで待たせる気かしら?(高慢なことを良いながら審判に声をかけて、事情を尋ねようとするが審判は答えをはぐらかすだけで要領を得ず) [Thu 24 Aug 2006 14:44:11]
◆リリア > (暫くしても対戦相手が出てこないのを見て焦れた様に眉を顰め)……来ないわね……(突きつけたレイピアを鞘に収め腕を組んで対面のコーナーをにらみつける)まさか私に恐れをなしたのかしら……(ぶつぶつと呟きながら考え込むように対面の門をにらみつけたまま指で腕を叩いていく) [Thu 24 Aug 2006 14:14:18]
◆リリア > (曇天の下、コロセウムの観客席は大勢の人で埋め尽くされ、入場した女に歓声を上げれば女はその歓声に応えるようにレイピアを持った片手を高く上げる)さぁ、今日の私の相手は誰!!(そしてそのレイピアを対戦相手が出てくるであろう対面のコーナーに突きつけ、対面を睨み付ける) [Thu 24 Aug 2006 13:44:32]
お知らせ > リリアさんが来ました。 『ゆっくりと舞台に女が姿を現す』 [Thu 24 Aug 2006 13:40:22]
お知らせ > リリアさんが帰りました。 『そして、女は控え室に戻ったという。』 [Tue 22 Aug 2006 16:39:11]
◆リリア > (暫くの間、門を睨み付けていれば、審判役の男が女のそばに近寄り小声で話しかける)…・・・そう……判ったわ(肯くとゆっくりと控え室の方へと下がっていく。場内にアナンスが響き対戦相手が急病で倒れた事により無効試合となった事が告げられれば観客席からブーイングの声が上がり始める) [Tue 22 Aug 2006 16:38:35]
◆リリア > (舞台に女が姿を現すと観客席から歓声が響き渡り)ふん……私の相手は誰かしら?(未だ姿を見せない対戦相手を睨み付けるように相手が出てくるであろう門に視線を向ける) [Tue 22 Aug 2006 16:03:31]
◆リリア > (舞台の方から、欲情した魔物の声と女の悲鳴が途切れれば掃除が始まり次の試合に備えて各種の準備が進められる)……(その時女に声がかけられ)いよいよ私の出番ね(笑みを浮かべてレイピアを片手に舞台の方へとゆっくりと歩いていく) [Tue 22 Aug 2006 15:17:40]
◆リリア > (暫くすれば観客席から欲望の入った歓声が響き渡る。舞台の方へと視線を移せば、女が魔物に取り押さえられ鎧を剥がされているようだった。溜息をついて舞台から視線を離し)あぁはなりたく無いものね……(ベンチに座ったまま伸びをし、その後ゆっくりと立ち上がり)そろそろ私の出番かしら……?(人数が減ってきた室内を見渡せば笑みを浮かべる) [Tue 22 Aug 2006 15:06:54]
◆リリア > (再びベンチに腰を下ろし目を閉じる。暫くして舞台の掃除が終わったのか別の選手が呼ばれ舞台の方へと消えていけば、再び歓声が観客席から聞こえて)……(試合開始の声が上がれば数匹の魔物が反対側から出されて試合が始まったようだ)……始まったわね(魔物に対する選手は女だったらしく、観客席からの歓声は様々な種類の感情が篭っている) [Tue 22 Aug 2006 14:51:09]
◆リリア > (周囲から向けられる冷たい視線にものともせずレイピアを鞘に戻し)さて……いつになったら私の出番が回ってくるのかしら?(女がそう呟いたとたん、観客席から歓声が上がる。舞台の方に視線を向ければ男が数頭の醜悪な怪物に勝った所でちょうど最後の一頭を倒した所のようだ)ふん……(直に視線を外しベンチの方にのんびりと歩いていく) [Tue 22 Aug 2006 14:40:30]
◆リリア > (周囲に居る選手の一人が係員に呼ばれ試合会場の方へと立ち去っていく。暫くして観客席の方から歓声が選手の待合室まで響き渡り)ふん……この私が出れば……(高慢な笑みを浮かべてベンチから立ち上がり、支給されているレイピアを手に取って構える)会場の全ての観客に私の華麗な戦いぶりを見せて上げるわ(高慢な台詞を喋る女に周囲の冷たい視線が飛んでくる) [Tue 22 Aug 2006 14:28:56]
◆リリア > (女が選手の待合室に設置されているベンチに腰を下ろして黒いビキニのような鎧に包まれた体を周囲にいる、他の選手達に見せびらかしながら試合前の緊張感に身を委ねている) [Tue 22 Aug 2006 14:19:21]
お知らせ > リリアさんが来ました。 『今日の対戦相手は誰かしら?』 [Tue 22 Aug 2006 14:16:15]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『ゲートが開けば雷鳴のようなウォークライを上げ、闘盆へ向かう…周りが思うほど変わる事は、ない』 [Sun 20 Aug 2006 22:39:00]
◆レイ・シェリダン > (闘盆に向かうゲートに身を置く…笑みを深めゆっくりと大きく息をする…さて、相手は何か…鬼が出るか蛇が出るか…それはお互いのゲートが開いてからのお楽しみと言った所…、外では語りべが魔法のワンドで声を拡張しながら前口上を述べている、いつも通りの闘盆だ) [Sun 20 Aug 2006 22:31:54]
◆レイ・シェリダン > いいぜ・・・それじゃ、行ってくるぜ(ならやる事は一つ…大仰に、派手に…苦手ではあるができないわけではない、狂戦士のように、これからくるかも知れない暴風雨のように、闘いぬけとそんな事だろう) [Sun 20 Aug 2006 22:25:40]
◆レイ・シェリダン > ん・・・やれるかってんなら、できるぜ?(このまま行けると判断したのだろう、職員から声をかけられる。ああ、なるほど・・・この雨の中でも残っていた観客の耳目を引こうって話かと思いながら…) [Sun 20 Aug 2006 22:24:08]
◆レイ・シェリダン > (誰しも、散欠にやられたような被害者になるのはご免だと言った所か…)別に…そんなんで暴れてもしかたねぇしな…(不満を唱えて叫んで暴れたところで…奴隷一人ができる範囲なんぞたかが知れてる。だからこそ自分の所の闘奴が暗黒街とつるむのは嫌がられるとかそんな話かも知れず) [Sun 20 Aug 2006 22:15:31]
◆レイ・シェリダン > (律儀にも花篭は届いていたらしい…職員はあまりいい顔をしなかったが。そりゃそうだ、賭けなどで金が動くコロセウムが暗黒街と繋がりがないはずがないが、それが闘奴が個人的に繋がってるなんてなったら具合も悪かろう。飼い犬に手を噛まれるなんて警戒もするだろうと)……さすがに・・・危険だと思いはじめたのかも、な(なんとなく、そんな気がするの領域はでないものだが) [Sun 20 Aug 2006 22:12:01]
◆レイ・シェリダン > (昨日は豪雨で中止…今は、この雨が強く降るかどうかで様子見&協議と言った所か、しばらく闘盆の中には誰もおらず休憩状態となって…手持ちぶたさに控え室の小窓から闘盆を見やる) [Sun 20 Aug 2006 22:05:37]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『雨…降ってんなぁ…』 [Sun 20 Aug 2006 22:03:52]
お知らせ > ジルベールさんが退室されました。 『ご主人様、息が止まってますわよ?(胸を踏んで人工呼吸。効果があるかは考えるまでもない)』 [Mon 7 Aug 2006 23:46:01]
◆ジルベール > (客の為じゃない一戦。…己のための一戦。…それが良いと言う客と、盛り上がりの無さに憤慨する客、或いはコロセウムを汚す殺り方だと声を荒げる客――さて、どれが一番多いだろうか。 尤もジルベールは、その評価を気にしなくてはならないと言うことが、理解できていないのだが) [Mon 7 Aug 2006 23:44:42]
◆ジルベール > 酷いわご主人様何をそんなに拗ねていらっしゃるのジルベールはさっぱり解かりませんわちゃんと仰ってくれないと伝わりませんわ。だからって突然「好きだよ」なんて言われたら、無言で踵落としで恥じらいを表現したくなるので止めてくださいませね…!(剣闘士同士の純粋な戦いを楽しみにしている客にとっては、この一戦は余興にもならないつまらない試合だっただろう。 「三角の穴の中の傍に、三角の積み木があったから、三角の積み木を穴の中に入れた」というような、淡白さで、客の視線をまったく考えずにジルベールは斧を振るい、身体を動かし、自分の欲求を満たす為だけに動いた) [Mon 7 Aug 2006 23:33:14]
◆ジルベール > 何故何もいってくださらないのご主人様いつもだったらとってもとってもとっても喜んでくれるじゃありませんかご主人様(綺麗に磨いた革靴が、黒い血溜りを踏んだ。 白いソックスに、黒い水玉模様がまた増えた。後で洗濯させてもらえるのかしら?と、魔法生物は全然関係ない事を考えながら、黙って意地悪しているご主人様に、切なそうな視線を送る。―――その先には、人形の「元ご主人様」という作り手が居るわけではない。今日の対戦相手が横たわっているだけだ。 剣闘奴隷のジルベールの主人では無い。それでも、魔法生物は横たわった相手を「ご主人様」だと信じていた。 奴隷ギルドに売られた時に、融通が利くよう細工されていた。――それは、例えるのならば紙に落ちた絵の具を、焼き切るような方法だったけど) [Mon 7 Aug 2006 23:25:22]
◆少女風貌 > 昨日より128通りの「奉仕」の仕方を思い浮かべ、そのうち58は、実行したら直ぐにご主人様が静かになッてしまわれる可能性86.2%以上の為排除し、新たに136通りの新しい「奉仕」を考え、その中から、快楽を感じてしまうようかもしれない46の方法を削除し、煮詰めて、削って、割って、かけた結果が、今此処に出ましてよ、ご主人様ご主人様差誉めてくださいなご主人様ジルベールはやりましたのよご主人様に立派に「奉仕」し尽くしました誉めてくださいませご主人様ご主人様ご主人さまぁあfs:hf――――!! (地面には刃が黒く濡れたハンドアックスが突き刺さっていた。濡れた黒は、一目で「それ」だと判る。風に流れて漂う匂いは、夏の暑さと、土の湿った臭いに絡んで、嗅いだものの喉に絡みつくことだろう) [Mon 7 Aug 2006 23:14:30]
◆少女風貌 > (観客の声の方が多いから、人形の声など殆ど聞こえないだろう。 それでも、もし丸盆のど真中に佇む、この魔法生物の表情を見ることが出来る客が居たのなら、間違いなく彼女は、心から、つま先から頭の天辺まで、更には魔力高炉の奥の奥――どこぞの原初の親がつくりたもうた「感情」というものに良く似た作り物から、カラコロと笑っているのが解かるだろう) [Mon 7 Aug 2006 23:07:30]
◆少女風貌 > ご主人様ご主人様ご主人様ご主人様ご覧になりましてご主人様ワタクシやりましてようふふふふふふぁふぁはぁ―――――………!!( 薄桃色のスカートに、レースのドロワーズをゆったりと揺らして、人形は笑った) [Mon 7 Aug 2006 23:00:54]
◆少女風貌 > (コロセウムの丸盆に哄笑が響き渡る) [Mon 7 Aug 2006 22:57:24]
お知らせ > 少女風貌さんが来ました。 『うふははうあはうああははははははははははははははははははははは』 [Mon 7 Aug 2006 22:57:04]
お知らせ > フィオさんが退室されました。 『殺るッスよ』 [Tue 25 Jul 2006 20:21:29]
◆フィオ > (来るか、こないか。来るか、来ないか――) え、あ。次? (次のは本試合でなく、前後の勢い作り。 一度息はけば笑って) 了解ッス!! 今行くッスよ (頭の水はらって、口にまた溜まっていた唾液と血を飲み込む。 男の後ろについて、ゲートまで歩く。 そこで再確認をうけた。 係員は言う。「試合、出るか?」 それにコイツは答える) [Tue 25 Jul 2006 20:21:21]
◆フィオ > (隅っこで今やっている試合の声を聞く。歓声、悲鳴、全てが混ざった中で) チキン、とかな。 (自分のあだ名。 人も殺せない、試合も中途半端。力だけ見れば試合に出される状態。 ガックシ、である) ――何だか、申し訳ないッス (誰に。勿論此の場全ての人である。 流石にチキンといわれれば火がつく。 今日の試合は本当に) 鬼だよな、俺。 (相手の返り血浴びても首ひねる勢いでかかった。そんなもんか、と。 結局今何をする事も無い、試合待ち) [Tue 25 Jul 2006 20:18:02]
◆フィオ > (きつく締められた其処をひねって水を出した。頭を下げればそれを直接かぶる。 急に来た詰めたい温度に一瞬体を震わした) うっへ、冷たいッス (あまりやってはいけないのだが、血を被ったままは嫌だった。少し浴びれば口を濯いで水を吐き出す) うわ、口も切ってるじゃん・・・・・・。きがつかなかったッスよ (蛇口の水止めれば口を拭う。そのセスタスと白いヒマンテスに取りきれなかった血がつけば苦笑い) [Tue 25 Jul 2006 20:12:12]
◆フィオ > (そのままズリズリっと壁に背こすり付けて座る。 今回は少々きつい試合だった。前後に大きな試合があったのか、デコボコとした地の上で足をとられることしばしば。整頓間に合わずの状態であった。文句つけることはないのだが) 次の、試合まで。後何分―― ? (そもそも次の試合あるかが謎。若干筋力があがったせいか試合が増えた気がする。 天井見ようとしたが) あれ? (目の前が赤く見えた。ナンだろうか、と顔を手で撫でれば相手の返り血か。頭に被ったままでいた) やっべ、落とすか (重い体に力こめて、立ち上がれば蛇口へ) [Tue 25 Jul 2006 20:07:28]
◆フィオ > ――・・・・・・ふッ。 (ため息ついた。ため息と言うか、安堵か。椅子座ることなく、壁寄りかかったままで顎に流れてきた汗を手の甲でふき取った。 ナックルつけてたせいかゴリっと皮がすれてヒリヒリとする) [Tue 25 Jul 2006 20:03:40]
お知らせ > フィオさんが入室されました。 『休憩』 [Tue 25 Jul 2006 20:00:45]
お知らせ > ゴリアテさんが帰りました。 『( 勝負は決した。 拳を高く突き上げて、歓声へ応えた )』 [Sun 23 Jul 2006 21:08:03]
◆ゴリアテ > ( 着地点は ) (──倒れた侭の相手の脳天。 ギガンティック・ムーンサルトダブルフットスタンプ。 助走と遠心力とで加速された、2.5tの鉄槌。 さしもの古代犀の末裔と言えど、頚椎、頭蓋の強度が耐えうる筈も無く──) [Sun 23 Jul 2006 21:05:01]
◆ゴリアテ > (円盆の端まで、距離を開けると再び相手へ駆け出して──) (相手は、まだ立てない。地面に自慢の鼻角が突き刺さって抜けないのだ) ( 勢いが乗っていく。 側転、側転、バック転。 巨人の本来の持ち味は、巨体そのものを武器とする事。 体術も、このサイズともなれば生半な武器よりも凶悪なのだ。 バック転から、バック宙── 巨体が、廻る) [Sun 23 Jul 2006 21:01:00]
◆ゴリアテ > (人間サイズの相手なら、とても使えない攻撃だ。だが、相手が己と同じ大きさであれば…!) (巨人の超低空の蹴りが、サイ獣人の足を刈り、関節を逆に圧し折る。体勢を崩して前へ倒れこんだ巨大犀へ、追い討ちを掛けんと身を起こし─) [Sun 23 Jul 2006 20:56:38]
◆ゴリアテ > ( 巨大であるが故の弱点も、又 ) ( 車輪留め《》の壊れた破城槌《》の如く、突然巨人は身を低くして前へ足を投げ出した。 スライディングタックルだ) [Sun 23 Jul 2006 20:52:13]
◆ゴリアテ > (相手は己よりもウェイトがある。それ故に一撃の重さは、相手の方が上回る。 だが) ( コロセウムの床が捲れ上がり、土塊を跳ね飛ばすほどに 駆け出した ) (だが、それ故に、相手は己以上に鈍重だ。 そして──) (ゴリアテは前へ、前へ、突っ込んでいく。 体当たりか? 否) [Sun 23 Jul 2006 20:48:16]
◆ゴリアテ > ( 敵は獣人。エラスモテリウムの獣人だった。 古代種であり、現代まで生き延びている筈の無い種。ある意味での、言ってみれば真の意味での幻獣であった。) (鎖巻きの拳を握り固め、前へ出る。 直立巨大犀を斃すには、先ずは前へ出なくてはならない) [Sun 23 Jul 2006 20:42:41]
◆ゴリアテ > ( その日、一年半ぶりに──巨人が半歩後ずさった。 だくだくと流れる血が、自然石のような貌を伝う。凶相と言えた。) ……グォォォォォオオォォゥゥ…ッ。 (内心の怒りを、沸々と煮やすように、低く唸りを上げる。巨人に劣らぬ体躯の敵手を睨みつける) [Sun 23 Jul 2006 20:37:34]
◆ゴリアテ > (だが、大抵の相手であれば致命的な一撃となるはずのそれを無骨な面を歪める事さえなく受け止めると、鼻面から突き出した大きな角をたたきつけるように、頭突きを繰り出してくる) ……(ごづん。 鈍い音がした。 巨人の額が割れる。血が飛沫く。) [Sun 23 Jul 2006 20:32:04]
◆ゴリアテ > …がァッ! (踏み込んで、横殴りの拳撃。 巨人の一撃が分厚い表皮に覆われた面に叩き込まれると、相手は大きく身体を傾がせる──) [Sun 23 Jul 2006 20:27:28]
お知らせ > ゴリアテさんが来ました。 『(一進一退)』 [Sun 23 Jul 2006 20:23:27]
お知らせ > アデル@カビさんが退室されました。 『( いつも此処から帰るより、少し軽い足取りで、帰路に。 )』 [Wed 19 Jul 2006 03:11:15]
◆アデル@カビ > ( 曖昧に濁された反応に、仄かな安堵が胸に落ちる。 許諾も拒絶も、どちらも鋭すぎて痛い時もあるから。 …そんなのは只の我侭だけれど。 地上、漸く馴染んだ一角に戻ってこられて、へとりと肩落として。 ) はい。商業地区。 ( 青髪がこくりと頷いて、反芻された言葉を繰り返す。その意味合いを問うような言葉に、目をぱちくり。この辺りで、独特な区切りの喋り方が、言語の壁なのだと気付く鈍感さ。 ) は、はい。色々、モノが売ってる場所です。 …其処にいるって響きは、何かうれしいです。 ( その場所にいられる事。新しい居場所を、ヒトの口から発される言葉で確認したような気分。 唇指し示す仕草につられて、鏡ならずとも、同じ仕草で。 ) …それじゃ、楽しみに待ってます。…か、簡単な言葉でしたら、私もお教えできるかも、ですし。読み書きはちょっと苦手ですけれどっ! ( いざとなったらメニューの説明くらいは!ぐっ、と拳握り締めて、妙な力説。 ) …鷹。 ( 鳥の名前。優美に空を飛ぶ、つよい翼の。 眩しそうに目を細めて、笑み綻ばせた。 ぶんぶんと、子供じみた仕草で手を振って、見送ったら。 ) [Wed 19 Jul 2006 03:10:45]
お知らせ > アシム@カビ。さんが帰りました。 『( 同じく仰いだ神なる炎に、祈りを捧げる夜。 )』 [Wed 19 Jul 2006 02:45:42]
◆アシム@カビ。 > ( 「この上」と告げる声の意味するところは、おぼろげながら既に予想をしていたものだから。 驚きは見せず、肯定でも否定でもない曖昧な理解の意を含めて頷こう。 開いた扉はさながら明日を迎える権利を持つものとそうでないものとの境界、刹那空気が混じり合う。 ――混じり合うのは空気だけ、理までは覆せないから、安堵、もしくは安堵の真似で肺の空気を入れ替えて ) しょうぎょうちくー… ( ぱちぱちと、開けた世界の光量と言葉の意味を反芻する間の瞬きが数度。 ) もの 買う、買えるところ。 いの・せん? いのせんす。 いのせんす、【 INNOCENCE 】に、アデル、いる。 ( 殊更明るい声は半ば意識してのものだとしても、呼応するように一緒になって笑う顔を作った。 きっとその店の日々は命のやりとりとは違った、もっと温かい慌しさに満ちているのだろうな、と。 己の唇を指さして ) もう少し、言葉覚える そうしたら、行く。 会いに行く。 まだ、会話上手い できない から。 俺 もの買う、買わせる?? 相手、困ってる。 ( 何せメニューもまだ読めないのだから、聡明な店長とは言え迷惑をかけてしまいそうだからと。 ) ……鷹。 鷹育てる、仕事。 鳥 起きる早い。 …だから、おやすみなさい。 ( ならば二人分夢を見ようと、言葉は伝えられなかったけれど。 こちら「は」いい夢が見られたら、そんな言い回しで何となく想像ができてしまうから。 別れ際に黒っぽい顔をふにゃりとほころばせて、小さく手を振り ) [Wed 19 Jul 2006 02:44:25]
◆アデル@カビ > ( 引かれた線の名前を良識に常識、もしくは良心とも呼ぶのだろう。千を引かなければ何もかもを許せるのでは無く、際限無く殺してしまうだけなのだろうから。 だから作り上げた枠は必要なもので。其処から少しだけ外れたものが、近しい生と死を玩弄している。 …望むか否かは関係の無い現実は、この頭上にある戦盆の日常。 芽吹く希望はこの地下から這い出すにはまだ足りないから、きっと何処かで眠った侭で。 扉を開けると、どろりと空気が澱みを揺らした気がした。 ) ……私は、そのー…上の、住人ですから。基本的に。あ、それ以外にもお仕事はあるんですけど。商業地区の端っこの、【 INNOCENCE 】ってお店で働かせて頂いてます。マスターのお店、なんですけどねっ ( 地下に放り込まれるモノを作り出す手の一員だと告げる声は、細々と。 それを覆い隠すように、もう一つの職務を告げる声音は明るく。 狭い通路に殷、と響く。 ) …綺麗に出来ましたし、暫くはあそこも綺麗、ですよね。 ( 先に告げた言葉は、きっと 彼の頭の中で繋がった符合を補足するもの。 …躊躇うけれど、恥じる訳じゃない。今は、取り合えず。 ) …うん。今日は、よく眠れるといいと思います。アシムさんは、いい夢見られたらいいなって。 ( 夢はずっと見たことが無いから、せめて誰かが見られたらいいって思う。それを聞くことが出来れば、形骸をなぞるくらいは出来るかもしれないから。 足音二つ反響させて。地上に出たら、まずは深呼吸。 笑って、明日を迎える為に。 ) [Wed 19 Jul 2006 02:28:24]
◆アシム@カビ。 > ( それはヒトの傲慢であり、特権。 それでも一切の線引きがなければ、どうにも動けなくなるのもヒトだから。 欺瞞と諦念の斑模様を掬って浚って、最後に残った前向きな希望がまた、新たな葛藤を生むのだとしても。 しっかりしたつくりの地下墓地の底、どんなに耳を澄ましても、剣戟は届かないけれど。 教わった名前を何度か口の中で繰り返して ) アデルー…は、なんでだめ?? ( エプロン姿が地上で馳せる様を、振り上げる鉄塊の重さに耐える腕も知らないから、そう尋ねて―― ) ( 無事遂行できた今宵のお仕事、歓声に関心は掻き消えた。 ) 見た、こんなだった、カビ。 ( 両手でカビ山(?)の面積を作って ) でも、落ちた。 カビ取り剣士、( ――ぁ。 ちかりと頭の中で一致する符合。 ) いい石鹸。 それから、二人がかり――…で、カビ 落ちた。 誰かが喜ぶ、泣くより 怒るより、…痛いより。 ずっとずっと、いいこと。 きっと、よく寝る できる。 ( 生きているなら、眠った後には朝が来る。 ここに眠る存在と自分たちは、違う。 へこん、と頭を下げて。 もう一度視線を交わしてから人工の光に満ちた階段を上って、明日の光を迎えに行こう。 ) [Wed 19 Jul 2006 01:59:37]
◆アデル@カビ > ( ヒトの都合で殺すもの、殺されるものを分けていると言えば、何処までもご都合主義で。 でも、その実態は清掃作業。 …荒れ狂う風に身を任せてしまうには、きっと勇気も足りなくて。不安定な安定は、定まらない足元と共に。 …どうしたって現物があるのは変わらないから、臭いはするけれど。でも、石鹸の香りが少しは打ち消してくれたらしくて。ほっとしながら、示された先を見上げる。 ――地上では、殺すもの同士が戦っている。 ) …仕方ないんですよ、ね。 あ、でも私が言ったら、だめか。 ( 見せない事で糧を得るものと、見せる事で糧を得るもの。合法、非合法、色々な壁を隔てているようで、帰結するのはたった一つの事象なのだと。今は語ることでもないけれど。 互い塗れた朱の数を今は知らないから。二つの光、その意味に、へにゃ、と笑みが浮かんだ。 ) わー…や、やれば落ちるものですね!最初、ちょっとこすっただけで、ざくざくカビの巣が出てきたので、もう、どうしようかとっ! ( がっつぽーずは半泣きで。 だってしょっぱながゾロ目だったんだもの! ) 実際、よく落ちますよね。静寂さんにオススメしておこう…。 ベノムー…さん、でしたっけ。誰かがうれしいって、いいことですよね。いいことは、良いもの。 ( バケツやらモップやら。掃除用具を抱えて、磨き上げた部屋に背を向ける。 …虚ろな視線なんか、存在しないのだから、何も無いのだと。 ) …す、凄く人聞きが悪いっ!? あ。私、アデルって言います。 今日は有難う御座いました、アシムさん。 [Wed 19 Jul 2006 01:47:07]
◆アシム@カビ。 > ( カビは殺してもいいものだから、と言うとややもすれば逃避がち。 大事なのはきっと、望まない境遇と言う暴風に心を散らさないこと。 ランプの光の届ききらない天井を指差して ) だいじょうぶ、ここで何 あるか、聞いた。 生きる 死ぬ、見えるところ。 そういうところ、仕方 ない。 ( 面前での殺戮行為を理解できずにいるのは、痕跡も残さずが心情の身の上だからだけど。 ――光ある場所の意味は二つ。 心の冷えるこの場所から地上へと、聖火の教義が導く先へと。 それも人殺しが説くべき話じゃないと、今は自戒も聞かないふり。 ) …慣れた、俺も一緒。 でも慣れる、よくない。 らすとすぱーと、ここから出る。 ……ほら、きれいなった! ( 揃って小さくがっつぽーず。 ) よく落ちる、この石鹸。 宣伝? になる、ベノム――らしいヒト、喜ぶ。 いいこと。 ( 聞きかじった依頼主の名前を出して、そう。 どうせなら人が喜ぶことがいい。 改めて磨かれた床をじっくり眺めたら、少しだけ磨かれた気がする心を抱えて地上に上がろう。 ) アリガト。 えと、――手の早い貴女。 名前、聞いたない。 俺、アシム。 貴女 は? [Wed 19 Jul 2006 01:32:02]
◆アデル@カビ > ( 怖いと感じるのが心だとしたら、それを理不尽だと思うのが、理性とか意識とか呼ぶもので。だから、抱えたものはいつだって輪郭も曖昧の不明瞭さ。 …先の先。未来に辿り着く為の一歩が、今この時。 取り合えず、いい方向に進んでくれたっぽい。少なくとも、カビ殺しの一幕は。 ) そ、そうなんですけど。あんまり、流血沙汰とか話題としては良くなかったかなって。 あー… ( 言葉遣いはぎこちなくとも、気にしなくて良いと言われているのは、伝わってくる。 …その分申し訳なくなって、へこりと青い頭が下がり。 そろ、と視線を上げた先、微かに黒曜石の目元に浮かぶ怪訝の色に、あぅ、と言葉が詰まる。 ) …もう、結構慣れちゃってるとは思います… ん、ん。明るい場所、行きましょう。その為にも、ラストスパートですっ ( ついでだから、壁際のくすみもこすり落とすように、モップをがしがし動かして。 …もう、とうに慣れてしまってはいるけれど。久々に、音で。耳で聞いた懐かしい教義に、今くらいは引っ張って貰ってもいいんじゃないかって思えたから。 …考え中って知ったら、多分ダッシュで逃げるのはお約束。 ) …手…!! ( 目をまん丸にして、思わず絶句するも。次の言葉で勘違いだと気付いて、ぎぎいって顔背けた。 恥さらし。 ) ……あ。 ( そらした視線の先。ぶくぶくと泡は黒く。その文、床の黒ずみはもう、殆ど見えない。 くるっと振り返って、ぐっとがっつぽーず、此方も。 ) こんぷりーとっ! [Wed 19 Jul 2006 01:20:05]
◆アシム@カビ。 > 【カビ体力1→−6。】 ( 黒々としたカビの塊は今や跡形もなく削り落とされ、死臭よりほのかに石鹸の香りすら漂うような。 ぐ、と小さくがっつぽーず。 ) [Wed 19 Jul 2006 01:02:19]
◆アシム@カビ。 > ( 嫌いでなければ、もっとずっと根源的な。 不信とはまた別のところから来るそれを「怖い」と呼ぶのかもしれない。 望みの形を、今は持っていないとしても――後になってあれが望みだったのだと言えるものがあれば、収支とんとん。 振り返れるまでどのくらい時間が必要なのかって、それも未定の未来としても。 ) …ぅ、あ――ああ。 違う、謝るない。 傷つく、血出る。 あたりまえのこと。 ( 現象そのものは普遍的なものだから。 怖いと思うのは、きっとただの主観だと。 口ごもったような謝罪にパタパタ手を振って、はた、と怪訝の色を浮かべた。 ) 麻痺ー… ( 血や骸に麻痺した、と言う相手。 ざっと眺めたその姿はどう見ても生々しい死とはそぐわなくて、やがて見当違いへの結末に至る。 ) …もう長い時間、ここ 居る から。 酷い臭い、でも慣れる。 ――…慣れる前に、行く。 光 明るい――光の場所。 カビ斬り剣士と、カビ―― … 二人がかりで、最後 ひと押し。 ( 壁際に飛び退く仕草は俊敏そのもので、砂漠に暮らす子狐のようで。 そちらの方が似合うと思ってしまうのは、当初からの印象のせい。 聞かなかったことにと乞われたお願いは? …どうしようか、考え中。 うん、と深く頷いて ) キヨ、手 早かった。 ( 手際がいいって意味ですよ! 北東に向けて誰かが土下座スタイルでめり込み ) でも、貴女も早い。 これで、落ちる かっ…!! 【判定】 [Wed 19 Jul 2006 01:00:37]
◆アデル@カビ > ( 【カビ体力4→-1】 二人掛かりで削れば、圧倒的に見えたカビの巣も根絶出来るって証明っぽく。 よし。 ) [Wed 19 Jul 2006 00:45:44]
◆アデル@カビ > ( 嫌いな訳じゃないとは思う。望んだものでは無くとも、ならば何が望みなのか―― そう問われたら、首を傾げてしまうようなていたらく。 だから、同意の言葉は聞かなくて幸いだったんだろう。 …こんな所で泣きそうになるのは、結構情けない。 ) …あ。ご、ごめんなさい。あ、あんまり言うものじゃないですよね。すみません、ちょっと麻痺してましてっ ( 翳りを増した黒曜石を見上げて、とたん、紫眼が慌てた色浮かべて、頭をふるふる。 馴染んでいないようでもコロセウムの条理が染み付いているんだろう。物騒な言葉には脅える癖に、結構ぽろっと口から漏れる。 ) …そう、ですよね――同じ。おんなじ。それだけは、きっと。 …私は―― 選べたらいいんですけど。 きっと躓いて迷いますから。願えるならば、御一緒して下さい―― とか、あああ。いやすみません聞かなかったことにっ! ( 日に焼けた面差しや、浮かぶ笑みのやわらかさ。それに、唱えられた言葉の懐かしさにへんなところが緩んだんだろう。 ずざざざーっ!と壁際の方まで後ずさりながら、ぜーはー深呼吸しかけて、臭気に眩暈を起こす駄目自爆。 壁に手をついて、ぜーはー。 ) …え?あ、あああ、削れてませんか?床、大丈夫かな…っ …うぅ。カビ斬り剣士ですから、私っ ( ちょっと柄がしなっているようにもみえるモップ掲げて、ちょっとやけっぱち宣言の唇が。 彼の紡いだ名前に、あ、と音を零して。 ) あ。キヨさん、御会いしました? あの方はお掃除名人、でした。 効率とか色々見習わないとって。 ( 一度モップをバケツの水で漱いで、援軍とばかりに、もう一度。 )【判定】 [Wed 19 Jul 2006 00:44:45]
◆アシム@カビ。 > 【カビ体力6→4】 ………。 ( 見習った割にへちょかった。 orz ) [Wed 19 Jul 2006 00:21:44]
◆アシム@カビ。 > ( 立ち去った職員の意思の所在はどうあれ、望まない現状を強いている側の者であることには変わりないのだから。 仮に好きになれと言われてもそうはなれないだろう、もし聞けば拙い言葉で同意するところ。 ) 血――… ( 紫水晶の色を向けられてへしょげる黒がそこにある。 ) 刺されれば、血 出る。 出過ぎる、死ぬ。 皆変わる、ない。 同じ。 …全ては善なる神の手の侭に。 光は光に。 大丈夫、善を 貴女 選ぶなら、アフラ・マズダの光 届く。 ( 朴訥とした黒っぽいのがにへ、と緩く笑って教義を唱えた後、ぽかんとその目が開いた。 驚愕。 ) ――おぅ、取れた カビ! 凄い力、カビ たくさん消えた! 貴女――… カビ殺し。 ( 床もさることながら、モップの柄にヒビが入っていないかも心配だけど。 ) …キヨ 名人、貴女も名人。 俺見習う、 真似する。 ( 残り僅かとなった薄黒の上をデッキブラシがじょり、と走り ) 【判定】 [Wed 19 Jul 2006 00:21:02]
◆アデル@カビ > ( 【カビ体力16→6】 結構、ごそりと削れたっぽい。 …床ごとじゃないといいんだけれど。 ) [Wed 19 Jul 2006 00:12:17]
◆アデル@カビ > ( 別に意地悪された記憶がある訳でもないし、激励の言葉すら残してくれたのに。職員の姿が見えなくなると、張り詰めていたものが少し緩んで、肩がかくりと落ちた。悪い癖ではあるのだけれど。 くるりと振り返って見やる先、夜の色が凝って濃淡を描いたような、黒の印象にぱちりと目を見張って。薄明かりの中、輪郭を辿るように、じ と視線を眇めながら。 ) …血袋とか言われちゃうのが、良く分かります。本当に。 ――― ( 眇めていた視線が、軽く見開かれる。 言葉の意味を確かめるような、単語区切りの声が紡いだのは、何処か懐かしい概念。 ) ……ずっと此処にある訳じゃないと思うので、多分…外では。土のものはいずれや土に。光は光に、邪は邪に。 ちゃんといけたらいいなって、思うんです。 ( 朽ち果てた骸も、それを作り出す罪に塗れた手も。 モップが床をこする音に紛れさせて、少しだけの饒舌と。 ) …死ぬのは、嫌ですから。だから、生きるためにも、カビ根絶です。 ( まるで仇に対するように、ぎし、と手に力をこめた。 狭い室内、みしっと柄の軋む不吉な音。 )【判定】 [Wed 19 Jul 2006 00:07:10]
◆アシム@カビ。 > 【カビ体力:30→23→16】 [Tue 18 Jul 2006 23:44:41]
◆アシム@カビ。 > ( きょろきょろと忙しなく、立ち去っていった職員とご同業さん、のやりとりを眺めていた。 乏しい明かりの中、束ねられた色鮮やかな青い髪が見える。 その下の表情がほんの少し怯えているようにも見えてしまうのは、きっと元々のおとなしやかな顔立ちのせいで。 ) ヒトのカラダ、 水 多い から。 血 体液 ――たくさん、たくさん出る。 外に出す、鳥が喰う。 それで魂は還る。 でもここ、そうしない――… ( 柔らかく反響する声に、うんうんと相槌打ちながら返した。 ) そう、骸は骸 貴女 違う。 俺とも違う。 生きる 死ぬ、同じない。 絶対、同じ、ない。 ( 骸の山も、人を骸に還元する行為も怖くない。 そうでなければ、怖くないふり。 怖くったって自分がそうならない為には避けられないのだから。 握り締められるモップの柄に力強さを見て取り、負けておられぬと ) 二人がかり、きっと殺せる。 (カビを。) 【判定】 [Tue 18 Jul 2006 23:43:57]
◆アデル@カビ > ( 情けない悲鳴を聞かれていたと気付かないのが、せめてもの僥倖。 立てられた親指の意味を悟るのは、短い激励の余韻が消えた頃。何処かぽかんとした様相を、口元引き締めることで切り替えて。 ) …応えられるように、精進…します。 ( 去って行く職員に向けて頭下げると、纏めた髪先が跳ねた。人のものとしては不自然な青色を、そろりと上げた先。 残されたのは多分、今回のご同業さん。 ) …湿気が多いと、カビってもさもさ繁殖するんだそうです。 …此処のは、匂いはカビよりはアレでしょうけどねー… ( アレ。へろっとモップの先で示した先に、積み重なる物言わぬ肉塊。かろうじてヒトガタを保ったもの。腹腔の中身をはみ出させて、箱に適当に詰められたもの。 …此処は、取り合えずの置き場だから。扱いなんて杜撰もいいとこ。 たはー と苦笑いの顔が、区切り言葉の問いかけに、少し虚を突かれたように。 ) 匂いは、結構麻痺しちゃいました。最初、気持ち悪くなりましたけど―― どれも、私じゃないから、怖くは無いんですけど。はいー。 ( …死んでいるのは自分じゃないから。肉塊を作る方がきっと得意な手の持ち主は、かこっと首傾げて。 ) はぃ。何か、削れば削る程、カビがわさわさって出てきますけど、頑張りましょうー。 ( ぐっ、とモップ握り締めて、決意表明。 援軍を得て、ちょっと気力取り戻したか。再び床をモップでごしごしと。 )【判定】 [Tue 18 Jul 2006 23:30:57]
◆アシム@カビ。 > ( そして残った黒っぽいの。 がしょん、と手にしたバケツを床に置いて ) …よろしく、頼む。 ヴェイトス カビ しつこい、ここ もっとひどい。 ……骸の、山。 ( 薄暗い空間に収められた、人や人に準ずる存在「だったもの」。 ) 怖くないか 貴女。 臭いないか。 ( だん、とブラシをバケツに入れて。 しぶとく根付いたカビの塊にぽかんとして―― ) 怖い、臭い 後回し。 がんばろう。 [Tue 18 Jul 2006 23:10:15]
◆声 > ( 絶句する悲鳴を聞けば、鉄塊じみた大剣を振り回す少女とは誰も思わないだろうなと思った。 ぐいと親指を立てて ) キミに期待してるのも多いンだからね。 ――頑張れ。 ( シンプルな声援一つ残して、後はエプロンズ(何)に任せたと手をヒラヒラ振り ) アァ鼻が、曲がる―――― ( 立ち去る職員。 ) [Tue 18 Jul 2006 23:09:05]
◆アデル@カビ > ( +5で、現在カビ30P。 …れっつ・ふるぽいーんと。 えぐ。 ) [Tue 18 Jul 2006 23:00:07]
◆アデル@カビ > 【25→25。ゾロ目判定で数値復活】 あぅあっ!? ( ごしごしとモップで床を掃除し始めて幾許もしない内に、素っ頓狂な声が出た。 表層の黒ずみが落ちたかと思ったらば、その下にはびっしりとカビの巣窟。モップを動かす手も思わず止まり、絶句―― している間に、扉が開く音がして。澱んだ空気が僅かな流れを得ると共に、耳に届いた軋みの音色と、人の声。 思わずびくっと肩を跳ねさせてぎこちなく振り返ると、人影がひとつ、ふたつ。 ) ……あ。は、はい。 次の機会は無いように…頑張ります。二重の意味、で。 ( 扉を開けた人影が誰かは、直ぐに分かった。だから、かくかくと頷いた後、彼が顎で示した先、もう一つの人影に視線を向けた。 ぼんやりと薄明かりね薄闇の色に溶ける様な印象と、それとは対照的な身に着けた色。 ――そして、自分が身に着けているのと同じ、エプロン。 ) あ。助かります。何か、やっぱり、結構此処、汚れてますし。 ( …血肉は、カビにとっても栄養満点の苗床―― とか考えると、嫌な環境。 一人で立ち向かうのは辛いから、心底歓迎の心意気。 ) [Tue 18 Jul 2006 22:59:31]
◆声 > ――――が特に酷いから。 鼻が曲がんないように注意するこった ( 二人分の足音と、説明口調の一人分の声がわんわんと澱んだ空気の中に反響して長く尾を引き、残る。 やがて今一度扉は外より押し開かれて ) ――調子はどうだい? 二重の意味で仕事熱心だぁねキミも。 生きてここに足を踏み入れたンだから、二度とここには来ない意気込みで頼むよ。 ( コロセウムの職員は青い髪の剣闘士を知っているらしい。 馴れ馴れしくそう告げた後 ) それでだ、援軍っての? 同じエプロンをしてるのがうろうろしてたから連れてきたンだけど。 使ってやってくれないかなァ、いや使えっかどうか分かんないけど。 ( 背後に立っている二人目を顎でしゃくって――日焼けした黒っぽいのが、バケツとデッキブラシを抱えてぬぼーと立っている。 その胸には【VENOM】様謹製の店名入りエプロン。 ) [Tue 18 Jul 2006 22:52:48]
お知らせ > 声さんが入室されました。 『( それは地上に続く階段の先から。 )』 [Tue 18 Jul 2006 22:51:38]
◆アデル@カビ > ( 流れ出した空気は通路側より冷えていて、その癖やけに湿っていて。肌を撫でていく重たい空気の流れに、ぞわりと鳥肌が立つ。手にしたバケツの中でぬるま湯が漣を立てる音に、意識を引き戻されて。 …薄暗い空間に、そろりと脚を踏み入れた。 ) …試合で、新しく運ばれてくるのが増える前に、片付けないとだな。うん。 ( 煤けた壁にランプを引っ掛ける金具があるのん゛ぼんやり見えて。持ち込んだランプを其処に引っ掛ける。これで、漸く視界が確保出来る。 見えない虚ろから睨まれているような錯覚が薄らいで、ほんの少しの安堵。 バケツを床に下ろして、ざっと見渡した部屋は――得体の知れない、否。何故かはこの上無く明確な黒ずんだ染みだらけ。 ちょっと涙目になりながら、石鹸をぬるま湯につけてやわらかくしてから、モップにこすり付けて。まずは、汚れきった床から磨き始める。 )【判定】 [Tue 18 Jul 2006 22:40:33]
◆アデル@カビ > ( そもそも、降りる階段からして掃除しないとまずいんじゃないだろうかと思う程に、澱んだ空間。 地下の所為か、地上――コロセウムの熱気は遠く、むしろ肌に触れる空気はひんやりとつめたいくらいなのに、じっとりと孕んだ湿気が呼吸すら阻害するようで。壁に掛けられたランプの光も、実際以上に弱々しく揺らめいて見えてしまうから。自然、足元ばかりを気にして、俯きがちになってしまう。 湿った空気に、硬質の足音と担いだ掃除用具の擦れ合う音が、やけに反響して響く。 …閉じた空間。逃げ場の無い息苦しさ。違うけど、似ている。昨日の場所とも。 ) ……うぅ。結構やだ。 ( 込み上げるものを堪えると、自然と涙が滲む。 …階段を降りて、然程長くも無い通路の先にある扉を見上げた。 この先に広がるのは、幾つかの壁に仕切られた空洞。 「上」で生産されたモノを、取り合えず放り込んでおく為の空間。消費されるものの末路、顛末、終結の形。 は、と重たい息を吐き出して、扉を押し開ける。 ) [Tue 18 Jul 2006 22:23:45]
◆アデル@カビ > …此処は、あんまり来たくなかったなぁ…… ( がくし。 「ベノム」の文字が入ったエプロンと、掃除人認定のカードを胸に掲げた青髪が、項垂れる。言葉の意味は二重。 …一応、仮にも剣闘士な訳で。それ以外の理由では余り立ち入りたくないという、なけなしのプライドか複雑さと。 ) ……昨日の以上に、明日は何とやらだなぁ… ( 今いる場所に、それは起因する。 ――コロセウム地下。通称、「死体置き場()」 ) [Tue 18 Jul 2006 22:12:38]
お知らせ > アデル@カビさんが来ました。 『( もう一つの職場では、あるけれど。 )』 [Tue 18 Jul 2006 22:09:26]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『ロクな道に行かないのは、自分も同じかなんて苦笑を一つ漏らして…今夜の出番を待つとするか』 [Sun 9 Jul 2006 23:42:42]
◆レイ・シェリダン > (落ちたまとも過ぎたルーキーに苦笑を浮かべながら…、とりあえずお姫様抱っこにでも抱きかかえて、雑多どもの控え室に運んでやるか…あとは職員に任せるもので、大抵ロクな道へいかないものだが・・・) [Sun 9 Jul 2006 23:40:27]
◆レイ・シェリダン > ・・・おやすみ。とりあえず、寝ちまえ(背後に立つ自分にも気付かない相手、その首に腕を回し締め上げる…喉は絞めないから殺しはしない…、あいにく当身なんて上等な技はしらない)ここに立つにゃ…狂ってないと、な…(あたしもとっくに狂ってると自覚はある、締め上げて数秒…抵抗らしい抵抗も無く絞め落とされた闘奴はそれでもその腕を抱いたままぐったりと崩れ落ちて) [Sun 9 Jul 2006 23:38:20]
◆レイ・シェリダン > (真後ろに立っても、振り向きもせず文字通り壊れたまま言葉を続けている…)・・・(さっさと狂えなかった人間は、こうして壊れてしまうなんてのも良くある…。躊躇なく武器をって殺したり殺されたりできる狂った奴らでないと耐えられないし、殺しても殺されても笑ってじゃあな、なんて普通なら言えないだろうしなと) [Sun 9 Jul 2006 23:34:33]
◆レイ・シェリダン > (もう少し近づけば、抱えているものは何であるか理解できた…腕、だった。その当人は両腕でしっかりそれを抱いているから別人の腕だろう、その腕にもしっかりと闘奴の刻印があった)・・・・・・おい。(声を掛けてみたが変化もない…。その腕の持ち主と今水場で同じ言葉を繰り返しているルーキーは見知った仲だったか…、バトルロイヤルかなんかでかち合って…この結果とか、良くある話) [Sun 9 Jul 2006 23:30:16]
◆レイ・シェリダン > (もう少し歩を進めれば…若い闘奴が水場で何かを抱えたまま同じ事を繰り返している…、簡素なシャツは血に濡れているが、恐らく当人のではなく返り血だろうと)・・・・・(参ったな、と内心呟いて…出会いたくない場面に出くわしたもんだと。自分が知らない人間だからきっと雑多か三級か…元々一月コロセウム離れていたのだからすっかのここらへんのランクの人間の覚えが無い) [Sun 9 Jul 2006 23:27:20]
◆レイ・シェリダン > ・・・・あー・・・、参ったな・・・(こんな時ばかりは治った耳をちょっと呪いたくなりつつ…もう少し歩を進めればその言葉がはっきりと聞こえてきて…「どうして…なんで…」と、だ) [Sun 9 Jul 2006 23:23:59]
◆レイ・シェリダン > (前に行った、血を洗い流す為に作られた水場へと足を運ぼうと…水浴びはしなくても水の側なら少しはこの暑さもマシになるかと)…身体中がべたべたするんだよな・・・(日中の日差しの暑さには強い方だが、この曇った空と残った熱気のムシムシした暑さは好きになれない…)・・・・・・っと・・・(なんか水場には先客がいるかとそんな風に目を向けて、風に乗って聞こえてくる平坦でくり返し呟かれる言葉に軽く頬を掻いて…) [Sun 9 Jul 2006 23:22:24]
◆レイ・シェリダン > 曇ってきたか・・・雨降らなければいいんだけど、な…(来た時には晴れていた空は今は雲が掛かり、月明かりを隠して…練習したとは言え雨の中の闘いは誰もが避けたいところ…さすがに松明も付けれないくらいの雨なら試合なしで終わるだろうが…) [Sun 9 Jul 2006 23:17:25]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『蒸し暑い中…控え室を出て、少し散歩…』 [Sun 9 Jul 2006 23:14:54]
お知らせ > ゴリアテさんが帰りました。 『 ( 風を受け流す柳の枝も、終には折れうる。 それを証明してやろう ) 』 [Sun 9 Jul 2006 01:11:26]
◆ゴリアテ > ( 押し徹るのみ、だ。 激しく攻めて事足りぬならば、尚激しく。 獰猛な悦びが五体を満たしていく──) [Sun 9 Jul 2006 01:10:39]
◆ゴリアテ > ──。 (長引けば、長引くほどに勝機は遠のく。 かといって、体力の損耗を抑えて消極的に戦うのも性に合わない。 ──となれば) (口を、かぱァ、と開いた。 笑みのカタチに。) [Sun 9 Jul 2006 01:08:30]
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