古城 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『( 頬を伝うのは、鉄錆の血液だけ。 )』 [Thu 14 Oct 2010 00:22:48]
アクセラレーター > ( 死者と言われたなら、死者らしく生き人を襲い尽くそう。 魂持たざる者と言われたら、魂を持つ者を喰らい尽くそう。 怪物と言われたら、―――徹底的に怪物になろう。 悪党と言われたら、悪党らしく振舞おう。 ―――――どうせ、私の言葉は誰にも届かない。 ) ( 最初から不要とされた存在らしく、世界中の、人類の敵になろう。 その方が楽だ。 考えずに済む。 胸を痛めずに済む。 頭痛に悩まされずに済む。 ) ――――。 ( 過去を思い出せない。 生きた証がどこにもない。 ――――― 翼を展開させた。 視線先は愛すべき敵である豪天寺艶子のいるヴェイトス市へ。 ) [Thu 14 Oct 2010 00:21:41]
アクセラレーター > ( 鎖骨から腹部まで砕け掛けた傷跡の、―――面影は無い。 豪天寺艶子との対決を望むべく、完全なる再生を果たしたのだ。 次に横槍を入れられても大丈夫なように、 ) ―――― … 準備は出来たか。 ( 私自身であり、武器そのものであり、使い魔である―――魔獣共が草臥れた教会の前に鎮座していた。 邪魔する者は手加減しない。 始祖の吸血鬼アクセラレーターはパワー型でもスピード型でも何でもない。 吸血鬼や魔物を眷属化させたり、吸血鬼の能力を何段階も進化させる、スペシャル型だ。 ) ジャスティスは… 死者扱いをし。 豪天寺艶子は… 魂があると。 どちらが正しいんだが。 ( 未だに疑問が晴れず、表情を曇らせた。 ) [Thu 14 Oct 2010 00:08:43]
アクセラレーター > ( 魔族化は吸血鬼の力のすべてを、破壊の力に変える。 謂わば、全ての能力を発動させるに等しい状態。 血液操作は全身を覆う鎧が針山そのものになり、霧化能力は力の塊を延長させた光線状を解き放つ、飛行能力は翼そのものを刃の触手に作り変え、再生能力は肉体の回復を犠牲する代わりに能力のエネルギーを回復し続ける。 ――――其れこそが始祖の吸血鬼たる最終奥義にして切り札である。 一度目の暴走でスラム街の一端を切り崩したが、何事も無かったように闇に葬られたのが幸いと言える。 早急に対策立てられたのでは困るから。 ) [Wed 13 Oct 2010 23:57:44]
アクセラレーター > ( 魔族の血液を用いた治療法は荒業と同時に、魔族化の侵食を加速化させるのと同意であった。 ) ――― … チッ ( 小さな舌打ちを漏らした。朽ち果てた教会の天上に掲げた十字架に座り込む人影があった。頭髪から肌色まで何もかも真っ白で統一されており、純潔や純白とは程遠い穢れた白濁の色であった。背中から伸びるのは漆黒色の羽根であり、蝙蝠の形状を捉えていたそれは悪魔の羽根を連想させる。 ) [Wed 13 Oct 2010 23:48:42]
お知らせ > アクセラレーターさんが来ました。 『( 悪魔の胎動 )』 [Wed 13 Oct 2010 23:43:40]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『( 雄叫びは、――…夜明けまで続いた。 )』 [Tue 5 Oct 2010 00:36:33]
アクセラレーター > ( 傷付いた身体を、一瞬且つ短期間で治すのは困難である。 大量の悪魔の血液が必要だった。 ヴェイトス市内にいる悪魔の数は知れているし、潜伏型を探し出す方が重労働である。 ならば、古城や城下町に徘徊する魔物共を喰らえばよい。 ) が…っ  は…ッ  ァアアァァァァアアアアアアァアアアアアア―――――ッッッ!!!! ( 其れ相応の激痛を伴う。 その間は無防備であったが、口から発せられる奇声や咆哮は―――膨大な地鳴りそのものだ。低周波と呼ばれ、常人の耳には聞こえないが、脳への悪影響を及ぼすとされる。頭痛に至らしめ、嘔吐感を催させる。心臓の鼓動を早まらせ、心肺機能に異常を引き起こさせる。 ) アァァァアアァアアアアァッッツ … アァアァゥアアアアァアアアアア ……ッッ!!  アァアァアッ…  アァアアアアアァァァアアアァァアアアアアア――――ッッッ ( 音や声は立派な凶器。 不可視の殺人兵器。 ―――発狂している間も、囲うように群れている魔物共は、声の脅威から逃れようと姿が次々と消え去る――。 ) [Tue 5 Oct 2010 00:34:33]
群集 > ( 魔獣共は始祖の吸血鬼の呪われた血より、生まれ出でし魔物共である。 一言で目の前の敵らを食い散らす優秀な武器であり、道具であり、魔物である。 ) … All love for the enemy. All around the world for odious. All for just destroyed. ( 全ては愛すべき敵のために。 全ては憎むべき世界の為に。 全ては破壊するためだけに。 )( 組み上げた足を解き、重い腰を上げよう。身体を抱える両腕だけは解けずにいた。 ) Come on. Come on. Come on. Back to myself. ( 来なさい。 来なさい。 来なさい。 我が身に戻り給え。 )(  其れが幕を引くように、何体かの巨躯たる魔獣共の身体が崩れ落ち、液体状になればこそ――――アクセラレーターの皮膚に齧り付いた。皮膚を引き剥がし、血管を食い千切り、何十体もの悪魔共の血を取り込んで行こうと。) [Tue 5 Oct 2010 00:22:32]
群集 > Was hard work. I my brethren. Arms, I Monster, I curse. ( ご苦労であったな。 我が同胞よ。 刃よ、魔物よ、呪いよ。 )( 詠唱を紡がれれば、何体もの魔獣は応えた。血の海に飛び込み、身震いしながらも、血の海を段々と飲み干していった。其れも急激な程で、遠くから様子を伺う魔物共が一歩前へ動けば、一匹の魔獣は顔を向けて唸り声を出しながら警戒していた。一歩と下がれば、警戒した魔獣は再びと血を飲みだす。 見る見ると更なる巨躯へ膨らんでいった。 ) …Shiro expressed greater power. Become part of the body and blood of our sea. ( 更なる力を欲する。 犠牲を我が身の糧となれ。 )( 時間の経過と共に、血の海の面影は無くなった。その代わり、人間が丸呑み出来るほど巨大さが益しており、逆毛を立つ姿は残虐的で凶悪なものだった。 これこそが呪われた血の三段階目の本領発揮である。 ) [Tue 5 Oct 2010 00:13:09]
群集 > ( 広場の中央で佇む人影は、暴力的なまでに―――穢れた純白色。 崩れ掛けた鎖骨から腹部から見える、空洞の様なドス黒い部分があった。 其処から生み出すのは微弱な電流と痛覚でしかない。幾度も眉間を歪めながら、両腕で身体を抱き締めるようにしていた。 ) We face a lesser opponent own head. ( 歯向かう者達は迎え撃て。 ) The leave will not follow. Paste my side, I always charm. ( 立ち去る者は追うな。 私の傍にいろ、常に私を守れ。 )( 次々と退却する魔物共もいれば、離れた場所で様子を伺う魔物共も、或いは畏怖の念を示すように跪く魔物共も、―――反抗する者が居なくなるのを確認すれば。何体かの漆黒色の魔獣は鼻を鳴らした。 ) [Mon 4 Oct 2010 23:59:18]
群集 > ( 魔王が不在の古城と、死霊や魔物、怪物が根城とする城下町。 )( 古城へ入り込む為には、古城を囲う城下町を通り過ぎなければならない。 空を飛ぶ能力や隠密に長けたスキルがあれば、話は別なのだけれど。 アマチュアの一人や二人が組んで、古城や城下町に訪れるのは無謀なこと。 幾つもの邪悪で強大な魔物がいるのだから。 ) ――― … Evil beast, eat the ghosts. ( 地獄より出でし魔獣は、魂を持たざる者を喰い散らせ )( 広場の噴水場は機能しない。満たされるのは透明な水ではない。真っ赤で真っ黒で染め尽くされた――血だった。噴水場の縁に座り込み、足を組み上げた人影があった。 そんな中に真っ黒な体毛で覆われた何体かの大型狼は悪魔を追い掛けたり、押さえ付けたり、噛み千切ったり―――… 戦いや狩りよりも一方的なまで残虐をを繰り返す其れは―――作業でしかない。 ) [Mon 4 Oct 2010 23:44:56]
お知らせ > 群集さんが来ました。 『( 古城と城下町。 )』 [Mon 4 Oct 2010 23:31:46]
お知らせ > ヴァリシアさんが退室されました。 [Sat 2 Oct 2010 22:24:17]
お知らせ > マリアヴェルさんが退室されました。 [Sat 2 Oct 2010 22:21:52]
マリアヴェル > あー、ですねえ・・・(汗) これは日を改めた方がいいですね [Sat 2 Oct 2010 22:10:21]
マリアヴェル > そして、少し途中のロールを入れて・・・・とか対策すれば、流石に十分じゃないかなあ。と [Sat 2 Oct 2010 22:07:49]
マリアヴェル > いっそ、30分程度休憩いれませんか? [Sat 2 Oct 2010 22:07:11]
お知らせ > マリアヴェルさんが入室されました。 [Sat 2 Oct 2010 22:01:37]
お知らせ > ヴァリシアさんが来ました。 [Sat 2 Oct 2010 22:00:31]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『 白い闇は夜空へと駆け抜ける 』 [Tue 23 Feb 2010 00:18:46]
アクセラレーター > (片腕を夜空へ掲げる同時に、無数の大剣が霧散に散った。) ―――っん、はぁ。 (霧散に飛び散った、血液の霧は吸血鬼の皮膚を食い破り、血管の内部へと忍び込んだ。体内に流れ続ける大量の血液、溢れ出んとばかりな生命力、抗おうとする魂の慟哭が居心地良かった。全身に廻る熱の気持ちよさに、酔い痴れそうになり歪んだ微笑みが零れた。そして暫くすれば、肩甲骨より大量の霧が噴き出しては、天使の翼にもみえ、悪魔の羽根にもみえる、中途半端な両翼を作り出した。) ―――― 。 (不可視の力場が発生し、雪の結晶が別方向へ押し寄せた。自分の重量すら操り、周囲の重力を捩じっては浮遊の現象に等しい其れを引き起こした。) [Tue 23 Feb 2010 00:17:28]
アクセラレーター > (本能の暴走を思う存分に振る舞い、尽きぬ欲求の限りだけ食事を繰り返した。人間を相手に満足が出来ず、化け物どもを満足するまで喰い散らし、気が済むまで蹂躙の行為を繰り広げた。) ――― …。 (目が覚めた現在は、何かが物足りなさを感じた。刺激が足りない。死の淵まで追い詰められる、痛みの極みが欲しい。ギリギリのギリギリまで、死の遣り繰りをする戦いが欲しい。其れでこそ生きている実感が得られ、――黒くて、熱くて、甘くて、果てしない刺激が欲しい。) …… さァて。 (相手を傷め付けるだけじゃない。自分を何処まで傷め付ける事が出来るのか。自分を自分で傷付ける事ですら、愉快で愉しくて堪らない。想像するだけで、全身に震えを奔らせた。) [Tue 23 Feb 2010 00:09:29]
> (屍は屍でも、生ける屍にして、始まりの吸血鬼、始祖たる吸血鬼。) ――――。 (吸血鬼は噴水の内部に沈んでいた。一糸を纏わぬ姿で、上体を引き起こそう。片手を米神に押し付け、訪れる痛みは静かに滲んできた。不機嫌な表情を浮かべる同時に、真っ黒な夜空を描いた筈の夜空が――。) ……。 (真っ白に近い夜空だった。唇に歪んだ笑みを孕ませ、漸くと足腰に力を込めては立ち上がった。) ――― … アハッ (長い白髪が風に靡かれ、肌に触れる錆び付いた空気が愉快に思えた。片腕を乳房の上に引き寄せてから、外側へと大きく振る舞った。瞬間に袖口から衣服が生成され、肩口へ乳房へ、足腰へ、全身を包む装束を作り出した。決して綺麗と言えない純白にして、闇に溶け込まぬ純白。) [Tue 23 Feb 2010 00:00:04]
> (無残に飛び散った肉塊から溢れ出すのは、微かな瘴気や生温かい血液であった。流れ出る筈の血液は、――不思議と流れ出なかった。周辺に突き立てられた禍々しい大剣に吸い込まれるように、血液が不自然な形に動き出した。) ―――――。 (鋸を象った大剣。或いは鰐の牙を連想する刃筋を持った大剣。其れらが吸血鬼の様に、滴る血液を啜っていた。砕け散った石畳に広がるのは無数の屍と、其れを超える程の大剣が突き立てられ、――闇の色で染め上げられていた。) ………。 (そんな中に、夜空より雪が降り出した。闇色のカーペットを染め直す様に、純白の色へ塗り替えられていった。同時に一つの屍が蠢いた。) [Mon 22 Feb 2010 23:49:32]
> (砕け散った石畳。劈く叫びを響き渡る空間。血生臭い雄叫び。悲鳴と絶叫が交差し、瞬時に掻き消された。)    、  アア…。 (朽ち果てた水道は、噴水の広場の役目を果たさなかった。枯れた葉っぱや埃、街の残骸で溜まる一方であった。噴水の広場の周辺に、肉塊が飛び散っていた。複雑な回路を成す血管や、艶めかしい神経や、肉塊の断面などではない。大勢の魔物が無残に引き裂かれていた。まるで素手で鷲掴んだかのような痕跡を残していた。) [Mon 22 Feb 2010 23:42:43]
お知らせ > さんが来ました。 『 廃墟と化した城下街』 [Mon 22 Feb 2010 23:34:25]
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 [Mon 15 Dec 2008 01:40:29]
ザッハトルテ > ( ――そうして、開きかけにしたままの形のない本を、閉じる ) [Mon 15 Dec 2008 01:40:26]
ザッハトルテ > ( 広い玉座の間のただ中、半径8メートルほどの浄化された空間。 ――それがいずれどうなるか、永く残される事となるのかどうかは判らない。 が、 )( ――…それはもう、『次に』対峙する何方かが考える事。 それは例えば王を目指す剣士の少女であったり、彼女の側に控える少年であったり。 或いは無責任の謗りを免れまいが、それでももういいだろう ) [Mon 15 Dec 2008 01:38:34]
ザッハトルテ > ( 半ば屋根の落ちた教会の壁に行き当たり、そこで風を避けるように目を細めた )( その壁に何度かメモを貼った記憶がある。 ――2年前の確認事項。 廃城の玉座の間に遺された穢れ。 退魔師どのが解呪を試みたそれは、依然残っていたようだったPL:2008年12月、ヴァイオレートPL様に確認を取りました [Mon 15 Dec 2008 01:31:33]
ザッハトルテ > ( 今となっては荒れ果てて過ぎし日の残照を僅かに残すばかりとなった街の址。 盗掘の限りも尽くされた後なのか、他に何ぞあるのか人気のない無人の街にも風は吹いた。 ――欠けの目立つ石畳に落ちた枯れ葉や軋んで揺れる看板の影が風に頼りなく揺れている。 同様に、独り佇む者の影も、また。 ) [Mon 15 Dec 2008 01:24:03]
お知らせ > ザッハトルテさんが入室されました。 『( 城下町址 )』 [Mon 15 Dec 2008 01:18:12]
お知らせ > さんが帰りました。 『( ――――――――。 )』 [Sat 13 Dec 2008 02:40:48]
> ( 何せ基礎体力が全くないので膝はとっくに笑っている。 扉を押し開けるにも難儀して、結局やっぱり身を凭せ掛け、体重を掛けて ) …と。  と、  と――…  ( 大扉の片側が軋んで、軋んで、――少しずつ開いた ) …。 ( この先が玉座の間だった事は覚えている。 さて、その先にあった不浄の間はあれから2年した今、どうなっているのか――   ) [Sat 13 Dec 2008 02:40:31]
> …………………。 ( 長い螺旋階段の終わり。 ――玉座の間へと辿り着く ) [Sat 13 Dec 2008 02:36:08]
> ( それは罪魔の力に阻まれて何の効果もなかったのかも知れない。 或いは、『今は』その効果も薄れた頃か、はたまた今も健在なのか。 スケルトンの青年は既に儚く、退魔師どのは今はいずこの空の下か。 ――自分ばかりが残ったから、見ておきたいと思っただけの。 ――…それが誰に伝えるものでもなかったとしても。 ) …。 ( 螺旋の芯である壁に手をつく。 埃っぽい空気に何度か噎せた。 ) ……足がばかになる。 ( いやもうなってる。 暫くぜーはー言った後、新たに足を踏み出して ) [Sat 13 Dec 2008 02:34:35]
> ( 確かめるべき事。 ――――2年前の夏、此方側の気配を半身に纏わせた退魔師どのの手による浄化の式はあの後どうなったか ) [Sat 13 Dec 2008 02:27:47]
> ( 2年前の夏、此処から南東の方角に異界の門が開くと云う騒ぎがあった。 ――最初は軽い何時もの好奇心じみた捨て鉢から。 後はただ流れに沿って一連の決着を見定めて、今此処に居るのはその時の出来事の顛末を知る為。 あれから当時この場に出揃った他のお二方の姿をついぞ見ないが――陽気なスケルトンの青年は既に街中で斃れたとは知る由もない――だからこそ、確かめなければならない事。 とは云え、いかなる結果が出ていたとしても最早関与するつもりもないのだけれど。 ) 元々が横紙破りだった訳だし。 ( 若気の至りと誤魔化すにも少々ほろ苦い。 ――肩を竦めて更に、先へ ) [Sat 13 Dec 2008 02:24:12]
> ( 尖塔の元へと辿り着く。 出入りを阻むかのような重い扉を半ば肩で押し開け、僅かな隙間から滑り込んだ。 足元には―― 瓦礫。 瓦礫、瓦礫、砕けた何かの像の名残。 螺旋状の階段を靴音と共に昇る。 ――此処に何ぞが棲むものか、元来が街中に在る自分は知らない。 勿論、此処の住人との邂逅を望んで居る筈もなかった。 その為にエントランスは通らず上からの来訪とした訳で。 ) [Sat 13 Dec 2008 02:12:03]
> ――…と。 ( 所々朽ちて穴の覗く屋根を蹴り、古城の本丸最上部へと降り立った。 見上げた先には尚細く、尚高くへ続く塔がある。 あの中の階段を昇った先に目指す場所があった――と思う。 記憶違いであればそれまでの話、けれど多分、城の最上部に目指すべき場所があるには違いなかろう。 そこに用がある訳ではないのだけれど、確かめておかなければならないものが、そこにある )( 凹状に続く煉瓦の影に身を隠しながら、その一方散策する足取りで歩く。 やたら冴えないツラである事を除けば場所には釣り合わない風体の。 ) [Sat 13 Dec 2008 02:06:29]
> ( 雲厚い、けれど欠けのない月の満ちた夜。 城壁塔の最上部、屋根の上に薄く影落とす影が在る ) [Sat 13 Dec 2008 02:00:41]
お知らせ > さんが来ました。 『( 城壁塔最上部 )』 [Sat 13 Dec 2008 01:58:03]
お知らせ > キシさんが帰りました。 『咆哮する度、魔たる騎士は増え続ける。』 [Sun 9 Dec 2007 17:04:28]
キシ > (悪魔に魅せられ、取り付かれてしまった高名の騎士は古城で死んでしまう。未練ばかりが満たしてしまい、悪魔として甦ってしまう。そして人格と精神は崩壊をしてしまい、生まれ変わった場所である“古城”を守護する役目と悟る。それから第二の人生を始めた。それからは負けた事もない。弱点の限りなく少ないキシは天敵と戦い、身を滅ぶ時まで守護をすることだろう。) −−−−−−−−−!!!! (悲鳴にならない咆哮。そしてエントランスホールの端っこに寄せた死体の山からも悲鳴を上げた。共鳴するように。) [Sun 9 Dec 2007 17:03:35]
キシ > (それでも人間は気付かない。自らの行いのせいで、悪魔は無限に生み出し続けている。そんな新しい大罪を。) アア… !   王よ! 王! …! (漆黒たる騎士。キシは懇願するように、鋭い爪先を真っ黒な鉄仮面に這わせると引っ掻いた。) モット… 欲ッ!  望ォオオ……!! (次第に、鉄仮面の表面に人間の瞳を無数に浮かべ上がる。不規則的に、蠢いたり、七色の輝きを放っている。同時に、鉄仮面から伸びた蛍火の長髪にも煌いていた。) [Sun 9 Dec 2007 16:59:27]
真っ黒な騎士 > 憤怒の王。→憤怒の王。嫉妬の王。 [Sun 9 Dec 2007 16:55:26]
真っ黒な騎士 > (其れは幾つか破損をしてしまっている。二度と侵入を出来ないように、二度と場を荒らされないように、二度と王たる王の相応しい居場所を護るように。) 憤怒の王。色欲の王。暴食の王。貪欲の王。傲慢の王。怠惰の王。 (7つの大罪。それは人間に課せられた罪であり、罰でもある。その罰は誰しもか、背負うもの。その罰である罪は、未来永劫に消えぬ。罪と罰という根源を存在する限り、この世を無限に悪魔を生み出してゆく。見えない世界の廻り。) [Sun 9 Dec 2007 16:54:27]
真っ黒な騎士 > (重圧的な足音は何重も重なるように響いた。漆黒たる騎士と、後方に控えている穢れた銀色の騎士の二体だった。目立つのは漆黒の騎士だった、人間では在り得ない図体を持ちながら人間らしさを持っている。) −−−−−異常は皆無。 (ピタリ、と足を引き止めるようにして立ち止まる。後ろの二体も同じ事だった。その場所は、エントランスホール。誰かが侵入するならば、ここを必ず通らなければならない場所。実際には抜け道や隠し道など沢山あったのだろう。) [Sun 9 Dec 2007 16:49:37]
真っ黒な騎士 > (悪魔、吸血鬼、妖怪、魔物、モンスターなど住まう古城。これまでは、トレジャーハンター、冒険団、発掘団、盗掘団、騎士団など荒らされてしまった。今となり、荒らされた様子は無い。むしろ人間たちの屍を積み重ねる一方だった。瘴気を漂う古城を、人間たちには適さない環境である。そして人間達にとっては、魔窟、と呼んでも過言では無いだろう。) −−−−。 (光を天窓から差し込まなくなった頃。魔物達は雄叫びを上げる。その中に重々しい足音を割るように響いた。) [Sun 9 Dec 2007 16:44:42]
お知らせ > 真っ黒な騎士さんが入室されました。 『石畳を歪ませる音。』 [Sun 9 Dec 2007 16:40:03]
お知らせ > アーウェルンクスさんが帰りました。 『途中で面倒が臭くなり、跨って乗る事にした。戦争の行く様に嘲笑う。』 [Sat 21 Jul 2007 23:54:54]
お知らせ > バーンさんが退室されました。 『連れ立って、湖畔方面へと向かい、戦の空気を楽しんで』 [Sat 21 Jul 2007 23:52:20]
アーウェルンクス > ありゃ、1本取られたわ! (悪魔だから悪い行いをする。当然といえば当然な結果である。人間染みたかな?と苦笑を取りこぼして青い髪を撫で取る。) 暇潰しだけれど、貴方の後を追うことにするわ。どうせ、実験をやるにしても時間の問題でしょうし。 (共にするの意味合い。騎士二人へ『私が戻るまで、他の命令を受けない。戻るまでは魔族以外を襲い続けなさい。』と命令を唱え。頷いた騎士二人は古城の闇へと消えよう。見送ってから、すてすて、と貴方の後を歩き出す。) [Sat 21 Jul 2007 23:45:05]
バーン > ああ、悪魔だからな。 (意地悪、といわれればさも当然というように大きく一つ頷いて) そうじゃの、わしらはただ自分のやりたいことをやりたいときにやるだけじゃ。 (では、わしはまた見物に行ってこよう、そういえば一歩踏み出して) [Sat 21 Jul 2007 23:39:11]
アーウェルンクス > ――・・、そうね。話が通じるのは、私達を崇拝している人間でしょうね。 (肩を竦めて笑みを釣られて浮かべる。) あら邪魔をするだなんて意地悪なのね? (ふふ、と微笑ましく笑い掛ける。人間がどんな顔をして困るのか見物だったらしく、想像すれば尚更面白かった。手を口許に寄せて隠す。) これから、ねぇ…?なぁんにも考えないけれど? (むむ、と顎を添えてから首を傾げて答える。) [Sat 21 Jul 2007 23:31:35]
バーン > ふむ……ふむ、確かに、な、殆ど似たようなものだ。違うのは混沌と秩序のベクトルが真逆というくらいか? (中々、話が通じる人間もいるしな、と上機嫌で) ん?いや、輸送の邪魔じゃよ。男はそういうのが好きなものだ。ま、仮初めの姿、真でも魔界に戻るだけ。 (なぁに、落石させたり、そういう嫌がらせでも意味はあるものだ、と比較的穏やかな案も出して) さぁて、アーウェンクルス、お前さんはこれからどうするつもりかね? [Sat 21 Jul 2007 23:26:50]
アーウェルンクス > ええ、強くはなりたいけれど、手を汚さない遣り方がいいな。そういう意味ではキシがずるいわね。 (但し、古城から出れない呪縛が掛かっているのかも知れない。それに比べると自由の身であるだけでも充分に思える。) 人間は自分達のせいで悪魔が誕生し続けるとも、知らずに悪魔を憎しみ続けるだもの。滑稽よね。人間も悪魔もそんなに差が無いというのに。 (首を傾げて長身の女は問い掛ける。) あら?危険を試すなんて…何を? (胸を支えるように腕を組んでから、横目で貴方へ見遣ろう。扉にも見眺め続けて、今に思えば冒険者が訪れなくなった事か。) [Sat 21 Jul 2007 23:19:32]
バーン > ほぉ、確かに、それだけのものを作るのは、かなりの手腕が必要か……そういうことに特化したか。 (前者かの?その騎士は、と納得して) ああ、この前暴れたばかりジャから、悪魔も元気がない。ま、苦しみだの恨みだのは、人間が勝手に作ってくれるし、そう無理をすることも無いか。悪魔の本文は楽しむことじゃからの。 (すこし上手い手を考えてみよう、といいながらも愉快そうに笑う。越している間にも、人は獣は死んでいるのだろう) 多少の危険くらいなら試してみよう。 (ホールに着けば、矛の柄で床を一度打ち、大トビラを同じく見上げる) [Sat 21 Jul 2007 23:10:56]
アーウェルンクス > ――ええ、少し特殊な形でね。 (曇った声色。段々と階段を上り詰める。) 門が開ければ良いわねぇ…、お目に掛かりたいわ。 (横目で貴方を見上げながら、微笑んだまま頷いた。) それだけでも、悪魔がさらに生まれるわ。ええ褒め言葉をありがとう。 (口許を緩めて、共感してくれた事を嬉しく思う。) …いいえ、この二人は私じゃないわ。創造主は真っ黒な騎士よ。名前もそのまんまの「キシ」ね。  戦争を起こすには人手が足らなさ過ぎるわ、それに私自身も弱すぎて悪魔一匹ですら作れないほどに、ね。  場所を襲う案も良いわ、けどね 貴方にも危険があるんじゃなくて? (月の弱々しい光で満たしたエントランスホールまで到着する同時に、服装は魔術師らしい格好ではない。どこぞの令嬢のドレスのような格好に変わっていた。エントランスホールの中央まで歩き出して、高らかに見上げる。大扉に。) [Sat 21 Jul 2007 23:00:00]
バーン > ん?お前さんは此方で生まれたのか、成る程、成る程……また機会があれば魔界の門が開くこともあろう、空気が合うぞ?機械があればいってみればいい。 (気軽な口調で頷きながら勧めて) 世界にばら撒く、か。中々いいの、それも。 (うれしそうに目を細めて) ときに。 (エントランスに向かいながら、騎士を眺める) これは、後いくつか作れるものなのか? いやな、さすがに戦争にどうこう、というのは無理じゃろうが、人手が人間どもも足りんだろう?護衛の少ない、市に物を運ぶ馬車でも襲ってやろうかと思っての。 (実害が少なくても、市民には不安がよぎるだろう、と告げて) [Sat 21 Jul 2007 22:52:15]
アーウェルンクス > へえ…!じゃあ魔界とかで住んでたんだ…!  うん、何より頑丈そうな身体ね。 (ふふ、と小さな笑みを見せる。牢獄の内側へ意地悪な視線を見下してから、止めて貴方だけ視線を向け続ける。興味深々に上から下まで見眺め始める。) 良い空気だわ、色んなことを試さずに居られないほどに、ね?  そんなに沢山死んでるのねぇー・・、でももっと沢山死んじゃうわね♪ (過去に引き摺らない。知人が死んでも明日になれば忘れているだろう。無邪気な微笑みは消えないまま、楽しそうに。) 7つの大罪の属する悪魔をたくさん作って、後は世界各地に散らばってもらうだけよ? ええ、貴方も私の家族のようなものだもの。 (口許を緩やかに緩めて、青い瞳の鋭さは抜けない。騎士二人を引き連れて、バーンも引き連れよう。地下の通路で話すには狭すぎるし、エントランスホールまで行こう。長ったらしい階段が嫌いなのだけれど。) [Sat 21 Jul 2007 22:45:38]
> ああ、人間どもの儀式で呼び出されたまま、居ついた。なぁに、気に入っておるよこのからだも。 (顎鬚を扱き上げながら目を細めて。その愉悦の視線をそのまま牢に向ける) なるほどなるほど。確かに今は都合のいい空気でもある。前線の側ではぐれた人間を狩っていたが、ありゃあ双方合わせて100や200には収まらん、これからもっと増えるだろうよ、死体がな。 (実験自体も面白そうじゃが……作った悪魔の使い道は考えているのか?と尋ねて) ま、仲間が増えるだけでも楽しいがの。 [Sat 21 Jul 2007 22:36:53]
アーウェルンクス > 石像に憑いた悪魔って事は、仮の姿に過ぎないって事かしら…? 私の名はアーウェルンクス・インヴァン・クリユスタレよ。ウェルスで良いわ。 (礼をしてから、大袈裟に驚く素振りをしてみせる。そして何をしているか、と問われれば隠さずに答えよう。楽しそうに、だ。視線を牢獄に捉われている者達へ向ければ怯えた反応を表す。) あれね、強制的に悪魔にさせる実験よ。 (指を宙に書いて、牢獄の中へ示す。ウィンクをしてみせる。貴方に。) [Sat 21 Jul 2007 22:32:53]
> ん?悪魔じゃよ、お前さんと同じ、な。 バーン、石像に憑いた悪魔じゃ。 (戦争が始まったので、仲間でもいないものかと来てみたら面白いことをしているモノに出会ったので見ていた、と簡単に説明して) あれは?何をしようとしとるのかの? [Sat 21 Jul 2007 22:27:12]
アーウェルンクス > (戦争は良い。最愛の人達が戦場にて死んでしまい、待つ人達は哀しんで苦しみ続ける。理不尽さを憎しみ続ける憎悪や憤怒が我らに力を与える。) じゃあまた二日か三日後にでも様子を見てあげるわ。 さあ、付いて来なさいな。 (首を締め上げた騎士は言葉を待ち、命令を与えた。ありきたりなキシと呼ばれる騎士型悪魔が生産しているが、命令無しでは動かないらしい。そこで私が拾って使っているけれど、良いよね。立場を与えているもの。) … …、あら?  今晩は、貴方は? (騎士二人を引き連れて去ろうとして、気付いた。大きな魔物と正面で対峙する事になる、上品さを振舞うように服の裾を摘んで礼をする。微笑んでやろう。) [Sat 21 Jul 2007 22:22:29]
> (その実験の場に近づいてくる、巨大な影が一つ。図体のわりに静かに近づいて来るのは、実験を邪魔しないためかもしれない。同族の気配は一定の距離まで近づけば、止まり牢の中をうかがう。振り向けば、騎士達の向こうに、山羊頭の悪魔が立っていることだろう) [Sat 21 Jul 2007 22:15:44]
青髪の女 > (殺さない。殺す寸前で止めた。わざと、生存本能を高めて悪魔化を進める。まだ成功ですら成していないのだ。どうすれば人間を多種族を悪魔にする事が出来るか。) ―― そう簡単に天国に連れて行かせないわ。この地獄という世界で縛られ続ければ良いんだわ。 そして悪魔となって、最後には私達と一緒に煉獄の世界に落ちれば良いわね。あははっ! (嘲笑いかける。滑稽な状況で笑わずにいられない。気絶した若者を見捨てながら、他の者達も怯え続けている。悪魔にならずとも悪霊になるには十分し過ぎるだろう。今に思えば、常世の森で異常を生み出しているおかげ。戦争で戦死した者達の関係者が嘆いたり吼えたり、欲望を拡大させてくれる。我々を強くする。) [Sat 21 Jul 2007 22:11:39]
お知らせ > さんが入室されました。 [Sat 21 Jul 2007 22:09:57]
青髪の女 > あら?じゃあ、何故死んでいないの?飲まずに食べずに一週間も経っているのに死なない、なんて ねぇー・・? (若者は聞く耳も持たず、怒声と罵声を叫び続ける。興醒めしたように、冷え切らせた瞳を細める。片手を挙げて合図を示してから、後ろの騎士が牢獄の施錠を解除し、内側へと潜り込む。) じゃあ、死ぬが宜しいわね? (騎士が若者の首へ手を掛ける。言葉を合図として受け取る騎士は、若者の首を段々ずつと締め続ける。嗚咽と涙を取り零し続けていた。) [Sat 21 Jul 2007 22:04:04]
青髪の女 > 紅い雨で生まれたんだもの。 そろそろ新しい魔族が誕生しても可笑しくないじゃない、ねぇ…? (錆び付いた牢獄の鉄柵にそっと添えるように触れて近付いた。鉄柵の向かい側には鎖の手枷で自由を奪われた人間達。目が覚めて怒りに震える若者と、視線を合わせては無邪気な微笑みを見せ付けた。その後に、邪悪な笑みへと変わり果てる。) ん? 若者が吼えたって、――・・その場で屍になるか、悪魔になるかだもの。 (ふふ、と薄らな笑みと変わり。青い瞳を細める。古城内は邪気と欲望と瘴気で満たしている。悪魔にとって過ごし易くて誕生しやすい。遠い地でさえ、この場に集まり続ける。) [Sat 21 Jul 2007 21:57:51]
青髪の女 > (海の様に煌いた青い髪。吹き続ける風で流れ続ける、それ以上に澄み切ったような青い氷のような瞳を輝いている長身の女。)  とりあえずご苦労さんだね。  (魔女より魔術師と呼ぶに相応しい容貌。肌の露出をさせていて、極め付けに白い肌が以上に目立っていた。ここは地下室、使いようによっては実験室として役に立たせているのだった。屍から作られた騎士を引き連れている。やや黒ずんだ鎧だけれど、強さは申し分が無い。) [Sat 21 Jul 2007 21:51:07]
お知らせ > 青髪の女さんが入室されました。 『随分と荒れているわねぇー?』 [Sat 21 Jul 2007 21:44:30]
お知らせ > キシさんが退室されました。 『まだ仕事は終わらない。騎士として。』 [Wed 7 Mar 2007 20:55:19]
キシ > (最近だが門が開く気配を感じた。違和感が自然と不自然を雑ざり合わせて感じ続けた。屍を放り込んでから、鉄仮面の表面上に無数たる七色の瞳を浮かべた。向ける先は何も無い真っ暗な闇である上へ向けた。) ――――? (其れを気に咎めようとしない。隠し通路らしい場所を封鎖と同時に屍の腐臭による封鎖を行った。其の後はエントランスホールを目指すように延々と細くて長い通路に歩き出した。) [Wed 7 Mar 2007 20:54:35]
キシ > (エントランスホールへ通じている隠し通路を少しずつ取り壊す。正面からでしか突破出来ない様にする為である。人間は欲望が深くて広くて賢い。何より多過ぎる種族。だが、力が無い。正面から戦闘を仕掛ければ敗北する可能性は低い。少しでも有利な立場と場所を確保して広げる。)          (漆黒の騎士鎧を包んだ者は、背丈の半分程の岩を抱えては穴空いた場所に放り込む。そして先程まで生きていた冒険者の足を掴み上げて、暗くて深くて絶望満ちた穴の底に放り込んだ。狂気を、瘴気を、欲望を、邪悪を、生み出す為に行う。新しい悪魔を増やす為に行う。) [Wed 7 Mar 2007 20:49:39]
キシ > (必然的に近い現象。古城に置いては人々を敵と見なす。敵の領域に踏み込んだ冒険者達の未来は屍になる。) ――人目か。これで。 (古城内部に通じる多数の道を取り壊す。時間と労力が大きく損なわれるが、遣り甲斐の仕事だと思うは感じて動き続ける。開いた壁があっては岩を運んで、屍を埋め込んで固める。ロープや壁を伝いながら登る道具があれば千切って捨てる。勝手に決め付けた仕事を行っている最中に偶然にも冒険者を見つけては仕掛ける。) [Wed 7 Mar 2007 20:43:35]
お知らせ > キシさんが来ました。 『生きた存在、其れは屍になる道。』 [Wed 7 Mar 2007 20:38:30]
お知らせ > キシさんが帰りました。 『使命。繰り返した。(闇の中に身を潜める。)』 [Mon 12 Feb 2007 21:09:43]
キシ > (異常が無い。王へ、古城へ、同胞達へ、影響を及ぼす危険因子は無いと言う事になる。) 使命に従えッ! (生きる。其の為に理由を求めた。騎士が復活したのは、守護する為に誕生した。場所は、古城である。因子は、瘴気である。) 全ては王の為に! 古城の為に! 同胞達の為に! (黒光する鉄仮面の表面上。無数たる瞳がギョギョロリと融合させて、1つの巨大な瞳を作り出す。表現するのは混沌にのみだけ。全てを見透かすように天井へエントランスホールへ夜の闇の中へ見透かすようにした。そして、使命に燃え上がるために三人の騎士は1つとなり行動をお子さん。邪魔な存在を始末するために。守護をするために使命を果たす。) [Mon 12 Feb 2007 21:09:16]
お知らせ > キシさんが入室されました。 『呼応。唸り出した。』 [Mon 12 Feb 2007 21:03:02]
キシ > (長年行き渡った銀色を微かに輝き出す。其の西洋鎧を身に包んだ騎士二人が、エントランスホールの中央に向かうように歩き出した。漆黒たる騎士も同じように二人に遅れて出歩き出した。) ――― いかん 。  其れより 人間は 居たか? 大扉に 異常を 齎してないか? (中央部に辿り着いた騎士二人。其れに接近させては十分に近い距離を取る。一人一人ずつ問い掛けた。槍と楯を持ち構える二人に。両方の質問と報告を聞き出さんとして、返答は何の異常も無い。そう示すように騎士二人は横に首を振り出す。) [Mon 12 Feb 2007 20:56:12]
キシ > (エントランスホール。其の広々とした場所に出ると、同時に幾つかの通路から同じような西洋鎧の姿を纏った者達が現れた。) 王…ッ ! 王…ッ ! 帰還した… ッ ッ ッ ! (飛び込んで来い、と両腕を広げて胸で迎える姿勢を取った。天井に見上げるようにして、無数たる瞳は恍惚に浮かべる。騎士としての使命は終えていない。王が生きているのだから。同時に出てきた者達は同胞であり、部下であり、道具であり、嘗ては騎士でもある。) [Mon 12 Feb 2007 20:50:09]
キシ > (其の場所はエントランスホールへ延々と続いている通路。重量の足取りを多少ながら響き渡り続ける。漆黒の西洋鎧を見に包んだ巨大なる騎士が、確かにエントホールへ続いている通路で歩き続けた。) … オ   オオオッ  !! (帰還。王が帰還したのだ。これより、喜びとして歓喜に震え上がった。漆黒たる鉄仮面の表面上に小さい瞳が無数に浮かび上がっていた。縦に、横に、斜めに、滅茶苦茶に浮かべている。歓喜、狂喜、悲喜を表現するように、興奮の色として紅く紅く浮かび上がっていた。) [Mon 12 Feb 2007 20:44:46]
お知らせ > キシさんが入室されました。 『歓喜。震え上げた。』 [Mon 12 Feb 2007 20:40:09]
お知らせ > ヴァイオレートさんが帰りました。 『「道が解らんから飛んでいく。」 外から一気に玉座の間へ。其処の異変を感じるのは次のお話。』 [Mon 12 Feb 2007 01:34:37]
お知らせ > 吸血鬼さんが帰りました。 『あ。でもそうしたらなんか強くなるかもしれない!? ( ぽん、と両手を打った )』 [Mon 12 Feb 2007 01:33:36]
吸血鬼 > ――――そっち、外ですよ ( 平手をずいっと突っ込むように振る。 心の中で命名。というか心の中であだ名を勝手に作る。それも『放浪方向デタラメ悪魔』 とか ) ―――それは。恐悦至極。なのでしょうか? ( むむ、と首を捻る。それよりも処女の血とかのほうがいいなぁ。なんて話 ) [Mon 12 Feb 2007 01:33:06]
ヴァイオレート > 当たり前だ―… 私の欲望を晴らさないでなにが悪魔か。 では、私は玉座に戻るとしよう… (といいながら、エントランスホールの中から外に出るように歩き出す。玉座の方向ではないことは流石にこの悪魔も解ってはいるだろうが― ふと、忘れた頃に振り向いて。)  …ああ、お前が吸血鬼ならば名前をいうと同時に私の血を少しくれてやってもいい。 考えておけ。 (そう、煽るだけ。) [Mon 12 Feb 2007 01:26:59]
吸血鬼 > なら。ヴァイオレート様の娯楽は尽きることが無い様でよかったですね。楽しみが無ければ死んでるも同然だと、どこかの偉い人は言いましたから ( 破滅を楽しむのが正常なのか狂ってるのかは知らない。それこそ個人の価値観であるのだから。 にたぁと笑う顔に鳥肌が立つ。まったくもってこの年になって鳥肌とは ) ――――。また難しいことを。実力も力も思慮深さも。クロウァーテ様には指一本及ばないと言うのに・・・ ( 大きな溜息。それを部下の部下の部下の下っ端に期待しても無駄だろうに。もしかしたらこれだってこの悪魔にとっては娯楽なのかもしれない。そう、例えば「煽っておくだけ」のような ) ―――。承知しました。私は私なりに。楽しみたいと思います ( そういえば、吸血鬼は小さく礼をするだろう ) [Mon 12 Feb 2007 01:19:20]
ヴァイオレート > そんな数値は出せないが、人間追いやられると醜く欲望が表に出る限界という物があるのだよ。 その状態を保ち、一番多くの人間が醜くなるバランスを――だな。 …ま、私の昔からの理想だが。 数が多い分長く楽しめそうでな―…(うんうん、と相槌を打つようにうなづいてみるのだが。どちらにせよ向かう先は全て破滅なのだ、というのは全く持って否定はしなかった。 名の事を聞かれれば、にたぁ… と真っ直ぐ吸血鬼を見てにやけて笑って嘲笑った。)   名を聞いたら―… 次の日には忘れる。  …だが、其れを繰り返せばいつかはクロウァーテのように名を覚えるかもしれないな。 (其処までお前に出来るのか、と聞こうとした瞬間の相手の言葉。)  …楽しめ。 人間界は魔界の欲望のぶつかり合いが無限に夢幻に広がる祭りの世界だ。 [Mon 12 Feb 2007 01:13:09]
吸血鬼 > ―――つまり、絶望もほどほどに救いがあるけど大半が恐怖だとかそんな感じの8対2みたいな割合? ( なのだろうか。ゆっくり、じわりじわりと支配的に。 ―――その結果がこの街の城下町ならば、それもまた絶望や破壊への足音を響かせることになるのだろうか。――どうせ行き着く先が破滅なら。楽しめるほうなのか )  ――――。 ( 離れる手と目。安堵が僅かに零れる ) 私の名を聞いたらヴァイオレート様はどうなされるのですか? ( 名前を聞くつもりがあるのかなんてことは想像していなかったので、吸血鬼は少しだけ驚いた。それが気まぐれなのだろうかと思えばそれも一つなのだろうか。もしかして今この一瞬、そんな同じような気まぐれ一つで命を失うのかもしれないと考えるとゾクゾクした ) 楽しそう、ですね? ( ―――。あ。つい口から出ちゃった ) [Mon 12 Feb 2007 01:05:49]
ヴァイオレート > そうだな、人間は短命だ―…だからこそ、生きることに欲望を燃やす如き費やす。 征服するならば社会をその恐怖で包み込むのがいいのだろうが、絶望のあまり壊れてしまっても詰まらぬ。 数が… おおい。 魔術とやらで人間一人を誑かすよりは、其れこそ天使が狙いやすい。 (中々頭は良いようだ、と少しばかり自分の知力に自信がなくなったが其れはまた別の話。 じぃ、と集中して少女の瞳とまるで恋人同士のように熱く熱く合わせるような、蕩けるような。 そうして、結論を一つ出せば自分勝手に顔を離し手を離し。いろいろな意味での開放を試みる。)  いいだろう―… お前はその魔術で私の協力をしたい、というように思われるが。 一つでも成果を見せる事が出来れば名を聞いてやるとしよう。 (いつまでもいつまでも自分勝手。くるくると手のひらの中でボールのように心臓を転がしているような楽しさ一つ。其れが損ねられれば直ぐに握りつぶすがごとく憤怒する、と間接的に伝えようと。) [Mon 12 Feb 2007 00:53:25]
吸血鬼 > あの城で魔術について研究してました。 ( 例えばどうすれば効率よく天使に瘴気を注入できるか。などだが。それすらも己個人の趣味でもあったのだけど ) ―――っ ( つぅ、と爪先でなぞられれば背筋が伸びる。命が手の平の上と言うのはこういうことかと知る ) ――――。人の命は短く棄てられていきますから。しかしまあ昔と変わらないものは変わらないですね。 恐怖を与えるなら永遠と関わり続けなくてはいけないのも億劫ではあるかもしれませんが( はふ、と漏れた溜息は久方ぶりの地上の変わらなさか。人の生活が代わらないことに対してか ) ・・・・・。な、なにか? ( びくり、と体が震える。そして吸血鬼はつい、紅悪魔に見据えられその瞳に魅入られるように見つめ返してしまう。その想像とはまったく別の眼差しに惚れ込む様に。同時に、己に対する『自我』というのがまるで無くなった様な気がして思考ができなくなる。それは恐怖からなのだろうか ) [Mon 12 Feb 2007 00:42:29]
ヴァイオレート > あーー… あの城に住んでいた魔族か。 しかし、そのような下っ端風情が私を頼ってくるとはいろんな意味で驚きだ。 笑って欲しいといえば笑うさ。 (フードを取った顔、動かなければ爪の先でつつ―…となぞろうと。 実際問題、その相手が男か女かはさっぱりわからなかったが、ともかく興味がわいたことは間違いない。魔界の責任問題から逃れてきたような悪魔にとっては新鮮この上なく、楽しい。)  ――ッ… あははははははッ! 私を敬愛して懇願しついてくるのではなく、ストークをするもの。 即ちストーカーと来たわけか―… なるほど。 真意はわかったがお前、この人間の世界を見てどう感じた? 私が数年かけたところで巨大な人間どもの社会というものに恐怖を与えてはいたが、いずれは忘れる人間の憎たらしい強さを。 その辺りの話も聞いていたのだろう? (誰からかは知らんが、と品定めをするようにその少女らしき相手に紅い紅い瞳を近づけ、覗き込むよぉに。危険を顧みずに付いてきた相手の欲望がどんな物か、見透かすような… 鋭くはない、優しく深い視線で。) [Mon 12 Feb 2007 00:33:38]
吸血鬼 > 残念ながら這いずるだけの元気と翼を持ち合わせてはおりません ( 云った後に考えを纏めてみる。 ・・・・無理だな。無理 )( 笑う紅悪魔そこに自分への害意を感じることが無く、吸血鬼は安堵の吐息を吐く ) ―――失礼をしました。まずは私の自己紹介をさせていただきます。 ( 一歩、距離を詰められれば後退り。だけど一歩ほどの距離ではないので結果的に間は詰められるだろう。開かれた五指の先にある爪を見て、吸血鬼はごくりと生唾を飲み込む。それから吸血鬼は初めてフードを取るだろう。青年風貌。しかしその顔は女性特有の丸みを帯びているだろうか。 ) 私はクロウァーテ様の配下の配下の配下の・・・・・・。下っ端? ともかく。魔界の存在の一人として生活をしていたものです。この度、クロウァーテ様が亡くなったことで当主様がお代わりになりましたことに私は賛成できず、ならばクロウァーテ様が心のそこからご信頼していたヴァイオレート様の後を付いて行きたいと魔界を単身飛び出しまして ―― ( 長い説明。そんな長口上をすらすらと紡ぎながら吸血鬼は自身の胸に手を置く ) こう、ストーカーチックに付いてきました。笑います? こういう時笑います? テヘッ☆ ( なんか舌を出して後頭部に片手をやって笑ってみたりする ) [Mon 12 Feb 2007 00:22:01]
ヴァイオレート > … 歩けなければ這いずり回ればいいだろう。 もしくは飛べば良い。 (そうする理由も何もないのだが。集中していたことを邪魔されたという事には変わりはない、ただただ愉快そうにくつくつ笑っているだけで。 其処まで怒らないわけはどうせ失敗することを邪魔されても―― という自嘲交じり。)  私のことを良く知っているというのは当然は当然かも知れないが、馴れ馴れしい口を利くな。  何用だ。 あとお前は誰だ、何故此処にいる。全て答えろ。 (でないと? とでも言うように一歩、また一歩悪魔はその吸血鬼に近づいていこうとする。手のひらを広げ爪を伸ばして… 掴みかかるように、こぉ、脅そうとし。悪い癖。) [Mon 12 Feb 2007 00:09:16]
吸血鬼 > ( 荒くれも裸足で逃げ出すような眼光も石畳とキッスをしてれば気づくことも無い。それでも突き刺すような視線に体がぶるりと震える。それだけは抑えようが無かった。だからこそ、その吸血鬼は地面にキッスをしたまま口を開く ) そうしたら歩けなくなると思います。 ( 口の中に埃が入る。ぺっぺっと吐き出してから吸血鬼は立ち上がろうとするが、立てない。故に片膝をついた形になるだろうか。しかし、その視線は『紅の憤怒』を直視できないでいた ) ―――この度はお勤めご苦労様でした。お変わりないようで安心しました ( 一息してから、吸血鬼は考える ) あ。でも前に拝見したときは遠くからだったから顔色なんてわからないか。ん〜と、ん? 元気ですか? あ。違うか。お加減いかがですか痛いところは御座いませんか? ――――散髪屋? ( ぶつぶつ ) [Mon 12 Feb 2007 00:00:37]
ヴァイオレート > …さて、道をいい加減覚えたいのだが。 ヘイトの知識を大抵は得た筈…。 むぅ。(道だけは、と少々苛々しつつ後ろの足音よりも思い出すこと一つに集中してみた。その姿はこぉ、全身に紅い魔力を纏い目つきを鋭くしていたのだが――)   … なんだお前は。 出迎えとは喜ばしいが、もう転べないようにその足を腰から刈ってくれようか? (そのままの目つきとか魔力とかの侭、ずっこけた音に不審そうにくるぅり。 その首をゆっくりと回してみた。) [Sun 11 Feb 2007 23:49:46]
足音 > ( その足音は貴方の遥か後ろから。景気のいい花火に観客が一人では寂しかろうとやってきたのか。それとも暴れることを目的とした無粋な荒くれか。どちらにせよその足音は小さく、その存在は楽しそうに、嬉しそうに、待ちきれないような色を載せて口を開く ) 憤怒の紅のおかえ――ぶべっ! ( 口を開けた途端、少しだけ床から突き出した石畳に足を引っ掛けて転んだ。そりゃあもう、ドンパチ多い古城ですから。割れた石畳の一つや二つあってもおかしくは・・・・・ないと思いたい ) [Sun 11 Feb 2007 23:44:24]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『――――、・・・・・・・トン』 [Sun 11 Feb 2007 23:38:26]
ヴァイオレート > ―… 相変わらず、何の反応もない城だな。 魔界では城の城壁が崩れ落ちるような歓声くらい起こるんだが… こお、なんもない、と。だな。 (王の帰還。 其れを一応知らせたはずの膏血の花火は問題なく放てたが… その反面苛立って、思いっきり憂さ晴らしとして城壁をがんッ! と何度も蹴り飛ばす。こんなことをしているから慕われないのだ、とかそんな事をいってくれた相手ももういなく。)  … ま、見かけた奴にいちいち知らしめながら玉座に行くか―… 一つ、乗り物も連れてきたでな。 (く、と何処かおかしげに。ネックレスの中心の赤いルビーを愛しげに撫でながら、エントランスホールに向かって。 [Sun 11 Feb 2007 23:35:03]
ヴァイオレート > …さ、また悪夢の始まりだ。 (すぅ。どこかの仙人のように… 空気を大きく大きく吸い上げ、その中に含まれる瘴気という瘴気を体の中で練り混ぜ憤怒という色に染めてゆく。) ――全ての罪の大本、欲望を知りたいものは私に跪くが良いッ! (怒号。 途端放たれた指からの魔砲はぐんぐんと昇龍のように螺旋を描きながら強烈な赫として上空へと伸び、古城の上空で血飛沫の様な破裂をおこした。 何かに当たると直ぐに消えるが、其れはいつかの紅い魔方陣を彷彿とさせる血色の空だった。) [Sun 11 Feb 2007 23:28:38]
ヴァイオレート > 随分な来客があったようだな―… 中々荒らしてくれたじゃないか。  どこの誰かは解らんが、どうやらアレを倒した輩が来ていたのだろうな… 私も、舐められた物だ。(暗闇の中で、ガシガシと頭を面倒そうに掻き毟りながら…その影自体が紅く瞬き。 目の前の城の入り口、閉じていた筈の物はこじ開けられ明らかに「何か」が中に入った存在があることに気付いていた。)  ま、一つ祝砲を打ってみるとしようか―… また一人で、では話になるまい。 (兇悪な法要のような形を見せる翼を広げ、指を一本だけ上空に向けて… 人差し指の直ぐ上一点に光を集めて。) [Sun 11 Feb 2007 23:20:23]
お知らせ > ヴァイオレートさんが入室されました。 『迷い飛ぶこと二日? 漸く、紅はその古ぼけた城に凱旋するのだ、が。 』 [Sun 11 Feb 2007 23:12:27]
お知らせ > キシさんが退室されました。 『エントランスホールから消え去り。城内で移動を繰り返さん。』 [Sat 10 Feb 2007 21:54:05]
キシ > 信念! 信念! 信念! (黒光する鉄仮面の表面上に浮かび上がった。7つの瞳は、7つの色を、7つの心を、虹の様に示していた。拳を握り締めて、両椀を戦慄けながら壁へ振り下ろさん。) 人間! 人間! 人間よ・・・・ッ! (言動の記憶が擦れ出した。壁が脆かったように崩れ落ちた痕跡を残す。空虚感を齎したのは行き過ぎた感情でしかなかった。感情が頭脳を言動を行動を鈍らせては本能へ導いた。エントランスホール内に残る敵だけでなく、場内に浸入した人間共を探し出して始末を下さん。) [Sat 10 Feb 2007 21:53:29]
キシ > (渇望した。咆哮せん。) ――― 我 は 、 屈 折 せ ぬ 騎 士 。 キ シ だ ッ ッ ッ ! ! ! (次々と残骸の山々を取り崩した。漆黒の西洋鎧を全身を見に包んで、口許や長髪を露にしている以外は頑丈にも隠されている。騎士の中でも、騎士として痩身である。漆黒の鎧には数々の痕跡を残された。其れは過去を示しているような物。だが、鉄仮面、7の数だけ、瞳をギョギョロギョリと浮かべ始めた其々の色が違う。) 否 ! 否 ! 否 ! 否!   誰も通さぬ!! (憤怒の感情を表した赤、色欲の感情を表した橙、暴食の感情を表した黄、貪欲の感情を表した緑、嫉妬の感情を表した青、傲慢の感情を表した藍、怠惰の感情を表した紫。全ては怒りでしかない。信念など如何でもいい。往復だ。往復でしかない。) 己!己!己! (眼が覚めた時、何もかも終わってしまった空虚感を襲い掛かった。) [Sat 10 Feb 2007 21:48:48]
屍々 > (漆黒の甲冑に覆われた隻腕。拳を握り締めた形だったが、何か呼応する様に、力一杯に掌を広げて見せた。) ――― 我 、 滅 び な い 。 (酷く渇望して枯れ果てた声を響き渡る。其れを告げた。直後に、残骸の山々から突き出た隻腕が、残骸の山々に抑え付けて、次第には黒い甲冑の肩部分を覗かせた。次々に埋もれていた残骸を零れ落とす。やがては、蛍火の様な長髪を妖艶に薄らと輝き出した。) [Sat 10 Feb 2007 21:36:50]
屍々 > (古城に立ち入る最初の扉に広がるのは、広々としたエントランスホール。何処か瘴気や邪悪を付き込めた雰囲気を漂わせる。月の光を差し込む隙間は多少とあるだろうが、十分と言えるほど暗過ぎた。) ガッ  ―――  ザ ッ ダ  ン  。 (エントランスホールの壁側に積み重ねられた残骸の山々。冒険者が死したり、悪魔達が死したり、新しい物は積み重ねられる。しかも最近の其れだった。何度も残骸の山々を蠢いた。山々の天頂から、がらり、と骸骨の頭が零れ落ちた。其処には漆黒の甲冑に付き纏った隻腕だった。) [Sat 10 Feb 2007 21:32:15]
お知らせ > 屍々さんが来ました。 『エントランスホール。残骸の山々。』 [Sat 10 Feb 2007 21:27:54]
お知らせ > アーウェルンクスさんが帰りました。 『其の世界が此処に。(言い残して、闇に溶け込んで消える。)』 [Sat 10 Feb 2007 00:17:50]
アーウェルンクス > (微笑と苦笑を時折混ぜて感情を口にした。其れも偽りの感情として、道化の感情として、だ。其れでも仕草として、頬を掻いていた。) ―――すっきりしないなあ。 (変えようが無い。其れが不条理であろうと、納得が出来る筈でもない。其れを歪めて、歪めて、歪めて、混沌とした世界を見てみたい。偽善の仮面を剥ぎ取った人々が、善悪と言う線の形で分かれて本音を感情を欲望を虚像より事実として聞きたいもの。) しっかしねえ――、人間も悪魔も好きだし。 (悪魔が人間を好いてしまうなど、あってはならないこと。だが、本気で好いている感情など持たない。全部が、遊ぶための玩具としか見ていない。全部が、始めて見るばかりで面白くて、仕方が無い世界なのだ。) [Sat 10 Feb 2007 00:17:13]
アーウェルンクス > (欲望と自然により、集合体と言う形で誕生した。命は短命種族では無い。其れだけは確かな事実である。不死であろうと、何度か死ねば、本当に死ぬ。死ななければ、神に反逆する存在と見られるからだ。神なら死なない。) ――― チッ (神は究極の生命体だと、少女はそう捉えている。無限の命を持ち、無限の力を持ち、無限の知を持つ、正に完璧な存在である。少女は其れを憧れていたが、成り代わろうとしても出来ないと言う不可能を知り、憧れを嫉妬と言う憎悪の形へ作り上げた。神が羨ましい、神が嫉ましい、神が憎たらしい、神が愛しい。) [Sat 10 Feb 2007 00:09:58]
アーウェルンクス > (此ればかり如何しようもない。誕生して、時間も其れほど経て進化するところが成長ですら成し遂げてない。未熟中の未熟に入っても可笑しくない。) やっぱり、時間が必要なのかね。 (くっしゅん) ……。 (くしゃみが出た。其の頃、名前でも出されているのか気になった。首を傾げる仕草をしてから、又読み明かしている本へ視線を注いだ。方式や仕組みとして、理解が出来そうで出来ない。それ以前に執行するだけ強い力が無い。) [Sat 10 Feb 2007 00:04:54]
アーウェルンクス > (何時もと変わらない。艶やかな黒髪を足まで靡かせて、上から下まで黒い装束を包んだ。其の悪魔の女性が、何時もと同じ場所である資料室で寛いでいた。) ん―、やっぱりちがう。 (中央部に設置された丸いテーブルの上には、多数の書類と本を積み重ねていた。丸いテーブルを取り囲むように本棚が多数に並べられている。身体に影響を及ぼす、秘法を考えた。) [Sat 10 Feb 2007 00:01:37]
お知らせ > アーウェルンクスさんが来ました。 『唸り上げた。何度も。』 [Fri 9 Feb 2007 23:58:23]
お知らせ > 曼珠沙華さんが退室されました。 『嗚呼、たの し。 ( クス。湿りきった笑みと、気配の掻き消える、空気の霞。 )』 [Sat 3 Feb 2007 01:48:37]
曼珠沙華 > ――――――………。( 消えた。 ) ( 残した言葉は、湿った、語尾の落ちる、低い音。 ) [Sat 3 Feb 2007 01:47:46]
曼珠沙華 > 不幸 に なればいい……みんな  みんな ( ぽろ、と小さく零れる言葉は歪にその空間へと発されて。クスクス、クスクス、嗤いながら………―――女は、奇怪に鳴らし続けた音を…… ) ―――…………。 ( ―――止めた。 ) ( くす くす かた かた。 嗤って、嗤って、女はす、っと立ち上がった。存在感の無い其れは、寒い寒い、居心地悪い空気だけを、残して―――気配は、淡く淡く。すぅ、っと ) [Sat 3 Feb 2007 01:46:40]
曼珠沙華 > そ う  お いて いくの ? フフフ………ッ……… ( クス クス クス………袖に手を当てて、笑う。嗤う。じと……っと した 笑みを浮かべ。歪んだ口許を露にした。重なる姿は、女の醜い老婆姿。 ) ( キリ……―――キィィ―――……… ) ( 爪を立てて、床の音を鳴らした。くす、くす、 くす……………嗤う姿は、涙を零しているのに嗤っている。 ) ………。 ( 言葉も無く、ただ。女は、這い蹲るように、そして )  [Sat 3 Feb 2007 01:39:17]
曼珠沙華 > ―――う う ぅ ぅ……っ………… ( 泣き啜る、女の声。艶めく声色は、若い色。紫の羽織の袖で顔を隠し、苦しげに泣き続ける女は、其処に居た。目に、見えぬ姿で。ただ、見るものが見れば、視える、モノ ) う う ぁぁあ………ッ………! ( 泣き啜ったまま、苦しげに女は床に這い蹲って爪を立てた。 ) ………おいて……いかないで…… ( 顔上げれば其れは、朱鷺乃京の様な女の姿。長い髪を、着物と共に床へ引きずり、泣きじゃくる姿は、酷く悲しみに溢れる。 ) ………おいて……く の ? ( 小さく、虚空に問いかける。彼女が縛られる、呪縛。哀しみ余った表情が、耐え切れんばかりに歪んで、泣きじゃくった。泣きじゃくり続けて、酷く腫れた顔を、女は袖で隠してまた涙零し始めた。嗚咽と共に、溢れんばかりの哀しみを、さめざめと。 ) ……おいて い く んだ…… ( じと、っとした泣き顔は、声音と共に、嗤い声を く す り と ) [Sat 3 Feb 2007 01:32:36]
お知らせ > 曼珠沙華さんが入室されました。 『 すーーーっと    通る     影が在った      』 [Sat 3 Feb 2007 01:22:25]
お知らせ > アーウェルンクスさんが帰りました。 『世界の温泉と甘い物を〜♪』 [Wed 3 Jan 2007 00:20:44]
アーウェルンクス > (其の作業を繰り返してゆけば、自然に時間という概念が忘れ去られてしまう。時間は天井の窓から見える月の角度などで適当に判断をしている。完全に真っ暗になっちゃえば寝る時間だと適当に切り上げちゃえばいい。小娘が悪魔なのか微妙な生活を送る。人間と同じように生活することでより人間のことを知る事が出来るし好きになれる。) あー・・・ やっと終わったー!!    ぼっるーちゃん、手伝ってくれてありがとね!ちょっと、遠いところに出かけてくるから心配しないで。 (中央のテーブルを取り囲むようにして都合が良く並べられた本棚。小娘にとって都合が良いものばかり、その辺に娯楽としてベッドがあったりソファーまで揃えている。1つだけ問題があった。) ――お風呂って不便ねえ。どこでも入れるお風呂があればいいんだけれど。 (今から多数の本棚やソファーにテーブルを浴場まで運ぶか、と無茶な考えを抱いたが使えなくなっているのかも知れない。と考えるとなおさら凹んだ。そしてまた長い時間を経てから準備をして古城から出て行こう。) [Wed 3 Jan 2007 00:20:23]
アーウェルンクス > () [Wed 3 Jan 2007 00:11:45]
アーウェルンクス > えっと空間認識の法  環境適応の知、など大事だからねー。 (存在自体を強制的に変換させる。其の方法はヴァイオレート様にのみ所有されている事を確認している。要は一般的に所有する事が出来ない能力だと考え、または特別な存在でしか許されない。其の辺りでしか思い浮かばない。魔王の証だとすれば完成させる事が出来てしまえば殺されてしまう可能性も否定できない。あれこれ考えるより、直接会って色々と問い出しても言いが一筋縄では行かない。困ったように大袈裟に振舞いながら天井の窓に見上げていた。すると丸っこい魔族が気にしたようで鳴いた。其れに気付いて視線をそっちに向けた。) ――なぁに?え、あ うん。だいじょーぶよ 心配ありがとね。 (にこやかに微笑みかけてから、抱えている本を空いている棚へ埋めていく。其の作業の繰り返しばかり。) [Wed 3 Jan 2007 00:08:23]
アーウェルンクス > (念押しに命令と言うより頼み事を何度も繰り返して、丸っこくて小さい魔族は分かったようでぴょんぴょん飛び跳ねながら棚に飛び掛かる。其の姿や行動をいろいろと見ていると、別の意味で癒されそうな独自の雰囲気を感じさせられていた。はふぅと表情を満面にと満足するように薄ら赤めていた。見守る母親になった気分ねえ、など呟いていた。) ……じゃなくてぇ!  こっちもやらなくちゃ (古城に出る前に此れまで纏めてきた書類や本を分別する必要がある。読み終わってしまったけれど、後になって必要になってくる本や書類。まだ読み終わっておらず、または重要なモノであること。読み終わっているが個人的な趣味として取っといている本だ。もちろん動物の飼い方。なのである。ある。) [Tue 2 Jan 2007 23:57:17]
アーウェルンクス > (宣言したに関わらず、外出でさえせず古城を体験していた。途中で協力してくれる小さな魔族に出会った。それから何時もと変わらない資料室で整理を繰り返していた。其の時、手伝ってくれる魔族一人が手際が器用であり機敏な動きをする。残念なことがあった。) ちっ  ちがぁーう!!   その棚に詰っちゃっている本は別の場所に移しちゃうんだよ!ねえねえ分かってる? (頭が如何しようもないほど馬鹿だという。其れでも順調で素直な性格をした小さい魔族だから仲間にして手伝って貰っている。ぽふっと小さな魔族の頭を掴みながら迫った。中央のテーブルに取り囲む棚を整理し直して、小娘にとって好都合である位置や空間にするため。) [Tue 2 Jan 2007 23:51:19]
お知らせ > アーウェルンクスさんが入室されました。 『ちょっとストップ……!』 [Tue 2 Jan 2007 23:43:58]
お知らせ > アーウェルンクスさんが退室されました。 『ちょっと、あっちも戻って見るかね。』 [Mon 1 Jan 2007 21:56:56]
アーウェルンクス > (其れを完成させるまで邪魔などされたくない。其の為には仲間や同胞など少なからず必要。同族に仲間や同胞になって貰おうが忠誠心が低いし、従おうと思わない方が多い。魔族になる事を望む者や悪魔を崇拝とする者達ならば、少なからず存在変換の方法を餌として釣り上げる。其れは可能か未だに知らない。) 人間だって欲望持っていることは変わりないのに、どうして悪魔が嫌いなんだろーね? やっぱ、言い伝えとか古い物語のせいなのかもね。 (あれこれ詮索や考察を繰り返したが、意味がない考えだと悟るとやめた。うむ、と小さく頷きながら本を山に放り込んだ。そして勢いが良く立ち上がった。) [Mon 1 Jan 2007 21:56:30]
アーウェルンクス > (リテイクorz)(複雑とされる本は無論小娘の頭を痛めるだけの情報量が凄い。持ち前の精神で何とかフォローする。本を開いて読みながら、しまった、と言わんばかりに気まずい顔をしていた。) ……いや、急激に厳しい環境に放り込んだら、魔族に進化するより 細胞や遺伝子が堪え切れず死に絶える可能性が高い。 (問題は絶対的に等しい安全性を保障した方法が重要とされる。小娘はリスクや犠牲が高い方法は嫌いでも無いけれど、優秀であり重要な人材を死なせて損するのは大嫌い。其れだけ、見知らぬ者には使いたくもないし、忠実な者を死なせてしまうのは惜し過ぎる。色々考えると死なせる、というのは有ってはならない。悪魔らしかぬ思考を持つ小娘。) [Mon 1 Jan 2007 21:40:23]
アーウェルンクス > (複雑とされる本は無論小娘の頭を痛めるだけの情報量が凄い。持ち前の精神で何とかフォローする。本を開いて読みながら、しまった、と言わんばかりに気まずい顔をしていた。) ……いや、急激に厳しい環境に放り込んだら、魔族に進化するより 細胞や遺伝子が堪え切れず死に絶える可能性が高い。 (問題は絶対的に等しい安全性を保障した方法が重要とされる。込むス) [Mon 1 Jan 2007 21:37:51]
アーウェルンクス > (環境が変われば、生体が変わる。甘い環境から厳しい環境に変われば、生体の多くは死に絶えてしまうが、より厳しい環境に適応しようと新しい進化を成し遂げる。其れは人間は嘗て神であり猿でもあった、環境が変化していくから、生体の進化を繰り返した。要は環境が重要なのかも知れない。) ん?……  悪魔でしか生きて行けない環境や空間を作り出せれば、後は生物を入れるだけで悪魔になったり。なんて――・・ (上手く行くだろうか、其の為には空間や時間の法則など強制的に歪める暗黒の属性を持つ魔法が適している。悪魔からか、欲望からか、瘴気からか、どれにしても悪魔である彼女には適した魔法である。だが、知識が足りていない現況で暗黒の魔法を取得するのは先になる。はふぅと溜息を吐き詰めながら、天に伸ばした手を潜めた。隣に置いた本に手取ると、ばらばら、と開いていた。) [Mon 1 Jan 2007 21:29:41]
アーウェルンクス > (先程から知識を出来る限り得るために、音読を繰り返していた。目で見て読むよりも、読み上げていった方が覚え易い。其れは一日中続けていられる訳でないし、途中で休憩を入れたりエネルギーを補給する必要がある。) それにしても、さっすがだねぇー! (腕を枕にして天井を見上げていた。そして片手を天井の窓に差し伸べてから、ご機嫌そうに声を上げた。外と違って古城の中では瘴気や負エネルギーが充満している。魔族には暮らし易く進化し易い環境だとも言える。これは小娘から判断したもの。進化は先ず環境から始まる。其れが基本中の基本である。) [Mon 1 Jan 2007 21:18:08]
アーウェルンクス > (前日を変わらず、広大な資料室の中央、丸く大きいテーブルの上には大量の本が積み重ねてあり、魔術師の様な格好をした小娘が埋もれていた。仰向けになるように寝ていながら、天井に取り付けられた窓を通り越して外を見眺めていた。) ――・・噂されて、んのかな。 (紫電の双眸を細め上げた。ふと気になるようで手を鼻に伸ばして擦り付けた。暗黒街にて恐ろしい程まで、酒瓶女から薬中酒瓶女、にと自然なくらいランクアップされていることは、小娘には未だに知らない事実。) [Mon 1 Jan 2007 21:13:16]
お知らせ > アーウェルンクスさんが入室されました。 『くっしゅん。……。』 [Mon 1 Jan 2007 21:06:17]
お知らせ > 黒衣さんが退室されました。 『欲望とは、魔族とは――?』 [Sun 31 Dec 2006 22:53:32]
黒衣 > (人間を本から音読するように語り出して、其れから小娘なり考察を繰り返す。そしてふと気にしたように横目で魔術の本に向けてから、天井に張り巡らされた窓に見上げた。月の光を求めるように。) 問題は欲望なんだよね。一人の欲望にも限りがある、特別な人間を捕まえたとしても欲望を植え付けさせ魔族を誕生させる――――なんて上手く行きやしない。 (其れも考えたが、リスクが大きい上に成功より失敗の方が強過ぎる。如何したもんかね、と呟きながら指を顎に添えるように触れた。首を傾げながら疑問を浮かべるばかり、知識や教養が足らない小娘には辛いことばかり。飽きたか疲れたように、テーブルに上りながら本に囲まれるように眠りに落ちろう。) [Sun 31 Dec 2006 22:52:57]
黒衣 > (天使や聖職者は教会を聖域とするならば、悪魔や魔族は古城を聖域とする。其の道理では正しく、聖職者が此処まで訪れるケースは少ない。其れでも聖職者の中で特別な聖職者や人間達は古城の中に居て、なお聖の力を発揮して闇を打ち払う。ほんの文章の一部を気にしながら、指を撫でるように触れながら音読をした。) 聖を怯えない魔族は居ない。誰でも当たり前な法則であること。其れを無視して聖をも邪をも制するのは堕ちた天使とされる。其れか人間の人道を踏み外した人間達。―――所謂悪い人間って事かなー・・・・其れを手の内に出来れば良いんだけど。 (人間の寿命は魔族である小娘からにして見れば短命し過ぎる。儚過ぎる。其の反面では、全種族の中でも人間が一番多く欲望を持つ種族。だからこそ、人間社会という存在を生み出し、人間達が支配をしている。しかも数的には圧倒的な程まで人間が多過ぎる。其れを味方に出来れば、より魔族を生み出す因子と成り得る。) [Sun 31 Dec 2006 22:40:19]
黒衣 > (立つ姿勢で、テーブルの上に積み重ねられた本一冊を手に取る。人間と悪魔の関係に関したページを探すように次々と飛ばしていく。嬉しいか、落ち込んだか、複雑と取れる感情を出していた。) 魔王が居ないって都合が良いのか悪いのか。 (古城を住処とする種族が大勢である。悪魔や吸血鬼だけでなく、人間の社会に溶け込めなかったり、迫害されてしまった存在ばかり。彼等達から話を聞いた。街を守り続ける英雄が存在する。其れだけ聞けば嫉ましい感情ばかり湧き上がり、身体から漏れ出している欲望の瘴気を強める。欲望が強ければ強いほど、悪魔として格段に成長を進める。取り乱さないように顔を振ってから、本の開いたページに読み取ろうとせん。) [Sun 31 Dec 2006 22:23:07]
黒衣 > (日々を数え続ければ今年の終焉となる一日。何処でも昔の人間が作った習慣で盛り上げている頃だろう、新しい年に向けて祝いあったり迎えたりする。) …そっか。今日はそういう日だったんだっけ。 (暗黒街の住人として、酒場の人達と楽しい時間を過ごしてきた。思い出せば、思い出すほど、歪んだ口許から小さな笑みを取り零す。今に思い出せば、ツンツンした赤毛に酒瓶を投げてしまった。何されるか色々と想像すれば、腕を体を抱くようにしてから、明らか嫌そうな顔を浮かべた。) んー・・・、あれは、ねぇ・・・? (何すれば許してくれるのか。あれこれ考えるの止めた。実際に謝って様子を見てから決めればいい。麻薬は人間からにすれば快楽や廃人にさせるが、悪魔からにすれば欲望や食事でしか受け付けなさそう。あくまで小娘の意見と考察。取り敢えず今は忘れとこう。頭から削除完了。) [Sun 31 Dec 2006 22:08:31]
黒衣 > (朝であれ、昼であれ、夜であれ。図書館と似た資料室に、月の光が多数の窓から降り注ぎ続ける。現在もそうであり、未来もそうであろう。) …うん。 (資料室の四方の壁には、様々な本で詰められた本棚で並べられている。この部屋の名前も“資料室”が正確に正しいか不明である。中央には一人が踊りまわれるくらい大きい丸テーブルが置かれ、その上には多数の書類が置かれていた。種類は、歴史、魔術、悪魔、に関連した本を積み重ねられていた。幾つか埃塗れになったり、汚れていたり、喰われていたりする。其れら付近には上から下まで魔術師の様な格好をして色気や露出とは無縁であり、地まで届きそうで届かない。) [Sun 31 Dec 2006 21:53:51]
お知らせ > 黒衣さんが入室されました。 『月の光を差し込む資料室。』 [Sun 31 Dec 2006 21:45:44]
お知らせ > アーウェルンクスさんが退室されました。 『所詮、不安だから欲しい?(古城の闇に溶け込む)』 [Sat 30 Dec 2006 22:23:25]
アーウェルンクス > (赤の暴走の首謀者達は生み親に近い。小娘は首謀者達を知れば知るほど、見て、触れて、感じて、試してみたい。彼女でも下らないと言い切れる感情であることは自覚する。萎えた様に口許を下がらせ、気分が乗れないのか珍しく物言い方は大人しい。) 何でかな。 (他の魔族より絶大なる力に嫉妬して、完膚なきまで見下すために誰より手に入れる。更に、同胞が、配下が、部下が、欲しい。より魔族を同胞を仲間を誕生と新生させる為には必要な事ばかり。) [Sat 30 Dec 2006 22:20:36]
アーウェルンクス > (右側の階段を次の階層に進む為に、足を一段一段にと進めた。他の魔族とは違った、最高の中でも最高に相応しい魔族が存在する。所謂「赤の暴走」の首謀者だと言っても良いかも知れない。確かに黒の王も居たと聞く。どちらも同格の実力を持つだろう。嫉妬という性質か、気に入らず分からない何かを嫉ましく頭の中に抱える。) あーもー・・・、 知らない方が良かったな。 (小娘は気に入らず不満そうに頬を軽く膨らましていた。其れでも「赤の暴走」事件が起きなければ、小娘は生まれて来なかった可能性の方が大きい。一時的に人間達が恐怖し、憧れが嫉妬と言う憎悪の形に変わり果てた。其れを因子として生まれたが、赤の暴走が静まり与えられなかった力は、自然の力を得る事により保ってきた。少しばかり特殊なケースに入る。何を感じたのか、口許を卑しく釣り上げた。) [Sat 30 Dec 2006 22:09:13]
アーウェルンクス > (小娘が所有する能力は出来る限り、情報として流さない方が賢明な答え。また知られない方が、他の同胞や仲間の迷惑になる事も決して有り得ないし安全に等しい。だが、此処に訪れた目的はまったく関係無い。) それと、これは別なんだけどねぇー・・・・。 (ふうっと溜息を吐きながら、双眸を薄らと細め上げた。肩を小刻みに竦めてから、右側の階段に目指して歩き出そう。より欲望と暗黒を成り立たせるエネルギーを求めて。) [Sat 30 Dec 2006 21:48:03]
アーウェルンクス > (古城の内部に侵入するまで不思議な感覚の正体が漸くになって理解した。其れは、) 懐かしい。 (其れ以外に表現できる言葉は見つからない。中央で呆然と成り掛けたが、直ぐに正常とする理性を取り戻す。首を軽く振ってから、上へ見上げてから、そして左右に同じように作られた階段を見眺める。現在ヴェイトス市で事件を引き起こしたと聞く。今は戻っても怯えて暮らし続けるよりは、また良い方だ。) [Sat 30 Dec 2006 21:44:02]
アーウェルンクス > (普段着を覆い隠す外套を身に纏わせ。知人と同行させず別れた直後に、古城の石畳の道を通りこんで、更に内部の最初であるエントランスホールまで訪れる。) ……、此処が元凶の始まり? (立派な城だった面影を奪われた、古城の城門を通りこんでからエントランスホールの中央まで周囲を見遣るように静かに歩き出した。) [Sat 30 Dec 2006 21:35:18]
お知らせ > アーウェルンクスさんが入室されました。 『エントランスホール。』 [Sat 30 Dec 2006 21:28:41]
お知らせ > キシさんが帰りました。 『(闇を求めるように奥深く)』 [Thu 19 Oct 2006 21:55:50]
キシ > 通れるのは強者のみだけ…?(大扉に触れるの止めて引っ込ませた。頭の中に生まれた疑問をそのまま言葉にするようにして見せて見上げた。)ならば進化と成長をしなければ。(人型を成した魔族が多く存在している。それが憧れであった。そのまま大扉に背を向けてから闇に消え去ろう。) [Thu 19 Oct 2006 21:55:33]
キシ > (頭部から足先まで漆黒で頑丈な甲冑を身に包んでいる大柄な騎士のような格好をしている。が実際に違うのだ。甲冑と肉体は瘴気か何かで融合しあっている存在、その分だけ重量のリスクは避けられないが半端な攻撃は通常し難い。接近戦に特化された悪魔の騎士と言うべき存在。足場が悪い為に、古城の外へ行く事は困難だ。何せ砂漠の地帯が多いのだから。)――これは誰が…。(王の間へ阻む大扉を触れてみて、何時もと違う感触より何かが感じた。以前と比べて重い。いや、重いなんて比にならず重すぎるくらいだ。大扉へ問い掛けるように露出にされた口元を覗かせるように呟いて見上げた。) [Thu 19 Oct 2006 21:45:02]
キシ > (王の間へ立ち入るためには頑丈そうで大きな扉を潜らなければならない。他に道があるといえば、己さえ知らない隠し扉や道など辺りだろうか。その王の間へ立ち入る為の大扉の目の前に立ち往生をして見上げるようにしていた。何時でも触れる事が出来る距離まで詰めている。)――もう終わってしまった。(魔界から進入してきた魔族が、一度古城に来てからヴェイトスという場所に行ってから帰らぬ者が多く出た。) [Thu 19 Oct 2006 21:37:23]
お知らせ > キシさんが来ました。 『(漆黒の騎士が立ち尽くしていた。)』 [Thu 19 Oct 2006 21:31:26]
お知らせ > ステアさんが帰りました。 『そして、城を後にした。』 [Wed 27 Sep 2006 00:21:24]
ステア > (明らかに、先日に見たコレとは材質は一緒でも異質だ。重すぎる・・・) 誰か、何かしましたか・・・これでは、この先にはいけない・・・か。 (扉を開けることに疲れ、この先に進むことを諦めたのか・・・立ち上がれば、扉に背を向けて歩き出す。 ここに何日も居るわけにもいかない。 ただ、紅と呼ばれる者の動向も気になるので偶に来る位でいいだろう。 (脳裏でそんな独り言をしつつ城の出口へと。 [Wed 27 Sep 2006 00:21:11]
ステア > (そして、静かにその白い細い手を伸ばし、門へ触れる。 そして力を込めれば―――) ――あれ・・・? この扉、こんなに重たか・・・った・・・? (グ、グ、っと何度か力を込めてみるも動く気配も無い扉。 明らかに何かを施されているのは明らかで・・・何度か抉じ開けようと試みるもの丈夫すぎる扉とスタミナの無い吸血鬼は、程なくダウン。ズルズルと扉に持たれかかる様に座ってしまう。) ホ、ホントに――なんですか・・・この扉、は。 [Tue 26 Sep 2006 23:52:38]
ステア > (果たして紅はこの城に戻ってくるのだろうか? まだ、魔族はこの城を住処にしているのか。 そんな疑問が脳裏を巡るのは、考えていてもしょうがない事ばかり・・・) まぁ、そうなんですけど。 一応、ですよ一応。 (誰に呟いているわけでもなく独り言。 そして、前にしているのはあの玉座に続いている門・・・ [Tue 26 Sep 2006 23:42:01]
ステア > (黒と称される魔界側の元凶が倒されたこと、ソレによってこの紅い空を含めた世界の異常が終息しつつあることもこの古城に居る吸血鬼にも届いていた。) ――これで魔族も増えることは無いでしょうけれど・・・。 (まだ、紅と呼ばれるもう一方の元凶が残っているらしいことも、吸血鬼には伝わっていた。 ただ、紅は一度ヴェイトスの正門を襲撃しただけで、今は消息不明。 その紅が住処としていたのも・・・この城だということも。) [Tue 26 Sep 2006 23:12:14]
お知らせ > ステアさんが来ました。 『事態が収束に向かいつつある中で。』 [Tue 26 Sep 2006 23:00:15]
お知らせ > ルシアさんが帰りました。 『古城から離れる白き悪魔』 [Fri 22 Sep 2006 21:24:13]
ルシア > 人間は如何しているか、様子を見に行ってみようかしらね (浮かんだ疑問の答えが見つからない限り気持ちが悪い。そうと決まれば、今からでも人間たちを様子を見に行くだけにして仕舞おうか、と内心で呟いた。) さてと、   ヴァイオレート様、長い間に離れるかも知れませんが 必ず戻ります。 (憤怒からにして見れば、純白など価値も無い存在に見えるけれども構わない。勝手に慕って生きるだけだから、文句言われたならば仕方ない。窓の方へ振り向けば、四枚の白い羽根を広げて縛られていた両腕を開放される時はまだすべきではない。) [Fri 22 Sep 2006 21:23:15]
ルシア > そうだな …   遣る事は、強くなる事、「間」を作る事、魔族を探す事、でしょうね (思い浮かべるように天を見眺めながら呟いていた。そうと決まれば、時を無駄にする訳に行かずに頭を使った行動をするのみだ。) ――ん? 戦争の 終焉は迎えて、いたかな (疑問が浮かび上がった。仮に魔方陣が崩壊して、力の一部が失われたとしても現役の魔族は居るのだから終焉を迎えた事にはならない。) [Fri 22 Sep 2006 21:14:51]
ルシア > ん―― 格段に進化してから、会ってみようかね? (殺意が無くとも、彼等には憎しみがあって当然かも知れない。それに対する殺されない強さにまで成長してから会いに行ってみようか。という考えを抱きながら楽しみが一つ増えた。) …  古城の何処かで私だけの間を作って見るとしよう (何か思い浮かんだ様に遊び心で呟いた。憤怒の「王の間」があるのだから、こっそり純白の「何とかの間」を作って見るのも遣り甲斐がある。) [Fri 22 Sep 2006 21:09:41]
ルシア > (小さな溜息を漏らして) さて、如何したものか … 取り敢えず、 戦った人間を見て来ようか? (思い出したように視線を上へ向けながら) 聖女だけ 嫌だな、何されるか分からんし! (腕を奪ったり、遣られ放題だった。遭った途端に魔法を撃ち放されそうな気がする。何度も魔法を喰らう悪夢を見た事か!小さく舌打ちをしてから、悩んでいた。) あ―― …、 ヴァイオレート様の事もあるしな (一枚の羽根の先端で頬を掻いていた。憤怒の王を思い出せば、名残惜しそうな表情を浮かべた。あれから一度も会ってない、それに何処に居るのかも誰も知らない。) [Fri 22 Sep 2006 21:00:00]
ルシア > … 、襲撃は中断すべき か? (力が失われずとも、他の魔族は何かしらで力が失われ掛けている可能性がある。そう考えてしまえば、先程まで力が在った魔族が力が失われて何処かで隠居する可能性だってある。 微かに表情を崩して顰めていた。両腕を拘束する黒服を纏わせながら、背中には堕天使と同じそれの四枚の白い翼があった。今は折り畳んでいるのだけれど、) 回復もしたし、 同胞…   探そうか? (探して意味があるのか分からない。この戦争だけ協定を結んだ魔族とは敵同士になる可能性が否めない。考えたくも無いけれど、もし魔族が裏切り人間側に付いたとすれば恐ろしい敵にもなる、続いて言葉を呟いた。) 裏切り、魔族は   … 始末するか 仲間にすれば良いけれどね [Fri 22 Sep 2006 20:52:43]
ルシア > ――― 、 この虚脱感  何だろう? (闇に紛れ込んだ白い影が、玉座から離れていた。背には血に染まった様な満月を覗かせている窓があった。) 若しかして、…人間が何かしたのか? (力が抜けたような感じがしない。しかし、何かが抜き取られてしまったような感じがあった。一言を漏らしてみれば、嫌な想像をしてしまったけれど信じなかった。) [Fri 22 Sep 2006 20:44:01]
お知らせ > ルシアさんが来ました。 『王の間 、 純白なる使者』 [Fri 22 Sep 2006 20:37:41]
お知らせ > フィーリアさんが帰りました。 [Fri 22 Sep 2006 06:07:15]
フィーリア > (漠然とした不安の所以を知るまでは、幾許か。曖昧な不安の形が雨音に一つ、紛れていった。) [Fri 22 Sep 2006 06:07:10]
フィーリア > ……最近はー…少し、静かー…だし。…いないのかしら。お客様もー…もぅ、いないのかしらー……(赤い景色の中に動くモノは、見えない。探索者とて濡れるを好む訳も無いから、何処かで雨宿りなり、するのだろうけど。退屈した少女が雨の世界を眺めるような素振りで。けれど、降りしきるのは赤い色。此処暫くで見慣れた色。あちらから来たモノにとっては、馴染んだ気配を含むだけの水、だけど。) [Fri 22 Sep 2006 04:41:40]
フィーリア > (雨に濡れるのが嫌だからー…とは、また違う気がする。漠然とした不安感。不安ともー…違う。昔、遠い遠い昔にいつか、味わったモノに何処か似ている。喪失のよぅな。何処か甘い何か。赤く霞む窓の外を眺めながら、ぼんやりとー…首を傾げてみる。考えても、分からない。否。考えないよぅにしているだけなのか。) [Fri 22 Sep 2006 04:09:51]
フィーリア > (建付けが歪んで久しいのか、開こうとするだけで随分と労力のかかる、鎧窓。ぎしぎしと音をさせてこじ開けた先にはー…赤い、赤い世界。赤い色、赤いー…雨。) ……いい天気ー…だけど。 (この雨をして良いと口ずさむよぅなモノは、真っ当ではありえない。身の丈からすると、少しばかり高めの位置にある窓から外を覗き込みながら、少女風貌が溜息零す。) ……でも、何かー…いやな、空気。何でかしら、どうしてかしら。 [Fri 22 Sep 2006 03:52:58]
お知らせ > フィーリアさんが来ました。 『( 古城の一室。 )』 [Fri 22 Sep 2006 03:50:42]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(ゆするトサカまでもやがて、古城の口の中へ消える。)』 [Mon 18 Sep 2006 21:17:10]
カロン > (闇空に聳える古城へ、眼窩から突き出すナイフのような視線をきっと向ける。 まるで、城そのものと戦わんとでもするかのように。)行くぜ。俺の仕事場は、あそこだ!(力強く一歩目を、二歩目を踏み出した。 相変わらず水溜りをかわしながらも、その足取りには一本筋が入ったかのように頼もしげ。) [Mon 18 Sep 2006 21:13:46]
カロン > (しかし、瘴気の化身とかした自分が何をしでかすか、正に自分だって分からない。味方に躊躇い無く剣先を向けるかもしれない。 それこそ、化物だ。)…あっちには、俺は行けねー。(味方を襲うかもしれないから残る…なんて、結局賢明ぶった言い訳でしかない。それでも、自分は残ったのだ。)なら、俺に出来る事をやらなきゃな。 泣き言言ってる暇なんてねーんだった。(ズボッ。 拳を抜いた。 僅かな損傷による痛みが、戒めにも思えて今は心地良い。) [Mon 18 Sep 2006 21:01:56]
カロン > (バシッ! 風化しかけた壁に、花が開いたかのような亀裂。 中心部には、骨の右拳が突き刺さっていた。)…じゃ、ねーんだぜッ! 女や子供が行ってんのに、なんで俺が一人でのんびり?俺が奴等を守らなきゃいけねーのに!(左手もまた、しかし弱弱しく、壁を叩く。) [Mon 18 Sep 2006 20:54:36]
カロン > (そう、魔界だ。)…あっちはまー…大丈夫だろ?ここまで来るって事は相当やるはずだし。アイシェにイコトも一緒に居るし… [Mon 18 Sep 2006 20:52:23]
カロン > (赤い水溜りを迂回しながらの道のりは、いつもよりも遠かった。)…ったく。なんでカロンともあろう男が水溜りなんてモンのせいで遠回りしねーと…(溜息ー。僅かに頭を振った。)つっても、触ると不味いんだよなー。こっちでこうなら、魔界はどーなってんのかね。初めて行った時ぁ、そこまで気にしちゃいなかったけど。(古城へ歩く、ランタンの光が一つ。) [Mon 18 Sep 2006 20:43:41]
カロン > (グレートヘルムを被った骸骨は、現世の理なんのその、古城へと続く道を歩く。)…ケホッ…(病人臭い、乾いた咳を一つ零した。赤い雨が作った水溜りからは、もうもうと憎き瘴気の奴が湧き出してくる。 兜に仕込んだ浄化カードのお陰で大分軽減できてはいるが、それでも多少体に入った。体内の瘴気を咳をも一つ、追い出した。) [Mon 18 Sep 2006 20:36:11]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(城下町。教会より離れー…)』 [Mon 18 Sep 2006 20:32:55]
お知らせ > ルシアさんが退室されました。 『 何時でも――、王の間に居る人を見ている。 』 [Sun 17 Sep 2006 22:08:15]
ルシア > (白い魔族は、行方知らず消え去り――。 其処に残るのは、新品同様の大きな扉に、容易く開けられないほど数段に増した質量の塊である扉。) [Sun 17 Sep 2006 22:07:28]
ルシア > (完璧に閉じた扉。突き刺した箇所が白く侵食し始めていて、周辺に散らばった様々な残骸を吸収し尽くして質量を蓄えていた。) ヴァイオレート様、なら… 容易く開けるでしょうし空も飛べるから窓からで問題無いし、全開でいっか (そう言い残すと、吸収した残骸を質量の統べてを、新しく作り直そうと繰り返す同時に質量が桁違いに増していくのだろう。) [Sun 17 Sep 2006 22:05:07]
ルシア > 変な悪戯なんかして、倍返して遣らなくちゃね (玉座の様子を見眺めて、嬉しそうに肩を揺らして見せて笑みを零した。それから、玉座の反対側にある大きな扉へ向けて歩き出していた。) そうね、どれくらい力があるのか知りたいしね (開いた扉の目前に立ち尽くして見上げていた。下の羽根を、周辺に散らばっている岩や鉄の残骸等を突き刺してから食するように分解をさせてから吸収をし繰り返していた。空いている上の羽根は、開いている扉の片側に突き刺して結合するようにすれば突き刺した箇所の周りが白く染まり始める。それからぐっ、と力を込めて再び閉じた扉にしようとする。) [Sun 17 Sep 2006 22:00:51]
ルシア > 私には関係無いけれど、玉座まで荒そうなんで虫酸が走るわね――・・ (舌打ち、見ていたけれど腕が使えないし戦う力としては格段に落ちるから、拾った命を維持していた方が都合が良い。其れならば、幾らでも紅い王の身代わりになどして挙げられる。) 如何しようか、出来る事は 修復するだけだしね。 (眉を寄せた。明らかに不機嫌な表情をしていた。玉座を目指すように慣れた足取りをしながら近付いていた。充分に回復しているかもしれないけれど何処か違和感がある。) [Sun 17 Sep 2006 21:51:49]
ルシア > (ルシアという救世主と堕天使を雑ぜた中間的な存在を示す、純白の様に何も無い――白い魔族が出現した。まだ衣も仮面も無い、白い長髪に紅い双眸をした女だった。両腕を縛るような拘束衣を纏っていて、背には四枚の羽根があった。) ――――偉い事になってるね。 (溜息を吐き捨てた。飽きれて何も言えなかった。王の間へ訪れる者達の事だ。) [Sun 17 Sep 2006 21:42:43]
響く壁 > ( 始めは、頭だけだったけれど胴体や手足に続いて作り出されていた。 白い壁から生まれたような人…否、魔族の名は―― ) [Sun 17 Sep 2006 21:39:09]
響く壁 > ( 白く変わった壁は、科学や拒否など近い反応を壁から引き起こしていた。段々に真っ白になって行く壁は本の一部だけで、あったけれど白い壁から突き出す身体の一部が作り出されていた。 ) [Sun 17 Sep 2006 21:37:55]
響く壁 > ( 紅き王、其処は王の間であった。壁の一部には、先程まで只の壁だったけれど純白の様に真っ白に変色していた――。 ) [Sun 17 Sep 2006 21:35:30]
お知らせ > 響く壁さんが来ました。 『 純白に変わり果てる時 』 [Sun 17 Sep 2006 21:33:22]
お知らせ > ステアさんが帰りました。 『――――・・・。(仮眠。 これから先は・・・魔界に移動しようか、探索続行か。』 [Sun 17 Sep 2006 01:06:58]
ステア > ・・・殆ど魔族はもう街に攻めいってる? ・・・もしそうなら――― (もしそうなら、城門は結構な戦火を浴びている筈だろうが。 先日の古城の外壁・・・アレは自分が古城に来た時には無かったモノ。 ということは少数はまだこの古城にいるということになるのだが・・・もう殆ど古城内は調べたけれども、その形跡は皆無に等しい。) ――思ったほどこっちの世界に来た魔族は少ない、と言う可能性もありますけど・・・。 (渇いた足音を響かせ・・・玉座へと歩み寄れば、玉座の周りをぐるり一周し腰掛けた。 初めての玉座の座り心地は・・・硬い。 [Sun 17 Sep 2006 00:51:12]
ステア > ・・・誰も・・・いない? (流石に玉座。古城を魔族が根城としているなら・・・古城探索の上で魔族にもうちょっと遭遇してもいい筈だ。 ―――筈なのだが・・・気配は感じられず、ゆっくりと歩を進めいざ玉座の間へ。 [Sun 17 Sep 2006 00:34:40]
ステア > ――――・・・・・・。 (繋がった空間。 広い開けた玉座の間・・・気配を伺っているのか、玉座を視界に納めながらもまだ足は進めない。 念入りに辺りを伺って・・・ [Sun 17 Sep 2006 00:24:00]
ステア > 「 ギ ギ ィ 」 (朽ちた扉が鈍い、重苦しい音を響かせて開けられた。 [Sun 17 Sep 2006 00:17:14]
ステア > (時折目覚めて大まかに道案内をする魔杖を頼りに古城を探索してきた黒衣。 途中敵らしい敵にも会うことなく、遭遇したのはツクヨミのみ。 本当に此処に魔界から来た魔族の棲家になっているのかと・・・疑ってしまうほど。) まぁ・・・ヴァレリアさんが言うのだから間違いないのでしょうけど・・・――――ホントに静まり返ってますね・・・。 (玉座の間へと続く大きな扉・・・その前に立ちポツリとそんな事を呟く。 さて、鬼が出るか、蛇が出るか。 紅い罪魔の事など知りもしない吸血鬼が扉へと、手を伸ばし――― [Sun 17 Sep 2006 00:15:13]
お知らせ > ステアさんが入室されました。 『魔杖に案内され古城上層。 玉座の間へと。』 [Sun 17 Sep 2006 00:05:27]
お知らせ > カロンさんが帰りました。 『(トテ。トテ。)』 [Fri 15 Sep 2006 20:43:32]
カロン > (俺は剣なんて使うつもりはない。使わせる奴が、悪いんだ。 言葉にせずに一人ごち、いつの間にか掛けていた手を剣の柄から引き剥がした。 バタン。 ドアが閉じられて、部屋に静寂と暗闇が戻った。) [Fri 15 Sep 2006 20:39:07]
カロン > (部屋の中には、また何も無かった。誰にも割り当てられなかった部屋は、主を得ぬままここで風に晒され、廃墟と化してゆくのだろう。 ゴトン、ゴロゴロ。 部屋の中へ捨てたドアノブが転がり、埃を被ったベッドにぶつかる。 ベッドへと照らす、ろうそくが来るぞ。 そんな歌を思い出した。 お前の首はねに、首切り人来るぞ! 首切り人?) [Fri 15 Sep 2006 20:38:02]
カロン > (正確には、ドアを貫く真鍮のノブを無理矢理捻ってもぎとったのだ。腐っていたとはいえ、力は相当必要になる。 いつもなら、こういうやり方はスマートじゃない…と思考錯誤してから結局実行する所だが。 ギィィ。 穴が開いたドアが音を立てて開く。) [Fri 15 Sep 2006 20:30:09]
カロン > (メキッ。 鍵を開けた。) [Fri 15 Sep 2006 20:27:36]
カロン > (瘴気が体を侵して行く感覚は、何物にも代えがたく不快だ。自分が自分でなくなってしまうかもしれない恐怖とも戦わなければならない。 今は状態が進行しなくとも、このまま魔界の門が開いたままで瘴気が流れ込み続ければ…いずれは? そう考えると、焦らずにはいられなかった。ドアノブに手を掛ける。ガチャ。)…(ガチャガチャ。 鍵が掛かっている。) [Fri 15 Sep 2006 20:24:26]
カロン > (ドアが開けられた風に、寝ぼけ眼を開けるかのように埃が少しだけ舞って…また、床にまどろむ。主を失って久しいと思われた部屋には、誰かが立ち入った形跡は見当たらなかった。)…いねーか。(バタン。閉じ、また次の扉へと向かう。 人の手が入っていない、未開の場所。見る→探るがトレジャーハンターの仕事であるのだが、今はそれも忘れていた。 時間が無い。何をしていても、その警告が頭に響く。) [Fri 15 Sep 2006 20:15:52]
カロン > (現在、古城上層部。離れの塔より再侵入し、現在に至る。 玉座の間で待ったとて、相手方の誰かが帰ってくるとは限らない。ならばこちらから探しに行ってやるのだ。元々待ちや守りなんて性に合っていないのだし。)…(扉の前で立ち止まり、ドアノブに手を掛けた。鍵が掛かっていない事を確認し… ギィッ! 一気に開け放つ!) [Fri 15 Sep 2006 20:07:27]
カロン > (静寂にゴム底が刻むのは、軟質の足音。長い長い廊下を行く。片側に果てしなく並ぶのは、開け放たれた窓。 差し込む赤く曇った薄明かりと、忍び込む風は初秋の冷たさを宿していた。本当に冷える前にケリを付けよう。廊下を行くしゃれこうべは、そう決めた。) [Fri 15 Sep 2006 20:03:14]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(トテ。トテ。)』 [Fri 15 Sep 2006 19:57:58]
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『中層から上層へ。 公私入り混じる目的と共に。』 [Thu 14 Sep 2006 02:56:32]
ステア > ―――魔を侵すものは既に魔性・・・鏡を見ろ、ですか。 (呻くように、外壁に書かれた文の最後の一文を口走る・・・これは恐らく、ツクヨミだけの事ではないだろう。 魔を討とうとしている全てのモノ達への嘲り。) 自分達から、世界を破壊しようとしておいて・・・自分達を脅かすモノの方がよっぽど魔だと・・・なんとも魔族らしい・・・ (魔杖を持つ手が音も無く力む。 どうやら、紅い悪魔以外にも・・・討たなければならないモノがこの城にいるのかもしれない。と、漸く踵を返して・・・もとの方向へと歩み始める・・・ [Thu 14 Sep 2006 02:54:11]
ステア > ―――・・・・・・ッッッ!! (暫く、闇を見つめていた身体が動き出そうと・・・戻ろうとした瞬間、その考えを振り払うかのように、首をブンブンと大きく二三度横に振る。 ダメだ。彼女は、大丈夫だといい・・・自分もソレを認めたからこそ別れた。 ソレを今更、彼女の元へ戻れば・・・それは彼女への裏切りになる。) それに・・・戻ってもいるとも限らないでしょうし・・・むしろいないと思う方が妥当でしょう、が―――。 (気になるのは、この城の外壁に大きく書かれた文。 恐らく彼女のこと・・・ツクヨミのことを記したモノだろう。その内容が・・・内容だけは、頭から離れない。 [Thu 14 Sep 2006 02:26:57]
ステア > ―――今更、戻っても仕方ないのでしょうけれど・・・。 (そう、仕方のないこと。 全てが全て、助けを請う者の力になれるわけでもない。当たり前の事・・・だけれど、やはり踏ん切りのつかない事だってある。)(振り返ったまま静止し・・・進もうともしない。 紅い眼がもと来た闇の中をジッと見つめたままで。) [Thu 14 Sep 2006 02:15:23]
ステア > (ツクヨミと別れ再び悪魔の住まう城をうろつき始めた黒衣。 手に握られた魔杖が言っていた更に上への階へと向かうための通路を進む・・・) ――――・・・・・・っ・・・。 (相対して長くない直線の廊下を進む途中・・・何度か黒衣はもと来た道を振り返る。 休憩場所としていた部屋に残してきた女性のことがやはり気になるらしいのだが・・・一人にしてくれと言われて、自分には何も言えなくなってしまった。 最後まで、力になれなかった事が・・・心残りで。 [Thu 14 Sep 2006 02:05:51]
お知らせ > ステアさんが来ました。 『古城中層、目指すは自更に上・・・玉座の間。』 [Thu 14 Sep 2006 01:59:35]
お知らせ > トリスさんが退室されました。 [Thu 14 Sep 2006 01:05:47]
トリス > ・・・・・ま、取り合えず出直しましょ。 (戻らないようなら今後の方針も決めなきゃならないし、ひとりでぼーっとしてられるほどこの城は安全じゃない。 確か城下近くにベースキャンプに出来る場所が在った筈――手がかり探ししつつ、其処を目指すとするか。) [Thu 14 Sep 2006 01:05:31]
トリス > 玉座に王は―――不在か。 悪戯が効きすぎてたりするのかしら。(踏み込んだ部屋の中は無人――逆に中央辺りで何かが猛り狂ってた方が安心できた静けさだ。 そのまま部屋の半分くらいまで歩んだ所で、玉座の椅子部分に並べられた尖った石見てちょっとがっくり来た。) 本当に嫌がらせというか。 まあ、”命中”したら効果は凄そうだけど――(これなら壊すよりそのまま放置しておいた方がいいかな? とか。悩む。) [Thu 14 Sep 2006 01:02:28]
トリス > (長い廊下も、遮る者無く暫く歩けば終わりが見えてくる―― 大きな扉を前に、負けないくらい大きく深呼吸一つ。鶴嘴捨てて、腰の剣に手をかける。 竜燐を鍛えた黒剣と、聖堂の祝福を受けた白の剣。 大質量を両手に一つずつ。) さてと。 会見の予定も無くて失礼―― 入るわよ。(剣先で、ぎぎ、と扉押し開けて、部屋の中へと踏み込んだ。) [Thu 14 Sep 2006 00:53:28]
トリス > (何にせよ行ってみれば判る事。 留守ならば効果を確認するもよし、折角破壊器具もってるんだから有言実行してもいい。 もし激怒した紅い悪魔が鎮座してたりすれば―― ) 私がピンチね。 まあ、その時は精々・・・手柄を頂くとしましょうか。(ピンチだがビビッてるようなら此処には来ないという話。 今のところ遮る者もなし、 一歩ごと少しずつ高まる緊張感を心の底に押し遣りながら――) [Thu 14 Sep 2006 00:38:51]
トリス > (醜態晒したのが維言と別行動をとった後だというのが救いっちゃ救いか なんて考えつつ。 ――衆人環視のほうが助けの手は多いだろうが、騎士は見栄を張るものだ。) この分だと維言達のほうが先・・・みんなもう玉座を蹂躙した後かしら?(確か玉座に嫌がらせを仕掛けるんだとか意気込んでいた筈、終わっていたら、その時は協力しようという提案も反古になってしまっただろう。 廊下の先に在るであろう王の間の扉に視線向けるが――光量が足りなくて赤くぼんやりだ。) [Thu 14 Sep 2006 00:26:52]
トリス > (とはいえ甲冑は埃と傷に塗れ、長いこと手入れも出来ない髪の毛はもう荒れ放題だろう。 引き摺るツルハシの不釣合いといい、やたら見栄えのしない英雄譚では、ある。) あれから天然のトラップ(老朽化で扉が倒れてきたとか)に掛かること1回、くだらない小競り合いが一回に道に迷うこと二回か・・・苦戦した方だものね。(戦績も芳しくない様子。 一頻り独り言呟いてから、傍らに”相棒”が居ないの気が付いて溜息はふり。全く締まらない。) [Thu 14 Sep 2006 00:19:00]
トリス > (玉座の間へと続く回廊は、流石に此処ばかりは気を使ってるのか結構綺麗な状態で残っていた。様々の意匠をこらした窓。其処からの月明かりを受けて薄紅色の模様が浮かぶ石畳の道。) 雰囲気出るじゃない。 芸能横丁の冒険劇宛ら、締め括り前はこうでないといけないわ。(足音を隠すでもなく、道のド真ん中を堂々と歩む――嘗て何処かで見た 御伽噺が一場面のように。) [Thu 14 Sep 2006 00:13:19]
お知らせ > トリスさんが入室されました。 『長い真っ直ぐな道を征く。』 [Thu 14 Sep 2006 00:06:06]
お知らせ > フィーリアさんが退室されました。 『…どう、しよ ぅ かしらー…?(夜に埋もれる思案の言葉)』 [Wed 13 Sep 2006 02:11:28]
フィーリア > ……何処かー…から、入れたりー…するの、かしらー……? (空を飛んでいけばいいのかもしれない、けど。その辺りも警戒されていそう。今は、という注釈がつく事までは、流石に知らないから。いきなり撃ち落とされるのは、嫌だなぁ なんて。その程度の思考。考えているうちに、ずるりー…ソファに身体が埋もれていく。) [Wed 13 Sep 2006 02:06:48]
フィーリア > …扉でもー…軽く、封鎖しておくー…と、かー……? (他愛無い嫌がらせなど、頭に浮かぶ。それこそー…この間のように、通路なり。扉なり、茨で封鎖してしまぅ事は、不可能じゃない。元々、自分の能力はこういぅ、ある程度狭い空間向き。 とはいえー…物理的に払う力があれば、退ける事は不可能じゃないから。本当に、嫌がらせ。只の嫌がらせ。) 開けたところはー…ちょっと、苦手なのよ、ねー…… どぅ、し よう? (正門に襲撃をかけに行く? でもー…正面から行くのは、得意じゃない。子供みたいに爪先をぶらぶら揺らしながら、ぼんやりと巡る思索。) [Wed 13 Sep 2006 01:55:50]
フィーリア > (お客様がー…入ってきているのは、知っていた。だからこそ、あんな警句を記したのだし。 知っているぞと示す為の、恫喝でもあったけど。流石にー…ソレで怯むような精神の持ち主は、最初からこんな所には早々、来ないらしぃ。その辺りは、知らないけど。) …おもてなしー…は。私の領分じゃー…無い、の だけれど。 どぅ、かしら ね。 (くす、り。 唇が刻む笑み。この間のだって、自分なりにはおもてなし。条件は出したし、譲歩はしたし。それなのに、自分の我侭だけ通そうとするなんて、酷いじゃない? そんなキモチも主観に過ぎないと知った上で、笑う。 くすくすところころと、室内に響いた笑い声は。唐突に止まって。) ……んー… [Wed 13 Sep 2006 01:43:43]
フィーリア > (侵入者の存在は知っている。それが、ヒトの街から討伐の意を持って差し向けられたものとはー…知らないが。のぞまれぬ [Wed 13 Sep 2006 01:40:30]
フィーリア > (勝手に褥にしている、元書斎らしき部屋の中で、もぞりと動く人の影。革があちこち破れたソファから身を起こすと、欠伸が漏れた) ……ふぁ、あー……何だ、かー…騒がしいわ。うん。最近、色々ー…ね。 (埃っぽく傷んだ部屋の中で、ソファに埋もれるように座り直すモノは、一見すればヒトの少女にも見える代物。そんなモノが此処に在るのが不自然といえば、不自然な。) [Wed 13 Sep 2006 01:37:35]
お知らせ > フィーリアさんが来ました。 『(古城の一室)』 [Wed 13 Sep 2006 01:34:47]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『…俺は、バケモノじゃ…ないんだ。クソ。(パチン。剣を収めた。)』 [Mon 11 Sep 2006 23:53:32]
カロン > (開通させた階段を降り、以前の塒に使っていた教会を目指す。 …果たして眠れるだろうかと思う。瘴気で造られたもう一人の自分が、戦え戦えと耳元で囁くから。) [Mon 11 Sep 2006 23:52:28]
カロン > (多量の魔力を消費する戦闘中は、カードによって浄化された魔力のみではなく、その外の瘴気混じりの魔力も吸収しなくては動けない。 骨の背中からやがて、瘴気が止んだ。 …ぐい。涎の出ない口元を拭い、立ち上がった骨は兜を直す。)…休むんだ。休めばきっと…治る。(そう呟いた。排出しきれなかった瘴気が体内に渦巻く感覚に、嫌悪感を覚えながら。) [Mon 11 Sep 2006 23:50:17]
カロン > 仲間だと…ふざけ…(不意に喉を抑える。口を抑える。眼を見開く…のは、誰もわからない。骨はがくりと膝を突き、床へと倒れ込んだ。)げっほ、げふ。う、ぐふ。うげっ。げほ…ぇ、ぇ!(痙攣させる背中から、濃縮された瘴気が立ち昇る。骨が獲得した機能、排出。)…はあ。はあ。 [Mon 11 Sep 2006 23:47:30]
お知らせ > サクリファイスさんが帰りました。 『(古城の闇へと消える) ハレルヤ!』 [Mon 11 Sep 2006 23:43:04]
サクリファイス > (最後に振り返って青年は言う) 覚えておくんだカロン、キミは僕らの仲間だ!時がくればわかるよ!アハッ♪ [Mon 11 Sep 2006 23:42:28]
カロン > (ギシッ。サクリファイスが放った光を浴びた瞬間、まるで足が石にでもなったかのように進まなくなった。 異常な事態への恐怖が心を覆い掛けるも、奮い立たせる。)くっ!(泥から引っこ抜くように足を上げれば、呪縛が解けた。 だが、サクリファイスは遠い。)待て!畜生ォ!(声を酷く荒げ。)殺す!(瘴気の汚染が進んだ。) [Mon 11 Sep 2006 23:41:48]
サクリファイス > (先ほどの呪文とは少々違う・・・深く、暗いリズムの呪文)(――地獄ノ門ヲ護リシ者ヨ、御覧アレ哀レナ魂ヲ 向イ来ル彼者ハ我ラ同胞ニ仇名ス者ナリ サァ縛リタマエ!) ヴァイオスの眼! (鈍い光。それがなくともカロンはフラフラしている・・・・? 縛る場所は足だ。逃げる時間さえあればいいのだから) じゃあね♪トレジャーハンターのカロン また会おう! [Mon 11 Sep 2006 23:36:22]
カロン > (人の輪の中に入れる幸せが。)…分からねー、か。可哀想だぜ。サクリファイス。 …逃がすか!お前を…(くら。)生かしといたら、血を吸われる人間が出る!ここで仕留める!(追撃開始。だが、足元が、覚束ない。) [Mon 11 Sep 2006 23:33:58]
サクリファイス > ふぅん・・・まぁ、僕の知ったことではないけどねっ (散々言っておいて最後はコレだ。) でもこれだけは言っておくよ・・・アンタも、化け物だからね。そこのところ、忘れないで〜♪ (カロンって言ったっけ。 強いね。早いし、正確・・・逃げるのが上策だね) じゃ、僕は逃げるよ。出来れば追いかけないで欲しいよぉ、追いかけて僕を殺してもヴァイオレートさんは出てこないし、それに・・・(トントン、とバックステップをはじめる) カロンは美味しそうじゃない。 もっと美味しそうな獲物を探すよ (言って再度呪文を唱え始める。) [Mon 11 Sep 2006 23:28:38]
カロン > 握るっ。と。) [Mon 11 Sep 2006 23:21:15]
カロン > 人間は…いや、人間に限ったモンでもねーけどな。 俺に優しくしてくれるんだ。こんなカッコでも、話せば分かってくれる奴もいるし、背中預けてくれたりもする。(カンッ。柄を踏み、床の剣を跳ね上げた。回転し舞う剣を掴みそして、間合いの外のサクリファイスに突き付けた。)守らなきゃな!少なくとも、俺の知ってる奴等くらいは! だからお前の好きにゃやらせねー!何発だって叩き込んでやる!(左拳、 [Mon 11 Sep 2006 23:21:08]
サクリファイス > あんたこそウルサイよォ! (何故か嬉しそうなサクリファイス。純粋に、戦闘は好きだからだ) (――我、此処ニ願ワン 大イナル炎ノ神ヨ、其ノチカラウツシ世ノぶばっ・・・・)(←骨のパンチが当った。) でもアンタは人間じゃない、仲間でもない。なのに人間の味方をするなんておかしいヨォ? (詠唱は中断。 体を引く、一度体勢を立て直さなければ・・・・左手も右手も、痺れて動かない。ジーンってする!) [Mon 11 Sep 2006 23:14:22]
カロン > (肉の無い拳は軽い。だが、痛い思いをさせて集中の邪魔くらいはできよう。) [Mon 11 Sep 2006 23:06:57]
カロン > ウルセーな!ピーチクパーチク!(確かに苛つくが、いつもならばここまででもない、気がする。何故だろう、気が昂ぶりやすい。)ぐっ。(髑髏刻印の柄尻を殴られ、痺れた手から剣が転げ落ちた。拾えば…殺られる!)違うっつってんだろーが!俺はっ、この世界で生まれて!この世界で暮らしてる!(サクリファイスの唇から漏れるのは、言葉に似た力ある音。何度かその感覚は味わった。詠唱!)させるか!(左手骨拳、サクリファイスの鼻に叩き付けんと繰り出した。鼻や口に当たれば、詠唱は途切れよう。) [Mon 11 Sep 2006 23:06:16]
サクリファイス > いやぁ・・・多分出てこないよ、アハッ♪ 無鉄砲無鉄砲♪お先真っ暗〜 (跳ね上げられる左手片手剣は跳ね上げられる、しかし相手が剣を振り下ろした時点で次に切り上げが来ることは容易に予想が出来る。左手双剣は上へと、しかしまだ手に握ったまま。 体を軸にして、左とは逆の・・・右手片手剣を振り上げる) 同じだ!実際・・・カロンには赤い血が。っていうか、血自体も流れていないはずだろ! その時点で、僕たちと同類だ (左片手剣は後方へと、右手片手剣は相手の柄尻を狙って振り上げる。 と、同時に呪文の詠唱をはじめる) [Mon 11 Sep 2006 22:56:33]
カロン > 仲間を倒せば怒って出てくるだろ?計画性?走り出してから方向ってのは決めるモンだ!(同じだと。)違うッ!そんな訳あるか!(チャ。手首を返し、切っ先を返す。動揺し、斬り返しの繋ぎに僅かなラグが出た。 少し遅れた連続攻撃は、サクリファイスの左手の剣を跳ね上げんとする、切り上げ。) [Mon 11 Sep 2006 22:45:51]
サクリファイス > その発言はカッコイイと思うけど、いまいち計画性がないと思うよ。アハッ♪ (左手の片手剣を次の攻撃の盾にしようと、目の前に引き寄せた) [Mon 11 Sep 2006 22:42:29]
サクリファイス > カロン・・・なんで人間の肩を持つんだ?あんたもこっちの生物と同じじゃないのか? (思った以上に斬激は早かった。早すぎた)(ギャイン)(右手の片手剣で防ごうとしたけれど・・・右腕ごと、剣は絨毯へと打ち付けられた。痛みにうめき声一つ) [Mon 11 Sep 2006 22:41:27]
カロン > お前を倒した先にゃ…あるんだろ。ヴァイオレートへの道! [Mon 11 Sep 2006 22:36:43]
カロン > 人間を狙う…なら、見逃す訳には行かねーな。ケツ蹴っ飛ばして、魔界に返品してやる!(タッ。身軽に踏み込むと、ゥオゥッ、踏み込みと同時に剣が素早く振り下ろされた。サクリファイスのどちらかの剣、力で叩き落さんと。) [Mon 11 Sep 2006 22:35:41]
サクリファイス > ――――さっきも言ったけど、僕はここの城のことよく知らないよ? もちろん、あの人がいる場所も  [Mon 11 Sep 2006 22:32:08]
サクリファイス > ちがう!(叫ぶ。) ああ、人間の血・・・一度味わってみたいんだ。いいかげんゴブリンとかピクシーとかの血じゃ飽き飽きしたからねぇ (右手も双剣に伸びて・・・) 知ってるの?あの人・・・・ものすごく強そうな人だけど、僕はよく知らないんだ。 (右手片手剣の銀光がカロンを照らして・・・・) ――――――。 [Mon 11 Sep 2006 22:31:07]
カロン > 俺みたいのが腐ってんのか!?(勘違い。ともあれ。)人間の…血だとォ?(ギ、柄を握る力が上がる。)ヴァイオレート!あいつか!赤い髪の、あの悪魔!(…シュラァ。長剣が抜かれ、敵意が煌く。)ヴァイオレートのトコまで案内してもらうぜ。ちっと乱暴に頼むけどよ!(チャ、構え!) [Mon 11 Sep 2006 22:27:06]
サクリファイス > (シャキーン、左の片手剣を引き抜いて。) その通りさ、僕は生まれも育ちも魔界のトレント樹海だ! あんた・・・えと、カロンみたいなやつは腐るほどいる。 (何故口喧嘩になったんだろう?) 僕だって、アンタみたいな骨と戦いに来たんじゃない!人間の血が飲みたくて来たんだ (カロンはどこからどうみても、体液の1滴さえもない様に見えた) 知らない!門を開いたやつだって僕はあまり知らない! (←道に迷って古城に到着するのが遅れた。だからまだあまり状況を飲み込めていない) あ、でも・・・この出来事の首謀者はヴァイオレート様だって話だよ [Mon 11 Sep 2006 22:23:06]
カロン > (骨確定。)よくねー!(悲痛な叫びがエンカウントエフェクト。 ざっ、飛び退いて、腰の剣に手を伸ばした。)…お前、魔界の側のヤツって事だな。だから俺の顔みても驚かなかったって訳だ。魔界にゃ俺のソックリさんが沢山居るらしいぜ。畜生! …俺は斬り合う為に来たんじゃねー。瘴気ってヤツの具合が良くねーんでな。(今も体に流れ込んでくる。)魔界の門の閉じ方を教えろ! [Mon 11 Sep 2006 22:15:13]
サクリファイス > (彼の言うことはカッコいい、カッコイイ! しかしだ!) やっぱり・・・アンタは・・・・? (シュワッチ!) 魔法生物・・・・知らないね! 骨でいいや! (もう断定しました、失礼ながら。彼の頭の回転はあまりよくないようで・・・) じゃあ敵か!?敵なのかアンタは! (左手が腰の双剣へと伸びる) [Mon 11 Sep 2006 22:09:50]
カロン > はっ!(骨といわれて思い出す。自分がカモフラしてない事を。)なんでお前…俺を味方だって!?普通のヤツならスケルトンダーとか襲い掛かってくるのに! [Mon 11 Sep 2006 22:03:30]
カロン > 骨じゃねーよ。骨みたいな形の…魔法生物だ。(完全否定はできず。)…それがどうかしたか? [Mon 11 Sep 2006 22:01:26]
カロン > (グレートヘルムに腰の長剣、背中に背負う両手剣。)メシ食うためにやってるんじゃねー。夢を追うためにやってんのさ…ってな!(恥ずかしげも無く言い放つのは一種のスキル。)まーここントコ瘴気が混じって美味いメシが食ねーんだけど。俺ぁ魔法生物だからな。魔力がありゃいいんだ。スゲーだろ。(胸張って。 …サクリファイスの間にハテナマーク。)悪魔退治、だろ?何言ってんだお前ー。(ボケるなら時を選べと。) [Mon 11 Sep 2006 22:00:23]
サクリファイス > なぁ・・・あんた骨だよな? (そんな事を言い出す) [Mon 11 Sep 2006 21:57:31]
サクリファイス > (相手は・・・骨だ。 しかし装備がやたらと充実している模様。いいなぁと彼の後姿を眺めつつ) トレジャーハンター!?カッコイイなそれ、それで飯喰っていけるのか?いや、そもそもアンタは飯喰うのか? (振り返ったカロンに疑問の言葉を。 自分も廊下へと駆け上がって) ・・・・・・・・悪魔退治。 (ボソリと、小さくいう。それはすこし疑問系だったかもしれない) ・・・・・・・。 (もしかしたら・・・? でもこいつ骨だしなぁ)(←頭の中がごちゃごちゃしてきた) [Mon 11 Sep 2006 21:55:05]
カロン > サクリファイス…変な名前だよな。まーお前は待っててもいいぜー?そんなに細いと、悪魔退治なんてできねーだろー?(揶揄し、笑う。) [Mon 11 Sep 2006 21:49:52]
カロン > (頬はこけて眼がぎょろり。エンピツのような痩せぎすの男は肉がある分、自分よりも寧ろ細いようにも見えた。なんだか心配になる。)あん?俺は探検になー。なんせトレジャーハンターだしな、俺は!(カッ。振り返り様の渾身のスマイルが伝わらないのがとても残念。)まー任しとけって。(廊下に上がれば、手を振って。) [Mon 11 Sep 2006 21:48:48]
サクリファイス > (どこも怪我をしていないことを確かめると、首の関節をコキリと鳴らして。) へぇ、あんたここに何度も・・・・何をしに? (再度はてなマークを浮かべて。 上がってくる骨・・・もとい、カロンに一礼をして) 僕の名前はサクリファイス、頼りにしてるよ。 [Mon 11 Sep 2006 21:44:24]
カロン > (失礼、と誰かが述べた。)うおっ?(ザッ。両手チョップのウルトラの構えを取った。が、相手が様相を崩したのを見るやこちらも緊張を解いた。 着たばかり。→突入部隊。→仲間!)あー、いやいや。大した事ぁねーよ。俺は何度か此処に来てるしな!(貴族が着るような変なカッコの青年を促し、廊下へと上がろうか。)俺ぁカロン。お前は? [Mon 11 Sep 2006 21:38:48]
カロン > ( [Mon 11 Sep 2006 21:35:33]
サクリファイス > (はてなマークが頭の上で点灯中だ。ピコンピコーン) ―――む、む! (ウルトラマンで言えばシュワッチみたいな手の形で背後の声に振り向いて) ・・・・・・・。 (骨?む、む? 骨→人間じゃない→仲間!) ああ、なるほど。確かにそこの階段が通れなくて僕も困っていたんだ、ありがとう! まぁ僕もここに着いたばっかりであまり詳しくなくて・・・正直迷ってたんだ (スーツの埃を払いつつ、青年は笑う) [Mon 11 Sep 2006 21:33:48]
カロン > (とりあえず瓦礫の下敷きになっているという事は無いようだ。ほっと一息、アバラの胸を撫で下ろす。っと、そんな事をしてる場合では。)いやー、悪かったなぁ。ここの階段、瓦礫で塞がれてたろ?ちっとぶっ飛ばしてやったんだ。 …その見たトコ巻き添え食っちまったみてーだよな。まーとにかく、ケガらしいケガが無くて良かったよな!(ハハハ。人影の背後で笑う声。) [Mon 11 Sep 2006 21:24:49]
人影 > (瓦礫の下に人がいた。正確には飛んできた本が頭に当って前に倒れて、更にその上から大量の本が降ってきた構図だ。 そこにいたのは青年、スーツに身を包み埃と破けた紙類に包まれて、ゆっくりと青年は立ち上がる) いて、て・・・アレェ?何が起こったんだい? (カロンには背を向けた状態で、何が起こったのかわからず。手で頭を掻きながら) [Mon 11 Sep 2006 21:19:32]
カロン > (瓦礫が転げて止まった場所。石造りの踊り場に当たるか。未だ埃の薄雲纏う瓦礫の下から…)げ。(声?)…だ、だ、誰か居たのか?まさか!(瓦礫を前にし、しゃれこうべはうろたえつつ。) [Mon 11 Sep 2006 21:17:12]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『いてて・・・(瓦礫の下で)』 [Mon 11 Sep 2006 21:13:42]
カロン > (ゆるゆると入ってきた風が、古城の淀みと埃の濃霧を押し退けた。骨の視界を、本の一ページが一瞬遮った、後。闇色の眼窩を大きく開く…フリをした。)いよっし!(パン、二の腕叩いてガッツポーズ! 階層を隔てる障壁は一撃の元に崩され、骨の前に道を譲った。 階段自体が緩んではいまいかと、自ら開いた階段を下りる。)…階段転げ落ちた瓦礫で、誰か潰れてるとかは…ねーよな。無いだろ。(自己暗示した。) [Mon 11 Sep 2006 21:09:43]
カロン > (皿の割れる音、薄い鎧が砕けて転がる音、石が揺らぎ、転がり落ちる音… 騒音のオーケストラを奏でた衝突地点は、千切れた本のページと舞い上がった埃の中だ。)…やったか!(兜を、直し。) [Mon 11 Sep 2006 21:00:40]
カロン > ゴロゴロゴロゴロ…(廊下の彼方から来る音。車輪が転がる低い音。)おりゃああああ!(料理の為か、蔵書の為かは分からない。骨は先ほど、物を運ぶためのカートを発見していた。 それに物を載せ、加速度を付ければ巨人の鉄拳にも匹敵する威力となろう。 飾り槍や鎧、皿にボロボロの本が多数。古城の皆から集めた力で、この障害を打ち砕かん。)はっ。(寸前で、バックジャンプで脱出した。) [Mon 11 Sep 2006 20:58:47]
カロン > (天井部が崩れてできたと思われる瓦礫は積み重なり、ちょっとやそっとでは動きそうも無い。なにかこう、ドカンと一発でかい衝撃を加えねばならないだろう。だが、そんな武器は手持ちには無い。となれば? 豆電球。)あっちにいいモンがあったっけな…(ニヤリ。手持ちになければ現地調達。旅人の基本中の基本であり、この能力で素質が問われよう。 たっと駆け出すと、曲がり角を曲がる。)ガシャン、メリ。ドサドサ!(騒音。) [Mon 11 Sep 2006 20:51:38]
カロン > (骨には体重が無いので踏ん張れない。故にキックやチョップを喰らっても、少し痛いだけで吹き飛ばし的な威力は無いのだ。瓦礫を撤去できないのも道理である。そこら辺りは、自分が一番良く分かっているのだけれど。)んー。ここんトコを開通させられりゃ、ロープで上に登るトコをすっ飛ばせると思うんだけどなー。イコトやら吸血鬼モドキやら、連中が入り易いようにしねーと。(協力。同志。友人があまりいない骨には結構甘美な響き。) [Mon 11 Sep 2006 20:39:33]
カロン > (ガッ、ガッガッ。シャム猫靴が百烈キック。ついでに逆になってグルグル回る技も出したいトコだがまた今度。骨体術を雨霰と浴びても顔色一つ変えない強敵に、あまり荒くできない息を一つ、吐く。)…畜生め。岩みてーに動きやしねー。(ふてくされ、しゃれこうべは頬を膨らませるような気配を帯びた。腕を組む。)…ま、岩みてーなモンか…(現在三階。赤茶けた絨毯が敷き詰められた廊下にて、降りる階段を塞ぐ瓦礫の前で唸った。) [Mon 11 Sep 2006 20:35:10]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(ドカッ。)』 [Mon 11 Sep 2006 20:27:49]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『( ばたん、とドアの閉まる音 )』 [Mon 11 Sep 2006 15:24:01]
フォス > ( とりあえず、上への階段を探そう ) [Mon 11 Sep 2006 15:23:44]
フォス > ( 落ち着け、と彼は自分を戒める。 苛立ちは焦りを生み、焦りは隙を生む。隙はそのまま死へと直結する。 )( 莫迦な話だ。と彼は思う。 死に直結する? 上等。悪魔と殺しあって死ぬのであればそれも上等。 ―――しかし、焦っては何もできない。だからといって、完治までこの場に留まっているわけにもいかない。 ) ――――いくか ( 彼は骨折した腕を神父服の下に隠した。 わざわざ弱点を曝け出すわけにもいかない。 彼は椅子から立ち上がると、ゆっくりと廊下に出た。 )( そこから先は未踏の地。すでにここが、地下なのか地上なのかわからない。まずはそれを確認しなければ ) [Mon 11 Sep 2006 15:23:21]
フォス > ( 今、彼がいるのは古い一室だった。 古城の中に各所存在する用途不明な小部屋。いや、用途はあったのだろうが彼が理解していないだけだった。彼は壊れかけた――いや、朽ちかけた椅子に腰を下ろすと、小さく溜息を漏らした )( いまだ戦果はなし。 現在得たのは犠牲者らしき人間の存在と片腕一本の骨折。 )( 彼は頭を振った。まだだ。まだ終われない。こんなところで終われない。そもそも自分は最初の討伐期間の五日はこの城から離れる気はない。 ) ―――ったく ( だというのに、なんの戦果もなしに骨折だけと言うのが苛立ってしょうがない。 他の討伐隊の人間は次々に戦果を挙げているらしい。そんな状況で ) [Mon 11 Sep 2006 15:10:46]
フォス > ( 添え木。元々は机だか椅子だかの木材らしかった。 彼はその中で丈夫そうなのを選びだし、それを折れた片腕にあて、包帯でぐるぐる巻きにして固定する ) ―――ッ ( ぎゅっと力をこめて結び目をきつくした途端、痛みに苦悶の表情が漏れ出した。 彼は動かない片腕をしげしげと眺めた後、小さな溜息を漏らした。 まったく骨折など。 本当に人間らしい ) [Mon 11 Sep 2006 14:59:28]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『( 彼は壁に背を預け、腕に包帯を縛った )』 [Mon 11 Sep 2006 14:53:34]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 密やかなれど進撃は続く。 )』 [Mon 11 Sep 2006 03:03:27]
維言 > 此処にのみならず、街の方にも―― ですから。その際にはどうぞ。 ( どうぞとか言っても、其処で頑張るのは己では無いのだけれど、いけしゃあしゃあ。 ) ……正直、黒を叩く手も欲しい所。悪戯に分散させるのも悪手とは思いますが、どうにも…… ( 不気味だと呟くのは。昨夜に対峙したモノの手強さを思ってか。 …痛みに誤魔化して、眉を顰め。 ) …嗚呼。それはいい。そして最終的には、友情とか愛とかで、是非。 ( 陳腐と謗られようが、最後の一線としては有効打とも思うが故に、真顔で。 玉座破壊計画も、勿論止めない。むしろ推進委員会。 ) [Mon 11 Sep 2006 03:03:10]
お知らせ > トリスさんが帰りました。 『少しずつ、事態の核心へ向けて――』 [Mon 11 Sep 2006 02:50:52]
トリス > 了解。 一度集えれば口コミの方が早そうだけれど――考えに入れとくわ。(その意味では事態が進むだけで支援もできるか。 良い伝達手段が味方にあって良かった。) ……双方不在といった所で矛先が黒に向くだけの話だものね。 (そして情報の出所も確からしいとその台詞で判る。) 怒りと気合は別感情だもの。 格好を付けるなら使命感とか意思とか言うのかしら?(互いに地図もあることだし、暫くはスムーズに進めよう。 協力を受諾すれば浄化を試みる面子に力仕事っていう能力が追加。 万全を期すならば玉座は壊すべきね、とかさらに悪戯度急上昇させつつ―― ) [Mon 11 Sep 2006 02:50:18]
維言 >  …相互援助という事で。 此方で何か掴めば、向こうに渡す事も出来ますから。もしもバラバラの時に何ぞ判明した場合は、廃教会にでも。 ( 伝言なり残して貰えれば。 …何ぞ吉報が掴めれば、それも活力にはなろうと。 その術を伝えて。 )  …今現在、紅が城にいるらしきは恐らく。 黒の部下が口にした事だけに、逆に嘘とは思えません。 …メリットが無いので。 ( 故、此処が喉元には違いないと。 …捕獲しているという自警団には、気をつけてとしか言えぬのもまた。 それでも、気骨溢れた顔を見れば、情感乏しい面相にも、多少の気合は伝染するか。 )  怒りのみでは、魔に玩弄されるのみとか言いながら。 ……其処もまた、気合で。 ( 間違った気合の使い方。 心構えだけでも、違うものだからと。 )  はい。此方こそと、もう一度。 ……玉座の間を清浄化しておくとかいう、愉快なイヤガラセについてもご協力を仰いでみたい所で―― ( 道すがらの内容は、何処かの情報提示参照。※何の話※ 重装の騎士の後について、歩き出そう。 …徒歩でのルートも確認するに越した事は無いのだから。 ) [Mon 11 Sep 2006 02:40:54]
トリス > 情報を共有できるのは便利だけれど・・・ぞっとするわね。 (改めて聞くたびに不安だが――此処に居る時点で街に対しては祈る以外はできないわけだ。)   あまり長引いて第二第三があっても嫌だし、此方がその分働いて抑えなきゃ。 折角喉元に食い込んだ意味が無くなってしまうわね――(生け捕りといっても悪魔のこと、居るだけでそれなりに気を使わねばなるまいし。 聞けば聞くほど想像上の状態が悪くなってく感じ。 引き返したくなるくらいに戦果出してやるわ、的な表情が見て取れるか。) 忠告は受けておくわ。 必要以上に怒るな、というのは――正直難しいけれど頑張ってみる。(ちょっと深呼吸して落ち着いたふり。 フリでも多少は効果があるんだこういうものは。) 維言にアイシェ  ふむ。   ・・・・・それじゃ、此方こそよろしくね維言。 連れの方も大体容姿は掴めたし・・・・専門家だもの、いざって時は頼りにするわ。(他に話すことがあれば道すがらで良し、ハプニングに際しても人数は多い方が強いだろう。  冗談めかした口調で語りつつ、先導するように歩き出そうか。) [Mon 11 Sep 2006 02:25:56]
維言 > …確認。 では、トリス。今後とも宜しくお願いします…と言います。御同業は貴重。 ( 己も名乗っていなかった辺り、どっこい風味。 名が通れば、確認めいた事も出来る。 ) …連れが、ヴェイトスと連絡を取る術を持っています。伝書鳩みたいな。そのツテで連絡を取っているのですが。 …少なくとも、宜しくない打撃を受けたのは確からしい。襲撃者の数名を生け捕りにしたとの報もありますが… ( 騎士団の状況を覆すだけの吉報とも言い辛い。 疑問形に届かない言葉尻に、無機の面相が苦渋の色。 )  ……怒りは無論。されど、貴方が今、憤るが所以を忘れず胸に抱いていけば、必要以上に恐れるものでは無い。悪徳は本来己の中にありて、悪魔はそれが形を作りしもの。ゆえ、憎しみのみで対峙すべからず―― とは、蛇足ですけれど。 ( 力強い仕草と言葉に、目を伏せて。 )  …退けません。私にも、それなりに理由がありますから。 ……では、目的の場は一緒と見て。 ご同行願えれば。 …後程、此方の連れとも会うやもしれませんが、その時はどうぞ、よしなに。 アイシェという名前の、黒髪長髪、眼帯マントのアルビノイアっぽいのです。男性。 ( お誘いに首肯しつつ、連れの情報も。 ぽいのって、また言ってる。 ) [Mon 11 Sep 2006 02:12:05]
トリス > あっと―――私としたことが礼を失したわね。 ヴェイトス騎士団のトリスよ。 呼び捨てで構わないわ。(元が冒険者めいたモノ、現場主義者の仲間意識からか、名乗らぬままに結構重要な会話をしていたような。) 急ぐのは確かにわかったけれど……壊滅ってどういう。(自分にとっては共にあらゆる障害を乗り越えてきた猛者達だ。 淑女、蔦、不死砦。 壊滅、という状態が普通に想像できない。 予断は許されない、という言葉が辛うじて現実として引っかかった。) 当然ね。 その話を聞いたなら―― 家族みたいなものだもの。報いを受けてもらうわ。(ぎぎ、と篭手の中の拳に力篭めて。) 故にその程度の怪我では退けない、か。  皆が目指している所だし、まずは玉座でしょうね。(豪快さはどうあれ覇気の在る笑みをしてみせる維言に、これなら平気かな とか頷きつつ。)この階に探す所が無ければ、途中までご一緒する?(探索時はバラバラの方が都合がいい事もあるし、一時的かもしれないが――ちょっと同行のお誘いなど。) [Mon 11 Sep 2006 01:53:44]
維言 > ……その辺りは、何かと色々。 …私は退魔ですから、魔性に対峙した時に胎括る感じだと言います。 騎士―― ……嗚呼。一応改めて名乗っておきます。大聖堂の維言です。 ( 騎士。鎧装の女性は、見目通りに。 …なればこそ、僅かな渋面はこの後に続く言葉の為だ。 ちなみに、連れが空飛ぶとか流石に言わない。一応気合の理由はあったとか無いとか。 )  ……それについて、ですが。 …今の所、私見だけで言うならば、迅速を尊ぶべきかと思ったりもします。 ( 焦りは無論禁物と前置きながら。情感薄い能面ヅラが、眉寄せて。 )  逆を言えば、今動いている紅の分だけで、今の被害が出ているとの考えもあります。 ……廃教会の情報を見れば分かる事ですから、此処で言ってしまいますが。 過日の襲撃で、騎士団が一部壊滅状態との事。予断は許されないのが現実らしい。 ( アルベント卿の容態については、書簡を受け取った連れしか知らぬ事ゆえ、己が知るのは此処まで。 …悪戯に焦らせるつもりは無いが。 )  …果断迅速。紅と黒が合流前に片方、もしくは双方を叩くが吉と私も思います。 ……上で、玉座か…紅の拠点にしていそうな場が発見出来ましたら、合流出来ないかと提案。 …私、こう見えても退魔です。 ( こく、と一度頷いてから、沈む色の視線が、のそりと上がる。 唇の端だけが、悪巧みする小僧のように笑みを。 ) [Mon 11 Sep 2006 01:38:25]
トリス > 天井を破るのは良いけれど、如何登るかを考えてからの方が良いわ。  自分流の出し方でいいのよ。  騎士なら使命を遂げるときと、後は美しい婦人を守る時ね。(鎧で無茶するのがイヤだから壁破ったわけであり、天井壊してもその後上れるロープとか無い悲劇。  気合の居れ所れくちゃは大分偏ってるご様子。)  キャンプが張りやすい場所だと聞いていたわ―― じっくりと攻めて行く良いかしら。 (名を聞けば不死砦攻略軍大集合ね、とか妙な驚き方――) アイリが守る門だし心配ないと思うけど・・・でもあくまで動く側は紅なのね。 倒せれば騒ぎもひとまず、って事か。(無論魔群と赤い空の元となる魔方陣はどうにかせねばならず、情報から察するに黒い方がこれらの現象に深く関わってそうだが―― 人界での指揮官を倒したことにはなるのだろう。 目標が近ければ使命感も沸いてくる。)片方だけだというなら好都合だし、私はこのまま暫く上を目指す事にするわ。(そちらは? と暗に。) [Mon 11 Sep 2006 01:26:54]
維言 > 手段があれば、一直線に天井ぶち破りたい気持ちだと、参考までに付け加える事で同意に代えさせて頂きます。 ……そうですね。無駄に出すと疲れそうです。 ( だらりと腕が下がる。金属甲の内側は包帯塗れ。 素直にと言うより、駄目っぽい発言で頷いて。 )  …命がある分、上々と言います。 ……その方が良いかもしれないと言います。どうやら此処は既に、紅のお膝元らしいですから。 …脇の廃教会で、情報のやり取りがあります。陰陽寮のイツカ嬢、スミレ嬢も其処をベースにしている模様。 ( ぼそぼそと己の知る情報を口にしながら、視線がつられたように上へと向く。 …玉座はこの上。大分上か。 ) 此処からなら、恐らく紅が近い。正門で撃退はしたそうですが、紅自身は無傷との事。 ( …其処で一度言葉を切る。 黒の動向。 暫し、考えるように瞬いて。 )  …黒は、必ずしも紅と一枚岩では無いそうです。黒の配下の言葉ゆえ、視点は偏っているのかもしれませんが―― 黒が紅に気紛れに力を貸しているのだとか。 …ヴェイトス市の方でも、黒らしき姿は確認されていないとの事。 ( 今の所は、ですが。 そう付け加えた。 ) [Mon 11 Sep 2006 01:12:35]
トリス > だとすれば私の行為は宣戦布告としてしっかり機能しているわけね――いや、無理してまでひり出す意味は・・・必要なときに出せば良いわよ。(心配になるような事を素直にもぉ。 保護欲というかそういうのをきりきりと刺激される感じだ。) ・・・そっか。 まぁ勝ったなら幸先は良いわね。 出来るだけまとまって行動した方が―― ?(此方からは微妙に下か。 小さな声に意識集中。 齎されたは今後を決める上で重要な一言だ。) 成る程ね・・・・ありがとう。  ・・・すると近いのは紅の方 か。(くぃ、と視線が天井へ。 最初に突入した連中はそろそろ玉座近くまで進行してるかもしれない。 紅色がこの城に居るならば機会であり危機――少しうかうかしてられなくなったか。) そういえば黒の動向は、何か聞いた?(紅側は暴れ回っている様子だが――話聞かないのがもう一体。 部下にあったという事なら何か判るかも と、此方から質問を。) [Mon 11 Sep 2006 01:01:49]
維言 > ( 壁破壊の立役者らしき鶴嘴。その手もあったかと、注ぐ視線がぼんやり考える。 だからといって、天井に向けて鶴嘴を振るうのも、己は無理だけれど。己は。 土煙が収まれば、はっきりと見える若草の色。 重装の鎧を見やりての逡巡は、僅かな間。 ) むしろ、己が捨てるものだとしても、人に勝手をされれば腹が立つ。そういうものだと思います。  …… 気合。 ( ぐ。手甲の内側でガシャンと指を握って、腕に響く痛みに暫し沈黙。 )   …中々、趣向を凝らした出迎えでした。一応、同行者の方と共同で。 ( 勝ちはしたと、簡潔に。 のそのそと彼女の傍へと近付きながら、視線がゆらりと見上げる角度。 )  黒の部下の言葉でしたが。黒は魔界に逗留中っぽく。 そして紅は、正門襲撃後、此処に戻って来ているそうです。 ( 色々過程を吹っ飛ばしてぼそりと呟く、紅と黒―― 元凶とも目される悪魔の居場所の話。 ) [Mon 11 Sep 2006 00:49:09]
トリス > (鶴嘴地面に置いて手を離せば、此方も武装解除完了だ。 目の前の黒服と異なりやたら威圧感の在る鎧装着だが、脱ぐのに時間掛かるから其処は許してもらうとして。) 立つ鳥跡を濁さずなんて通用しないかも知れないわけね―― 気合は入れるだけひり出せるものよ。(相手の心の内など知る術も無く、凄い体育会系に見えてるんじゃないかしら、とかちょっと考えたようだが。) 昨日か・・・羨ましいと言うと不謹慎だけれど、此方は出迎えもナシだったわ。(でも勝ったのよね?と確認気味に。 周囲見渡す視線の動きに此方もつられて周り見てしまったりしつつ。) ……構わないけれど……何かあった? [Mon 11 Sep 2006 00:39:19]
気配 > ( 互いが互い、悪魔の可能性を懸念しての警戒視点。 …昨夜の教訓を踏まえれば、この様を目視する視点もゼロとは言えまいから、油断は大敵と理解はするのだけれど。 それでも、目前の存在に対する警戒は緩んだと。 メイスから手を離す仕草は、示してみせる為のもの。 ) 分かりませんよ、悪魔ですから。個々が永久の褥という訳でも無いでしょうし。 ……お元気ならば幸いと言います。 その気合はどうにも羨ましい。 ( 後、手段も。天井爆砕出来ないかと、半ば本気で考えたものには、力づくもまた吉。 いずれやの示唆に返る反応に、ゆるりと一度頷きを。 ) …昨夜未明、熱烈な歓迎を受けたと言います。尤も、紅では無く、黒の部下でしたけれど。 ( …視線が周囲を一度、巡り。 )  ……少々お話、宜しいかと聞きます。  [Mon 11 Sep 2006 00:29:33]
トリス > (破壊中は悪魔が駆けつけてくる所想定していたし、冷静に其の場を観察する第三者の視点があったらきっと双方間抜けだったに違いない。 敵対反応が無ければ自然と緊張も解ける。) 自分の家を破壊する悪魔も無いでしょ。 ああ・・・・・・お陰さまで元気よ。 崩れた壁から進入する癖は抜けてないけどね。(あの時は向こう側から崩されたものだったが。  そういえば何処かであったような気がしていた――っていう疑問氷解させながら。) 其方は変わりない・・・って筈も無いか。 大丈夫?(こっちとちがって一度くらいはトラブルを経験した風だ。 敵陣中ってこともあり、少し心配気味に。) [Mon 11 Sep 2006 00:23:19]
気配 >  ………… ( 休憩も終えて、再び城内探索に乗り出した途中。 壁向こうから響いた轟音に、咄嗟に距離を取って、痛む腕でメイスを抜きかけた、所で。 聞こえてきたのは、聞き覚えのある女性の声だったものだから、変な風に固まってしまうもの。 …土煙の先、通路の闇に半ば同化するような黒尽くめの矮躯は、一拍分の沈黙を挟んでから。 )  ……此方も、人が出て来るとは予想外でした…と言います。 …「 砦 」の後、ご壮健でしたか。 ( 砦―― 不死者の集ったあの場所で。屍竜と対峙した時に同席したモノの一人。 暗喩じみてぼやかすのは、一種符号じみた答えを期待するからか。 ) [Mon 11 Sep 2006 00:14:31]
トリス > ――さて、行きますか   っと。(作業→崩壊の音が間近で発生してたが為に、足音は聞き漏らした様子だ。 がらがらと鶴嘴引き摺って煙い中から出てくれば、互いを発見する事になるだろう。) 人が居たとは予想外だったわ。 ビックリさせてゴメンなさい?(其れで済む状況と相手かはわからぬが、此方の出現はホントに唐突だったろう。 先ずは一言謝って、相手の反応見ようと。) [Mon 11 Sep 2006 00:05:42]
気配 > ( もしくは、堅牢さを突き崩す轟音に紛れた足音。 …それは、彼女が壊した壁の先の方から響いたもの。 まだ冷め遣らぬかの土煙の先を警戒するような視線が、通路の先より。 ) [Sun 10 Sep 2006 23:58:32]
お知らせ > 気配さんが来ました。 『( 物音。 )』 [Sun 10 Sep 2006 23:57:01]
トリス > (ともあれ空けた先からも此方からも暫くは状況が掴めなかったりしたわけで、落ち着いたら向こうを確認しよう。 確か暫く廊下があって、その先に階段があって――エリシャたちが通った後は未探査気味だが、地図がまだ正しければ此処から玉座まで、何とか歩いて近付ける道がある筈。) ・・・変わってたとしても、後二回くらいは壊せそうだし・・・・。(余り壊すとアレな気もするが安普請でもないだろうし、悪魔どもへの挑発兼ね宣戦布告としても丁度よかろう と心の中で言い訳しとく。) [Sun 10 Sep 2006 23:51:05]
トリス > (やがて、がんごきばきがらぐしゃ――っ――と、酷い音を立てて一箇所が崩された。 濛々と上がる土煙の中には刀剣の代わりに巨大な鶴嘴もった騎士姿。残った壁跡を蹴り壊す。 悪魔が見たら逃げそうだ。) ・・・・・・私の前に 立ち塞がるものは 誰だってこうなる という事。  例え壁でも例外は 無いわ。(身の程を知りなさい、とか髪掻き上げて勝利のポーズびしり。 ちょっと息上がってるが。) [Sun 10 Sep 2006 23:45:53]
トリス > (がんッがんっがんッがんッがんッ。)・・・・・む。 (がんがんがんがんがんがんがんがんがんがんッ。←意外と苦戦してる。) [Sun 10 Sep 2006 23:39:51]
トリス > (頭上近くまで振り上げてから思い切り振り下ろせば、がん と硬い音とともに先端が突き刺さる。 手応え的に薄い石壁位なら何とかなってしまいそうな。)・・・案外スピーディに進めそうね。 これなら綱渡りさせられるよりはマシかしら。(重労働だが筋力は人並み以上にはある。 重い鶴嘴担ぎ直し、最初にぶち当てて罅入れた地点に、追撃を一発二発三発と叩き込む。騒音公害など定義されてない時代だ。 殴る度に嫌な音響かせつつ。  がんッ がんッがんッ。) [Sun 10 Sep 2006 23:37:52]
トリス > (――主に物理的な面から」  ・・・・誰かの迷言だったかもだがさておき。 上階への道を塞いでた壁が老朽化等によって大分脆くなってる物だと知った後、探し当てた城の倉庫から失敬してきたのは大ーきな鶴嘴。 多少錆びてはいるが、強度と重量の面ではしっかりした物だ。 破壊工作には腰に提げてる剣より遥かに効果的で――)  [Sun 10 Sep 2006 23:30:49]
お知らせ > トリスさんが入室されました。 『(「越えられない壁なら、壊せばいい。』 [Sun 10 Sep 2006 23:29:12]
お知らせ > サクリファイスさんが退室されました。 [Sun 10 Sep 2006 22:54:12]
サクリファイス > (そして一人の悪魔は噴水の淵から降りて、ふらふらと古城を巡回し始める。 強いものの・・・人間の血を求めて) [Sun 10 Sep 2006 22:54:03]
サクリファイス > それもいいかもしれないねぇ・・・面白そうだし。アハッ♪ 乗り込んでくるやつも強い奴らばかりだって、そんな話もあることだし。 (トン。 雨水の溜まった噴水の淵に乗り、両手を広げてバランスを取りつつ噴水の周りを歩く) 守備も大切だよねぇ? そっちのほうが楽しいよねぇ?アハッ♪ ハレルヤ! [Sun 10 Sep 2006 22:07:05]
サクリファイス > もう水の流れない水路の隣をチョコチョコと歩いて。) でも一人じゃ無理だよねぇ・・・仲間が必要だ。 頭が単純なやつのほうがいい、扱いやすいし役に立つ。ガーゴイル?オーガ?どれでも役に立つよねぇ・・・・とは言っても、もう城に残っているやつも少なくなってきてるけど (みんなもうヴェイトスに行ってしまったか・・・出遅れた悪魔は中庭の散歩を楽しむ。) それとも・・・・古城に乗り込んできたやつの始末をする?  [Sun 10 Sep 2006 21:57:16]
サクリファイス > ヴァイオレートも言っていた、ヴェイトスに行けって・・・・うん、僕だけ休んでるわけには行かないよねぇ もうヴェイトスの正門の攻撃は始まってる・・・っていうか順調に攻め進んでるって言うし。 (ポケットに手を突っ込んだまま、赤黒く染まる夜空を見上げる。自分の好きな色の空だ。 瘴気が段々と大気に満ちてきている、そのお陰で動きやすく過ごしやすく) [Sun 10 Sep 2006 21:52:19]
サクリファイス > みんな頑張っているみたいだねぇ・・・僕もそろそろ行かなきゃ (雑草さえも生えていない花壇、もともとは芝生だったのであろう場所に青年は一人。いまは面白いゲームが始まっている。 簡単にいえば人間狩り、その青年にとっては実に面白そうなゲームである。) 次々にみんなヴェイトスに行っているみたいだねぇ・・・僕もそろそろ行かないとねぇ。 [Sun 10 Sep 2006 21:48:04]
お知らせ > サクリファイスさんが来ました。 『(中庭のような場所で)』 [Sun 10 Sep 2006 21:43:54]
お知らせ > ルシアさんが帰りました。 『―――闇の中で何を感じた―――』 [Sun 10 Sep 2006 21:18:23]
ルシア > 馬鹿らしい、…感情だね 。 (私は違う、と言わんばかりに汚い言葉を吐き捨てていた。天使、堕天使、悪魔、の姿になる事が出来れば、どれがどれで真の姿なのか忘れてしまう。本当の自分でさえ見失ってしまえば唯の魔物になってしまうのは御免だったらしい。) 今は、進化をする事だけ… 考えていなくちゃ… (血に染められたように紅い双眸を伏せがちになってしまえば、感傷的になってしまい悔やんでいるのか何を思ったのか何処か濡れてしまっているような感じが残るだけ。そうして、擦る事も無いまま、再び玉座の後ろまで戻ろうと身体の向きを変える。) [Sun 10 Sep 2006 21:17:38]
ルシア > (最近、憤怒に対する言葉が増えている。それを自覚すればするほど変に覚えるような感覚もあり、珍妙な執着心を抱えている事もまた――) ――天使か、堕天使 なのかもね 。 (思い出せば思い出す程、兄上や妹君に対する醜い感情が湧き上がる一方的だった。何故に殺すのに躊躇ってしまったのか、躊躇わなければ此処の私が居なかったのかも知れない。それがまだ悪魔らしかぬ感情を抱えている気がして気味が悪くてしょうがなかった。自信を余計に忌々しく思えるようになっていき、下唇を微かに噛み締めながら扉の天井まで切なしそうに見上げていた。) 恩も忘れはしないが、―――如何すれば良いのだろう。 (魔王が居るならば、魔神が居たって可笑しくもない。その魔族の王とやら神に問い掛けるような言葉を零れて行きながら、未練たらしいのかその場から動く事でさえ出来ない。) [Sun 10 Sep 2006 21:05:14]
ルシア > ―――その前に、ヴァイオレート様 何処で何しているのだろうね (一番、気になった疑問を呟いた。別の場所で深い眠りに落ちているのか、旅にでも出てしまっているのか、如何しているのか気になって仕方ないらしく想像を膨らませていた。もやもやっとした変な疑問を抱えたまま首を傾げていながら誰にでもなく扉に話し掛けるようにして見せていた。その直後もじっと扉に刻まれていながら傷付いたような痕跡を興味持つように見眺め始めていた。) [Sun 10 Sep 2006 20:45:59]
ルシア > (王の間に取り付けられた装飾とやら、綺麗に修復をして置きたいと思ったのだけれど其処まで勝手にするのは良くない。若しかしたら、この状態が憤怒にとって好みなのかもしれないからだ。天井に首を傾けて見上げたまま、適当に歩き回り続けていて強張った肉体を無理矢理にでも動かして慣らそうとしていた。) あの聖女、最悪だな―― (ぴたりっと足元を止めながら、扉の方に見眺めてから、憤怒の為にある玉座の方にも見眺めて交差を繰り返していた。問題は、魔界の環境で生き残った魔族には信頼や仲間と言う意識が薄れているか無くなっている可能性が高い。それでは人間と同じように陣形を取り、集団で襲撃する事は最も困難な課題だと予想されている。) さて、如何したものか… …… 分身を作るとしても生贄が必要だし (膨大な魔力が持って行かれてしまい、まだ古城に居座らなければ成らなくなってしまう。分身とは、生きた魔族の肉体を侵入して作り返るようにするなど、様々な方法も有るのだけれど膨大過ぎる体力と魔力を支払わなければ成らない上に、動けるようになるまでには時間もかなり食う。) [Sun 10 Sep 2006 20:33:35]
ルシア > 後悔しても、遅い ――如何するべきか。 (古城に侵入者が居たとすれば己だけで対処出来るのか心配になる。不浄で充満し尽くした王の間に踏み込んだ者には少なからず悪影響が与える事は確かなのかも知れないと判断している。魔族に適した環境では、人間にとっては邪悪であり猛毒にも成り得る。王の間まで襲撃してくる恐れは無いとは言え、それを突き破る異端な人間が居るとすれば如何するのか。) ――― 、 力  、  力があれば、古城を作り変えられる、かな (壊した壁に侵入して、新しい物質を注ぎ込んだように修復をする応用を思い出す。それを古城そのものに侵入して道や罠などを創造し直せば良いのだろうけど、夢の中でも夢なのだろう。第一、其処まで侵入したり吸収して作り変えるとしたら命を無駄に散らせるだけだから却下である。悩んだように首を傾げていれば、王の間へ踏み込むとも言える扉の付近までうろうろしながら天井に見上げていた。落ち着きが無い様子らしい。) [Sun 10 Sep 2006 20:18:14]
ルシア > (其処には、白い魔族が居た。未だに動かない両腕は邪魔になってしまっている為に、胸を黒い布で多いようなスパッツみたいな物が伸びていた。胸辺り黒い布が両腕を拘束する様に縛り付けていてぶら下げてしまわない様にしていた。敢えて言えば腕を組んだまま、黒い布で拘束されていて動かないようにしている仕組みか。) ――― 、騒々しいな (幾つか質問を思い浮かべていた。昨夜、何が起きたのかは知らないけれど物音とやら気配がしたのは気のせいでもない。王の魔から出られないのは致命的に痛いのだけれど修復する事が何よりの最善でもあるのだからだ。少し顰めてしまった顔付きで呟いた。) ――ヴァイオレート様、の邪魔をしてしまったな。 (共に襲撃した出来事は忘れない。寧ろ忘れられない出来事だった、私を見捨てていれば門を崩壊する事でさえ出来たのかも知れない。その邪魔をしてしまった為に、更に憤怒の為に働かなければならない責任感がある。) [Sun 10 Sep 2006 20:03:48]
お知らせ > ルシアさんが入室されました。 『―――王の間にて、居座る魔族が此処に―――』 [Sun 10 Sep 2006 19:52:52]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 人目が消えたと知れば。漸く、痛そうなツラくらいは出来るのだから。 )』 [Sun 10 Sep 2006 12:00:02]
維言 > ( 後で手甲の方も洗浄しなくてはならない。後回しにすれば面倒が増えるだけと、理解はしているのだけれど。 退魔の血を悪戯に流すだけも、勿体無いと思ってしまうのは毎度の事。 そらされる意識か視線かを感じながらも、手を止めないのが実利主義のタチ悪さ。 )  ……つくづく、生き辛いタイプですね、古木の守り名。 ( 吸血の種に向かって投げるには、そもそもの括りこそが問題外。 流れ出たものを舐めとって、糧にも何もならぬ錆臭さに、べ、と舌を出し。 )  ……紅一つ。 それに力及ぶなら…… 嗚呼。面倒と言ってられないのが難儀。 ( 嘆くと言うよりは、ぐったりと力の抜けた呟きは、崩れ落ちた方に届いたかは知らぬ事。 )  ……… 後で、その辺りはまた。 ( 保体? 捩子巻きのカラクリの動力が切れたが如き、眠りへの陥り方に、薄く苦笑い。 …暫くはのたくたと傷の手当に費やして。 己も眠れる時には眠っておくか。 ) [Sun 10 Sep 2006 11:58:47]
お知らせ > アイシェさんが帰りました。 『( 殴られる夢を見たかはまた、別の話。※海岸参照※ )』 [Sun 10 Sep 2006 11:11:50]
アイシェ > ( ぱちり、金具の外れる音が聞こえた。 それが何だか、この位置この状態では見えずとも。 漂う赫い気配には、夜魔殺しの毒を感じ取れず ただ漠然と傷んだ身がもぞりと訴える、良からぬ渇望を後付けの忌避で塗り潰して。 いっそその気配から意識そのものを逸らす為に目を閉じた。 ) ――…意味が無いと、だめ。 与えなければ、はじめから意味など無いのと変わらないから――…   ( 少しずつ言葉が途切れ、上体が傾いで ) …  「黒」が動かぬならば、 穴熊を無理に起こさず とも 。 「紅」ひとつに照準を絞る  手も ――…     ( それも無茶苦茶な提案。 「黒」が動かないからと云って、放置できるかと言えばまた別の問題で。 回らない頭、浮かばない言葉。 最後に聞いたのは がらん 、重い手甲の投げ出された音。 ) ………何が って   、  ( ずるり ごん。 保体の勉強からやり直し、致命的な問いを繰り返す一歩手前で、傾いだ上体がとうとう椅子と御対面。 細くはあれど、死人にあるまじき呼吸音は、そこまでは届かないけれど。 ) [Sun 10 Sep 2006 11:10:42]
維言 > ( 打ち壊されていないのは、単に忘れ去られて等しいが故か。 …祭壇への供物ならぬ、むしろ弔いの棺に見立てるが道理か。 置かれた遺品に視線を投げたのは、刹那事。 )  …あたらないだけ、マシとも言いますか。 思う事に一々意味合いを求めては、思わぬ所で陥穽に落ちる可能性だけは言います。 ( むしろ理屈の部類ではあろうけれど。 無意味と断じられたとて、其処に今更怯むタマでも無し。 …ともあれ。今の。もしくは先の話に至るが先か。 壁際に身を預けて、指先が緩慢に手甲の留め金を外していく。 乾いたものとは別に、まだ細く滴る赤い色。 ) …片方が行かないだけでも、僥倖の内でしょう。黒が動きたがらないのならば、恐らく黒はもう一つの居城なりか。 ……少しは明るい話題も、向こうには必要でしょうと言います。  …何がってナニですが。大して無いのは胸。 ( …明るいのかは分からないけれど。 は、と短く嘆息するのと同じ唇が、淡々と説明なぞしやがる始末。 それこそ保体の教科書でもなぞるみたいに、結構ぶっちゃけた事まで口にするので注意するといい。※手遅れ※  …ともあれ。先の目安も決まったか。 ずるり、壁際に座り込んで、血に染まった手甲を傍らに投げ出す。 )  言われずとも。 …本当は、交代で見張るなりがベストではありましょうけど。 ( 昼間の自分は暫くは起きていようと構わないが。 腕の消毒なり手当てに暫くは努めるが故。 ―― 探索の再開は少し先。 ) [Sun 10 Sep 2006 10:56:05]
アイシェ > ( 廃墟の中には傷みきって尚原型を留めた神像が、むしろ神々しいように。 傾いだ長椅子に遺品≠そろりと置いて、その後列に半ば放り出すよう身を投げて。 ) 毒が毒を疎んじてどうするって話にもなりましょうがね。 ――…だからこれも勘違いなんだ。 ( それは終わらない、繋がった表裏の環と同じ。 善悪を突き詰めれば全てはそこに還るのだから、ともすれば全ては無意味だと言い切りそうになる口に鍵を掛けて、代わりの言葉を押し出した。 ) …「紅」と「黒」が必ずしも共同して居ない、つまり――…この際「黒」は市街襲撃には現れない可能性が高い。 それは少しでもくだんの御方の心労を和らげるだろうか、…それを免罪符に。 やれる事は全部やっておかなければ、自身の傷を舐める訳にもいきますまい――…   って、何がついてなくて何が大してないんですか。 ( 問うツラはいっそ大真面目。 何せ男が女がと口にする割には、その意味も知識も甚だ怪しいものだから。 この際へち殴って落とすと宜しい。 早ければ今宵にでも、魔城の上層を目指すと決まったならば、首肯の意を込め深く頷いて ) …そうと決まれば、貴女も少し体を休めておくとよろしいかと申し上げます。 そうでなければ身が保たない――… ( ぎしぎしと軋む背凭れに体重かけて。 こんなモノでも夜魔の眷属、日付が変わる頃にはもっさり起き出す――筈。 ) [Sun 10 Sep 2006 10:32:58]
維言 >  …まるで、もう、毒は沢山だとでも言うような言い方をする事。 独善の独り善がりは、それこそ蹴飛ばしてやりたくなるのは確かだと言いますが。 ( 苦いというよりは諦観で。諦観よりは、何処か遠く、過ぎ去ってしまった何時かを語るような語調に、軽く視線が細まるが。それこそ、追求する事でもないんだろう。その癖口には出したけれど。 半分かそれ以下でしか無いものを見出されているとは知らず。 屋根のある場所に入り込むのは、やはり安堵する。陽光の所為か、赤色の所為かは知らずとも。 )  大雑把にそういう効果があるものを、そう呼んでいるだけですけれど。 ……何ぞ、術を存じている可能性は。 ( 梟。下手に飛び回られて落とされていたら、洒落にならない所。危険回避力に長けたものを褒めてしまうのは、立場的には微妙なのだけれど。 …何か、こけた反応に、訝しげに。 ) 別に私の性別なんかどうでもいいじゃないですか。幸い、ついてはおりませんけれど、上も大してありません。気にしなければそれまでです。 姫抱き句しろとはいいませんから、抱えるなり担ぐなり。 …面倒臭いじゃないですか、ロープ登攀。 ( 既に実行なさっている組があるとは知らないから、正々堂々と。 ロープでも、今一つの手法でも。 …ともあれ。次は上を目指す事は決まったか。 ) [Sun 10 Sep 2006 10:18:32]
アイシェ > …そうして最後はひとりだけで閉じて、終わるんだ。 それでもね、独善に走って暴走して、結果何も生み出せないどころか 周囲に毒を撒き散らすよりは「なんぼか」マシだと思うんだ。 ( 自己を他者と扱えるのなら、その極小の世界に最早他人は必要ないのだから。 黒衣の肩が揺れるさまはどう見ても笑うひとの姿で、澄み渡りきれない薄赤の虚空を恨めしげに軽く睨んで――そろそろ廃教会の入り口。 ) …浄化術。 系統立てて、そんな術があるんだ――…しかも、専門。 これは御伺いを立ててみる べき ――…かな。 彼女自身はひとりしか居ないのだから、おいでいただくのは無理としても…その為の梟ではあるのだし。 ( そう云えば異形の忠臣の出現と同時に目敏くどこぞに逃げていたらしい梟の、思念は確かに届いている。 放り出した処刑鎌も既に収納(?)済み。 「じゃあロープを」と言いかけて、続く言葉にがくんと首を傾け ) …あのね女の子がですね、そうそうこんな申し出に乗っちゃだめです。 もーちょっと危機意識を持って戴けませんか、腐ってもこっち、男で化け物 なんですから。 …どちらにしても、少し――…血が止まるまで、待って下さい。 途中墜落とか洒落にならない…  ( 外れかけた扉に手を掛けて。 ロープを掛けるのならば、今宵日付が変わる頃にはそれは為されているのだろう。 いまひとつの手段を取るなら? ――…待ち合わせでも。 その場合はまだ少々、腕の動きが芳しくないかも知れないけれど。 ) [Sun 10 Sep 2006 10:01:39]
維言 > ( 射し込む陽光も、瘴気のフィルタを通して何処か、赤い。 上がった雨に比べれば少量でも、見えてしまう塵の形に、げそりと溜息吐き出して。 ) …それを天と語るか、奈落と知るかの違いとも。…戯言ですけれど。 そういう方ばかりですと、私も楽なんですけれど。 ( おまんまの食い上げにはなりそうですが。 ヒトの社会に紛れるならば、深淵ならぬヒトの眼こそが、見張り手か。 謎の数字を連ねた意味が通じたらしきと知れば、くつくつと肩を揺らす辺りタチが宜しくない。 )  …状況によりますと言います。 浄化術の心得は無くは無いですが。 ……意見を募ってみたい所。 ( 反意は無い。リスクとメリットの天秤を思考で揺らして、保留といった所。 ) …ロープはありますよ。その辺りのグッズはエリシャ嬢から必須と。 ( 地図の購入時に。その辺りくらいは経費分で落としたいとか、ぶつぶつ呟くのはともかく。 )  ……じゃあそれで。 ( 抱えろとかさっくり言った。 )  あの方が市街に出張ってくる事は無いでしょうと言いますが。尤も、ああ見えて術の錬度は私とは比べ物にはならないでしょう。恐らく向こうの方が、そういう意味では専門ですから。  [Sun 10 Sep 2006 09:46:15]
アイシェ > …どうしてもと仰るのなら。 貴女ひとりくらいでしたら、抱えて「上がる」事も不可能じゃあないですけど。 ( ぼそ。 流石にそれはどうかと思ったから、本当に本当の付け足し程度。 打ち消すように ) ――…サンクトゥス嬢がこの場に居られたらの話、彼女がいかな奇蹟を御身に宿したものか、私は知りませんけれど。 …それならどうだったろうな。 ( それは殆ど独り言、「たら」と「れば」の仮定の域。 ) [Sun 10 Sep 2006 09:21:31]
アイシェ > ( そうこうするうち、陰陽札を壁に貼られた朽ちかけの教会が見えて来る。 厚い雲の間から斜状に注ぐ淡い光に目を細めて ) 証明は出来ずとも、意識し続ける事を怠っちゃいけないと思うんだ。 汝注意せよ、何かを為す時常に誰かがその行いを視ている――…と。 ( 平たく言えば自己客観視の意思、もしくは深淵になぞらえられる例えの一。 指折り数えようにも両手は塞がっているから、口の中でぶつぶつと順を追って、埃塗れの羽織の肩がへっしょり落ちた。 ) ――…貴女ほどの秘儀の使い手が数人居ないと無理ですか、それは残念。 ただ、それくらいしないと 多分――…事態は動かない、そんな気がする。 ( 曖昧にぼやかしての返答は、恐らく遠回しの反対の意なんだと思ったから、それ以上の追求は避け ) …さっきのを御覧になったでしょう、鎌は煉瓦を貫く為のものじゃないです。 相応のロープを下されば? 上層に上って足場を作る事ならできますけれど。 ( そもそも外部城壁から城内へと侵入を果たしたモノはそう言って。 ロープ一本命綱無しの垂直外壁クライミングってどうなんですか。 ) [Sun 10 Sep 2006 09:17:21]
維言 > ( 陽光一つでどうにかなる身では無い身であれば、差し込む光に感慨めいたものも覚えられるか。 …ひとまず、生き延びたと言えば。余りに散漫ではあれど。 ) ……それ以外のものなど、存在証明しろと言われても無理だと言います。行動する偽善者の方がマシと言うのかもしれませんけれど。 ……Lの次でNの手前ですよ。 自爆よりは自縛でしょう。13番目だけで不満ならば、19番目を先につけてセットにすると言います。この一人19&13。 ( 聞かぬとの意思表示に向ける追い討ちが、何かと酷い。これが本当の死者に鞭打つ行為だとか。戯言にも程がある。 …暴言なり軽口も、気を紛らわす標にはなってくれる。 …先に出された提案に、思考を巡らせる合間には。 )  ……黒の配下相手にも、この様です。我ながらどうにもならない事。  ……爆薬は無理でも、天井ぶち破れませんか、古木の守り名。 一々昇るの面倒とか言いたいです。 ( 来た道を戻る途中に口にしたのは、問いかけよりは暴論。 ) [Sun 10 Sep 2006 09:05:07]
アイシェ > ( 堅牢なれど住む者の絶えて久しい城内に、僅かな隙間からでも光は届く。 陽光は克服した身ではあるけれど、夜を徹しての戦闘に傷んだ体はどうにも重い。 ) これもきっと、自己満足。 見方を変えればただの勘違いなんだと思う。 ――…何ですかその自縛属性って――――いや、やっぱり良い。 答えは不要です。 むしろ聞こえない聞こえないー。 ( 13番目の文字は出島でも数えていたのだから、聞かじと頭を左右に振って、…はたりと止まる。 ) だめかな。 …もっとも、先の言葉もある。 玉座を開けたら「紅」が堂々陣取って居られる可能性もゼロじゃないし、式の途中でやって来るかも知れない。 だから我々ふたりじゃあ無理、危険すぎると思うんだ。 ( 口調に僅か、真剣味を加えて。 改めて ) …だめかな。 ( エントランスを潜れば、廃教会は目と鼻の先。 そちらには何か問いの類はないのだろうか、黙り込んで。 ) [Sun 10 Sep 2006 08:51:32]
維言 > ( 真夜中の空と大地を染め続けた雨も、気付けば上がって。雲は深けれど朝の時刻。 陽光を苦にせずとも、吸血の種には辛い時刻と推察。 )  …変にカンチガイしたモノよりは、その自戒は好ましいとは言いますが。 この自縛属性ナンバー13。 ( 傷付いた腕で亡骸を抱え上げる姿に、零したものは嘆息と。何処か諦観に似た呟き。内容が暴言風味なのは恐らく仕様。 …細腕の具合で言えば、人の事は言えるかといった所だろうけれど。 のそのそと緩慢にメイスと鎖を仕舞いこんでしまえば、常と変わらぬ黒尽くめ。 …眺める視線に、ちらりと一瞥向けて。 )  …参りましょうと言います。 ( のっそりと背筋を伸ばし、一度中断された提案の中身を聞く合間に。 ぽかん、と唇が薄く開かれて。 )  ……おとなしそうな顔して、中々凄い事を考えると言います、古木の守り名。 ( くつ、と肩が揺れた。 ) [Sun 10 Sep 2006 08:41:04]
アイシェ > ( 交戦と2度言う辺り、こちらも何かと草臥れ気味か。 ) …それでもだよ。 やっぱり私が祈るのは、全てに於いて間違ってるから。 運ぶのは私が――  と。 ( 手甲と具足のひと揃いを拾い上げ、纏めて抱えてその上に頭蓋を。 ――…盾と鎌は改めての回収の予定。 表情には御出しにならないけれど、具足の一撃を受けるには余りに細い腕だと思ったから、その衝撃を鑑みて。 血肉と埃の散った廃城の中、唯一清浄に淡く輝く金色を、愛しいものと扱うような仕草を眺めて ) …では、教会跡地までの僅かな時間、今少しだけ御付き合いを。 ――先程いっそ玉座の間を荒らそうかと進言したけど、…後ひとり ふたりから、同意を得られたならの話。 ( 言葉を切って ) 効果の程はさておき、…パプテスの秘儀を以って、浄化の儀をぶちかましてやれはしないかと思いまして――…幸い退魔師殿はここに居られるのだし、? [Sun 10 Sep 2006 08:30:08]
維言 > ( 主の哀れみなど、忠誠の魔が必要とするか分からないが。それでも、己に出来る唯一の形なれば、送り歌はささやかに。 …死するを定められたものとしても、その具現の形を響きに変えれば。それこそが、送りの言に相応しいか。 粛々と頭を垂れて―― 上げた時には、敬虔を置き去りにした、いつものツラだ。 )  私はそういうモノですから。其処に関しての礼はいりません。 …私の方も、助けられたと言います。 ( 指を一度握る。 …骨への衝撃と、裂けた肉の処置。指はかろうじて動くが痛いこと痛いこと。 深く、肺から空気を追い出して感覚をやり過ごし。 )  …運搬の手伝いは難しいですが、止めません。弔いならば望む所。 ( のそりと身体を曲げて、メイスと鎖を拾い上げる。 …途中、足蹴にしてしまったが。金の鎖に息遣いを隠すよう、唇を寄せて。 …余程、この方が祈りに近いだなんてのは、戯言。 ) [Sun 10 Sep 2006 08:18:40]
アイシェ > ――…御休みなさい、 la Mort (  the death  ) 。( …多分、そんな意味だと思った。 それが主たる魔性の戯れであったとしても、名前はそれでも名前だから。 ――…誰が酷い名だなどと言えるだろう。 頭を垂れて、粛々と謳われる祈りの句を聞き届け ) …  有難う、私の代わりに祈ってくれて。 ( 偽善と欺瞞を形にしてしまわずに済んだのは、彼女のおかげだと思うから。 手甲の赫に気がついて、再度大きく目を逸らし ) ――…この亡骸と、あの鎧と。 古城の外、廃教会に置いても構わないだろうか――我々がヴェイトスに戻る時、一緒に持ち帰れれば。 そう思うんです。 私も今日は、――…今晩は、腕も使い物にならないから。 ついでにそこで一泊しようかと――…   貴女は? ( 交戦前、途切れた会話の続きもある。 今の交戦で精根尽きたならば、例によって紙片が継ぎ足されるのだろうけど。 )  [Sun 10 Sep 2006 08:01:58]
維言 > ( 挙動を止められれば、膝を着いて立ち掛けた所で一度止まるが。 膝立ちの姿勢の侭で、今となっては唯一動く―― 言葉を紡ぐ頭蓋を持ち帰る白い手を待つ。 …掠れ行く声は、効き辛くはあるが。それでも、内容を違えぬように。 )  ……本来、私のようなモノがみだりに名を呼ぶものじゃありませんけれど。 …貴方の最後は、確かに見届けた。故に、私は私の方法で送りましょう。 ( 血の通った肉は沈黙し。剥き出しの頭蓋も、血泡すら零さなくなった頃。 漸く、のそりと立ち上がって。 ) ―― Kyrie eleison. ( 血塗れの手甲が十字を切った。 天の骸、魔の魂。 最後にだけは等しく訪れる終わりを送る為に。 ) [Sun 10 Sep 2006 07:53:16]
お知らせ > 『 異形の影 』さんが帰りました。 『 その言葉を最後、天使は物言わぬ肉塊へ朽ち果て。 』 [Sun 10 Sep 2006 07:41:33]
『 異形の影 』 >  紅蓮は・・・数日前、襲撃に加わっていた一人の堕天使を抱え――――古城へと戻って来た。 (青年に抱えられた儘、嗄れた老婆の声は、掠れ刻一刻と時と共に掠れていく。 だがこの言葉が示すのはヴェイオレートが古城に戻った事を示しているだろう) その後は紅蓮の姿は誰も見ていない・・・。 知っているのは・・・ここまでだ客人。(喋る度に、口内より血の泡を滴らせ。) 『 モルト 』、主は・・・そう呼ばれ――――。 [Sun 10 Sep 2006 07:40:33]
アイシェ > ( ――…こんなのは、ただの偽善で欺瞞。 聖職者の御前で悪魔の救済を祈る血の魔など、何処の誰が許す茶番? 刺さったままの手甲を引き抜く刹那、堪えたものは身の痛みではなく別のもの。 …罪悪感などと呼ぶには、おこがましいにも程がある。 ) …なら、私は平気… です。 死人が肉の痛みに泣くなど、望んだって出来やしない。 貴女はそのまま座ってて――… 少しでも、休んで。 ( 互いに流れる赫から目を逸らしたまま、擦れ違いざま。 散らばる手甲の隣に抜き取った番を置いて、壁際まで歩を進め。 両手で今にも砕けそうな頭蓋をそっと拾い上げ ) ――… 。 ( 退魔師殿のところまで戻り、敵なれど命を任に捧げた者の言葉を聞こうと、ただ待った ) [Sun 10 Sep 2006 07:26:57]
維言 >  …その言葉、は。その侭返しますよ… ええ。 ( べったりと尻餅を着いて、肩で息をする様は情けなくはあるが。今更になって、脂汗が伝う。 …否。これは単純に、痛いだけだ。 駆け寄る姿の方とて、万端とは言えまい。斬られた傷も穿たれた痕も鮮明に、血を流すのだから。 その赤色から目を逸らすようにして、壁際まで飛ばされたものへと視線を向ける。 )  ……拝聴致しましょう。 もう一つ欲をかくならば、奇矯な方の為に名を頂ければ幸いですが。 ( 此処に至って漸く、へたり込んでいた身体を起こす。両手はだらりと垂らした侭、手甲の指先から血も滴り落ちようが。 …皹入る頭蓋に、視線を注ぐ。 ) [Sun 10 Sep 2006 07:18:12]
『 異形の影 』 > (胸を裂かれ鮮血を撒き散らしながら二、三度、床に跳ね。 壁にぶつかると漸く止まった。) ・・・先に進むであろう客人達よ。 (胸から鎌を生やし床に血溜まりを広げながら、異形の声が髑髏の奧より響く。) 悪魔などに名を聞く客人に一つだけ「紅蓮」に対する情報を・・・やろう。 (剥き出しの歯は衝撃で折れ、頭蓋にも罅が走り。) [Sun 10 Sep 2006 07:08:10]
アイシェ > ( 傷んだ左腕にさしたる力はない。 もし胴体 背までがあの甲冑で覆われていたら、届かなかったかも知れない一撃――爆ぜる肉と臓物が酷くゆっくりと目に映った。 投擲体勢のままふらりと着地する際、一度かくりと膝が折れて。 へたり込むまいと逆の足を前に出し、それで漸く無様に泳ぐよう、退魔師の元へと駆け寄って ) ――――…っ、 だいじょぶ、です  か…! ( 退魔師殿としては悲鳴のつもりならずとも、その声は耳に痛くて。 平静を欠いた問いを投げかけながら、力を失い床に転がる手甲 具足を見下ろした。 ――今更になってこの忠臣がいかにして産まれたものやら、血色に己のものならぬ痛みを僅か浮かべて見下ろしながら。 ) 名前があるなら、…聞いておけば良かった。 そうでなければ、貴方の死後の救済すら――…祈れない。 [Sun 10 Sep 2006 06:52:50]
維言 > ぐっ、ぁ ぁ、アァァァ!!! ( 鋼を通してぶつかる鋼の衝撃。具足に肉を穿たれるのは防げれど、勢いのついた衝撃を受け止める負荷は腕に掛かる。最大限、衝撃を和らげんと身体を低く落としてはいくも、手甲の内が軋み悲鳴を上げる激痛に耐えんと上げる雄叫び。顔が苦悶に歪むが。 ―― それでも、一つ。異形に誤算があったとすれば。矮躯の小娘にしか見えぬコレもまた、ヒトでは無かったという事か。 その衝撃に対抗して崩れ落ちず、数秒を食い止める程度には。 ) …そう、させて頂くと……言い、ます…ッ どちらの事かはわかりませんが、どちらであろうとも…… ( 軋む腕。直接の衝撃は無くとも、裂ける肉。骨格が衝撃に耐え切れなくなる、ほんの一瞬前。暴き出した魔性を貫く、死神の刃を見た。 同時、腕に掛かる負荷が消え、反動で己も尻餅を着く。 ―― ガラン。 重い音は、具足と手甲の落ちた音か。気付けば、足蹴にしていた鎌も、動きを止めていた様子。 ) [Sun 10 Sep 2006 06:45:35]
『 異形の影 』 > (頭部を庇うように翳された両腕に、異形の片足が突き刺さる。 鋼鉄の装甲にて防げるのは裂傷なのど疵のみ―――落下速度に重力が加わった一撃は内部へと浸透し破壊をもたらすだろうか。 一方此方は血肉のない鉄の塊衝撃の痛みなどは無い。) 使いを頼む位ならば自らの脚で赴くが善いッ! (小柄な少女には耐えうる能力は無いと見て髑髏は嗄れた笑いを漏らす。 だが、少女の行動は異形の動きを止める事に成功していた。 鉄塊が少女の腕を踏み砕く直前、背後より吸血種の放った鎌がその名の通り異形に「死の制裁」を加える。 装甲に覆われていない剥き出しのドレスを破り刃は正確に胸の魔を刈り取られるだろう。 かつて天使であった者は肉塊と腸を飛び散らし大広間の床へと吹き飛ばされ。 残った腕も、脚も力を失い床へと落ちる。 決着であった。) [Sun 10 Sep 2006 06:32:24]
アイシェ > ( 重い衝撃が腕に伝わる。 肘から先に電流を流されたような痺れが走り、長く尾を引いた。 大盾こそ跳ね上げても、それを持っていた手甲の勢いは止まらずそのまま残ったか。 不完全なパリィングは右下から左上へ、そのままの姿勢の左肩へと――最初からそちらこそが真の狙いだったよう、貫手の形した指先は易々と喰い込んで ) …………っ、く   は …ッ   ( 貫く勢いは死に切らず、仰向けに斜面を落ちかけながら、出掛かる声を噛み殺し。 痛苦の呻きの代わりとして ) 「紅」じゃない、  …「黒」に対して、貴方の王に  言って  居る っ…! ( 鴉の王を待たずして城を抜け出したのはこちらなのだから、本来は筋違いなのだろう。 仮に己が人ならば、此の侭崩れた体勢のまま、為す術もなく落ちるのみ。 ――が、この身はさにあらず、段差から10pの先、僅かな空間を蹴りつけ*ウ理矢理身を反転させて ) ――――Gehen!! ( かく在れかし=\―聖句の叫びに重ねるは、魔属が魔属に化す命令。 身を捻った勢いも加え、手にした鎌を投げつけん! 退魔師と異形が対峙するなら背後より、意趣返しさながらの処刑鎌――従魔の一撃、彼女が示した弱点へと背骨を砕きて届けとばかり! ) [Sun 10 Sep 2006 06:13:15]
維言 >  …ならば、生きて通せと言います。 黒の主に伝える気は、ありませんか。 ……残念だ。 ( ぎり、と金色の鎖が張り詰めて、鎌の動きを縛らんとする。鎖に込められた魔封じが威力を発揮してくれれば、多少は弱める事も出来るか。銀糸の聖女の面影が脳裏に過ぎったかは、余人の知る所では無けれど。 …何にせよ。天の殻に封じられた魔性は、メッセンジャーとして退いて下さる気は無さそうか。 )  胸元を狙え、AlteEiche古木の守り名!! ( それは、古き樫の木を意味する事。聖属使いの生業と重ねれば、退魔の語句にも思えようが、その実、只の呼びかけに過ぎぬ。 この眼と唇が暴いた箇所を声高に叫ぶと、重力までも味方につけた跳躍を、ぎ、と睨み。 ) かくあれかしと、在るべきを!! ( 認定聖句、聖性の殻を魔性と認定するそれは、使い道が変わればいっそ呪いに近いか。 ガンッ! 暴れる鎌の刃の継ぎ目を、鎖ごと靴底で踏み躙れたならば。肘まで金属甲に覆われた両腕でもって、具足の一撃受け止める覚悟。 ) [Sun 10 Sep 2006 05:59:13]
『 異形の影 』 >  生きて通り紅蓮に伝えるのだなその言葉。 (じゃらり、と魔を封じる鉄鎖が跳ねる鎌へと巻き付く。 盾の方は手甲ごと打ち出したが鎌の方には手甲は無し。封魔の鎖に絡み取られ跳ねる鎌が鎖の中で暴れる、手に込めた力を緩めれば直ぐにでも逃げだしそうな程に。) その言葉生きて通れたなら紅蓮に伝えるが善い。 (魔を認定する聖句が、天使の骸の内にある魔を浮かぶ上がらせる。 血に汚れたドレスの胸元に黒い染みのようなモヤが浮かぶ。 だが、効果はそれだけ。 頭上より飛来した異形、鉄の具足が少女の頭を踏み潰さんと迫る。) ( 鎌の柄に叩き上げられ大盾は、上へと軌道を逸らし吸血種を避けて天井へと突き刺さるだろう。 だが、打ち上げた姿勢の吸血種へ手甲が大盾の影より飛来する。 貫の形に揃えられた手甲の指先が肩口を狙って。 ) [Sun 10 Sep 2006 05:35:50]
アイシェ > ( 片腕を提げられたまま → 正:片腕は提げられたまま ) [Sun 10 Sep 2006 05:21:14]
アイシェ > ( 一合に続き、がらりと重いものが落ちる音。 落ちた鎌を打ち据える音も響くか否か、背後の出来事を知るよしも無い。 ) 直接会って聞けと、――…何時までも勿体をつける手合いは好かない…! ( 駆けるは平地ならぬ階、更に片腕を提げられたまま。 全力とはままならず、――眼前に打ち出された盾に大して咄嗟、背後の彼女がそうしたよう、軌道を逸らす為に跳ね上げる大鎌の柄は間に合うか。 ――成否に関わらず、軽々と此方を飛び越えた本体≠追う術は無い。 耳に身に細胞の一粒までに、馴染まぬ照魔の言葉に新たに血を滲ませ。 ) [Sun 10 Sep 2006 05:13:58]
維言 > ( 硬質と硬質のぶつかり合う音が、耳障りに響く。 メイスを握る手に返る衝撃も冷めやらずとも、鎌が床に叩きつけられる刹那を狙うよう、もう片方の手が握っていた鎖を振るう。 聖教会の聖女から賜った、魔を封じる力を持つという鎖。遠隔の力を断てるかは分からずとも、まずは動きを一つ封じんと。鎌握る手の方に絡ませんとして。 ) …フラれた女に縋るのは、マナー違反だと言います。 そんなモノに手を貸しては、名折れでしょう、に―― ( 階段でのやり取りは、正直死角。 飛来する影に咄嗟、振り返りはするが。 影を見据えて咄嗟に飛び出す言葉は先んずれど、メイスの構えは万端とは行かぬとあらば。 ) 『魔属認定』 かくあれかしと在るべきを!! ( 天使の殻を被るモノにどれだけ通じるかは分からないが。 その内在の魔を識別し、認定する句を叫ぶ。 外皮では無く、内。魔に属するソレへの道を切り開くように。 ) [Sun 10 Sep 2006 05:05:27]
『 異形の影 』 > (叩き付けられる鎚に硬質な音と供に火花が散る、少女の胴体が寸断される未来は避けられた。 鎌は床へと叩き付けられ跳ねる。) 紅蓮は執着をしているだけだろう高貴にして卑猥なるヴェイトスという名の娼婦にな。 (階段を駆け上がる吸血鬼に向かい、盾を構えた腕を突き出す。 と、同時にラージシールドが真正面から吸血鬼の胸辺りへと手甲ごと打ち出されるだろう。 吸血鬼が全力で駈け上がって来ているなら両者の速度も合わせかなりの衝撃となるだろう。) 「紅蓮」の命だとしか聞き及んではおらぬが、来客を迎えたのは主の意思。 (打ち出した刹那、異形は床を蹴り吸血種を飛び越え少女の元へと飛ばんと。大きく山形に跳躍せん) [Sun 10 Sep 2006 04:49:27]
お知らせ > 『 異形の影 』さんが入室されました。 『 闇夜に散る火花 』 [Sun 10 Sep 2006 04:34:57]
アイシェ > ( 左腕を垂れたまま、その爪先より滴の伝うまま。 元の黒と埃の白の斑が大鎌片手に立ち上がり ) 他者を敬う目は持たずとも、主に仕える忠義を抱くか、烏羽玉の王の忠臣殿。 …貴方の王が「紅」に沿うて門を保つも、私を留めたも――気紛れだと仰るか。 ( 鎌携えし髑髏の忠臣がそこまで知らないのだとしても、問わずに居れなかった事。 返事の有無は待たず、背後で金属同士の合を聞き ) ――…維言嬢、先に――   詰める、…! ( 投じた鎌の行方を耳で追うに、遠隔操作ができるのだろう。 ならばあの「手足」も。 とは云え何れにせよ、こちらには接近するより手立てはないのだから。 振り返らず、退魔師殿には見えないのを良い事に。 犬歯を ぎり と噛み締めて――彼我を分かつ階段を駆け上がらん。 ) [Sun 10 Sep 2006 04:32:35]
維言 >  …答えはまた後程と言います。  なるほど―― 首魁は紅か。 なれば、黒には理由があるまいて――? ( 聖属に包まれた魔属。 面倒臭いと語散るのは、例え皮一枚とはいえ、聖の体裁を保つならば、純粋な聖属の光は其方に弾かれるとの目算から。 吸血種から散る緋色に、視線が向いたのは。 いっそ、それこそが本能だとでも言わんばかりの。その刹那が吉と出たか凶と出たかは、この先ぞ。  中空を舞う凶器の軌道が見えたは、位置位相は斜めにズレていたが故。風斬りの気配一つで九十度振り返り、その勢いの侭に上から鎌の刃へと叩き付けんとするのは、メイスの先端。 勢いなり軌道を逸らせれば、幸いとばかりの一打。 ) [Sun 10 Sep 2006 04:21:08]
『 異形の影 』 >  人間共も王と称される人物同士互いに讃え合っているのか傍らの少女にでも聞いてみるがいい。 ましてや悪魔が手を取り合うなどと――。 (仕えるべき主君はただ一人。 天使の皮を被った異形には他人を敬う概念自体が存在せず。) 成る程、貴様が『客人』であったか。 ならば是非に及ばす。 ( 異形は其の場より動かず。 死神の鎌は吸血種の肉片を削り取っただけに終わる。 血飛沫が舞い、少女の傍らを通過していく鎌。だが、通り抜けた鎌は起動を変え今度は金色の鎚を構える少女の背後より、横一線に胴体目掛け襲い掛かる。) [Sun 10 Sep 2006 04:05:45]
アイシェ > ( 階段の上の異形が、鴉の王の居城にて出会った存在と同様とは知れねど。 ――…さて、言葉より窺い知れる、罪魔同士の癒着の薄さをどう受け取ったものか。 ) …そして何れかが窮地に陥れども互いを庇い合わぬと云う証か。 …仮にも主と並び立つ存在を手酷く扱うもの、  ――――ッ! ( 空を切り飛来する双刃の鎌、反射的に体が右に飛んでいた。 羽織の布地ごと左腕が切り裂かれ、刹那鮮紅の飛沫が散る。 ――退魔師殿とは縦横の軸をずらしている、己が避けても彼女には当たらないと信じたい。 埃だらけの床を転がり、上体だけを辛うじて起こし ) 今主殿と念話は可能か、名も知らぬ御方――もし伝わらば、ルキウスが遺憾に思うと言っていた と! ――…来い、果たされざる贖罪の名 ――…!  ( 右腕に憑いたモノが実体化を始める。 体勢を立て直すのも、それ≠ェ本来の形を成すのも次ターン。 ) [Sun 10 Sep 2006 03:51:47]
維言 >  …仕方ないでしょう。其方が一応、先約なんですから。 ( 面倒事を押し付けていると取られたならば、否定はしない。事実と然程食い違ってもいないのだし。 マントの中で握るメイスの柄はその侭、傍らからのやり取りを聞きながらも、視線を階上から外しはしない。 何ぞ動けば、直ぐに飛び出せるように。 )  …淫売とは、仮にも魔王とも名乗る方に向かって、手厳しい事。  ならば、黒の主は悠然と動かぬが道理ですか。…それもまた、是。 ( 佇む位相は、先に言を述べた吸血種が右斜め前付近か。 ぞろり、とマントから突き出した両手に握られているのは、メイスと金色に光る鎖。 ) [Sun 10 Sep 2006 03:43:18]
『 異形の影 』 > (霊媒の視線で見るならば、既に肉体には天の御遣いはおらず。天使の皮の中に魔に属する魂が封じられている事まで解るだろう。漆黒の鴉に弄ばれた天使の末路。) 如何にも、紅蓮の魔王など主が気紛れに力を貸してるに過ぎぬ。 (異形の言葉は必ずしも悪魔同士は共闘関係ではないと示唆しているだろう。嘲笑するような笑いが髑髏より漏れ。 手にした鎌が顎が開くように刃が水平に。) 此処にいる紅蓮の魔王にでも頼むのだな。 全てはあの淫売めの気紛れよ。 (鎌を振りかぶる、狙いは少女を守るようにして立つ青年。 闇の中、血を求めるよう鎌が青年の身体を横一文字に寸断せんと飛来せん。) [Sun 10 Sep 2006 03:20:33]
アイシェ > ( 異形の詳細、とりわけ柔らかなドレスを染める赤茶けた色に目を細め。 手甲に具足、そして盾。 女性が無理矢理重騎士の真似事をさせられたような、奇妙な統一性の無さ。 …だが、今は。 それよりも――  ) 言葉が通じるのは重畳、でも――…私は交渉は苦手です。 決裂の可能性には充分に備えてください。 ( ぼそりと経句めいて告げた後、続いて幾ばくか大きめに ) クロウァーテ卿が貴方の主と仰るか。 用件を問われるならば主旨はひとつ、今すぐあの門を閉じよ=B ――…そも、何ゆえ此度の挙兵となったか。 破壊と混乱、殺戮が目的であり手段であると、人の神との定めし魔属の定義に寸分の違いもないと自ら明かすか? ( 既に戦端は開かれた後なれど、収められる矛ならばこれ以上の諍いは不要。 悪魔に問うには陳腐な問いを投げつつ ) …その厳めしい武装を解いて下さらないのなら。 ( 両刃の鎌を見据え、意識の集中。 己が持つ片刃のそれを召ぶ準備。 ) [Sun 10 Sep 2006 03:04:42]
維言 > ( 闇から浮かび上がるような金糸と、鮮血に染まり朽ちかけた純白。 そして、髪の艶やかさとは裏腹、無残に剥き出された髑髏。それが、如何な経緯で存在し得るものかは知らねども。細めた視線は自然、本来視覚ならざるものを視る視線に変わる。霊体構成を見やる視界には、如何な形で映るものか。 …存在しない四肢の代わりと言わんばかりの手に握られた、物騒な武器の存在に、マントの下で咄嗟、メイスの柄に手は伸びたが。 )  ……… ( 悲鳴に傷めつけられた後のような響きに、眉が寄るが。階段の上に立つ姿が口にした言葉は認識出来た。 微かの沈黙を挟み、視線は動かさぬ侭。 )  ……お出迎えに、まずは感謝と言いましょう。 さあ、紳士殿。お先にどうぞ? ( …クロウ様の城と、今言った。 この傍らにいる身は、前に何処に侵入したと口にしたか。 いざ臨戦の構えは崩さずとも、…会話に応じるモノが現れたのならば、これも好機と。 まずは、件の「 侵入者 」殿に譲ろうか。 ) [Sun 10 Sep 2006 02:55:01]
『 異形の影 』 > (幼きエクソシストが見上げれば、其処に立つ異形を闇の中でも視認出来るだろう。 全長は1メートル60程、美しく艶やかな金髪が髑髏にへばりついている。 レェスが刺繍された純白のドレスは血に染まり見る影もなく、手甲に握られているのは騎士が用いるラージシールドと、もう片手には鎌の刃を繋ぎ合わせた「V」の形状をした武器。 ) クロウ様の城に侵入した『来客』がいると聞いた時は信じられなかったが、成る程大した奴等だ。 主に変わり用件を聞こうか。 (距離にして階段を隔て数メートルの距離。異形の天使が剥き出しになった歯の奧より声を出す、それは嗄れた老女のような声。) [Sun 10 Sep 2006 02:45:48]
アイシェ > ( 途中で打ち切られた言葉、途端に僅か、険しくなる黒瞳の視線を感じて振り返る。 ――闇より出でしと云うのなら、この目には見えるのだろう。 夜を主戦とするモノの目なれば。  己が先程降りてきた階段の先、舞台の主役 真打の登場とばかりに異形の――その座に相応しき、異様の姿。 ) 維言嬢――…あれ(・・)を何と「視る」。 ( 顔だけを見ればスケルトン。 残念ながらモヒカンヘルムの御方の名前は知らぬゆえ、イイ返事を期待する問いそのものが出来ん。 ましてや翼が無いのなら、生来の属を知るよしも無く。 ただ中空に浮かぶパーツを認め、退魔師と縦横の軸をずらすか。 位置的には彼女の右側、前方。 ) [Sun 10 Sep 2006 02:35:32]
維言 > ( 警句について、何か知っているような素振りに、軽く眉が寄る。 )  私も、そう長くはありません。ですから、拙速の中の最善を…… 何かご存知ですか、あの警句関連――  ……いえ。 ( 紅をおびき出す手法について考える思考を一時シャットダウン。 なるほど、一見の無防備も時に、懐中に誘い込む呼び水とは成り得るか。 己の傍らにあるものとは違う、別の「 何か 」に、視線が跳ね上がる。 向ける先は―― 先刻、吸血種がひとり、降りてきた階段の方。 階段の上と下からでは、細かな全容は遠くとも。 存在程度は見切れるか。 ) [Sun 10 Sep 2006 02:27:28]
『 異形の影 』 > (辺りに気配がないとはいえ、敵陣の、魔物の胃袋の中でお喋りに興じる二人を見下ろす影が一つ) ・・・。 (大広間より続く階段の上に現れたのは天使の成れの果て。 羽根を引き千切られ、顔の肉を刮がれ、四肢を切断された異形の天使。 剥き出しの髑髏その眼窩が二匹の獲物を捉えている。 失った手足の変わりには甲冑の具足と手甲が、肉体のあるべき部分に『浮いていた』) [Sun 10 Sep 2006 02:16:13]
お知らせ > 『 異形の影 』さんが来ました。 『 闇より現れる怪異 』 [Sun 10 Sep 2006 02:08:51]
アイシェ > 急くなと言われても。 ――…本質的に私は気が短いし、連綿と計略を練るタイプでもないのですよ、多分。 ( 組んだ腕を解いての、羽織の襟から滑り込む髪をかき上げ返す言葉も、どこか乾いた調子にて。 そちらとある種、似たような。 丈の差の高さから、じ と見下ろして ) …あの警句は格別。 他の誰の侵入であってもあんな書かれ方はすまいよ。 ( 何ぞ知った口を利いた ) もっとも「紅」がどう受け止めるかは、また別の問題だけれど。 それはさておき――…玉座を窓から放り投げるのも悪くないけど、…ん。 もっと判り易い挑発がひとつ、あるにはある――…と思うのだけれど。 もし「巣穴」に蛇の王様が潜んでいたらとてもとても危険だから、或いはもうひとり ふたり 援軍が必要かも知れない、だから今これからとは言わない。 …どうだろう、退魔師殿? ( 内容は語らず、物言いたげに血色がそちらを覗き込み。 ) [Sun 10 Sep 2006 02:06:09]
維言 > ( それは間違い無く。 ―― 閑話休題。 )  その閉じる方法が、製作管理をへち倒す以外にあれば、何よりなのですけれど。 ……急きますな、古木の守り名。 急いては雨に踊らされる。 ( 諭すと言うには色味の無い響きは、語る調子も変わらず。紡いだものとて、無茶な提案。 ) 紅色をおびき出すならの話です。 探索と銘打てば、必ずしも此処まで荒っぽい事を考える輩ばかりでは無いでしょうから、むしろ潜んでいる段階では無いかとも。 …只、外壁にあった、何ぞの…警句?ですか。 あんなものがあるのですから、侵入そのものは気取られているのだと。 …ならば、まだ、その上で。ヴェイトスにちょっかいをかける方が、紅の中で比重が大きいか。それこそ、まだ王の耳に入らぬ羽虫の声といった所かと。 ( 最後は繰言になったけれど、そういう話なのだと。 …天井の先、玉座の間と聞いて、渋面。 )  ……手段としては悪くないです。 蜂の巣をつつく覚悟は、この際致し方無い……  [Sun 10 Sep 2006 01:54:54]
アイシェ > ( 友好的なスケルトンはナイスガイだって信じてる。 勘繰り合い、或いは勘繰る真似事はこれで終わりと腕組んだ。 ) だから、一刻も早く。 あの「門」を閉じてしまわないと――急いては事を仕損じる。 …それは重々、承知のつもりだけれど。 ( さて、拝聴した内容は。 ) ――…「紅」に対して先ずはこちらも示威行為に出てみると、そう云う理解で良いのかな。 確かに気位も高かろうし――( 平たく言うなら、こけにされて黙っているタイプでは無さそうだと。 ) …その認識で間違ってないなら同感。 羽虫の羽音を象は気にしないように、我々の――侵入者の「足音」は今は小さすぎて、「紅」の注意を引けてない気はするんだ。  ……  ( 吹き抜けのよう、高い高い天井を見上げて ) ――…最上部には玉座の間がある、でしょう? そこを荒らしてみたらどうだろう。 私も単独で彼と出くわせば捻り潰されるだけだろうし、そこにはまだ入っていないのだけれど。 ( 提案の内容はいっそ子供じみたもの。 だからこそ、判り易い挑発の効果があるかも知れないが。 ) [Sun 10 Sep 2006 01:44:25]
維言 >  …分かっておりますと言います。私は。 ( 他人に証明せざるを得ないような事態が無ければいいと。この話題はこの辺りが潮時か。 …イイ反応は、イイ反応。御会いする日があればきっと分かります。 )  …早い所、私が後ろ向きになれる環境に戻りやがれと言いますから。 ……その辺りは、非常に申し訳無い所。 ( 渋面。送られる情報の方が多いというのも、何ともはや。 其処に至っては否定も出来ないのだけれど。 )  …それは、いっそ後の話になると言います。場なりを決めておびき出せれば別でしょうが、其処に至るにせよ、少なくとも紅の悪魔に対しては、まず。 正門に遊びに行くのと同等か、それ以上の対価を用意する。 其処から考えましょう。 ぶっちゃけ、それが確立出来て、何かの方法で伝える事が叶えば、不可能では無い気はします。そっちに関しては。 ( 予告状などわざわざ出していった理由を指折り推定してみれば。陽動、囮という説も出るが、実際の襲撃があったならばこれも怪しい。 ならば、何と考える。単純に示威行為。 酷い消去法なのだが、この際考えすぎてもラチが空かない。 )  ……今言った通りの話です。 虎の子を起こすのは性に合いませんし、向こうにもそれなりの陣容を整えさせてしまうというデメリットも発生しますが。  [Sun 10 Sep 2006 01:31:10]
アイシェ >  …貴重な武器の一端なれば、無駄遣いは止めて戴きたいね。 ( 遠回しながら、それは聖水の浪費であると。 目を通したと聞いたなら、頷いて――こちらはこちらで「イイ反応」ってどんなだろうと後々首を捻る予感。 ) ――…その前向きさは仮にスタイルだけだとしても羨ましいけどね。 正直なところサンクトゥス嬢は頭を抱えたと思うよ、この成果の少なさには。 ( 正門の防衛、次なる襲来は何時か何時かと日々を送っている人々も例外ではあるまい、彼らはこちらが全てを終えて戻って来るのを今かまだかと待っているのだと思うと、到底「何もないのも情報」とは思えない。 だからと言って目の前の相手に異を唱えはしないけれど。 ) どのみち「紅」しかり「黒」しかり、ふたりや3人で敵う相手ではなさそうだし――いっそ可能な限り纏まって、「彼ら」の御株でも奪えないかと思ってみたのだけど ね。 ( 最終的には魔王°奄ニされる罪魔に対する宣戦布告。 と、瞬きして見返して ) …何か御考えが? ――…私をパチモノでないと信じて戴けるなら、拝聴しても。  [Sun 10 Sep 2006 01:16:22]
維言 > ( インドア風味な見た目にそぐわぬ身軽さこそは、夜を主戦とする眷族の証かと。自然、細くなる視線は剣呑さとは別の、職業病に近しいもの。 つつかれる毛玉に御足労を願った、強いた?本人が、重々しく頷いて。 )  …聖水、ぶっかけさせないで下さいと言います。記憶まで模写するタイプで無ければ、知人関係の看破は難しくないとは言いたいですが。 ……入る前に読んできました。一応、私も名前だけは残してますけれど。 ( 肯定。 後々確認する事があれば、意味不明の追記が発生しているのに気付くんだろう。 此処まで案内して下さった、某氏について。 …黙された部分は、同行の身といえど知れず。 )  そのようですね。しかして、紅は分からず、黒はおらず。 …あのお二人は、魔界行も視野に入れているとか。 ( 分散と収束。 情報の少ない今は、どちらが最善か。悩ましい所と唸る声。 )  ……何も無い訳では無いと言います。 否、何も無いならば、それもまた一つの証拠。 本当に此処に何も無いのなら、それも成果の一に成り得ますし…それに。 ( のそり。 壁際から背を離す。 )  …それはそれで、やりようもあると言います。  [Sun 10 Sep 2006 01:04:48]
アイシェ > ( コツ。 ところどころ手すりの欠け落ちた階段の、最後数段は軽く飛び降りた。 ちょいちょいと突付いてみせる毛玉の頭。 険を孕んだ視線に、偽物かと疑われたのかと思ったものだから。 ) ――…擬態する白い魔族とやらも、こいつまでは造らないでしょう。 その礼はつまり、あの紙を読んでくださったのだと考えてよろしいのかな。(  騎士団の壊滅よりも、象徴たる御方の戦線離脱が与える心的影響の方が大きいかと思えば、その一点は黙した紙片。 ) あの紙を見て戴けたのなら話は早い、今のところ判明しているのはハラエ≠フおふたりは既に此方に入っている と――… ( 彼女らの方でも他にこれといった情報を得て居ないのだろうと言う事。 ) こうも「何も無い」と、掴みようがないのが本音だが。 …恐らく他も大差ないのだろうね。 ( 見たところ、毒の雨は彼女を脅かしては居ないよう。 安堵を表に出すには、何もかもが足りないが。 ) [Sun 10 Sep 2006 00:48:35]
維言 > ( 上方から降り注ぐ声に、反射的に跳ね上がる視線は剣呑ですらあるけれど。 階段の上より現れる姿を目視すれば、それも些か和らぎはする。 …視線がちらりと、まっふりとした毛玉に向いて。その辺りで、漸く警戒の色が胡乱な黒に沈む。 )  …お互い様と言います、古木の守り名。 まずは、果たして下さって有難うとも言いましょう。 ……騎士団が。あそこも錬度は高い筈。ならば、やっぱりトンデモな何ぞが行ったと考えて然るべきか。 ……尤も、余剰武装など存在したら、最初から軍の出動と相成っているのでしょう。いつぞやの、不死者砦の時とは―― また、事情が違いますけれど。 ( 主語を抜いたやり取りではあるが、視線が毛玉にいった辺りで通じはするか。 全面壊走とは行かずとも、被った損害は洒落にはならなかろうと。 うっそりと溜息零す姿は、濡れてはいない。 幸い、潜入自体は雨降りの前。 ) [Sun 10 Sep 2006 00:38:24]
アイシェ > ( エントランスホールから伸びる階段の上方から声は降りかかる。 肩には梟毛玉がどこか得意げに収まって。 ) 息災のようで何より。 焼き討ちがだめならいっそ大型の投石機でも回してくれないかと、私も思ったのだけれど――…恐らくヴェイトス市に今、それだけの余剰武装は存在しない。 ( 廃教会、陰陽札の下に追加した紙片に記した通り、騎士団のひとつは壊滅状態なのだから。 紅い雨を被っちゃ居ないか確認する為、緩々と階段を降りながら。 ) [Sun 10 Sep 2006 00:31:51]
お知らせ > アイシェさんが入室されました。 『――…火薬もこの忌々しい雨では。 ( 声は上方から。 )』 [Sun 10 Sep 2006 00:26:11]
維言 >  ……… ( 天井。 扉を背にした位置から、ずりりりと横にずれて、壁を背にし。 ごそりと取り出すのは、エリシャ嬢から購入した古城地図。 )  …ええと。此処が、此処。 …で、この上に――  …で、こう行くと、バルコニー。  此処を渡れば離塔。  ……。 ( 細かに書き込みのされた地図の中、己の居場所を確認し。 其処から渡れる経路を辿る途中で。 )   ……いっそ、天井ぶち抜いたら直線ルートとか、駄目ですか。 ( 焼き討ちの話をしたのは、地図の購入時だったけれど。 建材が硬質であるならば、いっそ。 )  ……扱う術と知識と火薬が足りませんけれど。 ( ち。舌打った。 ) [Sun 10 Sep 2006 00:17:17]
維言 > ( 漢気溢れる骨っ子、もとい カロン氏の案内で、此処まではさっくりと至れた。見張りで翼の生えた魔物が飛び回っていたり、門番じみた輩が道を塞いでいるといった事も無く。 …取り合えず、今の無事は感謝したい所。何にかはともかく。 )  …取り合えず。古木の守り名は働いて下さってるようですし。 ( 城内に入る前に立ち寄った、ベース候補の廃教会で見付けた紙面が二つ。 どちらも、知った名前のものだった。 いつぞや、不死者砦で顔を合わせた巫女と。 行き先を同一と定めた同行者。 )  ……やり取りが可能なら、僥倖と言います。 ( 少なくとも、何かを掴んだ際に、街までそれを伝え得る手段は確保出来ている。 街との距離が離れている今、それだけでもメリットに違いない。 …昔は華美であったとしても、今は廃墟じみてうらぶれた風情の高い天井を見上げ。 ) [Sat 9 Sep 2006 23:53:31]
維言 > …蹴り開けたかった所ですが。景気的に。 ( 僅かに軋む音色は響いたが、扉自体は比較的あっさりと開いたもの。 これならば、蹴り飛ばしても良かったかと思うのが、余計な思考。 ) ……城門付近の扉、正面階段から通路に至るこれ。 ( 今しがた、開いて潜った扉を肘で軽く押す。 蝶番の軋む声が、僅か。 )  ……既に、探索に通った人々がいるのか。はたまた、魔物の仕業か。 ( …放逐されていた城にしては、扉の開閉がスムーズに過ぎるという事だ。 今の所、だけれど。 ) [Sat 9 Sep 2006 23:35:41]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 大扉。 )』 [Sat 9 Sep 2006 23:32:17]
お知らせ > クロスさんが退室されました。 『―――裁いてあげなければいけませんねっ』 [Sat 9 Sep 2006 22:04:28]
クロス > もう名探偵じゃないんだから…ッ (頭が絶頂に近付いていた。そこまで必死に考えてしまう自身が恥ずかしく思えたらしくて黙り込んでしまった。一つだけ分かっているのは、紅い、と、黒い、の存在が驚異的な存在だと思われることらしい。出会った魔物に感謝の悉く無に帰してやった。赤に染まり上げながらも口を歪めながら、突き立てた聖剣を抜き取ってから構えた。) ――――正面から行く勇気は、 (其処まで無いし、体力を削らせたくないのだから慎重に遠回りをせんとする。目指すのは最上階である王の間だったらしいけれど、他にも目的があることは内緒にしておいた。) [Sat 9 Sep 2006 22:04:00]
クロス > (天井へ見上げていても、何か動物か何かが張り付いていたのだろうか生々しい痕跡が幾つか残っていた。) これまで、会った魔物は ――― 紅い王と、黒い王と、 白い何か (だっけ、と思い呟くようにしていた。歴史の流れを思い出せば、教会へ襲撃したのは魔物と堕天使だったと聞いたけれど当て嵌まりすぎて怖いくらいだ。それに白い方は、本当に悪魔か魔物なのか疑わしかった。大体、悪魔は基本的に黒という闇で出来ているのに、何も無い純粋のような真っ白が悪魔だって聞いた事だって無いし出会ったことでさえない。黒い方は、未だに姿を見せずに何処かに身を潜めているらしいかもしれない。恐らくは、教会に襲撃したヘイトなのだろう、と決め付けた。実際にクロウの方だという事は知りもしなかった。白が捕らわれていると言うならば説明が出来るのだろうけど、) ――― ああっ ん、ごちゃごちゃしてきた! (右側の聖剣を足元にある石畳に投げて突き立てた。一つだけ分かるのが、紅い、の後ろにいる、黒い、白い、の正体は知らないし驚異的な存在なのだろうか如何か分からない。) [Sat 9 Sep 2006 21:58:53]
クロス > (エントランスホールまで到着すれば無意識かに中央辺りまで歩き出していた。腰元には闇に紛れ難い濃茶の外套を巻き付けていた。死角からでも反応出来るように耳を澄まして集中を研ぎ澄ましていた。反応さえ出来れば避けるのは簡単だという自信があるのは獣の速さを持っているからだ。) ―――― 、 おかしい 何も無いのか? (耳を澄ました状態で、双眸を薄らに閉じかけたまま呟いた。疑問が彼方此方に浮かび放題だった。訳も分からないし、魔物と遭遇が無ければ情報を聞き取る事でさえ出来ない。幾つかの部屋をあさっても古すぎる書類ばかりで最近のは残されていない。天井へ見上げようと、双眸を開かせていながら細めていた。) [Sat 9 Sep 2006 21:44:17]
クロス > 黒髪の人…? (確か何処かで紅い文字で刻まれていた情報を見つけた。特徴的な事を書かれていたらしく口にして見せていた。首を傾げるようにさせて行きながら、続く言葉。) それでも、悪魔で無ければ 保護及び監禁 をして置かなければ行けませんね (悪魔や魔王に関わったとしても無益な殺生は好まないより、堕天使の領域に一歩踏み込んでしまうのと同じなのだから、私が決め付けた禁忌を犯せば体も心も失ってしまう。そして何より、保護をして正しくしてやれないのだろうか、と呟きながらエントランスホールへ続いている螺旋状の階段か何かしらの階段を見つければ足を進めてエントランスホールまで歩き続ける。) [Sat 9 Sep 2006 21:37:21]
クロス > (背中を廊下の壁に貼り付けるようにして立ち尽くしたまま、横目で遠くからエントランスホールを見眺めていた。) 魔物は、居ない――― らしいね (酷い臭いを感じ取ってしまい、服装の袖を鼻に抑え付けるように腕を上げていた。警戒をする体勢を忘れてしまわないように片方の聖剣を握る力が強めてしまっている。熱が篭り汗が出てしまっているかもしれない。表情を崩さぬように額を服で拭き取りながらエントランスホールの中央にある大きい扉や他の道も幾つかあるけれど如何するべきか悩んでしまう所だ。) [Sat 9 Sep 2006 21:27:04]
クロス > (第一印象がそれだった。幾多の魔物が住むようになった古城はもはや闇の魔窟だといってもよいか。古城の何処かに浸入してからは、不気味なほど静か過ぎた。) ―――ったく、 待ち構えられているようで (気持ちが悪いね、とつぐつぐ小言で付け足していた。両手には光の輝きを抑えていて薄らに発光する聖剣を持ち構えていた。闇に溶け込むような黒い装束を着ていて十字架の模様が目立つらしい、もちろん銀髪も同じだったらしいけれど。広い廊下の端っこに歩き出していながら、エントランスホールを見下ろすように眺めていた。) [Sat 9 Sep 2006 21:21:19]
お知らせ > クロスさんが入室されました。 『――――、大丈夫なのだろう』 [Sat 9 Sep 2006 21:16:25]
お知らせ > アイシェさんが退室されました。 [Sat 9 Sep 2006 03:09:06]
アイシェ > ( ひとりの声では届かない なら、ふたり 3人 4人――…紅≠ナあれ黒≠ナあれ、看過し得ない程の大声で、揃ってその名を呼んでみたらどうか なんて。 彼らが人をして結託するから手強いのだと、語って居たとは知らないけれど。 )  ( 今度は嘴ならぬ毛玉の丸い頭が すり と、髪に擦り付けられる感触。 ) …ん。 判ってる、そんなのは私の領分じゃあ無い。 ――…判ってるんだ。 ( そこまで出過ぎた真似の似合う器じゃないし、誰かの音頭を取るなどと云ったら尚の事。 でも 多分、 ) …そうしないとだめなんだと思う。 ( 肩の毛玉、その羽毛を撫で付けて ) [Sat 9 Sep 2006 03:08:36]
アイシェ >  ………  …    …   。 ( ――…つまりはそう云う事、なんじゃないかと思う。 この際散発的な活動を幾ら繰り返しても、魔族の耳には届かない(・・・・・・・・・・)のじゃないか って。 )  ( ちょっと今は時間が遅すぎるとか、その辺はさておき。 ) [Sat 9 Sep 2006 02:58:33]
アイシェ > ( 暫し扉の先、左右に伸びる長い回廊に残響音が残って )  ――――――――……  ………  ……   … 。     ( 反響が壁を叩いて、跳ね返って、こだまして。 完全に音が消えるまで。 ) [Sat 9 Sep 2006 02:46:31]
アイシェ > ( 寄り掛かっていた背を離して、埃の床に新たな足跡を刻んでみる。 上の蝶番が外れてずれてしまっている扉を―― )  ――――ガァ、 ン !   ( 力任せに蹴り飛ばしてみる。 衝撃でもうもうと、ひと際高く埃が舞った ) [Sat 9 Sep 2006 02:42:44]
アイシェ > ( …人間は、明けない夜を恐れるもの。 魔族がヴェイトス正門の防備を破るより先に、覚めない悪い夢に人の心の方が折れてしまうかも知れない。 事態は急を要する、短期決戦の必要性――――さて。 廃教会で見つけた陰陽札の下、差し出がましくも意見なんぞ述べてはみたけれど。 ) 熊除け には――…大きな声で歌を歌えと言うけれど。 揃ってがなれば、臍を曲げた悪魔殿が苦情のひとつも言いに来ないものだろうかね?  [Sat 9 Sep 2006 02:37:22]
アイシェ > ( 出島で相談した通り、退魔師の御方の口添えのおかげか。 折り返しの書簡には求めた以上の「答え」が綴られていた。 ――…それを認めたであろう、署名の御方を考えると如何に感謝を込めたとて、十字切る真似すら出来ないけれど。 それに、此方にそれらしい成果が無いのだと、伝わったと思うなら。 ) …おまえは見られなかったろうしな。 ――…いや。 見るまでもないか。 ( サンクトゥス嬢はその報告を恐らく黙殺するだろう、未だ成果なしでは戦意が下がるだけだから。 その分ひとりで背負い込ませてしまうと思えば、傷んだ本を目にした時以上にへしょりと肩が落ちる。 ) [Sat 9 Sep 2006 02:23:07]
アイシェ >  …そりゃあ不機嫌なのは判る。 でもな血ィ出るから! ( 頭をごすごす突付く梟をべしんと叩いて黙らせた。 ――うぁ、やっぱ血ィ出てら。 ) ――…はいはい、おまえは良く頑張った よ――… と。 ( 足に書簡を括りつけた梟が戻って来たのはついさっき。 吸血種の使い魔風情が天下の大聖堂まで飛ばされたともなれば、そりゃあ文句のひとつも言いたかろう。 これっきりとは言えないが。 ) ――さて。 ( 埃っぽい空気に僅かに残った紙の匂い。 本の残り香を肺に送って、手近な壁に寄りかかり。 ) [Sat 9 Sep 2006 02:08:20]
アイシェ > ( ぼやきも思わず出ようもの。 ) …大事に扱えばまだ読めたかも知れないのに。 ( 元を正せば由緒ある権力者の住居だったのだろう、代々の王が連綿と集めてきたと思われる、本だったもの。 ――かつては書庫だったと思われる空間も、今は誰に顧みられる事もなく。 床に盛り上がった埃の塊をそっと払い、落ちていた本「だったもの」を拾い上げ―― )  ( …られなかった。 綴じ糸もとうに朽ちていて、ぼろぼろになった中の頁がずるりと抜け落ちる。 ) ――… はー…   ( 溜息。 ) 酷いもんだ、フライングフィッsh ( ごす。 ) ( ごすごす ) ( ごすごすごすごす ) ( 最後まで言えなかった。 ) [Sat 9 Sep 2006 01:56:51]
お知らせ > アイシェさんが来ました。 『 ――…酷い。』 [Sat 9 Sep 2006 01:47:38]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( 【寝所】を発見する事は、適うだろうか――― )』 [Sat 9 Sep 2006 00:29:25]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(先に待つものは、何か――)』 [Sat 9 Sep 2006 00:27:19]
南条菫 > ――ま、今は進むしかないよね。 ( この先になにがあろうとも、自分たちがすべきことは、調べること。そして知る事。階段をおりきると、一花と共に億へと進む。 ) さぁ、いこう。私たちが原因を立たなくちゃ。 ( 決意を新たに、歩みを進めて―― ) [Sat 9 Sep 2006 00:26:57]
園内一花 > …ぅん… 私がこんなですからね。 大変なのは覚悟しないと…っ ( お父さんお母さんごめんなさい。 可笑しそうに笑われて泣き真似したりして見せるのは… 果たして本当に真似なのかどうか。 でも顔を上げた時にはケロっとしてる。 城内で、そんなに油断はしない ) …『黒い人はもういない』 『紅い人は分からない』 …分からないんですよね、いるのかどうかすら。 今の所、それらしい勢力のひととも遭っていませんし… 幸か不幸か… ( 固まったところを一網打尽に、というのもまずいし、これはこれで良いのだと思うけど… ―――壁の痕に目を向けながら、螺旋階段を下る、下る、下る… 元より窓など無い地下で、階段の前後を闇で塞がれるのは酷い圧迫感だ。 …最下と思われる場所まで一息に下りて… ハミルトンさんも来ていたのだし当然だけど… 人の出入りした痕跡に目を向けつつ、周囲を確認する ) [Sat 9 Sep 2006 00:22:13]
南条菫 > あはは……親になって親の気持ちを知る、だね。 ( 可笑しそうに笑って、尻尾を揺らした。 ) しかたないよ。城自体が広いし、目標がどこにいるのか分からないんだから、手分けして探さなきゃ。みんな強いから、そう簡単にはやられたりしないよ。 ( 底だけは、自信を持っていえる。 ) [Sat 9 Sep 2006 00:12:02]
園内一花 > ―――ぁあ、なんだか今、自分みたいになったらどうしようって、凄く心配になりました… ( なんか今までになく真剣な調子で、ぽつり。 無断で失踪してそれっきりと言う、親不孝の鑑みたいな状態だから。 やや視線を宙に泳がせて… それでもそれは、すぐに進む闇の向こうへと戻される… ) ―――皆さん、無事だと良いのですけど… メッセージ、受け取ってくれたかな…。 〜屍砦の時みたいに出来ると良いのですけど… 状況も違いますしね。 ( 難しい、と気落ちしている訳ではない溜息一つ ) [Sat 9 Sep 2006 00:07:18]
南条菫 > ( 相変わらず辺りは静か。その静寂が、かえって不気味さを際立たせている。 ) うん、私と一花の子供。二人で育てようね。 ( パートナーに微笑を返して、階段を下りてゆく。ブーツの底が固い階段を踏むたびに、乾いた音が周囲に響く。 ) 艶子さんたちや他のひとたちは、いまごろどうしているのかな。 [Sat 9 Sep 2006 00:01:04]
園内一花 > …菫は男の子みたいになれて、それで、私は身篭った。 〜そうだとして、ですけど… それならやっぱり二人とも、母親なんじゃないかな。 どっちだって良いですけどね、ほら、両性具有っていう人も、居るんでしょう? ( 『見たことは無いけど』 と、実はあるのだけどそう続けて… 困ったようなパートナーの顔にのほほんと微笑んで ) ―――そうですね。 一度下まで降りて…… 〜何か『居る』のか、『居た』のか… 『出て来る』のか、分からないけど… うん。 お墓を暴くみたいな、嫌な感じ。 ( 笑顔を引っ込めて、気を入れる。 …心なしか瘴気も濃くなるようなその場所へと、足を踏み出した…。 一段、一段、階段を降りる音が、やけに大きく聞こえる――― ) [Fri 8 Sep 2006 23:57:38]
南条菫 > うぅん、それもそうなんだけど。 ( やはり両方とも母親というのはなれないのか、どこか困ったように頬をかく。 ) ――どうする? 降りてみる? ( 真っ暗で先の見えない縦穴は、何かの口みたいに光を飲み込んでいく。耳と尻尾を動かしながら、菫はパートナーを見た。 ) 何かいそうだねぇ。 [Fri 8 Sep 2006 23:50:24]
園内一花 > ……さ、流石に、祝言は挙げ難いのが残念ですけど…… 〜その… 帰って、神社の事とか落ち着いたら… …ぅん… ―――〜父親、なんて考えなくても良いんじゃない? 自然、そういう形になるかもしれませんけど… 菫が女の子なのは、変わらないんだから。 ( 色々と難しそうだけれど… それこそ、懐の広いヴェイトス市なら大丈夫じゃないかって思ってる。 『当たり前です』 と笑い返して、螺旋階段で足を止めた。 …筒抜けになっている上を見て、下を見て… どちらも闇に遮られて先は見えないけれど――― その壁には、所々何かを叩き付けたような痕がある )  [Fri 8 Sep 2006 23:43:09]
南条菫 > そっかぁ、お母さんが二人になっちゃうんだよね。うん……でも父親約は、たぶん私になるんだろうな。 ( 一花のつれない返事が嬉しくて、少しだけ笑った。 ) わかった。生きて、帰ろうね……。 ( 見えてきた螺旋階段の手前でとまる。 ) ここ、かなぁ……。上へも下へも通じてるね。 [Fri 8 Sep 2006 23:24:23]
園内一花 > ―――『通じてる』… 違うな… 『穴』…? ( 地下という環境それ自体、穴倉の中に居るようなものだけれど… それとも少し違う、何かを安置するのに掘り下げられた… 墓石の下のような、あまりよくないものを感じている…。 やがて闇の先に、上と下へ通じる螺旋階段が見えて来るだろう ) …そこが、ほぼ中央ですね。 上れば『謁見の間』まで近道出来るかも――― ばか言わないで。 ( ポツリと漏らされた本音には、さくっと連れない返事を返す ) 〜状況に寄りますよ。 菫一人で大丈夫で、私が居たのでは足手纏いなら先に行くかも。 だけど二人でも危ないのに、菫にしんがりを任せて引くなんて、出来ませんから。 …私は二人分かもしれませんけど… でも、自分では三人分って思ってる。 ちゃんと身篭れているなら、菫の子じゃない。 お母さんが二人なんて困らせちゃうかもしれませんけど、やっぱり二親は必要ですよ? …菫の命だって、三人分…。 〜だいたい、菫がみていてくれなきゃ、私は早死になんですからね? ( 秤にかけられるような事じゃない。 菫を守る為に… 三人で生きる為に無茶をするのなら、お腹の子(がいたとして)だって、許してくれると思ってる ) [Fri 8 Sep 2006 23:19:43]
南条菫 > 一花は元トレジャーハンターだもんね。それならこのあたりを探してみよう。 ( 風の通り道とか、原型に戻れば探しやすいのだけれど。今は5つの尾を動かしながら、風の流れを探る。 ) ねぇ一花。もしものときは私を置いて逃げるんだよ? 一花は二人分の命をかかえているんだから。 ( ポツリと漏らす本音。彼女の中には新たな命が宿っている。命の重みが同じならば、一人死んで二人助かるほうがいいというのが狐の持論。 ) [Fri 8 Sep 2006 23:06:09]
園内一花 > ―――それなら、急がないといけませんね。 ( パートナーの胸騒ぎは、あるいは自分達の身に何か起こる事を指すのかもしれないけれど…。 気を入れるように頷いて、先に立って再び通路を歩き出した ) …よく、分からないんですけど… 『風通し』 とは、違うんですけど… …この辺りが、どこかに通じてるような気がする…。 ―――〜大体はハミルトンさんが、探索済みなんですけどね。 あとこっちの、お城と直結している地下とは別に、教会の方から伸びる地下道があるみたい…。 ( とは言え今の所、作り変えられたと思しき場所にも出くわしていない。 トラップなどの歓迎も皆無だ ) [Fri 8 Sep 2006 23:01:49]
南条菫 > ( ここは敵の居城だ。いつどこから襲撃を受けるか分からない。大きな三角耳をぴくりぴくりと動かしては、周囲への警戒を強めていく。 ) ――だといいんだけど。なんだろうね、胸騒ぎがする。 ( とはいえ、不安を訴えたところで状況がかわるわけでもなし。一花と二人で地下ヘの道を探していた。 ) 地図には何にも書いてないの? 地下への道とか。 ( パートナーの明るい笑みは、己の心を十分に落ち着けてくれる。 ) [Fri 8 Sep 2006 22:55:46]
園内一花 > ( 艶子さん達は上を目指したに違いない… と思えば、とりあえず上層へと向かうのは中断。 地下を探して、細々とした暗い通路を扉を開けて回っている状態だ。 ランタンの灯りに照らされる外側は、闇、闇、闇… 昨日の一件を忘れた訳では無いけれど、今のところ声も聞こえて来ない )   ( 鞄と帯に通して肩から提げた薙刀、それにランタンを持った重装備の巫女は、聞こえた溜息に緩くポニーテールを揺らした。 覗いた一室… 中身の良く分からない麻袋が積まれている狭い部屋から顔を引っ込めて、パートナーに向き直る ) …私達よりは、よっぽど危なげなく事に当たっていると思いますよ? 市軍に、騎士団に無常に、大聖堂も陰陽寮も、総力を上げて守ってるんですから。 何年かはびくともしないんじゃないかな。 …こんな空模様になっちゃって、明るい話題の一つも届けたいところですけどね… ―――もう、魔界へ行くべきか。 折角来たのだし、こっちで頑張ってみるべきか。 ( 『しっかり』 と、努めて明るく微笑もう ) [Fri 8 Sep 2006 22:50:57]
南条菫 > ( 今のところ、何の当てもなく古城をさ迷っているに等しい。菫も手ごたえのなさに不安を感じていた。 ) 今頃、ヴェイトスはどうなっているんだろう。門を攻められているってきくけど……人が死ぬのかな。いやだな……。 ( 小さくうつむいて、ため息を吐いた。 ) [Fri 8 Sep 2006 22:40:12]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『( 暗中模索 )』 [Fri 8 Sep 2006 22:38:20]
お知らせ > 南条菫さんが入室されました。 『(探索二日目)』 [Fri 8 Sep 2006 22:36:55]
お知らせ > ルシアさんが退室されました。 『――――少なくとも、出れないんだね (再び玉座の後ろで隠れて眠ろうか?)』 [Fri 8 Sep 2006 21:35:19]
ルシア > ――――、 ッ   (魔物が存在する所が何も無かった。王間から扉を通して廊下に踏み込もうとすれば、身体に重大な負担とやら降り注がれて行けば、喘げば後ろへ引き下がっていた。) これは、結界 じゃな、い…  ……  嫌な感じ (では無いし、寧ろ居心地が良すぎる方だった。少し黙り込んでみれば、魔物でしか生きる事が出来ない空間だと考えてもいいのだろうか。と思い呟きながら、表情を思い詰めたようにさせていながら険しくさせていた。) [Fri 8 Sep 2006 21:34:15]
ルシア > ( 扉の片側を押し開けた、双眸を向けたその先は―――― ) [Fri 8 Sep 2006 21:28:33]
ルシア > ――― 誰も居ないな、  (王間の四隅や天井まで見眺めていたが、誰も居ない事は明白だった。少し安心したような、不安だったような複雑な心境にあった。) 私が居て、  良いのだろうか (そう呟き掛けると王間から退室をせんと足を向けてゆけば、付近まで来たには言いのだが嫌な予感やら気配がしてならなかった。そっと、右翼の先端を扉へ当てながら押し開けようと繰り返した。) [Fri 8 Sep 2006 21:27:06]
ルシア > 一丸となった人間、か―――、 (紅き罪魔の言葉を思い出しながら自然に口にしていた。固体としては微弱だけれど、集まれば強大なる力を生む、と言う事を始めて敗北で教えられた。背中から放出した白い翼の造形が成り立ってゆけば、静かに大きく広げて見せ付けるようにしていた。そして起き上がろうと下半身に力を込める同時に、両翼の先端を石畳に突き立てた。その反動により気軽にも身体を起こしていた。矢張り、両椀は下げているだけで邪魔な荷物になりそうだった。邪魔だね、と愚痴る様に舌打ちをしていた。) ―― 、  ヴァイオレート様  ? 他の方は――― …、 (丁度、玉座の背後に居る為に気付かない。そして無意識に言葉を言い放ちながらも王間の全体を見眺めようとせん) [Fri 8 Sep 2006 21:14:48]
ルシア > (何度も首を傾げる事を止めずに繰り返していた。拗ねたように唇を微かに尖らせていながら崩れ落ちそうな天井を見眺めた。背中から放出した白い粒子状は、段々ずつ蝙蝠の様な白い翼を作り上げてきている。) ――― 、あれが人間の力なのか (人間を侮りすぎた、と表情を酷く歪めて付け足した。聖女、好青年、騎士二人、陣形を組んでいて己の力が最も発揮できる場所を維持していた。恐るべきなのは、兵器に相応しい聖女に、限界の領域に辿り付いた好青年、そして足蹴りされた黒肌男も見事な力だった。でなければ倒れる事ですらなかったのだから正直に驚いた。) [Fri 8 Sep 2006 21:06:19]
ルシア > (幾つか数週間を過ぎなければ動かないのだろうと思われる物は邪魔になる物だったが、闇による自己修復の期間が終えてしまえば役に立つ物になるから堪えるしかない。) ――それ以外は、問題無いな 。 (憤怒なる罪魔に誓った言葉も忘れていない。魔界にて協力を誓った同胞も忘れていない。行き過ぎてしまった感情である「嫉妬」と「傲慢」そして罪を犯した「皆殺し」も忘れていない。だが、何処か引っかかるような気がしてならなかったらしく、悩むように首を傾げていた。そして背中から、白い粒子状が噴出をさせていて、2枚の白い翼を作り上げようとしていた。) [Fri 8 Sep 2006 20:58:57]
ルシア > 確か、   … 「ルシア」…  だったな 。 (寝惚け気味に、自身の記憶に障害が起きていないか自問自答をした。自身の名前を他人事の様に扱い、製品番号のような口振りをしていた。真実なる名前でありながら幻影なる名前でもある。いわゆる愛称や通称に近いのかもしれない、が語る事は無いだろう。寝惚けていれば違うかも知れない。) 手 は、  ――― なんとかで、動かないな 。 (失った物は何とか形を保っているだけで不安定な状態の上に神経も無いために動きそうにも無い。その紅い双眸は刹那しそうに見えたのも気のせいかも、知れない――。) [Fri 8 Sep 2006 20:50:43]
目覚める者 > (堕ちていた意識が呼び起こせば、深紅なる双眸を覆い隠している目蓋を重々しく開かせて何度も瞬いていた。) ――― ふ 、  は ァ (意識が微かに自覚してゆけば、思わず欠伸が出てしまいそうになったが、我慢できなかったらしく遠慮無くしていた。) 私の名前は、 ―――― 、 [Fri 8 Sep 2006 20:39:54]
目覚める者 > ――― ン   (意識が完全に深淵なる所まで堕ちていた、それも漸く呼び起こすように目が覚めかけている。何度も頷いていながら、微かな寝息や声を漏らし続けて繰り返していた。) [Fri 8 Sep 2006 20:35:01]
目覚める者 > (天使、堕天使、そして白い悪魔と成り果ててしまった。吹き飛ばされてしまった腕とやら、王間に満ちた不浄なる何かを借りて自己修復は微弱ながら進んでいる。) ―――― う   …ん 。 (微かな寝息を乱れていた。目が覚める前触れだろうか、物音などしても目が覚める速さは変わらない。) [Fri 8 Sep 2006 20:30:48]
目覚める者 > (憤怒の玉座の付近に壁に凭れ掛かっていたモノが、―――――) ―――― 。 (何の反応も示さない白い物体があった。白い長髪が石畳に散らかしている女の姿を象っていた。) [Fri 8 Sep 2006 20:23:11]
お知らせ > 目覚める者さんが来ました。 『―――深淵な闇々より目覚めるモノは―――、』 [Fri 8 Sep 2006 20:18:39]
お知らせ > フォスさんが帰りました。 『( 落ちたカンテラ。明かりの見えない地下を走った。まるで、少女の声から逃げるように )』 [Fri 8 Sep 2006 18:46:50]
お知らせ > 絡操乙女さんが退室されました。 『( その声もやがては遠くなるだろう。 )』 [Fri 8 Sep 2006 18:46:00]
絡操乙女 > ( 手負いとはいえ相手は少女モドキよりはるかにすばやかった。 ) ( 全力で叩きつけた一撃は重く、慣性も働いて大きく体勢を崩し ) あぁ ごしゅじんー  さま ぁ …。 ( 切なげな声がフォスの耳に届くだろうか。 ) [Fri 8 Sep 2006 18:45:29]
フォス > ( 機動力を奪うことは成功した。 しかし ) ―――なっ ( 物理的に言えばただの力の塊でしかないその矢は少女の機動力を奪った。 ―――それだけだった。 )( パプテスの奇跡であり、彼の術式は天使の術式のそれに近いし、彼の性格からしても悪魔は放っておけない。 だからこそ悪魔討伐に志願したのだ。 しかし、一般の――。暴走した人間の登場など、彼は予期していなかった ) ――― ( 瞬間。彼に横殴りの一撃が襲った。ぐわん、と脳が揺らされる感覚。吐き出したいような嘔吐感。胃の中身をひっくり返されたような気持ち悪さ。 それでも、彼がとっさに掲げた片腕で防御などをしてみたのだが、所詮は肉と骨。少女に叩きつけられた腕と比べればまったくもって、威力も硬度も違う。 彼はぎしり、と痛む片腕を庇いながら後退するだろう。勝ち目が薄い。鋼剣でも震えれば話は別なのだろうが。接近戦は得意とはしない。 彼は折れた片腕を庇いながら、地下の闇の向うへと逃げ出すだろう )( 最近、逃げてばかりだと。少女を救えないことに歯軋りをしながら ) [Fri 8 Sep 2006 18:41:56]
絡操乙女 > ( バヅン ) ( 放たれた<炎矢>はフォスの狙いを寸分も外れず、カラクリの太股に命中する。 )   ――――ぅ。  ( ガクン。 刹那、動きを止めて )  ぅ あ  あ      あ ( だが、それだけ。 ) ( 少女モドキの肌の質感を覚えているだろうか? ) ( 硬質の鎧のような。 ) ( 追記するならば。 この少女モドキが再三口にしていたのはフォーウン語である。 ゆえに、パプテスの奇跡はその効果を完全には発揮しない! ) やぁっぱり ぃ ――――― いたぁい。 でもね でもね、ごしゅじんさま だぁいーすき! だから すずいろと いっしょに 死んで!!  ( すでにリーチの届く距離だ。 振りかぶりきっていた腕を叩きつけんと!! ) [Fri 8 Sep 2006 18:34:47]
フォス > ( 信じないと少女が言う。彼は首を振った。 彼自身は主人ではない。だからこそ、これ以上を言っても無駄なのだと感じた。 これ以上、信じろと言っても本人ではない彼には説得できないし、そもそも信じろを連呼するほうが絶対に信じるなと言ってるようなものだからだ ) ―――。わかった。すずいろ ( 彼は、後ろに下がりながら天使力が貯まっている右手を突き出すだろう。<炎矢>。 弓矢も届かないだろうその身体に通用しそうなのはこれぐらいなのだから。 ) ―――そうだな。好きに理由は存在しない ( 彼はそっと息を吐くと、その突き出した腕を僅かに下げる ) ――――俺はすずいろ。貴女を救う。まずはこの古城から連れ出し、アマウラの人間に渡す。お前は暴走して主人を想ってここまで追って来たに過ぎない一人の犠牲者だ。後、本当の主人には俺から話そう。とはいえ――― ( この古城にまで彼女は『主人を探しに来たのだから』。 本当の主人が生きているとは思えない。もし、この古城に来ているのなら、だが ) ――――痛いぞ ( そう、彼が呟けば、少女距離を取るためにさがっていた足を止め、少女の太腿を狙って<炎矢>を放とうと! ) [Fri 8 Sep 2006 18:23:48]
絡操乙女 > ( スゥ。 前に進む。 ) ( フォスが退いた分、近づいて ) 不相信 しんじない。 ( ニタニタと笑ったまま不信を口にした ) ( フォーウン語とコモンで繰り返す。 ) ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい、 なんかい いったって きずがいえたら おなじなの。 なにごとも なかったようなおかお で ごしゅじんさま おなじことを くりかえす の―― だから、 すずいろ もう、 しんじない。 不相信。 ( 腕を収めるかわりにまた一歩踏み出した ) ( 少女モドキのリーチが届く距離。 ) でも だぁいすき ごしゅじんさま。 すきに りゆうは ないんでしょ う? ( 交わす言葉はどこまでも交わることのない平行線。 ) ( しかして、このカラクリの鈍重さはフォスにも充分知れただろう。 全力でこの場を離れたならば追う足を持っていない。 ) [Fri 8 Sep 2006 18:16:11]
フォス > ( 攻撃がくる! と思った瞬間にはそれは未来への予想と想像であることを彼は知った。 あの極太の腕に殴られたらきっと、一瞬で昏倒してしまう自信が彼にはあった。だから、逃げ出さなければならない。と本能が訴える。しかし、彼の理性はこの少女を救わなければならないと主張した ) ―――。いいか。よく聞け。その腕を納めて、動きを止めるなら、俺はお前に痛いことをしない。もし、お前がその腕を俺に振るうと言うのなら、俺はお前に痛い事をしないといけない。いいかい? わかるか? ( 彼は冷や汗を拭いたい気持ちを心の奥に収めながら、じりじりと近づいてくる少女に、彼は同じぐらいの速度で下がっていくだろう ) ―――――もう一度、言う。お前が―――いや、すずいろ。お前がここでその腕を納め、腕を振るわないでするのなら俺はお前に暴力は振るわない。お前を大切にする。わかるな? ( 先手の取れる距離。だが、彼は執らなかった。 彼はこの少女を殺す気はないのだから。 哀れな悪魔の犠牲者。そう、彼の中で位置づけられた少女。 できることなら、救いたい ) [Fri 8 Sep 2006 18:01:45]
絡操乙女 > ( フォスから2メートル離れた位置で、右腕を大きく振りかぶったまま ) うふ ふふふふふふ ふ ふ。 こうげき って なぁに? ねぇ あそびましょう ごしゅじんさまぁ。 きょうは すずいろが おいかける のぉ ?  すずいろ、ごしゅじんさまを おいかけて いいのぉ ? ( 地を這うような足音を立てない平行移動が再び。 ) ( 腕を変形させて作り上げた棍棒に相当の重さがあるのだろう。 その動きは極端に遅い。 ) ( 何の術式を狙ったものか少女モドキにはわからない。 しかし、この物の動きは鈍重ゆえに今は距離を詰めただけ。 ) ( 攻撃しようと思うのならば、先手は容易にとれるだろう。 ) [Fri 8 Sep 2006 17:54:57]
フォス > わかった! 痛いことは絶対にしないから落ち着いてくれ! ( 彼はそれを見た。 何かの差込口のような。溝のようなその幾本の線は少女の腕を走っている。瞬間、それが音を立てて開いた。 彼はぎょっとした。少女の腕が変形したのだ。それは巨大な棍棒にも見える ) ――――・・・・・・ ( かれはすぅ、と息を吐く。どうやら、腹を括らなければならないらしい ) ―――わかった。大好きなのはわかった。しかし、もう一度言う。お前が攻撃してこなければ、俺はお前に痛い事は絶対にしない。だから、その武器を納め―――ッ!!? ( 肩の高さまであがる腕。彼はそれをみて、攻撃の意思を汲み取った ) ――― ( 彼は喉を苦しげに鳴らした。戦わねばならないと言う現実が。人間と戦わなければならないという目の前の現実が。彼を苦しめた。 ) ――― ( やばい。と本気で思った。 彼は防具と言うものが無いに等しいエクソストだからだ。そもそも、悪魔や吸血鬼を対象としているのであって、まあ人間はわかるとして―――カラクリなんで想定していなかった。 だから、彼は焦った。 目前にまで迫ろうとしている、横殴りに振るわれる極太の腕に彼は右手を向けて、術式を起動させようとするだろう。 ) [Fri 8 Sep 2006 17:46:01]
絡操乙女 >  請愛我 請愛我請愛我請愛我! いたいのは  もういや もういや もういや もういや!! ( むきだしになった細い腕の随所に、 ) ( 何かを突き刺した傷跡に似たスリットが走っているのが見えるだろうか。 ) ( バシュン ) ( 乾いた音と共にスリットに沿い少女の腕がばくん、と開いた。 両腕はフォスの胴回りほどの太さの棍棒に姿を変えるだろう。 ゴキン。 少女の形のカラクリは異音を響かせ小首を傾げて。 ) ねぇ ご しゅじん さま ぁ ――   ? ( ニタリ。 微笑をはりつかせたまま。 )  すずいろ、とっても おちついてますの よ? だって すずいろ、も ごしゅじんさまのこと だぁーいすき ですも のぉ ( 後退するフォスを追うことはせず、垂らしていた右腕がゆっくりと垂直に肩の高さまで上がる ) ( それはフォスの首の高さ。 そのまま大きくゆっくりと、真横に振られる極太の腕。 ) [Fri 8 Sep 2006 17:38:22]
フォス > ( 彼は思わず目が点になった。なんだあれは。 ) ―――― ( そして彼は、怒涛の嵐のように叫びまくる少女の言葉の羅列に目を点にして、口をあんぐり開けて驚いてた。 じわじわと少女の言葉が脳に浸透していくと同時に、彼は悟った )( あちゃー。やっちまった ) ―――ちょっ! 待て! ( 彼は慌てて右手を突き出す。 術式を起動させる気はまだないが、いつでも射出可能のように狙いを定めておく。おそらく―――・・・・・・・カラクリ。なのかなぁ。自信は無いが、それでも人間の皮膚を改造したカラクリで―― )( 少女の瞳から茶色の涙。あれはなんの色だ? ) ―――と、とりあえず落ち着け! 俺がすまなかった! というか見てみろ!? 俺の髪の色は赤で目の色も赤! ほら、着てるのは神父服! 首に十字架! ほら! お前の主人に似てるのか!? 一度深呼吸して見てみよう! ( とは言っても、瘴気を吸った人間に何処まで通じるかはわからない ) よしわかった! 俺からお前の主人に言ってやるから! もうやめるように言ってやるから! とりあえず落ち着け!! もう拷問のようなマネはさせないから! な!? とりあえず落ち着け!! ( あの硬質のある肌には弓も通じないんだろうなぁ。などと彼は思いつつ、一歩二歩、下がるだろう ) わかった! な!? とりあえずわかったから! 落ち着け!! ( なにを言ってるのかはわからない。だから彼はとりあえず、わかったを繰り返した。何語だ。フォーウン語か? 全然わからないって ) [Fri 8 Sep 2006 17:26:23]
絡操乙女 >  請愛我 請愛我請愛我請愛我! ( すずいろを愛して下さい ) ( 2メートルの距離から動かずブツブツブツブツ繰り返している。 ) [Fri 8 Sep 2006 17:25:01]
絡操乙女 > ( 襟と袖。 背中側と腹側。 スカート。 給仕服の縫製が弾け飛んだ。 ) ( その下から現れたのは白々とした少女の裸身。 ) ( だが首から下は明らかに人間の皮膚ではない) ( 完璧に人の形をした鎧だ。 フォスの持つカンテラの光が、その見るからに硬そうな質感を照らし出す! ) [Fri 8 Sep 2006 17:17:16]
鈴の音 >  ( カタカタカタカタカタカタカタカタ カタカタカタカタカタカタカタカタ! ) ( それは物の比喩ではない ) ( 空気が振動する音だ。 ) ( 少女はおこりに罹ったようにガタガタと震え続ける。 ) ( 澄み切った黒い瞳は見開かれたまま、形のいい唇だけが微笑みを浮かべてフォスを見上げた。 ) しんぱい ごしゅじんさま、 いつだって すずいろをしんぱいして くださいましたわ。 おれはすずいろがかわいいんだと おっしゃって、 ぜんぶぜんぶが かわいいからだって。  まふゆのおにわに はだかでほうりだして、 つめたい つめたーい こおりのはしらにだきつかせたり、 はものをつきたてて つめをはがして ちのいろも ながすなみだも ぜんぶが いとしいんだって。 すべてみたいから こうするんだって、 だからしんじゃだめって たかいおかねをかけて おいしゃさまをよんでくださいましたわね?  ( 花開くように満面で微笑んで。 ツゥ、その顔のまま一条の涙を零した。 )  おねがいですから もうやめて ころしてください って 何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も!! 私!! お願い致しました わ、 よ、  ねェェェ―――――――!!?   ( バヅン! 手袋と給仕服の背中が大きく裂けた! ) [Fri 8 Sep 2006 17:16:45]
フォス > ( 準備は整った。これでいつでも術式を起動させることができる。彼は内心そっと吐息を吐く ) ―――あ、ああ。すまない。いや、お前がどんな反応をするか見てみたかった ( 彼は戸惑いながら、そういった。 ( フォーウン訛り。それこそ、この少女がヴェイトスの生まれであることを意味するのか。それともフォーウン育ちなのか。 どちらにしろ、あの魔界の者でない可能性は飛躍的に高まったと彼は考える )( 一歩踏み出してきた少女。対して、彼は一歩後ろへと戸惑うように下がるだろう ) ―――― ( はっ、と彼はしまったという顔をした。 やばい。 これは奴隷なのか。それともメイドなのか。 それはしらない。 しかし、ここまで洗練されたとも完璧なまでに尽くすタイプであるのなら、「主人の傍にいる」というのがどれだけ強い感情なのか――。ああ、、、、そんなことを考えてる場合ではない ) あー! すまなかった! ( 彼は慌ててそう叫んだ ) お前がここにいることは当たり前だな! 主人が居れば居るのは当たり前だ! ( 言ってから、彼はぞろぞろと冷や汗を流しながら考える。 もしかしたら瘴気を吸った。人間かもしれない。そうなると、彼はあまり戦える自信が無い。というよりも少女とはできるだけ戦いたくはなかった ) ―――俺はお前が心配なのだ。わかるだろう? ここは危険だ。 ( 彼は口から出るだけの言葉を永遠と連ねてみた。 ) お前はよくできた子だ ( だとか ) 俺にとってとても大切な存在だ ( だとか ) かわいがられたお前ならわかるだろう? お前は傷つけたくない ( だとか ) ほら、落ち着け。後でかわいがってあげるから ( だとか。言ってから、意味は頭を撫でるとかでいいよな? と心の中で不安になった。 ) ほら、落ち着け。ここは空気が悪い。とにかくアマウラまで戻ろう。な? ( そうだ。それが優先だ。瘴気を吸ってここまで来てしまった一般人なら、アマウラまで連れて行って、保護してもらったほうがいい ) [Fri 8 Sep 2006 16:57:52]
鈴の音 > ( その距離は給仕が心得た――躾けられた主人との距離だった。 ) ( それ以上の意味はない。 ) ( ぱぁ、と少女の顔が白磁の色はそのままに喜色に輝く。 ) はい! すずいろは、すずいろ ですわ。 おたわむれがすぎますわ ごしゅじんさま、わすれたふりをなさるなんて  ( 多くを語れば強いフォーウン訛が露になる。 ) ( スゥ。 体重は完璧な平行移動。 足音も立てず、ピカピカに磨き上げた臙脂色のエナメル靴が一歩踏み出して ) ( そこで止まった ) なんでって なんでですの ごしゅじんさま? ごしゅじんさまがいらっしゃる、すずいろは だから ここにおりますの。 なんでですか どうしてですか? なぜごしゅじんさまは そんなことを おっしゃいますの?  ( カシャン ) ( 少女の手からカンテラが落ちた。 カタカタカタカタカタカタカタカタ 白い手袋に包まれた手が小刻みに震える。 カタカタカタカタカタカタカタカタ カタカタカタカタカタカタカタカタ ) [Fri 8 Sep 2006 16:48:08]
お知らせ > 鈴の音さんが来ました。 [Fri 8 Sep 2006 16:39:44]
フォス > ( 二メートルの距離。一瞬で詰め様と思えば詰められる距離である )( ぐるり、と力の流れを感じる。その力はすでにこの世に顕現できるほどの力を秘めているが、ぎりぎりまで出すつもりはないし、使わなければいいと思っている ) ――――? ( 彼は怪訝そうに眉根を寄せた。 確かに彼には奴隷が二人いるが最近はあっていない。どころか、給仕服を着せた覚えもないし、そもそも風貌からして違う気もする。 ) ―――ま、待て。動くな。 ―――・・・・・・すずいろ、と言うのか。お前の名前は ( 彼は考える。その名前を思い出そうと言うのだ。 しかし思い出せない。 すずいろ? ―――・・・・・・・。ダメだ。記憶にない ) ―――― ( 悪いが人違いだ。と言おうと口を開いたところで、彼ははっと思いついた。 もし、これがこの悪魔の根城に詳しいのなら? 騙すようで良心が痛むのだが、知っているということにしたほうがいいのでないだろうか? ) ―――・・・・ああ、心配をかけたのかもしれないな。なんでお前はここに居る? ( とりあえず、こんなところではないだろうか。彼はあまり難しいことを考える人間――もとい天使――ではないので、当たり障りのないことを言った ) [Fri 8 Sep 2006 16:37:32]
鈴の音 > ( カラ …コロロ ) ( 鈴の音が止む。 ユラユラと揺れていた明かりもそこでピッタリ止まった。 フォスの2メートルジャスト手前で少女は立ち止まる。 ) あぁ 安心しましたわ! どちらにいってしまわれたのかと とってもとっても 心配しておりましたの。 ( カクリ、小首を傾げて ) ( 見る見る表情が曇った。 ) すずいろの名前を 忘れてしまいましたの―?  あんなに あんなに、 かわいがってくださった のに。 ( カラ コロリ。 二つに結った髪に飾られた鈴が鳴る。 ) [Fri 8 Sep 2006 16:26:54]
フォス > ( 彼はそっと薄暗闇の中で目を細めた。 こういうとき、索敵能力に欠ける自分の受肉率の高さに辟易する。 )( ――、一見すれば人だが )( とは思いつつも、彼自身も天使でありながら人に近い。 彼はそっと吐息を吐く。 慎重すぎるとは思うのだが――・・・・・ )( そっと、心臓を掴むイメージ。ぐっと搾り出し、力をひねり出す。右手にゆっくりと力の流れを感じながら、彼はカンテラの明かりを強くして、その身を表すだろう。石床に踵をわざと鳴らし、自己主張 ) ――――。 ( そこでやっと、彼は眉間に皴を寄せた。まったくもってヴェイトスの風土はわからない。給仕が悪魔の根城に居ると言うのは、少しだけ驚いた ) ―――。なにをやってんだ。あんた [Fri 8 Sep 2006 16:19:28]
鈴の音 > いらっしゃらないの です かぁ ……? どなたか どなたかぁ ……。 ( 何度もそう問いながら鈴の音は徐々に地下の奥へと、フォスのいる方へと近づいていく。 距離が近づくにつれてフォスが手にするカンテラとは別に淡く灯る明かりが見えてくるだろう。 音の主も明かりを持っているのだ。 ) ( カラ コロリ。 ) ( 白磁より滑らかですべらかな肌に、絹糸より艶やかな黒く長い髪を大きな鈴で結い上げた少女がそこにはいた。 顔立ちはイエロティア風だが、黒い清楚な西洋風給仕服を身につけている。 ) [Fri 8 Sep 2006 16:14:47]
フォス > ( 彼は一瞬自分の耳を疑った。人の声? と彼は眉根を寄せる。 どこか耳に小気味いい音を響かせながら、降りてきたのは誰だ? ) ―――――― ( 彼は応えない。 悪魔なのかもしれない、という思いが彼を昂ぶらせると同時に、慎重にさせた。 彼は松明の火を消して、カンテラの明かりを最小にして、其方に向かってできるだけ足音を立てないように近づくだろう ) [Fri 8 Sep 2006 16:06:11]
鈴の音 > ( カラカラ コロコロ ) ( 鈴の音が地下の空洞に反響する。 カラカラ コロコロ。 ゆっくり ゆっくりと、地階からここ地下へと降りてくるように幾重にも音色を反響させながら。 ) ( やがて ) どなたか いらっしゃいます かぁ ……? ( 人の姿を探すような怯えた若い女の声がする。 ) [Fri 8 Sep 2006 16:02:43]
お知らせ > 鈴の音さんが入室されました。 『カラ コロリ。』 [Fri 8 Sep 2006 16:00:43]
フォス > ( 古城は広い。闇雲悪魔を探したところで見つかるわけが無いと思いつつ、彼はそれでも闇雲に進むしかなかった。しかし、ただ闇雲に歩くのも嫌なので、彼は右手の壁に触れながら歩いていた。 彼には悪魔の気配を察知することができない。 そして、彼は明らかに古城に足を踏み入れてから、体調を悪くしていた。 )( 人間にとって瘴気が毒ガスなら、彼にとってこれは猛毒ガスだ。 聖属性に特化した種族だからこそ、彼は魔属性に非常に弱い )( そして魔的なモノをどうしても、それを破壊せねばならないと身体の芯から湧き上がってくるような感情がある ) [Fri 8 Sep 2006 15:57:29]
フォス > ( 彼は城の地下に居た。迷ったわけではないのだが、地下を調べてみようかと思ったからだ。 とはいえ、彼は後悔していた。地図を買っておけばよかったのだと今更ながら後悔したのだがそれはもう遅い ) ―――― ( カンテラの明かりをつかって、火の消えた松明に火を移す。その松明を壁から手にして、彼はカンテラの明かりを消した )( 一応。節約のつもりだった ) [Fri 8 Sep 2006 15:44:45]
お知らせ > フォスさんが入室されました。 『( 昼になっても暗い )』 [Fri 8 Sep 2006 15:41:46]
お知らせ > ツクヨミさんが帰りました。 『しばらくして疲労が限界に達したとき落ちるように意識を手放して―』 [Fri 8 Sep 2006 02:33:05]
お知らせ > ステアさんが帰りました。 『誰も来ない城の隅の一室。ベットに女性を降ろしローブを脱ぎかけ寝かしつけた。落ち着かせる為に』 [Fri 8 Sep 2006 02:31:31]
ツクヨミ > ( すでに女性の声はほとんど聞こえていない。 ただ本当に何かに怯えるように震えて、違うと呟き続ける。 今はもう明確なものは何も見えず、ただ少し強く抱きしめてくれた腕に無意識に手を添えて、すがるように力を込めて…。 ) [Fri 8 Sep 2006 02:31:24]
ステア > ・・・・・・。 (二度目の謝罪・・・これには最早何も言うまい、と。 恐らく癖なんだろうな、と決め込み・・・何も言わなかった。) ・・・・・・・・・大丈夫ですよ。 ゆっくりで構いませんから。 (切り出した言葉・・・だけれど、突然怯え出したように震え出す女性に・・・抱く腕に少しだけ力を込めて、優しく・・・出来うる限り優しく語る。 すぐでなくともよい、と・・・ そして、目指していた個室が見え始め・・・ [Fri 8 Sep 2006 02:16:04]
ツクヨミ > ( とても短い時間ではあるが、自分の中では彼女はとても優しくて良い存在だ。 故にこんなところで自分に関わって危険な目にあってほしくないと思う。 けれどやっぱりその考えも独りよがりなもので、こうして助けてもらっておいて何を勝手に言っているのだろうか。 抱えられている状態で一人で自己嫌悪に陥るなんてなんて勝手なことだろう。 ) ………すまぬ…。 ( しかしそういわれると謝ってしまうのは、もはや反射のようなもの。 謝ってほしいわけではないと言うのに思わず口から漏れてしまう。 ) ………。 ( それでも優しい誘惑の言葉がかけられると思わず吐き出したくなってしまう。 ) わたし…は………。 ( 自分さえ良ければ…口を開こうとした瞬間に再び流れ込んできた言葉。 その言葉にビクリと身体を震わせて女性の腕の中で小刻みに震えだし― ) 違う……違う…っ…。 ( 出てきた言葉はそれだけで呟くだけで…。 ) [Fri 8 Sep 2006 01:51:26]
ステア > ・・・・・・。 (持ち上げた女性を足早に運ぶ。 この悪寒から早く解放されたいというのもあるが、それは比重としては少ない方。 それこそ、こんな場所で、こんな状態で化け物と出会おうものなら、女性を抱えている分此方が不利だ。 その点では、先ほど女性が言ったように私も危険だが・・・もう今更である。) あの・・・私は別に謝ってほしいわけじゃないんです。 (何故か謝る女性にに初めて視線を落とせば・・・紅い目が黒い瞳を覗き込む。) ・・・話して見てはどうですか? (ポツリ・・・とそんな事を口にする。 自分から切り出して、こっちが聞けば謝り黙り込む。  そんな彼女の謝罪をスッパリ一蹴して・・・何をそんなに気落ちしているのか、と。 [Fri 8 Sep 2006 01:41:09]
ツクヨミ > っ……! ( 払いのけようとしているのに力が入らずに簡単に持ち上げられてしまう。 観念したわけではないけれど、力が入らないままではどうしようもなく、見られていないとは言え顔をそらす。 ) ………。 ( 呟いてしまえば何を言い出すかと思われるか、助けられておいて何をと怒られるか、こうして問われるかのどれかということは分かっていた。 そうして話してしまえばきっと楽になるだろう。 けれどそれは先日少女に言われた、自分さえ良ければ…と言うことに繋がりかねない。 そうじゃない、そうじゃないのに…。 ) すまぬ…。 ( 出てきた言葉はそれだけ。 感謝の言葉ではなく謝罪の言葉。 問いかけをするような言葉を呟いたのは自分のくせに、それ以上喋らないことへの謝罪でもあった。 ) [Fri 8 Sep 2006 01:22:36]
ステア > ・・・・・・最初から・・・こうしていればよかったですね。 (微かに動いた相手の身体だが、それは抵抗とも呼べるか微妙なもの。太腿の下に手を通せば・・・一気に力を込めて・・・立ち上がる・・・けれど悪寒。このヒト・・・法衣意外にも何かある? 悪寒に抗いながらも見た目通り、と言うか見た以上に・・・軽い女性を抱きかかえれば歩き出し。) ―――聖職者らしくありませんね・・・自分に価値がないなんて。 どうしてです・・・? (吸血鬼が聖職者を説くなんて、何て滑稽。 抱き上げた女性の表情を見ることも無く・・・歩を進めるのは、先日・・・魔杖に教えてもらい使った古城の一室・・・だろう。 [Fri 8 Sep 2006 01:12:13]
ツクヨミ > ……っ…。 ( やめてくれ、自分などこうして危険なところでわざわざ助ける価値など無い存在だ。 と心の中で呟くが、それは飲み込む。 そんなヒステリックな叫びを関係の無いものにぶつけたところで迷惑以外何者でもない。 ) 私は……そのように…してもらう、価値…など無い…。 ( だけど、どうしてもやはり聞いてほしかったのか、無意識なのかポツリとそんなことを呟いてしまう。 いきなりそんなことを言われたほうはいい迷惑だろうに…呟いたことに後悔して、表情をゆがめる。 どうして未だに力が入らないのか分からない身体に内心舌打ちしながらそれでももぞもぞと出来る限りの抵抗をするものの、ほとんど抵抗にならない動きは簡単に手を通せるだろう。 ) [Fri 8 Sep 2006 00:56:45]
ステア > ―――・・・・・・。 (なるべく負担が無いように、法衣の女性を移動させようと思っていたのだが・・・帰って来た言葉に動作を止めて。) 生憎、もうこの城自体が危険なところですから大丈夫です。―――それより・・・立てないならこのまま、抱き上げてしまいますが・・・良いですね? (おいて行け、と法衣の女は言う。 けれどソレは自分の理念に反する。今此処でこの女性を見捨てれば・・・自分の魔界の化け物と大差ない気がしてしまって・・・ピシャリ、と言い返した。 そして、言葉通り・・・手首を持っていた手を離せば・・・太腿の下側へと手を通そうと・・・ [Fri 8 Sep 2006 00:46:27]
ツクヨミ > ………。 ( 少しの間ぼーっと女性に身を任せていた。 どうやら自分を起こそうとしているようだが…。 ) ……そう…だが…。 ( 確かにそうだ。 さっきまで何もされていなかったのが奇跡に近いことなのだから。 だが、こんな自分を助ける価値などないはずだ。 その上今ではただの足手まとい。 ) 私など……おいていか…ねば…御主こそ……危険だ…。 ( 正直自分のことで手一杯の状況では、女性がどんな気持ちと状態で自分を支えているかなんてわからない。 だけど、立てるかという言葉に対して返したのはそんな言葉。 遠まわしにおいていけといっているようなもの。 ) [Fri 8 Sep 2006 00:29:11]
ステア > ・・・・・・ッ・・・。 (手首を持って自分の首の後ろを通し肩へ、そうやって抱き起こした法衣の女性。 次は立ち上がらないと・・・) ・・・こんな所で倒れたままでは、化け物のいいエサです。 ただでさえこういう聖衣を着ているんですから。 (傍に置いていた魔杖を法衣の女性の手首を持った反対の手で拾い上げれば・・・杖を持ったまま、法衣の腰の部分に手を添える・・・ 全身が弥立つ様だ。) ・・・・・・立てますか? [Fri 8 Sep 2006 00:21:32]
ツクヨミ > ( こんな状況なのに笑顔を作ることができるなんて…少しはまだ余裕があるんじゃないかとも思う。 けれどやっぱり脳裏にあの言葉が流れると、やっぱり心が痛み一瞬だけ表情をゆがめる。 ) ……そう…か…。 ( 何かあるようにみえたのだが、なんでもないというのならそうなのだろう。 そう言ったのにわざわざ掘り下げるのは初対面では邪推だ。 ) …なに…を…? ( 突然手首を持たれ、女性が方へと腕を回そうとする行為に疑問の声を上げる。 一応は驚いているのだけど、それが表情にまで伝わらず結局普通に弱い声で聞いていた。 抵抗は今のところほとんどしようとは思っていない。 ) [Fri 8 Sep 2006 00:07:08]
ステア > ・・・・・・。 (まったくもって酷い笑顔だ。 身体は見た限り外傷もない、内側までは分からないけれど返事が返ってくる分には問題ないのだろう。 相手の事情がどうあれ、「何でもない」とこんな酷い笑顔で横たわったままの人を放って置けるほど・・・気楽に出来ていない。) ・・・ッ・・・なんでもありません。 (微弱な聖物に触れて多少、身体が拒否反応を示したけれど・・・どうでもよい。 法衣の女性から投げかけられた言葉に、首を振りつつ答えれば・・・その手を再び法衣の手首へと伸ばし掴み自分の肩に回そうとして。 [Fri 8 Sep 2006 00:00:31]
ツクヨミ > ………。 ( かけられた言葉に視線を女性から床へと落とす。 大丈夫なのか、と言われても身体的には何も影響は無いのだから大丈夫なのかもしれないが、精神的には大丈夫じゃない。 さてこの状況をどのようにしたら目の前の女性に伝わるだろうか…。 誰か来ていると言うのに、話しかけてきているというのに、いつまでも自分の中の問題と戦っている場合ではないのかもしれない。 なけなしの精神力を振り絞り視線を再び女性へと戻し― ) 大事…ない……。 ( 何とか笑顔を作りそれだけは返した。 随分と酷い笑顔ではあるだろうが…。 と、自分を揺する女性が突然ビクリと揺れるとその笑顔を消して― ) どうか……した…か? ( と声をかけた。 ) [Thu 7 Sep 2006 23:47:02]
ステア > (帰って来た言葉に安堵するのも束の間。 その言葉は酷く弱々しいモノ・・・巻き込まれたのではないのに、こんな地面に横たわり消耗した状態ということは既に襲われていたか・・・やぱり巻き込んだかのどちらかという事になる。 いや、どちらにせよこんな所で横たわらせたままで放置する訳にはいかないだろう。) あ、あの・・・大丈夫ですか? (案内をするだけして休眠モードな魔杖を傍に横たわらせ屈み込めば・・・その手を法衣に伸ばし揺すって見るだろう・・・。 しかして、法衣も微弱な「聖なる物」触った瞬間、黒衣がビクリ、と揺れるかもしれない、が。 [Thu 7 Sep 2006 23:37:17]
ツクヨミ > ………。 ( 最初からずっとその辺りを見ているので、恐らくは先に発見したのは自分の方だろう。 最初は足元から、徐々に頭の方に向かっていく途中、確かに表情が引きつってくのが見て取れた。 最初のうちはどうしてそんな表情をするのだろうと思ったがすぐ投げかけられた言葉で理解した。 ) ……ぃや…。 ( 駆け寄ってくる女性にそれだけ力なく答える。 なんとなく違和感のある喋り方だったが、巻き込んでしまったと思っているからだろうと思い、できることならそれを解消させて上げられれば良いとも思ったが、そもそもお門違いの考えのようならば、逆に元気になれば警戒を与えてしまうだろうか。 ) [Thu 7 Sep 2006 23:20:10]
ステア > ・・・・・・・・・? (土埃も徐々に納まり近付いてくる足音。 闇に解けたかのような漆黒のローブと漆黒の髪。 そして闇に栄える純白の肌と・・・血の様な禍々しささえ思わせる紅い、瞳。 その紅が、地面に横たわった法衣を見つければ・・・みるみる表情が引きつっていくのが見て取れたかもしれない。) ・・・ぁ、ぇ?巻き込んじゃいました・・・? (慌てて、法衣の女性に駆け寄るもののかける声はどこと無くギクシャク・・・釈然としていない。 当然か、服装からして聖職者・エクソシストといわれる者達・・・言わば、吸血鬼の天敵である。 [Thu 7 Sep 2006 23:11:23]
ツクヨミ > ぁ……。 ( 自分と悪魔達の居場所を現すかのように存在していた茨の壁がいとも簡単に崩れ去る。 もともと呼び出した主が近くにいないのだから、こうなるのは分かっていたことだ。 ) …っ……っ、っ…。 ( 飛んできた氷の破片が身体に当たると、ピク、ピクと身体が反応した。 弾けとんだわけではないので痛いとまではいかなかった。 ) ……? ( それでも未だに動こうとしないで、壁を破壊した術士に興味があるのか、視線だけを動かして埃の向こう側を見る。 ) [Thu 7 Sep 2006 22:59:25]
足音 > ―――『FRIGERANS OBSCURI』(氷結させる闇の精)・・・。 (詠唱より少しだけ音量が増えた声が響き渡れば、茨の壁が徐々に凍結していき・・・全体が凍結してしまう――と、同時に「ビシィッ!」とガラスが割れるような音と共にガラガラと茨で構築されていた壁は崩れ去り・・・その凍りついた破片を撒き散らす。 横たわることを選んだ法衣は大量に氷の小さな破片が降り注いだことで・・・文字通り 「巻き込まれた」 としておこう。) ・・・先日通った時にはこんな物無かったはずですけど・・・。 (壁があった更に奥、未だ埃の舞う方向から、再び足音と共に近付いてくる声・・・(法衣が動こうとせず横たわったままなら次のターンには術士は法衣を見つけるだろう。 [Thu 7 Sep 2006 22:51:42]
ツクヨミ > えい……しょう…? ( 茨の壁の向こう側から聞こえた詩のような旋律。 となるとこのままここにいるのは危険かもしれないが…。 ) ………。 ( 視線を床へと移して結局そのままそこにいることを選んだ。 と言うよりも動く気力が生まれなかっただけとも言う。 巻き込まれたら痛いだろうか…? なんてある意味のんきなことを考えながら、静に瞳を閉じてこれから起こることを待つ。 ) [Thu 7 Sep 2006 22:40:38]
足音 > ―――veniant spiritus・・・glaciales・・・。 (足音が壁の向こう側すぐ傍で止めば・・・続いたのは女の声。 少しでも魔道に関わっていればその声が詠唱を刻んでいるのも理解できよう。) ―――obsscurantes・・・・・・。 (次ターン呪文発動。茨の壁破壊。 [Thu 7 Sep 2006 22:35:03]
ツクヨミ > ……? ( 地面に横たわっているためにはっきりと聞こえる現われた足音。 聞こえる方向が茨の壁の向こう側なら、視線はそのまま見えないはずの向こう側に向けられる。 それ以上行動するわけではなく、立ち上がるような意思も見られない。 壁の向こう側、ということもあるが、警戒なんていう言葉を知らないように無防備で。 ) [Thu 7 Sep 2006 22:24:36]
足音 > カツ  ン   カ ツン  カツン―――。 (横たわる法衣の少女にはハッキリ聞こえるだろう音。 茨の壁の反対側から、徐々に近付いてくるその音は一定のテンポ・・・。 足音であることがすぐに分かるだろうもの。 誰かが近づいている事―― [Thu 7 Sep 2006 22:21:01]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『カツ・・・ン。』 [Thu 7 Sep 2006 22:16:15]
ツクヨミ > ……。 ( ちらりと視線を向けると、目の前に飛び込んでくるのは先日放たれた茨の壁。 あれに飛び込んだら、血がたくさん流れて痛いだろう。 痛みを受けることによって、何か満たせるなんてことはないだろうけど、こう言う心持の時は…無性に……自分を傷つけて無理やりにでも落ち着けたくなる。 ) ………。 ( 痛いことは嫌なのだけど…それを良しとしてしまうような病んだもの。 大して動けずに、動こうともしないくせに、それでもずっと茨の壁を見つめる。 ) [Thu 7 Sep 2006 22:06:37]
ツクヨミ > ( 誰も傷つけたくなくて、誰も死んでほしくなくて…だから自分のできることをしようとして…でもそれは実は自分だけしか望んでいないことで、自分だけがよければ良いと言うことに……。 ) 違う……そんなこと……。 ( 誰だってそういう思いはあるはずだ。 たとえそれが悪魔だろうとなんだろうと、いたい思いをするのは嫌なはずだ。 対立するようなことをすれば確実に血が流れてしまう。 そしてそこからまた新しい恨み言が生まれる。 それはどっちだって一緒のことだろうに。 それが止められない場所まで来ているから、来てしまっているのにまだこんな戯言を呟いている自分に対しての正当な罰なのだろうか。 ) [Thu 7 Sep 2006 21:54:35]
ツクヨミ > ( いや、それは違うか。 紅い空の影響は確かにあるかもしれないが、それ以上に響いているのは、先日の少女の一言だ。 ) ちが……ぅ…。 ( 違うと思う、違うと思っていたのに、いや、違うと思いたかった場所。 それとも気付いてすらいなかった自分の感情を、はっきりとした言葉で叩きつけてくれたこと。 その叩きつけられたことが自分にはとても認められず、認めたくなくて…背けたくても背けられなくて今も口で頭で心で反芻している。 ) [Thu 7 Sep 2006 21:44:54]
ツクヨミ > ……。 ( 身体が重い。 気分もあまり良いとは言えない。 目覚めは最悪で、心持はもっと悪いかもしれない。 解放した力はすでに戻り、いつもの法衣に身を包む。 その状態になっても自分を覆う力はあるのだけど、今は極限まで弱まっている。 そのために紅い空の影響を受けてしまっているのかもしれない。 ) [Thu 7 Sep 2006 21:35:09]
ツクヨミ > ……? ( 気がつくと、身体が横たえられていた。 あれから誰かが来たようには思えない、とは言ってもほとんど意識が無いようなものだから気がつかないだけなのだが、兎に角誰も来ていないだろうから、勝手にそのまま崩れ落ちたんだろう。 瞼をゆっくりと開けて、力ない瞳に周りの景色を映し出す。 身体を動かそうと思ったが― ) ………。 ( 何をやられたわけでもないのに、立つことすら拒んでいるように身体はピクリと動くだけでそのまま。 ) [Thu 7 Sep 2006 21:26:06]
お知らせ > ツクヨミさんが来ました。 『( 気がつけば…。)』 [Thu 7 Sep 2006 21:22:05]
お知らせ > 鳥影さんが退室されました。 『(記し終えれば。血塗れの黒羽を地面に数枚残し、鳥の影は飛び去った)』 [Thu 7 Sep 2006 20:34:24]
鳥影 > (それは、地上から見るには些か遠くとも、視力に自信があれば概ねの意図は読み取れるだろう。上階に上るなり、其処を望みうる塔なりの窓から身を乗り出して確認すれば、読み取る事は可能であろう。空を飛ぶものであれば、もっと簡単に確認は出来るであろう。 それは血色で記された、警句のような。奇妙な文字列。) [Thu 7 Sep 2006 20:33:17]
鳥影 > (城の外壁、外から望みうる場所に接近した影が羽ばたくと、赤い色がぽたぽたとほんの僅か、地上にめがけて降って行く。それは、赤い雲が降らせる雨とは違う、もっとべったりと。どろりと生臭い本物の血潮。赤く染まった翼が、ゆっくりと羽ばたき以外の動きを取る。元とも飾り羽根のように細い翼の先端が、たっぷりと含んだ赤色で、外壁にナニカを書き記していく。) [Thu 7 Sep 2006 20:31:14]
鳥影 > (遠く遠く、地上に落ちるのは鳥の影。古城を見下ろす高さに飛ぶのは鳥の影。否、鳥の翼を持ったナニカの影。緩々と周辺を旋回するように飛んでいたそれが、古城の外壁の方へと近付いていく。) [Thu 7 Sep 2006 20:28:27]
お知らせ > 鳥影さんが来ました。 『(古城、上空)』 [Thu 7 Sep 2006 20:27:24]
お知らせ > ツクヨミさんが退室されました。 『( たどり着いた答えは、認めたくないもので…。)』 [Thu 7 Sep 2006 04:28:07]
ツクヨミ > ……………………。 ( 反論なんてとてもできなかった。 少女の言うとおりだ。 突き詰めればそういうことなのだ。 どんな綺麗ごとで隠したところでも彼女が言うとおりなのだ。 ) ………わた…し……は……。 ( そうなのか、そうなのだろうか。 いや、違う、いやそのとおり。 そんな葛藤が反芻し続ける。 羽ばたいて外へと飛び立った少女を追う事は無く、いや追う事が出来ない。 ) …………ちが…ちがううぅうう!! ( 誰も巻き込まず、誰も死なせず、誰もが友以上になって過ごすことができるのなら…そんなことをずっと思っていた。 だが、それこそまさに自分がよければと言う考え…違うと思いたいが、違うと否定する声は無い。 かんしゃくを起こしたように叫び、その場に膝を突いた。 いつの間にか降り出していた雨にも気付かず、ただ呆然とその場に座り込むだけだった。 ) [Thu 7 Sep 2006 04:27:04]
お知らせ > さんが退室されました。 『(壊れた窓から吹き込む雨が、赤く通路を染めていった)』 [Thu 7 Sep 2006 04:18:45]
> だって貴方 自分が良ければ 他はどうでもいいでしょう―――? (言葉は茨の棘のよぅに、毒のよぅに。 響きだけは甘く甘く囁くように落とされて。 其処で一瞬行動が停まったのならばー… ガシャンッ! 窓の木枠が壊れる音が響くだろう。 鳥の羽ばたきが飛び去れば、後は茨が残るのみ―――) [Thu 7 Sep 2006 04:17:26]
ツクヨミ > っ…そっちに…? ……似合わない……だと…。 ( 力を溜めるたびにトランス状態に入っているようなものだったが、その言葉ではっとし元に戻る。 力は霧散することは無かったが…耳に残る。 こっちにくればいい…という言葉…。 何だろう…酷く揺れていた…。 ) ぁっ………。 ( 斬るまでに至らないその前に響く笑い声に気を取られて行動する気力を一時なくしてしまった。 ) [Thu 7 Sep 2006 04:13:00]
> ……なら、貴方はやっぱり こっちにくればいいんだわー… 聖なるモノでいるのなんか、似合わない。 不釣合い。 (茨の向こう側から届く声はー…くすくすと、笑う響きで変わらない。例え少女の物語が終わっても、既に流れ始めた世界の物語は止まらないのだろう。 …もしも説く言葉があるのなら。どちらにも属さぬ波に呼び起こされる停滞を、誰も望まぬという一点のみだ。) ……『嗚呼。どうか、夜毎姿を変える月のように、不実な事を言うて下さいますな――?』  (ばさ、り。もしも茨の壁の向こう側に対して注意を配るのならばー…鳥の翼が広がるよぅな音が、聞こえたかもしれない。 次ターン飛翔。)  さよなら、不実のヒト。 それを払えば、貴方は 敵だ!!   あは は はははははははははは (茨は只、其処に在る。ざわざわと、自然の存在ではありえない蠢きを見せながら。) [Thu 7 Sep 2006 04:06:06]
ツクヨミ > そうだな…。 結局私は…自分のことしか考えていない…。 ( ことは動き出し、すでに後戻りできないところまでいると言うのに身勝手な理由を掲げて一人だけの話を勝手に終わらせようとしているのだから、少女の言うことは正しい。 中立でい続けようとしたがために自身を蝕む…これこそ受けるべき罰なのかもしれないのに。) 以前は自由に通れた道がふさがれる…か……。 ( これは自分の欲求だ。 我侭な欲求が膨れ上がるのだ。 今まではそれをヴァイオレートなどに身体を任せることでなんとなく押さえられてきていたが、紅の空の影響も増してか、身に潜む欲望の血の塊が求めているような…。 思ったとおりに動けと…。 ) 『我が道は…自ら斬り開く…』もの……。 ( 胸元の宝石に手にもち、抜刀する勢いで剣に変えて、ポツリと呟く。 瞬間剣に神気が集中していくことが感じだれるだろうか。 ) [Thu 7 Sep 2006 03:52:47]
> (追われる→終われる。 先端→戦端) [Thu 7 Sep 2006 03:44:59]
> ……周りが見えてないわー… もぅ 始まってしまっているんだから。 (既に、少女一人の裁量で追われるのは、彼女の決断のみ。紅の魔王はヴェイトスに向けて宣戦布告し、世界を陵辱する為の門は既に開かれている。先端はヴェイトスの門にて既に幾度と無く凌ぎを削り、これは此方の知らぬ事とはいえー…王の住まいにまで入り込み、打破しようとする人間も複数。歯車は既に回りだした。どちらかが砕けるまで、止まる事の無い戦争という物語を動かす為に。) …だって、貴方は結局 どっちでもないんだもの。敵じゃないって言う癖に、人間は殺せない。知らない、そんなの知らないわ。 味方なら、お客様。敵なら、晩餐の材料。 ……だから、だめ。 貴方に、此処に立ち入る資格はー… 無いの。 (それも、自分勝手な物言いに過ぎないが。 …そんな風に語る間にもー…茨は、それこそ眠り姫の城を守る御伽噺のように密集し。術者の姿は、もぅ 茨の壁の向こう側。 勿論、此方からもー…見えないのだが。) [Thu 7 Sep 2006 03:42:32]
ツクヨミ > まぁ…そんなところ…だな…。 ( 自分の望む形…確かにそういわれればそのとおりで、そしてそういえば綺麗に聞こえることだが、やっぱり自分は我侭だと痛感する。 誰かの迷惑になるわけじゃない…こともないかもしれないことだけど…今ならばまだ自分だけで済むと思っての行動。 ) っ…! ( 身体を満たす力を覚えながら、そのまま詠唱をさせてしまう。 直後に放たれたそれは通路をどんどん塞ごうとし、最早人が通ることは不可能なほど埋め尽くしてしまっている。 ) 玉座への道を封鎖した…ということかのぉ…。 ( 再び離れたことにより月光が自分達の境界となっていたが、茨の出現により物理的なものが境界となる。 その反対側から姿がほとんど見えなくなっている少女に声をかけた。 ) [Thu 7 Sep 2006 03:35:33]
> ふぅ、 ん? 残念。 残念ー…… なんだ。貴方はただ、自分の望むカタチでー… 終わりたいだけ なのね。 (あくまで、少女の口から出る言葉だけで判断するモノは、その心にまでは踏み込めない。 紅の王の名を口にして、まるで。生贄志願の乙女のようなコトを言い出す少女にー…硝子球の視線をぼんやりと注ぐ。敵意も無い。害意も無い。 ただ。戯言の合間にも、奇妙な韻律を含む言葉は流れ続けていた。) いでませ災厄 汝の名は茨の王――― (一瞬立ち昇る気配こそ、聖なるカタチ。黒いドレス、黒い髪と銀の髪。黒い瞳と紅の瞳―― 歪んだ鏡のような対峙を阻害するようにー…広げた腕から覗いていた茨が。 ズ、ン! 通路を震わせる程に一気に膨張し、広くもない通路を覆う程に、伸びて絡まり、蜜集していく。 茨の災厄。貴方の望みは叶わないと唱えるモノは。ただ、この通路を塞いで行く。茨の存在を阻害しなければ、これはそれだけのモノ。) [Thu 7 Sep 2006 03:27:52]
ツクヨミ > 少なくとも…おぬしの言うようなことをしにきたわけではない…。 ( 離れることが敵えば、そのまま数歩たんたんと距離を取る。 一度にそれほど離れることなんてできるわけもないが、5mほどは離れることはできたか。 ) 私は…この身は……どうせくれてやるのならヴァイオレートにくれてやるつもりだ。 すまぬが御主にくれてやるものはない…! ( 決意…といえばそうなのだろう。 まさにそれだ。 ただし方向性がまるっきり間違っているかもしれないが、それでも自分の中でくすぶって迷っていたものがまた一つだけ迷路を抜け出た。 迷いは未だに晴れないものの、この状況を抜け出すために戦おうと言う意思だけは現われた。 ) はぁぁああぁああ! ( 追ってこないならばそのまま神力を開放する。 一瞬神気が身体を包み、それが晴れる頃には少女と似たような黒いドレスを纏い、銀の髪をなびかせ、ヴァイオレートの血の影響だろうが、紅の光を携える双眸で少女を睨む。 ) [Thu 7 Sep 2006 03:20:18]
> …違うなんて、知らない。知らないわ。 私はー… 私の知ったことでしか、喋れないの。 喋れないのよ、聖なるモノ? 気持ち良さそうな貌、してた癖にー…あは、は ははは っ (くるりと蝙蝠傘を一回転させると、言葉には詰まれども顕著な反応を見せる少女を見て。愉しそうな笑い声。 少女の決断を、答えを待つようなー…沈黙が流れて。そして、示された答えに。きょとんとー…瞳を瞬かせる。) じゃあ、貴方は私達の敵。 ヒトを殺せない味方なんて、いらないわ。 (至極あっさりと、そう告げると、振り払われた手をぼんやりと見詰めて、子供のように眉を下げる。開かれた距離を追いかけはせずに、ぼんやりと佇んだ侭ー…通せんぼでもするみたいに、両腕を広げ。) だぁ、め。 なら、あなたも 通して あげない。 ――災厄の夜 災厄の夜 貴方の望みも叶わない (ぞろりと、奇妙な韻律の響きを口ずさむ。 佇むモノは動かない。代わりに、腕からぞろりと伸びる――茨の蔓。) [Thu 7 Sep 2006 03:10:49]
ツクヨミ > く……。 ( 確かに彼女の言うとおりだ。 自分は話があるとだけしか言っていないのだから、知るわけも無いのだ。 ) ちが…う! ( 確かにちょっと何処ろではないほどにしこまれてしまい、敏感を通り越して彼女の言うとおり淫乱な身体となってしまっているが、そんなことをしにわざわざこんなところまでは来ない。 見せ付けられる行為から視線を反らさず、そしてゆっくりと頷くそれには軽く息を呑んだ。 ) …………。 ( 確かに今すぐいけるのならば今すぐが良い。 けれど…無傷で話をしたいというのはやはり虫が良すぎる話なのだろうか。 いや…少なくともここで傷を負い、ヴァイオレートの目前に行った所で何もできないかもしれないのだ。 ) 確かに…虫が良すぎるな…。 ( 進められていく言葉の途中で何かを勝手に理解したように呟く。 身勝手な話だ。 本当に。 対極の位置にいるものに願いを聞き届けてもらうのに代償を払うのはいやなんて…子供のわがままでももう少しマシなものだろう。 だが― ) すまぬが…その条件、飲むわけにはいかぬ。 ( 言って、少女の手を振り払い、大きく距離を置こうとする。 今のままならば力的には同じものだがいきなり動けばと―。 ) [Thu 7 Sep 2006 02:53:48]
> (障子をの→少女の) [Thu 7 Sep 2006 02:43:59]
> 知らない。だって、秘密のお話だって言うんだからー… 私は、そんなの 知らないのー… (子供の我侭のように繰り返す。少女の事情は、分からない。だから、その曖昧さが。面白い反面、あやふやで腹も立つ。) ……随分、敏感ねー…聖なるモノって、そうよ ねー… 耐性が無いから、ちょっと仕込まれるとー…凄く、敏感で 淫乱になるのー… なん、だ。 悪魔に犯されたいだけー…かしら。 もしかしてー… 口説きに、きたの? (赤まなった顔に見せ付けるように、笑う唇を舌先がゆっくりと、舐めていく。 やんわりとー…微笑む顔は、変わらない。何を口にしていても。こっくりと、子供のように頷いた。) それだけの、覚悟がなくっちゃ、だめ じゃないー…? だって、聖なるモノが 敵じゃなくってお話がある なんて、ムシがよすぎるものー… ねぇ。 今直ぐがいいなら、腕一本で許してあげる。 嗚呼、でも 腕じゃ細いし。脚の方がいいかしらー… 案外、胸がいいのかもしれないけれど。抉っちゃったら、血を止めるのとか分からないしー… 腕かしら。やっぱり腕? (指先がー…障子をの首筋から、肩の線をなぞるように。 …覚悟があるなら断ち切れと。告げる部位を示すようにー…そして。) 嫌なら、違うヒトのでも、いいわ? 敵じゃないなら、いいでしょう? ヒトの腕か首かハラワタが、いいわ。 ねぇ、そう しま しょ ? (別にー…酷いコトを迫っている自覚もつもりも、存在しない。だって、敵じゃないってコトは。結局ー…遅かれ早かれ、そういうコト、なのだ。彼女が決めて欲しがっている、「決断」というモノは。) [Thu 7 Sep 2006 02:40:18]
ツクヨミ > …………そう…かもしれない…が………それだけじゃ…ないのだ…。 っ、ぁ…っ! ( 分かっていないからそれを決めてほしいのからこそ話したいのかもしれなかった。 だけど、それだけじゃない、それだけじゃないのだ…。 それをここで言うことを自ら抑えるが、言葉だけは止められるが少女のやろうとしていることは止められない。 上を向けられてしまい、さらに耳朶に軽く歯を立てられてしまうとゾクゾクと見のうちを走る妙な電流に身体を震わせる。 ) だい…しょう…? ( 軽く赤くなった顔で疑問を呟く。 だがその先を聞いていくと赤い色はすぐに色がうせていく。 ) 血を…流せ…だと…? ( ただ血を流せばよいだけなのか。 しかし首や頭だと言うことは血を流すだけでなければ死んでしまい会見することは敵わなくなるから、それは無い…と思っていたが、腕や手足、さらにはお腹の中身などとも言う。 これはどういうことだろうか。 本気で言っているのか、それともからかっているのか…戸惑いの色が強くなり、思わずあとずさろうとするが、それは許されるだろうか。 ) [Thu 7 Sep 2006 02:30:27]
> ……分かってないわ。 分かってないから、お話 を、したいんでしょうー…?  なんて、ね。 どうなのかしら。本当、に、そうなのかしらー…… ね。 (注がれた血の影響を知る術は、コレには無い。聖なるモノと認識させる気に前進が微弱なれど覆われているのなら、流石にまじって分からなくなる。其処まで聡い訳じゃあないし。 むしろー…聖なるモノには敏感でも、魔性の方に聡くない。指先がー…少女の細い顎に掛かれば、緩々と力を込めて上向かそうとしていく。逃げること、内に篭ること、黙る、コト。 何一つー…ユルサナイ。そんな風に、告げるみたいな息遣いと、指先。 カ、リ。 貝殻みたいな耳朶に軽く歯を立てたらー…今度は、すこぅし熱の篭った吐息をお土産代わりに吹きかけて。迷いを湛える少女の瞳を、硝子の視線で覗き込まんと。) ……なら、敵じゃあないって、証明 して? 契約の証には、代償かー… そう。代わりのモノが、必要だわ。 (険しくなる少女の表情とは裏腹、名案を思いついたかのように、声を弾ませるモノ。ふわふわと、邪気のカケラも無い微笑。) 貴方かヒトが、血を流して?その証を、私に見せて? そうしたら、信じてあげる。 そうねー… 首がいい?頭がいい? 腕や手足の肉だって、いいわ。 お腹の中身はやわらかいけどー… 嗚呼。喉や、腹は なくなったらー…喋ることも、できない わ ね?  (くすくす、くす。 つまるところ、証拠なんて簡単なんだと、楽しげに愉しげに告げる。) [Thu 7 Sep 2006 02:13:27]
ツクヨミ > それは……。 ( 確かに自分にそれを証明するものは無い。 あるとすれば…以前この身に注がれたヴァイオレートの血なのだが…それも証明する手立ても無い。 頬を撫で回す指も構わずに少しだけ俯いてしまう。 ) それも……分かっている……。 っ…! ( 耳元に吐息を吹きかけられると、その冷たさも相まってびくりと身体を震わせる。 ) 敵…では……ない…。 ( 先日と同じような問いかけに、最早まともに返事も出来ていない。 こんな曖昧な返事では、説得力の欠片もないだろう。 表情は俯いてまた険しくなる。 ) [Thu 7 Sep 2006 01:53:01]
> ……おかしい、わ? ねぇ。 知り合いだから、秘密のお話合いをしたいって、貴方は言うけれど。 そんな証拠は、一体何処にあるのかしらー… ねぇ。聖なるモノ。 (冷たい指先が、少女の滑らかな頬を撫で回していく。ねっとりと、何処か粘るような執拗さで。 緩々とー…近付いていく白い顔の中、唇だけが奇妙に歪んだ笑みを湛えて。)  貴方のけじめなんて、知らないもの。 王様は、きっと 忙しいわー… 人間がね。ヒトがね、いっぱい いっぱい いる場所ー… に、ね。 用が、あるから。 だからー…… (少女の内心は、歪んだモノには通じない。最初から、ヒトの内心を斟酌するようなイキモノでは無いのだから。耳元に唇を近づけてー…冷えた吐息を、ふうっと耳朶に吹きかけながら。響きだけは甘く問う。)  貴方は、紅の王の、味方? それともー…敵?  [Thu 7 Sep 2006 01:41:20]
ツクヨミ > むぅ…そんなふうに…………。 ( おかしいと連呼されたことに反論をしようとしたが、その後に続く言葉にピクリと反応し言葉を続けるのを押さえた。 ) ……そんなに…おかしいことかのぉ…? ( 口にしてみなくても理解できる。 おかしいに決まっている。 特に今の状況ならば。 しかし、まだ今は敵ではないつもりだ。 味方でもない。 故に少女から伸ばされた手を避けるようなことはしない。 流石に攻撃の意思があれば別だがそれも無いということもあるが、ここで無駄に抵抗して話をこじれさせたくないと言うことが一番かもしれない。 ) 話がしたいのは本当だ。 強いて言うのならけじめということもあるが…。 ( そう話がしたいのだ。 笑みを浮かべて問いかける少女に、はっきり…とはしないものの、今ある自分の中の答えを投げかける。 ) [Thu 7 Sep 2006 01:29:28]
> …自覚ー…してる、なら。尚更? …うふ、あは あはははは は そうよー… おかしい、わ。 おかしいんだわー…… ねぇ。「聖なるヒト」が、どぅしてー…紅の王に、御用事、なのかしら。 うふ、ふ。 おかしいわ。おかしいわー…だって、おかしいじゃ、ない? (くらくらと、笑い声。玉座の意味までは知っているかは分からずとも、笑う声は深く深く、高く。蝙蝠傘を腕に引っ掛けると、生白い両手が緩慢に伸びてー…避けるなり、払うなりの仕草が無いのなら。少女の両頬を、包み込まんと。…それくらい、近く。) ……お話が、したいの? 本当に、それは、お話かしら、聖なる夜の、月のヒト?  ねぇー… 聖なるモノが、何の、用? (唇が、笑みの形に弧を描く。ゆらゆらと笑みの色を湛えていた瞳は、硝子球。 だってー…神の力を身に纏って、ナニカを調整しているのなら。こんな風に、見られてしまうことだって、きっと。) [Thu 7 Sep 2006 01:21:11]
ツクヨミ > そうなのか…いやなに。 まぁ…おかしいとは良く言われる。 ( おかしいと言うか、変わっているとかそういう言葉は良く言われている。 自覚は無いつもりだし、思ったことを口走り、思ったとおりに行動しているつもりだから。 そう、だからここにいると再認識。 いまだ動き続ける少女を視線で追いながら。 ) む……? ( すなわち自分が紅の王に会いに来たということに笑っているのだろうか? 細くなった視線には気付かずただ疑問の音を口から漏らす。 ) 玉座…か…。 もちろん知っているとも。 ( 玉座を覆う不浄の空間のこともしっている。 普通の人間でもかなり苦しい場所なのに自分が入れば力を解放しても立っていることも辛い場所。 ) それは…玉座に連れて行ってもらえて尚且つ紅の王にも会わせてくれるという事だろうか? ( もてなすと言いながらも動こうとしない少女に疑問の言葉を投げかけてみる。 しかし身体全体でその意思はないと言っているようなものならば、その疑問は愚問となるだろうか。 争いをしないでたどり着けるならそれに越したことは無いのだが。 果たして…。 ) [Thu 7 Sep 2006 01:04:07]
> …もっと、良いものがあるから。いいのよー… 残念、なんて。 おかしなヒト、ね? (夢見がちと言えば、何かが間違っている。月はあるのだと、少女は口にしたから。視線が差し込む月の光を一度振り返ってー…直ぐに、また少女の下へと戻って来る。) 月よりは、夜の色ー…ね。 夜がー…紅の王に、会いに来たなんて言ったら、うふ、ふ。 ……そうー… (紅の、王。 その言葉を少女が口にした時に、硝子の視線がやんわりと、細くなる。意図を確かめるような光は、其処に在るまま。) 秘密の、お話? お話合い。 ふぅ、んー…… なら、こっち。 此処じゃ駄目。此処以外でも、駄目。 ――しっているなら、しっている、でしょう? 王様の、玉座。 (玉座の間。不浄の力に侵された、魔性の世界を具現した場所。魔に属するものには心地よくとも、それ以外のモノにとっては、毒にもなりうる場所。…それのある方向を、指差してー…ふぅわり、笑みが広がる。)  お客様は、最大限にもてなさないと、いけないわー…? うふ、ふふ あはは  …… ね ぇ? (行き先は示せども、それ以上動きはしない。まだ、案内の意図も退く意思も無いのだとは、態度の方が示すもの。) [Thu 7 Sep 2006 00:54:12]
ツクヨミ > そうか…なんだか少し残念だ。 ( 詩のようなしかし安定しないそれなのだけど、なんとなく彼女から紡がれた詩を想像するとやはり少し残念な気がした。 ) 月は…ある……かな…。 うん。 ( ここの月とは違う月…ではあるとは思うが確かにある世界だ。 曖昧な返事をしつつ、近づいてくるフィーリアに意識は行く。 だが、何だろう。 その動きからかどうにもそのままいきなり追い払うということが出来ないでいた。 邪気や敵意があれば追い払うことも厭わない…かもしれないが。 ) 紅い王…と言うのは間違いだろうか? ( ここで王様と言えばやはり紅い王、紅の王とかそんな感じだ。 むしろそれ以外は知らない。 しかしどういう意図があってその言葉を紡ぎ笑うのかが分からない。 何か考えているのかいないのか…。 ) 分かるようにか…。 一応知り合い…なのだが…秘密の話し合い…というのはダメ…かのぉ…? ( 分かるように説明となると、剣を向けることになってしまう。 ただし倒すつもりは無い、むしろ倒せるわけはないのだけど、兎に角そういうことだ。 そんなことを素直に説明して通してもらえるわけが無い。 こんな曖昧な説明でも通してもらえるわけもないだろうが…。 ) [Thu 7 Sep 2006 00:35:15]
> 詩なんか知らない。忘れてしまった、わー…? そぅ。月の世界の人じゃないのね。なら、月の無い世界の貴方? (問いかけそのものは、上滑り。歌うように響くけれど、韻律は何処か安定しない。ふらふらとー…足取りは、止められる事が無ければ緩々と近付いていく。月光の境界線も越えて、触れる事も出来るくらいに。) そぅ。王様ね。古城の王様ー…なんて、変だわ。此処はもう、国じゃあないもの。なら、何の王様かしら?知ってるかしら、どうかしら? (示唆の言葉はカケラ紡ぎ。鸚鵡返しのカケラを拾って、くすくすと笑い声。) お 客 様?  …どんな用事ー…? 駄目よ。用事だなんて、貴方の言葉。私に分かるように教えてくれなきゃ、ご案内なんて、できない わ? (くるん。蝙蝠傘がくるくる回る。少女の危惧を形にするように、ソレだけじゃあ納得はできない、らしい。) [Thu 7 Sep 2006 00:22:02]
ツクヨミ > まるで…詩のようだのぉ…。 フィーリア…。 ( 詩の様な言い回しをしながら、軽やかに動く少女フィーリアが名乗ると、それを噛み締めるように呟いた。 ) 綺麗で怖い……。 ( やはりこの先にいるというのだろうか。 綺麗……はともかくとして怖いは十分に当てはまる。 本人に言ったらグーで殴られそうなことではあるが…。 兎に角目の前の少女はそれを知っているようだ― ) どちらかと言えば…客に近いだろう…。 だが、個人的に主催者に用事がある…といえばあるのだが…。 ( そう言っても客に近いといって、主催者に用事があると言うことは要するに危害を加えるかもしれない存在だ。 なんだか舞台のような感じで台詞を紡いでいるようにも見える少女だが、それでも簡単に納得いってくれない…だろうか。 ) [Thu 7 Sep 2006 00:09:02]
> ツクヨミー……あは。まるで、空に浮かぶ光のような名前、だわ。最近は、残念ね。赤い赤いー…赤い光じゃ、月の世界は恋しいかしらー…?  私は、オ・フィーリア。フィーリア、よ。 (くるり。舞踏の会場と言うには狭い廊下の中で、ステップを踏むように軽く、少女の方に近付いて。名乗られた言葉に応えるよう、笑顔のままでさらりと名前は口にした。) ツクヨミ。ツクヨミはー…知らない、ヒト、だわ。 この先はー…綺麗で怖いヒトの、場所なのにー… ねぇ。 (破れかけた窓から僅か、月光の差し込む場所が、自分と少女の境界線のように廊下を染める。その位置すらも踏み越えるよう、緩々と歩みは進みながら。かくり、首は疑問の仕草に傾けて。) 貴方は、宴のお客様?それとも、お手伝いをしてくれる方?それともー… ねぇ。 どぅ、なのかしら? (問いかける視線は硝子の色。鏡のように、相手の挙動を映すだけ。) [Thu 7 Sep 2006 00:00:43]
ツクヨミ > ( そのような現象ならば恐らくもっと簡単に片付くだろうことなのだが、夢に出てきそうな人形は御免こうむりたい。 と、服、髪、瞳と目に入って次に入ったのはその蝙蝠傘。 打ち付ける音が響くほど静かな廊下なのだが、ここで響くその音はやはり少し不気味な感じか。 それさえなければ、そしてこんな場所でなければ、もっともっと映えるだろう美しい少女に向ける視線は、驚きを終えると、やはり少しだけ険しいかもしれない。 ) え、あ、あぁ…そう…だが…。 ( そんな険しい視線は少女の仕草と口調で戸惑いに変わってしまう。 しかし言っていることは確かに間違っていないのならば名乗らないわけにも行かず― ) 私は、ツクヨミという。 これで、良いか? ( 馬鹿丁寧に答えて見せた。 ) [Wed 6 Sep 2006 23:50:48]
> (道楽貴族が置き去りにした人形が、魂を持って歩き出した。そんな狂った現象もー…此処でなら、早々おかしくはあるまいと。それが事実かはさて置き、退魔の少女が見たのは、恐らく「そんなモノ」 片手に持った黒い蝙蝠傘が、コツン。床を打ち付ける音色だけが、足音は止まれど時計のように響いている。) ……あらー……? (ゆらゆら、長い黒髪揺らして小首傾げる様だけは、見た目通りの少女のように。硝子球じみて虚ろな視線が、見た事の無い存在を、ぼんやりと映し出すと。) ……駄目よ。駄目、だわー… ヒトに聞くときには、自分が名乗らなきゃ、駄目よ。駄目なのよ。ねぇ、そうでしょう?違うかしらー…違った、かしら? (ふわりと笑みを浮かべて、くすくすと笑い声。何処か韻律の狂ったようなそれとは裏腹、視線だけは相手の顔から逸らさずに。) 貴方はだぁれ?誰かしら? [Wed 6 Sep 2006 23:42:43]
ツクヨミ > ( と疑問の声を上げる。 人のそれでは無く、更に言えば人型のそれでもないような不規則な足音。 何か硬いものを撃ちつけているようなそんな…。 ) ……。 ( と言うことはやはり敵側に近い相手…ともなればやはり警戒をしておいて正解だろう。 しかし距離的には確かに近いかもしれないが、未だに姿を見定められないならば、そのままの位置で闇の先を見続ける― ) ……っ…。 ( 先に現われたのは黒衣のドレスを纏った人影だった。 悪魔のような物々しいものを考えていただけあって少しだけ意表をつかれた感じだ。 黒いドレス、白い肌、黒い髪…そして黒い瞳……瞳が見えればそのまま交わらせ― ) 御主は……? ( それだけポツリと呟いた。 ) [Wed 6 Sep 2006 23:35:51]
ツクヨミ > ………? ( 頭の中で、なんだ?  [Wed 6 Sep 2006 23:28:33]
> (コツ、カツ、カツー…ン。意識をし、耳を澄ませばー…それが、足音に近しい音色だと、気付けるだろう。ただ。その中に、二本の足で奏でるのとは違う、もう一つの硬質が混じる事までは、気付けるかは分からない。 退魔の少女がその侭ー…其処で、音の先を見定めようとするのなら。不意に、夜から影が生えるような、此処が人の街か何かであるような唐突さで。黒いドレスを纏った人影が、視界の中に現れるだろう。 もしもー…目が合うのなら。其処で、音は止まる。) [Wed 6 Sep 2006 23:27:15]
ツクヨミ > っ…! ( 不意に響いた足音に過敏に反応を示す。 一瞬もしや、と思ったが、どうやら少し感じが違う気がする。 今までならば一応の警戒くらいで済ましていたが、場所が場所そして状況が状況だ。 警戒しないわけにもいかないならば、音の先を少しだけ鋭くなった瞳で見つめる、ただし敵意のようなものは出さないようにして…。 ) [Wed 6 Sep 2006 23:19:43]
> (コツ、コツー…コツ、ン。奇妙に規則正しい音は、何処か機械時計の調べのよう。赤い雲を、空を湛える外よりも、ずっとずっと澱みの深い空気に響く、硬質音色。それは、退魔の少女が向かう先から聞こえてくる、ようで。次第ー…響きも大きくなっていくのだろう。) [Wed 6 Sep 2006 23:16:02]
お知らせ > さんが入室されました。 『(コツ――)』 [Wed 6 Sep 2006 23:11:31]
ツクヨミ > ………。 ( 無言のまま…というか、ここに来てから喋ったことと言えば、一言二言。 どうにも緊張しているのか、いやいつも人がいなければこんなくらいだろう口数で、目指す場所は玉座だ。 あまり近づきすぎてあの空間に入り込んでしまうとまともに動くことも苦しくなるので、できればその付近。 そこに行ったから確実に会えるというわけではないけれど…それでも今までここに来たときは一番遭遇率が高かった場所だ。 行かない手はない。 ) [Wed 6 Sep 2006 23:10:17]
ツクヨミ > ( そうやって結局感じられるのはこの辺りを浮遊する悪霊とか、近くを偶然通りかかったか下魔ぐらいで、その場所にたどり着くことが出来た。 いつもと見た目は変わらないボロボロの内部はいつもにまして空気が悪いように思える。 と言うことは悪魔達にとっては良い環境だろうか。 コツリと足音を鳴らして静過ぎる廊下に足をつけ、周りを確認する。 ) ……何も…無い……か。 ( ぱっと見回したところ何も無いことを確認して。 さぁ…これからが本題だともう一度言い聞かせ、大きく深呼吸をして、無駄に暴れる心臓を落ち着けて、歩き出す。 ) [Wed 6 Sep 2006 23:03:07]
ツクヨミ > ( 一応人目が無いことを確認しながら歩くその姿は、何かと言えばまるっきり犯罪者とかその辺りに見えてしまうかもしれない。 しかし考えてみれば強ち間違っていないことに気付く。 自分のやろうとしていることは悪魔達に人の襲撃が古城にまで来ていることを知らせてしまうだろうことだ。 相手にその手の情報が漏れるということは、圧倒的に人が不利になるということ。 そういうことを望んでやったわけではないとは言え、個人の感情だけではすまないことまで事は進んでいる。 故に犯罪者ではなく反逆者と言われ最悪生き残ったとしても帰ったら処刑だろうか…。 考えるだけで少しげんなりすることではある。 ) [Wed 6 Sep 2006 22:53:49]
ツクヨミ > ( 先に来ているかもしれない人たちがどのようなルートで古城に入り込もうとしているのかは不明だが、自分は何度もここに足を運んだ存在だ。 それ故に一応正面以外の入り口は知っている。 だが、だからと言ってその場所から入り込んでも良いものか考え物だ。 ヴェイトスと悪魔達の戦いはすでに始まっている。 今日はまだ偶然戦いが始まっていないだけかもしれないから、迂闊にそんな場所からひょいと入り込んで悪魔に遭遇すればいやおうなしに戦闘になる可能性が高い。 が、他に選択肢があるといえばそういうわけでもなく、仕方なくその場所へと向かって行く。 ) [Wed 6 Sep 2006 22:47:23]
ツクヨミ > ( 夜と言うことと最近涼しくなってきた要因の一つとして風が、髪を軽くさらう。 自身を包む力が無ければ冷たいとかそういうことまではっきり分かるのだが、包まれているのではっきりとしたものまでは分からない。 ただ分かるのは気持ちの良いものではないということだ。 ) ……。 ( 思わず表情が険しくなる。 悪魔の本城と言うだけあって余計に紅い空の影響が現われているようだ。 ) そういえば…10数名…向かっているのだったか…。 ( 元凶を直接断つべく向かっているものたちの数。 すでに到達しているものもいてもおかしく無いだろう。 ならば、やはりこうして気持ちの所為で足が重くなるなど言っている場合ではない。 急がなければ…。 ) [Wed 6 Sep 2006 22:42:24]
ツクヨミ > 認めるわけにはいかない…か…。 ( 先日言われた頭から離れない、とても苦しい言葉をポツリと呟く。 呟くと、なんだか無性に物悲しい気持ちになって、眼を閉じて軽く頭を振ってその言葉を一時的にでも消し去ろうとする。 完全に消し去ることは出来なかったけど、少しだけ物悲しさを減らして、前を向くことができた。 ) ……うん…。 ( 一度頷いて、兎に角歩き出す。 最初の一歩が無駄に重い気がしたが、超えてしまえばなんてことは…無いわけじゃないけれど、歩みを止めるまでには至らない。 決して早くないけれど、遅すぎるわけではない。 兎に角逢わないことには始まらないと言い聞かせ、黒の法衣を揺らし歩く。 ) [Wed 6 Sep 2006 22:31:59]
ツクヨミ > ( 無意識に胸元の宝石を撫でる。 先日旧知とのやりとりによって少しだけ現状を把握できて、少しだけ情報を流して、そして少しだけどうするかを言葉にすることによって、なんとかここまで足を運ぶことができた。 足を運んだのだけど、なかなかこれ以上先にすすむことができないでいたのだが。 ) ………っはぁ…。 ( 苦しかったのか新鮮な空気を求めて口をあけて酸素を吐き出す。 大きく吸い出せば当然の如く酸素を必要とするので、逆に大きく吸い込んだ。 自分にとって、美味しいとはお世辞でもいえない空気だった。 ) [Wed 6 Sep 2006 22:22:26]
ツクヨミ > ( また戻ってきた。 目的も無く来たわけではなく、剣を向けるために、迷いに迷って決めたとはとてもいえない心持で古城を城下から見上げていた。 ) ………。 ( 少しだけ悲痛な面持ちで見つめる古城。 今はまだ何も起こっていないようで静かなもので、しかし妙な緊張感で喉が渇き、思わず唾を飲み込んだ。 ) [Wed 6 Sep 2006 22:18:02]
お知らせ > ツクヨミさんが来ました。 『………。( 紅に染まった空に浮かぶ月に照らされ聳え立つ古城を見上げ― )』 [Wed 6 Sep 2006 22:14:41]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『 傭兵を抱き寄せれば吐息を重ねて―――。 』 [Tue 5 Sep 2006 23:59:45]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『…その腕の中から逃げ出そうとはしなかった。』 [Tue 5 Sep 2006 23:56:01]
艶子 > …他の人が居るときにこの話するなよ。判ったな! ( 下品な笑い声に顔を真っ赤にした。でもこいつは釘を刺してもやるに違いない、くそう! ちらりと向けた視線と目が合って、また笑い出すのを見てぐぅぅと唸った。彼が何を思い出しているのか、知る術があったらこうも睨んだりはしなかっただろうけれど。 ) ああ、エリリンの言うとおりだな。若しくは翼を圧し折る手段でもあれば―― ( 生憎飛び道具の類は持っていない。投げナイフの一つでも練習しておくべきだったか。 ) ん? ああ、そうだな。ここは他の場所と違って幾分か寝心地も良さそうだし――。 ( 担いでいた剣を外し、身軽な格好になろう。と、その時不意に抱き寄せられ、すぐ目の前にある少年の顔。 ) …………。 ( 僅かに頬を染め、視線が逃げるように泳いだが――。 ) [Tue 5 Sep 2006 23:55:42]
MJ >  ―――ってワケで、さっきの約束。 覚えてるよネェ? ( 向き直り きゅゥ、と傭兵の身体に手を回せば。 人懐っこい笑みで小首をカクリ。 ) [Tue 5 Sep 2006 23:49:21]
MJ >  気のせいか何か依頼受ける度にこの話してるよネェ―――。 ( 「ギャハハハ」 と下品な笑い声を上げ、傭兵をちらりと一瞥し、また笑う。 右腕になる、といった夜の事でも思いだしているのだろう。 ) エリリンも言ってたけど空飛べる悪魔とか室内で叩くしかないかも、外に居たら城内に逃げ込むとか。 ( 腕を組むと餓鬼は唸りをあげ、確かに後続を待つのも手ではあるけども。 ) じゃあ、今日は此処で休もうか。 壁に艶子参上とか、また書いておけば後続の目印にもなるし。 [Tue 5 Sep 2006 23:47:35]
艶子 > い、いいから!そんなプレイしたくないから! もうオムツから離れよう! ( 思わず差し伸べた手を離してやりたかった! ) ロープやら屋根伝いやらでやっとこさ来れるような場所に住むって事は、やっぱり飛べるヤツらなんだろうな。 空を飛んでる敵と戦えるかな…? ( 一番良いのは飛べるようなスペースの無い部屋に誘い込むことだが、相手だって飛べることのメリットを生かして逆の事をしようとするだろうし。 ) さて―― どうする?悪魔が来るまでここで待つか? ( MJの方に向き直り、両手を軽く広げるゼスチャー。 ) [Tue 5 Sep 2006 23:38:25]
MJ >  艶子がどうしてもそんなプレイがしたいって言うならその娼婦さんに訊いておくヨ。 ( 枚数単位で売れている尊厳って何だろう。 差し伸べられた手をしっかりと掴み、壁に脚を掛け続いて塔の中へと。 薄暗い部屋だったが、床には無数の足跡が残り、確かに誰かの痕跡があった。  ) どうせ派手に行くなら、大声で宣伝する方が分かり易くて良いね―――。 エリリン(相性が決まったらしい)の情報は確かって事なら、じゃあ悪魔は古城の上層部に巣くっているって事かァ。 ( 朽ちかけた扉が一つ、構造から見て上へ昇る螺旋階段か何かがあるのだろう。 ) [Tue 5 Sep 2006 23:30:49]
艶子 > オムツと一緒に私の人としての尊厳も切り売りせよと…ッ!? ( 一枚5万エンぐらいするぞ。案外安い私の尊厳。 ) …その娼婦のお姉さんはどういう人を客にとってたんだろうな。 ( 客のニーズには出来るだけこたえるプロ意識は素晴らしいと言いたいところだが。 ) ここに来るまでに無駄なぐらい騒いだからな。誰かが居るならもう気付かれていそうだが…。 ( ぎろりとMJを睨みつつ、格子が外れた窓からまず部屋の中を覗く。そして背に担いだ剣を引っ掛けてしまわないように中に入り、ロープを言われたとおりに結んだ。 ) ………… 成る程。エリシャの言ってた通り、この部屋は最近まで誰かが使ってた形跡があるな。 ( 後から続くMJに手を差し伸べよう。 ) [Tue 5 Sep 2006 23:20:38]
MJ >  新商品のタイアップだと思えば良いじゃない、今度売りだそうヨ。 ―――ちなみにオムツの中ですると暖かいって娼婦のオネェさんが言ってた。 ( 無駄な知識がこれで一つ脳に刻まれた事だろう。 ) そんな締まりのない下半身はオムツで十分―――、空いてるみたいだね。 ( 朽ちかけた塔、屋根に近い窓を見るとエリシャ達が使ったのだろうか格子が外れている。 ) じゃ、横漏れ防止ギャザーからどうぞ。 ( お姫様抱っこの儘、窓まで近付けて。 ) 中に入ったらロープをそこら辺に結んで、後から来る特盛りサン達が楽になるから。 ( 中の気配を窺いつつ、今の所は異常は無し。 ) [Tue 5 Sep 2006 23:12:41]
艶子 > 何その売出し中の新人コロセウムファイターみたいな名前は!そんなことしたら私は泣くぞ!本気で泣くぞ! ( 新たな二つ名追加の予感。お漏らしキュエーンだけで一杯一杯です。 ) お、おのれ馬鹿にしおってからに…!人間は恐い思いをしたら漏らすように神様が創ったんだよ!自然の摂理なんだよ! ( 二人で喚いて騒ぎながらも、塔の近くに到着。まだ色々言ってやりたい事はあったが、とりあえずはそんな子供でもしないような口喧嘩を終了。 塔の中には誰か居るのだろうか? ) [Tue 5 Sep 2006 23:04:03]
MJ >  パンパース艶子とか尿漏れパット豪天寺とか言葉責めしてアゲルから楽しみにしてなヨ! ( 性的興奮を催さない言葉攻め。 紅い舌をべぇーと突き出し、愛よりも痴話喧嘩で盛り上がれるらしい。 ) 癖になったのは艶子デショ、オレサマはそりゃあ―――艶子が何を漏らそうが良いけど。 ( 指さして笑ってあげる、と ) 痛ッ! 痛いって、だって此のお城じゃ洗濯出来ないんだヨ? ずーっと漏らしたままの服とかで居たい?艶子がオレサマのにょーが着いたヤツ。 ( 頬のお肉が愉快な形に変形する、体勢をやや崩しながら――ギャーギャー喚き合いながらも塔の間近へと漸くの到着。 ) [Tue 5 Sep 2006 22:56:13]
艶子 > なッ、なんだそれは!新手の羞恥プレイかッ!? ( ごちんと頭突き喰らって目を白黒させた。オムツ付けてるなんて、ちょっとだけ似合うような気がするのが屈辱だった。これで愛でも語らって見せれば気分も盛り上がるのだろうけど――。 力む顔に思わず本当に漏らしそうになったのは秘密。艶子はギリギリの所で命拾いしたのであった。 ) …… 私が人前で漏らすのクセになったとか言ってたくせに、酷い扱いじゃないかそれは! あれか、人前で漏らす私を見るのは良いけど自分の上で漏らされるのは嫌とかそういうのか! ( お姫様抱っこされながら両手でMJの頬っぺたを抓った。ちょっと泣きながら。 ) [Tue 5 Sep 2006 22:45:59]
MJ >  ―――うっちゃい、大人用紙オムツでも今度から履かせるヨ? ある意味履いてないより恥ずかしいヨ? ( 生憎と両手は塞がっていたので、突っ込みは軽い頭突き。 紅い夜空の下、お城の上で抱き合う男女なんて絵的には綺麗でもでも会話の内容は下の下だった。 ) 始めからこうしてれば良かったヨ。 これでも漏らしたら――― オマエヲナゲステル。 ( 本気と書いてマヂと読む程に、力む顔。 不機嫌そうに尻尾を屋根にぺしぺしと打ち付けながら塔へと。 ) [Tue 5 Sep 2006 22:38:27]
艶子 > ( いつもならこういう時に軽口を叩いてくるMJも、流石に驚いてしまったようだ。暫し訪れる沈黙、そしてその中に流れる風の音はそれを良くあらわしている。 …自分達の幸運を喜ぶべきか、どれだけ注意を払っていても”ついうっかり”をやらかしてしまう自分の迂闊さを恥じるべきか。    前者にしておこう。 ) ―― 数滴だ。決壊しなかったのは褒めてくれ。 ( 流石におしっこ漏らしたままヴェイトス市を救いに行くわけには行かない。もし今漏らしてしまうと「お漏らしした英雄に救われた街」としてヴェイトスの名が永遠に残る事になる。 ) 今すぐどうにかって、どうするつも―― っ! ( 再び浮遊感。一体何が起きたかと思った時には抱きかかえられていた。思わず彼の服を小さく掴んでしまうのは反射神経には違いないのだが、きっとそれは傍から見て絵になるようにとかそっちの方だろう。 ) [Tue 5 Sep 2006 22:29:20]
MJ >  ―――。( 無言、餓鬼にしては珍しく冷や汗なんて浮かんでる辺り此方も竦み上がったらしい……何処がとか訊かない。 自身の胸に手をあて、落ち着かせるサマとかとっても余裕が無し。 ) もォ……―――何でもかんでも直ぐに垂らすんだから艶子は。 ( 結構ギリギリだった、二人揃って地面の染みには為らずに済んだらしい。 深い安堵の溜息 キッと少女を睨み。 ) じゃあ、今直ぐにどうにかする―――。 ( 言うが早いか返事も待たずに傭兵の膝裏を抱え込み、もう一方で肩を掴めば――そのまま抱き上げる。 俗に言う「プリンセスホールド」 ) [Tue 5 Sep 2006 22:21:53]
艶子 > ( がくんと傾く視界、ざりざりと屋根の表面を削りながら滑っていく足。浮遊感。紅い空。 「あ、やべえ死んだ。」なんて、どこか他人事な心の呟き。だが……。 ) ……っ!! ( がくん、と身体は止まり、すんでの所で引き上げられた。 ) ……… ちょっとちびった。 ( 冷や汗だらだら流しながら足を屋根に掛けなおし、体制を立て直す。もう夏も終わり涼しくなってきた夜だというのにどっと身体が汗ばむ。 ) MJ。あれだ、超愛してる。後で私の事好きにしていいぞ。 ( 口調は落ち着いているがその内容が飛んでるところを見ると、思わぬハプニングにまだ動揺しているらしかった。 ) [Tue 5 Sep 2006 22:11:51]
MJ >  ―――っと。 敵が来なくても危ないからネ。 ( 何とか成功、傭兵をしっかりと引き上げた。 ) [Tue 5 Sep 2006 22:07:02]
MJ >  ―――可愛くお願いしても駄目ッ! 艶子は甘えると直ぐに癖になるんだから。 ( 答える迄の空白は、ちょっとだけ前向きに検討した結果。 首だけ振り返ると 「メッ」とお母さん叱り。 ) トリスたんは並盛りじゃないの? ソレとも脱いだら凄い?ってか何で知ってるのさ艶子ッ! ( 勝手に怒り出した餓鬼、プンスコと脚を進め。 きっと今なら狐っ子も落ちてしまうんじゃないかって、恐るべしひんぬーロード。 ) そんな事言っても此処を通らないと玉座の間に辿りつけn――― ( 腕が引っ張られる感覚、脚を滑らせた傭兵。 掴んだ腕に力を込めて引き上げんと 【判定】 下一桁が奇数なら引き上げ成功、偶数なら二人揃って滑る。 ) [Tue 5 Sep 2006 22:05:41]
艶子 > ( * おおっと * ) [Tue 5 Sep 2006 21:57:31]
艶子 > 個人的にはおんぶして貰いたいんだけど。ダメ? ( このような不安定な状況で無理を言う王様。ぎぅ、と強く手を握り返した。 MJのように眼下を見る度胸など無い。只管目的地の塔を睨むばかり。 ) こんな所、誰も来ようとしなかったらどうしよう。菫は身軽だから来れるかもしれないけど、トリスさんは無理だよ。だって胸…… いや、なんでもない。 ( エリシャや自分のような人しか通れないルート…傭兵はここを「ひんぬーの道」と名付ける事にした。心の底で。 ゆっくりと、ゆっくりと屋根の上を伝い。 ) いっつも思うんだけどさ。今襲われたらかなりヤバいよね私たち――。 ( ははは、と縁起でも無い事を言いながら。 さて、ここでハプニング。発言秒数下一桁が偶数だったら艶子は足を滑らせる。【判定!】 ) [Tue 5 Sep 2006 21:57:02]
MJ >  一応命綱あるけど、手を繋いでてあげるから泣いたり洩らしたりしないでよネ。 ( はっし、と傭兵の篭手を掴む。 眼下を覗けば自分達の潜った門が小さく確認出来た。 ) 先ずは離れの塔で安全を確保して、ソレから後続を待つって手もあるネ。 ( 赤い空にそびえ立つ細長い景影。 此方は腰から伸びる尻尾や爪甲のお陰か多少はバランスが取れる、少女の速度に合わせ屋根の上を注意深く進む。 ) ―――手掛かりも結局見付かってないしネ。 ( 数メートルの距離が、とてつもなく長く感じられる。 下から吹き上げる風が絶えず前髪を揺らし。 ) [Tue 5 Sep 2006 21:50:23]
艶子 > 何だか私たちだけ勝手に突っ込んでる気がするよ。もっと他の人ともレンケーとか取ったほうが良いんだろうか? ( 投げ渡されたロープを自分の身体に縛る。念入りに縛る。新品だから切れる事は無いだろうが、文字通りの命綱は酷く頼りなく感じてしまって。 背中に背負った大剣のベルトを締めなおし、腰に差した刀も落としてしまわないようにしっかりと固定する。 ) そうだな…。とはいえ、矢張り急がねば。 いつまで防衛していればいいか判らないヴェイトス市側の人達の方が、精神的にも負担は大きいだろうし。 ( 早く安心させてやろうじゃないかと。 離れの塔を見つめ、MJの後に続く。 ) [Tue 5 Sep 2006 21:44:04]
MJ >  ( 「 うへへへへへ 」気色の悪い声を上げてた餓鬼だが、ぴたりと止む。 ) 卓袱台をひっくり返すのは余程の出来な時だけ―――ってのが心情なんだけど。 今の所、出島にいた子達も未だ着いてないようだしちょっと位は出番を増やせと脚本家に言いたいネ。( ほい、と。 プリプリしてる少女へロープを投げ渡し。 ) 一つ解るのは出て行った悪魔達が戻って来てる様子は無い所をみると少なくとも善戦はしてると思うよ。 ( 「それ身体に結んでネ」 綱を指さしながら、一歩前へ―――竜を思わせる爪甲を踏み出す。 目指すは離れの塔。 冒険者の話では、それが一番早いらしいが。 ) [Tue 5 Sep 2006 21:35:10]
艶子 > ( 特に闇を恐れなければならない国にとっては月は不吉の象徴か。赤く染まる月を見てその思いを強くする人は多いのだろう。 ) 芝居みたいなものさ。出来れば主役に抜擢されたいところだけれど、脚本家はいつも意地が悪いからなぁ。 …別に、愛の告白なんかじゃな…… って、た、叩くなよ!落ちたらどうするんだ! ( 強い力で叩かれた訳じゃあないが、流石にこんなに高い場所だとぺちぺちでもバランスを崩しそうで恐い。 この紅い空がヴェイトスに及ぼしている影響を知れば、こんな余裕のあるやり取りもする気が失せてしまうのだろう。 ) …今街はどうなっているのだろうか…。連絡が取れないというのは辛いな。 ( 騎士団や傭兵団の鉄壁の守りを疑う訳ではないが。不安げにヴェイトスの方角を見た。 ) [Tue 5 Sep 2006 21:25:11]
MJ > ( 月などと言う”不気味なモノ”を愛でるのはフォーウンか、朱鷺ノ京、それか人狼か吸血鬼位だと―――そんな話。 雲の切れ間から覗く月であった天体は赤に染まっている有様だ。 ) いいねェ、そう言う芝居掛かった演出オレサマ大好きデスよ。 いやだなァ艶子、オレサマの髪が大好きだからって―――こんな所で愛の告白? ちょっと、演劇のクライマックスシーンみたいじゃないのサァ! ( ニィ、と口の端を歪め。 べっちんべっちん、屋根の上だと言うのに照れ隠しに傭兵を叩く。 コイツは別段、瘴気に冒される程にデリケートな神経はしてなかったようだ。 ) [Tue 5 Sep 2006 21:17:07]
艶子 > ( 月に伸びる群雲。雲間から差し込む月明かり。私は夜空が好きだった。寝る前、月を見上げるのが好きだった。月光の下で妖しく光る雪と、水と、刃が好きだった。 軽い口調に視線を向け、小さく笑った。 ) クライマッスクねェ。 確かに、この空がパァッと晴れ渡る瞬間はフィナーレに相応しい演出だな。ヴァイオレートというヤツも、中々気の効いた事してくれるじゃあないか。 ( まるでこの空を晴らすのは自分達だと言わんばかりの不敵な発言。気が昂ぶっているのが瘴気のせいだとは知らぬまま。 ) お前の髪の色の方が鮮やかで私は好きだけどな。 [Tue 5 Sep 2006 21:07:40]
MJ >  いよいよクライマックスが近いんじゃないのォ? ( 月を遮るは紅い雲、仰々しく立ち込める瘴気にヘラリと変わらず口調で。 ) 大体、オレサマの髪色とかこんな悪趣味に使ってくれちゃってサァ。 ( 天蓋を超え、屋根の上。 ロープを窓枠に縛り付けると、朱一色の空を見上げ不満げに鼻を鳴らす。 ) [Tue 5 Sep 2006 21:01:09]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 こんなのが出て来るんじゃあ――― 』 [Tue 5 Sep 2006 20:55:53]
艶子 > ( 紅い雨が降るのも見た。自身の中で何かが突き動かされるのも感じた。酷く心が揺らぐ思いをした。 晴れ晴れとした空に爽やかな思いを抱き、曇った空に憂鬱を感じ、雪の振る日にははしゃいで外を駆け回る。じゃあ紅い曇り空の日は? ) …気持ち悪い。 ( 窓から屋根の上に出た傭兵は、喉の奥に絡みつく痰のような不快感に顔を顰めた。 酷く気分が悪い。というより、苛立ちすら感じる。 一体どこのどいつだ、こんな趣味の悪い空を作り出したのは。 ) [Tue 5 Sep 2006 20:53:25]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『赤と黒に染まる空を見た。』 [Tue 5 Sep 2006 20:51:45]
お知らせ > トリスさんが帰りました。 [Tue 5 Sep 2006 00:19:57]
トリス > (一度荷物に仕舞ったら、地面に置いてたカンテラ拾って移動を再開しよう。 少々ルートは他の面子とずれることになるだろうが、未探査の場所は減るだろうし、腕に自信が無ければこんな仕事は受けはしない。)・・・目標は同じなのだしね。(また皆で揃って飯が食えるとよいのだが、なんて思いながら。 遅めでも安全重視、別れ道毎に双方を確認して印とか付けつつ、今は只管進む進む。) [Tue 5 Sep 2006 00:19:01]
トリス > (もっとも異界の悪魔相手にどれほど常識的な警戒が通用するかは微妙だが。 取り敢えずの安全を確保したら、貰った地図広げて位置&道順確認だ。 詳細かつ正確なものだが、現実に見るのとでは大分隔たりがある。 其処は追々読みなれてくるだろう。)・・・目指すは上で、生きてる階段を遠回りしないと―― こっちかしら。(一応ロープとかもあるが総重量的にあまりやりたくないし。 何度か読み直してできるだけを記憶して。) [Tue 5 Sep 2006 00:08:34]
トリス > (取り敢えずの所は出迎え等も無い様子、門を抜け真っ直ぐな道を少し歩いたら、カンテラの明かりが照らすは薄暗いエントランス。 古惚けてはいるが長いこと無人という感じでもないのは、先に入った者達のためか、或いは此処に潜むという化物の存在か。) なんだか冒険者まがいだった頃に戻ったみたいね。 さてと……(遮蔽の少ない広い部屋は転じて襲撃の容易な位置とも言える。 新品の黒剣片手に、まずは周囲を警戒――) [Tue 5 Sep 2006 00:01:30]
トリス > (無論守りに入ったヴェイトスはそれ以上の恐怖に直面しているわけだし、歩を緩める訳には行かない。 眼前に聳えるいびつな城を睨みつつ、重い足音を連れて門を潜る。 知り合いは軽装を進めたが、自分にとっては鎧は命綱で武器で象徴であり、制服くらいの頻度で身に着けるもの。 移動の消耗は人並み以上の体力と持久力で見ない振りのフル装備だ。 あくろばちっくな場面では難儀するかもしれないが、その時にやり方を工夫すればいい。) [Mon 4 Sep 2006 23:56:33]
トリス > (城内部では使えず、複雑な城下町跡も同様に機動力を制限される――よって連れ歩くのは危険故、アマウラの厩で預かってもらう事になっていた。 少々難儀するだろうが、道具や食料の購入ついでにその分は払っている。精々頑張ってもらおう。) ・・・久方振りかもね、一人というのも。 (現地にも拠点候補はあるし、他の面子も既に侵入しているだろうが――やはりいつもより少し心細い感はある。) [Mon 4 Sep 2006 23:48:42]
トリス > (魔方陣のようなものが見つかったという方角から流れてくる赤い何かは空に浸透し、いつしか頭上は赤黒い色に覆われていた。 目を開けてれば嫌でも視界に入ってくるサイズの、この件に関与して初めて体感した異変らしき異変。 門前は頭上を遮る物も無い。 もし普段通り騎鳥の上であったなら、常人より少しだけ高い所から其れを観察することが出来たのだろうが――) [Mon 4 Sep 2006 23:43:06]
お知らせ > トリスさんが来ました。 [Mon 4 Sep 2006 23:38:11]
お知らせ > ミムートクスさんが退室されました。 [Mon 4 Sep 2006 00:19:33]
ミムートクス > (その場で伏せたまま耳をピンと立てれば、この部屋の周囲で起きる物音に注意を向けて。)早いうちに戻ってくれれば良いのだがな。(そんな個人?的願望をポツリと呟けば、周囲に視線を彷徨わせて。)(数刻後にこの場所を塒にしている魔の獣達が戻ってくるまでそんな光景が続くだろう。) [Mon 4 Sep 2006 00:19:16]
ミムートクス > (床に転がる瓦礫を器用に避けながら部屋の中を調べる。と言っても、考古学者やらトレジャーハンターの類でもない獣の「調べる」行為は、自身が入ってきた所以外の出入り口の場所や此処にいた存在の痕跡を調べる位であるが。)ふむ・・・・・・。(部屋の中を一通り調べ終えれば、部屋の中央で伏せ頭の中にある情報を纏め)此処が塒である事は間違いないな。(考えていた予想を確信に変える。)とすれば、此処に戻ってくるのを待ってみるか?(ポツリ呟くのは誰かに尋ねる言葉。見た限りでは排泄物の痕跡等は無いが、部屋の中に漂う匂いや壁に付けられた規則的な爪痕を見る限りでは自身の様な獣型の存在の群れがいるだろう。そしてそれらの習性を予想すれば、下手に探し回るよりも此処で待って居た方がよいような気がして。) [Mon 4 Sep 2006 00:10:45]
ミムートクス > (部屋の中からの反応は無い。と言っても、100%そこに誰も居ないと言う保障ではないので警戒を解く事は無く)む・・・・・・?(部屋に足を進めて気付くのは、大小様々な瓦礫やテーブルだったと思われる物等がそこらじゅうに散らばっている事と、一つの匂いが強く漂っている事で。瓦礫はこの城の内情を考えれば自身が来る大分昔からの物かも知れないが、漂う匂いは比較的新しい物のようであり)ここは・・・・・塒と考えるべきか?(入り口の辺りまでは他の雑多な匂いに埋もれていたが、ここだけ匂いが強い事を考えれば誰かの塒と考えるのが妥当であろうか。) [Sun 3 Sep 2006 23:55:25]
ミムートクス > (ポツポツと独り言をもらす間も周囲に気配らしき物を感じる事は無く。猫が散歩をするかのように緩々と四肢を動かし歩を進めていれば、ちょっとした広間の様な部屋を見つけて。)誰かいるか?(その入り口で足を止めれば、部屋の中に一声かけた後に暫しの間部屋の中に視線を彷徨わせる。部屋の中から誰の反応も無ければそのまま足を進めようとするだろう。)(部屋に放つ言葉は魔の者の言葉。人がその声を聞いたのならば、人では無い何者かがそこに居る事に気付くだろうか。) [Sun 3 Sep 2006 23:38:12]
ミムートクス > (匂いだけあってその元がいないのは、匂いを探査の主軸としている獣にとってはかなりの問題である。)やはり赤き暴君の命に従った者が多いと言う事か?(数日前に出されたヴァイオレートからのヴェイトス襲撃命令により、幾らかの魔の者が城から出て行ったからだろうか何て考えて。)(まぁ、実際は他者との遭遇を警戒して潜んでいるだけなのかもしれないし、何らかの理由で出払った後なのかもしれないが、自身の調べた場所に誰も居なかったと言う事実に変わりはなく。) [Sun 3 Sep 2006 23:25:42]
ミムートクス > (全ての光を拒絶したように思える通路を一匹の獣が闊歩していて。)むぅ・・・・・・。(何か思う事があったのだろう、小さい唸り声を上げれば足を止めて渋い表情を浮かべる。)匂いはあるのだがな・・・・・。(人の巣への襲撃を画策してから数日、魔界で会った協定者どころかその他の魔の者とすらこの場所で遭遇していない事に小さな苛立ちを感じていて。) [Sun 3 Sep 2006 23:12:58]
お知らせ > ミムートクスさんが来ました。 『闇を歩く黒』 [Sun 3 Sep 2006 23:09:33]
お知らせ > ルシアさんが帰りました。 『――――、玉座の傍にて眠りに堕ちる』 [Sun 3 Sep 2006 21:51:35]
ルシア > ―――― 、 眠くなりました。 (身体的な疲労が限界に到達すれば、視界でさえ辛くなってきて閉じた。そして、舌も動かす事も、言葉を言い放つ事も疲れてきた。) 役に、立てなかっ、たかも 知れませんけど―――  お許しを下さい。  それでは、暫く 長い眠りになるのかもしれません、  ―――ヴァイオレート様、お休みなさいませ。 (思考が鈍くなって来て、そろそろ睡眠に入ってしまいそうだ、と判断をした。憤怒の傍に居る事か、勝手に眠る事か、役に立てなかった事か、どれかにせよ謝罪の言葉を呟いてから、そっと肩や顔ががくりっと落ちてしまい眠りに至ろう。) [Sun 3 Sep 2006 21:50:59]
ルシア > 私は――― …、 貴方の為に 剣、となり 盾、となりましょう。 (玉座より後ろ壁に凭れ掛かったまま、真紅なる双眸に入り映り出す視界が段々ずつ薄れて行きながらも、忠誠の言葉を、述べ続けていた。憤怒が居ても居なくても、お構い無しに続けていた。) 何度も、死んだ筈の 命 、その命は  ヴァイ、オ レート様の為に使う、 と…此処で誓いま、しょう―― (悪魔らしかぬ言葉、天使の時に愛しく想う者に対する言葉。一つ思い出した、 「まだ堕天使らしい天使臭さが残っているぞ」 、今に思えば当て嵌まっているのかも知れない。そして口元から必死に憤怒に対する微笑みを浮かび上げようとせん。) [Sun 3 Sep 2006 21:43:12]
ルシア > (歩く度に、動く度に、吐く度に、電撃により激痛が襲われ気絶してしまいそうなほど意識が薄れ掛けてしまう。) ッ ――― はあ っ  は、あ  ッ (死んだ筈の命が救ってくれた憤怒の為に忠誠を更に白い闇より深くなって行く。誤解だとしても甘い幻想だとしても構わなかった。それでも玉座の傍まで近付こうとして、近付こうとすればするほど、強大な魔力が感じていく。其れもさえ愛しく思えてしまう自身はもう狂っているのかも知れない。) ヴァイオ、レート、様 …… ヴァイオレー、…ト様     ご感謝をしま、す。 (玉座の付近まで辿り着けば、其の侭後ろの壁に凭れ掛かる様に座り尽くしていた。また眠たくなって行けば、今は憤怒の事でしか思い出せないし考えられない。しかし、復讐すべき人達は忘れない。) [Sun 3 Sep 2006 21:29:01]
ルシア > ある、いは――殺された かも知れない、ね (何故に助かった。疑問を抱える事ばかりで混乱してしまいそうだ。ズキンっと電撃が頭部に迸ったのか顔を歪ませた。) そう、か… ヴァ…イオレート様は ご無事、か (前へ倒れ掛けそうになり必死に踏ん張りながら堪えていた。此処に連れてこられた、と言う事は憤怒以外は考えられない。彼女が五体満足ならば余裕で持っていけると考えて現在も健康なのだろう、と判断をして静かな息を零した。双眸を薄ら細めたまま、口元には微かな笑みを浮かべていた。王が居ても居なくても玉座の傍まで行き着こうとして瀕死状態に近くとも無理矢理に身体を苛め続けながらも動かしていた。) [Sun 3 Sep 2006 21:19:06]
ルシア > 貴様、等 ―――― ? (何度も呪われたような言葉を連呼し続けていた。周囲を見渡れば、何処か見覚えがあるような気がして黙り込んだ。先ずに、魔界の空気かそれ以上に居心地が良い空間だった。次に、王の間と呼べる広すぎた部屋の奥には玉座らしき椅子が置かれていた。) 此処は、―――― もしか 、して (紅き罪魔の場所であり王室とも呼べる場所だった。何度も目を疑いながら、気絶するまで憤怒が立ち塞がられてからは覚えていない。同情で助けられた、哀れみで救われた、何かの理由で連れ込まれたのだろうか。唯一分かっている事実は、命を拾った、と言うことか。) 見捨てられて、いたら――― 人間の下僕、か (背筋が凍らせる感触に襲われた。そして、安心出来る場所だとなれば、白い甲冑や羽根を粒子状に分解された。それらは帰るべき肉体へ戻る同時に、女体に身軽な軽装へ変え続けていた。) [Sun 3 Sep 2006 21:08:34]
堕天使 > (見下ろせば、肘から無くなっていた。切断面は新たに塞がっている同時に新しくなろうとしている変な感覚。) ――― 両手 、  (聖女に奪われた。数多の出来事を鮮明に思い出せば思い出すほど、彼等の持つ強さに嫉妬心を覚えた。彼等を侮り過ぎた愚かな傲慢を恨んだ。此の侭では起きれない、痛んだ左翼を動かせる事を認識してから地面に突き刺して身体を支える形にしていた。) 聖女、 男二、人  …騎士 二体  怨んでや、る …! (仕留め損なった、又は倒し損なった五人組に対する執着心を沸き上がらせながら、足を微かに震え立てながらも立ち上がろうとせん。そして周囲には敵が居ないか確認をしようとしていた。) [Sun 3 Sep 2006 20:56:19]
堕天使 > (恐らく、聖女に喰らった痛みは抜けていない。その痛みに堪えるように歯を力ませていた。) ――― 人間、に 捕まった 、 のか? (確認しようが、無い。左半分が見えていないのは、白い鉄兜の機能が失った為に働かなくなったと考えたほうが良さそうだ。そう自覚を少しずつ鳴らしていけば、先ずは白い鉄兜を白い粒子状に分解させて破棄をせん。そうすれば、真紅の双眸に白い長髪を露出にさせてしまおう。) …う、ん 視界は  良、…好 (未だに思考が惚けた。そんな感じで舌が上手く回らない。問題は、憤怒が無事なのか、此処は何処なのか、だった。身体を引き起こそうとすれば、背筋から悲鳴を響かせながら気付いた。) [Sun 3 Sep 2006 20:49:12]
堕天使 > (己を超越するほど強大な力を与えられて気絶をしてしまった。) ――― … 私、は 生きて 居る、の か? (暗闇の空間の中で呟いた。生きているのか、死んでいるのか、分からない。気が付けば、目蓋が開いていなかったらしくそっと開いてみれば、左半分が闇に覆われてしまったようで見えない。) ――― 痛 ッ あ 、 は   ッ ! 少なく、とも  死んでない、 ……? (何処か懐かしい香りがした。そして見た事があるような天井へ凝視をし続けていた。何もしてないのに、身体中に電撃が迸らせて喘いだ。) [Sun 3 Sep 2006 20:42:36]
お知らせ > 堕天使さんが入室されました。 『――――、静かな王の間』 [Sun 3 Sep 2006 20:35:20]
お知らせ > クロスさんが帰りました。 『―――邪悪な魔窟、か?』 [Sun 3 Sep 2006 12:33:40]
クロス > 呪われた雨が止まない限り、―――此処から出られない、な… (仮にも天使な為に、金や権力に執着し過ぎた欲望は其れほど持っていないけれど生きていくためには金が矢張り必要になってくる。これも欲望と言っても良いかもしれないし、悪魔を狩り尽くす願望が欲望に変わり果ててその先は中間的な存在かあるいは堕ちた天使になる危険だって考えられる為に、紅き雨に対する警戒心は異常なほど抱えている。) その間に、魔物や悪魔に見つからなければ良いんですが、ね… (誰も居ないとすれば、安心したようで胸をなでおろしながら息を吐き詰めていた。白い羽根を折り畳むように潜めていながら部屋内へ踏み締めよう。) [Sun 3 Sep 2006 12:30:57]
クロス > ――慎重に遣らなくては (ヴェイトス市にて何か起きたのか、透明な雨は最早呪われたと言うべき紅き雨に変わり果ててしまった。天使状態の肉体に雨を打たれれば、欲望が埋め込められるような気がしてて痛みが増すほうだった。外はもう安全とは言えなくなってしまった。早く解決しなければ、紅き雨に打たれた者達は邪悪なる意志が目覚めてしまうかも知れないから―――) 不味い事になりましたね…、これでは魔界の門に調査に行けない。 (紅き雨を妨げる傘はアマウラに置いてしまった、簡単に言ってしまえば―――、) [Sun 3 Sep 2006 12:24:11]
クロス > (背中から白い羽根を出して空中を掛け抜いている。頭上には天使の証とも呼べる光輪が微かな光を帯びて浮かべていた。この天使状態になれば周囲の悪魔から狙ってくれ、と言っているようなものだ。今は昼間だから活動時間帯が薄いはずだと、思い侵入を試みた。) ―――意外と簡単に入れちゃった (顔ですら覆い隠した外套の姿をした天使が窓際に到着をして警戒をするように部屋全体を見渡っていた。正面からでも入れそうな気がしたけれど、悪魔が待ち構えているような気がして成らなかった。) [Sun 3 Sep 2006 12:19:35]
お知らせ > クロスさんが来ました。 『朽ちてしまった窓から侵入――、』 [Sun 3 Sep 2006 12:15:21]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『( 言葉よりも理屈よりも熱を重ねる方が愉しい、とか。 )』 [Sun 3 Sep 2006 03:33:50]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『( どんな時でも、どこに行っても、誰と居ても。なんて浅ましい人の性。 )』 [Sun 3 Sep 2006 03:32:33]
MJ > ( 「大丈夫」 と手の平を見せながら首を振る 指先にこびり付いた漆黒は落ちないけども。  ) ――多分、コレが一番怒らせるのに手っ取り早いネ。 ( 振り返る顔にかかる吐息、鎧の上から腰に手を回し華奢な身体を引き寄せ。 何処へ行っても変わらないのは王様の長所だろうか。 軽いノリで「イイヨ」と告げるのは抱き寄せた少女の耳元で小さく、そのまま首筋へと顔を埋めて。  ) [Sun 3 Sep 2006 03:30:14]
艶子 > …そんな癖は直しなさい。 ( どきっぱり言った。見世物じゃないのよ!っていうか忘れなさい! ) …… 何だ、煙?その染み―― ( 何かに触れたのかとMJの手を取って良く指先を調べた。…一応心配しているらしい。 ) あんまりあちこち触らない方が良いのかな。これ、体液か何かか? ( 床の黒い染みを見下ろす。呪いの類という発想は浮ばないが、得体の知れない染みを気味悪そうに。 ) 艶子参上っていう字は死ぬほど練習したけど、お漏らしなんて字は書けないんだよ。 ( それもどうかという事場を発しながら、ひんやりと空気が冷たくなるのを感じた…。 ) ヴァイオレートか…。悪魔から情報を引き出すのも良いが、親玉をとっ捕まえて吐かせるのも手っ取り早そうだな。 ま、何にせよ―― 今日はここで待機かね。 ( 荷物を放り、剣を置いて。 ……ふと、ちらりとMJを見る。 ) ……で、さ。悪魔が来るまで暇だよね。 ……すること、無いし。 ( そういってにじり寄って、両腕を彼の首に回そう。 ) [Sun 3 Sep 2006 03:20:48]
MJ >   オレサマ一度、艶子がそのハシタナクも人前で漏らすの……。 癖になっちゃった? ( 白い煙を上げている指先、触れられる程の”呪い”など聞いた事がナイ。 指を拭い、ドキドキしながら聞いてみようキュエーンさんに。 ) ――艶子はその辺で床におっきく「お漏らし参上」とでも書いててイイヨ。 ( 残暑が残るというのに、マイナスイオンの如きコールドアイで。 ) エリシャの情報を信じるならカロロが逢った悪魔の話からして「ヴァイオレート」とか云ってたネェ。 やっぱり…悪魔から情報を聞き出すのが一番だね待ち伏せと行こうか?  [Sun 3 Sep 2006 03:08:47]
艶子 > 自分で言うのもなんだが私もそう思う。まぁ、可愛がってやろうじゃないか。 ( それに自分の思い通りにして良い対象っていうのは気分が良い。相手が奴隷だからこんなことも考えられるんだけど。 ) あぁ… 忘れてた。うっかり手掛かりごと破壊するところだった。 ( 本当に忘れていたらしい。いっけね☆と自分のおでこをぺちんと叩いた。 ) ……本当だ。悪魔ってのは統率が取れてないっていうイメージがあるんだけど、そいつらがこぞって古城に集まってヴェイトスに向かったワケだ。 どんなヤツなのかねぇ、悪魔を統率しているのは。 ( 弱肉強食が常の悪魔だ。当然一番強いんだろう。 ) だ、だからしないってば!私はそんなはしたない女じゃないぞ! ( おもらしキュエーンが言ってもあまり説得力無いが。 ) [Sun 3 Sep 2006 02:53:37]
MJ >  何だっけ?元はスミレたんの奴隷だったのに――艶子に懐いてとか、肝が据わってるというか変わってるネェ。 ( 誰にでも人懐っこい笑みを浮かべるウサギの獣人。 矢張り寂しいと死ぬのか不明。 ) 高慢であればある程に、思い通りにイカナイと怒るモノだからネ――。 でも、壊す前に手掛かり見付けないとダァメ。 見てよ、黒い染みに床には何か引きずった跡があって…少なくとも一匹じゃないよコレ。 ( 床には爪跡なども、黒い染みに指を伸ばせば得体の知れぬ寒気が奔り――慌てて手を引っ込めた。 ) 後、用を足すなら。 外に向けてドウゾッ!!  [Sun 3 Sep 2006 02:47:44]
艶子 > …そんな事を。流石、私に斬られるって時にそれを受け入れてみせただけの事はあるな。 ( 逞しくなるのは良いけれど、偶に思いもよらぬ事を言うのでおかあさんはビックリです。仕事とはいえ家に残して出てきてしまったのは心残りだ、早く帰って安心させてやろう。 ) やっぱり牛乳か…。背も伸びるって言うしな。 帰ったら飲んでみる。 ( そしてお腹を壊す黄金パターン。たゆんとまではいかなくても、せめてもう少し欲しい傭兵であった。 ) そうだな。 『見下している人間がイイ気になって自分達を挑発してる』なんて、怒らない筈が無い。 と、言うわけで―― 今から自由時間とする。家具があったら壊せ。窓はブチ破って風通しを良くしてやれ。壁と言う壁に落書きしろ。立小便も許可する。私は女の子だからそこはやらないッ! ( 肩から剣を下ろした。 ) [Sun 3 Sep 2006 02:32:38]
MJ >  あの子、何か初めて逢った時よりも逞しくなって来てるよネェ…。 この間、海に向かって「何故ベストを尽くさないのか」とか超常現象を解明しそうな勢いで叫んでた。 ( 頬に手を添え「誰に似たんだろう」と溜め息にも似た吐息。 ) …おっきくしたいなら、牛乳だってトリスたんがこっそりエリシャに話してたの一昨日宿で聞いたけどォ――飲む? ( 睦言で訊いた、どちらが好きなのかと云う問い。 首をかっくり傾げ、この間の冒険者を見る目を思い出せば心配にもなろう。 ) 見る限り――城門よりも、此処から出入りしてる様だし。 良いんじゃない他の探索者へのメッセージにもなるし? 帰って着たら部屋が綺麗に掃除されてた方が悪魔なら怒りそうだけど、取り敢えずオレサマだったら怒るネェ。 ( 浮かべる笑みは悪戯の共感者のソレ。 バルコニーの手摺には、黒い染みのような何かこびり付いている。 悪魔がいたのは間違いナイだろう。 ) [Sun 3 Sep 2006 02:25:11]
艶子 > あッ、あの子はたまに暴走するんだぞ!だから言っちゃダメ! ( きっと私にも聞いてくるに違いない。T子さんとかすぐにばれそうなイニシャルに戦慄した。 ) ――それは褒めているのか貶しているのか…。いや褒め言葉と受け取っておいてやる。 ( 薬の効果はとっくの昔に切れ、今はいつものぺたーんな胸。嗚呼。 褒めてくれているのにちょっぴり残念なのは何でだろう。 ) ふぅーむ…。 ま、ヴェイトスの門がそう容易く破れるような事は無いとは思うが。 ……なあMJ?自分の留守中にさ、家の中がめっちゃくちゃに荒らされてたらお前どう思う? ( そう言って肩に担いだ大剣を傾けて見せた。つまり一種の挑発だ。『豪天寺艶子見参』とでも壁に落書きしてやろうか。 強かで冷静な悪魔なら大して気にも留めないだろうが―― 。 ) [Sun 3 Sep 2006 02:10:21]
MJ >  大丈夫、喋るならイニシャルで白夜にでも教えるから。 ( T子さんが〜、とか云う気満々の餓鬼。 その後で愛って重い?のとか、胸きゅんな子猫のように訊いて来るに違いない。  ) 胸と希望が詰まってるんだってさ。 大丈夫、盛りが大きいほうが良いなんて幻想だから! 艶子位のポケットに仕舞える手の平サイズのがオレサマ好きィ。 ( でも、この間のけしからんのも…とか何とか雄女心は複雑。 反動をつけ、起き上がり。 続いてバルコニーへ、久々に晴れた月夜、城下に広がる廃墟が心なしか生き物のように蠢いているようにも見える。 ) 誰も――いないネ。 ホントに、何処かに攻め入ってるとか有り得そォ…。 [Sun 3 Sep 2006 02:00:38]
艶子 > 騙されるんなら良し。でも別に騙すようなつもりは! …あと、私がこーいうこと言ったって皆にはナイショだからな。イメージ崩れるから。 ( どんなイメージだというのか。 腑抜けた身体に力を入れて、立ち上がる。ここからはまた気合を入れなおさねば。 …どうでもいいが、この仕事から帰ったら高所恐怖症になってそうだなあなんて。 ) ははん、特盛りが何だッてんだ。こちとら夢と野望が特盛りだ。…おっぱいが夢だというヤツもいるけど…。 ( 両開きの扉に手を掛け、開け放つ。冒険者なら扉に仕掛けられた罠の一つでも予測するのだろうが、そんな警戒心は一切無し。 エリシャの地図に書いてないものは存在しないとでも言いたげな勢いだ。 ) [Sun 3 Sep 2006 01:45:39]
MJ >  ソレで上手い事言ったつもりィ? オレサマはそんな言葉で――騙されちゃうけど。 愛なら、例え胸があって後「+10」でもいける。 ( 「イヤン」 愛の重みだと知れば、くねくねと絨毯の上で悶え。 愛は偉大だった。 ) 流石艶子、悪魔が来ても其の調子でネ。 まっ、その前に特盛りのお姉サンがいた、バルコニーが先なんだけどサ。 ( 「特盛り」 とか、そんな言葉だけは覚えてた。 通路の先には、両開きの扉。 悪魔の居城にしては煌びやかなレリーフが施された真紅のソレ。 ) [Sun 3 Sep 2006 01:37:07]
艶子 > ……+10kgなんて愛の重さより軽いじゃないか。元々愛で重武装してるんだから、鎧とか剣なんて置いていっても大差ない。 ( とか無茶苦茶な事をのたまった。 そしてこれは愛の勝利だ! ) ………! ( 脚が滑るのを見て一瞬助けようと飛び掛りそうになったが、足腰が立たなくてそれは未遂に終わった。もし飛び掛っていたら二人で下に落ちていたかもしれない。 ) ………屋根伝いに塔へ………。 ( へなり、眉毛が下がった。いやいや、けれどもここで諦めたら試合終了だよ? ) ……いける、やれる。頑張る。 [Sun 3 Sep 2006 01:28:02]
MJ >  泣くのか格好付けるのかどっちかにしてッ! ( 餓鬼の声は半分泣きが入ってる、こんだけ騒がしくしてら悪魔も呆れて襲って来ないのか。 背中の荷物を捨てたらきっと楽になれるんだとか内なる悪魔の囁きには勝てた。 愛の勝利と呼んで欲しい。 ) だから、エリシャは軽装備でって言ったんじゃナイ。( 少女が窓の中に転がり込むのを見届けてから、自分も窓にへばり付くようにして再び城内へと。 途中、脚が滑り…また悲鳴が上がる。 ) えーっと、これから先。 バルコニー越えて、今度は屋根伝いに塔に飛び移るらしいけど…、まだやれる? ( 絨毯の上、だらしなく身を投げ出し。 一応、訊いてみた。 ) [Sun 3 Sep 2006 01:23:16]
艶子 > ( ひぃぃぃぃ。なんてそんな情けない声を上げそうになる。今誰かに襲われたら絶対ヤバい、万事休すだ。斬られたり貫かれたりして死ぬのは良いが、こういう高い場所から落ちて死ぬのは嫌だ。だって死ぬ直前まで恐怖の悲鳴をあげるハメになるから。 ) 前はそうだったアァァァァァけど今は違うウゥゥゥゥゥアァァァ揺れる揺れる揺れるゥゥゥゥ! ( そんな状況なので言葉も風に流され酷いものだ。びしっと言えばそれなりに格好が付くんだろうが。 抗議の声も無視して必死にしがみ付いた。 ) それって正しくは馬鹿は何とやらじゃなかったかMJ! わあぁ――ッ! ひいぃ――ッ! エ、エリシャは本当にこんな事やってのけたのか!?何考えてんだ冒険者って奴らはッ!! ( やがて窓にたどり着けば転がり込むように中へ。ぜえぜえと息を切らして。 ) [Sun 3 Sep 2006 01:12:12]
MJ > ( 下から吹き上がって来る風音が煩い。 高い所は馬鹿の嗜みとして好きだけども――。 握ったロープが悲鳴を上げている。 ) パプテスに感化され過ぎィ――本当は友達の為なんでしょ? って首が絞まる絞まるゥ! ( オモシロくなさそうな言葉。 少女を身近に感じられるのは嫌ではない、ギュゥとされるのは寧ろ好きなのだけども首に回された腕は重武装で肉に食い込むと痛い。 ) やっぱり、50キロじゃないデショ! 食っちゃ寝ばかりしてるからァァ。  艶子と偉いヤツは高い所が好きって格言は嘘だね、嘘! ( 二人でギャーギャー喚きながら。 綱だけを頼りに、垂直の壁を登っていく。 途中何度も、風でバランスを崩す度に悲鳴が上がったのは云う迄もナシ。 漸く開いている窓を見つければ脚を掛け、身体を窓の方へと。 ) じゃ、艶子…。 お先にどうぞ。 ( 一緒に寝てる時だって、こんなに長く抱き合ってた事は無かった。 ちょっと名残惜しそうな声。 ) [Sun 3 Sep 2006 01:05:36]
艶子 > て、天命は信じるが… そういうのは…。 ( 信じてやっても良いが、ちょっと恥ずかしい。只でさえ首輪の鎖でお互い繋がってるのに。 しっかりとMJの背中にしがみ付き、両手両足を絡ませた。言い方が気に入らないが、正しく情熱的に。 ) 吸血鬼はダメだ。だって増えるんだもの。悪魔もダメだ。私より調子に乗ってるから。 私が引いてる線は一本だけだぞ。何にも知らずに幸せな夢を見ながら眠る人達の脅威になるか否かだ。その一線を越えたヤツは神でも殺すさ。 ( そして登攀は始まった。びゅお、と風が吹き思わずちびりそうになる。いや、ちびらないけど。 下を見ないようにしながら…… しながら……。ダメだ、凄く恐い。ぎゅーっとしがみ付いた。 ) [Sun 3 Sep 2006 00:50:32]
MJ > ( 屋根の筈はない、脳が異臭に侵されたらしい。 ロープに付いた鉤爪が外壁の掛けた穴に引っかかる。 綱を二、三度引っ張り具合を確かめ。 振り返ると頬を桜色に染めた少女が見えた。 ) アレ――? 赤い糸って艶子信じてナァイ? ( 「ウヒヒッ」 と気色の悪い声を上げながら。 なんとか用意は出来た。 少女を背負い――いざ、窓枠へと脚を掛け。 ) だったらサ、吸血鬼だって崇め奉ればカミサマになるんじゃナイの。 妖怪は良くて、吸血鬼と悪魔は駄目って線引きがパプテスっぽくて嫌よネ。 じゃ、しっかりと情熱的に捕まっててネ。 ( くるり、首だけが振り向き 「 変な事しちゃ嫌ヨ?」 とか。 外壁を命綱なしのフリークライミング。 ) [Sun 3 Sep 2006 00:43:22]
艶子 > ……。 ( 頬染めた。染めて顔逸らした。そしてちょっともじもじした。 運命の糸なんて信じてないというか考えた事も無かっただけに。 ) 妖怪はな、ちょっと違うんだ。悪魔のように人間に直接害を為すものばかりという訳じゃない、大きな恩恵を齎す事もある。狩るべきものというよりはまあ、畏れる対象だな。まぁ… 私だったら出てくれば狩るんだろうけど。 それに…朱鷺の都はああいう人外がうようよしているような国じゃあ無いんだよ。そこがヴェイトスとの違いかな。 ( 鬼や妖怪退治の話は聞くけれど、そんなに頻繁に出会うわけではない。実際自分も妖怪には出会った事は無いのだ。 ) …… な、なんだか意図的な意地悪さを感じるぞ…! ( ちょっと傷つきつつ、用意が出来ればおんぶしてもらおう。 ) [Sun 3 Sep 2006 00:31:18]
MJ >  簡単じゃないのサ…運命の赤い糸に導かれて艶子がこの島に来たって証拠ダヨ。 でも、それは尊敬はしないけども誉めてあげる! ( 間違っても尊敬はしないらしい。 王様は気まぐれだ、いや気まぐれ過ぎだった。 ) 妖怪ネ…いっつも疑問だったんだけど、アレって悪魔とかじゃないの? 艶子は吸血鬼狩ってるけども、妖怪は違うワケ? ( 朱鷺の都人ではないと、どうにも怪異と悪魔の定義に首を捻る。 ) えーっと、60sに装備を足して70かァ。 ( ロープを下ろしながらも、冷静だった餓鬼。 ちゃんと余裕を持って計算。 ロープを取り出し、三階の屋根に引っ掛け。 ) [Sun 3 Sep 2006 00:21:56]
艶子 > 聞いて驚くな。最初他の国に行くつもりだったんだけど船を間違えてヴェイトスに来ちゃったんだ。まあこれも運命だな。 ( 天はこの島を支配せよと言ったのだ。きっと。 ) 悪魔は来ないが鬼やら妖怪が既に国内に居るからな。でも悪魔ほど気合は入ってないと思う。 ( ヴェイトスと来たらなんだ。悪魔だけでなく吸血鬼まで蔓延っている。私みたいなよそ者を受け入れてくれるのは良いが、少々ヴェイトスは開放的過ぎじゃなかろうか。 ) ……… 50kg。装備やら全部あわせると60kgぐらいかな。 ( 別に太ってるわけでも無いし怒らないが。でもこれで胸とかあるともう少し重いんだろうなと思うとやっぱりちょっと腹立たしい。 ) [Sun 3 Sep 2006 00:07:59]
MJ >  どっちかって云えば艶子の心は大航海時代だモノねェ、但し水と食料は買い損ね増しちゃいましたみたいな。 鎖国のお陰で悪魔も来ないなら御の字じゃナイ。 ( 政治などには興味のない餓鬼。 その程度の認識だが。 抗議には「あーぃ」と気のない返事を一つ、木片のついた脚を下ろし。 ) んと、ちょっと待ってロープ張るから。 ところでさ、艶子って体重幾らだっけ? ( 窓枠より顔を出し三階部分を見上げ。 ど真ん中直球の質問が飛び出た。 ) [Sun 3 Sep 2006 00:02:12]
艶子 > 私は鎖国してないぞ!私はいつだってオープンだ! 鎖国なんてしなければもっと朱鷺の都の人間も国や家を捨ててまで出てこなくても済むのにさ。……ま、外敵に対して警戒してるんだろうけど。 ( 自分はというと家族も何も無いから、自由気ままにこっそり国を脱出出来た。 どん、と突き飛ばされて危うく転びそうになる傭兵。でっかい剣に慣れてなくていまいちバランスが取り難いのだ。抗議の目でMJを睨んだ。 ) おしゃべりな悪魔だと良いなぁ…。 ( 派手な音にびくん、と身体が跳ねて何事かと振り返った。夜風が建物の中に吹き、淀んだ空気が澄んでいく。 ) ……一言断ってからやってくれ、そういうことは…。 で、どうだろうMJ。このままの私を抱えられるか? 無理なら先に大剣だけ持っていってもらおうかなー☆なんて自分でも意地悪な事を考えているんだけど。 [Sat 2 Sep 2006 23:49:25]
MJ >  鎖国してるヒトが何言ってるカナ。 ソレに今更、気にしたってオレサマと艶子の仲じゃナイのさ――オレサマ受け止めてアゲル用意は有るナリ。 ( 一人で面白おかしい想像しながら首を振ってる少女の身体を、やーんと自分の言葉に照れつつも突き飛ばす。 餓鬼もガキで盛り上がってるらしい。 ) 梯子伝いに来るヤツを捕まえて愉快に唄ってもらいマショ。 ( 行き止まりで他に道らしい道はナシ。 確か、昨日宿で受けた説明には…。 壁に打ち付けられた窓が一つ。 ) よッ――。 ( 神経を研ぎ澄ませる傭兵の横で、前触れもなく窓を蹴破り。 派手な音立て砕ける窓枠と其の破片。 ) こっから上るみたいダヨ? ( ニッコシ、風通しの良くなった窓指差し。 ) [Sat 2 Sep 2006 23:43:02]
」ヘ」ハ > 。。詈ケ、キ、ニ、・メ・ネ、ャコホムヤ、テ、ニ、・ォ・ハ。」。。・ス・、ヒスク。「壥、ヒ、キ、ソ、テ、ニ・ェ・・オ・゙、ネニFラモ、ホヨル、ク、罕ハ・、、ホ、オ。「、ノ、、ハョ正、タ、テ、ニィDィD・ェ・・オ・゙ハワ、アヨケ、皃ニ・「・イ・モテメ筅マモミ、・ハ・遙」。。」ィ。。メサネヒ、ヌテ豌ラ、ェ、ォ、キ、、ママ、キ、ハ、ャ、鯡ラ、ユ、テ、ニ、ノルナョ、ホノフ螟。「、茫`、、ネラヤキヨ、ホムヤネ~、ヒユユ、、ト、ト、簣サ、ュw、ミ、ケ。」。。Iケ、筵ャ・ュ、ヌハ「、ノマ、ャ、テ、ニ、、鬢キ、、。」。。」ゥ。。フンラモ⊇、、、ヒタエ、・茹ト、統、゙、ィ、ニモ菫、ヒh、テ、ニ、筅鬢、・゙・キ・遑」。。」ィ。。ミミ、ュヨケ、゙、熙ヌヒ、ヒオタ、鬢キ、、オタ、マ・ハ・キ。」。。エ_、ォ。「ラネユビ、ヌハワ、ア、ソヨTラ「メ筅ヒ、マ。ュ。」。。アレ、ヒエ、チクカ、ア、鬢、ソキ勁ャメサ、ト。」。。」ゥ。。、隘ティDィD。」。。」ィ。。ノスU、ムミ、ョウホ、゙、サ、ア、ホコ皃ヌ。「ヌーエ・、、筅ハ、ッキ勁ニニ、遙」。。ナノハヨ、ハメチ「、ニウZ、ア、キ剿丶ネニ荀ホニニニャ。」。。」ゥ。。、ウ、テ、ォ、鯔マ、、゚、ソ、、・タ・陬ソ。。 [Sat 2 Sep 2006 23:41:15]
艶子 > 悪かったなッ。…朱鷺の都人は好奇心が旺盛なんだよ、多分。 ( だけどまあ、寝るとき位は嗅がせてやってもいいかななんてそんな不埒な事。 …ぶんぶんと首を振ってその考えを追い出した。 ) ……良く判ったような判り難いような例えだな。要するに―― 梯子をブチ壊せば良いのか。壁を直すなんてェ―― 事はどう考えても私たちには無理だな。 ( 流石にこうも暗いとずんずんと勇み足を進めるのはおっかないけれど、豪語した手前怯えるのも癪に障る。 ―― さて、行き止まりだ。何か他に気配が無いかと感覚を研ぎ澄ませよう。 ) [Sat 2 Sep 2006 23:23:47]
MJ >  艶子って直ぐに影響されンのネェ。  良いじゃん、落ち着くの――。 ( 無常にもずんずん先に進んでいく少女に拠り、癒しの時間は終わってしまった。 幽かな石鹸の香りが鼻をくすぐる。 「三日後が楽しみィ」 とホフリ満足気な吐息。 ) 簡単、簡単。 お隣の家に梯子掛けて壁をぶち抜いてるのが今の魔方陣なんだから。 壁を埋めるか、梯子を壊せば元通りィってネ。 ( 餓鬼の方は非常に大雑把。 魔術師が聞いたら激昂しそうな例え話。 延々と続く、薄暗い廊下の先。 どれほど先に進んだのだろうか、瓦礫に埋もれた行き止まりにぶつかり。 ) [Sat 2 Sep 2006 23:13:59]
艶子 > わ、私は汗臭いけど薔薇の匂いは好きなの! 嗅ぐな!嗅ぐな! ( まだ古城に入って一日目。傭兵の髪からは生意気にも石鹸の匂いがするだろう。三日目にもなればもうその匂いは消えるだろうが。 ) 証拠か―― とは言っても、私マホーとかそういうの苦手なんだよな。どうして魔法陣を描くと他の世界と繋がるのか全くもって理解できん。 まぁ、それらしいモノを見つけたら持ち帰って判断は市の人達に任せれば良いか。 ( その手の術に詳しい人が居れば良いのだが。後手よりは攻めに転じた方が自分も好みだ。 階段を上り、時折顔を擽る蜘蛛の巣を払う。 ) [Sat 2 Sep 2006 23:00:53]
MJ >  艶子は薔薇じゃなくて汗臭いのッて、イメージなのにィ。 香水で誤魔化しちゃダァメ。( 地図を覗き込んだ姿勢から、傭兵の髪へと鼻を寄せ。 「好きなんだから」 と何が愉しいのか口元を緩め。 ) 待つんじゃなくて、何か証拠でも探そうヨ? ここが拠点の一つならソレだけでも報告すれば良いし。 守備よりも攻勢がオレサマ達の本領なんだし――後手、後手の状況に回ってるけどもサ、今は。 ( 我が物顔で歩き出す王様、それこそが彼女本来の持ち味。 仰せのままにと付き従う、目指すは二階部分の瓦礫で埋まってる通路まで。 エリシャの話では数箇所の通路は空けてくれたそうだが。 ) [Sat 2 Sep 2006 22:54:37]
艶子 > 私はこう見えてオジョーヒンな匂いが好きだ。薔薇の匂いとか。 ( つまりはアレックスの匂いなんだけど突っ込むな。 汗や彼の精の匂いも好きだけれど、それを口にしない程度には冷静だ。まだ。 ) うん。上まで行って誰も居なかったら―― 帰ってくるまで待っていようじゃないか。 ( もし悪魔が居ない、そして帰ってこないような事があればそれは一番考えたくない可能性を示唆する。悪魔がヴェイトスの門を突破し、征服したらわざわざ古城に戻ってくる事も無いだろう。 と、そこまで考えて。後ろからの声にむすっとした顔を向けた。 ) …… おっけーぃ、尻拭いはお前の仕事だからな。迂闊な私のフォローをしっかりするんだぞ。 ( 慎重な歩みが力強いものになった。まるで自分の家を歩くかのように。 ) [Sat 2 Sep 2006 22:42:29]
MJ >  オレサマあの黴臭い匂いは嫌いじゃないけどサ。 艶子は嫌いなのこういう匂い? ( 臭いけども、病み付きになるそんな感覚。 あーぃ、と短く返事を。 ) 魔方陣の消去方を探るのが今回の目的ネ。 やっぱり上ネ、取り敢えずはバルコニー目指そっか。 ( 広げた地図を、ひょいと後ろ眺め。 以前来た時は一部しか見ていない、上層部は未知の区域だ。 ) 艶子らしくない、正面玄関から入って慎重ってのも――変なの。  [Sat 2 Sep 2006 22:35:07]
艶子 > ……なんて事を。 ( 思わずげんなりした顔を後ろに向けた。生憎とそういう楽しみ方をする余裕は無さそうだが。 ) エリシャの話だと上層に行くほど誰かが住んでいた形跡があるらしい。 MJ、私達の目的は探索じゃない。悪魔をとっ捕まえてあの魔法陣の消し方を聞き出す事だ。最短で上層を目指そうと思う。 ( 現時点ではどうすればあれを封じる事が出来るのか判らない。ならば、悪魔に聞いてみるしかないだろう。アマウラでは悪魔を一匹捕まえて尋問したそうだが、その方法までは吐かなかった様だ。或いは本当に知らないのか。 ) …とはいえ、慎重に行かないとナ。 ( 懐に仕舞った地図を広げ、現在位置と向かう先を確認。 そして歩き出した。 ) [Sat 2 Sep 2006 22:27:22]
MJ >  『連れ込み宿』みたいな匂いだよね。 ( 連れ込み宿=不純な事をする宿屋 スン、と鼻を鳴らしながら少女の後方より松明を手についてくる赤い髪の餓鬼。 ) 悪魔どころか誰の気配もないみたいだけど? ( いるのはお化け位か、半年振りに来る古城は相変わらずの辛気臭さ。 ) [Sat 2 Sep 2006 22:20:55]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 ホント―――。 』 [Sat 2 Sep 2006 22:16:38]
艶子 > ( ノックは必要ない。声を掛ける必要も無い。土足で踏みにじれ、住んでいる悪魔を殺せ。私達は強盗みたいなものだ。 ……しかし今の所、誰かの気配は感じられない。よもや同時刻、城主がヴェイトスの正門を襲撃している事など傭兵は知る由も無い―― ) ……空気が淀んでるな。 ( 喉に絡みつく埃っぽい空気に顔を顰め、更に数歩中に進んでいった。注意深く周囲の闇を見渡しながら。 ) [Sat 2 Sep 2006 22:12:08]
艶子 > ( 見た目からして力を篭めないと開かなさそうだったが、意外にもすんなりと扉は開いた。 軽装の方が良い、エリシャの忠告はあったけれどとりあえずは大剣を背中に担ぎ腰に刀を差し、鎧を着込んで重装備だ。その他荷物も含めると結構な重量になるが、いざという時は捨てる覚悟だ。 ) …………。 ( 中を覗きこんでカンテラで照らせば広間が―― ”えんとらんす”ってヤツだろうか。 くすんだ色の絨毯の上に積もった埃に残るのは誰かの足跡。 次に上、左右を見渡すと絨毯の上に新しく自分の足跡を付けながら、ゆっくりと足を踏み入れた。 ) [Sat 2 Sep 2006 22:06:21]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『( 大扉を押し開ける。 )』 [Sat 2 Sep 2006 22:01:54]
お知らせ > 堕天使さんが帰りました。 『憤怒の為に戦力を集れ――、と声明せん』 [Fri 1 Sep 2006 23:59:46]
お知らせ > ヴァイオレートさんが帰りました。 『人の恐怖(門)を揺さぶり続ける毎日が、快楽だった。』 [Fri 1 Sep 2006 23:57:31]
お知らせ > 堕天使さんが来ました。 『―――、跪いたまま』 [Fri 1 Sep 2006 23:55:23]
堕天使 > ―――、 私が 、天使臭さが残って、いますね。 (肯定し難い問いだった。言葉が途切れてしまいそうな感じ。) 懐かしい?堕天使と関わりがあったのでしょうか。 ――不快なのは、申し訳有りません  ――あ ッ ――・・ (見上げたまま、押し付けられたブーツの裏を拒否すること無いまま受け入れんとする。紅き罪魔から、懐かしい、が頭に引っかかった。懐かしい、とは最も親しい者であり名前を呼び合った人なのかも知れない。そんな子供じみた興味心を動かした。) ―――、了解致しました。 ―――、 ッ あ … は、い 分かりま、した。  (付いてきて構わない、に頷けていた。力を見せてやろう、それが気になり問おうとした途端に何かが感じた。強大なる恐怖を感じた瞬間であり、体を一時的に硬直させて手元が震えていた。それでも跪いたまま見送ろうとせん。) [Fri 1 Sep 2006 23:46:31]
ヴァイオレート > ああ、お前のいうとおりではあるが―… お前はまだ堕天使らしい天使臭さが残っているぞ。 懐かしい匂いではあるが、少し不快だね――… (その見上げられた鉄仮面に自分の、人間の体液の混じったブーツの裏を押付けようと。 絶対的な力の崇拝は構わないが、天使のような階級での力と頭の硬さが感じられたゆえの出来事であった。)   任せた―… 明日のものにお前がついてきても構わんぞ。 何か役に立った暁には力というものを見せてやろう――…  役立たずだった場合、は、 捨てるがね。(ぴきっ、と青筋を立てて紅い瞳で睨むように見下せば。そのまま、入り口の方に向きかえり。) [Fri 1 Sep 2006 23:34:48]
堕天使 > 七つの大罪は人間が生み出して、七つの欲望が悪魔を生み出して、悪魔に殺される人生なんで愚か過ぎますね――。人間が存在する限り我等は滅びる可能性は皆無に等しいでしょうね。 もしかして、人間に恐怖させて破壊、――良い思いして天界など行けやしないでしょうね。 (死ぬ間際に経験した苦しみは抜けられるものじゃない。成仏出来ないまま現世にいて悪霊となり、魔物に生まれ変わってしまうのかも知れない。それは良そうだが可能性がありそうだ。その方法も楽しそうじゃないかい、と微笑ましく向けていた。) 時間は惜しい――、力でやっても手間が掛かりますしね。悪知恵だけなら良いかも知れませんが、それ以外は馬鹿かもしれません。 部下が少なくても、 ―――出来る限り欲しいですね。明日、ですか?分かりました、古城の内部、周辺に探して伝えましょう。 (了解しました、と頭を下げて見上げた。そして、何時でも探索に行けるように背中に潜めていた四枚の羽根が開きかけている。) [Fri 1 Sep 2006 23:25:46]
ヴァイオレート > 行く行くは―…だ。  悪魔を生んだ人間の感情を、悪魔が支配する。  中々皮肉なものだろう―… その為には力が必要で、その力を持って人間を恐怖させなければならない。  で、私が考えるに… 人間の心には理性なんてものがあるのだが、其れがあの扉だ。 其れを突き崩せば街に魔物が入ってくるのが確実、即ち人間の心に恐怖が入っていく―― その堰を、是が非でも破壊したくてね。 (く、く、く、とその先の人間を見れば実際楽しみでしょうがなく、醜く口を歪ませて笑うまで。 )  都合がいいというよりはな、無駄な交渉など出来ない、抵抗が出来ないモノの方がいい。 力で言うことを聞かせられるというわけだが―…  ああ、お前はそれなりに頭が良さそうだ。  突飛した部下も少なくてな、少し明日のことをそこらに伝えて来い。 私は玉座にいる。 (その方が道がわかりやすい、なんて理由は決して口に出さない。) [Fri 1 Sep 2006 23:13:56]
堕天使 > 人間の欲望、が玩具にする?確かに、行き過ぎた欲望は悪魔を産みますしね――・・・。 それは――――・・・、 恐らく平和を保てているのが正門だから、それを壊せば 先程言われたように 絶望を与えられるから、ですか? (納得をするように頷けば、罪魔の問いに必死に答えようと唸り掛けていたがやっと答えた。どれがどれで本来の姿なのか相手に知らせぬ。変幻自在なる存在が惑わせる強みがある。) 統べてを化かす道化師が好きですからね――・・ 、 頭が悪い…そのほうが都合が良いか。 (頭が良ければ先のことを最悪な出来事を予想してしまい逃亡を図ろうとする魔物が出てくるかもしれない可能性がある。そこまで考えられない頭の出来が悪い魔物が襲撃や突撃に適している。勝手な解釈をしていて尊敬を欠かさない。) ――直ぐにでも壊滅しなければいけないね、 ―――統治する能力?…私も出来る限り手伝いを致します。 (そう呟けば、捕らえていた人間は既に死に至っている事を確認してから、粒子状に分解をさせていき白い甲冑へ吸収をせん。それから膝を地に付けて頭を深々にと下げた。 苛付いている様子までは読みきれなかったようで首を傾げたらしい。) [Fri 1 Sep 2006 23:04:15]
ヴァイオレート > なに、私が玩具にするのは人間そのものではなく、人間の欲望だよ。 私が何故あの正門を選んだと思う、人間達はあの正門を何故守ろうとしているか、解るか? (またも自分で名乗ることなく正体がばれた事に少々の満足感と、一抹の苛立ちを感じさせる。 人間もすぐに私が私と解ってしまう、という訳で。 そういう意味では目の前の悪魔の能力は羨望にもあたる。)   面白い手品を使うやつだな―… ああ、明日になるか。 少しここらにいる古城、特に頭の悪い奴らを連れて正門に行こうとしている。 すぐに伝わればいいんだが、私は少し前まで統治する能力は無くてな。 (ん、と。左、右、正面。下。 どのルートを辿れば良いのかなんて迷っているわけだが、やはりイラつくだけ。) [Fri 1 Sep 2006 22:50:22]
堕天使 > 無力を認めた人間――、玩具にして遊べないでしょうね。 今夜、もですか… 大変でしょうね。 (接近して来る罪魔に対して身動きを無駄にせず大人しくしていよう。捕らえて掴み上げた人間を喰い込ませたまま握り潰してしまおう。) ―――、悪魔です。天使から、堕天使へ、そして悪魔になった存在です。     ――仰るとおり珍しいでしょうね。  少しは広い方が襲撃されにくい、その上にヴァイオレート様を護るためにもなります。声明――何かあったのですか? (暗闇でも輝き続けるような紅い眼光に気付いた。そして行動に疑問を抱えたように視線を送りながら見守っていた。) [Fri 1 Sep 2006 22:42:18]
> ふんむ―… 既に無力さを考えている人間はいるようだぞ。 今夜またあの鎧が少しは門を開いてくれるだろうし、な。 (近寄ってみては、足元の人間の声に耳を澄まして見せるが―… にぃ、と弄ばれる人間、その玩具の心臓に、飽きた、と言わんばかりに踵を振り下ろした。)   お前の楽しみを奪って悪いが、お前は誰だ―… 堕天使を装ってはいるが、んな白いのはいないんだよ。  ―… ちぃ。広すぎるなこの城は。 声明を――というのもかなり面倒だね。 (ちらりと紅い眼光で自分より背の高いものをみたが、鉄兜で隠されている分、実際其れが何かわからぬ自分にも腹たつ。 思い出したようにエントランスホールの正面に立つとその先の道を眺めていた。) [Fri 1 Sep 2006 22:31:01]
堕天使 > 愚かな、人間に無力さを擦り込ませるのも面白いかもしれませんね。 手慰み、か尊敬出来る御言葉で……、 (我等にとって偉大なる紅き罪魔だった、その言葉に同意をするように続けていた。が、憤怒の言葉に対して一瞬強張らせていた。) ――― ハッ 分かりました。 (手元が微かに震え上げれば、気を落ち着かせてから人間へ弄ぼうとせん。繰り込ませていた鉤爪を掻き回す様にして、傷つけ過ぎてしまった首筋を潰してしまわないように気を付けていた。次に胸部や下腹へ喰いこませながら、心臓が無い側の肺を貫かせようと押し付ければ押し付けるほど悲鳴が酷くなる一方だった。 「白すぎる」 の言葉に対して、微かな喜びを覚えたのか小さな微笑を零していた。白い鉄兜で隠されているとはいえ微かな声を漏らしていた。) [Fri 1 Sep 2006 22:18:55]
> 確かに、人間一人一人が上げる苦悶の声も中々楽しめるんだが…  私にとっては手慰みだね。  自分達の街を破壊され、誰にもその憤怒の矛先を向けることの出来ない大量の人間の絶望と苦悶、狂気の声を聞いてしまえば――…。 (眼下には、発声装置であるはずの喉が潰れて意味の解らぬ声、喉が割れて空気がしゅー、しゅー、と小さく漏れる音。 )   で、続けろ、といったのが聞こえんか。 白すぎるぞ、お前。 (あはははッ!と壊れたような笑い声をホール中に響かせながらも… 紅い瞳でどこからか見下し、その真っ白という何も無い作られた色に苛立ちを覚えていた。) [Fri 1 Sep 2006 22:09:00]
堕天使 > ――― 残念だったね、人間 (同胞らしき気配に魔力が微かだけ感じ取れば、人間を掴み上げたまま不器用にも鉤爪の先端だけで首筋、胸部、下腹へ荒っぽく食い込ませた。それと同時に、喉が枯れて潰れた痛々しい悲鳴が響き上げん!) ―――― あはは 面白い玩具だ。 (死に至らせぬように永遠に苦しませんとするつもりで手加減を繰り返していた。其の侭、気配の正体が気になり振り向いた先は―――、暗闇に潜んでいる何者かに見つめていた。何かに察したように、呟いた。) 貴方は、―― (息を飲み込んだ音。言葉が詰まらせていた。何かに対してを反応を示す。) [Fri 1 Sep 2006 22:00:26]
> (手入れをするものもいないエントランスホールは、ただの廃墟だが… 珍しく狂おしいほどに白いその入り口に、紅い影は進路を変更して飛んできた。 巨大な斑がかった翼を畳めば、奥から聞こえて送る悲鳴をまるで極上のクラシックのような気分で愉しんだ。)   … 白いな。 余り白という色は得意ではないんだが―…  いや、続きを聞かせろ。 中々いい悲鳴を零す。 (灯りの無いところでも赤と黒が混ざり合い、確かな存在感と共に進みよった影はそんな感情と共に言葉を吐き出した。) [Fri 1 Sep 2006 21:52:53]
お知らせ > さんが入室されました。 『古城の入り口に、白と交える濃い赤が現れた。』 [Fri 1 Sep 2006 21:41:31]
堕天使 > (アマウラで名前に姿形が広まってしまっている事は知らない。人間達にとって注意すべきなのは、変身能力、賢き者ならば戦争への引き金になる存在。賢き者は、ルシアが重要人物に変身をして殺害による犯罪を犯せば少なくとも大事になる。出来る限り探し出して捕獲及び始末をしなければならない。、と思うのか如何か知らないけれど統べての判断は人間達に委ねる。 そして何かに反応したように音がした方向へ振り向けば――、) おやおや、君の仲間かな―・・? (正体は確かめていない。ただ、人間の僅かな希望が打ち勝ってしまったという事だ。何かと腹立たしいが気にした様子も見せずにいた。) [Fri 1 Sep 2006 21:29:31]
堕天使 > 同じ力でも―――、特別な存在である我等が負ける訳無かろう (そう、その調子で助けを望むんだね。と微笑みかけるように付け足す。数多の魔物を済み始めた古城に進入しようとする事自体が愚かな発想である。初めから希望など無いに等しいのに叫び続ける人を微かに嘲笑い続けていた。グッ、と白き鉤爪に力込めて肉体を傷付けんとする。) [Fri 1 Sep 2006 21:22:03]
堕天使 > (悲鳴を響き渡るエントランスホールに白い堕天使が人間の姿を成している身体を掴むように持ち上げていた。下から睨み上げるような姿勢をしていながら言葉を並べ続けた。) ―――、君となら相性が良いと思ったんだけどな (命乞いをしていた人は、恐怖による涙か激痛によるものか分からないけれど、一つだけ分かっているのは目前の敵より強大な固体だということ。先程までは同胞になろう、としていたが演技だったらしい。それを承知してでも断わった者は敵以外何でもない。) [Fri 1 Sep 2006 21:18:28]
お知らせ > 堕天使さんが来ました。 『―――、残念だ』 [Fri 1 Sep 2006 21:12:02]
お知らせ > ステアさんが帰りました。 『(IEの調子が悪いのでまた夜にっ!orz』 [Fri 1 Sep 2006 01:25:05]
ステア > (とにかく、まだこの杖の主でない以上。 この杖の休息を害する権利は無いのでこのままにしておく。 運ぶのは自分なのだが・・・) ・・・でも・・・・ (改めて周りを見回せば、やはり目に映るのは荒れ果て朽ちた城下街の跡。 その・・・如何にも何か出てきそうな感じ漂う薄明かり、月光だけを頼りに歩を進めていく。 奥へ、更にその城下の奥へ [Fri 1 Sep 2006 01:14:12]
ステア > (長い杖を持った漆黒の外套が一人。 古びれた古城の朽果てた城下を歩く。 昨晩まで、この杖の前主の対処やらなんやらで古城近くにはいたものの・・・肝心の古城の調査ができず仕舞いだったのだが・・・やっと再開。) ・・・・・・休息しているときは静かですね。 (その遅れた原因の一つともいえる杖だが・・・今は休息中とやらで自分の手の中でスヤスヤ(?)寝ている。 寝ている、と言うかは謎だが [Fri 1 Sep 2006 01:01:36]
お知らせ > ステアさんが来ました。 『・・・・・・。 (如何にもって雰囲気。』 [Fri 1 Sep 2006 00:54:25]
お知らせ > 堕天使さんが帰りました。 『―――、時の開始』 [Thu 31 Aug 2006 22:06:57]
堕天使 > さ て と 、 (今日も古城へ訪れる客人は居ない、闇に潜めている数十体以上の魔物が待ち構えているだろう。魔界から流れ込んできた、特別な力を持たない魔物は紅き罪魔の為に動き輩が多いかもしれない。) 見回りでもするか、―――― (聞き取れない。ポツリと呟けば、純白な堕天使は音無く消え去る。) [Thu 31 Aug 2006 22:06:37]
堕天使 > OK 綺麗になったな (統べて創造し尽くせば、壁に突き刺していた白い羽根を抜き取った。途端に、白い壁が元の状態と同じ色に染まり上げていく。周囲の壁は何事も無かったような綺麗過ぎた空間にのみだった。) これで証拠隠滅、と  って消しちゃってどうするんかね? (誰に問い掛ける様子も無くて、古城へ訪れる獲物を楽しみに待ち焦がれていた。) [Thu 31 Aug 2006 21:32:41]
堕天使 > (身体の一部となった残骸を再び吐き出すように、四枚の羽根が崩れ落ちた壁に突き刺した。) ―――、 (無言、羽根の先端で突き刺した箇所から崩れ落ちた箇所まで白く染め上げる。それと同時に朽ちた壁を修復を繰り返していた。段々にと元の状態より綺麗な壁に作り上げていた。修復するより創造するのが正しいのだろう。) [Thu 31 Aug 2006 21:29:40]
堕天使 > ああ――・・、暇潰しが消えてしまったな (勿体無い事をしてしまった、と名残惜しく感じていた。そして、凶器メイスを背から取り出して壁に強大な一撃を一斉に崩れ落ちる。) ―――こんなもんかね、 (首を傾げていた。それから、広げていた四枚の羽根を残骸に触れれば侵食したように白く染め上げていく同時に吸収されてしまう。) [Thu 31 Aug 2006 21:26:38]
堕天使 > (そして、潜めていた四枚の白い羽根を静かに広げて死骸を包んで粒子状に分解させて羽の中に吸収されていった。何も残らない――、死臭でしか残されない。) 確か、弱者の天敵は強敵であって、また、強敵の天敵は弱者だ (壁に喰い込ませていた白い鉤爪を抜き出してから、拳を作って壁に殴り繰り出していた。愚かな悪魔の生きた証を消滅させるようにして轟音を出していた。) [Thu 31 Aug 2006 21:18:11]
堕天使 > (   ―――、瞬間、肉が裂け、骨が砕け、血が飛び、壊れる音を響かせた。   ) [Thu 31 Aug 2006 21:11:18]
堕天使 > 規律が無い世界は便利だよ――、 (くっくっく、と肩を揺らして嘲笑い掛けていた。何かしたら分かっているな?、と無言にいても他者から見れば脅している。) 美味くないな、 ――― さァて 君の味はどうなんだろ (ニタリと白い鉄兜が獣の牙を剥き出しにして卑しい笑みを浮かべていた。) [Thu 31 Aug 2006 21:09:52]
堕天使 > ――力を命を奪い取るつもりで来たんだ、   (壁に磔された悪魔に恐怖を与えない。無邪気そうな声色で見下ろしながら、頭部に付いた鍬形の様な刃をすうっと悪魔の首筋に近付けていた。) 返り討ちされたって――、文句言えないよね (微笑を時折に雑ぜながら問うた。そして踏み付けられて死に至った悪魔は少しずつ分解をさせていこう。) [Thu 31 Aug 2006 21:03:17]
堕天使 > ――― 貴様も、舐めるのか? (足元に人型魔物を踏み付けて潰れてしまっていた。地まで付く禍々しい鉤爪を、翼人型悪魔を壁に叩き付けて身動きを奪ったまま一言を呟いた。) [Thu 31 Aug 2006 20:57:55]
お知らせ > 堕天使さんが入室されました。 『―――、潰れた音』 [Thu 31 Aug 2006 20:52:53]
お知らせ > ミムートクスさんが退室されました。 『それから数分もしない内に獣は目を閉じて。』 [Thu 31 Aug 2006 05:53:48]
ミムートクス > だが、巣を襲うとなれば・・・・・・。(相手は赤き暴君ですら手を焼く存在、仮に入り口を守る衛兵にちょっかいを出すだけでも自身単機では高いリスクがある様に思えて。しかし、人を喰らうにはその巣を襲う以外他に手があるはずもなく)・・・・・・協力者を探すか。(単独で動く事を好むこの獣だが、必要とあれば他者と共同戦線を張ることに対しての抵抗は無く。)(ちなみにちょうど良いタイミングで赤き暴君がヴェイトスに攻撃を仕掛ける訳だが、この獣がそれを知るのは昇ろうとする日が沈んだ後の事である為にそれに参加する事はできなかったりするが。) [Thu 31 Aug 2006 05:52:09]
ミムートクス > (魔界からこちらの世界に来て半月ほど経ちこちらの世界での勝手には慣れてきたのだが、予想以上に狙っている獲物である「人」という生き物を狩れる機会がないという問題にぶち当たっていて。)巡回路を変えても見つからないと言う事は、そもそもその辺りに居ないと考えるのが自然か。(特にここ数日は肝心の匂いすら殆ど見つからないと言ったことが多い。その原因は狩場の範囲が古城近辺である事と各都市が何らかの対応を行っているからだが、この獣がそれを理解しているはずも無く。) [Thu 31 Aug 2006 05:39:30]
ミムートクス > (正門の近く、外部からの来訪者を監視する為に作られたのだろう、物見櫓の様な建物の階段を黒い獣が慣れた足取りで進んでいて。)やはり人の巣を襲うべきか?(最上階、自身の塒である外を見る為の窓が付けられた部屋に到達すれば、ポツリとそんな言葉を漏らす。) [Thu 31 Aug 2006 05:28:20]
お知らせ > ミムートクスさんが来ました。 『階段を上る黒い四肢』 [Thu 31 Aug 2006 05:24:54]
お知らせ > 堕天使さんが帰りました。 『―――、立ち去ろうとせん』 [Wed 30 Aug 2006 21:55:54]
堕天使 > 暇過ぎる…、 (妥協して会話相手が欲しいくらいだった。寂しすぎて死んでしまうウザ公とは違うのだよッウザ公とはね。) う――・・ (唸っていて、苛立ちするように減り込んだメイスを抜き込んで、同じ箇所に殴り繰り返していた。喧しい音を響き渡ろうとせん。) [Wed 30 Aug 2006 21:47:53]
堕天使 > ―――・・ (ヴェイトス市の壊滅を企むならば集団で襲撃するのが望ましいが飛行能力を持った悪魔は極めて少ないらしい。どうせなら同胞が何時でも進入できるようにするために正門の破壊は必要不可欠である。) 私、一人でも大丈夫そうだが――― ・・ 魔法か聖術が使える奴等がいれば厄介な (理性を失い体力が失うまで暴走し続ける。それでは快感など味わえる筈も無いし、気付いたら何も無くなっていたなんで虚しい。自身がやったのかでさえ覚えていないのだから、苦笑を雑じった言葉を呟いた。) [Wed 30 Aug 2006 21:36:48]
堕天使 > 昨夜、騒いだ張本人は―――生きているだろうな (そいつも始末しなければならない。同胞が死のうが生きようがどうでもよいこと。表情が分からぬ堕天使は不気味なものだったのだろう。刃物を突き刺して脅すような鋭い声。) そういえば、ヴェイトス市を護る正門があったな (飛行能力を持つ己には如何でもいいことだったが、人間達への挑戦として挑んでみるのも悪くないかもしれない。と考えを抱えていた。分解して喰えばおいしそうには美味しそうであるが集団虐殺されそうだ。) [Wed 30 Aug 2006 21:18:58]
堕天使 > 他の魔物は何しているんだが…、 (古城に到着してから魔界の魔物とは遭遇しない。外を見れば魔界の門が消滅したわけでもない。) さてと、どうしようか――― 人間は臆病者か (肩に乗せていたメイスを握り締めて、円を描くように地へ振り下ろさん!鮮明に砕ける音を響かせて小さな亀裂が浮かび上げていた。) [Wed 30 Aug 2006 21:07:37]
堕天使 > ――― ・・ 、地下の魔物 (意味深な言葉を吐き捨てた。此れ以上語る必要も無くて深淵に鎮めた。) それより、対処はどうするべきかな (逆十字架の模様を刻まれた白い鉄兜は傾げていた。<Ruby><Rb>鍬形<Rt>クワガタの刃を金属音を打ち鳴らしていた。) [Wed 30 Aug 2006 20:55:07]
堕天使 > まあ、強大な気配が消えたのも (これだった、と満足げに呟いていた。大したヤツがいるもんだ、と関心をしながらお手合わせでもしたい。本気かどうか分からない願望を漏らしていた。) ―――ン、お客さんが増えてきたもんだ (やれやれ、と溜息を吐き捨てていた。拠点としている此処が荒されてしまえば人間と同じように居心地が良くなんか思えるわけない。) [Wed 30 Aug 2006 20:48:06]
堕天使 > (其処には、四枚の白い羽根を広げた堕天使がいた。 禍々しい姿形をしていて、両手が地まで擦れるほど大きいな凶器と化している。) ――――、たしか この辺だっけ (鋭い刃を無数に並べられたメイスを肩に乗せるように握っている。) [Wed 30 Aug 2006 20:42:38]
お知らせ > 堕天使さんが入室されました。 『―――エントランスホール』 [Wed 30 Aug 2006 20:38:05]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『…ヴェイトスが危ねーのか。エリシャに…伝言してもらうかな。』 [Tue 29 Aug 2006 22:18:59]
カロン > …すまねーな。(殺めてしまった命に、最早仕方の無い謝罪を落とす。 大剣は、後で洗おう。体液で悪臭を撒き散らす全身も。)…やってくれたぜ。(体液まみれで重い体を引き摺り、引き摺り。 拾ったメモをポケットに入れながら、剣を探しに行かねばと。) [Tue 29 Aug 2006 22:18:35]
カロン > (深々と突き刺さった大剣を引き抜くのに難儀する内、噴出した血の雨で頭が冷えた。今のように闇雲に進めば、こういう犠牲を徒に増やしてしまうだろう、と。)…(ならどうしようという苦悩と、体液の悪臭に口を閉じた。) [Tue 29 Aug 2006 22:16:56]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『(落下のショックに兜を押さえ。)』 [Tue 29 Aug 2006 22:14:49]
お知らせ > 奇妙なナマモノさんが退室されました。 『こうして息絶えた蟲は、きっと冥府でも乗り手を食い殺すだろう。』 [Tue 29 Aug 2006 22:08:49]
奇妙なナマモノ > (跳躍の勢いと共に突き刺さる一撃。其れはグチャグチャの甲殻を容易く貫き… 巨大蟲の頭部を串刺しに。 そして、貫かれた傷口から、また液体を撒き散らせば―― その瞬間に、痙攣すらも止まるだろう。 即ち、絶命。) ―――――――― (こうして、乗り手さえも喰らい殺した蟲は、☆5と… 一枚のメモ―― ヴェイトス島の地図に、何やらゴチャゴチャと書き込まれたモノ。特に、古城と思わしき地点から、一直線にヴェイトス市らしき地点へと引かれた矢印が目立つソレ ――を残して、物言わぬ死骸となったか。 もっとも、メモの方は… この発言の下一桁が奇数ならば…蟲の体液に塗れてしまい、とても読めたモノでは無くなるだろう、が) [Tue 29 Aug 2006 22:05:54]
カロン > (その惨状には、思わず眼を背けたくなった。しかし背ける訳には行かない。自分がやったのだ。最後まで、やる。)終わりだぜっ。(立ち上がると背中の大剣を抜き…素早く駆け、跳ぶ! 高く跳躍すれば、大剣の切っ先を下に構えた。落下先は…ぐしゃぐしゃに装甲が破れた、ナマモノの頭部!)必殺!兜割りィ!(迎撃の危険を孕むも、代わりに威力は十分。一発勝負は男のロマン!頭に剣を突き立てを串刺しにせんと、落ちる!) [Tue 29 Aug 2006 21:59:03]
奇妙なナマモノ > (彼が飛び降りると同時に、轟音。 土煙を上げて倒壊するのは…前方の壁。 そして――――) ――――――― (土煙が晴れた頃には、自重と衝突の勢いで顔面を叩き潰して痙攣する巨大蟲と、その近くの無様に転がる下半身の姿。 馬車の正面衝突ばりに、グチャグチャに潰れた顔面からは例の液体をだばだばと溢れさせ…地面に酷いニオイを撒き散らすだろう――) (そして、蟲笛はNOW鹿風だったよーだ。蟲らしく) [Tue 29 Aug 2006 21:53:40]
カロン > (息を吐く機能が無いので、ヒモ付けてニュインニュイン回すタイプなら行けたかもしれん。蟲笛。) [Tue 29 Aug 2006 21:50:51]
カロン > 逆効果だとぉ!(やる事なす事裏目に出るのは気のせいか。凄まじいスピード感に包まれて、巨体と共に宙を舞う。このまま天国へぶっちぎり…するなんてマッピラ御免であるのだ。何か手は!手はー…)…手!(手綱を掴む手を離せば逃げられる!)あばよっ!(ばっ、バックジャンプで後方回転。上弦の月に踊る、兜を抑えたシルエット…)ぐふっ。(着地失敗。背中から落ちて、悶えた。)…やったか…!(苦しげに、壁に突っ込んだ生物を見。) [Tue 29 Aug 2006 21:49:43]
奇妙なナマモノ > (どうやら、団子はコレの進行方向を決める為のモノらしく―― コレの停止、は蟲笛らしきモノで行っていたのだろう。 多分) [Tue 29 Aug 2006 21:46:21]
奇妙なナマモノ > (腰に据えられた袋。 其れが壁にぶつかる直前の其れの前方へと投げ付けられれば―― 其処から飛び出すのは、蟲笛らしきモノと… 団子状の何か。それとメモらしき紙。  蟲笛は前方の壁に叩き付けられて粉砕し、そして―― 団子はベチャリと壁にぶつかれば… 漂うのはとてもとても甘いニオイ 直後――) ―――――― み ぎゅ う ぅぅぅぅぅ    (2.5mさんが背中に乗る者を振り落とさん程の勢いで跳躍し―――― 壁に、顔面から突っ込むだろう。   そりゃもう、切れ目の入った触腕が引き千切れる程の、凄まじい 勢い で   ) [Tue 29 Aug 2006 21:44:07]
カロン > うおおー!俺の剣があああ!(離れてゆく二つ。劇的な別れはスローモーション。はっ、現実世界へ帰らないと。 ぐん、引っ張られる感覚。)うおお、ま、間違えたぁぁ!?(壁へまっしぐらに突っ込んでゆく魔界の乗騎!チキンレースなんてチキンな真似はしないに違いない。 何か、コイツを手懐ける物はー…!極限状態で眼にした物は、死体の腰にぶら下がった袋。 ぶちっ、引っ手繰れば口を縛る紐が切れた。)…でえい、どうにでもなれー!(ナマモノの進行方向へ、投げ付ける!) [Tue 29 Aug 2006 21:39:18]
奇妙なナマモノ > (こんにちは、壁 うぇるかむ、壁 いらっしゃいませナマモノ。 次のターンには壁に突っ込むだろう。この侭なら ば) [Tue 29 Aug 2006 21:33:59]
奇妙なナマモノ > ぎゅー!? ぎゅ!? ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぐぅーーーー!!(どうやら、知性が無い変わりに敏感ではあるらしい。 剣が刺さった痛みに、身体をジタバタと震わせ… 剣が突き刺さった侭の触腕をブンブンと振り回すナマモノ。 余りにも激しく振り回すものだから、遠心力に負けて…途中で剣は抜け、そしてあらぬ方向へと飛んで行くだろう。 そ し て  ) ――――――(その様子は次第に落ち着きを見せてくる頃合、丁度感じる引っ張られる感触。 ソレを感じれば―――― ) みぎゅーーーーーーーーーーーーー!!(馬とは逆に、思いっきり ――それでも余り速度は無いのだが―― 前へと向けて進んで行くだろう。 この発言の秒数下一桁が奇数なら前方に広がる通路。 偶数なら、古城城下の建物の壁。 0なら、エントランス内へと、盛大、に!!) (ところで、彼は気付くだろうか。 その下半身が腰に据えた袋の存在に) [Tue 29 Aug 2006 21:33:14]
カロン > (バサッ、マント靡かせ華麗に受身、着地。 ふと。)おう?の、乗ってやがる!俺!(上半身を抉られた死体の脇、ナマモノの背中の鞍に居た。手放した剣は…相手の武器の切っ先たる、触腕に食い込んだままだ。)ちぃ!手綱は!(がし。)これかッ?(馬ならば、強く引っ張れば停止するはず。手綱らしき紐を、引っ張る! …死体のベルトのような気がしないでもないが。) [Tue 29 Aug 2006 21:29:24]
カロン > (手応えはある…が、止まった。)ぐっ!硬てー!(以前戦ったオーガの肉を思わせた。筋肉の塊は、ただ硬いよりも弾力があって丈夫だ。 泥水のような体液で気が引けたが、足を掛け剣を引き抜かんとした時…浮遊感。)うおおおーっ?(振り上げられる!剣を、手放してしまった。) [Tue 29 Aug 2006 21:26:14]
奇妙なナマモノ > (なにせ雑食。 伊達に『沼地の掃除機』を名乗ってない生き物―― 自分より小さいモノは猫だろうと人だろうと悪魔だろうと、泥だろうと全部食い物。 それを勘違いされてるとも露知らず、振り下ろした一撃はサイドステップで避けられ―― 感じる風圧は、かなりもモノ。当たれば割かし痛いかもしれない――) ――――――― (そして、その振り下ろした触腕に叩き込まれる剣の一撃。 其れを叩き込むのは容易いだろう―― が、流石に一撃で寸断とは行かなかった。減り込むのは全体の3分の1程度… その傷口から泥臭く、血生臭い灰色の液体を撒き散らせば――) みぎゅううううううううぅぅぅぅぅぅぅっ!!?(―― 一応、痛覚はあるのだろうか? それでも大袈裟な悲鳴と共に… 触腕を振り上げようとするだろう。 剣が刺さった侭だと言う事などお構い無しに――) [Tue 29 Aug 2006 21:21:39]
カロン > (カロンは様子を見ている!→ナマモノの攻撃!そんな感じだ。もっとこう、情緒とかは無いのか。 食べられそうな物と判断されているとは露知らず。)…ちっ、番犬代わりって訳だ。悪魔野郎め、粋なペットを飼ってやがるぜ!(勘違い。 あれを食らって、恐らく生き物の上の死体は作られた。ならば、自分とて即死だ。)くっ!(ひきつけて、かわす!サイドステップで、攻撃の風圧を感じながらも難を逃れた。 剣を振り翳し…)コイツは貰うぜッ!(鼻らしき物へ、甲殻があろうが無かろうが…ゥオゥッ、犬の吼え声と共に剣の斬り下ろし!切断せんと!) [Tue 29 Aug 2006 21:15:24]
奇妙なナマモノ > (うん、駄目だった。 だって、コイツ知力0。思考出来ません、なんて悲しい寒鰤亜。)  みーぎゅー ( そして、彼が一定に間合いを保つ事を試みるならば―― 背中に障害物が現れなくなるまで、其れは可能だろう。 生憎、コチトラ後退の螺子は外れてるナマモノだ。 そして、五つの眼球に映り込む姿は、彼にとっては 『食べられそうなもの』 ) ―――――― しゃー!(其れを認識するのと、彼が剣を抜くのはほぼ同時。 金切り声一つ上げれば、其れは振り上げた…蛇が鎌首を擡げた様な触腕を、振り下ろし―― 上方から牙を降り注がせるか!) [Tue 29 Aug 2006 21:07:54]
カロン > (分かりやすい!<鸚鵡)…な、なんだよ…ひそひそ話って事でも無いよな…!(じりじり、押せば退く。間合いを一定に保ちつつ。 両腕を振り上げるグリズリーの咆哮の如きそれは、)畜生!やっぱダメだったかァァ!(戦の火蓋を切って落とすに相応しい。赤い眼に五人分も映りこんだ、自分が見える。)熱視線か…ガンたれで俺が負けると思うなよ!(キンッ、剣を抜く!) [Tue 29 Aug 2006 21:02:00]
奇妙なナマモノ > (まぁ、そこ等辺は気にするな。いっそ、ちっさい王蟲で良し―― まぁ、さておき )   みぎゅー (一瞬構えを取ろうとした彼。 その彼が問い掛けを投げるも、その巨大ナマモノは…そんなモノには興味無しとばかりに ずりずりぞりぞりずりずりぞりぞり と、前=彼の方へと這いずり動くだろう。幸い、速度は早く無いので避ける逃げるは簡単だろうが―― と)   みぎゅしゃああああぁぁぁぁ!! (彼の問い掛けに数秒送れてから、其れが不意に動きを止めれば咆哮を上げた。 高らかに振り上げられる触腕と、その先端でガチガチと噛み合わされて鳴り響く牙の音。 頭部に据えられた五つの眼球がギョロリと蠢けば、其れが一斉に彼の姿を反射するか  )  みぎゅみぎゅみぎゅみぎゅみぎゅー!!(きっと、背中の屍が腹の中で生きていたならば、こう言うだろう 『ゴメン無理』と だって、コイツ    知力 零 ) [Tue 29 Aug 2006 20:55:36]
カロン > あの魔方陣を消せねーと、俺とか皆にも色々具合の悪りー事が…(括られた鞍。その上の…屍?)…あるんだけど…(果たして話が通じるのか、不安になって声が小さくなった。) [Tue 29 Aug 2006 20:49:18]
カロン > (アルマジロを思わせる甲殻に覆われた姿は、ゾウリムシではなくワラジムシだと思われた。ええい、ともあれ。)な…なんだこりゃぁぁ!(骨は、見た事も無い生き物に叫びを上げる。なんだか自分を見た一般の人の反応が分かった気がした。くっ。 構えを取らんとしたが…いや、待て待て。)あ、いや、俺は戦いに来たんじゃねーんだ。ちっとお前に聞きたい事がある!あのおかしな門の閉じ方だ!(姿形から攻撃範囲は見切れない。とりあえず鼻の届かない、一歩手前で右手突き出し待ったを掛けた。) [Tue 29 Aug 2006 20:47:43]
奇妙なナマモノ > (もし、彼が外に飛び出して其れの行く手を防ごうとするならば、闇夜の中であろうと… その奇怪な生物の姿をはっきりと目にする事が出来るだろう。)     みぎゅー (大きさは、大体…2m50cm前後。 見た目は、巨大な紫色のダンゴムシかゾウリムシと言う風に言うのが近しいだろう。 ただし、頭部と思わしき場所には五つの爛々と紅く輝く目らしき物体と… 頭部先端より伸びた象の鼻の様な…けれども、その先に鋭そうな牙を供えた、長さ2m程の触腕。 先ほどの鳴き声は、其処から吐き出されたのだろう。 そして何より――) ――――― みぎゅ (其れは背中に、馬に着ける様な鞍と、上半身が無い死体を背負っていた。 多分、其れは乗り手だったのだろうか …乗ってた『馬』にでも食われたのかもしれないが) [Tue 29 Aug 2006 20:41:57]
カロン > …み、みぎゅー…?(聞いた事ない鳴き声だ。おかしな音に無い眉を顰め、体をそちらへ向き直らせた。 隠れて様子を見るべきか。否、チンタラやってる暇は無い!腰にランタンを括ると、勇猛果敢に扉の外へと飛び出した。)おーっと、ちっと待ちなー!(ザザッ、ブレーキ。這いずる音の行く手を阻むかの如く。) [Tue 29 Aug 2006 20:33:49]
這いずる音 > (ぞりぞりぞりぞりぞりぞり 表から響くのは、そんな奇妙な…何かが這いずる様な物音。 時折、ゴツンだの ガツンだの 何かにぶつかる様な音を引きつれながら、外に居るであろう何か…はズリズリと這いずる様な音を響かせる) ―――――――― みぎゅー (そして、何か外から気が抜ける様な鳴き声?一つ。 響けば、ぞりぞりぞりぞり と、また引き摺る音と衝突音みたいなモノが響くだろう、か ?) [Tue 29 Aug 2006 20:28:08]
カロン > 一人ずつ締め上げて、吐かせる。(…)完璧だ。(自画自賛。)…いや、二人だろうが三人だろうが、いっそ手間が省けるってなモンで…(背後には、開けっ放しの古城の扉。古城内部へ立ち入れば、吹き抜けのエントランスホールが見えるだろう。 くすんだ色の垢…赤絨毯の上、骨が一人、振り返った。)…ん。 [Tue 29 Aug 2006 20:27:46]
お知らせ > 這いずる音さんが入室されました。 『ぞりぞりぞりぞり エントランスの外から、何かかが這いずる物音が?』 [Tue 29 Aug 2006 20:23:37]
カロン > (一刻も早く魔方陣を閉じ、こちらへの瘴気の流入を防がねばならない。自己防衛に気を取られ、無謀ともいえる男一匹殴り込み。本末転倒と言えるだろう。以前遭遇した、ツイてなくする悪魔、の技の気配が無いのも骨を強気にさせた。あったら?ううん、その時だ!)…(しゃがみ込み、禿げた絨毯を手で擦る。)…でも此処を通った連中は絶対に居る。埃が大分乱れてるもんな…! [Tue 29 Aug 2006 20:18:43]
カロン > (声は空しく古城エントランスに響いて、やがて消えた。むう、と頬を膨らませ…るフリをしながら腕を組むのは、グレートヘルムを被った骨。)…出てこねーな。客の出迎えもできねーってか。ったく。(脳内では口尖らせつつ、さっさとトサカの埃を気にした。) [Tue 29 Aug 2006 20:13:02]
カロン > 居るんならけそけそ隠れてねーで!出てきやがれ!悪魔野郎ォォ!(骸骨の怒号が響いた。) [Tue 29 Aug 2006 20:10:30]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『すーぅ…』 [Tue 29 Aug 2006 20:09:32]
お知らせ > ツクヨミさんが退室されました。 [Mon 28 Aug 2006 23:14:59]
ツクヨミ > ………。 ( 決別する、と決めた。 それを遮ろうとする雨なのかそうじゃないのかは分からない。 だが、今更決意を揺るがせる気は毛頭無い。 未練はある。 今だって正直後ろ髪を惹かれる感じだ。 ) 敵対しないとか…言っていたのに…なぁ……。 ( 迷い悩んだ挙句選んだ道はやっぱり敵対してしまうこと。 願わくば…戦場で出会わないことを祈る。 ) ふぅぅうぅうぅうう! ( 封じられている力を一気に開放して、戦闘時にしかならない格好になる。 銀髪、紅眼、黒ドレス。 今の状態なら、体力も少しはあるし、雨だって少しは防げる。 流石にずっと当たりっぱなしだと体力も削られるし、ずっと歩きっぱなし、走りっぱなしと言うわけには行かないから、何処かで休息を取れる場所を確保する必要がある。 ) ………行くか…。 ( 短く決意の言葉を呟いて、窓に足をかけて一気に古城から飛び出した。 そして地面にバシャっという音を響かせると同時に、駆け出し、雨の中へと姿を消した。 ) [Mon 28 Aug 2006 23:14:48]
ツクヨミ > ( 迷路では無いような作りの城で迷子になったのに今更のことだが、冷静になってみればどうというほどでもなかった。 行きたい方向へ意識を向けながら歩けばその方向にもしっかり道は繋がっているのだから、たどり着けないはずは無かった。 ) ぁ…。 ( しばらく歩くとようやく見知った場所にでた。 と同時に飛び込んできた情報は、窓の外のすさまじい雨だった。 ) ……やれやれ…。 ( 雨の勢いで視界は最悪で先があまり見えない。 これでは街に戻ることも困難だし、今の状態で飛び出したら命を落としかねない。 ため息のような言葉が自然と漏れるのを止めようとは思わなかった。 ) [Mon 28 Aug 2006 22:56:24]
ツクヨミ > ( 幸い迷路のような作りではない廊下は直線が多い。 それ故にもたれながら歩けるからかなり楽だった。 ) ふぅ…。 ( しかし数歩歩くとまたため息のような息が漏れる。 やれやれだった…。 こんな形で本当に戦っていけるのだろうか。 決めたと言っておきながら、いざ悪魔と対峙したとき自分は悪魔を斬ることができるのだろか? ) くっ! ( なけなしの体力で頭をぶんぶんと振って迷いを振り払おうとする。 どちらかなんて選べるわけが無い。 選べないのなら…自分が正しいと思うことをしなければならないのだ。 そして今正しいと思ったのは、何も知らない、出来ない存在であるものたちの代わりの刃になることだ。 迷っていては刃となることなどできるはずもない。 ) [Mon 28 Aug 2006 22:47:42]
ツクヨミ > ( 地上に降りてくるとこれだから大変だ。 上にいるときはもっと力に満ち溢れているし、こんな風に負けてよろよろになるなんてことはよっぽど無い。 ) はぁ……はぁ………よし…。 ( しばらく呼吸を重ねて、整ったところでまた歩き出す。 まぁ自分で舞い戻ってきたのだ、今更文句を言っても始まらない。 道があっていることを祈りながら、神様の癖に神頼みしながら、歩いていく。 ) [Mon 28 Aug 2006 22:41:31]
ツクヨミ > ( 確かに情報は足りない。 先日の悪魔少女から得られたものなんて大したものではない。 だけどああいう悪魔がたくさん現れてきているのだ。 そして自分はまだ運が良い方。 運が悪ければ当然命を落としてしまうだろう、早いか遅いかの違いはあるだろうが、それは何の救いにもならない。 ) ふぅ……はぁ…はぁ…。 ( 少し歩いて、身体が崩れ落ちそうになる前に休憩。 何気に息が荒いから、整うまでしばらくそのまま留まっていた。 力を解放すればもう少し楽になるだろうか? ) [Mon 28 Aug 2006 22:34:19]
ツクヨミ > ( 足取りは重く遅いが、それでも壁伝いで一歩一歩しっかりと歩いていく。 向かうは出口、もしくは外に出られるところだ。 あんなことがあったばかりなのだけど、いつまでも誰かに答えを任せようとするのはずるいし、いい加減だ。 今日までに彼女に遭遇することができたのならば立場や状況考え方が変わったかもしれないが………。 ) やれることを…する…。 ( そう呟いてようやく心の中で決意する。 自分にできることと言えば、最早説得でもなければ戦うこと。 そしてその対象は…無差別に命を奪おうとしているものたち。 自分が戦うことによってその被害が少しでも減るのなら、そうすることが最善だ。 殺したくは無いけれど…彼女の意向とは逸れてしまうけれど…。 いつまでも迷っていられない。 ) [Mon 28 Aug 2006 22:27:48]
ツクヨミ > ぅ……。 ( 身体中が鉛でも抱ええているように重い。 意識は何とかはっきりしているのだけど…。 ) ふ…ぅ…。 ( 昨夜の戦闘の後の陵辱、続いて人形遊び。 殺されていないだけましだけど、おかげさまで体力はかなりなくなっていた。 何とか身体を起こして壁にもたれながら、立ち上がる。 ) [Mon 28 Aug 2006 22:21:24]
お知らせ > ツクヨミさんが来ました。 『気だるい身体に鞭打って―』 [Mon 28 Aug 2006 22:18:03]
お知らせ > ルシアさんが退室されました。 『―――第二段階、進行完了』 [Mon 28 Aug 2006 20:59:51]
ルシア > ―――うッ が 、 ッは  あ !! (白い異形なる両腕から胸部や下半身に覆う甲冑から白い魔力やら瘴気が漏れかかってしまいそうな状態だ。出来る限り魔力を瘴気を漏らさないように圧縮して咎めるようなイメージで作り上げていこうとせん。他者から見れば、女性が白くて鋭い形をした甲冑を身に包んでいて両椀には巨大な鉤爪に手の甲に盾が取り付けられているような禍々しい姿形でしか見えない。) ――――、 ッ は    はァ  はァ (望んだ新たな姿形を求めて繰り返そうとしているが、今日は此処までにしなければ成らない、段々ずつ新たな姿形を馴染ませて上げなければならないのだから。――――ヴェイトス市に堕落させる姿形へ進めていく。) [Mon 28 Aug 2006 20:59:11]
ルシア > そんなことより、私の役割を果たして置かなくちゃね (両腕の鉤爪を地面に食い込ませながら身体を起こしていた。首や肩を回すように運動を繰り返して腰を前後に曲げながら身体を軟らかくせんとして言葉を呟いた。善悪のどちらかに分け難い無邪気そうな微笑を浮かび上げていた。) さてと、―――― (白い護手を纏われた異形な両腕の接合部が更に胸部まで伸びて行くように侵食を繰り返し始める。それから胸部や下半身に騎士が身に付けるような甲冑の姿形に成り変わり果てようとする。しかも正面に対する突撃に特化されたように胸部に覆われる白い甲冑がビキッと幾つか悲鳴を上げながら前方に鋭利な姿形に成って行く。) ――――ア 、 ハァ っ  (異形な両手を身体に包むように抱えながら前のめりにしていて跪いて喘いでいた。此れまでにない強大な姿形をイメージして最高状態に成り代わろうと変身を試みていた。変わらぬ空間も荒々しい瘴気が充満し掛けた上に魔力の流れが乱れかけている。) [Mon 28 Aug 2006 20:48:44]
ルシア > ・・・・・あ、 今夜  確かに ヴェイトス市に ・・・―――襲撃するんだっけ (紅き罪魔の配下がヴェイトス市に襲撃する、と昼間に聞いていたことをやっと思い出したかのように目を大きく開いた真っ暗な闇でも天井まではっきり見える。) 援護は大丈夫―――なのかな、 古城と魔界の門でも守護していましょうかね? (ヴェイトス市に襲撃するのは昼間辺りに行ってみようかと呟いていた。暗黒の下で殺戮し尽くすのは慣れた、人間が得意とする太陽の下に襲撃して仕舞おうかと内心で囁いていた。) 魔法使える奴だけは始末しとかないと (聖属性だなんの、身体が焼き尽くすような激痛を伴うが使わせなければ問題にならないが、寧ろ魔法の方が自身にとって聖より魔法の方が弱点に成り得る。何発か喰らえば暴走状態に近付き理性が一時的に失ってしまい、――――) 一歩間違っちゃったら、―――皆殺しちゃうかも (身体を仰向けにするようにさせていながら片方の手を反対側に置いていた。それから両手に力を篭めて身体を起き上がろうとしていた。) [Mon 28 Aug 2006 20:31:12]
ルシア > ――――、   う ん ・・・・ (自然に振り下ろした奇怪な片手が地に深く突き刺さりながら砕けていた。超重量が奇怪な両腕に集中して作り上げられている証拠。何か反応を示したかと思えば何でもない生理現象なそれに近い声を漏らしていた。) ――――、 (強大な堕天使の姿形に近付ける為に吸収と融合と変身を何度も繰り返している為に膨大な時間が必要になる。夢の中では望んでも無い悪夢と呼べるそれを見続けていた。自身が自身で無くなってしまい自身の存在を証明するしかなくなっている――――、) ・・・・・ッ ―――、んん (何かに反応したように身体を微かに震わせていながら、重たい双眸を開く気さえない。何の気配が無いとも言い切れないが襲おうとする魔物も冒険者も居ないかもしれない。) [Mon 28 Aug 2006 20:07:09]
ルシア > ・・・・、 ――――。 (微かに漏れる吐息が口から零していた。寝ている最中に襲われかけた事は何度も有ったのだが力の差か能力の差のせいで余裕に捻じ伏せられる自身がある。変わらぬ広すぎた空間の中央で仰向けになるように大の文字になるように寝ていた。世界の危機を追い込もうとせず怠惰に成り掛けているかのようにもみえた。それでも自身には自身だけの役割をこなそうとしている。) ―――ン (姿勢が仰向けにしたままにするのしんどいのか飽きたのか寝返りをしようとした途端に砕ける音を響かせていた。奇怪な両腕の手を重ね合わせるようにしながら金属音を時折に擦り響かせていた。) [Mon 28 Aug 2006 19:48:54]
ルシア > (昨夜、人間の悲鳴っぽいのが聞こえたらしいが其処は敢えて気にしないで置いとこう。広すぎた部屋に何も変わらぬ空間の中には一体の白き悪魔が中央辺りに居座っていた。外見は女性らしいが肩から大きい護手で纏われていて指が鉤爪になり手の甲には盾のようなそれがあって禍々しい姿をして地面には這っていた。) ―――― 、 ・・・・・・・・。 (いや、両腕が這っているだけでなく身体の全体が屍になったかのように横たわれていたのだった。まるで眠りに落ちてしまっているように、) [Mon 28 Aug 2006 19:41:12]
お知らせ > ルシアさんが入室されました。 『―――、変わらぬ空間』 [Mon 28 Aug 2006 19:34:40]
お知らせ > エリシャさんが帰りました。 『 結局左側も似たようなもの。素直に撤退した。 』 [Mon 28 Aug 2006 17:09:51]
エリシャ > ……こういう「異常なし」はありがたくないんだけどね。 ( 異常あった方が全然良いくらいだ。 さて、この先に進むのは個人的には全く無理じゃぁないが、一般平均的身体能力で考えると明らかに道じゃぁない。 引き返そう。 ) ( 相変わらずあたりは静まり返っていて、亡国の跡は何も無い静寂を愛でているようにすら見えた。 この城の中に悪魔が巣を張っているとは思えない静けさだ。 ) [Mon 28 Aug 2006 17:06:14]
エリシャ > ( ぐるッと回れば真後ろに周れる、なんていう簡単な城は無い。 大抵は地形や立地条件を見て城というのは攻め落としにくい場所に建てられるものだし、この大きさになると一周してまた門に戻ってくるのにどれくらい時間がかかるか――――まぁ、適当なところで切り上げようか。 今の所城壁は何の変哲も無く、よじ登れもしなければ隠し通路の痕跡があるでもない。破損で中に入れるという事も無い。 徐々に道らしい道は消えていき、やがてよじ登るような壁になって行き止まり。 こんなものだ。 ) [Mon 28 Aug 2006 17:02:46]
エリシャ > ―――――んん、こっからはどうしようかなぁ。 引き返し時ってあるし。 ( 日帰りで直ぐに報告するつもりだし、この先この先と進んでいったらキリがないのも確か。 伊達に1ヶ月もこの城にキャンプを張って滞在はしていない。 単身あまり奥まで突入して良い状況とも思えないし――――。 ) ……城壁周りの調査で打ち切るか。 ( 前回はあまり見なかった部分。 城門にあえて向かわず城壁外周を歩いて見る事にした。 右回りで行けるところまで進んでみようか。 ) [Mon 28 Aug 2006 16:52:47]
エリシャ > ( 屋根伝いに跳びながら移動を繰り返し、時折立ち止まっては前の位置から見えなかった部分を確認。 問題が無ければまた進み、それを繰り返す。 突入部隊が必ずしも城内で戦闘に突入するとは限らないし、情報は多く用意して置いた方が良い。 些細な事でもメモっておいて、後で清書するときに取捨選択をしよう。 ) ……ま、日帰りでアマウラに戻るし多くは見られないけどね。 ( そうこうしている内に城門前まで辿り着き、屋根から跳び下りた。 ) [Mon 28 Aug 2006 16:45:25]
エリシャ > ( 突入本隊には参加を見合わせようと思う。 あれもこれも首を突っ込み過ぎるわけには行かないし、突入の「次」の段階があるなら考えるとして。 ) ……それって失敗って事かな。 ( 大本である悪魔の打倒失敗。 その可能性も無いわけじゃないということ。 腕の立つ骸骨トレジャーハンターからして古城撤退を推奨したような厄介な悪魔だ。 しかも今は先日まであんなに伽藍としていた古城にも怪物が蔓延っているという。 道々追ってきた件の「巨大な足跡」は矢張り此処まで来ても延々と続いている。 行き先は矢張り古城だ。 ) [Mon 28 Aug 2006 16:32:02]
エリシャ > ( 折りしも個人的な古城探索を切り上げて撤収した直後に起きた今回の事件。 タイミングが良いといえば良い話で、たいしたアテもなくとりあえず取っておいた古城の細かな地図がある。 これから此処を訪れるであろう突入部隊には価値のあるものになるかもしれないし、自分にとっても思いがけない収入になりそう。 依頼の帳尻あわせと同時にもう少し別のアングルから見た情報を地図に追加するのが今日の目的だ。 ) [Mon 28 Aug 2006 16:28:25]
エリシャ > ( 崩れた家屋の並ぶ大通り。 比較的まだ強度を保っている、尚且つ背の高い建物を見繕ってその屋根の上に登った。 周囲を見渡せば、色褪せ、風化した街には植物が絡みつき、時折野生の小動物が視界の隅に映る。 静かなもので、これはこれで美しい光景なんじゃないかって思う。 遠く聳える古城が悪魔の巣窟でさえ、なければ。 ) ……ま、依頼間に合わなかった分の帳尻合わせてから帰らなきゃね。 ( そんな事を呟いた傭兵の少女は紙片を数枚とチョークを取り出して、城下町から見渡す光景のメモを取り出した。 ) [Mon 28 Aug 2006 16:25:37]
お知らせ > エリシャさんが来ました。 『 古城から離れた城下町の廃墟の中―――。 』 [Mon 28 Aug 2006 16:21:30]
お知らせ > ツクヨミさんが退室されました。 『開放されてからもしばらくはぐったりとしつつ……。』 [Mon 28 Aug 2006 01:00:50]
ツクヨミ > ぁ……ぁ、ぁ……ぃ…ぁぁ…。 ( 身体中が熱くて、びりびりしていた。 電流の影響なのか、絶頂を迎えた所為なのかは分からない。 触手に拘束され脱力したまま、虚ろな瞳と表情を浮かべて、だらしなく口を開いてもれる音を吐き出していた。 ) ………ぅ…ぁ……ぁぁ…。 ( ビクビクと全身を痙攣させ、秘唇も触手を加えたまま大量の蜜を垂れ流し、床にまで水溜りを作るほど。 そのままの体勢で抵抗も出来なくなった状態で、悪魔少女が飽きるまで遊び続けられるのだろう― ) [Mon 28 Aug 2006 00:59:36]
お知らせ > 羽の音さんが帰りました。 『(飽きるまで遊んだら、そのへんにころがしておこう。)』 [Mon 28 Aug 2006 00:51:34]
羽の音 > うわぁ……。 ( ずいぶんとハデに絶頂を迎えた女をみて、悪魔の小娘はどこかすがすがしい気持ちで感嘆した。ツクヨミが絶頂の余韻に浸っている間に、触手を動かし、彼女の手足にまきつけよう。そう、四肢を固定して持ち上げれば、操り人形そのままの姿だ…… ) うん、これならいい人形ごっこができそう! にははははっ! ( そうして、悪魔少女は抵抗できなくなったツクヨミの体を人形のように動かし、遊ぶのだ。 ) [Mon 28 Aug 2006 00:51:13]
ツクヨミ > く、ぅ、ぅぅああぁぁ! あ、あふっ…、あや、あぁぁ! ( 電撃の所為なのか、快楽の所為なのか、身体が震えるたびに思考が削られて視界が霞んでしまう。 視界が霞むのは、上気した身体が流した涙にもよるのだが、それでも全身を駆け巡る快楽は抗いがたい。 ) あぁあぁぁ! あ、ひっ、うぁ、ぅああ、むぅぁ、あ、だ、め…あ、あぁ! ( かき回される。 擦られる貫かれる。 胸はもちろん膣孔の感覚も陰核もどれもこれもが痺れて気持ち良い。 これでもかというほどに晴れ上がった肉突起を責められて膣孔を抉られて…徐々に理性の壁が崩れ落ちていき、その先にある快楽の頂へと誘って言ってくれる。 ) そな…ことはぁあぁはぁあぁ! だ、い、いぁああぁ、イクっ、イッてしまうぅうぅぅぅ!! ( そして一際大きな声をあげ、背中を弓なり反らしながら、ビクビクと身体を激しく痙攣させて、ついに絶頂を迎えてしまう。 ) [Mon 28 Aug 2006 00:47:36]
羽の音 > 心も体も空っぽになれば、ボクの操り人形として活躍できるから楽しみにしててね〜。 ( 気を失わせず、かといって弱すぎず、絶妙な力加減で電流をコントロールする。 ) 天使なんかもねぇ、最初は強気なんだけど、そのうち許して〜とか、もうやめて〜とか、根性ないよね、ほんと。 ( うんうん、とうなずきながら、まったく関係ない一人話。触手はツクヨミの胸、陰核、そして膣内を犯し、彼女の理性を蝕んでいく。 ) どう? 結構きもちいいでしょ? [Mon 28 Aug 2006 00:37:20]
ツクヨミ > ( 心の中では抵抗しているつもりだ。 現に今の言葉にもならこんなことをするでない、とか考えているのだけれど、言葉を出す前に責められることで総て悲鳴と嬌声に変えられてしまう。 ) いひぃいぃ! こ、んなぁ、ああぁく、あ、あぁぁあぁ! ( だが、そんな心での憎まれ口も徐々に掠れてきてしまっていた。 流される快感電流は、一箇所に留まらず、電撃を受けたところからその広範囲に刺激を与えてくる。 痛みのような、しかし針と筆のようなもので神経を掠められる刺激は体力だけでなく理性も削り取っていってしまう。 ) な、あ、あきひぃぃいぃいぃいぃ! あ、あ、あぁあああぁぁあぁぁ! ( 太くなったそれを一気に突き込まれ、更に電流による責め。 小さな針でツンツンツンツンと襞を突かれているような刺激と、触手自身で擦り上げるという一度で二つの行為に、襞がブルブルと痙攣を起こし、子宮がキュンと戦慄いた。 それにより更におくから蜜がどろどろと流、触手を濡らして、自分の太ももを濡らした。 ) [Mon 28 Aug 2006 00:30:36]
羽の音 > あれま、もうまともにしゃべれなくなっちゃった。つまんないなぁ……。もっと色々きじょーなてーこー! とか期待してたのにぃ。 ( 意外に早く快楽にぼれて締まった相手を見て、ちょっとがっかりした様子の少女。 ) うわぁ……おねえさんインランだねぇ。ボクもここまでいい反応されるとちょっとドン引き。 ( わぁ、とか声を漏らしながら、両手を口に当てて驚いたりする。でも攻めの手は緩めない外道。 ) んー、まぁせっかくだし中のほうも荒らしちゃおうかな。んょっと―― ( 触手を操って、ツクヨミの秘唇へとその先端が延びる。何本か束になる形で、彼女の膣内へと侵入を試みた。中に入れば、放電しながらかき回すように動くだろう。他の触手はツクヨミの体に電気を流しながら快楽の海におぼれさせていく。 ) [Mon 28 Aug 2006 00:19:40]
ツクヨミ > ( 楽しくなんか無い。 と言いたかったけれど、とてもじゃないがまともに言葉を返すだけの体力もなければ状況でもなかった。 ) ぅ、く、ひぃああぁあぁ! ( 今まで身体中をまさぐられたりされることは何度もあった。 だが、まさぐられながら電流を流されるなんてことは初めてで、それが胸の一番敏感な部分で放たれる行為はたまったものじゃない。 悲鳴のような嬌声を上げながら、おとがいを反らしてビクビクと四肢を突っ張らせる。 ) くひぃぃぃ! そ、こ…あはぁあぁあぁぁああぁ! あ、あ、あっだ、めぇあぁぁ! ( もっとも敏感だとされる陰核へ触手が縛りつき、びりびりと小さな針で突かれたような刺激に更に大きな声が漏れた。 絶頂を迎えたわけではないのだが、ビクンビクンと身体が大きく震えてしまう。 秘唇からはその行為に反応して蜜が大量に分泌されていた。 ) [Mon 28 Aug 2006 00:11:32]
羽の音 > ん〜? 声が小さくてよくきこえませーん! にははは、たのし〜ねぇ〜。 ( いいオモチャを手に入れたというような喜びよう。 ) ボクはねぇ、色んなニンゲンたちを人形にかえてきたんだよぉ。こうやってレッスンをつづけていくとね、最初は嫌がってた人も、そのうちボクの思うがまま♪ ほぅら―― ( 触手を服の中に滑り込ませると、ツクヨミの胸の先端に巻きついて、そこから電流を流し込む。触手の愛撫と電流による刺激の波状攻撃で、相手の抵抗と思考を奪い、人形と化す。それがこの悪魔少女のやり方であった。 ) にはは、おねえさんはヒトじゃないみたいだけど、どれくらい耐えられるかなぁ? ( 服の中に進入した触手は、股の突起にも絡み付いて電流を流し込む。胸を絞るようにもみ上げ、ツクヨミの首筋をなで上げる。 ) [Mon 28 Aug 2006 00:03:32]
ツクヨミ > っ……ぁっ……かはっ……ぁ…。 ( 電撃攻撃が終わると、身体からは完全に力が抜けていた。 一気に全身を駆け抜ける電流はあっさりと体力まで奪ってしまうようで、耐久力の無いこの身体は攻撃が終わった後そのまま床へと崩れ落ちた。 ) ぅ……や…め……ろぉ…。 ( 力の入らない身体で何とか声を絞り出すもほとんど言葉にならず、抵抗もできない身体はあっさりと触手に拘束されてしまう。 意思では逃れようとしているのだが、身体がついてこない。) な……っ! ぁ、ぅぅう…そ…な……ぁ、ひぃ!? くふぅ……あぁあぁ! ( 抵抗できない身体をまさぐられると、すでに何度もされているために開発済みの身体はあっさりと反応を示し、甘い声を上げてしまう。 時折流される電流に一際高い声を発し、身体をビクっと震えさせて、短時間の行為だが快感を覚えてしまう行為にすでに胸の先端と股の突起は自己主張を始めてむくむくと膨れ上がっていた。 ) [Sun 27 Aug 2006 23:56:02]
羽の音 > うん、いい感じに体の力が抜けてきたねぇ。レッスンわんはこれくらいにしよっか。――んじゃつぎ〜。レッスンつーで〜す! ( 膝を突いたツクヨミ体を絡めとるように、触手を巻きつかせる。 ) えっとね、レッスンつーはね、体の力を抜いたあと、心もからっぽにしていきまーす。というわけですたーとぉ〜。 ( ツクヨミの自由を奪ってから、彼女の体を触手でまさぐり始める。時折微弱な電流をながして、体に刺激を与えながら。 ) [Sun 27 Aug 2006 23:46:38]
ツクヨミ > ぅ…ぁ…ぁ……くっ…は…。 ( 鞭が離れたことにより、電撃が一瞬だけ終わる。 その瞬間身体が脱力して、ガクリと膝を突いてしまう。 しかし悪魔少女の攻撃はそれだけでは留まらなかった。 ) っっ!! くあぁああぁぁ! あああぁあぐぅあああああ! ( 一応の魔力防御はあるといえばあるが、今の状態では気休め程度だ。 鞭と同時に与えられる電撃をほとんど軽減することも出来ず、電撃鞭が当たった瞬間眼を見開きながら、悲鳴を上げさせられる。 ) [Sun 27 Aug 2006 23:42:05]
羽の音 > うにゃ、休んで動きとめてくれればボクも色々やりやすいな〜っていう意味でいったんだけど。おねえさんはマジメだにゃぁ。 ( いちいち律儀に返しているこの悪魔もどうかと思う。とりあえず、気合の入っていない様子の蹴りは迎撃できた。 ) おぉ! いい声〜。もっときかせてぇ〜。 ( 電撃を扱う分、この悪魔の体は電気には強いらしい。バリバリと放電する触手を握って、ムチのように束ねたまま、今度は腕を振って、左右からたたきつけるようにツクヨミに向けてはなつ。 ) せぇ〜のぉ! ……よぃしょお〜っと! [Sun 27 Aug 2006 23:36:33]
ツクヨミ > ならば御主も休んでもよいと思うな。 私はまだまだ動けるつもりだっ! ( 回避には成功したが、電撃の衝撃に少しばかりタイミングが遅れてしまう。 それに傷つける気があまりないたかったために、切れはかなり悪い。 加減できるような相手ではないだろうに以前と同じような気持ちでやってしまう。 それが失敗だったのは電撃触手を受ける直前だった。 ) うあぁあぁあぁあぁあぁぁあぁぁ! ( 全身に駆け巡る電流に身体が勝手に突っ張ってしまう。 また電流か…なんて冷静な思考とは別にダメージを受けた身体は痛みと苦しみで大きな悲鳴を上げた。 ) [Sun 27 Aug 2006 23:31:26]
羽の音 > だめでーす! 嫌なら実力で跳ね除ける。これ、魔界のジョーシキだよ? ……でも、逃げるだけじゃぁ疲れちゃうよねぇ? 休んでもいいよぅ? にはははっ。 ( 急降下する本体よりも先に、延ばした触手の束が、ツクヨミがさっきまでそこにいた場所を直撃する。バリバリィっと電気が床に霧散して―― ) 変幻自在の操り糸、お姉さんはよけきれるかなぁ? ( 地面に着地すると同時に、袖口から伸びている触手の束を手で引っつかみ、ムチを使うように腕をふるって、ツクヨミを追撃する形で彼女のほうに放つ。ツクヨミの蹴りによる反撃と、どちらが早いか―― ) [Sun 27 Aug 2006 23:25:59]
ツクヨミ > ( 確かに早さにはそれなりの自信があるが、開放状態じゃない今避けられたのは本当に偶然に近い。 不意打ちからの攻撃なんてそうそうよけられるものじゃないだけに今になって冷や汗が流れてきた。 ) できれば拒否権を行使させてもらいたいものだが…。 ( 微笑む悪魔少女に一応の主張をしてみるが、最初から期待はしていない。 と― ) っ!? ( 天井付近からの急降下。 先ほどよりも勢いがあり速度も上昇している攻撃。 それに加えて電撃まで追加されている。 もともとこの状態じゃあそれほど力が無い故に防ぐなんて行動はなかなかしないから再び回避行動として、そこまで広くは無いが、避けるだけなら可能だろう横へと身体を滑らせる。 回避が出来たのならば、少しばかりの反撃として蹴りを繰り出そうと―。 ) [Sun 27 Aug 2006 23:15:24]
羽の音 > ( 電撃を佩びた触手は、直接触れるのはもちろん、金属の道具では防げない。 ) [Sun 27 Aug 2006 23:08:39]
羽の音 > ――ありゃま、しっぱいしちゃった。おねぇさんはやいねぇ。 ( 大きな目をぱちくりさせながら、よけられた攻撃を悔しがるそぶりも見せない。また腕を引いて触手を袖の下にひっこめると、ツクヨミを見て微笑んだ。 ) だめだよぉ、ボクがせっかくいいお人形さんになれるレッスンを手ほどきしてあげるんだから。 ( バッサバッサと羽音を撒き散らし、天井付近まで急上昇する。それから天井を蹴って、まっすぐツクヨミめがけて降下する。 ) じゃあ、今度のはかわせるかなぁ? にはははは! ( 今度は上空から袖の下の触手を伸ばして、ツクヨミに襲い掛かる。 ) そぉれ! 電撃ビリビリィ〜ッ! ( しかも最初から電撃織り交ぜてきやがりました。まずなにがなんでも動けなくするつもりらしい。 ) [Sun 27 Aug 2006 23:07:12]
ツクヨミ > っ! い、いきなりそうくるか…! ( 秒数は9、それ故に回避成功。 一足飛びをしてから、距離を取るために数回バックステップしてから、宝石を手に取り剣へと帰る。 ) なるほど、人形ごっことは、私が人形になると言うことだったか。 ( 他人に身体をどうこうされるのはあまり気分が良いものじゃない。 脱力していても結構体力的にも辛いものがある。 最初の攻撃は回避できたが、さて…どうする。 もっと有益な情報を得るためにはここで倒したほうが良いかもしれないが、以前のように上手く行くとは限らない。 だからと言って人形さんごっこに大人しく付き合うのは宜しくないだろう。 とりあえず隙を見て力を解放するしかないと見て、構えを強くして相手の次の行動を見ることにする。 ) [Sun 27 Aug 2006 23:01:25]
羽の音 > ( 触手はそれぞれ、片手の指に倍する10本。左右合わされば20本か。一本一本は人間の細指程度の太さだが、ゴムのような弾力もつそれらがいっせいにツクヨミに襲い掛かる。 ) 人形ごっこのレッスンわん! まずは体の力を抜いて人形っぽさをだしましょう〜。はいどうぞ! ( ツクヨミの両足と両腕に5本ずつ巻きつけば、さらに触手を使って電撃を流し込む算段。この発言の秒数下ヒトケタが3、6、8、0であれば触手がツクヨミを捕らえる。それ以外なら回避成功。いざ【判定】) [Sun 27 Aug 2006 22:52:49]
ツクヨミ > 大きなカラス…クロウなんとか……むぅ…。 ( やはりダメだキーワードが飛び出してきても聞いたことが無い。 が、いきなりその名前が出たと言うことは、もしかしたらヴァイオレートのいっていた部下の一人なのかもしれない。 でもクロちゃんなんて軽く呼ばれている存在がそんな重要な位置付けにいるとは少し考えにくいか…? ) 故郷となるとあの紅い光の奥…魔界か。 ( この悪魔もそうだが悪魔の故郷は魔界だ。 だからやっぱり決めつけられない。 そうとくくっていけばまだ良いのかもしれないが、どうにもこの悪魔少女のクラスというかランクと言うかが曖昧でどれだけのことなのか分からない。 ) あれ…? ( 警戒をしている、とは言っても目の前にきていきなり指を後方に指されると、何かあるのかと向いてしまう。 と― ) なっ、くっ!!? ( 不意に動いた気配に視線を戻すと、触手が自分に向かって来ていた。 咄嗟に地面を蹴って後ろに飛びのこうとするが、気を取られていたことと確認してからの行動が遅かったためにその回避行動は間に合うだろうか。) [Sun 27 Aug 2006 22:46:25]
羽の音 > クロちゃんはねぇ、黒くておっきぃカラスさんだよぉ。クロウ――何とかって名前なんだけど、メイドイからクロちゃんっ! ( ツクヨミをじっと観察しながら、それでもこちらへの警戒を怠っていないことはちゃんとみていた。 ) クロちゃんは門の向こう側、ボクたちのふるさとからきたんだよぉ。は〜るばっる〜き〜ましった〜ゆ〜めのっくにぃ〜♪ ってね。 ( そうして、人形遊びのやり方を聞かれれば、ツクヨミの正面の位置でとまった。 ) んとねー。まずはアレを使うの。 ( にこやかに告げて、ツクヨミの後方を指差す。何も泣いただの闇だが、ツクヨミがそちらに一瞬でも注意を取られれば、その瞬間袖の下から何本もの触手をツクヨミめがけて伸ばすだろう。 ) 簡単にいうと、おねえさんが人形みたいになって、ボクが遊ぶってやつ! さっそくやってみよぉ〜。にはははははっ! [Sun 27 Aug 2006 22:38:49]
ツクヨミ > ( こちらもあまりに強大な力だったりしたらこの状態でも気付いたりできるのだが、まだ目の前に浮かんでいる悪魔少女がどれほどのものかは測りかねている。 ) ………。 ( 自分の周囲を旋回する悪魔少女にはまだ敵意のようなものは感じられない。 無邪気、だからこそなのかもしれないが、それ故に警戒はしつつも形には出さないようにしていた。 ) ふむ…。 ( ここに住んでいるのなら知っている…ということはこの悪魔少女は魔界の道から来たわけではないのか。 いや、そうだとしても今回の出来事に関わることがあるのならまた別問題になってくるのだけど…ヴァイオちゃんとはまた大胆な…。 ) クロちゃん…? ( それに関わる言葉に検索をかけてみるが、当てはまるような名前は無く、思わず聞き返してみた。 ) お人形さんごっこ…。 ( お人形さん遊び、ならまだ分かるが、お人形さんごっことなると一体どういうものなのだろうか。 人形は動かないからお互い動かないでじっとする遊びとか? ) それはどう遊ぶのだ? ( 自分の頭ではどんなもんか答えをだすことはできないので、子供っぽく無邪気に笑う意図があったとしても気付かずにまた質問を投げかける。 ) [Sun 27 Aug 2006 22:32:00]
羽の音 > ( 見かけは幼いが、カルニビアンクラスの悪魔である。ただ、漠然と目の前の女が人間と違うと感じるだけで、その正体に気付くことはできない。気付いた時点でさっさと逃げ出すだろう。 ) うにゃ〜、人っぽい外見なんだけどにゃぁ。ま、いっか。 ( パタパタと羽ばたきながら、一定の距離を保ったままツクヨミの周囲を旋回する。 ) ヴァイオちゃん? しってるよぉ。ここに住んでる子たちならみんな知ってるんじゃない? 赤くて強くてとぉ〜っても暴れん坊さん! でもいうと殺されちゃうからないしょだよぉ。にははははっ! ( ぐーるぐる。ときどき体を丸めたり浮かんだまま一回転してみたりと、とにかく落ち着きがない。 ) まぁでも、いまはクロちゃんもこっちにきてるけどねぇ。ん――何して遊ぶ? ボクのオススメはねぇ、お人形さんごっこ。たのしいよぉ? ( くすくすくす、子供っぽく笑う。 ) [Sun 27 Aug 2006 22:23:59]
ツクヨミ > ( 相手の姿を確認するのはいろいろな意味で必要なこと。 それ故に近づいてくる音の方向にしっかりと眼を凝らし、ようやく姿を見ることが出来た。 ) ………。 ( 姿は少女なのだけど…姿形はどう見ても悪魔だった。 今まで探していたけれど、まったく遭遇できなかった相手だけに少しだけ嬉しかったが、警戒だけは怠れなかった。 ) あ、そうなのか…それは残念だのぉ…。 ( 残念と言う気持ちは7割くらいあった。 後を占めるのは迷子になっていてそれど頃ではないと言う気持ち。 なんだ冷静になればまだまだ余裕があるじゃないか。 ) ……まぁ確かに人では…ないな。 ( だからと言って自分の正体を教えるようなことはしない。 こうして力を抑えている状態なら神気も最小限だからよほど気配を察知できるものでなければ正体を見破ることは難しいだろう。 もっとも、相手が対極に位置するものならば、見極めてしまうかもしれないが…。) ふむ…つかぬ事を聞くが、御主はヴァイオレートというものを知っておるか? それから、遊びとはどういうことをするのだ? ( 最初の質問は情報収拾。 次の質問は…悪魔だからまともに遊ぶことは無いと思うけれど、一応の確認の意味をもって聞いてみた。) [Sun 27 Aug 2006 22:17:43]
羽の音 > ( さらに目を凝らせば、羽根を羽ばたかせて宙をすすむ少女の姿が見えるだろう。こちらからは、闇の中でもツクヨミの姿はよく見えた。 ) にははは、この辺には人間が喜ぶようなお宝はないよん。――む〜ん? でも人間ともなんか違う匂いな感じぃ……。 ( 首かしげ。長袖の赤黒いドレスに黒い髪、青紫の羽根。成りは小さくとも立派な悪魔である。 ) ちょいっとそっこいっくおねぇっさん♪ ヒマならボクとあそばな〜い? にはははっ! ( バッサバッサと浮かんだまま、ケタケタ陽気に笑う。 ) [Sun 27 Aug 2006 22:07:56]
ツクヨミ > む…? ( そんな風に迷子なんて結構自分にとってはレアなイベント(出来ればあまり起こしたくないイベント)の最中、不意に暗闇から音が聞こえた。 聞く限りでは羽の音なのだが…少し大きいか。 その音のするほうに眼を凝らしていると更にそこから声が聞こえた。 ) ……お客…といえば、まぁそうなのかもしれぬ。 ( 真実でもないけど嘘でもない程度の答えで響いた声に返事をしてみた。 ) [Sun 27 Aug 2006 22:02:10]
羽の音 > ( 軽い翅の音が、向こうからゆっくりとツクヨミのほうに近づいてくる。暗い中でもその音はよく聞こえるだろう。 ) くんくん……くんくんくん……変わった匂いがするねぇ。お客さんかにゃぁ? ( 間延びした声があたりに響いて―― ) [Sun 27 Aug 2006 21:58:17]
お知らせ > 羽の音さんが入室されました。 『(――バサバサ、バサバサ)』 [Sun 27 Aug 2006 21:56:25]
ツクヨミ > ( もしかしたら同じところをぐるぐる回っているだけなのかもしれない。 分からないから適当に歩き回れば良いやとか言ういい加減な考えは、やっぱり迷子になる要素の一つだったようだ。 ) むぅ……。 ( 上にいたころはいつも適当にぶらぶらしていてもしっかり犬の如くホームに戻ってこれたけど、ここはいつもの如くアウェーだ。 歩き回っていると言えば歩き回っているけど、まるっきり知らない場所だし暗い。 明るい場所ならまだしも闇が深まった今では見覚えがあるかもしれない道すらも見落としているかもしれない。 ) [Sun 27 Aug 2006 21:51:11]
ツクヨミ > ( 普段ならここがこうしてーとか一応記憶してくるので迷子なんて状況になることは滅多に無い。 だけど今回は悩みに悩んで適当に「あ、知らない場所だ。 曲がってみよう。」みたいなノリで偶然視界に入ったときだけで行動していたために、道順なんてまったく覚えていない。 そこそこに高い集中力が今回は仇になったか…。 ) [Sun 27 Aug 2006 21:44:02]
ツクヨミ > ( 本日は晴天なり…なんてことが分かるのは目を開いて太陽の光がまぶしいくらいに差し込んでくる朝とか昼とかそのくらいの時間帯だろう。 夜となった今、そしてさらに昼間であっても光が届くかどうか危ういこんな城の奥では、そんなことも分かるはずも無く。 ただただ、迷子になってしまった現状をどうするかを悩んでいる最中だった。 ) [Sun 27 Aug 2006 21:39:50]
お知らせ > ツクヨミさんが入室されました。 [Sun 27 Aug 2006 21:37:59]
お知らせ > ルシアさんが帰りました。 『―――第一段階、進行完了』 [Sun 27 Aug 2006 16:48:50]
ルシア > (地面に這いついている白き鉤爪を動かそうと指先から握るようにしてみれば地面に深く切れた。重すぎるから、という理由もあるのだろうだが改めて自身の禍々しい両手を見眺めていた。) 此れで充分、―――いや足りない! (此れだけでは足らない、堕天使の姿へ近づけようとする執着心を湧き上がる。拳を創った片手を後ろ壁に叩き付ければ崩れ落ちる音を響かせていた。更に片方の手を地面に五本の鉤爪を突き刺しながら握り締めたまま抉り取ってから目前に持っていくようにして手の平を開けば大きい岩のようだった。それでもまだまだ足りないと力に対する強欲さを除かせていた。まだ時間はあるし、冒険者訪れる事は稀だから大丈夫だろうと決め付けていた。) [Sun 27 Aug 2006 16:39:44]
ルシア > (時が経て、手腕には純白な護手が大きくさせていて地面に着かせていた。まだ完成させようとする途中である。護手の手甲が盾の様に頑丈に作り変えられて行き、全部の指が鉤爪の様に鋭利に作り変えられていく。そしてそれさえも硬化させる様に繰り返していった。) ―――ッは 、流石に、   ・・・・・しんどいな (奇怪な護手に創り出した新たな両腕を地面に這い付いたまま、椅子に凭れ掛かるようにぐったりとしていた。息遣いを荒しくさせていながら胸を上下に動かして整えようとしていた。ビクっと新たな白き刃を唸らせていた。) [Sun 27 Aug 2006 16:28:35]
ルシア > クッ…が…っ ア、 (霧と化してしまった右腕は新たな姿形に成し遂げようと繰り返していた。地面まで届くほど膨張させ続けていた、更に鉄の様な物質を纏わせる様にビシッビシィと化学反応を現している。幾つか内部から響き上げる衝撃には耐え切れないために喘いでいた。) ―――、ッ あ (新たな姿形に成し遂げていない片腕にも同調させるように姿形を変えようとした途端にまた喘いでいた。右腕を新たな姿に成し遂げるまでは時間がまだ掛かる上に慣れない姿形は大変だが強力にしようとすればするほど負担が大きくなり酷くなる一方である。この瞬間が最も大きい隙なのだが幸いに誰も来ない部屋なのだから魔界と違って安心できる。この間にも段々にと姿形を変え続けているのだが、) [Sun 27 Aug 2006 16:16:35]
ルシア > 忌まわしき神よ――・・、人間を愛するならば力を与えるだろう。 私は許さない殺して成り代わってやる 数千年掛かろうともね (神に対する感情の言葉を汚く吐き捨てながら天井へ見上げていた。実際に何千年も生き残る為に奪った命を糧にすれば簡単な事だった。肘掛けに置いていた片手に力を篭めるとビシッと石が砕ける音が響いた。) 神が嫌う 堕天使の姿で統べてを殺してやろう  (嘗て天界に居た時に堕天使の姿で敵味方さえお構いなく皆殺しをした凶悪な姿形。その姿形にしてしまおうと右腕が白い粒子状になって霧の様に漂わせていた。そして背丈以上に大きい何かに作り変えようとしていく。) [Sun 27 Aug 2006 16:02:13]
ルシア > (人々が作り上げてきた 歴史、文明、技術、情報 それらは皮肉な事に戦争が因子となっている場合が多い。回りに気付かれずに殺す為に作り出したのが暗殺術など様々な戦術に進化してきている。戦争で多く傷付いてしまった人々を癒すために白魔術が生まれ、脅威となる吸血鬼に対抗する為に生まれたハンターなど多く生まれている。) 悪魔の場合は突然変異か、人間からなんだよね――・・ 人類が全滅しない限り悪魔は滅ぶ事はありえないんだよね (妖艶に嘲笑いだしていた。大きく高い声で反響音をさせながら広く響き渡ろうとする。戦争が新しい進化を生み出すことになる。必然的な歴史の流れである。) [Sun 27 Aug 2006 15:46:39]
ルシア > (古城に居座り続けていた魔界の魔物は己の欲望や野望に従って散らばったのだから此処で配下あるいは悪魔と遭遇する事は稀かもしれない。そして悪魔だから夜にしか現れないって決め付けたのは他でもない人間だ、悪魔は夜に限らず太陽の下で活動を行っている種類も居る。) そういや、悪魔って人間が原因になっているんだよねぇ (百体の悪魔が居座る事が出来るくらい広すぎる部屋の中心辺りにて背丈以上にある椅子に足を組んで座り尽くしながら肩を揺らしていた。悪魔は人間の行き過ぎた感情や欲望が悪魔の因子となっている。悪魔は人間の行き過ぎたソレを抑制させるような存在だと考えても良い。) [Sun 27 Aug 2006 15:39:48]
お知らせ > ルシアさんが入室されました。 『―――、一言』 [Sun 27 Aug 2006 15:31:21]
お知らせ > ツクヨミさんが帰りました。 『目的と大きく逸れてしまうのはお約束…。』 [Sun 27 Aug 2006 00:36:40]
ツクヨミ > ( 未知の空間でじたばたするのはあまり宜しくない。 とりあえず今日はこの辺りで身体を休めることにしようか。 元いた場所辺りに戻るのは日を改めてからでもできるはずだ。 今むやみに歩いて更に迷子になるのは危険すぎる。 ) まったく…踏んだり蹴ったりとは良く言ったものだ…。 ( 漏らしたところで誰にも届くことの無い愚痴を飛ばして、今日も今日とて適当な場所を見つけて身を休めようと。 ) [Sun 27 Aug 2006 00:35:30]
ツクヨミ > ( 気付かないうちに結構奥の方へと入り込んでしまったようだ。 振り返ってみても歩いてきた覚えが無い。 ) 迷子…かのぉ…? ( どうしよう、来た道を帰るにも来た道を覚えていない。 数回曲がったような曲がっていないような、そこまで広くないと思っていたけれどどうやらそれは間違いだったようで、かなり広いと改めて認識しなおそう。 認識しなおしたところで現状が変わるわけではないのだけど…。 ) どうしたものか…。 っ!? ( かさかさと足辺りを変な生物が通り過ぎて一瞬驚いてしまう。 人はもちろん、悪魔も来ないかもしれない古城の深みは、道の空間が広がっていそうだ。 ) [Sun 27 Aug 2006 00:30:10]
ツクヨミ > 重傷か…。 ( どうしてこんな考えが生まれてしまうのかとゆっくりと歩みを進めながら考えてみる。 自分に都合の良い考えをしてしまうのは自分保身のためなのかは分からないけれど、何かしたいと思っているのに何もできていないと言う現実を叩きつけられている所為なのかもしれない。 焦っている。 その言葉が一番当てはまると思う。 どうしてこんなに焦ってしまうのか分からない。 と― ) む…? ( ふと我にかえって周りを見回してみると、そこはまったく知らない場所だった。 ) [Sun 27 Aug 2006 00:23:35]
ツクヨミ > ふぅ…。 ( 誰でも何でもいいから現れろーーーー!!! と叫びたい気持ちをため息で誤魔化す。 これじゃあ何も進展させることが出来ない。 そもそも情報をくれるだけくれて現れないヴァイオレートもヴァイオレートだ。 酷いではないか。 ) …むぅ…。 ( けどまたあったとしてもまた情報なんてくれないだろうし優しく選択肢を選ばせてくれることも無いだろう。 彼女はそういう存在なのだから…。 単純に甘えているだけ、人恋しくなっているだけではないか、と自分に聞き返すと…やっぱりそうなのかもしれないと言う結論に到達してしまう。 ) [Sun 27 Aug 2006 00:15:07]
ツクヨミ > す〜……はぁ〜…。 ( その場で深呼吸を数回繰り返して、気分を何とか入れ替える。 そして少ししてからまた歩き出した。 やっぱりこのままここにい続けてももう誰とも会うことが出来ないのかもしれない。 ) ………。 ( あれからヴァイオレートとも会うことも出来ていない。 最後にあったのはあの喋る杖の少女とだけだ。 本当にここは悪魔の拠点となっているのかだんだんと疑わしく思えてきた。 ) [Sun 27 Aug 2006 00:08:15]
ツクヨミ > ( 悪魔と会ったら自分はどうするんだろう。 戦いを挑まれたらとりあえず対応はするけれど、やることはやっぱり今回のことでの説得か。 ヴァイオレートへの説得は今でも諦めたわけでは…多分無い。 聞き届けてもらえないと思っていても、聞き届けてもらえないと、今度こそ失ってしまうだろうから。 何をといえば、主に自分が失いたくないものたちを…。 ) ハハ…とんだ我侭だのぉ…。 ( 呟いて自嘲気味に笑う。 結局気分転換といいながらもさっきから考えているのはいつもの如く、今回起ころうとしていることについて。 気分転換なんてこれっぽっちもしていなかった。 ) やれやれ…。 ( そういう風に余裕のある感じで呟いて余裕のあるように自分に言い聞かせる。 そうやっておかないと…今すぐにでも歩けなくなりそうだったから…。 ) [Sat 26 Aug 2006 23:53:49]
ツクヨミ > ( まぁあの時は多勢に無勢だったから、今ならそういう状況にならないように気をつけて、しっかりと対処すれば悪魔たちに拉致されて性処理道具にされたりすることは無いだろう。 ) ………。 ( と思いながらも、今までのことを思い返すとどうしてもそうやって強く思い切れないのが、悲しい。 ) っと、こっちにはまだ行ったことがないかのぉ。 ( 多分来たことの無い場所まで来ると、特にしっかり確認することも無くそっちへ進んでいく。 今のところめぼしいものも、誰かに遭遇する気配は感じられない。 ) [Sat 26 Aug 2006 23:46:53]
ツクヨミ > ( 強大な存在が現れると言うのなら、それはそれでヴァイオレートかその部下なのだろうから、それはそれで個人的には都合が良い。 ただしヴァイオレート以外は面識が無いから、話をする前に襲われる可能性がある。 ) ……む〜…。 ( 少し変な風に唸って、以前あったことを思い出す。 戦ってどうにかできる相手なら、一応会話までこじつけることは可能だ。 だけど実力が明らかに離れている場合は、この身はもう相手のもののようなものだ。 散々悪魔に拉致されて嬲られてきて無事なのは本当に運が良かったと思う。 ) [Sat 26 Aug 2006 23:39:55]
ツクヨミ > ( 歩き出して、しかし特にキョロキョロすることなく適当にぶらぶらとする。 時折窓の外に視線を向けて、雨とその先に見える紅い光の柱を見ながら歩いて、また少しすると何事も無いように視線を戻して足音を響かせながら歩く。 ) ふむ…。 ( 今日はなんだか下魔の様子が少しおかしいように思える。 いつも騒がしいと言えば騒がしいのだけど、今日の場合はどこか余裕が無いというか遊んでいる動きではないように見えた。 何か強大な力がこっちに近づいているとか、それとも何かが始まると言うのか。 自分にはまだ何も感じられていないが、異変が起こったときは同じ属性だろう下魔のものは敏感に反応しているのかもしれない。 ) [Sat 26 Aug 2006 23:29:49]
ツクヨミ > ( 考えてみれば最近同じことでずっと悩み続けていた。 ここいらでガスを抜かないと、そろそろ許容限界を超えて破裂してしまうかもしれない。 ) ………。 ( 邪な考えかもしれないが、たまには良いだろう。 それに歩いて回ることには変わりは無いのだから、ついでにヴァイオレートがらみの悪魔たちを探そうではないか。 ) んん〜〜〜っ! ( 久々のように身体をしっかりと伸ばしてから、息をはき、よしっと言って歩き出す。 自分では気付いてないが歩き出してからは少しだけペースが早かった。 ) [Sat 26 Aug 2006 23:19:56]
ツクヨミ > ふぅ…。 ( 今日までに一体何回のため息をついただろうか。 数えるのは億劫なので数えたりはしないのだけど、ため息とともになんだか気力が無くなっていくようで、あまり良い傾向とは言えない。 たまには探すものを変えて、気分転換をするべきなのだろうか? そのほうが気を巡らせておく必要が無いから、疲労は軽減するかもしれない。 ) う〜む……。 ( しかしそんなので良いのだろうかという意見が当然の如く現れる。 さしずめ天使と悪魔の戦いなのだけど、数度やりとりをしたのちに出る結論は、両方ともやっちゃえばいいじゃんと言う、双方の和解で終わってしまった。 それに対してでてきたのはやっぱりため息だった。 ) [Sat 26 Aug 2006 23:14:21]
ツクヨミ > ( 不安定で不機嫌な天気は今日も続くが、自分のいつもの探し人(悪魔?)の捜索も続く。 この広いようで狭い古びた城の中を捜索するのは嫌ではない。 けれど、流石に毎日アウェーにい続けるのは精神衛生上あまり良くない。 なんてそんなことあまり気にしたことは無いのだけど、毎日毎日雨ばかりだし、目的の人たちに会うことも出来ないのは、お気楽に行こうとか決めていたとしても厳しいものがある。 いや、決めてないから余計にきているのだけども…。 ) [Sat 26 Aug 2006 23:10:16]
お知らせ > ツクヨミさんが来ました。 『さてと…。 ( そろそろ重くなってきた気持ちと腰を持ち上げて― )』 [Sat 26 Aug 2006 23:06:23]
お知らせ > ルシアさんが帰りました。 『―――、戦争の開幕』 [Sat 26 Aug 2006 07:24:36]
ルシア > 僕は何時でも進入出来るとしても、――・・ もうヴェイトス市は大抵知っちゃっているんだけどねぇ・・。 (古城に残った魔物が大勢に居るのならば翼竜に成り代わってヴェイトス市まで運んで遣ればいいだろうが王達が集まらなければこの考えも無意味なのだしどうしたものか。微かに眉間に皺を寄せながら考え悩んでいた。) 翼竜の他に、―――新しい形態が必要だな (自身が天使だった頃あるいは堕天使だった頃の姿形にするのも良いか。まだ姿形は覚えているのだから出来なくも無いが、一度姿を現してしまえば天使たちに目を付けられる危険が高い。少し溜息を吐き捨てていながら考えるより行動を起こして見せようか、とベッドから寝転がり落ちてから立ち去ろう。また地面が凹んだらしい。) [Sat 26 Aug 2006 07:24:19]
ルシア > あのヴェイトス市で居座り続けていれば良かったのね (古城に帰還してから真っ先に知っている魔物を捕らえて色々と聞き出した後、肩を落としてげんなりとしていた双眸を覆う仮面を見につけた女性が部屋内に置かれたベッドの上で寝転がっていた。 ちなみに、居座り続けていれば良かった、のは、同胞が外側による襲撃をする、自身が内側による混乱や相殺をする。その役割が適する能力を持ちえていた。) えっと襲撃して、破壊しとけば良いわけね? (確認をするように呟きながら何度も頷き繰り返していた。今記憶している翼竜や魔剣だけでは足りるものか不安が感じたのだからまだまだ吸収して力を蓄えなければならないのかも知れない。) [Sat 26 Aug 2006 07:13:56]
お知らせ > ルシアさんが入室されました。 『あらら―――、』 [Sat 26 Aug 2006 06:51:10]
お知らせ > ツクヨミさんが退室されました。 『気がつけば古城の住人…とか…?』 [Sat 26 Aug 2006 02:19:15]
ツクヨミ > ( このままここにいることが最良かと言えば、やっぱりそうじゃないかもしれない。 果報は寝て待てと言う言葉もあるように、不用意に動き回りすぎて一度も遭遇できずに終わると言うことだけは避けたい。 とりあえずはやっぱり当面はこの辺りでぶらぶらすることか…。 ) [Sat 26 Aug 2006 02:10:58]
ツクヨミ > ( そしてまたこの問題に戻ってくる。 自分はどうすべきなのかということに。 どちらにも味方につくことはできない。 どちらにとっても味方ではない、敵ではないということ。 立場的には安全なのかもしれないが、それではダメだ。 意味が無い。 だったら出来るだけどうにかできないかを訴えていくしかないかもしれない。 どうにかしなければ傷つくものがでるし、失うものもでてきてしまう。 そんな結末は御免だ。 ) ヴァイオレートか…その部下と言うものに会わなければ…。 ( もう一度会ってこの考えをぶつけてみる。 もしくはその部下にあって意見を言ってみる。 それでもダメだった場合…。 ) ………。 ( ダメだった場合は…考えるな。 どうせダメもとなのだ。 何か行動して進展させなければ自分はいつまでたっても動けないのだ。 ) [Sat 26 Aug 2006 01:53:31]
ツクヨミ > いや…しかし…。 ( 考えにくいが、今のヴァイオレートの力ならば、少数の部下を使えば可能なのかもしれない。 もしそうだとしたら、ヴァイオレートは一体どれだけの力を手に入れたと言うのだろうか。 ) ………。 ( 二日目の遭遇で生きていられたのは奇跡に近いか…いや、それこそ彼女の意向であり、時折見せる優しさなのだと思う、信じたい。 でも彼女の本質は憤怒。 止めることは最早出来ない。 ) [Sat 26 Aug 2006 01:44:04]
ツクヨミ > そういえば…。 ( コツコツと靴音を響かせて歩きながら、ふと思い出す、ヴァイオレートの言葉。 彼女はあの魔界との道…らしきものを消すには自分か部下を倒さなければならないと言った。 その時は部下はどれだけいるのだろうかと考えてみたが、よくよく考えてみれば、そういう存在は少ないのではなかろうか? あくまで推測に過ぎないのだが、先日あった少女は、魔界の道から現れたかどうかは分からないが、人間を殺すと言っていた。 質問を敵か味方かとかしか聞かれなかったから、他にもいろいろそういうことをやっているのだろうが、なんだか命令を受けているという感じでもないように思えた。 あくまで感なのだが…。 だけどあんな大きな力を少数でするなどは考えにくいとも考える。 ) [Sat 26 Aug 2006 01:37:06]
ツクヨミ > ふむ…。 ( とりあえずこのままずっと止まっているとネガティブなことばかり考えてしまいそうで、流石に毎日そんな気分に飲み込まれて考えるべきことが進まないのはいただけない。 よしっ、と少しだけ気合を入れて、城内を軽く歩き回ろうと決めて、ゆっくりと歩き始める。 城内は相変わらず静かだ。 そのために足音が嫌に大きく響く。 ) [Sat 26 Aug 2006 01:31:13]
ツクヨミ > ( しかし顔出ししたところで、しばらく身を消していたのだ。 いきなり現れてこんなことなのだが教えてくれまいかと言って教えてくれるようなところは、襲われるとかそういうことがあるのなら難しいかもしれない。 こんなことになると知っていたら、身を隠すような真似は…していたかもしれない…。 ) むぅ……。 ( 優先順位というものは誰の中にも在ると思う。 今回はその優先順位が、こっちよりもそっちになってしまったために身を消してしまった。 後悔はしていないが、自分のみを多大に追い込む嵌めになってしまったのは言うまでもない。 まさに自業自得と言うやつだ。 ) [Sat 26 Aug 2006 01:25:18]
ツクヨミ > ( 正直なところ気分は憂鬱だ。 明るい気分になれる材料がこれっぽっちも無いので仕方がない。 空が晴れていて月や星でも見れたならまた少しは変わってくるかもしれないのだが…。 ) ふぅ…。 ( しかし見えるのは遠くの方で禍々しく立ち上る紅い光の柱だけ。 あとは雨か。 本日で5日目となる古城探索は、思い返してみれば成果があったようななかったようなでしかない。 そろそろヴェイトスに顔を出して、現状を確認すべきだろうか、という考えが少しずつ浮かんでくる。 ) [Sat 26 Aug 2006 01:17:40]
お知らせ > ツクヨミさんが来ました。 『外は再び雨。 そして降りしきる雨の如く気分は…。』 [Sat 26 Aug 2006 01:11:44]
お知らせ > ルシアさんが退室されました。 『―――、眠りに堕ちる』 [Fri 25 Aug 2006 20:42:36]
ルシア > ―――この辺に投げても襲い掛かるんだろうなぁ・・・ (生き物の首を握り掴み上げたまま、上半身を重々しく起こしながら周囲を見渡り遣っていた。細めていた双眸は最早面倒くさそうな感じになっていた。食欲ですら沸かないし吸収をしても大したエネルギーにはならないだろう。) ――― 古城の外に捨てちゃえばいいか    せーのッ (生き物の首を握り掴んだまま、背中に伸ばすように回してからゴムの様に一斉にバルコニーの外に放り込んでやろう。何度もケダモノの悲鳴が響きあがっていたが段々にと小さくなってゆく。) バイバーイッ ・・・・・ (再び起こしていた身体を寝かせるようにして双眸を薄らにと細めていたのだった。) [Fri 25 Aug 2006 20:41:08]
ルシア > ―――、 (黙り込み始めながら空を見上げ続けているだけ。ソファを直すのは今じゃなくて後でも構わないだろう。誰かが直ぐに使うって訳でもないのだから其処まで考える必要が無いだろう。) ・・・・、 ――――ッ!? (真紅の双眸を細め掛けてみれば唐突に暗くなったの気付くと目前に何か生き物らしきソレが飛び込んできたらしい。双眸を瞬きさせながら直ぐに反応をして片手を生き物の首を握り掴まんとした。それと同時に悲鳴やら声を響き上げていた。) ―――、これは確かに犬だったけど ・・・・  感化されているね。 (片手で生き物の首を掴んだソレは犬らしき何かだったのだ。観察をしてみれば体温や生気の欠片が微塵たりと感じられなかった所から死体が何かに寄生させれてしまったのだろう。汚い物を見るように哀れながら呟いてゴキッボキッンと圧し折る音を響かせたがまだ終える事が無く。首を圧し折ったくらいじゃまだまだ足りないのだろうと考えて見せていた。) [Fri 25 Aug 2006 20:32:42]
ルシア > (ズドンッ、何かが壊れた音がした。) ――― ・・・・      脆いな (壊れかけたソファに腰を掛けて横になった途端に、何かが折れて壊れた音を豪快に響かせていた。確認をするように覗き込んでから取り敢えず第一印象を呟いていた。一度壊れればこれ以上壊れる事は無いだろうと決め付けながら敢えて気にしない方向にしつつ仰向けになるように寝転がっていた。身体の姿勢が「V」になるような形になっていたが痛くないのでOKとする。) ―――、どうすっかな・・・ (空に見上げながら呟き続けていた。そして更に姿勢を楽にしようと考えながら、道化師の仮面や白き衣など身体まで粒子状に分解されてゆけば擬態をするように作り変えていきつつ。) [Fri 25 Aug 2006 20:19:08]
ルシア > ――・・、仲間は取り敢えず集まってんのかなァ (何時までも暗黒街に居座り続けているだけではなく帰還をして連絡やら作戦など届いてないか確認をする為に帰還をした理由の一つだったりする。バルコニーに到着をしてみたものは良いが気配が全く無いより薄いような気がする。少しだけ首を傾げていながら疑問を抱え始めていた。双眸だけ覆い隠された仮面のせいで表情は読み取りにくいもの口があるから大丈夫だろう。) ――嗚呼、平和過ぎるような (苦笑を雑ぜて言葉と共に零した。魔界とこの世界を比べてみれば、毎日が血塗れになる日常とそうではない変わった日々がある。暗黒街に訪れた結果邪悪な意志を持つ者は多かれ少なかれ居る事は変わりなかった。さてどうしたものだろうね、と付け足しながら頷かせていた。其処に置かれた椅子に座り込もうと思ったが流石に潰れちゃうだろうな、と古くなり使われそうに無いソファへ目を向けながら横になり居座ろうとせん。) [Fri 25 Aug 2006 20:10:57]
ルシア > (訂正…orz) (古城のバルコニーにて白き衣を纏い姿を隠してきた悪魔が舞い降りる。無重力かのようにトン、と到着した音を小さく響かせながら周囲を見渡りやろう。) ―――、とりあえず帰還かね (肩を歪ませながら、頭部に覆い隠されていた衣を剥ぎ取れば髪を風に乗せるように流した。背中に生えた白い翼を微かに身震いをさせるようにしながら、一瞬にて粒子状に分解されて行けば白き衣に吸収されていく。その直後に無造作に鈍音を響き上げながら歩き出そう。) [Fri 25 Aug 2006 20:02:12]
ルシア > (古城のバルコニーにて白き衣を纏い姿を隠してきた悪魔が舞い降りる。無重力かのようにトン、と到着した音を小さく響かせながら周囲を見渡りやろう。) ―――、とりあえず帰還かね () [Fri 25 Aug 2006 19:58:32]
お知らせ > ルシアさんが入室されました。 『舞い降りる――、』 [Fri 25 Aug 2006 19:52:30]
お知らせ > ツクヨミさんが帰りました。 『そんな日もあるさと言い聞かせて今日は御休み…。』 [Thu 24 Aug 2006 23:55:36]
ツクヨミ > ( なんて呟きも虚しく古城の闇に消えていく。 まぁそれも仕方がないことだ。 自分がどれだけ思っていてもここはここのルールがある。 無茶をしてルールを捻じ曲げようとすればそれはただ荒らしてしまうだけだ。 今日のところはこの辺りで潔く…なんて言葉がこれだけ探していて当てはまるか分からないが、休むことにしよう。 さて、適当な一室を探して今日も硬い床と添い寝だ。 とぼとぼ歩く後姿は威厳の欠片も無かった。 ) [Thu 24 Aug 2006 23:53:34]
ツクヨミ > まぁ…来るわけもない…か…。 ( 当然のように返ってくる訳の無い答えに、当然と思いつつもちょっとがっかり。 ここを離れたほうが早いだろうか。 だけど他に当ても無い。 あの紅い光の柱の下までいける自信もない。 やっぱり誰でも良いから来てくれなんて願いが拙かったか…なんてまぁ…遭遇できないのはそんなこととは違うだろう。 やっぱり神と悪魔は相容れない存在なのだろうか。) そんなことは…無いと思うんだがのぉ…。  [Thu 24 Aug 2006 23:45:56]
ツクヨミ > はぁ…。 ( 本日何度目かのため息。 何度はいても気持ちは重くなっていく一方だった。 それなりに歩いたがやはり避けられているのか魔の気配が近づいてくる感じはない。 たまにイタズラするように近づいてきてはあっさりと遠のく下魔のような奴らはいるのだけど、と言うかさっきからそいつらばかりだ。 何も反応がないとつまらなそうな顔をして帰っていく。 もうそんな奴らでもよいから軽く話しかけてみようか? ) お主達は…どう思う…? ( 答えが返ってくるなんて思っていない。 最早投げやり気味の問いかけだった。 ) [Thu 24 Aug 2006 23:35:29]
ツクヨミ > ( でも考えと逆にたくさんの悪魔や魔物に一度に遭遇するのも勘弁願いたい。 一応それなりの力はあるとは言え、その強さを上回った数が凝られてしまった場合、流石に無事に会話を済ませるなんてできそうにない。 ヴァイオレートとあの時一緒にいたラスト・ヴァイス…彼女達ならいろいろな自由やらを奪われる代わりに情報は得られただろうが、すでにラスト・ヴァイスはこの世にはいない。 思えばあれからヴァイオレートの決意やらが決まってしまったようにも思う。 これは自分の勝手な憶測だが…。 直接的ではないにしろ、その一部に手を貸してしまったのだ…。 ) ダメダメだな…私は…。 ( 一人では何も出来ず。 良かれと思ったことは最悪に動く…。 こんなことがしたいわけじゃないのに…。 ) [Thu 24 Aug 2006 23:23:08]
ツクヨミ > ( けどこう言うときの王道と言うか定番は、求めているときは遭遇できないと言うものだ。 今はそんなもの信じたくないし思い出したくも無いのだけど、嫌でも脳裏を掠めてしまう。 この際だ、先日戦った少女の容態でも見に行ってしまおうか。 でも見に行って顔が合った瞬間に襲われる可能性もあることを考えると、ちょっと足が遠のいてしまう。 会話はできるけどこっちの意思をまったく聞き届けてくれないのはちょっといただけない…。 それにもういないかもしれないし…。 ) はぁ…。 ( まだ少ししか歩いていないのなんだかドッと疲れが身体を覆う感覚に襲われた。 ) [Thu 24 Aug 2006 23:14:08]
ツクヨミ > ( しかしこうして一箇所に留まっていても誰かに遭遇する確率なんてよほど無いだろう。 この城は、この土地は広い。 歩き回っていれば、ここでは異質な気を持っている自分に遭遇してきてくれるかもしれない。 当然忌み嫌われて遠ざかるかもしれない可能性も否定できないが…。 兎に角歩いてみよう、結果はその後についてくるものだと一人勝手に納得して歩き出す。 ) [Thu 24 Aug 2006 23:08:50]
ツクヨミ > ふぅ…。 ( 話がまともに通じる、もしくは会話と言うことが出来る相手がこないかなぁなんて少し思う。 どっち側でもこの際良い、兎に角会話がしたかった。 そして意見を聞かせてほしい。 先日会った少女はヴァイオレートのことよりも人間を殺すことだけを考えていた。 もしかしたらまともな統率が取れていないのかもしれないし、彼女が例外なのかもしれない。 一体どうなっているのか…足りない情報を今は悪魔側のものが手近だろうからほしかった。 ) [Thu 24 Aug 2006 23:03:16]
ツクヨミ > ( 自分が傷つく分には今ならば良い。 前は怪我をするたびに説教されたり、ぐちぐち言われたりしたものだが、幸いなことに今は一人。 死なないように動くようにすれば良いだけの話だ…。 ) ………ふぅ…。 ( 窓の外が見える位置の壁にもたれずるずると座り込む。 良くもまぁこんな甘い考えで今まで生きてこられたものだが、答え次第ではもうその幸運も終わりそうだ。 ) [Thu 24 Aug 2006 22:57:03]
ツクヨミ > ( 戦うまでは良い。 その先だ。 殺すとかそういう殺伐なことにならないのなら、どれだけでも戦おう。 そしてどれだけでも傷つこう。 殺したくは無いのだ。 自分が手を下さなくとも、見知ってしまったものは。 ) やはり…覚悟が足らないのか…。 ( それとも優柔不断なのか…。 ヴァイオレートは選べと言う。 選ばないままなら、どちらに着くことも無く、そのままことが終わるまで平和に見ていられるだろう。 どちらかに着けば、どちらかとの戦いは避けられない。 いや、この際悪魔側について近づけさせないように暴れるのも良いかもしれないが、その意図がばれたら…。 ) ただではすまないだろうなぁ…。 [Thu 24 Aug 2006 22:52:51]
ツクヨミ > はぁ〜〜〜…。 ( しかしその考えも何とも憂鬱なことか。 死んでも何かを成し遂げる…その心意気はすさまじいとは思うが、死んでしまっては元も子もない。 ) 死んでしまっては…話すことも……殴ることもできないのだぞ…。 ( ポツリと呟くのは彼の紅い悪魔に対しての言葉のつもりだけど…考えてみれば、命を奪おうとするもの、散らそうとするものにも当てはまる。 そんなに死を掴みたいのだろうか…。 ) [Thu 24 Aug 2006 22:46:03]
ツクヨミ > ふぅ……。 ( とりあえず立ち上がり、深呼吸と伸身運動をして身体をする。 ひとしきり伸ばしてから、ため息一つついてボロボロの部屋をでて廊下へと躍り出た。 ) 久々に…雨がやんだのだな…。 ( 雨がやんだことによって更にはっきりと見える紅い光の柱。 それを見ると、嫌でも思い出し考えさせられるこれからのこと。 先日戦った悪魔少女とはついには分かり合えることも無く終わってしまった。 今後も同じようなことをしていれば、痺れるとか火傷とかではすまないかもしれない。 やるならば徹底的に覚悟を決めて行動しないといけないか…。 ) 死ぬ…覚悟……か…。 ( 何を否定的なと少し笑うが、しかし自分がやりたいことを実行した結果は死なのかもしれないのだ。 良く、生き残る覚悟などと言うが、そんな甘いことも次からは言っていられないかもしれないのだ。 ) [Thu 24 Aug 2006 22:41:14]
ツクヨミ > う…ぁいったたた…。 ( 固い床で寝ると言う行為は姿勢的にはとても良いのかもしれないが、身体が痛くなること痛くなること。 その上先日受けた雷のダメージでところどころが別に痛い。 更には不浄化の空間に身体を久々に突っ込んだ所為か、なんだか身体がだるい。 ) む…ぅ…。 ( しっかり眠ることもできず、目覚めも最悪とくれば、いい加減にヴェイトスに戻ってしっかりとした宿を取るべきだろうかとそろそろ悩みだす。 ) [Thu 24 Aug 2006 22:34:35]
お知らせ > ツクヨミさんが入室されました。 [Thu 24 Aug 2006 22:31:00]
お知らせ > ツクヨミさんが帰りました。 『節々が痛い。 二日続けて良い眠りは迎えられそうに無かった。』 [Thu 24 Aug 2006 02:43:55]
ツクヨミ > あー…やっぱりそうか…。 ( 快く、ではないかもしれないが、あっさりと引き受けてくれるのはとても嬉しいのだが、あっさりと期待しないでと言われるのもまた何とも悲しいことだ。 ため息をつかずにはいられなかった。 ) 分かった。 できれば敵として会いたくは無いが…無理だろうなぁ…。 ( 最後の方は最早独り言。 完全に黙った杖を主の下へと届けようではないか。 ) う〜…ぁ〜……。 ( コトリと少女の傍らに喋らなくなった杖を置いて、急いで不浄化の範囲外に出て、さぁ自分も何処かで休むとしよう。) [Thu 24 Aug 2006 02:43:22]
お知らせ > ヴァレリアさんが帰りました。 『 少女と杖は玉座で眠る。(戦闘経験ポイント☆2をどうぞ) 』 [Thu 24 Aug 2006 02:39:55]
ヴァレリア > 【Certainly. but don't expect it.(かしこまりました。期待はしないで下さい。)】 ( そのまま伝えよう。そして無視されるだろう。だが、其処までは関知しない。 伝えることを拒否するメリットも無く、それを聞いてYesと応えるマスターでもない。 なんとも不毛な事実だが、それが現実というものだ。 マスターの元に返されるなら、あとは少女が目覚めるまで此方も休息モードに入ろうか。 ) 【I shift in the state of the rest mode. See you again,Miss Tukuyomi. (休息モードに移行します。ではまたお会いしましょう、ミス・ツクヨミ。)】 ( そして、杖の魔力が低下していった。翼の装飾の真ん中にある宝石が微かに小さな点滅を繰り返しているが、声をかけてももう、返事を返すことはない。 ) [Thu 24 Aug 2006 02:39:15]
ツクヨミ > よし……あぁそうだ。 一つだけ頼まれてくれぬか? ( 思わず持ってきてしまったが、またあの中に返さないといけないと考えるとかなりげんなりすることなのだが、伝言を頼んでおけばまぁその手間も良いと考えられる、いや考えておけ。) まぁかなり私用なのだが…次に会うときは襲わないでくれと…まぁ…無理にとは言わぬが…。 ( 伝言なのだがすでに願望に近い。 もう今はこう言うしかないのが歯がゆいが、仕方がない。 殺すなと伝えたところでそれは無理だろうし…。 それを伝えてくれると言ってもらえればあとは主の下に返すだけだ。 ) [Thu 24 Aug 2006 02:32:05]
ヴァレリア > 【All right.(問題なく。)】 ( 随分と親切なものだ、とその行動を理解しかねるが、礼を口で言っておいて損は無いだろう。 さて、あとは自分の処遇だが――――まあ、正直マスター登録者の手を離れてしまえば成す術も無いのだが。 命というものに特別な執着が無い身の上、達観して状況を見守る事にした。 ) [Thu 24 Aug 2006 02:24:32]
ツクヨミ > よい…しょ…っ…! ( 開放状態じゃないと力は並だ。 いくら少女とは言え重いものは重い。 何とか背負うような形にして玉座へと向かっていく。 正直に言えば不浄化の進んでいる場所は自分にとっては毒に近い。 が、まぁ少しなら…と覚悟を決める。 大体昔だって何とか入り込んでいたし、今回も入り込んだところにおいてくれば良いのだ。 そうこうしているあいだに不浄化が目の前に迫る。 一瞬ためらったがすでに覚悟は決めている。 一歩踏み込んで―) う…ぁ…ぐ…っ…。 ( 一気に身体が重くなった。 これ以上は背負いながらは無理だろうと判断してその場にできるだけゆっくりと下ろす。 下ろしたら無事かどうかを確認せずに不浄化の範囲から転がるように飛び出した。 ) これで……良いだろう…? ( 少々息を荒げて、観察されているなど考えもせず、その杖に向かって言葉を投げかける。 ) [Thu 24 Aug 2006 02:20:53]
ヴァレリア > 【Yes,that best.(はい、それが最良かと。)】 ( デーモン種ヒトガタ有翼。マスターのタイプは古城の主とかなり近い。(※等級は格段に下がるが)。 この場以上に肌似合う場所はこの世界には無いだろう。 どうやら今回は致命的敗北にならずに済んだようで――――あとはデータ収集の為にツクヨミを観察でもして居る事にした。 外見だけなら平均的な人間種に見えるが、どうも別物のようで――――。 ) [Thu 24 Aug 2006 02:11:27]
ツクヨミ > さて…。 ( 今自分に出来る手当てと言えばこの程度だろう。 致命傷にはなっていないと思うから、しばらくすれば意識は回復するだろうが…このままだと彼女達はまた同じことをしてしまうはずだ。 それは最初辺りのやり取りでなんとなく分かる展開とでも言おうか。 流石に杖がなくなっても実行するとは思ってはいないが…。) とりあえずは…玉座付近にでも置いておけば良いか? あそこは不浄化が起こっていたはずだから傷の治りも早くなるだろう。 ( また人間を殺してしまうかもしれないが、だからといってそれを止めるべきなのか答えはまだ出ていない。 それ故に結局この少女達には何もしないことを選ぶほか今の自分には無かった。 あまり力は無いが背負ったりしていけばいけないこともないだろうと。 一応杖に聞いてみた。) [Thu 24 Aug 2006 02:05:06]
ヴァレリア > ( ある程度予想できた回答は杖としてはベストである。 この場で破壊されるなり捕獲されるなりという可能性もあったが、「なにもしない」のならばマスターは恐らく今までどおり人間を殺すべく飛び回るだろう。 杖が無くなったとしても、そうだ。 それなりの時間を共有しただけにそれだけは確信できた。 だが、黙秘。 その旨をツクヨミに伝えれば不利な状況を導くだけだ。 手当てを受けるマスターの様子を窺いながら、あとはなりゆきに任せる事にした。 )  [Thu 24 Aug 2006 01:58:00]
ツクヨミ > ん…まぁ……そうさのぉ…。 ( ここでイタズラ心のまま何か言うのも面白いかもしれないが…。 ) ……。 ( ちらりと拾った杖を見るが、今までのことを考えてやっぱり素直に答えることにした。) 別にどうこうするつもりは無い。 ( とりあえず開放していた力を抑えてもとの格好へと戻る。 杖、ヴァレリアをもって今度は少女、ヘキサの方へと近づく。) ふむ…出血しておるな……。 ( まぁ全力で走りながら殴ったので仕方がないか。 とそのまま服の裾をビリリと破いて、頭へと巻きつけた。 応急手当としてはかなり良い加減かも知れないがやらないよりはマシだろうと。 ) [Thu 24 Aug 2006 01:52:32]
ヴァレリア > 【How will she be done?(彼女をどうする心算ですか?)...and me.(ついでに、私も。)】 ( マスターは気絶、そして自らはマスターから離されその手中に。 現在可能なマスターの意向に沿う行動が何も無い以上、杖はあっさりとしていた。 マスター・ヘキサは昏倒したままだが、息はあるようだ。 つまり、契約は継続。依然彼女がマスターである。 ) [Thu 24 Aug 2006 01:44:58]
ツクヨミ > そうか……まぁ…すまぬな。 御主の主に手荒なことをして…。 ( そうして杖を拾えるなら拾おうと思う。 拒否されるのならば仕方無しに諦めるつもりだ。 どちらにしても後回しにしてしまったが、少女の状態を見ようと思う。 倒すことは目的としても殺すことは目的じゃないのだから。 ) [Thu 24 Aug 2006 01:38:41]
ヴァレリア > 【I'm fine. thank you.(問題ありません。)】 ( 杖は無傷だ。相変わらず嫌味なくらい正確な発音で返事を返し、槍状に変形していた装飾が開き、翼状に戻った。 マスターは意識を失ったのか、その場でぐったりと倒れている。 頭部から少し血が出ているようだ。 あの加速から繰り出された攻撃ならある程度加減はしても当然だろう。 )  [Thu 24 Aug 2006 01:34:03]
ツクヨミ > ふぅ……う、ぐぅぅ…! ( 自分に出せる最大速度での移動、そして攻撃は相手の詠唱よりも早く届かせることが出来た。 だが、最大速度を出した反動で少女の近くで膝を突き、きしみ痛むからだから痛みが抜けるのを待つ。 ) やれ…やれ……どうだ…痛いか…? ( 意識があるのかどうかは分からない倒れ方をしているように見えたのだが、とりあえず声をかけてみる。 しかしこれは、どちらを押さえるべきなのだろうか。 杖は先の方に転がっているが、少女はすぐ近くだ。 普通なら少女を抑えれば良いのだが…杖ばかり喋っていたので、杖が本命かもしれない。 ) ふむ…。 ( 少し考えて、やっぱり先に杖のほうを押さえることにした。 痛む身体を押してゆっくりと杖の方へと近づいて―) えーと…まだ喋れるのか…? ( などと言葉をかけてみた。 ) [Thu 24 Aug 2006 01:29:00]
ヴァレリア > 【Incredible...Master,Evasion please.(まさか。マスター、回避運動を。)】 ( 杖と少女悪魔の作戦ミスは、あくまで人間タイプの相手の移動速度をLevel.3〜8程度と設定していたこと。 10mあれば直線距離でも絶対に間に合わない、筈だった。 加えて得意ではないフィールドでの強行もマイナスだっただろう。 杖が注意を促した時には既にマスターの額が大きく横にぶれてそのまま倒れ、杖はからからと音を立てて床を滑っていく。 超長距離からの射撃魔法、のみがこのコンビの最大の強みだった。 )  [Thu 24 Aug 2006 01:22:57]
ツクヨミ > すまぬが、少しだけ痛い目を見てもらう…。 ( 剣は未だに小さいままなので、まだまだ本気で戦う気ではない。 だが話を聞いてくれる相手ではない以上実力行使で大人しくなってもらうしかない。 気は進まないがいた仕方がないだろう。 ) いくぞ…!! ( 距離は10mほどだが、全力で『真直ぐに走る』ならば詠唱に間に合わない距離ではないだろうと踏んで、床を砕く勢いで踏み込んで一気に前方に向かって移動開始。 間に合うならば、とりあえず頭を剣の腹で殴りつけるつもりだ。 ) [Thu 24 Aug 2006 01:14:57]
ヴァレリア > 【Magic sensor reception.Attention please Master.(魔力反応あり。マスター、注意してください。)】 ( 死にたくないのならばその判断は正解だろう。 杖はマスターの意思に従う事を最優先とするし、そのマスターは力ずくで押さえでもしない限り手を休めない暴れん坊だ。 対話の通じない相手、というのは残念ながら存在するということ。 なまじ言語を理解しあうだけに希望を持ってしまうが――――捕食者の視点を持つ者は見下す者。 家畜の意見を尊重しようなどとは思わないということ。 ) 【I'm standing by.(準備完了。)】 ( 杖の先端に再び魔力塊が集まる。 この魔力塊に乗せられたマスターの魔術が加速されて打ち出される仕組み。 未だ詠唱を続けるマスターの詠唱完了は1ターン後。 ) [Thu 24 Aug 2006 01:08:24]
ツクヨミ > ぅ…ぐ……っ。 ( 身体がびりびり痺れて、先日殴られたように頭がグワングワンと揺れているようで変な耳鳴りも鳴り響く。 痛いという感覚が少しだけ麻痺しているのが唯一の救いかもしれないが、このままではやられてしまう。 どうにかしなければ何もしないまま終わってしまう。 結局戦うのは避けられないのだろうか…。) などと……まよ、て…いる…暇は…無い……のぉ…。 ( 自嘲気味な笑みを浮かべて、傷ついた身体に鞭打って、深呼吸一つ、そして一気に神力を開放した。 ) はぁああぁあああ! ( 年ぶりくらいだろうか…この感覚に包まれるのは。 今まで入らなかった力が身体全体に満ちる感覚。 髪の色は白銀に変わり、服装も黒のドレスへと変わる。 瞳の色は、ヴァイオレートに注がれた血の影響か、真紅のものだった。 首にかかっている宝石を剣へと変えて、ガラガラと音を立てて室内から身を出し少女の正面に立とうと― ) [Thu 24 Aug 2006 00:58:17]
ヴァレリア > 【Next bullet charge...waiting for instructions.(次弾、チャージ。指示を待ちます。)】  ( 遮蔽物がそれなりにあった。 時間がかかる魔法だけに威力は必殺のものだが、出てこないのならもう一撃射ち込んでトドメを刺すべきだろう。 魔力のスチームを排出した後、再度詠唱を繰り返し、金きり音を上げる。 マスターは肩で息をしながらひとつ息を呑み、同じくその場で詠唱を再会している。 この距離がベストなのだ。 並みの人間なら10mの距離を縮める間にもう一撃の余裕はある。 ヴァレリア詠唱残り1ターン。 ヘキサ詠唱残り2ターン。 ) 【Miss Tukuyomi. War is a hard business.(ミス・ツクヨミ。戦いは非情です。)】 [Thu 24 Aug 2006 00:49:16]
ツクヨミ > なっ!? ( 物陰に身を潜めてこれなら少しは大丈夫…なんて少し軽い気持ちだったかもしれない。 すさまじい轟音とともに、いきなり電撃が室内を蹂躙し始めたのだ。 部屋の壁はもちろん、残っていたボロボロの家具なども吹き飛ばす電撃。 まともに受けたらただでは済みそうにない―) っ!!? ( そんな考えを浮かべた瞬間、暴れまわる電撃の一つが自分に向かって伸びてきた。 回避だと言う言葉が頭に流れたが、逃げ場の無い場所に自分を追い込んだ所為でそれは敵わず―) うああぁあぁああぁ!!? ( 直撃を受けてしまい、そのままの勢いで壁にまで吹き飛んだ。 ) [Thu 24 Aug 2006 00:40:48]
ヴァレリア > ( 部屋の内装など気にも留めず射ち込んだ。 室内に無差別に散らばる電撃は、屋外に比べて更に出鱈目に暴れまわるだろう。 ) [Thu 24 Aug 2006 00:33:26]
ヴァレリア > T(Thunder).VVolt.SSprender S H O T(雷光爆散弾)】 [Thu 24 Aug 2006 00:31:58]
ヴァレリア > 【Code:Valeria power, normal. Go.(ヴァレリア、出力異常なし。行きます。) A little impact happens. Attention please.(少々揺れますのでご注意下さい。)】 ( いつもどおりの定型アナウンスをする頃、マスターの詠唱が終わった。 二又の先端辺りに電光がばちばちと音を立て始め――――。 未だ目標の逃げ込んだ部屋との距離は10m近くあるが。 ) [Thu 24 Aug 2006 00:31:02]
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