フリースペースF3 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ヴィヴィアン@海さんが帰りました。 『 身を低く、まるで水切りの石のように速度を上げ、滑走す 』 [Sat 16 Oct 2010 21:27:02]
◆ヴィヴィアン@海 > ( けれど、下手に飛行できる者が来なくて正解だった気もする。一帯に立ち込める噴煙と刺激臭によって墜落の危険性がある。 陸からは大分離れているし、墜落したら溺死するんじゃないだろうか―― 真っ暗な海を見下ろし、そこに沈む青白い仲間の遺体を思い浮かべ、ぞっとする。 すると、途端に不安になってきた。 真っ暗な海はまるで底なしの穴のようだ―― 暗い暗い底から真っ暗な手が伸びてきて、足首を掴み引き擦り込むのではないか。 海の匂いは海中で死んだ生き物の死臭だと言う。 海は死に近い。 こんなにも広く広がっていて、陸よりも広いというのに、得体が知れない。 その底は人知の及ばない死の領域なのではないか―― ) ・・・ らしくないわね。 ( ふっと暗い水面に吸い込まれそうになりそうな感覚を舌打ちとともに振り切り、最後の試験管に海水を採取し、海面を蹴り、灯台の灯りを目指し、海面を滑る。 嫌な想像は暖かい風呂に入って、お酒でも飲んで忘れてしまおう。 また、嫌な夢を見そうだ。 ) [Sat 16 Oct 2010 21:25:48]
◆ヴィヴィアン@海 > ( さすがに噴煙に近い海水に異物が混ざるような場所からは生き物は避難しているのか、サンプルの採取は順調。 支障は降り続く雨により体温を奪われている事と、暗さと空気の悪さ。 湾岸警備隊も休憩に入っているのか、周囲を警戒はしていても動く気配がない。 ) 硫黄臭い・・・ 取れなかったら嫌だわ。( まだ纏まりに欠けるラングフォードP.W.M.Cの若手メンバーに、チームとしてうまくやっていきましょ、と言った手前引き受けたヘルプだが、思ったより大変。 対価あり、なのでまだマシだが、硫黄臭が2〜3日取れないようだったら対価を吊り上げなきゃならない。 ) お茶くらいじゃ済まないかもね。( 香水の一本でも買わせようかと画策しつつ、再度大きく噴煙を迂回―― 先ほど採取した位置から100mほど離れた位置で再びサンプルを採取する。 ) [Sat 16 Oct 2010 21:10:00]
◆ヴィヴィアン@海 > ( ランドマークとして複数設けられた灯台との位置関係により、現在位置を把握しているが、この天候によって正確には判らない。 まあ、出来るだけ近い位置で場所を変え、複数採取する事にしよう。 シーナイトは調査を切り上げた様だ。 まあ、この悪天候と、海底から噴き上げる火山灰で汚染された海では思う様にはいくまいが―― )( ゴテゴテと不恰好な海中装備を来た彼等が乗船するのを遠目に眺めながら海上を滑り、船を大きく迂回しながら噴煙に近づけば近づくほど硫黄匂と煙の濃度が酷くなる。 海底火山特有の水蒸気爆発の可能性もあり、欲張って余り近づくと危険か―― ) まず、一つ目。 ( 海水の色が変わり、火山から吐き出された鉱物と混ざり合った海水が広がる辺りに到着、凡その位置を確認し、腕を海中に差し入れ、試験管に海水を採取する。 ルキアはこれに魔法的要素がないか調べるとの事だが、この雨が影響を与えないだろうか。 ) [Sat 16 Oct 2010 20:50:46]
◆ヴィヴィアン@海 > ( 揺れる波間を"踏み"、ぐっと前へと蹴りだせば 靴底がすぅーっと海上を滑る。 歩法の合わせ技により、海上を、まるで氷上のようにスケーティングする事を可能としたのである。 もし、何かあっても逃げる事ができるだろう。 しかし、迷彩と歩法2種、三重の術の使用により魔術コストは使い切り、これ以上の魔術使用は不可能だ。 もし、襲われるような事があったら応戦する事は考えない方が良い ) さてと、どうか見つかりませんように―― ( 見つかっても逃げ切る自信はあるが、あまり足場のコンディションは良くない。 イルカの場合でいえば、最高時速50km/hほどで泳ぐ事ができるようだが、ウォータリアンはどの程度のものだろうか。 まあ、襲われたら襲われたとき、と海上をスケーティングし、移動を開始する。 今回の目的は、火山に近いこの海域に定められた幾つかのポイントで海水を採取する事。 ) ルキアも無茶なプランを立てるわよね。 自分じゃ飛べない癖に何個ポイントつくるんだか―― ( ポイントはいくつかあり、すでに幾つか採取済み。 長居をしても得はないから、さっさと回る事にしよう ) [Sat 16 Oct 2010 20:37:34]
◆ヴィヴィアン@海 > ( 無論、そんな危険な状況に何の準備もせずに居る訳ではなく、魔術による迷彩を施している。 迷彩は己に注意を向ける者の感覚器に作用し、注意を阻害し、見えている筈なのに「見過ごしてしまう」ように作用する。 術の発展により光を屈折させ、見えなくする事も出来るのだが、現在の力量では併用は難しい。 ) ( そうしているうちに幾人かのシーナイトが船上よりダイブし、噴煙の方向へ向かっていく。 ) そうね、囮になってもらいましょうか。 ( ダイブが途切れた事を確認して、すっと水の上に立ち上がり ボディラインを強調するようなポーズから太ももから胸元までを撫で上げた後、水の上、足を繰り出し、空間をかき混ぜる様に腕を滑らせしなやかに舞う。 ヒールが海上を跳ねる度に淡く光り―― ) Let's play. Skaters Waltz ( カッ!と両手を頭の上に組んでスタイリッシュポーズ。 魔術が発動する。 魔女の歩法1(摩擦抵抗を無視して滑走する程度の能力) コスト消費1(0/3) ) [Sat 16 Oct 2010 20:26:12]
◆ヴィヴィアン@海 > ( 海上に蹲る影。 驚くべきことに、それは人であった。 その人影は闇に溶け込むような暗色のキャットスーツを着て、身を伏せるように海上に膝を付いているのであった。 そう、水の上で。 ) ( その人物はラングフォードP.W.M.Cに所属する魔女、ヴィヴィアン。 彼女の魔術は、中空以外のあらゆる場所を歩く事を可能とするのであった。 ) しっかし、この雨 どうにかならないかしら―― ( 月明かりを遮る雲は厚く、立ち上る噴煙がさらに闇を濃くしている。 魔力の源であり、魔術の媒体でもある自慢の髪はぺたりと張り付き、重く圧し掛かる。 本当ならば月夜の晩を選びたかったが、ここ最近の雨続き。致し方なく海に出た訳だ ) まあ、匂いも物音も消してくれるか。 ( 注意を払うべきは湾岸警備隊のみならず、海底火山の噴火で活動を活発にしている海の生き物も危険となり得る。 ここはもはや彼等のテリトリーであり、自分は孤立無援の状態。 ) [Sat 16 Oct 2010 20:10:04]
◆ヴィヴィアン@海 > ( 日が落ちた海に大粒の雨が降り注ぐ、近海とはいえ、夜の帳が下りた海上からは、陸はもう灯りとしてしか視認できない。 方向感覚は灯台の明かりが頼りだ。 ここ数週間の間、地震とそれによる津波を発端にした不穏に、船を出すものは居ない―― 筈だが、海上に点る灯り。 掲げられた旗は――。 ) 湾岸警備隊か・・・ 上手い事切り抜けたと思ったのに。 ( 湾岸警備隊の船から100メートルほど離れた地点、暗闇の中、目を凝らして旗を視認した海上の影が舌打ちを漏らす。 ) [Sat 16 Oct 2010 19:52:05]
お知らせ > ヴィヴィアンさんが入室されました。 『 ヴェイトス市近海、海上―― 』 [Sat 16 Oct 2010 19:48:32]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが帰りました。 『...To Be Continued⇒???』 [Tue 14 Sep 2010 20:41:00]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( エリシャ・ハミルトン 地下6階進行度507/450 6階地図、完成 ) [Tue 14 Sep 2010 20:40:36]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ――――さて。 ( そろそろやる事は済んだか。 再び休憩室に使っていた鍵の壊れた独房の中、走り書きだった地図を整理しながら簡単な食事を終え、荷物を纏めて立ち上がる。 帰ったら新しい靴でも買おうか? 結構歩きまわってボロくなってきた気がする。 思い切っていいものを買おう。 今回割とよく働いたよ私。 毎度のことながら誰も見て無い所で。 ) [Tue 14 Sep 2010 20:35:18]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( このブロックはほぼ中央やや南側に位置している。 エレベーターにも近く、地図を作る上で目印になっている辺りだ。 何度も通っている所為か、妙な愛着も無くはない。 件の男はあれから何度か覗きこんで声をかけたが、やっぱり返事を返さなかった。 外に連れ出すのが正しいのか私には分からない。 ただ、そういう人物がいると言う事だけを地図に示しておこう。 ) ( この辺りに来ると時折何処かから小さな物音がする事がある。 喋らない男はそもそも殆ど動く気配もないし、他に誰かこのフロアーの住人が居るのかもしれない。 ) [Tue 14 Sep 2010 20:13:55]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( あれから大きな変化も無く、静かに着々と地図の細部を埋める作業が続いている。 基本的に終始一貫して右手側の壁伝いに歩いていたが、それだとどうしても進入できない部分が幾らか残っていたようだ。 そういう何でもない細部を幾つか埋めた後、最初にこのフロアに辿り着いた時に仮宿として利用した、「独房の並ぶ通路」に戻って来た。 南北に真っ直ぐ続く通路の左右には4つづつ8の青銅の扉が並び、両目の間隔程度の小さな小窓が付いている。 南側一番手前の部屋は鍵が壊れていて寝床に利用した部屋。 右側二番目の部屋には全身鎧を着た屍が転がっている。 一番北側の左側の扉には一言も口を利かない痩せた男が居る筈だ。 部屋には全て、ベッドと机とトイレが1つづつある。 ) [Tue 14 Sep 2010 20:08:25]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 地下6階は静まり返っている。 しばらく前にエレベーターの起動する水圧動力の動く音がしたが、特に誰かが現れるような気配はない。 帰りはこのエレベーターを使って5階まで上がってみようか。 まだもう少しだけ地図の空白を埋める作業をしてから帰るつもりだが、そろそろ体力的にも期限的にも終わりが近付いている。 ) [Tue 14 Sep 2010 19:58:55][69]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが来ました。 『地下迷宮6階]T』 [Tue 14 Sep 2010 19:44:04]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが帰りました。 『...To Be Continued⇒地下迷宮6階]T』 [Sat 11 Sep 2010 20:42:23]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( エリシャ・ハミルトン 地下6階進行度438/450 ) [Sat 11 Sep 2010 20:41:50]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 今回の地図は自分用にも複写しておこう。 いずれ8階以下に潜る機会もあるかもしれない。 終わってみれば、迷宮そのものの正体はまるでわからないし、むしろ此処まで降りて来て余計に不思議な場所だと思える。 この様子からして―――8階以下にはもっと大規模な、居住空間があるんじゃないかという推測も出来る。 それこそ、小さな街くらいの。 上層はただそれを覆い隠す為にあるんじゃないかと。 無機質に死んだような5階までに比べて、この区画はどうも機能が生きている感じだ。 無人の廃墟にただ老人が住み着いただけにしては。 ) [Sat 11 Sep 2010 20:28:58]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 長く暗い廊下を抜けて、等間隔に灯りの灯る通路に出る。 相変わらず何処か遠くで誰かが歩いているような足音や、何か硬質の異音が聞こえている。 灯りが延々と灯り続けているんだ。 誰か居るんだろう。 今回の件とは全く無関係の誰かかもしれない。 ―――そういえば、地図はまだ完全に埋まっていない。 僅かに残ったスペースを埋めるくらいの事はしてから帰っても良いか。 完成度が今回の報酬になるんだから。 ) ( 私はエレベーターから辿って来た道を脇に逸れて、未開の道へと踏み込む事にした。 ) [Sat 11 Sep 2010 20:18:56]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( ポシェットの中のルビーの事は誰にも言わない。 少し注意力か知識のある人間が見たら何かに気付いてしまうかもしれないし、やっぱり早めに処分してしまうべきか。 忌わしい経緯で生まれた物だけど、でも物は物だ。 ルビーに善悪は無い。 作為するのはいつも人間だ。 扱う人間が素晴らしい利用法さえ考えられるなら、こんな物でも何か支払った対価に適うような力を発揮するかもしれない。 とりあえず結論を急ぐのはよそう。 もしもの事が私にあったとしてもそうそう見つからないような隠し場所を考えないといけないかもしれない。 ) [Sat 11 Sep 2010 20:14:16]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 思いのほか穏やかな気分で帰り支度を始める。 ある程度何か、しこりの残るような顛末を覚悟していたからだろうか。 地上に戻ったら6階での事をどう皆に説明しようか少し考えるけれど―――最悪その辺、しらばっくれて逃げちゃおうかとも思う。 老人の事は有耶無耶で、ただ依頼された通り地図が完成して、無用な争い事は起こらず、事実は隠蔽される。 別にそれでも構わないんじゃないか。 何だか私の旅はいつも最後そんな感じで、世間に評価されるような大きな実績にならないんだけど。 ほら、巷で英雄とか呼ばれるような人達みたいには。 与り知らぬ所で勝手な期待をされるのは好きじゃないし、別にいいか。 ) [Sat 11 Sep 2010 20:07:04][5]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが入室されました。 『Anecdote.地下迷宮6階]』 [Sat 11 Sep 2010 20:00:46]
お知らせ > ヒューさんが帰りました。 『 さて、少し休んだら引き払う用意でもするか。 』 [Thu 9 Sep 2010 23:52:56]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが帰りました。 『...To Be Continued⇒地下迷宮6階]』 [Thu 9 Sep 2010 23:51:49]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 実はまだもう少しだけ、後日談が残っているようだ。 それはまた、次回。 ) [Thu 9 Sep 2010 23:51:12]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( エリシャ・ハミルトン 地下6階進行度433/450 ) [Thu 9 Sep 2010 23:50:38]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( あ、そうそう。 ) [Thu 9 Sep 2010 23:50:29]
◆ヒュー > 下はここ以上の危険に満ち溢れておるじゃろうからの。わしもそう考えて、あまり深くには根城を構えなかったのじゃ。 ( 深いほうが守りも堅いのだろうが、落ち着いて研究できないし。 ) ふ、ふ、ふ、ご忠告ありがとう。 ( それならデジマとやらに行ってみるか。暫く温泉にでも浸かってゆっくりするのが良いかもしれない。 ) そうそう、わしが折った張本人じゃ。ははは、それは悪いことをしたのう。まあ、その謝罪の意味も篭めて受け取ってやってくれ。割と役に立つと思うぞ? ( そうして如意棒なる棒を手渡した。 ) ――うむ。機会があったらまた会おう。この島は思いのほか狭いし、わしも思いのほか長生きじゃ。いずれ会うこともあるじゃろ。その時は「おじいちゃん」と呼ぶのじゃぞ。 ( さっきは爺ちゃんと読んでくれたが、おがついてないとやっぱり寂しい。 ) それじゃあ、達者での。 ( 最後に振り返るエリシャに向かって、老人はひらりと手を振り、頭上の烏がかぁ、と鳴いた。 ) [Thu 9 Sep 2010 23:49:05]
◆ヒュー > ( 如意棒。棒の片側に金属の装飾が施された1m程の赤い棒。触れた感触は木の棒のようだが、金属のもののように硬い。「伸びろ・縮め」という言葉に反応して1m〜5mまで自在に伸び縮みさせることができる。また、伸びた状態を永続的に保つことが出来る。破壊された場合はその効力を失う。魔術師ギルドなどに持ち込めば、18万程度で売ることが出来るだろう。 ) [Thu 9 Sep 2010 23:48:57]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 下ね…興味が無くは無いけど流石に無目的過ぎるかな。 結構疲れたし、今回はパス。 ( だいたいこの迷宮の本当の主が居たとして、何しに来たかって聞かれても困るじゃない。 別に何の用も無くっていうのも。 ) アマウラ人はガイジンに案外親切よ。 なんか珍しい物と新しい物が好きみたい。 ( 行くならデジマとかね、などと言ってそろそろ私も帰り支度を始める。 幾らか拍子抜けしつつ、まぁそれでも悪い結末でも無く―――ラスボスと戦って力ずくで片付けるなんていうのはいつもいつもじゃなくって良いかもしれない。 ) ―――よく覚えてるねぇ…っていうか、折った本人だよね。 あれ見た目より高かったんだよ本当。 ( 高級な素材で作った頑丈な棍だったのだ。 流石にあんなデカい刃物が相手じゃ真っ二つだが。 ) ( 老人が差し出したハデな棒―――以前使っていた1.5mの物より大分短い棒を手に取る。 また妙な物を作る―――使わない時は短い方が良いし、そのギミック自体は面白そうだから素直に受け取るとしようか。 弁償代わりに。 ) じゃあ行くよ。 暫くは島に居ると思うし、どっかで会う事があったらまたね。 傭兵ギルドをご利用の際は是非ともご指名宜しく? ( 面倒臭い仕事しか想像できないけど。 軽い調子で最後にまた「じゃあね」と残して入って来た扉に向かって歩き出す。 妙に生活感漂う部屋をもう一度見ておいた。 次に此処を訪れても、部屋はもぬけの殻かもしれないから。 ) [Thu 9 Sep 2010 23:41:31]
◆ヒュー > ( そして戸棚から1m程の片側に金の装飾が施された赤い棒を取り出し、戻ってきた。 ) 伝説や話の中に出てくる魔法の道具の再現というのもわしはやっておってな。これはフォーウンのスートリア教の高僧が、理想郷を求めて旅したという記録の中に出てくる「如意棒」という棒をわしが再現したものじゃ。本来ならば小指ほどの大きさから、天空まで伸びたというが―― わしの力では精々5mが良い所じゃ。木のように軽く、しなり、それでいて金属のように硬い。伸びろと言えば5mまで自在に伸び、縮めといえばもとの長さにまで戻る。お主、杖を一本なくしておったじゃろう?これを持っていくがよい。もっとも、さっきお前さんに見せた他のマジックアイテムが良いというのなら、そっちから選んでも構わんぞ。好きにすると良い。 ( どうせ引っ越すにしたって全部は持っていけないのだ。 ) [Thu 9 Sep 2010 23:22:38]
◆ヒュー > 正直な話、まさかここまで来れる奴はおらんじゃろうと甘く見ておったのじゃ。最後の最後で詰めが甘かったの…! ( 次からは気をつけて、迷宮の最後の難関らしい立ち振る舞いを見せよう。 ) まあ、もともとここはわしが全て用意した迷宮ではないがの。わしは勝手に住まわせて利用しているだけじゃ。恐らくもっと下の階層に、この迷宮を作り出した張本人が居るんじゃろうて。 ( 会ってみたい気もするが、どうせ自分と同じような偏屈爺に決まってる。会わないほうがいいか。 ) ふふふふ、はははは。ランゴバルドの奴の悔しそうな顔が目に浮かぶようじゃわい。その宝石欲しさに大金叩いてお主等に地図までつくらせたのに。いや、愉快、愉快。 ――ん、そうじゃの。ぼちぼち引越しの用意でもするとするか。 ( ぎし、と椅子から立ち上がり―― 老人はふと何かを思い出したような仕草を見せると、傍にあった棚に歩み寄った。 ) [Thu 9 Sep 2010 23:22:07]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > 6階上がった辺りまでは演出出来てたのにねぇ…。 ( てっきり最後はヴァンパイアロードでも従えて襲いかかって来るかと思ってたのに。 いやそんなの無きゃあ無いだけ良いが。 ) そだね、奴隷制度は何だか自然じゃあないね。 そのうちどっかで破綻すると思う。 ( 結局人間が人間を支配してるって現状が歪なんだろう。 自然じゃないものは最終的にはシンプルに均されて消えて行くもんだ。 それが私が生きている間かどうかは別として。 ) どうするかは後で決めるけど、とりあえず預かっとくから。 それでもうちの依頼人は此処に来るだろうし――――爺ちゃんも場所、移した方が良いかもね。 何処でだってまぁ上手い事やれるでしょ、生きてれば。 ( ネックレスになったルビーを指先でくるくると回し、腰のポーチに仕舞う。 捨ててしまっても良いし、壊しても良い。 何かもっとマシな利用価値があるならそれはそれ。 少なくとも依頼人に渡すつもりはない。 それは仕事に含まれてない、から。 ) [Thu 9 Sep 2010 23:14:47]
◆ヒュー > う、うむー…っ。マジックアイテムの出す時の演出の勉強もせんとな…。 ( 老人はこう見えて勉強熱心なのでした。 ) それがええ。この道を志し、この歳になって思うことじゃが、魔法は人が頼るべきものではない。外法も外法じゃ、精々ほんの少し力を借りるぐらいにしておいた方が良いぞ。 ( 魔術師である自分が言うべき台詞ではないのかもしれんが。 ) 最近のヴェイトスは奴隷も大事にされる風潮らしいからの。じゃが、そのうち大きな奴隷の反乱が起こるぞ。そう簡単に押さえつけられるものでは無いのじゃ。 ( そして老人は少女の成り行きを見守る。この宝石をどうするか、自分自身をどうするのか―― そして娘は宝石に手を伸ばした。宝石は一度だけ淡く光ると、エリシャの手に収まるだろう。 幾多の冒険者達の犠牲と共に途中まで作られた宝石。ここに辿りついた冒険者の手に収まるのなら、死んだ連中もいくらか浮かばれるか。 ) …ほぉ、あのアルカナを。 ( なるほど、ここまでたどり着ける訳だ。 ) [Thu 9 Sep 2010 23:00:56]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > もうね、この部屋ノックした段階で手遅れだからね? 此処に台座あっても遅いからね? 絵的に不自然だよね? ( 何故突っ込ませる。 勝手に突っ込まざるを得ないのか。 ) 話が大き過ぎるのかね――――まぁ、欲しいかって言われたらどうかなって。 元々魔法はあんまり信用してないんだよ。 ( 何だかあやふや過ぎてあんまり頼りたくない感じ。 こういう爺さんが原理とかを秘密にするから永遠にあやふやなのか。 ) そりゃ…気の遠くなる話だね。 奴隷ギルドにでも置いとけば早いかもしれないけど。 ふぅん…どうしよっかな。 ( 意地でも死守するような姿勢でもなく、此方がどうもしない限りは老人は今まで通りの生活を続ける。 然し依頼の期間が終われば依頼人は自ら足を運ぶか、人を寄越して此処に来るだろう。 その流れをほっておくのも何だか気分が悪い気がした。 ) 任されちゃうんなら任されちゃうよ? 貰ってっちゃう。 止めたって止まらないからね。 先代魔女ギルド長だって私を止められなかったんだから。 ( 魔法使いの爺さん一人くらい捻って奪うさね。 おもむろに立ち上がり、私はその宝石に手を伸ばした。 ) [Thu 9 Sep 2010 22:48:06]
◆ヒュー > ほ、ほ、ほ。そうじゃろうな。そして事実、お前さんはここまで辿りついた。今もどうにか生き延びてこの迷宮に挑んでる連中もおる。わしの研究所までたどり着けなかったにせよ、生きて帰れば奴らは勝ちじゃろうなぁ。 ( 勿論命を落としてしまった冒険者も居たが。 ) お?そうかの?もっと物々しく出せば良かったかの―― 或いは台座に飾っておくとか。まあ、魔法なんてのは総じて胡散臭いものじゃ。実際、未完成で効力の無い品物じゃからな。 ( そうして老人は愉快そうに笑う。 ) わしやランゴバルドが必死になって心血を捧げる研究の成果が、お前さんにとっては「胡散臭い」で片付いてしまう。お前さんは面白いの、何というか―― 欲が無い。無論、この宝石の効力を疑っているのかもしれんが。 ( さて、どうするかという事に話が及べば、老人はやや疲れたように肩を落とす。 ) ――このまま人の死の情念を集め続ければ、いずれこの宝石は完成する。しかし、研究の途中で気付いてしまったのじゃ。完成には途方も無い人の死が必要だということに。百万―― いや二百万―― とにかく、とてもじゃないがわしやランゴバルドが生きている内に達成できる数ではないし、仮に達成できたとしてそこまでの犠牲を払うべきなのかどうか。”これ”がここにある内はわしも死ぬまで研究を続け、罠を仕掛け、冒険者達を襲うじゃろうな。 …そして、散々お前さんがたを殺そうとしてきたわしじゃ。今更許してくれと縋りつく気もありゃせんよ。お前さんに任せる。 [Thu 9 Sep 2010 22:32:22]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 可愛い爺若干かなりキモイ。 いや置いておこう。 突っ込み所をいちいち用意しないと気が済まないのかこの爺さん。 置いておこう。 ) だいたいこういう所に来る面々は自分は死なない役だと思ってるよ。 私も含めて。 ( 馬鹿だから武器なんか持って危ない所に自発的に行くのだ。 他に幾らでもお金稼ぐ方法だって楽しい趣味だってあるだろうに、あえて、だ。 畑耕して所帯もったって良い。 適当にバイトしてギャンブルして遊び暮らしたって良い。 こんな仕事してる人間よりはまともだ。 ) …魔法って感じだけど目の前にいざポンと置かれると胡散臭いかな。 ( 永遠の命。 少し遠い位置からその宝石を眺め、感想。 ありきたりといえばありきたりで、その割に一度も完成品が出来たと言う話を聞かない代物だ。 まだ15年しか生きていない人間にはちょっと―――正しく価値を計れそうにない。 歳取ったら欲しくなるのかも。 ) で、どうしたい? 依頼で来ては居るけど私は中立。 だって依頼人の話に含まれてないもん。 「地図を作れ」以外は。 ( 最初の質問に帰結する。 回答次第で私のやるべき事は変わるだろう。 ) [Thu 9 Sep 2010 22:20:07]
◆ヒュー > ( 老人は懐に手を入れると、中からルビーのような大きな赤い宝石がついたネックレスを取り出し、それを机の上におく。だが、それはルビーではない。宝石の中で血流のようにゆっくりと赤と黒が対流し、時折赤い光を微かに放っている。 ) さて、何故ランゴバルドがわしの研究を狙ったか、じゃ。理由はこれ、この宝石じゃよ。これを身につけた者は、永遠の命を手に入れることが出来る。この赤い光は、今までこの迷宮で犠牲になった冒険者達の命の光じゃ。彼らが命を落とす際に発せられる情念が固まって出来た。彼らの犠牲によってこの宝石の魔力は保たれている。…じゃが、未完成。 ( ふう、と吐息を一つ。 ) ランゴバルドはこの宝石を狙っていたのじゃ。これが人間の死を材料にして作られておることも、まだ未完成だということも知っておるじゃろうな。案外、お前さん方がここで命を落としても、宝石の完成に繋がる――ぐらいまで考えておったかもしれん。ランゴバルドとはそういう男じゃ。 [Thu 9 Sep 2010 22:07:39]
◆ヒュー > そうなんじゃよ。わしもランゴバルドの奴が邪魔さえしなければ、文化的な街中でゆっくり研究できたものを。 ( 人の情念は街にも多く溢れているものだ。ここを研究の場所に選んだのはランゴバルドから研究を守るのは勿論、人の死が多く集められる場所だからだ。 ) なんじゃ、連れないのう。まあ良いわ。 ( 爺のクセに可愛らしく唇を尖がらせた。 ) ほ、ほ、ほ、ほ。まあそこはほれ、研究に執着した狂った魔術師が考えそうな事ということで。な? ( 自分で自覚があり、悪びれる様子も無いのが最早救いようが無い。 ) それに、こんなところまでやってくるお前さん達じゃ。ある程度危険や死は覚悟しておるのじゃろう? ( だからと言って殺してよいことにはならないだろうが。 ) [Thu 9 Sep 2010 22:07:12]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > 人里離れた所に住んでる時点でそれを期待するのは無茶だという話だと思うよ。 ( もういっそアマウラなりフォーウンなりにでも住めば良いのだ。 どうしても此処に居る必要があるなら、街と往復したって良い。 たまに来てマジックアイテムを売りに来る魔法使いの老人。 一応絵にはなるんじゃあ。 ) 譲歩してもじじ…爺さん止まり。 ( どんだけ寂しん坊なんだと内心呆れつつとりあえず流す。 流せた? 流す。 あんまり詳しくない魔法の話だが、辛うじてイメージは出来なくもない。 あの芸術的に不味いパサパサしつつも粘り気があり且つ口の中に張り付いて水が無いと食べたく無いたんぱく質の塊みたいな保存食は本当、どうにかして欲しい。 いや脱線だ。 ) はぁ…最後で唐突に駄目じゃん! 其処は避けようよ。 それ以外の方向で考えようよ。 ( ああ、これ。この、其処だけすとんと常識の欠落する感。 最初に烏と遭遇した時の口ぶりからしてこんな感じだった。 何となく人物像が見えてきたけど、救いの無い話になりそうでもある。 憂鬱だ。 ) [Thu 9 Sep 2010 21:54:22]
◆ヒュー > ――お前さんはマジックアイテムと呼ばれるものが、どうやって作られるか知っておるか?魔術師本人が魔力を篭めたり、或いは悪魔との契約で能力を篭めたりするのが一般的かの。じゃが、魔術師の力が弱ければ大した効果は付与できんし、悪魔との契約にはリスクが付き物じゃ。 わしが研究しておったのは、人が発する情念を蓄積、具現化し、それを道具に付与することで能力を持たせるというものじゃ。それならば魔術師の魔力に左右されないし、悪魔と煩わしい契約を交わす必要もない。さっき見せた「グルメの缶詰」なんかは、旅先で不味い保存食しか喰えない冒険者の念を少しずつ集めてつくったのじゃ。 ( ひひひひ、と笑うのは、似たような思いを目の前の小娘がしていたからだ。 ) そしてその情念というのは、人が命を落とす際に最も強く発せられる。わしがお主等の命を付けねらうような罠をけしかけたのは、それが理由じゃ。 ( とんでもない理由であったが、老人は悪びれる様子も無く語る。 ) [Thu 9 Sep 2010 21:46:22]
◆ヒュー > そいつらがここまで来ればくれてやっても良いんじゃが―― マジックアイテムを作り出したのは良いが、それを評価して使ってくれる奴が誰も居ないんじゃつまらんからの。かといって、ほいほいと簡単にくれてやるのも惜しい。 ( 未開の地を踏破したり、まだ誰も発見していないような遺跡を見つけたりするのは、そういうどこか麻痺した旅人達だ。 ) うむ――では順番に、まずわしの研究から話すとしようか。 ( エリシャが椅子を置きなおすのも気にしないまま、手を組んで語りだす。自分が最終的にどうしたいのかは最後に語ることになろうか。 ) …あ、そうそう園前に。ヒューさんではなく、「おじいちゃん」って呼んでも良いぞ。 ( 話の脱線が多そうな老人だった。 ) [Thu 9 Sep 2010 21:45:14]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > そういうのはまだ上の方に色々居るんじゃないかなぁ。 同じ所調べてもしょうがないから下層を担当してるけど。 一人落っこちてきたし。 ( 同じ所を調べても無駄だから真っ先に下を目指す、という発想自体が何処か危機感が麻痺しているのか、そういう感覚が普通とズレている事に気付かないのか、まぁ、普通はこんな若い娘が一人でこんな所には来ない。 いつの頃からか単体で旅が出来るようなスキルと装備を整えるような癖がついてしまったというのもあるが。 集団行動は苦手だ。 ) 同名は珍しいけどまぁ今はとりあえず置いといて…うん、どうでもいい。 そーね、そういう話は聞いておきたいし、結局の所お爺…ヒューさんがどうしたいのかっていう話よ。 私は手荒な事をしないで良いのかなっていうのも含めて。 ( 一旦椅子の様子を見て、一度その椅子を持ち上げてから少し斜め後ろに離れるように置き直して座る。 まだ信用しきってるわけでもないし、最初から用意された場所に促されて座るのも間抜けだ。 彼の今までの言動もある。 ) [Thu 9 Sep 2010 21:35:12]
◆ヒュー > ふぬぅ、お主は身軽じゃからのぉ。重い剣は扱いにくいか。こんなことならもっとお前さんにぴったりの魔法の道具を作っておくべきじゃったわい。ここに来る奴がいるとしたら屈強のファイターみたいな奴じゃろうと思っておったからの。 ( まさかこんな線の細っこい小娘さんが来るとは想像していなかった。 ) エリシャ、エリシャか。良い名前じゃのー、わしが子供のころ隣に住んでいた綺麗なお姉さんがエリシャと言ってわしの初恋の人じゃったんじゃが、村のパン屋の息子と結婚を―― まあ、こんな話しはどうでもいいか。 ( 年寄りの青春話は長いと決まっている。 ) どこから…か。とりあえず、わしの研究のことやランゴバルドが何故わしの研究を狙ったか…お前さんとしては、そこら辺が気になるかのう。 ( 杖を突いたままもう少し部屋の奥に進む。そこには小さなテーブルに椅子が二つ用意してあり、老人はその片方に腰掛ける。そして、あなたにもう一つの椅子を勧めるだろう。 ) [Thu 9 Sep 2010 21:24:45]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 依頼人とこの老人、どっちが正しいかというのは保留してきた。 殺されかけた事で幾らか傾いていたものの。 こうして直接会ってみるまであまり先入観を持ち過ぎないようにしてきたけれど―――。 ) 退魔は魅力的だけど重たい武器はちょっと―――っていうか、うん、そう、自己紹介とか。 ( 実際は大剣くらい何とか振りまわせる程度の腕力はあるが、根本的な戦闘スタイルとして動きまわって一撃放り込むっていうタイプだし、引き摺るような武器は駄目だ。 それで、弓、棒、ナイフなのだ。 いや、くれるとかそういう話は後回し、と。 ) ――――あ、名乗って無いや。 ( 色々思い出したけどやっぱり一度も自己紹介するようなタイミングは無かった筈。 ) エリシャ・ハミルトン。 比較的普通の傭兵で幾らか不思議な種族。 お招き頂いて光栄です? どっから話そうか。 ( 本当、どっから話そうか。 ) [Thu 9 Sep 2010 21:17:23]
◆ヒュー > わしこそが世紀の大魔術師、ヒュー・ロナルスじゃ!おぬしが来るのを待って追ったぞ、ええと―――… お前さんの名前はなんじゃったかの? ( 何度か使い魔越しに話しかけたり、或いは監視したりしていたのに名前のほうをすっぱり忘れていた。 ) [Thu 9 Sep 2010 21:06:56]
◆最後の扉 > ( まさしく男の反応は、孫の顔を見たお爺さんのそれだろう。老人は左右に並ぶガラクタの山の中に手を突っ込むと、それをエリシャに突きつけながら言った。 ) 一食分の食事を腐らせずに持ち歩くことが出来る「グルメの缶詰」はどうじゃ?或いは純銀で出来たアンデッドを打ち払う効果がある「退魔のバスタードソード」がいいかのう?地面に立ててから倒せば必ず北に向かって倒れる「旅人の杖」なんてのもあるぞ。 ( 老人は自己紹介もしないまま、次々に―― マジックアイテムらしいものを見せる。 ) どれか一つ持っていってもよいぞ!これがわしの研究じゃからな! ――おっと、わしとしたことがまだ名前を名乗っておらんかったわい。 ( えふん、と咳払いをする。頭上で止まり木に止まった烏がかぁ、と鳴いた。 ) [Thu 9 Sep 2010 21:06:42]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( なにこの孫が来るのを待ってた爺さん的なリアクション。 思わず一連のアクションに緊張感を殺がれるわ軽くイメージ狂うわ、訝しげな顔で室内を見渡した。 だってこれがあのあからさまな殺す気全開罠――ガスが噴き出す個室とか、回転するデッカイ円盤とかを仕掛けて様子を見てるような人間だっていうんだから。 ) ―――お邪魔するけどさ。 変な感じ。 ( 思った通りの事を言って、室内に1歩2歩と踏み込む。 魔法の事とかはまるでわからないけど、理解出来る話が聞けるだろうか。 そも、話しで終わるかっていう。 ) [Thu 9 Sep 2010 21:00:31]
◆最後の扉 > ( あなたがノックをすると、中からどたばたという音が聞こえてくる。どさどさっ、と何かが崩れる音も。慌しく杖を突いて歩いてくる音も。 そしてがちゃりと鍵が開くと、中から背の低い――とはいっても、あなたと同じぐらいだが。背の低い、頭に僅かな白い産毛のような毛髪を残した、鼻の頭の横に大きなほくろのある老人が顔を覗かせた。そうしてあなたの顔を見ると、にかっと抜けの多い歯を見せ、扉を大きく開いた。 ) ようこそ、ようこそ。わしの研究室へ。待っておったぞ。ひょっとしたら直前で気が変わって帰っちまったのかと思ったわい。さあさあ、入りなさい。 ( 扉を開けば、その向こうは色んなガラクタを左右に積み上げた整理されていない手狭な研究室だった。羊皮紙の山が一束崩れ落ちて地面に転がっている。さっき聞こえた何かの崩れるような音はこいつが正体のようだ。今のところ、急に襲い掛かったり何かの罠に仕掛けようという素振りはない。 ) [Thu 9 Sep 2010 20:53:23]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( エリシャ.8 とりあえず到着 扉の横の壁にそう書いてから荷物を纏め、一息。 拍子抜けといえばそうだし、何事も無くて良かった…って程でも無いか。 それ以前に色々あったし。 最後の抵抗みたいなものがあるか、もっと自慢げな金ピカの大扉でも待っているかと思っていたけど。 ) ハロー、もしもし? 夜分遅く申し訳ないけど。 ( バーン ワー! みたいな感じで飛びこんでしっちゃかめっちゃかにしたって良かったけど、会話が通じる相手(かなぁ)だ。 此処に来る事だって知っているだろうし、こっちから喧嘩腰になる必要も無い。 ごく普通の人の家を訪ねる感じで扉をノックした。 ) [Thu 9 Sep 2010 20:40:45]
◆最後の扉 > ( 突き当たりにある大きな木作りの扉だ。それ程古くはなく、よく使われているようにも見える。耳を澄ませばその扉の向こうからぶつぶつと囁く男の声が聞こえてくるだろう。かぁ、という烏の鳴き声も。 ) [Thu 9 Sep 2010 20:34:53]
お知らせ > 最後の扉さんが来ました。 『 その通路の奥に見えてくる。 』 [Thu 9 Sep 2010 20:30:17]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 若し後から誰か味方が来るとしてもこのサインが有用になるかもしれない。 私が此処を歩いたという印でもあるし、少なくともこれを書くくらいの余裕がある状況が続くという想像もできるだろう。 6階まで降りてくる人が居れば、の話だけど。 此処に来ている全員を把握はしてないけど、どうも上層探索が主流のようだし。 ) ( サインが「エリシャ.7」まで進んだ。 等間隔には描いていない。 ある程度何事も無く進んだな、と思ったら書いている。 ついでだから7の横に「此処まで特に変化なし」と書いておこう。 この先も少しずつコメントを挟もうか。 ) [Thu 9 Sep 2010 20:25:41]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( ある程度の距離を進む度に壁にサインを書く。 自分の書いた物だと分かるように、名前の横に番号を振って。 エリシャ.1 エリシャ.2 エリシャ3 といった具合に。 こういう単調で長い通路というのは感覚を麻痺させるもので、実際は少しずつ少しずつ曲がっているとか下っているとか、実は道幅が一定していないとか、そういう地味な錯視を仕込んで地図を狂わせるっていうトラップもある。 実は既に8階だったり、埋めたと思っていた地図が間違ってて本当は隠された空白が途中にあるとか。 道幅は今、両手を広げて片手に矢を一本持っても少し左右に余裕があるくらい。 幅2m強って所だ。 松明の間隔がズレている。 少しずつ少しずつ、間隔が広くなっているようだ。 あれをブロックの目印にすると目測が狂うだろう。 ) [Thu 9 Sep 2010 20:17:25]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 思っていたよりも長く、色んな事の起こる冒険だったと思う。 この狭い島であちこち渡り歩いてそれなりに多くの経験をしてきたが、まだ未知の経験があるものだと。 ―――まるでもう終わった後の様な言葉だ。 でも大抵、終わり間際の気分というのはこういう感じだと思う。 8月の終わりぎわとか、祭りの終わりぎわとか、小説の最後の数十ページとか。 気を緩める気は無い。 ただ、しっかりやる事を終わらせてもやもやしたものを残さずに帰りたいだけだ。 ) [Thu 9 Sep 2010 20:02:52]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( ――――地下6階は静まり返っている。 真っ直ぐに北に向かって続く長い通路はそれまでに比べて少し肌寒く、静かだった。 天井が高く、ただ寒々とした廊下が延々と続き、6階中心エリア全体に等間隔にかかっていた壁の灯りの数が減ってきている。 久し振りの薄暗さに、此処が地下深い場所だと言う事を再認させられた。 何処となく漂う雰囲気に、探索は遠からず終わりだという予感がする。 ) [Thu 9 Sep 2010 19:58:03][34]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが来ました。 『地下迷宮6階\』 [Thu 9 Sep 2010 19:43:52]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが帰りました。 『...To Be Continued⇒地下迷宮6階\』 [Tue 7 Sep 2010 23:02:32]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( エリシャ・ハミルトン 地下6階進行度399/450 ) [Tue 7 Sep 2010 23:01:56]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 老人に遭遇して、自分はどうするだろう? そりゃあ出来れば手荒な事はしたくない。 誰に非があるのかも不明瞭な状態で、相手は爺さんで、人を殴るなんていうのは結構気分の悪い事で。 相手に此方に対する殺意と悪意がある事は明白だし、此方の意図は確実に伝えてある。 それでも尚、というのなら――――或いは仕方が無い事なのかもしれない。 最後に決断する時躊躇わないよう、今から覚悟だけは決めておこうと思う。 ) [Tue 7 Sep 2010 22:55:17]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 歩いて普通に探索できそうなスペースは粗方片付いている。 日付の感覚が大分麻痺しているけれどそろそろ期日も近いだろうし、長らく不健康な生活が続いていて体力的にもそろそろ終わりにしたい所だ。 ―――終わりらしい終わりがちゃんとあるかどうかわからないけれど。 地図を埋め尽くすと言う事は、結局最終的に必ずあの老人と遭遇し、何らかの決着があるという事になるだろう。 勿論、土壇場で老人がこのフロアーを捨てて何処かに姿を晦ますという可能性だってある。 8階以下や、迷宮の外、逃げる事を選択しさえすれば何処にでも。 ) [Tue 7 Sep 2010 22:44:48]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 遠くで複数の異音が聞こえてくる現状には幾らか馴れてきている。 既に此処には少なくとも老魔術師が一人住んでいて、此方を監視しているというのが分かっているし、常に灯されている灯りの事も考えれば、最早誰の気配もない地下洞窟であるという方が不自然だ。 この区画は居住区のように幾らか快適に整備されて、実際に利用されている。 ) [Tue 7 Sep 2010 22:25:42]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 地下6階は定期的な異音を響かせている。 廊下には灯りが等間隔に灯り、何処か遠くで何か硬質な足音の様なものや、囁くような声や、歯車が軋むような音が聞こえている。 この区画は一旦地下7階に降りてから、昇降機を利用する事によって移動してきた。 昇降機は起動状態を保ち、5階から8階までを移動できるようになっている。 5階のどのあたりに出るかは知らないが、帰りはそこを通れたら楽に移動できそうだ。 ) [Tue 7 Sep 2010 22:19:23][96]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが入室されました。 『地下迷宮6階[』 [Tue 7 Sep 2010 22:11:48]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮6階さんが帰りました。 『地下迷宮6階進行度 18/400』 [Tue 7 Sep 2010 01:50:04]
◆マドゥー@地下迷宮6階 > (烏が飛び去るのを確認すれば軽く黙祷をささげ其の場を後にする。もっとも、地図作成の方は芳しくなかったようだが…) [Tue 7 Sep 2010 01:49:24]
お知らせ > 大男さんが退室されました。 『 勝利の証として、戦闘経験ポイント★6をどうぞ。 』 [Tue 7 Sep 2010 01:45:52]
◆大男 > ――ほほう…。 ( やはり、この階までやってくる連中は一筋縄では行かないようだ。老人は感嘆の声を漏らす。 ) わしの自信作だったのじゃが、中々やりおるのう。 ――ひとまずは障害を切り抜けたのじゃ、お前がこの階を探して回るのを、今のわしに止めることはできまいて。ふふふ… まあ、精々頑張ることじゃ。油断をすれば、おぬしもそこで倒れている大男のようになってしまうかもしれんからの…。 ( そう言うと、烏は一度部屋の中をぐるりと旋回し、奥へと消えていった。 そうしてあなたは、迫り来る危機を乗り越えたのだった。 ) [Tue 7 Sep 2010 01:45:27]
◆マドゥー@地下迷宮6階 > (ずん…男の頭にのしかかるような体勢のまま、男の身体が倒れると同時に自身も地に足がつく)………(この男は元より老人に改造された実験生物だったのだろうか?それとも元は優れた戦士だったのだろうか?いずれにせよ戦い終えた者同士の感慨を感じつつ、ずりゅっと倒れた男の頭から刃を抜き放った。)これほどの戦士をお主の様な者に相対させられたのは癪だが………まぁ、これもめぐり合わせと言うものか。感謝するぞ…(そして血糊で濡れた刃を倒れた大男の衣服で拭い去れば、不敵な笑みを烏に向けよう。)で…俺はこのままこの階の探索を続けるとするが…文句は無いな?(老人は明らかにこの状況を楽しんでいる。ランゴバルドが仕掛けたと老人は言うが、実際は仕掛けさせたのかもしれないとも思える。いずれにせよ、この場で真相を答える気は無いのだろう。) [Tue 7 Sep 2010 01:39:58]
◆大男 > ( 痛みも怖れも疲れも感じない強固な肉体。だが、生きている生物である以上血を失えば動きは鈍る。歴戦の戦士を打ち倒すには、ただ強靭というだけでは及ばなかったのだ。 ) ( 掲げた腕をすり抜けた相手が、鳩尾に蹴りを放ち、大男の動きが一瞬止まる。大きな身体は駆け上がるだけの十分な足場として機能し、更に膝の蹴り上げでぐらりとその巨体が揺れた。 ) ぬうう…ッ! ( 烏の口から老人の声が漏れる。恐らく、決着がつく瞬間だという事をその時点で悟ったからなのだろう。ジャマハダルが覆面の口につき立てられた。鋭い刃は男の喉奥を貫き、そのまま脳幹へと達した。 ) ………ッ ( ごぽ、と覆面の口周りに血が滲み、大男はゆっくりと後ろに倒れ―― そして二度と動くことは無かった。 ) [Tue 7 Sep 2010 01:29:11]
◆マドゥー@地下迷宮6階 > (噴出す鮮血が己に降りかかるの感じる。常人であればこの場で勝負あり、だろうが、この相手がそんなもの出ないことはこの短い時間で十分知った。)ショー…か。ならばそろそろ幕引きにせねばならぬな。(残った腕が迫るのを感じる。だが、今までの大男の攻撃からすればあまりに遅く…、最後の力を振り絞る…というのが適切な喩えか。だからといって、捕まってやるわけには行かない。)せいあぁぁぁっっ!!(そのまま大男の鳩尾に前蹴りを放てば、めり込んだつま先を足掛りに男の身体を駆け上がるようにして、もう片方の足で頭を下から膝で蹴り上げ…仕上げに覆面の口あたりにジャマダハルを突き立てんとするだろう。蹴りから始まる3連撃…トドメのつもりで放った技がどこかでつぶされる、もしくはこれでも大男が倒れなかったならば、手痛い反撃を食らうかもしれない) [Tue 7 Sep 2010 01:22:22]
◆大男 > ほ、ほ、ほ。歳をとると意地が悪くなるものじゃ。それに、これ以上のショーはなかなか見られんからの。 ( あなたの言葉を否定しないところを見るに、多少は自覚があるようだ。何としても自分の身を守るために躍起に――という訳でもなく、半ば楽しんでいるのを見るにどう考えても異常者だったが。 ) ごおおおおあぁぁぁぁ―――ッ!! ( 強烈な勢いで振り下ろされる鉈。まともに喰らえば人体を容易く切り刻むだろう。そして、その鉈を揮う腕に対し、ジャマハダルを交差させた一撃がめり込んだ。ジャマハダルの交差の切りつけは、老人が想像した以上の切れ味を見せ、腕そのものの勢いも相俟って、大男の腕が切断され、飛んだ。そして少し離れた場所に鉈を握ったままの腕が落下し、がらんと音を立てる。 ) ―――なんと。 ( 老人はここで始めて戸惑いの声をあげる。武器を失ってはさすがに強靭な肉体を持つこの大男でも、かなりの戦力が低下したことは否定できない。 ) おおっ お おあぁぁぁ…ッ! ( 残った片腕が、ゆっくりとあなたへ伸びる。最後の力で掴みかかろうというのだ。 ) [Tue 7 Sep 2010 01:05:14]
◆マドゥー@地下迷宮6階 > ふん…ご高説痛み入るが、そういう割には随分と底意地の悪い真似をする。それも老婆心…とでも言う奴か?(老人(?)との戯言を続けながら気持ちが高ぶっていくのを感じる。前に友人から、自分は戦闘狂ではないと諭されたことがあったが、どうもやはりいくばくかはその気があるようである。闘いの中に身を置いてこその武人であるのだ。)…さぁ、来るがいい。(ずんっと、再度構えを深くすれば相手が上段に鉈を振り上げる。壁を背にした相手に対する上段斬り…知能を持たぬ木偶にしては見事な技だと思った。)……きえぇぇいいっっ!!!(そしてサンナ・マドゥーはその振りおろされる刃に対し一歩踏み込めば、その刃…ではなく、刃を持つ腕に対しジャマダハルを交差させるように突き出すっ!ピナカなる破壊神の槍の名を冠する己の武技の一つだ。) [Tue 7 Sep 2010 00:56:21]
◆大男 > ふ、ふ、ふ。せっかちじゃのう、若いくせに。いや、若いからこそか…。急ぐのはわしらのように老い先短い者がすることじゃ。時間が有り余っているお前さんは、もっと回り道を楽しむべきじゃ。もっとも…ここで死ねば、その時間も短いことにはなるが。 ( 大男の拳がマドゥーを捉えた。その際、拳に抉るような傷跡を残すが、やはり大男は怯まない。 しかし幾ら痛みや疲労を感じないとはいえ、肉体が傷つけばその機能を低下させ、少しずつその戦闘力を削いでいくことになる。切断したアキレス腱がその良い例だ。 ) ううううううあぁぁぁ……っ。 ( ずるり、と大男は立ち上がる。片足が使えないため、引きずるようにしながら壁へと叩きつけた相手へと迫る。そして今度は大鉈を振り上げ、縦割りの一撃を繰り出さんと!振り回せば先程のようにバランスを崩してしまう為だ。 ) [Tue 7 Sep 2010 00:40:32]
◆マドゥー@地下迷宮6階 > ……っっ!!(背中に壁の衝撃をうけて宙を舞うのが終われば肺の中の空気が強引に吐き出される。)ふぅ………やりおるわ。(しかし其の場、不適な笑みを浮かべ刃を構えなおそう。あぁ、ここまでの相手は久しぶりだ) [Tue 7 Sep 2010 00:36:33]
◆マドゥー@地下迷宮6階 > …いや…俺はどちらかと言うと先に結果を知りたい方なのだがな。(やはりそういうものか。しかし、これでどうやら適当に調べて報酬をもらう…というわけにも行かなくなった。)………ぬっ……(受け流した体勢のまま、ひざを突いた状態の相手をみて呻く。あれで倒れぬとはかなりの瞬発力をもっているようだ。そして続けざまの攻撃。今度は受け流せるものでもない。そのままジャマダハルの刃で受け、衝撃を殺すように背後に吹き飛ばされよう。あわよくばその拳を傷つけることができるかもしれない。) [Tue 7 Sep 2010 00:33:12]
◆大男 > それはわしの研究室にやってこれたら教えよう。とはいっても、手広くやっているのじゃがな…。魔法の道具の研究とだけは言っておこうか。 ――まあ、隠す意味はないし、お主等にとっては大したものでもない。じゃが障害を乗り越えた後に知ったほうが、遣り甲斐があるじゃろう? ( ばさりと烏が羽ばたく。そうしてまた笑うのだった。 ) ( 凄まじい勢いと共に振るわれた鉈は、耳を劈くような金属音と火花を発生させながら受け流された。結果空を切り、大男はバランスを崩して膝を付いた。大きく転倒するまでには至らなかったようだ。 ) ほっほ!受け流し追った! ( 老人の声は愉快そうに笑う。 ) おおおおおおおおッ!! ( 男は片膝を付いた状態から、拳を振り回しあなたの身体を打とうとする。体制を崩した状態の拳ではあるが、それでも中々の勢いだ。そして何より注意しなくてはならないのが、痛みや疲労が無いために攻撃の間隔に間が無い事だ。大男はひるむ事無く、立て続けに攻撃してくる! ) [Tue 7 Sep 2010 00:23:36]
◆マドゥー@地下迷宮6階 > (刃の先に手ごたえがあった。そのままこちらも残心をとり、相手に向き直れば…)………なるほど。で、何の研究かまでは自慢する気は無いか?(頭上に眼を向けている余裕は無い。そのまま聞こえてくる言葉に返答するが…。どうやら痛みを感じぬというのは本当のようだ。腱を斬られて尚、刃を振るってきた。その膂力を考えれば、マトモに受けるべき刃ではない。地に伏せるか、退くかしてかわそうとするのが常套だろう。しかし、サンナ・マドゥーは人型に相対する武術を極めんとす、武人である。)………痛みを感じず、足を一本失ったのは失敗だ。(アレだけの巨躯を支えている足だ。少なくとも片足の踏ん張りは効かなくなっていると見る。いかに人外の膂力で振るわれた刃であっても、二つの足がマトモに地に着かぬ状態で振るわれたものであれば…!)………ぬんっっ!!!(己の集中力と技を駆使し、両の刃を交差し、相手の鉈を上側方に受け流すように試みる!一本の足でしか立っていない相手であれば、そのまま勢い余って転倒させられるかもしれない。) [Tue 7 Sep 2010 00:15:15]
◆大男 > ( ばさりと空中を舞う烏は旋回を続けている。どうやら大男とあなたとの戦いを見るため、高みの見物としゃれ込んだようだ。 ) ランゴバルドの目的はこのわしの研究じゃ。わしが居る研究室への地図を作らせ、押し入って研究を我が物にしようとでもしているのじゃろう。お主らの内の誰かが研究室に辿りついてわしを殺すようなことがあれば、邪魔者が居なくなるしのぅ? ( 突進した大男は、そのまま先程あなたが開けた扉をぶち破る。しかし両肩が扉の左右の壁につっかかり、周囲の壁に僅かにひびを生じさせ、天井からぱらぱらと砂埃が落ちる。あなたが振るった刃は男のアキレス腱を切断した、が――。 ) うがあぁぁッ あああぁぁッ! うおおおおおおおッ!! ( 男は足を引きずりながら振り返り、手にした大鉈であなたを切りつけようと、水平に刃を振るう! ) [Mon 6 Sep 2010 23:59:18]
◆マドゥー@地下迷宮6階 > その口だ…と言いたい所だが、どうもそのランゴバルドは調査そのものが目的では無い様に思える。………その辺の事情、お主なら詳しそうだが…(そこまで言いかければ烏の口上とともに大男が動きを見せた)…………まぁ、そんなところだとは思っていたが。(そして咆哮と共に向かってくる大男。その木偶のような様相に似つかわしくなく…速い。同時にこちらもシパンッと両手にジャマダハルを抜き放てば、退くのではなく地を縫う様に、相手のほうに間合いを一気に詰めよう。)…もっと無駄話が聞けると思ったのだが………なっ!(そのまま大男とすれ違うように進めば、そのアキレス腱辺りを狙い刃を振るわんとす。筋肉を狙ってはいけない。痛みを感じぬあの肉体だ。離断に失敗すればそのまま収縮で刃を持っていかれる可能性がある。) [Mon 6 Sep 2010 23:49:50]
◆大男 > ( 烏がそう言った瞬間――― ) ウオオオオオオオオオオオ―――ッ!! ( 大男は地響きのような唸り声をあげ、鉈を振り上げると一直線に駆け出し、あなたに向かってきた! ) [Mon 6 Sep 2010 23:37:50]
◆大男 > ( 大男は血と肉と骨で出来たれっきとした生物ではあるが、術者の完全な支配化にあり、自らの意思を持たない。そういう意味ではゴーレムのような番人と認識して間違いはないだろう。 ) そうじゃな。今の時期ここに来てる連中は殆どがランゴバルドに雇われて来ている。おぬしもその口か。地図製作は順調かね? ( ほ、ほ、ほ、と烏は笑う。 ) この大男はわしが操っている。自らの意思を持たない人形じゃ。そんな奴に教典を聞かせてみたところで、何も思わないのは確かじゃろうな。 ――こいつは手ごわいぞ。何せ痛みも恐怖も感じず、動けなくなるまで戦い続ける。もっとも、お前もこの階層にたった一人でくるぐらいじゃ。余程腕に自身があるんじゃろうがな。 ( ばさりと烏が羽ばたくと、宙に浮いた。 ) ――それでは、堪能するが良い。 [Mon 6 Sep 2010 23:37:32]
◆マドゥー@地下迷宮6階 > ………(部屋の奥から現れた巨大な人影についと眼を細める。扉を開けるまではその足音、気配を感知する事はできなかった。目の前で奏でられる足音は破壊を撒き散らす欲求を隠そうともしていないと思える…それに気づかなかったと言うことは、それまでこの男は彫像のように静止していたということであり…生物というよりはゴーレムのような番人に近い存在か?)………質問に質問で返すようで済まぬが、俺がこの場に居る理由はお主が一番良く知っているのではないのか?(先ほどまでの推論を肯定するかのように、一匹のカラスが人語を発しながら大男の肩に止まる。使い魔だろうか?…そして今までの己の推論をそのまま相手に質問返しとしてぶつけてみる。今、烏は小娘と言った。この深層に早くから潜入していたのはエリシャ・ハミルトンとしか居ない。で、あるならば、この烏が彼女の言っていた魔術師と関連していると考えるのが妥当だろう。)………それにそ奴が我が教典を解するとも思えぬがな。(そしてそのままだらりと両手を脱力させる。ジャマダハル、チャクラム、いずれの得物もとっさに抜刀できる姿勢だ) [Mon 6 Sep 2010 23:25:47]
◆足音 > ( 重い足音が、その部屋の奥から聞こえてくる。部屋が灯りで照らされており、その足音の主はすぐに視界に捕らえることが出来るだろう。それは身の丈2m半はあろうかという大男で、半裸の肉体は異様な筋肉で膨れ上がっていた。が、その顔は覆面で覆われ表情を窺い知ることは出来ない。手には大振りの、刃こぼれが目立つ大鉈が握られており、明らかにあなたに対して友好的ではないとわかる。その大男が、ゆっくりと部屋の中央で立ち止まった。 ) おや、おや。小娘の次はアングリマーラの戦士とは。こんな罠と化け物だらけの地下迷宮に布教でもしにきたのかね?それともグラント・サーヒブでも歌いに来たのか? ( この声は大男のものではない。ばさりと羽が羽ばたく音が聞こえたと思うと、男の後方より烏が一羽飛び立ち、大男の肩に止まった。それは老人のようなしわがれた声だった。 ) [Mon 6 Sep 2010 23:12:23]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『 ――ずしゃっ 』 [Mon 6 Sep 2010 22:58:52]
◆マドゥー@地下迷宮6階 > (それにしても扉の多い階だ。前にベイオウルフから貰った糸巻きはあまり有用になりそうにない。大分マッピングにも慣れてきたことだし、己の記録を頼りに進んでいくこととする。)………何も無いな。(目の前に現れた扉に手を当て、まずは開けることに対して発動する罠が無いかどうかを確かめる。そしてそのままぐっと押せば、軽い抵抗と共に扉が開いていった。開いた向こうの部屋はカンテラで照らすでもなく、ぼんやりと何かの光で照らし出されていた。) [Mon 6 Sep 2010 22:54:55][18]
◆マドゥー@地下迷宮6階 > (生きた魔術師が住居にしている…というのは驚くべき事実であったが、ある意味己の推測を裏付ける情報ともいえる。やはり、ランゴバルトは何か単なる調査以上の目的を持って今回の計画を立案した可能性が高い。そして、それはおそらくこの迷宮の現在の主と思われる魔術師と、少なからず関係しているのだろう。関係どころか、案外魔術師とランゴバルトが知り合い…もっと邪推すれば、その魔術師がランゴバルト自身で、冒険者達を使って己の研究の成果を試そうとしている…などといったことまで思い浮かぶ。もっとも、己が事実の断片には一切触れていないため、結論に至ることは無いのだが。) [Mon 6 Sep 2010 22:42:38]
◆マドゥー@地下迷宮6階 > (まめな情報収集というのは大事だと言うことを毎度ながらに思う。先日、地下4階の地図を作成し終え、一旦地上に出てみれば、そこは予想外に多くの冒険者達の集いと情報交換の場となっていた。驚いたことにあのエリシャ・ハミルトンも参加しているらしい。彼女のことは遠い昔、ヴェイトスでの諜報活動とやっていたときや、かつて彼女の相棒をやっていたことのあるという骸骨剣士の友人から名前と極めて優れた射手であると言う噂だけは聞いていた。その彼女が一番深部まで先行しているらしいというのは頷ける話である。自分はと言えば、同じく彼女がもたらした、6階に魔術師の住居があるらしいといった情報に興味を引かれ、再度潜入していた。) [Mon 6 Sep 2010 22:33:53]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮6階さんが来ました。 『5階をすっとばして…』 [Mon 6 Sep 2010 22:25:52]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが退室されました。 『『...To Be Continued⇒地下迷宮6階[』 [Mon 6 Sep 2010 11:06:35]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( エリシャ・ハミルトン 地下6階進行度303/450 ) [Mon 6 Sep 2010 11:06:19]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 何か大切なキーワードが欠けているのだろうか? 扉は今手持ちの道具で開けられるような物でも無く、中の反応は無く、仕方なく其処を離れる事にした。 一旦区切りがついたら彼の事も報告する事にしよう。 ) [Mon 6 Sep 2010 10:59:34]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( ベッドに腰掛けたまま動かないその人物を暫く息を潜めて観察し、ふと彼が僅かに此方に向けて視線を動かした事に気付く。 意を決して声をかけ、彼の素性と事情を聞き出そうと試みたが、彼はすぐに視線を逸らし、それっきり此方の問いかけにも反応しなくなった。 扉を叩いても、声を大きくしても反応する事は無く、壁の方をぼんやりと眺めたまま動かない。 ) ( 正気ではないのかもしれない。 扉を開けられれば開けてみるべきだろうか? しかし彼がまともな人間かもわからないし、そもそも敵でないという保証も無い。 ) ( 食事は? 名前は? 此処は何? 誰に閉じ込められたの? 外に出たくない? どんな問いかけにも彼は反応しなかった。 ) [Mon 6 Sep 2010 10:58:00]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 物音の正体は案外簡単に見つける事が出来た、が、それをどうしていいか判断に迷うものだった。 南側からさらに5つの扉の中を金属の扉に空けられた覗き穴から覗きこみ、4つは空室、1つは古いタイプの金属甲冑を纏ったまま息絶えた誰かのミイラが横たわっていた。 最後の人部屋の中に、枯れ枝のように痩せた人間―――若いのか、老人なのか判別に困る、しかし確かに人間が居た。 ) [Mon 6 Sep 2010 10:52:36]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 地下7階は不定期に何か僅かな物音が響き、等間隔の灯りに照らされている。 久し振りに十分な休息を取ったエリシャ・ハミルトンは何者かに襲撃を受けるでもなく、小部屋に仕込まれた罠にかかるでもなく、無事出発の準備を整えている。 真っ直ぐに北に向かって続く廊下の左右には等間隔に4つづつ、合計8つの青銅の扉がある。 その内一番南側の左右の扉には何も無く、左側の扉は鍵が壊れていた。 その部屋を内側から封印して一休みした翌朝から、探索は再開される。 ) [Mon 6 Sep 2010 10:44:30][74]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが来ました。 『地下迷宮6階Z』 [Mon 6 Sep 2010 10:25:02]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが帰りました。 『...To Be Continued⇒地下迷宮6階Z』 [Sun 5 Sep 2010 11:34:44]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( エリシャ・ハミルトン 地下6階進行度229/450 ) [Sun 5 Sep 2010 11:34:24]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 昨日の夜からあまり休憩を取っていない。 軽い食事と休憩を兼ねて、この部屋で数時間だけでも過ごそうか。 外からは簡単には開けられないように、ロープと包帯を使ってドアノブとベッドを繋いで固定する仕掛けを作った。 小窓も適当なもので塞いでしまおう。 強引には行って来ようとする物があれば物音で此方も気付けるだろうし、複合弓の不意打ちに耐えられるような怪物はそう多くは無い筈だ。 ゆっくり休んでから、この先の扉を調べるとしようか。 ) [Sun 5 Sep 2010 11:33:37]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 反対側の扉の中からも物音はしない。 暫く耳を澄ませて特定しようと思っていたが、通路はまた静まり返ってしまった。 もうさっきの音は聞こえない。 ) ( そっと小窓を覗いてみると、矢張りこの部屋も同じような施設があって、室内は空になっている。 僅かな隙間を感じて引いてみると、この扉は鍵が壊れていた。 錆びた音が立たないように軽く祈りながら扉を開き、中の様子を覗いてみる。 異臭もしないし、おかしな所も見当たらない。 閉じ込められないように幾らか扉に細工でも仕掛けておけば、休憩に使えるかもしれない。 久し振りにベッドを利用出来ると本当にゆっくりと休めそうだが、小窓を塞いでしまえば良いだろうか? それともそれを異変と察知されてしまうだろうか。 既に老魔術師には此方の大まかな場所を把握されているのだろうし、本気で此方をどうにかしようと思うなら今更な話だが。 ) ( 軽口を利いて知り合いにでもなったような錯覚もあるが、あまり彼を信用しないでおこう。 なんせこれでもかっていう性格の悪い老人だ。 ) [Sun 5 Sep 2010 11:27:06]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 残り7つ等間隔に扉がある。 耳を澄ませると、僅かに何か小さな物音が聞こえる。 誰か居るのだろうか? 足音を忍ばせて耳を澄ませ、小窓の中から一方的に此方を覚られないように位置取りにも気をつけよう。 自前の灯りは今の所消してある。 燃料の無駄だ。 ) ( それと、独房が並んでいる灯りの灯った通路だ。 いつ守衛の役割をする何者かが現れてもおかしくは無い。 出来れば退路は確保しておきたいし、いつでも武器を扱えるようにしておこう。 この長く広い通路なら、しばらく使用を控えていたコンポジット・ボウも遮蔽物が無く回避し辛い戦闘で、役に立つかもしれない。 ) [Sun 5 Sep 2010 11:14:14]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 乱数表示Off忘れ失礼。 ) [Sun 5 Sep 2010 11:05:25]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 広めに十分なスペースをとった通路が真っ直ぐ北に向かって続いている。 見て直ぐに分かるのは、通路の左右の壁に等間隔に並んだ扉だ。 一番向こうまでが50フィート程ある廊下に左右4つづつ、8つの扉が並んでいた。 小窓のついた分厚い青銅の扉で、一番手前の扉を慎重に覗きこんでみると、狭い部屋にベッドと机とトイレの様な穴がある。 独房のようだ。 ) [Sun 5 Sep 2010 11:05:07][48]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 今までのフロアに比べて違和感が強いのは灯りだけでもないのかもしれない。 今までの区画がただ通過する為にあった「通路」だとしたら、この明るい区画はどちらかと言うと「居住区」の匂いがする。 嗅覚的な匂いもそうだし、小奇麗で、きっちりと設備してあって、大学図書館とか、古城とか、何と言うか―――。 ) ああ…魔術師のラボ的、なのかな。 ( 詳しくは知らないけれど。 ) [Sun 5 Sep 2010 11:01:50][57]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 通路には等間隔に灯りが灯され、今までのフロアーとは大きく印象を異なる。 既に6階地図の外周をほぼ埋めてある都合、一番外側の壁を示すむき出しの石壁は無く、煉瓦混じりの真っ直ぐな通路が続く。 探索し終えた外側の広さがある程度決まっているお陰で、残りの内側の広さは想像できる。 半分くらいは埋められた所だろうか。 ) [Sun 5 Sep 2010 10:56:25][42]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 地下6階は静まり返っている。 小五月蠅い烏は昨夜以来現れる事も無く、然し常時ではないにしろ、何処かで此方の様子を窺っているのだろうと予測できる。 それでもひっきりなしに何かを仕掛けて来るわけでもなく、正体の分からない相手だとしても決して全能の存在などではないのだと再認する。 ――――あまり今は気にし過ぎない方が良いかもしれない。 本当に何か問題になるようなら、素直に他の冒険者達にもまた声をかけよう。 ) [Sun 5 Sep 2010 10:48:31][41]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが入室されました。 『地下迷宮6階Y』 [Sun 5 Sep 2010 10:40:22]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが退室されました。 『Interval End』 [Sat 4 Sep 2010 21:12:54]
お知らせ > 地下6階さんが帰りました。 『 何にせよ、あなたの冒険はもう少し続くのだ。 』 [Sat 4 Sep 2010 21:10:50]
◆地下6階 > 耳が痛いのぉ。わしとしてもそういう煩わしい喧嘩は研究の妨げにしかならんから御免こうむりたいのは山々じゃが、降りかかる火の粉は払わなければならんのでな。 ま、それに首を突っ込んでしまったお前さんに同情しなくはないがな。せめてこのジジイの喧嘩の結末ぐらいは見る必要があると思うぞ。 ( 相手にとっては迷惑な話だろうが。 ) まあまあそう邪険にするな。罠を考えるのもわしの楽しみの一つなんでな。頑張って乗り越えるんじゃぞ――。 ( 最後まで勝手なことを言った烏は、あなたが十字路のところまで差し掛かると、正面の道に向かって飛び立ち、消えた。そっちの方向を中心に調べるもよし、警戒して十字路の左右の道から調べるもよし――だ。 ) [Sat 4 Sep 2010 21:10:28]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > だから爺は面倒臭いっていうかね…他人の喧嘩に首突っ込んで微妙に後悔しなくもない感じ。 ( 立ち止まっている理由も無い。 どの道烏は喋りたいだけ付いて来るだろうし、こんな何も無い所よりももう少しメリハリのある場所に移動しよう。 再び歩き出し、慎重に進む。 ) 人為的な障害はどうかね。 楽なら楽な方が私ゃいいよ。 根性無いから。 [Sat 4 Sep 2010 21:02:18]
◆地下6階 > それは無理というものじゃ。わしのような偏屈ジジイが考えたフルーツなんぞ、見た目こそ冒険者を騙すために普通かもしれないが、喰ったら大変なことになるものになるに決まっておる。 ( まあ、こんな迷宮に一見なんの変哲も無いフルーツが用意してあったらそれはそれで警戒してしまうだろうが。 ) おうおう、久しぶりに人に遭うんじゃからの。誤解してもらっては困るのだが、人に遭わない生活を続けていてもきちんと清潔を保っているんじゃぞ?歯だって毎日磨いておるしな! ( ばさ、と烏が羽ばたくと飛行し、頭上をくるくると旋回する。 ) なんじゃ、つれないの。わしはお前が来るのを楽しみにしているのに。 それなら罠なんて用意するなと思うかね?それも考えたのじゃが、やはり障害があってこそ冒険のし甲斐があると思わんかね? ( と、声は勝手なことをのたまうだろう。 ) [Sat 4 Sep 2010 20:57:01]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 深い所を選んで探索してる都合、核心に近くなるのはまぁ仕方のない事か。 他人の喧嘩とかに首突っ込むのは面倒だなぁとは思うけど。 しかし面倒臭い爺である。 ) 次はフルーツでもお願いしたいね。 グロくなくて、変な所から出てこなくて、罠じゃないヤツ。 ( というか此処に来てから本当、罠の類にしか遭遇してない気がする。 怪物系とか皆無。 迷宮らしいといえば迷宮らしいのか。 ) 挨拶行く前に身嗜み整えといてよ。 いやぁ、正直最後まで会わないでもそれはそれで面倒が減って助かるけど。 [Sat 4 Sep 2010 20:51:24]
◆地下6階 > ( 止まり木になるようなものが無い為、烏はばさりと羽ばたくとあなたの目の前の迷宮の床に降り立ち、あなたの方を見た。 ) はははは、鰻の味はどうだった?冒険をしているとどうしても栄養不足になりがちじゃからの、新鮮な食材が手に入ってラッキーだっただろう? ( くすくすと笑う。その様子はとても愉快そうだ。 ) さて、娘よ。恐らくはお察しの通り、この六階にわしの研究室がある。そこまでたどり着いて地図を完成させれば、それはもう謝礼はたっぷり弾んでくれることじゃろう。も、ち、ろ、ん、生きてここまでたどり着ければの話じゃが――。 [Sat 4 Sep 2010 20:42:45]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > うお、まぶし! ( やや古い。 想定して居なかった灯りの存在に、扉が開いた瞬間一瞬目を細める。 明らかに以前の6階探索で見なかった場所だ。 エレベーターの角度から言っても、地図上の空白部分である事は間違いない。 慎重にエレベーターから降りると、暫く辺りの様子を観察する。 直ぐに聞き覚えのある音がして、ついでに聞き覚えのある声が続いた。 ) お出迎えご苦労様? 鰻の差し入れも。 [Sat 4 Sep 2010 20:32:35]
◆地下6階 > ( そのエレベーターの青銅の扉が再び開き、目の前に広がるのはそれまでと似たような石造りの迷宮。ただし、違う点もある。通路には炎を灯した松明が掲げられ、明らかに人の出入りを想定している様子がある。松明は通路に沿って等間隔に用意され、視界は良好だろう。通路の奥には十字路らしき分かれ道が見え、6階の探索がもう少し掛かりそうなことを予期させる。 ――と、そこで鳥の翼の羽ばたきのような音が聞こえてくる。それは、あなたが一度は聞いたことがある音だ。見上げるのなら、やや高めに作られた天井付近に、見覚えのある烏が飛来してくるのが見えるだろう。そして、聞き覚えのある声でこう言うのだ。 ) とうとうここまで来たのぉ、お若いの。 ( と。 ) [Sat 4 Sep 2010 20:26:04]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが入室されました。 『 続いちゃう…! 』 [Sat 4 Sep 2010 20:19:25]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが帰りました。 『...To Be Continued⇒地下迷宮6階Y』 [Sat 4 Sep 2010 20:18:39]
お知らせ > 地下6階さんが来ました。 『 再び6階へと戻ってきた。 』 [Sat 4 Sep 2010 20:18:13]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( エリシャ・ハミルトン 地下7階進行度453/400 満了 ) [Sat 4 Sep 2010 20:15:59]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > …あ、そうか。 これか。 ( 5から8までの金属製の小さなキー。 多分これが5階から8階までを指している物と思われる。 8階に興味が無いわけでもないけれど、今回の仕事とは関係の無いフロアーだ。 降りるとしたらこの仕事が終わってからになるだろう。 6のキーを強く指で降ろした。 青銅の扉が自動で閉じるのに一瞬肝を冷やしたけど、そういえばこの小部屋はたまたま7階に停止していたのだろうか? 他のフロアーはどうなっていたんだろう。 ) ( 再び水音が鳴り出す。 ) [Sat 4 Sep 2010 20:04:57]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 考えていても仕方のない事。 こんな位置に合って罠って事も無いだろうし、おもむろにハンドルを掴み、回してみた。 最初暫く重かったが、少し擦れるような音がした後、スムースに回転してすぐに空回りを始める。 何か栓が外れるような感触がして、足元のずっと深い所で大きな音がする。 大量の水が流れている音だ。 ) ――――ああ、水圧式ってこと。 ( 空洞スペースに水を流し込む事でその圧力で押し上げる構造になっているらしい。 結構な時間その音が続いて程無くして止まり、反応が無くなった。 ) [Sat 4 Sep 2010 19:54:38]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > こんな数字はもう一つ前に出ろって話。 ( 何の話。 ) ( 現在、その15人程度が入る事が出来るエレベーターホール。 これまで捜査してきた地図の中で、大したものは無いとスルーして来た倉庫のような部屋を幾つか見繕って引き返し、ようやくクランクハンドルらしきものを見つけて引き摺りだし、また戻って来て今に至る。 クランクハンドルは無事車輪の中央の窪みに嵌り、さて、という所。 あとはまぁ――――このハンドルが手動で1フロアぶん回すような代物じゃない事を祈るばかり。 10インチ程度の大きさから言ってそんな手間のかかる代物じゃあないとは思うけれど。 ) [Sat 4 Sep 2010 19:43:18]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 前回のあらすじ、終わり。 ) [Sat 4 Sep 2010 19:34:54]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 地下7階は幾らか騒がしい物音を響かせている。 エリシャ・ハミルトンの7階探索も終盤に差し掛かり、フロアーの中央付近に見つけた小部屋で一旦全ての地図を埋め尽くしたかのように見える。 小部屋には5から8までの数字が割り振られた幾つかの金属レバーと、穴のあいた車輪のような物が壁に据え付けられ、奥側の壁に向かって部屋全体が傾斜している。 床と天井の四方には僅かに溝があり、この部屋が奥側の壁を登り降りする仕組みのエレベーターであると推測された。 ) [Sat 4 Sep 2010 19:34:39][80]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが入室されました。 『地下迷宮7階\』 [Sat 4 Sep 2010 19:18:11]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが退室されました。 『...To Be Continued⇒地下迷宮7階\』 [Fri 3 Sep 2010 11:58:53]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( エリシャ・ハミルトン 地下7階進行度373/400 ) [Fri 3 Sep 2010 11:58:34]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > …げ、なんか足りないっぽい。 ( 次に理解できたのは、何か壁の側面、背の低い私の胸の高さ辺りにある回転しそうな金属の円盤状の物。 しかし中央に六角の穴が開いていて、どうもクランクレバー的な物を其処に挿す必要がありそうだ。 持ち物の中に代用できそうなものは見つからず、そこで行き詰る。 何にせよ此処を攻略しない限り先には進めそうにない。 この場所を覚えて、少し7階の捜査に戻らなければならないだろう。 ) …何でもいいけど、手動じゃないだろうなぁ。 ( 私は肉体労働がだいっきらいだ。 ) [Fri 3 Sep 2010 11:57:48]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( まず最初に理解できたのは、横並びに数字が割り振られた金属の小さなレバー。 今はそれが全て下に降りていて、摘まみを上に上げる事が出来るようになっている。 多分これが階層を指定するもので、5から――――――8、まである。 ) ………。 ( 現在用事の無い、8階まで下りる事が出来るようだ。 この中途半端な数字指定には意味があるんだろうか? 何にせよ、私が今必要としているのは6階への入口だ。 床の傾斜と1フロア分の高さから考えて、これが壁沿いに斜めに登っていけば、間違い無く現在空白になっている6階の一部に入る事が出来るだろう。 ) [Fri 3 Sep 2010 11:51:33]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 特に異常は無い。 罠の類も無く、相変わらず静寂が辺りを支配している。 扉の中は粗方の予想通り、人間が15人程度入る事が出来そうな狭い部屋だった。 少し奇妙なのは、室内の床が僅かに奥に向かって傾斜している事と―――床の四方に僅かな溝がある事か。 6階に上る方法がこの辺りにあると踏んでいた事もあって、何となく理解出来る。 珍しい物だし、現物を始めて見るが――――恐らく、エレベーターという奴。 深い迷宮にはいちいち深部から登る事を考えて、こういう物が設置されている事があると話には聞いていた。 床の傾斜は多分、そちら側の面にレールのようなものがあって、実質トロッコのようになっているのだろう。 壁には何か複雑な仕掛けの機械があって、それを操作する必要がありそうだ。 ) [Fri 3 Sep 2010 11:40:12]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 外側から見た所、扉には怪しい仕掛けの様なものは見当たらない。 一応注意を払って周辺の壁や天井、床にも罠の仕掛けが無いかカンテラで照らして見渡してみたが、それらしいものは見当たらなかった。 扉の中からは物音や気配らしきものは聞こえない。 ここまで散々ギミック的な物に悩まされて来たお陰で、すっかり疑心暗鬼だ。 ) ( 特にこれ以上何も見つからないようなら、扉の正面に立つのだけは避けて、開けて見よう。 ) [Fri 3 Sep 2010 11:29:45]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 地下7階は静まり返っている。 7階のほぼ中心部に当たる部分に到着したエリシャ・ハミルトンの前には青銅の扉が1つあり、地図の完成している部分から想定できる内部のスペースはそう広くなかった。 7階探索もそろそろ大詰めが近付いているようだ。 ここまでの経過を整理し終えて一旦筆記具を仕舞い、水筒の水を一口だけ含んでから大きく息を吸い込み、調査を再開する。 ) [Fri 3 Sep 2010 11:21:58][36]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが入室されました。 『地下迷宮7階[』 [Fri 3 Sep 2010 11:17:36]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮4階さんが退室されました。 『地下迷宮4階進行度 371/400』 [Fri 3 Sep 2010 00:36:23]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (ベッドに腰掛けたまま、しゃりしゃりっと、手持ちの刃の手入れを始める。半ば日課のようになっている行為だが、孤独で居ることが多い身の上、思考が混乱すればそれを落ち着かせるのに役に立つ。しばらくは無心にその作業に没頭しよう) [Fri 3 Sep 2010 00:35:43]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (口に出したことは無いが、個人的には今のアングリマーラ藩王の事はあまり好かぬ。しかし、自分はアングリマーラその物に対し、忠誠を誓っているのであって、王の行為がアングリマーラの有り方に反せぬ限り従ってゆくつもりだ。光も闇も受け入れるアングリマーラの有り方は命あるものにとって究極の平等では無いかと考えている。生きる為の闘争を容認することで例えば人に限って言えば失われる命も増えるかもしれないが、不等に滅せられる種も無くなるかもしれない。先日、蜘蛛の化け物に対して言った台詞もその考えに基づくもの。まぁ、漠然とした概念的な段階は未だ抜け出せずに居るので、具体的な問答に答えられる自信は無いが…) [Fri 3 Sep 2010 00:31:27]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (地図作りは至極順調。この階はもう少しでほぼすべてが埋まる。まぁ、自分にこれほどできるとは思っていなかったが、こうして一つ、ものを作り上げてみるというのも中々に達成感があるものだ。小物入れから残り少なくなった携帯食を取り出せばクチの中に放り…さて、後少しばかり探索を済ませれば、一旦外に出ようか)…(この得られた地図を依頼人が何に使いたいのかは見当もつかぬが、どうやら今のところアングリマーラが利用できるものもなさそうだ。) [Fri 3 Sep 2010 00:19:57]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (埃っぽい迷宮の個室。角に置かれた簡易ベッドの上で上体を起こした。)………む…ぅ…意外と良く眠れたな。(大きく伸びをすればベッドに腰掛けるように体勢を変えた。迷宮探索中見つけた個室。いつの時代の者が使っていたか分からないが、罠などなさそうなのを確認すればそのまま使わせてもらった。石床の上で眠るよりも、余程心地よかった。)(この階の探索も随分と進んできたが、他の冒険者と違い、地上に殆ど出ずに潜んでいれば、今が昼か夜かも分からなくなってくる。取りあえずは…) [Fri 3 Sep 2010 00:14:53][92]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮4階さんが来ました。 『もそり…と。』 [Fri 3 Sep 2010 00:10:59]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが退室されました。 『...To Be Continued⇒地下迷宮7階[』 [Thu 2 Sep 2010 01:39:12]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( エリシャ・ハミルトン 地下7階進行度337/400 ) [Thu 2 Sep 2010 01:38:54]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 此処の調査には少し時間がかかるかもしれない。 棚やロッカーのような物が壁の数か所に並び、乱雑に物が並んでいる。 その一つ一つも見ておきたいし、そもそもこの取ってつけたような生活感のある部屋―――棚の裏、とかまでも油断できない。 なにせその棚の裏の向こうにまだ地図の空白があるのだから。 ) [Thu 2 Sep 2010 01:38:41]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( ごく素直に基本に則って地図を書き進め、辿り着いた先にあった重い青銅の扉を注意深く押し開ける。 ) あれ…行き止まりだ。 ( 何となくその先に大きめの空洞というか、広い部屋がありそうなスペースがあったのだが、辿り着いたのは随分と狭い、しかし生活の気配のする倉庫のような部屋だった。 倉庫だか、作業部屋だか、乱雑に積み上げられた荷物の他に、木でできた机と椅子と、よくわからない小瓶や本、乾燥した小さな生き物の乾物なんかが机の上にある。 以前あったような扉が閉じる罠に気をつけてまた重たそうなものを扉の所に挟んでおき、暫しその部屋の中を漁る事にした。 ) [Thu 2 Sep 2010 01:36:04]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( まだ少し眠いけどしょうがない。 こういう時だけは連れでも居るともう少しちゃんと眠れるのにな、と思う。 その他の面倒事が勝り過ぎていて、結局なにもかも一人で解決するようになってしまっているけれど――――別に一人で居たいわけでもない。 ただある程度の能力のある人間でないとそもそも如何こう出来るか分からないし、気を使うのも嫌だ。 まぁ、しょうがない。 無い物ねだりは不毛だ。 ) [Thu 2 Sep 2010 01:24:08]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 火を消して立ち上がり、荷物を纏める。 そろそろ休憩を終えて先に進もう。 幾らか安全で丁度良さそうな規模の部屋を見つけて、短い仮眠と食事を済ませた。 ―――地下七階は静まり返っている。 そろそろ地図の余白も埋まりつつあって、あとは中央ブロックをしらみつぶしに調べて行く程度だ。 件の老人がこのフロアーに居るかは分からない。 一階から七階までの各フロアに散っている侵入者全てを把握している程度にはその眼が届く範囲は広く、必ずしも距離的な事の意味は無い気がする。 「隠れて籠る」と言ったからには迷宮の外に居ると言う感じはしないが、どのフロアーに居てもおかしいとは思わない。 ) [Thu 2 Sep 2010 01:17:11][20]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが来ました。 『地下迷宮7階Z』 [Thu 2 Sep 2010 01:07:56]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが帰りました。 『...To Be Continued⇒地下迷宮7階Z』 [Mon 30 Aug 2010 10:27:37]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( エリシャ・ハミルトン 地下7階進行度317/400 ) [Mon 30 Aug 2010 10:27:19]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( この部屋にはもう用は無い。 あの獣を下手に刺激する前に離れよう。 こういうブロックがある地点のすぐ近くに重要な場所があるとも思えないが、引き続き片端から調べては地図を埋めて行くという地道な作業を続ける事になるだろう。 ――――最終的に、地図を完成させてそれで終わり、となればそれはそれで良いけれど、少し雲行きも怪しくなってきた。 あまり面倒な話にならないと良いけど――――。 ) [Mon 30 Aug 2010 10:27:02]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 獣は眠っている。 同業者の言っていたシューターを探してみると、丁度良く獣の傍に堕ちるように設置したとしか思えないような壁の高い所に、それらしい穴が開いているのを見つけた。 暫しの間行動を共にしたあの明るい青年があそこから勢いよく飛び出してきていきなりあの獣を目の前にする様を想像すると何だか少しコメディじみていて、小さく笑う。 それも彼が無事にここを脱出できたから笑える話なのだが。 ) まったく、本当に性格悪い。 ( このシューターを作ったのは迷宮の本当の主かもしれないが、其処に獣を配置したのはあの爺さんなんじゃないかっていう。 顔も見た事の無い人間だけど、そりゃあ破門もされるんじゃないかって。 ) [Mon 30 Aug 2010 10:14:28]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 人一人通れる程度の、この迷宮にしては狭い通路からその奥の部屋を覗き込む。 その先に入る予定は無いが、正確な尺度を安全な場所から出来るだけ正確に測る為にこうして目測で調べている。 7階に降りてきた同業者と道中突き合わせた情報と総合すれば、此処が彼の降りてきた地点に間違いないだろう。 ) ( 広い部屋の中央には彼の言う、ライオン程の大きさで赤毛の奇怪な生物が今も鎮座している。 始めて見る生き物だ。 聞いた通り鎖などで繋がれている様子も無いが、彼の言う通りならこの狭い通路までは入ってこれない筈だ。 ) [Mon 30 Aug 2010 10:02:32]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 今回の仕事は結構長丁場になるかな。 かりかりと簡単な走り書きの仮地図を描きながらぼんやりとそんな事を考える。 既に結構長い事迷宮に張り付いているような気もするけど、期日までまだ長いし、ペース的にもどうにかなりそうだし、6階7階はどうにか完成させたいとも思う。 問題は、6階中央部の空白を埋める為のルートを7階で見つけられるかどうか、だが。 ) 性悪爺さんがどんだけ邪魔して来るか次第かねぇ。 嫌な仕掛けで隠されてたりとか。 [Mon 30 Aug 2010 09:49:43][80]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが入室されました。 『地下迷宮7階Y』 [Mon 30 Aug 2010 09:44:41]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが帰りました。 『...To Be Continued⇒地下迷宮7階Y』 [Sun 29 Aug 2010 11:42:41]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( エリシャ・ハミルトン 地下7階進行度237/400 ) [Sun 29 Aug 2010 11:41:59]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( そして今更ながら訂正。 今回は『地下迷宮7階X』である。 Wは「地下迷宮」ログにて。 ) [Sun 29 Aug 2010 11:41:19]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( クォータースタッフを紛失したのはちょっと痛い。 あれは色々と便利だったのに。 物の長さを計るのに正確な1.5mの長さ。 攻防一体、大抵の戦闘で役に立つ軽くて手頃な武器。 罠の類を探るのに便利な探索ツール。 即席テントの支柱にもなる。 帰ったら同じような物をまたヘンルーダ辺りで買おう。 当面の代用品が見つかるならそれに越した事は無いけど。 ) …そう都合良くは無いか。 [Sun 29 Aug 2010 11:37:01]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( ホールにはそれ以上の変化は無かった。 先に進む事にする。 7階の地図もそろそろ印象としては半分くらいは埋められたように見える。 上層と同じ大きさであるとは限らないし、実際の所は分からないけれど。 大きく外周ばかりを埋める形になった6階の中央、未探索部分の真下の辺りにそろそろ入れそうな所で、推測が確かなら、一旦7階に降りた後に6階に戻る階段か何かがその辺りにあるんじゃないかというのが私の目測だ。 6階の何処を見ても、中央部に続くそれらしい道は見当たらなかった。 ) [Sun 29 Aug 2010 11:29:11]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 老人との会話もあって、それ自体にそう驚きは無い。 あちこちに仕掛けられた罠や、他の捜索者の話を聞いていると、最初の印象よりも随分と人間臭い所だと感じるようにもなった。 人の思惑というものは現れる物だ。 目に見える形で、物理的に。 人間の介入はそれだけで、景色を不自然な物に変えてしまう。 ) [Sun 29 Aug 2010 11:21:28]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 地上まで一旦報告に戻って、久し振りに太陽の下で水浴びをして、大量に集まった食料を保存食にして一日をゆっくり休んで過ごし―――三度、地下へ。 繰り返し歩いた上層は通い慣れた道みたいに無意識に足が進み、すぐに元の7階まで下りてくる事が出来た。 ターニングポイントになった7階大部屋まで戻り――――首を刎ねられた冒険者の屍が無い事に直ぐに気付く。 上層まで連れて帰れる余裕も無く、この部屋の隅で眠らせておいた筈だった。 …荒らされた形跡は無い。 誰かが片付けたのだろうか。 ) [Sun 29 Aug 2010 11:13:38][29]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが来ました。 『地下迷宮7階W』 [Sun 29 Aug 2010 11:08:56]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮4階さんが退室されました。 『地下迷宮4階進行度 279/400』 [Sat 28 Aug 2010 23:06:58]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (そんなこんなで、何とか先に進むルートにたどり着けば、探索を再開する。本日の結果は…) [Sat 28 Aug 2010 23:06:34][75]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > ぬぉぉおぉおおおおおっっ!!(そして、そのまま垂直の壁を足場に…駆け抜けた。壁走り…という奴だ。こう、壁を始点から終点に向かって放物線を描くように走って行き………放物線の軌跡はちょぴっとy<0で交わりそうだった。)…ぬえぇぇいっっ!!(ぎりぎりのところで、壁を蹴れば…がしっと絶壁の向こう岸の縁にしがみついた)…あ…危なかった…0で交わりそうだった。)…ぬえぇぇいっっ!!(ぎりぎりのところで、壁を蹴れば…がしっと絶壁の向こう岸の縁にしがみついた)…あ…危なかった…> [Sat 28 Aug 2010 23:05:57]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (どうやら糸一本で人を支えるほどの強度は無いらしい。ただ、やたらと粘着性に富み、こうしてみると糸というより糊のようだ。指先につけるとやたらべたべたする。顔をしかめ、それを石壁に擦り付けた。)………そうか、なるほど。(その瞬間少しひらめいた。糸を早速自分の足に巻きつける。地面とべたつく感じが生じるが、コレくらいなら移動に支障が出るほどではない。しかし…石との摩擦はかなり高くなった。)…これくらいの距離ならば…行けるっ。(そして数回、たんたん、っと其の場でジャンプをすれば向こう岸を見据えた。…次の瞬間…いっきに駆け出す!) [Sat 28 Aug 2010 23:00:37]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (当然だ。アレだけの大きさの石のボタンを小石の運動エネルギーだけで押し込もうなどとは無茶な話。普通に考えれば分かる話。)………試したって良かろう!(誰にでもなく反論した。誰も見ていない場で本当に良かった。で…ボタンを押すのが無理ならば本当にどうしたものか。今手元にあって使えそうなものは昨日、入手した蜘蛛女の糸ぐらい。奴の尻に手をつきいれ巻き取った苦労はあまり思い出したくはないが、何かの役に早速立つまいか…) [Sat 28 Aug 2010 22:48:44]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > この暗がりであろうとも、この石を命中させるのは造作も無いことのように思える。)………ぬんっ!!(軽い気合と共に石を投擲する。ぱきゃん…石はボタンに命中し、あっさりと砕けた。…ただそれだけ) [Sat 28 Aug 2010 22:36:16]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > ………(そこで、落ちているガラクタには事欠かぬこの迷宮。足もとの石ころを拾い上げる。この迷宮に入って数日になるが、己の技が研ぎ澄まされたのを感じる。このような修練は確かに自分を高みにもっていってくれる実感があるから好きだ。さて、今の自分ならばあの手のひらほどのボタンに [Sat 28 Aug 2010 22:33:26]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (じぃっと向こう岸を眼を凝らして観察してみる。眼が特別良い、というわけではないが壁に小さなボタンのようなものが見えるのが確認できた。もちろん、ランタンの灯りが20mも先に届いているわけではない。ここら辺はぼうっと薄暗い光源がある。魔法によるものだろうか…)…なるほど、つり橋が何かか?あちらからこちらに渡る仕組みだったか。(おそらくそのためのボタンなのだろう、と予測をつける。で、あるならば、何らかの手段でアレを押すことができれば、無事目的は達成できるということになるのだが) [Sat 28 Aug 2010 22:22:22]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (昨日はどうやって進もうかと苦慮していた断崖絶壁の前で、珍客と出会った。一人の妖艶な女…まぁ、人間ではなかったが女には変わりない。個人的には好きになれそうな女だった。その卑屈な性格は逆に裏表が無く、好感が持てるというもの。おそらく平均的な人間の完成から言えば大きく外れた意見だとは思うが…。)………で、ここをどう渡るかだが…。(昨日の絶壁を前に再度思案に暮れる。道が途切れているのは20mほど。幅は道幅と同程度だが、手足を突っ張れるほど狭くも無い。おとなしく引き返すのも一つの手かも知れないが…) [Sat 28 Aug 2010 22:05:45]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮4階さんが入室されました。 『さてさてさて………』 [Sat 28 Aug 2010 21:55:08]
お知らせ > アルケニさんが退室されました。 『事が終われば、危険なこの階層からはオサラバしよう』 [Sat 28 Aug 2010 00:43:58]
◆アルケニ > お堅いのねぇん、でも、そういう男の人って好きよぉ? ( 男が今までどういった事を経験したかを知らない蜘蛛女はおどけた様に言ってみせる。 でも、実際に堅物な人間は多くの精が搾り取れるときが多いから好きだ。 ) 貴方、人間にしておくには勿体無いわぁ ( 野生で生きていった方が男は生きやすいのではないかと思うくらいのもの。 性的な誘いはあわよくば糧を手に入れようとしたことだが、やはりそう簡単にはいかないようで ) あぁん、真面目なのねぇ。 でもぉ、その言葉は覚えておくわぁ ( 触れる手に過剰な反応を見せながら、通り過ぎようとする男を振り向きながら見送ろうとしたが、足を止めた男に首を傾げる ) んふ、糸ねぇん。いいわぁ、そのくらい。 ( 蜘蛛の尻を指差して、ここから出るから巻き取るならどうぞ、といったように伝えよう。 蜘蛛女の糸は切られることには弱いが、粘着性と重いものを吊るしたり、ひっぱたりと言った方面での強度は中々のものがある代物だ。 迷宮の構造も知る限りの事を教えることだろう。 ) [Sat 28 Aug 2010 00:43:22]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮4階さんが退室されました。 『☆6を進呈』 [Sat 28 Aug 2010 00:38:34]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (アルケニは戦士と戦闘を回避した!) [Sat 28 Aug 2010 00:38:26]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮4階さんが入室されました。 『忘れ物』 [Sat 28 Aug 2010 00:38:02]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮4階さんが退室されました。 『地下迷宮4階進行度 204/400』 [Sat 28 Aug 2010 00:36:14]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (それによる本日の探索進行度は…) [Sat 28 Aug 2010 00:35:18][55]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > さぁ、俺は武人故…そうも行かぬのでな。(蜘蛛女の言葉に意外にも反応をみせ、少し自嘲気味に苦笑する戦士。実のところ、過去に深く関わった女は数人居たが…全員死、もしくはそれに近しい転機を取っていたりするのだ。中には自ら手をかけた者もいた。閑話休題。)…貴様の命と俺の命…それそのものに差は無いというだけだ。貴様に同情しているわけでは無い。(顔を覗き込むようにされればそのまま表情を崩さずに続けるだろう。そして、続けて性的な誘惑を始める蜘蛛女を見やれば)余計な気使いは無用だ。今日を生き延びたことを感謝しておけ…(と、不意に軽く相手の心臓の上辺りの胸に軽く触れれば、その脇を通り過ぎよう。……と、思い直したかのように足を止め、一旦振り返ろう)…できる範囲と言ったな。気が変わった…お主、蜘蛛の糸は出せるな?(そして、できるならばその糸を空の糸巻きに可能な限り巻き付けて頂戴しよう。蜘蛛の魔物の糸はいろいろと用途があるかもしれない。あと、蜘蛛女が知るこの階の構造も聞いておくとしよう) [Sat 28 Aug 2010 00:34:54]
◆アルケニ > ( 蜘蛛女は運がよかった。 これが真っ当な冒険者ならば、問答無用に命を取られていてもおかしくはなかった。 ) んふ、別にどこでいいじゃなぁい? 男と女の出会いの場所なんてどこでもいいものだしぃ ( 蜘蛛女の野生が鳴らす警鐘は静かに納まり始めている。 危なかった、なにやらこの冒険者という獲物、いやこの男を獲物とは呼べない。 ) 貴方ぁ、結構理解があるのねぇん、本当男前 ( 人を喰うことに怒りのようなものを見せない男を下から覗き込むように顔を見るだろう。 不思議な男、前にあった男なんて目の前で食べたわけでもないのに酷く怒っていたものだ。 それに比べて、この男は本当に理解のある男だ。 ) あらぁん、それはいいことを聞いちゃったわぁん。 でもぉ、何にもなしでっていうのは申し訳ないわぁ ( 命を取られないと分かれば、あとは少しでもこの男に恩のようなものを売っておきたく思う。 恩を売るなんてことがこの男に意味のあることなのかは分からないが、野生の中で生きている蜘蛛女にとっては自分に有利になることは一つでも増やしておきたい性質なのだ。 もちろん、その恩を売る相手に入るものは自分よりも強い存在にだ。弱いものはそのまま食糧なんだし。 ) わたしが出来る範囲のことはぁ、何でもしてあげるわぁ? ( 露になっている自分の胸や下腹部に触れながら、こういうことでも良いのよぉ?と付け加えつつ ) [Sat 28 Aug 2010 00:20:01]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (己の望まぬ階層に飛ばされた魔物…もともとこの迷宮を住処にしていたのであれば、不幸なのはそんな深部にまで潜入してくる人間と出会ってしまうことかもしれない。だが、出会ったのがアングリマーラという混沌を住処としている戦士であったのはアルケニにとって幸運だったかもしれない。)…そういう台詞は地上ででも聞かせて欲しいものだな。(マドゥーが己と他者を区別するのは、敵か味方かという基準のみである。魔物の部下も有したことのある戦士は、人間か魔物か等といった基準では判断しない。故にアルケニの事は、敵対しようとしない以上、命乞いをする女としか見ていない。)貴様が人を食らう性ならばそれも仕方あるまい。(相手の様子をみて、これが自分に牙を向くことは無いと確信する。ここでこの蜘蛛女を見逃せば他の冒険者を襲うかもしれないが、そのような理由でこの魔物の命を奪うのは戦士の信条に反する。魔物であろうが自由に生きてよい、そしておのおのが生きようとしぶつかる時に闘争が起こっても良い…というのがアングリマーラの戦士の考えなのだ。)上に上がりたいか?一つ上に上がるだけならばこの糸巻きを辿ればよい。(そう言えば、上層への階段に括ってきた糸巻きを示そう) [Sat 28 Aug 2010 00:05:18]
◆アルケニ > ( この4階層、迷宮に潜む怪物は多いが冒険者という獲物は殆ど見ない。 殆ど見ないと思っていたら、出会った冒険者は始めにいた階層にいる美味しい獲物と比べたら、あまりにも危険すぎる。 ) 紳士な男の人って好きよぉ? ( 刃を退かれても、危険な空気は未だに感じ取れる。 ) ここの住人じゃないわぁ、本当はもっと上の方で食事していたんだけどぉ ( 食事という事に、気を悪くしないでねぇと付け加えておこう。 今は下手に出ていないと命が無い。そんな空気が身体中を嘗め回すみたいに渦巻いている。 蜘蛛の背中に乗っかっている生き物も大人しく微動だにしない。 ) あん、ここにいる理由だったわねぇん。上から変なので飛ばされちゃったのぉ、ここにぃ ( 上を指差しながら、蜘蛛の腹を床につけてできる限り男よりも身体を小さくしよう。 強きものには歯向かわない。それが生き残るために重要なことだ。 ここで生き残っているのは怪物同士だからか、そこまで積極的には襲われない。 侵入者との区別もつかないような危ないものを察知したらすぐに逃げたりもしている。 危機管理能力は高いつもりだ。 ) [Fri 27 Aug 2010 23:47:32]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (相手の世辞に冗談めかして返せば、すっと刃を引く。相手への警戒を解いた…わけでは無い。アルケニの野生は相変わらず突き刺さるような警告を続けるだろう。男が刃を引いたのは…そうせずとも、いつでも仕留められる、と踏んだが故)…しかし、解せぬな。貴様はこの迷宮の魔物か?何故こんな階層に居る?(それなりに深部に侵入したつもりだ。本来ならばもっと手を煩わすレベルの障害が現れると思っていたのだが…。正直なところ、この蜘蛛女が他の怪物に殺されずに生き残っているのが不思議だった) [Fri 27 Aug 2010 23:31:21]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (続き) [Fri 27 Aug 2010 23:27:03]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > ………ふん…(相手の全身を改めて観察し軽く鼻を鳴らす。どこか間の抜けたような声、僅かに焦りと怯えを含ませた様相…どうやら蜘蛛女の言葉に何か企みを含ませるような裏は無いと見た。…今のところは。)…俺とて、貴様のようなのとアングリマーラで出会っていたら、刃の挨拶はせんで済んだろうよ [Fri 27 Aug 2010 23:26:58]
◆アルケニ > ( 前方にいる男の戦闘力がそこまでの戦闘力を有しているかなど蜘蛛女が知るわけは無く、そもそも、その存在にはまだ気が付いていない。 ) ――――っ、あ…らぁ ( 刃を突きつけられて初めてその存在に気が付くという間抜けぶりに言葉が詰まる。 こちらが変な動きをしようものならば、すぐにでもその刃を突きたてる事が出来る状況に暫し思案する。 ) ごめんなさぁい? こんなにいい男がいるなんて気が付かなかったのぉ ( 前に潰された脚はすでに回復しているものの、奇襲や待ち伏せを主にしている蜘蛛女に今のこの状況を打開できる方法は思いつかない。 気が付かなかったことは本当だが、今変なことを言うのは危険だ。 目の前の男に対して、野生が警鐘を鳴らしている。 ) あぁん、その物騒なの仕舞って下さると嬉しいんだけどぉ ( 両手の指を絡めながら、身体自体は微動だにさせはしない。 まったく、動けない。 ) [Fri 27 Aug 2010 23:20:49]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (サンナ・マドゥーはヴェイトスでも指折りの戦闘能力を有する戦士である。特に意識もせずに男の後方から近づいてきたのなら、物音が耳に入る前、気配を為した時点で感づかれるだろう。同時に絶壁を背にそのまま音の方に向かって歩を進めてゆく…そのまま無造作に腰のジャマダハルを抜き放てば…。蜘蛛女が声をあげたぐらいのタイミングで、その刃を突きつけているだろう。ステルス能力も有さぬ巨体の怪物が不用意に戦士の背後に迫ったのはきわめて危険な行為といえる。)…久々の人語…それも女と思うてみれば……やはり人間ではないか。俺に何用か?(常に戦闘に身をおいてきた者の感覚として真っ先に怪物が襲撃を意図しているものととった。怪物の返答次第ではそのまま刃をその柔肉に突き入れんとせんばかりの声色で) [Fri 27 Aug 2010 23:05:23]
◆アルケニ > ( 男の後ろから物音が聞こえるだろう。 暗闇の向こうから床を叩く小さい音が次第に男の方へと近づいていくだろう。 ) ――あぁん、お腹空いたわぁ ( 普段は気をつけているが、食事もロクに取れない今、警戒が薄れて前方不注意のようなものになっていた。 その結果、前方にいる男には気が付いていない。 後方に明かりを送れば、上半身は人間、下半身が蜘蛛の怪物の姿が見えるだろう。 あとは見えるかどうかは分からないが、蜘蛛の背中には小さい芋虫だか蜘蛛だかわからない生物が2匹ほど乗っている。 ) [Fri 27 Aug 2010 22:55:57]
お知らせ > アルケニさんが入室されました。 『カサ』 [Fri 27 Aug 2010 22:50:26]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > ふむ、これはどうしたものか。(道の端で戦士は立ち往生を強いられていた。端…というのは比喩ではなく、本当にそこでぷっつりと道が存在しなくなり、断崖絶壁となっていた。絶壁の底は…見えない。コレより下の階層がまだ6つもあるのだから本当に底が見えぬほど深い…というわけではあるまい。ある程度の深さに、底を見せぬなんらかの工夫…魔法か何かが為されていると推測される。…だからといって、落ちてやるわけにもいくまい。) [Fri 27 Aug 2010 22:45:57]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (先日、遺跡最深部に潜入している傭兵がこの依頼そのものの核心に迫る情報を得たようである。魔術師ランゴバルトの目的はこの遺跡の調査などではなかった………戦士サンナ・マドゥーの予感はある程度的中していたというわけだ。もっとも、そんなことは知る由も無い本人は、地道にこの階層の調査を続けていた。) [Fri 27 Aug 2010 22:40:43]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮4階さんが来ました。 『さてさて…』 [Fri 27 Aug 2010 22:36:20]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが退室されました。 『( エリシャ・ハミルトン 地下7階進行度134/400 )』 [Thu 26 Aug 2010 01:16:03]
お知らせ > 烏さんが退室されました。 『 そして烏は飛び去った。――戦闘経験ポイント★6をどうぞ。 』 [Thu 26 Aug 2010 01:14:22]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > 私もシチュエーション次第じゃお爺ちゃん嫌いじゃ無いんだけどね。 ( 平和的な方向にもうちょっと傾いてくれるといい具合に賢者にでもなれそうな感じで。 でも残念ながら、その研究とかも内容を期待できそうにない。 主にモラル的な方向で。 ) ―――――色々と当初の予定より大変になりそうだこと。 ( 烏を殺してしまうのはやめておこう。 どのみち老人は他の手段ででも此方を監視するだろうし、あれが飛んでいる事自体が幾つかの目印にもなり得る。 …さて、誰か7階に降ろされたって言ってたっけ? ) [Thu 26 Aug 2010 01:10:15]
◆烏 > 中々頭の良い娘だのう。若いのに感心じゃ。物事に対してはそれぐらい柔軟であった方がよい。 だが――… 残念ながら、お前たちへの攻撃は止めるわけにはいかん。単にランゴバルドの奴から我が研究の成果を守る――という意味もあるにはあるのだが、もう一つ理由があるのでな。恨みは無いんじゃ、悪意もな。いや、わしが悪いと思っていないだけで一般にそれを悪意というのかもしれないが。 ( もっとも、この娘には生半可な罠は通用すまい。今のうちに和解して穏便に済ませるのが一番なのだろうが…。 ) ともあれ、わしはお前たちの命を狙い、お前たちはそれを掻い潜りながら調査し、その代償として報酬を得る。わしはもしかしたらお前たちの手にかかるかもしれぬ――が、それも目的のためならいたし方なし。当事者全員が納得済みじゃ。 ( ばさり、と烏が羽をはばたかせ、宙に舞う。 ) もしお前がわしのところにたどり着いたら、わしの研究の成果をみせてやろう。ふぉふぉふぉ…。 ( そうしてそのまま、烏は闇の中に消えようとするだろう。 ) [Thu 26 Aug 2010 01:03:45]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 軽口混じりの口調は兎も角、老人の言葉はしっかりと聞いている。 まぁ、大雑把な人間性と素性みたいな物は見えてきた感じ―――さて。 ) 魔法って詳しくないからその辺何とも言えないけどさ。 先に言っとくなら私らは「地下迷宮の調査」を依頼されているだけだから、貴方に関してどうこうは指示されてないってのは言っとくね。 言っちゃえば、危害を加えられないなら追い詰めようとも捕まえようとも思わないし、お二人の関係がどうでも仕事には関係ないし。 ここの主じゃあないっていうんなら、お邪魔しますっていうのはまぁ、お互い様だし。 ( 目的の主張ははっきりさせとくべきだ。 変な誤解は嫌だし、穏便に(今更だけど)出来る限りは出来ると良いし。 サーチ&デストロイは目的外ですよ、とね。 ) [Thu 26 Aug 2010 00:54:08]
◆烏 > 魔術師には魔術師なりの面倒なルールがあってな。それを逸脱したものは、こうして隠れて篭るしかなくなるわけだ。もっとも、下らん決まりごとに縛られ思うような研究が出来ないのでは、魔術師として本末転倒だと思うがね。 ( あんな罠を仕掛けてくる以上、人としてどこかが狂っていることは確かではあるが、言葉ははっきりしている。――しいて言えば、年寄りのせいかやや滑舌が悪い程度だ。 ) ほほう、勘がいいの。いかにも知り合いじゃ―― 友人?馬鹿を言うな!わしの研究を横取りしようとする盗人だ!知識の探求のためには手段を選ばぬのが魔術師だが、他人の成果を横取りしようとすることは魔術師であっても許されることではない! ( そう言ってランゴバルドを罵り、息を荒げる。 ) わしを人の道に外れる研究をしたという理由で破門させておいて、その成果だけは自分のものにしようというのだからとんだ悪党よ。わしがその成果を全て迷宮に持ち込み、外には何も残さなかったせいで焦っているのじゃろ。いい気味じゃ!ふぉふぉふぉ…。 [Thu 26 Aug 2010 00:44:31]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > 季節が憶測になる程度に籠ってるわけね。 目が悪くなりそ。 ( と、いうか、自給自足出来ちゃってるのか―――それ以前に、言葉を話しているだけで自称人間を人間と決めつけるのも早計だけど。 あんなクレイジー罠満載の割に、口調は理性的で内容もしっかりしている。 狂ったりしているような不明瞭な言動は無くて、対話が通じるようだ。 人格がどうかは知らんけど。 ) あの部屋見た段階でお知り合いなんじゃないかと思ってたけどね。 お友達? 貴方の事は何にも云って無かったけどさ。 ( まぁ、依頼人が常に清廉潔白だとは思わない。 この場合、依頼人とこの声の主のどっちにどういう事情があるかは偏見を挟まないで聞きたい所。 …侵入者を問答無用で殺す人間に正義があるとは思えないけどね。 ) [Thu 26 Aug 2010 00:33:35]
◆烏 > ( 烏はばさばさと羽をはばたかせると、先程まで水晶が鎮座していた台座に降りた。 ) は、は、は、元気の良い娘だ。太陽なんぞ無くとも人間は生きていけるものだ。今は―― そうだ、夏じゃろう?暑いのは苦手なものでな。 ( ぱちりと烏は目を瞬かせる。 ) 書斎の罠を抜けたのもお前か。作動したから確認させに行ったら誰もおらんから、おかしいと思っておったのだ。 …ああ、他の連中も上層でうろうろしておるようだの。男二人女一人の三人組。ガンディア風の男。仔狼連れに、黒エルフ―― 刀使い―― ライカニアの娘もおったか。この迷宮に住む化け蜘蛛に気に入られた奴もおったの。そうそう、罠に嵌って上層からこの七階まで落ちてきおった奴も居たわい。 一口に冒険者と言っても、まあ色んなのがいるものだ。わしら魔術師といえば大抵は一緒だというのに。 ( ふぅ、と溜息を一つ。 ) ――奴らもお前も、おおかたランゴバルドの差し金じゃろう。 ( しわがれた老人の声は、今回の仕事の依頼主の名を口にした。 ) さあての。ここの主人とは言えぬかもしれん。厳密には…な。 [Thu 26 Aug 2010 00:24:20]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > おおっとお爺ちゃん語だ。 ハロー? お元気? 太陽光は足りてる? ( 反射的に挨拶。 これだから魔法ってヤツは。 一旦ナイフを抜く手を止めて、わざとらしいゼスチュア交えつつ。 ) 一度書斎の方まで御挨拶に伺ったんだけどね。 御留守だったみたいで挨拶遅れたのは御免なさい? まだもうちょっと人、来るけど。 えー、ワタクシしがない傭兵美少女、エリシャ・ハミルトンと申します。 ご主人さまでいらっしゃいますか? [Thu 26 Aug 2010 00:11:37]
◆烏 > ( そう、使い魔だ。烏は古くから魔術師や魔女達の使い魔として使われてきた。こんな場所に生息している烏も居ない。 あなたが烏に向かって罵倒するのを受けると、くつくつと人の笑う声が響く。――烏から聞こえてきた声だ。 ) なぁに、このわしが見ていたぞ。そのファインプレイとやらを。 ( ちゃっかり独り言まで聞いていたようだ。 ) ――それにしても、思った以上にしぶといな。流石にここでくたばるだろうと思っていたが、中々どうして―― 大したものだ。 ( 烏は旋回を続ける。そのままナイフで仕留めることは容易いし、会話を試みようとしてそれを少し待ってみることも出来る。 ) [Thu 26 Aug 2010 00:04:44]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 今回は特に苦手要素てんこ盛りだった。 固くて薄い敵、高低差の無い狭い場所、多対一、魔法の仕掛け、とまぁ―――よくこの程度で済んだもんだ。 ) ――――そしていつもながらこの超ファインプレイを見ている人間は居ないのであった。 ( 単独行動ばっかだからである。 ワイバーン射落とした時も、先代魔女ギルド長と戦った時も、古城の地図作った時も、その他諸々も、見てた人間は殆ど居ない。 故にどんだけ頑張ってもエリシャ・ハミルトンは無名のしがない傭兵なのである。 ) …あー、こういうのはちょっと、知ってるよ。 ( あれだ、使い魔ってヤツ。 たぶん。 ) もう、ばーかばーか! 陰険! 陰湿! ( 何処かで誰かが私を見ている。 かなり気持ちの悪い話。 この烏を殺してしまったとして―――監視が終わるかどうか。 なんせ相手の家の中に居るようなもんだ。 ) …でもま、行く先々で先手を用意されるのは嫌ね。 烏にゃ罪は無いけどさ。 ( その他プライベートを見られるのも御免被るし。 可能なら、投擲ナイフを使ってその烏を落としてしまおうと思うが―――。 ) [Wed 25 Aug 2010 23:57:32]
◆ブレードスピリット > ( それは「制御の宝玉」と呼ばれるマジックアイテムだ。ゴーレムや精霊などを遠隔で操作する際、その力の媒体となる水晶だ。ブレードスピリット達はそれによって何者かに操作され、先程のように明確な意図を持って動いていた。もっとも、この情報は後で調べるなりしてわかることかもしれないが。依頼主の魔術師ランゴバルドならば、7万でそれを買い取ってくれるだろう。 ) ( ――さて、その時だ。その広い部屋の何処かから、カラスの鳴き声が一度だけ聞こえ、その直後に羽ばたく音が響くだろう。そのカラスは飛びながらゆっくりとあなたに近づき、その周りを旋回する。その目はらんと赤く光り、侵入者を見ている。 ) [Wed 25 Aug 2010 23:43:20]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ――――――はぁ…疲れたぁ…っていうか何これ本当こわい。 どうしたいわけよ。 ( この理不尽さ。 この意地の悪さ。 こんな手の込んだ代物を用意しておく程の物が―――この、水晶なんだろうか? ブレードが無害になったのを確認すべく暫し時間を割き、改めて件の赤い水晶球を調べてみる。 どうせ魔法の分からない人間には判断できないだろうし、直接触らないようにしてなにか布にくるんで鞄に仕舞ってしまおうか。 ) それと、まぁ…運が無かった、かな。 ( 先程の冒険者の亡骸(とクォータースタッフ)に黙祷し、彼も調べておく。 市から派遣された人だとしたら、身元くらい分かると良いだろうし。 ) [Wed 25 Aug 2010 23:37:27]
◆ブレードスピリット > ( 回転する二つの刃は台座を守り、あなたの接近を警戒する。近づこうものなら容赦なく切り刻みにかかるのだ。――そう、近づいて水晶に触れようとするものと考えていた。何故なら直前まで軽い身のこなしだけで刃の嵐を掻い潜ってきていたからだ。或いは、その機敏さを警戒してこちらからは仕掛けなかったのかもしれない。 あなたが手にしていたナイフを投げるのを見て、二つの刃は慌ててそれを阻止しようとするが、動き自体はそこまで精密とはいえないブレードスピリットが、器用にナイフを弾けるわけも無く――。 ) ( ガキンッ、とナイフが水晶に辺り、弾けるようにしてそれが外れて地面に落ちた。それとほぼ同時に滞空していたブレードスピリット達は徐々に回転を止め、金属音と共に地面に落下した――。 ) ( 水晶球は余程頑丈なのか、ナイフでも落ちた衝撃でも傷つかずに地面に転がっている。未だ赤い輝きを放ってはいるが。 ) [Wed 25 Aug 2010 23:30:47]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( キュンッ、と革ブーツの底と金属ブレードが高速で摩擦する音がして、空中で横に2回転して着地する。 こりゃあ何度もやりたい事じゃない。 ) しっかし慌ただしいなぁ――――もうこの辺、憶測でやるしかないか。 ( 後ろから追ってきている。 目で見て何だか理解が出来ない代物なら、予想するしかなかろうと―――まだ少し離れた距離から、左手に握った大型のナイフをサイドスローで投擲する。 狙いは勿論、赤い水晶。 だって怪しいんだよ。 後で怒られても知らないっと―――。 ) [Wed 25 Aug 2010 23:22:37]
◆ブレードスピリット > ( 後方から二つの刃が迫る!それをあなたは跳躍でかわすが、恐らくブレードスピリット達に笑う口がついていたなら、ほくそ笑んでいたことだろう。そう!奴らはその瞬間を待っていた。あなたが跳躍し、そして着地する瞬間を!その足を切り落としてから、ゆっくりとバラバラにしてやろうというのだ。滞空してその瞬間を待つブレードスリピットは、あなたの跳躍を見てその狙いを定めた。だが―― 侵入者が着地したのは石畳ではなく、ブレードスピリット自身であったッ! ) ( あなたが履いているのは革のブーツか?それならば、高速回転する刃との摩擦で焦げ臭さと煙を発することだろう。踏み台にされたブレードスピリットは上からの重みでがくんと高度を落とし、バランスを崩す。あなたがそれを飛び越える次の瞬間には、そのまま地面に刃をめり込ませ回転を止まらせてしまうだろう。 ) ( そして、あなたが目指している台座だ。台座の上にあるものは、設置された赤い光を放つ水晶だった。それが台座にはめ込まれるようにしてそこにある。先程後方から迫り、回避された二つのブレードスピリットは、その台座を守るように留まり、滞空する。また、後方からも刃が一つ迫るが、まだあなたの背中に追いつくには時間がかかる。 ) [Wed 25 Aug 2010 23:14:47]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 案外性質の悪い代物のようだ。 その場で滞空できるようだし、動きに意図が感じられる。 4対1にもなると、数を減らせないのも頭が痛い所―――形が見えてきた赤い何かを調べている暇はあるだろうか? 選択肢は二つ――― 一先ずこの部屋を離れるべく方向転換するか、どうにかしてあの赤い物体を調べるか。 走る速度は確かに速いが、それをいつまでも維持できる程の体力があるでも無し―――。 ) ( 無駄口をたたく暇も考えている暇もない。 1つ、技術的にも、そもそもそれが可能かもわからない賭けに出る。 兎に角先ず、台座まで辿り着くのだ。 その為のルートを――――再び跳躍し、滞空するブレードの上に一瞬着地しての2段ジャンプを敢行してみせよう、と!! 回転するそれに着地する段階でかなり無茶な姿勢になるし、器械体操の宙返りみたいな横回転がかかる事が想定される。 ) [Wed 25 Aug 2010 23:03:30]
◆ブレードスピリット > ( あなたが赤い光に向かって駆け出すと、ブレードスピリット達は一斉に反応する。かなりの速度を誇るあなたの健脚だが、ブレードスピリットたちも決して負けては居ない。左右から迫る二つの刃はあなたに追いすがり、切断しようと迫る。追跡しながらなのであなたのやや後方から、交差するように通り抜けようとするだろう。――更に、それだけに留まらない。先程最初に前方に抜けた刃が引き返し、あなたの走る速さにあわせあなたのすぐ前方で滞空する。このブレードスピリットは、あなたの跳躍を狙っているのだ!つまり着地地点を狙えば、回避は難しくなるだろうという知恵を働かせているようだ! 後方に抜けた刃は一度距離を大きく離した為、すぐにはあなたに追いつけないようだ。現状を整理しよう。やや後方から交差するように迫る刃が二つ、前方に滞空しあなたの着地地点を狙う刃が一つだ。 ) ( そして赤い光はみるみる近くなる。すぐにそれが台座のような場所に置かれた何かだと気付けるだろう。 ) [Wed 25 Aug 2010 22:51:13]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( あの威力なら金属鎧でも切断は兎も角、致命傷まで届いてしまいかねない。 回避を主体にした軽装が、相性として良かったか。 着地の勢いを殺さずにそのまま、さっきちらっと見えた赤い何か―――光る物を目指して駈け出す。 広いとはいえ、100mもないこの空間―――野性動物よりも速いエリシャ・ハミルトンにとっては一瞬の距離だ。 ) まぁこれで売ってるんだよねっ!! ( 接近する数秒の間、左腰に挿した戦闘用ナイフを逆手に抜き、柄の頭に親指を乗せて握る。 飛来するチャクラムは現状、追いついて来ない限りスルーだ。 ) [Wed 25 Aug 2010 22:37:44]
◆ブレードスピリット > ( さっき倒れていた冒険者は、この首と胴体を狙った最初の一撃にやられたのだ!あなた程身軽で無かった彼は、突然の遭遇に判断が遅れ、何も出来ぬまま死んでしまったのだろう。無念にも地図を握り締めたまま。 ) ( あなたは棒を支点にし、跳躍した。あなたが滞空している間に二つのチャクラムがほぼ同時に通り過ぎて行き、高飛びに使用したクォータースタッフを三つに切断した。その際、人の胴体など容易く切断する刃の怖ろしい風圧が、あなたの肌を擽るだろう。その二つのチャクラムは一旦距離を置くが、その二つとは別のチャクラムが今度は左右から迫る! チャクラムは計四つ浮遊しており、それぞれが独立した動きで、まるで意思があるかのようにあなたを狙う。 ) [Wed 25 Aug 2010 22:28:21]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ――――うわぁ…あれは…うん、見たことないなぁ。 ( 結構地味に色んな修羅場も潜ってきたもんだけど、これは今まで遭遇した事の無い代物だ。 ぱっと対処法が想定できない辺りちょっと焦るものはあるけど―――唯一幸いなのは、形状と状況から、どういう事をしかけられるかが分かり易いくらい分かり易いってことか。 こんな木の棒でどうこうするのはナンセンスだって事。 ) あんま暇無いかもねっ!! ( 考え事終了。 一先ず、目の前に迫っている分かり易いピンチに対応しよう。 軽く助走をつけてからクォータースタッフを支点に、棒高跳びの要領で斜め上にジャンプする。 普通の人なら脚を持ってかれそうな状況だけど、軽業に関してはちょっと人間の尺で計れない所まで来ている自負がある。 棒は―――残念ながら捨てて行こう。 ) [Wed 25 Aug 2010 22:21:00]
◆広い部屋 > ( そのしゅるしゅるという音の主は、すぐにあなたの視界に入るだろう。それはチャクラムと呼ばれるガンディアの投擲武器を、そのまま大きくしたような。横幅は1mはあろうか。それが回転しながらゆらゆらと滞空し、急にその回転を早めたかと思うと、一直線にあなたの首目掛けて突進してくる。更に、その大きなチャクラムは一つだけではない。あなたの背後にも、左右にも、しゅるしゅるという音を鳴らしながら接近しつつある。そして背後のチャクラムが、前方から突進するチャクラムとは一瞬時間差を置いて、あなたの腰を後ろから切断しようと迫る。前後からの同時の攻撃だ。 ) ( その時、遠くに――恐らくはこの広場の端まで行ったところに、何か赤い光が浮かんでいるのが見える。 ) [Wed 25 Aug 2010 22:11:35]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 嫌な臭いがする、と思ったら案の定というか、予想通りの、というか――――出来れば回避したかった方向の新展開。 何か視界に入る前にクォータースタッフを構え、灯りの布を外す。 状況からしてとてもまともな対話が期待できる何かが居るとは思えない。 さっきの音の正体をここではっきりさせておくのはまぁ、地図を完成させる上でどうしても避けられないか。 なんせこの地図を頼りに安全なルートを確保するのが某魔術師氏の依頼なんだろうから。 ) [Wed 25 Aug 2010 22:00:59]
◆広い部屋 > ( 目立ったものは特に見当たらない。目印になりそうなものも無い。だが、あなたが慎重に歩みを進め、赤い糸車で測る距離が、そう――10mか、15mは行ったぐらいか。不意に前方に、誰かが倒れているような影を発見するだろう。それはあなたと同じ冒険者風で、革鎧を着込み、腰にメイスを下げ、背中にはバックラーを背負っている。…だが、その首と胴体は何か鋭利な刃物で切断されたようになっていた。首は僅かに離れた場所に転がり、どうやら男らしい。男の手には未完成の7階の地図が握られており、死体の状況から見ても比較的最近死んだものとわかるだろう。 ) ( その時、先程からあなたが耳にしている甲高い金属のような音が、一度大きく鳴る。その直後、あなたの四方――いや、八方からしゅるしゅると何か風を切るような音が聞こえはじめる。 ) [Wed 25 Aug 2010 21:53:58]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ありゃ…漸くっていえばそうかね。 ( 単調な探索に少し飽きていたといえばまぁ、そう。 まだ下層は存在するというのに「7階まで」という区切りがあるからには、この辺りに何かあると考えた方がまぁ、自然なのだ。 ただそれが何なのかはまるっきり漠然としていて、「7階で一区切り」になるだろうという何か、でしかなかったけれど。 目の前に広がる光景に暫し足を止め、さて、この広さをちゃんと実測するとなると結構骨だぞ、と溜息を吐き――――それはそれで少しだけ、表情に精気が戻った。 先ずはどれくらい具体的に広いのか、何か目立ったものはあるか、足音を忍ばせて歩いてみようか。 勿論、此処まで同様赤い糸車を垂らして、灯りに布をかぶせて、クォータースタッフで床をつつきながら。 ) [Wed 25 Aug 2010 21:42:15]
◆広い部屋 > ( 不意にあなたは大きな部屋に出る。どれぐらい大きいかって?それはもう、鍛錬所の野外運動場ぐらいはあるのではないか。――といっても、薄暗いせいで一番向こうまではあなたが手にした灯りは届かずに見えないかもしれないが。幾らなんでもこれだけの広さの部屋を地下に建造するのは普通の方法では無理だ。何故ならその部屋は、柱らしいものが見当たらないのだから。 ) [Wed 25 Aug 2010 21:36:53]
お知らせ > 広い部屋さんが来ました。 『 不意に――。 』 [Wed 25 Aug 2010 21:30:19]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 適当な布を被せて灯りの量を絞る。 そう大きな効果は期待できないが、灯りを持つ誰かが接近するようなら、向こうが先に気付く可能性を減らせるかもしれないし――――。 ) …あ、ちょっと失敗かも。 ( 今更ふと、思いついた事。 灯り、幾つか用意したら良いんじゃなかろうか。 片道の旅じゃあなくて、どうせ同じ階層を長時間歩いて、何度も往復するのだ。 ある程度の距離ごとに灯りを置いて歩けば、安全にもなるし、自分が持ち歩く灯り自体がそう目立たなくも出来るかもしれない。 勿論、自分がこの辺りに居るという事をアピールする事にもなるけれど。 相手が動物程度の知性の持ち主ならそこまで知恵は働かないだろうし。 ) ( にしても、もう1往復アマウラまで行くのはキツい。 今度どうしてもまた行かなきゃいけないようなら考えてみよう。 ) [Wed 25 Aug 2010 21:21:42]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 遠くで音が聞こえている。 何の音だろうとあれこれ該当する物を思い浮かべてみるけれど、当てはまる物が思い当たらない。 何か甲高い、微かな音だ。 金属を引っ掻く音のような、立てつけの悪い扉が軋むような、からくりかクランクが動いているような―――全くそれらのどれでもないかもしれない。 何か、遠く、時々聞こえてくる嫌な音。 自然にスタッフを構える腕に警戒が走る。 腰の左右に挿したナイフは異常ないか、直ぐにトラブルに対応出来るか。 一番慣れ親しんだ武器―――弓はあまりあてにできない。 狭いし、暗いし、距離も稼げない。 遮蔽物もあまり無いし、高低差もない。 今回の出番は少なそうだ。 ) [Wed 25 Aug 2010 21:09:37]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 7階の東の端側から探索を始め、中心部(6階の全容から想定できる中心部)に向けて少しずつ探索範囲を広げている筈だ。 既に3分の1くらいはそれらしいものが書けている。 ――――面白みのない内容だというのは良い事か悪い事か。 罠や怪物に遭遇しない安全であるに越した事は無いし、致命的な倒壊があると探索自体を打ち切らざるを得ない。 意外としっかりと状態が維持されているのは未だ遭遇した事の無い住人のお陰か、この迷宮を作った人間の技術か、魔法的な何かが働いているのか。 ) ( そんな事を考えながら一人、相変わらず石床をクォータースタッフでつつきながら罠に備え、慎重に廊下の距離や傾斜を計り、ある程度歩いては走り書きの地図をメモしている。 ここ数日はただの廊下と何の変哲もない倉庫のような小部屋ばかりが続いていた。 ) [Wed 25 Aug 2010 20:41:37]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 地下7階には僅かに何者かの臭いや温い空気、気配が漂い、時折何かの物音が聞こえている。 今の所何者にも遭遇していないが、他の冒険者たちの報告を見る限り、何かと遭遇するのも時間の問題かもしれない。 そも、この地下迷宮が過去どういう経緯で誰が何のために作ったのか、今現在何者が住み着いているのか、そういう部分が分かればもう少し安全になりそうな感じではある。 意図が分からないものというのはどうしたって基本、怖いものだ。 ) [Wed 25 Aug 2010 20:28:44][58]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが入室されました。 『地下迷宮7階V』 [Wed 25 Aug 2010 20:19:49]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮4階さんが退室されました。 『地下迷宮4階進行度 149/400』 [Tue 24 Aug 2010 22:40:02]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (誰かが其の場にいたら、罠を破壊しながら進んでいくのはお前ぐらいだ、というツッコミが入ったかもしれない。そんなこんなで戦士は一人、紙に炭棒を走らせる。) [Tue 24 Aug 2010 22:38:20][56]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (ランゴ某とか言う魔術師は不特定多数の冒険者に対して“地図を作れ”との依頼を出した。だが…自分が言うのもどうかと思うが…それは魔術師の姿勢としてどうなのだろうか?知識が無ければ貴重な遺産をガラクタにしてしまう可能性は大いにある。遺跡を調査するのであれば専門の調査団でも組んで順に調査して行くのが無難だ。あらかじめどこの馬の骨とも分からぬ者達を先行させ、地図のみを作らせるなどということをすれば、この場がどれほど荒らされるかもしれないと想定しなかったのだろうか?)………(もしかすると、遺跡自体の調査が実のところの目的ではく…遺跡深部に効率よく潜るのが本当の目的だとしたら?遺跡の構造自体を把握するのが目的だとしたら…合点はいくが…) [Tue 24 Aug 2010 22:36:24]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (それを考えると更に首を捻りたくなってくる。ひょっとするとこいつはそもそも罠だったのか?この残った残骸から推測するに、管からこの宝石っぽい何かに魔力が供給される仕組みになっていた気がする。良く見れば台座の前にも注意書きだか説明書だか、良く分からない文字でつらつらと書き連ねてある。罠であったのならばこんな接近して初めて火を放つような面倒なものを造るだろうか?)………(そこで少し気まずくなる。これがひょっとすると高価な魔術機器か何かだとしたら?この場に至るまでもいくつか罠を破壊したが、それらすべてが本当に罠だったのだろうか?) [Tue 24 Aug 2010 22:27:37]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > まったく…性根の捻じ曲がったものというのは居るものだ。(宝と思わせておいて、それそのものが罠だとは…。チャクラムを拾い上げ、じゃりっと砕けた宝石を足先に触れてみる。鉱物…というよりまるで陶器のようだ。台座の方を見やってみれば、何本か管のようなものが突き出していた。おそらくこの砕けた宝石に繋がっていたのだろう。)…待てよ…(と、そこでふと思う。これは本当に宝石だったのだろうか?聞けばこの迷宮は魔術師の実験場だった(もしくは現在も?)というではないか。つまりはこの場の目的の趣旨は冒険者を迷わす事ではなく、魔術の実験を行うことであったはず…) [Tue 24 Aug 2010 22:22:54]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (甲高い音を立てて台座の上のクリスタルのようなものが砕け散った。そのまま破片と共に紅い霧のようなものが立ち上って消えてゆく。さながら炎が蒸発していくかの様だった。しばらくしてカランっと乾いた音を立てて、己の投擲したチャクラムが石畳の上に落下した。…少しばかり前、踏み込んだ大部屋。その中心にいかにも高価そうな大振りの宝石が鎮座されていた。宝の類かと思い、近寄ってみればいきなりそいつが四方に炎の矢を放ち始めたのだ。反射的に投擲したチャクラムに、そいつはあっさりと砕け散ったというわけだ。) [Tue 24 Aug 2010 22:16:58]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮4階さんが入室されました。 『カキンッ!』 [Tue 24 Aug 2010 22:12:09]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが退室されました。 『...To Be Continued⇒地下迷宮7階V』 [Tue 24 Aug 2010 10:28:23]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( エリシャ・ハミルトン 地下7階進行度76/400 ) [Tue 24 Aug 2010 10:28:03]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 6階へと登る別ルートは未だ見つかる様子は無い。 途中で保留してある6階地図は中央部分がぽっかりと広く欠けていて、念入りに調べてもやっぱり6階の何処からも進入する事が出来なかった。 5階にもそれらしい別の下り階段は見当たらなかったと思うし、一度7階に降りてから再び6階に上るのが良いと思うのだけど――――これでアテが外れたらちょっとお手上げだ。 6階と7階の地図の完成している部分を重ね合わせる限り、まだ空洞部分の下の半分も埋めていない。 結論を急ぐのはよそう。 ) [Tue 24 Aug 2010 10:27:21]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 糸車から繋がる赤い糸は私の後ろに伸びていて、今の所何処かで千切れたりという感触は伝わってこない。 アマウラで買ってきたカンテラ油は独特の荏胡麻の香りが漂っている。 もし誰かが私と行き違っているとしたら、何処かでこれらを頼りに合流できるかもしれない。 昨日の声の主が必ずしも私にとって有益な人物の声かどうかは定かじゃ無いけれど。 ) ( 一区切り出来たら一度くらいは表層に戻って一息つきたいけれど、この辺りまで潜ってくると、往復するのにもそれなりに時間がかかる。 時間と体力を無駄に浪費しない為に食料や燃料を纏めて補充してきたのだし、もう少しじっくり歩こう。 ) [Tue 24 Aug 2010 10:23:56]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( あまり近くは無いのか、分厚い壁を隔てていたのか、それは直ぐにそこに辿り着ける程確かな物じゃあなかったけれど確かに、壁越しに伝わる大きな生物の動く振動と、男の人の叫ぶ声。 しばらく走る靴のリズム。 僅かに揺らぐ空気。 微かな臭いの変化。 そんな、注意していないと気付けないような微かな変化として届いていた。 普通は気付けないのかもしれない。 その辺、私は少し特別だ。 ) [Tue 24 Aug 2010 10:18:13]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 単調な探索に僅かな異変があった。 昨夜の事。 地下6階から7階までの探索の中、今まで自分以外の気配を感じた事は無かった。 気配、なんて抽象的な言葉はあまり好きじゃない―――私は「気」なんていうよくわからないエネルギーを感じる事なんて出来ないし、それが本当にできるらしい人に会った事もない。 僅かな音や、生き物の臭いや、空気や風の温度や、足裏から伝わる微かな振動。 「気配」というのがあるとしたら、そういう物を総合した、「意図を感じられる質量移動」がそれだ。 昨夜、この7階で確かにそれを感じた。 ) [Tue 24 Aug 2010 10:13:55][51]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが入室されました。 『地下迷宮7階U』 [Tue 24 Aug 2010 09:52:19]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが帰りました。 『『...To Be Continued⇒地下迷宮7階U』 [Mon 23 Aug 2010 11:07:52]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 地下7階進行度25/400 ) [Mon 23 Aug 2010 11:07:35]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( エリシャ・ハミルトン 地下6階進行度188/450 ) [Mon 23 Aug 2010 11:07:07]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 今日も特筆すべき事無く、淡々と作業が続く。 体力と気力が続く限り進めればいいし、休みたくなったら休もう。 そういう気分になったのなら一度キャンプまで戻って、人と話したり外の空気に触れたりしたって良い。 誰に意見を求める必要もない。 そういう意味では私は、誰より自由だ。 ) [Mon 23 Aug 2010 11:06:27]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( そういえば何日も他人の声を聞いていないし、自分が立てる音以外の音も殆ど聞いていない。 時折水音や、微かな物音が耳に入る程度だ。 割と普段から単独行動を取る事が多いし、孤独を感じる程じゃあないけれど。 ) ( 別に他人と行動するのが嫌いなわけじゃあない。 ただ、最終的には誰とも歩幅が合わないだけ。 どうも私は、そういう人間のようだ。 ) ( 人間でもないのか。 忘れがちだけど。 ) [Mon 23 Aug 2010 11:03:36]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 七階に降りてここまで、これといった特徴の無い道が続いている。 六階同様、外周をむき出しの石壁が覆い、くり抜かれた内側の壁には煉瓦が混じっている。 位置関係を照らし合わせるに、まだ六階の空白部分と重なる位置には入っていない。 少し地道で時間のかかる探索になりそうだ。 ) [Mon 23 Aug 2010 10:58:30]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 六階、七階と死んだように静かな所が続いている。 何者かの書斎で罠が発動した以外はこれといってトラブルも無く、幾らか拍子抜けすらしている。 今回の依頼は七階まで――――更に下層が存在するという事だが、七階までが必要な情報だという。 実質ここが最下層という扱いになるからには、それなりの歓迎も予測していた。 それがこう静かだと、それはそれで気持ちが悪いものだ。 最後の最後にとっておきが待っているなんてのはちょっと、御免被りたい話。 ) [Mon 23 Aug 2010 10:55:51]
◆エリシャ@地下迷宮7階 > ( 地下七階は静まり返っている。 六階へと続く階段の下で食事と休憩を挟んで探索を再開し、六階と同じように右手側の壁伝いに慎重に歩き続け、少しずつ地図の空白を埋めていく。 中央部分に余白を残して未完成のまま保留してある六階の地図との位置関係を綿密に計りながらの進行は手間がかかり、酷く慎重になっている。 推測が正しければ、六階の空白へと通じる道は七階の別のルートから進入出来る筈なのだ。 五階にはそれらしき道は無かったと思うし、六階の何処を繰り返し調べても、やはり何も見つけられなかった。 ) [Mon 23 Aug 2010 10:49:27][25]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮7階さんが入室されました。 『地下迷宮7階T』 [Mon 23 Aug 2010 10:42:51]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが退室されました。 『...To Be Continued⇒地下迷宮7階T』 [Sun 22 Aug 2010 12:06:50]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ―――――やめた。 下行こう。 ( 結論。 行き詰まった。 こういう時は粘ればいいってもんじゃない。 私はすっぱりと6階探索を諦めて、外周をぐるっと回った先にある7階へ下る階段を目指す。 6階完成を放棄するわけじゃない。 ボードゲームじゃあないのだ。 出口と入口が1つづつセットになっているなんて誰が決めたわけでもなし。 もっと立体的な物の見方というものがあるだろう。 ) [Sun 22 Aug 2010 12:06:24]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( あの部屋―――誰かの書斎らしき部屋をもう一度調べてみてもいいけど、さて、どうしたもんか。 住人が今何処に行っているのか知らないけれど、上層からのこの賑わいに気付いているだろうか? 迷宮から出ている可能性もまぁ低くは無い。 なんせ生産性も居住性もかなり悪い所だし、食べ物なんてどう考えたって何処かで仕入れてこなきゃならない。 本だってそうだ。 ) ( 7階より下に何があるか全く知られていない、という事実だけが不確定要素になるけれど。 ) [Sun 22 Aug 2010 12:01:04]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 駄目だこりゃ。 今日はロクな探索になりそうにない。 仮地図を頼りに既に出来あがっている部分を歩きまわってみるも、手がかりらしきものは見当たらない。 いっそ怪しい所を見繕って壁を破壊してしまった方が早そうな感じ。 この階に住人がいるらしい雰囲気からしてあんまりお奨め出来る手段じゃないけれど。 まぁどっちにしろ――――私にゃそんな道具もスキルも無いし、また上に戻ってハンマーか鶴嘴でも用意しなきゃいけなくなる。 だいたいこれだけ下層まで来ると、落盤が無いとは言い切れない。 しっかり作ってあるとはいえ、地面の中にこんなに深くて広い穴を掘ってるんだから。 ) [Sun 22 Aug 2010 11:56:59]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 地下六階は静まり返っている。 依然として自分以外の冒険者が立ち入った気配は無く、こうなると6階は意地でも完成させてスッキリさせたい所だ。 現在地図は外周らしきむき出しの石壁沿いにぐるりと回り、右手側の壁沿いに歩いて描ける部分は殆ど描いてしまったように見える。 7階へと続く階段も既に発見していて、進もうと思えば下層に進む事は出来た。 ) ―――んん、いや、まだあるよねこれ真ん中。 ( 現状を纏めた仮の地図をじっくりと眺め、空白部分について考える。 急ぎ足で飛ばしてきた上層5階までの大雑把なイメージを考えるに、6階だけが急に真ん中に大きな未開部分があるとは考え難い。 だいたいそれなら、内側の壁も煉瓦混じりに加工壁じゃあなくて石壁むき出しになる筈だ。 ) [Sun 22 Aug 2010 11:37:30][6]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが入室されました。 『地下迷宮6階X』 [Sun 22 Aug 2010 11:30:48]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮4階さんが退室されました。 『地下4階進行度−93/400』 [Sat 21 Aug 2010 22:37:40]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (やればできるじゃないかっ!)(今回は何だか地図もうまい具合にかけてきた気がする。やはりこれも慣れ、の為せる故か。今までの通路。罠の場所…そして見えてきた分岐路の方向などを書き込んでいく。)ん…(と、手に持った糸巻きに、がくんっと抵抗を感じ足を止めた。どうやら糸の長さが限界に達したらしい。地図を見れば自分が降りてきた場所でまた別の分岐がある。ここは一旦糸を回収して、階段から同心円状に探索していくのがいいかもしれない。一旦引き返そう。) [Sat 21 Aug 2010 22:37:08]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (そのまま、身をやや低くするようにしながら前進する。ランタンの光が照らすのは数Mばかり先まで。そこから先はまったくの闇だが、一応聞き耳だてても妙な音などはしない。)…ここから記してゆくか…(この階から真面目に…いや、前も真面目じゃなかったわけじゃあないが記してゆこう。上の回と違ってずっと空気がよどんでいる気がするのも、人が入り込んでいないせいだろう。) [Sat 21 Aug 2010 22:33:30][93]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > ( [Sat 21 Aug 2010 22:29:17]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (つまりは階数が下がれば下がるほど、怪物が強くなるわけではなく、トラップなども複雑化する可能性があるということが今更ながらに身にしみている戦士の図。)…欲を出して5階などと言わんで正解だったな。(その辺の総合力を考えれば、まずは4階が妥当だろう。罠も2、3当たっていればいい加減勘も働くようになろうというもの。)取り合えずこの通路は問題あるまい。(かがんでみれば、足元のタイルの一枚が微妙に浮き上がっている。これがスイッチになっていたらしい。矢は通路の向こうから飛んできたのだから、この通路上に新たな罠があるとは考えづらい) [Sat 21 Aug 2010 22:00:25]
◆マドゥー@地下迷宮4階 > (つくづくそう思う。どれほど型の稽古を積んだ武術家でも初めての実戦では街のごろつきに不覚を取ることがある。どれほど座学に打ち込んだ外科医でも始めての執刀では手が震えて動かぬことがある。逆に何も知らぬ素人が毎日一人ずつ人を殺めていれば、5日もすれば殺しのプロが出来上がる。)………(迷宮探索も同じだ。街中での潜入。未知の大地でのサバイバル…それらをこなした男でも、人為的に作られた迷宮というのはまた勝手が違う。話では聞いていても罠の解除などはなかなかうまくいかぬもの。)………(こめかみを伝う汗をさりげなく拭いながら、目の前すれすれをかすめて飛来した矢に恐る恐る振れる。そいつはどれほどの力で打ち出されたのか、石壁に深々とつき刺さっていた。よくもまぁ、反射的によけられたものだと思う) [Sat 21 Aug 2010 21:51:45]
お知らせ > マドゥー@地下迷宮4階さんが入室されました。 『経験は大事だ。』 [Sat 21 Aug 2010 21:39:52]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが帰りました。 『...To Be Continued⇒地下迷宮6階X』 [Fri 20 Aug 2010 13:21:53]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( エリシャ・ハミルトン、地下6階進行度 182/450 ) [Fri 20 Aug 2010 13:21:32]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ―――――――あ。 終わった。 ( 右手側の壁沿いに外周を左折して左折して、暫く真っ直ぐな通路を進んだ先に――――突如、というか、あっけなく、というか、7階へと続くであろう石の階段がぽつんと現れる。 それ以外は特に何も無く、行き止まりのようだ。 簡単に階段が見つかった事自体はまぁ良いけど、まだ先に進むには早過ぎる。 6階全体の地図の半分も埋めて無いだろう。 此処までを記録して、来た道を引き返そう。 ) [Fri 20 Aug 2010 13:21:02]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 面白みのある景色にはぶつからない。 何処まで進んでも単調で、少し見飽きた風景が続いていた。 そりゃあエンターテイメントでこんな大掛かりな地下迷宮を作っているわけでも無かろうし(それにしたって居住性の悪いこと)、無断で立ち入る来訪者を楽しませるサービスなんて要らないだろうけど。 ) …しかしま、何のためにこんなの作ったのかは作った人に聞きたいねぇ。 ( 相手の立場になって考えようにも、何処の誰がいつ作ったのかも知れない代物だけど。 あの鉄の扉にしたって、最初からあったとは限らないものだ。 ずっと昔からある迷宮に後から来た誰かが勝手に住み着いただけかもしれない。 性質悪い誰かが。 ) [Fri 20 Aug 2010 13:17:34]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 此処まで書きあげた数枚の下書きを合わせ、6階の全容を大雑把に想定してみる。 どうも外周を回っている部分が多く、真ん中辺りにぽっかり広めの空白が出来ているようだ。 右手側の壁沿いに歩いてきたけれど、この方法だと辿り着かない部分があるのかもしれない。 まぁ、先ずは右手法で元来た階段に戻ってしまうまでは探索を続けよう。 ) ( 迷宮は静まり返っている。 今の所、トラップと人の生活している痕跡には遭遇しているが、住人自体に遭遇した事は無い。 他のフロアの話を聞くと、幾らかそういうものも生息しているみたいだけれど――――まぁ、一番気になるのは人間の存在か。 あの部屋の主が人間であるかどうかは、別として。 魔術文字、本、インク壺、羽ペン、とあれば―――まぁ、最悪言葉くらいは通じる相手だとは思うけど。 こんな所を書斎にしている人間が果たしてまともかどうかは別として。 ) [Fri 20 Aug 2010 13:11:47]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 結局、昨日の広間には見た所それらしい大掛かりな仕掛けも見当たらなかったし、特別変わった事は無かった。 すっきりしないものの、ここばかりに時間を割いていられるわけでもなし――――死臭の微かに漂う土床の広間を後にする。 先に進む通路はまだ調べていない区画だ。 再び通路は元の広さに戻り、足元を石畳が覆う。 ―――暫く歩いて法則性が見えてきたが、これ以上先の無い一番外側の壁は分厚く重い石壁で、あきらかに壁として後から足された内側の壁はブロック状の煉瓦を塗り固めた物が多い。 所々天然の石柱を貫いた部分も見られるけれど、基本的にはそう。 ) [Fri 20 Aug 2010 13:05:05]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( うっすらと塩と砂糖を溶かした水を一口含んで水筒を腰に下げる。 ほんの数時間地下で眠って少し前に目を覚まし、昨夜の広い部屋まで足を運ぶ。 こんな所で一人だと、まともな熟睡なんて出来たもんじゃあないから本当に1、2時間だ。 流石に6階まで潜ると何度も上まで往復するのが億劫になるけど、情報交換とか睡眠の為にも上には戻った方が良い。 水筒の中身だって、ポワイ河で汲んで来るんだし。 ) ( 大きな欠伸をしてから身体を伸ばす運動を暫し。 今、多分昼ごろだろう。 少し先まで探索を進めたら一旦上に出よう。 暫く太陽を見て無い。 ) 雨降ってたら残念、と。 [Fri 20 Aug 2010 12:57:01][26]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが入室されました。 『地下迷宮6階W』 [Fri 20 Aug 2010 12:51:04]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが帰りました。 『...To Be Continued⇒地下迷宮6階W』 [Thu 19 Aug 2010 21:55:16]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( ――暫くこの辺りの探索に手間取りそうだ。 此処はじっくり書いておかないと後でクレームになりそう。 ) [Thu 19 Aug 2010 21:54:57]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 書き洩らしたが、行き止まりではなかった。 向こう側―――今立っている入口の反対側にも通路が続いている。 余計に何の意味がある場所なのかはっきりさせないと気持ちが悪い所だ。 よくわからない物事にだって必ず意味は存在するモンだ。 例えばそれが、ちょっと狂った人間が作りました、でも理由は理由であるとして。 ) [Thu 19 Aug 2010 21:38:39]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 左右に3フィートづつ、入口のスペースを含めて横幅7フィート。 縦幅が2ブロック程長くて9フィートある長方形の広い部屋だ。 天井が高く、はっきりと見えない。 先日のガス部屋の事もあるし、何か仕掛けがあっても何ら不思議じゃあない。 糸車だけだと不安だし、一度入口まで戻って妙な仕掛けが無いかしっかり見てみる。 降りてくる鉄扉とか、鉄柵とか、何か出てきそうな小さな穴とか。 あの手のギミックははっきりと此方を罠にはめる気で人間が知恵を絞っている分、なまじ怪物より厄介だ。 目的がはっきりしている分、回避し辛いようにも知恵が絞られている。 ) …何も無いに越した事は無いんだけどこの部屋嫌だなぁ。 [Thu 19 Aug 2010 21:34:33]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 足元に気をつけながらゆっくりと壁沿いに歩く。 いい印象の無い所だ。 なんせ臭いがする。 死臭、というヤツ。 今現在どうかは知らないけれど、此処で結構な数の人間が死んだんじゃないかと容易に想像できるし、この突然の土むき出しの足場の意味が幾つか想定できる。 闘技場、儀式場―――地下墓地。 墓石こそ見当たらないけれど、湿った土の匂いが混ざっていよいよそんな雰囲気。 ) ( 周囲を囲む壁は右側に進むと3ブロック、3フィート程で直角に左折れる。 壁には使われていない松明かけが均等に1ブロックごとについている。 ) [Thu 19 Aug 2010 21:19:50]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 広い空間に出た。 ) ―――ん、む。 ちょっと今まで無かったパターン? ( 唐突に開けた場所は暗くて広い、カンテラの灯りが反対側の壁に届ききらない程の空間だった。 石畳が唐突に途切れ、少し柔らかい土が足元に敷かれている。 壁は通って来た側の通路から左右に真っ直ぐに横に続いていて、大きな四角い部屋ではないかと想像出来る。 ただ通り抜ける事も可能だが、この部屋がどういう形をしていて、どういう糸のある部屋なのかをもう少しちゃんと調べないと地図として不完全になってしまうだろう。 しばしこの広い部屋を隅々まで見て回る事になりそうだ。 ) [Thu 19 Aug 2010 21:04:45]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( さて、ちょっと休み過ぎた感じ。 アマウラから戻って二日、再度6階まで戻ってきた。 ―――途中2階で、嗅ぎ慣れた胡麻の匂いがしたけれど、油を分けたシタンさんはその辺りに居るのかもしれない。 上層の方は任せて、此方も地図をどんどん埋めてしまおう。 時間が許せば7階まで降りる気はあるが、少し急いだ方が良いかもしれない。 ) ( 5階へと続く登り階段の下から、右手側の壁沿いに進む。 既に調べ終えた鉄の扉の前を通り過ぎて、さらにその奥―――蛇を食べて一旦引き返した辺りをさらに抜ける。 アマウラで買ってきた少し高価な糸車の赤い糸を垂らしながら、今日も棍の先で床をつつき、一歩一歩慎重に進んだ。 ) [Thu 19 Aug 2010 20:58:18][6]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが入室されました。 『地下迷宮6階V』 [Thu 19 Aug 2010 20:39:58]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが帰りました。 『 ...To Be Continued⇒アマウラ/出島 』 [Sun 15 Aug 2010 13:32:19]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( エリシャ・ハミルトン、地下6階進行度 150/450 ) [Sun 15 Aug 2010 13:31:50]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 一度やっぱり買い足しに戻るべきかもしれない。 長丁場になるし、食料と糸車は欲しい。 他にも便利グッズがあるならあるで良いし、デジマで補給してこようか。 距離的にデジマなら一日かけて行って帰ってこれそうだし。 上層を探索してる人達にもなんか声かけて、必要な物あったら買ってきてもいいし。 今日の分の探索を終えたら一度戻って地上のキャンプで書きこんでみよう。 ) [Sun 15 Aug 2010 13:31:07][62]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 今日はちょっと考えた。 昨日のアレを踏まえて。 当初はヤバめの怪物方面への警戒をメインにしていたけど、どうもあの手のトラップが今後もありそうな予感がする。 そんなわけで今まで以上に慎重に、棍の先であれこれつついたり、扉の仕掛けに気を点けたりする他に、もう一工夫。 鞄の中に入れてあった包帯を取り出し、歩きながら解いて行く。 長さ10m程ある包帯をさらに半分切り開いて確保できた長さは20m。 床に引き摺りながら歩くのだ。 本当ならもっとかさばらなくて長さが確保できる、小さな糸車かなんかを持つと良い。 今回急に思いついて、手元に会ったのがこれくらいだったって話で。 これで最低20mの間に歩いた区画には目印が出来て、ループ対策になる。 閉じ込められた時とかにも――昨日の鞄程じゃないけど、外にいる人間に存在を知らせるくらいは出来るかもしれない。 まぁ、ちょっとした一工夫だ。 ) [Sun 15 Aug 2010 13:19:01]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 1フロアの天井の高さが高めに見積もって3〜4mあるとして(もっとかも)、6層降りれば20m以上は地下に潜っているものと考えられる。 体感する感じ、今の所「実はなだらかに登っている」というフロアには遭遇していないし。 この辺まで降りてくるといい加減、外気も遠く少し空気が淀んできている感じもする。 涼しいのは良いんだけど。 それでも人が書斎を作る程度の居住性があると言う事は、ある程度は空気の出入りする構造にはなっているんだろう。 黴臭さを解消できる程じゃあないけど。 ) …さて、じゃあ続き行きますか。 ( カレー味の色々をさっさと食べ終えて火を消し、一口だけ水を飲んでから立ち上がる。 今日は昨日の続き、扉が合った所から先にさらに右壁法で進んでいく予定。 ) [Sun 15 Aug 2010 13:07:36]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( Question.1 そこら辺で掴まえた始めて見る蛇は食糧ですか? Answer.1 はい、余裕です。 ) 食べられる。 食べられるのだッ……カレー粉をかけさえすれば辛うじて。 ( 万能調味料カレー粉万歳、である。 侮ることなかれ、カレー粉こと各種スパイス調合調味料には多彩な栄養素と、くっさい食べ物の匂いを消して食欲のそそる臭いに変換するという素敵な効果があるのだ。 ) あと最悪消化器系にヤバイものだったとしてもカレーちから(というかウコンのちから)で案外結構大丈夫にしてしまうのだ…! ( 独り言多くテンションも無理矢理高く、少女が蛇の皮をワイルドに剥ぎカレー粉をまぶし火で炙る地下6階、PM1時。 昨夜のトラブルで食料を一部無駄にして(ぶにゅうとなったのも嫌々食べたが)、現地調達の方向にシフトしたのである。 ちなみになんだってこんな地下で、といえば、外、暑いから。 あと、見た感じ現在も人が居る生活感があったという事は―――勝手に食える食料くらいあるんじゃないか親切な住人に分けて貰える可能性とか無きにしも非ず? ) [Sun 15 Aug 2010 13:00:16]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが入室されました。 『地下迷宮6階U』 [Sun 15 Aug 2010 12:50:51]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが帰りました。 『 ...To Be Continued⇒地下迷宮6階U 』 [Sat 14 Aug 2010 23:41:50]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( エリシャ・ハミルトン、地下6階進行度 88/450 ) [Sat 14 Aug 2010 23:39:56][25]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ――――ふぅ。 やっぱ深い所はちょっと違うのかねぇ。 ( 腰に下げた水筒から一口水を飲んで、一息。 とはいえちょっと具合が良くない感じがするし、今日の探索はこの辺で切り上げようか。 そこそこの収穫もあったと思うし、まだ始めたばかりだ。 降りてきた階段を目指そう。 ) の前に。 ( ごそごそと荷物を解き、中身を広げてみる。 と。 ) いやーんぐちゃぐちゃー。 ( ヤッパリー、的な。 件の無愛想で四角い何か謎の練り物的な携帯食が見事にぶにゅうと潰れてはみ出て広がって、衣類と砕けた皿と渾然一体となってミクスチャー。 最悪である。 ) [Sat 14 Aug 2010 23:39:06][38]
お知らせ > 扉さんが帰りました。 『 この迷宮には、まだまだこの手の罠がありそうである。 』 [Sat 14 Aug 2010 23:33:08]
◆扉 > ( あなたはガスのトラップを潜り抜け、部屋から脱出することができた。ガスはかなり危険なものだったが、冒険者としての勘とその用心深さにより潜り抜けることが出来たのだ。――さて、あなたがこの部屋のことを地図に書き記すならば、地図の完成度に本日の分の判定に加え、+50することができる。魔術師が何の研究を行っていたのか、調べる手がかりが部屋の中にありそうだからだ。この+50は、地図完成度の上限400に更に上乗せさせることができるものだ。つまり、400まで地図を書き上げたら450の地図が完成するということだ。 …もっとも、後からこの迷宮を探索しに来る魔術師メンバー達は、どうにかして先程のガスの罠を回避する手段を見つけなくてはならないのだが。 ) ( そして無事に切り抜けられたことで、★4の経験ポイントを得ることができるだろう。…記入し忘れてしまっていた、が。 ) [Sat 14 Aug 2010 23:32:37]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > けほっ、うえ、甘苦辛い…! 鼻痛! ( とりあえず小柄で可愛く且つ美少女な自分の体型に感謝しておこう。 鼻につんとくる独特の嫌な感じから逃れながら一旦来た道に引き返し、荷物を引き摺る。 さっき扉の隙間をすり抜ける時、おもいっきり蹴っ飛ばして一緒に扉から出したけど、中でなんかからから変な音するけど、大丈夫だといいなあと念じることとす。 中身は 着替え、食料、ロープ、食器、毛布。 水筒とカンテラと紙とペンとインクは現状装備の都合、荷物袋には入っていなかった。 ) [Sat 14 Aug 2010 23:28:09]
◆扉 > ( 扉はかなり強い力で閉まろうとしているが、棍を挟んで開こうとするのなら、どうにかあなたが通り抜けられるだけの幅は確保できるだろう。あなたの体型――胸やらお尻やらがもっと丸みを帯びていたら、通り抜けることは出来なかったかもしれない。――余計なお世話であるが、今はそれに感謝すべき、か? だが、荷物の中身はどうなっているかわからない。衣類などであれば問題は無いだろうが、瓶などが入っていたら大変だ。 ) ( ともあれ、あなたは部屋の外に脱出することが出来るだろう。ガスによる被害は、暫く手足が痺れるような感覚を受けるかもしれないが、半日もすれば元に戻るはずだ。 ) [Sat 14 Aug 2010 23:21:58]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > うわっほビンゴ! ホントにあるんだこういうの…!! でも帰ってきたら変なガス室内に充満してるよね!? ( どうでもいい心配である。 変な心配症みたいに荷物を扉の所に挟んでおいたのが今度は大成功だったらしく、急いで扉に方からぶつかって行く。 開ける力が足りないようなら棍を挟んでてこの原理でとりあえず人間一人、いやクォーターエルフ一人抜け出す隙間が出来れば良いんだけど。 あと荷物の中身が出来るだけ無事だといいんだけど。 ) [Sat 14 Aug 2010 23:16:27]
◆扉 > ( あなたが荷物を扉の間に置いて慎重に部屋に入るのなら、壁の四隅の下の方に小さな穴が開いているのが見えるだろう。そして次の瞬間、その四隅に開いた穴からぶしゅぅぅうううという音を立てて紫色のガスが噴出し始める!おぞましい刺激臭を放つそれは、どう見ても無害なものではない。――それと同時に、あなたの背後の鉄の扉が勢い良く―― 閉まろうとして、あなたが予め置いた荷物にひっかかる!それでも尚、鉄の扉は閉まろうとしている。ガスは足元から早いスピードで充満しつつあるが、扉が僅かに開いているせいでそこからガスが漏れ出し、充満する早さに歯止めが掛かっているようだ。 ) [Sat 14 Aug 2010 23:09:42]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > わ、ちょう格好悪い。 いいんだけど。 ( トラブルなくて結構、と―――まだ油断しちゃあ駄目か。 ノーリアクションに一先ず安心しつつ、慎重に室内に入る。 扉が閉まるギミックとか嫌だし、適当な荷物でも扉の所に置いて挟んでおこう。 ) ( ――-室内はあからさま、人間若しくは人間の様な体型の亜人が生活をする為に用意された部屋だ。 しかも埃の感じからして、現役の。 部屋の主が現役だと考えると、いよいよ想像力の掻きたてられること―――だって誰かが此処に棲んでて(隠れ家的なものかもしれないけど)生活してるんなら、あたしらやこれから「調査」をしに来る魔術師ってどうなの? っていう。 正式な居住権があるかどうか次第かね。 ) …ま、とりあえず地図には入れとくけど。 注釈つきで。 ( 魔術師とかだったらこの蔵書なりの価値とかに興味あるんだろうけど、持ち主が現役となると、イザコザは勘弁して欲しい所だ。 とりあえず、私は手を出さないでおく。 ) [Sat 14 Aug 2010 23:01:00]
◆扉 > ( 鉄の扉は鍵が掛かっておらず、あなたが開け放つとあっさりと開いた。それはもう、あっけないぐらいに。しかし、部屋の中には誰も居ない。思ったよりも手狭な部屋で、部屋の中にあなたの声が響いた。 左右に本棚、正面に机と椅子が置かれている。机は引き出しの類が無い簡素なもので、インク壷や羽ペンやら――が置かれており、渇いてはいるが埃が積もっていないところを見ると、全く人が入っていないわけではないようだ。 左右の本棚には分厚い本がぎっしりと詰まっており、全て背表紙にタイトルが書かれているが、やはり魔術師の文字で書かれている。こちらの本棚にも埃は積もっていない。 ) [Sat 14 Aug 2010 22:53:32]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 困った事に私は魔法とかの類にまるっきり造詣が無い。 勉強する機会もなかったし、正直勉強って面倒臭くて苛々するあれこれ手を広げ過ぎるのもどうかなってスルーし続けてるんだけど―――で、いつもの、というか、過去何度か見た事のあるよくわからない文字列だ。 まぁ、1つ分かる事があるとすれば、この文字が使われてる以上、魔法使いが関係あるっていう逆転の発想くらい? ) …まぁ、書かなきゃ終わんないんだよね。 ( ただの通りすがりだったら確実にスルーするような扉だけど、今回はしょうがない。 暫し待って反応も無し、扉の脇に立ってノブに手をかけて、思い切り開け放った。 ) ハロー! もしもーし! 御免下さーい! ちょっとお仕事でお邪魔させてもらってるんですけどー! ( と、ついでに大きな声で声もかけてみる。 どうせ扉を開けた時点で、誰か居るなら此方の存在をアピールしてるようなもんだ。 カンテラの灯りも入るだろうし。 だったらいっそ、とりあえず人間の共通語に対する反応を見ても損は無いだろう。 こっちの意思を明確にしておいて損もないだろうし。 ) [Sat 14 Aug 2010 22:46:26]
◆扉 > ( 尚、扉にはプレートがかけられており、何か文字らしきものが書いてある。 それは魔術師が好んで使う文字で、今まであなたが冒険してきた中で、或いはヴェイトス市内で見かけることもあったかもしれない。 ) ( ――ひとまず、急に扉を開け放ち何かが現れたり、或いは扉の向こうから何かの物音が聞こえてきたり――という様子は無い。しん、と迷宮の中は不気味に静まり返っている。 ) [Sat 14 Aug 2010 22:38:22]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ―――おっと。 ( そんな事をぼんやり考えながら一区画分をメモし終えて角を曲がると、そんな風景。 こういう金属の扉があるって自体、この迷宮がそう古くない事を示している。 誰が何の目的でこんな所にこんな広い迷宮を作ったのか―――なんていう謎の解明もまぁ、ロマンを感じなくはないけれど。 ) ( 暫し身を忍ばせ、両手で棍を握って待機。 此方の灯りや足音に、なにか物音や具体的なアクションが起こるかもしれない。 基本、足音は可能な限り忍ばせてはいるけれど、振動で周囲を察知する生き物にとっては、私の39kgすらみしみしと音を立てる異物だ。 ) [Sat 14 Aug 2010 22:35:40]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 作業は手慣れている。 以前、砂漠の向こうの古城を登りながら気紛れでマッピングして、とある冒険者がそれを欲しいっていうんで譲った事があった。 ゴーテンジツヤコって、最近じゃ結構有名になってきたヒトに。 同じギルドに所属して居るけどそれっきり会って無い。 まぁ私は気紛れに島を離れたりどっか放浪してきたりするし、それ以外の時は図書館とかホールとかで常駐警備とかやってるから、か。 ) [Sat 14 Aug 2010 22:30:31]
◆扉 > ( あなたが進むその右側の壁に、唐突に頑丈そうな鉄の扉が現れる。扉はほんの少し表面が錆び付いているだけで、壊れていたり歪んでいたりという様子は見えない。また、ドアノブはあるが鍵穴らしいものも見当たらない。 ) [Sat 14 Aug 2010 22:30:22]
お知らせ > 扉さんが入室されました。 『 そのまま進む先に、唐突に現れる扉。 』 [Sat 14 Aug 2010 22:28:06]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 片っ端から地図を埋めて行く都合、とりあえず右側の壁伝いに歩いてぐるっと回ってみるという基本的な歩き方で埋められる部分を埋めて行こう。 棍の長さが約1.5ftとして、地道に計りながら、そんなに急ぐものでも無し、一区画歩いては距離や曲がりを確認しながら簡単なメモを取る。 上にあがったらそれらを纏めて清書する感じ。 時折等間隔に作られているように見えてじわじわと短くなっていたり、真っ直ぐ歩いているように見えてなだらかに下っていたり、なんていう錯覚を利用した迷宮もあるけど、このエリシャ・ハミルトンの異常に発達した眼にかかればそんなトリックはそうそう効かないのだ。 ) ( 自分がちょっと異常な域にあるって自覚くらいはあるって話。 ) [Sat 14 Aug 2010 22:16:24]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 上層には既に何人か人が居たようだし、同じ所を皆でマッピングしてもしょうがない。 そっちはお任せする事にして、とりあえず6階の完成を目標に、時間が余ったら7階もやっちゃおうって感じだ。 連れは特に居ない。 元々あんまりそういう仲間には恵まれないし、単独行動は誰かに意思確認する必要もないし、フットワークが軽くなって楽と言えば楽だ。 まぁ、現地で遭遇した人達と協力するのは当たり前の事として。 此処までの道のりだって、途中埋まっている地図を参考にして来ているんだし。 潜っては上に出て休み、を繰り返す都合、彼らのキャンプと連絡の取れる場所に寝床も確保してある。 手が必要ならそっちにも行くつもり。 例えば誰か遭難したとか、帰ってこない、とかいうなら。 ) [Sat 14 Aug 2010 22:09:41]
◆エリシャ@地下迷宮6階 > ( 地下6階。 脇目も振らずここまで一気に降りてくると、流石に少し寒くなってきた。 5階へ上る階段の下、改めてマッピングの準備をしながら携帯食を齧る。 保存性と携帯性に優れ、そしてすこぶる不味いと評判の四角い無愛想な携帯食。 いったい何を練り込んでこうなるのか知らないけれど、安くて腹もちが良くて携帯に便利という実用性だけは確かだ。 カンテラを腰に下げ、紙束とインクとペンを取り出し易いようにポーチに纏め、棍を片手に携えて準備よし。 こんな暗くて狭い所で弓は使わない。 両端に金属の錘をつけた丈夫な棍と、腰の後ろに挿した大型ナイフ、右足のスローイングダガーが3本、で十分だ。 ) ―――さて、行こうか。 [Sat 14 Aug 2010 22:02:14]
お知らせ > エリシャ@地下迷宮6階さんが入室されました。 『 迷宮、下層 』 [Sat 14 Aug 2010 21:53:46]
お知らせ > ヴァリス@淫獄の迷宮(白)さんが帰りました。 『( 誰かを助けることは、いつかの自分を助けてもらうために。青年は念じる。そうである事を )』 [Fri 2 Jul 2010 23:50:40]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( たとえ闘いに身を投じたとしてもなくなりはしない。一時、忘れるだけに過ぎない。 わかっている。 わかっているけど、少しでも忘れないと心が持たない。 ゆっくりと、埋没するように青年は壁を背にして崩れ落ちていく。 あの時、あの場所で死んでいればこの苦しみは無かった。 だが、生きていなければこの苦しみもまた無かった。 では、問う。 ) 生きていることが素晴らしいと、誰が決めた ( 両手で耳を包み、全てを拒絶するように青年はその場で蹲った。 自分が自分で無くなる恐怖。 その恐怖と一生付き合っていかないといけない。 それは、苦しみ以外の何物ではなく。 遠い過去のように感じる家族との逢瀬に焦がれる。 渇き 飢え 恐れ 恐怖 全てがぐるぐると身体に纏わりつくように、青年の心を蝕んでいく。 ) 誰か――助けて ( 違う ) 助けないと ( 誰を ) 誰かを ( なぜ ) そうすればいつか ( いつか? ) 誰か助けてくれるかも ( 誰かが ) 言ったんだ ( 良い行いをしていれば、きっとそれは返ってくるよ。と ) [Fri 2 Jul 2010 23:47:36]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > 誰でもいいから出て来い! 僕が相手になってやる! ( 叫んだ。 吸血鬼の冴えた視界がうっとうしく感じる。 自分の命を助けてくれたこの力は。 しかし同時に強い欲求を求めてくる。 それを忘れたい。 気にしないでいたい。 一時でいいから――思い煩わずにいられたらどんなに幸せなことか。 そのためなら――どんな危険な相手だろうと相手になってやる! 【通常判定】 ) [Fri 2 Jul 2010 22:51:35][54]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( 破壊衝動、性欲、食欲に至るまで様々な欲望がお腹のそこで渦巻いていた。 必要以上の戦闘を望んでしまったのも一度や二度ではない。 泣き叫びながら逃げ惑うモンスター、魔物をしつこく追いかけ、脳天から勝ち割ってやるまで追いかけた事もあった。 死体以外の血を未だに啜っていないのが不幸中の幸いか。 未だに助けるべき被害者に欲情したとしても、それは何度も何度も強く自制した。 結果として、心の中にあらゆる危険を孕みつつも、青年は今はまだ、社会の側に立って、被害者を救出する白でいられる。 ) ―――・・・・・ ( いけないこと。 いい子でいなければいけない。 弱い生き物に欲情するのは間違ったことだ。危険なことだ。 自分が自分でいられなくなる証拠だ。 ) く、そっ! ( ががん! と思いっきり拳を壁に叩きつけた。 手のひらは血が滲み、白ではない赤い液体が壁を濡らす。 しかし、その程度の傷は吸血鬼の再生力でもって瞬時に回復してしまう。 しゅわしゅわと炭酸飲料のような音を立てながら白い煙を吐き出しながら、傷口は綺麗にふさがってしまう。 擦り傷切り傷で悩む必要は無い、ということだ。なんとうっとうしい ) ああ。 あああ、もうっ くそ もう! ( 叫ぶように青年は手のひらを顔に当てた。 暗闇の中でこんな風に勝手に思い込み、悩みこむなんて頭がどうにかなってしまいそうだ。ちくしょう。ちくしょう。ちくしょうちくしょうちくしょう ) [Fri 2 Jul 2010 22:51:17]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( こんな風になるなら血液など飲まなければよかったのだと、青年は呻く。 首から提げた白い結晶がはめ込まれたペンダントは白い光を放ち続けている。 最初にもらった時に比べれば光はいくらか弱くなっているのがわかった。 だが、それだけだ。 いまだ身体に異常が無いということは、今はまだ自分は無事だということだ ) ―――いっそ、このまま此処から出なければ ( 何事も無く、全ては丸く収まるのではないのだろうか。 カリンは哀しむだろう。 シグリットは父親を知らない子に育つだろう。 だが母親がいれば子は育つ。 なにより――もし、己が社会という場所に戻ったとき、人を襲わないという保証は何も無い。 ある程度の自制はできる。 だがその欲望は、様々な要因を孕んだ欲望は今もなお心のそこで、腹のそこで渦巻いているのだ。 ) く、そ。 僕がこれじゃ、立つ瀬が無い ( 頭を振って身体を奮い立たせた。 何を弱気になっているのだ、と。 この興奮も、欲望も全てこの場所、迷宮の影響だ。 そうでなかったら戦場という場所に今、立っているからだ。 そうに違いない。 そう、自分に言い聞かせながら、青年は立ち上がると深呼吸を一つする。 大丈夫。 己はまだ戦える。 まだ人だ。 獣じゃない。 一歩、二歩、と歩き出しながら意識を今の「仕事」に向けた。 ) だれか いませんか? ( 声にだして、探す。 そうしていないと、心の影をちらつく欲望を無視できなかったからだ ) [Fri 2 Jul 2010 22:37:43]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( この迷宮。 白である己は無色を助け、黒を倒す。 そういった簡単な法則。敵対関係。相関図。 ならば、己が敵対するべきは黒であり、無は助けるべき存在だ。 今まで、何人かの被害者を助けることができた。 それは素晴らしいことだ。 うれしいことだ。 だが同時に黒を退けてきた数も多いということだ。 無論、モンスターである。 では、もし人物である黒に会った時、俺は、己は、自分は、僕は、どうするべきなのだろうか。 今まで出合った被害者の怒りを代弁するべきなのか、殺すべきなのか、どうするべきなのか。 今のところモンスターとしか黒では出会っていないのでなんとも言いがたいのだが ) ―――嗚呼 ( 熱い息が漏れた。 たった今、殺したモンスターの残骸を放り捨てる。 飛び散った紫色の血痕が目に映えた。 会合して即戦闘。 死体の血を飲んでからというもの、体中が熱く、興奮しているのがわかった。 ) 嗚呼 ( 青年は嘆く。 自分は立場として白であり、犠牲者を助ける側に立っている。 だが、そういった垣根が無くなり、無ではなく黒と出合った場合。自分は果たしてこの迷宮に巣食う黒と同じ行動を取らないと言いきれるかどうか。 吸血し犯さないと言いきれるのか。 両手で顔面を覆い、青年は壁を背にしてずるずると力なく座り込んだ。 コレでは己は獣だ。 獣以外の何物でもない ) [Fri 2 Jul 2010 22:29:00]
お知らせ > ヴァリス@淫獄の迷宮(白)さんが入室されました。 『己はどうにかなったのだろうか』 [Fri 2 Jul 2010 22:19:20]
お知らせ > ヴァリス@淫獄の迷宮(白)さんが退室されました。 『身の上を明かさず人助けができるのだから。』 [Tue 29 Jun 2010 00:31:20]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( そこには、怯えた目で此方を見る少女が一人。 きっと、吸血をしているところを見られたに違いない。 ああ、なんていうことだ。残念だ。 でも大丈夫。そうだ、大丈夫。だって僕は―― ) 大丈夫。 味方ですよ。 助けに来たんです ( にっこりと、快活に青年は笑った。 首から提げた白のペンダントを少女に見えるようにしながら、青年は生贄に近づいていく。 ) もう大丈夫ですよ。安心して。 ( 怯える少女に青年は笑い続ける。 暗闇できっと少女は顔すら判断できないのだろう。 白い結晶がわかっても、若い男というだけで恐怖の対象だ。 でも、それは逆に都合がよかった。 だって、こっちの顔はきっとわからないだろうから。 そして、以前あったような事が起きるならば、一緒に行動して名前などがバレることもない。だから、怯えていようが泣かれようが、問答無用で「仕事ができる」。「困っている人を助けられる」。 ああ、すばらしきは結晶の力か ) [Tue 29 Jun 2010 00:29:53][68]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( そして、ゆっくりと立ち上がった青年は、明瞭になった。 カンテラなど必要の無い視界の中で、ゆっくりと辺りを見回す。 オーガ? ゴブリン? スケルトン? なんでもこい。 今ならドラゴンになだって勝てる気しかしない。 不適に笑った青年の視界の先、何かがごそりと動いた気がした。 怯えたような、気配。 ゆっくりとそちらへと視線を向ける。 【生贄の救出判定】 -5) [Tue 29 Jun 2010 00:25:38][91]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( それはあたかも童子が手についたアイスクリームを大切に舐めるように。零した酒がもったいないと肘に垂れた酒を舐めるオヤジのように。 一口味わえば頭の中が真っ白になり、興奮した。 まるで今までの疲労が嘘のように吹き飛び、夢中になって手のひらの血を舐めた。 れろ。 べろ。 と。 手のひらが綺麗になれば、呆然と、夢心地のような気分。 ああ、大丈夫。 これで生きていける。 これで活動できるのだと、一安心する。 けれど。 だけれども。 地面にまだ残った血潮。 まだ、身体の中にたくさんの血を詰め込んでいるのであろう、死体。 生きている。 生きている。 今、この人のおかげで生き残った。 この死体が此処にあったおかげで活力を取り戻した。 だからといって ) このまま行く、のは―― ( 冴えた瞳。 カンテラなど必要ないだろうと思えるほど明瞭な視界。 気まずそうに死体から視線を逸らした。誰もいない。 何かの陵辱のあと。 きっと、誰も戻ってこない。 誰もいない。 誰も見てない。 だから―― ) いい、 よ、 ね? ( 恐る恐るといった風に、青年は地面に這い蹲り、地面にこぼれた血液を―――ぺちゃり、と舐め取った。 死体から直接血を飲むのは気が引けた。 だから、地面にこぼれた分だけをもらう。 これは生き残るためだ。 身体を万全にしなければモンスターに襲われたら死んでしまうからだ。 仕方の無いことだ。 まるで麻薬か何かのような酩酊感に思わず口元が笑ってしまう。 体中に油が回り、ひどく興奮し、快感が脊髄を駆け抜けた。 勃起したペニスがはち切れそうで痛い。 ) あ、あー・・・・ ( 地面の地を綺麗に舐めとってから、青年はふらふらと壁に背を預けて座り込んだ。 とても、気分がよくなった。 たった少量の血液のはずなのに。 この快感と活力の巡りは阿片だろうとコカインだろうと敵わない。 ) は、 はは ははは ( 目元を手で覆い、青年は笑った。 おかしかったからだ。 血液を飲むことを忌避し、けれども完璧に嫌うことはできず、とうとう見知らぬ人の死体から血液を啜り、罪悪感や嫌悪感よりも先に酩酊と快楽を感じ、恍惚とした自分がおかしかったらだ。 もう、血液無しの生活などきっと考えられない。 これでは白ではない、黒だ。【減少判定】 ) [Tue 29 Jun 2010 00:21:33][2]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( 何かに――変わるのは怖かった。 それが忌避すべきものであり、唾棄すべきものであるという認識は社会で学んだものか。それとも生物として持ち合わせるべき感情なのか。しかし、それを嫌悪でであったり、忌避であると明確に位置づけることはできなかった。だって――自分の妻はその行為無しでは生きていけない生物なのだから。 ) ―― 妻 ね ( 自分の思考に苦笑い。 妻、と改めて考えてみたとて、なんら感慨が浮かばなかった。 大切な人だ。 誰よりも。 だからこそ、自分の妻などという言葉で飾っていい人物じゃない。自分はそんな上等な生き物じゃない。 だからこそ、この死にぞこないを生かした彼女だからこそ、彼女の行為を「忌避」であるとか「唾棄」などという言葉で終わらせていいわけが無い。 そのはずだ。 そうなのだ。 誰がなんと言おうと、絶対に。 だから ) ――― ごめん なさい。 いた、 だき ます ( れろ、と伸ばした舌で手のひらについた血を舐め取った。 ) [Tue 29 Jun 2010 00:10:56]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( いつからだろう。 ぼぉとした思考は形を作らずに、時折香る匂いに敏感になっていた。 香。 香る。 鉄錆びの匂い。 ふと、気づいたら死体の場所に向かっていたりする。 新鮮な、死んで時間もあまり立っていない死体。 それを見つけるたびに、ある種の欲求が身体を動かしていた。 そんな、匂いがふと、風に流れてやってきた。 ずる、ずる、ずる、と青年は這うようにして進む。 一寸先は闇。座り込んだ拍子にカンテラの明かりは消えてしまった。 それなのに目は冴えるしカラカラだった喉は唾液が溢れてくる。 そうだ。 わかってる。 わかっているんだ。 匂いでわかる。 気配でわかる。 香でわかる。 存在感が強すぎる。 そこの角。 そこだ。 そう、ここ。 曲がった先に――ほらあった。 死んで間もない、人の死体だ。 ナメクジのように這って。這って。這って。力の限り伸ばした右手は死体にすら届かず。地面に落ちた乾ききらない血潮を叩いただけだった。 ) あ"−・・・・・ ( 血潮を叩いて、手のひらにべっとりとついた血を。どうするのだろう。 わかって。 わかるようになって。 死体を何度目にして、何度目の前にして、その血の誘惑と戦ってきたか。わからない。 だけど、今目の前にあるのは、「死」か「生」か。 単純な二択。 あげた胡乱げな瞳は軽くあげた右手を見つめていた。 地面との間に赤い糸を作る血潮。 これさえ飲んでしまえば。 自分は助かる。 活動できる。 そして――変わるのではないのだろうか。 何かに ) [Mon 28 Jun 2010 23:59:25]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( カンテラの明かりは最小限で。 発見した死体は数知れず。 悲鳴や阿鼻叫喚もまた数知れず。 そんな中で助け出すことができたのは先日の一人だけ。 ) ちっぽけだ ( 自分の力が。 今もまた、どこからともなく聞こえてくる悲鳴に耳を塞ぎたくなる気持ちをどうにか叱咤し、歩き出す。 自然と無口になり、黙々と歩く靴音だけが響く。こつん。こつん。こつーん。こつーん。ぎゅるるるるる。ぐぅ〜。 腹の音。 ) うへ ( モンスターも怖いが、何より一番怖いのは空腹だ。 無論、以前から空腹感なんていうものは持っていたが、吸血鬼の血が混じってからは空腹感はさらにひどい。 ずるずると壁を背にして地面に座り込み、苦笑い。 ) うあー・・・・。 家帰りてー。 カリンとかシグリットとかどうしてるんだろー。 あのぷにぷに娘の頬を突きてぇー。 ( 自分の娘。大きくなったんだろうな。 成長早いし。 そろそろ立ったかな。 歩いたかな。 「おかーさん」とか喋ってるのかな。 こてん。 少ししか歩いてないのに気力はもう残りカス。 ) 腹減ったな。 一番の敵は空腹だ。 あー・・・・・。 やばい。ふらふらする [Mon 28 Jun 2010 23:50:35]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( ごろごろ ) ん〜・・・・・・。 んぁ ( ごそ、と毛布の中から顔を出す。 洞窟のとある広場。張られたテントは端っこのほうで申し訳なさそうにしているかのように小さい。寝返りを何度か往生際悪くした挙句、青年はもそもそと上半身を起こした ) お、はよー・・・・・? ( ねむねむ。と瞼を擦る。 時間間隔なんてとうの昔に狂ってる。今が朝なのか夜なのかなんてわからない。 ぐぎゅ、と挨拶にはお腹が答えた ) 今日も腹ペコの朝ですな ( 時折、見つけた水辺で喉を潤すことはできても食料は無い。 リュックから地図を取り出し、カンテラの明かりを小さめにして点ける。そろそろカンテラの油も切れそうだ ) あと、探索してないのは、こことここか。 そろそろ知ってる道には出そうだけど・・・ ( そうすれば一度拠点に戻り、食料やら備品やらを調達したい。お腹も減った。正直ちょっと限界。 オークに今なら負けると思う。 ゴブリンでも怪しいな ) 行くか・・・ ( 気だるげにテントから這い出し、片付ける。マーキングをしてから、青年はゆっくりと歩き出した ) [Mon 28 Jun 2010 23:43:41]
お知らせ > ヴァリス@淫獄の迷宮(白)さんが入室されました。 『ごろごろ』 [Mon 28 Jun 2010 23:38:07]
お知らせ > ヴァリス@淫獄の迷宮(白)さんが帰りました。 『一人の少女を救い、青年は食料も飲み物も無くした。だけど、満足げに笑う』 [Sat 19 Jun 2010 23:45:24]
お知らせ > 声さんが退室されました。 『( そして少女は光の世界へと舞い戻った )』 [Sat 19 Jun 2010 23:39:47]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ああ、そうだね。君だけでもはやく、外に出れるといいね ( それが、青年の願いとなって結晶に力を与えることだろう。 そっと握った手。 少女の頭を撫でようと手を伸ばそうとし、ためらい、それでもおそるおそる伸ばして少女の頭を撫でようとしようか ) 大丈夫。 僕、がんばるから ( にっこりと笑った青年の内には獣。 それを押さえつけながら。 白でありながらきっと黒に足を踏み外しかねない青年。 白い結晶の能力によってか? それとも持ち続けたせいか? 【耐久力減少判定】 ) [Sat 19 Jun 2010 23:34:09][21]
◆声 > ( びしっと何かが壊れるような音が響いた。 絶え続けた少女を祝福するように無色の結晶は白い輝きを帯びていく。 しっかりと握られた手はまだ震えが残っている。 彼は気が付いていないかもしれないが白の結晶には迷宮の出口へと転送をする力を持っている。 彼が望めば、そのまま少女を出口まで送ることもできるだろう ) …おねがいします。 こんなところにいつまでもいるなんて…。 [Sat 19 Jun 2010 23:27:28]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( 手を伸ばしてきた少女の手をそっと握ろうか。友好の証かなにか、だと青年は思ったようだ。 ) そ、っか・・・・。 大丈夫! 見つけたら助けるから! ( どん、と自分の胸を叩いてにんまりと笑おうか。 そうしながら、少女の柔らかい手を握り、食欲を抑制するのに必死だったりする。 食べ物は――もう無い。 水も無い。 食べられるものは――人だけか。 なんとも、人を助けに来て、死体から血を啜るというのは。 ミイラとりがミイラになったような気しかしないが。【NPC生存者救出判定】 −5 ) [Sat 19 Jun 2010 23:20:37][51]
◆声 > ( 空腹も満たされたこともあり、よろよろと壁に手を付いて立ち上がる、 そのままゆっくりと手を伸ばして彼へと手を伸ばす。 上手く結晶の力で無の結晶の力を中和できればこの少女は脱出することができるだろう ) …ごめんなさい。 わかりません。 なんどか、オークにつれてこられて一緒に…いた子は居ましたけれど、今はどうしているか… [Sat 19 Jun 2010 23:11:18]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > うん。そのために此処まで来たから。 信じてくれると助かるよ ( と、にっこりと笑う。 とはいえ、まだまだ敵の中なのだろうが。 ) あ――・・・・うん。食欲、無いんだ ( まさか、つい先ほどまで血潮に焦がれていた、などとは口が裂けても言えないだろうが。 お腹は減りはしてるが、食欲が無いのは同じ。小さく雑念を振り払うように首を振れば、苦笑い。 落ち着いてきた少女はやや貴族風と言うべきか。ただの少女ではないような言葉遣いだと気づく。いや、まあ、いるかー。探せばいるかもかー。こういう言葉遣いの子も ) 僕はまるっきり人間という種族じゃないから。多少食べなくても平気なんだ。だから気にしなくていいよ。 それより――他に捕まっている人はわからない、かな? ( と、小さく首を傾げつつ問いかけようか。 ) それと、そろそろ動けそう? ずっと同じ場所にいるのも危険だし [Sat 19 Jun 2010 23:06:40]
◆声 > それじゃ、本当に信じてもよろしいんですね? ( おそるおそる、本当に今までひどい目にしか会ってこなかったぶんだけ希望にあったと喜ぶのが怖い。 出された食事にゆっくりと手をつけて ) …良いんですか? ( 自分だけ…。 と。 落ち着いて来たのか警戒心が薄れてきたか。 険しい視線は送らないようになってきた ) [Sat 19 Jun 2010 22:59:39]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > うん。なんでも、浄化するとか、どうとか。 救出組みの人だけしかもらってないから、身分証明にもなると思う ( と、小さく笑って白い結晶を突き出してみようか。 ) やっぱり そうなんだ。 襲う人と色が違うのか・・・。 ( と、一人得心がいったように小さく呟き、ん? と首を傾げる。 ) ああ、ちょっとだけど。 ( ごそり、とリュックから取り出した食料袋は膨れていなかった。結構な量が減ってしまっているのはわかるだろうか。そのまま食料袋を少女に軽く放り投げようか。中には干し肉や乾パンといった、携帯保存食が入ってる。 ) 食べておくといいよ。 これから脱出するのにも力はいるし。 食べて力をつけないと。 ね? ( なんて、笑っていってすぐ、青年のお腹も小さくぐぅ、と鳴る。 あははは、と照れ笑い。 小さく手を振って「気にしない気にしない」と苦笑い ) [Sat 19 Jun 2010 22:54:23]
◆声 > 白い…結晶? ( 恐る恐る、という様子でその結晶を見つめた。 確かに今まで自分を襲ってきた人たちは皆黒い結晶だった ) …確かに、私を襲っていた人たちとは、色、違います…。 ( 少しずつ、だけれど警戒を解いていくが… ) なにか、食べるものは…ある? ( 水だけでなく食料も求めている。 落ち着いたためか、ぐぅ、とおなかがなった ) [Sat 19 Jun 2010 22:48:56]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > えーと。 そうだ。 結晶結晶。 ( 胸元から白い結晶のペンダント慌てて取り出す。 そういえば、色が何かとか。どうとか。とりあえず、取り出してみる。 ネックレスの白い結晶。 少女によく見えるように鎖を抓もうか ) そっか。シャルティエさん。 こんばんわ、シャルティエさん。 この白い結晶を配られたんだけど。 これが証拠にならない、かな? ( と、かくりと小さく首を傾げてみようか。 ) [Sat 19 Jun 2010 22:39:20]
◆声 > そういって、皆…。 ( 思い出したくない、というようにふるふると首を振った ) あ…? ( 差し出された毛布。 少し距離を置いて置かれた毛布と着替え。 警戒をしながらそろーっと取れば汚れたままであるが身に着けた。 肌の露出が抑えられたことで少しだけ落ち着いてきた様子である ) …シャルティエ ( 短く名前だけは応えるが、距離は離れたまま。 挙動から目を離そうとはしない ) [Sat 19 Jun 2010 22:36:19]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( リュックから引っ張り出したのは一番使用頻度が少ない毛布だ。とはいっても3枚ぐらいしかないが。 ともあれ、丸めた毛布を片手に少女に振り返り――、 ) あ、大丈夫。大丈夫だよ。僕は救出組みのほう。 ヴェイトス市から派遣されてきた傭兵だよ。 大丈夫。 大丈夫。 ね? お兄さん。苛めないから。 君たちを助けにきたんだよ。 ( からからと転がった水筒。中身はどれくらい残っているか怪しいところだが。 それよりも今は少女を落ち着かせることを優先しなければ。毛布と着替え(男物)を己と少女の間において、一歩二歩、と慎重に離れようか。 ) とりあえず、そんな恰好じゃ風邪を引くよ。着替えたら? ( 様子を見ようか。 そこでやっと少女の姿に気づく。 ずいぶんとひどい。 男性恐怖症。 とかになっていたとしても驚かないような、そんな姿だ。可愛そうに。 ) 僕の名前はヴァリス・ファングレー。 君の名前は? ( やや強張りながらも笑顔を浮かべてコミュニケーションを図ってみる ) [Sat 19 Jun 2010 22:26:53]
◆声 > あ! ( 右手に掴むことができた水筒。 それを認識すると同時に、力を振り絞ったかのように身体を起こし、身体を隠すこともわすれ、慌てて水筒を傾けて数日振りの水分でのどを潤してく ) んぐっ、んぐっ。 んっ。 んっ。 ( 水筒の中に残っていた水は彼女がすべて飲み干してしまうことだろう ) あっ。 はっ…、はぁ。 ( 水を飲んだことで大分落ち着いたのか、ようやく周囲の様子を気にし始め…。 そして目の前の青年を改めて認識したとたん ) ひぅっ…。 やっ。 虐めないでっ… ( 水筒を投げ出してずるずると後ずさりすれば全身を震わせながら身体をきつく抱きしめる ) [Sat 19 Jun 2010 22:21:31]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > あ、ああ・・・・うん! ( よかった。生きてる! 涙が出るほど嬉しかった。慌ててリュックに下げていた水筒を取り出し、意識を失いかけている少女の近くに膝を突こうか。 ) 大丈夫? しっかりして。 ゆっくり飲むんだよ? ( そう優しく声を掛けながら、少女の右手に水筒を握らせようか。 見やれば結晶。 そういえば、この結晶の色には意味があったんだっけ、と思いだす。 でも、それより先に今はこの少女を無事に助け出すことを目的にしなければ。 ) 今、毛布と予備の服だすから。ちょっと待ってて。しっかりね! ( わたわた。声を掛けつつリュックを漁り始めようか ) [Sat 19 Jun 2010 22:15:51]
◆声 > ( あなたの前に居る少女はうつぶせのままもがくように手足を動かしている。 服はすでにすべて奪われ、さまざまな体液で髪も身体も汚れきっている。 手入れをされていただろう黒髪も妙な感じにかたまったりぼさぼさでひどい有様である ) おみず… ください ( 目はうつろに右手を伸ばして水分を求める。 目の前の声に反応するほどの力が無いのかすでに正気を失いかけているのか。 ゆらゆらとあなたへ向けて右手を突き出し、水分を求める。 その首にかけられた結晶はかろうじて無色を保っているようだった [Sat 19 Jun 2010 22:12:21]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( ただの保存食。 旅食など足元には及ばないだろう。 食料としてもっともそそられる血潮。 あれを飲めばきっと――自分は力が漲るとわかっている。知っている。識っている。 だが、実行に移さないのはそれが異質で害悪で嫌悪すべき行為だからだ。 他人に求められるのはいい。 だが、自分がそれを求めることには――抵抗があった。 興味は尽きなかった。街にいた頃からずっと。 興味はあった。 タバコと同じように。 酒と同じように。 麻薬と同じように。 その延長に――血潮があった。 それが溢れてる。 人の身体から。 死体から。 少しだけ。 ほんの少しだけ。 そう思ってしまったことは何度もある。 だが、それは全て封じ込め、ひたすら「生きている人を見つけよう」という考えに固執してきた。 そうすることが唯一。自分が自分でいられる事だと思ったからだ。人を助ける。死ぬ前に。たくさんの人を。生きている人を見つけて―――見つけて――――・・・・・・・・・見つけて、 ) ―――ッ!! ( 空耳、だろうか? それとも聞こえない場所から? いや、今聞こえただろう。 深呼吸一つ。 思考を誘惑から切り替える。 のろのろと立ち上がり、声のする方向へと足を向けよう。 今までずっと徒労に終わったこと。 だけど、今回は――。 今回もきっと徒労? 違う。そうじゃない、誰かきっといるはず。 そう信じて、青年はのろのろと歩き出す。 ) だれか、 生きてる人 いますか? ( のろのろと歩き出した足はいつしか興奮からか早足に。誰か。やっと生きている人に会えるのではないか。そんな期待が。青年の足を自然と早くさせた。 ほどなく、貴方の前に一人の青年が現れるだろう ) [Sat 19 Jun 2010 22:07:09]
◆声 > ( か細く消えかけそうな少女の声。 それは通路の先からかすかに響いてきたことだろう ) …おみず… だれか… ( 遠くでなにか這いずる様な音もかすかに聞こえてくるかもしれない。 それにどう反応するかは、あなた次第 ) [Sat 19 Jun 2010 22:03:45]
お知らせ > 声さんが来ました。 『 …助けて… 』 [Sat 19 Jun 2010 22:01:44]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( 地面に零れ落ちる血潮が食料よりも甘美だなんて。なぜ思ってしまうのか。 ) [Sat 19 Jun 2010 21:56:39]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > なにやってるんだ ( 二つの意味があった。 何をそんなに慌ててるんだ。急いだって仕方ないじゃないか。もう少しペース配分を考えよう。少し休むだけだ。 という理屈の部分。 休んでる場合じゃない。一人でも生きてる人を見つけるのがお前の仕事だろ。はやく立ち上がれ。気合だ。熱意だ。やればできる。 という感情部分。 頭が痛いのは少し焦りすぎたせいかもしれない。 人殺し、なんてなんでもない、傭兵の日常だ。 日常だからこそ忌避してた。 手を血に染めることなんて。無いように生きてきた。 一度の殺人。 一度の殺人未遂を経てなお、剣を捨てることが無かったのは、力を手放すことが怖かったからだ。弱い弱い自分は張りぼてでも剣を手にしていたかった。 ) ――― んっ ( ぐ、と力を込めて立ち上がる。 力を、体力を回復するためには食料を。ちゃんと食べ物を食べないといけない。 わかっているけど、手が伸びなかった。 欲しいとなぜか思わない。 たくさんの死体をみたから、食べる気がしない。 だって死体だ。 干からびてるものからついさっき死んだと思われる死体。男の死体。女の死体。少年の死体。少女の死体。いくつも、いくつも、いくつも、いくつもいくつもいくつもいくつも。―――――あんなにたくさん。 たくさん見てきて―――、 ) [Sat 19 Jun 2010 21:56:28]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( 食料はいつしか底が見え始め、念頭においていた「半分程度になったら引き返す」という考えをいつしか見失っていた。 最初は我欲からだった。 己の出世欲だとか。 そういったエゴからだった。 しかし、本物の悲鳴や断末魔を耳にした瞬間、脳裏を過ぎったのはかつての戦場。 殺し合いだった。 ここで動かないと後悔する。 そう知っているからこそ。 そういう性分だと把握してるからこそ、青年は足を速めてしまった。 結果として、丁寧に、緻密に細かく書き込んでいた地図は意味の無い物になってしまった。 空白地帯をどのように進んだのか、わからなくなったからだ。 さらには、結果として悲鳴、嬌声は断末魔へと移り変わり、過去の戦場がフラッシュバックし、嘔吐。 それからは食欲が無くなってしまった事が、食料節約に貢献したと言っていいのか悪いのか。 ) ―――― くそっ ( ふらふらと歩き続けながら、水だけを飲む。 今の今まで悲鳴や嬌声、断末魔といった類を聞き、やっとこさ辿りついた場所にあるのは死体ばかりだった。 時にはモンスターと相対することもあったが、ゴブリンだオークだといったようなモンスターならば楽に倒せるだけの実力はあったし、格上だと判断した奴には死体を放置しても逃げてきた。 生きている人を助けなければ。 少しでも多く見つけないと。 その思いだけが背中を押している。 偽善だと博愛だと言われるかもしれないが、その気持ちは本物だ。 そう思い続け、時には家に置いてきた者達を思い出し、それを糧にさらに足を進める。だが、それも力尽きるのは時間の問題だった。気がつけば、ずると背中を壁に押し付けてその場に座り込んでいた。 水を一口含み、ゆっくりと飲む。食料は残っていたっけ。 残っていただろうか。 食料袋を意識に留めるが、食欲は湧かなかった。だらん、と乱暴に手のひらを地面に落として、ぼんやりと視線を彷徨わせた。 ) [Sat 19 Jun 2010 21:45:04]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( しかし、姿は見えず。 声だけは聞こえる。 悲鳴。 悲鳴。 悲鳴。 絶叫。 嬌声。 わんわんと鳴り響くのは方向感覚を狂わせ、迷路のような――というより迷宮なのだが――つくりであるこの場所はどうしたって道に迷うようにできてる。 ) ―――ッ ( いつからか、耳を両手で塞いで休憩を取るようになっていた。 塞がなくても、いつでも塞げるように両手を準備してしまうこともある。 それはいけない、と自制をして耳を塞がないようにしても――・・・・声だけは聞こえた。 もどかしかった ) がむしゃらに動いてもしょうがないんだ。 しょうがないんだ ( 言い聞かせる。 言い訳に近い言葉を自分に言い聞かせる。 誰かが「助けて」と求めても。 手が届かない。 声だけが聞こえる。 歯がゆい思いだった。 もっと力があったら? もっとマッピング能力があったら? 現在持っていない能力をいくら欲しがってもそれは後のまつりというものだ。 のろのろと壁に手を突いて立ち上がり、青年はゆっくりと歩き出す。 十分な休憩をしたわけではない。 体力が有り余っているわけではない。 ただただ気だけが急いて、足を動かしてしまう。 結果として、じりじりと体力だけが削られていく ) [Sat 19 Jun 2010 21:35:03]
お知らせ > ヴァリス@淫獄の迷宮(白)さんが入室されました。 『どこからか悲鳴だけは聞こえた』 [Sat 19 Jun 2010 21:30:10]
お知らせ > ヴェルダ@『淫獄の迷宮』(無)さんが帰りました。 『さて、少し休んだら…(また探索を始めよう。)』 [Mon 14 Jun 2010 00:52:17]
◆ヴェルダ@『淫獄の迷宮』(無) > ただ、一番不確実よね。 ( 出られるとは保障できない上に長すぎれば自分は死ぬ。不確実な上に体力を消耗し、そうなったら他の二択を選択する事が出来なくなる。 ) 他も同じ事、かしら。 ( 見つけられないという意味では同位。どちらも見つけられなければ同じ事だし、どちらも成功するとは言い切れない。――思考を停止する、これ以上は体力の無駄だ。 ) ふぅ…。 ( 片方のひざを立て、左腕の肘を乗せて顔を伏せる。スカートがやや捲くれるが今はどうでもいい。別に人に見られているわけでもない、気にしてたら休めない。 ) [Mon 14 Jun 2010 00:52:00]
◆ヴェルダ@『淫獄の迷宮』(無) > ………吸血鬼化、進んでんのかしら。 ( 厳密には吸血鬼だが、他人から直接吸血しようという思考は持っていない。そういう考えを持った事はあったが其れを行えば自分はあのバケモノの同類になる。それだけは嫌だった、だから抑えている。それを此処で破るなんてプライドが許さない。 ) なら、どうするべきなのよ。 ( 一.関係者らしき人物を捕まえ脅し、出口を聞き出す。二.自力で見つける。三.明らかに何か知っている様子のあった小娘を捕らえる。 ) どれも、微妙ね。 ( どちらにしても体力を使う。今すぐに行い、尚且つ一番安全なのは自分で探す事。 ) [Mon 14 Jun 2010 00:36:32]
◆ヴェルダ@『淫獄の迷宮』(無) > 見つけても、ね。 ( 一人で居るとは限らない。出合った時点で近くに男性らしき姿もあった。アレも仲間だとするならどちらの条件もクリアするには武器がいる、今の身体状況ではきっと負ける。 ) でも、探し回った結果がこれじゃあ…。 ( とてもお話にならない。武器どころか食料、水さえどこにも無い。既に一日経過している、自分は吸血鬼故どちらもそれ程重要ではないが、万一吸血衝動が強く現れたら不味い。今は血液パックも無い状況、下手をすれば二日で朽ち果てる。週に一度の危険性――その辺りに倒れている犠牲者でも喰らうか? ) [Mon 14 Jun 2010 00:27:10]
◆ヴェルダ@『淫獄の迷宮』(無) > ( 嗚呼、気が狂いそう。 こんな所私が居るべき所じゃない、私は戦いの中に入れればそれでいい。其れなのに何なのだこれは。 ) ……あつ。 ( 地面に座り込んだ。体が熱い、それとも周囲の空間が暑いのか?どちらにしても疲れた体にこの熱気は酷だ。吸血鬼の身と言えど媒体は人間、全てに強くなれるわけじゃあ無い。 ) せめてあの小娘を捕まえられれば…。 ( 力比べなら負ける事はあるまい。捕まえて外への出方を問うか?或いは人質にして他の者に出口を教えさせるか。 見つけなければどちらの方程式も成り立たないけど。 ) [判定:無の通常判定より−5 25→20] [Mon 14 Jun 2010 00:19:35]
◆ヴェルダ@『淫獄の迷宮』(無) > ( 体が重い。普段なら少し歩き続けたくらいで疲れたりはしないはずなのに、どうして此処まで疲れてしまうのか。 ) どこを歩いても同じ景色しか見えないとは、ね。 ( 確かに迷宮だ、本当に出口なんてあるのか? どこまでも続く光の無い暗闇、大分目が慣れたがやはり迷宮に変化が感じられない。一つ足を進めれば自分の足音が一つ迷宮に木霊し、それ以外の音が聞こえるとするなら誰かの悲鳴や罵声、或いは熱の篭った声。 ) [Mon 14 Jun 2010 00:05:25]
お知らせ > ヴェルダさんが来ました。 『収穫はゼロ。』 [Sun 13 Jun 2010 23:52:48]
お知らせ > 夜々@迷宮さんが退室されました。 『 終了 』 [Sat 12 Jun 2010 13:31:32]
◆夜々@迷宮 > (先日の件は誤った判定だと気付きました。奴隷の場合は毎回、判定で無く「−5」となります。申し訳ありませんでした。)【耐久値:30⇒25】 [Sat 12 Jun 2010 13:31:24]
お知らせ > 夜々@迷宮さんが来ました。 『 修正 』 [Sat 12 Jun 2010 13:25:43]
お知らせ > 夜々@迷宮さんが帰りました。 『後に残すのは、涙だけ――…。』 [Sat 12 Jun 2010 00:17:14]
◆夜々@迷宮 > (戦う勇気の無い天使が、天界で生き残る術は無かった。其れでも行きたいが故に、自らの存在を歪ませた。天使の力を操作する、人間の技術であるパプテス呪術を用いる事で、存在自体や戦闘能力を、――全くの別物に作り変えた。夜々は夜々の力が使えないなら、誰かに使って貰う為の―――生ける道具と化した。其れが夜々であり、生まれ変わった理由。そうする事でしか、生き続ける理由が見付からなかった。) ―――… 、い。 (追い付かれそうな恐怖を味わい、脳裏に過る映像は嬲られる同族の姿。自分が自分を見失い、存在の意義が歪められる瞬間。其れが恐ろしく、―――…怖かった。恐怖を糧に走る為の力へ変えた。) [Sat 12 Jun 2010 00:15:27]
◆夜々@迷宮 > (力を振り絞って、立ち上がろう。音源が五時の方向から六時の方向へ移り変わるのを感じ取った。後は一直線に追い付かれてしまう。) 夜々…。 夜々は、…。 (要らない子でしょうか。そう自問自答しようとすると、声が出なかった。涙を堪えるばかり。今は訳の分からない遊戯に巻き込まれ、ただ犯られるだけで終わりたくない。生き延びる為に、目標を見つける為に、何としても抜け出したかった。) ――…っ。 (直ぐ走り出せば、左右へ分かれる通路が見付かる。薄暗いけれど、奥行きの見えない直線的な通路。もう一つは直ぐ壁が見えたが更に三つの通路へ繋がっていた。迷う可能性は着実に増えるけれど、今は捕まる訳に行かず其方の通路へ駆け出した。) [Sat 12 Jun 2010 00:05:08]
◆夜々@迷宮 > (天界で戦争を繰り広げ、幾度も傷付き続けた。) ――…痛ッ (…私は、私は、戦えない。誰かの為にしか、力になれない。)(突然、結晶の力が働き掛け、猛烈に襲い掛かる脱力感に身体の力が抜けた。足腰の力が入らず、不意にバランスとを崩して、前のめりに転んでしまった。けれど、両手で地面に突き出し、衝撃を緩和しよう。動体視力や危機回避力が人一倍に備えていたお陰で、最小限のけがで済んだ。) あ… ッ 。 (何やっても駄目だ。誰かに寄生しないと、――…生きていけない。)(人形の様に整った顔立ちが、微かに歪ませた。泣き出しそうになったが、五時の方向から響き出す、走り掛ける音に察しては、必死の想いで涙を堪えよう。)【耐久値:30⇒23】 [Fri 11 Jun 2010 23:53:58]
◆夜々@迷宮 > (完全に視界が奪われた訳じゃない。ある程度の認識は可能だけれど、恐怖を煽るのに十分だった。) ――…。 (着物の少女。其の正体は天使であり、天使でありながら独特な衣装を纏うもの。剥き出しの白い肩に、太股を覗かせる。艶やかな長い黒髪を靡かせる。そして裸足で駆け回り続けたからなのか、掠り傷で生足が痛んでいた。其れでも戦う術を持たない少女は足を止める訳に行かなかった。瞳孔を拡大させ、薄い暗闇へ馴染んで行った。) ……如何して、こんな事に。 (片手で壁に触れ、裸足で歩き出す。人工的に造り出された感触が確かに感じ取り、首輪の結晶の力なのか、日々に体力が失われ、大切な何かが削り落とされるのを感じていた。)【耐久値:30】(判定) [Fri 11 Jun 2010 23:42:47][57]
お知らせ > 夜々@迷宮さんが入室されました。 『――辺り一帯に包まれる暗闇。』 [Fri 11 Jun 2010 23:36:34]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『天国』さんが退室されました。 『( 無事、現世に帰還した。 )』 [Sat 22 May 2010 00:27:45]
◆ソレディー@エイブラハムの『天国』 > ( 森でも街でも、浅い眠りにつくことはできた。 しかしここは、逆に何もなさ過ぎて余計な事ばかり考えてしまう。 ) ( 悩んで、悩んで。 ―――やがて、そんな疑念を抱かせるのが、この 『地獄』 の本質なのだと自己完結した。 扉がそこにあるのも惑わせるためだと納得すれば、ようやく手をかけてみようという気にもなる。 ) [Sat 22 May 2010 00:22:19]
◆ソレディー@エイブラハムの『天国』 > ( しばらく悩んで、とりあえず扉は放置。 周囲を探索しに行こうとするが、高低差もこれといった障害物もほとんどない、なだらかな 『天国』 がどこまでもどこまでも続いている。 目指すべきものが見当たらない終点。 唯一その扉だけが、異彩を放ってそこにある。 ) ―――〜ううーん… ( 結局扉の前に戻って来て、座り込む… のは我慢し、腕組み、唸る。 …この扉以外に、この状況から脱する当てはない。 だからくぐってみるしかないのだけれど、気になって、気になって。 ) ( 散々悩んで、ふと気付く。 …空はどこまでも青く澄んで、日は優しく世界を照らし、傾く気配もない。 確かに相当な時間右往左往しているはずなのに、体感時間の方が狂っていると考えるにはあまりにも変化がなさ過ぎる。 ) ( 緊張しているからかもしれないが、乾きも飢えもなく。 この世界で復元されたまま。 ) ( しかし緊張しているにしては、暖かな日差しと涼やかな風が眠気を誘った。 ) ( ―――地獄を抜けて、ようやく得た安らぎ。 扉の向こうに何があるのかは分からないのだから、ここでこのまま時を過ごそうと考えることもあるかもしれない。 …ソレディー・カモシレーヌの場合は警戒ばかり先にたってしまい、眠気を自覚して感じるのも、ここで寝たらもう目覚めないのではないかという恐怖だったが。 ) [Sat 22 May 2010 00:11:53]
◆ソレディー@エイブラハムの『天国』 > ( 靴を片方脱いで、扉へ投げてみる。 …狙い違わず命中するけれど、それだけ。 靴は花の中に落ちて姿を隠し、何の動きもみられない。 ) …ううん。 ( こういうのが、一番困る。 今まで渡って来た地獄の中でも、一番かもしれない。 …もちろん雪山や砂漠のような環境に放り込まれてもどうしようもないけれど、それでも 『扉』 を目指すのだという基本的な方針は揺るがなかった。 ) ( 慎重に、慎重に。 …とりあえず裸足になって、絵画世界の出方をうかがった。 額縁の中に描き出される娘は、また時間の流れが停滞しているかのように動きを止める。 しかしよく見れば、花畑の中に扉と娘という絵画の構図こそ変わらないものの、躊躇うようにうろうろしていると分かるだろう。 ) [Fri 21 May 2010 23:41:31]
◆ソレディー@エイブラハムの『天国』 > ( これは、どういう事だろう。 とりあえず苦痛が去って、周囲に危険がないように見えるのは安心だけれど、今までを考えるとそれがかえって恐ろしい。 …紅鱗騎士団の訓練もそうだ。 つい気を抜いてしまいそうになるタイミングが一番危険。 そもそも気を抜けることなど滅多になく、正攻法で辛いのがほとんどだが。 あるとしたらそれは大抵、何かしらの狙いがあって用意されている。 この状況は正しく、そういった類のものに見える。 ) ( 目の前に 『扉』 があるのだからくぐれば良いのかもしれないが、今まで死ぬ思いで探していたものをさらりと与えられると、疑心暗鬼にならざるをえなかった。 …ソレディー・カモシレーヌが単純な性格をしているとはいえ、これはさすがに。 ) ( 人食い扉だったりしないだろうかと、扉の周りを遠巻きにぐるぐる回る。 ) [Fri 21 May 2010 23:26:23]
◆ソレディー@エイブラハムの『天国』 > ( 砂漠で焼かれたはずの肌はすっかり元通りで、少しずつ破いて使っていたドレスも、絵画世界に引き込まれる以前のように復元されている。 不整地を歩くのに向かないローファーは服の中に入れていたはずなのに、いつの間にかソックスの足を包んでいた。 靴の代わりに足を守っていたはずの常世の森の葉は消えて、周囲には見当たらない。 ) ( まるで全部夢だったとでも言うかのように、元通り。 飢えも乾きも今は去っていて、それこそ死んでしまったのではないかと思えてくる。 ―――では、もう現世のどこかに帰還したのだと考えるべきかもしれないが… それにしてはこれ見よがしに立っている扉が不気味だった。 ) [Fri 21 May 2010 23:11:06]
◆ソレディー@エイブラハムの『天国』 > ( ―――まだ地獄は終わらない。 …いや、これを地獄と呼ぶべきなのかどうかは悩むところだけれど、なんとなく、まだ現世ではないのだと思う。 ) ( 炎獄から一転して晴れ渡った空と、一面の花畑。 …例によってくぐってきたはずの扉は背後になく、しかし今回は探すまでもなく、別のものと思われる 『扉』 が前方に生えていた。 ) [Fri 21 May 2010 23:00:10]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『天国』さんが来ました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:6】 天国 )』 [Fri 21 May 2010 22:54:12]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『獄』さんが退室されました。 『( どうか現世へ――― そう願いながら扉をくぐる。 しかし… )』 [Fri 21 May 2010 02:53:00]
◆ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( 上空を群れて飛ぶ生き物はどうやら人型をしているようだけれど、悪魔的なデザインや街の暴徒を思い出すと、助けを求める気にはとてもなれない。 上からの視線を遮るものはないが、それは上空にいるものを見つけ易いということでもあり、岩肌にへばりつきながらやり過ごしていく。 そこは山人、フィールドは違えど手馴れたものだ。 …赤い髪と赤銅色の肌も、赤と黒の世界ではいくらか助けになったのかもしれない。 ) ( ―――そして、信じる者は救われるということか。 …今までの、現実世界の一風景を極端に描いたような 『地獄』 とは違う、本物の地獄でも、やがて 『扉』 は見つかった。 ) [Fri 21 May 2010 02:51:44]
◆ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( そこかしこに生えている、中に何か入っていそうなウツボカズラ風の植物が気になるものの、それに近付こうとして真水の溜池が現れ、その植物自体は消えていたことを思うと、もう近付けない。 喉が渇いてくると 『あれに近付けば溜池が現れるのでは』 などとも考えてしまうが、奇跡を試すなと首を振った。 …あれらの奇跡が神の御業かどうかは分からない。 どちらかと言えば、絵画世界の外からの介入のような気がする。 しかしかなり困っているにも関わらずここ一番という時にしか助けられないのは、コンスタントに介入できない訳があるのだろう。 どちらにしても、一度救われた奇跡を無駄にするようなことはできなかった。 ) [Fri 21 May 2010 02:42:33][69]
◆ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( …岩陰を縫うように進む。 炎の川は明るいし、熱いし、間違ってもうっかり踏み込むようなことはないのが安心だ。 進路が限られるというのも、選択の余地がなくて迷わずに済むのが、楽といえば楽かもしれない。 …苦しいが。 良いとこ探しをしながら、時折背の高い岩に登って周囲を見渡しながら、進んで行く。 ) ( 影になった所に 『扉』 があって、見逃したらお終いと思うと不安でしょうがないけれど、森でも雪山でも砂漠でも、それは偶然見つけられた。 街では赤騎士に助けてもらったものの、がんばれば見つかると信じている。 ) [Fri 21 May 2010 02:26:09][95]
◆ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( 一息ついていざ! と立ち上がるなり、足に力が入らなくてお腹空いたなと挫けそうになるが。 さっきまで駆け足で炎の濁流から逃げていたのだ。 …それで限界ということも当然ありうるのだけれど、静かに移動するくらいなら走るよりは消耗しない。 わけない事だと謎理論で無理矢理言い聞かせる。 ) ( 『青』 に選ばれたアルマが雨を描いてから、もう一日が経過している。 しかし額縁の中に描かれる絵画世界の時間は停滞して、視点を仕留め損なったヴェイティアンの娘から外していた。 それが再びクローズアップされて動き出す。 ) ( 足を固めて肌の露出は多くなってしまったが、ここは雪山や砂漠のように、そこにいるだけで死ぬというほど酷い環境ではない。 …いや、十分に死んでしまいそうなのだけど、それでも比べればマシである。 炎の川が放つ熱は歩く場所を選べばいくらか和らぎそうだし、先ほどのような 『噴火』 が近くで起きなければ、まだしばらくは生きていられるだろう。 ) [Fri 21 May 2010 02:14:12]
◆ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( 満身創痍、疲労困憊には違いないが、水分を補給して死は免れた。 炎の川が放つ熱線を遮ってくれる岩陰に身を隠し、鎧のように身につけていた常世の森の葉やドレスを裂いて足ごしらえをしながら考える。 ―――あまりの光景につい絶望してしまいそうになるが、ここは絵画世界。 作り物の世界。 何でもアリの世界。 であれば何が起きてもうろたえるような事ではなく、重要なのはそれに対処することができる… というか、対処してもらえるということだ。 赤騎士と白馬しかり。 ロッジとクマの防寒具しかり。 慈雨しかり。 文字通り降ってわいたホワイトチョコの 『待っている』 というメッセージが示すのは、現世に帰還する可能性があるということで、条件の詳細は不明だが、それぞれの絵の中で 『扉』 を見つければ次の絵画世界に運ばれる。 おそらくエイブラハムが描いた 『地獄』 の連作を全て踏破すれば、脱出することができるのだろう。 …何枚あったか忘れてしまったのが怖いところだが、10枚はなかったし、あと何を描いた絵があったか思い出せないということは、これで最後かもしれない。 ―――ならば、受けて立つしか! こちとら騎士団でしごきには慣れている。 訓練のように努力と根性でなんとかなると思えれば、ちょっとくらい死にそうだってがんばれる。 …ドラゴンスレイヤー=アイリーン・アルベント率いる紅鱗騎士団がどれほど厳しいとはいえ、ここまで追い詰められることはさすがにないけれど。 騎士の中のエリート?である竜騎士になろうと思ったら、これくらいさせられるのかもしれないし。 ) [Fri 21 May 2010 01:53:38]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『獄』さんが入室されました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:5-2】 炎獄 )』 [Fri 21 May 2010 01:35:59]
お知らせ > アルマ@青さんが退室されました。 『程なくして、家へともどった』 [Thu 20 May 2010 01:32:00]
◆アルマ@青 > …ふー……なんとかなりましたわねぇ……でも、どうやら門は見つからなかったようですわね(んー、と絵の前で首をかしげた。このタイミングでも無いと言う事は、今日は門を引き当てられなかったとでも言おうか。そう判断した。再び門を探すべく、足を進めた彼女を眺めていたが―――) [Thu 20 May 2010 01:31:34]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『獄』さんが退室されました。 『( 溶岩から逃げ切った娘は、再び 『扉』 を探し始めた。 )』 [Thu 20 May 2010 01:28:23]
◆ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( この時扉を見つけることはできなかったが、二度確かに命を拾われた。 最低限の水分補給も果たせたし 『危機に陥れば奇跡が助けてくれる』 と認識すると、それは 『助けが来ないうちは危機ではない』 とも変換される。 ) [Thu 20 May 2010 01:27:56]
◆アルマ@青 > ……と、とりあえずこんなもので………と(ぜはー。中で溶岩?に追いかけられているソレディーほどではないが、絵の前に居るアルマも息を切らせていた。ただ描くだけならばよいのだが、雨を描くならばそれぞれを繋げてはいけない。しかし沢山描かなくては雨にはならない。というわけで、細かく、しかし沢山、だが決して繋げてはならぬという描画を実現した故に疲弊しているのであった)………あとは……間に合うか、ですわね。さ、頑張って逃げるんですわー♪(雨を描き終えると、途端に緊張感を失って応援モードに突入。次第に速度を失い足を鈍らせる赤い川と、彼女の追いかけっこを眺めるのであった。 [Thu 20 May 2010 01:23:25]
◆ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( ぼしゅ ぶしゅ じょわっ ) ( ただ物が水中に落ちてくるのとは明らかに異なる音を立て、水中で小さくなる身体の周りに赤い雨が降り注ぐ。 早くも硬化し、しかしまだ冷めない石が身体を掠めて痛みに呻いた。 水を飲み、またも溺れそうになって顔を出した時には幸い雨は止んでいたが――― 赤い川は、すぐそこに迫っている。 ) ―――〜ひ、ひぃ…! ( 名残惜しいが、ここにいてはまずい。 わたわたと溜池から上がり駆け出すが、起伏の激しい岩の大地を裸足で走るのは辛い。 それでなくても消耗しきっていたし、追いつかれるのは時間の問題。 しかし! ) ( そこでまた水が――― 今度は雨という形で現れた。 …空から降ってくるのとは少し違う。 宙に水滴が現れ落ちていく。 …不思議な感覚は、余裕さえあればじっくりと堪能するところなのだけど。 今はそんな余裕はなく。 雨のせいで表面を固められ、赤い川の流れが遅くなった隙に、少しでも流れから遠ざかろう。 ) ―――! ( こんなはずではない、とでも言うかのように三度地響き。 娘を追うように火柱が上がるが、水のベールに隔てられ、火の雨が届くこともなかった。 ) [Thu 20 May 2010 01:17:47]
◆アルマ@青 > (ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺた…)(まだやってる) [Thu 20 May 2010 01:07:50]
◆アルマ@青 > …………あかんですわぁぁぁぁ――――(ただどかーん、と噴き出したりぐらぐらと揺れるだけで収まるかな、と期待したのは…どうやら甘い考えだったと解り首をかくりと右に倒す。どう見ても触れれば無事ではすまないであろうものが、先ほど自分が描いた溜池に漬かっているソレディー目掛け向かってゆくのが見える。死ぬ。これは死ぬと流石に思わざるを得ない)んー、ええと、ええっとぉ………よし!(むー、むむーっ。暫くぐねぐねしながら唸った後に、ぺた、と絵に筆を触れさせた。そしてさっ、ささっと描いたのは――――雨。それもかなりの強さだ。ひたすら絵筆をぺたぺたぺたぺた。降り注ぐ火の雨も、流れてくる火の川も、全て冷やして固めるほどの…雨、雨、雨) [Thu 20 May 2010 01:04:04]
◆ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( ―――いや… ええと… これは――― ) ( 水を滴らせながら、呆然と火柱を見上げていた。 赤黒い空で鮮やかに輝くそれは美しく、思わず見とれてしまうが、半分現実逃避だろう。 その火柱が、おそらくそこらを流れている川と同じものであるのは分かる。 山が噴火するというのは、こういう風なのかもしれない、とも。 触れればただでは済まない高温の雨が降り注ぎ、岩の大地を流れ出した新たな赤い川が、こちらへ向かってくる。 …ドレスを脱ごうと手をかけたままの体勢で固まり、それを見ていた。 …遅まきながら水を出たところで、もう一度、地震。 更に高く吹き上がった火の川が、今度は娘の立つ所へ直に降り注ごうとする。 ) ( 水に潜れば助かるだろうかと、半ば錯乱しながら再び飛び込んだ。 直に触れなくても済むかもしれないが、どちらにしても囲まれれば煮殺されるかもしれない。 ) [Thu 20 May 2010 00:51:35]
◆アルマ@青 > おー、豪快にとびこみましたわねー♪……溺れないよう気をつけましょうねー?(まさに躍動、と言った様子で描かれるソレディーの動き。地を蹴る体の、立ち上る水柱の、飛び散る水のしぶきの。それらが余すところ無くはっきりしっかり描かれるのは、流石天才といわれた画家が残した絵だけはありますわねー、とまた暢気に思いつつ…ひとまず筆を離し、腰を下ろすのだった)…ふふ、青色はこういうときに役に立ちますわねー♪………あら?(さて、ではこの娘さんの動向を眺めながら考えましょうか、などとのんびり思っていたらなにやら事態が急転直下。どうみても非常事態です本当に以下略。その構図眺めつつ、むー、と首傾げて)……とりあえず、収まるかどうか…しばらく見てみましょ(むむ、と椅子から身を乗り出しながら…しかし、慌てて筆を絵につける事はしない。慎重に、状況を見定めて―――描くものを選ぶつもり。色的にはある意味相性最高といえた。だからこそ―――慎重に) [Thu 20 May 2010 00:37:22]
◆ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( ―――たらふく水を飲んで… 急なことにお腹がびっくりしてちょっと戻したりしながら、また飲んで。 水に潜り身体を冷やす。 …地獄だからこそ感じることができる天国に全身浸り――― ばしゃばしゃしている自分の音で、その変化に気付くのが遅れた。 ) ―――…あれ? ( 地響き? いくらか早く気付いたところでどうなるものでもなかったかもしれないが。 気付いたときには水面が波打って、大地が揺れ――― 空へ向かって、赤い川が吹き上がる! ) [Thu 20 May 2010 00:30:25][70]
◆ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( 肌の露出部分は砂漠で良い具合にローストされているし、それでなくたって汗も涙も出ないのではないかというくらい乾いている。 霞む目をしばたきながら、少なくとも水分がなければ生きられないのではないかと思われる物の方へふらふらと歩み寄ったら――― 突如、目の前に青が広がった。 ) ―――!? ( 掠れた喉から声は上がらない。 飛び退く体力もなくその場に尻餅をついたら、次の瞬間にはそこにある溜池。 目指していた植物も消えていて、高低の感覚を狂わされ首を振るが、何はともあれ間違えようのない 『水の匂い』 を感じ取る。 ―――ならば、飛び込むしか! …山人の感覚があれば変に警戒する必要もなく、しばらくは危うく溺れそうになりながら、歓喜して水浴びする姿が描かれるだろう。 ) ( そうだ、そうだ、ここは絵の中の世界。 体感しているとつい現実のように思ってしまうけれど、全部うそっぱちで、今までのように 『扉』 さえ見つければあといくつかで帰れるのだと思うと、まだいくらか頑張れそうな気がしてくる。 ホワイトチョコのメッセージで、額縁の外のことを感じてはいるが… 地獄の連作が何枚あったのか、覚えていなかった。 ) ( 憩う傍ら 【判定】 ) [Thu 20 May 2010 00:25:46][33]
◆アルマ@青 > (そしてアルマがソレディーを見たのはこれが初めてであり、更に言えば他の人はいざ知らず、自分はどの絵でどんな人を見たのか情報交換していない。故に絵の中に居る彼女が今最後の地獄に居ると知らないのであった) [Thu 20 May 2010 00:13:32]
◆アルマ@青 > …あらあら、ふらふらと近寄っていっちゃいましたわねぇ。…何時気づくかとか、回避できるかとかすごーく気になりますけど……(あらあら、と相変わらずのんびりした様子でソレディーを眺めていた。その先に危なそうな植物のようなものがあるのも、見ている側からすればはっきり解るのだった。このまま成り行きを見守るのも面白い…と思いはしたが、しかし……す、と筆を絵に触れさせて…)喉が渇いていらっしゃるようなので、おみず、お水〜♪(ぺたぺたぬりぬり。ぐりぐりと大き目の円を描いて…できたのは溜池。結構大きめで、3人ぐらいは楽に泳げそうなもの。描いたのは丁度ふらふらと歩くソレディーの進行方向上で、植物みたいなのはその青い絵の具で塗りつぶしちゃう) [Thu 20 May 2010 00:11:04]
◆ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( 赤い空。 岩と、炎を噴き出す赤い川の世界。 …一度絵を見てからここに来ているし、名前を思いつかないわけではなく 『地獄』 だと表現できるものの、地獄とは何なのか。 悪魔の世界で、罪人の行くところ。 そんな概念を一応持っていても、森や街とは根本的に異なるものだ。 …ヴェイトス島に、魔界への門が開いたこともある。 その時空は赤く染まり、ここまでではないにしても、しばらく異様な空模様だった。 だから希望も持てないわけではないのだが。 砂漠から追い討ちのように広がっていると、もう。 ―――遠く、鳥とはまた違うシルエットの群れが飛んでいるが、あれも何なのか。 ) ( …それでもしばらく身を横たえていて、そう簡単には楽になれないと、じっとしているだけで消耗する環境の中、救いを求める気にもなってくる。 ―――岩ばかりと諦めていたが、よく見ると、植物らしきものは一応生えていた。 そのデザインは何かを捕食するような印象で、あまりいい感じがしない。 冷静なら避けて通ったかもしれないが、中に水でも貯まっていないだろうかと、朦朧とする意識でそちらに近付いて行ってしまう。 額縁は頭上からのアングルで、その動きを描き出すだろう。 ) ( 『炎獄』 に現れた娘の素性は、騎士団随員。 『天国』 以外の絵でその姿を確認されており、そこが最後と分かるだろう。 ) [Thu 20 May 2010 00:00:00]
◆アルマ@青 > …ふむふむ。今日は二つの絵で動きがあるようですわねぇ…あっちは何だか取り込み中っぽいので、ではこっちでー♪(絵の具を託された人も、何時も此処に詰めているわけではない。当然といえば当然だ。各々の生活というものがあるのだから。というわけで、今日の分の仕事を終え自宅でご飯を食べてからこちらに足を運んだアルマが、てくてくと絵の前を通って…ソレディーの居る絵の前で足を止めた。そして椅子を持ってきてぽふん、と座るのであった。)んー……見たことない人ですわねぇ…いやまあ全員そうなんですけどー♪(あっはっは。絵の中の人、絵の具に選ばれた人。どれも知らない人ばかりであった) [Wed 19 May 2010 23:51:20]
お知らせ > アルマ@青さんが来ました。 『かつ、こつ』 [Wed 19 May 2010 23:47:54]
◆ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( ここは知らない。 …常世の森も、暗黒街も、大雪山も、砂漠地帯も、実際に見たことがなくてもイメージは持っていて、これまでの世界はやや極端であるものの概ねその通りだった。 少なくとも候補としてどこかの名前を挙げることはできた。 しかし、ここはどこだろう。 ) ( 常世の森には母の故郷がある。 暗黒街の道はどこかで表通りと繋がっている。 大雪山にはちゃんと国があり、生活している人がいて、お土産も売っている。 砂漠は… 砂漠は、常世の森とも接しているし、街道が通っている荒涼の大地のお隣で、そこで生活しているヴェイティアンの部族があるとも聞いている。 では、ここは? ) [Wed 19 May 2010 23:36:34]
◆ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( ―――その光景を前にして、赤い髪の娘はついに膝を折った。 それまで身を隠すことはあっても、途方に暮れて座り込んだり、諦めるようなところはなかったのに。 …砂漠の日中、焼かれてきた身体はいよいよ限界で、その岩と炎だけの世界は残る気力も奪い取る。 ) ( 今までの、身を隠すような姿勢とは少し違う。 岩陰にぐったりと身を横たえ、まだ見えている目をぼんやりと赤い空に向けていた。 ) [Wed 19 May 2010 23:29:13]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『獄』さんが入室されました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:5】 炎獄 )』 [Wed 19 May 2010 23:23:29]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『砂漠』さんが帰りました。 『( ―――しかし、当然限度というものがある。 )』 [Wed 19 May 2010 02:23:45]
◆ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( だからだろうか。 …やはり団長の訓練のように、ギリギリの一線で踏ん張ると、光明を見出せるのは。 ) [Wed 19 May 2010 02:22:19]
◆ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( 森や街ではもちろん。 雪山でも、砂漠でも、その地獄の中にあって、何かしらの希望を見つけている。 ) [Wed 19 May 2010 02:20:05][68]
◆ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( ―――砂漠も、知っている。 故郷の精霊の泉からヴェイトス市までは荒涼の大地を通って行くことになるが、そこから脇へ逸れるとすぐに砂漠地帯だ。 常世の森の深部ほどではないにせよ、危険な生物の跋扈する土地。 環境も厳しく、人間はとても生きていかれない… かと思いきや、ヴェイティアンの部族の中には砂漠の中へ逃れたものがあるというし、ピラミッドとかいう遺跡を探す冒険者も後を絶たないらしい。 …であれば人もいるはずだ、というのがここでの希望。 こうして体感してみると、生活してゆけるとはとても思えないのだけれど、それは雪山でも同じこと。 リヒャルトがお土産を買って来てくれた、というような確証はないが、工夫すればどうにかなるのだろうと思っておく。 ) [Wed 19 May 2010 02:18:23]
◆ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( 何も、ない。 しかしその先に、やはり視界を遮る丘が一つ。 …やはり団長の訓練のようだと思いながら、止まりそうになる足を蹴るように前へ出す。 ) ( 額縁の中には、日差しによる陰影のはっきりした砂漠と、どこまでも滑らかな砂地に伸びる一本の足跡、その先頭にある小さな異物として、描き出されていた。 ) [Wed 19 May 2010 02:06:29]
◆ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( 思わず裸にでもなってしまいたくなるが、それはかえって危険なのだと言い聞かせて、春物のドレスに大きな葉っぱを巻きつけた奇妙な格好で砂漠を進む。 吹き出るなり気化されてしまうのか、汗も流れない。 水ーと、朦朧とした意識で呻くように口を開いてみても、からからの喉から声は出なかった。 ) ( あるいはクマの着ぐるみも、着ていた方が良かったのかもしれないけれど。 防寒具という先入観の上に、その動き辛さもあって、今更悔いても後の祭り。 せめて頭部だけでも傘にすれば良かっただろうかと惜しみながら、代わりにザックを乗せている頭を振る。 …悔いても仕方ない。 早く次の扉を見つけなければ、今度こそ死んでしまう。 太陽は高く、熱風が他に動く物のない滑らかな砂丘の形を少しずつ変えていく。 …視界が悪いというのも絶望的だが、見えた上で何もないというのは逃げ場なしだ。 つい途方に暮れてしまいそうになるけれど、高低差のある砂丘ではどこかで視界を遮られることになり、そこに一縷の望みをたくして、また一つ山を越えた。 ) [Wed 19 May 2010 01:56:46]
◆ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( 寒さから身を守ってくれたクマは、照り付ける日差しの下では凶器に豹変した。 …夜になれば必要になるのだろうけども、魔法で生み出されたと思しきクマの着ぐるみが、夜まで形を留めていられるかは分からないし、そもそも生きて日暮れを迎えられるのかという問題もある。 重たい毛皮を運搬する余力があるとは思えず、ここへ着てすぐに脱ぎ捨ててしまった。 思わず裸にでもなってしまいたくなるが 吹き出るなり気化されてしまうのか、汗も流れない。 [Wed 19 May 2010 01:37:20]
◆ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( ―――団長の訓練みたいだと思う。 …いや、決してこんなに不条理ではないのだけれど、寒いと思ったら暑くなる、求めているものが与えられたはずなのに何故か救われないところなんか、そんな感じだ。 くぐってきた 『扉』 の向こうには、雪という形で水などいくらでもあったのに。 吹雪の山で凍死するのは免れたものの、一転して砂しか見当たらない世界では、今にも熱に殺されてしまいそうだ。 ) [Wed 19 May 2010 01:28:18]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『山』さんが入室されました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:4】 灼熱の砂漠 )』 [Wed 19 May 2010 01:18:46]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『山』さんが帰りました。 『( 雪崩れに追われるように、次の絵画世界へ。 )』 [Tue 18 May 2010 00:20:02]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( …危うく崖から転げ落ちそうになり――― その少し下の、人がようやく一人立てるスペースに 『扉』 を見つける。 ) [Tue 18 May 2010 00:19:11][22]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 大雪山は、いつの頃からかよく意識する場所になっていた。 友人のリヒャルト・アレクセイが仕事で行って、お土産を買って来てくれた場所。 クリスティアとアングリマーラを隔てる要所で、常世の森や砂漠に負けない難所でありながら、そこにもきちんと国がある。 そして――― 他でもない竜騎士団の本拠地 『竜洞』 は、大雪山の一角にある。 実は雪山を踏破して本拠地に辿り着くことが最後の入団試験になるとかならないとか。 ) ( こんな感じなのだろうかと思うと、かつて父が通り、暮らした場所。 いつか自分も通り、暮らす場所。 …になるかどうかはまだ分からないとしても、怯える気持ちは少しだけ軽くなった。 ) [Tue 18 May 2010 00:16:29][1]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 絵画世界は日中のようで、今額縁の中に描かれている絵はまだ白かった。 それなりの高さから俯瞰されていて、吹雪のため見え難いけれど、クマの着ぐるみ以外動くものは見当たらない。 …ただ、登っている斜面の先は切り立った崖になっている。 山に亀裂でも走ったように、断崖の先にも斜面が続いているため分かり難いかもしれない。 クマの着ぐるみは外気から身を守ってくれるが、視界や風の音なども、大幅に遮られている。 ) ( …しかしおいそれと頭部の覆いを取り払うわけにもいかず、ソレディー・カモシレーヌは体ごとぐるぐるとその場で回り、扉や、他の何かでも見つけられないだろうかと目を凝らした。 その上で進路は変えず、また少し進む。 ) [Tue 18 May 2010 00:07:55][81]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 圧倒的な存在感を放ちながら佇む小休止。 絵画の場面は相変わらずの一面吹雪だけれど、それをものともせず茶色のクマが見え隠れしている。 ) ( 山で道に迷ったら高所を目指せとはよく言うけれど、ただそこに居るだけで命を脅かされる雪山でも同じことが言えるのか。 つい逃げ腰になってしまうところだが、そもそもこの 『山』 から足で抜け出せるのかというと、今までの 『森』 や 『街』 と同様、扉を抜けるしかないような気もする。 …外気から身を守ってくれるクマの着ぐるみが消えてしまったら、それでお終いだけれど。 とにかく、少しでも見晴らしの良い所へ。 ) ( 吹雪のせいで視界は悪く、夜ともなれば星明りさえ遮られる真っ暗闇だ。 ―――急がなければと、まだ白い空を見上げて歩き出した。 ) [Mon 17 May 2010 23:43:04]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 幸い、クマの着ぐるみの中は信じられないほど暖かかった。 冗談のようなナリだけれど、そこは 『これは防寒具である』 という意思を持って描かれた物だからか。 実質毛皮一枚の厚みで、内部はしっかりと保護されている。 …非常に動き辛いのがたまにきずだが、しかし! こちとらフルプレートでジョギングさせられている騎士団随員。 騎士の中にあって更に厳しく鍛えられがちな一団の中に属していれば、動けなくなるほどのことはない。 不慣れな雪原でところにより体まで雪に沈んでしまうと、当然歩みは遅いけど。 めげることなく、えっちらおっちら。 頂上目指して斜面を登っていた。 ) [Mon 17 May 2010 23:26:54]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 昨夜危ういところで一命を取り留めた、ロッジに篭もっていたいのは山々だけれど。 赤騎士やその白馬に似た質感は、あのロッジも 『魔法』 の産物なのではないかと感じさせ、であれば長居はできない。 騎士も白馬も、ついでに降ってわいたホワイトチョコレートも一日ほどで消えてしまった。 …確証はないものの、ロッジもその中味ごといつ消えてしまうか分かったものではなく、一晩泥のように眠った後は、使えそうな物を持って再び雪山に踏み出している。 ) [Mon 17 May 2010 23:15:09]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( クマ、雪原に立つ。 ―――絵画をそんな題に変えてしまいそうな雰囲気で、子供向けにデフォルメされたクマが、ザックを背負い 『極寒の山』 を進んでいる。 熊でなくクマ。 やけに大きな頭部と、そのくせ黒丸二つで簡単に済ませられている目など、野生のものではありえない着ぐるみの中には、エイブラハムの絵に取り込まれた一人、騎士団随員のソレディー・カモシレーヌが入っていた。 ) [Mon 17 May 2010 23:07:47]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『山』さんが入室されました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:3-2】 極寒の山 )』 [Mon 17 May 2010 23:00:47]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『山』さんが帰りました。 『( そう遠くないところから発せられた地響きにも、目を覚ますことはなく。 )』 [Mon 17 May 2010 01:02:33]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 毛布でがしがし体を擦る。 やがて屋内が暖まってきたら、何かしらお腹に入れてまずはぐっすり体を休めよう。 ―――休ませてもらえれば、の話だが。 …場違いな感じのする巨大な縫いぐるみに気付いて、これを着て雪山を移動できるか悩むのは、もう少し後で。 ) [Mon 17 May 2010 01:01:00][54]
お知らせ > アルス@茶色さんが帰りました。 [Mon 17 May 2010 00:54:49]
◆アルス@茶色 > (絵の中での建物の中を見る為に窓を見ると早速火を入れて暖まっているみたいに見えて… ついでに室内を何とか覗き込もうと背伸びしたりかがんだりして…)…あ、そっか…あの家は寒さを凌ぐ建物って描いたから毛布とかはあっても寒い時の服がないんだ……(念を入れて描いたつもりでもやはり上手くいかないものだ、と思いつつ…筆をもう一度さらさら…部屋の中にもこもこ毛皮…若干子供向けのマスコットっぽい目元の可愛い熊の毛皮をまるごと使った『着ぐるみの絵』を描き込んでいき)……頑張って、ねっ(誰かが死んだという話も聞く絵の中の世界… 応援するように呟いて…) [Mon 17 May 2010 00:53:24]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ―――た、助けて… お邪魔します… ( 屋内に転がり込んだ娘は、まずここに人がいないかと周囲を見回した。 床に崩れ落ちるようにしながら扉だけは閉めて、雪のついた服を乱暴に体から剥ぎ取る。 …結果真っ裸になるのだけれど、必死であり、色気を期待してはいけない。 闇の中で、輝いているわけではないのに不思議と浮かび上がって見える屋内。 『混沌の街』 の後ではこちらが闖入者であるにも関わらず警戒してしまうけれど、とにかく何もかも事後承諾と割り切って、物資を漁る。 毛布をかぶって、囲炉裏に火を入れた。 ) …っさ、さむっ! しぬ、しんじゃいますっ…! ( やっぱり努力と根性だけではどうしようもないですよね。 声を上げる元気は取り戻し、温まるのを待ってがちがち歯を鳴らす。 今夜はここを動かないだろう。 …今夜一日乗り切ったところで、その後どうすれば良いのかというところだが。 ここには一応、予備の防寒具なんかもあるのだろうか。 ) [Mon 17 May 2010 00:47:40]
◆アルス@茶色 > (念じて描いたのは雪山ではお約束の吹雪になって戻れなくなった云々の話に出てくる小屋みたいな物。寒さをしのぐための設備をある程度整えていそうなイメージ通り中には囲炉裏やベッド、保存食っぽいのがおいた感じになっているだろう) うんっ、中に入れたみたいだし… とりあえず1日は持つかな…。(とりあえず様子を伺ってみよう) [Mon 17 May 2010 00:30:49]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( こんな環境でも生活している人がいる。 そこを訪れる人のために、お土産物なんかも売っていたりする。 友人のリヒャルトは片脚義足でも大丈夫だった。 行って、お土産買って帰って来た。 ならば自分も、ちょっとくらい薄着な気がするからって、弱気になっちゃだめだ。 …経験したことがない寒さ、ということは、このくらいの寒さで死ぬのかどうかも分からない。 凍死したことないのだし。 だからもしかしたら大丈夫かも――― ) ( 賢明に言い聞かせるけれど、ほんの数歩で歩みは途切れがちになり、膝まで楽々埋まってしまう雪の中、方向感覚も失った。 …団長の訓練なら、努力と根性でギリギリ乗り越えられる絶妙な一線がある。 だからがんばれと思ってみても、状況はますます無理っぽくなる一方で。 ) ―――? ( 辛うじて膝を折らずにいられるだけという最後の最後で、ふと、風の音が変わるのを聞いた。 ―――少し先に何か、風を遮る物がある? ) …! ( 騎士と同様、発光しているわけではないのに不思議とそこにあるのが見える 『茶色』 で、ロッジが建てられ… というか、やはり 『描かれて』 いく。 最後の力を振り絞って、その中に転がり込んだ。 ) [Mon 17 May 2010 00:23:47]
◆アルス@茶色 > (この時期は下宿先の宿屋も忙しかったりで、合間を見てやってきた自称”勇者”の少年風。 絵画の中の雪山は今年の冬に経験した大雪より更にすごい状態に見えて) …え?なんであの鎧の人、消えて…?(見ている目の前で女性を守るようにしていた騎士が消えて行った… 少ししてからそれが絵による物だったとわかって…)と…なれば、今度は僕の番、だっ!(きらーん、と取り出すは魔法(?)の絵筆。この場合は寒さを防ぐ物…と少し考えた後)…うん、ここはコレで!(さらさらと女性の進もうとしている先に描いていくのは『木造の家』。丸太を組んで作った三角屋根の家は雪山での避難所っぽい雰囲気がありそう…そんな感じの家を描いてみる) [Mon 17 May 2010 00:11:48]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( もはやあってもなくても変わりないけれど、剥ぎ取られそうになる外套を必死で押さえる。 周囲に目を凝らそうとしても、顔に吹き付ける雪でそれも叶わない。 …雪で作る家の話を聞いたことがあり、雪の中に埋まってみれば暖かいのではないかと錯乱しつつある頭で考えるけれど、風に煽られ立っているのもやっとでは、穴を掘ることなどできないし、何より放っておいても雪の方から全身を覆ってくれそうだ。 ) ( しかし、まだ動ける。 …何も見えない、ということは、騎士が馬を進めようとしていた方向に一歩でも踏み出せば、そこに何かがあるかもしれない。 …何があろうと、とりあえず環境に殺されない土地へ通じる 『扉』 以外では助かりそうにない気もするが、とにかく何か。 自棄を起こしそうになるのをぐっと堪えて… とはいえこれも、やけっぱちか。 がむしゃらに一歩、また一歩と踏み出した。 ) ( 額縁の向こうからは、にっちもさっちもいかなくなっている様子が俯瞰できるだろう。 注意して見なければ吹雪に埋もれてしまうが。 ) [Mon 17 May 2010 00:09:05]
お知らせ > アルス@茶色さんが来ました。 『絵画の前に立つ一人。』 [Mon 17 May 2010 00:05:05]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 急速に、それまでの比でない冷気が襲いかかる。 …気付けば馬は足を止めていて、何事かとうろたえマントから顔を出そうとしたら、塗装が剥がれるようにパラパラと、赤いマントが風に吹かれて消えた。 ) ―――あ… ぁ… ( 闇の中で、輝いているわけではないけれど、そこだけ浮かび上がるように見えていた馬が、騎士が、細かく剥がされて散っていく。 …欠片の集合のようにひび割れた腕が、マントの前を合わせるように伸ばされるけれど、すでに騎士のマントは消えていて、その下にあった粗末な外套に触れるなり、その鎧の腕も弾けて消えた。 ) ( かき抱こうとする娘の腕の中から、一片残さず白と赤が吹き飛ばされる。 …後に残るのは星明りさえない真っ暗闇と、数分ともたないだろう、刺すような冷気のみ。 ) [Sun 16 May 2010 23:55:42]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 故郷である精霊の泉周辺は気候も穏やかで、あとはヴェイトス市に行ったことがあるくらい。 クリスティアの厳しい寒さはもちろん、大雪山も話に聞くだけで、ほとんどおとぎ話だった。 ―――けれど、友人のリヒャルトは片脚義足で大雪山を越えツェカンに行ったことがある。 …それにそう、大雪山にもツェカンという国があり、人が生活している。 想像できないけれど、こんな環境でも人は生きていかれるのだろう。 …もちろん準備万端整えた上での話なのだけど、それはさておき。 そんな風に考えれば、あと少しだけ頑張れそうな気がした。 …人肌で暖めていても溶ける心配がない、街で突然降ってきたホワイトチョコレートを一口齧r 苦労して、齧る。 てゆか砕く。 ) ( 口の中に入った欠片はようやく溶け出して、甘味が広がり――― それが何故か、現れた時と同じく唐突に、消えた。 ) [Sun 16 May 2010 23:43:48]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( そもそも、マント一枚でしのげるというのが不自然な話なのではないか。 吹雪そのものが初体験で何とも言えないところだけれど、騎士の赤いマントの下は、街で暴徒から接収した粗末な外套と、春物のドレスに、常世の森で見繕った頑丈な葉を巻き付けただけ。 防寒など全く考えておらず、実は扉をくぐった瞬間、目の前の光景を見てすぐ死を覚悟した。 …団長ごめんなさいこれは無理です。 かなり駄目です。 助けて。 なんかシゴかれているような気分でそんな風に思ってしまう辛い時の条件反射が哀しいが、団長だってこんな無茶はさせない。 重たい荷物は持たせるかもしれないが、一緒に防寒具も与えてくれるはずだ。 ) [Sun 16 May 2010 23:33:01]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 赤いフルプレートの向こうで、騎士は何も喋らない。 ただ黙々と白馬を駆り、白馬も操られるまま、辺り一面雪に覆われた山肌を、どういう魔法か足をとられることもなく宙を飛ぶように進んでいく。 しかし目指すところは見えず… 見えたとしても体を覆ってくれているマントから顔を出す気にはとてもなれずに、絵画世界に引き込まれた娘はじっと縮こまっていた。 …マントをもらってしまって、あなたは大丈夫なのか。 時折生存を知らせるように、不思議と暖かく感じるアーマーの胸部を叩く。 …返事はなく、そういう魔法なのだろうと納得していても、少し心細い。 ) [Sun 16 May 2010 23:24:51]
◆ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 赤い鎧と白馬の騎士(?)に導かれ、封鎖された街の 『扉』 を潜ってから、どれくらいの時間が経ったのだろう。 普段なら、覚醒し続けているのに時間の感覚を失うようなことはまずないのだけれど、昼なお暗い吹雪の雪山では、さすがにそうもいかなかった。 ―――…日が暮れてからだいぶ経ったような気がするけれど、夜明けまでどれくらいか。 いや、そもそも、夜が明けたところで生き延びることができるのだろうか。 ) ( 『極寒の山』 の絵は、この時、山を描いたというより吹雪を描いたような有様になっている。 夜闇の黒と雪の白を散りばめた灰色の絵。 その中に、赤い影がおぼろげに姿を現した。 騎士団随員ソレディー・カモシレーヌは、騎士に助けられて 『混沌の街』 を脱出した後、運悪くここに運ばれたらしい。 正義の騎士はその絵に篭められた幻想の通り、無敵。 白馬とともに寒さなどものともせず移動しているが、肝心のヒロインはそうもいかない。 騎士の腕の中でマントに包まれていても、騎士がヒロインを守り通せないわけがないという幻想の加護で辛うじて死を免れている状態で… 悪いことに、じき一日が経過しようとしていた。 大事にとっておいたホワイトチョコレートはもちろん、無敵の騎士と白馬も、絵画世界の法には抗えず間も無く消えることになる。 ) [Sun 16 May 2010 23:15:25]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『山』さんが来ました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:3】 極寒の山 )』 [Sun 16 May 2010 22:54:16]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが帰りました。 『( 匂いをかいで… 毒見するような雰囲気で一口齧り。 とっておくことにしたらしい。 )』 [Sat 15 May 2010 01:10:52]
お知らせ > ディーバ@白さんが帰りました。 『美味しいチョコを売ってるお店、ご紹介しましょう、か?(と、キャシーに話しかける)』 [Sat 15 May 2010 01:09:24]
◆ディーバ@白 > あ! ( チョコ飛んだ! ) あ…良かった。 ( メッセージは伝わったのだろうか。それよりなにより、彼女が扉を発見できたらしい様子にホッと息をつく。 ) [Sat 15 May 2010 01:07:57]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 降りて、手に取ってみる。 短い言葉で、たまたま思わせぶりなメッセージ付きのチョコが、偶然手元に落ちて来たのかもしれないと思うけれど。 空を見上げても何もいないし、それらしい建物もない。 ―――おぼろげながら事態を再認識して、騎士の導きで次の地獄へ向かう。 扉は、ほどなくして見つかった。 ) [Sat 15 May 2010 01:05:04][39]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( どこかの封鎖線から上の方に話がいって、迎えに来てくれたのかもしれない… と考えられるほど、バリケードの向こうから向けられた剣幕を楽観視はしていない。 どこへとなく… おそらくは 『扉』 を探して移動を開始する馬上で、不安げに周囲を見回した。 …この騎士が一日期限のボディーガードだとも、あと何枚の 『地獄』 が残っているのかも、さらりと流すように鑑賞していたため覚えていないけれど。 ) ―――〜うわっ!? ( 突然手元に落ちて来た板を、何だと払いのけてしまう。 …しかしそこで馬は足を止め。 騎士は拾うのを促すようにそちらを見ていた。 ) [Sat 15 May 2010 01:00:43][95]
お知らせ > キャシー@赤さんが帰りました。 『あー、チョコとか食べたいな。』 [Sat 15 May 2010 00:53:00]
◆キャシー@赤 > (――あとは貴女のお望みのままに、だ。 騎士は女の子をエスコートするものと決まっているし、『扉』を探す手助けをしてくれる筈だ。 或いは寝床を探す手伝いかもしれないけれど。 そして勿論、貴女の身を守ってくれるに違いない)――よっし、あたしは描くもの描いた、っと! あとはもう、頑張れーってところだよね。(というわけで、あたしはさっさと見物モードに入る。 やるだけの事をやったら、あとは彼女の頑張りに期待ってわけ。 やるべき事がまだ残ってるなら、話は別だろうけど、ね?) [Sat 15 May 2010 00:52:45]
◆ディーバ@白 > そうですね…。 ( むしろ、街の状況を考えれば隠れるのはとても正しい判断なのだろう。赤い騎士と白馬が突然現れた事から、何か気づいてくれればいいのだが。 ) え、そのまま乗れないものなのです、か? ( 鞍を描き足したキャシーに、きょとんとした顔で。乗馬はレクリエーション的なものを一度経験した事があるものの、鞍の重要性を全く分かっていなかった奴隷。「も、申し訳ありません…」と謝る。そういえば皆、あの座る所みたいなの付いてたかも…と思い出しつつ冷や汗をかく。 ) あ…! 良かった。手を取ってくれましたね…! ( 見た限りでは、彼女は騎士を少なくとも敵ではないと判断してくれたようで。 ) えっと、後は……。そうだ、ここだと人間不信、になりそうです、し……。 ( ちょうど、ソレディーの手元に落ちる位置を考えながら描くのは板状のホワイトチョコ。板チョコ特有の模様が無い代わりに、ホワイトチョコが盛り上がってメッセージを形どっている。『こちらで貴方の帰りを待っています』と。ちなみにヴェイトス標準語で。 ) [Sat 15 May 2010 00:50:45]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 赤という色が鋼の鎧と結び付き難いけれど、そこは紅鱗騎士団。 団長の鎧で見慣れているし、騎士然とした姿には素直に騎士なのかなと納得する。 が、問題はそれが襲って来ないかどうかだ。 …緊張しながらもつい見入っていたら、続くのは世闇に眩しい白色。 今度は何だとうろたえる。 馬と騎士、ならばセットなのだろうとそこも素直に納得するけれど、しかしどういうわけなのか。 こちらから行動するには正体不明過ぎる相手。 一拍遅れて鞍も現れ… 老騎士、という風に見えるのだろうか、いずれにせよ頼もしい機敏な動作で白馬に跨った騎士が、まるでここに居るのを知っているかのように、こちらへ手を差し出している。 ) …え、と。 あ、あのー… こ、こちらは紅鱗騎士団随員、ソレディー・カモシレーヌです。 ほ、ほんとです! ( 絵の展覧会に行ったら〜などと、無言の騎士に事情を説明すること一頻り。 …無言で手を差し出し続ける騎士と逃げ腰でにらめっこして… おっかなびっくり手を取った。 馬上に引き上げられて… でも、どうも様子がおかしいし、単純に助かったとは思えない。 さてこの騎士は、どこに連れて行ってくれるのだろう。 ) [Sat 15 May 2010 00:43:00]
◆キャシー@赤 > んー、まあ、意思疎通できないしねー、多分。(喋れるのかなとも思ったけれど、あたしが喋れるイメージができてないんだもん。 絵の中の騎士だってきっと喋れない筈だ。 こんな状況だし、隠れてしまってもしょうがないとは思うから、まあ、その辺りは許容範囲だ。 でもほら、この絵ってあっちゃこっちゃで暴れてる人ばっかりだし。 暴れない人物がいれば、多分それでわかるんじゃないかなぁ、と期待してみる)さって、あとは何を描くかなぁ……。 ああ、そっかそっか。 馬なら必要だよね。(というわけでディーバ君の描いた馬に、赤色で【鞍】を追記。流石におじーちゃんも裸馬には乗れないと思うし。 赤い騎士は颯爽と跨って、女の子に手を指し伸ばす――筈だ。 あたしのイメージだと!) [Sat 15 May 2010 00:27:50]
◆ディーバ@白 > あ…。 ( そうか、この絵が現実の暗黒街を模していながらも違う所、そして地獄たらしめている要因。それは、絵に取り込まれた者達を街の外に出さない騎士達だ。 ) おじいさまが、騎士だったのですか…。素敵なおじいさまだったのです、ね。 ( なるほど、それならこの絵画の状況は嫌なものだろう。そして肌の色などで必要なようなら白絵の具を貸そう。 ) この絵画は、どんなに上手く描かれていても偽りの絵…です。中にいる方達がどう思ってらっしゃるか、は分かりません、が…帰っていらしたら、きっと、あの騎士達が偽りだったと分かるはず、です。 ( そう言ってから、奴隷も絵を描き出す。これ以外にもう一つ描けるのだし、騎士が彼女を守ってくれるならば武器よりも身体を休めてもらいたい。騎士と言えば馬と思い、白馬を描いた。キャシーの祖父は馬の扱いも上手かっただろうか? ) あ…隠れちゃっ…た。 ( 描き終わってから気づく。 ) [Sat 15 May 2010 00:22:53]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 当人にとっては現実で、ここが絵画の中なのではないか?と考えはしても、確信はできない。 相手が殺意を持って向かって来る暴徒であれば、現実であっても死亡させてしまうのがやむなしとされるかもしれないが、取り返しのつかない事だけに、まだ躊躇いがあった。 まるでただ争っていたいだけのように見える暴徒だけれど、理由がないわけもないと思うし、まだそれを知らない。 ) ( ―――額縁の向こう側は認識できず、周囲をうかがいながら、するすると這うように移動していく。 今はまだ見つかっていないが、避けようもない人数が徘徊しているし、またすぐに戦うことになるのだろう。 …幸い素人ばかりのようで、どうにか捌けているものの、いつまで続けていられるかは分からない。 正直なところかなり絶望的な状況なのに動いていられるのは訓練の賜物か。 ) …? ( ふと、異様な気配にそちらを向いた。 身に付けるための武具ではなく、騎士そのものか。 何もないところから描かれるようにして現れるそれに目を丸くして… とりあえず、物陰に身を潜めた。 ) [Sat 15 May 2010 00:15:31]
◆キャシー@赤 > うん、あたしが描くのはね……。(実際、絵の中にはイメージさえあれば何でも描けるのは実証済みだし。 砂漠とか雪原とかと違って、回りに危ない奴が一杯いるのが丸判りだし。 それに、あたしはちょっとこの絵でムカつくことがあるのだ。 何がって、この街の周りをグルッと囲んでる連中。)――あたしのおじーちゃんはね、騎士だったの。(イメージを載せて、赤い絵筆を走らせる。 描くのは人型。 鉄兜、板金鎧、盾、剣、真っ赤なマント――つまりは騎士だ。 それもただの騎士じゃあない。【正義の騎士】だ。 悪い奴らから女の子を守ってくれるような、そんな存在を、あたしは描く。 ――だってほら、あたしのおじーちゃんは、立派な騎士だったんだもの。 こんな奴らと同じ存在だと思われたら溜まったもんじゃないしね! それにほら、炎の精霊とかいう妖しげなものと違って、しっかりとどんな人物かをイメージして描いたなら。 それはきっと、絵の中の女の子の味方になってくれるに違いない) [Sat 15 May 2010 00:06:12]
◆ディーバ@白 > ( ばばーんとドアが開いて、奴隷は振り返り。 ) あっ…キャシーさん…! ( そんなもん決まってる、と言うキャシーさんに尊敬のまなざし。 ) な、なにですか、何描くのです、か? ( この間の砂漠の天気のアイデアも凄いなと思ったし、自信ある様子の彼女が何を描くつもりなのか気になる。 ) 僕、は白ですし…白銀の盾、とか剣、とか…描こうかなと考えているのですけれど、も。 ( まさか絵画の中の彼女が、暴徒を殺したくないと考えているとは露知らず。現実でなら考えるが、絵画の中の出来事と知ってしまっているだけに考えが及ばない。 ) [Sat 15 May 2010 00:00:14]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 水も食料も、どうにか調達できていた。 分けてもらおうと人家の扉を叩いても、住人に招き入れてもらえるようなことはなく、無視されるか、問答無用で襲われるか、もしくは逃げ出されるかのどれかで、強奪のようになってしまうのが何ともやるせないところだけれど、言葉は通じるらしいのに話は通じなくて、生き伸びるため止むを得ず、ごめんなさいして頂戴している。 外套の下の服装は、未だにドレスと、常世の森の頑丈な葉を巻いたちぐはぐなもの。 武器にしていた木の枝は、長い方が折れてしまって、短い棍棒サイズの一本のみになっていた。 …ちゃんとした棍棒や盾が欲しいところではあるのだけれど、巡り合った暴徒の武器は図ったように殺傷力の高いものが多く、そんな物を使ったら相手を殺してしまいかねない。 ) ( ―――絵の中で、こそこそと赤い髪が動き出す。 封鎖線を当たってみて、どこか通してくれるか、保護してくれるところがないかと声をかけ続けているのだけれど、今のところ脈なし。 しかし他にやり方を思いつかない。 ―――例外的に… もしかしたらここにも、森にあったような 『扉』 があるのではないかとも思うのだけれど。 ここは街中。 不自然に生えていたら分かりそうなものだが、扉だらけだ。 ) ( 娘の素性は、騎士団随員。 訓練を受けている職業的な戦士なら、武器を与えれば有効活用できるだろう。 『まっくらな森』 から 『混沌の街』 に移動したのが確認されており、今もそこにいる。 見ての通り。 ) [Fri 14 May 2010 23:53:17]
◆キャシー@赤 > (ばばーんとドアを開けて、あたし参上。 中にいるのはディーバ君。 目の前にかかってるのは混沌の街。 センス悪いったら。 あんなにぎやかで面白いこと満載の街を、どう穿った目で見たら、こんな犯罪まみれのどーしよーもない場所になるんだか)エイブラハムって人が何考えてたんだか良くわかんないのよねー。 それにあたしって油絵より水彩画のが好きだし。 っと、ディーバ君やはー。(ひらひらと手を振って挨拶しつつ、パレットに絵の具ぐにぐに。筆とって混ぜて、と。 さて、何描くかは決まってるんだけどね) [Fri 14 May 2010 23:49:58]
お知らせ > キャシー@赤さんが入室されました。 『んなもん決まってるでしょーが。』 [Fri 14 May 2010 23:47:54]
◆ディーバ@白 > ( ちょうど、混沌の街の絵の前にいたメイドもどき。背景の色に同化していたらしく、さっきまで気づかなかった人影がフードを脱ぐのが見えて「あ」と声を上げる。 ) 今日はどうしましょう、か…。街なら食べ物、は調達できるのでしょうか。この絵の場合武器や防具の方が…? ( 絵画の前に立ったままぶつぶつと呟く。 ) [Fri 14 May 2010 23:42:39]
お知らせ > ディーバ@白さんが来ました。 『絵画の前』 [Fri 14 May 2010 23:38:48]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 自警団の用意した部屋に安置されている 『混沌の街』 の絵は、その時、一見した限りでは特徴的な赤い髪の娘を映し出していなかった。 『まっくらな森』 の中でもそうだけれど、この娘が身を潜めようとすると、ウォー○ーを探せよろしくどこに居るのか分かり辛くなる。 …もしくは、ついさっきまでなら、寝顔のドアップなどが映し出されていたのかもしれないが。 ) ( 絵の中で、廃墟のくすんだ色に同化していた岩のような陰が動いた。 暴徒から剥ぎ取った外套のフードを脱いで、ヴェイティアンのような娘の赤い髪が夜風になびく。 絵の中も… 幸いと言えるのかどうか分からないけれど、晴れているらしい。 ) [Fri 14 May 2010 23:34:26]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 半壊した廃墟の中に身を潜め、ソレディー・カモシレーヌは浅い眠りから目を覚ました。 街の中でこんな過ごし方をするのは初めてだけれど、単独で狩りをしていれば何日か枕を高くして眠れないことも珍しくない。 騎士団でしごかれているのもあって、体力的にはまだそう辛くないのだけれど、しかし行く当てのない状況というのは気分を重く沈ませる。 ) ( 硬い寝床のせいでぎしぎしきしむ体をほぐしながら、瓦礫の隙間を抜け出して、特に変化のない周囲の状況をうかがった。 …この街は異常だ。 こんな暮らしをずっと続けていられるわけがないと思うのだけれど、一定のテンションで延々と混乱が続いている。 いや、そもそもこれが平常で、別に混乱しているわけでもないと言うかのように。 コンスタントに悲鳴が上がり、しばらくすると吊るされる死体が一つ増え、その間に古くなったものが一つ落ちるのだろう。 …ありえない。 しかしそこで生きているこの実感は、紛れもない現実だ。 ) [Fri 14 May 2010 23:26:16]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが来ました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:2-3】 混沌の街 )』 [Fri 14 May 2010 23:10:58]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが帰りました。 『( そういえば、地獄を描いた絵だったっけ。 )』 [Thu 13 May 2010 00:58:03]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ここ、ヴェイトス島ですよね!? ヴェイトス市駐留クリスティア騎士団、紅鱗騎士団随員のソレディー・カモシレーヌです! ホントです! なんでも良いから保護してください! ( 改めてバリケードの方にも叫ぶけれど、ノーリアクション。 仲間なのにと思うと哀しいが、これ以上粘っても無駄かもしれない。 一呼吸置いて。 …どこか別の封鎖線を当たってみようと、駆け出した。 ) [Thu 13 May 2010 00:55:40][19]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > 〜もう止めてください! 何がしたいのですかっ! ( 罵声を浴びせられても、そこから彼らの主義主張は見えてこなかった。 彼らの争いに首を突っ込んだのが気に入らないのか、それともヴェイティアンのような見てくれがそうさせるのか、仲裁のために騎士団随員と名乗ったこともあるので、そのせいかもしれないけれど、とにかく何でも良いから暴れていたいという風にも見える。 …腕を強打し武器を飛ばして、でも追撃はせずに、一々捕まえてもいられないからここは引き分けでどうですかと言外に言ってみるけれど、こっちはこっちで、大多数は聞く耳をもってくれそうになかった。 ) [Thu 13 May 2010 00:46:40]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 健脚にものをいわせて、さっさと逃げてしまえば良いのだけれど。 それができないのは、そこにバリケードを築いた彼らがいたからだ。 隊旗に見覚えはないけれど、たまのテストでも満点が取れるわけではないから、あの紋章を使う騎士団がヴェイトス市に無いとは言い切れない。 とりあえずここがヴェイトス市で、そうでなくても彼らはクリスティア系の 『騎士』 で、ならば味方と仮定した。 そして今度こそ本当に助かったと駆け寄ったら、近付くなと弓を射られてしまい板挟みなこの状況だが。 閉鎖されているということは、何とか分かってもらえないと、ずっとこの街でこんな事を続けていなければならない。 それは地獄だ。 ) [Thu 13 May 2010 00:27:08]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( この街に放り出されてから、ずっとこんな調子だ。 最初こそ悲鳴を聞きつけて劣勢な側に加勢したりもしていたけれど、助けても逃げられてしまうか襲われるかで、未だにここがどこなのか、なんという名の街なのかも分からない。 共用語が使われているし、特に見たこともない人種がいるわけではないから、ヴェイトス島のどこか、もしかしたらアングリマーラ辺りだろうかとも思うのだけれど、アングリマーラで、あんな騎士のように武装した者が道を閉鎖することがあるのだろうか。 …装備を取り入れるくらいしてもおかしくはないし、効率的に武装しようとするのなら、突き詰めると同じ形になりそうだけれど、どうも違和感がある。 ) [Thu 13 May 2010 00:04:42]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ―――紅鱗騎士団の随員でソレディー・カモシレーヌといいます! 騎士団に確認してくださいひぃ! ( 語尾を悲鳴のような音に変えて、振り下ろされた剣先をかわす。 ) 〜と、とりあえず助けてくださいっ! ( 通りの先に築かれたバリケードの向こうで傍観している鎧で武装した騎士らしい数名に叫びながら、水平に打ち出した木の棒は、空振りした男の腹部を深く突いて沈黙させた。 また一人暴徒が地面に転がるが、周囲はそれを上回る数の武器を手にした男女に囲まれて、休み無く襲いかかってくる。 ) こんなの団長が知ったら怒りますよ! コワイですよっ! ( 飛びかかってきた一人に足払い。 斧を振りかぶっていたもう一人の脇腹を強打してから、足を払われ立ち上がろうとしていた暴徒の背を打つ。 …幸い専業の戦士はいないようで、まだ負傷らしい負傷はしていないが、棍棒でもない間に合わせの木の枝を振り回している手は皮が剥けて血が滲んだ。 かといって刃つきの武器を拾い応戦したのでは、殺してしまいかねない。 ) [Wed 12 May 2010 23:50:34]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが来ました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:2-2】 混沌の街 )』 [Wed 12 May 2010 23:31:31]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが退室されました。 『( …別の方向で上がった悲鳴に、足を止めた。 )』 [Wed 12 May 2010 06:03:16]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( その辺の家の扉を叩いて、ここがどこか聞いてみようか。 屋根の上に登ってみようか。 それとも、遠くにそびえる時計塔を目指そうか… 何にせよ人里であるには違いないから、どこかにもうちょっとまともな場所もあるはずだ。 そんな風に考えていたのだけれど、とりあえず――― 悲鳴の聞こえた方向目指して、大通りを横切った。 …あの悲鳴は誰かの危機。 事情は全く分からないけれど、とにかくまずは暴行を(?)止めさせなければならない。 …この状況で、それこそ現実味を欠いた感覚かもしれないが、騎士として市民の(?)争いを放置して良いわけがないから、とりあえずそうすることにする。 ) [Wed 12 May 2010 06:02:06][11]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( ここはどこだろう。 建物や道の雰囲気から、それなりの規模の都市ではないかと思うのだけれど、こんな所は知らない。 クイズなら真っ先に思いつくところで 『暗黒街』 とヴェイトス市の一角を挙げるかもしれないが、これほどの環境ではないはずだ。 …とても日常生活が営まれているとは思えない、破壊と死の気配が充満している非現実感。 戦場というのは、こんなものなのかもしれない。 暴動でも起きたのかもしれないとも考えるけれど、廃墟や転がされている死体の感じは、これが昨日今日始まったものではないことを物語っている。 ) ( …そもそも、ここがどこかと考えるのはナンセンスなのかもしれない。 さきほどまでいた 『森』 は、絵の展覧会から、そこに展示されていた絵の世界に引き摺り込まれたと考えるのが一番妥当のような気がするし、そういえば、こんな街を描いた絵もあったような気がする。 …森の中ににょっきりと生えていた、回りをぐるりと一周できる扉と扉枠。 一見どこに通じているわけもないそれを試しにくぐってみたら、この街にいて、振り返っても扉は見当たらなかった。 ) [Wed 12 May 2010 05:53:17]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが来ました。 [Wed 12 May 2010 05:40:02]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( ―――団長やオリビア先生には、とても見せられない姿。 …と、そんな風にも思ってしまうけれど、突然の異常事態に対処できたという点は褒めてくれそうな気もする。 そう分かっているのに、どこかで哀しまれてしまうかもしれないという不安が拭えないのは、やはり 『まっくらな森』 の絵を見たばかりだからだろうか。 みんな、私のことをあんな所から来た人間なのだと思っているのではないか、という。 …あそこは、まさか直後に体験することになるとは思わなかったけれど、人間が暮らしていかれる場所じゃない。 …でもヴェイティアンである母の故郷はそんな所にあるはずで、迷い込んだホワイティアの父も一度はそこで暮らすことを願った。 そう考えると常世の森の内部であれ 『まっくらな森』 に描かれるような雰囲気の所ばかりであるわけがなく、まだ見ぬ母の故郷と感じられそうな場所を見つけられなかったのが、少し惜しくもある。 ―――もっとも… ) ( 軒先に逆さ吊りの人間… おそらく死体が平然とぶら下げられている環境では、そんな感傷を抱いている余裕もあまりないけれど。 ) [Wed 12 May 2010 05:33:42]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( …整えている、というと語弊のある感じだけれど。 スカートをかぼちゃにしたドレスの上に、厚手の葉や樹皮を、蔓を使って鎧のように巻き付けている。 防具効果はさほど望めないとしても、草木や虫から身を守る役には立った。 わずかに露出した肌にほどこしているペイントも、虫除けや人間の臭いを消すために草花・木の実をすり潰したもの。 その他、食用・薬用の植物を適当に束ねて腰から吊るし、長・短一本ずつ頑丈そうな木の枝を背負っている。 手には夜光虫が、ドレスの裾をほぐして取り出した糸でやんわり縛り付けられていた。 ) [Wed 12 May 2010 05:22:12]
◆ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( ―――人里だ! やった、助かった! …何だかよく分からないけれど、森の中に脈絡もなく生えていた 『扉』 を潜ってみたところ、どことも知れぬ街に出た。 どこかは分からないが、とにかく街である。 もう安心、これで助かったと安堵したのも束の間。 その街の異常さに気付くのに時間はかからず、今は見通しのきく大通りに面した路地の影に身を潜めている。 ) ( つい先ほどまでいた 『森』 は、かつて生計を立てるために狩りをしていた森の状況とはだいぶ違うけれど、それでもホームグラウンド。 常世の森に近い環境の生態は熟知しているし、騎士団で地力を底上げされているのもあって、なんとか命を繋ぐことはできた。 …危険な原生生物(?)も跋扈する中で、偶然 『扉』 を発見することができなければ、いつまでもったか分かったものではないが。 扉をくぐるまでの間に、ちゃっかり身なりも整えている。 ) [Wed 12 May 2010 05:04:01]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが入室されました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:2】 混沌の街 )』 [Wed 12 May 2010 04:53:08]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの世界『森』さんが退室されました。 『( 主観ではまだ、一日目。 )』 [Mon 10 May 2010 02:28:31]
◆ソレディー@エイブラハムの世界『森』 > ( これだけ枝葉を張ってくれれば、もしかすると樹上を進むこともできるかもしれない。 どこを目指すのだというところだし、常世の森水準だとすると、樹上が地上よりも比較的安全とは言い切れないのだけれど、それでも生態系のバランスはあるだろう。 ―――今はまだこちらに関心を引いていないようだけど、声一つ上げるのもはばからせるプレッシャーをすぐそこに感じながら、はやる気持ちを抑えて慎重に腕を伸ばした。 【判定】 ) [Mon 10 May 2010 02:22:27][71]
◆ソレディー@エイブラハムの世界『森』 > ( ここが本当に常世の森で、登る途中で単位が変わってしまうような巨木ばかりではお手上げだけれど、空がほとんどまるで見えないこの状況では、太陽の位置を知るだけでも意味がある。 靴は脱いで… 吊るせるような紐がないために、襟から服の中に落としておく。 ごわごわするし、またお行儀が悪いと怒られてしまいそうだけれど、非常事態だ。 ) ( ―――まさか特殊な状況を想定した訓練ではあるまいかと、一瞬本気でそんなことを考える。 …団長ならやりそうな気がしないでもない。 ) ( そんなまさか。 でももしかしたら。 首をふりふり、首かしげ。 ねじれた木を見繕ったら、よく見えない樹皮に慎重に手をつきながら、登り始めた。 ) [Mon 10 May 2010 02:04:05]
◆ソレディー@エイブラハムの世界『森』 > ( 夢だとしても覚めないのなら現実だ。 内心混乱しきっていても、慌てふためいたりしなかったのは、周囲の気配がそれを許さなかったからだろう。 ―――ここは 『あの絵』 の中なのだと、信じ難い事だけれど直感する。 …絵の向こうに感じて、思わず見入り探してしまった 『何か』 の息遣いを、今は目だけでなく全身で感じている。 これが魔法というものか、座学でちらりと触れたことがあったような気もするけれど、ちんぷんかんぷんだった。 魔法だとしてもできることをするしかないわけで、今は何故こうなったのかを考えるのは置いておくことにする。 ) ( しばらく耳を澄ましても、これといって目立つ物音は聞こえてこない。 ここに連れて来られたのは、自分だけなのか。 しゃがんで足元を探っても、ハンドバッグは見つけられなかった。 せめてハイランダー丸2号… ナイフの銘だが …があればと思う。 例え弓があったところで常世の森に生息するような獣と対峙してしまっては、大した役に立たないだろうけど。 牙も爪も軟弱な人間には道具が必要で、道具を作るのにも道具が要る。 ) …。 ( 未練がましく探していたバッグを諦め、心細さから、つい一緒にいた少年に呼びかけようとしてしまって、思い止まった。 もしも彼がこの近くにいたのなら、もっと早くアクションを起こしていただろうし。 …まずはもっと状況を把握しなければと、手近な木に手をかける。 ) [Mon 10 May 2010 01:47:29]
◆ソレディー@エイブラハムの世界『森』 > ( 森だ。 間違いなく木々に囲まれ、根で覆われた地面の上に立っている。 ローファーの靴底で感じる節くれた質感が急に足回りを不安にさせて、カジュアルなドレスは裸同然に頼りない。 疑う余地のない実感を抱きながら、けれど一体どういうことかと首を傾げずにはいられなかった。 ) ( とりあえず、お約束で頬をつねってみる。 痛みに顔をしかめながら、ようやく慣れてきた目で辺りを見回す。 素人ではないし方向感覚を狂わせるとまでは言わないけれど、何しろ暗さが厄介で、まともに経験したことのない難所であるには違いない。 こんな環境は避けるべきで、こうなりそうな場所には、そもそもよっぽどの事情がなければ近付かないのだから。 ) [Mon 10 May 2010 01:21:12]
◆ソレディー@エイブラハムの世界『森』 > ( 紅鱗騎士団随員、ソレディー・カモシレーヌ16歳。 一見ヴェイティアンのような、赤い髪と赤銅色の肌をした娘は、瞬き一つする間にヴェイトス市中で催されていた絵画の展示会から、どことも知れぬ森の中にいた。 ―――展示会では同じく騎士団随員の少年が、すぐ後ろにいたはずの騒がしい連れ合いが突然姿を消したことに首を傾げている。 少年がぽつんと取り残されたハンドバッグを拾い上げ、ふと見上げた絵の中に特徴的な赤毛を見つけ、仰天するのはもう少し後で。 しかし、絵画の不思議に人々が気付き、対策を講じるまでの間 『ソレディー・カモシレーヌの場面』 にこれといった変化は見られなかった。 時間の流れは必ずしも対になっておらず、額縁の中に描き出される 『森』 は、他の場面を映すかたわら思い出したようにこの娘へ焦点を戻している。 …その場面がようやく、ゆっくりと動き出す。 ) [Mon 10 May 2010 01:07:28]
◆ソレディー > ( ―――森だ。 明るい展示場から急に暗闇の中へ放り込まれて、閉ざされた視界の中でもそれだけは認識できた。 植物の放つ濃密な湿度と草いきれ。 それは程度の差こそあれ、山人として慣れ親しんだ感覚。 空気の肌触りから日中なのではないかと思うけれど、それにしても見事な暗さでなかなか視界が順応しない。 ) [Mon 10 May 2010 00:49:10]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:1】 まっくらな森 )』 [Mon 10 May 2010 00:42:20]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『結局―――キャンプ地の医者の元まで背負っていきましたとさ。 』 [Thu 1 Oct 2009 00:13:23]
◆MJ > ソレって油断や慢心が出るから二撃目は無いつもりで行けって言う寓意であってさ――。 本当に戦場に矢一本しか持って行かないのが艶子じゃないのサ。 ( ドMか馬鹿のどちらかだろう、とか戦い終わって言いたい放題。 随分と調子が戻って来たが、此方も疲労は隠せない。 何せアマウラからとんぼ返りして、其の儘この村にやって来て。 一旦ヴェイトスに戻って、今夜の救出劇。 ) 艶子…、ホントは殴ってでも救出に行かせたく無いなって思ってたんだよネ。 でも、こうやって誰かを助けちゃうのが―――……。 ( 素直な言葉、最後位は本音でと振り返ったら、一足早く意識を手放しちゃってる艶子。 慌てて、その身体を抱き止め。 ) ちょちょちょ、未だダメだって!? ってヒトのハナシは最後までェェェ!! [Thu 1 Oct 2009 00:12:44]
お知らせ > 艶子@外部突入さんが退室されました。 『手を引かれてなければ、勢い良く地面に倒れこんだことだろう。艶子はそのまま意識を失った。』 [Thu 1 Oct 2009 00:04:02]
◆艶子@外部突入 > ( 彼女が戦っているところは見なかったが、きっと私と同じように剣の道を歩んでいるのだろう。 ) 鍛え続ければ剣のほうが応えてくれるさ。 ( なんて先輩みたいなことを言ってしまうけれど。その表情の変化をちらりと見て、つい微笑ましいなんて思ってしまう。エプロンの白が闇に解けるのを見届けて。 ) だ、駄目なんだよ!二度目もあると思えば一度目は疎かになる。ほら、有名な話があるじゃないか。「残りの一本があるからと、最初の矢に気合いが入らない。だから矢は二本持たず、いつだって無心にこの一本の矢が必ず当たるように気合いを込めろ」っていう。 ( 勿論実戦ではそう上手くいくことは少なく、何度も切り付けなければならなくなるのだが。 ) う…む…。ホワイティア式の戦闘に対する考え方は、私も見習いたいところなのだが。 ( あの合理的に戦闘を追及する姿勢は、アマウラ文化には乏しいかもしれない。 ) うん。………。 ( MJの言葉に頷いて、手を引かれながら歩き出す。ああ、やっと終わったんだなと思うと忘れていた身体の重さや痛みが蘇る。それと同時に後悔や、自分を責める気持ちも少しずつ。 ) あれ…。 ( と、思ったときには世界がぐるぐる回りだし、身体がどんどん動かなくなる。地面もぐにゃりと歪んで、自分がどんな状態にあるのか分からなくなって。ようやくキャンプの入り口を潜ったってところで――。 ) [Thu 1 Oct 2009 00:03:20]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが退室されました。 『そしてまず河か湖を探すのだった。脱出の安堵もそこそこに。』 [Wed 30 Sep 2009 23:53:15]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ……そういうことが解るのも、やはりちゃんと太刀のことを体で知っているからなのですね。(「あなたの手の中に」という言葉を耳にすれば、そんな言葉を返した。ちょっと悔しいなぁ、とほんの少し唇を尖らせながら)…はい。無事…帰るつもりで居ります。本当にありがとう御座いました(MJに向けて改めて頭を下げた。今度は軽く、さらさらと髪が揺れて…)(――――そして、白い肌とエプロンが、不思議と闇に溶け込んでゆく。途中何度が体勢を少し崩したりするものの、転げ落ちたりはせずにその背中は進んで―――見えなくなった。そこからどこをどうやってヴェイドスに帰るのかさっぱり解らないルートだった) [Wed 30 Sep 2009 23:52:19]
◆MJ > ( 薄汚れて解り難かったが、洗練された挨拶に矢張りメイドなんだなぁと一人で感心した。 ) ―――折角生き延びたんだから! ちゃんと家に帰ってネェ! ( 去り行く背中に、そんな別れの言葉を投げ掛け。 生き延びた、ソレだけで良いとは餓鬼の自己満足だろうかソレでも伝えたかった言葉。 ) 一の太刀を何度でも浴びせれば良いジャン! 大体、朱鷺の都人ってば玉砕大好き過ぎ! ホワイティアの戦争見習いなヨ!? 捕虜を金品で物々交換だとか、死なない為に鎧硬くするとかさァ! ( 手を頭の後ろに、常々崖っぷち最高!な姿勢には疑問を覚える。 ) ―――オレサマ達も帰ろうか。 ( 女性の姿が見えなくなるのを確認してから、艶子の元へと歩み寄り手を引いて。 ) くんえィ達もも待ってると思うし。 艶子もまた入院だしネェ…――。 [Wed 30 Sep 2009 23:50:43]
◆艶子@外部突入 > し、仕方ないだろう?私の剛剣術、示現流は二の太刀は負けという一撃必殺の術なのだ。玉砕覚悟ぐらいにもなるさ! …わ、わーってるよ。感謝してるよ。 ( 緊張の緩みだろう。助けられなかった人は沢山居るけれど、今はこうして生き延びることができた。…きっと、後悔や苦悩がやってくるのはもう少しあとだ。それを誤魔化すために注いだ戦いの熱が冷めるころに、きっとそれはやってくるだろう。 ) MJなんかすごく好きそうな大会だぞ。私はそれのチャンピョンなのさ。 ( と、笑って言う。 ) うん、懐かしいだろう? ( メイドが笑えば、ああ、こんな風に笑うのかと思う。状況が状況であった為、その笑顔を見る機会は無かったが、こうしてみると綺麗な人だと思う。そう言って褒める状況ではないので口にはしなかったが。 それから、太刀と荷物を渡して。 ) 私の唯一のとりえだからな。でもきっと、刀の方はあなたの手の中にあることを望んでるんじゃないかな? ( だからきっとその太刀は私をヴェルセリオスのところまで導いたのだ。 ) うん。後でちゃんと手当てを受けるんだよ。 ( メイドらしいお辞儀。それに向かって私はそう言って。 ) そっちもね。またヴェイトスで会おう。 ( …そして私は彼女の姿が山林の中へ消えていくのを見送った。 ) [Wed 30 Sep 2009 23:43:21]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > …いえ、こうして助けていただいたのですから、それだけでありがたく思います…ああ、そうでしたね。そういえばあの時…(霧の村で受けた屈辱と苦痛を上書きするかのように、嘗てともに肩を並べて甲虫で戦った日のことを思いだした。そうだ、あのときの人だ。それを思い出せば、目を細め顔に笑みを浮かべるのだった。懐かしい。何年前だろう、と静かに過ぎ去った日に思いを馳せて)(無論、油断しきらない程度に、ではある)……あ、はい…ありがとう御座います…(今度はためらわずに、太刀と背嚢を受け取って抱えた。そして)…片手でもあの裁き方…流石です。私の手の中では、只の玩具ですね。まだ…(ぎゅっ、と抱えた太刀の鞘を握り締めながら、静かに呟く様…言葉を零した。荒事で飯を食べている人と比べても勝てる訳はないとわかっているけれど、つい零してしまう)………それでは…私はここで失礼させて頂きたいと思います(出て早々にはいさようなら、は失礼だと思いはするものの、他の救出者に見られてしまっては元の木阿弥。故に非礼と感じつつ切り出して…)改めまして、本当にありがとう御座いました。艶子様、MJ様(荷物を足元に於いて、汚れに汚れていたけれど―――スカートを両手で腰の高さに均等に積みあげつつお辞儀を一つ、二人に向けた。そして顔を上げれば、再び太刀と背嚢を抱えて…)それでは、私はこれにて失礼させて頂きます…お二方とも、どうか無事ヴェイドスに帰り着くことを…(もう一度頭を下げると、くるりと振り向いて山道を外れて…呼び止めたりしない限り、生い茂る漆黒の山林へと消えて行くのだった) [Wed 30 Sep 2009 23:33:14]
◆MJ > ――ソレだったらオレサマから言う事は無いデス。 ( 泥と鉄錆と腐った匂いの立ち込める坑道を漸く抜ける。 外の空気で肺を満たし目一杯深呼吸を。 元々女性の身の上を詮索するつもりも無し。 彼女の精神力がタフだと一人で納得しておくし指摘もするつもりも無い。 ) 考えた末に玉砕覚悟とかどう言う神経してンのさ!? まァ、今回の事でオレサマの有り難さに感謝しても宜しくってヨ!? ( 外に出れば漸く、口数も戻ってくる。 えへんと、血と埃に汚れた姿だったが艶子に胸を張ろう。 ) 蟲王…、何かあったネ。 そう言えば。 ( 艶子と出会う前だったかその大会。 そう言えば艶子と出会う前の話は聞いてないな、と。 ) ………。 ( 立ち止まる二人に遅れ、餓鬼も足を止めた。 遠目でも、向こうの方にキャンプの灯りが見える。 二人に悟られぬ様、小さく安堵の溜息を零した。 何とか此処まで来れた。 刀を返す艶子には口は挟まず。 ) [Wed 30 Sep 2009 23:26:46]
◆艶子@外部突入 > もう少し早くこの事件のことがわかっていたら、助けにいけるのも早かったのだが…。 ( 私はこの一月の動きを振り返る。私の働きはベストだっただろうか?助け出すことが出来る人を助け出せただろうか?MJと君影との約束は守ることができそうだが…。 ) うん。 ( と、構わないというMJの言葉に頷いて。 ) 馬鹿っていうな、馬鹿って。私なりに考えて行動したつもりなんだぞ? ( まあ、確かにあまり頭の良い行動はとれてなかったと思うが。 ) そう畏まりなさんな。お尻が痒くなっちゃうよ。それに、蟲王の座を争って戦った仲だし、な? ( 懐かしい話だ。あの頃はまだ私の髪は長くて、私の目玉も二つあった。 艶子といえば、助け出せた達成感からかヴェルセリオスの不自然な点には気付いていない。たとえ気付いていたとしても、それを指摘することはないだろうが。 ) ………。 ( キャンプを目の前にして、ヴェルセリオスの足が止まる。私もそれにあわせて立ち止まって。 ) ――刀、返すよ。良い刀だな、大事なものなんだろう? ( と、彼女の太刀を差し出して。 ) [Wed 30 Sep 2009 23:18:40]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ……なるほど。では、この騒動は既に広く知られる事柄になっているのですね…(考えてみれば当たり前か。それなりの商取引も行き来もある村が突然音信普通の状況になれば、調査の手が伸びるのは当たり前。崖崩れのこともやはり知らないが、調査員が踏み込めばグールと出会うのもまた当然。そしてその報告が届けば―――と)…(だとすれば尚更自分がそんな「生き残り」として認識されることは避けたかった。その「生き残り」が何人居るかは全くわからないが、数十人、百人とは居ないだろう。酷く虫の良い願いであるとはわかっていたが、そう頼まずには居られなかった…そして)…今日で、ですか…(その言葉を聴いて、むぅ、と眉根に静かに皺を寄せた。坑道に捕まって放り込まれたままだったから、日にちの概念ももうぐちゃぐちゃだ。ついでに言うと(正確な神の視点から見ないと解らないが)食事が出される時間も滅茶苦茶だった。頻度も)………はい。危険を顧みず、お二人が私を助けに来てくれたこと。それは忘れません。(はっきりと艶子の顔を見て、次にMJの顔を見つめてから、しっかりと頷いてそう答えた。助けてもらったのは事実だし、その恩義を知らぬと袖にするような馬鹿にはなりたくなかったから)……(そろそろ村を脱出できた頃か、もしくはキャンプの灯が見えてくるだろうか?もし村を抜け出したならば、キャンプからまだ距離のあるところで…不意に足を止めるだろう) [Wed 30 Sep 2009 23:10:31]
◆MJ > ―――。 ( 艶子の背中は預かった。 キャンプに戻る迄の間は忠犬でいる事にしよう。 ゾンビも生存者も――もう少ないのだろう。 余り無駄口を叩かずに走る。 女性は外の出来事は知らないらしい、こんな場所では無理も無い。 この死地で生き延びる他に何を望むのだろうか、と。 ) ――オレサマは構わないヨ。 ( 詮索無用と告げる女性、それを了承する艶子。 餓鬼も脛に傷を持つ者として同意した。 ) だた、お姉サン。 このお馬鹿艶子は、今日でこの炭鉱が破棄されるって言うのに―――お姉サンを助けにやって来てくれたって忘れないであげてネ。 ( 正直、自分ならばどうしただろうか。 自分を取り戻す、そんな事を言いながらもこの傭兵は本気でこの女性の安否を気遣っていた。 ) だから、キャンプに戻ったらちゃんとオレサマじゃなくて艶子にお礼言っておきなヨ? ( 首だけ振り返り、びっしーむと指を突き付けて。 助け出した女性に違和感を感じる、身の上を隠す態度にでは無く。 他の生存者に比べて、落ち着いている。 不自然な程に――それ故に人外だとは解らないが。 違和感は感じた、その程度ではあるけど。 ) [Wed 30 Sep 2009 22:59:26]
◆艶子@外部突入 > ( 訂正 ) 私達の目的はあなたを助けることだ。それさえ果たせれば私はそれでいい。 ( と、頷いた。 ) [Wed 30 Sep 2009 22:50:08]
◆艶子@外部突入 > ( MJを先頭に、私達は先を急ぐ。時折すれ違う牢獄の中に生存者が居ないかどうかを確認しながら。やはりグールの数も減ってきているのか、私達はそのまま誰にも会う事無く外へとたどり着くだろう。と… これがMJの言う油断なのかもしれない、と彼の言葉に気を引き締めて。 ) わかってる。キャンプに戻るまで気は抜かないさ。 ( そう、キャンプがある。それがヴェルセリオスの質問に対する答えになるか。 ) ああ。ここの村の皆を助ける為に、騎士団やいろんな人が集まっている。だから、そこにたどり着けば―― ( 質問の意図を理解しないまま、艶子は答えるだろう。もう既にこの村は捨てられることになり、再び入り口を封鎖して共食いの自滅を待つこと。恐らくグール達は殆ど残っていないだろうという事。少数だが、他にも救援にきている人がいること、など。 ) …………。 ( そして最後のお願いに対しては、私はちらりとヴェルセリオスを見た。どうしてだろう、と思ったが…聞かないで置こう。 豪天寺艶子は、「化け物と化した男どもに陵辱された」ということが関係しているのではないかと勝手に頭の中で話を作り、納得した。それを誰かに知られるのが苦痛なのではないかと。 ) わかった。私達の目的はあなたを助けることだ。 ( と、頷いた。 ) MJもいいな? [Wed 30 Sep 2009 22:45:55]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > …こうして人が来ているということは…外には結構人がいらっしゃるんでしょうか?(訪問初日に捕まって、それ以来誰にも逢わずじまいだったため、全く情報がない。故に三人で脱出すべく走りながら、二人に色々と問いかけるのだった。主に村の制圧状況や、近くに何か勢力的な拠点があるのかどうか、など)……村を出たら、その…私のことを秘密にしておいていただけませんか?私がこの村に居たことを知られたくないのです(次に口から飛び出したお願いとは、そんなものであった) [Wed 30 Sep 2009 22:37:46]
◆MJ > ( 脳漿とドス黒い血を撒き散らし、最後の一匹は人間の骸へと戻った―――。 此処で神官ならば祈りの一つでも捧げる場面だが。 ) 生憎、お祈りの言葉知らないんだよネ。 ( 刃に付いた血糊も払わず、未だ剣は収めない。 無事、救助者は発見出来たが此処から先は無事に出口へと向かう戦いが残っている。 来た時の様に、二人の殿を務めんと。 ) ―――取り合えず、あんまり油断しないでよネ。 ( 牢屋を抜け、元来た道を。 女性の身の上は頭の隅にも無い。 考え事をして不意を打たれては堪らない。 ) [Wed 30 Sep 2009 22:34:25]
◆艶子@外部突入 > ( MJが残った一匹に止めをさすのを見て、これでようやく終わったと一度だけ安堵の吐息を。勿論、脱出するまで気が抜けないのはわかっているが。 それにしても、本当に良いタイミングでMJは戻ってきてくれた。彼が居なかったら、無謀に突進してどうなっていたかわからない。もっとも、今も辛い状況であることには変わりないのだが。 ) ( 差し出された右手を掴んで引き起こす。前日は自力で坑道の入り口までたどり着けただけあって、思ったよりも消耗は激しくないようだ。どちらかといえば、彼女の心の方の傷が大きいのかもしれないが。 覚束ない足取りが危なっかしかったが、走る分には問題なさそうだ。 ) よし。もう時間が無い、ウォッシュベアーの入り口まで急ぐぞ。 ( そう言って入り口に向かう最中で、お願いがあると言う彼女の方を見て。 ) どうした? ( と尋ねよう。 ) [Wed 30 Sep 2009 22:22:07]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > (ざっくりと、買ってきたパンを切り分けるようなためらいのなさで刃が最後のグールに叩き込まれる。こうして、陵辱の場は数分足らずで制圧された。でも、安堵の溜息は零れなかった。その理由は自分でもよくわからなくて)……(艶子とその同行者―――MJと言うらしい。その会話から、二人の仲が相当深く近いと判断した。夫婦か恋人かは知らないが、それ自体は特に気にすることではないのでひとまず〆。目下の問題は、彼と以前何があったのか思い出せないことだった。しかしいくらやっても思い出せそうにないので諦めた。なるようになれだ。普段ならそうは思わないのだが、やはり色々と追い詰められていたのだろう)…汚れた手でよろしければ…(静かに右手を差し出し、そして引き起こしてもらうのだろう。言うほど手は汚れてなかったが、純粋に手が汚れているかどうかの問題ではなかった。それを承知の上で、それでも引き上げてもらえるのだろう)…あとは、自分で走れます…あの、それで…お願いが一つあるのですが…(時折ふらっ、と足元が妖しくなるものの、自分で走ろうとするのだった。そして三人で脱出する合間に、申し訳なさそうに口を開いて) [Wed 30 Sep 2009 22:15:16]
◆MJ > ( 戸惑いは感じられても、躊躇は無い――。 戦いの中で培った何かは身体を動かし剣を振るう生きて帰る為に。 ) ――まぁ、良いや。 ( 顔を伏せる女性への詮索はその言葉と共に斬り捨てた。 些細な問題だろう、と視線を外す。 未だやるべき事は残っている。 壁に張り付いて蠢いているソレに向き直る。 手にした剣をゆっくりと振り上げ。 ) 了解――。 ( 表情を殺せばその脳天に刃振り下ろして。 一撃の元に屠ろうと。 元はどんな人間であったのか知らない、ソンビと成り果てたソレに後悔や罪の意識があるのすら解らない。 ) [Wed 30 Sep 2009 22:10:43]
◆艶子@外部突入 > 勿論だ。片腕だからちょいと料理の見てくれは悪くなるかもしれないが、味は保障する。 ( そして確かに気は抜けぬ状況だ。時間もそれほど残っていないだろうし。 君影の件があるせいか、艶子はこのグールという犠牲者に対して哀れみを感じられなかった。本当ならばMJのように本の少しでもためらいを感じるべきなのだろうけど。 ) …? ( MJと彼女は知り合いなのだろうか?でも、ヴェルセリオスにはあまり余裕は無いようだ。 ) 勿論、お前を助けにきたんだ。 ( 差し出した刀に手を伸ばす彼女。やはり、大切なものなのだろう。しかしそれに触れる事無く彼女は手を引っ込めてしまった。 …何かあったのだろうか。その理由は全く見当が付けられないわけではなかったが――。 ) ……わかった。MJ、そいつに止めをさしてやれ。 ( そう言ってから、ヴェルセリオスに手を貸そうとする。 ) 立てるか? [Wed 30 Sep 2009 21:59:30]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ……(腐っているとはいえ、人間の形をしたものを打ち倒すのに躊躇のない二人を見て、打ち込みや手合わせでは絶対煮えられない経験の差を感じた。なぜか、こんなときに。こんなときだからこそかもしれない。そして――――ここでようやく、女性に見覚えがあることに気がついた。親しく何度も顔をあわせたわけではないが、語らずとも無駄に溢れ出る気合のような何かが記憶を呼び起こす)艶子…様……なぜ、ここ………………ああっ!(大丈夫か、と問われるのとほぼ同時に、今朝方離れ離れになった自分の太刀に気づいた。その直後、自分でも意識しないうちにばっ、と手を伸ばして…しかし、寸前でその手が止まる。触れたいが触れられない。そんな様子でぶるぶると手が震えて…)…いえ。触れたくもありませんので…お願いします(伸ばした手をぽとり、と自分のスカート越しの太ももの上に落としながら、ぼそりと頼むのだった。艶子が思っているほど精神的にダメージを受けているわけではないが、全くないというわけでもなかった。そして)………(さきほど前髪をすかして見上げた同行の男に、なぜか危機感を覚えた。どこかで出会ったことがある。間違いない。でも――――それを思い出すことが出来なかった。平素ならきっと思い出せているのだろうが、やはり精神的に疲弊しているのだろう。兎角、今は自分の状況をいいことに、うつむいて顔をはっきりと見せないようにするのだった) [Wed 30 Sep 2009 21:51:23]
◆MJ > ―――。 ( 熟れた果実が地に落ちるよう。 石榴が破裂する光景を横目に、ゾンビとは言え下手にヒトの言葉を話すから遣り難いったら無い。 楽に死ねて良かったのか口にはせず。 ) オレサマはやれば出来る子ですヨ。 ご飯は手料理希望デス―――。 ( 生きて帰れればのハナシ――、未だ周囲の警戒は怠らない。 剣を片手に何時でも飛び出せる体勢の侭。 ) イイヨ、艶子のそういうトコ嫌いじゃないから。 何とかお姉サンも無事みたいだ………―――。 ( じぃと、起き上がったメイドさんを凝視する。 この既視感、何処かで…? ) 何処かで逢ったっけ? ( はて、と首を捻る。 ) [Wed 30 Sep 2009 21:42:28]
◆艶子@外部突入 > ( MJの剣を、間に挟んだグールが受けるとはいえ間近に迫るのをみるのはやはり迫力がある。思わず目を瞑って、足が崩れるのを見なかったぐらいだ。…だが、間抜けにもそいつは頭を地面に打ちつけ、自滅してしまった。 ) ――ちっ、間抜け。 ( げし、とそのグールを蹴りつけて。 ) だが、よくやったぞMJ。帰ったらたらふく飯を食わせてやる。 ( そう言いながら、私はヴェルセリオスの方へと歩み寄る。…酷い暴行を受けたのだろう、衣服は大変な有様だった。勿論衣服だけではない、彼女の身体も酷い傷だ。 ) わかっているよMJ。でも、これはやっておかなくちゃならない。 ( そのまま身体を起こしたヴェルセリオスの前に片膝を付いて。 ) …大丈夫か。 ( と、声を掛けることが滑稽だということは知っている。大丈夫な状況ではないということも、こっちは最後にあった時に比べて随分見た目も変わってるだろうからわからないかもしれないが、今はそれでも良い。私は彼女の刀の持ち手の部分を、彼女に差し出した。太刀を扱う手は大事なものを持つかのように。 ) …一人残した。お前が望むなら、報いを。 ( 豪天寺艶子の背後で、足を潰され立ち上がることの出来ないグールが蠢いている。 ) [Wed 30 Sep 2009 21:35:45]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > 『うおおおおおぉぉ………がっ!』(二人の間を抜けて逃げようとしたグールの脚が、ずばっ、と綺麗に切り飛ばされる。そして当然の如くバランスを崩し、しかし勢いが止まらないその体が崩れ落ちて―――ぐちゃっ、とその脳天を自分で床に叩き付ける形で潰してしまうのだった。謙譲な人間なら持っただろうが、大分腐って骨も脆くなっていた様子)…………ぅ………(そして、小さな呻き声と共にヴェルセリオスがゆっくりと体を起こした。頭を振り、顔を上げた先に広がっていた光景は――どうやら、助かるらしい。そんな光景だった。戦い慣れしてそうな男が一人、女が一人。そして武器もなく脚も失ったグールが一人) [Wed 30 Sep 2009 21:26:19]
◆MJ > ―――無茶言うな馬鹿艶子ッ! ( 肉を裂く嫌な手応え、脚を失い壁に凭れるよう倒れるゾンビ。 そのゾンビのケツを蹴飛ばせば、振り返りザマに蛇腹の剣の打ち振るう。 艶子が一瞬でも耐えれば脚を狙うのも難しくは無いだろう。 ) どうでも良いけどサッ! 時間が無いんだから、その辺忘れないでヨ。 ( ソレでも艶子の意見に従う辺り、獅子では無いだろう。 忠犬だ、と。 そう――己の首に巻きついた首輪を指でなぞれば一人思うのであった。 ) [Wed 30 Sep 2009 21:18:43]
◆艶子@外部突入 > どうした。気持ちよすぎて声も出ないか? ( 刺してやったグールに向かってそう笑う。そしてぐ、と片足を押し付けて大刀を引き抜く。両手ならもっとスマートにこの業物を扱えるのだが、惜しい。そしてMJは私が言ったとおりに足を潰して動けなくした。これで残りのもう一匹は―― ) ……ぬっ。 ( 体当たりで私達を押しのけ、外にでようというのか。咄嗟の体当たりに対応するにはこの太刀は長すぎる。故に、そのままぶつかられる形になるが、何とか足を堪えようとして、逃がさないようにしようとする。 ) 生意気な…ッ!MJッ!こいつの足も潰してやれ!! ( ひとまず生かすのは一人で良いと思ったが、楽に死にたくないというのなら仕方がない。 ) [Wed 30 Sep 2009 21:12:07]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > 『ぐぇ』『うぉぉッ!?ち、畜生ッ!』(艶子に向かおうとしたグールは、脳天から鼻の辺りまで刃が食い紺他直後――あっけないほど短いことをもらしただけで崩れ落ちた。慣れているいないの言葉に反論する暇もなかった。そしてMJに向かおうとした男はあっさりと脚を切り落とされ、斜めに牢屋の壁に這い蹲る形になった。一瞬の間に3対2が1対2へ。戦い慣れしているものが奇襲してきたのだ。グール側に司令官もいなければ戦い慣れもしてない以上、当然の結果であった)『こ…この野郎ッ!』(起き上がった三人目のグールが、二人目掛けて駆け出して…体当たりでその場を突破して逃げようとする。故に、どちらかに当たるかは問題ではない。外に出ることが目的だった。他に逃げ場がない以上、それ以外グールが取れる選択肢はなかった。犯していた女を人質に取るには素手では都合が悪すぎた) [Wed 30 Sep 2009 21:04:36]
◆MJ > ―――了解。 ( その命令には一言、短く返すのみ。 振りかぶった剣、立ち上がった男の片方。 狙いを定めれば脚を狙う――、死ににくいゾンビだろうと脚を失えば移動力は殺がれる筈と。 だらしなく下半身を露出させたゾンビ、その太ももを斜めに寸断せんと。 昨日の事で解ったが手加減や躊躇は一切無く。 ) 嗚呼――、もうッ! 不快なモノ、視界の端でブラブラさせないでよネッ!! [Wed 30 Sep 2009 20:55:47]
◆艶子@外部突入 > ――MJ、一人は残せ。動けなくするだけでいい。 ( その理由は言わず、ヴェルセリオスの太刀を持ち上げ、骨折により固定されたままの右腕を支えにして刺突の構えを取る。これならば、片腕しか使えずとも敵に有効なダメージを与えることが出来る。それにそれなりに広い場所とはいえやはり大きな獲物をMJと私で二人して振り回すのには適していないからだ。 ) 男ってのはな、刺すのにはなれてるが刺されるのは慣れていないものなんだ。試してみるか? ( 向かってくる敵の脳天めがけ、踏み込むと同時に刃を突き出す!! ) [Wed 30 Sep 2009 20:49:49][34]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > 『なっ、何だァ!?』『うぉああああっ!』(たっぷりとっぷりとお楽しみの最中、突然襲い掛かられたものだからまさにその光景は「蜘蛛の子を散らすが如く」であった。口と尻を犯していた男は直ぐに立ち上がったが、タイミング的にはそこまでだった。いきなりの乱入者にそこまで素早くは動けない。その直後にお楽しみを邪魔された怒りを込め、襲撃者二人に対して一人ずつ襲いかかろうとする…だろうが、戦いなれした二人がそんな隙を与えはしないだろう)ぅ…………っ(上の二人が立ち上がれば、ヴェルの下で性器を貫いていたグールがその体を横に放り投げ、あわてて立ち上がろうとするのが見えるだろう) [Wed 30 Sep 2009 20:44:25]
◆MJ > ( 流石の王様だった、今までの隠密行動から一転しての強襲作戦。 目の前の陵辱劇に怒り吼える、ソレでこそ自分の付き従う 『 豪天寺 艶子 』 だった。 自分も遅れて鉄格子を潜る、薄暗い室内にはゾンビの影が3つか4つ。 お楽しみの真っ最中、不意打ちには違いないだろう。 ) ――無理は禁物だからネッ!! ( 抜刀し構える。 ) [Wed 30 Sep 2009 20:35:18]
◆艶子@外部突入 > ( 背後はMJに任せてある。後ろに居てくれれば、いつのまにか背後を取られ襲われるという心配も無かろう。その分、私は前だけに集中するのだ。――そしてそのまま声の進むほうに足を進めれば、そこには陵辱の限りを尽くす酷い光景が。 ) ……。 ( 私はぎり、と怒りで歯を軋ませた。お前らは、お前らはそうやって捕まえた女の人に酷いことをしてきたのか。君影にも、ヴェルセリオスにも。それがどれだけ辛いか、お前らは知らないだろう。鉄格子の扉も開けたまま……ッ!! ) うおおおらああぁぁ――ッ!てめえら―――ッ!! ( そこにたどり着くまで忍び足で近づいていた意味が、今の罵声でパーである。だが、そんな事はどうでもいい。1秒でも早く引き剥がす、それだけを考えて私は格子の戸を潜り、ずんずんと中へ入っていく。 ――そして、《突入》!! ) [Wed 30 Sep 2009 20:23:53][50]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > (その屍が少し後にグールとして立ち上がるのか。それとも食われるのか。あるいは捨てられるのか。それはグールでもないものには解らないことだった。そんな光景は侵入してきた二人の視界の端に止まるのだろう。そして)『俺一回ケツの穴に入れてみたかったんだよな。おおっ、たまんねぇ…』『もっと口動かしてちゃんとしゃぶれよ!ご主人様にするみたいになぁ!』『ギャハハハハハっ!』(通路側から見れば、白い尻が腐った体に挟まれもみくちゃにされている光景が見えるだろう。おおよそ性器が入りそうな三つの穴をふさがれ、かき回されているという有る意味ポルノのワンシーンのような光景だ。そしてよほど待ちきれなかったのか、格子の戸は開いたままだった) [Wed 30 Sep 2009 20:15:26]
お知らせ > ---さんが帰りました。 [Wed 30 Sep 2009 20:06:16]
◆--- > (※PL:誤入室のうえログまで汚して申し訳ありません、失礼致しましたー;;) [Wed 30 Sep 2009 20:06:15]
◆MJ > ( 普段なら減らず口の多い餓鬼も、今宵ばかりは口数も少なく――黙々と傭兵の後に続いている。 探索開始から相当な時間が経っている筈だが……。 ) ん? ちょっと――。 ( 何かに気が付いたらしい傭兵、その後聞こえてきた物音に慌てて口を塞ぐ。 断片的な会話の内容だが大凡の検討は付く。 物音を立てぬ様、慎重に傭兵に付き従い餓鬼も坑内進む。 ) [Wed 30 Sep 2009 20:05:13]
◆--- > (其処は屍に満たされていた。) [Wed 30 Sep 2009 20:04:02]
お知らせ > ---さんが入室されました。 『――――片隅にて。』 [Wed 30 Sep 2009 20:03:41]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 続く人影。 』 [Wed 30 Sep 2009 19:59:55]
◆艶子@外部突入 > ( グール達に攫われたヴェルセリオスを追って坑道の中に入ってから、どれくらい時間が経ったか。空は見えない為今が何時ぐらいなのかもわからないが、少なくとももう余り時間は無いように思える。重い足を引きずって、休息を訴える身体に鞭打って、坑道内を進む。あともう少しだ、もう少しだけ無茶を聞いてくれたら好きなだけ休ませてやるって自分の体に言い聞かせて。脳裏に過ぎるのは君影の姿だ。ヴェルセリオスもあんな酷い目にあわされているのではないか―― そんな不安を抱えたまま。 ) ……! ( 私はその薄暗い坑道の中で、誰かの話し声がするのを聞いた。耳を澄ませれば、声は複数の男のものだとわかる。その会話の内容から、何をしているかは容易に想像できた。私は更に足を速めて、声のするほうへ。 ) [Wed 30 Sep 2009 19:58:18]
お知らせ > 艶子@外部突入さんが来ました。 『 坑道を進む気配。 』 [Wed 30 Sep 2009 19:54:03]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > 『うぉ………おぉ…コイツのナカすげぇ気持ちいいぞ。思わず中に出しちまった…』『出したんならとっと代われよ!次は俺だ俺!』『次は俺に決まってるんだろうが!どけよコラ!』(と、一人目が射精した後順番争いが起こるのを見て、勝機かと思ったが…小競り合いが起こった程度で、おとなしく二人目が決まって再び同じことが繰り返された。違うのといえば、それこそ覆いかぶさっている男の服が違うぐらいなのでははないか、と言うぐらいに。もちろんかけらも気持ちよくない。そうして二人目が終わるとまた順番が変わって、三人目の男がまた一気に奥まで突っ込んできた。奥まで入れるしか能がないのか、と思わず思ってしまうぐらいだ。しかも性器が実際に奥まで届いて突き上げたことは一度もない。衝撃はいつも越し同士のぶつかり合いであった。それだけに余計骨がぶつかって痛いのだった)――――(そして、そんな輪姦がまだ続いていた。時間はどれだけ過ぎたか解らないし、三週目からは数えるのをやめていた) [Wed 30 Sep 2009 19:53:01]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ………………っ…。(ずんっ!と緩急も糸瓜もない突き上げが一気に体の奥まで押し入ってくる。途中に抵抗らしい抵抗がなかったのは、突き入れるほうが腐っててぬるぬると滑っているせいか。そんなことをどこか冷静に考えながら…随分激しいなぁ、などとやはりどこかよそから見ているかのような感想を覚えたのだった)『おい見ろよ。コイツ無理やりやられてるのに濡れてきやがったぞ』『ほら俺の言うとおりじゃねぇか。こんなに乳やケツのでかい奴が淫乱じゃないわけねぇよ』『ちがいねぇな。コイツ絶対勤め先で金持ち相手腰振ってるにちがいないぜ!』(保護のために濡れてきたのを勝手に解釈して、さらにそれを肴に好き放題妄想を垂れ流すグールの男達。足を押さえている男もそれだけだと退屈なのか、膝で服の上からヴェルの胸を乱暴に弄り回し始めた。そして擦れて乳首がぴん、と硬くなったのを見れば、また淫乱だ淫乱だと囃したてて勝手に盛り上がった) [Wed 30 Sep 2009 19:42:01]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ……あらまぁ。また集団でお出ましですか。一人で女を相手に出来ない腐れキンタマの皆様にはお似合いの面構えが勢ぞろいですわね(どこからか聞こえてくる悲鳴に混ざって、足音が聞こえた。それも三つか四つ。程なくして、腐ってても分かるほどにやにやと頬を緩ませ、ズボンの前を張り詰めさせたグールの男が三人牢屋の前で脚を止めた。となれば、流石にもうこの後何をされるのかなんて考えるまでもなく分かる。がちゃりと格子をあけ、転がされた此方を見下ろす奴らの目を睨み返しながら―――クサレ云々と言葉を吐くのだった。だって実際に腐ってるから間違いでもない。などと思っていると)『俺、一回メイドを犯って見たかったんだよなァ』『でもそいつ余計なモノついてるぞ。まあ触らなきゃいいか』『昨日浚うときに体触ったけど、すげぇおっぱいでかいぞそいつ。淫乱に違いないぜ』(グールたちは下卑た言葉を好き勝手に垂れ流しながら二手に分かれた。今朝方暴れたときに、見た目より力が強いのを知っているからだろう。丁度胸の横に位置する形で一人ずつグールがしゃがみこみ、硬く閉じた脚を左右から掴んで無理やり開かせた。無論抵抗はしたが、今度はハンマーで腹を数回殴られた。そうして残りのグールがズボンを脱ぎおろし、ヴェルのスカートを少し捲り上げて股間を露出させた。余計なものがついている、と知っていると言うことは、つまりこの服や体を汚されたときに体も検分されたということ。そして気に入っていたショーツもそのとき取られてた) [Wed 30 Sep 2009 19:31:11]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > …(全くもって実に腹立たしい。来訪初日でいきなり捕まって、更にやっと抜け出せたと思ったらまた捕まった。少しは恐怖を感じてもよい環境におかれているのは間違いないが、やはり有り余る憤怒が湧き上がってそれを上回っている状況だった。例え体全てをすりつぶすような臼にかけられ滅ぼされても、意識が途切れるそのときまで奴らを睨み付けてやる。そんな考えが頭をよぎるが―――勿論、無事脱出したいのは言うまでもないことである。この村に足を踏み入れてから何日経ったか分からないが、落ち着けば翼も出せるようになるだろう。多分。やはり、この状況からの脱出が一番なのは言うまでもない。しかし――――)………あいつらも摩り下ろしてやる……っ(昨日遅く連れ去られた時と同じく、いつものメイド装束姿だが…エプロンといいワンピース部分といい、あちこちに汚らしいシミが出来ていた。腐った体で触れられてついた腐汁もあるが、そのほとんどは精液だ。牢屋に放り込むときに暴れないよう、また気絶するまで殴られたところまで記憶がある。そのときにはなかったから…その後やられたのだろう。両手を腰の後ろで縛られた状態で転がされ、廊下を眺めながら思い起こすのだった。そういえば他の牢屋から聞こえてくる声が少なくなったのは気のせいだろうか。そしてここに放り込まれてから、前を通る捕まった人間も零だった。いよいよ腐ってないニンゲンが減ってきたのか、と思うのだった【災厄】 [Wed 30 Sep 2009 19:12:43][56]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが入室されました。 『――――』 [Wed 30 Sep 2009 19:01:00]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『 ―――格好付けてないで、とっとと進むッ! 』 [Wed 30 Sep 2009 03:04:55]
◆MJ > ―――馬鹿ッ! ホント、お馬鹿サンですヨッ! ( 顔見知りの女性、どんな関係か解らないが艶子は今全力で彼女を救いたいと思っているに違いない。 自分の信念の為もあるだろうが。 艶子の決意を聞けば己も傭兵の後へと続いて。 村の封鎖まで後一日足らず。 恐らくは最後になるだろう救出へ。 ) [Wed 30 Sep 2009 03:04:21]
お知らせ > 艶子@外部突入さんが帰りました。 『 ――これが最後だ。私達は必ず生きて帰る。 』 [Wed 30 Sep 2009 03:00:57]
◆艶子@外部突入 > 何を言う。まだまだ元気一杯だ! ( 否、かなり疲労は溜まっていたが、今は気持ちが昂ぶっていてそれを紛らわしていた。この身体の感覚ならばいける。 ) ああ、私一人では中に潜って帰ってこれる保障はないからな。 ( そしてこの太刀を必ず彼女に返すのだ。恐らくあと数時間もすれば夜が明ける。どのタイミングで村は閉鎖されるのかはわからないが、とにかく一秒でも急がなければ。 私はその暗い坑道の中へと入っていった。 ) [Wed 30 Sep 2009 02:59:48]
◆MJ > ―――嗚呼、もう何処か行っちゃったヨ。 ( 手応えはあった、本当にゾンビと言うのは厄介な化け物だと。 小さな舌打ちを一つ、戦いが終われば女性は攫われてしまっていた。 剣のこびり付いた血糊を払い、艶子の元へ。 ) よく、そんな身体で大きな事言えるよネッ!! 一応言うけど本気で付き合う気!? ( 未だ己は十二分に戦える、艶子の救出に賭ける想いも理解しているつもりだった。 だからこそ敢えて聞いた。 ) 艶子が行くならオレサマも行きたいヨ。 なんせ、魔界にだって行っちゃった程だからネ――。 今更地獄でも天国でも行きますヨォ。 [Wed 30 Sep 2009 02:48:42]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが帰りました。 『そうして後には、持ち主のない背嚢と、太刀だけが残された。』 [Wed 30 Sep 2009 02:40:48]
◆艶子@外部突入 > ち、違う! ( 関係、という程何度かあった訳じゃない。捕まえた虫同士を戦わせる大会で戦ったっていう――。だが、それでも私の知り合いだ。とはいっても、浮気性の私は彼の誤解を解くのに難儀しそうだが。 最後まで己の欲望を垂れ流し続けた化け物は今度こそ完全に破壊され、壁に叩きつけられ醜い屍を晒す。私は改めて坑道の入り口から闇を覗くが、そこにはもう誰も居ない。耳を澄ましてみても何も聞こえてこない。連れ去られてしまった後なのだ。 ――私は折れた刀を拾い、ヴェルセリオスの太刀を担ぐと一歩前に進んだ。 ) MJっ!このまま後を追うぞ!もうすぐこの村は閉鎖されてしまう、時間がないッ!それまでにさっきの女の助ける!何としてもッ!! ( 私が行う最後の救出となるだろう。だからこそ、無事に助け出したい。 ) [Wed 30 Sep 2009 02:37:47]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > 『は、腹減ったァ…やりてぇ、やりてぇ………………』(今度は胸の高さを、ぶずり、と刃が通り抜ける。残ってた肋骨と、嘗てはつるはしを振るう腕を支え板であろう胸筋、そして肺と心臓が横薙ぎに吹っ飛んで、壁にべちゃりと叩きつけられた。そして、そのへばりついた心臓が壁から転げ落ちるよりも前に、グールが口から欲望を垂れ流しながら崩れ落ちた。もう動く気配はない。変に折れ曲がった、只の死体になったのだった)(そして、炭鉱夫だったグールが動かなくなったのを確認した二人が、坑道の奥を眺めると―――もうそこには、何もなかった。引きずる音も既に聞こえず、スカート姿の女(に見えた))者は、連れ去られた後であった) [Wed 30 Sep 2009 02:31:03]
◆MJ > ――また愛人ッ!? ( 名前を読んだ反応の第一声がソレだった。 良いトコではあると解ってはいても――乙MEN心は複雑な空模様。引きづられて行く女性を一瞥。 ) ――どう言う関係なのかッ! 後でハッキリ教えて貰うからネッ!! ( 緊迫した場面でも、餓鬼は餓鬼であった。 艶子の方を指差しながら其処は同じ位大切らしい。 ) 言われなくても――。 ( 爛と、餓鬼の瞳が怪しげな光を点す。 元人間であろうと、感情は割り切れる。 貧民窟で生きた頃からの習慣。 目の前の障害、防御は考えない――攻撃一辺倒。 軋む背骨に向け野獣の様な咆哮を上げ斬り掛かる、いや叩き潰さんと再度一文字に剣閃が瞬いた。 ) [Wed 30 Sep 2009 02:20:06]
◆艶子@外部突入 > ( 流石にこの重さを片手で扱うには無理がある。肩が怪しい音をたてたが、何とか脱臼は免れたようだ。それほど強い筋力で振るえなかったのが幸いしたのだろう。 MJと私の剣はほぼ同時に敵を切り裂くが、グールの恐ろしい生命力は尚も突進を止めない。くそっ、このままでは彼女が連れ去られてしまう!だが、私はその瞬間、記憶の中からあることを思い出すのだ。私が助け出そうとしていた女性、はっきりと顔は見えなかったが見覚えがある。どこかで会ったことがある。そうだ、名前は確か―― ) ヴェル…! ( 何という事だ。こんな所に知り合いが居たなんて。そして私はその女性を助け出せなかった。刀を折ってしまった衝撃で隙をつくってしまったのだ。…無論、刀を失ったことはまだ心の中で尾を引き、喪失感が満ちていたが、今は目の前の事に専念すべきだ。 ) MJ―――ッ!!その死に損ないを叩き潰せェェ――ッ!! ( 二人の攻撃を食らっても尚、向かってくるグールを指差して。 ) [Wed 30 Sep 2009 02:09:07]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > 『こっ、このヤロォ―――ッ!よくもやりやがっ………えぐぇ………!』(形勢はすっかり逆転した。風のように駆けつけたMJの斬撃から始まり、その隙に艶子が重い太刀を片手で抜く。そして息のあったコンビネーションで閃く刃が、ずばり、ぶちゅりと腐った肉を絶つ。既に大分強度を失った内臓と肋骨が飛び散るが、それでもまだ力尽きぬグールは再びMJ目掛けて突進するが―――その動きは更に遅く、前からはっきりと見える背骨が今にも折れそうなほど軋んでいた)(その、一方で)………ふぐ…ッ!う、く、ぐ…………うう”ッ!(鉱山夫だったグールが戦っているのをいいことに、後から来た二人のグールがずるずるとヴェルセリオスを引っ張ってゆく。その姿はもうほとんど坑道の闇の中。勿論おとなしく引きずられるはずもなく、ダメージが残る体で出来る限りの抵抗はしているが…どちらかの手に石が握られ、それでまた体をあちこち殴られ、引きずられた) [Wed 30 Sep 2009 02:04:37]
◆MJ > 御免ネ。 強引なオヂさんも嫌いじゃないんだけど――。 ( 剣を振り抜いた姿勢で嘯く。 振り向けば、抜刀した艶子と交差する様にゾンビの胸を真一文字に寸断せんと――身体捻り渾身の一撃を加えんと。 ) ――案外、身持ち固いんだよ、ネッ!! ( この辺のコンビネーションは培ったお付き合いの長さで艶子にタイミングは合わせ。 横目に連れ去られんとする女性の姿は確認出来たが、同時に幾つモノ事が出来る程器用でも無い――先ずは目の前の敵に専念しよう。 ) [Wed 30 Sep 2009 01:50:56]
◆艶子@外部突入 > …………ッ!! ( 必死にその太刀を掴み、持ち上げようとする。が、その重さに私は驚く。確かに普通の刀より大きいから重いのはわかるが、私の大剣並みに重いのではないか。このままではこの刀を扱う事が出来ない。と―― 思った瞬間、相手の手が離れる。 ) MJ!! ( どうやら私は彼に助けられたらしい。その隙に体制を立て直すと、鞘の先端を地面に斜めに突きたて抜刀し―― ) ――――!! ( MJへと突進するそいつの首めがけ、水平に振るった。片腕ではその重さを扱うことは難しいが、渾身の力を籠めて。それと同時に、助けようとした女性が再び連れ去られようとしているのを見た。 ) [Wed 30 Sep 2009 01:42:19]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > …………これは、困っ…………むぐッ!?(地面に両腕を付けて、どうにか体を起こそうとしていた矢先――――ふっ、と体が軽くなる。重かった体が持ち上がるが、しかしそれはいいことではなかった。後ろから伸びてきた手が体を掴み、引っ張り―――同時に口をふさぐその手の崩れ具合から、奥から違うグールが出てきた事を悟った。それも一人ではなく二人も出てきて、ヴェルセリオスを捕まえ、廃坑の奥へと引っ張ってゆこうとしているのだった。故にヴェルセリオスからはほとんど坑道の天井しか見えないのだった。そこに更に違う声が聞こえたが――しかし、どうにもならない)『なっ、何だぁ手前ッ!畜生!もう手前でもいいからヤらせろォォォッ!』(艶子を掴んでいた男の肩はざっくりと裂かれて、タイミング的に艶子が太刀に手を伸ばすカバーになった。そして男は怒りのままにMJへと突進し、押し倒そうとするが…その動きはそれほど早くなかった) [Wed 30 Sep 2009 01:35:34]
◆MJ > ( 坑道内を走る影。 何処に行くかは無論知っていた――、無茶をするなとは告げてあったが。恐らくは無理だろうとも知っている。無理で無くとも無茶はしなければならぬ状況。 ) ――。 ( 舌打ちを一つ、坑道と一口に言っても広いが恐らくは…。 視界の先――、影が三つ。 組み敷かんとする屈強なゾンビ、劣勢を強いられている傭兵。 躊躇う事無く、艶子の元へと。 ) お待たせッ! ( 背に吊るした大剣を掴めば、引き抜くと同時。 艶子に掴み掛かっているゾンビの肩口を袈裟斬りせんと。 ) [Wed 30 Sep 2009 01:29:47]
◆艶子@外部突入 > ( 嘘だ。 ) ( ――そう思った。だが、こうなることはわかっていたのである。ヘンルーダの店員にも刀の寿命が近い事を知らされていたし、今まで幾多の激戦を切り抜けてきたのだから、そうなってしまってもおかしくは無かったのだ。しかしこの刀は父の形見であり、親友との誓いの証であり、心の支えだった。武士は刀を失った時戦意を喪失するというが、今の傭兵はまさしく同じ状態だったのだ。 ) ――う ( グールの手が私を、私の鎧を掴む。この私を辱めようというのだろう。普段なら殴り倒してでも切り抜けるところだが、武器を失った衝撃からまだ立ち直れない。それでもそいつの手から逃げようとして、その場にへたり込んでしまう。 ) ( しかし――……。 ) ( 私はその時、何かを目にした。 ――太刀、太刀である。それはヴェルセリオスが持っていた太刀なのだが、どうしてそこに太刀があるのか理解はできない。ただ、それに手を…左腕を、伸ばそうとしている。 ) [Wed 30 Sep 2009 01:20:53]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 ………。 』 [Wed 30 Sep 2009 01:19:17]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ……やった…………ぁ(体はまだ起こせないが、顔だけは上げて動向を目にしていた。そして、グールの肩の辺りから刃が生えたのを見て、よし、と思った直後…それがぽろっ、と落ちた。その瞬間ヴェルセリオスも硬直した。まさに「そんな馬鹿な」とでも言いたそうな顔で)『何か硬そうだが構わねぇか…』(呆然とする艶子の体を掴んで、邪魔な鎧を脱がせようとする。しかし当然の如く力任せに、かつでたらめに力を加えるだけでは鎧は外れない。事態は膠着状態の様相を見せて…) [Wed 30 Sep 2009 01:15:37]
◆艶子@外部突入 > ( その最中、ちらりと襲われていた女性を見る。動いているのを見るとまだ生きているようだが、全く無事というわけでもなさそうだ。早く目の前の敵を片付け、助けてやらなくては。 ) ( 刀剣は相手の木の棒を両断し、更に肩にまでめり込んだ。 ) ( ――その時だ。片腕なれど、私が放つ一撃必殺の一閃はあらゆるものを両断するという自負があり。その手に伝わる驚くほどの衝撃の無さに、私は自分の剣が更に開花したことを確信した。上手く斬れば手ごたえは無い、という言葉どおり、手に殆ど何も伝わらなかったからだ。恐らくは今の一撃で相手は縦に両断されてしまっているだろうと思った。勝利を確信したのである。だが―― 違った。私は、相手の身体はまだ両断されておらず、そして手にした刀がやや軽くなった事に気付いたのである。 ) え……。 ( 呆けたような声と共に、振り下ろしたばかりの自分が握っている愛刀を見下ろすと、真ん中から先が折れてなくなっていた。折れた先端はグールの身体にめり込んだまま。 ) ――――…。 ( 傭兵はその衝撃的な出来事に、化け物が手を伸ばす動きに全く対応できない。 ) [Wed 30 Sep 2009 01:07:07]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ぅ………(壁にどすっ、と体が押し付けられる。背中の次は腹か。齧られたところといい、こいつらはどうやら満遍なく、というのが好きらしい。そんなことを考えながら、誰かは知らないが折角誰かが作ってくれた勝機を活かそうとした。まず転がってうつ伏せになり、両手を突いて…だめだ。まだ立ち上がれない。そして声の反響が酷くて、その声が聞き覚えの有る声だとは気づけないまま)『お前ェ女か?まあそんなことどうでもい…うぉおぉぉッ!?』(片手が骨折して万全ではないとはいえ、それでもプロと素人の間には埋められない差がある。気合と共に振り下ろされた刃に対して、男は木の棒を掲げて受けるが――――剣は木の棒をあっさりと断ち、ずん、と右肩の半ばまで刃がめり込んだ…が、そこで止まった。)『ごっ、ごのヤロウ……っ!』(痛覚を忘れているのか、もうつながっていないのか。痛む素振りすら見せず、折れた木の棒を捨て、男が刃をめり込ませたまま艶子目掛けて手を伸ばすッ) [Wed 30 Sep 2009 00:59:51]
◆艶子@外部突入 > ( 近づけばその光景はより鮮明になる。女性が背後から男に襲われ、殴りつけられていた。それが知り合いだとはまだ気付けずに。 ) 男だと…ッ! ( は、と渇いた笑い。確かにこんな風体じゃ男に見えても仕方がないかもしれないが、私は笑いながら言った。 ) 舐めるな!私は男なんかよりずっと男らしい!!その粗末な木の棒は貴様のケツに突っ込んでやる!! ( ともあれ、襲われている女性から注意を逸らす事が出来た。刀を振り上げ、こちらも一直線に接近していき――。 ) くらええええええ―――ッ!! ( ぶんっ、と相手の肩口めがけ剣を振り下ろそうとッ!! ) [Wed 30 Sep 2009 00:45:03]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > (クソ、クソ。またもやニンゲンの腐った奴にこの体たらく。危機感よりも恐怖よりも、腹の底から怒りがわいてくる。だが、現状をどうにかするには時間と勝機が必要だった。ただ怒るだけで情況が好転する切欠ができるなんてサーガの中だけだ。だが―――運命の女神は、とりあえずヴァンパイアにもチャンスのカードを切ってくれるらしい。明らかに腐った連中とは違う叫びを聞いた瞬間、運命の女神に少しだけ感謝した)『うるせぇ!俺はコイツをヤりてぇんだ!男はひっこんでろ!』(ヴェルセリオスの背中を踏みつけ、硬い太い木の棒を振り下ろしていたグールは、艶子を見るなしそう言い放った。体格のがっしりとした、いかにも年季の入った鉱山夫の男だった。そして叫ぶのと同時に、ヴェルセリオスの腹を蹴飛ばして…艶子目掛けて突進するッ) [Wed 30 Sep 2009 00:38:45]
◆艶子@外部突入 > ( 声が聞こえてきた方角は良くわからないが、見えてくるのは坑道の入り口だ。入り口付近に誰か居るのだろうか? 声を掛けてみたらグールだったっていうリスクはあるが、掛けて見るべきだろう。 ) ――おい、誰か居るのか!生きてる人間なら、返事を―― ( そう言いながら近づいた時だ。 ) ! ( 今度はもっとはっきり聞こえた。女が苦しむような声だ。しかも、たった今暴行を受けたときのような。続いて、何か金属のものが地面に転がる音。私は刀を構え、一気に駆けた。すると坑道の入り口付近で、木の棒切れを女に向かって振り下ろす姿を見つけたのだ。 ) 止めろ貴様――ッ!! ( 大声を出してこちらに注意を引かせようと。 ) [Wed 30 Sep 2009 00:30:55]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ――――うぐぁ…っ!(そんな風に外に注意を注ぎすぎたからだろうか。それとも、あの水浸しの坑道以外はつながっていない、と安易に判断しすぎただろうか。なんにせよ、突如背中に生じた重い痛みに思わず声を漏らして倒れこんだ。同時に片手に持っていた背嚢が転がり、結わえ付けられていた太刀も転がった。のうのうと寝るわけには行かない。行かないのだが――――背中を思いっきり踏んづけられて、今度は頭に(多分)木の棒が振り下ろされた。咄嗟に頭を両腕で覆って防御するが、このままでは時間の問題だ。だが、跳ね起きるにはまだ先ほどの打撃が重く響いて――――起き上がれない) [Wed 30 Sep 2009 00:26:32][35]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ………(気のせいではない。声だ。ニンゲンの声が聞こえる。間違いない。しかしその内容まではわからないゆえに、やはり警戒は解けない。何せあいつらもしゃべるのだから、声がするだけで安全と判断することは出来ない。なんとなく近づいてくるように聞こえるその声に対し、体に力を込めて傷の痛みを確かめた。よし。痛いが走れるし、抵抗も出来る。それを確かめると、廃坑の入り口に見える、雨の降る景色に注意を払って…) [Wed 30 Sep 2009 00:18:57][95]
◆艶子@外部突入 > ( この先に進むと確か坑道の入り口がある。村も見て回りたいが、坑道の探索も十分とは言えない。捕まった人たちがあの場所に集められているのなら、もう一度見ておくべきか―― ただ、万が一坑道内で囲まれた場合に切り抜けられる自信が無かった。片腕で、ここまで疲弊している私では。 ) はぁ……ッ はぁ……ッ あと、2、3匹は斬ってやる…!! ( 生存者が見つからないのなら、一匹でも多く君影の報いを受けさせる。 と、そこで艶子の方も何者かの声を聞いたような気がした。雨の音ではっきりとは聞き取れなかったが。 ) ―――? ( グールかもしれないし、生存者かもしれない。それともやっぱり気のせいかも。だが、確認してみる価値はある。私は足元に注意しながら、雨の中を進んでいった。 ) [Wed 30 Sep 2009 00:15:42]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ……元がニンゲン故の弱みも…やはりあるようで(身を潜めるは坑道の出口近く。坑道は蟻の巣のようにあちこちに延びるものだが、今自分が居るところは打ち捨てられて久しい廃坑道だった。なぜそんなことが、鉱山夫でもない自分にわかるのかといえば―――)流石に、あの連中のバラエティ豊かな汁を付けたままで、この服に袖を通すなんて…ありえませんわ(その答えは水だった。牢屋から抜け出した後、すいすい歩けたわけではない。途中で見つかり、当然だが右も左も分からない中走り続けて…ほぼ水没した坑道に行き当たったのだ。無論真っ暗で、その水温は骨が冷えるほど冷たかった。だが―――自分にはそれが障害となることはない。荷物を高く掲げ、暗い水の中をざぶざぶと――頭が完全に水没していたが――進んで、その向こうに辿り着いた。やつらもどうやら真っ暗で先の見えない水浸しの中を進むのは避けるようで、そうして私は追っ手を巻いた。そして今、向こうに見える今にも崩れそうな坑道の入り口から聞こえてくる雨音を耳にしながら、さてどうしたものか、と考えているのだった。なにやら人の声が聞こえるような気がするが、しかしはっきりと聞き取れない。気のせいかどうかも分からないぐらいのレベルだ) [Wed 30 Sep 2009 00:08:57]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが入室されました。 [Wed 30 Sep 2009 00:01:24]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが入室されました。 『――――』 [Wed 30 Sep 2009 00:01:13]
◆艶子@外部突入 > ( アザリーはまだ見つかっていない。グール化し、彼女とわからないまま殺されてしまったのだろうか。それとも判別不可能な程に惨たらしく食い殺されてしまったのだろうか。それともまだこのウォッシュベアーのどこかに居るのだろうか。 ) 時間が無い…。 ( もうすぐこの村は閉鎖されてしまう。そうなったらこの村の生存者達の全ての望みは絶たれるのだ。 この村に来てほんの数日だが、化け物の数も随分少なくなったように思える。生存者の数はそれに輪を何十にもかけて少なかったが。 さあ、立て。艶子。足に力を入れろ。約束したとおり無理や怪我はしないが、まだまだ限界には程遠い。余力は十分残っているぞ。さあ、ほら、急げ。 ) ………ッ! ( 足腰に力を入れ、よろりと立ち上がる。降り続く豪雨の中、私は足を前へと進めた。 ) [Tue 29 Sep 2009 23:55:26]
◆艶子@外部突入 > ( 私は土の上に両膝を付き、蓄積した疲労と身体の痛みに唸り声をあげたが、その声も雨音にかき消された。生存者は見つけられず、あらわれるのは化け物、化け物、化け物ばかり。私は斬って、払って、突いて、殴って、そいつらを一匹ずつ殺してきた。片腕だけでよくやってると我ながら思う。血豆を潰して流れた血が固まって、掌と刀の柄がぴったりと張り付いてしまっている。痛みを堪えながらそれを引き剥がし、手の感覚を確かめるように開閉させる。痛み以外の感覚は無く、酷使し続けた左腕は重い。 ) [Tue 29 Sep 2009 23:48:39]
お知らせ > 艶子@外部突入さんが入室されました。 『 雨は容赦なく体力を奪っていく。 』 [Tue 29 Sep 2009 23:42:41]
お知らせ > ヴァネッサ@外部突入さんが退室されました。 『抱えて坑道から脱出しよう』 [Sun 27 Sep 2009 01:49:07]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 粗末な牢の奥に人影が見える。 暗闇の中目を凝らしてみれば、それが人だということが分かる。 ) ――生きて、ますかッ ( 格子を両手でつかみ、力任せにこじ開ける。 ) 大丈夫ですか…? 動けますか? ( 牢の中で倒れている人、女性だろうか。 その人間に声を賭けながら担いで。 ) [Sun 27 Sep 2009 01:48:21]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 咳が収まるたびに叫んでは、咳をしてを繰り返して ) ――誰か、います、か? ( 奥に進んでいくと粗末な牢屋のように見えるところが見えてくる。 )( 背中の傷がずきりと痛んで、腕はチクチクとした痛みが走り続けている。 痛み自体はそれほどでもないが、身体の重さと血を吐き出すたびの苦しさが辛い。 それでも、牢に人がいるなら助けなければ。 )【突入判定】 [Sun 27 Sep 2009 01:23:08][56]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ごほっ…、が、っ… ( グールの頭を叩くのに、身体に力を込めたら血がこみ上げきて、顔を下に向けてこみ上げてきた血を咳と一緒に吐き捨てる。 ) 誰か…だれかいませんかァ……! ご、ふッ… ( 叫んでは見るものの、大きな声を出すと、また咳き込んで血が一緒に吐き出される。 今の叫び声に反応はあるだろうか。 ) [Sun 27 Sep 2009 01:13:51]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( ふらつかないように壁伝いに歩きつづける。 ) ――ごめんな、さいッ!! ( 謝りながら、近づいてきたグールの頭を叩き潰して。 背中と肩の傷がずきりと痛む。 でも、痛くても、血が出ても、こんなものでは死なない、だから無茶でもやらなきゃいけない。 助けたい。 ) ――はァ、ぁ… ( ここに来るまでに今さっきのもので3体目。 数が明らかに減っていると感じる。 それは、他の外部突入が倒してしまったのか、それとも、もう村には生存者がいなくて、グールが共食いをしているのだろうか。 わからない、だからこそ急がなきゃいけない。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:57:16]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 壁に身体を預けながら、坑道の道を歩く一人の人物。 外套を羽織っているその人物は、壁に身を預けていないとふらふらでまっすぐ歩けるようには思えないようにも見える。 両腕には荒っぽく包帯を巻いているが、その白いはずの包帯は殆ど真っ赤に染まっている。 外套の背中と肩の辺りも黒っぽい染みのように血がにじんでいる。 ) まだ、人がいるはずだから…。 ( 身体が重い。 この間の傷が響いているのだろうか。 でも、まだ人がいると思うなら、そうこの間の人がまだいると思うなら、私はまだ奥に行かなければいけない。 )( ここまで来るのにまたグールを二体を見つけ、両方とも頭を潰した。 でも、叩くたびにまだ胸が痛む。 もう、理性を飛ばすのには、身体の調子が変でそれが出来なくて、気持ちを和らげることも出来ないでいて。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:43:07]
お知らせ > ヴァネッサ@外部突入さんが来ました。 『再び、坑道』 [Sun 27 Sep 2009 00:28:39]
お知らせ > 会別理久@霧の村さんが退室されました。 『( 喰われるのと、事態の収束と、どちらが先か。 …なぜまだ死なないのかは、さておき。 )』 [Sat 26 Sep 2009 23:51:28]
◆会別理久@霧の村 > ( 出入り口は、見える限りでそこ一つ。 アザリーさんなら素手で壊せてしまいそうだけど、私にはとても無理だ。 凸凹した岩肌の室内に対して扉が立派に見えるだけで、建て付けは良くないし、素材だってとりあえず木だ。 斧でも持ち出せば、私でもどうにかなるくらい。 …とはいえそれも、五体満足ならという話。 ) [Sat 26 Sep 2009 23:49:31]
◆会別理久@霧の村 > ( 捕まった場所から、そう離れてはいないだろう。 小さい、物置のような空間には、ただの穴倉にいささか不釣合いな扉がついていた。 鉱山夫の休憩場所にしては狭いし、割合高級な資材の保管場所だったのかもしれない。 火薬とか。 もっともこの霧では、すっかりしけってしまっていそうだけれど。 ) [Sat 26 Sep 2009 23:19:46]
◆会別理久 > ( ―――グルメ派に捕らわれて、ここに居る。 麻痺した感覚は、自分がオードブルやメインディッシュのどれに配置されるのかということをのん気に考えたりもするのだが。 …やつらは他の食材を取りに出て、もうずいぶん戻っていない。 ) ( うっかり千切って死なせてしまった子の血の海で、今度は私を取り合おうとした一団は、その場で二つに分裂することになった。 殴り合いというか喰らい合いというか、いっそ喜劇のような戦いの末に、美学が空腹に勝てなった方のグループは捨て台詞を残して去っていく。 ―――後にアザリーさん達が遭遇することになるのが、別グループに取り入って報復兼略奪を行おうという一団だったかもしれないのはさておき。 私は物置のような場所に千切れた死体と一緒に放り込まれ、また、放置されている。 ) [Sat 26 Sep 2009 23:11:29]
◆会別理久 > ( ―――グルメ派に捕らわれて、ここに居る。 麻痺した感覚は、自分がオードブルやメインディッシュのどれに配置されるのかということをのん気に考えたりもするのだが。 …やつらは他の食材を取りに出て、もうずいぶん戻っていない。 ) うっかり千切って死なせてしまった子の血の海で [Sat 26 Sep 2009 23:05:56]
◆会別理久 > ( その一団は、私が隠れている箱の前で、諍いを始めた。 こちらに注意を向けなかったのは救いで、だからとにかく眼と耳を塞いで石になっていれば良かったのに、その推定まだ人間の女の子がアザリーさんではないかという不安が、目を離すことを許さなかった。 ) ( 内容はくだらない。 その女の子の他に一通り 『メニュー』 を整えてから食べたいリーダー格と、今直ぐ食べたい一部の仲間。 力なくもがくその子を物のように取り合って、綱引きを始めてしまった。 結局その子は骨が外れて、奇術のように伸び切った手足も千切れてしまう。 アザリーさんかどうか分からない、分かったとしても何もできない私は、栓が外れたように溢れる鮮血を目の当たりにしてようやく、反応できた。 してしまった。 いよいよ険悪になって、取り合いゲームではなく実力で片をつけようとする彼らの前で、ほんの少しでも、音を――― ) [Sat 26 Sep 2009 23:00:43]
◆会別理久 > ( アザリーさんとはぐれてしまってから、どれくらい経っただろう。 ) ( あの時… ほんの少し移動しただけで、痛みや疲労感に音を上げて動けなくなってしまう自分を休ませ、アザリーさんは坑道の先を見に行った。 あまり選り好みができなくても休む場所は選ぶし、こちらの事よりアザリーさんの身を案じていたら、どこかに分岐でもあったのか、それともアザリーさんもやられてしまったのか、道の先から腐った人間の一団がやって来た。 アザリーさんを呼べる状況ではないし、そもそも声はすっかり潰れてる。 それでも恐怖心を紛らわせるように、彼女に対しては口を開いていたが、悲鳴を上げたところでそう先までは届くまい。 できるのは、せいぜい這いずって身を隠せそうな場所で縮こまっていることくらい。 アザリーさんが中身をそこらへぶちまけてくれた木箱の中で、隙間から外を窺っていた。 ) ( やつらの一人がフレッシュな人間を… 自分と同い年くらいの女の子を、裸に剥いて連れていたのには肝を冷やしたけれど、あれは、よく見えなかったけどたぶん、アザリーさんではなかったと思う。 その、彼女の悲鳴というのは聞いたことがないから断言できないけれど、一応、声も違う気がしたし。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:50:03]
◆会別理久 > ( けれど外へは出られない。 剥き出しの岩肌に両腕を縫い付けていた戒めが解かれても、捕らえられているという状況から脱したわけじゃない。 元々、明確な方向性や目的があって捕らえたわけではないようで、もちろん欲求処理用であるには違いないのだけれど、その扱いは行き当たりばったりだったのだから。 ) ( 通路のような場所に縛られたままでいた時間はどれほどのものか、自分よりはまだ時間の感覚があるシスター・アザリアの言う通りならば、軽く半月は越えている。 その間に犯されて、左脚と肩を喰われて、食事らしい食事は摂っていなかった。 生きているわけがない状態で、けれども一応意識はあって、立ち込める霧のせいで淡く青い視界が保たれたその場所を朦朧とした感覚で眺めながら、一人ではろくに動くこともできず、冷たい岩肌の上に転がっている。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:37:23]
お知らせ > 会別理久さんが入室されました。 『( 坑道内部の、当然どこかと繋がる場所。 )』 [Sat 26 Sep 2009 22:27:28]
お知らせ > クレェイン@霧の村さんが退室されました。 『誰か 助けて ・・・・』 [Fri 25 Sep 2009 02:41:01]
◆クレェイン@霧の村 > うそ ―― ・・・・ そ、 と? ( 嘘だ。外に通じてる場所を見つけたのか? 本当に? これで、逃げれるのではないのだろうか。その場に鶴嘴を放り出して、慌てて駆け出した。月明かりが救いの道にすら見えてきた。すぐに行かないと。グールに見つかる前に行かないと。はやく外に出たい。一歩。二歩。三歩。もう少し――もう少し、なのに――― ) だれかぁあああああああああああああああ! ( がしゃん、と鉄格子に阻まれた。出れない。外が見えるのに。出れないのだ。うそだ。ここまで来て。鶴嘴で壊せないだろうか。やけに丈夫に見える鉄格子だ。もう――力が残っていない。全力で振るうには片腕が足りない。 ) ぁ ぁあぁ ぁ・・・・・ ぅぁ ( 決壊、した。 涙がぼろぼろと知れずに零れた。溢れてくるものを拭うように、血だらけの甲で目元を拭う。外に出たい。出たいのに――・・・たった数本の鉄の棒を壊すことができない。なんて、なんて、無力なのだ。己は。その悔しさに。その哀しさに。その憤りに。涙した ) [Fri 25 Sep 2009 02:36:04]
◆クレェイン@霧の村 > ( グールの数は、減ってるのに。状況が好転している気がしないのは己だけだろうか。 落ちていた鶴嘴を片手でずりずりと引きずりながら歩くのは、とても疲れる。右手の甲を自制のために突いたのは失敗だったのだろうか。だが、あの時はそうしないとダメだった。 ) ちくしょう 生殺しかよ。 戦いの中で死なせてはくれな、 さそうだ ( そもそも、グールと出会わない。生存者とも出会わない。もしかしたら、己だけが今、生き残っているのではないのだろうか? という錯覚さえ覚えてしまう。そんな事を 考えていた 時。 ふっと ) ( 月明かりが見えた ) [Fri 25 Sep 2009 02:32:52]
◆クレェイン@霧の村 > あっ つぅう! いたっ! 無理した! 右手いたっ! ( ちくしょう、と呟いた。なんでこうなるのだ。右手の傷の治りが悪い。引っかいた傷が地味に痛い。小指を箪笥の足にぶつけたような、そんな気分。いや、あれよりはひどいのだが。 ) それにしても ――― コクト 無事だろうな。 もう居場所全然わからね ( 最後に会ったときからどれくらいの時間が立っているのかわからない。無事だといいのだが――、 ) ははは 左腕が無いんじゃ、どうしようもないな―― ( 肘の先から無いのだから、戦闘は難しいだろう。ちくしょう、と悪態を吐けば、再び歩き出した。 ) ――しかし、 グールの数、 減ったな ( 遭遇する確率が減った気がする。最後に見たのはネクリジェババァだったか。これなら、 ) おーい 誰か いませんかー? 生きてる人、いませんかー? ( 探してみても、大丈夫じゃないだろうか ) [Fri 25 Sep 2009 02:25:51]
◆クレェイン@霧の村 > 誰だよ! ご丁寧に中身だけ取った後に箱をちゃんと戻したの! お菓子全部食べたら箱捨てましょうね!? お母さん怒りますよ!? ( ずびーん! と空箱を地面に投げつけた。ここでチェックし忘れた乱数判定! ) [Fri 25 Sep 2009 02:19:06][71]
◆クレェイン@霧の村 > ( 気づいたら身体全体が血に染まっていたような気がする。思えば、支援物資である携帯食料を見つけられたのは幸いだった。それも、食べ残しではなく、開けていない新品の奴であった。それを見つけたときの気持ちをどう表現したらいいか、自分ではわからない。だが、一言で言うならば、あえて言うならば。これほどの幸運に恵まれたことを神様に感謝した。ありがとう、神様。久しぶりの死体以外の肉です。 ) ――いただ きます ( 何日ぶりだろう。どんな味だったけ。もうソ○の軍用食料並みでも文句は言わない。そして、携帯食料の箱を開けて取り出してみれば ―――― 【災厄判定】 ) [Fri 25 Sep 2009 02:18:12]
お知らせ > クレェイン@霧の村さんが来ました。 『――ここは、どこだろう』 [Fri 25 Sep 2009 02:15:30]
お知らせ > 銀嶺@霧の村さんが帰りました。 『―― … 。 (最後に「ありがとう」と言い残して、意識を手放した。)』 [Fri 25 Sep 2009 01:18:30]
お知らせ > ルゥ@外部突入さんが帰りました。 『──わたしの患者は、死なせませんから。 (自身に言い聞かせるように…小さく、口の中で呟き)』 [Fri 25 Sep 2009 01:16:51]
◆銀嶺@霧の村 > ――― … 柵が、豆腐 扱いか。 (視覚で認識せずとも、聴覚だけで把握が出来た。無数の金属音が響き渡るには不自然が過ぎた。) … 感染していないか、心配だよ。 (連中共の慣れ果てを間近で見た。人格の形成が崩れ落ち、正常な状態が保てなくなる。次に身体の一部が腐り落ち、其々の特徴が存在した。完全に欲求を抑制する物が壊れた印象を感じた。私も正常に見えても、内部に些細な変化を引き起こしていないか唯一の心配だった。) ―― … そうだったな。 (娘の掌が胸に触れ、暖かい光が熱が内部に流れ込む。懐かしさでさえ感じた温もり。全身の疲労が抜け落ちたとは言えないが、呼吸器官や発言機能は幾分か楽になった。) … 一番、敵に回したくないタイプだな。 (微苦笑が零れ落ちた。掛け声と共に浮遊感に戸惑いを抱いた。異常な臭いに察すれば、片方の眼を開いた。) …… 、 ありがとう。 (娘の絶対的な強さに温もりを身近で感じると、安心感が芽生えだして意識が薄れていった。) [Fri 25 Sep 2009 01:13:47]
◆ルゥ@外部突入 > (柵を、背負った槍でバツの字に裂く。ばらばらと格子が落ち、隔てるものはなにもなくなった。) ……んぅ、大変な有様ですね。 (大変、どころで済む有様ではなかったが──こういうときは、軽口を叩いて場を和ませるべきか。) ……ダメですよ? いくら、男所帯といっても、もう少し身奇麗にしないと。 (……あまり成功したとも思えない。 ともあれ。) 少し……体力回復させましょ。 (傷を治すにしても、ここは“安全”で“清潔”な場所とは、あまりにもかけ離れている。 掌を、青年の胸に当て、【賦活】。 暖かい陽の光が掌から噴き出し、まだ彼の身が“死者”でなければ、その温もりは疲労を癒してくれることだろう。) ──生憎と、わたしは丈夫に出来てますからね。 ね、知ってます? お医者さんはタフでなければ務まらないんです。(特に、この島では。) (うんしょっ、と。 掛け声をかけて男を抱え起こすと、血と肉片とでブラッドブールとなった坑道を、二人して脱出しようと──) [Fri 25 Sep 2009 00:56:24]
◆銀嶺@霧の村 > (熱の失った地面に指先を這わせ、全身を駆け巡る電流に耐え続けた。又、血反吐が吐き出しそうになり、喉に張り付いた物と同時に吐き出した。呼吸が幾つか楽になる反面に、弱まった肺が一斉に膨らんだ衝撃に悶絶し掛けた。) …っ 、はぁ …、はぁ (彼方此方が騒々しい。彼女が見付かり、危険な目に合ったのだろうか。)(私の身よりも彼女の身の方が大事だった。私の所為で誰かが巻き込む等、一番に耐え難い物だ。)(神氣の奔流を、微かに感じ取った。違和感の正体は悟れば、微苦笑を微かに零した。) …… まさ、か… (嘲笑と同時に言葉を漏らした。其の瞬間、先程の声主が今度は間近から聞こえた。) 本当に、来たの か…。 (呆気に取られた。枯れた声で言い放ち、握り締めた右の拳を柵に叩いた。鈍い金属音が響き渡る。) … ルゥ、先生。 怪我は無い、…のか? (目蓋が重過ぎるのか開く気配すらない。青年の姿を見付ければ、無数の青い痣に不自然に捻じ曲がった左腕。下半身のみしか布地を覆っている。其の部屋は血液と精液、腐臭に満ち足りていた。) [Fri 25 Sep 2009 00:44:07]
◆ルゥ@外部突入 > (──生ける躯を槍で貫き、田楽刺しに。 群れ為す死者を刃で裂いて。 神氣を足場に、人の身ならざる機動を以って、舞うように刺し、踊るように切り裂く死の舞踏を演じる。 血華乱れ裂く、喰人鬼の巣窟を文字通り切り拓けば──) …あら、 腕が鈍りましたねぇ…。(ふぅ…、と。溜め息。 靴の底に、ほんの少しだけ返り血を浴びてしまった事を、苦笑う──) さて。 もう一度、答えていただけます、か…? 助けに参りました──、ので。 (恐らく、このあたりだろう。 牢にしていると思われる、戸の付いた部屋──囲いを、一つずつ覗き込んで。) [Fri 25 Sep 2009 00:30:40][18]
◆ルゥ@外部突入 > (坑道の中には……徘徊する人影。 助けようと、一歩、二歩──足を進めて、歩を止めた。) ……手遅れ…、でしたか…ッ。 (救えなかった。 ──が、全ての命を満遍なく救えると信じる程…思い上がっては、いない。) ……ごめんなさい。 いつか、必ず弔いに来ますから── (槍を背負って、光源に。空いた手に、新たに剣を召喚する。) ──手を、貸してくださいな。 父祖神(とー)様。 ( 咳き込む声が、痛みに苦しむ呻きが…耳に、届いた。 ) ……行きましょう? 【応酬せし者】。 多分…そう、遠くないはず──ですよ。 (神氣を解放する。爪先で、地を、空を、跳んで、蹴って、加速する。 目の前に喰人鬼を捕らえ、肉薄すると──横薙ぎ、二つに両断し、滑り落ちる上半身。 ゆっくりと崩れ落ちる下半身を踏み台に、さらに、前へ──) 《突入》判定 [Fri 25 Sep 2009 00:22:30][59]
◆銀嶺@霧の村 > (自ら声を出す事で付近の喰人鬼の注意を此方へ向ける可能性は否めない。其れでも残り少ない可能性を掛けたかった。) ―― がッ 、ごほっ … 。 (精一杯に肺の空気を絞り込み、全身の筋肉を酷使した。喉の血液でさえ気持ちが悪い。) ―― 、 …。 (駄目だ。目蓋が開いていられない。)(全身の激痛も伴い、絶叫も悲鳴も押し殺し続けた。何もかも無理して押し殺し過ぎて、精神的な過労も半端では無い。其れでも希望があれば諦めるのは早過ぎる。) … 、痛ッ う… ッ (良いのか。彼女に頼っても。彼女にも危険が及ぼすかも知れないのに。)(右側の指先が力入れられず、其の場で崩れ落ちた。余りにも軽過ぎる音を響き渡った。) [Fri 25 Sep 2009 00:11:53]
◆ルゥ@外部突入 > ──これ、は……。 (霧の立ち込める、坑道を発見した。 恐らく、幾つか在る入り口の一つなのだろう。 かすかに悲鳴が聞こえ、鉄錆の匂い──病院や、戦場では嗅ぎなれた匂いがする。 ……それにしても、探し当てるまでに、それなりの時間が掛かってしまった。 救出すべき相手の、心が折れていなければ良いが。) ── 大丈夫、今行きますからね? (聞こえているか──分からないが。 坑道の深い闇に向かって、声をかけながら……その奥へと。) [Fri 25 Sep 2009 00:05:08]
◆ルゥ@外部突入 > ……ん…? (ぴくん、と。 常人よりは、ほんの少し鋭敏な程度の聴覚が、何かを聞き取った。 或いは、獣の唸り声か何かと聞き間違ったのかもしれない。 もしかしたら、風の音が、声のように聞こえただけかもしれない。) ──行ってみます、か。 (声のした方向は、定かではない。 恐らくは向こうからも指示出来るほど、こちらの位置を把握できては居ないだろう。 10分…いや、30分。 頑張ってみよう。 もしかしたら、見つかるかもしれない。声の元にたどり着けるかもしれない── 《調査》判定) [Fri 25 Sep 2009 00:01:18][86]
◆銀嶺@霧の村 > (何故に伝わらないのだろう。) ……、 痛 ッ 。 (連中共は如何した?怪異に満ちた村は如何なった?彼女は何者なのだろう?)(重たい目蓋を片方だけ開き、周囲に視線を張り巡らしても何も無い。喰人鬼と捕縛者の屍だけだ。特別に感知に長けた訳じゃない。只、怪我する度に何時も擦れ違う馴染みのある気配。そして二つ名を耳に届けた瞬間、鮮明に蘇らせた。病院だ。病院で何度も会っている。特別な関係でなく、医者と患者という関係。) ……、 ――ッ (右側の指先を柵に引っ掻け、傷だらけの肉体を強引に引き起こした。全身の骨の亀裂が悪化する気配でさえ感じたが、この際は構わなかった。如何しても伝えたい事がお願いしたい事があった。) … ッ! … 、だッ! (咳を零し、血の反吐を地面に吐き出した。其れでも一生懸命に言葉にしようと力を振り絞ろう。) … ッ 、 此処、だッ!! (全身に駆け巡る電流は高熱に等しく、汗が湧き出て性的な其れも不愉快を促した。) [Thu 24 Sep 2009 23:54:07]
◆ルゥ@外部突入 > ──んぅ、この辺は違うんでしょうかね。 ここいら一帯なのは──(霧から考えても、だ)──間違いない、と思うんですけど。 (ぼんやりと輝く棒状のもの──槍を、肩に担ぐと、ふぅ──と、大きく一つ、息を洩らした。) ──どなたか── (もう一度、声をあげて……呼びかけてみよう。 土砂崩れと、そしてこの霧……ただならぬ怪異の予感をひしひしと感じている。 助けられるものなら、助けたいものだと思う。) ──心配には、及びません──ヴェイトス医院の、“はらぺこ” ルゥ・ファリスが参りました──。 (知っている人なら、それなりに知名度があるだろう──と。 救出に出かける直前の私に、囁いた看護士の入れ知恵。 「名を名乗って呼びかけるようにしなさい。二つ名込みで」との事。 だれがはらぺこですかだれが。 ──ともあれ、効果があれば、御の字だ。) [Thu 24 Sep 2009 23:41:31]
◆銀嶺@霧の村 > ―― … ッ (牢屋の柵の付近。其の壁に凭れ掛かる青年の姿がある。牢屋より先は何も見えない。余りにも場違い過ぎる言動に声色が全身の筋肉を弛緩させた。) ―― …。 (牢屋の周辺なのか、彼方此方の壁が反響して聞こえる。甲高い声色の特徴から女性だと悟れば怪訝な顔付きになった。首の骨を鳴らして、重たい頭を上げた。両腕と左頬の蒼い刺青が蠢いた。) ……、 (さっさと此処から逃げろ。) …。 (叫びたくても叫べない。私に構えば素性の知らぬ女に危険が降り掛かる。其れだけは嫌だった。けれど、何処か懐かしみを感じていた。もう開かないと思い込んだ左側の目蓋、半ば強引に開いては柵の向こうへ視線を巡らせよう。声は何処から来ているのだろう。) [Thu 24 Sep 2009 23:30:19]
◆ローブを纏った人影。 > (小声で、そんなことを独白しながら──霧に包まれた怪しげな道を、ぼんやりと輝く棒で払いつつ、進む。 この霧は……なんらかの呪いというか、魔力というか、妖気というか。 ともあれ、あまり良い気配はしないものを帯びている。 それだけは、間違いない。) 誰かー…いませんかーぁ…? (少し、声を高くしてみた。 霧の中に反響して、自分の声なのに、自分の声でないようだ。 正直、我ながら不気味である──) 怪我人の方──いらっしゃったらー、すぐに──まいります、のでー。 (声が通るように、少しずつ言葉を切って、伸ばし、伸ばし。) [Thu 24 Sep 2009 23:21:10]
◆銀嶺@霧の村 > ―― …。 (まだ未練はある。約束もある。夢も野望もある。)(奇跡的に無事の右手の指先を、冷え切った地面を引っ掻く様に這わせる。指先に力が篭らず、爪が剥がれ掛ける音に感触に苦悶の色を表情に刻んだ。目の前に移る景色は残虐な出来事ばかりだ。) ………、 。 (神は世界の創造者にして、絶対的な傍観者。救いの手を求められようとも、神は手を差し伸べる事をしない。私はそんな神が嫌いだった。神の身である私が大嫌いだった。永遠の命など望まぬ。愛した者は人間ばっかり。同じ人間として生きながら、同じ時間を過ごし、同じように老いて死にたかった。恋人も友人も知人も、誰しもが私を置き去りに、あらざる世へ立ち去る。それが寂しくて悲しかった。) [Thu 24 Sep 2009 23:16:41]
お知らせ > ローブを纏った人影。さんが入室されました。 『ふぅ……、またいろんな人に怒られちゃいますか、ね?』 [Thu 24 Sep 2009 23:16:17]
◆銀嶺@霧の村 > (先日連中共の暴漢と輪姦染みた行為を繰り広げられ、意識を何度も手放したが許しは無かった。) ―― はっ 、ごほっ (喉に絡み付く液体も体内に残る熱も何もかも気味が悪い。左の指先も有り得ぬ方向へ折れ曲がり、背中に無数の痣も刻まれた。右側の目蓋や太股、脛が焼ける用に熱い。何度も胸を圧迫されたか、肋骨も痛めたかも知れない。) ―― … 、 …。 (言葉を言い放つが、声の力が無い。喉が痛い。肺も、腕も足も、神経も、筋肉も、何もかも苦痛でしかない。戦いに於ける死は一瞬ですべてが終わるのに対して、現在の状況は助けすら見込めず、訪れる死に抗えない。苦しみ続け、痛み続け、此れ以上の苦痛はあるだろうか。) [Thu 24 Sep 2009 23:01:37]
お知らせ > 銀嶺@霧の村さんが入室されました。 『微かだけ息の音が聞こえる。』 [Thu 24 Sep 2009 22:52:46]
お知らせ > イェルマーレ@外部から突入さんが退室されました。 『(――まァこれからだ。顔の割れない医療部へでも連れようか、)《ご救出:1名様》』 [Thu 24 Sep 2009 01:18:02]
◆イェルマーレ@外部から突入 > 「 ……ぉお ぃ、」 ――…!? 人の、声かッ…! 「 …す けて……くれ ェ…!」(水素濃度の濃い大気の中、第三者の声を認知した瞬間、手近の岩場にザッと身を隠す。背を岩陰にして首を捻るように伺い見る。空気中に含まれる鉄分の香りは最早新しいものばかりのソレとは呼べず、死者のものか、四散するままに放置されただろう体液の腐臭が入り混じり、臭気だけでは判別が付かない。だが向こうから接近しているのだろうか僅かずつ露わになるシルエットからは、心得のある自分が違えることのない、生物特有の細胞液の生臭さが確かにする。あれはじゃァ人間か。多分ただの。)(内心慚愧に耐えない落胆を噛み潰し、岩陰からサッと飛び出さン、) ――…どうなさいました!?お気をしッかり!(駈け寄ッて倒れるところだッた身体を支える。身体の所所に外傷を負い、ミイラのように衰弱した中年と思しき男だが、かろうじて死人ではないようだ。私に取ッては不運なことに。)(まずは依存心を煽ろう。安心させるように表情をくつろげン。) ――…落ち着いて、もゥ大丈夫ですよ。僕はヴェイトス市の支援団体の使いです。――…さァ掴まッて。――…ゆッくりで構いません。いッたい村で何が起こッているのか…お話願えますか?(男の背をさすりながら歩き出そうか。後は話を聞くだけ聞いて息の根を止めて遺棄してしまおう。当初こそそンな合理的な案が頭を占めていたけれど、) [Thu 24 Sep 2009 01:14:53]
◆イェルマーレ@外部から突入 > ――…ッ…道理で、異臭も濃くはならないし、異物にも出くわさない訳…だ…?(言葉の語尾が不自然に下がッた。そろそろと片膝を立てて姿勢を低く。身体を平たく傾ける。四肢をさいなむ鈍痛をこらえて全方位に目を凝らす。周囲の様子は一見、単純な浅めの渓谷らしいと判断できるが、やッぱり10m先も確認できない。しかし飽きもせず立ち込める霧の中、何処かで何者かが蠢いたように見えた。続いて気配の察知で誘発されたように、鼻孔に感じ取られる生々しい臭い。これには馴染みがある。少量だが新鮮な…血臭だ。それは図らずも自分が察知可能である身辺四方30m以内に、赤血球と鉄分を体内から流す有機体が存在するという事実に繋がる。明確にどッちで何がどう動いたとは解らないが今回は目の錯覚でやり過ごす訳に行かまい。崖から落下するような失態は一度で充分だ。それに、もしかしたら今度こそ、)(どクン、)(胸の鼓動がひときわ高鳴ッた。精神的肉体的衝撃で遠ざかッていた暗い情熱が心と瞳蘇る。食人鬼が――、死霊が、私の夢を裏付ける物証が、そこに、) ――…ッ、(瞳の色がスッと薄まる。焦燥感を抑えて慎重に腰を浮かす。身をかがめて、臭気の強い方向へ素早く駈け出さンと、) [Thu 24 Sep 2009 01:04:08]
◆イェルマーレ@外部から突入 > (湿ッた地面に大の字に伸びたままうッすらと瞼を持ち上げる。こめかみが鋭く痛むし視界はボヤけていて使い物にならないが幸い後者の原因は分かッた。眼鏡だ。めがねが。手探りで土を弄るとすぐに目的の物に辿り着く。腕は、動いた。どうやら腰部から下も、いけそうだ。) ッ……う……、(軋む関節に鞭を入れ、肘で這い上がるようにして上体を起こす。探り当てた眼鏡を急いで掛ける。どうやらレンズの表面に軽くヒビが入ッただけのようだ。使用できる。顔をしかめながら上空を見上げると反り返ッた山の斜面と目が合うンだろう。)(あそこから…落ちた?あれは崖か。岩盤崩れ。私は崖に踏み込ンで斜面から落下した のか…、)(理解に大脳が始動するまでは数秒ほど。頭を降ッて石くれや土埃を落とす。顔を下ろして身体の諸処を点検してみる。怪我は擦り傷や打ち身と中小バラエティ豊かな品揃えだが、どうやら骨折や内蔵破裂などは品切れで済ンだらしい。頭脳の働きも正常だ。) ――…落ちる と、言うより、滑り落ちたンだ な…――、(奇跡だ。奇跡だが。奇跡をここで起こしてどうするンだ。全身の神経を奮わせて立ち上がる。恐らく考え事をしているうちに村道の本筋を外れ、崖方面へ歩いていたようだ。だから注意しろと自戒したものを。) [Thu 24 Sep 2009 00:53:47]
◆イェルマーレ@外部から突入 > (ザ シ、) ――…ん?(不意に踏み出した足が少し沈ンだ。眉を潜める。体重を現在負荷以上に掛けないようにして軽く地面へ足踏みせン。別にどうとない感触に思われるけれど。ぬかるみの錯覚?気のせいか。体勢を丁寧に前傾させてゆッくり足元を覗き込まンと。いッたい何、) ――が、 あ、 う わあ ァアアッ―――!? (足元の違和感を感じた瞬間、天地が逆回転した。悲鳴が後ろ向きに流れて行ッて、藪木やら砂利やらこそげた草や土やら。超速度で身体の脇を流れていく良く視認できない物体達に、引ッかかッて千切れて吸い込まれて行く。身体の背面を擦る摩擦感と途方もない浮遊感が交互に訪れる。何かを掴もうと伸ばした腕が足が顔の皮膚が何か硬い個体で傷付く。がらがらと止まらない傾斜の体感。私は一体どうなッてる?あれは――…崖を踏み抜いたン だッ!?) …ッ…ッ…―――ぐ ァッッ!!(ザ ザザ ザ ――ド ッ、)(突如、前触れもなく背中一面に走る衝撃。脊椎を打ち付けて瞬間的に呼吸器が縮小する。息が出来ない。痺感に似た鈍痛が全身にビィンと行き渡り、眼前が真紅に染まる。) ――…ッ ぼ く、は…ッ…、(どう なッ た?) [Thu 24 Sep 2009 00:44:34]
◆イェルマーレ@外部から突入 > (例え霧の向こうに目指す英知の断片が転がッて、生死の響宴を繰り広げていても見えやしないのだから。) ――…老司も仰ッたが、忌々しい霧だな――…、…?(舌打ちしかけてふッと目を眇める。あァ。あれがそゥかな。やッと見えてきた村の進入口へ向けて再び歩み出す。なるべく人目がない瞬間を見計らッて滑り込もうか。)(それにしても湿り気の煩わしさに気が逸る。意識ばかり冷たく冴えているのに感情が急いてもどかしい。憤ッて当たり前だ。だッてもゥ少しで、後少しで、私の思い描く奇跡が現実に昇華するのだから!)(少年の仮説では話に聞く食人鬼がすでに“死霊である”と定義付けられ、固く思い込ンで1mmと揺るがない。死者は偏いて生者に集るものだ。東国の禁書にだッて人間を貪る死人の話があるじゃァないか。我が神の天啓だ。もゥ間違いない。死者は完全な形で蘇るのだ。自らの意志を持ち三大欲求を携えて。そこに生前の記憶がないとなぜ断言できようか。これが御伽噺で終わらない真実なら、これが今実在して証明されている事実なら、今こそ人間の人間たるべき、儚い寿命と決定付けられた運命とが手を結ンで誇ッた無力の歴史は覆されるのだと、)(――信じて、)《調査のご判定》 [Thu 24 Sep 2009 00:35:35][73]
◆イェルマーレ@外部から突入 > (旅人を気取ッて自らの歩幅を大人換算したせいだ。計算が現実に追いついていないなンて、私は余ッ程この事態に浮かれているらしい。駄目だな、遅れは取り戻さなくッちゃァいけない。そのうえ選ンでおいて出現・上級ッて今気付いたですよ。なにごと。) ――…さて、(両脚の爪先をその場で交互に馴らして、取り敢えず前方を選ンで歩み始めン。地理の暗算には狂いが生じたものの、さすがにそろそろ例の村へ到着するころだろうか。なけなしの感覚に気を付けて意識を集中させてみれば、確かに前向四方からかすかに異臭が漂ッてきていない。事もない。気がする。) 何とも頼りない話だな、(自嘲気味に呟いて肩を竦める。歩き始めからやや距離を稼いだところで、一旦立ち止まり注意して周囲を見回す。何せ気配やら五感やらにそンなに敏感な方じゃァない。面倒でも一定距離毎にこうして異常がないか確認して歩かないと自分が痛い目を見る。霧の先を見通す視神経も、30m前方の臭気が詳細に嗅ぎ分けられる嗅覚線も、あいにく持ち合わせていない。こンな時に神経が卓越していない、凡庸な霊長類に生まれついたことが不幸だとは思わないが不便に思う。) [Thu 24 Sep 2009 00:24:12]
◆イェルマーレ@外部から突入 > (革製の靴音。夜露で濡れた地面を慎重に踏みしめて。濃霧を掻き分けるようにして現れた華奢な人影は頭部を払う仕草をした。ふワリ、途端に霞の中に眩い蜂蜜色がこぼれ落ちる。二、三度かろやかに左右に揺れて周囲を伺うみたいに静止する。ぱチリ。薄紫色の光点がシンメトリーに浮かンで二つ瞬く。) ――…予想に反して、大分走ッたな、(歌うような節で紡がれるテノールバスは、空虚と湿気の合間に向けて誰にともなく独り言。修道衣姿の少年はフードを後頭部に払ッた手を、緩やかに叩いて軽く辺りに視線を散らす。独白を聴く観客は居ない。派遣隊に見つからないように、馬車は途中の休憩でコッソリ降りてきてしまッた。先ンじた馬車の轍に沿ッて歩き始めてすぐに後悔したものだ。徒歩でも到達可能なそう遠くない村だとは言え、こンなに時間を食うなンて思わなかッた。丸一日歩き通しだ。チラリと自分の足元に目を飛ばす。短足とは言わないが、) ――…自分のリーチを考えるべきだッたな、 [Thu 24 Sep 2009 00:12:21]
お知らせ > イェルマーレ@外部から突入さんが来ました。 『――…ふ ゥッ、(ザシ と湿気た草を踏む、)』 [Thu 24 Sep 2009 00:01:12]
お知らせ > ヴァネッサ@外部突入さんが退室されました。 『一人、救出』 [Tue 22 Sep 2009 23:13:33]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 背中に負ぶった男性は、身体の力を全部使ってしがみ付いているかと思うくらいに強い力でしがみ付いていた。 それほど、恐ろしいものだったのだろう。 ) [Tue 22 Sep 2009 23:13:25]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 今までずっと水を飲んでいなかったと思えるくらいに必死に水を飲む男性を水が飲み終わるまで見守って。 ) 立て、ますか? ( 男性にそう問えば、男性は立ち上がろうとするが、その本人の足は本人の意思に反して力が入らないようで。 ) あの、私が負んぶするんで… ( その間にこれを食べていてください、と携帯食料を渡そう。 それから、男性を背中に負ぶって、視界の見えない中、血の臭いから遠ざかるように足を進める。 ) [Tue 22 Sep 2009 23:11:16]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 這っていた人間に駆け寄って、這って動いていた身体を仰向けにしよう。 私が近づいたとき、その人間、男性は酷く怯えたような表情をしていた。 ) あのっ、私は…グールじゃありませんッ ( 怯えた表情の男性の上半身を抱き起こして言葉をかける。 ちゃんとした言葉を聴いたからなのか、怯えの表情が少し和らいで。 ) と、とりあえず水を飲んでください…ッ ( 衰弱しているように見える男性を見て、慌てるように鞄から水を取り出そう。 こういうとき水分が大切だと思ったから。 ) [Tue 22 Sep 2009 23:02:17]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 視界は劣悪だけど、その代わりに血の臭いが強くなる方へと足を進めている途中で見えてきたもの、見えてきたものというよりかは、茂みの音でそれに気が付いたといった方がいいのかもしれない。 ) ――そこに、誰かいるん、ですか? ( 返事はない。 ただ、がさり、ごそりと何かが這うような音が聞こえる。 噂のゾンビ犬やグールといった奴だろうか。 その音の元へと寄っていき、じっと目を凝らしてみる。 ) ――ッ、ヒト…! ( 次第に見えてくるものがはっきりとしてくる。 人型で、五体満足の人間が這っている。衰弱している、というのだろうか、酷く弱々しい感じがする。 私は、それに駆け寄っていき、声をかけよう。「大丈夫、ですか」と。 ) [Tue 22 Sep 2009 22:51:04]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( フード付きの外套で顔を完全には露にしていない人物が霧の中を手探り状態で進んでいる。 ) 全然、見えない ( 普段、夜の暗闇でも何の問題もなく物が見えているせいか、深い霧の中でも大丈夫じゃないのか、なんて甘い考えだったら、この有様。 霧が深く、まったく視界がクリアにならない。ほとんど手探りで進むような状態のままどれくらい経ったかわからない。 ) ――私、戻れるかなぁ…。 ( ちょっと不安になってきたけど、きっと村の人はもっと不安なんだろう。 知り合いはいないけど、そんなことは関係ない。 だから、私は今ここに立っているんだろう。 携帯食料や消毒用らしいアルコールに飲料用の水。それらが入っているのを鞄の上から触って確認しながら進んでいこう。 )( そう足を進めているうちに何かが見えてきた。 )《調査》 [Tue 22 Sep 2009 22:39:13][1]
お知らせ > ヴァネッサ@外部突入さんが入室されました。 『外套を羽織って』 [Tue 22 Sep 2009 22:28:37]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが退室されました。 『今日は誕生日、そして命日。』 [Sun 20 Sep 2009 23:01:47]
◆ドマァニ@霧の村 > (そうして、未だに理性を残した屍鬼がまた一つ出来上がり、霧の中をさまよい始めた。) [Sun 20 Sep 2009 23:01:04]
◆ドマァニ@霧の村 > (倒れた屍鬼の顔面を踏みつける。より深く其れが刺さる様に、何度も。やがて屍鬼の痙攣が止まれば、元青年は血濡れのまま、物置小屋の外へと歩み出て。左手がロザリオを掴み、ブツリと引き千切って投げ捨てた。) … 嗚呼、素晴らしい気分だ。 (まさしく、生まれ変わったような気分。祝福を受けるかのように両手を中空へと上げながら、静かに青年は微笑んだ。)(神の使いから食人鬼へと堕ちた青年を縛りつけるものは、もはや存在しない。沸き上がる衝動のまま、好きなだけ壊し、殺し、喰らい、犯すのだ。) [Sun 20 Sep 2009 22:59:27]
◆ドマァニ@霧の村 > い゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!! (叫び声を聞き付けた屍鬼が、扉を開けて入ってくる。其れに気付く事も無く、青年は闇を切り裂くような甲高い絶叫を響かせて。) ……… フーーーーー……… (やがて、叫び声が止まったかと思えば、青年は血と腐臭を見に纏って立ち上がった。長い溜息を吐いて、屍鬼と目が合えば二コリと微笑んで見せて。)(次の瞬間、錆びた鉄釘とナイフを相手の顔面に突き刺した。) [Sun 20 Sep 2009 22:52:07]
◆ドマァニ@霧の村 > ……… うう゛っ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!! (頭痛に耐えるように両の手で頭を押さえながら、青年は呻く。頭の中で凶器が渦巻き膨らんで、頭が破裂してしまいそうだ。死体の上へと倒れ込んだ青年は、喉が張り裂けんばかりに慟哭しながらのた打ち回って。)(壊したい。壊したい。壊したい。コワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイ) [Sun 20 Sep 2009 22:41:10][72]
◆ドマァニ@霧の村 > (神は、哀れな青年を許すだろう。だが、けして助ける事はしないのだ。 「災厄判定」) [Sun 20 Sep 2009 22:35:12][13]
◆ドマァニ@霧の村 > (既に原形を留めていない右手を振るえば、扉にぶち当たってぐじゃっと肉が潰れる音がした。痛みなどまるで感じていない様に、なおも青年は攻撃を止めずに。) こンのッ 糞ったれッ ! (必要なのは、食料。其処等に転がる腐りかけの肉などではなく、もっと新鮮な物が良い。後、殴ると悲鳴を上げるモノも良いかもしれない。こんな硬い扉などではなく、もっと柔らかいモノが。) … ひッ い、今私は何てことを… (舞台に幕が下りるより早く、青年の目に正気が戻ったかと思えば、今度は後悔と絶望を顔に張り付けて後ずさりし。グチュリと腐った死体を踏みつけた事にも気付かずに、縋るものを探すかのように、青年の視線が暗闇の中を見回して。それでも、物置小屋の中は、刺繍と暗闇と絶望が在るだけ。) … 嗚呼、我が父よ、偉大なる主よ、どうか私の罪をお許し下さいっ (跪き、天を仰ぎながら、青年は神へと許しを請うて。) [Sun 20 Sep 2009 22:30:16]
◆ドマァニ@霧の村 > 出せッ!此処から出しやがりなさいッ! (力任せに頑丈な扉をぶん殴れば、左手の骨がみしりと音を立てる。死臭の籠る物置小屋の中、捕らわれたエクソシストが無駄な抵抗を続けていて。) 糞… 糞ッ糞ッ糞ッ! (神を賛美する言葉を紡ぐ口から、生まれてこの方一度たりとも吐いた事の無い台詞を吐きちらしながら、ガンガンと扉を打ちすえる。幽霊の様に痩せこけた顔に、眼だけが狂気を孕んで異様に輝いている。己の奥底から沸き上がる衝動、欲望、それらを全て扉へとぶつけながら、醜く喚き散らし。) [Sun 20 Sep 2009 22:15:30]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが来ました。 『扉を思いきり殴りつける。』 [Sun 20 Sep 2009 22:07:16]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが帰りました。 『(そうして、また囚われの身へと逆戻り。)』 [Wed 16 Sep 2009 21:29:54]
◆ドマァニ@霧の村 > (再びベキ、バキと鈍い音を立てて、木造の扉はいとも簡単に砕け、数人の屍鬼が暗い部屋へと入ってきた。) … ふ、 ふふふふふふふふふふふっ (あらゆる液体で汚れた顔で、青年は狂ったように笑った。この衝動をぶつける相手が出来た事が、嬉しくって堪らないと言うように。暗闇の中、何か武器になりそうなものを探りながら立ち上がる。近付いてくる屍鬼に十字を切れば、其方へ向かって駆けだして、手にした棒きれを振った。) [Wed 16 Sep 2009 21:29:14]
◆ドマァニ@霧の村 > (そして何より、あの動かなくなった相手を何度も打ちつけている時に、この上ない歓びの感情を抱いていたという事実が、青年を苦しめていた。) … う゛、う゛、う゛、う゛、う゛ (まただ。辛うじて無事な左手がブルブル震え、無償に何かを壊したくなる。喉が掠れ、赤く温かい何かを欲している。沸き上がってくる衝動と葛藤する青年は、、気が触れた様な呻き声を上げて。) … ッ (ベキ、と何かが割れる音と共に、あばら家の戸が罅割れて、そこから下卑た笑い声が聞こえてくる。此れだけなりふり構わずに声を上げていたら、そりゃあ気付くのも容易だったことだろうけれど。) [Wed 16 Sep 2009 21:23:55]
◆ドマァニ@霧の村 > (訂正・下の数字で、「災厄」ではなく、「隠密」で判定。) [Wed 16 Sep 2009 21:16:27]
◆ドマァニ@霧の村 > ッ 主よ 、 許したまえ… っ (何をした。私は何をした。指を目に食いこませた。骨をへし折った。肉を食い千切った。己の盟友を、兄弟を、この手で殺し、その死体を貪ったのだ。どれほど悔やんでも、嘆いても、この手は血に濡れ、動かなくなった其れに食い付いた感触が、まだ口に残っている。神への祈りの文句は、虚しく虚空へと消えていき、世界は相も変わらずに霧で覆われている。)(そして、どれ程嘆こうとも、また今日も青年へと「災厄」が訪れる。) [Wed 16 Sep 2009 21:15:01][99]
◆ドマァニ@霧の村 > (霧に覆われた村の片隅。一つのあばら家の中、小さくすすり泣く声。血に濡れて、原形を留めていない右手、其れに左手で顔を覆いながら、声を押し殺して涙を流す青年が一人。) ッ … ひグッ … うう゛う… (涙を湛えた眼は、辛うじて人間の其れ。押し殺そうと努力しても、とめどなく悲しみが押し寄せて、青年の手を濡らしていく。自身の犯してしまった罪に、押しつぶさせそうになって、身を縮こませて震え。) [Wed 16 Sep 2009 21:07:57]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが来ました。 『(泣き声。)』 [Wed 16 Sep 2009 21:00:09]
お知らせ > 銀嶺@霧の村さんが帰りました。 『( 視界が真っ暗へ陥った。 目が覚める時は、自由の失った牢獄。 )』 [Sun 13 Sep 2009 23:42:39]
◆銀嶺@霧の村 > (連中へ疾走する瞬間。視界が遮った。) ――、… ? (瓦礫の破片、なのか?)(目の前に土色の瓦礫の破片が落ちた。極小さな物で致命傷ですらない。だが一つの違和感を抱いた。路地裏を築き上げる左右の壁の色は、上質な白い瓦礫の煉瓦の者だった。) しまッ―――!? (左腕を頭上へ構えだし、もう片方は左腕を支える。訪れる物は白い煉瓦の塊が次々へと落とされた。左腕の肘に嫌な音を響き立て、防ぎ切れなかった瓦礫は肩や太股へ過大な負担と激痛を与えた。) ――〜…、がッ はあ…ッ (呻き声を漏らし、その場で踏み止まった。声を押し殺し続け、横目で広場の連中を見遣った。) …はあッ まさ、か… (一時退却をし、体勢を整えようとした。後方へ身体を振り向いた瞬間、白い煉瓦を持ち構えた大男が居た。眼前に襲い掛かる白い煉瓦を避け切る事が出来なかった――…。) [Sun 13 Sep 2009 23:41:48]
◆銀嶺@霧の村 > (喰人鬼の残骸が散らかる広場に徘徊する喰人鬼の姿が四つも確認が出来た。) … 何だ? (何時もと空気が違過ぎた。疲弊に満ちた身体に磨り減った精神が五感の内の全てが正常に働かない。聴力が消失しては危険の前触れに察するの遅れたり、視覚が消失しては一瞬の刹那に隙を生み出してしまったり、触覚が消失しては身体の限界を見誤ってしまう。――…今回は聴力が半ば弱まり掛けた。) ――、…着実に一人は仕留めて置きたいな。 (身を隠し続ける選択肢も存在するが、まだ正常な者を彷徨う者達を放って置くこと等は出来ない。少しでも危険の要因を取り除く為に、――敵を喰人鬼を屠らなければならない。) …… 、 問題は無いか。 (左右の獲物を確かめ、路地裏より広場の連中へ疾走しようとした瞬間。) [Sun 13 Sep 2009 23:29:31]
◆銀嶺@霧の村 > ( チリーン チリリーン …ッ ) ―――、……? (奏でる銀の鈴の音に空を見上げた。月の光も夜空の色も鮮明に見えない。命の根源の空気ですら美味くない。) … 、警美… さん (微苦笑を表情に貼り付け、申し訳が無さそうに呟いた。彼女だけ敬意を払い、大事にしたい気持ちは忘れない。体力の浪費は身体を縮小させる事で抑える事に成功した。だが手足のリーチや持ち前の重量ですら削ぎ落とす必要性があった。リーチが無ければ先手を打つ事でさえ困難だし、重量が無ければ攻撃を受け止める所が吹き飛ばされたり、持ち上げられたりするだけでも危機的な状況に陥る危険性は極めて高い。) 共食いの現象は拙いな…。 強力な個体が生まれる可能性はあるな。 (表情を曇らせ、手元の獲物を小指から握り直す。)( 戦闘。判定。40以下で成功。 ) [Sun 13 Sep 2009 23:15:31][67]
◆銀嶺@霧の村 > (弱き者は強き者の犠牲になり、力を生み出し命を生き長らえる。喰われるべき弱き者が居なくなれば、強き者の中で最も弱き者から喰われる。――どの世界に置いても、何時の時代に置いても、闘争の状態を繰り広げる。其れが自然の摂理で膨大な時を経ても変えられない。) ――… 共食い、か。 古の種族は打ち勝った相手の血肉を捕食する事で力を得る儀式、とされたが――。 (先程の広間に喰人鬼の残骸が在った。一人二人でなく、十の数を超える程の数であった。住宅街の路地裏で背中を壁に預ける戦士、――いや青年が居た。余りにも幼げな顔付きを残し、鋭い眼光を秘めた野蛮な青年。) … 拙いな。 身体の維持も時間の問題であろう。 (頬に伝う汗が鉛の様に重い。忌々しげに舌打ちをする青年は、17歳の外見的な容姿をしていた。手元の獲物は大振りと小振りのナイフのみ。それ以外は破損した・) [Sun 13 Sep 2009 23:02:07]
お知らせ > 銀嶺さんが入室されました。 『( 自然の摂理 )』 [Sun 13 Sep 2009 22:47:18]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが帰りました。 『屍鬼化、尚も進行中。』 [Sun 13 Sep 2009 20:50:14]
◆ドマァニ@霧の村 > (やがて、只の肉の塊と化した同僚に跨ったまま、青年は天を仰いだ。) 神よ、本日の糧を与えて下さったこと、感謝致します… Amen! (顔に狂った笑いを張り付けたまま十字を切れば、その酷く硬い肉塊へと齧り付いて。右腕は殆ど使い物にならないし、左腕だってボロボロ。血を補充しなければ。何より、全身の皮膚が崩れ始めた事に、青年は気付いていなかった。)(やがて、食事を終えた青年を、カンテラをぶら下げて何処へとなく歩き出した。) [Sun 13 Sep 2009 20:49:24]
◆ドマァニ@霧の村 > (青年は、汚れ、疲れ切った表情のエクソシストの顔面へ、思い切り右腕を振るった。) ガあッ ! (グチュリと音を立てて、指が相手の目に食いこみ、相手は岩壁へと吹き飛んだ。青年の手首は千切れかけ、あり得ない方向へと曲がり、血を滴らせている。其れに構う事も無く、呻き声をあげる相手の体へと跨り、滅多やたらに殴り始めた。) あっはははははははははははははははははははははははは!!!!!!!! (高笑いが、洞窟の壁に反響し、カンテラの光が揺れる。悲しいかな、此処で閉じ込められていた時間は、青年の気を狂わすには十分すぎる時間だった。) [Sun 13 Sep 2009 20:44:33]
◆ドマァニ@霧の村 > (床に転がったまま、薄目を開けて相手の顔を見やる。それは、この村へと共に訪れた、エクソシストの一人だった。) … 。 (如何やら彼は、離れ離れになった後も、何とか屍鬼をやり過ごして此処までやってきたようだ。何やら神への感謝の言葉と、青年の体を傷買う言葉を口走りながら、衰弱しきっている青年に肩を貸しながら立ち上がらせようと。) … 神よ、感謝いたします…。 (立ち上がり、微笑みを浮かべながら、青年も感謝の言葉を述べて。何故って、一週間ぶりにまともな食事にありつけそうだから。) [Sun 13 Sep 2009 20:36:57]
◆ドマァニ@霧の村 > (唐突に、洞窟の壁が照らされて、光が青年の目に飛び込んできた。一週間ぶりに見る光に、思わず目を閉じて顔を背ければ、聞き覚えのある声が飛び込んできた。) … え? (洞窟内に声が響いて、頭がずきずきする。強烈な光で目が痛い。相手の正体を確かめる事もせず、ただ身を竦ませていたら、唐突に手首を縛りつけていたロープの感触が無くなって、青年は冷たい床へと崩れ落ちて。) [Sun 13 Sep 2009 20:30:59]
◆ドマァニ@霧の村 > … 。 (耳に届く、微かな足音。此処に捕われてから、時折耳に届く其れは、けして青年へと近付いて来る事は無く、いつも遠ざかって消えていく。今回もまた、そうなるものだと思っていた。しかし、今回は違っていた。) … ? (最初微かだった足音は、徐々に大きくなってくる。其れが屍鬼の物か、この村の住民の物か、はたまた誰かが救出に来た物なのか、青年には判断がつかない。青年は、濁り切った瞳を足音の方向へと向けて。) [Sun 13 Sep 2009 20:25:13][32]
◆ドマァニ@霧の村 > (失礼、ミスりました。 もう一度「判定」) [Sun 13 Sep 2009 20:17:15][40]
◆ドマァニ@霧の村 > (そして、また閉じる。) (また開く。) (どれだけ瞬きを繰り返しても、視界はただ一面の黒に覆われている。そして、身動ぎをするたびに右腕に走る激痛が、これが夢でない事を絶えず青年に知らせている。)(ここに捕われてから、既に1週間が経過した。食料も水も与えられない状況は全く変わらず、只体力の身が削られて、半分ミイラの様な有様だ。血に濡れた口を半開きにしながら、浅く呼吸を繰り返して。 「災厄判定」) [Sun 13 Sep 2009 20:16:49]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが入室されました。 『(目を開く。)』 [Sun 13 Sep 2009 20:11:06]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが退室されました。 『まだ、死んでいない――。』 [Sat 12 Sep 2009 00:15:17]
◆シャナ@霧の村 > ( ――ご す っ。 鈍い音を聞いた気がした。 首の骨が嫌な音を立てた気がする。 視界が一瞬にして暗転した、風景が流れるようだった。 ) ぐ …… ぇ… …っ …。 ( 私にもこんな声が出せるのだなとまた改めて思う。 痛みというよりも、なんだろう、全身が軽くなるような感覚とでも――、 ) ( そのままシャナの身体は力なく地面に伏した。 思考はもう、暗黒へと堕ちた。 意識だって当然そこにはない。 かすかに耳に残ったのは遠ざかる足音だけ。 唯一判るのは、 ) [Sat 12 Sep 2009 00:15:05]
◆シャナ@霧の村 > ( 何よりこれで、体力がまた減る原因が出来てしまった。 血を流せば流す程、悲鳴をあげればあげるほど私の体力は無くなっていくんだから。 ) ぎ ィ ッ! ぐ、ぎゃ ッ !? ガ…ッ! ( さらに続く音、引きちぎる音と同時にがり、という音が聞こえてきた、 右足全体に伝わるその音――嗚呼、骨まで至ったのかこいつの食欲は。 がり、 がりっ と、ニ、三度響いたその音の後に、男だろうか、酷くぼろぼろになった化け物が己を顔面を握りつぶすかのような力で掴んできた。 悲鳴に苛立ちでもしたのだろうか、その力は人並み外れている、みしりという音が頭蓋骨に響いた気がした。 ) う … ぎ ……ぁ… ッ ( そのまま、身体が持ち上がるような気がする。 どうするつもりだ、殺すならさっさと握りつぶせ。 言いたい事はあるがもはや口は動かない。 掴まれて力ない身体はだらり、と足を垂らし、血を地面へと流していく。 そして次の瞬間にきたのもまた、浮遊感だったが、それはもはや――。 ) [Sat 12 Sep 2009 00:00:19]
◆シャナ@霧の村 > ( じゃり、じゃりという慌しい音が聞こえる。 荒い吐息が聞こえてくるが、これは――またあの化け物か。 ) ッ 。 ( もし共食いを始める程に奴等が切羽詰っているのだとしたらこの慌しい音の理由は限られる。 恐らく――、 ) ( 「飯、ヨ コセ、 ェェェェ !! 」 ) ――ギ、ぁ,が…ぁああッ! ( 己の感覚は鈍っている。 動きさえもスローモーションになったかのように、遅い。 だから、化け物の姿を見据えようとした私は次の痛みを予想できなかった。 現れた途端に化け物が飛び掛ってきた。 そのまま傷口のある右足へと齧り付き、腐った傷口ごと食い千切った。 ぶち ィ、 ぶ ちちッ 嫌な効果音が聞こえてくる。 収まっていた痛みが再び蘇る。 反射的に、悲鳴をあげる。 もはやそれは悲鳴と呼べるような可愛い声などでは、ないのだが。 ) あ 、がっ、ぎ …ぎ ゃ…ッ ( 以前のように蹴り飛ばす気力はない、まだ肌の残った所へと生暖かい感触が這った。 恐らく、己の血液だろう。 ――これは生きて帰っても、右足はもう駄目だ な …ッ 。 もとよりこんな状態が続けば最低でも部位二箇所は無くすだろうとは考えていた。 だから、これはもう半場諦めだ。 生きて帰れる可能性すら低い、まだこれくらいは、想定内だ。 その、はずなのに――い た い ッ。 ) [Fri 11 Sep 2009 23:46:13][14]
◆シャナ@霧の村 > ( いや、実際はそうなのではないか? だから虫や何かに身を蝕まれて――そんな話だったら小説にでも描いてれば好きな奴には売れたかもな。 そんな心の呟きを発しながら目覚めた。 左肩、二の腕と右足の太股が痛い、永遠と続く痛みにもはや痛いという感覚がコレなのかという考えすら浮かんでこない。 ) ……。 ( 生きているのが不思議なくらいだ、化け物どもに喰われ犯され、身も心さえも不安定どころか、ボロボロだ。 いや、まだ心は折れていない。 正確には、折れるような心なんて持っていないかもしれない。 何をしようが、するまいが痛みから解放されるわけではない。 今は、体力を無駄に使うわけには行かない。 ――とはいえ、日に日に体力は無くなっていく一方なんだがな。 まともな食料にもありつけない、服もボロボロだ、唯一上半身は服で隠れているが左腕の袖はもはや破れちぎれ、ただ垂れているだけ。 幸い寒くはないのが唯一の救いだ。 問題は、いつ己が殺されるか。 時々聞こえてくる悲鳴や雄叫び、断末魔。 但し最近は化け物の断末魔のようなものまで混ざり始めているのだ。 誰かが戦っているのか――それとも、共食いでも始めたのか。 どの道、いずれにしてもその立場はいつ己に回ってくるか――、) ( 【災厄判定】 ) [Fri 11 Sep 2009 23:33:03][37]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが来ました。 『(もう何年も此処に居るような気分だ。)』 [Fri 11 Sep 2009 23:24:42]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが帰りました。 『自分自身が、腕の一部を食い千切ったとも気付かずに。』 [Sun 6 Sep 2009 23:13:41]
◆ドマァニ@霧の村 > ( ブツリ )(嫌な音が耳に届いた。同時に、何かが喉を通り、腹へと収まるのを感じた。) … 。 (今のはなんだろう。ロープの硬い感触とは違う、柔らかくて酷く美味しく感じた。首を傾げるのもつかの間、答えを知ることも無く、青年は己の腕から大量の血が溢れている事に気付き、これ幸いとばかりに飲み始めるのだ。) [Sun 6 Sep 2009 23:12:57]
◆ドマァニ@霧の村 > (漸く吐き気が治まれば、己の嘔吐物から離れるように、ゆっくりと地面を這いずって。未だ眩暈は楽にはならないけれど、元々吐き出すものなんて無いのに出してしまったせいか、今度は酷く空腹を感じる。) ハッ… ハッ… (胃液で濡れた口元で、再びロープへ齧り付く。ぎりぎりと歯ぎしりし、少しずつ縄を噛み切っていく。)(其れでも、耐えがたい空腹は満たされるものでは無くて。) [Sun 6 Sep 2009 23:08:41]
◆ドマァニ@霧の村 > (0・青く輝く石の影響で、食人鬼化が進む。) ッ …! (唐突に、強い眩暈に襲われて、青年はロープから口を離し喘いだ。体全体をぐるぐると回転させられているかのように、気分が悪くなる。) う゛う゛ぅッ … (くぐもった呻き声と共に、胃液を冷たい地面へと吐き出した。胃液が口の傷にしみて、猛烈に痛む。ボロボロと涙を零しながら、二度三度と青年はえづき。) [Sun 6 Sep 2009 23:01:36][48]
◆ドマァニ@霧の村 > っ ! (歯が、手首を拘束する湿ったロープを滑り、ガツリと音を立てて舌を噛みつける。声を立てずに悶絶するも、直ぐにまた、ロープへと食いついて。)(青年は、己を縛るロープ、そしてそれにしみ込んだ自身の血でもって、何とか生きながらえていた。口元は血で汚れ、吸血鬼の様な有様で。それでも、数日にも及ぶ噛みつきによって、手首を縛るロープはかなり傷んできている。) … ッ … ッ (荒い呼吸を吐きながら、なおも青年はロープへと歯を立てる。死ぬことは少しも恐ろしくは無い。死ねば主の身元へ召されると信じているから。ただ、生きる努力もなさずに死んでも、神はけして認めては下さらないだろう。己の力果てるまで、精々足掻いてみよう。)(そうして、今日も青年に「災厄」が訪れるのだ。) [Sun 6 Sep 2009 22:52:32][90]
◆ドマァニ@霧の村 > (たった一人、暗闇の中で拘束された青年が居た。)(此処に捕われて、どれ程の時間がたったのだろう。目を開けていても閉じていても変わらない暗闇の中で、あの屍鬼達にも忘れ去られてしまったのかもしれない。時折、笑い声や悲鳴が微かに聞こえてくる。)(何よりも、水も、食料も、何も与えられていないというのが問題だ。其れでも数日の間、青年が生き延びたのには訳がある。) [Sun 6 Sep 2009 22:42:29]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが入室されました。 『ある洞窟の中。』 [Sun 6 Sep 2009 22:36:50]
お知らせ > 君影@災厄さんが帰りました。 [Thu 3 Sep 2009 22:57:00]
◆君影@災厄 > ――――!! (我に返った私は伸ばしていた指を火傷したかのように慌てて引っ込める。それだけはダメだ。それをしてしまったら私は自分が自分でなくなってしまう。私はそれを否定し続ける事によって過去のトラウマを拒絶する事が出来てるんだから) …………… (膝を抱え、少し震えた。自分が違う自分になってく感覚。それが怖い) フザケルなよ………! (助かってやる。何とか逃げ出す方法を見つけ出して、こんなところからはおさらばしてやる。絶対に。絶対にだ) [Thu 3 Sep 2009 22:56:18]
◆君影@災厄 > 気持ち悪い………… (頭が痛い。身体中が軋むように痛い。手も痛い。血が出てる。けど応急道具も持ってかれた。仕方ないからクナイで袖切って、ハンカチ代わりに血止めしよう。) …………… (さっきの激昂が嘘のように淡々と左手に布を巻いていく。けどやっぱり誰かを傷付けたい気持ちは治まらない。)(それに何より―――なんて事だろう私が。この私が自分を慰めたくなるなんて。手当てを終えると無意識にそっと右手の指が秘所へと伸びていく) [Thu 3 Sep 2009 22:47:48]
◆君影@災厄 > (この感覚はずっと昔に知っている。思い出すと同時に下卑た笑い声が聞こえてきた。それは幻聴だ。けれど記憶の奥深くにこびりついて決して離れてくれない。) 何なんだ…… (手が震えている頭が痛い。私をこうしてこの場に押し込めた奴を八つ裂きにしたい。イヤもう誰でもいいや。誰か私に殺させてよ!ねえここの牢には私以外誰も捕まってないの!?) 何なんだ………なんなんだ…… (オカシイ。明らかに何かオカシイ。苛々し過ぎている。こんな状況で何か変になってもおかしくないけれど、これは違う!) なんなんだこの感覚は!! (私は衝動を押さえ付けるように壁を殴り付けた。尖った岩肌の部分に当たってしまったのか、左手からは血が垂れている) [Thu 3 Sep 2009 22:33:28]
◆君影@災厄 > (災厄判定:【0】喰人化進行)(何故だ……どうしてこんな事になった――――誰のせいだ。何のせいだ。………クソッ、苛々する。胸のムカつきが治まらない。激しく打たれた時の酷い頭痛がそれを助長する)(気分がわるい。不快だ。私の人生の中で一番嫌悪する感覚が背筋から少しずつ這い上がってくる) [Thu 3 Sep 2009 22:21:11]
◆君影@災厄 > (筋よし。筋肉良し。腕も足も動く。痛みは酷いが打撲の範疇の痛みだ。幸いにも骨折に至る怪我は見当たらない。そして今はまだ私は生きてるらしい。)(連中に捕まり目が覚めた私は第一に自分の状態を確認する。荷物は全て取り上げられている。太股に隠したクナイには気付かれなかったようだがこんなの一本でどうしろっていうんだ。) [Thu 3 Sep 2009 22:08:59][60]
お知らせ > 君影@災厄さんが来ました。 『繰り返し両手を握る』 [Thu 3 Sep 2009 22:01:01]
お知らせ > ドマァニ@災厄さんが帰りました。 『(そうして、疲れて動きを止めれば、また乾きに襲われる。地獄はまだ、始まったばかり。)』 [Thu 3 Sep 2009 01:14:27]
◆ドマァニ@災厄 > … 。 (体を動かしたせいか、喉がからからに渇いて、呼吸をするたびに痛みにも似た感覚が走る。唾を口に溜め、飲み込むけれど、こんな物じゃあ全然足りない。) … ッ … (奴らが、捕らえた者に食料を与えることなどあるのだろうか。期待は出来そうに無い。だとすると、こうして干からびるのを待つしかないのか。青年の顔が、絶望に歪んだ。) 神よっ …! (一言呟けば、硬いロープを相手に、再び格闘を始め。体を動かしている間だけは、この渇きを忘れられるかのように。) [Thu 3 Sep 2009 01:13:33]
◆ドマァニ@災厄 > (【2・異常な飢えと乾きに襲われる。】) ……… 。 (まんじりとしないまま、其方の方向を見つめ続ける。数秒か、或いは数十秒経った頃、漸く青年は肩の力を抜いて。) … ハァ…。 (自分を此処に捕獲した連中…即ち、食人鬼達とは出合わずに済んだようだ。奴らが何を考えてこうして捕らえたかは知らないが、間違いなくろくな目的ではあるまい。隠れることも逃げることも出来ずに、まんじりもせずにただ待つなんて、ご免だ。) … 喉が渇きました…。 (今が何日かは判らないが、少なくとも2日は何も飲み食いしていない。一度気付いてしまえば、飢えと乾きは容赦なく体を蝕むものだ。薄暗い坑道内を見渡しても、食べられそうな物も水も、何にも無い。) [Thu 3 Sep 2009 01:07:48]
◆ドマァニ@災厄 > … 考え事している場合じゃ、ありませんね…。 (ロングソードもあの戦いの中で無くしてしまった様だが、どうにかしてこのロープさえ解ければ、何か手が打てるはずだ。二三度強く引っ張ってみても、ますます強くロープが食い込むばかりで、一向に解ける様子は無い。) …せめて、ナイフを握れればいいんですけど…。 (両の手が縛られている状況じゃ、懐のナイフを取り出すことさえ出来ない。かといって諦めはせず、歯を食いしばりながらロープと格闘して。) ッ! (不意に、洞窟の向こうより物音が響いた。顔に恐怖を貼り付けて、其方をジッと凝視して。)(【災厄判定】) [Thu 3 Sep 2009 00:59:33][32]
◆ドマァニ@災厄 > … 確か、宿屋で、食人鬼の群れが… 。 (頭痛に眉を間を顰めながら、何とか此れまでの事を思い出す。二階の窓へと軽々と跳躍するなど、「生ける屍」ではあり得ない身体能力。それ以前に、こうして獲物を捕らえ、監禁する等、聞いたことが無い。) …村人たちに、アザリーさんは無事でしょうか…。 (彼女なら、何とかあの場を切り抜けられたかもしれないし、自分と同じようにどこかへ監禁されているかもしれない。確かめる術などは無いが、首下げられたロザリオを見つめながら、小さく彼女の無事を祈った。)(ある意味じゃあ、何処かの彼が祈る通りの偉い目に見舞われているわけだが。栗毛頭はお互い様だと思う所存。) [Thu 3 Sep 2009 00:53:02]
◆ドマァニ@災厄 > (真っ暗な闇から、酷く耳障りな呪詛の声が届いた気がして、青年は鈍く痛む頭を振って目を開いた。) … 此処、は…。 (見慣れない景色。周りは、岩、岩、岩。そして両手とぶっとい柱を縛り付ける、強靭なロープ。硬い地面に転がされていたせいか、全身が酷く痛む。呻き声を上げながら、何とか腕を引っ張るけれど、硬く縛られた其れは、とてもじゃないが抜けそうに無い。) [Thu 3 Sep 2009 00:46:44]
お知らせ > ドマァニ@災厄さんが入室されました。 『目を覚ました。』 [Thu 3 Sep 2009 00:41:16]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが退室されました。 『(――悪夢はまだ始まったばかり。)』 [Wed 2 Sep 2009 01:02:53]
◆シャナ@霧の村 > ( だが次の瞬間、ずん、と両手に重量の負荷が掛かる。 異形の男から力が抜け落ち、全体重が地面へと引き寄せられているからだった。 耐え切れずに剣を離したシャナだったが、落とした途端に剣を異形者の頭部から引き抜いた。 勢い良く血潮が漏れ流れる、男は――ぴくりとも動かない。 ) ――はぁ、はぁ…… ( これだけやって、やっと一人。 こんな輩が村中に沢山居るという想像だけで絶望感が込み上げて来る。 だが、ここで立ち止まるわけにはいかないのだ。 異形者の体はもはや死者のように腐敗しているようにも見える。 だがその服装はまるで村人か何かのようにも見えて――、 ) 仮、に、村人だと…したら…? ( 何かの病気が一斉感染して村人が凶暴化したのでは、それならばこの異様な状況にある村の姿にも納得が出来ると言うもの。 だがそれを考えると同時に村人を殺してしまったという罪悪感と、村人のほぼ全てが自分の敵であると断定可能な状況にあると考え、さらに絶望を覚えざるを得ない。 ) ……死人漁りなんて、したくないけど…な。 ( 村人であるとしたら何か地図でも持っているのではないかと、服のポケットや手元を恐る恐る触れ、探る。 そこでふと見つけたのが一枚の紙切れだった。 そこに書き記されているのは、 ) 地図?…でもこれは、何の地図だ? ( 非常にシンプルに書かれた地図で赤い点が所々に記されている。 だがどこの地図とも、文字すら記されていない絵のような地図では何かと断定するのは難しい。 ) でも、一応…。 ( 己のポケットに納める、もしかすればどこかの、別の出入り口を示したものかもしれないのだから。 死体から離れると、辺りを見渡し、決断する。 兎も角この森から出るのだ。 剣を片手にこの男が向かってきたと思われる方向へと足を進める。 敵と鉢合わせになる可能性もあったが、少なくとも出る事は出来るだろうと。 ) [Wed 2 Sep 2009 01:02:34]
◆シャナ@霧の村 > ――! ( 横凪ぎに剣を振るった。 峰打ち?そんなものは使わない。 だって見えたのだ、その姿が、異形が。 肌の爛れたゾンビのような姿、己を捕らえてしまおうと飛び掛ってくる。 だが、 ) この距離なら、私の方が…ッ ( 同時に剣から伝わる生々しい感触。 深々と引き裂く肉の感触。 だがその異形は止まらない、男性のような姿に見えるが、その腕が横凪ぎに己の顔面へ、振り払うようにぶつけてくる。 ) がっ…! ( 体の軽いシャナはその一撃で木の根元まで弾き飛ばされる。 打撃音すら聞こえてきそうな程に鈍い痛みが背中に走った。 ) ( ゾンビや吸血鬼ではない、何なんだこいつらは。 痛みに鈍る体を叱咤しながら立ち上がる。 だが、目の前には猛スピードで迫る異形の者が居た。 ならば貫け、人であろうと化け物であろうと、急所を! ) ( 再び飛び掛る異形、大きく口を開き――恐らく己の喉元でも噛み千切ろうという魂胆なのだろう。 だが、そうしてくれたのはむしろ幸いだった。 咄嗟に己の真横へと剣を両手で構え、突きの体制を取る。 後ほんの数秒の差、だが、僅かに此方が――上回ったのだ。 ざくりという鈍い音が目の前に響き、そのまま止まる事なく肉を、骨を貫通し――頭部の反対側まで貫いた。 ) ――……。 ( 両者の動きが止まった、時間が停止したかのように。 ) [Wed 2 Sep 2009 00:50:06]
◆シャナ@霧の村 > ( だが走る足音に人影も気付いたのだろう、此方に一直線に向かってくる。 一匹相手がどれ程なのか…見せてもらおうじゃないか。 ) - [Wed 2 Sep 2009 00:40:33][9]
◆シャナ@霧の村 > ( どの道、逃げ場なんてどこにもない。 逃げ道は閉ざされている、戦場と例えるなら敵陣のド真ん中で戦うようなもの。 ならこそこそ隠れていてどうする、何も行動しなければ――何も変わらない。 ) 散々――学んだ…! ( 影から飛び出したのは私、影は人影――霧の中だが人型という断定くらいはできた。 足音の数は一人、これは断定。 問題はこれから仕掛けるべき相手に何か情報があるかどうか。 動けば見つかるのは目に見えている、兎に角、 ) 黙っててもらう――ッ! ( 勢い良く走り出す、声は呟き程度でしかない。 [Wed 2 Sep 2009 00:39:23][30]
◆シャナ@霧の村 > (失礼、途切れました) ( 兎に角落ち着くのだ、シャナ――自分の言い聞かせる。 脱出するにしても今の位置がどこなのかすら把握出来ていない。 このまま此処に隠れているというのも手段と言えば手段だが、そんな気長に相手を待つっような真似をすればいずれ此方も消される。 ――せめて地図でもあれば。 そんな事を思い浮かべた瞬間だった。 ) ――! ( がさ 、 がさ、 。 どこからか足音が聞こえる。 動物だろうか、聞こえてくるのは背後の方、顔を少し木陰から覗かせ、様子を伺う。 ――あいつら、か? 片刃剣を握り締める、緊張が汗が滲んだ。 此処で死ぬわけにはいかない、どうする――? ) (――捕縛判定「50」以下にて脱出準備1を成功させる) [Wed 2 Sep 2009 00:35:40][33]
◆シャナ@霧の村 > ( すぅ ―― と、深い深呼吸をする. [Wed 2 Sep 2009 00:27:48]
◆シャナ@霧の村 > ( だが同時に不安も過ぎる。 自分より明らかに強い自警団員も居た、それも複数。 そうであるのに集団の前には成す術も無く壊滅した。 こんな状況で脱出など果たして可能なのか? ) 暗黒街だとかそういうレベルじゃないな、コレは。 ( 霧の深い森の木陰に座り込み、小さく呟く。 村の中にあれだけの化け物が滞在していたのでは、恐らく村人に生存者がいるとも考え辛い、今まで見た事のない、人に近い姿をした化け物。 しかも動きは俊敏であり、ゾンビとも違う――一体何なのだ。 ) 兎に角、此処から出ないといけない。 ( 傍らに置いた片手剣は今や覆っている布はない。 戦闘中に落としたのだろう、だがこの村に生存者がいる確立が少ない時点であまり隠す意味もないのかもしれないが。 ) [Wed 2 Sep 2009 00:21:43]
◆シャナ@霧の村 > ( ――嗚呼、ただの馬鹿げた夢だどうに違いない。 こう考えたのは己だけだったのだろうか、最早それを確認する術はない。 逃げ出した自警団員は自分を含め4人、直ちに自警団本部へと報告する必要があった。 "調査の余地もない、この村は既に危険地帯である"と。 だからただ只管走った、元来た街道へ。 だがそんな思惑を浮かべた己達を襲った次なる災い、地盤の崩壊。 向かう先から物凄い地響きを轟音が聞こえてきたのだ、当然皆走る足は緩まってしまう。 だって、目の前で希望の一筋があっさりと絶たれてしまったのだから。 やがて犠牲になった自警団員から目標を逸らした異形の者達が街道めがけてなだれ込んできた。 当然逃げ場など其処になかったから、皆覚悟を決めて己の得物を抜き放ち――戦った。 そこからどうなったかは覚えていない、だが聞き覚えのある自警団員の悲鳴や断末魔を聞いた事だけは鮮明に覚えている――その中で一人山の中へと逃走した事も。 ) 霧が…濃いな。 ( 来た時から気付いていた、そんな事は。 何故こんな事に、仲間達は無事だろうか? ――いや、あれだけの数を相手に無事にいられたなんて保障は、皆無に等しいか。 ) 脱出手段を考えなければ……。 ( こうなってしまった以上、この情報をなんとしてでも表へと届けなければならない。 最早調査云々などと言っている場合ではないのだ、この村全体が敵と言ってもいい程に悠長な時間は残されていない。 ) [Wed 2 Sep 2009 00:13:21]
◆シャナ@霧の村 > ( ただ調査だけの心算だった。 音信不通となった村であるウォッシュベアーへと調査隊が派遣された、自分のその中の一人だ。 とはいえそう数は多くない、村を調査する程度なのだから危険があったとしても自警団の実力があれば身を守るくらいは出来るだろうと。 だがそれは音信不通になる原因が"小規模"であるならの話だ。 人数は5名程度、己こそ未熟だが他の自警団員は皆熟練の者ばかりだった。 ) 馬鹿げているな…逃げ場もないなんて。 ( 村へと入り込んだ自警団員はその途端に異変に気付いた。 "あまりにも静か過ぎる"、と。 最初は皆吸血鬼や魔物に惨殺されてしまったのではないかという危険性を思い浮かべた。 だから、このような事になるなんて予想できなかった、どうやってすればいいこんな状況を。 物陰から突然飛び出してきた"人型"、それは忽ち一人の自警団員へと襲い掛かり、押し倒したかと思えばその自警団員の鎧ごと噛みつき、鎧を食い破り肉を喰らい始めたのだ。 他の自警団員がとっさに迎撃しようとするが、さらに二人、三人――物陰や家の扉を乱暴に開き飛び出してくる者までいた。 当然咄嗟に撤退する、自警団員の断末魔を聞きながら。 ) [Wed 2 Sep 2009 00:05:01]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが入室されました。 『(運が悪かったのか良かったのか、判断に悩む状況だ。)』 [Tue 1 Sep 2009 23:56:06]
お知らせ > アカガネ@翁宅さんが帰りました。 [Thu 27 Aug 2009 21:17:21]
◆アカガネ@翁宅 > ( 生温い蝕壁はアカガネの腋や足の付け根を這い回り、伸びた触手は両足両腕と首を拘束する。触手の滲ませる液体は湿気となって卵をより体内に近い温度へと維持する役目を持つのと同時に、出産する雌に痛みよりも快楽を与えることでさらなる出産を促した。力を入れるのではなく、力を抜かせる。 ) ―― ぃ っ ぁ !! ( 二つ目の卵がまたアカガネの胎から生み落とされ、そのまま溶液の中に落ちていく。それをアカガネはただ見やることしかできず、茫漠とした意識の中で、アカガネは「明日になったら皆のところへ帰る」とそれだけを考えていた。生れ落ちていく我が子も眼中は無く、ただ「子を生むだけ事を所望された雌」はそれだけを縁とし、思う。「ちゃんと帰れたら、謝らないと」と。それだけを。触手がぬるりとアカガネの太ももを這い上がり、秘所への刺激を加え、秘豆を飲み込んだ。 ) ンィ!! ( びくん、と肩が震える。そして、その快楽に再び意識が飲まれ、三つ目の卵がぬるりとアカガネの膣から生まれ、溶液の中に落ちていった ) [Thu 27 Aug 2009 21:17:18]
◆アカガネ@翁宅 > ( 適度な湿度を保ち、人肌の液体に下半身を埋め、卵を正常に排出させる。一晩、翁の寵愛を授かったアカガネは処女膜の破れた痛みを余韻に感じるまでも無く部屋に放り込まれ、一晩が立とうとしていた。少女の腹はぼこりと膨れ上がり、今まさに出産という場面を目前にし、ゆるやかに胎から膣へと滑り落ちていく。 ) ―― っ ぁ ( ごぼ、と溶液の中に卵が落ちた。すでに龍族であっても年老いた翁の子が今まさに「揺り篭」の中に落ちたのである。 ) ぁ ぁぁ ( と、アカガネは頬を茜色の染め上げ、己の子を見下ろす。否、己の子であって己の子ではない。翁の子である。卵を破り、成長に携わることなどアカガネの身分では遠く及ばず、その姿を時折見ることしか出来ない。言うなれば、ただの「生みの親」である。 ) [Thu 27 Aug 2009 21:14:00]
◆アカガネ@翁宅 > ( 手先が器用ではない一族故に、他の生物を利用することで己の目的をより簡単に遂行する。そう、考えた翁は多くのモンスターや他の種族と協力し、数々の作品を作り上げていた。主に、ドラップと呼ばれるダンジョンの罠もそうであるが、現在、目先にある子孫繁栄のために用意された部屋が、今、アカガネが拘束されている部屋である。ピンク色や赤色といった触手が蠢く肉壁は一体いかなる世界の産物か。もしかしたら遠き異世界の神属にあたるかもしれぬその生物の蝕椀はアカガネを縛りつけ、愛撫し続け、排卵を促していた。人間の姿となっていたアカガネは明朝よりこの怠惰を受け入れることで排卵を促され、すでに意識は茫漠としており、己が何者であるかすら一時忘れていた。貴族ではあるが貴族ではない者への扱い。ただ、快楽と恥辱の海に身を沈めたアカガネは身を捩り、熱い息を吐くことしかできないかった。 ) [Thu 27 Aug 2009 21:10:45]
◆アカガネ@翁宅 > ――― ぁ ( と、艶かしい。胡乱気な声が洞窟の中に響いた ) [Thu 27 Aug 2009 21:09:00]
◆アカガネ@翁宅 > ( 龍族の中にも派閥がある。その説明は割愛させていただくが、大きく分けて派閥に属するか属さないかになる。この中で、派閥に属している貴龍族の中で、翁という名を持つ貴族は非常に実力があった。とはいえ、そこは所詮龍族。長い寿命を持つ龍族は衰退の一途を辿り、子孫繁栄に向けて消極的になっていった。それももちろんのこと、進化の袋小路に入ってしまった一部の龍族には子供が生まれず、血を絶ってしまった家もある。そうならないように。いつでも新鮮な雌は求められ、また血族というのもまた重視する。それが翁の考えであり、翁が求めたのはシュルクとマークィズの名を冠するアカガネである ) [Thu 27 Aug 2009 21:04:23]
お知らせ > アカガネさんが来ました。 『湿った、ねっとりとした空気が流れていた。』 [Thu 27 Aug 2009 20:54:44]
お知らせ > ソレディー@ヴェイトス市近郊さんが退室されました。 『( 眺めていても… 赤銅色のワイバーンと聞いて思い出す、あの子の姿は空にない。 )』 [Sun 5 Oct 2008 16:25:11]
◆ソレディー@ヴェイトス市近郊 > ( 人と人の戦争のように、それぞれの陣営に分かれて戦うわけではないけれど、人とドラゴンの関係を隣人とは言い難いのかもしれない。 自分の先輩がドラゴンに殺されている、団長も重傷を負わされたのだと改めて思うと、竜騎士になりたいという自分の願いはどう感じられているのだろうかと、少し気になった。 騎士にさえなれるのかという話だし、竜騎士も騎士。 馬だって人を殺すことはあるのだから、そんな気持ちを抱くのは本当にほんの少しだけだけど。 ) [Sun 5 Oct 2008 16:23:16]
◆ソレディー@ヴェイトス市近郊 > ( 偶然か必然か、赤銅色の翼竜… ドラゴンの中でも空を飛ぶもの、ワイバーンが現れたというその村に、紅鱗騎士団は立ち寄っていた。 村外れに出た娘がワイバーンに襲われていたとか、いや原生生物を喰っているワイバーンに娘が鉢合わせしただけだとか、中には原生生物に襲われていた娘をワイバーンが助けたという話もあって情報は錯綜しているけれど、現れたには違いないらしい。 騎士が村の中で話を聞いている。 ) ( ドラゴンの中には人よりも遥かに高度な知能を持つものもいるということだけれど、何であれ人間社会に属さないそれらは警戒の対象だ。 竜騎士団や獣使いギルドが飼い馴らすのは例外的で、馬のようにはいかないディアトリマ同様、扱いは難しい。 ) [Sun 5 Oct 2008 16:12:58]
◆ソレディー@ヴェイトス市近郊 > ( 風に擽られる肌は赤銅色。 遮るものの無い荒野を広く吹き抜ける砂埃の中に身を置いて、ヴェイティアンのように見える娘は心地良さそうに目を細めた。 都市が嫌いなわけじゃない。 ただ、やっぱり、どうしても、こういう空気の方が気持ちは安らぐ。 生まれながらの都市生活者であったなら寄る辺のなさに不安がるところかもしれないが、ちょうど逆だ。 もうすっかり慣れたとはいえ、そこへ足を踏み入れる時には用心するように言われ続けていた街で、故郷のように憩うのも難しい。 ) [Sun 5 Oct 2008 15:53:39]
◆ソレディー@ヴェイトス市近郊 > ( あの雨が降った時、自分はまだ故郷にいた。 精霊の泉にほど近い湖畔に悪魔の被害は少なかったものの、魔界の瘴気を含んだ赤い雨、その禍々しい気配は今も記憶に新しい。 あの時も団長… アイリーンと紅鱗騎士団は、ドラゴンと戦って。 もう一人いたという随員の男の子が死んだと聞いている。 殺された、と。 ) ( そんなことを思い出して、馬上の娘は浅い溜息を零した。 先日ドラゴンが現れたという村の外周。 騎士団から支給されている随員の装備一式に身を包み、ポニーテールにした赤い髪をなびかせて空を見上げている。 ) [Sun 5 Oct 2008 15:38:24]
◆ソレディー@ヴェイトス市近郊 > ( “ドラゴンスレイヤー” アイリーン=アルベント率いる紅鱗騎士団が出て来るのも自然な流れ… なのだろうか? あまり楽観して良いものではないとしても、ドラゴンと言ったってピンキリだ。 街道沿いにアンデッドドラゴンが現れたような例もあって、そんな事はそう多くないにせよ、どの程度の頻度で人類と接触があるのかどうかも定かではない。 それなりの頻度なら紅鱗騎士団だけで対処するなど無理な話だし、そもそも 『赤い雨』 の時に市壁を襲ったようなドラゴンが人里を襲い始めたら、必要なのは個人でなく軍隊だ。 投石器などを持って来なければならない。 ) [Sun 5 Oct 2008 15:27:15]
お知らせ > ソレディー@ヴェイトス市近郊さんが来ました。 『( ドラゴンが出た、となれば。 )』 [Sun 5 Oct 2008 15:14:47]
お知らせ > アカガネ@ヴェイトス市近郊さんが退室されました。 『( 男集を必死に止めようと声を張り上げる少女の声を背に。アカガネは翔ぶ )』 [Thu 25 Sep 2008 15:14:19]
◆アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( 瞬間、アカガネに向けて矢が離れた。ひゅん、と風を切る音を聞き逃すほどアカガネは平和ボケしていない。少女を庇う様に皮膜で覆い、鱗のある部分で矢をはじく。狙われたのは首かわき腹か。どちらにせよ、あのような棒切れで死ぬようなものではない。見やれば人の集落の方向。ヴェイトス市近郊に数多く存在する村の一つだろうか。そこからわらわらと剣や弓を手に男衆が馬や足を使って走ってくるのが見える。 ) ――ふん、遅い到着か。そして―― ( 弓を放った男が叫んだ。「その子から離れろ! 邪悪なドラゴンめ!」 アカガネの予想通りの言葉が飛んできた。くふ、とアカガネは笑った。なんと愚かしい。 ) 何百年と月日が流れようとその愚かさには愛着すら持つな。人間 ( 「ドラゴンさん?」と女の子が心配げに見上げてくるがアカガネは無視。もっとも、守る必要も無いだろうが。 ) 去れ ( と、一言。一本二本ならば何て事はないが、三本も集ればなんとやら。多くの声が近づいてくる。「だれか自警団――いや、騎士団に連絡いってこいよ!」「もっと弓を持ってくるんだよ! 仕留めれば一攫千金だぞ!」「――ちゃん! 大丈夫!?」それらを聞き流しながらアカガネは弁明も何もせずに一羽ばたき。 ) 次からは村を離れるときは一人では無いことを祈ろう。幼子よ ( ぐわん、と盛大に土ぼこりを巻き上げ、女の子もろとも多くの人間の視界を奪ってからアカガネは空に還っていく ) [Thu 25 Sep 2008 15:11:39]
◆アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( 宙から一気に降下したアカガネは少女の悲鳴が収まるのを待つほど気が長いわけではない。 ) うるさい!! ( と一喝。びくぅ!!と可愛そうになるほど身を縮めた少女は泣きながら竜を見る。「助けてくださいお願いしますお母さんお父さんお兄ちゃん助けて」と喋り続ける。アカガネは辟易しながら、 ) 貴様を食うつもりなら貴様はすでに我の腹の中で走馬灯を見ているはずだ。――貴様は我の幻覚でも見ているのか ( 「ぅあ。ひっく。ぐす、」。コレだから人間は嫌いだ。人の顔を見て泣き出すとは何事か。幼さゆえとでも言うのだろうか。まったく ) 気まぐれに助けたのだ。礼の一つでも貰いたいものだが業突く張りの人間は礼の言葉すら惜しむのか。 ( 言えば少女は泣きながら「ぁりがとう、ござい、ます」と途切れ途切れに言う。アカガネは鷹揚に頷き、 ) 最初からそうしておればいいのだ。無事を知ったのならば幼子のように喚くのはよせ ( ぐい、とアカガネは少女に顔の先端を押し付ける。びっくりした少女が困惑気味に辺りを見回した後、ぎゅっとアカガネの鼻先に抱きついてきた。「ありがとう。ドラゴンさん」 ) ――――離せ。わずらわしい。 ( ぐい、と首を引っ込めれば途中までついてきそうだった少女が手を離した。えへへ、と涙の痕が残る顔で笑う。喜怒哀楽が激しいのも若さゆえか。まったく ) [Thu 25 Sep 2008 15:04:06]
◆アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( アカガネの素早さは狼の非ではない。それが無駄な知恵をつけたモンスターと比べれば明らかである。見やり、黄金の瞳を細めれば必死に逃げ惑う幼き娘と魔物の姿が見える。涎を垂らしながら追いかけてくる魔物の群れを血の気の失せた顔で娘が振り返る。瞬間、一匹の俊敏な魔物が牙を剥いて娘を背中から襲い掛かり、娘の悲鳴が響き―― ) 風情の無い。 ( 一蹴。魔物の動きが止まった。尻餅を突いて魔物を見上げていた娘は己に覆いかぶさっている影に気づき、視線を持ち上げ――今度こそ本気の悲鳴が響いた。 ) うるさい。風情が無いのも貴様も同じか。まったくもって、その人間の奇声は余計に興味を引かせる声だと気づけばよいものを。 ( 赤銅のワイバーンは魔物を一瞥し、 ) 去ね。 ( と、一言だけ。魔物は口惜しそうに喉を鳴らすと、他の魔物を連れたって逃げていった。 ) [Thu 25 Sep 2008 14:56:30]
◆アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( ――しかし、思う。アカガネにとって人間というのは旧知の契約者の同属である。人と共に過ごした時間は短くない。こうして空を飛べば忘れるが、かつての追憶が脳裏をよぎる。「お前の肌は銅のようだ」と白い歯を剥きだしに笑った男を思い出す。ふん、とアカガネは鼻を鳴らして身体を捻った。反転 ) 群れから離れ力尽きる狼は自業自得とは言え、それが幼ければその身を助け遊ぶのも一興。気まぐれよ ( くるん、と一回転したアカガネは言葉とは裏腹に力強く羽ばたいた ) [Thu 25 Sep 2008 14:50:12]
◆アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( そうやって人の営みを眺めながら飛べば、一つの村から幾分か離れた場所に一人の女の子が歩いているのがわかる。群れから離れた羊は狼の餌になることを知っている村人は多い。同時に、人の群れから離れた人がモンスターの餌になることをアカガネは知っている。地上では気づかぬだろうが、空から見やれば一目瞭然。その女の子は多数のモンスターに囲まれ始めている。――それは大人一人か二人いれば対処もできようなモンスターではあったが、幼い娘では太刀打ちできないだろう。果ては食われるか種付けされるか。どちらにせよ、アカガネにとっては関係の無い話である。食物連鎖や子孫繁栄を妨げるのも悪かろう。竜とてそれは同じこと。人間の娘に孕ませた、人の種を腹に収めたなどという話は無いことではないからだ。一つ飛び、アカガネはその娘を置いて飛んだ。 ) [Thu 25 Sep 2008 14:46:02]
◆アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( アカガネは夕焼けが好きだった。朝日も好きだった。それが自分の肌の色と同じだといった人が大好きだった。どれだけ昔の話しだったのだろうか。追憶は刹那ほどの一瞬。アカガネはゆっくりと空の遊泳を続けながら眼下に広がる人の営みに目を細めた。人の群れ、群れ、群れ。人の多くが羊や山羊を飼い、その群れを追い掛け回し、自らの手中で育て上げようとする。人は羊の群れを見やり、飛竜は人の群れを見下ろす。そのなんともいえない滑稽さにくふ、とアカガネは笑みを洩らした。 ) [Thu 25 Sep 2008 14:41:04]
◆アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( それの中に、内部が空洞の石像が存在する。構造上、ひどく脆いはずなのに、中々崩れない。それが竜の脱皮の後だと知る者がどれだけ居ようか。アカガネは石化した己の殻を破り捨て――アカガネの場合、残そうとはしない――踏み砕いた後、大きな欠伸と共に空を見上げた。己の姿はすでに人と同等かそれ以上の大きさに成長している。野鼠などを追い掛け回し、タカに追われる日々は終わったのだ。 ) ――― ( ぐるる、と喉を鳴らして大きく一羽ばたき、二羽ばたきして身体を宙に持ち上げた。 ) [Thu 25 Sep 2008 14:36:31]
お知らせ > アカガネさんが入室されました。 『竜の石像と人間が呼ぶものがある』 [Thu 25 Sep 2008 14:33:25]
お知らせ > 五郎丸@7人の鍛冶屋さんが退室されました。 『 勝ちまs―。 ( 最後まで言い終える前にオヤジの鉄拳。 その後、朝まで説教でした。 )』 [Sat 20 Oct 2007 03:31:27]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > い、意外性を狙っただけで御座るよ。 ( 鋭い指摘に言葉を詰まらせ、実際モロパクリなので仕方なし。 其の隙にまんまと紳士には逃げられてしまった。 ) くぅ……、某とした事が不覚。 ( ずぶ濡れの怪人が塀を乗り越えて飛んでいく様は色々な意味で(主に下な意味で)危険極まりないが歯軋りをして今は見送るしかない。 ) しかし、公衆浴場の平和はまm ( どんがらがっしゃーん ) た。 ( 向こうで凄い落下音がしたが気にせず、拳を強く握り。 そして続々と集まってくる人集り。 公衆浴場の主人らしき人物までやって来ている。 皆の期待に応える事は出来ただろうか? はにかんだ笑みで皆を迎え。 ) [Sat 20 Oct 2007 03:30:35]
お知らせ > ミカド@七人の鍛冶屋さんが退室されました。 『(去るときも、足を滑らせて、塀の向こうで派手な落下音が響く)うぇーんザッハト○テクーん(鳴』 [Sat 20 Oct 2007 03:23:49]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > 弓なのに突き刺し丸とはイカニ―?!弓に謝れ! (棚上げ台詞まで吐いた。 だが、動きは機敏だ。 ほら、重いのなくなったから!どっかの特撮者の悪役のように、しゅばしゅば石のオブジェ・積み重ねられた桶――を、踏み外し、盛大にこけて、気を取り直して、囲いの上に飛び乗り) 月のない夜は努々気をつけるが良かろうッ――!! さらばだ! (ぶわっさーと格好よく外套を翻したつもりだが、水分の所為で、腕に張り付いて叶わず――) [Sat 20 Oct 2007 03:23:05]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( ひゅん―――、弓を振るうと水気を払い背に収める。 ちょっとドリルなんて殴ったモンだから罅入ったとか今は見えません見えませんともさ。 ) 某の弓―――この『 突き刺し丸 』に対する愛が優っただけの事で御座る。 ( 今脳内で即決した名前、しかもパクリ名を堂々と口にして打ちひがれた紳士へと声を掛ける。 だが、怪しげな高笑いと共に再び立ち上がった紳士改め蝶☆人。 距離を置き、丁重に鼻血を拭ってから恐るべき台詞を吐き出したのだ。 ) お、おのれェ! 公衆浴場の平和は某が守るッ!! 来るならば、何時でも参られよッ!! ( 最後はドリ丸−Ωとかそんな名前なのかどうか知らないが。 犬耳侍までワケの解らないノリで勝手に盛り上がる二人。 ) [Sat 20 Oct 2007 03:19:26]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > はーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! これで勝ったと思うなよ!犬耳少年! たとえドリマルがここで倒れようとも、第二・第三のドリマル-RXが犬耳少年を襲うであろう!! (負け犬台詞を述べだした!) [Sat 20 Oct 2007 03:10:00]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > (対する此方は、縦ロールもコートもお湯に濡れて、無残な姿を晒している。湯船の中に膝をつき、壊れたドリルを抱きしめていた。 ) ―――おお ……おおぉ…… ドリマルッ――!!!(最初と名前が違う辺り、この男のドリルに対する愛情が窺い知れよう。 愛の差 其れがこの勝負を分けたのやもしれん。 あと、思い切りの良さな。 全裸で格好つける犬耳少年を見上げる、バタフライマスク男) ――― くっ……!!! (ごしごしと鼻下(鼻血を拭った)をこすって、即座に距離をとる) ふ、ふふふふふふっふふふっふふふ―― [Sat 20 Oct 2007 03:09:10]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ドリ丸殿は強かった……、間違った強さで御座った。 ( そう静かに語る侍 (全裸で) ) [Sat 20 Oct 2007 03:06:49]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 二人の男の意地と意地が交差した刹那、根本からへし折れた螺旋は湯船へと沈んでいった。 ) 敵将討ち取ったりッ!! ( 弓を振り下ろした姿勢の儘、力強く勝ち鬨を上げる侍。 でも、ふるもんてぃーでタオル一枚巻いてませんでした。 ) [Sat 20 Oct 2007 03:05:50]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > ( 耐久度 0 ) ―――どっ ドリマル―――!!! (折れたドリルは、血の海――ではなく、湯船の中に沈んだ!) [Sat 20 Oct 2007 03:02:39][89]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 命中 ダメーヂ12点 耐久【23】 ) [Sat 20 Oct 2007 03:01:47]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > (その瞬間勝負は結した――) 首っ?! ( 油断をしたとか、そういうレベルじゃない。もう武器を振り回す余裕も、体力もなくなっていたのだ。ぜーはーぜーはー言いながら、湯船バチャバチャさせていたが) (ドリルの回転がとまる! 動きを止めたドリルは、螺旋状のフォルムなど跡形もなく――……ただの三角錐の歪な槍でしかなかった。 その槍も今) あぁああぁあああ?! (ぽっきーん) [Sat 20 Oct 2007 03:01:37][19]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > 某も熱い場所で駆け回って立ってるのが精一杯で御座るッ! ( 火照った身体に蒸気はとっても息が切れるらしい。 水飛沫を上げ猛然と駆け寄れば、突き出された螺旋の先端を避ける。 正確には偶然近付いたら空振りしただけだけども! ) その首貰い受けまするッ!! ( 水飛沫と湯煙で互いのデリケートなゾーンはしっかりとカードしつつ。 矢を番えずに弓を振り上げ…。 ) そぉい!! ( 弓本体でドリルを殴った。 正に、弓は矢を打つ物だという心理の盲点をついた恐るべき一撃! 威力があるかどうかは知りません!! ) [Sat 20 Oct 2007 02:57:34][47]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > (訂正:攻撃失敗:特殊ナシ;耐久度11) [Sat 20 Oct 2007 02:52:40][87]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > (が、使い手が使い手――当たらねば、どうという事もないという話だろう!) [Sat 20 Oct 2007 02:52:21][43]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > 正直に言う!!! ドリル重くて、別の意味で限界だ!!! したがって、うけてたぁあああぁあああっ!! ( ドリルに鈍い激突音が再び響き渡る! だが――まだドリルは生きていた。 耐久度11! ) 唸れっ僕のドリル! (声に呼応して、ドリルが回転数を上げる) [Sat 20 Oct 2007 02:51:59][77]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 命中 14点ダメーヂ 特殊効果発動は無し。 耐久【23】 ) [Sat 20 Oct 2007 02:50:05][76]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( ざっぶーン、と水柱を立てて落水した侍だったが。 撒き散らした水のお陰か螺旋の猛攻は避けえた模様。 先に浮かび上げるタオル、その後立ち上がった侍。 既に下腹部のガードは湯煙と、カメラアングルのみ。 ) 決着を付けましょうぞ……。 ( へっしょりと額に張り付いた髪もそのままに、湯船の中で対峙する紳士と侍。 ゆらりと矢を番え―――どうやら此処で暴れ回ると良い結果にならないと漸く侍が気が付いたワケだが。 紳士の方も自分も、互いに余裕は無い。 ) 木ノ葉一族が一人、五郎丸参るッ! ( 先に仕掛けた侍、狙いもそこそこに矢を放つ。 ) [Sat 20 Oct 2007 02:49:18][59]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > (訂正:攻撃失敗:特殊ナシ;耐久度25) [Sat 20 Oct 2007 02:44:24][22]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ゴスッ ( しかし、格好よさげな一撃も―――思ったより低かった天井に頭ぶつけ。 湯船に落ちてきた侍。 良い音が浴場に響きましたとかさ 攻撃失敗 耐久【23】 ) [Sat 20 Oct 2007 02:43:05]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > (攻撃失敗:特殊ナシ;耐久度35) [Sat 20 Oct 2007 02:42:53][62]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > うぉっ…!まぶしっ……! (色々な意味で!)(一発目がドリルに突き刺さる! ガツ、と鈍い手ごたえ。 咄嗟に目を(いろいろないみで)そむけながらも、こちらもドリルをブンブン振り回す!――水飛沫や、湯船の蒸気で、コートがだんだん重くなってきている為に、動きはさらに鈍くなってきているが!) [Sat 20 Oct 2007 02:42:36][92]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 命中 15点 特殊能力発動 ) もいッ―――ぱぁぁぁつ!! ( 千切れた布と湯船の水を撒き散らす。天井に向けて飛翔しながら地上に向けて再度矢を射る。 ) [Sat 20 Oct 2007 02:41:12][65]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 湯船の底に頭を打ち付けブクブクと気泡を上げていた侍。 脳裏では勝利を約束した鍛冶屋五男の笑顔が瞬いて。 迫るドリルを目前に、カッと瞳を見開く侍。 ) まう゛ぁ、ばげらぜばぜず―――。 ( 振り下ろされたドリルが穿ったのは侍の弓では無く、腰に巻いた手拭いであった。 只でさえ少ない面積の布が更に減った。 気泡を上げ何をいってるのかよく解らない侍は水中から飛び上がり、宙からドリルに向け矢を放つ。 位置的に大切な部位が紳士の目の前に来るけども、其れがガードの役目を果たすのでカメラアングル的には問題なしッ ) [Sat 20 Oct 2007 02:38:23][40]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > (攻撃失敗:特殊ナシ;耐久度40) [Sat 20 Oct 2007 02:31:21][19]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > タイルッ…!!! タイル強いな!!! (タイルにしたたか顔を打ち付けた。 仮面の形型のあざになっているに違いない。 ぼとぼと赤い雫を仮面の下から滴らせながら、ドリルを杖に立ち上がり)―――― 犬耳ッコのっ(ぜー)くせにっ!!(はー) 従順 …っ(ぜー)じゃないねっ!! (ドリルを構えなおす――湯船の中に落ちた少年は、チラリとか、ポロリとかいろんなもんが危険そうだが、確認している余裕はない。ギャラリーの一部が、その存在を確認する事となろう――ともあれ ) だが、我がっ(ぜー) ドリルっ(はー) は っ 六男の明らかに虐げられている的中間管理職レベルの苦悩滲んだ大作…!! こんなところで砕け散るようなドリルではッ(振り上げ)ないっ!(湯船の中へ振り下ろす!) [Sat 20 Oct 2007 02:30:00][3]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 足場が悪かったらしい、矢を打った反動で後ろの湯船へどっぽーんと。 攻撃失敗 耐久【23】 ) [Sat 20 Oct 2007 02:24:00]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 転けた勢いで、背後にポロリちゃんす☆を撒き散らしながら男が突っ込んできた。 改めて、湯煙の大切さを知る瞬間。 ) だが、断りまする。 ( つん、とした表情で羽根を広げ飛翔し避ける侍。 ) 何をその様な体育会系な発言を……、朱鷺ノ京では「後進に道を譲る」とも言いまするぞッ! ( 湯船の縁に着地、片膝ついたきわどいチラリズムの姿勢から狙いを引き絞り射撃を敢行。 ) [Sat 20 Oct 2007 02:22:39][73]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > (攻撃失敗:特殊ナシ;耐久度40) [Sat 20 Oct 2007 02:16:29][24]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > 負ければいいじゃないか!(むちゃくちゃ言った!ドリルの重さにぶん回されて、くるっと一回転。矢はその流れで避けたようだ!―― 穴が開いたり、掠めたりしたコートの裾が、危険物をちらちらさせますが) いいかい!トキノミヤコに、こんな言葉があるのを思い出したまへ!犬耳少年――――年上には逆らうな と! (戦術とか、戦法とか、そういったものから、一番遠い場所に居る男は、石鹸をうっかり踏んづけた。 戦場では足場の確保が最優先というが、洗浄でも、其れは同じだったらしい。) っあっれー?! (前のめりにスッこけた! ドリルの穂先は、偶然にも弓のほうへ!) [Sat 20 Oct 2007 02:15:52][73]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 攻撃失敗 耐 【23】 ) [Sat 20 Oct 2007 02:10:23]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > 貴方様のドリルも当たったら事故では済みませぬ―――じょ、条件は五分で御座る。 ( ぼそッと侍の言い訳が出ました。 絵的には、卑猥に回転する螺旋の機械を片手に全裸にコートの男が侍を襲っているの図である☆ 倒れ込まん勢いで突き出された螺旋の先端は、敷居の上に置いてあった石鹸を粉微塵に。 ) ……動かぬと負けまするゥ!!ご容赦なされよ。 ( 滑るタイルの上を必死に駆ける。 折角場所を空けてくれたのに被害を拡大させている侍だった。 そして走りながらの射撃、敵ながら何と硬い武器だろうかあの螺旋。 ) [Sat 20 Oct 2007 02:09:40][4]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > (攻撃失敗:特殊ナシ:耐久度40) [Sat 20 Oct 2007 02:01:31][38]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > こらっ!逃げるんじゃないっ――!僕の武器は、とっても格好良いが、天は二物を与えずというか、重いんだっ!! 正直言って、動かないでいてくれると助かるn―― ( 物騒なものは湯煙ガード☆は、弓の攻撃が見えなかった。 咄嗟にとれた反応は――何もナシ!! ドリルの回転を止めるが如く、ガツガツガつと金属片が撒き散らされた!) なっ―――!!! (だが、回転は止まらない! 翻るマントやコートを矢がかすめ、さらに湯煙ガードの重要性をROMの皆さんに訴えかけるが、男もとまらない!追撃というよりは、自分がぶっ倒れない為に、勢いまかせの三撃目!) ちょ――おもうんだが、それで射抜かれたら、僕しんじゃウンじゃないかな?!(情けない掛け声と共に!) [Sat 20 Oct 2007 02:01:05][67]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > あっ―――!? ( 三発目はスカ。 明後日の方向に飛んでいったとさ。 )( 攻撃失敗 残り耐久度【 23 】 ) [Sat 20 Oct 2007 01:55:53]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 命中 ダメーヂ8点 特殊能力発動。 再び射撃。 ) 武器以外に当たったならば事故と諦められよ高貴なる紳士殿ッ!! ( 敷居の向こうから矢がぼんすかと飛んでくる。 追い込まれての三連射。 ) [Sat 20 Oct 2007 01:54:35][2]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 命中 ダメーヂ12点 特殊能力発動。 再び射撃。 ) 近寄らば打つで御座る! ( 敷居の後ろに隠れもう一発射撃。 この時点で武士の誇りとかない、もう侍必死だった。 ) [Sat 20 Oct 2007 01:52:41][43]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 矢は外套を掠め チラリズムを辺りに撒き散らすだけで終わった。 きっと湯船がアンダーをガードしてくれたので大丈夫だと思いたい☆ ) ぬぅ、某の弓が……。 い、今のはホンの様子見で御座る。 ( 何か負けてる筈なのに向こうは息を切らせているし、今にも倒れそうだった。 しかし、侍には余裕は無し。 目に涙が浮かんでいるのはきっと湯煙が目に沁みたから。 ) 武士に同じ技は二度は通じませぬ! ( ※本当は疲労困憊なので避けられただけなのはナイショ。 わたわたと走り、兎に角接近されると威力では叶わない必死に距離を取り射撃。 お客さん良い迷惑。 ) [Sat 20 Oct 2007 01:50:16][47]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > (あたりませんでした)(攻撃失敗:特殊ナシ:耐久度60) [Sat 20 Oct 2007 01:44:41][85]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > (黒髪の縦ロールが、ふわりと舞った。 ――羽帽子のツバを、得意げにドリルの先であげようとして、失敗。 ドルドル回転するドリルの先端で、帽子のツバに穴が開いた。 それどころか、持ち上げるのに失敗して、腕がありえない方向に曲がりかけて、一人で必死である。 だが、声は努めてスマートに) この流線形螺旋型フォルムに平伏したまへ!! そのような細い弓で、何が出来ようぞ―――! 絶対的破壊力の前に、そのような遠距離攻撃は無意味!! 湯煙殺武器事件にしてしんぜ っ(ぜー) ようっ!!(はー)(ドリルを持ち上げるだけで一苦労の男は、 一発も食らっていないというのに、白い面に疲労を滲ませている。 ついでにふらつきもしている! そのフラツキが、男に味方したようだ。 矢はコートの裾を掠めて、チラリ☆な場面を作るも、武器には掠らず!) 二撃目! まいるぅうううううう!!! (ゼーへーいいながら、踏み切った! ステータス的に速さはそこそこだが――当たるか?!) [Sat 20 Oct 2007 01:43:58][64]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > 流石は螺旋の王者、男の浪漫と呼ばれるドリル―――。 太くて黒くて暴れっぱなしだと言う認識が足りませんでした。 ( キッと、涙目で睨み返せば矢を番え引き絞る。 ) もう手加減は抜きで御座いますッ!! 往生されよッ!! ( 湯煙に泣き濡れる螺旋の真ん中目掛けて射る。 ) [Sat 20 Oct 2007 01:36:52][75]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > ぬっ、アレは―――!? ( その構えと台詞は将軍家に使える剣客集団「孤狼」の片手平突きにも似た、必殺の突き――その中に於いても三番隊の隊長が最も得意とした…… ガトツゼロスタイル。 腰元で揺れる裾に目を奪われたか、湯水で足が滑ったか。 突き出された突きを必死でかわそうとするもあえなく直撃ッ! 【 耐久 45→23 】 ) 何と鋭い突きッ! だが、それしきの事で某の……って半壊してるぅぅぅぅ!? ( 後ろに下がり不敵に笑おうとしたが、見れば弓の握りの上の部分、鳥打ちと呼ばれる部分がごっそりと削られていたそうな。 ) [Sat 20 Oct 2007 01:33:06]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > (攻撃成功 20+2=22) [Sat 20 Oct 2007 01:22:43][39]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > ――今宵のドリルは、兄弟の武器の破片を欲して鳴いているようだ。 ―― よく斬れる刃を見て、濡れているようだ と、いうが、みたまへ。 (ぷるぷる腕を震わせながらも、がんばって持ち上げ) 本当に濡れている!!!!(物理的にな!) では、いざっ――いざいざいざ!マイルッ!! (先行勝手に取るよ!――ドリルが雫を跳ね飛ばしながら回転を始めた!――で、どうやって攻撃するかって言うと――…勢い任せてつっこむしかないわけで。 しかも走ると、コートが捲れて、色々危ない!そういう意味も含めての攻撃だと思っていただこう!) [Sat 20 Oct 2007 01:22:05][12]
◆五郎丸@7人の鍛冶屋 > 湯船にタオルを入れるなと怒られもうした……、げに恐ろしゅう御座います。 ( 怒鳴られたのなんて、戦場以来ですとシュンムリしつつ。 空けて貰った空間にて対峙する二人。 侍も怒られてちょっと我に返ったテンションを上げようと必死に声を上げ。 ) いざ、尋常に―――勝負で御座いますッ!! ( と啖呵を切った所で横で髪を洗っていたオジサンに弓の弭がぶつかり平謝り。 ) あっ、はい。 直ぐに終わります故に……今暫くのご辛抱を。 ど、何処からでも掛かって参られよォォ!! ( オジサンに退いて貰いつつ、仕切り直し其の弐。 弓を構えて今度こそ啖呵を切れた。 ) [Sat 20 Oct 2007 01:19:39]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > (そんなこんなで、邪魔にならなさそうな場所へ移動したぜ!――周りにへこへこ頭を下げながら、場所を空けていただき――) さて。 (浴槽の中から、洗い場から、指差されたり、笑われたり、見物されたりギャラリー満杯でお送りいたします。 もっとも、此方はギャラリーの存在を既に忘れているようだ。 ――テンションを盛り上げる為に、仕切りなおしの咳払いを三回した後) [Sat 20 Oct 2007 01:13:26]
お知らせ > 五郎丸@さんが入室されました。 [Sat 20 Oct 2007 01:12:02]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > アマウラ人のご老体は怖いな!(結論) [Sat 20 Oct 2007 01:10:10]
お知らせ > ミカド@七人の鍛冶屋さんが来ました。 『(戦場は洗場でした)』 [Sat 20 Oct 2007 01:07:44]
お知らせ > 炎涼@魔術隊さんが帰りました。 『〔耐…【3】 与…【5】 補…【8】〕』 [Wed 1 Aug 2007 23:03:44]
◆炎涼@魔術隊 > (削除 →[Wed 1 Aug 2007 23:02:29][78]を無効にして下さい。ルールに付き、攻撃回数は2回までなので。) [Wed 1 Aug 2007 23:03:26]
◆炎涼@魔術隊 > 〔耐…【3】 与…【5】〕 (強大で巨大な、――業火球は天空へ飲まれる。ラットマンに掠りもせず、だ。) …駄目だ。 (魔術は精神に比例して強力さを増す。強力し過ぎるけれど、逆に不安定となり扱い難い。木々も、葉々も、業火球に焼き尽くされた痕跡を残す。) ――私は弱い。だから戦い続けよう。あの時戦わないと誓ったけれど、……無理みたい。 (虚空へ見上げて、囁いた。炎涼の周囲に群れがる同行メンバー、静かに見守る中もいれば、苛立っている魔術師もいるし、周辺に警戒を張り続ける。) 悪かった。ここから本番だ。 移転の術を全方位に全開せよ、引き続きに乱反射作用のプログラムを! (指令と命令を行き渡らせ、魔術の構築をせん。人の死は避けられない。受け入れられるほど、大きな器になろう。時は止まらないけど、夜はいつか明ける。) [Wed 1 Aug 2007 23:02:29][78]
◆炎涼@魔術隊 > (純粋な炎の色を保ち続ける、炎狐。優雅に燃え上がる炎の瞳は、何処か寂しげを写し取っている。まるで炎涼の心底を写し取っているかのようだ。) 生き長らえて、命を抱える者へ 等しき死を与え 其れは安らぎとなれ 繰り返せよ 煉獄なる世界を。 ―――炎神の息吹よ! 燃え上がる赤黒き世界よ! (詠唱を終え、術式も完成する。炎狐は天空に向かって、咆哮する。同時に轟!轟!轟!と激しく燃え上がる。人間を包むのに充分し過ぎるほど巨大な業火球を、逃げた一匹のラットマンに仕向けて放される。手加減の余地も無い。) [Wed 1 Aug 2007 22:52:00][40]
◆炎涼@魔術隊 > 〔耐…【4】 与…【5】〕 (ラットマン3匹のうちに1匹は仕留め損ねる。前方と頭上から奇襲を仕掛けたラットマンを始末し、返り血を浴びながらも生き残ったラットマンへ睨み付ける。) ―――、我、契約に従い 絆の契約に従え 偉大なる炎の覇王よ 来たれ 浄化の炎 燃やし尽くせる息吹よ。 (炎涼の周囲の地面が赤く染まり、そこから六十匹の火蜥蜴を顕現化される。純粋な炎を保たせていて、どこか悲しい音を響き上げている。段々ずつ、数多の火蜥蜴は一匹の巨大な炎狐と化す。) [Wed 1 Aug 2007 22:42:36]
◆炎涼@魔術隊 > (判定忘れ。) [Wed 1 Aug 2007 22:33:07][75]
◆炎涼@魔術隊 > (炎涼を含めれば計六人である。猫のライカニア二人と炎涼で接近戦を得意とし、後の魔術師らは援護と補助を得意とする。) ――― ( 「いっそ常世の森を地図から消し去ってしまおうか。」 ) ――、…出来ないな。 (常世の森に秘密を隠されている。そう噂で聞いている。なんでも「あの世」と繋がっているとか繋がってないとか。) 随分と非現実的だけれど…、不条理な世界だからこそある。 (前方、頭上、右側からラットマンの反応がある。猫のライカニアが言っていた。) ――都合が良いものだ。 仮面の!光を与える一時を! (死んだ知人の顔を脳裏に浮かべる。小さな舌打ちをして、金の瞳を細め上げる。迎え撃たん。) [Wed 1 Aug 2007 22:32:53]
◆炎涼@魔術隊 > (常世の森の内部。中心部は大抵だが特定をする事が出来た。後は砦を守っているラットマンを討滅すれば終わり。最終的には選ばれた五人達が突撃するそうだ。) ――― 。 (炎涼は猫のライカニアを二人も護衛に当てている。他は闇の魔術師が三名ほどいるだけ、計五人という形になるが機動力があり欠点はそれほど少ない。血に濡れたサーベルを持ち歩き続ける。ラットマンを見つければ始末をすること。名も知らない女の魔術師を殺したヤツ、そして――カミュという金髪の男。) [Wed 1 Aug 2007 22:24:15]
お知らせ > 炎涼@魔術隊さんが来ました。 『時を取り戻す事が出来ない。』 [Wed 1 Aug 2007 22:19:35]
お知らせ > レイ・シェリダン@市軍混成部隊さんが退室されました。 『[6+6+連動]打ち倒し、突き進み、奥へ奥へと…そしてその先には…?』 [Wed 1 Aug 2007 01:44:20]
お知らせ > トリス@鳥騎兵部隊さんが帰りました。 『終わりの見えぬ戦いを続ける者たちに、新たな希望を齎すか 否か――。』 [Wed 1 Aug 2007 01:43:22]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが帰りました。 『 激戦の後、強行偵察隊が森の深部で見たものは――――。 』 [Wed 1 Aug 2007 01:40:33]
◆レイ・シェリダン@市軍混成部隊 > (部隊耐久[2]与ダメ[6])(騎士隊と比べると混成部隊は陣形が甘かったか、力量の差か、ネズミの物量に押されて少なからず手傷を負わされながら…)まっすぐ前だっ! 下がんなっ! 下がったら数に押しつぶされるぞっ!(それでも強引に前へその囲みを突き破らんと進み声を張り上げ鼓舞してみせる。奴隷が何を生意気なと思ってもらっても構わない、その分意地になってでも闘い抜いてくれるならそれでよし)一気に囲みを抜けるぜ・・・っ!(他の隊との連動もあって背を気にする必要もなくただ前を見て、ネズミ達へ斧を振り下ろしその体を血に染めて…止まる事無く前へ) [Wed 1 Aug 2007 01:37:14]
◆トリス@鳥騎兵部隊 > 部隊耐久力【3】/与ダメージ【11】 バカやって・・・! 持ってるだけで違うのに―――(騎鳥を追い越したレイの腕に盾が無いのを見れば、やった事は自ずと判る――戦果には代えられまいが、大切にして欲しいもんだ。 備品と身の安全は。) 剣奴に先越されては騎鳥兵の恥だわ。 私達が切っ先になるのよ! 前進! 止まるな!!(アイリが洗練、レイが豪腕であれば、自分達は変化、ということになるか。 重武装の利を生かして防御の上から強引に切り伏せたり、急に肩透かしをくらわせて騎鳥に始末させたり、多彩かつ奇抜な戦術を駆使して相手を近づけない。 先行く二人が疲弊を見せれば、即座にフォローできる体制を維持しつつ、前へ、前へ、部隊を導いていこう。 ) [Wed 1 Aug 2007 01:30:48]
◆アイリ@騎士団 > 部隊耐久力【3】与ダメージ【16】 はああぁぁぁァッ!! ( 振り下ろし一太刀で一殺、振り上げて二殺。 一息で2つ斬り捨てては反撃に対応する。 アルベントの騎士はあらゆる者の手本たれ、と完璧に仕込まれた心技体全てが今日は上手く回っている。 息が続く限り負ける気はしないくらいだ。 ) ステークッ!! ( 小盾の突剣を抉りこむように突き立て、その勢いで振り抜きながら勢いで突き放す。 これなら2つ息をする間に5つは墜とせそうだ。 ) 全部を相手にするな! 倒せる相手だけ手を出しながら進めーッ!! [Wed 1 Aug 2007 01:20:10]
◆レイ・シェリダン@市軍混成部隊 > (部隊耐久[4]与ダメ[4])…やっぱり邪魔だ…っ!(飛び道具で狙われるほどじっとはしていないし、もしこの状態で打たれて盾で防げるとは思えず、盾を外してしまえば思いきり前方のネズミに叩きつけて斧を両手で握る)せっかくの機会だ、竜殺しの実力を目の前で見させてもらうぜ・・・っ!(アイリと並び先陣を切り…、当たるを幸いに斧でネズミ達を叩き伏せていかんとして) [Wed 1 Aug 2007 01:10:40][22]
◆トリス@鳥騎兵部隊 > 部隊耐久力【4】/与ダメージ【3】 この森全てが制圧されてるとは考えたくないわね――それにしても・・・!(1対1であれば、余程の事が無い限り圧倒される事も無い。 各員の距離を狭め、かつ迅速に敵を排除。 後はあちらの数と此方の体力の勝負か。) こちらが上を見る側とは、腹の立つ事・・・!(騎兵として慣れてきた自分には、其れが我慢ならない。 剣筋は苛立ちを込めるように荒々しく―― 鼠人間たちを地面に打ち倒してく。) 言われなくても了解よ! 鳥騎士隊、続け! (陣形を少し変更。 アイリの後を追うように、三人と三羽が鏃状に並んで前進を開始する―― 前を阻むもの、先を行く少女に側面や背後から襲いかかる不心得者は、剣と嘴と鍵爪が、葬ろう。) [Wed 1 Aug 2007 01:05:39][98]
◆アイリ@騎士団 > 流石に数が多いッ…それだけ核心に迫っていると思いたい! ( 前後左右、包囲するように声が聞こえてくる。 数ばかりが脅威の敵だ。 こういう事態は想定してきたし、片端から仕留めていけば良いこと――――。 ) 前進しながら敵陣に穴を開けるッ!! トリスッ!! ( 明らかに進行方向の層が厚く武装がしっかりしている。 矢張りこの先に何かがあるという事か? 友人の名だけを呼んで先陣を切り、黒塗りのソォドを奔らせる!! ) [Wed 1 Aug 2007 00:55:22][28]
◆レイ・シェリダン@市軍混成部隊 > (部隊耐久[5]与ダメ[0])こんな森の奥まで巣食ってんのか…きりがねぇわけだ(それでも、湖畔の時と同じようにコロニーが見つかれば十分繁殖も止めれるだろうし、その為の強行偵察)おう! あと頭上にも気をつけて、なっ! 前や後だけとは限らねぇからよ・・・っ(ネズミ達の襲撃に気圧されることがないように号令に大きな声で応じてみせて斧を構え…、その言葉を立証するかのように周囲から飛び出してきたネズミ達へ臆する事無く向かっていく) [Wed 1 Aug 2007 00:45:00][54]
◆トリス@鳥騎兵部隊 > 部隊耐久力【5】/与ダメージ【0】 (見当違いの場所に来られて泡食ってる可能性もあるけれど―― 悪い方には考えないようにしないとね。(当たりとハズレ、どちらが”悪い方”になるかは遭遇した質と量次第か。 何かを見つけても、帰れなきゃ意味が無い。) オーライ、纏まって行くわよ。 方向は・・・・ ちょと、待って―― (騎鳥に背を預け、両手に構えた剣を周囲の闇に突き付けるみたいに翳し―― いつもの迎撃姿勢に移行する。 恐怖と興奮に耐え切れなくなった騎鳥が鋭い鳴き声を発すれば、無数の甲高い奇声が返される。 ”四方八方から”。) ・・・・周り全部ッ――!!(珍しく焦り含んだ声とほぼ同時、周囲の暗がりから見飽きるほどに見てきたあの鼠の化け物が、飛び出してきた―― 違うのは拙いながら包囲を行う作戦力と、今までに倍する殺気の質 か。) [Wed 1 Aug 2007 00:41:25][13]
◆アイリ@騎士団 > 部隊耐久力【5】与ダメージ【0】暫らく静かだった所に湧いて出る―――「当たり」だと良いけれど。 ( 森の気配がざわざわと動いている。 騎鳥ほど直ぐには気付かなかったが、音と熱のうねりが近付いてくるのがわかった。 夜目が利かなくてもこれだけ毎晩のように感じていれば、それが戦闘の前触れだと直ぐに判るものだ。 ) 全軍抜刀! 乱戦時は敵を倒すよりも味方の背を守れ!! 孤立はするなッ! ( 黒塗りの短剣を抜き、よく通る少女の声で全体に号令をかけた。 息遣いと地を踏み叩く音はもう直ぐ其処まで近付いている。 ) [Wed 1 Aug 2007 00:28:24][8]
◆レイ・シェリダン@市軍混成部隊 > (元々義勇軍だったが頑丈に動けているせいで様々な部隊に組み込まれ今は自分がどの部隊か覚えれないし、当人も気にしてないのだからなおさら)…了解(あっさりと避ければ良いとか言ってのける騎士にどことなく顔見知りのエクソシストを思い出しながら、いざ乱戦になったら『空いている手』などないのだからあっさり投げ捨てるつもりの盾を弄びつつ…)ん…、了解。不意打ちされるのはごめんだしな(警戒を促す言葉に無駄口をやめ、周りの音を頼りに意識を周辺に向けて…確かにネズミの鳴く声が混じるのを感じれば、まず頭上を警戒してみせて) [Wed 1 Aug 2007 00:19:57]
◆トリス@鳥騎兵部隊 > まあ確かに実用的だし、赤鎧と違った風情はあるか―― 最初見たとき誰かと思ったわ。(それだけ鮮烈な印象を残すものだから仕方なかもだが。 此方も鎧のパーツを外して軽快に仕上げてあるが、見た目はあんまり変わらない金属メイン――其れで普通に歩いてたりする。)良い講義・・・・・ま、飛び道具より振ってきたり湧いたりする方が――― モコ、如何したの? (会話の最中に不意に顔上げて騎鳥の方を見れば、ゆるゆるだった態度に少し緊張が混じる。) せっせと増やしてる奴とか居たりしたら笑うけどね ・・・・・・・皆注意して。 なんだか少し嫌な空気だわ――― 鳥が落ち着かない。(騎鳥兵は羽根に燃え移りやすいたいまつを好まず、故に上質なランタンを常に携帯する。 安全面では中々に良いが、光量に不足は否めない。 警告は騎鳥と己の本能に根ざした曖昧なものだが。) [Wed 1 Aug 2007 00:13:31]
◆アイリ@騎士団 > ( 軽装夜間迷彩鎧を纏ったアイリーンの黒騎士団も少数精鋭とまでは行かないが、人数は絞ってきている。 まともに戦えないような随員や、老齢の騎士団監督、その外の負傷兵などを置いてきた。 ) 馬上ならまだしも、あんな重い鎧を着て来る訳にもいかないでしょうに。 予備で急ぎ用意させました。 ( いつの間にかトレードマークのようになっている紅色の竜鱗鎧は頑丈で熱に強く、確かに強力な装備なのだが。 何時間と言う足場の悪い行軍にはとてもではないが耐えられないだろう。 剣と盾も同様に、取り回し易い物を用意してきた。 ) 小盾は格闘戦用と割り切りなさい。 「空いている手で振り払う」為のものです。 こんな密集した森の中でならそう弾幕も多くは無いし、飛び道具は避ければ良い。 ( 言葉遣いの悪い剣闘士を一瞥し、自分の左手にも固定されたメイルピアッサーつきのバックラーをひらひらと翳してみせる。 真に受けて盾の話だと信じたようだ。 ) …いい加減、何か見えてきても良い頃か。 ( カンテラを翳して闇の奥を見通しても、相変わらずではあるが。 ) [Wed 1 Aug 2007 00:02:34]
◆レイ・シェリダン@市軍混成部隊 > (こちらも前衛に立っているものの騎士同士の会話に首を突っ込む気もなく、他の民兵と話をしたつもりだったがどうやら聞きとがめられてしまったらしく)……あー、盾が、な。もう少し大きいのを持ってくれば良かったなってな(ネズミ達の飛び道具対策に騎士団が提供しているものから持ってきた自分のバックラーを指して、盾は使った事ねぇんだと事実を混ぜた嘘でごまかして、そのまま反論を待たずに周りへの警戒へと戻る。こんな場で傅くのも変だしやりにくいのでいつもと変わらない様子で) [Tue 31 Jul 2007 23:49:51]
◆トリス@鳥騎兵部隊 > (鳥騎士部隊は連日の戦闘で一人が脱落(酷い鼠咬症だそうだ)、騎鳥一羽が長剣による一撃で戦線を離脱しているが――今だ三羽三騎が健在だ。 手に槍や長剣で武装しつつ、分散して動物特有の鋭い感覚で警戒に当たる。 編成された瞬間こそ噴飯モノのちぐはぐ振りであったが、混成部隊はいつの間にか、それなりの連携をとって行動していた――というか、連携できない程度の群れなら既に死んでいたろう。) 森は以前にも通ったけれど、見た事も無いものね―― 如何して増えたのだか。 ……きっと地味な格好をするからよ。 赤色のアレはお休み? (少し前は大差だったのに なんてしみじみ思いつつ。 森中なのに若草色のバカは振り返らずに前向きのまま答える。 声の主は噂程度に知っている。 身分の癖微妙に無礼なのは、コロセウムの人間故の強気か―― 。) [Tue 31 Jul 2007 23:43:48]
◆アイリ@騎士団 > 今まで駆逐した数が総量で見てどの程度なのかも判らないのでは今後の目算も立たない。 そんな大規模な種族だとも思えませんが――――小さい? ( 2つの騎士団、民兵の選りすぐり、3つの部隊が混成する行軍の先頭を黒い軽装鎧に身を包んだ小柄な騎士が歩く。 軽量化された面当てを上げて、友人である鳥騎士部隊の隊長と言葉を交わしていれば、近くで聞こえた声に反応して振り返る。 女の声だったし、トリスでなければ一番近くに居るのはレイ・シェリダン。 名前だけは知っていたが、現物を見るのは初めてだ。 休日にまで殺し合いを観るほどコロセウムに興味は無い。 ) ( ちなみにこれでも14歳当時から10pも背は伸びている。 10pも。 ) [Tue 31 Jul 2007 23:31:56]
◆レイ・シェリダン@市軍混成部隊 > (スリングに割られた額には包帯が巻かれ、細かい傷は数知れずとそんな状態ではあるが…こう言う機会でもないと奴隷と騎士が肩を並べて行動するなんて事はないだろうと志願した。噂に聞く“竜殺し”を近くで見てみたいと思ったのもあったわけで)…存外小さいのな(片手斧の反対側の手に小型盾を持った闘奴はこの混成部隊の実質的なリーダーである騎士の少女(?)を見てそんな言葉を漏らして…同意を求めたつもりだったが他のものは警戒と疲労でか特に返事もなく…) [Tue 31 Jul 2007 23:20:54]
お知らせ > レイ・シェリダン@市軍混成部隊さんが入室されました。 『腕に覚えがあれば騎士でも奴隷でも関係ない混成強行偵察軍』 [Tue 31 Jul 2007 23:15:44]
◆トリス@鳥騎兵部隊 > (連日の戦で敵集団を発生源まで追い込み、撃滅までは後一歩。 然し、その一歩が踏み込めない。 此方の戦力は無限じゃない。 早急に方を付けないと押し返されるから、こういう博打的な手にも出ざる得ないのだ。)発生源か何らかの異変が見つかれば―― って所? 日頃の給料の報いとはいえ、少々損な役回りね―― (何時襲ってくるとも判らぬ敵を警戒しつつの移動は、自然と鈍足になり、精神的疲弊も大きいもの。志願者は腕に覚えのある奴ばかりとはいえ、少々辛い行軍か。) [Tue 31 Jul 2007 23:13:19]
お知らせ > トリス@鳥騎兵部隊さんが来ました。 『それは不可欠の危険負担。』 [Tue 31 Jul 2007 23:04:12]
◆アイリ@騎士団 > ( 常世の森の闇は黒く、深く、重く。 天を見上げても空の欠片1つ見えず、むせる様な濃い緑と水気の臭いが蓋をされて溜まるようにして充満していた。 どれだけ進んだかも分からない。 変わり映えの無い景色と直進すら儘ならない足場が続き、時間も場所も曖昧になってきている。 それでもかなり奥まで進んでいる筈だ。 他の部隊の戦う音も灯りも届いて来ないのだから。 ) 行ける所まで進みましょう。 何かしらの手掛かりが掴めれば少しは状況も打開できるかもしれない。 [Tue 31 Jul 2007 23:00:17]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが来ました。 『 強行偵察敢行 』 [Tue 31 Jul 2007 22:52:37]
お知らせ > 炎涼@魔術隊さんが帰りました。 『 〔耐…【0】 与…【14】 補…【10】〕』 [Mon 30 Jul 2007 00:22:23]
◆炎涼@魔術隊 > 〔耐…【0】 与…【14】〕 貴様には焼き殺してやろう――。 我が名に置いて、最強であることを証明する。 (悲鳴が上がり、一匹のラットマンは虐殺される。他のラットマンよりも酷い屍と化す。全身が焼け爛れて、肢体を切り落されている。常人がする殺し方では無い――。) [Mon 30 Jul 2007 00:22:12]
◆炎涼@魔術隊 > 〔耐…【0】 与…【12】〕 (修正 耐…【2】 与…【14】でなくて 耐…【1】 与…【14】でした。) (奇声と怒声を咆哮するラットマンが、炎涼の背後から駆け出す。まだ気を付いていない。) 術式の維持が切れたら、別の魔術師と入れ替えろ。出来る限り、休憩を―― ・・ ( 『隊長、背中……ッ!!』 ) ッ は、 (部下の叫びに気付いた。後ろに振り返ろうとしたが、間に合わずにラットマンの懇親の一撃を貰う。棍棒だったのが不幸中の幸いと言える。刃物だったら死んでいただろうしに。) ご ッ 、 ふぅ ……!! (左目の上に殴り掛かられた。倒れそうによろめいたが、何とか踏ん張る!脳震盪なんて起こらない。脳など無いからだ。顔から血を垂れ流し、狂喜に染め上げた微笑をする。) [Mon 30 Jul 2007 00:18:53]
◆炎涼@魔術隊 > 〔耐…【2】 与…【14】〕 (常世の森の外部と言う事で、攻撃回数が減る影響は受け付けない。よって、三回目の判定をします。) 人間達に勝利を掴み取らせろッ! 闇の術 6番目まで全部を同時発動しろ! (地面から潜り出ようとしたラットマンの動きを止める。以前に行われた、行動を縛り付ける闇の術。同時に、弓兵隊やヴェイトス市軍や自警団が刺し殺す。)(魔力は底に尽きてしまった。けど、サーベルを振舞える体力や、魔術隊に指揮を下さなければならない。集中をし続ける。) [Mon 30 Jul 2007 00:10:38][50]
◆炎涼@魔術隊 > 〔耐…【2】 与…【6】〕 (防壁と獣人。両方があるからこそ、善戦を維持し続けられる。これらは魔女隊クーン、騎士団アイリ、傭兵隊フォウルなど作戦を捻り出している。) (「呪術は魔女隊が出来そうらしい。魔術隊が行うよりも、魔女隊が行うべきだろうか。手柄を横取りするようで、」) ――・・気に入らないからねッ! (「闇の術、完成しそうだったけれど破棄するか。闇の魔術師らは、私の部隊として働いて貰おう。青髪や変態はまだ復帰が出来ないし。」) (小さな笑みを浮かべて、刺し殺し続ける。中には殺されずに地面から這い出たとしても、魚網に絡まれて足掻き続ける。) 滑稽だ。 (安全な立場を維持し続けながら、周囲を観察して情報を収集し続けよう。傷を背負わない遣り方でいい。) [Mon 30 Jul 2007 00:04:58][98]
◆炎涼@魔術隊 > (まだ戦争は終わらない。今頃、ヴェイトス市で被害が発生し続けるだろう。) 無詠唱スタンバイを! 次に、術式を完成させた者は発動フリーズして置け! (丸太で積み重ねた防壁の前が戦場である。地面から出ようとしたラットマンへサーベルで突き刺す。次々にと殺し続ける。猫のライカニア――猫娘と共にして戦う。無い右腕の代わりとして、だ。) [Sun 29 Jul 2007 23:57:48][46]
お知らせ > 炎涼@魔術隊さんが来ました。 『戦場は、防壁の眼前だ。』 [Sun 29 Jul 2007 23:52:53]
お知らせ > ヴァイオレートさんが退室されました。 『間違ったことにまた怒り、誰かを脅して方向を聞き。また×θ、ヴェイトス市は何かが起きる…かも』 [Sat 10 Feb 2007 00:09:21]
◆ヴァイオレート > …えーっと。 あっちが海だろ、で、あの街がヴェイトスだと良いんだが―― よし。 もう迷うことはないな。 (しゅうううう。熱されていた蒸気が熱源を奪われて急激に冬の夜風に吹き晒された音。その音と同時に悪魔の怒りもどこかに消えた。 そのまま、当てずっぽうに街を探していく―…) さて、破壊する前にもう一度街の人間を恐怖と絶望、一部に欲望を押し付けて。 活気、ってもんを見事にかき消してやろうとしよう―― 時間はまだまだ、たっぷりあるしな。 (くふふ、と牙をちらつかせてどことも知らぬ街【実はヴェイトスじゃなくてアングリマーラ】に向かって微笑んだ。 そしてその翼をふんだんに使い夜の空を滑空していき―…) [Sat 10 Feb 2007 00:06:38]
◆迷子の悪魔 > よし―… 完璧なプランは組み終わった、んだが。 (変わらぬ目の前の夥しいほどの草の嵐に、米神に一つ、また一つと青筋が現れる。 素直に飛んで確かめる、ということをしない憤怒の象徴はそのまま怒りを募らせ、なにに対して怒ればいいのかと対象を探し其れが存在しないことに尚も怒り。 結局いつものように持てる紅い魔力を存分に噴出し、畳んでいた黒き翼を広げ、そのまま暴れることを本能が選んだ。) 糞―… がッ! こんな草ばかりで方向などがわかるわけないだろうが―…!! … おや。 (そのまま地面をけると自然とばかりに翼を広げ、大空に赤い影が浮かび上がる。そうして、ようやく海の輪郭を見つけることによって… ) [Fri 9 Feb 2007 23:56:14]
◆迷子の悪魔 > ―――……んー… (腕を組んだまま、ばたばたとブーツを地面に打ち鳴らしては周りを眺めてみる。暗い、なんていうことはどうでもいい。 自慢の爪で刈っても刈っても、草はなくならぬ。全て燃やしたとしてもただの火事だ。 目印一つない草原のど真ん中というシチュエーションは頭の良いとはいえぬ悪魔を途方にくれさせるだけに十分な理由があった。) …とりあえず、街にいって現在の状況を把握。並びに古城での戦力補強、最後に其れが足りなければ… (自分が明らかな遭難、迷子であるという事は悪魔も流石に気付いていた。其れを認めたくない為…戦略を考えるという現実逃避。) [Fri 9 Feb 2007 23:44:30]
◆迷子の悪魔 > … やーっと、ついたか。後始末に何ヶ月かかったんだ、結局―… ひー、ふーみー、よー… まあ、一杯、か。 (久々の世界の空気を味わう為に、必要が全くない過剰な深呼吸。 変わらぬ味(?)にどこか満足げに嗤うが… 草の深い草原の中、周りをどう見回しても草だらけ。ぼーぼーぼー。) で、一体どこなんだここは。むりやりこじ開けたから…歪んだんだろうが… 街はどっちだ、いや、目印だけでもいいんだが… (不機嫌そうに頭をがりがりかいては、腕を組んでみる。唐突な迷子。) [Fri 9 Feb 2007 23:35:20]
お知らせ > 迷子の悪魔さんが来ました。 『草原の空間がガラスのように割れ、淡い月光に別の色が混じり… 何かが、現れた。』 [Fri 9 Feb 2007 23:30:25]
お知らせ > アイリ@砦深部さんが帰りました。 『暫し、ほんのひと時だけ、目を閉じて身体を休めよう。 【…続く】』 [Sun 28 May 2006 06:29:28]
お知らせ > 灰色の狂戦士さんが退室されました。 『(迷える武人は行き着くべき場所へ)』 [Sun 28 May 2006 06:28:09]
◆灰色の狂戦士 > ──済まぬな。 これで眠れる。(不死の守護者の護っていた通路の奥、そこには魔法装置が設えられている。)(それは、砦内の死体をゾンビやスケルトンとして、何度でも再生する──動死体の呪法を常動させているスクエア×スクエアの八芒星の刻まれた巨石板。)(砕くに足る威力を引き出せる武器が無いのであれば、“杭打ち機”を持っていくと良いだろう。錆付いているが一撃ならば充分に持ちこたえよう。)(そして、灰は灰に、塵は塵に。) [Sun 28 May 2006 06:27:42]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『足手纏い。 平気だと、呪詛のように呟いて 己を縛り付けるように抱き、悲鳴を殺す。』 [Sun 28 May 2006 06:27:24]
お知らせ > トリス@砦深部さんが帰りました。 『蠢く破片達を、苦痛から解放しよう――』 [Sun 28 May 2006 06:23:26]
◆トリス@砦深部 > ・・・・流石にこれ以上前進は無理 か。 少し口惜しくもあるけれど。 (返事の声から察するにやはり2人は大分傷を負っている様子。 か。得にアレックスの方は酷そうだった。 この場で救援を待つのが最良、応急処置でどうにかなるレベルだと良いのだが――) そういうことなら―――放っておくのも忍びないものね。 (介錯を求められれば自ら立ち上がろう。 転がしてたブロードソードを拾い上げて―――) [Sun 28 May 2006 06:21:21]
◆アイリ@砦深部 > ( 休み無しの連続した無理な運動が今になって身体を重くする。 その上荒い呼吸を整えようにも悪臭に噎せて顔を顰めながら巨体に肘を押し当て、梃子の原理でとりあえず横に退かした。 被害は―――左手首捻挫、各種打撲、兜損壊、長剣要手入れ、といった所か。 それよりアレックスが気になる。 一撃目は相当効いただろう。 ) ――――此方は問題無し…とは言い難いですが、立って歩く程度は出来ます。 一先ず此処で休憩をして―――そうですね、これだけ遅れれば反対側に向かってチームが来るかもしれません。 先に進んで確かめたいのは山々ですが、今日はこの辺りにキャンプを張りましょう。 アレックスの治療が出来れば良いのですが――――。 ( 不意に上がる野太い声―――この場の3人の誰でもありえないその声に一瞬身体を強張らせるが、直ぐには動けない。 介錯を求める言葉と聞き取れば、まともに動けそうなトリスにその役目を頼むとする。 手と、目で、促し。 ) [Sun 28 May 2006 06:14:14]
◆灰色の狂戦士 > ──無念。 然し、見事。 (頚だけになった狂戦士は、反面焼け爛れた顔を向け、頻繁に息を吸いながら言葉を紡ぐ。 憑き物の落ちたような表情で。) 己等に、止めを呉れるの情けがあれば ───頼む。 (指令を出していた頭部を失って、紡ぎ糸で繋いだそれぞれの部位はそれぞれ別の生き物のようにびくびくと蠢く。 このようになっても、おぞましい事に生きているのだ。 否、死んでいるのだが。 “生きている”とはいえ、頚を失ったままのそれは、統率を失っており襲うことは出来ない。) [Sun 28 May 2006 06:11:51]
◆アレックス > ―― く ゥ… ッ( 大人と子供程もあろうかという体格差と、常軌を逸した跳躍の激突を防御も出来ぬままモロに受けて弾き飛ばされ、そのダメージから立ち直らぬままの突撃も、己の身を強かに痛め付けただけに終った。転がり、起きんとするも、手足が痺れ、痙攣して立ち上がれない。 時間を負うごとに ずきん、ずきん、と蹴られた胴部から痛みが襲ッて、脂汗が滲み出す。 きり、と歯を食いしばって立て!と幾ら身体に命じても、肉体が拒否したように、力が入らない 床の上、きゅう、と身体を丸めて苦痛の声を噛み殺し―― 勝ち鬨に僅か、視線を上げれば 首と、腕の無い戦士の身体がアイリ様を押しつぶしていた。 もう、動かない。 )――… 良かっ…… ッ ぅ―― ( 無事を喜び、声を上げようとして、ずきん!と響く痛みに胴を庇うように身体を丸め、装甲に爪を立て ) [Sun 28 May 2006 06:10:53]
◆トリス@砦深部 > ―――終わった・・・みたいね。 今度は。(四肢の幾つかと首を落とされた状態で倒れ付しているわけで、勝利という結果は動かないだろうが――最初のインパクトが強いからかつい突付いたりして確認してしまう。) ……みんな、大丈夫?(緊張と疲労から大分体力を消耗したが自分には大した怪我は無く――当面の問題は蹴り倒されたアレックスと下敷きのアイリだろうか。 へたり込んで呼吸整えつつ呼びかけてみたり。) [Sun 28 May 2006 06:01:13]
◆アイリ@砦深部 > 愚かッ…私達の勝ちだ!!! ( 目に留めずには居られまい。 避けずには居られまい。 此方に引き付けられさえすれば、勝ちなのだ。 留めなど誰が刺しても同じこと。 それが常々言う、騎士一塊の精神である。 皆の勝利が個人の名誉を上回るという――――トリスの一撃に崩れた狂戦士の頭が期せずして剣に向かって倒れ込み、軌道がずれたとはいえ、質量と速度を伴った豪腕が兜の面当てを掠めて凹ませた。 双方勢いは止まらず避けようの無い状態で、勝利を確信して巨体の下敷きになった。 ) [Sun 28 May 2006 05:51:42]
◆灰色の狂戦士 > (鋼の掌、指先がアイリの頬傍を掠めるか。 髪の数本も、その威に千切っていくかもしれない。 ぐぉ、と風を斬るほどの鋼の掌と斜め下から切上げる剣戟。一瞬の交錯の後、ごとり──、と。 頸が、落ちる。 身体は慣性で其の侭アイリへと。) [Sun 28 May 2006 05:47:23]
◆灰色の狂戦士 > …ッ、急所を狙うならば! 躱すも容易い! 己も良く知っていよう…ッ! (首を狙わんとする一撃を、前へ踏み込みながらのカウンターの掌打で迎えよう。 錆が浮いているとは言え、先刻杭打ちを留めて見せた堅牢強固の鉄壁の盾にして尖鋭の矛。真紅の鎧姿を狙うは、矢張り目立ちやすい色故か。) その頭!鷲掴み、壁へ叩きつけてそのまま摩り下ろしてくれんッ! (一撃を打ち込まんとする、狂戦士の踏み込みは然し、又も背後からの一刀にて── かくんッ、と崩れ落ちる。 左足を、脛の部分から失って──アイリの剣に、自分から飛び込んでいくように。身体が傾く──ッ。) [Sun 28 May 2006 05:44:23]
◆アレックス > く ゥ…… ッ!( がッ!鋭く尖らせた木杭の先端が巨大な盾のような右腕に阻まれ、ひしゃげ、その上を滑る。 そして身体後とぶつかるように体当たりをする白い鎧もその腕に防がれて弾かれる事となるか―― 纏う金属越しに硬い衝撃が骨身を打つ。 失敗したとて、アイリへと振り下ろされんとするハルバードが崩れれば。そう願うも圧倒的な体重差ではそれも難しい。 弾かれながら己の貧弱さに、口惜しさに歯噛みすれば、振り下ろされる厚身の剣。 己を弾く重々しい腕が落ちる。 そして雄叫びとともに、振り上げられる刃。 目の前で緑と赤が交差し――… 己はその瞬間に べたりと尻餅を突き、追撃を避ける為に、二人の邪魔をせぬ様に転がってその場を逃れようとするだけが精一杯。 叫ばれる「綻び」 剣は―― 遠い。 舌打ち。 ) [Sun 28 May 2006 05:34:53]
◆トリス@砦深部 > ・・・そういう事だったのね―――この世に不死身なんて存在しない・・・! (半ば直感便りの一撃だったが、その効果は見落とさない。 聖水に焼かれて露出した今が最後の勝機だ。) アイリ! こいつの体の線を! 糸の綻びを――― (恐らく其処こそが化け物の泣き所なのだろう。 正面の二人を援護すべく、死角に回った自分は次の目標を狙う。 左足は脛のあたり、 地面を擦る剣先で火花を散らしながら、真横に切り裂こうと――!!) [Sun 28 May 2006 05:32:25]
◆アイリ@砦深部 > ( 言いだしっぺがさっさと起き上がらないでどうする。 重い全身鎧で1度背中をつけて倒れた時は厄介だ。 腰を痛めた時のように先ずは横に転がり、膝と腕の力で身体を起こさなければならない。 その時間が戦場では致命的だということを知っている。 その最中に狙われれば確実に死ぬと。 そして、その確実な死が目前に迫ったその時――――。 ) ―――はああああァァァァァァァッ!!! ( その巨大な武器が地面に落ちた。 一瞬理解が遅れるが、考えている暇は無い。 急ぎ膝を立て、剣を握りなおす。 盾はもういい。 そんな暇は無いし、保持できる保障も無いなら片手半剣を両手で握った方がずっといい。 痛みを誤魔化し気合を入れる為と、接敵し過ぎているアレックスから目を逸らす為に腹の底から声を上げる。 こんな時、嫌がおうにも目立つ真っ赤な鎧もありがたいものだ。 両手で強く握り締めた長剣を斜め下から思い切り振り上げ、その首を狙う!! ) [Sun 28 May 2006 05:16:22]
◆灰色の狂戦士 > (が。) (ごとん、と鈍い音が石畳を叩く。 糸の綻びの上から、トリスの剣が男の右腕上腕を斬れば、其れまでの異常な耐久力と再生力が嘘のように── あっさりと、切り離されて。 ハルバードも、アイリの目前で大きな音を立てて届かず、落ちた。) [Sun 28 May 2006 05:06:06]
◆灰色の狂戦士 > ぬ…ッ! ( 聖職者の取り出した白木の杭。吸血種為らぬこの身には、必殺致命の武器では無いが、聖性を備えた概念武器である事は確か。 喰らうわけにはと、左腕を引き戻し、脇を締める。顎から脇まで、心臓を庇うように鋼の義肢がその身を鎧う。 がちり、と木片が金属を打つ音が響くだろう) …ふんぬぁッ! (そして先刻。 担ぎ上げたハルバードはアイリへと。 先ず一殺──! 狂戦士は歯を剥き、勝利を確信する──) [Sun 28 May 2006 05:03:38]
◆アレックス > ( パプテスの祈りが、パプテスの理が篭められた2つの呪物を投げつけ、空間を振るわせる巨躯の雄叫びを聞きながら 呼吸を、呼吸を、呼吸をッ!剣の弾き飛ばされた手で、胸を押さえ己の身体に命ずる。 ) ッ―― ッく… ひッ ( 幽かに入り込んだ息を強く、強く 幾ら吸い込んでも入り込んでこないような胸をどんどんと叩き、藻掻いて漸く再開された呼吸を、酸素を貪って ぐい、と涙と口元を拭えば睨み付ける濁った目 びく、と一瞬身体を硬直させるも、上がる煙に恐怖をかみ殺して笑みすら浮かべ。 ) そのみをやくのはかみのせつり、いだいさをしりつみのむくいをうけなさい。 ( こほ、と咳き込みながら、未だ引き攣った声で呪いにも似た言葉を吐き出して―― 腰より引き抜くのはホーソンベリーの杭。 30cmにもみたぬ白木の杭だが、この地上の植物で最も生命力が強いとされる枝より削り出した対吸血鬼用の決戦兵器。 切り取られて尚宿したその生命力は不死者にとって太陽にも等しかろう。 それを直接打ち込んでやる――ッ! アイリへと攻撃を仕掛ける巨躯の背後へと駆ける、狙うは中枢、心臓。 殆ど自分を省みない体当たりになるが、その為の鎧。同時攻撃を仕掛ければ流石に全てに対応する事は出来まい、騎士達が上手く気を引いてくれれば良いが…ッ ) [Sun 28 May 2006 04:51:40]
◆トリス@砦深部 > 頭を割られても動くなんて――― でも、効いてる・・・?(塩や聖水を浴びた部分の傷口は再生が効かないのか――相手は確かに化け物だが、倒せない化け物ではない、と言う事だ。 アレックスの援護とアイリの叫び声、折れかけた心を叩き直してくれる) ならば、私が―――!!(反動付けて身を起こしたら、背後より再び斬りかかろう。 斜めに振り下ろし遠心力を乗せて、露出した肉の綻びに添って――狙うは右腕上腕!! いくら再生の力があろうと、完全に切り落とせれば最早動くまい ―――) [Sun 28 May 2006 04:49:50]
◆アイリ@砦深部 > ( 攻撃距離の「外」では駄目だ。 ハルバードだけが武器ではないと念頭に置かなければならないが、長槍武器の外から攻撃が出来ないのなら、十分に振り回せる中に入るしかないのが現実。 トリスは無事だ。弾かれたが返事はした。 アレックスが何かを投げた。 此方の利は頭数。 絶え間なく攻撃を繰り返す事だ。 初級の聖別とはいえ、長剣にもそれなりの加護を付与しているのだ。 繰り返して効果が出ないとは限らない。 ) 恐れるなッ!! 数で圧せ!! 誰かが立ち上がる時間を稼げ――――ッく!!! ( 勢いをつけて立ち上がろうとしたタイミングで白煙を上げる狂戦士が此方に向かってくる。 左腕での攻撃には左手で保持した盾を身体を捻って差し出さなければならない。 ロクにショックに備える姿勢を準備する間も無く、盾ごと突き飛ばされて今度こそ背中から倒れこんだ。 乱暴に背中を打ち付けられる痛みはまだマシだが、盾を支える左手首が痛い。 何度も何度も同じような防御はできないだろう。 ) [Sun 28 May 2006 04:36:01]
◆灰色の狂戦士 > お・の・れェッ!! (忌々しげに、聖水で白く焼け爛れて濁った目を、聖職者へ向けん。) …皆、潰す、─ッ! 己等の血で! 喉を潤し! 忌々しい聖水を洗い流してくれるわ! (ハルバードを担ぎ直しながら、左腕。鋼の腕を、膝立ちのアイリへと叩き付けんとッ! 拳を固め、肘から先、尺骨部分を槌の如く叩きつけるように!) [Sun 28 May 2006 04:30:05]
◆灰色の狂戦士 > ( 灰色の狂戦士は、何事も無かったかのように立ち上がる。 背後に居るトリスには見えるだろうが、脳天、背中、膝裏の傷はもう、凝視しなければわからないほどに疵口が塞がっている。再三言われているように、正に化け物だ。) (カシャン、と澄んだ音を立てて、何かが割れた。) (聖水と、塩。 どちらを死にぞこないには大敵だ。) …オ ォ オオオ おお…ッ!! (しゅわしゅわと白い煙が立ち昇る! 凶人は苦悶の雄叫びを上げた。 塩の掛かった前半身、右側は火傷のように爛れ、白煙を上げ続ける。また、先程露呈した綻び糸が、再びその姿を露にした。 (※どちらの影響も5ターン持続する。)) [Sun 28 May 2006 04:23:54]
◆アレックス > ――ッッ ! ( ひっ、ひっ、と呼吸になりきれない引き攣れた呼吸を繰り返し、身体を丸め 石畳を掻く。 呼吸が、呼吸ができない。視界は涙で潤み、口元からは涎が垂れる。 痛い、痛い―― ッ! されど、身につけた鎧は受けた足裏… 点の衝撃を、胸を覆う板金全体へ、より大きな面へと分散させ、身につけたガンビスンは衝撃を削ぐのだろう。 決して、致命傷ではありえない。 首を痛めたり、床面へと激突した衝撃は、痺れや打撲として残るかもしれないが、死にはしない。 )… ッ ィ…―― ッ ( 呼ぶ声がする。苦しい呼吸に歯を食いしばりながら見れば、立ち塞がった威容 その向こうに騎士達が見える。 ああ、突破されたのか――… 声を出そうにも、ショックのせいか上手く呼吸が出来ず、直には立てそうにもない。 おのれ……ッ 腰のポーチを探る。浄化塩と聖水の小瓶―― ハルバードを振るう背中目掛け まとめて投げつけた。 墜ちたる報いを受けよ! ) [Sun 28 May 2006 04:10:53]
◆トリス@砦深部 > ・・・・普通なら終わってるわ! まるで・・・・否、確かに不死身ね―――(その”普通”が甘い、というのを先程見せ付けられたばかりではあるが、悪態の一つも付かずには居られなかった。 止めとなったと思っていた剣を、慌てて引き抜く。) ・・・・判ったわ。 何とかやって ――― ぐ ッ…?! (そして振り回される柄の部分を盾で受け止めるが――― 受け止めたその体ごと弾かれた。 1mほど転がって、尻餅をついたような姿勢に。) [Sun 28 May 2006 04:08:23]
◆アイリ@砦深部 > ちッ…化け物!! ( 立ち上がろうというその瞬間、襲い来る突風。 再び腰を落とさざるを得ず、行動は中断された。 ) [Sun 28 May 2006 04:03:21]
◆アイリ@砦深部 > ( 重量と加速で勢いのついた前傾姿勢は止まらない。 狂戦士の脇を抜け、どうにか身体を反転させながら倒れこみ、一回二回と石畳を転がり、急いで膝を着いて立ち上がろうと。 頭に一撃受けて尚、口を利く。 間違いなくバケモノだ。 ) アレックス! アレッサンドラ!! どうにか時間を稼ぎます! 立て直せるなら一言返事をなさい!! ( 痛みに堪え、呼吸を整え、再度立ち上がるまでの時間を先ずは、だ。 ) トリス、「壁」の意味がなくなりました! 前後に張り付きます!! [Sun 28 May 2006 04:01:00]
◆灰色の狂戦士 > (──そう。疵口が、蠢いている。筋繊維が互いに蝕指を伸ばし、結び合い、繋がって疵口を塞ごうとしているのだ。それも、恐ろしいスピードで。) ──餓ァアアアあぁッッ!! (片膝を突いたまま、振り返りもせず大振りにハルバードを振り回す。 ぶぅんッ!と旋風を巻き起こせば、胸の高さに大威力の得物が背後の二人を襲わんと! 然し、間合いが若干近すぎる。 当たったとしても腕か、或いは柄か。 ) [Sun 28 May 2006 04:00:07]
◆灰色の狂戦士 > (背に叩き込まれる鉄塊の衝撃。 肉が裂け、血が飛沫く。) …ぬ…ッおォォッ! (返す刃の膝裏への一撃を受け、がくんと膝を折る。 其処へ、広刃の剣。 脳天に落ちるその一撃。 薄桃と灰色の混じった穢れを爆ぜさせる。) ──が。 こんなもので終わると思っているのか──? (手ごたえは充分であった。武器を握る手が痺れる程であろう。 疵口は大きくぱっくりと口を開く、疵口から覗く筋繊維がぐずぐずと蠢くのが目視できるくらいだ。) [Sun 28 May 2006 03:55:14]
◆アレックス > ( 蹴り足が迫る!迫る!しかし、戦士と騎士達の目にはそれを避けようとも、防ごうともしない死に体が見えるばかりだろう。 己の精神をアンテナとし、魔術によって事象を変化させる程に集中しているのだ。 例え槍が降ろうが、それに気づく事すら出来ぬ。 )The Lord bless him and keep him, the Lord make his face to――… ッが はッ…!!( どッ!と重い重い蹴り足が、剣を翳した腕を通し胸を打ち、蹴り飛ばす。 何重にも重ねられた祈りの声は曇った悲鳴に掻き消され、あと数秒で完全に形を為そうとした王冠と交差した鍵と、練り上げた魔力は蹴り足に打ち貫かれ、弾けて消える――。 鎧を纏っていても、戦場にあるにはか細い身体は倍以上も体重があるだろう戦士の激突に木の葉のように舞い、石畳へと叩きつけられた。 ブツン、とイメージは断ち切られ、意識は急激に現実に引き戻される。 ) ェ…… あ゛ ぎ ッ ( 強打された胸、呼吸ができない。 突然の断絶による意識の浮上 どうして自分が倒れているのか理解できずに、石畳を鋼鉄に包まれた指が掻き――… 遅れて打ち付けられた全身の痛みがやってくる。 ) [Sun 28 May 2006 03:48:54]
◆トリス@砦深部 > (騎士全体と比較すれば此方も小物ではあるが――振り上げたその剣は重量と落下の速度を生かして叩き割る事に主眼を置く。 先に振り下ろされるアイリの攻撃に続き、姿勢を崩すならば脳天に、耐え切るならばそのまま胴体目掛け剣を振り下ろそう。 降下の有無に関わらず、互いの攻撃圏内に走り込む事にはなるか。) [Sun 28 May 2006 03:47:31]
◆アイリ@砦深部 > ( 腹立たしいのは此方も同じだ。 だがアレを、人語を話すからといって。それが案外理知的だったからといって。 人間の尺で測った自分達の愚かさを戒めるべきだ。 今はトリスを宥めたり叱咤したりしている暇は無い。 無防備になっているアレックスの被害が甚大になる前に少しでも速く走り、一撃でも多く剣を振るうべきだ。 ) 騎士に背を向けるならば―――ッ!!! ( アイリーン=アルベントは特に騎士の中でも小兵である。 低く前傾姿勢で身体を沈み込ませ、防御回避を二の次にした全力攻撃姿勢をとり、倍近くありそうな大男の背中に渾身の一太刀を、そしてその勢いを乗せたまま最速で繰り出す二発目を男の膝裏目掛けて叩き込まんと振り回す!! 恐らく姿勢を崩す事になるが、その先の事は今は考えなくて良い。 ) [Sun 28 May 2006 03:38:09]
◆灰色の狂戦士 > …む…ッ。 (狂戦士は眉を顰めた。 構成が未だ不完全ながらも浄化の術に自ら突っ込んだ影響か、──筋肉同士を繋ぐ、魔術の糸が薄く、光を放ってその姿を曝け出したのだ。) …ぬんッ! (首、後頭部、右目から唇まで、右腕上腕、左腕下部、右手薬指、左腕肘、左手親指、中指、左胸、肋骨静脈より心臓まで、胃部より腹部までの同二箇所、左足股、左足腿、左足脛、左足指その全て。ほんの一瞬、その縫い目をあらわにすると、気合一喝! 綻び糸はまた見えなくなった。) [Sun 28 May 2006 03:37:36]
◆灰色の狂戦士 > (その身は、巌。その身は、鋼。その身は、矛。 無数の死者の肉体より選りすぐりの筋肉を紡ぎ合わせた、異形の屍体。 数倍の太さの筋繊維束は、人間の運動能力を軽く凌駕する。故に、6mを越えようかという超人的な跳躍すらも現実として成し遂げる!) …われが!! 何故に単身にて守護者として或ると思う? 甘く見られたものだな! (光を突き破って、破城槌の如き蹴りがアレックスを襲わんと! 不幸中の幸いか、狂戦士の蹴りは己の筋力に頼っただけのモノだ。 驚異的な加速と、その自重からなる威力は恐るべきものではあるが、吹き飛ばさず内へ威力を留める、格闘武術の心得のある蹴りとは違う。運が悪くとも、一撃で致命傷とはなり得まい。) [Sun 28 May 2006 03:32:08]
◆アレックス > ( 胸の中の酸素を吐き出し続けるように埋葬句は続く。意識は既に肉体を離れ、目の前の戦況など意識の範囲に無い深い深い催眠状態へと陥ってゆく。 無数に枝分かれした人々の意識と無意識を手繰り、遡り、溢れる光の中のただ一粒となって世界に蓄積されたイメージの海へ、大領域へ―― その道行きで願い叫ばれたイメージを拾い上げ、蓄積してゆく。 ) We commend to Almighty God our brother Ja-vak; and we commit his body to the ground; earth to earth; ashes to ashes,dust to dust―― ( 虚空に現れし金と銀に分かれた光は強さを増し、王冠と、交差した鍵を描き、声は祈りの声を拾う毎に重複し 娘の口から発せられる音はまるで合唱のように重なり、高く、低く、幅を増してゆく――… 完全な集中に陥った身体は棒立ちで、無防備に等しい。立てた剣と鎧ばかりではその突撃も防げまい。 騎士達が防げぬのであれば、墜ちた戦士の常軌を逸した攻撃は直撃する事になろう。 その分、二つの光が描く出来かけの術へと突っ込む事になるが――… 「灰は灰に、塵は塵に」 死者は土に返れ、と主命を下す不完全な術はどれほどの効果をあらわすかは判らない。 ) [Sun 28 May 2006 03:29:01]
◆トリス@砦深部 > (気が付くのはアイリよりも一瞬送れ、故に反応も同様だ。 驚愕から覚めれば、無視された分だけの怒りのほうが強くなる。) ――― あいつ・・・私を虚仮にしたわッ!!(過剰とも取れる装甲は防御力の反面機敏な対応を不可能にする。一瞬で追いつくことなどできまいが―― 剣を翳して、此方も巨体に追い縋ろう。) [Sun 28 May 2006 03:26:05]
◆アイリ@砦深部 > ―――――跳んだ!!? ( 先ず人間の形をしたものが脚力で其処まで跳ぶ事など全く想定していない。 突破を試みるなら左右から身体を張ってでも止めに入る心算が、常識外の行動に完全に出し抜かれた。 慌てて反転して駆け出すが、はっきり言って狂戦士が一撃繰り出す余裕は十二分にあるだろう。 重装鎧の反転、全力疾走など高が知れている。 トリスに声をかける暇も惜しんで走り、恐らくがら空きになるであろう背中に斬り付けようと試みるが―――――!! ) [Sun 28 May 2006 03:12:18]
◆灰色の狂戦士 > 来ぬか、ならば──、ッ! (ぐんッ、と深く膝を落とす。力を溜めているのか、ぼこんッ、と脹脛の筋肉が大きく膨らんで─) 此方から、参るッ! (2m超の巨体が、飛翔した。 それは、想像を絶する動き。 右翼と、左翼、展開した後方──アレックスの目前まで、一気に距離をつめる飛翔蹴りッ! ) [Sun 28 May 2006 03:05:21]
◆アレックス > ( 二人ならば前面を完全に任せられよう。 個としての意識へと繋がる脈を遡って、祈りの声を拾いながら更なる高みへ 神の領域へと繋がり、”神の力”をこの身に下ろす際にはこの身は抜け殻になる。 吐き出す呼吸は深く、長く――… 深く意識の中へと沈んでいく。深い闇の中鎮座する閉ざされた扉を開くイメージを強く、強く。 )―― In sure and certain hope of the resurrection to eternal life through our Lord Jesus Christ ( 意識の中で重々しく扉が軋み、隙間より光が射す―― 胸の前に立てた剣 その前面の空間に光が生まれ、金と銀に分かれた光は空間を切り出すように図を描き始める。 吐き出す言葉は、埋葬の―― ) [Sun 28 May 2006 02:58:22]
◆トリス@砦深部 > サンクス――――流石本職ね、アレックス。 それじゃ――(情報の出所は厳密には違うのだが其処までは判らぬ事。 見た目それほどの物には見えなかったが――警告は素直に飲み込んでおく。) ・・・ッ ――――吼えさせて置けと言うのは、少し癪だわ…!(突撃を旨とする騎兵の性か、挑発を聞くなり飛び掛らんとしていた所を、横からの一喝で止められた。 不満を漏らしつつも意図は汲む。 剣は肩に担ぐような肩手持ち、斜めに盾を構えつつアイリと連携しよう。 役目が壁ならば時間を稼げればソレでよい。 自らは手を出さず、相手の挙動に注意して――) [Sun 28 May 2006 02:56:03]
◆アイリ@砦深部 > ( 地道に調査を続けた甲斐があるというものだ。 少なくとも、この先に重要なものがあるという事は確か。 そろそろ調査を切り上げる時期かと内心落胆していた気持ちがある種一瞬にして立て直した。 モチベーションが上がった、といえば良いか。 アレックスの促す注意はあのハルバードを見た時から既に感じた部分。 繰り出される攻撃は全て「受け流す」か「避ける」以外にありえないだろう。 相手は巨体だが、恐らくフル装備の此方より素早いのがネックになる。 ) ――――攻撃開始!! 聞く必要は無いッ、前に出過ぎるな!! ( 先手をくれてやると言う敵の言葉に対してトリスを制する。 我々は急ぐ身ではない。 じっくりと時間をかけて良いのだ。 ハルバードの射程を避けるようにゆっくりと盾を構えて前進し、避ける動作に主眼を置いて足を捌く。 長剣はまだ、盾を前にして構えるのみ。 ) [Sun 28 May 2006 02:47:12]
◆灰色の狂戦士 > 退く気は無い、か。 その意気や──良し! (轟ッ!と。暴風の伴わんが如くの気勢を放たん。) 言うな。我はすでに、主に背かれ、神に棄てられ、人も辞めた外道よ。 我が信じるは、闘争のみ。 踝までを血に浸す戦場のみが、鉄風雷火の剣戟のみが我を裏切らぬ! ──先手はくれてやる。 掛かってくるがいい! ( 盾をかざすように、鋼鉄の義手をかざすと、ハルバード──グレイブを、大きく振りかぶって。) [Sun 28 May 2006 02:41:16]
◆アレックス > ――… 主命を尊び、騎士道に身を置く者が何ゆえ異端の呪いに加担致します。貴方が守らんとするものは神の敷きたる唯一の理に逆らい、神と人に仇名す外法。 誇りを口にするのであれば神の理に従いなさい。 ( 死者、戦士、クランク。見て取れる情報は態々口に出さずとも二人の騎士へと伝わるだろう。 ヴェイティアンにしては、手にした武器は西洋の物。 見て取る威容、恐らくは歴戦の――… 人の誇りも、己が仕えるべき者も見失い、墜ちた誇りを見て眉を顰め。 目配せに従い二人の騎士の影に隠れるように後方へと下がる。 ) アイリーン様、トリス様、右手にお気をつけになって。アレは恐らく――… 盾でも鎧でも防ぎきれない。 大砲の筒先だと思ってくださいませ。 ( 見た所鎧など付けていない体、あれは盾であり槍であり火砲に等しいのだろう。思い描くのはこの手にあった聖剣。描いた物が確かであれば、鎧など紙きれに等しい。 警告を発すれば ひゅ、ひゅん、と剣で描く十字の印。 直接的戦闘を二人へ任せ 術式を展開させる―― 瞳閉じ、思い描くイメージは交差した鍵と、王冠。強く、強く ( 集中開始 ) ) [Sun 28 May 2006 02:29:00]
◆トリス@砦深部 > それだけ厳重に守るべき場所 か。 興味が湧くわ。 (要所にすら護衛を置かなかった地点もあるこの砦に番人、というだけで怪しさは相当の物だ。 ―――何があるのかを考えるほどの余裕は残念ながら存在しないが。 隊列を整えるアイリの動きに会わせ、此方も左前線に展開。 二騎をもって壁となろう。) ・・・・なんにせよ覚悟無ければ此処には来ないという事 ね。(愛用の頑丈なブロードソードを腰から引き抜いて、臨戦態勢――) [Sun 28 May 2006 02:21:35]
◆アイリ@砦深部 > ( 人選に問題は無いようだ。 此処に来て未だ御託を並べる問答屋や、立脚点のはっきりしない浮ついた人間が一緒では背中を預けるのも心許無い。 各々クリスティア出身者であるというのも正直、分かり易い価値観の統一になっているのだろう。 ) ――――ヴェイトス市騎士団派遣部隊です。 この砦の有害指定を受け、調査に来ました。 敵対行為を止め、直ちに投降しなさい。 返答無き場合は実力で排除する事になります。 ( 不意にかかる声と明らかに不審なシルエット。 そしてその言動。 形式的な勧告を告げるが、抜刀の合図を省略して既に此方も剣を抜いている。 あれで友好的な人物である可能性はほぼ、無いだろう。 右翼側に立ち、トリスを左に、アレックスを後方に下がらせるよう目配せして盾を構える――――。 ) [Sun 28 May 2006 02:12:47]
◆灰色の狂戦士 > (右手には巨大なハルバード。それを恐るべき事に片手で操りながら── どん! 石突を床にたたきつけると、火花が散った) 我が名はジャ・バック。 死して後、やがては腐れ落ちる身に堕しながら、我が心は今だ闘魂と共に有り! (堂々と宣言する、その右手は鋼。薄く錆の浮き始めたクランク義肢。重く、鈍く輝くソレは、鉄杭の仕込まれた凶悪な代物──) 我が任は、この通路の行く手を阻む事。 戦いを臨まぬならば、退くがいい。背は襲う事は無いと、地に落ちた我が武名へ誓おう。 (ぶぅんッ、とハルバードを振るい、真っ直ぐ突きつけると─) …だが、挑むのならば、覚悟を決めよ! (鮮度が高いのだろう。動きは巨体の割りには俊敏そうだ。) [Sun 28 May 2006 02:06:40]
◆アレックス > ( やはり、セオリーは変わらないか。巨人との戦いと余り変わらぬ。防御に乏しかった故、霍乱・奇策に走らざるを獲なかったがこの布陣なら磐石であろう。 先走り、あの時のような無様を晒さずとも良さそうだ。 何よりもこの職務的な明確さが心地よい。 こうでなくては。 )―― 了解いたしました。 扉を見つけたとしても、殆ど最深部には踏み入っていない状態ですものね。 不死者全てを駆逐するのであれば情報量は多ければ多いほど。 解呪をするにしても根源は恐らく地下にあるのだと思いますし 発信源の捜索と規模の確認、それに伴う障害の打破、ですわね。 ( 異端の呪いなど奉って鎮めはしない。バラバラに解体して上から塗り潰すだけ。この手の事はそう珍しい事ではない。異端という異端を打破し打破し打破して征服してきたパプテスの術を舐めてもらっては困る。赤人の原始的な呪いなど――… と、目の前に立ちふさがる威容。 松明を持ち替え、剣を抜く。 味方でない以上は、敵。 照らされるその姿から、少しでも多くの情報を読み取ろうと見据え。 武器は?防具は?種族は、死者か、生者か。 ) [Sun 28 May 2006 01:59:04]
◆トリス@砦深部 > また何処かで何か起こすなら、もう一度叩き潰せば済む話よ。 できることなら、今度は被害の出ないうちに―――(ダンテとかいうのがこれで諦めるとも思えない。 近いうち、再び見える機会があるのかも知れぬ と。) 数が増えれば小竜の一匹二匹よりは厄介なのだしね。 ―――Ok、大体掴めたわ。 後は相手の大きさを見てから臨機応変と。 (無秩序に暴れるドラゴンと、伏兵や飛び道具を巧みに扱いいっぱしの篭城をやってのける知柄持つアンデット軍。 危険度だけでも多分似た様な物だろう。) ・・・・成る程、こういう事もある と。(姿が眼に入れば、ぴた と足を止める。 竜の話でデカイ物を覚悟してはいたが――これはまた毛色の違うデカさってやつだ。) 門番、か何かかしら。 避けて通れそうなサイズじゃないわね――(口調から敵だと判れば 静かに身構える。) [Sun 28 May 2006 01:55:45]
◆威容 > ( 通路を進む三人の前に、立ちはだかる黒い影。 高さは2mを遥かに越え、腕の太さは女の腰のようだ。 仁王立ちに構えて、そちらを睥睨する。) 汝等は、この砦を侵さんとする者か。 (死人は、死人らしからぬ大音声で呼ばわった) [Sun 28 May 2006 01:43:07]
お知らせ > 威容さんが入室されました。 『 来 た か 』 [Sun 28 May 2006 01:39:07]
◆アイリ@砦深部 > 実在が確認された時点でほぼ後は本隊の仕事ですが――――あと少しだけ捜索しておきましょう。 報告できることがまだあるかも知れません。 ……“ダンテ”の事は残念ですが、一先ず目論みを打ち破った事で良しとしましょう。 ダンテ当人が言った通り、砦のアンデットそのものはダンテとは無関係に未だ活動中です。 先ずは其方を叩くのが先決。 ( ヴァンパイアハンターが望む通りか、騎士隊での会話は酷く職務的で厳粛。 意識してそうしているわけでもなく、それを常としている「軍人」の空気なのだろう。 トリスのような遊撃は少々事情も変わってくるが。 前を向いたまま、沈黙を破るように会話を続ける。 ) 前衛に騎士が二人と後衛に術の心得がある者が一人。 紅竜の時もそうでした。 前衛の騎士二人が出来る限り護りを固めて盾になり、主戦力を魔術師に置くのが良いでしょう。 只管盾を構え、脚以外への攻撃はしない事です。 体力を奪って崩れたらすかさず頭部への攻撃に移ります。 この時、噛み付きとブレスを警戒して各々顔の正面を避けるよう。 …もっともこれは、5、6m級での話ですが。 ( ブレスの部分は切実な経験則。 なにせ未熟な当時の自分は竜の口に捉まって背中に牙を突きたてられながら飲み込まれまいと堪え続けたという苦い経験をしているのだから。 焼付くような息で窒息しかかった事、忘れようも無い。 ) [Sun 28 May 2006 01:35:01]
◆アレックス > ( サムライの治療の成果はしっかりと現れ、左腕を庇う事も無くなった。両腕と左肩がひしゃげて、少々歪な白い鎧は相変わらず血の匂いがするような気はするけれど、その装甲に覆われた下には少々黄色く内出血の後が残るだけで支障はない。敵を目の前にして取らざるをえなかった休息は、歯痒いものだったが。 ) ええ、何体居るのかまでは判らないにしても、存在の確認が出来た事は――… 喜ばしいとは、言えませんわね。「呪い」とやらもまた事実という事に。( 頼もしく笑う百人長。そして、先日行動を共にした騎士。その身に纏う鎧も、また安心感を呼び起こす。 ) 詮無い事ですけれど、ダンテの逃亡を許してしまったのが悔やまれますわ。 あれはまた何処かで――…。 ( きり、と噛み締める歯に表情は硬くなる。アレがまだ何処かでのうのうと息をしている事を思うと… いけない。目の前の事に集中しなくては。作戦を確認する騎士に、頭を振り 先導する赤い鎧を見やる。 ) [Sun 28 May 2006 01:22:29]
◆トリス@砦深部 > (そしてアレックスとの行動は此方が経験済み―― 移動時の仕事分担も含めある意味理想的な組み合わせになったか。 松明握る筈の片手が開いた分、 武装して警戒に集中できる。) その胎内とやらに通じているなら ――先を越されてしまったかしらね。 残らず焼き尽くしているならば憂いも無いけれど――。(竜の種別や個体数を確認した訳でもないし、そう単に事が運ぶとも思えない―――あまり楽観的な気分にはなれなかった。) ……参考までに、その時はどんな作戦で? (何気ない会話は退屈に流されない為の工夫か。) [Sun 28 May 2006 01:11:56]
◆アイリ@砦深部 > ( 此方が二人というのにも一応意味がある。 屈強な男達とはいえ、団の騎士達はまだ実戦経験に乏しい若い騎士が二人と、現役を退いた初老の騎士団監督、紋章長。 人数とチームワークで対処させるしかないということ。 トリスとはキャンプでも同じ塒を利用している都合、団では一番言葉を交わしている。 二人残るならこの分け方が一番やり易いだろう。 ) 意味ありげといえばありげですね。 下に向かっている感じですし、風も無い。 外に出るとは思い難いですけれど――――。 ) 屍竜を討ったとの報告でしたね。 竜が実在したのなら、私達も気を引き締めましょう。 幸いこの布陣、私が最初に竜と戦った時と似ています。 ( 同伴を進言したVHを迎え入れた。 騎士団の一番の弱点である魔法関連の能力を補う、丁度良い増援だ。 1年以上前になる話をしながら、軽く笑ってみせた。 ) [Sun 28 May 2006 01:00:43]
◆アレックス > ( 傭兵と行動を共にする事ないまま、騎士隊に協力を申し出、共に進む。ベースキャンプでは「竜殺しだ!」と戦果に浮かれ騒ぐ傭兵と赤毛に散々自慢を聞かされ、辟易していた所。あの浮ついた空気が嫌いだ。「戦友」や「仲間」と分かち合う喜び?そんなもの、嫌いだ。下種な犯罪者や奴隷風情とべたべたと馴れ合って――… 気持ちが悪い。 その点、騎士隊には明確な規律が、それに伴う清潔さがあった。 そこで、漸く呼吸が出来るような安堵感を獲る。 装備の多い騎士に代わって、松明を手に二人の後を行く ) 地下がある、という事でしたけれど―― ハラエ隊の報告によれば「胎内」のような場所があるとか。先日、艶子さん達が焼き払ったという事ですけれど… ( 自分はそれに同行しなかった。 不潔に塗れて堕落したいのなら、勝手にすれば良い。 ) [Sun 28 May 2006 00:56:16]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 [Sun 28 May 2006 00:55:29]
◆トリス@砦深部 > (騎士団の部隊分けはアイリ+トリス/部下4名という編成―――単独行動の多い鳥騎兵が、指揮する立場を苦手としてるという裏事情がほのかに垣間見える。 今のところは損害と言えるほどの損害も無く進めているが――。) 何処まで続くのかしらね、この道――(進めども曲がれどもあまり変わらぬ風景に、少々困惑気味か。) [Sun 28 May 2006 00:51:18]
お知らせ > トリス@砦深部さんが来ました。 [Sun 28 May 2006 00:40:17]
◆アイリ@砦深部 > ( 深く重く、淀んだ空気は下に向かって続いていた。 何処まで下ってきたか正確に測りきれないが、既に地図の範疇を超えているのだけは確かだろう。 黙々と進む通路が二つに分かれて団を二つに分け、だいぶ時間が経過している。 向こうは無事だろうか? ) [Sun 28 May 2006 00:37:10]
お知らせ > アイリ@砦深部さんが入室されました。 『 深淵―――――。 』 [Sun 28 May 2006 00:34:17]
お知らせ > 神@トリデ・ザ・アンデッドさんが退室されました。 『神、通路の半分と共に生き埋めに。(そして通路が通れなくなったりなんてコトは一切無かった。)』 [Thu 25 May 2006 00:11:43]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > ジェノサイド・ルーぷぅあああああああーーーーッ!?(どかーーーーんばりばりばり壁向けて放った爆砕と共に崩れ落ちる岩壁。そして当然の如く埋まる神。) [Thu 25 May 2006 00:09:26]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > どうしようどうするどうしたらいい、ああ落ち着けアタシ大丈夫だ考えろアタシは神だぞ何とかなる、きっとなる、なるに違えねえそうに決まったアタシが決めた。 ……そういや確かなんか妙なのがもう一匹居たな。あのムヤミとか云うあっちはどうだいやダメだ居場所が解らねえ…!(地図持ってないからね!それ以前に同PLだしn) しかしコレから他の獲物を探しに行くにゃあ時間が足りねえ、今この道を引き返したらどっかのチームに鉢合わせ間違い無えし…!!(そして傷一つないキレイなアタシに首を傾げる遭遇者。「カミサマは闘わないのーん?」「闘えませんですた!」) うわすげえダメくさいダメっぽいアタシがただの口先野郎に成り下がってる嘘だァァァ間違ってる!こんな未来は間違ってるんだ!この世界を売ろうとしてる誰か居やがるに違えねえんだ!(手詰まり感山盛りにそろそろ錯乱入り始めたところでぴーんと脳裏に豆電球。オーパーツ?煩え黙れ。) はッ……そうだ、そうだよどうせだったら誰も闘わなきゃイイんだよ全員平等ならイーブンだ、残ったパーティ全員で殴り合いして最後に立ってたヤツが優勝ってコトでいいじゃない!(何がだ。) ヨシそうと決まったら一発こんな洞窟叩ッ壊してやるッ!!(腕を振り上げ―――) [Thu 25 May 2006 00:08:24]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > なんだ、手紙? ううん…―――― えー、ナニナニ。 風邪を引いてしまったので残念ながらお相手できませんごめんなさい。 ―――――嘘ォォォオ!? え、なにそれアタシ無駄足っつーか、週末までには復活します?ええぇだってソレ最終決戦―― ダメじゃん! あんの小生意気なパプテストに啖呵切って出てきたアタシの立場は!?(脳裏であのクソムカツク金髪ドリルが役立たずの野良犬でも見るような目で見下した。ついでにどっかの可愛気欠片もねえ蜥蜴野郎が鼻で笑った。) だ、ダメだ。 あんだけ啖呵きって今更一緒にやろうぜーとか絶対ぇ云えねえ…! かといってこのまま何事も無く無傷で帰ったらソレはソレで負け犬臭え! (ヤバイ嵌った。詰んだ。地面の上でがっくりと項垂れ頭を抱えて蹲り、どちらに転んでもイヤな未来にガタガタと怯えて震えた。) [Thu 25 May 2006 00:00:02]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > ………おかしいな。 何で出て来ねえんだ?確か、アレだろ。アタシらの行動は全部筒抜けで全部見て聞いてんだろ?(ハテフム首を傾げると足りない頭を捻くって、) ――聞こえてねえのか?いやそんなハズはねえ、だったらゾンビ肉でも喰って腹ぁ壊したか。 ……まさか逃げた?いや、いやいやソレはねえだろ紛りなりにもボスだぜ?なら… ―――まさか、ちゃんと依頼受けてねえからダメってことか? 馬鹿な! (己の想像にいたく打ちのめされて愕然と膝を付く。己の考えを否定せんと頭を抱えながら叫ぶ、吼える、猛る。) ありえねえ!この神が遊んでやるといってるんだ、手前ぇの方から有難く御座いとやって来るのが筋だろう! 神舐めんじゃねえええ!! (一人合点で勝手に納得して勝手にキレた。ぶんぶんと髪振り乱してあたりの壁を八つ当たりちっくに殴る、殴る、殴る。) ………あん?(ぼたり。殴りつけた壁の上から、なんか降って来た。) [Wed 24 May 2006 23:54:51]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > ………………………………………。 [Wed 24 May 2006 23:48:34]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > はん、どうやら他のヤツラもやっとこ動き出したらしいからな。ボヤボヤしてっとアタシの獲物が捕られちまうからな。 ―――かといって、先にドラゴンゾンビとやらとやりあっても人間どもの出番がなくなっちまう。 じゃあどうするか! そう、黒幕引いてるヤツをぶん殴りゃあいい。(ぺきぱきと指を鳴らして虚空に向けて説明語り。さりげなく”夜の手”なんかも召喚済みで戦闘準備は超OK。) さあ、ほら、アレだよ手前ぇ、ダンテとかいう馬鹿野郎。 聞いてやがんだろう? この神が直々に遊んでやる! とっとと出てきて殴られろ!!(自信満々に髪の腕を広げると洞窟奥深くへと高らかに叫んだ。 れろ、れろ、れろー。 妙な感じに響き渡る声。 そして静寂。) [Wed 24 May 2006 23:47:40]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > ハッハッハ、予告通り来たぜ来たぜ最下層。 おう、流石にキナ臭え匂いがプンプンするじゃあねえか。(ひくひくと鼻を鳴らして真っ暗な岩壁を睨め廻す。そう、ここは最下層。例の竪穴横穴潜り抜けてやってきました屍竜の寝所。) [Wed 24 May 2006 23:39:33]
お知らせ > 神@トリデ・ザ・アンデッドさんが入室されました。 『 最下層 』 [Wed 24 May 2006 23:37:15]
お知らせ > エディさんが退室されました。 『( 猫探しが待ってる訳だ。この後は。 )』 [Sun 21 May 2006 05:45:15]
◆エディ > うわったわったったー!? …らじゃ。それが、此処での最後の一働きってことだな。 ( 頭かいぐりされて、あうあう言った。 へんな風にくすぐったい。顔色が見えないのは、色々と有難い訳だ。こういう時。 ) でも、やっぱりヨクナイの――― ぶふぅぅぅっ!!?? ( 神の言葉がが湛えた雰囲気が、あながち冗談でもなさそうだったから、ちょっと聞いてみたくなったんだけれど。答えは蜥蜴っツラした少年?の方からさっくり齎されて、思いっきり吹いた。 ) ヨクナイにも程があるわァァァッ!! …いやもう全力で帰る。ホントに帰る。 つか、あんたら凄いわ…… ( つまり、此処にいる連中さん方は、そんなドエライ代物と対峙する気な訳だ。 …世の中、以外に身近な所に驚天動地は潜んでいた。 呆気に取られた侭、ひらひらと手を振り続けて。 ) 名前とかは、今度の縁があったら、な。 楽しみにしてるよ、竜殺し?死に竜殺し? …びみょーか。 ( …ふむ。この後は。 神から受け取った戦利品をごそごそ仕舞い込んだら、歩き出そう。 ) [Sun 21 May 2006 05:44:10]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『( で、実践して壁から滑り落ちる傭兵一人。 )』 [Sun 21 May 2006 05:35:35]
◆艶子 > 鞘ねえ。んじゃあ剣だ。どうだ、鞘より凄いぞ。 ああ、お前さんも気をつけて帰るんだぞ。えっと…… ( 名前聞かなかった。貧乏人さんとか言ったら泣くだろうか。 ) 風邪は大丈夫だ。私艶子だから。 引かないんだ、引いてもすぐ治る。 ドラゴン倒したら見せてやるよ、竜の牙とか骨とかな。また会おう、覆面の人。 ( ひらり、手を振った。 歩きの途中で後ろから付いてくるMJに対して。 ) あ、洗ってるよ失敬な! 探し回ったけど神様見つけられなかっただけだよっ! ( だけ、というにしてはややオーバーな。このアレックスのチュニックはこのまま傭兵の懐に渡り、良くない事に使われるんだろう。 ) [Sun 21 May 2006 05:33:00]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『 卵だから親の顔は知らないの。 ( かわい子ぶってみた。 )』 [Sun 21 May 2006 05:27:33]
◆MJ > じゃナァニ? もうちょっと働きに免じて「私の鞘だ」とかあるジャン。 嫌なら良いけど、艶子ちゃんとフンドシ洗ってるの? で――何で服返すの遅くなったのさァ。 ( ファーコートの袖をクイクイと引きながら。 尋ねよう、歩いて行くなら子犬のように後から着いてくる邪魔っぷり。でも顔は爬虫類に酷似してる。 ) じゃあネ。 地下にはドラゴンゾンビが居るそうだから―――行っちゃ駄目ダヨ。 ( ヨクナイモノは居すぎな砦。 ) ……今、赤毛の子が降りて行った先なんだけサ。 ( 消えて行くカミサマ。 本気で行く気だ、ふぅんと見送り。 ) えーっと、壁はね。 ちょっとして出っ張りに気合いで掴まるんダヨ。 後は「KIAI」 ( 実践すると多分落ちる。 ) [Sun 21 May 2006 05:26:42]
お知らせ > 神@トリデ・ザ・アンデッドさんが退室されました。 『じゃあなー。』 [Sun 21 May 2006 05:22:23]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > オーケーオーケー、手前ぇは素直に言うコト訊くと思ってたよ。(かいぐりかいぐり頭をなでた。やっぱり人間はいいなあ可愛いげあって。…さて、問題は猫のほうだが。) まあなんか最近見かけんが、猫もまだ生きちゃあ居るだろうから会ったら伝えとけ。んで引き摺ってでも帰れ。いいな。(多少真面目に忠告しつつ、まあ帰らなかったら殴り倒してでも強制送還するまでなのだが、さておき。うん、よくないナニカが居るんだよ此処にゃあ。) ―――まあ、そのへんは期待してねえけどな。 さて、んじゃあアタシはそろそろ行くぜ。(肩をぐりぐりと廻して、立ち上がれば廊下の奥。 向かう先はその昔、拝み屋の根暗な男がナニカが居るとのたまった竪穴だ。) [Sun 21 May 2006 05:22:12]
◆エディ > あー、やっぱり。 ( その答えは、大体想定通りだったけれど、続く最後通牒は、流石に面食らった。 呆気に取られて口が開く。 ) うわ、凄いぶっちゃけた!あんまり否定出来ないから文句は噛み殺すけど! ( いや本当に。まだまだ駆け出し冒険者、ピンでは戦力にも殆どならないし、 …はぐれまくったしね! ぐぬぬぬぬー と唸った。唸った、けれど。 ) でも、そっちが言うんなら、此処に拘る理由も無いしなぁー… つか、ぶっちゃけ此処ホント怖い。何か、ぜってーヨクナイモノがいる。 ( 鳥肌立つような悪寒が時々引っかかる気がする。取り立てて聡い訳じゃないから、むしろ臆病者のカンに近いんだろう。 足手纏いになるよりは、引き時も見た方がいいとか、逃げ足身上は考えた。うむむ。 差し出された換金ブツを受け取りながら、ひょいと肩竦め。 ) らーじゃー。喧嘩終わって街でもしも逢う事があったら、酒と飯奢らせて貰うさー。 …猫と割り勘で!! ( 割り勘って辺りがやっぱり貧乏根性。 …この後は、猫探しが待ってる訳だけど。 くるっと、蜥蜴姿と傭兵少女の方を見て。 ) いーんだよ、少なくとも、今こうして何とか生きて動いてるー、分くらいは返したかったんじゃないかな?役立たないけどさ、われながら! …そっちも死ぬなよー、かわいーオトコノコの素顔見せるまではー。 そっちのー…ツヤコ、だっけ? も、…風邪引くなよー。 ( ひろんひろん。そんな音がしそうな仕草で、手を振った。 ) [Sun 21 May 2006 05:18:16]
◆艶子 > あ、いや、あの時の右腕の意味と今回の右腕の意味は微妙に違うようでやっぱり大筋であってるような、うーん。 ( 知力2には上手く説明できない。まあ、兎に角右腕だ。 ) 褌止めるって、あのぱんつとか言うのを履けというのか。凄く動き辛そうなんだけど…。 ( 別に騙された訳じゃあない。私の美しい親切心だ。 ) 忠告ありがとうよ。耳に蛸が出来そうだ。 ( かみさまと、名前の知らぬかみさまの手下に別れを告げて歩きだそう。 …かみさまはダンテとやり合う積もりなのだろうか、やっぱり。 ) お前卵から産まれたのか……。 ( 信じたらしい。 ) あの天井とか壁を歩くのどうやるんだ?私に教えろ、な。 ( ちょっとカッコイイとか思った。 ) [Sun 21 May 2006 05:10:56]
◆MJ > 右腕の代わりになる覚悟はあるのかァァとか聞いて来たの艶子の方じゃない。 ( 「えぇぇぇえぇぇ」と不満の声を上げた。 忘れさられたらしい 「半身でもイイヨ」 と答えた餓鬼は。 ) 肉体美良いからフンドシとか止めようヨォ。 どうせまたアレクスに騙されたんデショウ。 ( 好みでは無かったと。 酷い感想を述べつつも。 直ぐに座り込む堪え性の無い餓鬼。 ) 手下って呼ばれてるのに、物好きネェ―――こんな物騒な砦にまで来るなんて。 じゃ、また生きて逢えたらネ。 ( 戻すに戻せなくなった顔。 爬虫類顔の儘、手をヒラヒラ。 カミサマの送る餞別を見ていた。 戦い抜いたのは自分達だけでは無いらしいと。 ) ニンゲンが―――四つ足で天井歩くわけ無いジャナイ。 天涯孤独のオレサマは卵から生まれたって信じるゥ? ( 傭兵にも出自は教えてない、寧ろ正体もだ。 笑顔でごましておいた。 ) [Sun 21 May 2006 05:02:39]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > あー?アタシか?アタシはもうちょっと遊んでくが。(何言ってやがるか決まってんだろ馬鹿みたいなもう決定事項宣告するような顔。) ま、なんだな。 ぶっちゃけ、手前ぇら邪魔なんだよな。探しても出てこねーしあんまり役たたねーし。 手間賃代わりに換金できそうなブツはくれてやるから、とっととアタシの前から消えて失せろってこった。(そして笑顔で最後通牒。) ―――あん? 別にでかくなんざ無えけどよ。 つうか手前ぇこそ他人のコト気にしてる余裕があったら手前ぇの足元なんとかしろよ。とりあえずそこの教育がなってねえ馬鹿。(蜥蜴横目に見遣り、吐き棄てるように。 …妙だな、人間どもだったらどんだけオイタしても可愛げで済むんだが。なんでコイツだけこんな不愉快なんだ?) ……つうか、コイツホントにマトモな人間か?(疑問に思ったので、訊いてみた。) [Sun 21 May 2006 04:49:46]
◆エディ > ( 緊迫していた空気は雲散霧消。 どうやら、勝負は流れたらしい。 ――… 安堵というより気が抜けて、はーっと長く息を吐いた。 ) 手下っつか、恩返しー…? うや、素顔はお互い晒せる時にって事で…! ( 実は、当人はどの辺りが褒め言葉になったのか分からなかった。 くねくねする蜥蜴は、害が無いと分かれば可愛い。きっと可愛い。でも飛び掛ってこられたら泣いて逃げる。 ) わ、背丈とかあんまり変わんないのに、結構筋が! はー…鍛えると変わるんだねって 、わわっ ( 何か妙な方向で素直に感心する始末。 飛んでくるファーコートは見事な石榴の色。 わたたっと飛び退いて、呼びつける神の元に寄ってみたらば。 何ぞ色々出されるブツ。 ぽかんとしたツラ、もとい雰囲気で。 ) うおうっ? うあ、肝臓のって何、何!? ――― ふぇぅ? ヴェイトス? あー…えっと。 そっちはどうすんのさ? ( 出されたものと、言われた事。むむ、と眉寄せて思案する。 此処から街に戻って、換金。それで結構な手間になる。 今月中に戻ってくるのは難しかろう。 ―― その辺りをぐるりと考えて、神の顔をひょいと見る。 ) [Sun 21 May 2006 04:45:44]
◆艶子 > あぁ、右腕が良いのか。判った。 ( 個人的には部下とは言ったが、右腕ぐらいに思ってたりはする。まだまだ扱いきれぬ部分が多いが、それは自分が前に進まないとなんともならないだろう。 ) …………い、いいよっ。服なんて貸してくれなくったって!見ろ、私の鍛え上げられた肉体を!どうだ美しいだ――― わっ。 ( 手を合わせるエディにそんなこと言ってたらコートが飛んできた。もぞもぞとコートから顔を出すと拗ねたような表情をMJに向ける。 ) 勝手に服届けに行ったのは…… い、色々理由があったんだよ!こんなに手間取ると思ってなかったしさっ! ( 正確には一人遊びが原因なのだが。幾ら右腕でもアレは見せられない。 ) …………… 懐の大きい奴だな。 ( 私だったらどんな理由があるにせよ、歯を一本折られて黙ってはいられないだろう。 大物なのかも、と思った。 ) 悪いな神様。へし折った歯はまあ、服と干し肉の分で何とか堪えてくれ。 [Sun 21 May 2006 04:33:04]
◆MJ > 部下じゃなくて 『 み・ぎ・う・で 』 ソコは間違えてないでネ? 覆面君は此のちみっこい子の手下なのネ―――。 オレサマは、覆面君の素顔のが興味あるんだけどさァ。 ( 「てひひッ」 とエディに誉められれば身をくねらせて照れる。 右腕は餓鬼なりの 「拘り」の部分。) ( そして白のファーコートを脱げば、ようやっと、気を効かせた覆面さん謝られてる傭兵に向けてコートをぶん投げよう。 ) いい加減みっともないんで、コートでも着ててよねェ。 ( 明らかに順番が違う、普通ならコートを掛けてから殴りに行くモノだが。 ぶっきらに言葉を放つ、多分傭兵の思惑は当たっているだろう。 ) 艶子、オレサマはぜぇンゼン愛されてる実感がアリマセン。 勝手に服届けに行って脱がされてるし……。 ( 未だ怒ってる餓鬼。 「 へぇーい 」と生返事を一つ。 ) 違う、違う違うよ―――。 そうじゃなくて 「 身体に触られたら負け 」のルールを変えれば良かったのサ。 そうしたら殴り合ったよォ。 ( 詐欺の論法である。 神様に頸を振りながら。 ) ソレに同じだなんてとんでも無い「金的」打てば君の勝ちだったヨ。 やる以上は命張るよ。 ( 興味ないと言われれば踵を返し傭兵の元へと。 ) [Sun 21 May 2006 04:26:24]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > 手前ぇと猫に、アレだ。 新しい指令を下す。 (懐ごそごそ漁って、瓶詰めやらなんやら、出す。) えーっと、コレがまず此間の骨滑車の破片な、んでコッチがゾンビワームの灰。 で、コレが馬鹿双子の肝臓のきれっぱし……―――コレをな、今すぐヴェイトス帰ってどうにかこうにか換金してこい。 もう帰還したヤツとか居たハズだからな。そういうの探せばなんとかなるだろう。 (要するに、二人そろってとっとと街に帰れ、と。そう云っている。) [Sun 21 May 2006 04:21:18]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > ―――――。 ああーぁ、良いや。 萎えた。 辞め辞め。(ふんぞり返る男のツラ見上げ、がっくりと両肩を落とす。握り締めた拳を解き、肩をごきごきと鳴らして) 手前ぇ、最初に「自分は手を出しません」と思わせるルールを突きつけておいて、それをダシにして不意打ち入れたろ。で、満足したらどうでも良くなったな? つまり手前ぇはただ単に何か気に喰わねえコトがあってアタシを蹴りたかったっていうただそんだけだ。 そんなヤツ相手にマトモな殴り合いなんざできねえしやりたかねえし、もう飽きたからアタシの方こそどうでもいい。 そうじゃなかったら手前ぇ云ってるコトとやってるコトばらばらだしな。自分はこういうキャラですからーって免罪符にして好き勝手やってるヤツによく似てらあ。(首をがきごきと鳴らし、肩を竦めて欠伸を一つ。アタシ?アタシはいいんだよ、神だから。) あのパプテストに似てるよなあ、お前。 ―――まあいいや、で、おい貧乏人。(だから貧乏人とか呼ぶのやめてやれと。) [Sun 21 May 2006 04:18:10]
◆エディ > うあ…っ! ( 傭兵少女の背後から見たのは、赤い髪がそれこそ火の車みたいに勢い良く転がってく姿で、目を剥いた。覆面の中の事ではあるけれど。 それでも設定される、ルール。 律儀というか。…ちょっと違うか。 真剣な遊びに口出しするのは、野暮って事かと。 たは。息の漏れるような、苦笑い。 ) うわあ、その理屈ありなんだ…! それで実はオンナノコって言われてたら、心臓止まるくらい驚いたな…! や、素顔は後ほどるある意味、すっげえー見てぇー。 ( ライカニアは知っている。レプチリアンも知っている。見たことはあんまりないけれど。 でも、そのどれとも違うってか、あんなイキモノは見たことが、そもそもない。 そんな姿なのに、妙に可愛げのある仕草に、少し毒気を抜かれたってのもあるんだろう。 はふー。吐息。 ) …あ、やっぱホンモノなんだ。良く出来た着ぐるみとか、是非とも希望してみたかったけど! ( 世界って広い。 …しかし、部下だと彼女が言った。 覆面の下、目を白黒。 ) なんつーか…難儀だなぁ。 取り合えず、悪いとは言うけどゴメン。貸せる服はない…! ( 火のついた神を止める気も力も真っ向勝負で無い覆面姿は、ゴメンと、彼女の後ろで手を合わせた。 南無ポーズじゃない。 ) [Sun 21 May 2006 04:11:50]
◆艶子 > 彼は私の部下だ。そして、あれは被りものじゃなくて本物だぞ。 ( 私の後ろに隠れる女に対してそう言った。部下以上の何かがあると私は思っているけど。そして部下からすれば、私が服を剥ぎ取られて涙ぐんでる様なんて見たくなかったに違いない。それが彼が怒っている理由だと思う。 そしてその怒りは、それをやった相手に向けられたのだろう。 ……恐らくは。 彼の怒りは彼のものだ。その矛先を何に向けるか、彼に自由がある。 だが……。 ) 私の察しの悪さは今に始まった事じゃないだろう。それにこれでも少しはお前の意思を汲もうって思ってるんだぞ。 ( それが自分に対しての思いだったなんて気付くのが遅すぎた。ここで間に入って止める術などありはしない、既に一発やってしまったのだから。。恨みも何も無い私を幾ら殴ったところで神様の気分は静まらない。 ) お前こそ、もう少し素直になれよ。 ―――ああ、ダンテとの戦いに支障が無い程度にナ。 ( やりすぎたど思ったときに身体を張って止めよう。 ) [Sun 21 May 2006 03:57:50]
◆MJ > 艶子の言葉は何時も遅いから…大っ嫌い。 ( 餓鬼の本音。 本当に情けないと思うなら横合いから餓鬼を蹴りでもぶっ放して止めて欲しいのに。 「だから嫌いだ」 そんな胸の内。 ) えーっと、素顔は可愛いオトコノコ也。 ( 「 えへ 」 と倒れ込みながら覆面のエディへと両頬に指を添え微笑もう。 奇襲、不意打ち、騙し討ちは上等。 よいこっせっと立ち上がる。 ) で―――勝ったらなんだっけ? ( 脚には確かな感触があった。 吹っ飛んだ先を見れば、起き上がる赤い少女。 ) えっ? 何―――言ったジャン。 ルールはオレサマの言った通り。 『 触れたら君の勝ち 』 ただアンマリにも弱そうなんでハンデ上げただけ。 ( さも当然と顔でふんぞり返る。 ) ―――アァ、オレサマの” 負け ”だよ勝負は。 靴底が触ったじゃん君の顔にさァ。 で、何? ( 弓剃りに振りかぶる拳。 間近に立つ餓鬼は、隙だらけだ。 「勝負」は餓鬼の言う方式で決着は付いた。 ) まーだ、ヤリタイ無いって云うなら―――全然構わないけどもォ。 ネェ、艶子ォ。 もうちょっと殴り合っていーい? ( 最後、横を向いて。 傭兵に問い掛けよう。 神様の答えには 「 YES 」 と答えた。 既に第二ランドは開始されている事になるだろう。 ) [Sun 21 May 2006 03:51:30]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > が――――ッ (ルールの説明を終えぬまま、放たれた蹴りは正面から直撃する。ああ避けれんわ、そう思えば避けようともせずまともに喰らって廊下をごろごろと道化師の乗る球のごとく跳ねて転がりどこまでも、やがて回転が収まれば眩む頭を抑えながら立ち上がり、) ―――ルール説明は以上。(それでもルールは説明する。) …さて一つ尋ねるが、手前ぇがまず「ルール」を設定した。それはルール無用の殺し合いじゃあなくって、ルールのある殴り合いをやろうっていう意思表示だとアタシは受け取った。だからアタシはきちんとルールを設定した。何故なら手前ぇは手前ぇの気が済んじまえば後はすっ惚けそうなツラぁしてやがるからだ。 ――――で? 手前ぇは今の蹴り一発で満足したのか? アタシはまだまだ、全然満足して無えぞ? アタシの設定したルールで良いのか?悪いのか? それをまず云えよ。 続きはそれからだろう? (悪いが傭兵も貧乏人も相手をしている余裕は無え。真直ぐに蜥蜴野郎の面だけ睨みつけ、ベッと奥歯吐き棄てると蜥蜴野郎に向かって、吼えた。 蜥蜴野郎が追撃して来ようとも手前ぇの蹴りで転がった距離分説明の余裕はあるだろう?) おら、答えろ混り物! 手前ぇの今の蹴りはノーカウントにしといてやるからよ、ルールが要るのか?要らねえのか? 手前ぇの吐いた台詞と食い違わねえ返答が是非欲しいね! ムシャクシャしてて細かいコトはどうでもいいとか頭の悪い理屈は要らねえぞ!?(向かって来るなら今度は素直に喰らってやる積もりはない。向かって来ないならこちらから出向いてやる。ずかずかと怒りに任せ石畳を踏み荒らしながら振り上げた拳を弓引くように引き絞り――。) [Sun 21 May 2006 03:35:01]
◆エディ > 落ち着けって方が無理無茶無謀な気が…ッ て、貧乏人って呼ぶなァァァッ! ( うがー!相変わらず否定出来る懐具合じゃないのが、非常に物悲しい。 …そうこうしている間にも、喧嘩の部隊は整ってしまっているらしい。 覆面の下で顔引きつらせながら、じりり 距離を開けながらに。 ) …うわわ。 あ、うい。こっちの神に引っ張られたとも言う。 …趣味で被ってる訳じゃないけどってか、むしろそっちのソレも被り物とかってオチは駄目か、駄目かな…! ( ひらりと振られた手は、直後に拘束をぶっちぎって、駆け出していた訳だ。 目を丸くしてその動きの残像がまだ残る視線を、黒髪の少女へと。 ) …手ぇ出されたら死ぬる。確実に死ぬ死ぬ。死にたくないから忠告には従うね! ( じりり。 そうやって下がる途中で、MJと名乗った――… …とかげ?に注ぐ彼女の視線に気づいて。 小柄な彼女の後ろに隠れるという、非常に情けない状態を保ちながら ) …えーと。…あんたらは、その、仲間ー…か、何か? ( ぽつりと零れた響きが、複雑な色合いを帯びて聞こえたからか。そんなことを聞いたのは。 ) [Sun 21 May 2006 03:23:25]
◆艶子 > そうかなぁ。20匹ぐらいなら行けそうな気がするんだけど…。 ( 傭兵の頭の中では華麗に敵を切り伏せる自分の勇姿が展開されていた。中々ハイテンションな子だなあ、なんて思いつつも視線はMJに固定されたまま。 ) お前には手は出さないだろうから安心していいと思うよ。ただ、少し下がってた方がいいかもね。 ( この言葉もエディに。 ) MJ、お前……。 ( 傭兵の瞳が少しだけ驚いたように丸くなる。拒絶の言葉に対してではない。 ……… なんでコイツはこんなに不器用なんだろう。私より不器用かもしれない。 ) MJ、お前がそこまでしたら私が余計に情けないじゃないか。 ( 彼の蹴りが放たれた時にぽつりと傭兵はそんな事を零した。 ) [Sun 21 May 2006 03:14:09]
◆MJ > 『 ―――まずルールの確認だ。 』 ( 餓鬼は初めの言葉も終わらぬウチに、後ろ手の拘束を解けば全力で大地を蹴る。 ) 『 アタシが手前ぇに触れたらアタシの勝ち…… 』 ( 未だ何か喋っている 「 惜っしいなぁ 」 と頭の何処かで思った。 遊びとか余興は餓鬼も大好きだ、だから先刻の傭兵の言葉には酷く腹を立てた。 マァそれも怒った理由ではナイ、きっとまた解って貰えないのだろう。 ) 細かい事良いからさァ―――ハヂメって事でッ!! ( 既に防御に何も無い、前に歩み出す神サマの顔面に 試合開始前ドロップキックをぶっ放す。 何で熱くなってるか? そりゃあ考えて下さい。 餓鬼には目の前のヤツを蹴り飛ばす理由は十二分にあった。 ソレだけで。 ) [Sun 21 May 2006 03:06:11]
◆MJ > ――― や 。 ( 傭兵に付き従うと決めた夜から初めて 「 拒絶 」 の言葉を口にした。 下着姿、そして傭兵の泣き顔を見ると、ツーンと顔背け。 ) タダの戦闘馬鹿とか艶子が思ってるなら尚の事、イヤ。 解らないならイイ、今はメイドさんの事とかも興味ナイし。 ( 何が気に入らないのか餓鬼は拗ねた風な口を利く。 どうにも、捻くれた性格。 さて、何故怒ってるのでしょうか? 序でに補足すると、返り血は以前傭兵と共に戦った巨人のモノ。 お洗濯してないだけのようです。 ) オレサマはMJ。 何か単身乗り込んで来た子だね、一つヨロシクゥ……かぶり物好きなのカナ? ( 逆に驚いて貰えるのが新鮮な此の気持ち、後ろ手をヒラーヒラと。 ) [Sun 21 May 2006 03:05:26]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > 20体も居やがった癖して、雨が降ったら逃げたらしいぜ? さすが軍隊ってトコだが―― まあ、とりあえず落ち着け貧乏人。(アダ名が貧乏人とか、大概だが。降り立った蜥蜴の挑発に目を細め、それを視線で追ったまま) ハハハ、なかなか愉快な台詞を吐きやがる。 なんだよなんだよ、手前ぇも欲求不満のクチか?それとも嫉妬かなんかか?まあ何でもいい、どうせ暇してたところだ、手前ぇの安い喧嘩、買ってやるよ。高く付くぜ?(は、と鼻を鳴らしながら、まず髪をひと房、己の右手首にきつく結えつけ) ―――まずルールの確認だ。 アタシが手前ぇに触れたらアタシの勝ち、だったな。 オーケー、それじゃあアタシが勝ったら手前ぇを気が済むまで殴らせろ。 その代わり、手前ぇが勝ったら手前ぇの云うコト何でも聞いてやる。 ―――次に、アタシの髪はこれでなかなかよく伸びてな。 だがコレを使ったらどれだけ実力差があろうが触れるくらい簡単に済んじまう。だから、髪は使わないでおいてやる。 ハンデだぜ、嬉しいだろう? (動かない右腕、髪で無理やりに上下、ぱたりぱたりと動かして。ふむん。) ――さて、ルールの説明は以上だ、文句はあるか? 無えなら始めるぜ?(答えを聞く前にゆっくりと歩み寄り―― 触れるなんてケチ臭えコトは云わねえ。全力を以って殴り倒してやる。絶対に、だ。) [Sun 21 May 2006 02:55:13]
◆エディ > にじゅ…っ!? いや無理!そんなんでたら逃げるかにら逃げてもきっと死ぬからー!? ( べっしゃり石畳の上に放り落とされた覆面姿が、それはもうガックブル。 それが★1集団であったとしても、20匹相手って普通に無理なまだまだパンピー。 ごっしゃりと突っ伏しながらも。 ) 相手はこないだ探してドエライモノ見つけたよな…!てか、そういう荒事担当は猫に!て、またいねぇしアイツー!! ( 駆け出した時からはぐれっぱなしの猫に、内心で中指びっしー。 …内心で。実際は、伏せた身体を跳ね上がらせて、天井から降りてきた――落ちて、きた?ソレに視線を釘付けにして。 やっほー、とか言われたものだから、びっくー! それはもう顕著に一歩飛びのいた。 ) うわ、うわわ、喋ってるしゃべしゃべって、知り合いー!? ( ぱんつ一丁で剣構えてるのは、この場に一人しかいない。そんな見分け方もいやなはなし。 黒髪の少女と、天井から降りてきたソレを交互に見やりながら、最早誰が敵で味方やら。 …翻ったファーを染め上げた石榴の色。 きっと、気づかない方がまだ幸せ。 ) [Sun 21 May 2006 02:47:03]
◆艶子 > いいぞベイベー、ってヤツだな。 ( 複数の敵と戦った事はまだ無い。経験してみたかったのは私も同じだ。 きっと一対一とは違ったテクニックが必要になるのだろう。 ) ……止めておいてやりなよ神様、可哀相だよ。 ( 流石に本気で殴ろうとは多分考えていないとは思うが、口ぶりはちょっと本気なんじゃないかと思ってしまった。覆面をしているので歳は判らないが、声は若い。そう感じた。 っていうかこの覆面にも私の秘密がバレてしまったのだろうか。……何だかかみさまにGOサインを出したくなった! ) どちらかっていうと私のお客さんかもしれんが。 何でって………… ( ちらりと神様を見る。さっきまで自分が着ていた服を彼女が着ている。で、私は下半身丸出し。 ) ……聞くな。 ( 降りてきたMJを見遣る。服を届けに来たのだがこの有様、言い訳は出来ない。 ) 止さないかMJ。お祭り騒ぎなら後ででっかいのが控えているだろう。 ( それまで我慢できないっていうんだろうから、不死者共の返り血を浴びているのだろうが。 ) [Sun 21 May 2006 02:31:29]
◆MJ > ( 両腕を後ろに回し。 ) ―――じゃ、両手使わない事でどォ? オレサマの身体に触れたら君の勝ちで良いヨォ ( また視線が彷徨う、何かを探すように ) あっココに居たのね見えなかったナァ。 ( ここまでの無防備と挑発。 「ギャハハ」 と馬鹿嗤いを上げて。 ) [Sun 21 May 2006 02:25:54]
◆MJ > ( 緋色より明るい、ショッキングピンクの髪色。 ) こんばんわァ―――艶子は何でパンツ一丁で剣構えてるワケ? 貧相な身体見せちゃって、マァ。 ( 天井より手を離せば、重力に従い落下する身体。 受け身も何もない、四肢を使い石畳へと乱暴に降り立つ。 死人の返り血で柘榴色に染まったファーコートがふわりと舞った。 「何してるのサ?」 と視線だけが傭兵に問い掛ける。 怒りと言うか胡乱な目つきで。 ) 喧嘩だって言うから血が騒いじゃってネェ。 お上品な戦いにはいい加減………。 ( 何故か震えてる覆面姿に 「やっほー」と平坦な声を上げて、ソレでも何かを探すように辺りを見渡す。 視線が二、三巡した頃、漸く紅の神へと気付いたのか視線を下げ。 ) ごっめんデカイ態度の割にはちみっこかったんで、見せなかったヨ。 寝なくて良いのかなボクゥ? ( 「てっひひ」 と出逢った「かみさま」と「おれさま」 無防備に前に出る。 ) 殴り合いにしてもさ。オレサマ、有利過ぎてぜぇんぜん闘志に火が付かないからさァ――――。 [Sun 21 May 2006 02:25:03]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > ……まあ、なんだ。 強く生きろ。明日はきっと手前ぇの為に昇ってくれるさ。(よしよしとか背中ぽんぽん叩いて撫でた。髪が。そしてそれ以上の慰めの言葉は神を持ってしても不可能でありました。頑張れ傭兵。多分慣れの問題だ。) ……いや此間20匹くらいの集団で出たらしいぜ?アンデッド軍団。 口惜しいコトにアタシは居合わせらんなかたんだけどさ。 ―――えぇー?なんだよ手前ぇアタシの手下なら手下らしくアタシが暇で困ってるんだから殴り合いの相手探してくるか手前ぇがなるかくらいの機転利かせろよなー。 (ぎゃあぎゃあと喚き叫ぶ(そりゃそうだ)貧乏人ぽいス放り棄てるとやれやれと溜息ついて腰に手をあて、ふい、っと上を見上げて) ――――はっはっはァ、お客さんだな。 今度こそホンモノか? 今度こそアタシが愉しんでもいい相手か? 其れなら心から歓迎するがなあ、客人よ。 何か用か、蜥蜴野郎?(降りて来いよ、なんて指でくいくい挑発的に招きながら、いつでも殴れるように髪がうねりと躍り狂った。) [Sun 21 May 2006 02:17:04]
◆エディ > ( いっそ漢らしい宣言は、覆面姿にも聞こえました。 見えない所でちょっと目頭が熱くなりましたよ。 でも、主にそれどころじゃない…! ) やっ、生きてるから生きてるから訓練されたアンデッドって何その不死軍隊ィィッ!? いや、いてもおかしくないけどさ、此処!でも違う違う違うってぇのォォォッッ!? ( それはもう、嬉々とした笑顔で神が走ってくるものだから、硬直。 直撃コースでこそ無かったけれど、びりっびりと石畳も空気も震わす一撃に、チキンなスキン発生。 やる気だ、やる気だ絶対やおる気だな其処の神ィィィ! ) つーか、あんたと殴り合いやったら二秒で沈むから! 弱いもの苛めイクナイー!! ( 襟首引っつかまれて、爪先がじたばたともがく。抵抗は必死に、むしろ口。 泣き言交じりに懇願し始めた辺りで―― 上方から響いた声に、先刻とは別の意味でびくっとして、反射的に上向いた。 ) うのぁぅわわわわーっ!? ( …不死者とは違うかもしれない。けど、天井に張り付いていたのは、見たことも無い、イキモノ。 人語を喋るソレに、口がぱくぱく。 ) [Sun 21 May 2006 02:04:26]
◆艶子 > …………。 ( ぐすっ。 泣いた、傭兵も泣いた。反論出来ずに泣いた。 帰ったら頑張って勉強しようとか思ったけど、自分に足りないのは知識じゃなくて知恵だ。どうやったら身に付くんだろう。 ) 私の母上は豊満な体つきだったらしいから、絶対にけしからん身体に慣れると私は信じてる。 ( そんなセルフプレイに目覚めてしまったら唯でさえ変態的な性嗜好がもっと危ない方向に行ってしまう。 ) そんなアンデッド居るんだな……。 って、うおぅ。 ( 攻撃方法にも驚いたが、石畳にヒビを走らせるその威力にも驚きだ。 話から察するにこの人がかみさまの連れらしい。……止めないと何やら仲間を殴りつけそうな雰囲気だが。 …ふと、聞こえてきた声に視線を上げた。 ) …………… お前。 ( 降り注ぐ声は冗談を孕んでいない、そんな気がした。 ) [Sun 21 May 2006 02:02:09]
◆UNKNOWN > ―――ヨォ。 ( 石造りの高い天井 ) ホントさ、尽くし甲斐のナイって言うかサ。 罪な王様って言うか――――言葉も無いねオレサマ。 ( 赤く長い舌、身の丈ほどもあろうか爬虫類の鱗に覆われた尻尾、声の主は天井を這う人影。 ) 喧嘩? なら混ぜて欲しいネ。是非ともにサァ。 [Sun 21 May 2006 01:56:50]
お知らせ > UNKNOWNさんが来ました。 『 ひあーかむずあにゅーちゃれんじゃー。 』 [Sun 21 May 2006 01:56:05]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > ……手前ぇさあ、自分で言ってて悲しくならねえか、ちょっと。それ。(ほんのりと目頭が熱くなりましたよ。目元押さえつつとりあえず宥めた。神にも慈悲はある。) いや人間全部は馬鹿じゃないけど少なくとも手前ぇは馬鹿だよな。(知力2に云われたらおしまいだよな。) ―――まあ、夢を見るのは人間の特権だからな。なんだ、頑張れ。(ぽすぽすと肩を叩いて視線を逸らす。厚手のタイツとかちょっと失敗だったかもしれない。 挟まる? よしそれを快楽に変換するんだレッツセルフプレイでゴー。) おう、逃げたぞ。こいつは訓練されたアンデッドだな! よし決まった、100発は殴る!(嬉々とした表情で躍りかかると神/髪の拳を振り上ーげーてー) せいッやーーーーーあ!(そのまま覆面の真横にどずーーーん石畳がひび割れるほどに!) …ああん?なんだ、生きてんじゃねえか手前ぇヌカ喜びさせやがって、いやもう生きててもいいや、とりあえず殴りあいやろうぜ?な?ん?(ぐいー襟首掴み上げると満面の笑顔で問いかけながら髪が両側でぶおーんぶおーん素振りを始める。もちろんこの時点で相手が誰だとかとっくに気付いてるけど気付いてないフリで殴りかかったりとかしてみたい!) [Sun 21 May 2006 01:52:23]
◆艶子 > にッ、人間が馬鹿なんじゃない!私が個人的に馬鹿なだけだァ! …あいや、違う、その。 人間も私も馬鹿じゃないぞ! ……う、うるさいな!今発展途上なんだよ! ( あと一年もすれば女らしい丸みが!でも筋肉付けすぎで丸みは出てこないかもしれない。 上に鎧を着込むので肌を傷つけないようにタイツは厚手だ、確かに蒸れる。 逆にこう、自分の方は薄手の肌着の上に鎧とか挟まって痛いんですけど…! ) 安心しろ、かみさま!不死者だったら逃げろって行っても向かってくるに決まって―――…………… んん? ( 駆け出した神の後を追うように走ったが、柱から出てきたのはアンデッドでは無い。いや、めちゃくちゃ怪しいが下半身褌の私よりは多分怪しくない。ので、格好については突っ込まなかった突っ込めなかった。 ) ……誰だお前。 ( まじまじとその顔を見る。 ) [Sun 21 May 2006 01:41:52]
◆物陰 > ( 大地母神宣言とか発情とか、何か色々抜粋すると、それこそ不死とかの対極なワードが発生しそうで、覆面の中で、頭がぐーるぐる。 これが、言葉責めって、やつなのか な? ) ( …きっと、そんな阿呆なことを考えていた所為なんだろう。 足音殺し、物音殺しは、ちょっと逃げ足が速い以上の戦闘力の無い自分にとっては、至上命題だった筈なのに、カンテラと柱をぶつけるなんて、スットコドッコイやらかしたのは…! 静寂――… は無かったとはいえ、他に音源の乏しい世界。予想以上に響いた音、びっくり硬直した直後のこと。 ) やっ、待 っ 、ちょ、タンマ――ッ!! 違ッ、生きてる!生きてるゥゥゥッ!! ( 半泣き声でカンテラごとホールドアップしながら、柱の陰から飛び出した。 でも、その直後響いたケツバットの響きに、その侭転進退却したくなったのは、仕方ないと思う…! 脚ががくがくするぜチクショウ。 ) ( そんなわけで。橙掛かったカンテラの灯りに照らされるのは、妙に厚着+覆面という、不死者でこそ無いけれど、怪しいと言われたら泣いて逃げるしかない風体だった。 ) [Sun 21 May 2006 01:37:37]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > ははははははは馬鹿め、この愉快すぎる馬鹿め!しかしその馬鹿な部分が大好きだぞ人間【Human】ァァァァァン!(両手広げて見下ろしちっくに全身全霊をもってして嘲笑った!) つーか人の体型どうこう言える体型でも無えだろ手前ぇ。 大丈夫だ大してかわんねーかわんねー。 (ひらひらと手を振って、タイツの四肢を捲り上げる。暑い。蒸れる。よく着てたなコイツこんなの。体臭マニアのヘンタイにでも売るつもりだったのか?とか内心でいろいろ思うところはあったが口に出すとまたなんか煩そうだったので放っておこう。) …うむ、出やがったな。 ゲームの時間だ。 ――――ははははは、其処を動くなァァ!(ぐるんぐるん腕を振り全力でダッシュだ!さあ逃げろ逃げろ逃げないとケツバットの刑ですよ!(やめてやれ。) [Sun 21 May 2006 01:34:09]
◆艶子 > うぐあぁぁあ―――ッ! 言うなッ 言うなッ それ以上言うなアァァァ―― ッ! ( アレックス、お前の服で欲情した弱みを握られて私の服取られちゃったヨー。なんて言ったら、私は十字架に貼り付けられて火刑だ。間違いない。賭けてもいい。 ) っていうか幼児体型のお前で裾が足りないとなると私なんて丸出し所の話じゃないぞ。二重丸出しだぞこれは。 ( もぞもぞと腰布の位置をずらして何とか褌を隠そうとする。が、激しい動きをすると捲れてしまいそうだ。 ) そのアレなヤツには私は入ってないよね? まあ、大丈夫だろう。何ていっても私が協力してるんだからな。私がこの作戦の参加に名乗りをあげた時点でダンテの運命は決まったも同然――……… ( そこで聞こえてきた何かと何かがぶつかる音。咄嗟に刀を手にとって腰に構えた。 ) 不死者だな。行くか。 [Sun 21 May 2006 01:21:31]
◆物陰 > ( 距離的には数メートル離れた所。見覚えのある焔みたいな赤髪の神と、もう一人は見知らぬ少女。 話し声を下手げに邪魔したら怒られるかなー とか思って顔出すタイミングを逃していたら、何か物凄い勢いで不吉な言葉が聞こえて、物陰でびくーっ! こっそり覗き見してるのは、覆面姿。 怪しい事この上無いけれど、取り合えず不死者の気配はしていない筈。 …生きてるし。まだ。何とか。 ) ( …取り合えず、神が服をげちゅった所で、まるで通り魔にでもあってしまったかのごとき少女には、あーめんなり南無なり捧げたい無神論。心が篭ってないにも程がありますか、だめですか。 物陰からこーっそりと顔を出した所で、手にしていたランタンが、柱とぶつかって、カツーン そんな音が、響いた。 ぎく。 ) [Sun 21 May 2006 01:16:47]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > はははは馬鹿め、バレ無えとでも思ったか! 他の凡人ならいざ知らず、アタシは大地母神、いわば繁殖の神だぞ?気付かん訳が無えだろう。 ――ほっほう、言いつけると。誰にだ? あのパプテストにか? そうかそうか、あのパプテストは服の残り香で発情するようなムッツリ女にも寛容か。(ぴっちり全身黒タイツで包むとにやにやと笑いながらざっくざっく言葉で追い詰める追い詰める追い詰めるゥゥ。) ――まあ、頑張ってるヤツも一部にゃ居るけどよ。大半がアレなヤツばっかだぞ。大丈夫なのかこの砦。(小指で耳穴かっぽじりながら、やる気なさげに返事した。) ……あー、まあ探してんだけどさ。出てこねえんだよ困ったことに。 [Sun 21 May 2006 01:13:51]
◆艶子 > ( 服を剥がれた後はサラシと褌姿の少女が床に崩れ落ちていました。めそめそと泣く様子はまるで乱暴された後のようです。 ) く、くそっ…… 言いつけてやる、言いつけてやるからな! ( 誰に言いつけよう。私の話を真面目に聞いてくれる優しい人。 ……何故かヴァリスの顔が浮かびました。 ) みっ、皆頑張ってるんだからそんなこと言っちゃ駄目だ!まあ、確かにその空気はちょっとピリピリしてるかもしれないが…。 ( 投げつけられたチュニック。しかしそれに対して傭兵は怒りを露にすることは出来ない。何故ならアレックスの服をナニに使ったのかバレてるみたいだから。 ……一体何処でバレたんだろう。匂いだろうか…ッ! ) お前、誰かと一緒に来たのか。 ……っていうか、逸れたのか?こんな場所で命取りな… すぐに探し出さないといけないんじゃないか、それって。 [Sun 21 May 2006 01:08:20]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > ……しっかし、マジで猫と貧乏人どこだかなあ。 アイツらさえちゃんとしてりゃあアタシがこんなに苦労する必要は無かったんだからよ。 …コリャ見つかったら本当、マジで百叩きだな。(服を着ながら不穏な台詞ヴォソリヴォソリ。。) [Sun 21 May 2006 01:03:07]
◆物陰 > ( 得体の知れない代物がどっさり詰まった箱のあった部屋から、全力ダッシュで逃げた後。 ――… 案の定、猫とも再度はぐれましたコンチクショウ。 自分一人では逃げる逃げる生き延びるが大先決な砦の中、足音殺して歩いていたらば、不死者の軋みとは明らかに違う人の声を聞いて、音を手繰って回廊を経て―― ) ( でもって、イイジャナイカシジャナイカアーレーオダイカンサマー な現場をうっかり目撃。 そんな柱の影からの視線が一対。 汗だくだく。 ) [Sun 21 May 2006 01:02:48]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > そりゃあな、いかな神でも肉ある以上喰わねえと死ぬだろが。自然の摂理は曲げらんねえし―― いやあ、あのキャンプなんだかなあ。 妙にカリカリしたのとか空気読まねえヤツとか何もしてねえ癖にへんに偉そうなヤツとかなんか色々ウザったくて近寄りたくならねえし。大体でアタシゃ正式に依頼受けてねえんだし。(受け取った干し肉当然のように口に投げ込みくっちゃらくっちゃら。) いや問題あるだろ問題だらけだろ何その羞恥プレイ!エロとかそういうのがしたいなら街帰ってからやれって話だろ! ―――はっはっは、ほらほら脱げ脱げぇ! っつーかアタシに寄越す服でオイタはいけねえよなあ?使用済みの服は責任もって引き取ってもらおうか、なあ傭兵さんよお?(黒いタイツ状の部分だけひっぺがす…とその上も必然的に脱がすので、まあ下着姿までひん剥いたわけですが。 タイツ状もそもそ着ながらひん剥いた傭兵の顔面目掛けてチュニック、ばしーん。) [Sun 21 May 2006 01:01:33]
お知らせ > 物陰さんが来ました。 『( 家政婦は見たかもしれない。←間違い。 )』 [Sun 21 May 2006 00:59:11]
◆艶子 > 今は殴り合いより飯の方が大事なんだな。 ……キャンプに来れば飯ぐらい出るぞ?ほら。 ( 懐から包みを取り出して差し出す。中身は干し肉だ。 ) ……あ、本当だ。丈が足りないな。 まあお前見た目子供だし全然問題ないんじゃないかな。 ( しかし、最近は幼女でも大問題です。アレックスも特に気にせずに差し出したんだろうな。それとも下半身丸出しなかみさまを見て笑うつもりだったんだろうか。恐ろしい子。 ) ……… な、なんだよ。 ( チュニックの匂いを嗅ぎ出すかみさまに傭兵は一瞬うろたえた。 ) も、文句ならアレックスに言えよ。私は何も……って、え? え?え? ( いきなり服を引っ張られて更にうろたえた!何故か抵抗虚しく身包みはがされていく未来の王。金だけじゃなくて服まで取るなんてしどい! ) こッ、これはスカートじゃなくて腰巻…… ああぁぁ〜……! ( 傭兵の情けない悲鳴が砦内に響きました。 ) [Sun 21 May 2006 00:52:03]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > ああ好きだ、三度のメシより大好きだ!(くわッ。全身全霊を以って即答するね!) …しかし実際問題としちゃあ空腹には勝てん。腹へると倒れて死ぬしな。 ああいや、服か。服は大事だな、いやいや悪かったよ、受けってやるって手前ぇがどうしても着せたいとかいうシュミの持ち主だってんなら考えてやらんでもないが―――あんん?何だコレぁぁ!丈が足りねえじゃねえか、下半身丸出しか?ケツ丸出しで歩けってか?全裸よりよっぽどヤバイんじゃありませんかねパプテスさんよ!(差し出されたチュニック受け取りサイズ確かめてふと気付く罠。計ったなアレェェェェェックス!) …ん?(と、ふと何かに気付いたかのようチュニック引き寄せ、すん、すんと鼻を鳴らす。隅から隅、何かを確かめるかの如く臭いを嗅ぎ取り――) …おま、アレだ。 コレ、チェンジな。 オマエ着てるソレ、黒いタイツっぺれえの。 オマエスカート履いてんだから下半身丸出しでも問題ネエだろさあ寄越せ!(ぐいーぐいー黒い部分(※艶子さん自画像参照)引っ張った!) [Sun 21 May 2006 00:44:07]
◆艶子 > ( どうやらお腹を空かせているらしい。そういえば何か食わせろって言いながら何も食わずにキャンプを離れてたよな。 全裸で。 ) ……血の気の多い奴だな。そんなに殴り合いが好きか。 ( コイツが戦ってる所って見たこと無いけど、強いのだろうかとまじまじ見つめる。 何処からどう見ても全裸の幼女だ。 ) お前なぁ。わざわざこんな所まで服を届けに来た相手に対してそれは無いだろう。今時居ないよ!?こんな優しい若者は! ( 代わりにこのチュニックで色々変態じみた戯れをしてたりしたのだが、それは秘密。 ) ほら、とりあえず着ろ。 ……着せて欲しいとか言うなよ? [Sun 21 May 2006 00:32:56]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > ぜーは、ぜーはー。 …うぬう、食料とかもかっぱらって来るべきだったかな。腹まで減って来やがった。(ぎゅーるぎゅーる鳴る腹を抱えて比較的しょんぼり気味とかになってみる。ああもうそのへんのゾンビ焼いて食おうか。毒状態になるけど空腹度は減るぜ!どこのトルネコ。) むしろあの猫と貧乏人が居ねえのが悪い。見つけたらふんじばってケツバット100発の刑に―――― あん?(と、そこで漸く闖入者に気付いた。) ああん、誰だ? 何だ、アタシと殴り合いに来たのかそいつあ何よりだよし掛かって来い愉しく遊んで …なんだ人間か。 詰まんねえー。帰れ。(手ぇしっしっとか振って追い払った折角服持ってきてくれたのに!) [Sun 21 May 2006 00:27:35]
◆艶子 > ( ランタンの明かりを掲げ、立ち止まる。 ただの殴りつける音なら警戒するところだが、元気に叫ぶ不死者は余り居ない。多分。 聞き覚えのある声だったし、やれやれと肩を落としてそっちに近づいていこう。 ) ……やっと見つけた。 探したよええと……… ( 「―――ミサちゃんなんてどうでしょう?」 頭の中で一花が言った。ううーん。 ) …… かみさま。 服、届けに来たぞ。 アレックスからだ。 [Sun 21 May 2006 00:23:21]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『何やら殴りつけるような音を聞いた。』 [Sun 21 May 2006 00:18:29]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > …くそ、せめて靴くらいかっぱらって来るべきだったか。いやあ、しかし全裸に靴ってどこのエログラビアだっつーのな。西欧風っちゃ西欧風なんだが……あ?いや、なんで全裸に拘泥るか。(腕を組みふと思案。 別に全裸じゃなくていい。服をまず寄越せと云うべきだ。) まあ無えモンは無えんだが。 ……―――ったく、服は無え仲間も居ねえついでに敵も出やしねえ! 何だってんだ畜生、やる気あんのか!(歩き回って五分で飽きたか髪の腕をぶんぶんと振り回すとそのあたりの壁とかを適当に殴る、殴る、殴る。) [Sun 21 May 2006 00:14:19]
◆神@トリデ・ザ・アンデッド > (まあそれはそれでいい。) ―――ッかし、本気で見つかんねえな猫も貧乏人も。 どこほっつき歩いてんだか、仕方ねえヤツラだ。 (ぶつくさとぼやきながら砦を歩くは一柱の神。その身には一糸と纏わず、代わりに自らの髪を伸ばし全身に巻きつけて居る。先日とある事情で服を失って以来、この通りである。) ……この時期にウールのセーターってのもゾっとしねえが。 蒸し暑い上にチクチクすんだよなあ、かといって脱ぐと寒ぃし。冗談じゃねえぞ畜生。(動きづらそうに自らの髪を引き摺りながら、そのへんの小石を蹴りつけた。) …づあッ!?(小指を打った。) [Sun 21 May 2006 00:00:41]
お知らせ > 神@トリデ・ザ・アンデッドさんが入室されました。 『―――本日のメェンイベントは無えらしい。』 [Sat 20 May 2006 23:57:21]
お知らせ > ル・チャさんが帰りました。 『( …拾って帰った。 )』 [Fri 19 May 2006 06:17:46]
◆ル・チャ > ―― オヤスミ。 [Fri 19 May 2006 06:17:07]
お知らせ > 悪意の刃@☆2さんが退室されました。 『それは策略の外の出来事。』 [Fri 19 May 2006 06:16:46]
◆悪意の刃@☆2 > (二度と振るわれることの無いであろう誰かの遺品。朝日は貴女に☆2を残し、それを動かしていた誰かを浄化するのだろう。)(見事に真っ二つに圧し折られた剣だった物。それは何の変哲も無いただの剣へと変わっていて。それを持ち帰るか持ち帰らないかは貴女次第。)(余談だが、イベント外なので自身のボーナスも発生していないと追記しておく。) [Fri 19 May 2006 06:14:39]
◆ル・チャ > ( …きっと 踏みとどまらず、悪罵をせずに置いたら、ケイケンというのを得て、猫は無傷で終わっただろう。 ―― だが、 そういった 計算尽くだけで 動く訳ではないのだ、猫という冒険者は。 ) あ、た、た、た ――。 錆は無さそうだから、 破傷風とか病気は無さそうだけど。 いててて、 … な、情けないけど 他の人達のベースキャンプとかに頭下げにいこっか、なあ…。 ( 痛そうに片目を瞑った。 ) …おやすみ、ソードマン。 ( ヘシ折った 悪魔の剣にそう呟き。 ) あとで、逆十字の骸さんも、葬送してあげるから、一緒に 天に昇って頂戴。 [Fri 19 May 2006 06:10:34]
◆悪意の刃@☆2 > (錆びの浮かぬその切っ先は目標の横脇を掠め其のまま当て逃げの様に逃げ去ろうとする。トップスピードを維持し続けれたのならば其のまま逃げ切れたかもしれないが、斬り付けた際の衝撃から加速は弱まり・・・・・振り下ろされた大剣の一撃に柄の根っこから刀身に掛けてを強打される。)「ギィッッキィ」(振り下ろされた大剣にはしっかりとした感触を与え、硬い音と鈍い音が二つ入り混じるそんな音が響かせる。暫し舞い上がる埃、それが落ち着けば大剣の下に真っ二つに折れ使い物にならなくなった刃だった物が見えるだろう。) [Fri 19 May 2006 06:05:46]
◆ル・チャ > ( 腰の捻りに、 傷口から 血が出てくる。 ) ッ ――。 [Fri 19 May 2006 05:59:16]
◆ル・チャ > は、は ―――! 怒ったかい、 ソードマン? こ、 の ! ( 疾い、 疾 い ――! 突き出してくる 剣。 飛んできているという べきなのか。 それに 対して 斜め前に 踏み込む。 ) ぐ ッ ――― ! ( 左脇腹の側面を、 掠め、 もとい、斬っていく形になる 悪魔の剣 ――。 ) り、 ぃ あ ―――! ( 先程の動きでは、 方向転換や、急停止が得意そうには 見えなかった。 腰の振り返り様、 に ―― ) 君のつけた 傷は 忘れや しないよ ――! ( 斜め上から 円を描くように、 悪魔の剣へと 大剣を振り下ろす ―― ! ) [Fri 19 May 2006 05:58:51]
◆悪意の刃@☆2 > (所詮はこの城砦に縛られた魂。冒険者の言葉に耳を貸すことも無いかと思ったが・・・・・ゆるりと持ち上げられた切っ先は上段でもなければ下段でもない構え、人で言うのならば突きの構えを取る。)(貴女の背後、ぽかりと空いた入り口から日の光がゆっくりと差し込んだ場所目掛け、浮かぶ刃はその姿勢のまま少しずつ加速し貴女の腹目掛けて突進を仕掛けてきて。)(突進までに大剣を取り出すほどの猶予はある、どういった行動を行うかはあなた次第と言った所だろうか?) [Fri 19 May 2006 05:51:07]
◆ル・チャ > ( 出て来れないから ここから 永遠に、 瓦礫ぶん投げてやろうか。 この野郎とか 真剣に考えた。 ) ていうか 何なんだ まったく。 殺す気なら殺す気で来い、中途半端野郎。 ( 悪罵。 ) そんなんだから、 うじうじうじうじうじ こんな所に残ってんだろ。 [Fri 19 May 2006 05:37:27]
◆ル・チャ > おま、ちょっとムカつく。 ( 中指おったてた。 ) ほー。 ほー。 そういう事するか。 ふーん。 ふーん。 ふーん。 [Fri 19 May 2006 05:35:47]
◆悪意の刃@☆2 > (何事も深追いはしないほうが良い。まるでその言葉を告げるように貴女が楔を打ち付けようとした刹那、刃は隙だらけの貴女にカウンターを入れるわけでもなく、スゥッと貴女の大剣ですら届かぬ位置にまで下がって。それは刃の最後の回避行動なのかもしれない。)(これを追うもこの場で退くも貴女次第。退くのならば刃は貴女の居る位置以上には追ってこないだろう。) [Fri 19 May 2006 05:34:34]
◆ル・チャ > すまないけど、 そのまま 大人しくしていておくれよ。 太陽の下に ―― ! ( あの逆十字から取った楔は計六本。 残りの三つを左手に握り閉めて、 動かない刃へと 駆け寄る ――― ! ) ( 真実はわからない。 だが、相手が一時でも動きを 完全に止めたのは事実 … !) り、 あ ―――! ( 握り締めた楔達を 刀身に打ち付けようとした … ! ) [Fri 19 May 2006 05:25:08]
◆悪意の刃@☆2 > (まぁ、実際はこれ以上進むと外に出てしまい日の光を浴びる可能性があるからなのかもしれないのだが、喋れぬ剣が真実を語る事は無い為に真相は分からないのだが。) [Fri 19 May 2006 05:23:24]
◆悪意の刃@☆2 > (遅くも無いが早くも無い移動速度で迫る刃は出入り口付近、細い道に近づくと移動を止める。動かぬ的と化した相手に楔を投げ当てる事はさして難しいことでは無いだろう。)「カンッ!」(3本のうち一本がその刃に当る。それが原因かどうかは分からないが刃はその場から微動だにせず、まるで貴女を見つめているようで。)(逆十字に何者かを貼り付けていたその楔には、呪縛の呪詛でも籠められていたのだろうか?もしかすれば、少しだけ残るその力がこの刃に働いたのかもしれない。) [Fri 19 May 2006 05:21:20]
◆ル・チャ > ( 楔は 先程まで 逆さ十字にあった骸を串刺しにしていた、アレである。 ) [Fri 19 May 2006 05:13:26]
◆ル・チャ > 来た、 来た … !( 出入り口付近、 詰まり 移動ルート、移動空間が狭められる場所 … ) これを 食らって見たら、 どうだ ―― ! ( 振り向き様に …! 刃へと 投げるのは 呪具か、術具か 解らぬが 不思議な文字が彫られた楔【くさび】( 大きな五寸釘を想像 ) … ! それを 三本 … ! 相手へと投げつける! ) 少しでも当たって くれれば! ( 相手に対しての悪影響になるのでは、 …と ! ) [Fri 19 May 2006 05:10:21]
◆悪意の刃@☆2 > (牽制ではない命を奪いに行く軌道は先ほどまで獣人が居た空間を裂き)「ヒュ・・キンッ!」(その切っ先を地面にぶつける。無論、この刃が逃げる獣人を見逃すわけも無く、先ほどと同じ様に擦れる音を鳴らしながら貴女の背を追尾しようとして。)(と言っても貴女よりも移動速度の遅いこの刃、そちらが立ち止まることなく逃げれるのならば然程時間を掛けずにその索敵範囲から逃れる事ができるのだろうが。) [Fri 19 May 2006 05:06:53]
◆ル・チャ > ( 回避、された。 己の後ろへ 回ろうとしている。 詰まり ――― ! ) 【開いた】 ! ( 出入り口への道が。 一気に駆け出す … ! ) お、わ、わ、わ ! ( 首、背中のライン間際を通り過ぎていく、刃。 ) と、 う ――――― ! ( 駆ける、駆ける、駆ける! 大剣から左手を離して、懐に入れながら … ! 出入り口際! ) [Fri 19 May 2006 04:53:38]
◆悪意の刃@☆2 > (まともにぶつかり合えば刀身を真っ二つとまでは行かなくとも、簡単に倒し伏せる事すら可能であろう。しかし、持ち手と言うべきか本体と言うべきか、刃を動かす思考は大剣と簡単にかち合う気は無い様で)「ギッィィッィィ」(切っ先を地面に付けたまま、その突撃を回避して。)(刃自身も方向転換やカウンターの類は不慣れらしいのか、即座に反撃に移る事は無く貴女の真後ろに来るまで動きを止める様子は無く。動きが止まり切っ先が擦れる音が止めば、その場で前宙をするように切っ先を貴女の頭頂目掛けて振り下ろすだろう。)(その場で振り向けたのならば先ほどとは違い、上段から振り下ろされるように迫る刃を視界に捉えれるだろうか?) [Fri 19 May 2006 04:49:03]
◆ル・チャ > ――― っ ! め、面倒な … っ 。 ( 互いに初撃は外れた模様だ。 ) く … 斬れないのは、 厄介 … っ 。 でも、 …! ( 手が無い訳じゃ、無い。 ) …!! ( 相手の剣に、己の大剣を打ち付けんとしながら。 もし撃ちつけ、噛み合わせる事が出来たら、 ―― 壁際へ 押しやってしまおうと … ! ) [Fri 19 May 2006 04:38:37]
◆悪意の刃@☆2 > (それはこの場所に囚われた人の魂が朽ち果てた躯の代わりに己の獲物に乗り移った物の成れの果て。ただ生きていた時の戦う記憶だけが残った「哀れな戦士」)(振り下ろされた貴女の大剣には何の手ごたえも無いだろう。上に振り抜かれた刃は直前で軌道を逸らし、振り抜かれるよりも後ろの位置へと降りる。貴女の刃は浮かぶ剣に持ち手が居たのならばその腕がある場所を掠め、床に突き刺さっているだろうか?)(互いに追撃を行うのが難しい状況、貴女の大剣のリーチよりも外の位置にある刃は其方の攻撃を伺うように現れた時と同じ様な状態で浮いているだろう。) [Fri 19 May 2006 04:33:27]
◆ル・チャ > ( ぶわり、と 床の埃が巻き上がる ―― 剣を握ってる存在が居るなら、埃の流れで 多少は察知出来るだろうか。 ) [Fri 19 May 2006 04:25:54]
◆ル・チャ > 誰かが握ってる、握ってない ――?! ええい、 どっちだ、 この ―― っ !! ( 牽制という言葉は猫には無かった。 下から駆け上がってくる剣に対して ――― ! ) りゃ、 あ ―――! ( ツヴァイハンダーを 振り下ろす ――! 下から上への 力と。 上から下への力。 ) [Fri 19 May 2006 04:24:45]
◆悪意の刃@☆2 > (ヴェイトスには饒舌に喋る剣や本何てのも居るらしいが、少なくともこれはそれらの様に喋る気配は無く。)「シィッッッ・・・・・・・・・」(その切っ先を地面に擦る姿は、まるで亡霊か何かがそれを扱っている様に見えるだろうか?)(空中に浮く刃はそちらとの距離を少しずつ縮め貴女には当るか当らないかの距離、まるで牽制するかのようにその刃を下から上に振り抜くだろう。) [Fri 19 May 2006 04:21:33]
◆ル・チャ > ――― 。 ( ごめんね、と骸に呟いて 骸をそっと床に降ろし。 …それを串刺しにしていた六本の楔を懐に入れる ――。 ) …来る。 ( …どうせ道は其処にしか無い。 ) そこからか ―― っ ( 最初に剣が見えた … じり、じり、とそちらに移動する。 最後にも剣しか見えないだと ―――。 ) な … 。 [Fri 19 May 2006 04:15:02]
◆気配 > (貴女が何かを感じて放っただろうその声の後、音も無くその気配は空気を揺らす。それは普通の人ならば感じれないであろう小さな物だろうが、獣の血が混じる物ならば直感的に感じれるだろうか?)(貴女がその場に居続けるのならば、あなたが辿ってきた道から一本の剣が訪れるだろう。誰の手にも持たれず、それだけが宙に浮いたままで。) [Fri 19 May 2006 04:11:23]
お知らせ > 気配さんが入室されました。 『それは空気を揺らした』 [Fri 19 May 2006 04:03:46]
◆ル・チャ > 誰だ。 ( ピク、ン ――。 ) [Fri 19 May 2006 04:01:56]
◆ル・チャ > …見ていると嫌な気分になる文字だ。 (…不機嫌な顔になった。) 早く抜いて ( 【左手】 ) あげて ( 【右足】 ) 埋葬 ( 【左足】 ) してあげて ( 【胴】 ) 他の処探そう、――。 ( 【頭】 全て抜き、落ちてくる骸を受け止めた。 ) [Fri 19 May 2006 03:56:55]
◆ル・チャ > ( ……掌を伸ばす。(チリ。)) ( ……伸ばす。(チリチリ。)) ( ……その【右手】に突き刺さってる楔を握り。(尾がチリチリする。)) ――――― よい、 しょ ! ( 抜く …。 ) 何だろう この楔【くさび】、変な文字が刻まれてる。 [Fri 19 May 2006 03:50:40]
◆ル・チャ > ( …気づけば何時も仲間探索から脱線している猫が居る。) …骸、だねえ?( …顎に指を添える、なぞる…。夜の瞳に映るのは、逆さ十字に磔られた骸…。) ( ―― しゃなり、と歩き出した猫…。大剣を抜き、下に構えながら…。) 外してあげよっか。 [Fri 19 May 2006 03:45:19]
◆ル・チャ > …趣味悪いねえ いや、あんまり趣味良くても困るけど…。( …ボケても一人、ツッコミしても一人。 ………ふ。) ( …奥には大きな大きな十字架が壁に下げられている…。【逆さ】に。逆十字と云うものだ…。その逆十字に、磔られている…アレは何だろうか。) [Fri 19 May 2006 03:40:25]
◆ル・チャ > あ、危な・・・っ 明らかにアヤスィのが居る…。 ( …心臓がバクバクとした…。猫の瞳は、夜の瞳…。今度は慎重に曲がり角から、その先の奥を見る。) ――――。 (…寧ろ、相手に気づかれたのではないか…と想いはした。) [Fri 19 May 2006 03:29:41]
◆ル・チャ > ( 曲がって、直ぐに、戻った…。) [Fri 19 May 2006 03:26:53]
◆ル・チャ > …いや、しかし待て…もしかして、もしかして… ( …僕の ほうが は ぐ れ て る ?! ) ( …顎を伝い ぽたぽたと落ちる汗…。 ) ま、まさか そんな事ある訳無いニャー。 ( ニャー入ります。 ここの所、必死に顔を背けていた現実が迫ってくる…!) さ、冒険、冒険ニャ。 ( …逃避する…ちょっと足早に曲がり角を曲がろう――。) [Fri 19 May 2006 03:23:05]
◆ル・チャ@死者砦 > …まあ、その内 …エンカウントするかな…。 【かみさま★3があらわれた】とか言って…。 (…尻尾くんねり、…猫は少し飽きっぽい…。ちなみに砦内である…。例えるなら地下一階みたいな部分…。) 彼女らしいっちゃ彼女らしいよねえ…! (…嫌じゃないから、…こうやって探してる訳で。(…よく脱線するけど。)) [Fri 19 May 2006 03:17:47]
◆ル・チャ@死者砦 > …居ない、居ない、居ない、居ない、居ない、カミサマ居ない!(…目下捜索続行中…! 大怪我して、卵?になって、孵化して、裸【ら】でまた砦に行ったなんて、知りませぬ事よ………! ) 何処でガチンコしてるのかなあ、あの人は…! ( …ガチンコ=カミサマの思考式が脳内で確立している。) [Fri 19 May 2006 03:14:57]
お知らせ > ル・チャ@死者砦さんが入室されました。 『( レッツ・イベント外…。 )』 [Fri 19 May 2006 03:12:20]
お知らせ > ル・チャ@死者砦さんが退室されました。 『( 枷を解いたら、霞のように消えられてしまった。 ―― 猫は驚いた。 )』 [Tue 16 May 2006 20:43:53]
◆ル・チャ@死者砦 > ( …パっと見、人間の魔物なんて結構居るけど。猫はそこまで知らないし。) まあ、冗談は置いといて、助けてあげないと――。 ( …すたすた、歩み寄る。 ) 何でこの人、手枷足枷嵌められてるんだろ。 妙に古い作りだけど。 [Tue 16 May 2006 20:38:01]
◆ル・チャ@死者砦 > ( …ヤバ、誰か気絶しとる…?! )( ぱっと見は人間だけども。 ) …殺ってしまった。 ( …痛みを堪える顔で。 *死んでない ) [Tue 16 May 2006 20:33:16]
◆ル・チャ@死者砦 > ( ……静寂。 )(…こそこそ、こそこそ、こそこそ、離れた所から扉の奥を覗き込んだ。) [Tue 16 May 2006 20:29:13]
◆ル・チャ@死者砦 > …生きてる?死んでる? ( …死者砦で、この台詞は、…何だかとても我ながらアレだな、と思った。) [Tue 16 May 2006 20:19:54]
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